JPS6360348B2 - - Google Patents

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JPS6360348B2
JPS6360348B2 JP6122482A JP6122482A JPS6360348B2 JP S6360348 B2 JPS6360348 B2 JP S6360348B2 JP 6122482 A JP6122482 A JP 6122482A JP 6122482 A JP6122482 A JP 6122482A JP S6360348 B2 JPS6360348 B2 JP S6360348B2
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transmitter
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/523Details of pulse systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はソーナー送信装置、特に旋回指向性送
信を行うソーナー送信装置に関する。
複数の送信回路の出力を、負荷である送波器も
しくは送受波器兼用の電気音響変換素子の配列条
件によつて決る位相差に対応させて遅延回路等に
より位相合成し、特定のビーム幅を有する送信音
波として前記電気音響変換素子より出力し、さら
にこの送信音波を送信と同期して特定の走査幅で
電気的に旋回させつつソーナー送信を行う方法は
旋回指向性送信またはRDT(Rotating
Directional Transmission)送信としてよく知
られている。
このRDT送信は、送信出力を特定の送信指向
特性を有する送波ビームとして出力し、かつ送信
と同期して送波ビーム方向を旋回させつつ送信動
作を行うので、送信電力が送波ビームの指向幅に
対応して効果的に利用出来るうえ、狭ビーム送信
のため全方向送信もしくは広ビーム送信等に比し
て受信信号の信号対雑音比、および信号対残響音
比等も大幅に改善出来るという特徴がある。
第1図はRDT送信の動作の原理を示す動作原
理図である。
送受波器1は等円かつ等間隔に配列されたN個
の送受波兼用の電気音響変換素子1−1,1−
2,1−3,1−4,1−5,1−6,1−7,
1−8,1−9,1−10,1−11,1−1
2,1−13,………,1−Nを有し、送信のと
きはこれらの電気音響変換素子が送波器素子とし
て動作する。
点Oはこれら電気音響変換素子の配列中心点、
線分X′−X″およびY′−Y″は配列中心点Oで直交
する水平および垂直軸を示す。RDT送信の場合
は、N個の送波器素子のうち任意の複数の連続配
列個数を選んで、配列条件すなわちX′−X″軸に
対する配列距離差に対応した位相補正を行つて所
望の送信ビームdを形成し、この送信ビームを電
気的に送受波器1の周囲をたとえばR方向に旋回
させる。X′−X″軸に対する配列距離差に対応し
た位相補正を行つて所望の指向幅をもつた送信ビ
ームを形成するため、すなわち送信器の出力を位
相合成するために利用する電気音響変換素子の数
は、送波器素子の配列条件およびソーナーの送信
目的や形成すべき送信ビームの指向幅等に対応し
て任意に設定出来て、第1図では送波器素子とし
て利用する電気音響変換素子1−1から1−12
までの12個を用いている。
これら送波器素子を利用して送信指向性dを形
成するには、上述した如くX′−X″軸とこれら送
波器素子との距離差に対応する位相を遅らせるか
または進ませるかにより補正しなければならな
い。たとえば、位相遅延で補正する場合には送受
波素子1−6および1−7は送波器素子1−1に
対しD1D2の距離差に相当する電気的位相差1
遅延させればよく、これは次の(1)式で示すことが
出来る。
1=kr(1−cosθ1) ……(1) (1)式でkは波長定数2π/λ(λは送信信号の波
長)、rはOPの長さ、θ1は∠P1OD1で送波器素子
1−1の方位角を示す。(1)式は方位角θoの任意の
送波器に対する電気的位相差oについては次の
(2)式で示すことが出来る。
o=kr(1−cosθo) ……(2) (2)式においてoは任意の送波器素子の方位角
である。送波器素子1−6および1−7に対して
送波器素子1−1に印加する送信信号よりも(1)式
で示す1だけ位相の遅れた信号を印加すること
により同位相の送信ビームを放射することとな
り、他の送受波器1−2,1−3,1−4および
1−5に対しても全くこれと同様に(2)式に対応し
た位相を補正し、またY′−Y″軸に対して対称に
配列された送受波器群1−8,1−9,1−1
0,1−11および1−12についても送波器素
子1−12を基準として同様な位相補正を施すこ
とにより送受波器1−1から1−12までを用い
た位相合成を行つて所望の指向幅を有る送信ビー
ムdを形成することが出来る。
RDT送信においては、このようにして任意の
配列範囲にある複数の送受波器素子、第1図の場
合は∠P1OP′すなわち方位角2θ1の範囲に配列し
た送波器素子1−1から1−12までを利用して
位相合成によつて得られた送波ビームdを送信機
内のビーム切換回路によつて送受波器1の左もし
くは右廻りに電気的に旋回させる。この場合、利
用する送波器素子も旋回すべき送信ビーム方位角
の旋回ステツプと対応して切り替えられ、たとえ
ば∠P2OP′2の方位角範囲にある送受波器1−2
から1−13までを利用し送信ビームdを方位角
φだけ回転した方位L1に向け、次は同じように
してさらに方位角φだけ回転した方位L2に向け、
このようにして次次に送信ビームdを各送受波器
に対応させながら旋回し送波素子1−5と1−6
との中間方位まで旋回して送信ビームの1旋回を
完了する。
RDT装信においては、このようにして次次に
旋回する送信ビームごとに送信パルスを放射し、
従つて1旋回をするのに要する時間は切替時間を
除きパルス幅と送受波器の数によつて決ることと
なる。
なお、このRDT送信による送信ビームdによ
つてソーナー目標から反射して得られるエコーは
送波器素子1−1,1−2,1−3,………1−
N等を受波器として利用し、これらは受波指向性
合成回路によつて送信ビームとほぼ同じ指向幅を
有する受波指向性のビームによつて受信する方法
が通常一般的な受信方式となつている。
第2図は従来のRDT送信装置のブロツク図で
ある。送波器1は第1図に示すものと同一内容か
つ同一配列条件にあるものとする。正弦波送信信
号を発生する送信信号発生回路2の出力信号20
1は移相回路3に送出される。
移相回路3では第1図で説明した如く、所望の
指向幅を有する送波ビームを形成するために、送
波ビームを放射する方位ごとに、使用する複数の
送波器素子の配列両端の送波器素子を結ぶ線に他
の送波器素子に印加すべき送信電力の位相を合せ
るように送信信号の位相補正をすればよい。この
位相補正は(2)式に示す電気的位相差oを各送受
波器に印加すべき送信電力に与えることである。
すなわち、12個の移相器は12個の送波器素子に印
加する送信信号のそれぞれのもつべき12個の位相
を、内蔵する延回路等により入力送信信号201
に固定移相量として与え、これらを移相回路出力
信号301,302,303,304,305,
306,307,………312として送信電力増
幅回路5の12個の送信電力増幅器5−1,5−
2,5−3,5−4,5−5,5−6,5−7,
………512に送出し、所要のレベルまで増幅し
た後送信出力501,502,503,504,
505,506,507,……512として送波
器切換回路6に出力する。
送波器切替制御回路4は、送信信号発生回路2
から送信と同期して送出される送信タイミングパ
ルス202によつて送波器切替制御パルス20
2′を作り、これを送波器切換回路6に送出する。
送波器切替回路6は、送信電力増幅回路5の各
送信電力増幅器と送波器1の各送波器素子との接
続の切替動作を行うリレー回路を有し、送信出力
501,502,503,504,505,50
6,507,………512を送波器切替制御パル
ス202′の繰返し周期、すなわち送信タイミン
グで1つずつシフトしながら送波器素子1−1,
1−2,1−3,1−4,1−5,1−6,1−
7,………1−Nに印加せしめる。たとえば時間
t1では第2図に示す如く、送信出力信号501は
送波器素子1−1に、送信出力502は送波器素
子1−2に印加され、他も同様にして送信出力5
12は送波器素子1−12に印加されるというよ
うにして、これらの12個の送信出力と送波器1と
により1つの送信ビームを形成するように接続す
るが、次の送波器切替制御パルス202′を入力
した時間t2では送信信号出力501は送波器素子
1−2、送信出力信号502は送波器素子1−3
に印加されるというように次次に1つずつシフト
して接続を切替える。従つて送信出力507は送
波器素子1−8(図示せず)、送信出力信号51
2は送波器素子1−13(図示せず)に印加さ
れ、送信ごとにこのような接続切替を繰返しつ
つ、N個の送波器1を1個ずつシフトしながら送
波器1の全周位に亘つて送信の都度方位を切替て
送波ビームを旋回走査する旋回指向性送信、すな
わちRDT送信を行う。
第3図は第2図の従来のRDT送信において送
波器素子に印加される送信信号の位相変化の特徴
を示す位相変化特性図である。第3図Aは送信信
号の位相変化特性図、第3図Bは第3図Aの送信
信号切替パルスのパルスタイミング図である。
第3図AおよびBにおいて、tは時間、t1
t2,t3,t4,t5,t6,t7,t8,t9,t10,t11およびt12
は、それぞれ送信信号の切替タイミング、は各
送波器素子に与える送信切替タイミングごとの位
相遅延量であり、(2)式で示される内容の位相遅延
量に対応する。第3図Aは任意の1送波器に加え
られる送信信号の時間経過に対応した位相変化を
示しており、送信信号の印加が始まる時間t1では
遅延量が零の送信信号、時間t2以後は送信タイミ
ングに対応して次次に変化する所定の位相遅延量
が送信時間間隔τごとに与えられる。この場合、
位相合成により形成すべき送波ビームの送信指向
性は指向性中心に対して左右対称の特性を有する
ので各送信時において送信信号に与える1
345および6の遅延位相量も中心時
間点t7を中心として左右対称となる。
この場合のように、12個の送波器素子により、
たとえば第1図の如く配列された送波器素子によ
りY′方向に第3図Aに示す如き送信位相特性の
RDT送信を行うとすると、送波器素子1−1お
よび1−12には遅延位相量6=0の送信信号、
送波器素子1−2および1−11には遅延位相量
5の送信信号が与えられるというようにして
12個の送波器素子のすべてが必要な位相制御を受
けた送信信号を印加され、第1図の送信ビームd
を発生する。位相合成すべき12個の送波器素子を
次に1つずつシフトすることにより送信ビームを
旋回させ、第3図Bに示す時間tを経過すると送
波器素子は送波ビーム旋回方向の次の12個にシフ
トする。
このようなRDT送信ビームがソーナー目標に
あたつて反射し受信されるソーナーエコーはその
包絡線波形が一般的に第4図A,Bに示すような
形状となる。第4図は第2図の従来のRDT送信
ビームによるエコー入力のレベル特性を示す受信
信号レベル特性図であり、第4図Aは送信ビーム
の中心方位にあるソーナー目標を受信した場合、
Bは送信ビーム間の方位、この場合は送信ビーム
と送信ビームとの中間の方位にあるソーナー目標
を受信した場合の受信信号レベル特性図である。
たとえば第1図のY′方向にあるソーナー目標
のエコーは、このソーナー目標に正対する送波ビ
ームによるエコーR1のほか隣接する数個の送信
ビームによるエコーR2,R2′およびR3,R3′等が
それぞれの方位に対応したレベルと送信時間幅τ
で第4図Aの如くエコーとして受信される。この
第4図Aは受信信号の包絡線を示し、そのキヤリ
ア周波数は送信周波数と同じ周波数の信号として
受信される。
送信ビームと送信ビームの中間方位にあるソー
ナー目標によるエコーの受信信号レベル特性は第
4図Bの如く、2つの送波ビームによる2個の同
レベルエコーR4が第4図AのR1よりも低いレベ
ルで入力するほか、隣接する送波ビームによるエ
コーR5,R5′およびR6,R6′等も第4図AのR2
R2′およびR3,R3′等よりも低いレベルで、第4図
Aの場合と同様に送信時間幅τで時間t1′,t2′,
t3′,t4′,t5′のほかt6′においても図のように受信
される。
このRDT送信は、無指向性の全方向送信もし
くは広角度ビーム送信等に比して送信出力パワー
を狭いビーム幅で送信する送信方式であるため、
探知距離の増大や送信出力の効果的な利用が可能
となるといつた色色な特徴を有する。
しかしながら、従来のこの種のRDT送信装置
は前述した如く、送波ビーム方向を切り替えるに
は、通常特定の指向幅を有する送波ビームを各送
波器素子と対応させながら次次に送波ビームの指
向幅のステツプで断続的に旋回しつつ送信するの
で、送波ビームと送波ビームとの間の方位では送
波出力レベルが低下して探知距離が低下するとい
う欠点がある。また近時、ソーナー受信において
は実効的なパルス圧縮よる探知精度の向上を図つ
て通常送信信号のレプリカと受信信号との相互間
関をとつてエコーを検知しているが、この場合に
目標方位に向けた送信ビームによる出力のほか隣
接数方位の出力も送信ビームの切替時間ずつ距離
のずれた出力として第4図CまたはDのように反
響音ごとに相互相関エコーが検知されて、目標の
識別を非常に困難なものとし、特に送波ビームと
送波ビームの間の方位では同一目標がレベルがほ
ぼ同じで送信ビームの切替時間だけ距離のずれた
ものとして受信されてしまい目標の識別をさらに
困難なものにするという欠点がある。
さらに従来のRDT送信では、断続的にある送
受波器から次の送受波器に送信ビームを切り替え
るため、送信信号に急激な位相の不連続点が発生
し送受波器および送信回路に過渡現象によるスパ
イク電圧を発生して誤動作の原因となり、繰り返
し回数を累加して行くと送信機や送波器等の破損
を招いてしまうことが生じ易いという欠点があ
る。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、RDT
送信において複数の送波器素子に印加すべき送信
信号の位相を連続的に制御しつつ送信を行うとい
う簡単な手段を備えることにより送波器の全方位
に互つて一様なレベルの送信ビームが得られ、従
つて従来のRDT送信の如く送信ビーム間の方位
での送波出力レベル低下による探知距離の低減を
大幅に改善し、また相関処理による受信出力にお
いては隣接数方位の送波ビームによるエコーが発
生することなく従つて目標の識別を非常に容易な
ものとし、さらに連続的に送波ビームを旋回放射
することにより送信信号に急激な位相変化を与え
ることがなくなつて送信機および送波器等に
RDT送信による破損等の影響を与えないで済む
ソーナー送信装置を提供することにある。
本発明の装置は、ソーナー送波器として連続的
に配列された複数の送波器素子の出力を位相合成
し所定の送信指向性を有する送波ビームを形成し
て前記複数の送波器素子を送信の都度1個ずつシ
フトすることにより所要の送信範囲を旋回走査し
つつ旋回指向性送信を行うソーナー送信装置にお
いて、送信周波数を発生する送信信号発生回路
と、この送信信号発生回路の出力を位相変調し前
記複数の送波器素子に印加する複数の被位相変調
波信号として出力する位相変調回路と、この位相
変調回路の出力する複数の被位相変調波信号を必
要なレベルまで増幅して複数の送信出力とする送
信電力増幅回路と、前記位相変調回路の出力する
複数の被位相変調波信号の位相切替タイミングと
前記送信電力増幅回路の出力する複数の送信出力
の出力切替タイミングとを同期して制御する送信
時間制御回路と、前記送信電力増幅回路の出力す
る複数の送信出力を前記旋回指向性送信ごとに1
個ずつシフトした送波器素子に切替える送波器切
替回路と、前記位相変調回路による位相変調に必
要な予め既知の位相情報をストアしこれを前記送
信時間制御回路の制御のもとに送信の間連続的位
相情報として前記位相回路に出力して送信ビーム
を連続的に旋回せしめる位相制御回路とを備えて
構成される。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第5図は本発明の一実施例を示すブロツク図であ
る。N個の送波器素子1−1,1−2,1−3,
1−4,1−5,1−6,1−7,………1−N
を有する送波器1、送信周波数を発信出力する送
信信号発生回路2、送信電力増幅回路5および送
波器切替回路6はそれぞれ第2図の従来のRDT
送信装置のブロツク図におけるものと同一内容の
ものである。送信信号発生回路2から出力する送
信周波数信号201は位相変調回路7に送出され
る。
位相変調回路7はRDT送信ビームを位相合成
するために利用する任意の数の送波器素子、本実
施例の場合は第2図と同じ12個の送波器に対応し
た12個の位相変調器7−1,7−2,7−3,7
−4,7−5,7−6,7−7,………7−12
を有し、これら12個の位相変調器が有する位相変
調回路のそれぞれにRDT送信と同期して送信周
波数信号201と、後述する位相制御回路8から
出力する位相変調信号801,802,803,
804,805,806,807,………812
等とを入力し送信周波数信号201を位相変調し
てそれぞれ被位相変調波701,702,70
3,704,705,706,707,………7
12として出力する。
これらの各被位相変調波は、それぞれ送信ビー
ムの位相合成に必要な位相変調を受けた送信周波
数信号であるが、本実施例ではこれら各被位相変
調波に与えられるそれぞれの位相量が連続的に変
化するように位相制御を行つている。
第6図は第5図の実施例のRDT送信信号の位
相変化の特徴を示す位相変化特性図である。第6
図Aの位相変化特性図において、位相遅延特性曲
線aは、第3図Aに示す段階的変化特性の位相遅
延量123,………6等の値を連続的に
変化する曲線として表わしたもので、位相遅延量
が送信とともに6=0から変化し、その後は送
信時間τごとにその中心時点Q1,Q2およびQ3
でそれぞれ遅延位相量54および3等を有
するように連続的に変化する正弦波をこのソーナ
ーの送信波形として利用している。
第6図Aの連続的位相変化は、等円配列された
送波器を送波ビームが1旋回する間に、ある1個
の送波器素子に印加される送信信号出力の位相変
化を示すものであり、送波器1を構成するN個の
送波器素子は第6図Bに示すように、送信信号出
力の印加開始時間t1から印加終了時間t13までの時
間Tの間このような連続的位相制御を受けた送信
信号を受ける。時間Tは第3図Bの時間Tに等し
く、この間に送波ビームは送信時間τごとに1つ
ずつ送波ビーム旋回方向に送波器素子をシフトし
ながら常に12個の送波器素子の出力を位相合成に
よつて形成し、時間t2においては時間t1における
12個に隣接する次の12個の送波器素子が送波ビー
ムを形成する。本実施例の場合N個の送波器素子
は第1図と同じ等円配列とし、また送波ビーム旋
回方向は送波器素子1−1から1−2の方に旋回
する左旋回としており、従つて、時間t1において
送波器素子1−1から1−12までによつて送波
ビームを左旋回しつつT時間経過した時間t13
なると隣接する送波器1−13から1−24まで
が同様な動作状態となる。
RDT送信においては送波ビームの放射時間、
すなわち送信時間は通常数10乃至100msであり、
これに比して送波ビーム切替時間は充分小さくし
てあるので送波ビームはほぼ受信時間τごとに次
次に1つずつ左廻りにシフトする12個の送波器素
子の出力を位相合成することによつて形成されて
いくとともにビーム中心を旋回する。
このようにして送波ビームは所定の旋回方向に
ほぼ送信時間τのシフト速度で旋回し、N×τの
時間で送波器を1旋回する。従つて送信ビーム旋
回速度はソーナー運用条件によつて設定される
RDT送信信号の継続時間にほぼ比例する。
第6図Aにおいて矢印lは曲線aが送波ビーム
の左旋回により時間τの間に連続的に平行シフト
してbの状態となり、以後τの旋回速度でlの方
向に連続的にシフトしていく状態を示すものであ
る。この動作を観点を変えてみると送波器素子1
−1から1−12が曲線aに対応した位相制御を
受ける送信信号を送波器素子を1個ずつシフトし
ながら時間τだけずれた点の位相量の信号を受け
つつ次次に連続した12個で送波ビームを形成して
いく。この場合、ビームを左旋回すると送波器素
子1−1では位相遅延量が曲線aの点P1からt1
で連続的に変化し、送波器素子1−2は点P2
らt1まで、送波器素子1−3は点P3からt1までと
いうように連続的に変化し、以下同様にして送波
器素子1−12はt13からt1までの曲線aの示す連
続的変化をすべて受けて時間t13においては隣接
する送波器素子1−13から1−24が同じよう
な位相制御を時間Tの間に受けることとなり、こ
のような位相制御が送波器1のN個の全送波器素
子に行われることにより送波器1の全方位に対し
て連続的でかつ一様な送波ビームの旋回走査を行
うことが出来る。
第8図は第6図の位相変化特性を詳細に示す位
相変化特性詳細図である。
第8図は第6図Aに示す位相遅延特性曲線aが
送波ビームの左旋回とともに矢印l方向に連続的
に旋回速度τで連続的に移動するように変化する
とき、たとえば送波器素子1−1,1−2,1−
3,1−4,1−5,1−6,………1−12が
受ける送信信号に加えられる連続的な位相遅延量
の変化をそれぞれの送波器素子ごとに図示したも
ので、記号はすべて第6図のものと同一内容を示
し、たとえば送波器素子1−1は時間t1から時間
τの間に第6図Aの曲線aにおけるP1からt1まで
の位相遅延量の変化を連続的に受けて送波を終了
し、送波器素子1−12の場合は曲線aに対応し
た位相遅延量の変化を時間τ×12の間連続的に受
けて時間t13で送波を終了し、この間に送波ビー
ムを形成する送波器素子は1−13から1−24
へとシフトする。
本実施例の場合は、このようにしてN個の全送
波器素子が受信時間τごとに1つずつ切換えられ
つつ常に12個で約10度の指向幅を有する送波ビー
ムを位相合成しながら全方位を旋回走査するほ
か、任意の方位を中心とし約40度の方位範囲(セ
クタ)だけを限定走査するセクタ旋回走査を行う
が、このセクタ旋回走査において各送波器素子に
印加される送信出力の位相遅延量は第8図に示す
セクタ旋回走査位相変化の如く変化する。このセ
クタ旋回走査範囲は所望により任意の範囲に設定
出来るものである。
ふたたび第5図の実施例に戻つて説明する。位
相制御回路8は第6図Aの位相遅延特性曲線aを
十分に小さい時間間隔で時分割した位相情報、す
なわち第8図のS−1,S−2,S−3,S−
4,S−5,S−6,S−7………S−12等
を、内蔵するメモリレジスタに予めストアしてあ
る。
これらの12個の各位相情報は送信時間τに亘つ
てほぼ連続的変化と見做し得る時間刻みで十分な
数の位相情報としてストアされており、ソーナー
装置本体(図示せず)から受ける送信同期パルス
9001により送信時間制御回路9が出力する、
RDT送信と同期した位相制御パルス9002に
よつて送信時間τを基本とするタイミングで
RDT送信の期間繰返し読出される。たとえば12
個の位相情報のうち、S−1は第8図に示す点
P1からt1までの位相情報を、特定の時間刻みで出
力しつつRDT送信開始から送信終了まで連続的
に読み出される。他の位相情報の読出しも全くこ
れと同様に行われる。
このようにして各送波器の方位ごとに次次に読
出される位相情報S−1,S−2,S−3,S−
4,S−5,S−6,S−7,………S−12等
は内蔵する12個の出力論理ゲート回路を介しそれ
ぞれ位相変調信号801,802,803,80
4,805,806,807,………812とし
て位相変調回路7に送出される。
送信時間制御回路9は上述した位相制御タイミ
ング信号9002のほか、送信同期パルス900
1と同期した位相変調回路7に送出する入力ゲー
ト信号9003および送波器切替回路6に送出す
る送波器切替信号9004を出力し、入力ゲート
信号9003は12個の各位相変調器の入力ゲート
回路に送出されて各位相変調器に入力する送信周
波数信号201の入力を送波ビーム継続時間オン
にゲートする。
このようにして、位相変調回路7は、12個の各
位相変調器に入力する送信周波数を、各位相変調
器ごとに連続した位相変化特性、すなわち第8図
のS−1,S−2,S−3,S−5,S−6,S
−7,………S−12に対応して所望の時間刻み
で出力する位相変調信号801,802,80
3,804,805,806,807,………8
12で変調し、それぞれ被位相変調波信号70
1,702,703,704,705,706,
707,………712として送信電力増幅回路9
に送出する。これらの12個の被位相変調波信号は
第8図の位相変調器出力位相変化特性にそれぞれ
対応する位相変化特性を有し、これらの位相変化
特性はまた、12個の送波器、たとえば送波器素子
1−1,1−2,1−3,………1−12等に印
加する送信出力のもつべき位相遅延特性に対応す
るものである。
送信電力増幅回路5は第2図のものと同じで、
位相変調回路7から送出された12個の被位相変調
信号を送波器1の各送波器素子駆動レベルまで電
力増幅する。
12個の送信電力増幅器5−1,5−2,5−
3,5−4,5−5,5−6,5−7,………5
−12は電力増幅した12個の送信出力501,5
02,503,504,505,506,50
7,………512を第2図と同じ送波器切替器6
に送出し、これらは第2図と同じ送波器1の各送
波器素子、たとえば1−1,1−2,1−3,1
−4,1−5,1−6,1−7,………1−12
に印加される。送信時間制御回路9から出力する
送波器切替信号9004は、送信同期パルス90
01と同期し、送信の都度時間τの繰返し間隔で
送波器切替回路6の切替リレー回路を動作させ、
送信出力501,502,503,504,50
5,506,507,………512を印加すべき
送波器素子を送信の都度、送波ビーム旋回方向に
1つずつシフトして送出するようにする。従つて
第5図の場合、送信出力は次の送信では点線に示
した如く1つずつシフトした送波器素子に印加さ
れ、たとえば送信出力501は送波器素子1−2
に印加されるようになる。
前述したように、本実施例では送波ビームによ
る40度走査範囲(セクタ)の旋回走査および全方
位走査いずれも実施している。本実施例では送波
ビームの指向幅は約10度とし、また送波器素子の
数は36個であり、送波ビームは送信時間τで次次
に1個ずつシフトする12個を用いて位相合成しつ
つ旋回走査する。従つて、40度のセクタ走査では
送波器素子12個が送信4回で4個の送波器素子を
シフトしながら時間τ×4の間に第8図の40度セ
クタ旋回走査位相変化を受けることとなる。
セクタ旋回走査は通常左旋回と右旋回の交互繰
返しによつて行われる。送波ビームを右旋回に移
すときには位相制御回路8の内蔵プログラムの制
御のもとに、位相変調回路7から出力する位相変
調信号801,802,803,804,80
5,806,807,………812の位相変化特
性は右旋回の場合と逆に、たとえば位相変調信号
801は第8図のS−12の特性を与えるように
している。全方位送波ビーム走査の右廻りのとき
も全く同様である。
このようにして連続的な位相制御による位相合
成で形成された送波ビームは、所望の方位範囲を
一様なレベルで連続的に旋回走査することが出来
る。第7図は第5図の実施例のRDT送信よる送
波ビームで受信したソーナーエコーの受信信号レ
ベルおよび相関出力信号の特徴を示す受信信号レ
ベル特性図および受信信号相関処理出力特性図で
ある。第7図Aからも明らかな如く、第4図Aと
受信時間は同じであつても受信レベルは送波ビー
ムが連続的に同一レベルであるため連続的に変化
し、この相関出力は第7図Bの如く第4図Cに示
す時間t5′で1つ現れるのみとなつている。
本発明はRDT送信を行うソーナー送信装置に
おいて送波ビームを位相合成する複数の送波器素
子に印加すべき送信出力の位相を連続的に変化し
つつ送波ビームの旋回走査を行う点に基本的な特
徴を有し、本実施例の変形も種種考えられる。
たとえば、第5図の実施例において、位相制御
回路8と送信時間制御回路9はこれらを組合せて
同一の構成としてもよく、また、送信電力増幅回
路5の送信電力増幅器の数も所望に応全送波器素
子に対応する数、もしくは位相合成に利用する送
波器素子数と対応する数とすること等も容易に実
施出来ることは明らかである。
さらに位相変調回路7の有する位相変調器の数
も位相合成すべき送波器素子数と対応する数とし
て、これと対応した数の電力増幅器を有する送信
電力増幅器回路とにより、位相合成すべき出力を
送波器素子の全数に対応させたものとして1つず
つシフトするように位相制御回路8の位相合成な
ども容易に実施することが出来ることは明らか
で、以上はすべて本発明の主旨を損うことなく容
易に実施出来る。
以上説明したように本発明によれば、ソーナー
のRDT送信において複数の送波器素子に印加す
べき送信信号の位相を連続的に制御しつつ送信を
行うという簡単な手段を備えることにより送波器
の全方位に互つて一様な送信ビームが得られ、従
つて従来のRDT送信の如く送信ビーム間に起る
送波出力レベル低下による探知距離の低減を除去
して大幅な改善を行ない、また受信信号の相関処
理出力をソーナー目標に対応した単一のものと為
し得て、従来のRDT送信による受信出力の如く
隣接数方位の送波ビームによる受信出力を皆無と
してソーナー目標の識別を極めて容易なものと
し、さらに連続的な送波ビームの旋回走査のため
送信機および送波器に従来のRDT送信において
急激な位相変化によつて起こし勝ちな破損等の影
響を全く与えないで済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はRDT送信の動作の原理を示す動作原
理図、第2図は従来のRDT送信装置のブロツク
図、第3図は第2図のRDT送信信号の位相変化
の特徴を示す位相変化特性図、第4図は第2図の
RDT送信ビームによる受信信号レベル特性図お
よび受信信号相関処理出力特性図、第5図は本発
明の一実施例を示すブロツク図、第6図は第5図
のRDT送信信号の位相変化の特徴を示す位相変
化特性図、第7図は第5図のRDT送信ビームに
よる受信信号レベル特性図および受信信号相関処
理出力特性図、第8図は第6図の位相変化特性を
詳細に示す位相変化特性詳細図である。 1……送波器、2……送信信号発生回路、3…
…移相回路、4……送波器切替制御回路、5……
送信電力増幅回路、6……送波器切替回路、7…
…位相変調回路、8……位相制御回路、9……送
信時間制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ソーナー送波器として連続的に配列された複
    数の送波器素子の出力を位相合成し所定の送信指
    向性を有する送波ビームを形成して前記複数の送
    波器素子を送信の都度1個ずつシフトすることに
    より所要の送信範囲を旋回走査しつつ旋回指向性
    送信を行うソーナー送信装置において、送信周波
    数を発生する送信信号発生回路と、この送信信号
    発生回路の出力を位相変調し前記複数の送波器素
    子に印加する複数の被位相変調波信号として出力
    する位相変調回路と、この位相変調回路の出力す
    る複数の被位相変調波信号を必要なレベルまで増
    幅して複数の送信出力とする送信電力増幅回路
    と、前記位相変調回路の出力する複数の被位相変
    調波信号の位相切替タイミングと前記送信電力増
    幅回路の出力する複数の送信出力の出力切替タイ
    ミングとを同期して制御する送信時間制御回路
    と、前記送信電力増幅回路の出力する複数の送信
    出力を前記旋回指向性送信ごとに1個ずつシフト
    した送波器素子に切替る送波器切替回路と、前記
    位相変調回路による位相変調に必要な予め既知の
    位相情報をストアしこれを前記送信時間制御回路
    の制御のもとに送信の間連続的位相情報として前
    記位相回路に出力して送信ビームを連続的に旋回
    せしめる位相制御回路とを備えて成ることを特徴
    とするソーナー送信装置。
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