JPS6360987B2 - - Google Patents

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JPS6360987B2
JPS6360987B2 JP61060194A JP6019486A JPS6360987B2 JP S6360987 B2 JPS6360987 B2 JP S6360987B2 JP 61060194 A JP61060194 A JP 61060194A JP 6019486 A JP6019486 A JP 6019486A JP S6360987 B2 JPS6360987 B2 JP S6360987B2
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JP
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drying
seaweed
cage holder
chain
drying chamber
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JP61060194A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は海苔簀上に抄製された海苔を乾燥する
海苔乾燥方法および装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年、板海苔は機械的に大量生産されている。
この板海苔を製する機械には全自動式のものと
半自動式のものとがある。
例えば、板海苔を全自動式に製する海苔製造装
置においては、海苔の加工工程順に、抄製装置、
脱水装置、乾燥装置、剥離装置および洗浄装置を
循環接続している。
この海苔製造装置による板海苔の製造は次のよ
うにして行なわれる。すなわち、本装置において
は搬送機構によつて多数の海苔簀が循環搬送され
ており、そして先ずこの海苔簀上に海苔が抄製さ
れ、次に脱水され、次に所定時間乾燥され、次に
乾燥された板海苔を海苔簀から剥ぎ取つて製品と
する。その後、海苔簀は洗浄されて次の抄製に供
される。
また、乾燥装置における海苔簀の搬送速度が、
十分な乾燥時間を確保するために他の部分におけ
る搬送速度より遅いので、両者においてそれぞれ
別個の搬送装置によつて海苔簀を搬送させるとと
もに、相互間で海苔簀を受渡している。
このように形成されている海苔製造装置によつ
て生産される板海苔を高品質に保つには、脱水後
の乾燥を良好に行なう必要がある。すなわち、板
海苔にくもりやちぢみや生部等が生じないように
適正な乾燥雰囲気をもつて乾燥する必要がある。
一般に、脱水工程を経た海苔は葉体の間に自由
水を多く有している。この自由水を多く含んでい
る海苔を高い乾燥能力の雰囲気で本乾燥させる
と、自由水が急速に蒸発させられ、海苔がちぢん
だりくもつたりする。
ところが従来の海苔乾燥方式は脱水処理後の海
苔を最適な乾燥雰囲気によつて乾燥させるもので
ないから、海苔にちぢみ、くもり、生部等が生じ
るおそれがあつた。また、このちぢみ、くもり、
生部等の発生を防ぐためには、乾燥室内に送給さ
れる加熱風の乾燥能力を低くすれば良いけれど
も、本乾燥を完了するまでに長時間を有するとい
う不都合があつた。
更に、従来の海苔乾燥方式は、前後に長い乾燥
室内へ加熱風を送給しておき、脱水加工を経た海
苔を海苔簀と共に乾燥室内へその前方開口部から
その上下いずれか一方の高さ位置より搬送させ、
続いて乾燥室内を奥部で鉛直方向に搬送方向を反
転させて巡回させ、この間に乾燥を行ない、最後
に前方開口部から内部への搬送時と上下が逆の高
さ位置から剥離装置へ向けて搬出させている。
ところが、従来の海苔乾燥方式においては、乾
燥室内への加熱風の送給方向が一定方向であるの
に対し、この乾燥室内の海苔の巡回方向も一定で
あり、海苔の性質に応じて乾燥雰囲気を変えて乾
燥を行なうことができず、板海苔の商品価値を損
う可能性があつた。
なぜならば、原料海苔には秋の新芽や冷凍一番
芽のように、葉体が軟かく水持ちが多く急激な乾
燥に対して弱いものと、葉体が比較的硬く水持ち
が少なく乾燥に対して強いものとがある。このよ
うに原料海苔には種々の性質があるにもかかわら
ず、従来は全部一定巡回路をもつて搬送しながら
乾燥するものであるから、乾燥むらが生じて、く
もりやちぢみや生部等が生じるおそれがあつた。
〔発明の目的〕
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、自由水を多く有する時の海苔を低風量および
または低温な低い乾燥能力の雰囲気をもつて乾燥
させることができ、更に、乾燥すべき海苔の性質
に応じて乾燥室内の巡回路を切換えて、如何なる
海苔でもくもりやちぢみや生部等を発生させるこ
となく良好に乾燥することができ、商品価置の高
い板海苔を生産することのできる海苔乾燥方法お
よび装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の第一の発明である海苔乾燥方法は、海
苔簀上に抄製された海苔を、自由水を多く含む時
期に低風量およびまたは低温な乾燥能力の低い雰
囲気内で予備乾燥し、その後前記予備乾燥時より
も高い乾燥能力の雰囲気内で本乾燥することを特
徴とする。
本発明の第二の発明である海苔乾燥装置は、海
苔簀上に抄製された海苔を自由水を多く含む時期
に低風量およびまたは低温な乾燥能力の低い雰囲
気内で予備乾燥する予備乾燥室を設け、予備乾燥
された海苔を予備乾燥時よりも高い乾燥能力の雰
囲気内で本乾燥する乾燥室を設けたことを特徴と
する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第11図に
ついて説明する。
第1図は本発明装置の概要を示す。
図中、符号1は海苔乾燥装置であり、前後方向
(同図左右方向)に長い乾燥室2を有し、この乾
燥室2内に海苔簀ホルダ搬送機構3が正逆回転自
在にして設けられている。この乾燥室2は前後方
向に6スパンの長さに形成されており、必要に応
じて連結数を変えて長短調節される。また、最前
部のユニツト2aにおいては、加熱風14に対し
て乾燥室2の下流側となるユニツト2aの下方に
予備乾燥室4が設けられており、両者の間はパン
チングメタル5によつて仕切られている。しかし
ながら、海苔質によつては仕切らなくてもよい。
そして、予備乾燥室4内には予備乾燥用の海苔簀
ホルダ搬送機構6が正逆回転自在にして設けられ
ている。また、乾燥室2は前方の機械本体7と相
互に連結するために前方を開放されており、海苔
簀8を展張した海苔簀ホルダ9を抄製装置10、
脱水装置11、海苔乾燥装置1、剥離装置12、
洗浄装置13と順に循環させるように形成されて
いる。また、乾燥室2内へは海苔の乾燥熱源とし
て前記したように加熱風14が送給されている。
そして、最前のユニツト2aにおいては、第2図
に示すように、フード15によつて天井部まで導
かれた加熱風14が乾燥室2内へ下方に向けて送
給される。一方、中間および最奥部のユニツト2
aにおいては、第3図に示すように、それぞれ乾
燥室2の下方から上方へ向けて加熱風14が送給
される。また、海苔簀ホルダ搬送機構3および6
はそれぞれ鉛直面内で無端状に循環するよう形成
されており、更に海苔簀ホルダ搬送機構3および
6は駆動機構を正逆回転させる等して、その循環
方向を正逆切換自在に形成されている。また、海
苔簀ホルダ搬送機構3および6は機械本体7部分
の海苔簀ホルダ搬送機構16との間で受け渡し機
械17を介して海苔簀ホルダ9を相互に受け渡し
できるように形成されている。
本実施例における海苔簀ホルダ搬送機構3,6
および受け渡し機構17を、海苔簀ホルダ搬送機
構3の要部を示す第4図から第8図について更に
説明する。
なお、本乾燥部分と予備乾燥部分とにそれぞれ
設けられている受け渡し機構17は、同様に形成
されているため、以後は第4図に示す本乾燥部分
の受け渡し機構17をもつて説明する。
海苔簀ホルダ搬送機構3は、第5図および第6
図に示すように、無端チエンの対向する各リンク
18,18にそれぞれ長尺な羽根部材19,19
を突設するとともに羽根部材19,19の先端を
ピン19aによつて連結してなる羽根チエン20
をもつて海苔簀ホルダ9を搬送するように形成さ
れている。そして、この海苔簀ホルダ搬送機構3
は、両端部のスプロケツト21,22を介して水
平軸回りに180度反転するように間欠駆動される。
この羽根チエン20の外周であつて各スプロケツ
ト21,22の外側には、第4図に示すように
(スプロケツト21の場合のみを示している)、海
苔簀ホルダ9の突出部9aを相互間で挟んで海苔
簀ホルダ9の脱落を防止する略半円弧状のホルダ
ガイド23が設けられている。スプロケツト21
側においては海苔簀ホルダ9を機械本体7側と受
け渡しを行なうために、ホルダガイド23は水平
位置において上下に分割されている。そして、第
5図および第6図に示すように、羽根チエン20
の無端チエン部の下側走行部分より外側の斜め下
方位置には、羽根チエン20と等速に走行する無
端チエン28が設けられている。この無端チエン
28は海苔簀ホルダ9の突出部9aを載置して海
苔簀ホルダ9の羽根チエン20からの脱落を防止
する。そして、この羽根チエン20は、前後の羽
根部材19,19間に海苔簀ホルダ9の支柱部9
bを挟在させ、羽根部材19の先端のピン19a
によりその支柱部9bを支承しながら海苔簀ホル
ダ9を搬送させて行く。一方、機械本体7の海苔
簀ホルダ搬送機構16は無端チエンに一定間隔毎
に海苔簀ホルダ9の突出部9aを挟在させる爪2
5,25を設けた爪チエン24によつて形成され
ている。そして、受け渡し機構17は海苔簀ホル
ダ搬送機構3および6の各羽根チエン20と、海
苔簀ホルダ搬送機構16の爪チエン24との間で
海苔簀ホルダ9を相互に受け渡すものである。こ
の受け渡し機構17は第4図に示すように、羽根
チエン20の羽根部材19の停止位置と、爪チエ
ン24の爪25の停止位置との間に、海苔簀ホル
ダ9の突出部9aを載せて案内する連結レール2
6を水平にして設けている。この連結レール26
の羽根チエン20側端部はホルダガイド23と連
結されており、爪チエン24側端部は爪チエン2
4の外周部に設けられたホルダガイド27に連結
されている。そして、連結レール26の外側に
は、第7図および第8図に示すように、海苔簀ホ
ルダ9を羽根チエン20と爪チエン24との間を
移動させる移送機構29が設けられている。この
移送機構29は連結レール26と平行にして長尺
なパイプからなる支持部材30を固定し、この支
持部材30内に永久磁石31を空気圧等により往
復摺動自在にして設け、更に支持部材30の外側
に移動体32を永久磁石31の磁力によつて吸引
されてその永久磁石31の往復動に追随して往復
摺動自在となるようにして設け、この移動体32
に海苔簀ホルダ9の突出部9aに係合する略コ字
形断面の係合片33を固着して形成されている。
次に、本実施例の作用を本発明方法に基づいて
説明する。
先ず、乾燥室2内へ加熱風14を送給してお
く。次いで、抄製装置10において海苔簀ホルダ
9に展張されている海苔簀8上に抄製され、脱水
装置11において脱水処理された海苔を、海苔簀
ホルダ9と一緒に海苔簀ホルダ搬送機構16の爪
チエン24により予備乾燥室4の海苔簀ホルダ搬
送機構6との受け渡し機構17へ向けて搬送す
る。
次に、予備乾燥を行なう。
まず、受け渡し機構17部分において、海苔簀
ホルダ9は爪チエン24によつて第4図に示すよ
うに、その突出部9aを連結レール26と同一高
さにして鉛直状態で停止される。この時、海苔簀
ホルダ9の突出部9aは、第7図および第8図の
鎖線で示すように、移送機構29の係合片33の
凹入部内に係合される。続いて、支持部材30の
永久磁石31の左側部分へ圧縮空気を送給し、永
久磁石31と一緒に移動体32、係合片33を支
持部材30に沿つて、第7図および第8図におい
て右方向へ移動させる。この係合片33の右方向
への移動に伴つて、海苔簀ホルダ9は係合片33
に係合している突出部9aを連結レール26上を
滑動させつつ連結レール26に対向して開いてい
る羽根チエン20の2つの羽根部材19,19間
の空の根元部まで移動させる。この時海苔簀ホル
ダ9はその下端部を案内ガイド34によつて案内
されつつ同図鎖線に示す途中経過状態を経て移動
させられ、最後にはその支柱部9bを羽根チエン
20の羽根部材19のピン19a上に載せるよう
にして羽根チエン20側へ受け渡される。このよ
うにして海苔簀ホルダ9の予備乾燥室4内への搬
送が行なわれる。
次に、爪チエン24は停止したまま羽根チエン
20のみが下向き(第4図反時計方向)に1ピツ
チだけ回動される。これにより前記のようにして
羽根チエン20へ新たに渡された海苔簀ホルダ9
は、予備乾燥室4の奥に向けて搬送される。同時
に上隣りの羽根部材19に支承されている予備乾
燥室4内を巡回して予備乾燥された海苔が、海苔
簀ホルダ9と一緒に受け渡し機構17の連結レー
ル26と同一高さに戻されて停止する。この時海
苔簀ホルダ9の突出部9aは、移送機構29の係
合片33の凹入部に入りその係合片33と係合す
る。次に、支持部材30の永久磁石31の右側に
圧縮空気が供給され、永久磁石31、移動体32
および係合片33が左方向へ移動させられ、海苔
簀ホルダ9は予備乾燥室4内への搬送時とは逆の
経路を通つてその突出部9aが爪チエン24の空
の爪25内へ入るまで移動させられる。このよう
にして海苔簀ホルダ9の海苔簀ホルダ搬送機構1
6への搬送が行なわれる。
その後、爪チエン24が1ピツチ分だけ進行さ
れ、次の新たな海苔簀ホルダ9の予備乾燥室4内
への搬送が行なわれる。
そして、予備乾燥室4内においては海苔簀ホル
ダ搬送機構6の進行に伴つて海苔簀ホルダ9と一
緒に海苔が巡回し、上方の乾燥室2およびパンチ
ングメタル5を通つて予備乾燥室4内へ上方から
送給されて来る加熱風14によつて予備加熱され
る。この予備乾燥室4内へ送給される加熱風14
は、微風状態であるとともに比較的低温であるか
ら、予備乾燥室4内は乾燥能力の低い雰囲気状態
となり、自由水を多く含んでいる海苔が極めて良
好に予備乾燥され、次の乾燥室2における本乾燥
に備えらる。また、必要に応じて海苔簀ホルダ搬
送機構6を時計方向に回転させて予備乾燥を行な
う。
次に、本乾燥を行なう。
この予備乾燥を経た後に、海苔簀ホルダ9は海
苔簀ホルダ搬送機構16によつて搬送され、乾燥
室2の海苔簀ホルダ搬送機構3と連結されている
受け渡し機構17の連結レール26部分に停止さ
せられる。そして、前記の場合と同様にして海苔
簀ホルダ9は海苔簀ホルダ搬送機構3の羽根チエ
ン20へ受け渡される。
その後、本乾燥すべき海苔が水持ちの多いもの
である場合には海苔簀ホルダ9を下方(第4図反
時計回り)へ進行させるように羽根チエン20を
回動させ、水持ちの少ないものである場合には逆
方向に回動させる。
更に説明すると、水持ちの多い海苔は最前のユ
ニツト2a部において加熱風14から遠い下側を
通して乾燥室2内へ搬送されるので、その雰囲気
の乾燥能力は上側を通る場合に比べて低くなる。
従つて、海苔は本乾燥の初期を適当な低い乾燥能
力の雰囲気をもつて乾燥されるので、従来のよう
にくもりやちぢみや生部等が生じることなく良好
に乾燥される。
また、水持ちの少ない海苔は、最前のユニツト
2a部において加熱風14に近い上部を通して乾
燥室2内へ搬送されるので、適正な比較的高い乾
燥能力の雰囲気をもつて初期の本乾燥を施される
こととなり、前記と同様にくもりやちぢみや生部
等が生じることなく良好に乾燥される。
そして、上下いずれの高さ位置から搬送された
海苔も、羽根チエン20の進行とともに乾燥室2
内の奥に向かい、その奥部で水平軸回りに180度
搬送方向を反転させられ、続いて前方に向かう。
その後受け渡し機構17部分において前記と同様
にして機械本体7側の海苔簀ホルダ搬送機構16
の爪チエン24へ搬送される。このようにして海
苔は乾燥室2内を巡回する間に、予備乾燥時より
も高い乾燥能力の雰囲気下で極めて良好に乾燥さ
れ、次の剥離装置12に向けて搬出させられる。
また、本実施例においては乾燥室2内への加熱
風14の送給方向を中間および最奥のユニツト2
aにおいて最前部のユニツト2aと逆方向に変更
しているので、海苔が乾燥室2内を巡回する間に
雰囲気の乾燥能力を適正に変化させた乾燥を施す
ことができ、より良好な乾燥を行なうことができ
る。
また、羽根チエン20によつて乾燥室2内を巡
回する海苔は、奥部における反転の前後において
天地が逆転することとなり、海苔の天地における
乾燥むらもなくなる。
また、海苔簀ホルダ搬送機構3および6と16
との間の海苔簀ホルダ9の受け渡し位置はそれぞ
れ一箇所でありながら、海苔簀ホルダ9の巡回方
向を正逆切換自在とするから、機械本体7自身は
処理水を扱う抄製装置10および脱水装置11を
剥離装置12の下方に設置することができ、機械
本体7の構成を簡単にすることができる。また、
逆に抄製装置10および脱水装置11を上方に設
け、剥離装置12を下方に設け、海苔簀ホルダ搬
送機構16を前記とは逆方向に搬送させてもよ
い。
なお、本発明においては乾燥室2内への加熱風
14の送給方向を、海苔の巡回路中において変更
しないで上向きまたは下向きの何れか一方に限定
してもよい。また、予備乾燥室4内の海苔簀ホル
ダ搬送機構6は一方向だけに回転できるように形
成してもよい。
第9図は本発明装置の他の実施例を示す。
本実施例は乾燥室2内の海苔簀ホルダ搬送機構
3および6と機械本体7の海苔簀ホルダ搬送機構
16との間で、海苔簀ホルダ9を吊下状態にした
ままほぼ鉛直方向に移動させて相互に受け渡すよ
うに形成したものである。すなわち、海苔簀ホル
ダ搬送機構3の羽根チエン20の下を向いた羽根
部材19の停止位置と、海苔簀ホルダ搬送機構1
6の爪チエン24の上を向いた爪25の停止位置
との間に、両者のホルダガイド23と27とを連
結レール26で連結し、両者間を海苔簀ホルダ9
の突出部9aと係合して上下移動させる移送機構
を設けて形成されている。
本実施例は、海苔簀ホルダ搬送機構3と16と
の間で海苔簀ホルダ9を水平方向に受け渡しでき
ない場合に用いると良い。
第10図および第11図は羽根チエンの他の実
施例を示す。本実施例の羽根チエン35は、無端
チエンの内側のリンク18だけから長尺なL字形
をした羽根部材36をそれぞれ突設し、これらの
羽根部材36,36間に海苔簀ホルダ9の突出部
9aを挟在させるとともに、突出部9aを無端チ
エンとその外側に設けたホルダガイド23によつ
て支持して脱落を防止し、更に羽根部材36の先
端部で海苔簀ホルダ9の支柱部9bを支承しなが
ら海苔簀ホルダ9を搬送する。
なお、前記移送機構としては、シリンダ等を組
合わせたもの、往復スライダを用いたもの、チエ
ン駆動を用いたもの、カム駆動を用いたもの等の
通常の往復動させる手段を用いることができる。
第12図および第13図は本発明の更に他の実
施例を示す。
本実施例は予備乾燥を機械本体7の部分で行な
うように形成されている。
すなわち、第12図に示すように、機械本体7
を循環する海苔簀ホルダ搬送機構16の脱水装置
11の後端側から受け渡し機構17までの途中に
予備乾燥部4aを設けている。この予備乾燥部4
aは部屋状に形成されており、内部には、海苔簀
ホルダ搬送機構16を形成する爪チエン24に沿
つて予備乾燥用の海苔簀ホルダ搬送機構37が設
けられている。この海苔簀ホルダ搬送機構37
は、第13図に示すように、短い羽根部材38を
有する無端状の羽根チエン39からなり、スプロ
ケツト40,41間に巻回されている。この羽根
チエン39は同図A点において爪チエン24によ
つて搬送されて来た海苔簀ホルダ9を受け取り、
この海苔簀ホルダ9を同図B点まで遅い速度で搬
送し、B点において再び爪チエン24へ受け渡す
ように形成されている。また、この羽根チエン3
9の下半部の下方外側部分および羽根チエン39
より前方位置の爪チエン24の下方部分に亘つ
て、海苔簀ホルダ9の突出部9aを載せて案内す
る案内ガイド42が固定的に設けられている。ま
た、この案内ガイド42以外の爪チエン24の外
側には、海苔簀ホルダ9の突出部9aを支承する
ホルダガイド27が設けられている。また、海苔
簀ホルダ9が予備乾燥部4a内を通過する間に、
その海苔簀ホルダ9の下端部を支承するために、
案内ガイド43,44,45がそれぞれ設けられ
ている。この案内ガイド43は、海苔簀ホルダ9
が爪チエン24の立上がり部24aからA点の直
前まで搬送される間を、海苔簀ホルダ9の下端縁
を支承しながら案内する。また、案内ガイド44
は、海苔簀ホルダ9がA点からスプロケツト40
のほぼ最下端部まで搬送される間を、海苔簀ホル
ダ9の下端の突出部の上縁を支承しながら案内す
る。また、案内ガイド45は、海苔簀ホルダ9が
スプロケツト40のほぼ最下端部からB点を通り
更に爪チエン24によつて搬送されるまでの間
を、海苔簀ホルダ9の下端縁を支承しながら案内
する。
次に、本実施例による予備乾燥を説明する。
脱水装置11によつて脱水処理を施された海苔
簀8上に抄製された海苔は、海苔簀ホルダ9と一
緒に、爪チエン24によつて予備乾燥部4aへ向
けて搬送され、爪チエン24の立上がり部24a
を経て第13図のA点まで間欠的に搬送されて行
く。爪チエン24の立上がり部からA点までの搬
送中においては、海苔簀ホルダ9は第13図の鎖
線に示すように案内ガイド43に下端縁を支承さ
れて搬送されて行く。爪チエン24の爪25,2
5によつて挟持された海苔簀ホルダ9の突出部9
aがA点に到達すると爪チエン24は一旦停止
し、その突出部9aはA点において開放状態で待
機していた羽根チエン39の羽根部材38,38
の間に挟まれる。その後、羽根チエン39のみが
第13図において反時計方向に1ピツチ分だけ間
欠回動する。これにより海苔簀ホルダ9、海苔簀
8および海苔簀8上に抄製された海苔は羽根チエ
ン39によつてB点に到達するまで間欠的に遅い
速度で搬送されることになる。また、前記した羽
根チエン39の1ピツチ分の間欠回動により、予
備乾燥を施された海苔が海苔簀ホルダ9と一緒
に、B点において開放状態で待機していた爪チエ
ン24の爪25,25の間に挟まれる。その後、
爪チエン24のみが1ピツチ分だけ回欠移動する
ことにより、新たな海苔がA点に移動させられ、
同時に予備乾燥を終了した海苔が本乾燥を施され
るためにB点から受け渡し機構17へ向けて搬送
されて行く。この動作を繰返すことにより、脱水
処理された海苔は第13図のA点からB点に向け
て羽根チエン39によつてゆつくりと搬送される
間に、予備乾燥部4a内へ送給されて来る低風量
およびまたは低温な乾燥能力の低い雰囲気によつ
て理想的な条件の下で予備乾燥される。また、海
苔のA点からB点までの搬送時間は、その海苔の
予備乾燥に必要十分な長さとする。
本実施例のように、予備乾燥部4aを本乾燥を
行なう乾燥室2と別個に設けることにより、乾燥
室2の構成を簡単にすることができ、機械本体7
における爪チエン24と乾燥に供される羽根チエ
ン20および39との間に海苔簀ホルダ9を受け
渡すために特別な受け渡し機構17は本乾燥部分
の1箇所だけに設ければよい。
なお、本実施例においては、第12図に示すよ
うに、乾燥室2の最前部のユニツト2aも他のユ
ニツト2aと同様に、下方から上昇する加熱風1
4を送給している。この最前部のユニツト2aへ
は、第1図と同様にフード15を設けて上方から
下降する加熱風14を送給するように形成しても
よい。更に、予備乾燥部4aは前記実施例のよう
に部屋状に区画して形成するほかに、区画を設け
ないで多数の海苔簀ホルダ9,9………が羽根チ
エン39によつて鉛直状態にしてゆつりくりと搬
送されている部分へ、ダクト(図示せず)等を用
いて予備乾燥用の乾燥能力の低い乾燥風を送給す
るようにして形成してもよい。
〔発明の効果〕
このように本発明の海苔乾燥方法および装置
は、自由水を多く含んでいる時の海苔を低風量お
よびまたは低温な低い乾燥能力の雰囲気をもつて
乾燥させることができ、更に、乾燥すべき海苔の
性質に応じて乾燥室内の巡回路を切換えて、如何
なる海苔でもくもりやちぢみや生部等を発生させ
ることなく良好に乾燥することができ、商品価置
の高い板海苔を生産することができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の海苔乾燥装置の実施例を示し、
第1図は一実施例の概要を示す縦断側面図、第2
図は第1図の−線に沿つた断面図、第3図は
第1図の−線に沿つた断面図、第4図は受け
渡し機構部近傍の拡大側面図、第5図は第4図の
−線に沿つた断面図、第6図は第5図の羽根
矢視斜視図、第7図は受け渡し機構部のシリンダ
を示す平面図、第8図は第7図の−線に沿つ
た断面図、第9図は本発明の他の実施例を示す第
4図同様の図、第10図および第11図は羽根チ
エンの他の実施例を示す第5図および第6図と同
様の図、第12図は本発明の更に他の実施例を示
す第1図と同様の図、第13図は第12図の予備
乾燥部分の拡大側面図である。 1……海苔乾燥装置、2……乾燥室、3……海
苔簀ホルダ搬送機構、4……予備乾燥室、5……
パンチングメタル、6……海苔簀ホルダ搬送機
構、7……機械本体、8……海苔簀、9……海苔
簀ホルダ、14……加熱風、16……海苔簀ホル
ダ搬送機構、17……受け渡し機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 海苔簀上に抄製された海苔を、自由水を多く
    含む時期に低風量およびまたは低温な乾燥能力の
    低い雰囲気内で予備乾燥し、その後前記予備乾燥
    時よりも高い乾燥能力の雰囲気内で本乾燥するこ
    とを特徴とする海苔乾燥方法。 2 本乾燥に一旦供された加熱風をもつて予備乾
    燥することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の海苔乾燥方法。 3 海苔簀上に抄製された海苔を自由水を多く含
    む時期に低風量およびまたは低温な乾燥能力の低
    い雰囲気内で予備乾燥する予備乾燥室を設け、予
    備乾燥された海苔を予備乾燥時よりも高い乾燥能
    力の雰囲気内で本乾燥する乾燥室を設けたことを
    特徴とする海苔乾燥装置。 4 乾燥室において本乾燥に一旦供された加熱風
    を予備乾燥室へ導びくように形成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の海苔乾燥装
    置。 5 乾燥室へ送給される加熱風の下流側にパンチ
    ングメタルを介して予備乾燥室を乾燥室と隣接し
    て設けたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の海苔乾燥装置。 6 抄製されかつ、脱水された海苔を本乾燥を行
    なう乾燥室との受け渡し位置へ移送する機械本体
    側の海苔簀ホルダ搬送機構の、脱水装置から前記
    受け渡し位置との間に予備乾燥部を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載の海苔乾燥
    装置。
JP61060194A 1985-11-11 1986-03-18 海苔乾燥方法および装置 Granted JPS62208260A (ja)

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