JPS6361433B2 - - Google Patents
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- JPS6361433B2 JPS6361433B2 JP60215682A JP21568285A JPS6361433B2 JP S6361433 B2 JPS6361433 B2 JP S6361433B2 JP 60215682 A JP60215682 A JP 60215682A JP 21568285 A JP21568285 A JP 21568285A JP S6361433 B2 JPS6361433 B2 JP S6361433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formalin
- condensate
- adhesive
- polyamide
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、ポリアミド系合成繊維の接着剤処
理法、特にゴム成形物を補強するためのポリアミ
ド系合成繊維をレゾルシン・ホルマリン縮合物か
らなる水溶性接着剤液に浸漬したのち熱処理する
接着剤処理法に関するものである。 (従来の技術) タイヤ、コンベヤベルト、ホースなどのゴム成
形物を補強するポリアミド系繊維は、通常100〜
500本のフイラメントからなる500〜3000デニール
の糸条を加撚または2〜3本撚り合わせてコード
状としたのち、ゴムとの接着性を向上するため
に、レゾルシン・ホルマリン・ラテツクス
(RFL)の水溶液に浸漬し、熱処理する方法が広
く行なわれている。ところがこれらの方法を実施
するに際して、接着剤処理されるコードは、コー
ド内部への接着剤の浸透、固化、熱処理時の張力
による構成フイラメントの充てん密度の増大によ
り硬直化する傾向がある。このような硬さの増加
は局所的な応力の集中の原因となり、強力や耐疲
労性を低下させるのみならず、タイヤ等の成型工
程における作業性に著しく悪い影響を与えてい
る。 上記のような接着剤処理をしたポリアミド系繊
維の柔軟性および強力保持率を改良するために
種々の方法が提案されている。例えばポリアミド
系繊維を、あらかじめ特定のウレタン樹脂溶液に
浸漬、乾熱乾燥し、次いでRFL水溶液に浸漬し
て熱処理する接着剤処理法(特開昭58−81686号
公報参照)や、紡糸冷却されたポリアミド系繊維
の未延伸糸に水系エマルジヨン油剤を付与したの
ち、インタレーサを通ずることにより糸条の表面
に凹凸の筋を発生させデイツプ後の強力利用率を
改善しようとする方法(特開昭54−15052号公報
参照)が提案されている。上記提案の処理法はあ
る程度柔軟性が改善され、あるいは強力保持率が
改良されるけれども未だ満足すべき程度に到達し
ていないのが現状である。 (発明が解決しようとする問題点) 近時タイヤの軽量化および走行寿命の延長が要
望され、さらに工程改善のための太デニール化に
伴つて、グリーンタイヤの成型性の改善が要望さ
れるようになり、タイヤコードとしては処理コー
ドの強力、軟柔性、耐疲労性の改善が特に重要視
されるようになつた。しかるに上記提案の処理法
では工程が複雑となり、また上記性能も十分でな
い。一方、従来ポリアミド系繊維の接着剤処理に
一般的に使用されているレゾルシン・ホルマリン
縮合物をアルカリ触媒下で縮合されるものであ
り、この場合には、縮合反応速度よりメチルロー
ル化速度の方が速くてメチロール化が優先的に進
行した縮合物を形成するため、ポリアミド系繊維
に含浸、熱処理をした際に架橋密度の高い樹脂膜
を形成し、得られた繊維の柔軟性が低く、強力お
よび耐疲労性も前記の要望に沿うものではない。 (問題点を解決するための手段) この発明は、ポリアミド系合成繊維を、レゾル
シン(R)とホルマリン(F)とをモル比(R/F)
が1/0.5〜1/1に配合して酸性縮合した水溶
性非熱硬化性レゾルシン・ホルマリン縮合物と、
該縮合物のレゾルシン成分1モルに対して全ホル
マリン量が0.9〜1.6モルになるように追加された
ホルマリンと、PHを少なくとも7.0とするための
苛性ソーダと、ゴムラテツクスとアンモニアとか
らなる接着剤水溶性に浸漬し、しかるのち熱処理
することを特徴とするポリアミド系合成繊維の接
着剤処理法である。 上記レゾルシン・ホルマリン縮合物(RF縮合
物という)は、レゾルシン(R)とホルマリン(F)
とのモル比(R/F)が1/0.5〜1/1で酸性
縮合されたものであり、このようなRF縮合物は、
例えばR/Fが1/0.6のものとして商品名ペナ
コライトR−2170(コツパース社製)および商品
名スミカノール700(住友化学工業社製)が、また
R/Fが1/1のものとして商品名アドハーRF
(保土谷化学工業社製)が市販されている。ポリ
アミド系合成繊維の処理に従来使用されていた
RFL接着剤に配合されるRF縮合物は、R/Fが
1/1〜1/3で苛性ソーダ等のアルカリ触媒下
で縮合されたものであるが、このRF縮合物では
望ましいコードの柔軟性、強力、耐疲労性が得ら
れない。 上記RF縮合物に追加されるホルマリンは、RF
縮合物のレゾルシン1モルに対して全ホルマリン
量が0.9〜1.6モル、好ましくは1.0〜1.4モルにな
るように配合される。全ホルマリンが0.9モル未
満の場合は、柔軟性が改善され、コード強力は高
くなるが凝集力が低くなつて高い接着力が得られ
ず、これとは逆に1.6モルを越える場合は柔軟性、
耐疲労性が改善されず、強力、耐疲労性も低くな
る。またRF縮合物のR/Fが1/1であつても
ホルマリンを追加しない場合は高い接着剤が得ら
れない。 ラテツクスとしては、天然ゴム、スチレン・ブ
タジエン共重合ゴム、スチレン・ブタジエン・ビ
ニルピリジン共重合物などのラテツクスの1種ま
たは2種以上の混合物である。 苛性ソーダは、RF縮合物の水への溶解性を容
易にするために配合するものである。またアンモ
ニアはRFL接着剤の保存安定性(特にゲル化防
止)を確保するものであり、RFL接着剤のPHが
7.0以上、好ましくは9.9以上、さらに好ましくは
10.0以上に調整される。 RF縮合物とラテツクスとの混合比は1/4〜
1/8が好ましい。RFL接着剤は水溶液として
使用され、その固形分濃度10〜30重量%が好まし
い。 この発明のポリアミド系合成繊維は、ナイロン
6、ナインロン66、ナイロン46などのポリアミド
を溶融紡糸、延伸して得られたフイラメント糸、
または該フイラメント糸を通常に単独または複数
本合撚したものである。このポリアミド系繊維に
は、必要に応じて熱安定剤、酸化防止剤、帯電防
止剤、接着性向上剤などを含有したものでもよ
い。 ポリアミド系合成繊維は、上記RFL接着剤水
溶液に浸漬されたのち熱処理してRFLが付着さ
れる。ポリアミド系コードに付着される個形分付
量は3〜10重量%であることが好ましい。 (作用) この発明で使用されるRF縮合物は硫酸などの
酸を触媒として調整されたものであるから、得ら
れるRF縮合物はメチロール化速度より縮合反応
速度の方が速いため、直線的に縮合した実質的に
熱可塑性の樹脂となる。この樹脂に対して厳密に
規定して追加したホルマリンとラテツクスとを配
合して調製されたRFL接着剤液をポリアミド系
合成繊維に含浸させて熱処理したとき、RFL樹
脂は繊維上で架橋網状化するけれども、追加した
ホルマリンによつて架橋密度が必要最少限度に規
制されるため、柔軟にして凝集力の高い樹脂膜を
形成することになり、処理した繊維は柔軟性に優
れ、強力および耐疲労性が大幅に改善される結果
となる。 (実施例) 下記各実験における%、部は特に断わりのない
限り重量基準で示す。 実験 1 RF縮合物(R/F=1/0.6、75%水溶液、商
品名ペナコライトR−2170)33.8部、37%ホルマ
リンの任意量、20%苛性ソーダ3.47部、水406部
を混合して20℃で6時間熟成したのち、これに41
%スチレン・ブタジエン・ビニルピリジン共重合
ゴムラテツクス(商品名ピラテツクス、住友ノー
ガタツク社製)310.9部、49%スチレン・ブタジ
エン共重合ゴムラテツクス(商品名J9049、住友
ノーガタツク社製)86.8部、28%アンモニア水
17.4部および水を加えてホルマリン追加量の異な
る実施例1〜4および比較例1,2の合計6種類
の固形分20%のRFL接着剤処理液を調整した。
この処理液に、ナイロン6タイヤコード(1890デ
ニール/2本撚り)を浸漬したのち、未処理タイ
ヤコードに対して固形分付量が5%になるように
調製し、次いで120℃で2分間、1.5%の緊張下で
熱風乾燥した。次いで200℃の加熱空気中で60秒
間、8.5%の緊張をしたのち、さらに定長下で200
℃の加熱空気中で60秒間熱処理を施して接着剤処
理コードを得た。 なお、このとき用いた未処理コードの切断強力
は35.8Kgであつた。 実験 2 上記実施例1において、RF縮合物(R/F=
1/1、43%水溶液、商品名アドハーRF)を使
用し、かつホルマリン追加量を変更した以外は、
実施例1と同様にして実施例5〜7および比較例
3,4の合計5種類の接着剤処理コードを得た。 実験 3 レゾルシン18.75部、37%ホルマリン27.65部
(R/F=1/2)、20%苛性ソーダ2.55部、水
404.5部を混合し、20℃、6時間熟成してレゾー
ル型RF初期縮合物を製造し、これに41%スチレ
ン・ビニルピリジン共重合ゴムラテツクス311.0
部、49%スチレン・ブタジエン共重合ゴムラテツ
クス86.7部、28%アンモニア水17.4部および水を
加えて固形分20%のRFL接着剤処理液を調整し、
この処理液を用いて実施例1と同様にナイロン6
タイヤコードを処理して比較例5の接着剤処理コ
ードを得た。 実験 4 実験3においてR/F=1/1.4とした以外は
実験3と同様に処理して比較例6の接着剤処理コ
ードを得た。 上記各実施例、比較例の処理コードの物性を測
定した結果を下表に示す。 なお、物性中、コード柔軟性を表わす曲げ硬さ
メジヤーはガーレ法、すなわちガーレステイツフ
ネステスター(東洋精機社製)を用い、試料の長
さを3.8としたときの振子(荷重25g)の振れ幅
を求めた値である。接着力はHテスト法による値
(Kg/cm)である。耐疲労度は通常のチユーブ疲
労試験機を用い、25本/2.54cmの密度でデイツプ
コードを埋め込んだチユーブ疲労用試験片を作成
し、曲げ角度85度、内圧3.5Kg/cm2、回転数
860rpmで疲労させ、チユーブが破壊するまでの
時間を測定した。
理法、特にゴム成形物を補強するためのポリアミ
ド系合成繊維をレゾルシン・ホルマリン縮合物か
らなる水溶性接着剤液に浸漬したのち熱処理する
接着剤処理法に関するものである。 (従来の技術) タイヤ、コンベヤベルト、ホースなどのゴム成
形物を補強するポリアミド系繊維は、通常100〜
500本のフイラメントからなる500〜3000デニール
の糸条を加撚または2〜3本撚り合わせてコード
状としたのち、ゴムとの接着性を向上するため
に、レゾルシン・ホルマリン・ラテツクス
(RFL)の水溶液に浸漬し、熱処理する方法が広
く行なわれている。ところがこれらの方法を実施
するに際して、接着剤処理されるコードは、コー
ド内部への接着剤の浸透、固化、熱処理時の張力
による構成フイラメントの充てん密度の増大によ
り硬直化する傾向がある。このような硬さの増加
は局所的な応力の集中の原因となり、強力や耐疲
労性を低下させるのみならず、タイヤ等の成型工
程における作業性に著しく悪い影響を与えてい
る。 上記のような接着剤処理をしたポリアミド系繊
維の柔軟性および強力保持率を改良するために
種々の方法が提案されている。例えばポリアミド
系繊維を、あらかじめ特定のウレタン樹脂溶液に
浸漬、乾熱乾燥し、次いでRFL水溶液に浸漬し
て熱処理する接着剤処理法(特開昭58−81686号
公報参照)や、紡糸冷却されたポリアミド系繊維
の未延伸糸に水系エマルジヨン油剤を付与したの
ち、インタレーサを通ずることにより糸条の表面
に凹凸の筋を発生させデイツプ後の強力利用率を
改善しようとする方法(特開昭54−15052号公報
参照)が提案されている。上記提案の処理法はあ
る程度柔軟性が改善され、あるいは強力保持率が
改良されるけれども未だ満足すべき程度に到達し
ていないのが現状である。 (発明が解決しようとする問題点) 近時タイヤの軽量化および走行寿命の延長が要
望され、さらに工程改善のための太デニール化に
伴つて、グリーンタイヤの成型性の改善が要望さ
れるようになり、タイヤコードとしては処理コー
ドの強力、軟柔性、耐疲労性の改善が特に重要視
されるようになつた。しかるに上記提案の処理法
では工程が複雑となり、また上記性能も十分でな
い。一方、従来ポリアミド系繊維の接着剤処理に
一般的に使用されているレゾルシン・ホルマリン
縮合物をアルカリ触媒下で縮合されるものであ
り、この場合には、縮合反応速度よりメチルロー
ル化速度の方が速くてメチロール化が優先的に進
行した縮合物を形成するため、ポリアミド系繊維
に含浸、熱処理をした際に架橋密度の高い樹脂膜
を形成し、得られた繊維の柔軟性が低く、強力お
よび耐疲労性も前記の要望に沿うものではない。 (問題点を解決するための手段) この発明は、ポリアミド系合成繊維を、レゾル
シン(R)とホルマリン(F)とをモル比(R/F)
が1/0.5〜1/1に配合して酸性縮合した水溶
性非熱硬化性レゾルシン・ホルマリン縮合物と、
該縮合物のレゾルシン成分1モルに対して全ホル
マリン量が0.9〜1.6モルになるように追加された
ホルマリンと、PHを少なくとも7.0とするための
苛性ソーダと、ゴムラテツクスとアンモニアとか
らなる接着剤水溶性に浸漬し、しかるのち熱処理
することを特徴とするポリアミド系合成繊維の接
着剤処理法である。 上記レゾルシン・ホルマリン縮合物(RF縮合
物という)は、レゾルシン(R)とホルマリン(F)
とのモル比(R/F)が1/0.5〜1/1で酸性
縮合されたものであり、このようなRF縮合物は、
例えばR/Fが1/0.6のものとして商品名ペナ
コライトR−2170(コツパース社製)および商品
名スミカノール700(住友化学工業社製)が、また
R/Fが1/1のものとして商品名アドハーRF
(保土谷化学工業社製)が市販されている。ポリ
アミド系合成繊維の処理に従来使用されていた
RFL接着剤に配合されるRF縮合物は、R/Fが
1/1〜1/3で苛性ソーダ等のアルカリ触媒下
で縮合されたものであるが、このRF縮合物では
望ましいコードの柔軟性、強力、耐疲労性が得ら
れない。 上記RF縮合物に追加されるホルマリンは、RF
縮合物のレゾルシン1モルに対して全ホルマリン
量が0.9〜1.6モル、好ましくは1.0〜1.4モルにな
るように配合される。全ホルマリンが0.9モル未
満の場合は、柔軟性が改善され、コード強力は高
くなるが凝集力が低くなつて高い接着力が得られ
ず、これとは逆に1.6モルを越える場合は柔軟性、
耐疲労性が改善されず、強力、耐疲労性も低くな
る。またRF縮合物のR/Fが1/1であつても
ホルマリンを追加しない場合は高い接着剤が得ら
れない。 ラテツクスとしては、天然ゴム、スチレン・ブ
タジエン共重合ゴム、スチレン・ブタジエン・ビ
ニルピリジン共重合物などのラテツクスの1種ま
たは2種以上の混合物である。 苛性ソーダは、RF縮合物の水への溶解性を容
易にするために配合するものである。またアンモ
ニアはRFL接着剤の保存安定性(特にゲル化防
止)を確保するものであり、RFL接着剤のPHが
7.0以上、好ましくは9.9以上、さらに好ましくは
10.0以上に調整される。 RF縮合物とラテツクスとの混合比は1/4〜
1/8が好ましい。RFL接着剤は水溶液として
使用され、その固形分濃度10〜30重量%が好まし
い。 この発明のポリアミド系合成繊維は、ナイロン
6、ナインロン66、ナイロン46などのポリアミド
を溶融紡糸、延伸して得られたフイラメント糸、
または該フイラメント糸を通常に単独または複数
本合撚したものである。このポリアミド系繊維に
は、必要に応じて熱安定剤、酸化防止剤、帯電防
止剤、接着性向上剤などを含有したものでもよ
い。 ポリアミド系合成繊維は、上記RFL接着剤水
溶液に浸漬されたのち熱処理してRFLが付着さ
れる。ポリアミド系コードに付着される個形分付
量は3〜10重量%であることが好ましい。 (作用) この発明で使用されるRF縮合物は硫酸などの
酸を触媒として調整されたものであるから、得ら
れるRF縮合物はメチロール化速度より縮合反応
速度の方が速いため、直線的に縮合した実質的に
熱可塑性の樹脂となる。この樹脂に対して厳密に
規定して追加したホルマリンとラテツクスとを配
合して調製されたRFL接着剤液をポリアミド系
合成繊維に含浸させて熱処理したとき、RFL樹
脂は繊維上で架橋網状化するけれども、追加した
ホルマリンによつて架橋密度が必要最少限度に規
制されるため、柔軟にして凝集力の高い樹脂膜を
形成することになり、処理した繊維は柔軟性に優
れ、強力および耐疲労性が大幅に改善される結果
となる。 (実施例) 下記各実験における%、部は特に断わりのない
限り重量基準で示す。 実験 1 RF縮合物(R/F=1/0.6、75%水溶液、商
品名ペナコライトR−2170)33.8部、37%ホルマ
リンの任意量、20%苛性ソーダ3.47部、水406部
を混合して20℃で6時間熟成したのち、これに41
%スチレン・ブタジエン・ビニルピリジン共重合
ゴムラテツクス(商品名ピラテツクス、住友ノー
ガタツク社製)310.9部、49%スチレン・ブタジ
エン共重合ゴムラテツクス(商品名J9049、住友
ノーガタツク社製)86.8部、28%アンモニア水
17.4部および水を加えてホルマリン追加量の異な
る実施例1〜4および比較例1,2の合計6種類
の固形分20%のRFL接着剤処理液を調整した。
この処理液に、ナイロン6タイヤコード(1890デ
ニール/2本撚り)を浸漬したのち、未処理タイ
ヤコードに対して固形分付量が5%になるように
調製し、次いで120℃で2分間、1.5%の緊張下で
熱風乾燥した。次いで200℃の加熱空気中で60秒
間、8.5%の緊張をしたのち、さらに定長下で200
℃の加熱空気中で60秒間熱処理を施して接着剤処
理コードを得た。 なお、このとき用いた未処理コードの切断強力
は35.8Kgであつた。 実験 2 上記実施例1において、RF縮合物(R/F=
1/1、43%水溶液、商品名アドハーRF)を使
用し、かつホルマリン追加量を変更した以外は、
実施例1と同様にして実施例5〜7および比較例
3,4の合計5種類の接着剤処理コードを得た。 実験 3 レゾルシン18.75部、37%ホルマリン27.65部
(R/F=1/2)、20%苛性ソーダ2.55部、水
404.5部を混合し、20℃、6時間熟成してレゾー
ル型RF初期縮合物を製造し、これに41%スチレ
ン・ビニルピリジン共重合ゴムラテツクス311.0
部、49%スチレン・ブタジエン共重合ゴムラテツ
クス86.7部、28%アンモニア水17.4部および水を
加えて固形分20%のRFL接着剤処理液を調整し、
この処理液を用いて実施例1と同様にナイロン6
タイヤコードを処理して比較例5の接着剤処理コ
ードを得た。 実験 4 実験3においてR/F=1/1.4とした以外は
実験3と同様に処理して比較例6の接着剤処理コ
ードを得た。 上記各実施例、比較例の処理コードの物性を測
定した結果を下表に示す。 なお、物性中、コード柔軟性を表わす曲げ硬さ
メジヤーはガーレ法、すなわちガーレステイツフ
ネステスター(東洋精機社製)を用い、試料の長
さを3.8としたときの振子(荷重25g)の振れ幅
を求めた値である。接着力はHテスト法による値
(Kg/cm)である。耐疲労度は通常のチユーブ疲
労試験機を用い、25本/2.54cmの密度でデイツプ
コードを埋め込んだチユーブ疲労用試験片を作成
し、曲げ角度85度、内圧3.5Kg/cm2、回転数
860rpmで疲労させ、チユーブが破壊するまでの
時間を測定した。
【表】
【表】
上記表にみられるように、レゾルシン成分1モ
ルに対する全ホルマリンのモル比が0.9モルより
小さい比較例1は接着力、耐疲労性が劣り、また
全ホルマリンのモル比が1.6より大きい比較例2
および比較例4は曲げ硬さが大きく耐疲労性が劣
る。また全ホルマリンのモル比が0.9モルより大
きくてもホルマリンを追加しない比較例3は接着
力、耐疲労性が劣る。さらにRF縮合物R/Fが
1/2または1/1.4の比較例5,6は曲げ硬さ
が大きく、耐疲労性が著しく劣り、かつ強力も低
い。 (発明の効果) この発明によるポリアミド系合成繊維は、曲げ
硬さが小さくて柔軟性に優れ、強力およびゴムと
の接着力が高く、かつ耐疲労性に優れている。そ
の結果、ゴム成型物の補強材料としてその生産工
程において有利となる。
ルに対する全ホルマリンのモル比が0.9モルより
小さい比較例1は接着力、耐疲労性が劣り、また
全ホルマリンのモル比が1.6より大きい比較例2
および比較例4は曲げ硬さが大きく耐疲労性が劣
る。また全ホルマリンのモル比が0.9モルより大
きくてもホルマリンを追加しない比較例3は接着
力、耐疲労性が劣る。さらにRF縮合物R/Fが
1/2または1/1.4の比較例5,6は曲げ硬さ
が大きく、耐疲労性が著しく劣り、かつ強力も低
い。 (発明の効果) この発明によるポリアミド系合成繊維は、曲げ
硬さが小さくて柔軟性に優れ、強力およびゴムと
の接着力が高く、かつ耐疲労性に優れている。そ
の結果、ゴム成型物の補強材料としてその生産工
程において有利となる。
Claims (1)
- 1 ポリアミド系合成繊維を、レゾルシン(R)
とホルマリン(F)とをモル比(R/F)が1/0.5
〜1/1に配合して酸性縮合した水溶性非熱硬化
性レゾルシン・ホリマリン縮合物と、該縮合物の
レゾルシン成分1モルに対して全ホリマリン量が
0.9〜1.6モルになるように追加されたホリマリン
と、PHを少なくとも7.0とするための苛性ソーダ
と、ゴムラテツクスとアンモニアとからなる接着
剤水溶液に浸漬し、しかるのち熱処理することを
特徴とするポリアミド系合成繊維の接着剤処理
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60215682A JPS6278274A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | ポリアミド系合成繊維の接着剤処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60215682A JPS6278274A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | ポリアミド系合成繊維の接着剤処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6278274A JPS6278274A (ja) | 1987-04-10 |
| JPS6361433B2 true JPS6361433B2 (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=16676412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60215682A Granted JPS6278274A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | ポリアミド系合成繊維の接着剤処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6278274A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021117521A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
| WO2021256149A1 (ja) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | デンカ株式会社 | 有機繊維コード用の接着剤組成物、ゴム補強材及びその製造方法、並びに、ゴム物品 |
| WO2022130879A1 (ja) | 2020-12-15 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60162874A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-24 | 東レ株式会社 | ポリアミド系ゴム補強用コ−ドの製造方法 |
-
1985
- 1985-09-28 JP JP60215682A patent/JPS6278274A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021117521A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
| WO2021256149A1 (ja) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | デンカ株式会社 | 有機繊維コード用の接着剤組成物、ゴム補強材及びその製造方法、並びに、ゴム物品 |
| WO2022130879A1 (ja) | 2020-12-15 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6278274A (ja) | 1987-04-10 |
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