JPS6361919B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6361919B2 JPS6361919B2 JP59154271A JP15427184A JPS6361919B2 JP S6361919 B2 JPS6361919 B2 JP S6361919B2 JP 59154271 A JP59154271 A JP 59154271A JP 15427184 A JP15427184 A JP 15427184A JP S6361919 B2 JPS6361919 B2 JP S6361919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yeast
- ethanol solution
- dried
- dry
- waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
本発明はビール酵母の脱苦味乾燥法に関するも
のであつて、さらに詳しくは、エタノールを用い
た抽出操作を利用することにより、廃水処理とい
う負担なしに脱苦味乾燥酵母を製造する方法に係
る。 ビールの醸造工程から廃棄される余剰酵母に
は、蛋白質、ビタミン、ミネラル、核酸関連物質
などの有用成分が含まれている関係で、余剰酵母
を脱苦味して乾燥し、これを薬用、食用に利用す
ることは、余剰ビール酵母の活用法として古くか
ら知られており、現在も実施されている。 例えば、ビール酵母の製剤化に際しては、現在
のところ、ビール工場からの余剰酵母を泥状酵母
の状態で受け入れ、これにアルカリ洗浄を施して
苦味質を除去し、次いで水洗浄を行ない、しかる
後これを乾燥して製剤工程に供給する方法が採用
されている。しかしながら、この方法はアルカリ
洗浄工程及び水洗工程で、多量のBODを含む廃
水が生ずるため、廃水処理に費用が嵩む欠点があ
るばかりでなく、製剤工場の立地条件を制約する
不都合がある。 本発明は現行のアルカリ洗浄に代えてエタノー
ルを用いた抽出操作を利用することにより、廃水
処理を伴わない脱水味乾燥酵母の製造法を提供す
るものであつて、その特徴とするところは、ビー
ル工場から廃棄される泥状酵母を乾燥して得られ
る含水量15%以上の乾燥廃棄酵母に、濃度50%以
上のエタノール溶液を接触させて酵母中の苦味質
をエタノール溶液に抽出し脱苦味された酵母を抽
出液から分離後乾燥して脱苦味乾燥酵母を回収
し、酵母から分離された抽出液を蒸留することで
回収されるエタノール溶液を、乾燥廃棄酵母の抽
出工程に循環することを特徴とする。 ビール工場から廃棄される泥状酵母は、一般に
その固形分濃度が8%程度であつて、従来法では
これをそのままアルカリ洗浄工程に供するが、本
発明の方法では泥状酵母を含水量15%以下に乾燥
した乾燥廃棄酵母が、エタノール抽出に付されて
脱苦味される。エタノール抽出には濃度50%以上
の、好ましくは50〜90%のエタノール溶液、つま
り含水エタノールが使用され、その使用量は容量
で乾燥廃棄酵母と同量以上とするのが適当であ
る。苦味質の抽出は、乾燥廃棄酵母をエタノール
溶液に浸漬することで行なうこともできるが、実
用的には底部に多孔質部材を有する容器に乾燥廃
棄酵母に充填し、この充填床にエタノール溶液を
一様に流下させて苦味質をエタノール溶液に抽出
することが好ましい。抽出時の温度条件はエタノ
ール溶液の沸点以下であれば、任意の温度を選ぶ
ことができる。但し、積極的に冷却することはな
く、一般には室温が採用される。 エタノール溶液との接触によつて脱苦味された
酵母は、苦味質を含有する抽出液から分離後、乾
燥することにより、目的とする脱苦味乾燥酵母を
得ることができ、このものはそのまま薬用、食用
に供することができる。一方、苦味質を含有する
抽出液は、これを蒸留に付してエタノール溶液を
回収し、苦味質などは蒸留残渣として系応に出さ
れる。そして蒸留で回収されるエタノール溶液は
乾燥廃棄酵母の抽出工程に循環使用される。 以上述べて来たところから明らかな通り、本発
明に係るビール酵母の脱苦味乾燥法は、アルカリ
洗浄を採用していないため水洗浄も不要であり、
従つてこれらを採用した場合に不可避的な廃水処
理という厄介を本発明の方法では全く必配する要
がない。これに加えて本発明の方法によれば、余
剰ビール酵母を粉末状でエタノール抽出にかけら
れるため、ビール工場で廃棄酵母を乾燥しておけ
ば、酵母の保管並びに運搬が便利になる利点もあ
る。 実施例 固形分濃度8%の泥状酵母40を乾燥して得た
乾燥廃棄酵母を、適当な容器の多孔板部材上に充
填し、この充填床上にエタノール溶液を一様に散
布しながら吸引濾過し、濾液を蒸留して留出する
アルコール溶液を前記充填床の上部に循環させる
方法により、乾燥廃棄酵母を容量で4倍量のエタ
ノールと接触させて酵母から苦味質を除去し、次
いで酵母を乾燥することにより脱苦味乾燥酵母を
得た。 使用したエタノール溶液の濃度と共に実験成績
を次表に示す。
のであつて、さらに詳しくは、エタノールを用い
た抽出操作を利用することにより、廃水処理とい
う負担なしに脱苦味乾燥酵母を製造する方法に係
る。 ビールの醸造工程から廃棄される余剰酵母に
は、蛋白質、ビタミン、ミネラル、核酸関連物質
などの有用成分が含まれている関係で、余剰酵母
を脱苦味して乾燥し、これを薬用、食用に利用す
ることは、余剰ビール酵母の活用法として古くか
ら知られており、現在も実施されている。 例えば、ビール酵母の製剤化に際しては、現在
のところ、ビール工場からの余剰酵母を泥状酵母
の状態で受け入れ、これにアルカリ洗浄を施して
苦味質を除去し、次いで水洗浄を行ない、しかる
後これを乾燥して製剤工程に供給する方法が採用
されている。しかしながら、この方法はアルカリ
洗浄工程及び水洗工程で、多量のBODを含む廃
水が生ずるため、廃水処理に費用が嵩む欠点があ
るばかりでなく、製剤工場の立地条件を制約する
不都合がある。 本発明は現行のアルカリ洗浄に代えてエタノー
ルを用いた抽出操作を利用することにより、廃水
処理を伴わない脱水味乾燥酵母の製造法を提供す
るものであつて、その特徴とするところは、ビー
ル工場から廃棄される泥状酵母を乾燥して得られ
る含水量15%以上の乾燥廃棄酵母に、濃度50%以
上のエタノール溶液を接触させて酵母中の苦味質
をエタノール溶液に抽出し脱苦味された酵母を抽
出液から分離後乾燥して脱苦味乾燥酵母を回収
し、酵母から分離された抽出液を蒸留することで
回収されるエタノール溶液を、乾燥廃棄酵母の抽
出工程に循環することを特徴とする。 ビール工場から廃棄される泥状酵母は、一般に
その固形分濃度が8%程度であつて、従来法では
これをそのままアルカリ洗浄工程に供するが、本
発明の方法では泥状酵母を含水量15%以下に乾燥
した乾燥廃棄酵母が、エタノール抽出に付されて
脱苦味される。エタノール抽出には濃度50%以上
の、好ましくは50〜90%のエタノール溶液、つま
り含水エタノールが使用され、その使用量は容量
で乾燥廃棄酵母と同量以上とするのが適当であ
る。苦味質の抽出は、乾燥廃棄酵母をエタノール
溶液に浸漬することで行なうこともできるが、実
用的には底部に多孔質部材を有する容器に乾燥廃
棄酵母に充填し、この充填床にエタノール溶液を
一様に流下させて苦味質をエタノール溶液に抽出
することが好ましい。抽出時の温度条件はエタノ
ール溶液の沸点以下であれば、任意の温度を選ぶ
ことができる。但し、積極的に冷却することはな
く、一般には室温が採用される。 エタノール溶液との接触によつて脱苦味された
酵母は、苦味質を含有する抽出液から分離後、乾
燥することにより、目的とする脱苦味乾燥酵母を
得ることができ、このものはそのまま薬用、食用
に供することができる。一方、苦味質を含有する
抽出液は、これを蒸留に付してエタノール溶液を
回収し、苦味質などは蒸留残渣として系応に出さ
れる。そして蒸留で回収されるエタノール溶液は
乾燥廃棄酵母の抽出工程に循環使用される。 以上述べて来たところから明らかな通り、本発
明に係るビール酵母の脱苦味乾燥法は、アルカリ
洗浄を採用していないため水洗浄も不要であり、
従つてこれらを採用した場合に不可避的な廃水処
理という厄介を本発明の方法では全く必配する要
がない。これに加えて本発明の方法によれば、余
剰ビール酵母を粉末状でエタノール抽出にかけら
れるため、ビール工場で廃棄酵母を乾燥しておけ
ば、酵母の保管並びに運搬が便利になる利点もあ
る。 実施例 固形分濃度8%の泥状酵母40を乾燥して得た
乾燥廃棄酵母を、適当な容器の多孔板部材上に充
填し、この充填床上にエタノール溶液を一様に散
布しながら吸引濾過し、濾液を蒸留して留出する
アルコール溶液を前記充填床の上部に循環させる
方法により、乾燥廃棄酵母を容量で4倍量のエタ
ノールと接触させて酵母から苦味質を除去し、次
いで酵母を乾燥することにより脱苦味乾燥酵母を
得た。 使用したエタノール溶液の濃度と共に実験成績
を次表に示す。
【表】
尚、表中の比較例は在来法によつて余剰ビール
酵母を脱苦味乾燥した場合の実験成績であつて、
固形分濃度8%の泥状酵母40をPH10.2の条件で
アルカリ洗浄し、次いで水洗浄した後乾燥した。
この比較例ではBOD濃度4500ppmの廃水BOD=
2.7Kg、SS=0.26Kg)が60も排出された。
酵母を脱苦味乾燥した場合の実験成績であつて、
固形分濃度8%の泥状酵母40をPH10.2の条件で
アルカリ洗浄し、次いで水洗浄した後乾燥した。
この比較例ではBOD濃度4500ppmの廃水BOD=
2.7Kg、SS=0.26Kg)が60も排出された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビールの醸造工程から廃棄される泥状酵母を
乾燥して得られる含水量15%以下の乾燥廃棄酵母
に、濃度50%以上のエタノール溶液を接触させて
酵母中の苦味質をエタノール溶液に抽出し、脱苦
味された酵母を抽出液から分離後乾燥して脱苦味
乾燥酵母を回収し、酵母から分離された抽出液を
蒸留することで回収されるエタノール溶液を、乾
燥廃棄酵母の抽出工程に循環することを特徴とす
る脱苦味乾燥酵母の製造法。 2 乾燥廃棄酵母に接触せしめられるエタノール
溶液の総量が、容量で酵母量の100%以上である
特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 乾燥廃棄酵母とエタノール溶液との接触が、
エタノール溶液の沸点以下の温度で行なわれる特
許請求の範囲第1項記載の方法。 4 乾燥廃棄酵母の充填床にエタノール溶液を一
様に流下又は浸漬させて苦味質を抽出する特許請
求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427184A JPS6131083A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 脱苦味乾燥酵母の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427184A JPS6131083A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 脱苦味乾燥酵母の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131083A JPS6131083A (ja) | 1986-02-13 |
| JPS6361919B2 true JPS6361919B2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15580515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15427184A Granted JPS6131083A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 脱苦味乾燥酵母の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131083A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231509U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58216669A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-16 | Sapporo Breweries Ltd | 酵母エキスの製造法 |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP15427184A patent/JPS6131083A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231509U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131083A (ja) | 1986-02-13 |
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