JPS636311B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636311B2 JPS636311B2 JP339182A JP339182A JPS636311B2 JP S636311 B2 JPS636311 B2 JP S636311B2 JP 339182 A JP339182 A JP 339182A JP 339182 A JP339182 A JP 339182A JP S636311 B2 JPS636311 B2 JP S636311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- nut
- shaft
- valve spool
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流量調整弁に係り、さらに詳しくは、
ダイカストマシンなどの油圧回路の流量を調整す
るのに適した開閉弁の作用も兼ねうる流量調整弁
に関するものである。
ダイカストマシンなどの油圧回路の流量を調整す
るのに適した開閉弁の作用も兼ねうる流量調整弁
に関するものである。
ダイカストマシンは、一般的には、射出シリン
ダによる溶湯射出の初期においては低速で射出を
行ない、射出途中で高速射出に切替えて、金型キ
ヤビテイ内に溶湯を供給する。このような動作を
行なうダイカストマシンの油圧回路には、低速射
出から高速射出に切替える切替弁と、作動油の流
量の調節を行なう低速射出と高速射出用の流量調
整弁が用いられる。
ダによる溶湯射出の初期においては低速で射出を
行ない、射出途中で高速射出に切替えて、金型キ
ヤビテイ内に溶湯を供給する。このような動作を
行なうダイカストマシンの油圧回路には、低速射
出から高速射出に切替える切替弁と、作動油の流
量の調節を行なう低速射出と高速射出用の流量調
整弁が用いられる。
このような流量調整弁のうち、ある程度自動的
に流量を調整しうるものとして、従来は電磁式流
量調整弁が低速射出用と高速射出用としてそれぞ
れ別個に用いられていた。
に流量を調整しうるものとして、従来は電磁式流
量調整弁が低速射出用と高速射出用としてそれぞ
れ別個に用いられていた。
この電磁式流量調整弁は入力電流値に比例して
流量コントロールを行なうもので、差動変圧器を
備え、この差動変圧器に供給される電流値に比例
してパイロツトスプールを移動させ、さらにメイ
ンスプールを連動させ、設定値にセツトし流量の
コントロールを行なつている。
流量コントロールを行なうもので、差動変圧器を
備え、この差動変圧器に供給される電流値に比例
してパイロツトスプールを移動させ、さらにメイ
ンスプールを連動させ、設定値にセツトし流量の
コントロールを行なつている。
このような電磁式流量調整弁は所定の流量値に
調整するには適しているが、セツトしたメインス
プールを設定位置にとめておくものがなく、外力
が加わるとメインスプールが設定位置でその軸線
方向に小さく前後進してチヨコチヨコと動き、そ
の結果、流量が変動するためダイカストマシンの
射出速度が一定せず、安定した射出速度を提供す
る必要があり、かつ、微少な時間で切替える必要
のある高速射出用の流量調整弁としては適しな
い。
調整するには適しているが、セツトしたメインス
プールを設定位置にとめておくものがなく、外力
が加わるとメインスプールが設定位置でその軸線
方向に小さく前後進してチヨコチヨコと動き、そ
の結果、流量が変動するためダイカストマシンの
射出速度が一定せず、安定した射出速度を提供す
る必要があり、かつ、微少な時間で切替える必要
のある高速射出用の流量調整弁としては適しな
い。
さらに、パイロツトスプールは作動油中に含ま
れるわずかな異物が付着してもその動きが変化
し、流量が変化してしまう。
れるわずかな異物が付着してもその動きが変化
し、流量が変化してしまう。
さらに、油圧回路の切替え時には、パイロツト
ラインやバルブ切替えの油圧シヨツクが発生し、
これが外乱となり、前述したように設定位置に機
械的にとめておく手段を持たないメインスプール
はこの外乱を拾つてしまい、どうしても正確な流
量調整が行なえなくなる。そして、射出時の作用
や射出製品の良否に微妙に悪影響があらわれる。
ラインやバルブ切替えの油圧シヨツクが発生し、
これが外乱となり、前述したように設定位置に機
械的にとめておく手段を持たないメインスプール
はこの外乱を拾つてしまい、どうしても正確な流
量調整が行なえなくなる。そして、射出時の作用
や射出製品の良否に微妙に悪影響があらわれる。
また、従来においては、低速射出用の開閉弁と
流量調整弁および高速射出用の開閉弁と流量調整
弁の4個が必要であつたため、油圧回路が複雑化
し、制御もきわめて複雑となるという欠点があつ
た。
流量調整弁および高速射出用の開閉弁と流量調整
弁の4個が必要であつたため、油圧回路が複雑化
し、制御もきわめて複雑となるという欠点があつ
た。
本発明者は、以上のような従来の欠点を除去す
るために、流量を精密に、すばやく、かつ、自動
的に調整することができ、低速及び高速射出用の
開閉弁と流量調整弁を1つの弁として構成するこ
とができるようにした流量調整弁として、回転量
を制御可能なモータにより回転されるねじ軸にナ
ツトを回転自在に設け、弁スプールをナツトと一
体的に設けると共に、弁本体にキーを介して軸線
方向に摺動自在に設けた流量調整弁を発明した。
るために、流量を精密に、すばやく、かつ、自動
的に調整することができ、低速及び高速射出用の
開閉弁と流量調整弁を1つの弁として構成するこ
とができるようにした流量調整弁として、回転量
を制御可能なモータにより回転されるねじ軸にナ
ツトを回転自在に設け、弁スプールをナツトと一
体的に設けると共に、弁本体にキーを介して軸線
方向に摺動自在に設けた流量調整弁を発明した。
しかし、流量調整弁において、ナツトと弁スプ
ールを一体的に連結しておけば、弁開き時や弁開
き保持中に、弁スプールに作用する油圧力など
が、ナツト部への連結部やナツト部にそのまま直
接作用し、これら連結部やナツト部は大きな集中
応力を受けるとともに、強い衝撃力を受ける。し
たがつて、破損されやすいか、あるいは、これら
を必要以上に頑丈にしておく必要がある。
ールを一体的に連結しておけば、弁開き時や弁開
き保持中に、弁スプールに作用する油圧力など
が、ナツト部への連結部やナツト部にそのまま直
接作用し、これら連結部やナツト部は大きな集中
応力を受けるとともに、強い衝撃力を受ける。し
たがつて、破損されやすいか、あるいは、これら
を必要以上に頑丈にしておく必要がある。
本発明は、これの欠点をなくすためのものであ
り、ナツト部への連結部やナツト部への応力の伝
達を均一にするとともに緩和し、応力伝達部やナ
ツト部の破損事故をなくしうるようにしたもので
ある。
り、ナツト部への連結部やナツト部への応力の伝
達を均一にするとともに緩和し、応力伝達部やナ
ツト部の破損事故をなくしうるようにしたもので
ある。
以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図以下は本発明の1実施例を説明するもの
で、第1図に示すように、流量調整弁1は大きく
分けて一端部に位置する駆動部2と開閉弁を兼ね
た流量調整部3とから構成されている。
で、第1図に示すように、流量調整弁1は大きく
分けて一端部に位置する駆動部2と開閉弁を兼ね
た流量調整部3とから構成されている。
駆動部2はケーシング4の一部に設けられたカ
ツプリング5を介して歯車14等と連結されてい
るモータ6を有する。このモータ6は、最適なも
のとしては、す早く正確に自動制御できて、制御
されて変更された後記する弁スプール31の位置
を正確に保てるパルスモータであることが望まし
いが、DCサーボモータであつても良いし、比較
的にゆつくり制御しても良い場合は、インダクシ
ヨンモータとブレーキを組合わせたものであつて
もよい。パルスモータは、通常動かそうとしても
動かず、この電力を切つて動かす信号が入つて、
初めて、指令されたパルス数に相当する量だけ回
わるものであり、回転指令がない時は現在位置を
保とうとする力が作用しており、回転指令があれ
ば、高速で正確に回転量を制御する。
ツプリング5を介して歯車14等と連結されてい
るモータ6を有する。このモータ6は、最適なも
のとしては、す早く正確に自動制御できて、制御
されて変更された後記する弁スプール31の位置
を正確に保てるパルスモータであることが望まし
いが、DCサーボモータであつても良いし、比較
的にゆつくり制御しても良い場合は、インダクシ
ヨンモータとブレーキを組合わせたものであつて
もよい。パルスモータは、通常動かそうとしても
動かず、この電力を切つて動かす信号が入つて、
初めて、指令されたパルス数に相当する量だけ回
わるものであり、回転指令がない時は現在位置を
保とうとする力が作用しており、回転指令があれ
ば、高速で正確に回転量を制御する。
カツプリング5は、例えば、第2図に示すよう
に構成されている。
に構成されている。
すなわち、カツプリング5は、モータ6の回転
軸7の先端テーパ部が嵌合するテーパ穴8を有す
る筒体9を有し、この筒体9と対向して配置され
た受座10とを備え、両者間はばね鋼などから形
成された複数本のピン11によつて連結されてい
る。これらピン11が円周方向に互いに所定の間
隔で配されて嵌合される受座10の嵌合穴には、
たとえばテフロンなどからなるクツシヨン部材1
2が嵌合されており、無潤滑軸受を構成してい
る。この無潤滑軸受を構成するクツシヨン部材1
2においては、テフロン等の外周にゴムを焼付け
ておき、内周面をピン11に対して自由に接触さ
せておくと良い。9aはキー溝、7aはコツタ、
7bは回転軸7先端のねじ部、7cはナツトであ
る。カツプリング5を、テーパ状の回転軸7を筒
体9に差込んでナツト7cで締め、筒体9に取付
けた各ピン11を受座10に取付けた各クツシヨ
ン部材12中に差込んで組立てうるようにしたの
は、カツプリング5の取付け取りはずしを極めて
容易にするためである。また、真直なばね鋼など
からなるピン11をクツシヨン部材12中に装入
したのは、ここで回転軸7側と受座10側の平行
度や角度が少しずれていても、これらを容易に吸
収させるためである。この構造のカツプリング5
は、極めて小型にすることができ、伝達トルクに
対してイナーシヤをものすごく小さくできるの
で、設置場所もあまりとらず、弁装置において、
開閉制御や流量制御を早く確実に行うのに適して
いる。なお、ピン11と受座10はクツシヨン部
材12を介して連結したが、これは、球面軸受を
介して取付けて、たわみをより大きくとれるよう
にすることもできる。
軸7の先端テーパ部が嵌合するテーパ穴8を有す
る筒体9を有し、この筒体9と対向して配置され
た受座10とを備え、両者間はばね鋼などから形
成された複数本のピン11によつて連結されてい
る。これらピン11が円周方向に互いに所定の間
隔で配されて嵌合される受座10の嵌合穴には、
たとえばテフロンなどからなるクツシヨン部材1
2が嵌合されており、無潤滑軸受を構成してい
る。この無潤滑軸受を構成するクツシヨン部材1
2においては、テフロン等の外周にゴムを焼付け
ておき、内周面をピン11に対して自由に接触さ
せておくと良い。9aはキー溝、7aはコツタ、
7bは回転軸7先端のねじ部、7cはナツトであ
る。カツプリング5を、テーパ状の回転軸7を筒
体9に差込んでナツト7cで締め、筒体9に取付
けた各ピン11を受座10に取付けた各クツシヨ
ン部材12中に差込んで組立てうるようにしたの
は、カツプリング5の取付け取りはずしを極めて
容易にするためである。また、真直なばね鋼など
からなるピン11をクツシヨン部材12中に装入
したのは、ここで回転軸7側と受座10側の平行
度や角度が少しずれていても、これらを容易に吸
収させるためである。この構造のカツプリング5
は、極めて小型にすることができ、伝達トルクに
対してイナーシヤをものすごく小さくできるの
で、設置場所もあまりとらず、弁装置において、
開閉制御や流量制御を早く確実に行うのに適して
いる。なお、ピン11と受座10はクツシヨン部
材12を介して連結したが、これは、球面軸受を
介して取付けて、たわみをより大きくとれるよう
にすることもできる。
受座10の外周面には、第1図に示すように目
盛が示されており、ケーシング4の1部に設けた
透明なカバー4aを通してこの目盛を読み、パル
スモータ6の回転量を知ることができる。
盛が示されており、ケーシング4の1部に設けた
透明なカバー4aを通してこの目盛を読み、パル
スモータ6の回転量を知ることができる。
カツプリング5の被駆動側である受座10は、
カツプリング5自体を小型化するために、被駆動
軸13と一体化されており、ケーシング4内で軸
受13aで軸支されたこの軸13の先端部には、
歯車14が固定されている。歯車14は歯車18
と噛合しており、歯車18は、ケーシング4の中
央部において、スラストベアリング15やボール
ベアリング15aやテーパローラベアリング15
bなどの軸受や軸保持部材16などを介して前記
軸13と平行に回転自在に、かつ、軸線方向に動
かないように軸支された軸17に固定されてお
り、モータ6の回転がこれら歯車14、18を介
して軸17に伝えられる。なお、場合によつて
は、モータ6の回転軸7と軸17とは、直結する
こともできるし、歯車のみやベルト等で連結する
こともできる。また、軸保持部材16と歯車18
との間には、皿ばねを設けることもできる。
カツプリング5自体を小型化するために、被駆動
軸13と一体化されており、ケーシング4内で軸
受13aで軸支されたこの軸13の先端部には、
歯車14が固定されている。歯車14は歯車18
と噛合しており、歯車18は、ケーシング4の中
央部において、スラストベアリング15やボール
ベアリング15aやテーパローラベアリング15
bなどの軸受や軸保持部材16などを介して前記
軸13と平行に回転自在に、かつ、軸線方向に動
かないように軸支された軸17に固定されてお
り、モータ6の回転がこれら歯車14、18を介
して軸17に伝えられる。なお、場合によつて
は、モータ6の回転軸7と軸17とは、直結する
こともできるし、歯車のみやベルト等で連結する
こともできる。また、軸保持部材16と歯車18
との間には、皿ばねを設けることもできる。
軸17の弁スプール31側の外周には、ボール
ねじ部17aを介してナツト19が螺合されてい
る。ナツト19はその一部に回り止め部材である
キー20を有し、キー20はケーシング4側に形
成されたキー溝21中に摺動自在に嵌合されてお
り、軸17が回転するとナツト19が軸線方向に
自由に進退できる構造となつている。軸17とナ
ツト19との螺合は、軸線方向にキー20で案内
されるナツト19を軸17の回転によつて軸線方
向へ移動させるものであれば、普通のねじでも良
いが、効率良く作動させるには、伝動効率のよい
ボールねじを利用するのが、より理想的である。
なお、ボールねじを使用したものでは、ナツト1
9に軸線方向の力が作用すれば、軸17を回そう
とするが、この場合は、軸17の回転をパルスモ
ータ6で阻止した状態にあるので、軸17は回ら
ない。なお、回り止め部材としては、キー20の
他に、リニアボールスラストと呼ばれている、上
下2個の部材からなり、一方の部材の両側面と、
その部材の上部と側部をおおつた他の部材の両内
側面との間に、複数個のボールを一直線状に配し
て、移動抵抗を減らしうるようにした回り止め部
材等の他の公知のものを用いても良い。
ねじ部17aを介してナツト19が螺合されてい
る。ナツト19はその一部に回り止め部材である
キー20を有し、キー20はケーシング4側に形
成されたキー溝21中に摺動自在に嵌合されてお
り、軸17が回転するとナツト19が軸線方向に
自由に進退できる構造となつている。軸17とナ
ツト19との螺合は、軸線方向にキー20で案内
されるナツト19を軸17の回転によつて軸線方
向へ移動させるものであれば、普通のねじでも良
いが、効率良く作動させるには、伝動効率のよい
ボールねじを利用するのが、より理想的である。
なお、ボールねじを使用したものでは、ナツト1
9に軸線方向の力が作用すれば、軸17を回そう
とするが、この場合は、軸17の回転をパルスモ
ータ6で阻止した状態にあるので、軸17は回ら
ない。なお、回り止め部材としては、キー20の
他に、リニアボールスラストと呼ばれている、上
下2個の部材からなり、一方の部材の両側面と、
その部材の上部と側部をおおつた他の部材の両内
側面との間に、複数個のボールを一直線状に配し
て、移動抵抗を減らしうるようにした回り止め部
材等の他の公知のものを用いても良い。
ナツト19に取付けたキー20の一部には永久
磁石22が固定されており、この永久磁石22と
対向してケーシング4の一部には、例えばゼロク
ロスセンサと呼ばれる磁気作用による位置検出器
23が取付けられている。位置検出器23は永久
磁石22の移動に感応する近接スイツチから構成
されており、ナツト19や弁スプール31の軸線
方向の移動距離をここで正確に検知して、制御装
置にフイードバツクできるようになつている。
磁石22が固定されており、この永久磁石22と
対向してケーシング4の一部には、例えばゼロク
ロスセンサと呼ばれる磁気作用による位置検出器
23が取付けられている。位置検出器23は永久
磁石22の移動に感応する近接スイツチから構成
されており、ナツト19や弁スプール31の軸線
方向の移動距離をここで正確に検知して、制御装
置にフイードバツクできるようになつている。
また、前記ナツト19は、ケーシング4に対し
て昇降自在に取付けられている受台24の上面に
キー20の下面を摺動自在に接触させておくこと
によつて、水平中心を保ちうるようになつてい
る。受台24は、あらかじめその弾発力を計算さ
れて配置されているスプリング25を介して、ケ
ーシング4に取付けたカバー4bで支持されてお
り、軸17全体をバランスよく支持することがで
きる構成とされている。
て昇降自在に取付けられている受台24の上面に
キー20の下面を摺動自在に接触させておくこと
によつて、水平中心を保ちうるようになつてい
る。受台24は、あらかじめその弾発力を計算さ
れて配置されているスプリング25を介して、ケ
ーシング4に取付けたカバー4bで支持されてお
り、軸17全体をバランスよく支持することがで
きる構成とされている。
このような構成を採用したのは、ボールベアリ
ング15aに横方向の荷重を作用させずに、装置
を円滑に作動させるために軸17を水平状態で真
中に保つておくためでもあるが、軸17を中心に
合わせてセツトするのが困難で手数がかかるのを
解消するためでもある。そして、軸17の回りに
付けているものなどの荷重を軸17にかけずに、
これら全体の荷重を受台24によつて受け、スプ
リング25で押上げておくことによつて自重によ
る荷重を消し、たわみをなくし、ナツト19の移
動などによる重心の変化を吸収しようとしたため
である。勿論、スプリング25の強さは調整でき
るようにしておくこともできる。
ング15aに横方向の荷重を作用させずに、装置
を円滑に作動させるために軸17を水平状態で真
中に保つておくためでもあるが、軸17を中心に
合わせてセツトするのが困難で手数がかかるのを
解消するためでもある。そして、軸17の回りに
付けているものなどの荷重を軸17にかけずに、
これら全体の荷重を受台24によつて受け、スプ
リング25で押上げておくことによつて自重によ
る荷重を消し、たわみをなくし、ナツト19の移
動などによる重心の変化を吸収しようとしたため
である。勿論、スプリング25の強さは調整でき
るようにしておくこともできる。
また、ナツト19には、ナツト19の外径より
も大きい薄肉円筒部27が一体に取付けられてお
り、円筒部27の先端部には弁軸28が一体に設
けられている。弁軸28は軸17と中心軸を一致
させた。26は空間部である。この空間部26を
囲む円筒部27には、第3図に示すように、所定
のピツチで複数個の貫通した穴27aが円周方向
に向けて千鳥状に形成されている。中空状の円筒
部27を設け、この部分に複数個の千鳥状の穴2
7aを形成したのは、弁軸28を介して伝わつて
くる力が第3図に矢印で示すように穴27aに沿
つて逃げ、分散され、一部だけに力が集中しない
ようにするためである。円筒部27は薄くして応
力を高くしておくだけでもよいが、このような穴
27aがあると、さらによいクツシヨン効果を示
す。そして、ボールねじ部17aへの衝撃をさけ
る。
も大きい薄肉円筒部27が一体に取付けられてお
り、円筒部27の先端部には弁軸28が一体に設
けられている。弁軸28は軸17と中心軸を一致
させた。26は空間部である。この空間部26を
囲む円筒部27には、第3図に示すように、所定
のピツチで複数個の貫通した穴27aが円周方向
に向けて千鳥状に形成されている。中空状の円筒
部27を設け、この部分に複数個の千鳥状の穴2
7aを形成したのは、弁軸28を介して伝わつて
くる力が第3図に矢印で示すように穴27aに沿
つて逃げ、分散され、一部だけに力が集中しない
ようにするためである。円筒部27は薄くして応
力を高くしておくだけでもよいが、このような穴
27aがあると、さらによいクツシヨン効果を示
す。そして、ボールねじ部17aへの衝撃をさけ
る。
軸17とナツト19が収容されたケーシング4
の根本部は、バルブボデイを形成するマニホール
ド29に図示していないボルトによつて取付けら
れている。このマニホールド29のボア30中に
は弁スプール31が軸線方向に摺動自在に、きわ
めて嵌合精度良く、嵌合されており、弁スプール
31は前記弁軸28に固定されている。そして、
弁スプール31には、第1、4図に示すように、
軸線方向に貫通した多数の流通穴31aが設けら
れており、図示していない油圧ポンプやアキユム
レータと連通されていて第1図において左側に示
されている第1室30aと、反対側にあるケーシ
ング4側の第2室30bが連通されている。この
ようにしたのは、弁スプール31を介して弁28
やナツト19に作用する作動油による軸線方向の
押圧力を比較的に小さくし、また、弁スプール3
1自体の重量を小さくして、パルスモータ6によ
る軸17の回転を容易に行えるようにするためで
ある。今、第1室30aに作用する油圧をPK
g/cm2、弁スプール31に流通穴31aがないと
仮定した場合の弁スプール31の断面積をAcm2、
弁軸28の断面積をacm2とすると、弁スプール3
1に流通穴31aがない場合には、P・AKgの
力が弁軸28に作用するが、このように弁スプー
ル31に流通穴31aがある場合には、P・aK
gの力しか弁軸28に作用しないことになる。た
だし、弁スプール31が第1図において右方へ移
動している時は、第2室30bの油は流通穴31
aを通つて第1室30a方向に流れるから、その
時は、第2室30bの油圧は第1室30aの油圧
Pよりも、瞬間的とはいえ、△Pだけ高い。した
がつて、その時は、弁軸28に作用する力は、
A・P−(A−a)・△Pと、さらに若干小さくな
り、衝撃もやわらげることができるようになつて
いる。なお、弁スプール31に流通穴31aが設
けてあると、弁スプール31を開く時だけでな
く、閉じる時も比較的に小さい力で閉じることが
できる。
の根本部は、バルブボデイを形成するマニホール
ド29に図示していないボルトによつて取付けら
れている。このマニホールド29のボア30中に
は弁スプール31が軸線方向に摺動自在に、きわ
めて嵌合精度良く、嵌合されており、弁スプール
31は前記弁軸28に固定されている。そして、
弁スプール31には、第1、4図に示すように、
軸線方向に貫通した多数の流通穴31aが設けら
れており、図示していない油圧ポンプやアキユム
レータと連通されていて第1図において左側に示
されている第1室30aと、反対側にあるケーシ
ング4側の第2室30bが連通されている。この
ようにしたのは、弁スプール31を介して弁28
やナツト19に作用する作動油による軸線方向の
押圧力を比較的に小さくし、また、弁スプール3
1自体の重量を小さくして、パルスモータ6によ
る軸17の回転を容易に行えるようにするためで
ある。今、第1室30aに作用する油圧をPK
g/cm2、弁スプール31に流通穴31aがないと
仮定した場合の弁スプール31の断面積をAcm2、
弁軸28の断面積をacm2とすると、弁スプール3
1に流通穴31aがない場合には、P・AKgの
力が弁軸28に作用するが、このように弁スプー
ル31に流通穴31aがある場合には、P・aK
gの力しか弁軸28に作用しないことになる。た
だし、弁スプール31が第1図において右方へ移
動している時は、第2室30bの油は流通穴31
aを通つて第1室30a方向に流れるから、その
時は、第2室30bの油圧は第1室30aの油圧
Pよりも、瞬間的とはいえ、△Pだけ高い。した
がつて、その時は、弁軸28に作用する力は、
A・P−(A−a)・△Pと、さらに若干小さくな
り、衝撃もやわらげることができるようになつて
いる。なお、弁スプール31に流通穴31aが設
けてあると、弁スプール31を開く時だけでな
く、閉じる時も比較的に小さい力で閉じることが
できる。
弁スプール31中に流通穴31aを設けない場
合は、第2室30bには、小型のアキユムレータ
36を連結し、弁スプール31が動いた時に、第
2室30bの油を逃がし、弁スプール31の動き
が円滑に行われ、弁軸28への衝撃も緩和しうる
ようにした。なお、弁スプール31中に流通穴3
1aを設ける代りに、第1室30aと第2室30
bを弁外の配管や流路で連結しておくこともでき
る。
合は、第2室30bには、小型のアキユムレータ
36を連結し、弁スプール31が動いた時に、第
2室30bの油を逃がし、弁スプール31の動き
が円滑に行われ、弁軸28への衝撃も緩和しうる
ようにした。なお、弁スプール31中に流通穴3
1aを設ける代りに、第1室30aと第2室30
bを弁外の配管や流路で連結しておくこともでき
る。
弁スプール31の中央部外周面には、流通穴3
1aに連通した状態で、環状の溝32が形成され
ている。
1aに連通した状態で、環状の溝32が形成され
ている。
また、マニホールド29側には、絞り部29a
を設けることにより、2次側、すなわち、射出シ
リンダ側に連通する作動油の流通穴33および3
4が形成されており、弁スプール31の移動に応
じて前記溝32および弁スプール31の先端との
流通状態が変化し、流量を変えることができるよ
うになつている。
を設けることにより、2次側、すなわち、射出シ
リンダ側に連通する作動油の流通穴33および3
4が形成されており、弁スプール31の移動に応
じて前記溝32および弁スプール31の先端との
流通状態が変化し、流量を変えることができるよ
うになつている。
弁スプール31の途中に第1室30aと通じた
溝32を設け、マニホールド29に流通穴33、
34を設けたのは、弁スプール31の少しの開度
でより多くの油を通しうるようにしたためであ
る。すなわち、第1図に示した状態で、第1室3
0aから弁スプール31の先端部を通つて流通穴
33に油が流れるだけでなく、同時に、溝32か
ら切欠部32aを通つて流通穴34へも第1室3
0aの油が流れるようにしたためである。勿論、
溝32は2個以上設けて、それに対応する流通穴
34も2箇所以上に設けることができる。このよ
うにすると、弁スプールの直径を小さくすること
ができ、弁装置全体も小さくできる。なお、弁ス
プール31が最大限に開いた時の流通穴33,3
4部の開き度をそれぞれb,cとすると、b=c
として、両方のすき間から流れる油の量が同じに
なるようにしても良いし、またc>bとし、開度
が少なくて低速射出を行う時は、流通穴33部は
遮断し、溝32から流通穴34部へのみ油を流
し、開度を大きくして高速射出を行う時は、流通
穴33,34の両方から油を流すようにしても良
い。
溝32を設け、マニホールド29に流通穴33、
34を設けたのは、弁スプール31の少しの開度
でより多くの油を通しうるようにしたためであ
る。すなわち、第1図に示した状態で、第1室3
0aから弁スプール31の先端部を通つて流通穴
33に油が流れるだけでなく、同時に、溝32か
ら切欠部32aを通つて流通穴34へも第1室3
0aの油が流れるようにしたためである。勿論、
溝32は2個以上設けて、それに対応する流通穴
34も2箇所以上に設けることができる。このよ
うにすると、弁スプールの直径を小さくすること
ができ、弁装置全体も小さくできる。なお、弁ス
プール31が最大限に開いた時の流通穴33,3
4部の開き度をそれぞれb,cとすると、b=c
として、両方のすき間から流れる油の量が同じに
なるようにしても良いし、またc>bとし、開度
が少なくて低速射出を行う時は、流通穴33部は
遮断し、溝32から流通穴34部へのみ油を流
し、開度を大きくして高速射出を行う時は、流通
穴33,34の両方から油を流すようにしても良
い。
一方、弁軸28の回りのケーシング4とボア3
0側の室30bとの間には、第1、5図に示すよ
うに、ドレン排出機能を持たせた軸封部材37が
設けられている。この軸封部材37は円筒状に形
成されており、その内周面の加工精度は、弁軸2
8部を完全に軸封するためにきわめて高精度であ
るが、その外周面は比較的ラフな加工精度とされ
ている。しかし、この軸封部材37の外周面には
パツキン38が設けられており、このパツキン3
8を介してケーシング2が嵌合固定されている。
また、第5図に詳細に示すように、軸封部材37
の内周面には、第2室30b側に設けたパツキン
38aと、わずかな空間37aが形成されてお
り、この空間37aは、軸封部材37を貫通して
形成された通孔37bを介して、ケーシング4に
設けたドレン孔39に連通しており、装置外に連
通している。38b,38cは空間部26側に設
けたパツキン、39aは両パツキン38b,38
c間においてケーシング4に設けたドレン孔、3
7cは押え板である。
0側の室30bとの間には、第1、5図に示すよ
うに、ドレン排出機能を持たせた軸封部材37が
設けられている。この軸封部材37は円筒状に形
成されており、その内周面の加工精度は、弁軸2
8部を完全に軸封するためにきわめて高精度であ
るが、その外周面は比較的ラフな加工精度とされ
ている。しかし、この軸封部材37の外周面には
パツキン38が設けられており、このパツキン3
8を介してケーシング2が嵌合固定されている。
また、第5図に詳細に示すように、軸封部材37
の内周面には、第2室30b側に設けたパツキン
38aと、わずかな空間37aが形成されてお
り、この空間37aは、軸封部材37を貫通して
形成された通孔37bを介して、ケーシング4に
設けたドレン孔39に連通しており、装置外に連
通している。38b,38cは空間部26側に設
けたパツキン、39aは両パツキン38b,38
c間においてケーシング4に設けたドレン孔、3
7cは押え板である。
このような軸封部材を採用したのは、前述した
ナツト19側の空間部26内にはタービン油など
の鉱物油からなる潤滑油が供給されており、ボア
30側の第2室30b側には水グリコールなどと
呼ばれる不燃性作動油が供給されることが多く、
もし、これら異質の油が互いに漏れて混り合つた
ら作動不良等を起こしたりして良くないからであ
る。そして、ボア30側の油がパツキン38a部
を通して一部漏れたら、軸封部材37の内周面と
弁軸28の外周面との間を潤滑した後、ドレン孔
39から確実に排出させ、空間部26内側の油が
パツキン38b部を通して一部漏れたら、ドレン
孔39aから確実に排出されるようにするためで
ある。
ナツト19側の空間部26内にはタービン油など
の鉱物油からなる潤滑油が供給されており、ボア
30側の第2室30b側には水グリコールなどと
呼ばれる不燃性作動油が供給されることが多く、
もし、これら異質の油が互いに漏れて混り合つた
ら作動不良等を起こしたりして良くないからであ
る。そして、ボア30側の油がパツキン38a部
を通して一部漏れたら、軸封部材37の内周面と
弁軸28の外周面との間を潤滑した後、ドレン孔
39から確実に排出させ、空間部26内側の油が
パツキン38b部を通して一部漏れたら、ドレン
孔39aから確実に排出されるようにするためで
ある。
また、軸封部材37の外周面にパツキン38を
設け、これを介してケーシング4側に嵌合させた
のは、弁軸28側の加工精度のみを高精度に保ち
外周面をラフに仕上げ、加工条件をゆるめ、経済
効果を得ようとするためでもある。また、軸線と
直角方向へのフレキシビリテイをある程度持た
せ、パツキンのためにシール性を良くするため
に、2重パツキン式にした。
設け、これを介してケーシング4側に嵌合させた
のは、弁軸28側の加工精度のみを高精度に保ち
外周面をラフに仕上げ、加工条件をゆるめ、経済
効果を得ようとするためでもある。また、軸線と
直角方向へのフレキシビリテイをある程度持た
せ、パツキンのためにシール性を良くするため
に、2重パツキン式にした。
マニホールド29の弁スプール31に接する部
分は、第6図に示すような構造にすることもでき
る。第6図においては、マニホールド29は2重
構造となつており、内側には、弁スプール31が
直接接するスリーブ40が嵌合されている。この
スリーブ40には前述した流通穴33,34とそ
れぞれ連通する通孔40a,40bが形成されて
いる。スリーブ40の内周面と弁スプール31間
の加工精度は比較的にシビアにし、大きな油圧が
かかつた場合においても、弁スプール31との間
の隙間から作動油が漏れて、流通穴33,34側
へ流れ込むことがないようにした。
分は、第6図に示すような構造にすることもでき
る。第6図においては、マニホールド29は2重
構造となつており、内側には、弁スプール31が
直接接するスリーブ40が嵌合されている。この
スリーブ40には前述した流通穴33,34とそ
れぞれ連通する通孔40a,40bが形成されて
いる。スリーブ40の内周面と弁スプール31間
の加工精度は比較的にシビアにし、大きな油圧が
かかつた場合においても、弁スプール31との間
の隙間から作動油が漏れて、流通穴33,34側
へ流れ込むことがないようにした。
その代り、スリーブ40の外周面とマニホール
ド29の内周面の間の加工は比較的にラフにし、
Oリングなどのパツキン41によつてマニホール
ド29との間の油漏れがないようにしている。こ
のような構造を採用すれば、前述した軸封部材3
7の場合と同様に、スリーブ40の内周面のみの
加工精度を高くするだけでよく、加工作業は容易
になり、極めて経済的となる。すなわち、マニホ
ールド29内に弁スプール31を直接摺動自在に
組込む場合は、マニホールド29に精度の高い穴
を加工する必要があり、その加工は困難で手間が
かかるが、スリーブ40を介して弁スプール31
を組込めば、加工困難なマニホールド29の穴加
工は数倍程度ラフでよく、加工のしやすいスリー
ブ40の内周面の方をシビアに加工すれば良い。
また、スリーブ40を設けたことで、わずかばか
りの芯ずれならば、充分吸収することができるよ
うになり、弁スプール31の動きに合うように芯
を正確に保たせることもできるし、弁スプール3
1等に無理な力が作用しないようにすることもで
きる。
ド29の内周面の間の加工は比較的にラフにし、
Oリングなどのパツキン41によつてマニホール
ド29との間の油漏れがないようにしている。こ
のような構造を採用すれば、前述した軸封部材3
7の場合と同様に、スリーブ40の内周面のみの
加工精度を高くするだけでよく、加工作業は容易
になり、極めて経済的となる。すなわち、マニホ
ールド29内に弁スプール31を直接摺動自在に
組込む場合は、マニホールド29に精度の高い穴
を加工する必要があり、その加工は困難で手間が
かかるが、スリーブ40を介して弁スプール31
を組込めば、加工困難なマニホールド29の穴加
工は数倍程度ラフでよく、加工のしやすいスリー
ブ40の内周面の方をシビアに加工すれば良い。
また、スリーブ40を設けたことで、わずかばか
りの芯ずれならば、充分吸収することができるよ
うになり、弁スプール31の動きに合うように芯
を正確に保たせることもできるし、弁スプール3
1等に無理な力が作用しないようにすることもで
きる。
次に、以上のように構成された本実施例の動作
を説明する。
を説明する。
まず、この流量調整弁が適用されるダイカスト
マシンなどが非作動状態にある場合には、弁スプ
ール31は第1図において左方向に前進させられ
ており、マニホールド29の流通穴33,34は
第1室30aおよび弁スプール31の溝32との
流通は遮断されている。
マシンなどが非作動状態にある場合には、弁スプ
ール31は第1図において左方向に前進させられ
ており、マニホールド29の流通穴33,34は
第1室30aおよび弁スプール31の溝32との
流通は遮断されている。
この状態で低速射出開始の指令が出て、低速射
出速度が指令されると、その指令がパルスモータ
6に加わり、パルスモータ6が所定角度回転さ
れ、軸13、歯車14、歯車18を介して軸17
に回転が伝達される。軸17の回転はナツト19
との間に設けられたボールねじ装置を介してナツ
ト19に伝達され、ナツト19は後退する。ナツ
ト19の後退は円筒部27および弁軸28を介し
て弁スプール31側に伝達され、例えば、まず溝
32が流通穴34と連通する状態となる。そうす
ると、弁スプール31の先端側のボア30側に導
かれている1次側の作動油は溝32を介して流通
穴34に流れ込み、図示していない射出シリンダ
に供給され、低速射出が開始される。このときの
溝32と流通穴34との間の流通程度、すなわ
ち、作動油の流量はダイカストマシンの射出シリ
ンダに合わせて正確に設定されている。
出速度が指令されると、その指令がパルスモータ
6に加わり、パルスモータ6が所定角度回転さ
れ、軸13、歯車14、歯車18を介して軸17
に回転が伝達される。軸17の回転はナツト19
との間に設けられたボールねじ装置を介してナツ
ト19に伝達され、ナツト19は後退する。ナツ
ト19の後退は円筒部27および弁軸28を介し
て弁スプール31側に伝達され、例えば、まず溝
32が流通穴34と連通する状態となる。そうす
ると、弁スプール31の先端側のボア30側に導
かれている1次側の作動油は溝32を介して流通
穴34に流れ込み、図示していない射出シリンダ
に供給され、低速射出が開始される。このときの
溝32と流通穴34との間の流通程度、すなわ
ち、作動油の流量はダイカストマシンの射出シリ
ンダに合わせて正確に設定されている。
ところで、弁スプール31は流通穴31aを介
してその前後が連通されている蓮根状の構造とさ
れているため、弁スプール31の非作動状態にあ
つては、先端側の第1室30aと後退側の第2室
30bの圧力は同一であるが、弁スプール31が
後退すると、第2室30b側の作動油が押し戻さ
れ、ボア30側の圧力が室30b側の圧力よりも
わずかに小さくなるが、弁スプール31の先端側
油圧が加わつているため、弁スプール31を介し
てナツト19が押され、ボールねじを介して螺合
しているナツトを常時後方へ押圧している状態と
なる。
してその前後が連通されている蓮根状の構造とさ
れているため、弁スプール31の非作動状態にあ
つては、先端側の第1室30aと後退側の第2室
30bの圧力は同一であるが、弁スプール31が
後退すると、第2室30b側の作動油が押し戻さ
れ、ボア30側の圧力が室30b側の圧力よりも
わずかに小さくなるが、弁スプール31の先端側
油圧が加わつているため、弁スプール31を介し
てナツト19が押され、ボールねじを介して螺合
しているナツトを常時後方へ押圧している状態と
なる。
従つて、あらゆる螺合状態に付きもののバツク
ラツシユは除去された状態となり、高精度の流量
調節が可能となる。
ラツシユは除去された状態となり、高精度の流量
調節が可能となる。
このようにして、低速射出状態のセツトが行な
われ、所定時間保持されるが、やがて高速射出指
令がくると、その指令に応じて、パルスモータ6
によつて17が回転され、、ナツト19はさらに
後退する。ボールねじを介したナツト19の後退
はきわめて円滑で高速度であるため、弁スプール
31も高速度で後退する。
われ、所定時間保持されるが、やがて高速射出指
令がくると、その指令に応じて、パルスモータ6
によつて17が回転され、、ナツト19はさらに
後退する。ボールねじを介したナツト19の後退
はきわめて円滑で高速度であるため、弁スプール
31も高速度で後退する。
弁スプール31が所定の位置まで後退すると、
溝32と流通穴34との連通面積はさらに増大す
るとともに、弁スプール31の先端側のボア30
と流通穴33の連通面積は一挙に拡大するため、
流通穴33,34を介して大量の作動油が射出シ
リンダに送られ、ほぼ瞬間的に高速射出に移る。
高速射出が終れば、再びパルスモータ6を作動さ
せて弁スプール31を閉じる。
溝32と流通穴34との連通面積はさらに増大す
るとともに、弁スプール31の先端側のボア30
と流通穴33の連通面積は一挙に拡大するため、
流通穴33,34を介して大量の作動油が射出シ
リンダに送られ、ほぼ瞬間的に高速射出に移る。
高速射出が終れば、再びパルスモータ6を作動さ
せて弁スプール31を閉じる。
なお、弁が閉じている時、弁が開く時、弁が開
いている時、および弁が閉じる時に、油圧力が一
定状態や変動状態で弁スプール31に作用し、そ
れが、円筒部27やナツト19分に伝達される
が、この伝達力は千鳥状の穴27aに沿つて逃
げ、分散されながらナツト19分の方へ伝達され
る。また、薄い円筒部27は穴27aの作用でク
ツシヨン効果もはたし、ボールねじ部17aへの
衝撃もやわらげる。
いている時、および弁が閉じる時に、油圧力が一
定状態や変動状態で弁スプール31に作用し、そ
れが、円筒部27やナツト19分に伝達される
が、この伝達力は千鳥状の穴27aに沿つて逃
げ、分散されながらナツト19分の方へ伝達され
る。また、薄い円筒部27は穴27aの作用でク
ツシヨン効果もはたし、ボールねじ部17aへの
衝撃もやわらげる。
なお、前記実験例においては、軸17をモータ
6に連結したが、本発明は手動で開閉する弁にも
使用できる。
6に連結したが、本発明は手動で開閉する弁にも
使用できる。
以上の説明から明らかなように、本発明におい
ては、特許請求の範囲に記載したように、ナツト
と弁スプールの弁軸の連結部を中空な円筒構造と
し、この部分に千鳥状に配した多数の穴からなる
開口部を設けた構造を採用したので、弁スプール
側から作用する油圧力を開口部に沿つて分散させ
ることができ、力の伝達が均一となり、一箇所に
応力が集中して破損事故などが生じることはな
い。また、1種のクツシヨン効果を示し、ナツト
部等に作用する荷重を緩和することができる。
ては、特許請求の範囲に記載したように、ナツト
と弁スプールの弁軸の連結部を中空な円筒構造と
し、この部分に千鳥状に配した多数の穴からなる
開口部を設けた構造を採用したので、弁スプール
側から作用する油圧力を開口部に沿つて分散させ
ることができ、力の伝達が均一となり、一箇所に
応力が集中して破損事故などが生じることはな
い。また、1種のクツシヨン効果を示し、ナツト
部等に作用する荷重を緩和することができる。
なお、モータにパルスモータを使用し、パルス
モータに所望のパルスを入力するなどして、モー
タの回転量を制御するようにすれば、流量調整弁
の開閉動作と開度調整を正確に、すばやく、か
つ、自動的に行うことができる。
モータに所望のパルスを入力するなどして、モー
タの回転量を制御するようにすれば、流量調整弁
の開閉動作と開度調整を正確に、すばやく、か
つ、自動的に行うことができる。
そして、弁を所望の開度で開いたら、油圧回路
中の圧力変動や他のバルブの切替えによつて生じ
た油圧シヨツクなどによる外乱が、弁スプールに
作用して、弁スプールを軸線方向に動かそうとし
ても、弁スプールには、ナツトやスクリユ軸を介
してモータを連結しておけば、弁スプールは外乱
の影響を全然受けず、弁スプールはモータの作動
による以外は軸線方向に全然動かない。したがつ
て、流量が非常によく安定し、射出速度も一定に
保てるので、本装置を用いて金属溶湯の射出を行
えば、良効な状態で射出することができ、良品質
の射出製品を確実容易に得ることができるように
なる。
中の圧力変動や他のバルブの切替えによつて生じ
た油圧シヨツクなどによる外乱が、弁スプールに
作用して、弁スプールを軸線方向に動かそうとし
ても、弁スプールには、ナツトやスクリユ軸を介
してモータを連結しておけば、弁スプールは外乱
の影響を全然受けず、弁スプールはモータの作動
による以外は軸線方向に全然動かない。したがつ
て、流量が非常によく安定し、射出速度も一定に
保てるので、本装置を用いて金属溶湯の射出を行
えば、良効な状態で射出することができ、良品質
の射出製品を確実容易に得ることができるように
なる。
また、1個の流量調整弁により、低速射出用の
流量調整弁と開閉弁および高速射出用の流量調整
弁と開閉弁の四つの弁を兼ねさせれば、従来のよ
うにそれぞれの弁を複数個設ける必要が全くな
く、射出装置等の全体の構造が極めて簡単とな
り、小型化され、油圧用の配管も短かくでき、経
済的にも極めて有利である。
流量調整弁と開閉弁および高速射出用の流量調整
弁と開閉弁の四つの弁を兼ねさせれば、従来のよ
うにそれぞれの弁を複数個設ける必要が全くな
く、射出装置等の全体の構造が極めて簡単とな
り、小型化され、油圧用の配管も短かくでき、経
済的にも極めて有利である。
また、流量の調整にモータの回転を弁スプール
のストローク変化に変えた構造を採用しておけ
ば、弁スプールの移動を自動的に極めて高速度で
かつ正確に行なうことができ、低速射出から高速
射出への切替えを応答性良く正確に、高速度で行
なうことができ、高速射出の制御を確実に行うこ
とができる。
のストローク変化に変えた構造を採用しておけ
ば、弁スプールの移動を自動的に極めて高速度で
かつ正確に行なうことができ、低速射出から高速
射出への切替えを応答性良く正確に、高速度で行
なうことができ、高速射出の制御を確実に行うこ
とができる。
弁スプールはモータ等の回転によつて進退され
るナツトと一体の構造とされており、弁スプール
には常に一定方向への油圧力が作用しているた
め、ナツトとこれが螺合するねじ軸との間のがた
がなくなり、正確な流量の制御を行なうことがで
きる。
るナツトと一体の構造とされており、弁スプール
には常に一定方向への油圧力が作用しているた
め、ナツトとこれが螺合するねじ軸との間のがた
がなくなり、正確な流量の制御を行なうことがで
きる。
なお、弁スプール中に、軸線方向に沿つてかつ
円周方向に等配された複数個の流通穴を形成して
おけば、弁軸に作用する力を小さくすることがで
き、かつ、弁スプール自体を軽くすることができ
て、弁スプール移動部材等の動きを円滑にするこ
とができる。そして、弁スプールが油圧回路に加
わる外乱により微妙に変動して、流量の変化を生
じることがなく、正確な流量制御を行なうことが
できる。
円周方向に等配された複数個の流通穴を形成して
おけば、弁軸に作用する力を小さくすることがで
き、かつ、弁スプール自体を軽くすることができ
て、弁スプール移動部材等の動きを円滑にするこ
とができる。そして、弁スプールが油圧回路に加
わる外乱により微妙に変動して、流量の変化を生
じることがなく、正確な流量制御を行なうことが
できる。
マニホールドに、弁スプール先端側の室と弁ス
プールの流通穴とに連通することができる流通穴
を軸線方向に沿つて少なくとも2個以上設けた構
造を採用しておけば、弁スプールの直径を小さく
して、大きな流通の調整を自由に行なうことがで
きる。
プールの流通穴とに連通することができる流通穴
を軸線方向に沿つて少なくとも2個以上設けた構
造を採用しておけば、弁スプールの直径を小さく
して、大きな流通の調整を自由に行なうことがで
きる。
ナツトの位置を検出して弁スプールがどの位置
にあるかを検出することができる位置検出器を備
えておけば、この位置検出器によつてナツトの位
置を監視することにより、ナツトの移動しすぎな
どによる食い込みを完全に防止するけとができ、
故障を未然に防ぐことができる。
にあるかを検出することができる位置検出器を備
えておけば、この位置検出器によつてナツトの位
置を監視することにより、ナツトの移動しすぎな
どによる食い込みを完全に防止するけとができ、
故障を未然に防ぐことができる。
また、モータと軸との間に、前記したような特
殊な構造のフレキシブルカツプリングを設けてお
けば、軸の傾きが生じても、これを吸収すること
ができ、無理な力が加わることがない。
殊な構造のフレキシブルカツプリングを設けてお
けば、軸の傾きが生じても、これを吸収すること
ができ、無理な力が加わることがない。
そして、以上のような各部分における特殊な構
造を採用すれば、1つの弁で多機能を有する流量
調整弁を得ることができ、外乱に影響されること
のない正確な流量制御と弁の開閉制御とを確実に
行なうことができる。
造を採用すれば、1つの弁で多機能を有する流量
調整弁を得ることができ、外乱に影響されること
のない正確な流量制御と弁の開閉制御とを確実に
行なうことができる。
第1〜5図は本発明の1実施例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図はカツプリング部の縦
断面図、第3図はナツトと弁軸間の円筒部の平面
図、第4図は第1図の−線断面図、第5図は
軸封部材部分の縦断面図、第6図はマニホールド
部分の他の実施例を示す断面図である。 1……流量調整弁、2……駆動部、3……流量
調整部、4……ケーシング、5……カツプリン
グ、6……モータ、17……軸、19……ナツ
ト、23……位置検出器、27……円筒部、27
a……穴、28……弁軸、29……マニーホル
ド、30……ボア、31……弁スプール、31
a,33,34……流通穴、32……溝、36…
…アキユムレータ、37……軸封部材、40……
スリーブ。
第1図は縦断面図、第2図はカツプリング部の縦
断面図、第3図はナツトと弁軸間の円筒部の平面
図、第4図は第1図の−線断面図、第5図は
軸封部材部分の縦断面図、第6図はマニホールド
部分の他の実施例を示す断面図である。 1……流量調整弁、2……駆動部、3……流量
調整部、4……ケーシング、5……カツプリン
グ、6……モータ、17……軸、19……ナツ
ト、23……位置検出器、27……円筒部、27
a……穴、28……弁軸、29……マニーホル
ド、30……ボア、31……弁スプール、31
a,33,34……流通穴、32……溝、36…
…アキユムレータ、37……軸封部材、40……
スリーブ。
Claims (1)
- 1 回転量を制御自在なモータにより回転される
スクリユ軸の外周にねじ部を介してナツトを螺合
させ、このナツトの反モータ側に円筒部と弁軸を
介して弁スプールを一体に取付けるとともに、ナ
ツトと弁スプール等を弁本体に対してキーの作用
で軸線方向に摺動自在に設けた流量調整弁におい
て、この流量調整弁は駆動部と開閉弁を兼ねた流
量調整弁であり、筒状のボアの反弁軸側の軸線方
向に作動油の入口を設け、ボアの外周部に作動油
の出口を設け、このボア内に前記弁スプールを摺
動自在に設け、かつ、弁スプール内に軸線方向の
貫通穴を設けて、この流量調整弁を、弁が閉じて
いる時、弁が開く時、弁が開いている時および弁
が閉じる時に、作動油圧力が一定状態や変動状態
で弁スプールに作用するような構造にし、弁軸の
回りの弁本体とボア側の室との間にドレン排出機
能を持たせた軸封部材を設け、かつ、前記ナツト
に一体に設けられている前記円筒部を薄肉とし、
この円筒部には複数個の千鳥状の穴を設けた流量
調整弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP339182A JPS58122165A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 流量調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP339182A JPS58122165A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 流量調整弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122165A JPS58122165A (ja) | 1983-07-20 |
| JPS636311B2 true JPS636311B2 (ja) | 1988-02-09 |
Family
ID=11556059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP339182A Granted JPS58122165A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 流量調整弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122165A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3306214A1 (de) * | 1982-02-23 | 1983-09-08 | Toshiba Kikai K.K., Tokyo | Vorrichtung zum messen der einspritzgeschwindigkeit einer druckgussmaschine |
| JPS6114265U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-27 | 東京測範株式会社 | 流量制御弁 |
| JPS6132866U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | 博 西野 | 流量制御弁 |
| JPH0638808U (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-24 | 株式会社ビジネスチャンスカンパニー | マニキュアの除去具 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP339182A patent/JPS58122165A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122165A (ja) | 1983-07-20 |
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