JPS6363708B2 - - Google Patents

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JPS6363708B2
JPS6363708B2 JP58114024A JP11402483A JPS6363708B2 JP S6363708 B2 JPS6363708 B2 JP S6363708B2 JP 58114024 A JP58114024 A JP 58114024A JP 11402483 A JP11402483 A JP 11402483A JP S6363708 B2 JPS6363708 B2 JP S6363708B2
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JP
Japan
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wall
deformation
shear
beams
columns
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JP58114024A
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JPS605972A (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、中低層建物に実施されるせん断破
壊型の鉄筋コンクリート造耐震壁(以下RC耐震
壁と略す。)に係り、さらにいえば、靭性壁とい
つてさしつかえない程にせん断変形能力が大きい
せん断破壊型のRC耐震壁に関する。
従来の技術 (1) 中低層建物における従来一般のRC耐震壁は、
その荷重変形曲線を第1図に破線Bで示したと
おり、初期剛性○イ、2次剛性○ロにこそ不満はな
いが、最大耐力Quに達した○ハ点から急激に耐
力が低下してしまい、変形能力が小さいのであ
る。
(2) そこで従来、RC耐震壁のせん断変形能力を
高めることについて種々開発研究が進められて
いる。例えば、 壁板にスリツトを設けて破壊形式を制御可
能にしたもの。
プレキヤスト壁板と梁、柱フレームとの接
合部を変形させるもの、 などが知られている。
しかし、前記のスリツト式RC耐震壁は、変
形能力は大きいが、耐力が低い。また、前記の
プレスキヤスト壁板による耐震壁は、変形能力は
大きいが、接合部に特殊な付属品や装置を必要と
する上に壁板の取付けに手間がかかり、高価で、
施工がむずかしい、等々の欠点があり、未だ満足
できる結果は得られていない。
本発明が解決しようとする問題点 RC耐震壁の耐震性能の評価項目として考えら
れるものは、次のとおりである。
初期剛性の大きさ…第1図の○イ参照 第2次剛性の大きさ…第1図の○ロ参照 最大耐力の大きさ…第1図の○ハ参照 最大耐力時変形の大きさ…第1図の○ニ参照 変形能力(0.8Quの変形能力)…第1図の○ホ
参照 正負加力学の荷重変形曲線上のスリツプ変形 破壊性状 中低層建築物に採用されたRC耐震壁は、数階
に続く連層壁である場合を除き、せん断破壊する
ものが多い。せん断破壊型のRC耐震壁の性能は、
上記,,の性能が良好である。しかし、
,の性能は劣つており、,の性質にも次
のような問題が残つている。
即ち、第2図には地震力(水平力)Qを受けた
RC耐震壁におけるラーメン及び壁板の変形状態
を大きく誇張して示しているとおり、壁板1に
は、ラーメンが受けた地震力Qが右下り対角線方
向の角部に圧縮力Pとして伝達負荷され、逆に右
上がり対角線方向の角部には梁2、柱3の変形に
伴なう引張力Tが負荷される。
一方、壁板1は本来均質なものとはいえず、力
の伝わり方も不揃である。このため壁板1は圧縮
力Pを受けた角部が先に壊れ始め、次に横方向に
すべり破壊を生じてゆく。このような破壊性状の
ため、どうしても変形能力が劣るものとなつてい
るのである。
次に、中低層建物におけるせん断破壊型のRC
耐震壁に要求される耐震性能を種々検討したとこ
ろ、第1図に破線Bで示した荷重変形性能を示す
既存のRC耐震壁を基にしたとき、剛性は80〜90
%、耐力は90%もあれば十分であるが、変形性能
は約3倍に増大することが望ましいのである。何
故なら、靭性が優れたRC耐震壁は建物の耐震性
を向上させるだけでなく、鉄筋使用量を節約して
コストダウンを図れるからである。そして、変形
性能が増大したものでも現実には所定機関の評定
を受けてはじめて施工可能であり、その評定を受
けるためには既存のもの(変形能力R=6/
1000)の約3倍(同20/1000)は必要と考えられ
ているからである。
従来のRC耐震壁にこれまでの変形能力を期待
することはとうてい不可能であり、この点が解決
すべき問題となつている。
問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この発明に係る変形能力の大きいせん断破
壊型の鉄筋コンクリート造耐壁は、図面の第3図
と第4図に好適な実施例を示したとおり、 柱3,梁2で囲まれた壁板1の四隅部に、柱,
梁から受ける限界以上の圧力(初期剛性耐力程度
以上)で序々に圧壊される圧壊容易箇所4を設け
ると共に、壁板1の四隅部と柱3、梁2とはその
間に壁鉄筋5又は専用の連結筋を集中的に通して
柱、梁内に定着することにより梁、柱の変形を拘
束し得る強度で連結した構成とされている。
なお、前記圧壊容易箇所4は、具体的には壁板
1における柱、梁との接合部に断面を縮小した破
壊誘発目地部として形成し実施される。
作 用 このRC耐震壁の荷重変形曲線は第1図に実線
で示したとおり、地震力が初期剛性耐力に達した
時点から第2次剛性耐力が上昇し、同時に前記圧
壊容易箇所4の圧壊が序々に開始する。以後はほ
とんど最大耐力を維持したまま前記圧壊容易箇所
4の圧壊が進行し、その結果柱、梁ラーメンの変
形が増大し、これが変形能力として評価される。
即ち、壁板1は全体として依然健全なのであり、
柱、梁ラーメンの変形により全体変形が増大し大
きな変形能力を発揮するのである。
一方、壁板1の四隅部における壁鉄筋5による
柱、梁との連結部が、前述の如く健全な壁板1を
前提として柱、梁のむやみな変形(第2図参照)
をきつちり拘束するので、第2次剛性の確保と最
大耐力が維持されると共に、繰返し加力時のスリ
ツプ変形の増加が防止され、もつて第1図に実線
で示した荷重変形曲線が具現されるのである。
実施例 次に、第3図以下に示した実施例を説明する。
第3図と第4図において、1は場所打ちの鉄筋
コンクリート造壁板、2は梁、3は柱、4は壁板
1の四隅部に設けた圧壊容易箇所、5が壁鉄筋で
ある。
圧壊容易箇所4の詳細は、第4図に示したとお
り、壁板1と梁2(又は柱3)との接合部におい
て、厚さがtの壁板1の両側から左右対称に最大
開口高さがh、深さがlのくさび形状をなす切り
込みを入れて(又は片側にのみくさび形状の切り
込みを入れて)壁板断面寸法を梁2との接点部位
が(t−2l)に縮小された破壊誘発部として形成
されている。切り込みの深さlと高さhとの関係
は、h/l≒0.3〜0.7ぐらいが好ましい。
圧壊容易箇所4においても、壁板1と梁2又は
柱3とは、t−2lの断面幅で構造上一体化されて
いるので、この一体化部分に基いて初期剛性及び
耐力は第1図の実線Aで示したように十分に確保
される。一方、地震力が増大して圧壊容易箇所4
の限界耐力に達すると、まず圧壊容易箇所4の最
小断面位置に亀裂が生じ、壁板1と梁2、柱3の
間に隙間を生ずる。さらに地震力が増大するにつ
れて、第2図に示した圧縮力Pにより圧壊容易箇
所4は切り込みの高さhを限度とする圧壊を序々
に生じ、最大は切り込みの高さhまで圧壊が進行
し、その間は変形が増大する。即ち、圧壊容易箇
所4の圧壊だけで10/1000の変形能力を達成する
ことが可能である。
圧壊容易箇所4の圧壊開始後最大耐力Quに達
した後は、ほぼ最大耐力Quを維持したまま圧壊
容易箇所4の圧壊が序々に進行し、同時に梁2、
柱3のラーメン変形も加わつて全体の変形が増大
してゆくので、第1図中に実線で示した荷重変形
曲線Aのとおり大きな変形能力を発揮することに
なるのである。
なお、壁板1の壁鉄筋5は、特に壁板1の四隅
部に集中配筋し、かつそれぞれ梁2又は柱3に通
して強固に定着し、もつて壁板1と梁2、柱3と
は第2図に示した引張力Tに対して十分強く抵抗
する強度で連結されているので、梁2、柱3のラ
ーメン変形は強固に拘束される。
従つて、2次剛性確保と最大耐力を維持する必
要性が特に高いとき、あるいは繰り返し加力時の
スリツプ変形の増加防止が特に必要なとき壁鉄筋
5による連結強度が大きな効果を奏するのであ
る。
本発明が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この発明に係る変形能力の大きいせん断破壊
型鉄筋コンクリート造耐震壁は、せん断破壊型の
RC耐震壁の特徴である初期剛性の大きさ、第2
次剛性の大きさ、最大耐力の大きさをそれぞれ満
足できる上に、変形能力が従来の3倍以上に飛躍
的に増大されているので、建物の耐震性の向上に
寄与することは勿論のこと、鉄筋の使用量を節減
してコストダウンを図ることもできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はRC耐震壁の荷重変形線図、第2図は
壁板及びラーメンの変形を誇張して表わした説明
図、第3図はこの発明に係るRC耐震壁の正面図、
第4図は第3図の―矢視断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 せん断破壊型の鉄筋コンクリート造耐震壁に
    おいて、 壁板1の四隅部に梁2、柱3から受ける限界以
    上の圧力で序々に破壊される圧壊容易箇所4を設
    けていると共に、同じ壁板1の四隅部と梁2、柱
    3とはその間に壁鉄筋5を通して梁、柱の変形を
    拘束する強度で連結されていることを特徴とす
    る、変形能力の大きいせん断破壊型鉄筋コンクリ
    ート造耐震壁。 2 特許請求の範囲第1項に記載した圧壊容易箇
    所4は、壁板1における柱、梁との接合部に断面
    を縮小した破壊誘発目地部として設けられている
    ことを特徴とする変形能力の大きいせん断破壊型
    鉄筋コンクリート造耐震壁。
JP11402483A 1983-06-24 1983-06-24 変形能力の大きいせん断破壊型鉄筋コンクリ−ト造耐震壁 Granted JPS605972A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11402483A JPS605972A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 変形能力の大きいせん断破壊型鉄筋コンクリ−ト造耐震壁

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JP11402483A JPS605972A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 変形能力の大きいせん断破壊型鉄筋コンクリ−ト造耐震壁

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JPS605972A JPS605972A (ja) 1985-01-12
JPS6363708B2 true JPS6363708B2 (ja) 1988-12-08

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ID=14627129

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JP11402483A Granted JPS605972A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 変形能力の大きいせん断破壊型鉄筋コンクリ−ト造耐震壁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176772A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 株式会社フジタ 耐震壁構造
JP2004100247A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 耐力壁の耐震補強構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312749A (en) * 1977-01-20 1978-02-04 Shin Meiwa Ind Co Ltd Speed controller for automatic welding machine

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JPS605972A (ja) 1985-01-12

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