JPS6365701B2 - - Google Patents
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- JPS6365701B2 JPS6365701B2 JP59152371A JP15237184A JPS6365701B2 JP S6365701 B2 JPS6365701 B2 JP S6365701B2 JP 59152371 A JP59152371 A JP 59152371A JP 15237184 A JP15237184 A JP 15237184A JP S6365701 B2 JPS6365701 B2 JP S6365701B2
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- Japan
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- resin
- polyolefin resin
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L77/06—Polyamides derived from polyamines and polycarboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
-
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- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L53/00—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L77/02—Polyamides derived from omega-amino carboxylic acids or from lactams thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/03—Polymer mixtures characterised by other features containing three or more polymers in a blend
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/26—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
- C08L23/28—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment by reaction with halogens or halogen-containing compounds
- C08L23/286—Chlorinated polyethylene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L61/00—Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L61/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリオレフイン系樹脂素成物に関し、
特に、溶融温度の低い、ポリアミド樹脂含有ポリ
オレフイン系樹脂組成物に関する。 〔従来の技術〕 ポリオレフイン樹脂は極性基を持たず、表面が
不活性であるため、また溶剤に対する溶解性が乏
しいため、耐薬品性、耐溶剤性が優れているとい
う特長を持つ反面、塗装、印刷、接着等の二次加
工性が不良であるという欠陥がある。これらの二
次加工性を改良する各種の方法が提案されてい
る。 例えば、印刷性改良のためのコロナ放電処理
法、塗装性改良のためのプラズマ処理法などのほ
か、クロム酸−硫酸混液による表面処理法、ある
いは、官能基を持つモノマーを成形品の表面にグ
ラフト重合させる方法等があるが実用的でない。 表面をプライマー処理する方法もいろいろ提案
されているが、プライマーが高価であつたり、焼
付を必要としたり、またこのプライマー処理表面
に塗装できる塗料が限定される場合が多かつたり
する。樹脂自体を改質するために官能基を有する
コモノマーとの共重合も試みられているが、その
共重合体については溶融時の金属等との接着性は
改良されるが、塗装性の改良されたものではな
い。 本発明者の一人は、先に、樹脂の改質と特殊な
表面処理剤との組合せにより、ポリプロピレンに
ついて、市販一般のほとんどの塗料、接着剤の適
用できる表面改良に成功した(特公昭54−14770
号公報、特公昭55−46662号公報、及び特開昭57
−195734号公報)。しかしながら、これに使用す
る改質ポリプロピレンについては、ポリプロピレ
ン自体の実用物性が損なわれていないとはいえ、
剛性、表面硬度、熱変形温度等の性質が若干低下
している。剛性、熱変形温度の低下は充填剤の配
合により補うことができるが、表面硬度、特に表
面の耐傷つき性は改良できず、この点で欠陥があ
つた。 本発明者等は、樹脂の上記のような物性低下が
なく、塩素化ポリオレフイン溶液による速乾性の
前処理で塗料の選択範囲が広くなるポリオレフイ
ン系樹脂成形品の表面改質法について種々検討の
結果、ポリオレフイン樹脂に少量のポリアミド樹
脂を添加、分散させた組成物を使用した成形品の
表面に前記速乾性前処理を施すことにより、所期
の目的を達成し得ることを見出した。 しかし、ポリオレフイン樹脂にポリアミド樹脂
を添加して得られる組成物は、ポリアミド樹脂の
溶融温度(ナイロン6:218℃、ナイロン66:259
℃)以上に樹脂温度を高くする必要があり、この
ため、次のような障害を生ずる。 すなわち、(1)低い樹脂温度で成形することを必
要とするブロー成形、押出成形には適用できな
い。(2)射出成形において低温で成形できることに
よつてサイクルアツプをはかることを目的とした
高流動性の樹脂に適用するとき、高温成形が必要
となり、サイクルアツプの目的を果すことができ
ない。(3)木粉等の熱分解しやすい有機質の充填剤
を添加、混練するとき、又混練して得られた樹脂
を使用して成形するときの樹脂温度は、これらの
充填剤の分解速度が急激に加速される200℃以上
を必要とし、得られる成形品の表面には、分解ガ
スによるフラツシユが発生、外装用又は塗装用の
素地として使用することができない。又、分解ガ
スにより金型が銹びるという問題も生ずる。 〔発明の目的〕 したがつて本発明の目的は、溶融温度が低く、
成形性のすぐれた、ポリアミド樹脂含有ポリオレ
フイン系樹脂組成物を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明の上記目的は、ポリアミド樹脂に対して
3重量%以上のノボラツクを添加することにより
達成される。すなわち本発明は、ポリオレフイン
樹脂100重量部と、ナイロン6およびナイロン66
から成る群から選ばれるポリアミド樹脂0.5重量
部以上と、該ポリアミド樹脂に対して3重量%以
上のノボラツクとを溶融混練して得られるポリオ
レフイン系樹脂組成物である。 本発明で使用するポリオレフイン樹脂は、エチ
レン、プロピレン、ブテン、メチルペンテン等の
炭素数2乃至6のαオレフインのホモポリマー、
これらのαオレフインの2種以上からなるコポリ
マー、およびこれらのαオレフインと、酢酸ビニ
ル、アクリル酸エステル等のオレフイン誘導体と
あらなるコポリマー、並びにこれらの混合物であ
り、これに安定剤、ポリマー添加剤、帯電防止
剤、難燃剤等の各種添加剤、色剤および無機質又
は有機質の充填剤が添加されたものも包含する。
好ましいポリオレフイン樹脂はポリプロピレン系
樹脂である。 本発明においてポリアミド樹脂の添加量は、ポ
リオレフイン樹脂100重量部に対して0.5重量部以
上である。0.5重量部未満では、十分な表面改質
効果が得られない。また上限を限定しない理由
は、添加量が増加しても、表面改質および物性の
両面において、改善はあつても悪影響を受けるこ
とがないからである。 本発明のポリオレフイン系樹脂組成物に添加さ
れるノボラツクは一価フエノール、例えばフエノ
ール、クレゾール、p−tert−ブチルフエノー
ル、p−フエニルフエノール等と、ホルムアルデ
ヒドとを塩酸、蓚酸等の酸性触媒下で縮重合させ
て得られる樹脂である。ノボラツクの量が、ポリ
アミドに対して3重量%より少ないと、得られる
ポリオレフイン系樹脂組成物の溶融温度の低下
は、実用上十分なものとはならない。添加量を多
くするほど、溶融温度は低下する。好ましい添加
量は10〜30重量%である。 これらの材料の混練には、混練効果の高い連続
式バンバリー型ミキサー、2軸の押出機、混練効
果の増大を目的として設計された特殊形状のミキ
シングヘツドを持つスクリユーを具えた一軸押出
機等が好ましい。混練不良の場合には、得られた
ポリオレフイン系樹脂組成物の表面改質が十分に
行われなくなる。 ポリオレフイン樹脂、ポリアミド樹脂およびノ
ボラツクの混練は、これら3成分を同時に溶融混
練してもよく、あるいはあらかじめ2成分を混練
しておき、これに他の1成分を添加混練してもよ
い。混練温度はポリアミド樹脂の溶融温度より50
℃以上高い温度にすることが望ましいが、あらか
じめポリアミド樹脂にたとえば10重量%のノボラ
ツクを添加混練したものとポリオレフイン樹脂と
を混練する場合には、混練温度を20〜50℃低い温
度とすることができる。 〔発明の効果〕 本発明のポリオレフイン系樹脂組成物は、溶融
温度の高いポリアミドが添加されているにもかか
わらず、ノボラツクが添加されているためにその
溶融温度が低く、ブロー成形用グレード、押出し
成形用グレード、射出成形用ハイフローグレード
として好適に使用することができる。また低温で
溶融混練することができるので、熱分解しやすい
木粉等の有機質充填材をほとんど分解させること
なく練込むことができる。 このようにして得られる成形品を、塩素化ポリ
オレフイン溶液で表面処理すると、ポリオレフイ
ン樹脂に固有の物性は低下することなく、その表
面の塗装性、印刷性、接着性等が著しく改良され
る。 なお、成形品の表面を処理する塩素化ポリオレ
フイン溶液は、塩素含有率10%以上、好ましくは
30〜70%の塩素化ポリエチレンもしくは塩素化ポ
リプロピレンあるいは両者の混合物の溶液であ
り、塩素化ポリオレフイン含有率が1%以上の溶
液が好ましい。使用する溶剤の主成分は、沸点が
80〜130℃の芳香族もしくは塩素化炭化水素系溶
剤であることが好ましい。表面処理する方法は、
スプレーガン、刷毛、ロールによる塗布、あるい
は浸漬等により、成形品の表面を処理液で濡ら
し、乾燥して行なう。 またポリアミド樹脂の添加量を増す場合、添加
したポリアミド樹脂の優れた物性が付加されて、
物性の改良もなされるので、ポリオレフイン系樹
脂の使用目的に応じ、添加するポリアミド樹脂の
種類、添加量をかえることにより、表面改質と同
時に使用目的に即した物性の組成物が得られる。 本発明は以上述べたような応用面での特徴もあ
り、工業的に利用価値の大きいものである。 以下に、本発明の効果を実施例により説明す
る。 実施例 第1表上段に示す組成の配合物を、高速ミキサ
ーで混合してつくり、これを連続バンバリー型の
混練機で溶融混練し、混練機より排出する溶融物
を1対の冷却ロールの間を通して帯状になし、粉
砕機で粉砕して試料を調製した。該試料を用いて
射出成形により、160×80×2mmの試験片を成形
した。成形温度条件は第1表中段に示す通りであ
つた。ノボラツク配合品は約20〜50℃低温で成形
できることが判明した。 前記各試料の試験片を使用して第1表下段左欄
に示す塗装条件、塗料により塗装試験を行なつ
た。塗装試験片の塗膜に1mm間隔で縦横夫々11本
の線をカツターで入れ、セロフアンテープを該碁
盤目上に貼り、45゜の方向に急激に引張り、塗膜
剥離状況を検査した。試験結果を第1表下段に示
す。 比較例1のナイロン6の10重量%をフエノール
ノボラツクに代えた実施例1の組成物の樹脂温度
は238℃から200℃まで低下し、比較例2のナイロ
ン66の10重量%をフエノールノボラツクに代えた
実施例2の組成物の樹脂温度は280℃から260℃ま
で低下している。
特に、溶融温度の低い、ポリアミド樹脂含有ポリ
オレフイン系樹脂組成物に関する。 〔従来の技術〕 ポリオレフイン樹脂は極性基を持たず、表面が
不活性であるため、また溶剤に対する溶解性が乏
しいため、耐薬品性、耐溶剤性が優れているとい
う特長を持つ反面、塗装、印刷、接着等の二次加
工性が不良であるという欠陥がある。これらの二
次加工性を改良する各種の方法が提案されてい
る。 例えば、印刷性改良のためのコロナ放電処理
法、塗装性改良のためのプラズマ処理法などのほ
か、クロム酸−硫酸混液による表面処理法、ある
いは、官能基を持つモノマーを成形品の表面にグ
ラフト重合させる方法等があるが実用的でない。 表面をプライマー処理する方法もいろいろ提案
されているが、プライマーが高価であつたり、焼
付を必要としたり、またこのプライマー処理表面
に塗装できる塗料が限定される場合が多かつたり
する。樹脂自体を改質するために官能基を有する
コモノマーとの共重合も試みられているが、その
共重合体については溶融時の金属等との接着性は
改良されるが、塗装性の改良されたものではな
い。 本発明者の一人は、先に、樹脂の改質と特殊な
表面処理剤との組合せにより、ポリプロピレンに
ついて、市販一般のほとんどの塗料、接着剤の適
用できる表面改良に成功した(特公昭54−14770
号公報、特公昭55−46662号公報、及び特開昭57
−195734号公報)。しかしながら、これに使用す
る改質ポリプロピレンについては、ポリプロピレ
ン自体の実用物性が損なわれていないとはいえ、
剛性、表面硬度、熱変形温度等の性質が若干低下
している。剛性、熱変形温度の低下は充填剤の配
合により補うことができるが、表面硬度、特に表
面の耐傷つき性は改良できず、この点で欠陥があ
つた。 本発明者等は、樹脂の上記のような物性低下が
なく、塩素化ポリオレフイン溶液による速乾性の
前処理で塗料の選択範囲が広くなるポリオレフイ
ン系樹脂成形品の表面改質法について種々検討の
結果、ポリオレフイン樹脂に少量のポリアミド樹
脂を添加、分散させた組成物を使用した成形品の
表面に前記速乾性前処理を施すことにより、所期
の目的を達成し得ることを見出した。 しかし、ポリオレフイン樹脂にポリアミド樹脂
を添加して得られる組成物は、ポリアミド樹脂の
溶融温度(ナイロン6:218℃、ナイロン66:259
℃)以上に樹脂温度を高くする必要があり、この
ため、次のような障害を生ずる。 すなわち、(1)低い樹脂温度で成形することを必
要とするブロー成形、押出成形には適用できな
い。(2)射出成形において低温で成形できることに
よつてサイクルアツプをはかることを目的とした
高流動性の樹脂に適用するとき、高温成形が必要
となり、サイクルアツプの目的を果すことができ
ない。(3)木粉等の熱分解しやすい有機質の充填剤
を添加、混練するとき、又混練して得られた樹脂
を使用して成形するときの樹脂温度は、これらの
充填剤の分解速度が急激に加速される200℃以上
を必要とし、得られる成形品の表面には、分解ガ
スによるフラツシユが発生、外装用又は塗装用の
素地として使用することができない。又、分解ガ
スにより金型が銹びるという問題も生ずる。 〔発明の目的〕 したがつて本発明の目的は、溶融温度が低く、
成形性のすぐれた、ポリアミド樹脂含有ポリオレ
フイン系樹脂組成物を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明の上記目的は、ポリアミド樹脂に対して
3重量%以上のノボラツクを添加することにより
達成される。すなわち本発明は、ポリオレフイン
樹脂100重量部と、ナイロン6およびナイロン66
から成る群から選ばれるポリアミド樹脂0.5重量
部以上と、該ポリアミド樹脂に対して3重量%以
上のノボラツクとを溶融混練して得られるポリオ
レフイン系樹脂組成物である。 本発明で使用するポリオレフイン樹脂は、エチ
レン、プロピレン、ブテン、メチルペンテン等の
炭素数2乃至6のαオレフインのホモポリマー、
これらのαオレフインの2種以上からなるコポリ
マー、およびこれらのαオレフインと、酢酸ビニ
ル、アクリル酸エステル等のオレフイン誘導体と
あらなるコポリマー、並びにこれらの混合物であ
り、これに安定剤、ポリマー添加剤、帯電防止
剤、難燃剤等の各種添加剤、色剤および無機質又
は有機質の充填剤が添加されたものも包含する。
好ましいポリオレフイン樹脂はポリプロピレン系
樹脂である。 本発明においてポリアミド樹脂の添加量は、ポ
リオレフイン樹脂100重量部に対して0.5重量部以
上である。0.5重量部未満では、十分な表面改質
効果が得られない。また上限を限定しない理由
は、添加量が増加しても、表面改質および物性の
両面において、改善はあつても悪影響を受けるこ
とがないからである。 本発明のポリオレフイン系樹脂組成物に添加さ
れるノボラツクは一価フエノール、例えばフエノ
ール、クレゾール、p−tert−ブチルフエノー
ル、p−フエニルフエノール等と、ホルムアルデ
ヒドとを塩酸、蓚酸等の酸性触媒下で縮重合させ
て得られる樹脂である。ノボラツクの量が、ポリ
アミドに対して3重量%より少ないと、得られる
ポリオレフイン系樹脂組成物の溶融温度の低下
は、実用上十分なものとはならない。添加量を多
くするほど、溶融温度は低下する。好ましい添加
量は10〜30重量%である。 これらの材料の混練には、混練効果の高い連続
式バンバリー型ミキサー、2軸の押出機、混練効
果の増大を目的として設計された特殊形状のミキ
シングヘツドを持つスクリユーを具えた一軸押出
機等が好ましい。混練不良の場合には、得られた
ポリオレフイン系樹脂組成物の表面改質が十分に
行われなくなる。 ポリオレフイン樹脂、ポリアミド樹脂およびノ
ボラツクの混練は、これら3成分を同時に溶融混
練してもよく、あるいはあらかじめ2成分を混練
しておき、これに他の1成分を添加混練してもよ
い。混練温度はポリアミド樹脂の溶融温度より50
℃以上高い温度にすることが望ましいが、あらか
じめポリアミド樹脂にたとえば10重量%のノボラ
ツクを添加混練したものとポリオレフイン樹脂と
を混練する場合には、混練温度を20〜50℃低い温
度とすることができる。 〔発明の効果〕 本発明のポリオレフイン系樹脂組成物は、溶融
温度の高いポリアミドが添加されているにもかか
わらず、ノボラツクが添加されているためにその
溶融温度が低く、ブロー成形用グレード、押出し
成形用グレード、射出成形用ハイフローグレード
として好適に使用することができる。また低温で
溶融混練することができるので、熱分解しやすい
木粉等の有機質充填材をほとんど分解させること
なく練込むことができる。 このようにして得られる成形品を、塩素化ポリ
オレフイン溶液で表面処理すると、ポリオレフイ
ン樹脂に固有の物性は低下することなく、その表
面の塗装性、印刷性、接着性等が著しく改良され
る。 なお、成形品の表面を処理する塩素化ポリオレ
フイン溶液は、塩素含有率10%以上、好ましくは
30〜70%の塩素化ポリエチレンもしくは塩素化ポ
リプロピレンあるいは両者の混合物の溶液であ
り、塩素化ポリオレフイン含有率が1%以上の溶
液が好ましい。使用する溶剤の主成分は、沸点が
80〜130℃の芳香族もしくは塩素化炭化水素系溶
剤であることが好ましい。表面処理する方法は、
スプレーガン、刷毛、ロールによる塗布、あるい
は浸漬等により、成形品の表面を処理液で濡ら
し、乾燥して行なう。 またポリアミド樹脂の添加量を増す場合、添加
したポリアミド樹脂の優れた物性が付加されて、
物性の改良もなされるので、ポリオレフイン系樹
脂の使用目的に応じ、添加するポリアミド樹脂の
種類、添加量をかえることにより、表面改質と同
時に使用目的に即した物性の組成物が得られる。 本発明は以上述べたような応用面での特徴もあ
り、工業的に利用価値の大きいものである。 以下に、本発明の効果を実施例により説明す
る。 実施例 第1表上段に示す組成の配合物を、高速ミキサ
ーで混合してつくり、これを連続バンバリー型の
混練機で溶融混練し、混練機より排出する溶融物
を1対の冷却ロールの間を通して帯状になし、粉
砕機で粉砕して試料を調製した。該試料を用いて
射出成形により、160×80×2mmの試験片を成形
した。成形温度条件は第1表中段に示す通りであ
つた。ノボラツク配合品は約20〜50℃低温で成形
できることが判明した。 前記各試料の試験片を使用して第1表下段左欄
に示す塗装条件、塗料により塗装試験を行なつ
た。塗装試験片の塗膜に1mm間隔で縦横夫々11本
の線をカツターで入れ、セロフアンテープを該碁
盤目上に貼り、45゜の方向に急激に引張り、塗膜
剥離状況を検査した。試験結果を第1表下段に示
す。 比較例1のナイロン6の10重量%をフエノール
ノボラツクに代えた実施例1の組成物の樹脂温度
は238℃から200℃まで低下し、比較例2のナイロ
ン66の10重量%をフエノールノボラツクに代えた
実施例2の組成物の樹脂温度は280℃から260℃ま
で低下している。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン樹脂100重量部と、ナイロン
6およびナイロン66から成る群から選ばれるポリ
アミド樹脂0.5重量部以上と、該ポリアミド樹脂
に対して3重量%以上のレボラツクとを溶融混練
して得られるポリオレフイン系樹脂組成物。 2 ポリオレフイン樹脂がポリプロピレンである
特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 ポリアミド樹脂がナイロン6である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 4 ポリアミド樹脂がナイロン66である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 5 ノボラツクがフエノールノボラツクである特
許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59152371A JPS6051734A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
| DE19853507111 DE3507111C2 (de) | 1984-07-23 | 1985-02-28 | Polyolefinmassen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59152371A JPS6051734A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58159897A Division JPS6051729A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 表面の改質されたポリオレフィン系樹脂成形品の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051734A JPS6051734A (ja) | 1985-03-23 |
| JPS6365701B2 true JPS6365701B2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=15539062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59152371A Granted JPS6051734A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051734A (ja) |
| DE (1) | DE3507111C2 (ja) |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP59152371A patent/JPS6051734A/ja active Granted
-
1985
- 1985-02-28 DE DE19853507111 patent/DE3507111C2/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3507111A1 (de) | 1986-08-28 |
| DE3507111C2 (de) | 1987-01-02 |
| JPS6051734A (ja) | 1985-03-23 |
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