JPS63664B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS63664B2 JPS63664B2 JP57225510A JP22551082A JPS63664B2 JP S63664 B2 JPS63664 B2 JP S63664B2 JP 57225510 A JP57225510 A JP 57225510A JP 22551082 A JP22551082 A JP 22551082A JP S63664 B2 JPS63664 B2 JP S63664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ring
- sliding contact
- sliding
- seat ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3404—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal
- F16J15/3408—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface
- F16J15/3412—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface with cavities
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウオーターポンプ用メカニカルシール
に関する。
に関する。
一般にエンジン冷却系に設けられたウオーター
ポンプ用のメカニカルシールは、シートリングと
従動リングとを摺接させてその摺接面により外周
側の水が内周側の大気に漏洩するのを防止してい
る。ウオーターポンプ用のメカニカルシールにお
いては、上記摺接面の潤滑流体が水となることか
ら、カークーラーのコンプレツサ用メカニカルシ
ール等のように油が潤滑流体となるメカニカルシ
ールに対して上記摺接面の摺動条件が悪く、ステ
ツキングを発生させ易いため騒音を発生してい
た。従来、この騒音は他のエンジン等の騒音に対
して相対的に小さいことからさほど問題とされて
いなかつたが、エンジン等の騒音の低減化が果さ
れるにつれて特に周囲の騒音が小さいエンジン低
回転域において問題になるようになつてきた。
ポンプ用のメカニカルシールは、シートリングと
従動リングとを摺接させてその摺接面により外周
側の水が内周側の大気に漏洩するのを防止してい
る。ウオーターポンプ用のメカニカルシールにお
いては、上記摺接面の潤滑流体が水となることか
ら、カークーラーのコンプレツサ用メカニカルシ
ール等のように油が潤滑流体となるメカニカルシ
ールに対して上記摺接面の摺動条件が悪く、ステ
ツキングを発生させ易いため騒音を発生してい
た。従来、この騒音は他のエンジン等の騒音に対
して相対的に小さいことからさほど問題とされて
いなかつたが、エンジン等の騒音の低減化が果さ
れるにつれて特に周囲の騒音が小さいエンジン低
回転域において問題になるようになつてきた。
本発明はこのような事情に鑑み、騒音の低減を
図ることができるウオーターポンプ用メカニカル
シールを提供するものである。
図ることができるウオーターポンプ用メカニカル
シールを提供するものである。
すなわち本発明は、シートリングとこのシート
リングに摺接される従動リングとを備え、それら
シートリングと従動リングとの摺接面でその外周
側の水が内周側の大気に漏洩するのを防止するウ
オーターポンプ用メカニカルシールにおいて、 上記摺接面に、内側部が内周側に開口連通する
とともに外側部が両リングの相対回転後方側に延
びて閉止し、かつ相手の摺接面に摺接して両摺接
面の凝着を抑制しシール性を向上させる糸条溝を
形成し、かつ上記摺接面の外側部分を常温におい
て僅かに離隔させるとともに、上記両リングを、
両リングが共に熱変形した際に上記摺接面の外側
部分がより離隔する方向に変形する材料から構成
し、その離隔部分に外周側の水を導入するように
したものである。
リングに摺接される従動リングとを備え、それら
シートリングと従動リングとの摺接面でその外周
側の水が内周側の大気に漏洩するのを防止するウ
オーターポンプ用メカニカルシールにおいて、 上記摺接面に、内側部が内周側に開口連通する
とともに外側部が両リングの相対回転後方側に延
びて閉止し、かつ相手の摺接面に摺接して両摺接
面の凝着を抑制しシール性を向上させる糸条溝を
形成し、かつ上記摺接面の外側部分を常温におい
て僅かに離隔させるとともに、上記両リングを、
両リングが共に熱変形した際に上記摺接面の外側
部分がより離隔する方向に変形する材料から構成
し、その離隔部分に外周側の水を導入するように
したものである。
上記構成によれば、両摺接面の相対回転時にそ
の外周部分に水を導入して両摺接面間の潤滑条件
を改善できるとともに両摺接面を冷却することが
できるので、騒音の発生を有効に抑制することが
でき、しかも上記糸条溝は両摺接面の凝着を抑制
するので、この点においても騒音の発生を抑制す
ることができる。そして両摺接面の外周部分に導
入されて内周側に洩れようとする水は、上記糸条
溝によつて外周側に押戻すことができるので、通
常のウオーターポンプ用メカニカルシールに比較
して洩れ量を減少させることができる。
の外周部分に水を導入して両摺接面間の潤滑条件
を改善できるとともに両摺接面を冷却することが
できるので、騒音の発生を有効に抑制することが
でき、しかも上記糸条溝は両摺接面の凝着を抑制
するので、この点においても騒音の発生を抑制す
ることができる。そして両摺接面の外周部分に導
入されて内周側に洩れようとする水は、上記糸条
溝によつて外周側に押戻すことができるので、通
常のウオーターポンプ用メカニカルシールに比較
して洩れ量を減少させることができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、
第1図において、1はウオーターポンプのケーシ
ング、2はこのケーシング1の筒状部1a内に挿
通してその筒状部1a内に設けた図示しない軸受
によつて回転自在に軸支した回転軸で、この回転
軸2の左端部は図示しないプーリおよびベルトを
介して駆動源としてのエンジンに連動させてい
る。
第1図において、1はウオーターポンプのケーシ
ング、2はこのケーシング1の筒状部1a内に挿
通してその筒状部1a内に設けた図示しない軸受
によつて回転自在に軸支した回転軸で、この回転
軸2の左端部は図示しないプーリおよびベルトを
介して駆動源としてのエンジンに連動させてい
る。
上記筒状部1aの右端部にはメカニカルシール
3を設けてあり、このメカニカルシール3は回転
軸2の軸方向に変位可能な従動リング4と回転軸
2と一体に回転するが軸方向には固定されている
シートリング5とを備えている。上記従動リング
4は支持部材6の一部を構成する内側筒状部6a
の先端外周部にその軸方向に沿つて往復動可能に
嵌装してあり、かつ従動リング4の内周部に設け
た軸方向溝4aに上記内側筒状部6aの外周部に
設けた軸方向突部6bを係合させることにより、
両者が相対回転しないようにしている。上記支持
部材6は内側筒状部6aの左端部から半径方向外
方に延びる壁部6c、この壁部6cの外周より右
側に折返した外側筒状部6d、およびこの外側筒
状部6dより半径方向外方に折曲げたフランジ部
6eを有しており、上記外側筒状部6dをシール
部材7を介して上記ケーシング1の筒状部1a内
に嵌着することにより、その部分の密封性を保つ
とともに上記従動リング4を回転方向に対して固
定している。
3を設けてあり、このメカニカルシール3は回転
軸2の軸方向に変位可能な従動リング4と回転軸
2と一体に回転するが軸方向には固定されている
シートリング5とを備えている。上記従動リング
4は支持部材6の一部を構成する内側筒状部6a
の先端外周部にその軸方向に沿つて往復動可能に
嵌装してあり、かつ従動リング4の内周部に設け
た軸方向溝4aに上記内側筒状部6aの外周部に
設けた軸方向突部6bを係合させることにより、
両者が相対回転しないようにしている。上記支持
部材6は内側筒状部6aの左端部から半径方向外
方に延びる壁部6c、この壁部6cの外周より右
側に折返した外側筒状部6d、およびこの外側筒
状部6dより半径方向外方に折曲げたフランジ部
6eを有しており、上記外側筒状部6dをシール
部材7を介して上記ケーシング1の筒状部1a内
に嵌着することにより、その部分の密封性を保つ
とともに上記従動リング4を回転方向に対して固
定している。
上記支持部材6の壁部6c右端面にはシール部
材8の一端部を接着剤により接着してあり、この
シール部材8の他端部を、中間部を湾曲させた状
態で従動リング4の左端面に接着することによ
り、支持部材6とシートリング4間の密封性を保
つている。そしてこのシール部材8の両端部間に
ばね9を弾装することにより、上記従動リング4
をシートリング5に弾接させている。このシート
リング5は、上記回転軸2に固定したポンプ作用
を行なうためのロータ10に形成た凹部10a内
にフローテイングパツキン11を介して取付けて
あり、これにより回転軸2とともに一体的に回転
するようにしている。なお、図示実施例とは逆
に、回転軸2に対して軸方向に変位可能な従動リ
ング4を回転軸2に設けてこれと一体回転可能と
するとともに、シートリング5をケーシング1に
取付けて固定するようにしてもよい。
材8の一端部を接着剤により接着してあり、この
シール部材8の他端部を、中間部を湾曲させた状
態で従動リング4の左端面に接着することによ
り、支持部材6とシートリング4間の密封性を保
つている。そしてこのシール部材8の両端部間に
ばね9を弾装することにより、上記従動リング4
をシートリング5に弾接させている。このシート
リング5は、上記回転軸2に固定したポンプ作用
を行なうためのロータ10に形成た凹部10a内
にフローテイングパツキン11を介して取付けて
あり、これにより回転軸2とともに一体的に回転
するようにしている。なお、図示実施例とは逆
に、回転軸2に対して軸方向に変位可能な従動リ
ング4を回転軸2に設けてこれと一体回転可能と
するとともに、シートリング5をケーシング1に
取付けて固定するようにしてもよい。
以上の構成を有するウオーターポンプにおいて
は、図示しないエンジンによつて回転軸2が回転
駆動されると、これと一体のロータ10が回転し
て水をエンジン内の各冷却部に供給する。そして
この際、水はシール部材7および8によつてシー
ルされるとともに、メカニカルシール3の従動リ
ング4とシートリング5との摺接面によつてシー
ルされるようになる。
は、図示しないエンジンによつて回転軸2が回転
駆動されると、これと一体のロータ10が回転し
て水をエンジン内の各冷却部に供給する。そして
この際、水はシール部材7および8によつてシー
ルされるとともに、メカニカルシール3の従動リ
ング4とシートリング5との摺接面によつてシー
ルされるようになる。
然して従動リング4の摺接面は、内周側が外周
側よりも僅かに突出した内高のテーパ面として形
成してあり、この内高量は、例えば摺接面の半径
方向の幅が2〜4mmのとき、0.3〜1.0μm程度とし
ている。なおこの摺接面は、シートリング5側に
突出した球面としてもよい。
側よりも僅かに突出した内高のテーパ面として形
成してあり、この内高量は、例えば摺接面の半径
方向の幅が2〜4mmのとき、0.3〜1.0μm程度とし
ている。なおこの摺接面は、シートリング5側に
突出した球面としてもよい。
また上記従動リング4の摺接面には、第2図に
示すように、その内周部等間隔位置に糸条溝12
を形成している。各糸条溝12の内側部は従動リ
ング4の内周側に開口連通し、外側部は従動リン
グ4のシートリング5に対する相対回転方向後方
側に延びて摺接面の中間部で閉止している。した
がつて摺接面の外周部分には溝のない円周方向に
連続した平坦なランド部13が形成されることと
なる。そしてこの従動リング4の回転時には、従
動リング4とシートリング5との摺接による摩擦
熱で従動リング4の内周側が外周側よりさらに軸
方向に突出した内高に熱変形するようになつてお
り、このような熱変形は、従動リング4をカーボ
ン材料等で構成することによつて得られる。ま
た、他方のシートリング5は熱変形の少ないステ
ンレス材、アルミナ焼結体等で構成しておけばよ
い。なお、エンジン冷却系のウオーターポンプで
は、水がエンジンによつて加熱されることも、上
記熱変形を助長する。
示すように、その内周部等間隔位置に糸条溝12
を形成している。各糸条溝12の内側部は従動リ
ング4の内周側に開口連通し、外側部は従動リン
グ4のシートリング5に対する相対回転方向後方
側に延びて摺接面の中間部で閉止している。した
がつて摺接面の外周部分には溝のない円周方向に
連続した平坦なランド部13が形成されることと
なる。そしてこの従動リング4の回転時には、従
動リング4とシートリング5との摺接による摩擦
熱で従動リング4の内周側が外周側よりさらに軸
方向に突出した内高に熱変形するようになつてお
り、このような熱変形は、従動リング4をカーボ
ン材料等で構成することによつて得られる。ま
た、他方のシートリング5は熱変形の少ないステ
ンレス材、アルミナ焼結体等で構成しておけばよ
い。なお、エンジン冷却系のウオーターポンプで
は、水がエンジンによつて加熱されることも、上
記熱変形を助長する。
このような構成においては、従動リング4の常
温時すなわち回転停止時には、両リング4,5の
摺接面はその外周部分が僅かに離隔した状態で接
触しているが、外周部分の間隔は僅かなのでその
間隙に水が流入することを実質的に防止でき、し
たがつて回転停止時の水の漏洩が防止できる。
温時すなわち回転停止時には、両リング4,5の
摺接面はその外周部分が僅かに離隔した状態で接
触しているが、外周部分の間隔は僅かなのでその
間隙に水が流入することを実質的に防止でき、し
たがつて回転停止時の水の漏洩が防止できる。
そして従動リング4が回転されると、その回転
時の従動リング4の振動や水の粘性等によつて水
が摺接面間に流入するようになり、その部分の潤
滑条件を改善するとともに摺接面を冷却し、これ
によつて騒音の発生を抑制する。さらに、上記従
動リング4の回転が継続し、また水が加熱される
ことによつて両リング4,5が加熱されると、上
述したように従動リング4が熱変形して内高とな
るので、水は一層容易に両摺接面間に流入するよ
うになり、高温時においても良好な潤滑条件と冷
却効果とを確保して騒音の発生を抑制することが
できる。
時の従動リング4の振動や水の粘性等によつて水
が摺接面間に流入するようになり、その部分の潤
滑条件を改善するとともに摺接面を冷却し、これ
によつて騒音の発生を抑制する。さらに、上記従
動リング4の回転が継続し、また水が加熱される
ことによつて両リング4,5が加熱されると、上
述したように従動リング4が熱変形して内高とな
るので、水は一層容易に両摺接面間に流入するよ
うになり、高温時においても良好な潤滑条件と冷
却効果とを確保して騒音の発生を抑制することが
できる。
そして上記条糸条溝12は間隔の拡大したラン
ド部13を越えて漏洩してくる水を捕捉し、その
回転によるポンプ作用で従動リング4の外周側に
押返すようになるので、上記間隔が拡大しても水
の洩れ量が増大することはなく、後の実験結果の
ように、従来に比して洩れ量を減少させることが
できる。
ド部13を越えて漏洩してくる水を捕捉し、その
回転によるポンプ作用で従動リング4の外周側に
押返すようになるので、上記間隔が拡大しても水
の洩れ量が増大することはなく、後の実験結果の
ように、従来に比して洩れ量を減少させることが
できる。
また上記糸条溝12は、摺接面間に存在する水
に対して作用するだけではなく、相手材であるシ
ートリング5の摺接面に対しても作用する。すな
わち、従動リング4とシートリング5との潤滑条
件が悪いことから、上記ランド部13は熱変形に
よつて相手材の摺接面から離隔しても、内側の糸
条溝12部分については摺接面によつて凝着が発
生してステツキングを若起して異音を発生させる
が、上記糸条溝12は凝着状態の発生ないしは成
長を抑制して異音の発生を防止するものと考えら
れる。また糸条溝12は異物や摩耗粉を収納し、
摺接面間に異物や摩耗粉が介在することによる面
荒れや摺動抵抗の増大を防止するとともに、面荒
れによつて凝着が発生し易くなることを防止し
て、この点からも異音の発生を防止するように機
能する。
に対して作用するだけではなく、相手材であるシ
ートリング5の摺接面に対しても作用する。すな
わち、従動リング4とシートリング5との潤滑条
件が悪いことから、上記ランド部13は熱変形に
よつて相手材の摺接面から離隔しても、内側の糸
条溝12部分については摺接面によつて凝着が発
生してステツキングを若起して異音を発生させる
が、上記糸条溝12は凝着状態の発生ないしは成
長を抑制して異音の発生を防止するものと考えら
れる。また糸条溝12は異物や摩耗粉を収納し、
摺接面間に異物や摩耗粉が介在することによる面
荒れや摺動抵抗の増大を防止するとともに、面荒
れによつて凝着が発生し易くなることを防止し
て、この点からも異音の発生を防止するように機
能する。
次に、第3図はメカニカルシールの騒音試験を
行なつた結果を示したもので、同図aは第2図の
実施例のもの、同図bは比較のために糸条溝のな
い従来のもの、さらに同図cはメカニカルシール
自体を省略したものの各実験結果を示している。
なおこの実験では、上記従動リング4は熱変形を
生じていた。
行なつた結果を示したもので、同図aは第2図の
実施例のもの、同図bは比較のために糸条溝のな
い従来のもの、さらに同図cはメカニカルシール
自体を省略したものの各実験結果を示している。
なおこの実験では、上記従動リング4は熱変形を
生じていた。
この実験は、ケーシング1にメカニカルシール
を組込んだ状態で、又は組込まない状態で回転軸
2をモータで回転駆動させ(250rpm)、メカニカ
ルシールを組込んだものではウオーターポンプと
して実際に水を吐出させた状態において、約150
mm離した位置にセツトした騒音計で音圧を測定
し、これを周波数解析したものである。また同時
にそれぞれの全体としての騒音を測定してその結
果を各図の右端に網目の棒グラフとして示してい
る。
を組込んだ状態で、又は組込まない状態で回転軸
2をモータで回転駆動させ(250rpm)、メカニカ
ルシールを組込んだものではウオーターポンプと
して実際に水を吐出させた状態において、約150
mm離した位置にセツトした騒音計で音圧を測定
し、これを周波数解析したものである。また同時
にそれぞれの全体としての騒音を測定してその結
果を各図の右端に網目の棒グラフとして示してい
る。
第3図a〜cの実験結果から理解されるよう
に、メカニカルシールが関与する音圧は第3図
a,bの斜線部分で示され、この結果並びに上記
騒音の結果から本発明装置においては実質的な騒
音は生じていないと判断される。
に、メカニカルシールが関与する音圧は第3図
a,bの斜線部分で示され、この結果並びに上記
騒音の結果から本発明装置においては実質的な騒
音は生じていないと判断される。
第4図は上述の2種のメカニカルシールについ
て下記の実験条件で水の洩れ量を測定したもので
ある。この実験は各メカニカルシール毎にばね9
の弾撥力を異ならせてそれぞれ10回の測定を行な
つた結果を示している。
て下記の実験条件で水の洩れ量を測定したもので
ある。この実験は各メカニカルシール毎にばね9
の弾撥力を異ならせてそれぞれ10回の測定を行な
つた結果を示している。
(実験条件)
Γ 試験機:実体試験機
Γ 回転数:2000rpm
Γ 時間:100時間
Γ 密封流体:水(80℃)
Γ 密封圧力:1.5Kg/cm2
第4図の実験結果に示されるように、本発明に
係るメカニカルシールは従来のメカニカルシール
に比して最大の洩れ量、平均の洩れ量並びに洩れ
量の最大値と最小値との範囲ともに小さく、優れ
たシール性能が得られている。
係るメカニカルシールは従来のメカニカルシール
に比して最大の洩れ量、平均の洩れ量並びに洩れ
量の最大値と最小値との範囲ともに小さく、優れ
たシール性能が得られている。
次に、第5図a,bは従動リング4に実質的に
熱変形を生じさせないようにして騒音試験を行な
つた結果を示したもので、同図aは第2図の実施
例のもので、中高量を0.5μmとしたもの、同図b
は比較のために第2図の実施例のもの、つまり糸
条溝12を形成したものにおいて、中高量を0と
したものである。
熱変形を生じさせないようにして騒音試験を行な
つた結果を示したもので、同図aは第2図の実施
例のもので、中高量を0.5μmとしたもの、同図b
は比較のために第2図の実施例のもの、つまり糸
条溝12を形成したものにおいて、中高量を0と
したものである。
本試験は、下記の実験条件により、第3図の場
合と同様にメカニカルシールをウオーターポンプ
に組込んだ状態で、約150mm離した位置にセツト
した騒音計で測定したものである。
合と同様にメカニカルシールをウオーターポンプ
に組込んだ状態で、約150mm離した位置にセツト
した騒音計で測定したものである。
(実験条件)
Γ 試験機:実体試験機
Γ 回転数:200rpm
Γ 測定時間:100時間経過後に測定
Γ 密封流体:水(50℃)
Γ 密封圧力:大気圧
第5図a,bの試験結果から明らかなように、
従動リング4に実質的に熱変形が生じていない状
態では、予め従動リング4を中高形状としていな
いと、鳴きが発生する結果となる。
従動リング4に実質的に熱変形が生じていない状
態では、予め従動リング4を中高形状としていな
いと、鳴きが発生する結果となる。
本発明においては、摺動熱で高温となると水が
より多く導入されて摺動面を冷却し、変形量を抑
制する作用をなすとともに一定量の冷却効果が保
持でき、変形の大小によるシール性のバラツキを
一層抑えることになる。しかも外周部分で若干洩
れたとしても、内周側の糸条溝の作用によりシー
ル性を確保することができる。
より多く導入されて摺動面を冷却し、変形量を抑
制する作用をなすとともに一定量の冷却効果が保
持でき、変形の大小によるシール性のバラツキを
一層抑えることになる。しかも外周部分で若干洩
れたとしても、内周側の糸条溝の作用によりシー
ル性を確保することができる。
なお、上記実施例では糸条溝12を従動リング
4に設けているがシートリング5に設けてもよ
い。シートリング5に糸条溝を設ける場合にはこ
のシートリング5と従動リング4との材質を上記
実施例とは逆にし、また摺接面となる両リング
4,5の端面の面積も逆にすればよい。さらに上
記糸条溝12の深さ、幅、本数等は使用条件等に
応じて適宜に定めることができ、またそれらの設
定値に応じて糸条溝12の形成方向を略半径方向
とすることができる。
4に設けているがシートリング5に設けてもよ
い。シートリング5に糸条溝を設ける場合にはこ
のシートリング5と従動リング4との材質を上記
実施例とは逆にし、また摺接面となる両リング
4,5の端面の面積も逆にすればよい。さらに上
記糸条溝12の深さ、幅、本数等は使用条件等に
応じて適宜に定めることができ、またそれらの設
定値に応じて糸条溝12の形成方向を略半径方向
とすることができる。
以上のように、本発明によればウオーターポン
プ用メカニカルシールの騒音を低減することがで
きるという効果が得られる。
プ用メカニカルシールの騒音を低減することがで
きるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のシートリングの正面図、第3図a〜
cは熱変形が生じる状態でそれぞれ音圧並びに騒
音を測定した結果を示す図、第4図は洩れ量を測
定した結果を示す図、第5図a,bは熱変形が生
じない状態でそれぞれ音圧並びに騒音を測定した
結果を示す図である。 1……ケーシング、2……回転軸、3……メカ
ニカルシール、4……従動リング、5……シート
リング、12……糸条溝、13……ランド部。
図は第1図のシートリングの正面図、第3図a〜
cは熱変形が生じる状態でそれぞれ音圧並びに騒
音を測定した結果を示す図、第4図は洩れ量を測
定した結果を示す図、第5図a,bは熱変形が生
じない状態でそれぞれ音圧並びに騒音を測定した
結果を示す図である。 1……ケーシング、2……回転軸、3……メカ
ニカルシール、4……従動リング、5……シート
リング、12……糸条溝、13……ランド部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シートリングとこのシートリングに摺接され
る従動リングとを備え、それらシートリングと従
動リングとの摺接面でその外周側の水が内周側の
大気に漏洩するのを防止するウオーターポンプ用
メカニカルシールにおいて、 上記摺接面に、内側部が内周側に開口連通する
とともに外側部が両リングの相対回転後方側に延
びて閉止し、かつ相手の摺接面に摺接して両摺接
面の凝着を抑制しシール性を向上させる糸条溝を
形成し、かつ上記摺接面の外側部分を常温におい
て僅かに離隔させるとともに、上記両リングを、
両リングが共に熱変形した際に上記摺接面の外側
部分がより離隔する方向に変形する材料から構成
してその離隔部分に外周側の水を導入することを
特徴とするウオーターポンプ用メカニカルシー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22551082A JPS59117960A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | ウオ−タ−ポンプ用メカニカルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22551082A JPS59117960A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | ウオ−タ−ポンプ用メカニカルシ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59117960A JPS59117960A (ja) | 1984-07-07 |
| JPS63664B2 true JPS63664B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=16830443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22551082A Granted JPS59117960A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | ウオ−タ−ポンプ用メカニカルシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59117960A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63303269A (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | メカニカルシ−ル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53126462A (en) * | 1977-04-12 | 1978-11-04 | Taiho Kogyo Co Ltd | Mechanical seal |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP22551082A patent/JPS59117960A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59117960A (ja) | 1984-07-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6565094B2 (en) | Seal arrangement | |
| US7258346B2 (en) | Sliding element | |
| US9784372B2 (en) | Sealing device | |
| US3871666A (en) | Shaft packing | |
| US3534969A (en) | Seal | |
| EP3540274A1 (en) | Sliding component | |
| JP2020507039A (ja) | ターボ機械用ベント式軸受リテーナー | |
| US3572732A (en) | Double load area lip seal | |
| JPH07208610A (ja) | オイルシール | |
| US4094518A (en) | Shaft seal | |
| US3791657A (en) | Dynamic lip seal | |
| JPS63664B2 (ja) | ||
| JPH09133222A (ja) | メカニカルシール用摺動材 | |
| US2154199A (en) | Sealing construction | |
| JP3912926B2 (ja) | 回転機械のフローティングシール | |
| JPH09133217A (ja) | リップ型シール | |
| JPS6343625B2 (ja) | ||
| CN114838135A (zh) | 涨圈密封装置 | |
| JPH09126303A (ja) | プーリ及びファン、並びにこれらの玉軸受 | |
| CN217898779U (zh) | 一种高速机械密封件 | |
| CN224064838U (zh) | 一种m型双唇环凹内加油脂可以防粘连的机械密封组件 | |
| CN223523969U (zh) | 一种干气密封组件以及真空泵 | |
| JPS6216539Y2 (ja) | ||
| CN111111857A (zh) | 一种用于球磨机不平整箱体上的密封装置 | |
| JP2003097578A (ja) | 回転支持装置 |