JPS636760B2 - - Google Patents

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JPS636760B2
JPS636760B2 JP55172768A JP17276880A JPS636760B2 JP S636760 B2 JPS636760 B2 JP S636760B2 JP 55172768 A JP55172768 A JP 55172768A JP 17276880 A JP17276880 A JP 17276880A JP S636760 B2 JPS636760 B2 JP S636760B2
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JP
Japan
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pump
passage
pumps
valve
hole
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Application number
JP55172768A
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English (en)
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JPS5797093A (en
Inventor
Naoaki Masuda
Yoshio Suzuki
Takeshi Ooe
Hiroshi Oosaki
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
Priority to JP55172768A priority Critical patent/JPS5797093A/ja
Publication of JPS5797093A publication Critical patent/JPS5797093A/ja
Publication of JPS636760B2 publication Critical patent/JPS636760B2/ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2組のポンプと、これら両ポンプか
らの圧力流体を流体機器に選択的に供給する一対
のスプールバルブを備えたオイルポンプに関す
る。
たとえば自動車に搭載され運転者のハンドル操
作力を軽減する動力舵取装置において、その油圧
発生源として用いられるポンプは、通常、自動車
のエンジンで回転駆動され、その吐出量はエンジ
ンの回転数に比例して増減する。したがつて、こ
のようなポンプでは、エンジンの低回転域、すな
わちポンプ吐出量が小さいときにでも前記動力蛇
取装置などの流体機器の作動に支障のない充分な
流量が供給できる容量を有することを要求され
る。しかし、このような容量を設定すると、エン
ジンの高回転域において不必要に大きな流量が供
給されることになり、無駄であるばかりか、この
ポンプ駆動のためエンジンの消費馬力が増大し、
自動車用エンジンの燃費に大きく影響するもの
で、省エネルギ対策上好ましくない。
このため、従来から、容量の小さい2台のポン
プと、これら両ポンプから圧力流体を流体機器に
選択的に供給する制御部とを組合わせることによ
つて、常時は一方のポンプのみを油圧供給用とし
て用い、他方はタンク側に接続して無負荷状態と
し、その消費馬力の低減化を図り、必要時にのみ
前記制御部を作動させて両ポンプからの圧力流体
を合流して供給することが考えられている。そし
て、このような圧力流体の供給量を制御する方法
としては、たとえばエンジンの低回転域、すなわ
ちポンプ吐出量が小さいときにその流量を検出し
て両ポンプからの圧力流体を合流させる回転数感
知式、エンジンの回転数の大小にかかわらず流体
機器側に負荷が加わる作動時においてのみ上昇す
る流体圧を検出して両ポンプからの圧力流体を合
流させる圧力感知式、さらにこれら回転数および
圧力感知式の長所を組合わせた回転数・圧力両感
知式などが知られており、その用途に応じて選択
して採用される。
ところで、上述した圧力流体の供給量を制御す
る制御部には、両ポンプからの流路を必要に応じ
て選択的に切換える流路切換機能と、流体機器へ
の供給量を所定量以下に保持する流量制御機能と
が必要であり、これら両機能を一対のスプールバ
ルブとこれらを適宜組合わせる圧力流体通路を用
いて行なうことが一般に考えられているが、その
制御部の構成が各感知式毎に大きく異なるためオ
イルポンプの製造、組立ておよびコストの面で大
きな障害となつている。
すなわち、上述した制御部を構成する一対のス
プールバルブおよび流体通路は、通常、2組のポ
ンプと共に1個のポンプボデイ内に一体的に組込
まれるが、上述した構成の相異から各部品、特に
ポンプボデイの共用化を図ることが困難であり、
これにより各感知式毎に製造、組立てを行なうた
め、量産性に適さず、製造コストが上昇するとい
つた問題があつた。
また、この種のオイルポンプでは、全体の構成
が簡単で、組立性に優れ、しかも小型かつ軽量で
あることが望まれており、この要請は動力舵取装
置などのようにエンジンルームの狭いスペースに
装着されるものでは大きく、これらの点をも考慮
しなければならないものである。
本発明はこのような事情に鑑み、圧力流体の供
給量を制御する一対のスプールバルブを構成する
バルブ孔を、2組のポンプを並設して収納するよ
うポンプボデイの中央に設けられたポンプ収納空
間の周囲でこれと軸線を平行に、しかも近接して
形成するとともに、これらのバルブ孔間に一方の
ポンプからの圧力流体を導びく通路孔を設け、か
つこの通路孔の軸線と前記各バルブ孔の軸線とが
略同一平面上に位置するように構成することによ
つて、作動条件の異なる各感知式の制御部を簡単
な穴加工により形成することが可能となり、これ
によりポンプボデイの共用化を図り、量産性に適
した構成とすることができ、また全体の構成が簡
単で、コスト的にも優れ、しかも小型かつ軽量化
の要請をも満足することができるオイルポンプを
提供するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図ないし第4図は本発明に係るオイルポン
プの一実施例を示し、本実施例では、圧力感知式
の流量制御を行なう場合を示している。
これらの図において、符号1,2はポンプボデ
イを構成するフロントボデイおよびリヤボデイ
で、その内部には、吐出容量の異なる第1および
第2のポンプ3,4と、これら両ポンプ3,4か
ら吐出される圧油の供給量を制御する第1および
第2のスプールバルブ5,6とが一体的に組込ま
れ、またこれを適宜接続する流体通路が形成され
る。
すなわち、前記リヤボデイ2の中央部には、第
2図および第3図に示すように、前記フロントボ
デイ1側に開口する有底のポンプ収納空間7が形
成され、このポンプ収納空間7内に前記第1およ
び第2のポンプ3,4が軸方向に並んで配設され
る。そして、これらのポンプ3,4は前記フロン
トボデイ1の中央孔1aを貫通して挿入された共
通の駆動軸8によつて回転駆動され、それぞれポ
ンプ動作を行なう。
なお、これら第1および第2のポンプ3,4は
従来周知のベーンポンプ構成であり、これを簡単
に説明すると、第1のポンプ3は、前記駆動軸8
上に固定され複数のベーン9aを有するロータ
9、カムリング10、サイドプレート11および
プレツシヤプレート12等を備え、前記ポンプ収
納空間7の開口側に形成された大径部7a内に配
設される。この場合、前記サイドプレート11
は、収納空間7の軸方向の中央部に設けられた段
部7bにより係止され、後述する第2のポンプ4
のサイドプレートの役割を兼ねている。また、前
記プレツシヤプレート12は収納空間7の開口部
側に配設され、この開口部を閉塞するフロントボ
デイ1との間にポンプ吐出側の圧力室13を形成
する。
一方、前記第2のポンプ4は、同じく前記駆動
軸8上に固定され複数のベーン14aを有するロ
ータ14、カムリング15およびプレツシヤプレ
ート16等を備え、前記収納空間7を底部側に形
成された小径部7c内に配設される。
そして、このプレツシヤプレート16と収納空
間7の底部との間にはばね17が配設され、この
部分が第2のポンプ4における吐出側の圧力室1
8となつている。なお、前記第1のポンプ3の吐
出側圧力室13にもばね19が配設されるが、こ
れらのばね17,19は必ずしも必要なものでは
ない。また、両ポンプ3,4のカムリング10,
15の外周にはポンプ吸込側の圧力室20,21
が形成され、これら両圧力室20,21はサイド
プレート11に穿設された孔部22を介して連通
している。そして、これら吸込側の圧力室20,
21には、リアボデイ2の側方に形成された入口
通路23および後述する一方のスプールバルブの
バルブ孔と連通する通路24を介して図示しない
オイルタンクからの作動油が導びかれる。さら
に、図中25は上述した各ポンプ構成部品の位置
決めを行なうロツド、26は前記駆動軸8をフロ
ントボデイ1内で軸支する軸受、27は外部への
油漏れを防ぐオイルシールである。
この場合、上述した構成によれば、第1のポン
プ3の容量を第2のポンプ4よりも小さく設定す
ると、その省エネルギ効果をより向上させること
が可能となる。さらに、両ポンプ3,4の各構成
部品を回転方向に位相を異ならせて並設し、各ポ
ンプからの吐出圧の脈動の位相をずらして円滑な
ポンプ作用が得られるようにすることが望まし
い。
また、前記リアボデイ2には、前記第1および
第2のポンプ3,4から吐出される圧油をリアボ
デイ2の後端部側方に開口する出口通路30を介
して動力舵取装置などの流体機器に選択的に供給
する一対のスプールバルブ5,6および流体通路
からなる制御部が前記ポンプ収納空間7の周囲に
適宜配設されている。
すなわち、図中31,32は互いに近接するよ
うに前記リアボデイ2の上側部に並設された一対
のバルブ孔で、これらのバルブ孔31,32は前
記ポンプ収納空間7と同様にリアボデイ2のフロ
ントボデイ1側の接合面に開口しかつポンプ収納
空間7と軸線方向が平行するように形成されてい
る。そして、これらのバルブ孔31,32は前記
ポンプ収納空間7と共にフロントボデイ1により
液密性をもつて閉塞されている。
また、33は前記両バルブ孔31,32間に位
置するようにリアボデイ2の後端部側から穿設さ
れた通路孔で、その軸線が前記両バルブ孔31,
32の軸線と略同一平面内に位置するように配置
されている。そして、この通路孔33の開口部は
盲プラグ34によつて密閉され、かつこの開口部
近傍において下方から開口する通路35によつて
前記第2のポンプ4の吐出側圧力室18と連通さ
れている。さらに、この通路孔33の他端はリア
ボデイ2の軸方向の略中央まで延設され、かつリ
アボデイ2の側方から前記一方のバルブ孔31を
貫通して穿設された通路孔36に接続されてい
る。
したがつて、このような構成によれば、前記第
2のポンプ4から吐出された圧油は上述した通路
35、通路孔33、通路孔36を経てバルブ孔3
1の中央部に導びかれることになる。なお、37
はこの通路孔36の開口部を密閉する盲プラグで
ある。
一方、前記リアボデイ2の側方には、ポンプ収
納空間7と平行してリアボデイ2の後端部側から
穿設された共通通路孔38が配置され、その一部
が前記出口通路30に開口している。なお、39
は共通通路孔38の開口部を閉塞するボールであ
る。
そして、前記ポンプ収納空間7と前記一対のバ
ルブ孔31,32および共通通路孔38とは、ポ
ンプ収納空間7の開口部付近に形成される第1の
ポンプ3の吐出側圧力室13に対応するように前
記リアボデイ2内に形成された矩形状の通路溝4
0,41;42によつてそれぞれ連通されてい
る。また、前記第1のバルブ孔31内において、
第2のバルブ4からの圧油が導びかれる通路孔3
6よりも後端部側には、前記第2のポンプ4の吸
込側圧力室21に対応する位置でポンプ収納空間
7に連通する戻り通路溝43が形成されている。
一方、前記第2のバルブ孔32側では、前述した
リアボデイ2側方からの入力通路23に連通する
通路24がその軸方向中央部よりも前端側に位置
するように開口しており、この通路24は、第2
図に示されるように第1のポンプ1の吸込側圧力
室20に対応する位置でポンプ収納空間7に接続
されている。なお、前記共通通路孔38と通路溝
42との間に形成された小孔部分は、流体機器へ
の供給流量を検出し後述する流量制御弁となるス
プールバルブ6を作動させるためのオりフイス4
4である。
このような構成において、前記バルブ孔31,
32内には、それぞれ流路切換弁および流量制御
弁として作動する第1および第2のスプールバル
ブ5,6を構成する各スプール45,46が組込
まれている。
すなわち、第1のバルブ孔31内に組込まれる
スプール45は、このバルブ孔31の底部側に組
込まれたスプリング47により常時はフロントボ
デイ1側の前端部に位置している。そして、この
状態においては、スプール45の後端部側に形成
された環状溝45aにより前記通路孔36と戻り
通路溝43とが連通し、これにより第2のポンプ
4からの圧油はポンプ吸込側に還流する。また、
このスプール45の前端部には逆止弁48が配設
され、この逆止弁48はスプール45が後端部側
に移動したときに貫通孔45bおよびその外周の
環状溝45cを介して前記第2のポンプ4からの
通路孔33,36に接続される。勿論、この作動
時には、スプール45のランド部45dにより通
路孔36と戻り通路溝43との間は切離される。
そして、逆止弁48は第2のポンプ4からの圧油
により開放され、圧油をバルブ孔30前端部に開
口する通路溝40を介して第1のポンプ3の吐出
側圧力室13中に導びいて第1のポンプ3の吐出
圧油と合流させる役割を果たす。なお、上述した
構成を有する第1のスプールバルブ5では、スプ
ール45の前端部に形成される高圧室49には通
路溝40を介して第1のポンプ3の吐出側圧力室
13側の油圧が、また後端部側の低圧室50には
小孔45eを介して吸込側の油圧が導びかれてい
る。そして、前記スプール45は前記吐出側圧力
室13、通路溝42、およびオリフイス44を有
する共通通路孔38等によつて構成されるメイン
供給通路内の流体圧が流体機器側の負荷の増加に
より上昇したときにのみこれを感知して作動して
流路の切換えを行なう圧力感知式の流路切換弁を
構成する。
また、前記第2のバルブ孔32内に組込まれる
スプール46は、従来周知の流量制御弁を構成し
ている。すなわち、スプール46によつてバルブ
孔32の前端部に形成される高圧室51内には吐
出側圧力室13側すなわち流量検出用オリフイス
44の上流側の油圧が通路溝41を介して導入さ
れており、一方後端部側の低圧室52には前記出
口通路30と連通する通路53を介して前記オリ
フイス44の下流側の油圧が導びかれている。そ
して、このスプール46は低圧室52内に配設さ
れたスプリング54により常時はバルブ孔32前
端部側に位置し、このときにはその中央部外周に
設けられた環状溝46aが前記入口通路23に連
続する通路24に対向し、吐出側圧力室13と通
路24間は切離されている。一方、吐出側圧力室
13から送り出される圧油の流量が増大し、所定
量以上になると、オリフイス44の上、下流側で
生じる差圧により前記スプール46がバルブ孔3
2内で移動し、吐出側圧力室13と通路24とを
適宜接続し、所定量以上の圧油をポンプ吸込側に
還流させる。
なお、前記出口通路30と低圧室52とを連通
する通路53は、第3図に示されるように、出口
通路30を形成するボデイ外方から穿設された孔
部によつて形成され、その加工が容易に行なえる
ように構成されている。この場合、図中53aは
スプール46の発振防止用オリフイス、53bは
通路53の開口部を密閉するボールである。さら
に、前記スプール46内には周知のリリーフバル
ブ55が付設されている。
また、前記フロントボデイ1の両側には、第4
図から明らかなように、一対の取付けブラケツト
56a,56bが突設され、さらにこのフロント
ボデイ1とリアボデイ2とは4本のボルト57に
より一体的に結合されている。なおお、第4図中
符号58は流体機器側への接続用の出口部材、5
9はオイルタンク側に接続される入口部材で、そ
れぞれ前述した出口通路30、入口通路23に対
応してリアボデイ2の外側に付設される。
そして、このような構成の制御部を備えたオイ
ルポンプによれば、常時は、第1のポンプ3から
の圧油のみがその吐出側の圧力室13から通路溝
42、オリフイス44を有する共通通路孔38、
出口通路30を経て動力舵取装置などの流体機器
に係給される。一方、第2のポンプ4からの圧油
は吐出側の圧力室18から通路35、通路孔3
3,36を経て第1のバルブ孔31内に導びかれ
るも、スプール45が非作動状態であるため、戻
り通路溝43を介してポンプ吸込側に戻り、これ
ら間を循環する。したがつて、このような状態で
は、第2のポンプ4は無負荷状態に保たれ、これ
によりポンプ駆動のための消費馬力が軽減され
る。
また、流体機器側に負荷が加わり、これにより
メイン供給通路としての吐出側の圧力室13内の
流体圧が上昇すると、第1のバルブ孔31内でス
プール45が第1図中右方向に移動し、この第1
のスプールバルブ5が作動状態となる。すると、
第2のポンプ4からの圧油を導びく通路孔33,
36は戻り通路溝43から切離され、さらに環状
溝45c、貫通溝45bを介して逆止弁48に接
続される。そして、その圧力差により逆止弁48
が開放され、これにより第2のポンプ4からの圧
油が、通路溝40を介して第1のポンプ3の吐出
側圧力室13内で第1のポンプ3からの圧油と合
流し、この吐出側圧力室13から通路溝42、共
通通路孔38および出口通路30を介して流体機
器側に供給され、その作動に必要な供給量を保証
する。
一方、第1のポンプ3からの圧油、あるいは第
1および第2のポンプ3,4からの合流された圧
油の流量が所定量以上になると、前記第2のバル
ブ孔32内でスプール46がオリフイス44の
上、下流で生じる差圧により第1図中右側に移動
し、これにより余分な流量がタンク側に戻され、
その結果圧油の供給量は所定量に維持される。
そして、上述したように構成されているオイル
ポンプでは、流路切換弁および流量制御弁として
作動する一対のスプールバルブ5,6が、ポンプ
ボデイ中央に形成されるポンプ収納空間7の周囲
でその軸線が平行しかつ互いに近接して設けられ
るバルブ孔31,32を用いて配設され、さらに
これらのバルブ孔31,32とポンプ収納空間7
とを接続する通路、および流体の出、入口に連続
する通路等がポンプボデイと一体に形成される鋳
抜孔や簡単な穴加工により形成される穿設孔によ
り構成されるため、全体が簡単かつコンパクトな
ポンプ構成とされ、さらにその製造、組立てが容
易に行なえるもので、また製造コストが安価であ
るといつた利点もある。
特に、上述した実施例で示すように、ポンプ収
納空間7および一対のバルブ孔31,32を、二
分割されたリアボデイ2のフロントボデイ1側の
接合面に開口させ、この開口部側から各ポンプ構
成部品やスプール、スプリングなどのバルブ構成
部品を組込むように構成されているため、組立性
の面で優れており、しかも各開口部のシール性の
点でも有利である。
また、各バルブ孔31,32の開口部側を高圧
室49,51とし、ここに通路溝40,41を形
成してポンプ収納空間7側において形成される第
1のポンプ3の吐出側圧力室13と連通させ、さ
らにこの圧力室13を通路溝42を介して出力側
の共通通路孔38側に連通させるようにし、これ
によりこの第1のポンプ3の吐出側圧力室13を
第2のポンプ4からの圧油を合流させる合流部を
含むメイン供給通路として利用しているため、ポ
ンプ構成がより簡単となり、製造上有利である。
さて、本発明によれば、上述した簡易な構成を
有するオイルポンプにおけるポンプボデイに簡単
な穴加工を施こしたり、その要請に応じてスプー
ル形状を適宜変更することにより、全く作動条件
の異なる制御部を備えたオイルポンプとすること
が可能であり、汎用性に優れたオイルポンプ構造
と言うことができる。
すなわち、第5図ないし第7図は圧力・回転数
両感知式の制御部を備えたオイルポンプの一実施
例を示すものであつて、この実施例におけるオイ
ルポンプが前述した圧力感知式の場合に比べて異
なつている点は、一対のバルブ孔31,32間に
形成された通路孔33と一方のバルブ孔31とを
接続するためにリアボデイ2の側方から穿設され
た通路孔36を、他方のバルブ孔32まで貫通し
て形成したことである。この貫通通路を図中符号
60で示しており、これは前記一対のバルブ孔3
1,32の軸線と通路孔36の軸線とが略同一平
面上に位置するように配置されていることから明
らかであろう。そして、それ以外の各部の構成
は、第1図ないし第4図で示したオイルポンプと
同一であり、同一番号を付してその詳細な説明は
省略する。
このような構成によれば、ポンプ駆動回転数が
大きくなり、第1のポンプ3からの吐出量が所定
量以上になつたときには、流量制御弁として働く
第2のスプールバルブ6が流路切換弁としても動
作し、第2のポンプ4からの圧油をタンク側に接
続し、これにより省エネルギ効果を増大させるこ
とが可能となる。すなわち、第2のスプールバル
ブ6が作動すると、常時はスプール46のランド
部61に閉塞されていた貫通通路60が環状溝4
6aを介してタンク側の通路24に接続される。
そして、この状態において、第1のスプールバル
ブ5が流体機器側の負荷の増加により作動し、こ
れにより通路孔33,36が逆止弁48側に連通
したとしてもこの逆止弁48は開放されず、第2
のポンプ4からの圧油は第1のポンプ3からの圧
油と合流することなくタンク側に還流される。し
たがつて、第2のポンプ4は無負荷状態に保た
れ、その消費馬力が軽減される。
また、第8図ないし第10図は回転数感知式の
制御部を備えたオイルポンプの一実施例を示すも
のであり、その大部分は第1図ないし第4図の圧
力感知式のものと同一構成で、同一番号を付して
あり、一方、その相異点は次の通りである。
すなわち、この実施例におけるオイルポンプで
は、第8図および第10図から明らかなように、
一対のバルブ孔31,32間に形成された通路孔
33の上方に、これと軸線を平行にしてリアボデ
イ2の後端部から小径通路孔70が穿設され、か
つこの小径通路孔70の開口部側はリアボデイ2
の上端部から斜めに穿設された小孔71により第
1のバルブ孔31と連通され、一方、底部側は同
じくリアボデイ2の上端部から斜めに穿設された
小孔72により第2のバルブ孔32と連通されて
いる。勿論、小径通路孔70および一対の小孔7
1,72の開口部はボール70a;71a,72
aにより密閉される。そして、第1のバルブ孔3
1内に組込まれたスプール73はその外周の環状
溝73aおよび貫通溝73bにより前記第2のポ
ンプ4からの圧油を導びく通路孔33,36と逆
止弁48を接続し、戻り通路溝43をそのランド
部73cで閉塞する構造を有し、これにより第1
のスプールバルブ5は回転数感知式の流路切換弁
として作用する。なお、前記小孔71はこのスプ
ール73右側の低圧室50内に開口している。
一方、前記第2のバルブ孔32内に組込まれた
スプール74は、その低圧室52を形成するラン
ド部74aが前記小孔72を常時は低圧室52側
に開口させ、かつその作動時においては小孔72
の開口部を乗り越えて環状溝74bを介してタン
ク側の通路24と連通させるように構成されてい
る。
そして、このような構成によれば、回転数が小
さく各ポンプ3,4からの吐出量が小さいときに
は、第2のポンプ4からの圧油が逆止弁48を開
放して第1のポンプ3からの圧油と合流されて供
給される。さらに、これらの合流された供給量が
所定量以上になると、通常の流量制御弁として働
く第2のスプールバルブ6が作動し、余分な流量
をタンク側へ戻す一方、そのスプール74のラン
ド部74aにより前記小径72をポンプ吐出圧力
からタンク圧力へと切換える。すると、第1のス
プールバルブ5が右方へ移動し、環状溝73a、
貫通溝73bが戻り通路溝43に接続され、第2
のポンプ4からの圧油をメイン供給通路側から切
離し、戻し通路溝43を介してタンク側に戻す。
すなわち、第1のポンプ3からの吐出量のみで供
給量が保証されるポンプの高回転域において、第
2のポンプ4を切離して無負荷状態とし、これに
より消費馬力を軽減するように動作する。
以上説明したように、本発明に係るオイルポン
プによれば、2組のポンプを収納するポンプ収納
空間の周囲でこれと軸線を平行にしかも近接して
設けられる一対のバルブ孔と、これら間に形成さ
れ一方のポンプからの圧力流体が導びかれる通路
孔との軸線が同一平面内に位置するように配設し
たので、全く異なる作動条件を有する流量制御を
簡単な穴加工等により行なわせることが可能とな
り、これによりポンプボデイの共用化を図り、量
産性に適した構成とすることができ、しかも全体
の構成が簡単で、製造コストも安価であり、さら
に小径かつ軽量化の要請をも満足することができ
るなどの種々優れた効果がある。また、ポンプボ
デイを二分割し、その一方の接合面にポンプ収納
空間および一対のバルブ孔を開口させるように形
成し、これを他方のボデイで閉塞するように構成
することにより、各部材の組立てが簡単かつ確実
に行なえ、しかも各開口部のシールも一挙に確実
に行なえるなどの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を圧力感知式のオイルポンプに
適用した一実施例を示す横断面図、第2図は同じ
く縦断面図、第3図は第1図および第2図の−
線断面図、第4図は側面図、第5図は本発明を
圧力・回転数感知式のオイルポンプに適用した他
の実施例を示す横断面図、第6図は同じく縦断面
図、第7図は第5図および第6図の−線断面
図、第8図は本発明を回転数感知式のオイルポン
プに適用した別の実施例を示す横断面図、第9図
は同じく縦断面図、第10図は第8図および第9
図の−線断面図である。 1……フロントボデイ、2……リアボデイ、3
……第1のポンプ、4……第2のポンプ、5……
第1のスプールバルブ、6……第2のスプールバ
ルブ、7……ポンプ収納空間、8……ポンプ駆動
軸、30……出口通路、31……第1のバルブ
孔、32……第2のバルブ孔、33……通路孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧力流体をそれぞれ別個に吐出する2組のポ
    ンプと、これら両ポンプからの圧力流体の流路を
    切換え流体機器への供給量を制御する一対のスプ
    ールバルブとを一体的に組込んでなるポンプボデ
    イを備えたオイルポンプにおいて、前記ポンプボ
    デイは、前記2組のポンプを共通の駆動軸上に並
    設した状態で配設するポンプ収納空間と、このポ
    ンプ収納空間と軸線方向が平行するようにポンプ
    収納空間の周囲で互いに近接して形成される前記
    一対のスプールバルブのバルブ孔と、これらバル
    ブ孔間に位置し前記ポンプの一方からの圧力流体
    が導びかれる通路孔とを有し、これら一対のバル
    ブ孔の軸線と通路孔の軸線が略同一平面内に位置
    するように配置されていることを特徴とするオイ
    ルポンプ。 2 圧力流体をそれぞれ別個に吐出する2組のポ
    ンプと、これら両ポンプからの圧力流体の流路を
    切換え流体機器への供給量を制御する一対のスプ
    ールバルブとを一体的に組込んでなるポンプボデ
    イを備えたオイルポンプにおいて、前記ポンプボ
    デイは、フロントボデイおよびリアボデイによつ
    て分割して形成され、かつ前記リアボデイには、
    前記2組のポンプを共通の駆動軸上に並設した状
    態で配設するポンプ収納空間と、このポンプ収納
    空間と軸線方向が平行するようにポンプ収納空間
    の周囲で互いに近接して形成される前記一対のス
    プールバルブのバルブ孔とが、前記フロントボデ
    イによつて閉塞されるごとくその接合面側に開口
    して形成されていることを特徴とするオイルポン
    プ。
JP55172768A 1980-12-08 1980-12-08 Oil pump Granted JPS5797093A (en)

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JP55172768A JPS5797093A (en) 1980-12-08 1980-12-08 Oil pump

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JPS5797093A JPS5797093A (en) 1982-06-16
JPS636760B2 true JPS636760B2 (ja) 1988-02-12

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ID=15947969

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