JPS636803B2 - - Google Patents

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JPS636803B2
JPS636803B2 JP9184679A JP9184679A JPS636803B2 JP S636803 B2 JPS636803 B2 JP S636803B2 JP 9184679 A JP9184679 A JP 9184679A JP 9184679 A JP9184679 A JP 9184679A JP S636803 B2 JPS636803 B2 JP S636803B2
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light
output
transistor
light receiving
distance
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JP9184679A
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Motonobu Matsuda
Tooru Matsui
Yoshihiro Tanaka
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS636803B2 publication Critical patent/JPS636803B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラの自動焦点調節装置に適する
距離検出装置に関し、更に詳しくは、三角測距の
原理を応用した光ビーム投射方式の距離検出装置
の改良に関する。
従来の距離検出装置として知られているもの
に、被測距物体に向けて光ビームを投射する手段
を有し、この光ビーム投射手段から光ビームの方
向と直角な方向に一定距離、つまり予め定められ
る基線長だけ隔だつた位置に結像レンズを配し、
このレンズの結像面上において被測距物体までの
距離に応じた位置に結像される光ビームがスポツ
トされた物体上の“光領域”に対する像を、選択
的に受光する複数の受光素子を基線長方向に配
し、“光領域”から反射された光がどの受光素子
に像が結像されるかを検出して距離の情報を得る
ように構成した距離検出装置がある。
この種の距離検出装置は、実用化にあたつては
解決しなければならない宿命的な技術課題が存在
するが、その中でも大きな技術課題として、螢光
灯等から生ずる雑音をどのように処理すればよい
かという問題がある。すなわち、通常の写真撮影
においては、被写体は、何等かの光源、例えば太
陽、螢光灯、白熱ランプなどからの光を浴びてい
る。これらの光源のうち人工光源である螢光灯や
白熱ランプは、共通交流電源から電力供給を受け
て点灯される。交流点灯された光源からの光に
は、周知のように、電源周波数の二倍の周波数を
有するリツプル、又は、脈動波が含まれている。
この脈動波に光ビーム投射装置から発射されたパ
ルス状の光ビームの反射光が混同され、反射光を
検出できない場合がある。例えば、脈動波成分と
パルス光の強度が同程度か、又は、パルス光の方
が小さくなるような場合である。その様な場合、
パルス光を検知するための信号処理手段が、単に
特定閾値以上の明るさをもつた光を検知してパル
ス光を識別するような信号処理手段であれば、脈
動波とパルス光とを混同し、誤信号を出力してし
まう恐れがある。このような混同を避けるため
に、変調された光ビームを用いて周波数的に脈動
波から区別する方法や、あるいは、特定色の光ビ
ームと、その色のみを通過させるフイルタとを用
いて、脈動波とパルス光とを分離するという方法
が考えられる。変調光を用いる前者の場合、変調
光を発生する手段は比較的にコストは高く、電力
消費は大きくなる。フイルタを用いる後者の場
合、螢光灯や白熱ランプなどの人工光源が発する
光の波長域と異なる領域の波長の光を発するビー
ム用の適当な光源を見い出すことは困難である。
本発明は、上記の技術課題に鑑みてなされたも
ので、外光に脈動波が含まれていても、脈動波が
比較的安定な値となつているピーク、若しくは、
谷領域において、瞬間的に、被測定物にパルス光
を投射し、受光素子で受光するようにして、正確
に距離検出できるようにした距離検出装置を提供
するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に従つて詳細
に説明する。
第1図は、本発明に係る距離検出装置に利用す
る三角測距の原理を説明する説明図で、発光ダイ
オードを用いた光源1および焦点レンズ2は、被
測距体をスポツトする光ビームを投射する手段を
構成する。この光ビーム投射手段から基線長dだ
け隔てた位置に、光ビームでスポツトされた被測
距体からの反射光により像を結ぶ結線レンズ8が
設けてある。レンズ8の結像面には、複数の受光
素子9,10,11,12が配してあり、これら
受光素子は、それぞれ光ビーム3上の点4,5,
6,7からの光を受光するように位置決めしてあ
る。例えば、点6に被測距体があれば、その像は
レンズ8で結ばれ、素子11で受光される。ブロ
ツク13で示される信号処理回路13は、受光素
子からの光電流を入力信号としてカメラの撮影レ
ンズを焦点位置に制御するのに適する形態の距離
信号を出力する。
第2図は、受光素子からの出力波形図を示し、
曲線Mは、被測距体が螢光灯等の人工光源により
照射されている場合の出力波形を表わし、曲線N
は、被測距体が光源1からの光ビームのみによつ
て照射された場合の出力波形を表わす。従つて、
螢光灯等の人工光源下にある被測距体が光ビーム
を受けた場合の、受光素子からの出力波形は、ち
ようど、曲線Mと、曲線Nとが重なり合つた形と
なる。光ビームの発光時間は、比較的短かいた
め、曲線M上のどの部分に重なるかは、発光させ
るタイミングによつて異る。第2図に示す区間
K1,K2,K3,K4は、光ビームよる出力波形が重
なり得る代表的な位置を示す。又、被測距体まで
の距離にも関係するが、光ビームの明るさは、通
常の外光に比べ、比較的弱いので、出力波形Nの
振巾、若しくは、変動量t′は、出力波形Mの変動
量tと同程度、又は、変動量t′の方が小さくなる
場合もある。
第3図は、本発明に係る距離検出装置の原理を
示すブロツク線図で、受光素子14と光量変換回
路15とから成る回路は、照明光を浴びている被
写体からの光の強度に応じた電圧信号を出力す
る。ブロツク16は、タイミング回路で、光電変
換回路15からの出力信号が脈動波を含む場合、
脈動波の特定タイミング、たとえば脈動波の変化
率が相対的に小さくなる時間領域でタイミングパ
ルスを出力する。第2図の波形を参照すれば、区
間K2、若しくは、区間K4においてタイミングパ
ルスを出力する。
スイツチ18は、オペレータによつて測距時に
閉じられ、抵抗19との接続点J1にハイレベルの
電圧信号がつくられる。ANDゲート17は、そ
の入力の一方にスイツチ18の閉成によつてハイ
レベルの電圧信号が与えられる場合、タイミング
回路16からのタイミングパルスの通過を許す。
ドライバ20は、タイミングパルスに応答して、
光ビームの光源である発光ダイオード1を比較的
短い時間だけ発光させる。受光素子9,10,1
1,12に接続された信号処理回路13もタイミ
ングパルスに応答して、受光素子からの光電流を
処理して距離を示す信号を出力する。例えば信号
処理回路13は、ANDゲート17を介してタイ
ミングパルスを受け、このパルスの存在期間中に
処理を行ない、有効な信号を出力する。
第4図は、第3図に示したブロツク線図の一実
施例で、脈動波の谷点近傍で光ビームを投射する
ように構成したものである。点線80で囲まれる
回路は、光電変換回路で、ブロツク81,82,
83,15も同一の構成を有する光電変換回路で
ある。なお、光電変換回路80,81,82,8
3は、第3図に示す信号処理回路13に含まれ
る。
まず、光電変換回路80について詳細に説明す
る。光電変換回路80に電力を供給する給電線9
7と98との間に、定電流電源87と、ダイオー
ド接続されたトランジスタ88,89が直列接続
され、接続点99からは一定の電圧が出力され
る。
ホトダイオード9のアノードは、定電流源90
とトランジスタ92のコレクタとの接続点100
と接続されている。また、接続点100は、トラ
ンジスタ91のペースと接続されている。トラン
ジスタ91のエミツタは、定電流源93、コンデ
ンサ94の一端と接続され、そしてトランジスタ
92のベースと接続されている。トランジスタ9
1のコレクタは、ベースとコレクタがトランジス
タ96のエミツタ・ベースを介して接続され、エ
ミツタが給電線97と接続されているトランジス
タ95のコレクタと接続されている。以上、トラ
ンジスタ91,92,95,96、定電流源9
3、コンデンサ94により構成される回路は、ホ
トダイオード9が受光する光に含まれる脈動波の
如き時間的に変化する成分を、この成分に対応す
る電流に変換する。この変換動作は、次の様にし
て行なわれる。ホトダイオード9に脈動波を含ま
ない一定強度の光が入射している場合、この入射
光の強度に比例する光電流がホトダイオード9に
より発生され、接続点100に流し込まれる。こ
のとき、光電流の一部はトランジスタ91のベー
ス電流となり、残りは、トランジスタ92のコレ
クタ電流となつて流れる。ここでホトダイオード
9への入射光が存在しない場合は、定電流源90
からの定電流が光電流のダミーとして機能する。
定電流源90による電流は、トランジスタ91が
要求するベース電流より若干大きい値に設定され
る。尚、トランジスタ91のベース電流は、定電
流源93の電流値Ic3の1/hFE倍に等しい。ただ
しhFEは、トランジスタ91の直流電流増巾率で
ある。ホトダイオード9または定電流源90、ま
たは両者から接続点100に一定の電流が流れ込
んでいる情況下では、トランジスタ91は、定電
流源93が要求する定電流に相当する電流をコレ
クタ電流として流し、トランジスタ92は、接続
点100に流れ込む電流のうち、トランジスタ9
1のベース電流となつて流れる電流を除いた残り
をコレクタ電流として流す。このときトランジス
タ92は、該トランジスタ92のコレクタに向つ
て流れ込んで来る電流をコレクタ電流として流す
のにちようど必要な電圧でバイアスされる。さら
には、トランジスタ92のベース・エミツタ電圧
はコンデンサ94の平滑作用によつて接続点10
0に流れ込む比較的に周期の短かい光電流の変動
に対しては変化せずに一定に保たれる。つまり、
トランジスタ92は、ホトダイオード9に入射す
る光の直流成分に対応する時間的に一定な光電流
を吸い込む電流吸収体(cunent sink)として機
能する。したがつて、ホトダイオード9に入射す
る光に脈動波が含まれる場合は、トランジスタ9
1のベース電流は前述の一定のベース電流
(TC3/hFE)を中心にして脈動波の振動に応じて
増減する。また一定強度の光を受けているホトダ
イオード9に突如としてパルス光が入射する場
合、ホトダイオード9が発生するパルスの強度に
応じた光電流もトランジスタ91のベースに流れ
込む。このベース電流はトランジスタ91によつ
て増巾され、そのコレクタ電流に転換される。
光電変換回路80の残りの部分は、電流に変換
された入射光に含まれる脈動波またはパルス成分
を電圧信号に変換する回路である。トランジスタ
102は、ベース・エミツタ間にトランジスタ9
5のベース・エミツタ電圧が印加され、トランジ
スタ95のコレクタ電流と等しいコレクタ電流を
その負荷回路に流す。ただし、この場合、トラン
ジスタ95と102は同一の特性につくられてい
る。トランジスタ102のコレクタには、その第
1の負荷をなすトランジスタ103と、第2の負
荷をなす3個のダイオード接続されたトランジス
タ104,105,106の直列回路とが接続さ
れている。
トランジスタ107,108,109,11
0,111,112,113、と定電流源114
は演算増巾器OP1を構成する。この演算増巾器
OP1の入力の1つであるトランジスタ107のベ
ースと、出力をなすトランジスタ111のコレク
タとの間にトランジスタ112,113および1
03による負帰還回路が構成されている。さら
に、トランジスタ112のベースと給電線98と
の間にキヤパシタ115が接続され、このキヤパ
シタ115はトランジスタ111のコレクタ電流
の急激な変化に対してトランジスタ112のベー
ス電位を一時的に一定に保つ。つまり、演算増巾
器OP1の負帰還回路は遅延特性が付加されてい
る。演算増巾器OP1のもう一方の入力端子である
トランジスタ108のベースは、定電流源11
6、抵抗117、ダイオード接続された2個のト
ランジスタ118,119とで構成される定電圧
回路の出力端子121と接続されている。出力端
子121と給電線98との間に発生される定電圧
VC2は、トランジスタ118,119の各ベー
ス・エミツタ間電圧の和2VBEに等しい。ただし、
VBEはトランジスタ118,119のベース・エ
ミツタ間電圧である。定電流源116と抵抗11
7との接続点122からは、出力端子121から
出力される電圧より抵抗117の降下電圧分だけ
大きい定電圧VTが出力される。この電圧VTは、
電圧比較回路161,163,164の入力の一
方に電圧比較のための基準レベルとして与えられ
る。光電変換回路80の出力信号は接続点120
から出力され電圧比較回路161の非反転入力に
与えられる。同様に光電変換器81,82および
83の出力信号は電圧比較回路162,163お
よび164の各非反転入力に与えられる。
次に、以上に説明した電流・電圧変換回路部分
の動作を説明する。
まず、ホトダイオード9に一定度の光が入射し
ている場合について述べよう。この場合、トラン
ジスタ95のコレクタ電流は定電流源93による
定電流に等しく、それ故、トランジスタ102の
コレクタ電流もその定電流に等しくなつている。
尚、トランジスタ95と102の特性が異なる場
合は両トランジスタのコレクタ電流は異なる。さ
て、トランジスタ102のコレクタ電流が一定で
ある場合、演算増巾器OP1の入力の1つである接
続点120の電圧レベルは演算増巾器OP1の負帰
還作用によつて演算増巾器OP1のもう一方の入力
である接続点121の電圧レベル2VBEに等しく
バランスされる。すなわち、ダイオード接続され
た3個のトランジスタ104,105,106の
直列回路にダイオード接続された2個のトランジ
スタ118,119の直列回路の両端子電圧
2VBEが印加されていることになる。この場合ト
ランジスタ102の一定のコレクタ電流とほとん
どは、次に述べる理由によつてトランジスタ10
3のコレクタ電流となつて流れる。
今、電圧2VBEが3個のトランジスタ104,
105,106による直列回路に印加されている
から、これらトランジスタの各々には2/3VBE
電圧が印加されている。ここで例えばVBE
540mVとすればトランジスタ104,105,
106の各々に印加されている電圧は360mVと
なり、電圧VBEより180mVだけ小さい。トランジ
スタのコレクタ電流はその対数特性によりベー
ス・エミツタ電圧の180mVの変化に対して1000
倍程変化する。このようであるから、トランジス
タ102のコレクタ電流が一定の場合は、トラン
ジスタ104,105,106の直列回路にはト
ランジスタ118,119を流れる電流の1000分
の1程度の電流しか流れない。例えばトランジス
タ118,119に流れる電流が4μAであれば上
記直列回路に流れる電流は4nAである。トランジ
スタ102の一定のコレクタ電流も例えば4μAで
あるとすればそのほとんどはトランジスタ103
を流れることとなる。
次に、トランジスタ102のコレクタ電流に脈
動波やパルスが含まれる場合の動作について説明
する。
トランジスタ103は、そのベースがコンデン
サ115を含む遅延回路を介する演算増巾器OP1
の出力によりバイアスされてる。トランジスタ1
02のコレクタ電流の急激な変化による接続点1
20の電位の変化に対し、コンデンサ115の充
電電圧はそれ程急激には応答し得ない。したがつ
てトランジスタ103のベースバイアス電圧も一
定に保たれ、トランジスタ103は、トランジス
タ102のコレクタ電流の増加に対しては高抵抗
を、また、減少に対しては低抵抗を示す。かくし
て、トランジスタ102のコレクタ電流における
増加分は、トランジスタ104,105,106
の直列回路による第2の負荷に流れ込む。第2の
負荷の両端子間にはこの負荷に流れ込む電流の対
数に比例する。対数圧縮された電圧が現われる。
ホトダイオード9,10,11,12は、発光ダ
イオード1から発光し、被測距体から反射して来
るパルス光を受光するが、受光されるパルス光の
強度の領域は、ノイズから区別可能な最小の強度
から最高強度までの比にして数千倍にわたる。こ
のような変化は、被測距体までの距離やその反射
率によるものである。数千倍にわたるパルス光の
強度のバラエテイに対し、トランジスタ102の
コレクタ電流は同様に数千倍にわたつて変化す
る。このようなパルス光に対する電流が対数圧縮
特性を有する第2の負荷に流れ込むことにより、
受光されたパルス光に対応する電圧信号は、電源
電圧に制限されて飽和してしまうことのない、パ
ルス光の強度に応じたアナログ信号として出力さ
れる。もし、第2の負荷に固定抵抗が用いられる
ならば、一定強度より高い強度の受光パルス光に
対する固定抵抗からの出力電圧は、電源電圧にほ
ぼ等しいものになつてしまうであろう。受光され
るパルス光の強度に応じた電圧信号は、例えば3
個のホトダイオード9,10,11に同時にパル
ス光が入射するような場合、どのホトダイオード
に最も高い強度のパルス光が入射したかというこ
とを検知するような場合に有用となるであろう。
トランジスタ102のコレクタ電流が減少する
場合はトランジスタ103の内部抵抗が減少し接
続点120の電位が低下する。以上のようにして
トランジスタ102のコレクタ電流が交流成分を
含む場合は、接続点120からは、交流成分に応
じた電位信号が出力される。以上のような光電変
換回路80の動作は他の光電変換回路81,8
2,83,15にそのまま適用される。
次に、この実施例におけるタイミングパルス発
生回路16の構成を説明する。
タイミングパルス発生回路16は、トランジス
タ130〜136および定電流源137とで構成
される演算増巾器OP2が設けられている。その一
方の入力、つまりトランジスタ130のベース1
29には光電変換回路15の出力信号が与えら
れ、もう一方の入力、つまりトランジスタ131
のベース143には、定電流源140からの定電
流によつて充電されるコンデンサ141の充電電
圧が与えられる。コンデンサ141と並列に、上
記演算増巾器OP2の出力信号により導通状態が制
御されるトランジスタ139が接続されている。
すなわち、上記演算増巾器OP2は、入力143よ
りも入力129の方に与えられる信号の電圧レベ
ルの方が高い場合、トランジスタ131,13
5,136は不導通状態となる。この状態下では
トランジスタ139はダイオード接続されたトラ
ンジスタ138から順バイアス信号を受けないの
で、トランジスタ139は不導通状態となり、コ
ンデンサ141は定電流源140の電流により充
電されて行く。他方、上記演算増巾器OP2は、入
力129よりも入力143に与えられる電圧レベ
ルの方が高い場合、トランジスタ131,13
5,136は導通される。尚、入力129と入力
143の各々に与えられる信号の電圧レベルが連
続的に変化し、それぞれの高低の関係が逆転する
場合、トランジスタ131は導通状態から不導通
状態へ、またはこの逆の方向をたどつて反転され
るのであるが、その反転の過程は連続的なもので
ある。
以下、第5図を参照してタイミングパルス発生
回路16の動作を説明する。今、ホトダイオード
14に脈動波を含む光が入射し、この脈動波に応
じた第7図aにおける波形Aで示される電圧信号
が光タイミングパルス発生回路16の入力端子で
あるトランジスタ130のベースに、光電変換回
路15から入力されているとする。この波形Aの
平均レベルは直線Bで示され、これは接続点12
1の出力電圧レベル2VBEに等しい。一点鎖線C
で示される電圧はコンデンサ141の充電電圧で
ある。t0からt1の期間においては、トランジスタ
130のベースに与えられている電圧レベルAの
方がトランジスタ131のベースに与えられてい
る電圧レベルCより高いから、トランジスタ13
9は不導通状態に置かれ、したがつてコンデンサ
141は充電され、その充電電圧は上昇して行
く。またこの期間においてはトランジスタ136
は不導通でそのコレクタの電圧レベルはローレベ
ルである。時刻t1においてトランジスタ130と
131の各ベースの電圧レベルは一致し、トラン
ジスタ131は導通状態に入り、トランジスタ1
39も導通され、コンデンサ141の充電電荷の
放電が始まる。この放電に際して、トランジスタ
139は、コンデンサ141の端子間電圧がちよ
うど波形Aで示される電圧と一致するようにコン
デンサ141の電荷を放電する様に導通状態が制
御される。このような制御状態は波形Aが最低値
をとる時刻t2まで続く。ここで仮にコンデンサ1
41を取り除いてしまえばすべての期間にわたつ
て接続点143の電圧レベルは波形Aに沿つて推
移していくことになるであろう。さて、t1からt2
までの期間におけるように、トランジスタ130
と131の両ベース電圧が互いに等しくなる場
合、トランジスタ136は導通してそのコレクタ
と接続されている出力端子143からはハイレベ
ルの電圧信号、つまりタイミングパルスが第5図
bに示されるように出力される。t2以後、以上と
同様な動作が繰り返される。第5図においてはタ
イミングパルスは波形Aの谷点付近で発されるよ
うに示されているが、コンデンサ141への充電
電流を増せば、時刻t1よりも進んだ位置でタイミ
ングパルスをつくることが出来る。
次に、第4図における回路の全体的な動作につ
いて説明する。
測距に先んじて第1の電源スイツチ174を閉
じておき、光電変換回路80,81,82,8
3,15、タイミング回路16などに電力を供給
し、それぞれを定常の動作状態にしておく。測距
に際しては、不図示のフアインダー等により被測
体に対し光ビーム投射手段の光軸を合わせてお
き、シヤツタボタン173を押し下げる。このシ
ヤツタボタン押進の第1段階で第2の電源スイツ
チ175が閉じられ、残りの回路71,72,7
3等に電力が供給される。この電力供給に応答し
て、ワンシヨツト176はR−Sフリツプ・フロ
ツプ169,170,171,172の各リセツ
ト入力にリセツトパルスを与え、各フリツプ・フ
ロツプは出力が“0”の状態にリセツトされる。
次に、シヤツタボタン押進の第2の段階でスイツ
チ18が閉じられる。(尚、スイツチ18として
スイツチングトランジスタを用い、ワンシヨツト
176からのリセツトパルスに応答して導通状態
にスイツチングされるように構成してもよい。)
さて、被測距体が浴びている光に脈動波が含まれ
ていない場合、タイミングパルス発生回路16に
おけるトランジスタ130と131の両ベース電
位は等しく、出力端子144からは連続的にハイ
レベルの電圧信号が出力されている。したがつ
て、スイツチ18の閉成によつてANDゲート1
7の両入力端子17a,17bにハイレベルの電
圧信号が入力され、その出力端子17cからはハ
イレベルの電圧信号が出力される。この出力信号
に応答して、ワンシヨツト147から一定時間だ
けハイレベルのパルスが出力され、ANDゲート
165,166,167,168の各入力の一方
に与えられる。また、このパルスによりトランジ
スタ150は導通され、抵抗151を介して予め
充電されていたコンデンサ152の電荷が発光ダ
イオード1を介して放電される。このときの放電
電流により発光ダイオード1はパルス発生する。
このパルス光によつて被測距体のある狭い領域が
スポツトされ、被測距体までの距離に対応して、
例えばホトダイオード9にパルス光が入射する。
このパルス光の強度に応じた電圧信号が接続点1
20から出力され、コンパレータ161の非反転
入力端子に与えられる。この電圧信号が、反転入
力端子に与えられているトリガレベルVTを越え
る場合、コンパレータ161は、ハイレベルの電
圧信号“1”を出力する。今、ANDゲート16
5はワンシヨツト147からの“1”のパルスに
より開かれているから、コンパレータ161から
の“1”の信号はANDゲート165を通つてフ
リツプ・フロツプ169のセツト入力に到達し、
このフリツプ・フロツプ169の出力を“1”の
状態にセツトする。他のフリツプ・フロツプ17
0,171,172は、セツトされることなくコ
ンパレータ162,163,164の“0”の信
号に対応した“0”を出力する。ワンシヨツト1
47からの“1”のパルスが消滅した後は、フリ
ツプ・フロツプ169,170,171,172
は、そのパルスの存在間に定められた状態を保持
する。以後このフリツプ・フロツプ169,17
0,171,172に定められている状態に基づ
いて撮影レンズが所定位置に調定される。4個の
パルス検出回路が用いられる場合は、8通りの距
離の情報を出力することができる。まず、4個の
受光素子のうちいずれか1個の受光素子にパルス
光が入射するような場合において、4通りの距離
が対応する。次に、隣り合う2個の受光素子に同
時にパルス光が入射するような場合において、3
通りの距離が対応する。最後に、いずれの受光素
子にもパルス光が入射しない場合において、1通
りの距離が対応する。
論理回路71は、以上のような、それぞれの場
合に応じた距離信号を出力するものである。レン
ズ調整手段72は、論理回路71からの距離信号
に応じた位置に撮影レンズを調定する。距離表示
回路73は、測定された距離を表示する。
ホトダイオード14に入射する光に脈動波が含
まれている場合、第5図において期間t2〜t3にお
いてスイツチ18が閉成されるとすれば、期間t3
〜t4で発生されるタイミングパルスに同期して
ANDゲート17からパルスが出力される。かく
してこの期間において上述した動作と同様に光パ
ルスの発生・光パルスの検出・記憶の動作が行わ
れる。受光された光パルスに応じた電圧信号は、
例えば第5図aにおいて波形Eで示される様なパ
ルス信号である。図に示される如く、脈動波Aの
ピークはトリガレベルVTを越えている。しかし、
タイミングパルスが発されるのは谷間の領域であ
るから脈動波のピークは意味の有る信号として採
用されることはない。他方脈動波の谷間領域にお
いては脈動波自身は決してトリガレベルVTを越
えることはない。このような谷間領域において発
された光パルスに対する電圧信号が採用されるわ
けであるから、脈動波と光パルス成分とを混同し
てしまうような事態は決して生じ得ない。このよ
うにして、脈動波の存在下においても適確に距離
情報を検知することができる。
尚、第4図では、脈動波検出のための光電変換
回路15を距離検出のための光電変換回路80,
81,82,83と別にしているが、光電変換回
路15と他の光電変換回路80,81,82,8
3のいずれか1個とを兼用するようにしてもよ
い。
以上、詳細に説明した様に、本発明に係る距離
検出装置は、被測距体からの反射光に脈動波が含
まれていても、脈動波の変化率が一番小さい区間
を検出し、その区間において測距用の光ビームを
発射すると共に反射光を受けて信号処理を行う様
に構成されているので、誤信号を出力することな
く、正確に距離検出でき、所期の目的を達成する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る距離検出装置の原理を
示す説明図、第2図は、第1図に示す説明図中の
受光素子から得る信号の出力波形図、第3図は、
本発明に係る距離検出装置の電気回路部分の概略
的な構成を示すブロツク線図、第4図は、第3図
に示すブロツク線図の実施例を示す電気回路図、
第5図は、第4図における回路の主要点における
出力信号の波形図である。 1……ホトダイオード、9,10,11,1
2,14……受光素子、13……信号処理回路、
15……光電変換回路、16……タイミング回
路、20……ドライブ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測距対象に向けて外光の脈流成分の変動周期
    に対して発光時間が十分に小さいタイミングパル
    ス光を投射する投光手段と、 測距対象からの反射光を受けるように配置され
    た第1の受光手段と、 受光手段の出力により測距対象までの距離を検
    出する第1の検出手段と、 外光を受光する第2の受光手段と、 可変な基準電圧を一方の入力とし第2の受光手
    段の出力に応じた電圧を他方の入力として両方の
    入力を比較するコンパレータと、コンパレータの
    出力信号を用いて上記基準電圧に負帰還をかける
    とともに、第2の受光手段への入射光の脈流成分
    に対しては遅延して基準電圧に負帰還をかける負
    帰還回路と、コンパレーターの出力信号に応答す
    る発光可能信号出力手段とを有し第2の受光手段
    への入射光が脈流成分を含まないときには常時発
    光可能信号を出力するとともに、脈流成分を含む
    ときには第2の受光手段の出力変化が略最小とな
    る時点に発光可能信号を出力する第2の検出手段
    と、 第2の検出手段から検出される発光可能信号に
    応じて投光手段を制御する発光制御手段と、 を備えたことを特徴とする距離検出装置。 2 第1の受光手段と第2の受光手段とは、同一
    の受光素子を共用していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の距離検出装置。 3 第2の検出手段は、第2の受光手段の出力波
    形の谷の時点もしくはその近傍の時点に投光手段
    を発光可能とするための発光許可信号を出力し、
    発光制御手段はこの発光許可信号が入力されると
    投光手段を発光可能とするように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の距
    離検出装置。
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JPS59151013A (ja) * 1983-02-18 1984-08-29 Ricoh Co Ltd 距離検出装置
US5252820A (en) * 1991-03-11 1993-10-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion circuit having a tuning circuit and changeover switcher

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