JPS637708Y2 - - Google Patents

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JPS637708Y2
JPS637708Y2 JP16423683U JP16423683U JPS637708Y2 JP S637708 Y2 JPS637708 Y2 JP S637708Y2 JP 16423683 U JP16423683 U JP 16423683U JP 16423683 U JP16423683 U JP 16423683U JP S637708 Y2 JPS637708 Y2 JP S637708Y2
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JP
Japan
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rotating member
input rotating
field core
armature
annular groove
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JP16423683U
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JPS6071734U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は動力の伝達、解除を電磁力で行う電
磁クラツチに関し、特にクラツチ内に侵入した異
物を迅速に機外に排出する機構を備えた電磁クラ
ツチに関する。
従来周知の電磁クラツチは、入力回転部材が固
定部に軸受を介して回転自在に支持され、同固定
部に取付けられた環状のフイールドコアが入力回
転部材に形成された環状溝に間隙を存して遊嵌さ
れ、入力回転部材の端面に電磁吸着可能にアーマ
チユアが対向配置され、アーマチユアは復帰用ば
ねを介して出力回転部材に装着され、フイールド
コアの電磁コイルに通電又はその遮断を行うこと
によつて、アーマチユアは入力回転部材に吸着又
は解離され、入力回転部材の回転が出力回転部材
に伝達又は解除されるようになつている。
ところで、前記構成において軸受はフイールド
コアと入力回転部材との間の狭い間隙及び入力回
転部材と、アーマチユアとの間の狭い間隙を介し
て外気と接しており、上記間隙を介して外部より
微小の異物や泥水、更にアーマチユアが入力回転
部材に磁気吸着することにより発生した摩耗粉等
が軸受内部に侵入した場合、軸受転動面の摩擦を
促し、軸受異音発生の原因となる。又、泥水など
により軸受内部のグリースが劣化流出し、軸受が
焼付ロツクに至るという重大な障害を招くという
問題がある。
上記障害を除くために実公昭55−28903号によ
り提案された電磁クラツチでは、該電磁クラツチ
の略外周を覆うカバーを設けると共に、該カバー
と入力側回転主体との間及び回転主体と継鉄との
間にシール材を配設している。しかしながらこの
構成によれば、相対回転する部材間にシール材が
挿入されるため、クラツチの解離時シール材の発
熱、摩耗を発生すると共に摩擦による動力損失を
生じ、更にカバー部材による重量増加及びコスト
上昇を来す欠点がある。
この考案は、上記の従来電磁クラツチのもつ問
題点を解決するためになされたもので、クラツチ
内部に水、油、摩耗粉等の侵入を許容する一方、
これを簡易な構成にて迅速に機外へ排出する機構
を備えた電磁クラツチを提供することを目的と
し、この目的を達成するために、軸受に回軸自在
に支持された入力回転部材と、該入力回転部材に
形成された環状溝に間隙を存して遊嵌されたフイ
ールドコアと、該フイールドコアに収納された電
磁コイルと、前記入力回転部材の端面に電磁吸着
可能に対向配置されたアーマチユアと、該アーマ
チユアを介して前記入力回転部材と駆動的に結合
される出力回転部材とを備えた電磁クラツチにお
いて、前記フイールドコアの外周面に対向する入
力回転部材の環状溝の内周面に異物排出用の螺旋
状の溝を刻設して構成したものである。
以下、この考案の実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。第1図は自動車の冷房装置用
圧縮機に適用したこの考案の電磁クラツチを例示
しており、圧縮機1のハウジング2の一端面に圧
縮機1の回転軸3が貫通するボス部2aが形成さ
れ、該ボス部2aに軸受4を介して入力回転部材
5が回転自在に支持されている。入力回転部材5
は圧縮機1側の端面に半径方向断面コ字状の環状
溝6が形成され、外周にはV溝プーリ7が嵌着さ
れている。環状溝6には、これに対応する環状の
フイールドコア8が環状溝6内面と微小な間隙を
存して遊嵌され、該フイールドコア8はハウジン
グ2のボス部2aにスナツプリング9にて固着さ
れた取付板10に環状溝6と完全に同心に保持さ
れている。フイールドコア8の内部には電磁コイ
ル11が収納されている。
一方、圧縮機1のハウジング2のボス部2aを
軸シール装置12を介して貫通する回転軸3の先
端に出力回転部材である出力ハブ13がそのボス
部13aをスプライン14で嵌合され、更にナツ
ト15で締付けられて固定されている。この出力
ハブ13に復帰用板ばね16の一端がリベツト1
7で固着され、板ばね16の他端にアーマチユア
18がリベツト19で固着され、アーマチユア1
8は入力回転部材5の反圧縮機側端面と微小な間
隙Sを存して対向している。
以上の構成は、従来周知の電磁クラツチと基本
的には同様である。ここで、この考案の電磁クラ
ツチではフイールドコア8の外周面に対向する入
力回転部材5の内周面6aに異物排出用の螺旋溝
20を刻設、該クラツチ内に侵入した水、油、摩
耗粉等を迅速に機外に排出するようにしている。
第2図は螺旋溝20を明示しており、螺旋溝20
は入力回転部材5の回転に伴つて異物を螺旋溝2
0に沿つて環状溝6の開口端面の方へ導く方向に
螺刻される。即ち螺旋溝20の進み方向は入力回
転部材5の回転方向と逆方向に旋回しつつ環状溝
6の開口端面に進む方向である。例えば第2図に
おいて図の右方から入力回転部材5の端面を見て
入力回転部材5が時計方向に回転する場合、螺旋
溝20は環状溝6の溝底から開口端面へ向つて右
ねじが左回りに螺退する方向に刻設される。更に
螺旋溝20は環状溝6の開口端面側で深く、溝底
へ向うにつれ浅くなるテーパねじ状とされ、異物
の排出が促進されるようにしている。
上述の構成において、図示しない駆動源よりV
ベルト及びV溝プーリ7を介して入力回転部材5
が回転されるが、電磁コイル11に通電がなけれ
ば電磁コイル11は消磁状態にあつてアーマチユ
ア18は復帰用板ばね16によつて入力回転部材
5の端面との間に間隙Sを存して離間し、該クラ
ツチは解離している。従つて入力回転部材5は空
転され、圧縮機1の回転軸3は駆動されない。電
磁コイル11に外部電源より通電すると、フイー
ルドコア8は励磁し、復帰用板ばね16の弾力に
抗してアーマチユア18を吸引し、回転している
入力回転部材5の端面にアーマチユア18を圧接
させ該クラツチを結合させる。従つて、入力回転
部材5の回転はアーマチユア18、復帰用板ばね
16、出力ハブ13を介して回転軸3に伝えら
れ、圧縮機1が駆動される。電磁コイル11への
通電を止めれば電磁コイル11は消磁し、アーマ
チユア18は復帰用板ばね16の弾力で入力回転
部材5から離間し、該クラツチは解離し、入力回
転部材5は再び空転し、圧縮機1の駆動は解除さ
れる。
上記の運転に際し、第1図に矢線Aで示すよう
に入力回転部材5とアーマチユア18との間の間
隙Sから侵入した水や油、さらにアーマチユア1
8が入力回転部材5に磁気吸着することにより発
生した摩耗粉等の異物が入力回転部材5端面に形
成された磁束迂回用窓孔5aを介して環状溝6と
フイールドコア8との間隙に侵入した場合、回転
する入力回転部材5の遠心力によつて異物は大部
分環状溝6の内周面6aに移動していき、該内周
面6aの螺旋溝20に集まる。螺旋溝20に入つ
た異物は入力回転部材5の回転に一致して追従せ
ず、やや遅れながら追従していくため、異物は螺
旋溝20に導かれて環状溝6の開口端面の方へ移
動し、遂には機外に排出される。入力回転部材5
は高速回転されているため上記異物の排出は迅速
になされる。更に螺旋溝20は環状溝6の開口端
側へ向つて深くなるように形成されているため、
異物は遠心力により斜面を下るように作用され、
その排出が更に促進される。又第1図に矢線Bで
示すように、入力回転部材5の内周面とフイール
ドコア8の外周面との間隙から侵入しようとする
異物は螺旋溝20端部で跳ね返されて間隙への侵
入が阻止される。
尚、前記の実施例はこの考案の好適な一実施例
を示したものであり、この考案はこれに限定され
るものではなく種々変形可能である。例えば螺旋
溝の断面形状は図示例のごとく角形に限らず、半
円形など任意の形状としてよく、又、螺旋溝は螺
旋溝の溝底へ向うにつれて浅くなるテーパねじ状
でなく、通常の平行ねじ状でもよく、更に一条螺
旋溝に代え多条螺旋溝とすることも可能である。
以上説明したようにこの考案の電磁クラツチに
よれば、入力回転部材ほ環状溝の内周面に螺旋溝
の溝を刻設し、該螺旋溝の螺刻方向を、入力回転
部材の回転に伴つて異物を螺旋溝に沿つて外部に
導く方向としたため入力回転部材の環状溝とフイ
ールドコアとの間隙に侵入した水、油、摩耗粉等
の異物は螺旋溝に導かれて迅速に機外に排出さ
れ、異物が軸受内部に侵入するのが防止され、軸
受転動面の摩耗、軸受異音の発生、軸受内部のグ
リースの劣化流出による軸受の焼付ロツクという
ような重大な障害が回避され、更に重量増加もな
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す垂直縦断面
図、第2図は要部詳細断面図である。図面におい
て、 4……軸受、5……入力回転部材、6……環状
溝、6a……内周面、8……フイールドコア、1
1……電磁コイル、13……出力回転部材、18
……アーマチユア、20……螺旋溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受に回軸自在に支持された入力回転部材と、
    該入力回転部材に形成された環状溝に間隙を存し
    て遊嵌されたフイールドコアと、該フイールドコ
    アに収納された電磁コイルと、前記入力回転部材
    の端面に電磁吸着可能に対向されたアーマチユア
    と、該アーマチユアを介して入力回転部材と駆動
    的に結合される出力回転部材とを備えた電磁クラ
    ツチにおいて、前記フイールドコアの外周面に対
    向する入力回転部材の前記環状溝の内周面に異物
    排出用の螺旋状の溝を刻設したことを特徴とする
    電磁クラツチ。
JP16423683U 1983-10-24 1983-10-24 電磁クラツチ Granted JPS6071734U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16423683U JPS6071734U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 電磁クラツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16423683U JPS6071734U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 電磁クラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071734U JPS6071734U (ja) 1985-05-21
JPS637708Y2 true JPS637708Y2 (ja) 1988-03-07

Family

ID=30360124

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16423683U Granted JPS6071734U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 電磁クラツチ

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JP (1) JPS6071734U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6071734U (ja) 1985-05-21

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