JPS638058B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638058B2 JPS638058B2 JP58021898A JP2189883A JPS638058B2 JP S638058 B2 JPS638058 B2 JP S638058B2 JP 58021898 A JP58021898 A JP 58021898A JP 2189883 A JP2189883 A JP 2189883A JP S638058 B2 JPS638058 B2 JP S638058B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- temperature
- semiconductor
- viscosity
- liquidus temperature
- Prior art date
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- Expired
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
本発明は、半導体封入用のガラス組成物に関す
る。 半導体、特にゲルマニウムダイオード、シリコ
ンダイオード、発光ダイオード、サーミスター、
バリスター等と呼ばれている電子部品の製造分野
においては、半導体素子及びそれに電気接続する
デユメツト(Dumet)線等の電極材料をガラス
管でもつて熱を加えることにより、被覆封入する
ことが行なわれている。本発明は、この半導体の
封入に用いるガラス管の材質、すなわち、ガラス
組成物に関する。 かかる半導体封入用ガラスとして要求される特
性を、従来ガラスとの関連において、説明する。 従来半導体封入用ガラスとしては、米国コーニ
ング社製のコード番号8870ガラス及び、同社の米
国特許4076543号の組成範囲内にあるガラスが使
用されている。これらのガラスは、ガラスの粘度
が106.0ポイズとなる温度として特定される封入温
度が600〜660℃と高い。このような高い封入温度
では、特に熱に対して弱いと言われているシヨト
キーバリアダイオードあるいはセラミツク半導体
を素子とする電子部品の場合には、半導体特性が
劣化して問題である。このような半導体特性の劣
化を防止するには、封入温度を600℃以下にする
必要がある。 また、このガラスには、半導体素子を汚染して
その信頼性を損なうアルカリ金属、特にLi2O,
Na2Oを実質的に含有しないことが必要である。
K2Oの含有は、比較的許容され、先記した従来の
ガラスでは3〜6%程度含有されていたが、電子
部品の信頼性に対する要求は近年増大する一方で
あり、このK2Oについても極力その含有量を減ら
すことが望ましい。 更に、このガラスは、デユメツト線との封着部
に応力を生ずることなく気密封着を得るために、
デユメツト線の熱膨脹係数に整合する83〜93×
10-7/℃(30〜380℃)の熱膨脹係数を有するこ
とが必要である。 更にまた、このガラスは、周知のダンナー方式
等のような管引方法によりガラス管の形態に成形
されて製造されるが、このガラス管製造上の立場
から成形性が良く、失透に対する抵抗性が大きい
ことが要請され、このためには、ガラスの失透上
限温度として規定される液相温度が低く、その液
相温度での粘度が104.3ポイズ以上であることが必
要である。 本発明の目的は、上記半導体封入用ガラスとし
ての特性、すなわち、Na2O,Li2Oを含有せず、
封入温度が600℃以下、熱膨脹係数が83〜93×
10-7/℃(30〜380℃)、液相温度での粘度が104.3
ポイズ以上である特性を具備したガラスを提供す
ることである。 本発明のガラスは酸化物基準の重量%で、
PbO70〜74、SiO224〜26.7、B2O30.3〜2.5、
K2O0.3〜2からなる。 以下に、本発明のガラスを構成する各成分の主
要な作用と、その各成分の範囲を限定した理由に
ついて説明する。 PbOは、主成分で所望の封入温度及び熱膨脹係
数を得るために大きな作用を有すると共に、液相
温度における粘度特性に対しても関係する成分で
あるが、74%以上であると、ガラスの粘度が軟ら
かくなる反面、液相温度が上昇して、その液相温
度でのガラスの粘度が低下し、一方70%より少な
いと所望の低い封入温度が得られない。SiO2は、
ガラスの網目構造を形成する成分であるが、26.7
%を超えると封入温度が600℃以上となり、一方
24%より少ないとガラスのの耐風化性が劣ること
になる。B2O3は、液相温度を低下させると共に、
ガラスの粘度を軟らかくする作用を有するが、
2.5%を超えると液相温度を下げる作用がなくな
る反面ガラスの粘度のみ軟らかくなつて、液相温
度での粘度が104.3ポイズ以下になつてしまうこと
になり、一方0.3%より少ないと、液相温度が上
昇してしまう。K2Oは、それの含有量が2%を超
えると液相温度が上昇して失透しくなり、また熱
膨脹係数も高くなつて適さなくなると共に半導体
素子を汚染して、それの信頼性を劣化する虞れが
あり、一方0.3%以下にすると熱膨脹係数が小さ
くなりすぎ、また液相温度が上昇して該温度での
ガラスの粘度を104.3ポイズ以上にすることが難し
くなる。 上記成分以外に、0〜1%の範囲内で、
Al2O3,ZnO,TiO2,BaO,SrO,CaO,
As2O3,Sb2O3等をガラスの耐風化性、溶解性、
清澄性等の向上のために添加することができる。 下表に、本発明ガラスの実施例について組成及
び特性を示す。同表に、比較例として従来ガラス
のコーニング社No.8870ガラス及び、米国特許
4076543の明細書、表2に記載されている実施例
1のガラスを併記する。
る。 半導体、特にゲルマニウムダイオード、シリコ
ンダイオード、発光ダイオード、サーミスター、
バリスター等と呼ばれている電子部品の製造分野
においては、半導体素子及びそれに電気接続する
デユメツト(Dumet)線等の電極材料をガラス
管でもつて熱を加えることにより、被覆封入する
ことが行なわれている。本発明は、この半導体の
封入に用いるガラス管の材質、すなわち、ガラス
組成物に関する。 かかる半導体封入用ガラスとして要求される特
性を、従来ガラスとの関連において、説明する。 従来半導体封入用ガラスとしては、米国コーニ
ング社製のコード番号8870ガラス及び、同社の米
国特許4076543号の組成範囲内にあるガラスが使
用されている。これらのガラスは、ガラスの粘度
が106.0ポイズとなる温度として特定される封入温
度が600〜660℃と高い。このような高い封入温度
では、特に熱に対して弱いと言われているシヨト
キーバリアダイオードあるいはセラミツク半導体
を素子とする電子部品の場合には、半導体特性が
劣化して問題である。このような半導体特性の劣
化を防止するには、封入温度を600℃以下にする
必要がある。 また、このガラスには、半導体素子を汚染して
その信頼性を損なうアルカリ金属、特にLi2O,
Na2Oを実質的に含有しないことが必要である。
K2Oの含有は、比較的許容され、先記した従来の
ガラスでは3〜6%程度含有されていたが、電子
部品の信頼性に対する要求は近年増大する一方で
あり、このK2Oについても極力その含有量を減ら
すことが望ましい。 更に、このガラスは、デユメツト線との封着部
に応力を生ずることなく気密封着を得るために、
デユメツト線の熱膨脹係数に整合する83〜93×
10-7/℃(30〜380℃)の熱膨脹係数を有するこ
とが必要である。 更にまた、このガラスは、周知のダンナー方式
等のような管引方法によりガラス管の形態に成形
されて製造されるが、このガラス管製造上の立場
から成形性が良く、失透に対する抵抗性が大きい
ことが要請され、このためには、ガラスの失透上
限温度として規定される液相温度が低く、その液
相温度での粘度が104.3ポイズ以上であることが必
要である。 本発明の目的は、上記半導体封入用ガラスとし
ての特性、すなわち、Na2O,Li2Oを含有せず、
封入温度が600℃以下、熱膨脹係数が83〜93×
10-7/℃(30〜380℃)、液相温度での粘度が104.3
ポイズ以上である特性を具備したガラスを提供す
ることである。 本発明のガラスは酸化物基準の重量%で、
PbO70〜74、SiO224〜26.7、B2O30.3〜2.5、
K2O0.3〜2からなる。 以下に、本発明のガラスを構成する各成分の主
要な作用と、その各成分の範囲を限定した理由に
ついて説明する。 PbOは、主成分で所望の封入温度及び熱膨脹係
数を得るために大きな作用を有すると共に、液相
温度における粘度特性に対しても関係する成分で
あるが、74%以上であると、ガラスの粘度が軟ら
かくなる反面、液相温度が上昇して、その液相温
度でのガラスの粘度が低下し、一方70%より少な
いと所望の低い封入温度が得られない。SiO2は、
ガラスの網目構造を形成する成分であるが、26.7
%を超えると封入温度が600℃以上となり、一方
24%より少ないとガラスのの耐風化性が劣ること
になる。B2O3は、液相温度を低下させると共に、
ガラスの粘度を軟らかくする作用を有するが、
2.5%を超えると液相温度を下げる作用がなくな
る反面ガラスの粘度のみ軟らかくなつて、液相温
度での粘度が104.3ポイズ以下になつてしまうこと
になり、一方0.3%より少ないと、液相温度が上
昇してしまう。K2Oは、それの含有量が2%を超
えると液相温度が上昇して失透しくなり、また熱
膨脹係数も高くなつて適さなくなると共に半導体
素子を汚染して、それの信頼性を劣化する虞れが
あり、一方0.3%以下にすると熱膨脹係数が小さ
くなりすぎ、また液相温度が上昇して該温度での
ガラスの粘度を104.3ポイズ以上にすることが難し
くなる。 上記成分以外に、0〜1%の範囲内で、
Al2O3,ZnO,TiO2,BaO,SrO,CaO,
As2O3,Sb2O3等をガラスの耐風化性、溶解性、
清澄性等の向上のために添加することができる。 下表に、本発明ガラスの実施例について組成及
び特性を示す。同表に、比較例として従来ガラス
のコーニング社No.8870ガラス及び、米国特許
4076543の明細書、表2に記載されている実施例
1のガラスを併記する。
【表】
上記の表から、次のことが明らかである。本発
明のガラスは、封入温度が比較例の従来ガラスと
比べて低く、600℃以下であり、従つて封入時に
半導体素子の劣化がない。本発明のガラスは、こ
の封入温度が低い特性と共に、Li2O,Na2Oを含
有せず、所望の熱膨脹係数及び液相温度での適正
な粘度を有しているので、長期に亘る半導体の信
頼性を保障し、デユメツト線との不整合に起因す
る封着部の応力の発生なく、しかも失透を生じな
いで、ガラス管に成形できる特性を具備してい
る。
明のガラスは、封入温度が比較例の従来ガラスと
比べて低く、600℃以下であり、従つて封入時に
半導体素子の劣化がない。本発明のガラスは、こ
の封入温度が低い特性と共に、Li2O,Na2Oを含
有せず、所望の熱膨脹係数及び液相温度での適正
な粘度を有しているので、長期に亘る半導体の信
頼性を保障し、デユメツト線との不整合に起因す
る封着部の応力の発生なく、しかも失透を生じな
いで、ガラス管に成形できる特性を具備してい
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で、PbO70〜74、SiO224〜26.7、
B2O30.3〜2.5、K2O0.3〜2からなり、実質的に
Na2O,Li2Oを含有せず、封入温度が600℃以下、
熱膨張係数が83〜93×10-7/℃(30〜380℃)、液
相温度での粘度が104.3ポイズ以上であることを特
徴とする半導体封入用ガラス組成物。 2 ガラス管に成形された、特許請求の範囲第1
項記載の半導体封入用ガラス組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58021898A JPS59146951A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 半導体封入用ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58021898A JPS59146951A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 半導体封入用ガラス組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59146951A JPS59146951A (ja) | 1984-08-23 |
| JPS638058B2 true JPS638058B2 (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=12067924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58021898A Granted JPS59146951A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 半導体封入用ガラス組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59146951A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5224001A (en) * | 1989-11-29 | 1993-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic head |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP58021898A patent/JPS59146951A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59146951A (ja) | 1984-08-23 |
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