JPS638175A - 溶接用ワイヤ巻線体及びその引出方法 - Google Patents

溶接用ワイヤ巻線体及びその引出方法

Info

Publication number
JPS638175A
JPS638175A JP14993286A JP14993286A JPS638175A JP S638175 A JPS638175 A JP S638175A JP 14993286 A JP14993286 A JP 14993286A JP 14993286 A JP14993286 A JP 14993286A JP S638175 A JPS638175 A JP S638175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
winding
winding body
drum
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14993286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2509568B2 (ja
Inventor
Toshiro Katayama
片山 敏郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP61149932A priority Critical patent/JP2509568B2/ja
Publication of JPS638175A publication Critical patent/JPS638175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509568B2 publication Critical patent/JP2509568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、曲りぐせの少ない溶接用ワイヤを円滑に供給
することのできる溶接用ワイヤ巻線体及び該巻線体から
円滑に溶接用ワイヤを引出す方法に関するものである。
[従来の技術] 溶接用ワイヤ収納体としては、第2図及び第3図(S2
図のIII −H11断面矢視図)に示す様な巻線体S
が汎用されている。即ち該巻線体Sは、プラスチックス
、鉄、ファイバーボード等で作製した巻枠2の房部2a
上に溶接用ワイヤ(以下ワイヤという)Wを巻回したも
ので、巻終端を巻枠2のフランジ部等に係止した後、防
湿性材料3で全体を被包し、さらに段ボール4等に収納
して市場に提供されている。この様な巻線体Sからワイ
ヤWを引出ずに当っては包装を開いた後、第3図(第2
図におけるIII −III線断面矢視図、但しダンボ
ールの断面は図示せず)に示す様に軸穴1を支持スタン
ド(図示せず)に回転自在に懸架し、ワイヤWの巻終端
をはずして巻線体Sを回転させながら外周側より順次引
出しコンジットチューブ等を介して溶接トーヂヘ供給す
る。この様な巻線体Sにおいては、ワイヤWは巻枠胴部
2aに強制的に巻回されている為、巻終端をはずすと溶
接用ワイヤのスプリングバック力によってループが広が
り巻回状態が緩んで巻枠2からはずれたり、うっかりす
ると巻終端(引出し#6)が後続の線輪中にもぐり込ん
でもつれてしまうこともある。モして巻枠からはずれた
り、もぐり込んだ線輪をそのままの正しくない位置から
引き出して溶接トーヂ方向へ供給すると、ワイヤ相互間
に締め付は力が働いて溶接中に送給不能に陥り、重大な
溶接欠陥が発生する。又重量が大きい巻線体Sはと慣性
力も犬ぎくなるのでワイヤの送給停止しても巻線体は過
剰回転をつづけ、引出し中にワイヤ巻回状態が緩んで本
来上層側にあるべきワイヤが下層へもぐり込んだり、キ
ンクを起こすことがある。さらに巻取り時のテンション
が小さい場合には引出ワイヤの起動または加速時に下層
への食い込みが一層顕著になり、スムースな送りが阻害
される。
この為巻線体に巻回されるワイヤには一定の曲りぐせ(
これを一般的にキャストという)を与え特にキャスト径
を小さめに設定することによってループの広がりや巻き
状態の緩みを抑えるというのが一般的な手段となってい
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところでワイヤを溶接トーチから溶接点へ供給するに際
しては、狙い点へ正確に溶接用ワイヤを安定供給する必
要があり、この狙いの正確さをターゲット性が良いと称
している。しかるに従来の巻線体に与えられているキャ
スト径は上述の如くかなり小さいものであり、しかも巻
胴上に整列巻きするに当たって1巻き毎にワイヤ径(ピ
ッチ)分ずつ巻回位置をずらしていくので、結局ワイヤ
には捩りを伴なった複雑な曲りが付与されることになり
、ターゲット性の悪化を招いている。
尚ワイヤ巻線体の変形例としては特公昭42−2049
3に示されるトーションバック型のものがあるが、これ
は、ワイヤに捩りを加えながら中空@胴内部へ落し込む
様に収納するものであって現在の技術では整列巻きをす
ることは不可能である。即ちワイヤはアトランダムに巻
き込まれている為、溶接用ワイヤ同士がいたるところで
交差してワイヤには種々雑多な曲りぐせが形成されるこ
とになるが、この様な曲りぐせは取り除くことが困難で
あり、勢いターゲット性は悪くならざるを得ない。又中
空の巻枠はその内周面自体にワイヤを巻回収納していく
ものである為構造が重厚となり、巻枠コストが高くなる
という問題がある。
本発明はこうした事情に着目してなされたものでありて
、ターゲット性の良好な溶接用ワイヤを溶接トーチへ円
滑に供給することができ、しかも安価な巻線体を提供す
ること、並びに該巻線体からワイヤを円滑に引出し得る
方法を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] しかして上記目的を達成した本発明の巻線体は、巻き径
より大ぎなキャスト径を有する溶接用ワイヤを巻回して
なる巻線体を、外周面及び側面のみから拘束する組枠体
で規制してなる点に要旨があり、又その引出方法は、巻
き径より大きなキャスト径を有する溶接用ワイヤを巻回
し、組枠体で外周面及び側面を拘束した溶接用ワイヤ巻
線4    、 体の中空軸部にワイヤ巻付はドラムを回転自在に配置し
、該巻線体を回転させることによって内周面側からほど
かれた溶接用ワイヤを前記ドラムに巻かつけてから前記
巻線体の軸方向に引出す点に要旨が存在する。
[作用] 前述の如くターゲット性が悪化する原因は、巻回ワイヤ
にキャストを付与するからである。従ってキャストをつ
けずに巻回し、しかも支障なく引出すことができる様な
巻回技術が完成されればターゲット性悪化の問題はその
殆んどを根本から解決することがで診るはずである。し
かるに巻胴に対してその外周側からワイヤ巻回した従来
の巻線体では、ワイヤに小キャストを付けないとワイヤ
のスプリングバック力が強くなりすぎ、引出時あるいは
引出中に巻ぎ状態の緩み等色々な問題が発生し、実用上
不都合なことが多かった。そこで木発明者等は上記問題
について色々な検討を重ねた結果、前記巻線体からのワ
イヤ引出し点を外周側に設けるという従来の常識を破り
、ワイヤな内周側から引出す様にするならば少なくとも
スプリングバックによる問題が一挙に解決されると共に
逆にスプリングバック力が有効利用される為、キャスト
についても従来より大きくできるのではないかとの着想
を得、この着想を具体化すべく更に研究を重ねた結果前
記構成に示される本発明の巻線体及びその引出方法を完
成するに至った。
即ち巻線体における巻回ワイヤのスプリングバック力は
、湾曲状態のループ径(巻径)より大ぎなループ径に広
がろうとするものであるから常時外周側に向けて作用し
ており、従来はこうしたスプリングバック力を巻終端の
係止によって拘束していた。従ってワイヤ引出しに当た
っては該拘束を解除しなければならず、その結果スプリ
ングバック力が解放されて巻き状態の崩れ等の事態を引
き起こしていたのである。そこで外周面側の拘束を終始
保持しつつワイヤの引出しを行なうことができるならば
巻き状態の崩れ等は全て解決できるとの着想を得、本発
明では外周面側及び側面側を拘束したままで内周面側か
らワイヤの引出しを行なうこととしたのである。即ちス
プリングバック力は上述の如く外周面側に作用している
のでこれを強く拘束しておく必要があり、又ワイヤは一
定幅に巻回積層されているのでこの積層形態を維持する
には側面の拘束も必要とされる。しかしながら内周面側
についてはワイヤの巻回半径を縮める方向の力は作用し
ていないので拘束力がなくともワイヤ巻回状態の安定性
に実害はない。その為本発明巻線体においては内周面側
のみを開放することとし、これによって外周面及び側面
が拘束されていても内周面側からのワイヤ引出しを可能
としているのである。尚巻線体形成時には巻始めの内周
面側を支持し、巻き内径を規制する巻胴が必要であるが
、分解又は縮径可能な巻胴を使用し巻回終了後にこれを
分解又は縮径して抜出す様にするならば何ら支障なく本
発明に係る巻線体を形成することができる。又外周面及
び側面を拘束する枠体については形状面で特別の制限を
受けることはないが、分解可能な巻胴にワイヤを巻回し
た後、該巻胴を分解する前に枠体を巻線体外周面皮び側
面に嵌着させる必要がある為、2以上の構成部材からな
る組枠体であることが望まれる。この様な組枠体は、嵌
着した後で相互に連結して一体化し得るものであっても
良い。又外周面、側面を拘束するものであれば収縮フィ
ルムあるいは発泡スチロール注入等巻線に密着拘束する
材料で覆うこともで診る。即ち巻線をつくるための巻治
具をはずした時その巻線がくずれない様拘束できればよ
く、この段階で例えば収縮フィルムで拘束できればその
まま防湿効果もあり製品として出荷できるので一石二鳥
である。尚組枠体は、巻線体刑方向に均等に配置するこ
とが望ましいが、拘束力を発揮するものであるならば必
ずしも均等配分されなければならない訳でもない。
ところで溶接用ワイヤにとって最も重要な要求特性の1
つであるターゲット性については、前述の如くワイヤに
できるだけのキャストを付けないことが有効である。し
かるに本発明巻線体においては、上記の様な拘束構成を
採用している為引出時に巻回状態の緩み等を発生する恐
れは全くないので巻線体の形成に当たりワイヤにキャス
トを付与して巻回する必要がなく、むしろキャスト径の
大きいワイヤ程外周面へのスプリングバック力が大きい
のでこれを拘束することのできる本発明では巻回状態が
より安定的に保持される。そこで本発明においては巻線
体を形成するに当たり、巻き径より大きなキャスト径を
有する溶接用ワイヤを巻回することとし、これによって
溶接時のターゲット性を満足し得るものとすることがで
きる。
但し溶接ロボットを用いる場合等、特にターゲット性が
良好であることを要求される場合にはキャスト径を巻き
径の1.3倍以上とするのが望ましい。
次に本発明に係る溶接用ワイヤ巻線体からワイヤを引出
すに当たっては、該巻線体を回転自在の巻線体形成時に
収納し巻始め端(内周面側)からワイヤをほど゛き、巻
線体側面の軸心側開放部から引出せばよいが、巻線体の
ワイヤ繰出位置が巻線体幅方向にみて引出側側面から遠
い側に位置する場合にはワイヤ巻回面を基準面としたワ
イヤの引出し角度が大籾くなり、ワイヤ引出しに無理が
生じる。そこで本発明方法においては巻線体中空軸部位
置に巻線法保持具と一体的に回転するワイヤ巻イ」けド
ラムを配置し、巻線体から繰出されたワイヤを1回以上
該ドラムに巻付けた後巻縁体開放側面から引出す様構成
している。これによってワイヤ引出し角度を小さくする
ことができ巻線体内周面側から円滑にワイヤを引出すこ
とができる様になった。又ワイヤの引出しに伴なってワ
イヤの巻付けられた軸心部ドラムが回転しこれと一体形
成された巻線法保持具を回転させるので、巻線法保持具
はワイヤ引出し速度に対応して回転し、過不足なく巻線
体からのワイヤ引出しを行なうことができる。尚慣性力
によって巻線体から過剰量のワイヤが繰り出されるのを
防止する為従来と同様に巻線法保持具に制動トルク等を
加えておくことが望ましいが、実験によると軸心部ドラ
ムと巻線体の内径の差によって周速が異なり通常軸心ド
ラムへの線の供給が過剰と成るが、ここでも線のスプリ
ングバック力によって該ドラムへの締゛めつけ力が弱ま
り適度の回転力が自動的に得られることが判明している
ため制動トルクはほぼなくても可能である。父上記では
巻線体及び巻線体内周面の配置姿勢について述べなかっ
たが、本発明は巻線体軸心が水平方向、垂直方向、斜め
方向等のいずれを指向する場合にも適用することができ
、配置姿勢について特に制限を設けるものではない。
[実施例] 第1図は本発明に係る巻線体及びその製造方法を示すフ
ロー説明図である。
2枚のフランジ状側板6と巻胴21〕にボルト・ナツト
構造の軸心7を挿通して組立てた巻枠2にできるだけキ
ャストを付与しないワイヤWを第4図[第1図(イ)の
側面図]に示す様に巻回していく。次いで側板6と巻線
体側面の間にコの字型の保持具8(第5図参照)を周方
向に均等に4箇所に亘って挿入する様に嵌着する。これ
によって巻線体Sの外周面及び側面が拘束される。次い
で巻枠2を分解して巻線体Sを離脱させる。第5図は離
脱させた巻線体Sの外観を示す斜視図であす、巻線体の
形状は4つの保持具8に拘束されて保持されている。こ
うして得られた巻線体Sは、次いで収縮性フィルムFで
被包した後フィルムFを収縮させて巻線体Sに密着させ
、さらにワイヤ引出し部に相当する巻線体軸心位置側面
の収縮フィルムFaを切除して(切除し易い様に予めミ
シン目を入れておくことが望ましい)、切除部分を覆う
様にラベルLを貼着すると目的とする巻線体製品を得る
ことができる(第6図参照)。
こうして得た巻線体の構成は、上記製造工程から容易に
理解される様に、キャストを与えないワイヤWを外巻き
方式で整列状に巻回した巻線体Sの外周面及び側面のみ
を保持具8で拘束したものであり、外周面側に作用する
ワイヤのスプリングバック力は保持具8によって規制さ
れるので巻線体Sは安定的に保持される。又内周面側は
一切拘束されないので後述の引出方法により内周面側か
らワイヤを支障なく引出すことがで診る。尚収縮性フィ
ルムの切除部分(引出し孔)を巻線体内径より小さくす
ると収縮性フィルム内縁がワイヤと摺接してブレーキの
働きをし、ワイヤの振れを抑えて引出し状態が安定する
。さらに本実施例の巻線体においては収縮性フィルム及
びラベルによって巻線体を被包するので巻線体は外気と
遮断され長期に亘り防錆性を確保することができる。
尚ラベル貼着の前に巻線体内周面を紙やプラスチックフ
ィルムで内側から覆っておくと防錆効果はより確実に発
揮される。又本発明の巻線体は枠体、収縮性フィルム及
びラベルだけで製品包装を完成することがで籾、従来の
様な重厚な巻枠、ダンボール外装等を使用する必要がな
いので補助材料コストひいては製品コストを大幅に低減
することができる。さらに収縮フィルムによる包装はワ
イヤ引出し中も除去する必要がないので使用を中断して
保管する場合でも錆を発生させることがなく長期間保管
することができる。
第7図(A)・は本発明の他の実施例に係る巻線体を示
す軸方向断面説明図、第7図(B)は該巻線体の側面図
で、図では収縮性フィルムF及びラベルL等の包装材は
破線で示している。図示する如く枠体は、周方向に等間
隔に配置した3つの外周面規制用板材Bと両側面に配置
した1対の三角枠体KをビンPや番線等で連結して構成
され、巻線体Sに対し該板材B及び枠体Kを取付けるこ
とによって外周面及び側面の拘束が行なわれ、第1図に
示す実施例と同様の作用効果を発揮する。
第8図(^)は更に他の実施例巻線体を示す軸方向断面
説明図、第8図(B)は該巻線体の側面図で、該巻線体
Sは、前記と同様に形成したワイヤ巻回体両側面に環状
部材Cを当設し、環状部材C同士の対応位置を結ぶ様に
巻線体外周面をバインド線9で拘束したものであり、前
記と同様の作用効果を発揮する。
又収縮性フィルムFには厚肉にすると収縮後かなりの結
束性と剛性を発揮するものがある。例えば収縮性ポリプ
ロピレンフィルムは厚さ60μm殊に80μm以上に達
すると上記の様な剛性を発揮し、巻線体及び側面側への
広がりを防止する。
従って巻取完了後巻治具をゆるめて取り除く前に収縮フ
ィルムあるいは発泡スチロール材の注入1ストレツチフ
イルム等で巻きつけるとか、第9図に示す様に巻き取り
前に巻治具にあらかじめ組み込んだ組立容器等で巻線体
のバラクを防止することができ、しかも尚これらのもの
は巻線にできるだけ密着さすことによって最終商品とし
ても防湿、輸送に適した包装容器とも成り得るもので工
程がはふかれ有効である。
次に本発明ワイヤ引出方法の実施態様について説明する
第10図(A)は縦置き式の巻線体保持具Hに本発明巻
線体Sを懸架して引出す方法を示す軸方向断面説明図、
第10図(B)は第10図(A)におけるB−B線断面
矢視図で、巻線体保持具Hは外周面をワイヤ繰出しが円
滑に進む様にテーバ面状に形成した管状ドラム11と、
環状壁材1oを同心的に配置して構成し、更にテーパ面
のすそ広がり側に固設した孔空き円板によって両者を連
結すると共に管状ドラム11の先端には線はずれ防止用
突起11aを形成して構成されている。この様な巻線体
保持具Hを、立設支持板Tに水平方向に植設された軸体
Jに回転自在に取付けており、該巻線体保持具Hに本発
明に係る巻線体Sを嵌合収納する。尚巻線体の収納に際
しては包装のうちのラベル部分をひき剥がし、軸心部を
開放する。
そして巻線体Sの巻始め端の係止を解除し、引出したワ
イヤ端を管状ドラム11に1回巻回した後管状ドラム先
端側に誘導し、巻線体Sの開放側外側面をかすめる様に
して矢印方向にけん引し、図示しないコンジットチュー
ブ及び溶接トーチへ供給する。この結果、管状ドラム1
1に巻付けたワイヤWが引出し力によって管状ドラムを
回転させ、ひいては管状ドラム11と一体形成された巻
線体保持具Hを回転させ、ワイヤの繰出しが円滑に行な
われる。尚木実施例方法においては、溶接1−−チ側か
らのワイヤ引張り速度に若干のばらつきがあっても管状
ドラムの回転がこれを吸収するのでワイヤ供給の安定性
は十分確保される。即ち)−−チ側からのワイヤ引出し
速度が僅かに速くなる場合にはワイヤの管状ドラムに対
する巻付き力が強くなり、引出し速度がそのまま伝達さ
れて管状ドラムは速度増加に対応する速度で回転し、ワ
イヤ供給は不足なく行なわれる。一方トーチ側からのワ
イヤ引出し速度が僅かに遅くなる場合にはワイヤの管状
ドラムに対する巻付き力が弱くなってワイヤと管状ドラ
ムの接触が浮き気味となり、引出し力の伝達性が悪くな
る結果、巻線体保持具Hが空転気味となり、巻線体S内
周面と管状ドラム11の間の貯線量が僅かに増大して速
度変化分を吸収する。即ち管状ドラムは巻線体Sからの
ワイヤ繰出し量を自己制御する機能を発揮している。尚
ワイヤ引出し速度に同期して巻線体保持具Hを回転させ
る機能があれば引出し角度が大きくなるという問題は残
るが管状軸を省略することもできる。第11図(軸方向
断面説明図)は横置き式の巻線体保持具Hに本発明巻線
体Sを搭載してワイヤ引出しを行なう実施態様を示して
おり、全体が横置き式である違いがあるだけで、ワイヤ
引出しは、第10図例と同様に行なわれる。
その他上記引出方法においては、ワイヤを管状ドラムに
巻回するのでこのとぎ若干の壱ぎぐせがつく恐れがある
のでこれを軽減する為に管状ドラムの外径は巻線体内周
面に接触しない範囲でで籾るだけ大径とすることが望ま
れる。又管状軸への巻付は回数が多くなると管状軸上で
ワイヤがもつれる恐れがあるので巻付は回数は少ない方
が望ましく、できれば線の剛性によって異なるが(剛性
の高いワイヤでは1回以内も有り得る)1回とすること
が推奨される。即ち剛性の高いワイヤ溶接用線材であれ
ばテンションが高いほどよく、又線径が大きいほど有効
であり一維状ヒモとか剛性の少ない金属線には不適であ
る。
次に上記ワイヤ引出方法において(キャスト径/巻き径
)の値を種々変更した場合のワイヤ供給性及びターゲッ
ト性について調査した結果を説明する。
第12図は(キャスト径/巻き径)の値とワイヤ送給不
良発生の関係を、抗張力が50゜100.150にg/
mm2のワイヤについて調べた結果を示すグラフである
。尚ワイヤ引出しは横置籾式の巻線体保持具を使用して
行なった。
第12図に示される様に(キャスト径/巻き径)の値が
1.0以下においてはキャストのつけすぎによって外周
面側へのスプリングバック力が弱まり、輸送時等にワイ
ヤ整列巻状態が乱れ、ワイヤ送給不良のトラブルが発生
した。従って送給不良防止の観点からは(キャスト径/
巻き径)の値を1.0超とすべきである。尚送給性とワ
イヤ抗張力の関係については抗張力の大きいワイヤ程送
給不良を起こし難い傾向がある。これは抗張力の大きい
ワイヤ程ばね力が強くワイヤがさばけ易いからである。
但し溶接用ワイヤの抗張力はコンジットチューブ内等を
送給する際に座屈しない様、低炭素鋼系ソリッドワイヤ
で60〜160Kg/mm’、複合ワイヤで40〜10
0 Kg/mm’に設計されており、上記実験結果はこ
れらをほぼ網羅しており、(キャスト径/巻き径)の値
を1.0超とすればワイヤ送給不良は防止することがで
きる。
但し送給経路が長いなど、特に送給性についての要求が
シビアーの場合には、第12図からも判るようにキャス
トは巻径の1.1倍以上とするのが望ましい。
一方溶接用ワイヤのターゲット性については、溶接用ワ
イヤのキャスト径が大ぎいほど、即ちできる限り直線状
に近いほど良好であり、巻線体を形成する為に曲りぐせ
を全く無くすことは実質的に困難であるけれども少なく
とも巻線体を形成するに際しては巻回しようとするワイ
ヤのキャスト径を巻き径の1.0倍超[即ち(キャスト
径/巻き径)値:1.0超コとすることが望ましい。但
し溶接ロボットを用いる場合、特にターゲット性が良好
であることを要求される場合、キャスト径を巻径の1.
3倍以上とすることが望ましい。
上記の如く(キャスト径/巻き径)値は送給性及びター
ゲット性について高度な性能を要求しない場合、ワイヤ
送給性の観点からは1.0超、ターゲット性の観点から
も1.0超とすべぎであり、結局ターゲット性及びワイ
ヤ送給性の夫々が良好な巻線体を提供する為には1.0
超とする必要がある。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、以下要約する効果
を得ることができる。
(1)巻き径の1.0倍以上のキャスト径を有する溶接
用ワイヤを巻回した巻線体の外周面及び側面を、組枠体
で拘束したので、内周面側からワイヤを引出すことがで
き、ワイヤ引出しに当たりモツレ等のワイヤ送給不良を
ひき起こさないだけでなく、ターゲット性が良好である
ワイヤ巻線体を提供することができる。
(2)上記巻線体からワイヤを引出すに当たっては、巻
線体中空軸部に巻線体保持具と一体形成したワイヤ巻付
はドラムを回転自在に配置し、巻線体の内周面側から繰
り出されたワイヤを上記ドラムに巻付けてから引出すこ
ととしたので、ワイヤの円滑な繰出しを達成することが
できる。
〔3)組枠体を使用するだけであるので従来の様な重厚
な巻枠及びダンボール等外装容器は不必要であり、巻線
体を安価に製造することができ、又巻線拘束材を選択す
ることによって外装を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る巻線体及びその製造方法を示すフ
ロー説明図、第2図は従来の巻線体を示す軸方向断面説
明図、第3図は第2図におけるIII −III線断面
矢視図、第4図は第1図(イ)におけるTV −TV線
断面矢視図、第5図は第1図(ハ)に示す巻線体の斜視
図、第6図は製品巻線体の外観を示す斜視図、第7.8
図は他の実施例巻線体を示す断面説明図、第9図は参考
側巻線体の断面説明図、第10図(A)は本発明のワイ
ヤ引出し方法を示す軸方向断面説明図、第10図(B)
は第10図(A)におけるB−B線断面矢視図、第11
図はワイヤ引出し方法の他の実施態様を示す断面説明図
、第12図は(キャスト径/巻線径)と送給不良発生率
の関係を示すグラフである。 2・・・巻胴      8・・・保持具11・・・ド
ラム     W・・・ワイヤS・・・巻線体    
 F・・・収縮性フィルムく      Q ト 綜 工        LL

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻き径より大きなキャスト径を有する溶接用ワイ
    ヤを巻回してなる巻線体を、外周面及び側面のみから拘
    束する組枠体で規制してなることを特徴とする溶接用ワ
    イヤ巻線体。
  2. (2)巻き径より大きなキャスト径を有する溶接用ワイ
    ヤを巻回し、組枠体で外周面及び側面を拘束した溶接用
    ワイヤ巻線体の中空軸部にワイヤ巻付けドラムを回転自
    在に配置し、該巻線体を回転させることによって内周面
    側からほどかれた溶接用ワイヤを前記ドラムに巻きつけ
    てから引出すことを特徴とする溶接用ワイヤの引出方法
JP61149932A 1986-06-26 1986-06-26 溶接用ワイヤの引出方法 Expired - Lifetime JP2509568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61149932A JP2509568B2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26 溶接用ワイヤの引出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61149932A JP2509568B2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26 溶接用ワイヤの引出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638175A true JPS638175A (ja) 1988-01-13
JP2509568B2 JP2509568B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=15485718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61149932A Expired - Lifetime JP2509568B2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26 溶接用ワイヤの引出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509568B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0551167A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Mirai Ind Co Ltd 管・ケーブル等の長尺巻回物の繰出装置及びこれを使用した長尺巻回物の繰出方法
JPH06277846A (ja) * 1991-10-11 1994-10-04 Kobe Steel Ltd ワイヤ送給装置及びワイヤ送給方法
JP2025165215A (ja) * 2024-04-22 2025-11-04 桂坤 呉 集線装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230249A (en) * 1975-09-03 1977-03-07 Kobe Steel Ltd Wire pulllout device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230249A (en) * 1975-09-03 1977-03-07 Kobe Steel Ltd Wire pulllout device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0551167A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Mirai Ind Co Ltd 管・ケーブル等の長尺巻回物の繰出装置及びこれを使用した長尺巻回物の繰出方法
JPH06277846A (ja) * 1991-10-11 1994-10-04 Kobe Steel Ltd ワイヤ送給装置及びワイヤ送給方法
JP2025165215A (ja) * 2024-04-22 2025-11-04 桂坤 呉 集線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2509568B2 (ja) 1996-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5529186A (en) Boxed pay-out reel for optic fiber cable or wire or the like, with smooth pay-out, high-impact and cable end holding features
US5105943A (en) Wire coil package
US7905439B2 (en) Apparatus and method for tapered core drum package payoff
US3983997A (en) Yarn package and method for mixing and dispensing
US7866586B2 (en) Wire guide insert and method for drum package payoff
US10538379B2 (en) Welding wire coil package
US7204452B2 (en) Dispenser for elongate material
JPS638175A (ja) 溶接用ワイヤ巻線体及びその引出方法
US20010008260A1 (en) Device for a wound wire that is relatively stiff
US6062386A (en) Bundled welding wire coil and method of bundling
CA2538893A1 (en) Cord holder apparatus
DE2528704A1 (de) Garnpack und verfahren zu seiner herstellung
EP2151408B1 (en) Device for packaging and unwinding wire
JPS63147781A (ja) 溶接用パツクワイヤ
US1933661A (en) Wrapping bundle or coil of wire and like articles
WO1997045353A1 (en) Package and a method for manufacturing said package
FR2703030A1 (fr) Conditionnement pour fil, câble ou analogue.
JPH0237706Y2 (ja)
JP2930540B2 (ja) 溶接用ワイヤの巻き取り方法
WO2008048151A1 (en) Centre feed coreless roll
JP2585199Y2 (ja) 結束装置の巻紐収納構造
JPH02180108A (ja) 結束装置の紐供給装置
WO2025072341A1 (en) Packaging for wound coil
GB2639043A (en) A method and apparatus for dispensing lengths of a flexible element
JP2005218446A (ja) 糸巻