JPS638256B2 - - Google Patents

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JPS638256B2
JPS638256B2 JP10689982A JP10689982A JPS638256B2 JP S638256 B2 JPS638256 B2 JP S638256B2 JP 10689982 A JP10689982 A JP 10689982A JP 10689982 A JP10689982 A JP 10689982A JP S638256 B2 JPS638256 B2 JP S638256B2
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JP
Japan
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asphalt
tank
temperature
heat
construction
Prior art date
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Expired
Application number
JP10689982A
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English (en)
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JPS59459A (ja
Inventor
Yasuro Tomita
Tsunekazu Hayashi
Kuninori Mizuta
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MITSUBOSHI IND
Original Assignee
MITSUBOSHI IND
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Publication date
Application filed by MITSUBOSHI IND filed Critical MITSUBOSHI IND
Priority to JP10689982A priority Critical patent/JPS59459A/ja
Publication of JPS59459A publication Critical patent/JPS59459A/ja
Publication of JPS638256B2 publication Critical patent/JPS638256B2/ja
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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は、石油精製工場を基地とし、精製過程
の最終生成物として得られる溶融液状アスフアル
トをタンクローリーなどでその温度を可及的に保
ちながら中間備蓄基地へ搬送、備蓄し、さらに建
築物、構築物の防水施工現場の地上備蓄タンクへ
搬送するという溶融アスフアルト供給ネツトワー
クを形成し、地上の備蓄タンクにおいて全く火気
を使用せずに熱媒を介して施工適温まで加熱し温
度を上昇させ、これを屋上などの防水施工面に供
給することによつて火災の発生を完全に防止して
防水層を形成するシステム化防水施工法に関す
る。
「従来の技術」 熱工法によるアスフアルト防水は約70年の歴史
を有し、アスフアルトの本来もつ所の防水性、耐
候性、耐久性に加えて引き伸ばされたときに応力
の緩和が早く、永久歪となり収縮力を残さないと
いう粘弾性を利用し、さらに各種芯材によるアス
フアルトシートを溶融アスフアルトによつて防水
下地に、またシート相互を溶着しジヨイントする
のでこのジヨイント部の水密性が万全であるこ
と、さらに防水層が厚い上に芯材によつて補強さ
れ形成されることにより防水性、耐久性が高く評
価されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに最近このように高い評価をうけている
アスフアルト熱工法防水が起用され難くなる傾向
にある。その理由は防水施工に必要な固形アスフ
アルトを溶融する際の溶融釜内のアスフアルトの
引火、発火による火災の発生にあり、この問題は
アスフアルトの溶融に、火気を使用するという熱
工法の根本的必須条件が原因となり生起されるも
のである。そしてあわせて溶融釜を直火で加熱す
ることによりアスフアルトの変質の問題が残され
ている。
「発明の構成」 本発明は、以上の熱工法防水の利点を利用して
完全な防水を図るために開発したもので、全く火
気を使用しないで熱工法防水を行うものであつ
て、このため従来の欠点であつた火災の発生やア
スフアルトの変質を防ぐことができたもので、安
全でかつ完全な防水を行うことを目的とするもの
である。
以下に従来の熱工法によるアスフアルト防水の
施工作業の工程を追いこの問題点を抽出してみる
と、 (1) 40Kg入紙袋詰めの固形アスフアルトの紙袋を
除去し1/4〜1/8の大きさに割り、これを地上に
設置された多数の溶融釜(アスフアルト容量
240Kg〜360Kg)に入れ重油バーナーで加熱溶融
する。そして後記(2)の工程で消費された分だけ
先のアスフアルトを補充する作業が連続して施
工中行われる。
(2) ついでこれをバケツトに15Kg程度移し、屋上
の現場へリフトなどで吊り上げ多数のバケツト
をリヤカーで運ぶ。
(3) ヒシヤクで散布しながらアスフアルトシート
を押圧展開してコンクリート下地に貼着しつつ
ラツプするか別のラツプシートでジヨイントす
るという方法である。
この問題点として、(1)の工程で作業者が設置さ
れているレギユレーターの作業の管理、また備え
つけられている温度計による見張りをし、多段の
釜内のアスフアルト温度調節管理を行つている
が、部分的なオーバーヒートによりアスフアルト
が引火発生し、火災の発生が完全に防止し得ない
場合がある。これにより操業中の工場などの場合
火災によつて生産の中止、製品の汚染、焼失その
他多大の損害をこうむるおそれがある。また直火
による加熱のため釜の底部で最も高温にさらされ
るアスフアルトは熱分解を起し、低分子量の揮発
し易い軽量オイルとなる一方表層アスフアルトは
空気にさらされているため酸化重合を起し炭素分
の多い硬化膜が発生し易い状態にある。
石油の精製過程で得られるいわゆる石油アスフ
アルトは非常に複雑な化学構造をもつ炭化水素か
らなり、その成分は大別して黒色固形粉末状のア
スフアルテン、半固形あるいは粘稠な液状体のレ
ジン、粘稠液状体であるオイルの3成分に分けら
れている。そしてアスフアルテンを中心とし、そ
の周囲をレジンの分子量の大きなものから小さい
ものの順にとりまき、ついにはオイル分と連続す
るコロイド構造をもつているといわれている。
耐久性の良いアスフアルトとはレジン分が最も
多く軽質なオイルが最も少なく、オイルよりやや
多いアスフアルテンを含むものとされている。そ
してこのアスフアルトも他の材料と同じく熱によ
り変質する傾向があり、実験における一例を示す
と、開放型ケトルで300℃、5時間加熱するとア
スフアルト表面に硬化膜が生成したり極端な場
合、アスフアルトの種類によつてはもとの軟化点
が105℃であつたものが95℃或いはそれ以下に低
下する場合がある。これは熱の作用によるコロイ
ド構造の変化によるものと推定されているが、こ
のような物性の変化は実用上当然種々の問題が発
生するものである。また、高温加熱を長時間つづ
け軟化点、針入度などの物性が変化したアスフア
ルトを人工促進老化試験機により紫外線を照射
し、また水を撒布する試験の結果では熱の作用を
受けていないもとのアスフアルトの方が亀裂を発
生するまでに要する時間が長い、即ち耐候性が良
いという結果が得られた。したがつて防水施工に
は熱の作用を余り受けていない状態の溶融アスフ
アルトを使用することが望ましいといえる。
前記従来工法の(2)および(3)の工程ではバケツト
内のアスフアルトは時間の経過につれて温度が低
下すると共に散布流延されるアスフアルトの温度
も不均等にならざるを得ない。このことはアスフ
アルトシートと下地との接着力が不均等となる結
果をもたらすことになる。極度に温度低下したア
スフアルトにより貼着されたシート部は接着力が
弱くなり全面接着による接着面積最大化を計るこ
とができないことになる。この結果積層防水の場
合の時として起る層間剥離現象はこのような原因
によつて発生する。
根本的な火災発生の問題の解決、さらにアスフ
アルトシート貼着に用いられるアスフアルトは接
着剤であると同時に本来の防水の役割りを果たす
べきものであり、その特性変質の問題の解決は防
水層の耐久性をさらに向上させる方向で改善する
余地がありその必要性が十分にあるものと考えら
れる。
出願人はすでに特許発明である嵩高な合成繊維
不織布による厚手のアスフアルトシートを開発し
た。そしてこのシートは従来のアスフアルトルー
フイングに比べて10倍程度の大きな延伸性と外力
を受けて引き伸ばされた場合でも、その早い応力
緩和作用によつて永久歪となるためピンホールや
破断を生じることなく、防水性、耐久性が非常に
大きく一層の施工でもつて十分に防水機能を発揮
し維持することができるものである。
しかしながらこのシートを熱工法で施工する場
合、先に述べたと同様に火気使用による火災の発
生の問題が残されており、性能の面では十分な評
価を受け需要者の求める所と一致するが起用され
難いというのが現状である。また厚手でしかも2
m巾であるため重く一巻の長さが施工性上制限さ
れ10m長さのものが標準である。
「問題点を解決するための手段」 出願人は鋭意研究を続けた結果、従来のような
溶融釜を使用しない、即ち全く火気を使用しない
で溶融アスフアルトを供給して火災を完全に防止
し、あわせてアスフアルトの変質を防止すること
によつて安全で完全な防水性、耐久性にすぐれる
システム防水工法の開発に成功した。
以下本発明のシステム防水工法の構成について
具体的に述べる。
先ず、石油精製工場をアスフアルト基地とし生
産された所定の物性を備えた溶融アスフアルトを
直ちにタンクローリーに供給し施工現場の中間に
設けた中間基地タンクへ供給して備蓄する。
このタンクローリーには熱媒循環加熱装置ある
いは電熱加熱装置を備えたユニツトタンクを搭載
しているが、なおタンクローリーによる輸送中に
溶融アスフアルトの温度が低下するのでこの中間
基地タンクは保温され、さらに電熱により加熱さ
れた熱媒を循環させるパイプを内蔵しあるいは外
側から電熱加熱しており、これによりアスフアル
トを間接的に加熱してアスフアルト基地で生産さ
れた温度まで上昇しこれを保つ、しかして備えら
れた温度計により温度を管理すると共に温度をレ
ギユレーターで自動的にコントロールし、スパー
クに対する防爆装置、自動消火装置を備え火災の
発生を防止する。
そして、施工現場へ適時タンクローリーでこの
溶融アスフアルトを輸送し現場の地上備蓄タンク
へ供給する。このタンクも中間基地タンクと同じ
ような装置を具備しており熱媒の温度を上げるこ
とによつてアスフアルトシート施工に適した温度
にまでその温度を上げ、これを屋上に設けられた
備蓄タンクへポンプアツプする。この備蓄タンク
も保温され前記タンクと同様な装置を備えてい
る。このときのアスフアルトの温度は約150℃前
後であり、この温度は移送中も殆ど変らない。こ
の備蓄タンクからモーター駆動の車輪により移動
可能であり、さらに前記と同様な装置を備えてい
る上に、自動アスフアルト散布装置、転圧ロー
ル、アスフアルトシート架台、アスフアルトタン
クを備えたアスフアルト自動貼着機に供給しアス
フアルトを散布しつつアスフアルトシートを展
開、貼圧、貼着せしめるもので、石油精製工場か
ら施工時点まで溶融状態のまま、しかも殆んど一
定温度であるためアスフアルトが変質せず劣化を
防ぐ。
そして、中間基地は施工対象物の地域的配置に
応じて設置されまた移動することができる。高
温、超高層ビルの場合ポンプアツプが不可能とな
るため前述のような保温、加熱その他同じような
装置を備えたタンクを吊り上げ屋上に設置するこ
とによつて同じようにアスフアルトシートの施工
が可能となる。
「実施例」 次に実施態様の一例を述べる。
軟化点102℃、針入度30の防水工事用ブローン
アスフアルトを使用してALC版下地の屋上防水
施工を示す。
アスフアルト基地を出発するタンクローリー
(アスフアルト容量9t)内のアスフアルト温度は
230℃である。3時間後中間基地備蓄タンク(容
量9t)へ供給し熱媒加熱により温度低下(約10
℃)をおぎない再び230℃に上昇させてこれを保
つ。中間基地より現場地上タンクへタンクローリ
ー(容量2t)で2時間を要して運び供給する。こ
の地上タンクで熱媒温度を上げアスフアルト貼着
施工に適した温度、即ち270℃までアスフアルト
の温度を上げる。ついでこのアスフアルトを通常
使用されている溶融アスフアルト移送用フレキシ
ブルホースとギヤーポンプにより屋上タンク(容
量500Kg)へポンプアツプして温度を270℃に保
つ、屋上タンクよりモーター駆動の可動式アスフ
アルト連続自動貼着機のタンクに約80Kgの溶融ア
スフアルトを供給すると共に3m/m厚で30m巻
きのアスフアルトシートを架台にセツトする、貼
着機の移動方向を定め、タンクバルブをあけて2
m巾に溶融アスフアルトを1Kg/m2の割合で散布
しつつアスフアルトシートを巻き出し後方に移動
しながら転圧ロールで貼着するものである。
「作用」 このように貼着施工することによつて火気を使
用することがないため火災の危険が全くなく、ま
たラツプのジヨイント巾10cmが精度よく確保され
た一層の防水施工を行うことができた。
したがつて、従来の手まきの方法に比べてジヨ
イント部の貼着アスフアルトの厚みが均等であ
り、ジヨイント部に水圧10Kg/cm2をかけても透水
せず水密性の完全なジヨイントの施工が確認され
た。さらにこの自動貼着機から散布される溶融ア
スフアルトは軟化点100〜102℃、針入度30〜32で
ありオールバツク現象が認められず殆んど変質は
認められなかつた。
従来法によると作業員が6〜7人必要であつた
が本発明の方法によるときは2〜3人で充分であ
り施工速度が約3倍であることも判明した。
なお本工法においては先のブローンアスフアル
トの他、ストレートアスフアルト、セミブローン
アスフアルトは勿論のこと熱分解を起し易い変性
アスフアルト、ゴムアスフアルト、さらにこれら
を加工した常温粘着型のアスフアルト、あるいは
エチレン−醋ビ、エチレン−プロピレン、エポキ
シなどの合成樹脂や、エラストマーをブレンドし
たアスフアルトもその変質が阻止され、適正な温
度で溶融物として運搬し同様に施工することがで
きる。
また以上はアスフアルトシートを一層用いて施
工する場合について記載したが、目的、条件に応
じて、さらにアスフアルトシートの材質形状に応
じて積層すること、あるいは粘着型アスフアルト
による合成ゴムを主成分として加工された合成ゴ
ムシート、合成樹脂を主成分として加工された合
成樹脂シート、合成樹脂の延伸、未延伸のフイル
ムシートもしくはゴムアスフアルトシートを施工
することも当然可能である。
「発明の効果」 本発明は、先ず固型アスフアルトの現場での直
火溶融工程を排除することから発し、アスフアル
ト製造工場において製造された溶融アスフアルト
を保温装置ならびに熱媒装置を搭載したタンクロ
ーリーにより中間基地タンクに移送し、この基地
タンクにおいても保温装置や熱媒加熱装置を設け
てアスフアルトの温度を保ち、さらにこの基地よ
り同様の設備を有するタンクローリーにより施工
現場に移送するという最終施工工程にまで一貫し
て供給する供給ネツトワークを形成することによ
つて、従来なし得なかつた最大の難点である溶融
釜使用による火災の発生を完全に防止することに
よつて需要者の要望にこたえ、あわせて直火を使
用しないことによつてアスフアルトの変質を阻止
することにより、よりすぐれた防水性、耐久性を
有する防水層を需要者に供給し、さらに省力化、
生産性を大きく改善し得た効果は多大なものがあ
り産業上利するところはきわめて大であると信ず
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石油精製工場において生産された溶融アスフ
    アルトを保温装置ならびに熱媒装置を搭載したタ
    ンクローリーにより中間基地タンクに移送し、該
    基地タンクにおいても保温装置や熱媒加熱装置を
    設けてアスフアルトの温度を保ち、さらに該基地
    より前記同様保温装置ならびに熱媒装置を搭載し
    たタンクローリーにより施工現場の地上備蓄タン
    クに移送し、該備蓄タンクにおいても保温装置や
    熱媒加熱装置を設け、該備蓄アスフアルトを屋上
    施工現場に移し、連続自動貼着機を使用して、全
    く火気を使用しないでアスフアルトシートを貼着
    することを特徴としたアスフアルトシステム防水
    工法。
JP10689982A 1982-06-23 1982-06-23 アスフアルトシステム防水工法 Granted JPS59459A (ja)

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