JPS6410378B2 - - Google Patents
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- JPS6410378B2 JPS6410378B2 JP58167507A JP16750783A JPS6410378B2 JP S6410378 B2 JPS6410378 B2 JP S6410378B2 JP 58167507 A JP58167507 A JP 58167507A JP 16750783 A JP16750783 A JP 16750783A JP S6410378 B2 JPS6410378 B2 JP S6410378B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
- B60Q1/34—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
- B60Q1/40—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
本発明は、ウインカー、すなわち、方向指示灯
の点灯、消灯を行なわせるための、特に、二輪自
動車などに用いて好適なウインカー制御装置に関
する。 従来、4輪自動車などコーナーを左折走行ある
いは右折走行する場合のハンドルの回転角が大き
い自動車においては、点灯しているウインカーを
自動的に消灯する機能を備えたウインカー制御装
置が設けられている。かかるウインカー制御装置
は、左折あるいは右折する際に、ウインカーの操
作部の手動操作に伴なつてウインカーを点灯さ
せ、ハンドルの復帰力により機械的に動作してウ
インカーを消灯させるものであり、消灯操作の必
要がなくて消灯忘れも防止することができる。 ところが、2輪自動車の場合には、左折あるい
は右折れの場合にはハンドルの回転角は、2輪自
動車の曲る角度に対応して小さく、しかも、ハン
ドルは手動で復帰させるものであるから復帰力も
まちまととなり、4輪自動車のウインカー制御装
置をそのまま利用して自動的に消灯させるように
することはできなかつた。 そこで、従来、2輪自動車のウインカー装置と
しては、ウインカーの点灯、消灯ともに手動操作
によるものであつて、このため、ウインカーの消
し忘れが往々にして生じ、対向車、後続車の運転
を惑わすなど交通安全上好ましくない事態が生ず
ることになる。 かかる問題点を解消するために、車輪の回転速
度を検出する速度センサとハンドルの角度(以
下、ハンドル角という)を検出する角度センサと
を設け、速度センサの出力信号によつて得られる
走行距離と角度センサの出力信号によつて得られ
るハンドル角の変化とでコーナーを通過したこと
を判定し、この判定結果にもとづいてウインカー
を消灯するようにした技術が提案された。コーナ
ーを通過したことの判定は、ハンドルが直進走行
するときの状態になつたときにコーナーを通過し
たとし、また、2輪自動車の場合、直進走行する
といつても、実際に直進するとは限らず、曲りく
ねりながら走行することもあり、コーナー通過
後、このように曲りくねつて走行すると、コーナ
ー走行中と誤認してウインカーを占灯状態に保持
するおそれがあるため、ウインカー点灯後、所定
距離走行したときにコーナー通過終了と判定して
いる。 ところで、先にも述べたように、2輪自動車の
ハンドル角は小さく、それを高精度に検出するこ
とは難かしい。特に、2輪自動車はコーナーを通
過する場合、正しく円弧状の経路に沿つて走行す
るとは限らず、曲りくねつて走行する場合もあつ
て、このために、ハンドル角も変化してコーナー
を通過してしまつたと誤認することになり、ま
た、コーナーの走行経路が半径の大きい円弧状を
なす場合には、直進走行時のハンドル角とそのコ
ーナーを走行しているときのハンドル角との角度
差はわずかであつて、この場合にも、コーナーの
通過を完了したと誤認することになる。 さらに、ハンドルの取りつけには多少のバラツ
キが生ずる。直進走行するようなハンドル角(以
下、静的ハンドル中心角という)を設定して2輪
自動車を走行させる場合、ハンドルに取り付け誤
差があると、2輪自動車は直進することができな
い。そこで、直進させるためには、ハンドルをあ
る角度だけ傾けなければならない。このときのハ
ンドル角を、以下、動的ハンドル中心角という
と、かかる静的ハンドル中心角と動的ハンドル中
心角との角度差はわずかではあるが、2輪自動車
のハンドルの回転角が小さいだけに、ハンドル角
でもつてコーナーの通過判定することに大きく影
響する。すなわち、静的ハンドル中心角と動的ハ
ンドル中心角とが一致しないとき、直進走行時、
ハンドルは一方の方向に切れているが、ハンドル
が切られた方向に折れて走行する場合、ハンドル
角は大きいが、逆の方向に折れて走行する場合に
は、ハンドル角は両ハンドル中心角の角度差だけ
小さくなり、ハンドルの動的ハンドル中心角への
わずかな戻りに対してコーナー通過終了と誤認し
てしまうことになる。 以上のように、従来のウインカー制御装置は、
ウインカーの消し忘れは防止することができて
も、コーナー通過の途中でウインカーを消灯させ
るなどウインカーの消灯を不当に早めることもあ
り、ウインカーの消し忘れの場合と同様の好まし
くない事態を生ずることになる。 本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除きコ
ーナー通過中のウインカーの消灯を防止し、コー
ナー通過後確実にウインカーを消灯することがで
きるようにしたウインカー制御装置を提供するに
ある。 この目的を達成するために、本発明は、直進走
行中ハンドル角を検出して動的ハンドル中心角を
設定し、コーナー通過時における該ウインカーを
点灯せしめ、前記動的ハンドル中心角と瞬時の前
記ハンドル角との角度差を積算して得られる積算
値と閾値との比較によつてコーナー通過終了を判
定し、該判定にもとづいて前記ウインカーを消灯
させるとともに、ウインカーを点灯、消灯状態を
常時チエツクするようにした点に特徴がある。 以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。 第1図は本発明によるウインカー制御装置の一
実施例を示すブロツク図であつて、1はウインカ
ースイツチ、2はクリアスイツチ、3は速度セン
サ、4は角度センサ、5は処理装置、6はウイン
カーである。 同図において、ウインカースイツチ1はウイン
カー6を点灯させるためのスイツチであり、クリ
アスイツチ2は点灯しているウインカー6を手動
で消灯することができるようにしたスイツチであ
る。速度センサ3は車輪の回転速度に応じた周波
数の距離パルスbを発生し、角度センサ4はハン
ドルの切れ角、すなわち、ハンドル角を検出し、
このハンドル角を表わす角度信号aを発生する。 処理装置5は、たとえば、マイクロコンピユー
タなどからなり、ウインカースイツチ1がセツト
されていることを検知することによつてウインカ
ー6を点灯させ、また、クリアスイツチ2がセツ
トされていることを検知することによつて点灯し
ているウインカー6を消灯させる。さらに、処理
装置5は、速度センサ3から距離パルスbを読み
取り、角度センサ4から角度信号aを読み取るこ
とにより、次のような動作を行なう。すなわち、 (1) 二輪自動車が走行しているか否かの判定。 (2) 動的ハンドル中心角の設定。 (3) 二輪自動車がコーナーを通過終了したか否か
の判定。 (4) 二輪自動車がコーナーを通過終了した後のウ
インカーの消灯。 (5) ウインカースイツチおよびクリアスイツチの
常時チエツク。 次に、この実施例の動作を、第2図に示すフロ
ーチヤートを用い、具体的に数値を定めて説明す
る。なお、第2図に用いた記号は次の表(1)に示す
データを表わしている。
の点灯、消灯を行なわせるための、特に、二輪自
動車などに用いて好適なウインカー制御装置に関
する。 従来、4輪自動車などコーナーを左折走行ある
いは右折走行する場合のハンドルの回転角が大き
い自動車においては、点灯しているウインカーを
自動的に消灯する機能を備えたウインカー制御装
置が設けられている。かかるウインカー制御装置
は、左折あるいは右折する際に、ウインカーの操
作部の手動操作に伴なつてウインカーを点灯さ
せ、ハンドルの復帰力により機械的に動作してウ
インカーを消灯させるものであり、消灯操作の必
要がなくて消灯忘れも防止することができる。 ところが、2輪自動車の場合には、左折あるい
は右折れの場合にはハンドルの回転角は、2輪自
動車の曲る角度に対応して小さく、しかも、ハン
ドルは手動で復帰させるものであるから復帰力も
まちまととなり、4輪自動車のウインカー制御装
置をそのまま利用して自動的に消灯させるように
することはできなかつた。 そこで、従来、2輪自動車のウインカー装置と
しては、ウインカーの点灯、消灯ともに手動操作
によるものであつて、このため、ウインカーの消
し忘れが往々にして生じ、対向車、後続車の運転
を惑わすなど交通安全上好ましくない事態が生ず
ることになる。 かかる問題点を解消するために、車輪の回転速
度を検出する速度センサとハンドルの角度(以
下、ハンドル角という)を検出する角度センサと
を設け、速度センサの出力信号によつて得られる
走行距離と角度センサの出力信号によつて得られ
るハンドル角の変化とでコーナーを通過したこと
を判定し、この判定結果にもとづいてウインカー
を消灯するようにした技術が提案された。コーナ
ーを通過したことの判定は、ハンドルが直進走行
するときの状態になつたときにコーナーを通過し
たとし、また、2輪自動車の場合、直進走行する
といつても、実際に直進するとは限らず、曲りく
ねりながら走行することもあり、コーナー通過
後、このように曲りくねつて走行すると、コーナ
ー走行中と誤認してウインカーを占灯状態に保持
するおそれがあるため、ウインカー点灯後、所定
距離走行したときにコーナー通過終了と判定して
いる。 ところで、先にも述べたように、2輪自動車の
ハンドル角は小さく、それを高精度に検出するこ
とは難かしい。特に、2輪自動車はコーナーを通
過する場合、正しく円弧状の経路に沿つて走行す
るとは限らず、曲りくねつて走行する場合もあつ
て、このために、ハンドル角も変化してコーナー
を通過してしまつたと誤認することになり、ま
た、コーナーの走行経路が半径の大きい円弧状を
なす場合には、直進走行時のハンドル角とそのコ
ーナーを走行しているときのハンドル角との角度
差はわずかであつて、この場合にも、コーナーの
通過を完了したと誤認することになる。 さらに、ハンドルの取りつけには多少のバラツ
キが生ずる。直進走行するようなハンドル角(以
下、静的ハンドル中心角という)を設定して2輪
自動車を走行させる場合、ハンドルに取り付け誤
差があると、2輪自動車は直進することができな
い。そこで、直進させるためには、ハンドルをあ
る角度だけ傾けなければならない。このときのハ
ンドル角を、以下、動的ハンドル中心角という
と、かかる静的ハンドル中心角と動的ハンドル中
心角との角度差はわずかではあるが、2輪自動車
のハンドルの回転角が小さいだけに、ハンドル角
でもつてコーナーの通過判定することに大きく影
響する。すなわち、静的ハンドル中心角と動的ハ
ンドル中心角とが一致しないとき、直進走行時、
ハンドルは一方の方向に切れているが、ハンドル
が切られた方向に折れて走行する場合、ハンドル
角は大きいが、逆の方向に折れて走行する場合に
は、ハンドル角は両ハンドル中心角の角度差だけ
小さくなり、ハンドルの動的ハンドル中心角への
わずかな戻りに対してコーナー通過終了と誤認し
てしまうことになる。 以上のように、従来のウインカー制御装置は、
ウインカーの消し忘れは防止することができて
も、コーナー通過の途中でウインカーを消灯させ
るなどウインカーの消灯を不当に早めることもあ
り、ウインカーの消し忘れの場合と同様の好まし
くない事態を生ずることになる。 本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除きコ
ーナー通過中のウインカーの消灯を防止し、コー
ナー通過後確実にウインカーを消灯することがで
きるようにしたウインカー制御装置を提供するに
ある。 この目的を達成するために、本発明は、直進走
行中ハンドル角を検出して動的ハンドル中心角を
設定し、コーナー通過時における該ウインカーを
点灯せしめ、前記動的ハンドル中心角と瞬時の前
記ハンドル角との角度差を積算して得られる積算
値と閾値との比較によつてコーナー通過終了を判
定し、該判定にもとづいて前記ウインカーを消灯
させるとともに、ウインカーを点灯、消灯状態を
常時チエツクするようにした点に特徴がある。 以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。 第1図は本発明によるウインカー制御装置の一
実施例を示すブロツク図であつて、1はウインカ
ースイツチ、2はクリアスイツチ、3は速度セン
サ、4は角度センサ、5は処理装置、6はウイン
カーである。 同図において、ウインカースイツチ1はウイン
カー6を点灯させるためのスイツチであり、クリ
アスイツチ2は点灯しているウインカー6を手動
で消灯することができるようにしたスイツチであ
る。速度センサ3は車輪の回転速度に応じた周波
数の距離パルスbを発生し、角度センサ4はハン
ドルの切れ角、すなわち、ハンドル角を検出し、
このハンドル角を表わす角度信号aを発生する。 処理装置5は、たとえば、マイクロコンピユー
タなどからなり、ウインカースイツチ1がセツト
されていることを検知することによつてウインカ
ー6を点灯させ、また、クリアスイツチ2がセツ
トされていることを検知することによつて点灯し
ているウインカー6を消灯させる。さらに、処理
装置5は、速度センサ3から距離パルスbを読み
取り、角度センサ4から角度信号aを読み取るこ
とにより、次のような動作を行なう。すなわち、 (1) 二輪自動車が走行しているか否かの判定。 (2) 動的ハンドル中心角の設定。 (3) 二輪自動車がコーナーを通過終了したか否か
の判定。 (4) 二輪自動車がコーナーを通過終了した後のウ
インカーの消灯。 (5) ウインカースイツチおよびクリアスイツチの
常時チエツク。 次に、この実施例の動作を、第2図に示すフロ
ーチヤートを用い、具体的に数値を定めて説明す
る。なお、第2図に用いた記号は次の表(1)に示す
データを表わしている。
【表】
処理過程15は、所定の距離走行する間、継続
して所定の範囲内にハンドル角Aがある場合、こ
のハンドル角Aを動的ハンドル中心角Fとするも
のである。 ここで、処理過程15を説明する前に、動的ハ
ンドル中心角Fの設定過程を、第3図によつて模
式的に説明する。 第3図において、いま、二輪自動車の走行開始
から1m走行する毎にハンドル角を測定した結果、
折線で示すように、ハンドル角Aが得られたとす
る。走行開始時には、ハンドル角Aは静的ハンド
ル中心角(値128)に等しく、この静的ハンドル
中心角にα(図示では値2)を加えた角度をフラ
ツキ上限角Bと設定し、同じくαを差し引いた角
度をフラツキ下限角Cと設定して C(=126)≦A≦B(=130) を満足する走行距離をみると、6m走行する間、
ハンドル角Aは上記の範囲内にある。 7m走行すると、ハンドル角Aは値132となり、
上記の範囲を逸脱することになる。そこで、この
ハンドル角A(=132)から B=A+α(=134),C=A−α(=130)の演
算を行なつて新たなフラツキ上限角B、フラツキ
下限角Cを設定する。 しかし、9m走行すると、ハンドル角Aは12
9となつて新たに設定されたフラツキ下限角Cよ
りも小さくなるから、さらに、このハンドル角A
(=129)から B=A+α(=131),C=A−α(=127) のフラツキ上限角B,フラツキ下限角Cを設定す
る。このように設定されたフラツキ上限角B,フ
ラツキ下限角Cに対し、 C(=127)≦A≦B(=131) を満足するのは、9m走行してから22m走行する
までの13m走行期間である。 このようにして、設定されたフラツキ上限角
B,フラツキ下限角Cによつて決まる範囲にハン
ドル角Aが存在するか否かを判定し、ハンドル角
Aが設定された範囲から逸脱する毎に新たにフラ
ツキ上限角Bとフラツキ下限角Cとを設定してい
く。そして、これとともに、フラツキ上限角Bと
フラツキ下限角Cを設定する毎に、これらによつ
て決まる範囲にハンドル角が存在する実際の走行
距離を測定していく。 かかるフラツキ上限角B,フツキ上限角Cの設
定と走行距離の測定により、動的ハンドル中心角
Fが決定される。この動的ハンドル中心角Fの決
定は、設定されたフラツキ上限角Bとフラツキ下
限角Cで決まる範囲にハンドル角Aが存在する走
行距離Dが、予じめ決められた基準値以上か否か
の判定によつてなされ、その基準値に等しい走行
距離Dのときのハンドル角Aを動的ハンドル中心
角Fとする。 たとえば、この基準値を10mとすると、第3図
において、走行開始から9m走行したとき、上述
のように、フラツキ上限角Bは値131、フラツキ
下限角Cは値127と設定されるが、走行開始から
22m走行するまでハンドル角Aは、 127(=C)≦A≦131(=B) を満足しており、これを満足する実際の走行距離
は13mである。したがつて、これを満足して10m
走行したときの、すなわち、走行開始してから
19m走行したときのハンドル角A(=129)を動的
ハンドル中心角Fとするのである。この動的ハン
ドル中心角F(=129)は以後固定される。 なお、かかる動的ハンドル中心角Fが決まるま
では、角度センサ4によつて順次検出されるハン
ドル角Aが仮に動的ハンドル中心角(以下、仮の
動的ハンドル中心角という。これに対し、動的ハ
ンドル中心角Fとする場合には、上記の固定され
る動的ハンドル中心角である)とされる。これ
は、ウインカーの点灯が行なわれた場合、後述の
ように、動的ハンドル中心角Fと瞬時のハンドル
角Aとからコーナーの通過終了を判定するもので
あるから、動的ハンドル中心角Fが決定されるま
では、仮の動的ハンドル中心角でもつて上記判定
を行なうことができるようにするためである。 第2図における処理過程15は以上の動作を行な
うものである。 まず、処理11によつて読み込まれたハンドル角
11は、 C≦A≦B の判定処理151がなされる。スタート時において
は、ハンドル角A=128、フラツキ上限角B=フ
ラツキ下限角C=0(処理7による)であるから、
上記の条件は満足せず、処理156から処理1515に
よつてフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cの設
定および仮の動的ハンドル中心角の設定がされ
る。 まず、読み込まれたハンドル角Aに値αを加え
てフラツキ上限角Bを設定し(処理156),Bが値
255を越えるか否かの判定を行なう(判定157)。
これは、ハンドル角Aが零(すなわち、0゜)から
値255(すなわち50゜)までを有効範囲としており、
フラツキ上限角Bが値255を越えると、値255に設
定する(処理158)。 次に、ハンドル角Aから値αを差し引いてフラ
ツキ下限角Cを算出し(処理159),C<0のとき
にはC=0と設定する(処理1510,判定1511)。
このようにして、フラツキ上限角B、フラツキ下
限角Cが設定される。 次に、走行距離Dと初期設定値Eとが比較され
る(判定1512)。走行距離Dは処理11においてハ
ンドル角Aが読み込まれる数でもつて表わされ、
また、ハンドル角Aは距離パルスaの2パルス周
期で読み込まれる。したがつて、走行距離Dの値
は、距離パルスaの1つおきのパルス数となる。
なお、走行距離Dは、フラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cが設定されてから測定され、スタート
時においては、処理7によつて値零である。 判定1512から処理1515までは、仮の動的ハンド
ル中心角を最良とみなされる値に設定するための
ものであつて、動的ハンドル中心角Fが決定する
までは、フラツキ上限角Bとフラツキ下限角Cと
が設定されて走行する距離が、それ以前にこれら
が設定されて走行した距離よりも長いときに、新
たな仮の動的ハンドル中心角を最良のものとし、
これまで設定されていた仮の動的ハンドル中心角
に代えて用いるようにするものである。したがつ
て、第3図においては、スタートから6m走行す
るまでは、仮の動的ハンドル中心角は値128であ
り、次の2mの走行期間は新たにフラツキ上限角
B、フラツキ下限角Cが設定されるが、6mの走
行距離よりも短かいために仮の動的ハンドル角は
修正されず、結局、スタートから19m走行して動
的ハンドル中心角Fが設定されるまで、最初に設
定された仮の動的ハンドル中心角(=128)が最
良のものとしてそのまま用いられる。 第2図に戻つて、走行距離の初期設定値Eは、
動的ハンドル中心角Fが決定するまでの同じフラ
ツキ上限角B、フラツキ下限角Cに対する走行距
離のより大きな値を表わすものであり、判定1512
は最良とみなされる動的ハンドル中心角の判定を
行なうものである。この点については、以下の逐
次の説明から明らかになる。 ところで、スタート時においては、処理7によ
つて初期値Eは値2、走行距離Dは零と設定され
ており、このために、処理1515によつて走行距離
Dは再び零に、また、サンプルハンドル角Kは読
み込まれたハンドル角Aの値に設定される。 以上のようにして、スタート時において、フラ
ツキ上限角B(第3図の場合、値130)とフラツキ
下限角C(第3図の場合、値126)が設定される
と、再び走行チエツク処理9を行ない、走行して
いることが判定されると(判定10)、距離パルス
bの2パルス目でハンドル角Aの読み込みを行い
(処理11)、ウインカースイツチ1やクリアスイツ
チ2がセツト操作されなかつた場合、上記の設定
されたフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cでも
つてハンドル角Aの判定151を行なう。 なお、以上の説明から明らかなように、第3図
においては、1m走行する間に速度センサ3は2
つのパルスを発生したことになる。 そこで、判定151が「yes」であつたとすると、
走行距離Dに値1を加え(処理152)、走行距離D
の値が255を越えたか否かの判定を行なう(判定
153)。この場合、値255は、車輪が255×2/4回
転した距離に相当し、約90m走行したに相当する
ものである。これは、第3図で説明した動的ハン
ドル中心角Fを決定するための10mの基準値に対
応するものであつて、第3図では説明を簡便にす
るために基準値を10mとしたが、この実施例で
は、この基準値を約90mに相当する値255とした。 走行距離Dが値255を越えないときには、走行
チエツク処理9から判定153までを過程を繰り返
し実行し、その度に走行距離Dは値1づつ加算さ
れる。 そして、設定されたフラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cが変わらずに判定151が常に「yes」で
あつて、走行距離Dが値255を越えると(判定
153)、約90mを走行してもハンドル角Aに設定さ
れたフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cによる
範囲から逸脱することがなくて、二輪自動車はそ
の間直進走行していたものとみなし、動的ハンド
ル中心角設定完了フラグTを“1”に設定すると
ともに走行距離Dが値255を越えたときの読み込
みハンドル角Aを動的ハンドル中心角Fとする
(処理155)。 このようにして動的ハンドル中心角Fが設定さ
れ、それ以降は電源が投入されている限り、この
動的ハンドル中心角Fが用いられ、二輪自動車が
停止しない限り、また、ウインカースイツチ1や
クリアスイツチ2がセツト操作されない限り、T
=“1”であることから、走行チエツク処理9と
判定14との間の処理が繰り返えされる。 一方、走行距離Dが値255を越えないうちに、
ハンドル角Aがフラツキ上限角B、フラツキ下限
角Cによる範囲から逸脱したときは、判定151の
後、処理156から処理1515までが実行される。先
に述べたように、ハンドル角Aから新たなフラツ
キ上限角Bとフラツキ上限角Cとが設定され、ま
た、走行距離Dが走行距離の初期値E以上のとき
には(判定1512)、サンプリングハンドル角Kが
仮の動的ハンドル中心角と設定される(処理
1513)。このサンプリングハンドル角Kは、この
度の新たに設定されたフラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cの直前まで使用されていたフラツキ上
限角B、フラツキ下限角Cを設定したときのハン
ドル角Aであり、このハンドル角Aが仮の動的ハ
ンドル中心角として用いられる。 そして、初期値Eを判定152で用いた走行距離
Dの値に設定し(処理1514)、次に、走行距離D
を零に設定するとともに、読み込まれたハンドル
角Aをサンプルハンドル角Kとして保持する。 これらフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cを
用いて走行チエツク処理9から判定153までを繰
り返し実行し、走行距離Dが値255を越える前に
判定151が「no」となると処理156に進み、走行距
離Dが値255を越えると、先に述べたように、動
的ハンドル中心角Fが設定される(処理155)。 ここで、第4図により、以上の仮の動的ハンド
ル中心角の設定について、さらに模式的に説明す
る。 第4図において、距離7,8,10,17にお
いて、夫々フラツキ上限角B、フラツキ下限角C
が設定されるように、ハンドル角Aが測定される
ものとする。 距離l=0のときには、仮の動的ハンドル中心
角は静的ハンドル中心角(=128)に設定される
(第2図の処理7)。距離l=1のときにハンドル
角Aが読み込まれると、フラツキ上限角Bは値
131に、フラツキ下限角Cは値127に設定される
(処理156〜判定1510)。さらに、サンプリングハ
ンドル角Kが読み込まれたハンドル角Aの値129
に設定される。 距離l=7になり、走行距離D=6になると、
ハンドル角Aは値132となり、フラツキ上限角B
は値134に、フラツキ下限角Cは値130に設定され
る。このとき、初期値E=2であるから、D>E
であり(判定1512)、仮の動的ハンドル中心角が
先のサンプリングハンドル角Kの値129に設定さ
れる(処理1513)。すなわち、距離l=1におけ
るハンドル角A(=129)が、距離l=7におい
て、仮の動的ハンドル中心角として設定される。
また、初期値Eは走行距離Dの値6になる(処理
1514)。 距離l=8となると、ハンドル角Aは値128と
なり、距離l=7で設定された範囲を逸脱するの
で、フラツキ上限角Bは値130、フラツキ下限角
Cは値126に設定されるが、走行距離Dは値零で
あつて、D<Eであるから、仮の動的ハンドル中
心角は上記の値129にそのまま維持される。 距離l=10においても同様に仮の動的ハンドル
中心角はそのまま値129に維持されるが、サンプ
リングハンドル角Kは距離l=10のときに読み込
まれるハンドル角Aの値125となる。 距離l=18においては、距離l=10からl=17
までの走行距離Dが値7となるので、D>E(=
6)となり、仮の動的ハンドル中心角は距離l=
10のときに設定されたハンドル角A(すなわち、
サンプリングハンドル角K)の値125となる。 このようにして、走行距離Dがより大きいサン
プリングハンドル角K(すなわち、その走行距離
の開始点における読み込みハンドル角A)が仮の
動的ハンドル中心角となる。 〔コーナー通過終了の判定とウインカーの自動消
灯〕 二輪自動車がコーナーにさしかかると、ウイン
カースイツチ1(第1図)をセツト操作する。こ
のセツト操作は、走行チエツク処理9において検
出され、ウインカー6(第1図)を点灯させると
ともに、ウインカーセツトフラグSを“1”にす
る。 判定12はウインカースイツチ1がセツトされて
いると判定し、判定160で車種の判別を行なう。
スクータおよび国内で用いられる大型二輪車の場
合には直接、国外で用いられる大型二輪自動車の
場合には車線変更の判定を行なつた(処理過程
16)後、処理過程17によつてコーナーを通過した
か否かの判定を行ない、処理過程18でコーナー通
過後のウインカー6の自動消灯を行なう。 まず、処理11で読み込まれたハンドル角Aと処
理過程15で設定された動的ハンドル中心角Fある
いは仮の動的ハンドル中心角から角度差Gを算出
し(処理171)、処理8で夫々設定されたハンドル
角不感帯幅(直進走行時のハンドル角Aの範囲)
Mに入るか否かを判定する(判定172)。角度差G
がハンドル不感帯幅Mより大きいときには、コー
ナーを通過中として処理173を行なう。この処理
173は、コーナー通過中の角度差Gの積算値を求
めるものであつて、この積算値Hがコーナリング
判定基準値Iを越えると、コーナーを通過終了し
たと判定してコーナリングフラグJを“1”とす
る。ここで、コーナリング判定基準値Iは処理8
で設定されており、コーナーを通過終了するまで
に積算される角度差Gの積算値の最低の値であ
る。 積算値Hがコーナリング判定基準値Iを越える
まで、走行チエツク処理9から判定12、処理171
を経て判定174までが繰り返し実行され、積算値
Hがコーナリング判定基準値Iを越えると、コー
ナーを通過したとしてコーナリングフラグJは
“1”と設定される。 そして、再び、走行チエツク処理9から判定12
を経て処理171が実行され、判定172において、角
度差Gがハンドル角不感帯幅Mよりも小さいとき
に、積算値Hを零とし(処理181)、コーナリング
フラグJは“1”であるから、ウインカー6(第
1図)を消灯させ、ウインカースイツチフラグS
とクリアスイツチフラグRとを“0”とする。 これにより、ウインカースイツチ1とクリアス
イツチ2とは初期状態となる。これにより、その
後の直進走行中では、走行チエツク処理9から判
定処理14までの走行中であるか否か、ウインカー
スイツチ1がセツト操作されたか否かなどの最少
限度必要な処理動作が繰り返えされる。 積算値Hがコーナリング判定基準値I以下のと
き、角度差Gがハンドル角不感帯幅Mよりも小さ
くなると、積算値Hは零に設定され(処理81),
コーナリングフラグJは“0”であるから(判定
182)、ウインカー6を消灯せずに、再び走行チエ
ツク処理9から繰り返す。この場合、積算値Hを
零にするのは、コーナー通過中曲りくねつて走行
するような場合、ウインカーの指示とは反対方向
にハンドルを切り、次には、ウインカーの指示方
向にハンドルをより大きく切るであろうから、角
度差Gは異常に大きくなり、このために、積算値
Hがまたたく間に大きくなつてコーナーを通過し
ないうちに積算値Hがコーナリング判定基準値I
を越えるようなことも生じ、これを防止してウイ
ンカー6が早めに消灯しないようにするためであ
る。 なお、クリアスイツチ2(第1図)を手動でセ
ツト操作すると、走行チエツク処理9でこれを検
知し、クリアスイツチセツトフラグRを“1”に
する。これは判定13で判定され、直接処理183で
ウインカー6の消灯が実行される。 〔車線変更の判定〕 車線変更する場合、国内においては、法規上ウ
インカーを自動的に消灯させることはできず、手
動で消灯させなければならない。これに対し、外
国の特定国においては、法規上の規制はなく、ウ
インカーを自動的に消灯させることができる。か
かる車線変更の判定を処理過程16、処理過程17に
よつて行なう。 車線変更する場合、コーナーを通過する場合と
同様に、処理過程17でもつて車線変更の終了の判
定を行なえればよいが、車線変更の場合、コーナ
ー通過時よりもハンドルの切れ角は小さく、か
つ、ハンドルを切る期間は短かい。したがつて、
処理過程17において、積算値Hはコーナリング判
定基準値Iを越えることはない。 そこで、処理過程16を設け、ウインカー6の点
灯後、所定時間経過後あるいは所定距離走行後積
算値Hがコーナリング判定基準値Iを越えないと
きには、車線変更が終了したとしてウインカー6
を消灯させる。これら所定時間、所定距離は少な
くとも、コーナーを通過するに要する時間、距離
以上に設定する。これによつて、車線変更後のウ
インカー6の消し忘れを防止する。 さて、国外で用いられる二輪自動車の場合、処
理8で車種識別フラグYを“1”に設定したこと
により、ウインカースイツチ1のセツト操作後、
判定160によつてこの二輪自動車であることが判
定される。 先にも述べたように、走行チエツク処理9にお
いては、走行速度の測定が行なわれれるが、これ
は速度センサ3からの距離パルスbの1周期の時
間幅がクロツクのカウント値で表わされ、このカ
ウント値IXが走行速度に対応している。 このカウント値IXから距離パルスb(第1図)
の1周期の時間長Uが得られ(処理161),走行速
度が算出される。走行速度が50Km/時以上のとき
には(判定162)、ウインカー6の点灯後の距離パ
ルスbの1周期の時間長Uが積算されて走行時間
Nを検出し(処理163)、この走行時間Nが6秒以
上か否かの判定を行なう(判定164)。走行時間N
が6秒未満のときには、処理過程17で先に述べた
処理を行なう。そして、処理過程16,17に関して
以上の処理が実行され、積算値Hがコーナリング
判定基準値Iを越えないうちに走行時間Nが6秒
経過すると、処理過程18の処理183,184が実行さ
れてウインカー6は消灯する。これは、車線変更
後のウインカー6の消灯である。これに対して、
走行時間Nが6秒経過する前に、先に述べたよう
に、処理過程17で積算値Hがコーナリング判定
基準値を越えたと判定されると(判定174)、処
理過程18が実行され、ウインカー6が消灯される
(処理83)。これは、コーナー通過後のウインカー
6の消灯である。 次に、走行速度が50Km/時未満の場合には、ハ
ンドル角Aの読み込み(処理11)毎に、処理過程
16において、ウインカースイツチ1のセツト操作
后距離データPが値1づつ加算されて走行距離が
測定され(処理165)、この走行距離が120m以上
か否かの判定がなされる(判定166)。 120m以上走行しないうちは処理過程17も実
行されて角度差Gの積算が行なわれる(処理
173)。それで、積算値Hがコーナリング判定基準
値Iを越えないうちに、120m以上走行すると、
これを判定して(判定166)処理過程18が実行さ
れ、ウインカー6を消灯される(処理183)。これ
は、車線変更後のウインカー6の消灯である。こ
れに対して、ウインカースイツチ1のセツト操作
後120m走行しないうちに、積算値Hがコーナリ
ング判定基準値Iを越えると、処理過程18が実行
されてウインカー6を消灯させる(処理183)。こ
れは、コーナー通過後のウインカー6の消灯であ
る。 以上のようにして、スタート後の直進走行にお
いて動的ハンドル中心角の設定がなされ、コーナ
ー通過あるいは車線変更終了後においては、手動
によつてクリアスイツチ2をセツトし、ウインカ
ー6を消灯させなくとも、判定12によつてウイン
カー6が消灯されていないことが判定され、ウイ
ンカー6の自動消灯が行なわれる。 なお、一旦、動的ハンドル中心角Fが設定され
ると、電源を切らない限りこの動的ハンドル中心
角Fが固定され、直進走行中、走行チエツク処理
9から判定14までの間を繰り返し実行され、ウイ
ンカースイツチ1の状態変化を常時チエツクする
ようにしている。また、二輪自動車が停止してい
るときには、走行チエツク処理9と判定10のみが
繰り返し実行され、走行開始を常時監視するよう
にしている。 次に、第5図により、第2図の走行チエツク処
理9をさらに詳しく説明する。 処理8(第2図)による車種毎のフラグおよび
データの設定がなされると、第5図に示す走行チ
エツク処理が実行される。 まず、距離パルス検出フラグVが“0”に設定
され(処理19)、カウント値IXが零となる(処理
20)。次いで、距離パルスb(第1図)の読み込み
が行なわれ(処理21)、そのレベルの判定がなさ
れる(判定22)。距離パルスbのレベルが高レベ
ル(以下、“H”で表わす)のときには、判定23
以降が実行され、低レベル(以下、“L”で表わ
す)のときには、判定37以降が実行される。 判定22で“H”)と判定されると、ウインカー
スイツチ1(第1図)のセツト操作が行なわれた
か否かの判定が行なわれ(判定23)、セツト操作
がなされたとすると、ウインカー6(第1図)を
点灯される(処理24)とともに、ウインカースイ
ツチセツトフラグSを“1”にしてコーナリング
フラグJ,クリアスイツチセツトフラグRを夫々
“0”にし、また、積算値H,時間長N,走行距
離Pを零にする(処理25)。そして、クリアスイ
ツチ2(第1図)のセツト操作が行なわれたか否
かの判定も行なわれ(判定26)、セツト操作がな
されたとすると、ウインカー6を消灯させ(処理
27)、クリアスイツチセツトフラグRを“1”に
してコーナリングフラグJ,ウインカースイツチ
セツトフラグSを夫々“0”にし、積算値H、時
間長N、走行距離Pを零にする。 次に、再び距離パルスbを読み込み(処理29)、
そのレベルの判定を行なう(判定30)。この判定
によつても距離パルスbのレベルが“H”のとき
には、カウンタ値IXに値1を加算(処理31)す
る。このカウンタ値IXは距離パルスbの読み込
み周期の整数倍であつて、この読み込み周期は距
離パルスbの読み込みのためのクロツクパルスの
周期に等しい。したがつて、カウンタ値IXは時
間長を表わしている。そこで、カウント値IXの
判定が行なわれ(判定32)、カウント値IXによる
時間長が5.2秒未満のときは、距離パルスbのレ
ベルが“H”である限り、判定23から判定32まで
の処理が繰り返えされ、カウンタ値IXによる時
間長が5.2秒以上になると、二輪自動車は停止し
ているとして走行停止フラグXが“0”に設定さ
れる(処理33)。 同様にして、判定22において、読み込まれた距
離パルスbのレベルが“L”と判定され、以降距
離パルスbのレベルが“L”であるとき、ウイン
カースイツチ1のセツト操作の判定37、クリアス
イツチ2のセツト操作の判定40、距離パルスb
の読み込み処理43、距離パルスbのレベルの判
定44、カウント値IXの積算処理45、カウント
値IXによる時間長と5.2秒との比較判定46の一
連の処理過程が繰り返えされ、カウント値IXに
よる時間長が5.2秒以上になると、二輪自動車は
停止しているとして、走行停止フラグXが“0”
に設定される(処理33)。 以上が、二輪自動車の停止判定であるが、要す
るに、二輪自動車が停止しているときには、速度
センサ3(第1図)はパルスを発生せず、その出
力信号は“H”か“L”かの一定レベルであるか
ら、この出力信号のレベルが一定期間、すなわ
ち、5.2秒以上一定であるときに、二輪自動車は
停止していると判定するものである。この場合、
距離パルスbを読み込むためのクロツクパルスの
周期は、二輪自動車の最高走行速度時の距離パル
スの周期よりも充分に短かく設定する。また、
5.2秒は、二輪自動車の最低走行速度時の距離パ
ルスbの周期よりも充分長い。 次に、二輪自動車が走行していることを判定す
る場合について、第6図A,Bの模式図をも用い
て説明する。 いま、第6図Aに示すような距離パルスbが速
度センサ3から発生されているものとする。な
お、第6図において、矢印は距離パルスbの読み
込みタイミングを表わしている。 それで、距離パルスbが“H”となつている時
刻t0に、処理21で距離パルスbの読み込みを行な
つたとすると、先に述べたように、距離パルスb
が“H”を継続している限り、カウント値IXは
距離パルスbを読み込む(処理29)毎に値1づつ
増加する。 そして、カウント値IXによる時間長が5.2秒以
上となる前に、距離パルスbのレベルは“H”か
ら“L”に変わり、このレベル変化後の最初の距
離パルスbの読み込み(処理29)の時刻がt1とす
ると、時刻t1において、距離パルスbのレベルは
“L”と判定されて(判定30)距離パルス検出フ
ラグVが“1”か否かの判定がなされる(判定
34)。このとき、処理19によつてV=“0”と設定
されたままであるから、距離パルス検出フラグV
は“1”に設定され(処理36)、これとともに、
これまでのカウント値IXはキヤンセルされて零
となる。なお、このキヤンセルされるカウント値
IXは、いうまでもなく、時刻t0から時刻t1までの
距離パルスbの読み込み回数である。 次に、再び、距離パルスbの読み込みが行なわ
れ(処理21)、このレベルの判定が行なわれる
(判定22)。このとき、距離パルスbのレベルは
“L”であるから、以降このレベルが、“L”であ
る限り、先に述べたように、判定37から判定46ま
での一連の処理過程が繰り返し実行され、距離パ
ルスbの読み込みが行なわれる(処理43)毎にカ
ウント値IXは値1づつ加算されて距離パルスb
の読み込み回数がカウントされる。 カウント値IXによる時間長が5.2秒以上となる
前に、距離パルスbはレベルが“L”から“H”
に反転するが、時刻t2でこのレベル反転後の最初
の距離パルスbの読み込みを行なう(処理43)を
行なうと、このときのレベルは当然“H”と判定
され(判定44)、先に、処理36で距離パルス検出
フラグVが“1”に設定されているから、V=
“1”と判定されて(判定47)判定23の実行に移
る。 なお、このとき、カウント値IXは時刻t1から時
刻t2までの距離パルスbの読み込み回数を表わし
ており、読み込み周期はクロツクパルスの周期で
決まつているから、距離パルスbのレベルが
“L”である期間の時間長をも表わしている。 次に、時刻t2から距離パルスbが“H”である
限り、判定23から判定32までの一連の処理過程が
繰り返され、距離パルスbが読み込まれる(処理
29)毎にカウント値IXは値1づつ加算される。 カウント値IXによる時間長が5.2秒以上となる
前に、距離パルスbのレベルが“H”から“L”
に反転すると、その直後(時刻t3)に読み込まれ
た(処理29)距離パルスbのレベルは“L”と判
定され(判定30)、距離パルス検出フラグVは
“1”であるから(判定34)、走行停止フラグXは
“1”に設定される(処理35)。 このときのカウント値IXは、時刻t1から時刻t3
までの距離パルスbの読み込み回数を表わし、し
たがつて、カウント値IXによる時間長は、距離
パルスbの1周期の時間長を表わしている。 以上のようにして、二輪自動車が走行している
ことが判定され、以下、第2図の処理10以降の処
理過程が実行される。 第6図Bに示すように、走行チエツク処理実行
開始後、処理21における最初の読み込み時(時刻
t0′)の距離パルスbのレベルが“L”である場
合も同様であるが、ただ、距離パルスbの最初の
“L”期間(時刻t0′からレベル反転時刻までの期
間)は、判定37から判定46までの一連の処理過程
が繰り返し実行され、次の“H”期間は、前のカ
ウント値IXがキヤンセルされ、判定23から判定
32までの一連の処理過程が繰り返し実行される。
さらに、次の“L”期間、前のカウント値IXが
キヤンセルされ、再び判定37から判定46までの一
連の処理過程が繰り返えされ、次の“H”期間、
再び判定23から判定32までの一連の処理過程が繰
り返えされるとともに、カウント値IXが前の値
に1づつ加算される。 したがつて、時刻t0′後、距離パルスbの4回
目のレベル反転(時刻t4′)で走行中であること
が判定され(判定34)、走行停止フラグXが“1”
に設定される。このときのカウント値IXは、時
刻t2′から時刻t4′までの距離パルスbが“H”か
ら“L”に反転する2つのレベル反転期間の距離
パルスbの読み込み回数を表わし、したがつて、
カウント値IXによる時間長は距離パルスbの1
周期の時間長を表わしている。 以上、本発明の一実施例について説明したが、
これまでに提示した数値は一具体例であつて、本
発明がこれらの数値によつて限定されるものでは
ない。 また、第1図において、処理装置5には距離パ
ルスb、角度信号aなどのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するアナログ―デジタル変換手段
や、第5図における処理21,29,43の距離パルス
読み込みを実行するためのクロツクパルス発生
器、処理31,45を実行するためのカウント手段、
第2図における処理11のハンドル角読み込みパル
ス発生手段などが設けられていることはもちろん
である。たとえば、ハンドル角読み込みパルス発
生手段の一例を示すと、先に説明したように、距
離パルスの2周期毎にハンドル角を読み込むもの
であるから、第7図に示すように、分周回路4
8、波形成形回路49でもつて構成することがで
きる。この動作の説明を第8図の波形図をもつて
説明すると、速度センサ3(第1図)からの距離
パルスbは、分周回路48において、1/4に分周
されて距離パルスbの1つおきの立下りでレベル
反転するパルスcを形成する。このパルスcはエ
ツジ検出回路49に供給され、パルスcの立上
り、立下りのエツジからパルスdを形成する。こ
のパルスdは、距離パルスbの1つおきの立下り
エツジに同期しており、ハンドル角読み込みパル
スとして用いることができる。 さらに、動的ハンドル中心角Fは、走行距離D
が値255以上になつたとき(判定153)のハンドル
角Aとしたが(処理153),(第3図で距離l=19
のときのハンドル角)、サンプリングハンドル角
Kとしてもよい(この場合には、第3図におい
て、距離l=9のハンドル角である)。 以上説明したように、本発明によれば、直進走
行におけるハンドル角、すなわち、動的ハンドル
中心角を検出し、該動的ハンドル中心角を基準と
して瞬時のハンドル角との角度差からハンドルの
切れを検出しており、しかも、該角度差の積算値
が所定の閾値を越えることをもつてコーナーの通
過を判定するものであるから、ハンドル取り付け
のバラツキによるコーナー通過の判定の誤りを防
止することができ、また、コーナー通過時の瞬時
のハンドル角の変化に影響されることなく、正確
にコーナーの通過終了を判定することができ、以
て、ウインカーの消し忘ればかりではなく、ウイ
ンカーの消灯の早過ぎを防止することができるも
のであつて、上記従来技術の欠点を除き、優れた
機能のウインカー制御装置を提供することができ
る。
して所定の範囲内にハンドル角Aがある場合、こ
のハンドル角Aを動的ハンドル中心角Fとするも
のである。 ここで、処理過程15を説明する前に、動的ハ
ンドル中心角Fの設定過程を、第3図によつて模
式的に説明する。 第3図において、いま、二輪自動車の走行開始
から1m走行する毎にハンドル角を測定した結果、
折線で示すように、ハンドル角Aが得られたとす
る。走行開始時には、ハンドル角Aは静的ハンド
ル中心角(値128)に等しく、この静的ハンドル
中心角にα(図示では値2)を加えた角度をフラ
ツキ上限角Bと設定し、同じくαを差し引いた角
度をフラツキ下限角Cと設定して C(=126)≦A≦B(=130) を満足する走行距離をみると、6m走行する間、
ハンドル角Aは上記の範囲内にある。 7m走行すると、ハンドル角Aは値132となり、
上記の範囲を逸脱することになる。そこで、この
ハンドル角A(=132)から B=A+α(=134),C=A−α(=130)の演
算を行なつて新たなフラツキ上限角B、フラツキ
下限角Cを設定する。 しかし、9m走行すると、ハンドル角Aは12
9となつて新たに設定されたフラツキ下限角Cよ
りも小さくなるから、さらに、このハンドル角A
(=129)から B=A+α(=131),C=A−α(=127) のフラツキ上限角B,フラツキ下限角Cを設定す
る。このように設定されたフラツキ上限角B,フ
ラツキ下限角Cに対し、 C(=127)≦A≦B(=131) を満足するのは、9m走行してから22m走行する
までの13m走行期間である。 このようにして、設定されたフラツキ上限角
B,フラツキ下限角Cによつて決まる範囲にハン
ドル角Aが存在するか否かを判定し、ハンドル角
Aが設定された範囲から逸脱する毎に新たにフラ
ツキ上限角Bとフラツキ下限角Cとを設定してい
く。そして、これとともに、フラツキ上限角Bと
フラツキ下限角Cを設定する毎に、これらによつ
て決まる範囲にハンドル角が存在する実際の走行
距離を測定していく。 かかるフラツキ上限角B,フツキ上限角Cの設
定と走行距離の測定により、動的ハンドル中心角
Fが決定される。この動的ハンドル中心角Fの決
定は、設定されたフラツキ上限角Bとフラツキ下
限角Cで決まる範囲にハンドル角Aが存在する走
行距離Dが、予じめ決められた基準値以上か否か
の判定によつてなされ、その基準値に等しい走行
距離Dのときのハンドル角Aを動的ハンドル中心
角Fとする。 たとえば、この基準値を10mとすると、第3図
において、走行開始から9m走行したとき、上述
のように、フラツキ上限角Bは値131、フラツキ
下限角Cは値127と設定されるが、走行開始から
22m走行するまでハンドル角Aは、 127(=C)≦A≦131(=B) を満足しており、これを満足する実際の走行距離
は13mである。したがつて、これを満足して10m
走行したときの、すなわち、走行開始してから
19m走行したときのハンドル角A(=129)を動的
ハンドル中心角Fとするのである。この動的ハン
ドル中心角F(=129)は以後固定される。 なお、かかる動的ハンドル中心角Fが決まるま
では、角度センサ4によつて順次検出されるハン
ドル角Aが仮に動的ハンドル中心角(以下、仮の
動的ハンドル中心角という。これに対し、動的ハ
ンドル中心角Fとする場合には、上記の固定され
る動的ハンドル中心角である)とされる。これ
は、ウインカーの点灯が行なわれた場合、後述の
ように、動的ハンドル中心角Fと瞬時のハンドル
角Aとからコーナーの通過終了を判定するもので
あるから、動的ハンドル中心角Fが決定されるま
では、仮の動的ハンドル中心角でもつて上記判定
を行なうことができるようにするためである。 第2図における処理過程15は以上の動作を行な
うものである。 まず、処理11によつて読み込まれたハンドル角
11は、 C≦A≦B の判定処理151がなされる。スタート時において
は、ハンドル角A=128、フラツキ上限角B=フ
ラツキ下限角C=0(処理7による)であるから、
上記の条件は満足せず、処理156から処理1515に
よつてフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cの設
定および仮の動的ハンドル中心角の設定がされ
る。 まず、読み込まれたハンドル角Aに値αを加え
てフラツキ上限角Bを設定し(処理156),Bが値
255を越えるか否かの判定を行なう(判定157)。
これは、ハンドル角Aが零(すなわち、0゜)から
値255(すなわち50゜)までを有効範囲としており、
フラツキ上限角Bが値255を越えると、値255に設
定する(処理158)。 次に、ハンドル角Aから値αを差し引いてフラ
ツキ下限角Cを算出し(処理159),C<0のとき
にはC=0と設定する(処理1510,判定1511)。
このようにして、フラツキ上限角B、フラツキ下
限角Cが設定される。 次に、走行距離Dと初期設定値Eとが比較され
る(判定1512)。走行距離Dは処理11においてハ
ンドル角Aが読み込まれる数でもつて表わされ、
また、ハンドル角Aは距離パルスaの2パルス周
期で読み込まれる。したがつて、走行距離Dの値
は、距離パルスaの1つおきのパルス数となる。
なお、走行距離Dは、フラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cが設定されてから測定され、スタート
時においては、処理7によつて値零である。 判定1512から処理1515までは、仮の動的ハンド
ル中心角を最良とみなされる値に設定するための
ものであつて、動的ハンドル中心角Fが決定する
までは、フラツキ上限角Bとフラツキ下限角Cと
が設定されて走行する距離が、それ以前にこれら
が設定されて走行した距離よりも長いときに、新
たな仮の動的ハンドル中心角を最良のものとし、
これまで設定されていた仮の動的ハンドル中心角
に代えて用いるようにするものである。したがつ
て、第3図においては、スタートから6m走行す
るまでは、仮の動的ハンドル中心角は値128であ
り、次の2mの走行期間は新たにフラツキ上限角
B、フラツキ下限角Cが設定されるが、6mの走
行距離よりも短かいために仮の動的ハンドル角は
修正されず、結局、スタートから19m走行して動
的ハンドル中心角Fが設定されるまで、最初に設
定された仮の動的ハンドル中心角(=128)が最
良のものとしてそのまま用いられる。 第2図に戻つて、走行距離の初期設定値Eは、
動的ハンドル中心角Fが決定するまでの同じフラ
ツキ上限角B、フラツキ下限角Cに対する走行距
離のより大きな値を表わすものであり、判定1512
は最良とみなされる動的ハンドル中心角の判定を
行なうものである。この点については、以下の逐
次の説明から明らかになる。 ところで、スタート時においては、処理7によ
つて初期値Eは値2、走行距離Dは零と設定され
ており、このために、処理1515によつて走行距離
Dは再び零に、また、サンプルハンドル角Kは読
み込まれたハンドル角Aの値に設定される。 以上のようにして、スタート時において、フラ
ツキ上限角B(第3図の場合、値130)とフラツキ
下限角C(第3図の場合、値126)が設定される
と、再び走行チエツク処理9を行ない、走行して
いることが判定されると(判定10)、距離パルス
bの2パルス目でハンドル角Aの読み込みを行い
(処理11)、ウインカースイツチ1やクリアスイツ
チ2がセツト操作されなかつた場合、上記の設定
されたフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cでも
つてハンドル角Aの判定151を行なう。 なお、以上の説明から明らかなように、第3図
においては、1m走行する間に速度センサ3は2
つのパルスを発生したことになる。 そこで、判定151が「yes」であつたとすると、
走行距離Dに値1を加え(処理152)、走行距離D
の値が255を越えたか否かの判定を行なう(判定
153)。この場合、値255は、車輪が255×2/4回
転した距離に相当し、約90m走行したに相当する
ものである。これは、第3図で説明した動的ハン
ドル中心角Fを決定するための10mの基準値に対
応するものであつて、第3図では説明を簡便にす
るために基準値を10mとしたが、この実施例で
は、この基準値を約90mに相当する値255とした。 走行距離Dが値255を越えないときには、走行
チエツク処理9から判定153までを過程を繰り返
し実行し、その度に走行距離Dは値1づつ加算さ
れる。 そして、設定されたフラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cが変わらずに判定151が常に「yes」で
あつて、走行距離Dが値255を越えると(判定
153)、約90mを走行してもハンドル角Aに設定さ
れたフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cによる
範囲から逸脱することがなくて、二輪自動車はそ
の間直進走行していたものとみなし、動的ハンド
ル中心角設定完了フラグTを“1”に設定すると
ともに走行距離Dが値255を越えたときの読み込
みハンドル角Aを動的ハンドル中心角Fとする
(処理155)。 このようにして動的ハンドル中心角Fが設定さ
れ、それ以降は電源が投入されている限り、この
動的ハンドル中心角Fが用いられ、二輪自動車が
停止しない限り、また、ウインカースイツチ1や
クリアスイツチ2がセツト操作されない限り、T
=“1”であることから、走行チエツク処理9と
判定14との間の処理が繰り返えされる。 一方、走行距離Dが値255を越えないうちに、
ハンドル角Aがフラツキ上限角B、フラツキ下限
角Cによる範囲から逸脱したときは、判定151の
後、処理156から処理1515までが実行される。先
に述べたように、ハンドル角Aから新たなフラツ
キ上限角Bとフラツキ上限角Cとが設定され、ま
た、走行距離Dが走行距離の初期値E以上のとき
には(判定1512)、サンプリングハンドル角Kが
仮の動的ハンドル中心角と設定される(処理
1513)。このサンプリングハンドル角Kは、この
度の新たに設定されたフラツキ上限角B、フラツ
キ下限角Cの直前まで使用されていたフラツキ上
限角B、フラツキ下限角Cを設定したときのハン
ドル角Aであり、このハンドル角Aが仮の動的ハ
ンドル中心角として用いられる。 そして、初期値Eを判定152で用いた走行距離
Dの値に設定し(処理1514)、次に、走行距離D
を零に設定するとともに、読み込まれたハンドル
角Aをサンプルハンドル角Kとして保持する。 これらフラツキ上限角B、フラツキ下限角Cを
用いて走行チエツク処理9から判定153までを繰
り返し実行し、走行距離Dが値255を越える前に
判定151が「no」となると処理156に進み、走行距
離Dが値255を越えると、先に述べたように、動
的ハンドル中心角Fが設定される(処理155)。 ここで、第4図により、以上の仮の動的ハンド
ル中心角の設定について、さらに模式的に説明す
る。 第4図において、距離7,8,10,17にお
いて、夫々フラツキ上限角B、フラツキ下限角C
が設定されるように、ハンドル角Aが測定される
ものとする。 距離l=0のときには、仮の動的ハンドル中心
角は静的ハンドル中心角(=128)に設定される
(第2図の処理7)。距離l=1のときにハンドル
角Aが読み込まれると、フラツキ上限角Bは値
131に、フラツキ下限角Cは値127に設定される
(処理156〜判定1510)。さらに、サンプリングハ
ンドル角Kが読み込まれたハンドル角Aの値129
に設定される。 距離l=7になり、走行距離D=6になると、
ハンドル角Aは値132となり、フラツキ上限角B
は値134に、フラツキ下限角Cは値130に設定され
る。このとき、初期値E=2であるから、D>E
であり(判定1512)、仮の動的ハンドル中心角が
先のサンプリングハンドル角Kの値129に設定さ
れる(処理1513)。すなわち、距離l=1におけ
るハンドル角A(=129)が、距離l=7におい
て、仮の動的ハンドル中心角として設定される。
また、初期値Eは走行距離Dの値6になる(処理
1514)。 距離l=8となると、ハンドル角Aは値128と
なり、距離l=7で設定された範囲を逸脱するの
で、フラツキ上限角Bは値130、フラツキ下限角
Cは値126に設定されるが、走行距離Dは値零で
あつて、D<Eであるから、仮の動的ハンドル中
心角は上記の値129にそのまま維持される。 距離l=10においても同様に仮の動的ハンドル
中心角はそのまま値129に維持されるが、サンプ
リングハンドル角Kは距離l=10のときに読み込
まれるハンドル角Aの値125となる。 距離l=18においては、距離l=10からl=17
までの走行距離Dが値7となるので、D>E(=
6)となり、仮の動的ハンドル中心角は距離l=
10のときに設定されたハンドル角A(すなわち、
サンプリングハンドル角K)の値125となる。 このようにして、走行距離Dがより大きいサン
プリングハンドル角K(すなわち、その走行距離
の開始点における読み込みハンドル角A)が仮の
動的ハンドル中心角となる。 〔コーナー通過終了の判定とウインカーの自動消
灯〕 二輪自動車がコーナーにさしかかると、ウイン
カースイツチ1(第1図)をセツト操作する。こ
のセツト操作は、走行チエツク処理9において検
出され、ウインカー6(第1図)を点灯させると
ともに、ウインカーセツトフラグSを“1”にす
る。 判定12はウインカースイツチ1がセツトされて
いると判定し、判定160で車種の判別を行なう。
スクータおよび国内で用いられる大型二輪車の場
合には直接、国外で用いられる大型二輪自動車の
場合には車線変更の判定を行なつた(処理過程
16)後、処理過程17によつてコーナーを通過した
か否かの判定を行ない、処理過程18でコーナー通
過後のウインカー6の自動消灯を行なう。 まず、処理11で読み込まれたハンドル角Aと処
理過程15で設定された動的ハンドル中心角Fある
いは仮の動的ハンドル中心角から角度差Gを算出
し(処理171)、処理8で夫々設定されたハンドル
角不感帯幅(直進走行時のハンドル角Aの範囲)
Mに入るか否かを判定する(判定172)。角度差G
がハンドル不感帯幅Mより大きいときには、コー
ナーを通過中として処理173を行なう。この処理
173は、コーナー通過中の角度差Gの積算値を求
めるものであつて、この積算値Hがコーナリング
判定基準値Iを越えると、コーナーを通過終了し
たと判定してコーナリングフラグJを“1”とす
る。ここで、コーナリング判定基準値Iは処理8
で設定されており、コーナーを通過終了するまで
に積算される角度差Gの積算値の最低の値であ
る。 積算値Hがコーナリング判定基準値Iを越える
まで、走行チエツク処理9から判定12、処理171
を経て判定174までが繰り返し実行され、積算値
Hがコーナリング判定基準値Iを越えると、コー
ナーを通過したとしてコーナリングフラグJは
“1”と設定される。 そして、再び、走行チエツク処理9から判定12
を経て処理171が実行され、判定172において、角
度差Gがハンドル角不感帯幅Mよりも小さいとき
に、積算値Hを零とし(処理181)、コーナリング
フラグJは“1”であるから、ウインカー6(第
1図)を消灯させ、ウインカースイツチフラグS
とクリアスイツチフラグRとを“0”とする。 これにより、ウインカースイツチ1とクリアス
イツチ2とは初期状態となる。これにより、その
後の直進走行中では、走行チエツク処理9から判
定処理14までの走行中であるか否か、ウインカー
スイツチ1がセツト操作されたか否かなどの最少
限度必要な処理動作が繰り返えされる。 積算値Hがコーナリング判定基準値I以下のと
き、角度差Gがハンドル角不感帯幅Mよりも小さ
くなると、積算値Hは零に設定され(処理81),
コーナリングフラグJは“0”であるから(判定
182)、ウインカー6を消灯せずに、再び走行チエ
ツク処理9から繰り返す。この場合、積算値Hを
零にするのは、コーナー通過中曲りくねつて走行
するような場合、ウインカーの指示とは反対方向
にハンドルを切り、次には、ウインカーの指示方
向にハンドルをより大きく切るであろうから、角
度差Gは異常に大きくなり、このために、積算値
Hがまたたく間に大きくなつてコーナーを通過し
ないうちに積算値Hがコーナリング判定基準値I
を越えるようなことも生じ、これを防止してウイ
ンカー6が早めに消灯しないようにするためであ
る。 なお、クリアスイツチ2(第1図)を手動でセ
ツト操作すると、走行チエツク処理9でこれを検
知し、クリアスイツチセツトフラグRを“1”に
する。これは判定13で判定され、直接処理183で
ウインカー6の消灯が実行される。 〔車線変更の判定〕 車線変更する場合、国内においては、法規上ウ
インカーを自動的に消灯させることはできず、手
動で消灯させなければならない。これに対し、外
国の特定国においては、法規上の規制はなく、ウ
インカーを自動的に消灯させることができる。か
かる車線変更の判定を処理過程16、処理過程17に
よつて行なう。 車線変更する場合、コーナーを通過する場合と
同様に、処理過程17でもつて車線変更の終了の判
定を行なえればよいが、車線変更の場合、コーナ
ー通過時よりもハンドルの切れ角は小さく、か
つ、ハンドルを切る期間は短かい。したがつて、
処理過程17において、積算値Hはコーナリング判
定基準値Iを越えることはない。 そこで、処理過程16を設け、ウインカー6の点
灯後、所定時間経過後あるいは所定距離走行後積
算値Hがコーナリング判定基準値Iを越えないと
きには、車線変更が終了したとしてウインカー6
を消灯させる。これら所定時間、所定距離は少な
くとも、コーナーを通過するに要する時間、距離
以上に設定する。これによつて、車線変更後のウ
インカー6の消し忘れを防止する。 さて、国外で用いられる二輪自動車の場合、処
理8で車種識別フラグYを“1”に設定したこと
により、ウインカースイツチ1のセツト操作後、
判定160によつてこの二輪自動車であることが判
定される。 先にも述べたように、走行チエツク処理9にお
いては、走行速度の測定が行なわれれるが、これ
は速度センサ3からの距離パルスbの1周期の時
間幅がクロツクのカウント値で表わされ、このカ
ウント値IXが走行速度に対応している。 このカウント値IXから距離パルスb(第1図)
の1周期の時間長Uが得られ(処理161),走行速
度が算出される。走行速度が50Km/時以上のとき
には(判定162)、ウインカー6の点灯後の距離パ
ルスbの1周期の時間長Uが積算されて走行時間
Nを検出し(処理163)、この走行時間Nが6秒以
上か否かの判定を行なう(判定164)。走行時間N
が6秒未満のときには、処理過程17で先に述べた
処理を行なう。そして、処理過程16,17に関して
以上の処理が実行され、積算値Hがコーナリング
判定基準値Iを越えないうちに走行時間Nが6秒
経過すると、処理過程18の処理183,184が実行さ
れてウインカー6は消灯する。これは、車線変更
後のウインカー6の消灯である。これに対して、
走行時間Nが6秒経過する前に、先に述べたよう
に、処理過程17で積算値Hがコーナリング判定
基準値を越えたと判定されると(判定174)、処
理過程18が実行され、ウインカー6が消灯される
(処理83)。これは、コーナー通過後のウインカー
6の消灯である。 次に、走行速度が50Km/時未満の場合には、ハ
ンドル角Aの読み込み(処理11)毎に、処理過程
16において、ウインカースイツチ1のセツト操作
后距離データPが値1づつ加算されて走行距離が
測定され(処理165)、この走行距離が120m以上
か否かの判定がなされる(判定166)。 120m以上走行しないうちは処理過程17も実
行されて角度差Gの積算が行なわれる(処理
173)。それで、積算値Hがコーナリング判定基準
値Iを越えないうちに、120m以上走行すると、
これを判定して(判定166)処理過程18が実行さ
れ、ウインカー6を消灯される(処理183)。これ
は、車線変更後のウインカー6の消灯である。こ
れに対して、ウインカースイツチ1のセツト操作
後120m走行しないうちに、積算値Hがコーナリ
ング判定基準値Iを越えると、処理過程18が実行
されてウインカー6を消灯させる(処理183)。こ
れは、コーナー通過後のウインカー6の消灯であ
る。 以上のようにして、スタート後の直進走行にお
いて動的ハンドル中心角の設定がなされ、コーナ
ー通過あるいは車線変更終了後においては、手動
によつてクリアスイツチ2をセツトし、ウインカ
ー6を消灯させなくとも、判定12によつてウイン
カー6が消灯されていないことが判定され、ウイ
ンカー6の自動消灯が行なわれる。 なお、一旦、動的ハンドル中心角Fが設定され
ると、電源を切らない限りこの動的ハンドル中心
角Fが固定され、直進走行中、走行チエツク処理
9から判定14までの間を繰り返し実行され、ウイ
ンカースイツチ1の状態変化を常時チエツクする
ようにしている。また、二輪自動車が停止してい
るときには、走行チエツク処理9と判定10のみが
繰り返し実行され、走行開始を常時監視するよう
にしている。 次に、第5図により、第2図の走行チエツク処
理9をさらに詳しく説明する。 処理8(第2図)による車種毎のフラグおよび
データの設定がなされると、第5図に示す走行チ
エツク処理が実行される。 まず、距離パルス検出フラグVが“0”に設定
され(処理19)、カウント値IXが零となる(処理
20)。次いで、距離パルスb(第1図)の読み込み
が行なわれ(処理21)、そのレベルの判定がなさ
れる(判定22)。距離パルスbのレベルが高レベ
ル(以下、“H”で表わす)のときには、判定23
以降が実行され、低レベル(以下、“L”で表わ
す)のときには、判定37以降が実行される。 判定22で“H”)と判定されると、ウインカー
スイツチ1(第1図)のセツト操作が行なわれた
か否かの判定が行なわれ(判定23)、セツト操作
がなされたとすると、ウインカー6(第1図)を
点灯される(処理24)とともに、ウインカースイ
ツチセツトフラグSを“1”にしてコーナリング
フラグJ,クリアスイツチセツトフラグRを夫々
“0”にし、また、積算値H,時間長N,走行距
離Pを零にする(処理25)。そして、クリアスイ
ツチ2(第1図)のセツト操作が行なわれたか否
かの判定も行なわれ(判定26)、セツト操作がな
されたとすると、ウインカー6を消灯させ(処理
27)、クリアスイツチセツトフラグRを“1”に
してコーナリングフラグJ,ウインカースイツチ
セツトフラグSを夫々“0”にし、積算値H、時
間長N、走行距離Pを零にする。 次に、再び距離パルスbを読み込み(処理29)、
そのレベルの判定を行なう(判定30)。この判定
によつても距離パルスbのレベルが“H”のとき
には、カウンタ値IXに値1を加算(処理31)す
る。このカウンタ値IXは距離パルスbの読み込
み周期の整数倍であつて、この読み込み周期は距
離パルスbの読み込みのためのクロツクパルスの
周期に等しい。したがつて、カウンタ値IXは時
間長を表わしている。そこで、カウント値IXの
判定が行なわれ(判定32)、カウント値IXによる
時間長が5.2秒未満のときは、距離パルスbのレ
ベルが“H”である限り、判定23から判定32まで
の処理が繰り返えされ、カウンタ値IXによる時
間長が5.2秒以上になると、二輪自動車は停止し
ているとして走行停止フラグXが“0”に設定さ
れる(処理33)。 同様にして、判定22において、読み込まれた距
離パルスbのレベルが“L”と判定され、以降距
離パルスbのレベルが“L”であるとき、ウイン
カースイツチ1のセツト操作の判定37、クリアス
イツチ2のセツト操作の判定40、距離パルスb
の読み込み処理43、距離パルスbのレベルの判
定44、カウント値IXの積算処理45、カウント
値IXによる時間長と5.2秒との比較判定46の一
連の処理過程が繰り返えされ、カウント値IXに
よる時間長が5.2秒以上になると、二輪自動車は
停止しているとして、走行停止フラグXが“0”
に設定される(処理33)。 以上が、二輪自動車の停止判定であるが、要す
るに、二輪自動車が停止しているときには、速度
センサ3(第1図)はパルスを発生せず、その出
力信号は“H”か“L”かの一定レベルであるか
ら、この出力信号のレベルが一定期間、すなわ
ち、5.2秒以上一定であるときに、二輪自動車は
停止していると判定するものである。この場合、
距離パルスbを読み込むためのクロツクパルスの
周期は、二輪自動車の最高走行速度時の距離パル
スの周期よりも充分に短かく設定する。また、
5.2秒は、二輪自動車の最低走行速度時の距離パ
ルスbの周期よりも充分長い。 次に、二輪自動車が走行していることを判定す
る場合について、第6図A,Bの模式図をも用い
て説明する。 いま、第6図Aに示すような距離パルスbが速
度センサ3から発生されているものとする。な
お、第6図において、矢印は距離パルスbの読み
込みタイミングを表わしている。 それで、距離パルスbが“H”となつている時
刻t0に、処理21で距離パルスbの読み込みを行な
つたとすると、先に述べたように、距離パルスb
が“H”を継続している限り、カウント値IXは
距離パルスbを読み込む(処理29)毎に値1づつ
増加する。 そして、カウント値IXによる時間長が5.2秒以
上となる前に、距離パルスbのレベルは“H”か
ら“L”に変わり、このレベル変化後の最初の距
離パルスbの読み込み(処理29)の時刻がt1とす
ると、時刻t1において、距離パルスbのレベルは
“L”と判定されて(判定30)距離パルス検出フ
ラグVが“1”か否かの判定がなされる(判定
34)。このとき、処理19によつてV=“0”と設定
されたままであるから、距離パルス検出フラグV
は“1”に設定され(処理36)、これとともに、
これまでのカウント値IXはキヤンセルされて零
となる。なお、このキヤンセルされるカウント値
IXは、いうまでもなく、時刻t0から時刻t1までの
距離パルスbの読み込み回数である。 次に、再び、距離パルスbの読み込みが行なわ
れ(処理21)、このレベルの判定が行なわれる
(判定22)。このとき、距離パルスbのレベルは
“L”であるから、以降このレベルが、“L”であ
る限り、先に述べたように、判定37から判定46ま
での一連の処理過程が繰り返し実行され、距離パ
ルスbの読み込みが行なわれる(処理43)毎にカ
ウント値IXは値1づつ加算されて距離パルスb
の読み込み回数がカウントされる。 カウント値IXによる時間長が5.2秒以上となる
前に、距離パルスbはレベルが“L”から“H”
に反転するが、時刻t2でこのレベル反転後の最初
の距離パルスbの読み込みを行なう(処理43)を
行なうと、このときのレベルは当然“H”と判定
され(判定44)、先に、処理36で距離パルス検出
フラグVが“1”に設定されているから、V=
“1”と判定されて(判定47)判定23の実行に移
る。 なお、このとき、カウント値IXは時刻t1から時
刻t2までの距離パルスbの読み込み回数を表わし
ており、読み込み周期はクロツクパルスの周期で
決まつているから、距離パルスbのレベルが
“L”である期間の時間長をも表わしている。 次に、時刻t2から距離パルスbが“H”である
限り、判定23から判定32までの一連の処理過程が
繰り返され、距離パルスbが読み込まれる(処理
29)毎にカウント値IXは値1づつ加算される。 カウント値IXによる時間長が5.2秒以上となる
前に、距離パルスbのレベルが“H”から“L”
に反転すると、その直後(時刻t3)に読み込まれ
た(処理29)距離パルスbのレベルは“L”と判
定され(判定30)、距離パルス検出フラグVは
“1”であるから(判定34)、走行停止フラグXは
“1”に設定される(処理35)。 このときのカウント値IXは、時刻t1から時刻t3
までの距離パルスbの読み込み回数を表わし、し
たがつて、カウント値IXによる時間長は、距離
パルスbの1周期の時間長を表わしている。 以上のようにして、二輪自動車が走行している
ことが判定され、以下、第2図の処理10以降の処
理過程が実行される。 第6図Bに示すように、走行チエツク処理実行
開始後、処理21における最初の読み込み時(時刻
t0′)の距離パルスbのレベルが“L”である場
合も同様であるが、ただ、距離パルスbの最初の
“L”期間(時刻t0′からレベル反転時刻までの期
間)は、判定37から判定46までの一連の処理過程
が繰り返し実行され、次の“H”期間は、前のカ
ウント値IXがキヤンセルされ、判定23から判定
32までの一連の処理過程が繰り返し実行される。
さらに、次の“L”期間、前のカウント値IXが
キヤンセルされ、再び判定37から判定46までの一
連の処理過程が繰り返えされ、次の“H”期間、
再び判定23から判定32までの一連の処理過程が繰
り返えされるとともに、カウント値IXが前の値
に1づつ加算される。 したがつて、時刻t0′後、距離パルスbの4回
目のレベル反転(時刻t4′)で走行中であること
が判定され(判定34)、走行停止フラグXが“1”
に設定される。このときのカウント値IXは、時
刻t2′から時刻t4′までの距離パルスbが“H”か
ら“L”に反転する2つのレベル反転期間の距離
パルスbの読み込み回数を表わし、したがつて、
カウント値IXによる時間長は距離パルスbの1
周期の時間長を表わしている。 以上、本発明の一実施例について説明したが、
これまでに提示した数値は一具体例であつて、本
発明がこれらの数値によつて限定されるものでは
ない。 また、第1図において、処理装置5には距離パ
ルスb、角度信号aなどのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するアナログ―デジタル変換手段
や、第5図における処理21,29,43の距離パルス
読み込みを実行するためのクロツクパルス発生
器、処理31,45を実行するためのカウント手段、
第2図における処理11のハンドル角読み込みパル
ス発生手段などが設けられていることはもちろん
である。たとえば、ハンドル角読み込みパルス発
生手段の一例を示すと、先に説明したように、距
離パルスの2周期毎にハンドル角を読み込むもの
であるから、第7図に示すように、分周回路4
8、波形成形回路49でもつて構成することがで
きる。この動作の説明を第8図の波形図をもつて
説明すると、速度センサ3(第1図)からの距離
パルスbは、分周回路48において、1/4に分周
されて距離パルスbの1つおきの立下りでレベル
反転するパルスcを形成する。このパルスcはエ
ツジ検出回路49に供給され、パルスcの立上
り、立下りのエツジからパルスdを形成する。こ
のパルスdは、距離パルスbの1つおきの立下り
エツジに同期しており、ハンドル角読み込みパル
スとして用いることができる。 さらに、動的ハンドル中心角Fは、走行距離D
が値255以上になつたとき(判定153)のハンドル
角Aとしたが(処理153),(第3図で距離l=19
のときのハンドル角)、サンプリングハンドル角
Kとしてもよい(この場合には、第3図におい
て、距離l=9のハンドル角である)。 以上説明したように、本発明によれば、直進走
行におけるハンドル角、すなわち、動的ハンドル
中心角を検出し、該動的ハンドル中心角を基準と
して瞬時のハンドル角との角度差からハンドルの
切れを検出しており、しかも、該角度差の積算値
が所定の閾値を越えることをもつてコーナーの通
過を判定するものであるから、ハンドル取り付け
のバラツキによるコーナー通過の判定の誤りを防
止することができ、また、コーナー通過時の瞬時
のハンドル角の変化に影響されることなく、正確
にコーナーの通過終了を判定することができ、以
て、ウインカーの消し忘ればかりではなく、ウイ
ンカーの消灯の早過ぎを防止することができるも
のであつて、上記従来技術の欠点を除き、優れた
機能のウインカー制御装置を提供することができ
る。
第1図は本発明によるウインカー制御装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は第1図の動作
を説明するためのフローチヤート、第3図は動的
ハンドル中心角の設定過程を示す模式図、第4図
は仮の動的ハンドル中心角の設定過程を示す模式
図、第5図は第2図の走行チエツク処理過程を詳
細に示すフローチヤート、第6図A,Bは距離パ
ルスの読み込み過程を説明するための模式図、第
7図はハンドル角読み込みパルス発生手段の一具
体例を示すブロツク図、第8図は第7図の各信号
を示す波形図である。 1……ウインカースイツチ、2……クリアスイ
ツチ、6……ウインカー。
実施例を示すブロツク図、第2図は第1図の動作
を説明するためのフローチヤート、第3図は動的
ハンドル中心角の設定過程を示す模式図、第4図
は仮の動的ハンドル中心角の設定過程を示す模式
図、第5図は第2図の走行チエツク処理過程を詳
細に示すフローチヤート、第6図A,Bは距離パ
ルスの読み込み過程を説明するための模式図、第
7図はハンドル角読み込みパルス発生手段の一具
体例を示すブロツク図、第8図は第7図の各信号
を示す波形図である。 1……ウインカースイツチ、2……クリアスイ
ツチ、6……ウインカー。
Claims (1)
- 1 コーナー走行時ウインカースイツチをセツト
することによつてウインカー点灯させ、該コーナ
ーの走行終了後該ウインカーを消灯させるように
したウインカー制御装置において、ハンドル角を
表わす角度信号を発生する第1の手段と、前記ウ
インカースイツチのセツトによつて前記ウインカ
ーを点灯させる第2の手段と、前記ウインカーの
点灯、消灯状態を判定する第3の手段と、所定距
離走行中所定範囲内にある前記ハンドル角を動的
ハンドル中心角に設定する第4の手段と、瞬時の
前記ハンドル角と該動的ハンドル中心角との角度
差と予じめ設定した第1の閾値との比較判定をす
る第5の手段と、該閾値を越える該角度差を積算
し得られた積算値が第2の閾値を越えたときにコ
ーナー通過終了と判定する第6の手段と、前記第
5の手段による前記角度差が前記第1の閾値以下
であることの比較判定結果にもとづいて前記積算
値をリセツトする第7の手段と、前記第6の手段
によるコーナー通過終了の判定後の前記第5の手
段による前記角度差が前記第1の閾値以下である
ことの比較判定結果にもとづいて前記ウインカー
を消灯させる第8の手段とを設け、前記ウインカ
ースイツチのセツト前では、前記第2、第3の手
段が交互に動作して前記ウインカースイツチのセ
ツト操作を検出するための待機状態とし、前記ウ
インカースイツチのセツト後には、前記第2、第
3、第5、第6の手段の順で繰り返し動作し、前
記ウインカーの状態を判定するとともに、コーナ
通過終了後、前記ウインカーを消灯して前記積算
値をリセツトすることができるように構成したこ
とを特徴とするウインカー制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58167507A JPS6060049A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | ウインカ−制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58167507A JPS6060049A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | ウインカ−制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6060049A JPS6060049A (ja) | 1985-04-06 |
| JPS6410378B2 true JPS6410378B2 (ja) | 1989-02-21 |
Family
ID=15850959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58167507A Granted JPS6060049A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | ウインカ−制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6060049A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7055012B2 (ja) * | 2017-12-25 | 2022-04-15 | 株式会社Subaru | 車両の進行方向表示装置 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP58167507A patent/JPS6060049A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6060049A (ja) | 1985-04-06 |
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