JPS6411037B2 - - Google Patents

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JPS6411037B2
JPS6411037B2 JP56108755A JP10875581A JPS6411037B2 JP S6411037 B2 JPS6411037 B2 JP S6411037B2 JP 56108755 A JP56108755 A JP 56108755A JP 10875581 A JP10875581 A JP 10875581A JP S6411037 B2 JPS6411037 B2 JP S6411037B2
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carboxylate
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JP56108755A
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Sutefuan Boodaa Nikorasu
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6411037B2 publication Critical patent/JPS6411037B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J43/00Normal steroids having a nitrogen-containing hetero ring spiro-condensed or not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
    • C07J43/003Normal steroids having a nitrogen-containing hetero ring spiro-condensed or not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton not condensed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J3/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by one carbon atom
    • C07J3/005Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by one carbon atom the carbon atom being part of a carboxylic function
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J31/00Normal steroids containing one or more sulfur atoms not belonging to a hetero ring
    • C07J31/006Normal steroids containing one or more sulfur atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J31/003
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J33/00Normal steroids having a sulfur-containing hetero ring spiro-condensed or not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
    • C07J33/002Normal steroids having a sulfur-containing hetero ring spiro-condensed or not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton not condensed

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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、新規な抗炎症性ステロイド類及びこ
れを有効成分として包含する抗炎症剤に関する。 発明の開示 本発明は、抗炎症作用を有する新規なステロイ
ド類を提供するものであり、該ステロイド類は、
下記一般式()で表わされる。 式中、R1はC1-6アルキル基、モノハロ−C1-6
アルキル基、−CH2COOR6基(R6はC1-6アルキル
基)、−CH2−Y−(C1-6アルキル)基(Yは−S
−、−SO−、−SO2−又は−O−を示す)又は−
CH2−OCOR6(R6は上記に同じ)を示す。 R2はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、
ベンジル基又はモノハロ−C1-6アルキル基を示
す。 R3は水素原子、α−メチル基、β−メチル基
又はα−OCOOR6基(R6は上記に同じ)を示す。 R4は水素原子又は弗素原子を示す。 R5は水素原子又は弗素原子を示す。 Zはカルボニル基又はβ−ヒドロキシメチレン
基を示す。 またA環における点線は1,2−位結合が飽和
又は不飽和結合であることを示す。 本発明は、更に上記一般式()で表わされる
化合物の抗炎症性第4級アンモニウム塩をも提供
するものである。その詳細は後述する通りであ
る。 一般式()で表わされるステロイド類及びそ
の第4級アンモニウム塩は、優れた抗炎症作用を
有し、抗炎症剤として有用であり、殊に強力な局
所抗炎症剤として有用である。 本明細書においては各基につき用いられる定義
及び説明は、以下のことを意味するものである。 R1又はR2の各基として及びR1、R2及びR3の各
基の部分として、一般式()に包含される
「C1-6アルキル基」なる語は、炭素数1〜6の直
鎖状もしくは分枝状アルキル基、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、n−ヘキシル基等を意味する。ま
た「モノハロ−C1-6アルキル」なる語は、1個の
ハロゲン原子で置換された炭素数数1〜6の直鎖
状もしくは分枝状アルキル基を意味するものであ
り、「ハロゲン原子」は、塩素原子、臭素原子、
沃素原子及び弗素原子を含む。上記モノハロアル
キル具体例としては、クロロメチル、ブロモメチ
ル、フルオロメチル、1−フルオロエチル、1−
クロロエチル、2−クロロエチル、1−クロロプ
ロピル、3−クロロプロピル、1−クロロブチ
ル、1−クロロペンチル、1−クロロヘキシル、
4−クロロブチル基等を例示できる。また「C3-8
シクロアルキル基」なる語は、炭素数3〜8のシ
クロアルキル基、即ちシクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチル及びシクロオクチル基を意味する。 一般式()で表わされる化合物中、R1がα
−ハロアルキル基である化合物は、容易に対応す
る第4級アンモニウム塩を形成し得、これも亦同
様に抗炎症剤として有用である。例えば上記所定
の一般式()で表わされるハロアルキル誘導体
は、第3級アミン(N)又は不飽和アミン(〓
N)と容易に反応して、相当する第4級アンモニ
ウム塩となし得る。上記反応試薬は、通常ほぼ等
モル量用いられ、反応は不活性溶媒例えばエーテ
ル、アセトニトリル、CH2Cl2等の存在下、室温
乃至溶媒の還流温度下に、約2〜24時間を要して
行ない得る。溶媒を用いる代りに、二種の反応原
料を混合し、之等を室温もしくは20〜70℃下に2
〜24時間を要しても行ない得る。いずれの場合も
生成する結晶性塩はエーテル−エタノール混液等
から再結晶して精製することができる。 「不飽和アミン」なる語は3〜10員の含窒素不
飽和複素環及びその置換された誘導体を意味す
る。ここで不飽和結合数は連接二重結合を含まな
い最大数に相当するが、窒素原子は置換基として
水素原子を有しないものとする。上記定義の範囲
は次の例示化合物より明らかである。 1−メチルアジリジン、1−メチルピロール、
1−メチルイミダゾール、1−メチルピラゾー
ル、ピリジン、ピラゾリン、ピリミジン、ピリダ
ジン、2−メチルイソインドール、3H−インド
ール、キノリン、イソキノリン、フタラジン、キ
ノキサリン、キナゾリン、フエナジン、イソチア
ゾール、10−メチルフエノチアジン、イソオキサ
ゾール、フラザン 置換不飽和アミン誘導体には、1もしくはそれ
以上のアルキル基、−COO(アルキル)基又は−
OCO(アルキル)基を置換基として有する上記例
示の化合物が包含される。 また「第3級アミン」なる語は、窒素原子上に
水素原子を有しておらず、上記「不飽和アミン」
なる語によつて表わされる含窒素不飽和複素環を
除くアミン類を意味する。この第3級アミンの代
表例としては、好ましくは炭素数1〜8の、同一
又は相異なるアルキル基を有するトリアルキルア
ミン;各アルコキシ基が炭素数1〜8であるトリ
アルコキシアミン;第3級飽和環状アミン例えば
キヌクリジンもしくは置換キヌクリジン(3−ア
セトキシキヌクリジン等);及び第2級飽和環状
アミンのN−置換誘導体例えばN−置換のモルホ
リン、ピロリジン、イミダゾリジン、ピラゾリジ
ン、ピペリジン、ピペラジン等(N−置換基は例
えばC1-8アルキル基)であり、これらは更に任意
にメチル基等の他の置換基を有していてもよい。 好ましい第4級アンモニウム塩としては、例え
ば1,2−ジメチルピロリジン、3−アセトキシ
キヌクリジン、1−メチルピロリジン、トリエチ
ルアミン及びN−メチルイミダゾールから誘導さ
れるものを例示できる。特に好ましい第4級アン
モニウム塩は、上記で述べたアミンと、一般式
()中Zがβ−ヒドロキシメチレン基であり且
つR1がクロロメチル基である化合物特にR2
C1-6アルキル基である化合物との反応により得ら
れる塩である。 一般式()で表わされるすべての化合物は、
基本的に本発明の目的に安全なものであるが、好
ましい化合としては、上述した通りである。 他の好ましい群は、一般式()中Z、X、
R1及びR2が上記した基であり、残りの構造可変
部がハイドロコーチゾン(hydrocortisone、即ち
R3、R4及びR5が夫々水素原子であり、1,2−
位が飽和である)のそれ又はプレドニゾロン
(prednisolone、即ちR3、R4及びR5が夫々水素原
子であり、1,2−位が不飽和である)のそれと
同一である化合物、特に好ましい化合物として
は、前記の好ましい化合物においてR1及びR2
同一基である化合物を挙げることができる。 また上記した化合物の6α−及び/又は9α−フ
ルオロ及び16α−又は16β−メチル同属体も好ま
しい。この化合物の中で特にZ、X、R1及びR2
が上記した基で残りの構造可変部がフルドロコー
チゾン(fludrocortisone)、ベーターメタゾン
(betamethasone)及びデクサメタゾン
(dexamethasone)のそれらと同一である化合物
が好ましく、そのうちでもR1及びR2が第1の好
ましい群に属する化合物のそれらと同一基である
ものが最も好ましい。またこの群の中で興味のあ
る他の化合物はZ、X、R1及びR2が上記した基
で残りの構造可変部がトリアムシノロン
(triamcinolone)、フルメタゾン
(flumethasone)、フルプレドニゾロン
(fluprednisolone)又はパラメタゾン
(paramethasone)のそれらと同一であり、特に
R1及びR2が第1の好ましい群に属する化合物の
それらと同一のものである。更に他の興味のある
化合物はZ、X、R1及びR2が上記した基で、R3
【式】で、他の構造可変部がトリアム シノロンであるもの、特にR1及びR2が第1の好
ましい群の化合物のそれらと同じであるものであ
る。 上記三つ群の各群において、最も好適な化合物
は、Zがβ−ヒドロキシメチレン基であり、R2
がC1-6アルキル基(特にメチル、エチル、プロピ
ル又はイソプロピル基)であり、またR1がC1-6
アルキル基、モノハロ−C1-6アルキル基(特にク
ロロメチル基)又は−CH2−Y−(C1-6アルキル)
基(但しYは上述した基、特にC1-6アルキルがメ
チル基)のものである。 一般式()で表わされる化合物は、通常公知
の方法に準じて製造される。その方法は所望の最
終化合物の各種置換基に応じて適宜選択される。 上記一般式()で表わされる本発明化合物の
うち、一般式 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及びA環の点線は
上記に同じ。〕 で表わされる化合物の製造は、例えば、ステロイ
ド性出発原料として下記一般式()で表わされ
る化合物を用いて行なわれる。 〔式中R4、R5及びA環の点線は上記に同じ。
R3′は水素原子、α−メチル、β−メチル又はα
−OH基を示す〕 上記一般式()で表わされる化合物は、通常
対応する一般式 〔式中R4、R5、R3′及びA環の点線は上記に同
じ。〕 で表わされる21−ヒドロキシプレグネノロン類
(21−hydroxypregnenolones)を適当な有機溶媒
中室温もしくはそれ以上の温度下にNaIO4で処理
することにより得られる。 本発明の上記方法においては、一般式()で
表わされる出発化合物を、無水条件下、適当な不
活性溶媒例えばジクロロメタン、クロロホルム又
はテトラヒドロフラン等の溶媒中で、R2OCOCl
又はR2OCOBr(R2OHとCOCl2又はCOBr2との反
応により得られる、R2は上記に同じ)で表わさ
れる化合物と反応させる。上記反応は、好ましく
は適当な酸受容体例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン、炭酸カルシウム又は他の適当な塩基の存在
下に行なわれる。反応時間及び温度は特に制限は
ないが、通常反応は約0℃乃至室温下約1〜6時
間で有利に行なわれる。得られる新規な17β−カ
ルボン酸−17α−カルボネートは下記一般式
()で表わされる。 〔式中R2、R3、R4、R5及びA環の点線は上記に
同じ。〕 一般式()で表わされる出発原料として
R3′がα−OHのものを用いる場合、充分量の
R2OCOCl又はR2OCOBrを用いることにより、16
−位及び17−位のカルボネートの形成が確実とな
る(即ち一般式()におけるR3′がOHの場合、
得られる一般式()の中間体に和けるR3はα
−OCOOR6である)。 上記したように17α−置換基を導入後、得られ
る一般式()で表わされる新規な中間体は、次
いでその対応する金属塩に変換される。該金属塩
は下記一般式()で表わされる。 〔式中R2、R3、R4、R5及びA環の点線は上記に
同じ。Mは金属例えばナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属、1/2アルカリ土類金属又はタリウ
ム或はNH4を示す〕 上記一般式()の新規な塩は、例えば一般式
()のステロイドと水酸化物(MOH)又はア
ルコキシド(MOR)とを、適当な有機溶媒例え
ばエチルエーテル又はテトラヒドロフラン中で、
0℃乃至室温下に約0.5〜4時間反応させること
により得られる。 かくして得られる一般式()の塩を、次いで
一般式R1−W(式中R1は上記に同じ。Wはハロゲ
ン原子を示す)で表わされる化合物と反応させる
ことにより、対応する所望の一般式(a)で表
わされる本発明化合物を収得できる。上記反応工
程は、通常室温下に約1〜24時間で、又は溶媒例
えばアセトニトリル、テトラヒドロフラン等の沸
騰温度下に行なわれる。 上記ステロイドのR1としてモノハロ−C1-6
ルキル基を導入したい場合、例えば一般式()
中のR1がクロロメチル基である化合物を所望す
る場合、溶媒としてヘキサメチルリン酸アミドを
用い、低い温度(0−10℃)で且つR1−W試薬
としてWが沃素原子のもの例えばヨードクロロメ
タンを用いることにより、反応は容易に進行する
ことが判つた。またハロゲンを含まないR1基が
望まれる場合、例えばR1がアルキル又は−
CH2COOR6(R6は上記に同じ)である場合、上記
の如き溶媒及びR1−W試薬の使用制限は不必要
であり、上記Wは各種のハロゲンであつてよく
(好ましくは塩素もしくは臭素原子)また通常の
有機溶媒例えばジメチルホルムアミド、ジクロロ
メタン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、
クロロホルム等が、必要に応じヘキサメチルリン
酸アミドに代替使用できる。更にR1がスルフイ
ニル又はスルホニル基である一般式(a)の化
合物が望まれる場合、之等の基は通常R1−Wを
用いる反応では導入できず、引き続き後述するよ
うに対応するチオステロイドから製造される。 R1がスルフイニル又はスルホニル基含有基で
ある一般式(a)の化合物は、対応するチオス
テロイドの酸化により製造することができる。例
えば、一般式 〔式中、R2、R3、R4、R5及びA環の点線は上記
に同じ。R8は−CH2S−(C1-6アルキル基)基を
示す。〕で表わされる化合物を、m−クロロ過安
息香酸の1当量と、0〜25℃下1〜24時間、適当
な溶媒例えばクロロホルム中で反応させることに
より、R1が−CH2−SO−(C1-6アルキル)基であ
る一般式(a)の化合物を得ることができる。
また上記においてm−クロロ過安息香酸の2当量
を用いれば、R1が−CH2−SO2−(C1-6アルキル)
基である一般式(a)の化合物が取得できる。 一般式(a)の化合物の他の製造方法におい
ては、上記合成工程で用いたと同一の一般式
()で表わされる17α−ヒドロキシ−17β−カル
ボン酸が出発原料として利用できるが、この方法
は17α−OCOOR2置換基の導入に先立つて又はむ
しろその後に17β−COOR1基の形成が行なわれ
る。各基の導入には、基本的には上記したと同一
の非−ステロイド性試薬、反応条件等が採用され
る。かくして一般式()の出発原料をまず
MOH又はMORと反応させて下記一般式()
で表わされる対応する中間体を得る。 〔式中R4、R5、R3′、M及びA環の点線は上記に
同じ〕 該中間体を次いでR1W(R1及びWは上記に同
じ)で表わされる化合物と反応させて、下式で表
わされる対応する17β−カルボン酸エステルを得
る。 〔式中R1、R3′、R4、R5及びA環の点線は上記に
同じ。〕 上記化合物を次いでR2OCOCl又はR2OCOBr
(R2は上記に同じ)と反応させることにより一般
式(a)で表わされる対応する17α−カーボネ
ートを収得できる。 化合物()から化合物()に至る反応の各
種条件は、上述した化合物()から化合物
()に至る反応のそれと同じである。同様に化
合物()を化合物()に変換する反応の条件
等は、化合物()を一般式(a)に変換する
反応のそれらと同一であり、上記に詳述した通り
である。また化合物()を一般式(a)に変
える反応の条件等も、化合物()を化合物
()に変える反応のそれらと実質的に同一であ
る。繰り返せば16−ヒドロキシ基を含有する出発
原料を用いる場合、一般式(a)の16,17−ジ
カーボネートが生成し、これは次いで必要ならば
選択的に加水分解されて対応する一般式(a)
の16−ヒドロキシ−17−カーボネートに変換され
得る。またR1がスルフイニル−又はスルホニル
−含有基である一般式(a)の化合物は、通常
対応する一般式(a)のチオ基含有化合物の酸
化により得られ、その詳細は前記した通りであ
る。更にR1がスルフイニル−又はスルホニル−
含有基(例えばR1が−CH2−SO−(C1-6アルキ
ル)又は−CH2−SO2−(C1-6アルキル)基)で
ある一般式(a)の化合物は、R1がチオ−含
有基である対応する一般式()の化合物の酸化
反応、好ましくはm−クロロ過安息香酸を用いた
酸化反応及びこれに引き続き得られるスルフイニ
ル又はスルホニル化合物への17α−OCOOR2置換
基導入反応により収得される。 一般式(a)で表わされる本発明化合物の他
の製造方法においては、上記一般式()の17β
−カルボン酸−17α−カーボネート中間体が用い
られる。この方法によれば、一般式()の中間
体がまず温和な塩化アシル形成試薬例えばジエチ
ルクロロリン酸又は塩化オキサリルで処理され
て、下記一般式()で表わされる対応する新規
な酸クロライドが生成する。 〔式中R2、R3、R4、R5及びA環の点線は上記に
同じ。〕 上記酸クロライドは引き続きR1XM′(式中R1
びXは上記に同じ。M′は水素原子又は上記Mを
示す)を用いて、不活性溶媒例えばCHCl3
THF、アセトニトリル又はDMF中、約0℃乃至
溶媒の沸点温度範囲で約1〜6時間処理され、こ
れにより対応する一般式(a)の化合物が収得
される。尚R1MX′としてM′が水素原子を示す化
合物を用いる場合、反応系内に酸スカベンジヤー
例えばトリエチルアミンを存在させるのがよい。 上記方法における二つの段階は同一溶媒中で容
易に進行し、第1段階で生成する一般式()の
酸クロライドは特に単離する必要はない。一般式
(a)の化合物の製造の他の好ましい態様にお
いては、上記した一般式()の17α−ヒドロキ
シ−17β−カルボン酸エステルが用いられる。こ
の方法によれば一般式()の中間体を、適当な
有機溶媒例えばトルエン、ベンゼン、CH2Cl2
はアセトニトリル中、低温(−20℃乃至室温、好
ましくは0℃付近)下に約2時間(又は反応が完
結するまで)、ホスゲンと反応させる。溶媒及び
過剰量のホスゲンを留去して所望の新規な17α−
クロロカルボニルオキシ−17β−カルボン酸エス
テル中間体が得られる。これは下記一般式()
で表わされる。 〔式中R1、R4、R5及びA環は上記に同じ。R3″は
水素原子、α−メチル、β−メチル又はα−
OCOCl基を示す 出発原料とする一般式()の化合物のR3′が
ヒドロキシ基である場合、16−位及び17−位への
クロロカルボニルオキシ基の形成を確実なものと
するために充分量のホスゲンが通常用いられる
(即ち一般式()のR3′がα−OHである場合、
得られる一般式()の中間間体におけるR3″は
α−OCOCl基である)。一般式()の中間体
を、次いで不活性溶媒中、好ましくは酸スカベン
ジヤー例えばトリエチルアミンの存在下に
R2OM′で示される化合物と反応させて、対応す
る一般式()の化合物を得る。R2OM′として
R2OHで示されるアルコールを用いる場合、反応
方法は上述した化合物()から化合物()の
反応と同様である。またR2OM′としてR2OMで
示される化合物を用いる場合、反応方法は上述し
た化合物()から化合物(a)の反応と同様
である。一般式()の化合物におけるR3″が
OCOCl基の場合、通常充分量のR2OM′が用いら
れ、16−及び17α−置換基の両者共OCOOR2基に
変換される。またこの合成工程の最終段階として
通常一般式(a)の16−ヒドロキシ及びスルフ
イニル−及びスルホニル−基含有化合物が生成す
る。 上記方法の変法として、ステロイド法17α−ヒ
ドロキシ−17β−カルボン酸(一般式()の出
発原料)を上記したようにホスゲンと反応させる
ことができ、これにより下式で表わされる17α−
クロロカルボニルオキシ−17β−カルボン酸中間
体を収得できる。 〔式中R3″、R4、R5及びA環は上記に同じ。〕 これを次いで前述したようにR2OM′と反応さ
せて、対応する一般式()の化合物を得る。こ
の新規な中間体は次いで対応する一般式(a)
の化合物に変換できる。スルフイニル及びスホニ
ル誘導体を最終工程で製造できる。 一般式(a)の化合物を製造するための他の
ひとつの方法では、上記一般式()の17α−ヒ
ドロキシ−17β−カルボン酸エステルを用いる。
この方法によれば一般式()の中間体を、式
【式】(これはホスゲンと2当量の R2OHとから常法により製造される)のカーボネ
ートの過剰量と、酸触媒の存在下に反応させて、
対応する一般式()の化合物を得る。R2の性
質に応じて、
【式】試薬はまたカーボネ ート試薬の沸点での又は対応するR2OHの沸点で
の溶媒としても機能し、該R2OHは反応混合物か
ら通常除去されて反応を完結させ得る。また上記
試薬は適当な不活性有機溶媒例えばベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素やジクロロメタン、ク
ロロホルム等のハロゲン化炭化水素等と併用され
てもよい。またこの方法の最終工程として一般式
(a)のスルフイニル及びスルホニル化合物が
通常製造される。これはR1が硫黄原子を含む一
般式()の中間体をまず酸化反応させ、次いで
得られる一般式()のスルフイニル又はスルホ
ニル化合物を
【式】と反応させることに より得られる。 選択された一般式(a)の化合物を製造する
ための他のひとつの方法は、通常の方法により行
ない得る。例えばR1又はR2がハロゲン置換の一
般式(a)の化合物は、該ハロゲンを他のハロ
ゲンに置換するためのハロゲン交換反応に供する
ことができる。該反応の反応性はCl<Br<Iの
順である。また例えば一般式(a)の17β−カ
ルボン酸クロロアルキルと沃化アルカリ金属例え
ば沃化ナトリウムとの反応によれば対応する17β
−カルボン酸ヨードアルキルが収得できる。同様
にブロム化塩例えば臭化リチウムを17β−カルボ
ン酸クロロアルキルと反応させることにより対応
する17β−カルボン酸ブロモアルキルを収得でき
る。上記各反応に好適な溶媒はヘキサメチルリン
酸アミド、アセトン、エタノール、メチルエチル
ケトン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルム
アミド及びアセトニトリルから成る群から適宜選
択される。 同様にして相対的溶解性に基づくハロゲン交換
反応によつて、一般式(a)の17β−カルボン
酸クロロアルキル又は17β−カルボン酸ヨードア
ルキルを対応するフルオロアルキル誘導体に変換
できる。この反応には弗化銀が用いられ、また適
当な有機溶媒例えばアセトニトリル中で行なわれ
る。この反応は特にR1がフルオロメチル又はフ
ルオロエチル基である化合物の製造に有利であ
る。 一般式()のステロイド性出発原料を製造す
るための21−ヒドロキシプレグネノロン類は、商
業的に入手できるか又は公知の方法により製造で
きる。同様に上述した各種方法に利用される非−
ステロイド性出発原料も商業的に入手できるか常
法により製造できる。 また、一般式()の出発原料を一般式
R2OCOCl又はR2OCOBr(R2は上記に同じ)の化
合物と反応させることによつて、下式で表わされ
る中間体を収得できる。 〔式中R2、R3′、R4、R5及びA環の点線は上記に
同じ〕 上記化合物(XI)を単離するか又は単離するこ
となく次いで部分的加水分解して、対応する一般
式()の中間体に変換する。 一般式()の出発原料とR2OCOCl又は
R2OCOBrとの反応は、上記した一般式()の
化合物とR2OCOCl又はR2OCOBrとの反応と同一
条件下に行なわれる。但し一般式()の出発原
料1モルに対しR2OCOCl又はR2OCOBrは2モル
又はそれ以上用いられる。得られる一般式(XI)
の反応生成物の部分的加水分解は、不活性溶媒中
触媒の存在下に行なわれる。適当な触媒としては
トリエチルアミン、トリメチルアミン等のアルキ
ル第3級アミン;ピリジン、4,4−ジメチルア
ミノピリジン、キノリン等の芳香族アミン;ジエ
チルアミン、ジメチルアミン等のアルキル第2級
アミン;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、重
炭酸カリウム等の無機塩基等を利用できる。好ま
しくはピリジン及び重炭酸カリウムを使用でき
る。不活性溶媒としては、水;エタノール、メタ
ノール等の低級アルコール類;ジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ジ
クロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化
水素類;ピリジン、トリエチルアミン等の第3級
アミン類;又は之等の2もしくはそれ以上の混合
溶媒等を用い得る。反応は通常約0〜100℃、好
ましくは室温〜50℃の温度下1〜48時間、好まし
くは2〜5時間を要して行なわれる。 本発明はまた下式で表わされる新規な化合物を
も提供するものである。 〔式中R1、R2、R3、R4、R5及び環Aにおける点
線は上記に同じ〕 上記一般式(b)で表わされる11−ケト化合
物は、対応する一般式(a)の11β−ヒドロキ
シ化合物の製造につき前述した方法に従い製造す
ることができる。例えば11−ケト基を有する対応
する一般式()の出発原料をR2OCOCl又は
R2OCOBrと反応させることにより、11−ケト基
を有する一般式()に対応する新規な中間体が
得られる。これを次いでその金属塩に変換させ
る。これは11β−ヒドロキシ基に代り11−ケト基
を有する以外は一般式()のそれに相当する。
次いで上記金属塩をR1Wと反応させることによ
り、対応する一般式(b)の化合物を得る。上
記方法におけるすべての反応条件は、対応する一
般式(a)の化合物の製造について前述したと
おりである。同様にR1がスルフイニル−又はス
ルホニル−含有基である一般式(b)の化合物
の製造は、対応する一般式(a)の化合物につ
き採用されたと同様の方法により、この工程の最
終段階で行なわれる。更に一般式(a)の化合
物の製造につき前述したすべての変法は、この一
般式(b)の化合物の製造にも適用できる。こ
の場合単に用いられる11β−ヒドロキシステロイ
ドに代え対応する11−オキソ出発原料を用いれば
よい。例えば一般式()、()、()、()、
()及び(XI)における11−ヒドロキシ基を、
11−オキソ基に変える以外は、前述した()→
()→()→(a);()→()→(
a);()→()→(a);()→()→
(a);()→(a)等の反応と同一操作が
採用できる。 また、一般式(b)の化合物は、対応する一
般式(a)の化合物と酸化剤とを反応させるこ
とによつても製造できる。一般式(a)の化合
物を対応する一般式(b)の化合物に変換する
酸化反応は、適当な溶媒中酸化剤を用いて行なわ
れる。溶媒としては通常のもの例えば水、有機酸
(蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸等)、アルコール
(メタノール、エタノール等)、ハロゲン化炭化水
素(クロロホルム、ジクロロメタン等)等を用い
得る。酸化剤としてもヒドロキシ基をカルボニル
基に酸化する際に用いられる通常の各種のもの、
例えばクロロクロム酸ピリジニウム、三酸化クロ
ム−ピリジン液、過酸化水素、二クロム酸、二ク
ロム酸塩(二クロム酸ナトリウム、二クロム酸カ
リウム等)、過マンガン酸、過マンガン酸塩(過
マンガン酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム)
等を用い得る。酸化剤は通常一般式(a)の化
合物1モルに対して1モル以上、好ましくは1〜
3モル用いることができる。反応は通常0〜40
℃、好ましくは室温付近の温度下に約6〜30時間
行なわれる。 一般式(b)の新規化合物は、それ自体抗炎
症活性を有すると共に、生体内(インビボ)又は
試験管内(インビトロ)において、対応する11β
−ヒドロキシ化合物の前駆体として有用である。
該一般式(b)の化合物は、インビトロにおい
て、11−オキソ基を11β−ヒドロキシ基に還元す
るが、ステロイド性物質の他の部分は変化させな
い適当な公知の還元剤を用いて、還元される。上
記還元を行なうには、微生物による還元が有利で
あるが、化学的還元も亦可能である。更に一般式
(b)の化合物は、例えば潰瘍性大腸炎等の処
置のために適当な投与形態例えば滞留注腸剤等に
調製されてもよい。之等の投与形態においては、
一般式(b)の化合物は体内例えば結腸内でバ
クテリアにより微生物学的に還元されて、より活
性な11β−ヒドロキシステロイドとなり、これは
抗炎症作用を誘発する。 一般式(b)中特に好ましい群には、R1
びR2が一般式(a)におけるそれらと同じで
あり且つ残りの構造可変部がコーチゾン(即ち
R3、R4及びR5の夫々が水素原子であり、1,2
−位結合が飽和)、プレドニソン(即ちR3、R4
びR5の夫々が水素原子であり、1,2−位結合
が不飽和)、又は之等の6α−及び/又は9α−フル
オロ及び16α−又は16β−メチル−同属体のそれ
らと同一であるものが包含され、特にR1及びR2
が前述した第1の好ましい化合物につき定義され
る基であるものは好適である。之等誘導体中の最
適なものは、R2がC1-6アルキル基及びR1がC1-6
アルキル、モノハロ−C1-6アルキル(特にクロロ
メチル)又は−CH2−Y−(C1-6アルキル)基
(特に−CH2−Y−CH3基)のものである。 本発明各化合物につき行なつた各種の活性試験
の結果、以下の通り、本発明の一般式()のス
テロイド類は強力な抗炎症活性及び最小限の全身
的活性/毒性を有することが確認された。この局
所活性と全身的活性との好ましい分離の点より、
本発明化合物は、局所炎症状態の処置に有効であ
り、公知の天然もしくは合成の糖質コルチコステ
ロイド類例えばコーチゾン、ハイドロコーチゾ
ン、ハイドロコーチゾン17α−ブチレート、ベー
ターメタゾン17−バレレート、トリアムシノロ
ン、ベーターメタゾンジプロピオネート等に見ら
れる如き重大な全身的の副作用を併なうおそれが
ない。 <胸腺退縮試験> 供試動物として体重約40〜45gの雌性スプラー
グ/ドウリユーラツトを用いる。各ラツトの各耳
の一方を、下記に示す本発明化合物の所定量を含
む溶液(エタノール/イソプロピルミリステート
又はアセトン/イソプロピルミリステート、90/
10)の総計25μで処理する。コントロールとし
て供試化合物を含まない上記液で同様に処理した
供試動物群を作成する。24時間後、全供試動物を
殺し計量し、またその胸腺を摘出して計量する。
結果を下記第1表に示す。胸腺重量はmg/100g
ラツトとして示す。
【表】 胸腺重量における変化により全身的作用及びそ
の毒性を測定し得る。胸腺重量の減少が大きい程
全身的活性は強い。上記第1表より、ハイドロコ
ーチゾン即ち天然の糖質コーチコイドは、コント
ロールと対比して顕著な胸腺重量減少を惹起して
いることが明らかである。同一投与量での本発明
化合物における上記減少量はより低いものであ
り、このことから、本発明化合物はハイドロコー
チゾンに比し全身的作用がより低いことが判る。 <皮膚蒼白試験> マツケンジー型ヒト蒼白試験(Mckenzie−
typehuman blanching study)を、本発明化合
物、17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒ
ドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
17β−カルボン酸クロロメチルにつき、その蒼白
効果を調べるために行なつた。ヒトに蒼白を起す
化合物の作用は、その抗炎症活性と密接に関連す
ることが知られている。 供試化合物をエタノール/イソプロピルミリス
テート(90/10又は70/30)に溶かして0.03、
0.01、0.003、0.001及び0.0003M濃度の液を作成
する。各溶液の50μ部分標本を、アレルギー試
験に通常用いられる包帯のガーゼ部分に別々に適
用し、該包帯を前腕に施用する。その6時間後包
帯をとりはずす。包帯除去の1〜5時間後、供試
化合物の最も低濃度においても蒼白は観察され
た。 比較のためハイドロコーチゾンにつき同一試験
を行なつた所、ハイドロコーチゾン0.03M以下の
濃度において蒼白は観察されなかつた。更にこの
0.03Mハイドロコーチゾンに見られる蒼白は、
17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒドロ
キシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β−
カルボン酸クロロメチルの0.001M使用の場合と
ほぼ同等であつた。 <耳浮腫試験> 供試動物として体重約150gのスプラーグ/ド
ウリユーラツトを用いる。供試化合物処理群にお
いては、供試化合物の所定量を、クロトン油5%
を含有するアセトンに溶解し、該溶液50μを供
試動物の右耳内面に施用する。対照群は同様にし
て賦形剤即ち5%クロトン油アセトン液のみで処
理する。クロトン油の塗布6時間後、各耳の一定
部分を、麻酔下で切除する。次にステロイド処置
の48時間後に、供試動物を殺し、胸腺及び副腎を
摘出して計量する。クロトン油により誘発された
耳浮腫に対する局所的ステロイド投与による抑制
効果の試験結果を下記第2表に示す。
【表】 上記第2表より用いられた本発明化合物即ち
17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒドロ
キシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β−
カルボン酸クロロメチルは、クロトン油により惹
起される耳の浮腫(それによる重量増加)を実質
的に抑制することが明らかである。即ち該化合物
は実際に抗炎症活性を有することが判る。一方本
化合物は、ベーターメタゾン 17−バレレートと
は異なつて、コントロールと対比して胸腺重量の
有意な減少を惹起しない、即ち全身的作用をほと
んど示さないことが明らかである。 <肉芽腫形成試験> 供試化合物をアセトンに溶解し、作成された各
種濃度の被検液を綿薬球中に注入する。それらを
乾燥し次いで各供試動物(ラツト)の背部皮下の
左右に1個づつ埋込む。6日後供試動物を殺し、
埋込まれた綿球及びその周囲に形成される肉芽組
織(内芽腫)を摘出し、乾燥後計量する。また胸
腺及び副腎も摘出し計量する。この試験における
肉芽腫形成抑制に対する供試化合物の活性は、該
化合物の局所抗炎症活性を直接示すものである。
即ち肉芽組織重量が小さい程抗炎症活性は良好で
ある。一方胸腺重量の有意な減少は、有意な全身
系活性を示すものであり、逆に供試化合物がコン
トロールに比し胸腺重量減少をほとんど示さない
場合、これは全身的作用を欠くか又は非常に小さ
いことを意味する。 結果を下記第3表、第4表並びに第5−a及び
5−b表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 上記第3表、第4表及び第5−a表より、本発
明の供試化合物は、公知のステロイドであるハイ
ドロコーチゾン17−ブチレート及びベーターメタ
ゾン 17−バレレートに比し、より少量の投与量
で優れた抗炎症活性を示すことが判る。一方公知
のステロイド類はすべき胸腺重量の激しい減少を
惹起し、非常に強力な全身的作用を具備するのに
対し、本発明の供試化合物は、胸腺重量の重大な
減少を惹起しないか、最小限の減少を引き起すの
みである。即ち本発明化合物は、公知のステロイ
ド性抗炎症剤に比し顕著に優れた治療インデツク
ス(即ち全身的作用からの局所抗炎症作用の分
離)を示すものが明らかである。 また上記第5−b表からも本発明の供試化合物
は、優れた局所抗炎症作用を有することが判る。 上記第4表及び第5−a表に示す結果より、ま
た本発明化合物のED40、ED50、ED60及び相対的
強度を算出することができ、これらを下記第6表
に示す。本発明化合物のひとつである11β−ヒド
ロキシ−17α−イソプロポキシカルボニルオキシ
アンドロスト−4−エン−3−オン−17β−カル
ボン酸クロロメチルの各EDにおける強度を1と
して、他の化合物の相対強度を求める。また
ED40、ED50及びED60は、夫々肉芽腫重量を40
%、50%及び60%減少させるに要する化合物投与
量を意味する。
【表】
【表】
【表】 尚第6表中(1)は肉芽組織重量を40%抑制する投
与量、(2)は同じく50%抑制する投与量及び(3)は同
じく60%抑制する投与量であり、( )内数値は
95%信頼限界を示す。 <胸腺退縮試験> 医薬を全身系に投与する際の、ラツトにおける
胸腺重量に対する本発明化合物の効果を調べるた
めに、更に数種の試験を行なつた。之等の試験に
おいては、供試動物として雄性スプラーグ/ドウ
リユーラツトを用いた(各試験に用いたラツトの
平均体重は、後記に示す)。 供試化合物を0.5%CMC(カルボキシメチルセ
ルロース)中に懸濁させ、3日間1日1間皮下注
射する。5日目(最終投与の48時間後)、供試動
物を殺し、胸腺重量を計算する。体重増加を最終
投与の24時間後に測定しておく。試験結果を第7
表、第8表及び第9表に示す。また本発明の供試
化合物及び対照ステロイドについてのTED40値、
TED50値(胸腺組織退縮投与量(thymolytic
effective doses)即ち胸腺重量を夫々40%及び
50%抑制するに要する投与量)及び相対強度を第
10表に示す。第10表において、対照ステロイドと
するベーターメタゾン 17−バレレートについて
のTED40及びTED50を夫々1として、他の化合
物の相対強度を求める。即ち胸腺退縮効果が高い
程、該化合物は毒性が強いと言える。
【表】
【表】 尚第7表において供試動物としては、体重149
〜168gの雄性スプラーグ/ドウリユーラツトを
用いた。また各数値は(平均±S.E.)を示し*は
P<0.05を、**はP<0.01を、また***はP
<0.001を夫々示す。
【表】
【表】 尚第8表において供試動物としては、体重約
185g(162〜209g)の雄性スプラーグ/ドウリ
ユーラツトを用いた。また各数値は(平均±S.
E.)を示し、*はP<0.05を、**はP<0.01を、
また***はP<0.001を夫々示す。
【表】 尚第9表において供試動物としては、体重91〜
112gの雄性スプラーグ/ドウリユーラツトを用
いた。また各数値は(平均±S.E.)を示し、*は
P<0.05を、**はP<0.01を、また***はP
<0.001を夫々示す。
【表】 尚第10表中(a)は、100mg/Kg/日の投与量にお
いてさえ、胸腺重量の50%減少は認められないこ
とを示す。 <静脈内投与による胸腺退縮試験> 本発明化合物の胸腺退縮作用を、ベーターメタ
ゾン 17−バレレートのそれと対比して試験を行
なつた。この試験においては被験薬をラツトに静
脈内投与し、綿球肉芽腫形成試験を併用した。体
重約185g(166〜196g)の雄性スプラーグ/ド
ウリユーラツトを用いた。夫々30mgの二つの綿球
を殺菌し各供試動物の背部の皮下左右に各1個づ
つ埋込む。この日を埋込0日とする。供試化合物
を0.8%ポリソルベート80中に懸濁させ、綿球埋
込の翌日より3日間連続して1日1回静注した。
埋込5日に、供試動物を殺し、2つの綿球をその
夫々の肉芽腫と共に取り出し、50℃のオーブン中
で一夜乾燥し、計量する(乾燥肉芽腫重量)。胸
腺及び最終的体重をも記録する。結果を第11表に
示す。 この試験は、本発明ステロイドを静脈内に投与
したときの失活性を調べたものである。本供試化
合物とベーターメタゾン 17−バレレートとの局
所抗炎症の相対力価は第6表より283:0.7であ
る。これは本供試化合物がベーターメタゾン17−
バレレートよりも約400倍強い局所抗炎症活性を
有することを示しており、その本供試化合物を静
脈内に投与し、全身性抗炎症活性をベーターメタ
ゾン 17−バレレートと比較した。本供試化合物
による肉芽腫形成の抑制および胸腺の退縮はベー
ターメタゾン 17−バレレートよりも弱かつた。
この実験結果より、容易に代謝(失活)しない化
合物は、たとえばベーターメタゾン17−バレレー
トの場合の如く、全身性抗炎症活性を発現すると
考えられる。
【表】 尚第11表中各値は(平均±S.E.)を、*はP<
0.05を、**はP<0.01を、また***はP<
0.001を夫々示す。 局所綿球肉芽腫形成試験のED50値(例えば上
記第6表に示す)及び胸腺退縮試験のTED40
(例えば上記第10表に示す)から、公知のステロ
イド類と対比して本発明各化合物の相対強度及び
治療インデツクスを求めた。結果は第12表の通り
であり、本発明化合物は、強力な抗炎症活性をも
つものであるが、全身性副作用が極めて弱いとい
うことが判る。
【表】
【表】 本発明の一般式()の化合物は、適当な薬理
的に許容される担体と共に、局所炎症の治療用薬
理組成物とすることができる。本発明の化合物
は、全身性作用を有しない点より、勿論全身性副
腎皮質性治療が指示する病理状態例えば副腎皮質
不全等の治療を意図するものではない。本発明化
合物の少なくとも1種及び1もしくはそれ以上と
薬理担体を含む薬理組成物により治癒可能な炎症
状態の例としては次のようなものを挙げることが
できる。即ち例えばアトピー性皮膚炎、座瘡、乾
癬、接触性皮膚炎等の皮膚科学的疾患;例えば気
管支喘息等のアレルギー状態;急性及び慢性のア
レルギー及び炎症反応を含む眼及び耳の疾患;呼
吸系疾患;潰瘍性大腸炎;並びに直腸性炎症、痔
疾、直腸肛門炎、陰窩炎、亀裂、術後痛及び肛門
痒に関連する痒症及び痛み等を例示できる。
また本発明組成物は、移植により惹起される炎症
や組織拒否に対する予防診断剤として局所的にも
適用できる。 本発明組成物における担体及び投与形態の選択
は、該組成物が投与される条件等に応じて適宜に
行なうことができる。 局所投与に適した各種剤型としては、軟膏剤、
ローシヨン、クリーム、粉末、滴下剤(点眼又は
点耳剤)、噴霧剤(鼻及び咽喉用)、座剤、滞留注
腸剤、咀嚼もしくは吸入可能な錠剤もしくは顆粒
剤(アフタ性潰瘍治療用)及びエアゾール剤を例
示できる。軟膏剤及びクリームは、適当な増粘剤
及び/又はゲル化剤及び/又はグリコール類を添
加して水性基材もしくは油性基材と共に製剤化す
ることができる。上記基材としては例えば水及
び/又は液体パラフイン等の油もしくは落化生
油、ゴマ油等の植物性油或はプロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール等のグリコール溶媒
等を例示できる。増粘剤は上記基材に応じて用い
られ、その例としては軟パラフイン、ステアリン
酸アルミニウム、セトステアリルアルコール
(cetostearyl alchol)、ポリエチレングリコール、
羊脂、水添ラノリン及び蜜ろう及び/又はモノス
テアリン酸グリセリル及び/又は非イオン性界面
活性剤を例示できる。 軟膏及びクリーム中のステロイドの溶解性を改
善するために、芳香族アルコール例えばベンジル
アルコール、フエニルエチルアルコール、フエノ
キシエチルアルコール等を用いることもできる。 ローシヨンは水性基材又は油性基材を用いて製
剤化され、これは通常1もしくはそれ以上の添加
剤即ち界面活性剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤、
溶媒、着色剤及び香料を含んでいる。粉末は各種
の粉末基材を用いて調製される。粉末基材として
は例えばタルク、ラクトース又はスターチを例示
できる。滴下剤も亦1以上の分散剤、懸濁化剤又
は可溶化剤等を含む水性基剤を用いて調製され
る。噴霧剤は例えばジクロロジフルオロメタン、
トリクロロフルオロメタン等の適当な推進剤を用
いてエアゾールの形態に調製することができる。 本発明組成物における有効成分含有量は、用い
られる化合物、調製される剤型及び投与条件等に
応じて適宜に決定できる。通常製剤は一般式
()の化合物を約0.0001〜約5.0重量%含むこと
ができる。局所投与用製剤は通常0.0001〜2.5重
量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の一般式()
の化合物を含んでおり、これは一日一回もしくは
必要時に投与され得る。また一般に本発明化合物
は、公知の糖質コルチコステロイド類を含む通常
の組成物と基本的に同様の局所投与用組成物の形
態に調製できる。この場合その投与レベルは、公
知の高活性な薬剤例えばメチル プレドニソロン
アセテート及びベクロメタゾンジプロピオネート
と対比して同様であるか又は本発明化合物中最も
強力なものの場合は任意に低くすることができ、
また公知の低活性な薬剤例えばヒドロコルチゾン
と対比すれば、かなり低い投与レベルとすること
ができる。 かくして喘息の治療用の適当な吸入剤は、本発
明化合物例えば17α−エトキシカルボニルオキシ
−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3
−オン−17β−カルボン酸クロロメチルを含む計
量投与エアゾール単位形態に調製でき、その調製
は通常の方法に従い得る。かかるエアゾール単位
形態はまた例えばトリクロロフルオロメタン及び
ジクロロジフルオロメタン等の推進剤中に上記化
合物の微細結晶懸濁物及びオレイン酸又は他の適
当な分散剤を含んでいてもよい。各単位は上記有
効成分化合物の10mgを含んでおり、その約50μg
が各作動により放出される。本発明化合物中最も
強力なもののひとつである例えば17α−エトキシ
カルボニルオキシ−9α−フルオロ−11β−ヒドロ
キシ−16α−メチルアンドロスタ−1,4−ジエ
ン−3−オン−17β−カルボン酸クロロメチルを
用いる場合、各単位は該有効成分化合物の1mgを
含んでおり、各作動によりその約5μgが放出さ
れる。 本発明の薬理組成物の他の例としては、各種の
炎症性直腸疾病の治療に適した泡沫を例示でき
る。これは肛門に又は肛囲に適用される。該泡沫
は、粘着性泡沫基剤例えばプロピレングリコー
ル、エトキシ化ステアリルアルコール、ポリオキ
シエチレン−10−ステアリルエーテル、セチルア
ルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、
トリエタノールアミン及び水等の基剤中に一般式
()の化合物例えば17α−エトキシカルボニル
オキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−エ
ン−3−オン−17β−カルボン酸クロロメチルの
0.1%及び局所麻酔剤例えば塩酸プラモキシンの
1%を含んでおり、また不活性推進剤を含んでい
る。本発明化合物中より強力なそれを使用する場
合は、通常より少量の有効成分量が採用される。
例えば9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α−
メトキシカルボニルオキシ−16α−メチルアンド
ロスタ−1,4−ジエン−3−オン−17β−カル
ボン酸クロロメチルは0.05%の濃度で用いるのが
よい。 本発明の他の薬理形態の例としては滞留注腸に
適した溶液乃至懸濁液を例示できる。その単位投
与形態は通常本発明化合物例えば17α−エトキシ
カルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロス
ト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸クロ
ロメチルの40mg(又はより強力な本発明化合物例
えば9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α−イ
ソプロポキシカルボニルオキシ−16β−メチルア
ンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−17β−
カルボン酸クロロメチル又は9α−フルオロ−11β
−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−プロポキシ
カルボニルオキシアンドロスタ−1,4−ジエン
−3−オン−17β−カルボン酸クロロメチルの場
合にはそれらの夫々20mg)を、塩化ナトリウム、
ポリソルベート80及び1〜6オンス(約28.3〜
170g)の水(水は用時添加される)と共に含有
している。上記懸濁液は、潰瘍性大腸炎の治療に
おいては毎週数回、連続的滴注により、又は滞留
腸注として投与される。 本発明の他の薬理形態は、後記する各実施例に
示す通りである。 上記記述より、更に詳述するまでもなく、当業
者は本発明内容のすべてを充分に利用できる所で
あり、従つて以下に述べる実施例は単に本発明を
例記するものであり、本発明は何らこれらに限定
されるものではない。 実施例 1 テトラヒドロフラン120ml及びメタノール30ml
にハイドロコーチゾン(15g、0.04モル)を溶解
した溶液にに、室温下水100mlにメタ過ヨウ素酸
ナトリウム(25.7g、0.12モル)を溶解した温溶
液(ほぼ50℃)を添加する。反応混合物を室温下
に2時間撹拌し、次いで減圧下に濃縮してテトラ
ヒドロフラン及びメタノールを留去する。得られ
る固体を水50mlを用いて粉砕し、過により分離
し、水洗し、真空下50℃にて3時間乾燥する。斯
くして生成物、11β,17α−ジヒドロキシアンド
ロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸
(即ちコルチエニツクアシツド)がほぼ96%の収
率(13.76g)で得られる。融点231〜234℃ 該生成物は下記構造式で表わされる。 実施例 2 11β,17α−ジヒドロキシアンドロスト−4−
エン−3−オン−17β−カルボン酸(5w/v%、
1モル)及びトリエチルアミン(4モル)をジク
ロロメタンに溶解した冷溶液にクロル蟻酸メチル
(3.9モル)の50w/v%ジクロロメタン溶液を添
加する。反応混合物を室温に2時間放置する。生
成するトリエチルアミン塩酸塩の沈澱物を去
し、液を3%重炭酸ナトリウム、希(〜1%)
塩酸及び水を用いて洗浄する。有機層を分離し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、過する。液を真
空下に濃縮し、泡沫を次のステツプ(例えば下記
実施例3)に使用するか又はクロマトグラフにか
け結晶化して分析に供する。生成物は11β−ヒド
ロキシ−17α−メトキシカルボニルオキシアンド
ロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸
であり、クロマトグラフイー及び結晶化した後の
融点は198〜204℃である。 IR(KBr)cm-13000〜2800(CH) 1750、1735、1720(CO) 1650、1640(C=C−C=O) 該生成物は下記構造式で表わされる。 クロル蟻酸メチルの代りに同量のクロル蟻酸エ
チルを用い、上記と同様に操作して17α−エトキ
シカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロ
スト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸を
得る。クロマトグラフイー及び結晶化後の融点は
192〜195℃である。 IR(KBr)cm-13500(11β−OH) 3000〜2800(CH) 1740(CO) 1630(C=C−CO) NMR(CDCl3)δ6.4(b、1、COO) 5.67(s、1、C=C) 4.43(b、1、COH) 4.13(q、2、J=7.5Hz、OCH2 CH3) 元素分析(C23H32O7として) 計算値(%) C65.69 H7.67 実測値(%) C65.76 H7.74 クロロ蟻酸メチルの代りに同量のクロル蟻酸ブ
チルを用い、上記と同様に操作して17α−ブトキ
シカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロ
スト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸を
得る。テトラヒドロフラン−ヘキサンから結晶後
のこの化合物の融点は164〜166℃である。 クロロ蟻酸メチルの代りに同量のクロロ蟻酸イ
ソプロピルを用い、上記と同様に操作して11β−
ヒドロキシ−17α−イソプロポキシカルボニルオ
キシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β−
カルボン酸を得る。テトラヒドロフラン−ヘキサ
ンから結晶後のこの化合物の融点は144.5〜146.5
℃である。 実施例 3 11β−ヒドロキシ−17α−メトキシカルボニル
オキシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β
−カルボン酸を等量の1N水酸化ナトリウムとメ
タノール中にて結合させ、この溶液をエチルエー
テルを用いて100倍に希釈する。得られる懸濁液
を1時間冷却する。次いで生成する結晶を過
し、排気デシケーター中で乾燥し、ヘキサメチル
リン酸アミド(10w/v%)に溶解する。 酸塩即ち11β−ヒドロキシ−17α−メトキシカ
ルボニルオキシアンドロスト−4−エン−3−オ
ン−17β−カルボン酸ナトリウムを1モル含有す
る上記溶液を沃化クロロメチル4モルと結合させ
る。反応混合物を室温下に3時間維持し、次いで
酢酸エチルを用いて10倍に希釈する。希釈された
反応混合物を5%チオ硫酸ナトリウム、3%重炭
酸ナトリウム及び水を用いて洗浄する。有機層を
分離し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、過
する。液を真空下に濃縮し、泡沫とする。泡沫
を適当な溶媒(エチルエーテル又はテトラヒドロ
フラン/ヘキサン)から結晶化することにより精
製する。斯くして11β−ヒドロキシ−17α−メト
キシカルボニルオキシアンドロスト−4−エン−
3−オン−17β−カルボン酸クロロメチルを得
る。結晶化後の融点は171〜173℃である。 IR(KBr)cm-13000〜2800(CH) 1760、1748(CO) 1650(C=C−CO) NMR(CDCl3)δ5.67(s、1、C=C) 5.82、5.62(ABq、2、J=5.5Hz、−OCH2Cl) 4.47(b、1、COH) 元素分析(C23H31ClOとして) 計算値(%) C60.72 H6.87 Cl7.79 実測値(%) C60.50 H7.06 Cl7.50 生成物は下記構造式で表わされる。 上記で用いたステロイド性酸に代え同量の17α
−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシ
アンドロスト−4−エン−3−オン−17β−カル
ボン酸を用い、上記と同様に操作して、中間体と
して17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒ
ドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
17β−カルボン酸ナトリウムを、また最終生成物
として17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−
ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
17β−カルボン酸クロロメチルを得る。最終化合
物の物性は以下の通りである。 結晶化後の融点197〜200℃ IR(KBr)cm-13600〜3200(OH) 3000〜2800(CH) 1763、1740(CO) 1650(C=C−CO) NMR(CDCl3)δ5.7(s、1、C=C) 5.81、5.62(ABq、2、J=5Hz、−OC 2Cl) 元素分析(C24H33ClO7として) 計算値(%) C61.46 H7.09 実測値(%) C61.58 H7.08 上記で用いたステロイド性酸に代え同量の17α
−ブトキシカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシ
アンドロスト−4−エン−3−オン−17β−カル
ボン酸を用い、上記と同様に操作して、中間体と
して17α−ブトキシカルボニルオキシ−11β−ヒ
ドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
17β−カルボン酸ナトリウムを、また最終生成物
として17α−ブトキシカルボニルオキシ−11β−
ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
17β−カルボン酸クロロメチルを得る。最終化合
物の物性は以下の通りである。 結晶化後の融点98〜100℃ IR(KBr)cm-13600〜3300(OH) 3000〜2800(CH) 1765(O2CO) 1735(OCO) 1650(C=C−CO) NMR(CDCl3)δ5.80、5.60(ABq、2、J=4.5
Hz、−OC 2Cl) 5.67(s、1、C=C) 4.45(b、1、COH) 4.08(t、2、J=6Hz、O2COCH2 −CH2) 元素分析(C26H37ClO7として) 計算値(%) C62.77 H7.44 Cl7.14 実測値(%) C62.88 H7.23 Cl7.30 上記で用いたステロイド性酸に代え同量の11β
−ヒドロキシ−17α−イソプロポキシカルボニル
オキシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β
−カルボン酸を用い、上記と同様に操作して、中
間体として11β−ヒドロキシ−17α−イソプロポ
キシカルボニルオキシアンドロスト−4−エン−
3−オン−17β−カルボン酸ナトリウムを、また
最終生成物として11β−ヒドロキシ−17α−イソ
プロポキシカルボニルオキシアンドロスト−4−
エン−3−オン−17β−カルボン酸クロロメチル
を得る。テトラヒドロフラン−ヘキサンから再結
晶化後の最終化合物の融点は183.5〜184.5℃であ
る。 上記で用いたステロイド性酸に代え17α−エト
キシカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンド
ロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸
を用い、また沃化クロロメチルの代りに同量の塩
化ブチルを用い、5%チオ硫酸ナトリウムで洗浄
を行なわない以外は実質的に上記と同様に操作す
る。斯くして中間体として17α−エトキシカルボ
ニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4
−エン−3−オン−17β−カルボン酸ナトリウム
を、また最終生成物として17α−エトキシカルボ
ニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4
−エン−3−オン−17β−カルボン酸ブチルを得
る。アセトンから再結晶後の最終化合物の融点は
148〜149℃である。またクロマトグラフイー及び
結晶化後の最終化合物の物性は以下の通りであ
る。 IR(KBr)cm-13600〜3200(OH) 3000〜2800(CH) 1750(2CO) 1670(C=C−CO) NMR(CDCl3)δ5.64(s、1、−C=C) 4.46(b、1、COH) 4.32〜4.95(m、4、COOC 2CH3、COOC
2CH2−) 元素分析(C27H40O7として) 計算値(%) C67.99 H8.39 実測値(%) C67.76 H7.47 実施例 4 17α−エトキシカルボニルオキシ−11β−ヒド
ロキシアンドロスト−4−エン−3−オン−17β
−カルボン酸(3g、7.13ミリモル)を1M水酸
化ナトリウムメタノール溶液7.13mlで処理し、次
いでエチルエーテル500mlを加えて沈殿を生じさ
せる。沈殿物を過により分離し、一夜排気デシ
ケーター中で乾燥して所望の塩、即ち17α−エト
キシカルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンド
ロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸
ナトリウム2.71g(6.12ミリモル)を黄色粉末と
して得る。該塩をヘキサメチルリン酸アミド40ml
に溶解し、クロロメチルメチルスルフイド(2.36
g、24.5ミリモル)を徐々に加える。1分間以内
に反応混合物中に塩化ナトリウムの沈殿が生成す
る。反応混合物を室温下に1時間撹拌し、次いで
総量が200mlになるまで酢酸エチルが希釈し、3
%重炭酸ナトリウム及び水を用いて洗浄する。有
機層を分離し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥
し、過する。液を真空下に濃縮し、得られる
オイルを展開溶媒として酢酸エチル、クロロホル
ム及び酢酸を用いるシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにかける。クロマトグラフイーにより得
られる生成物をエチルエーテルとヘキサンとの混
合溶媒から結晶化して白色粉末状結晶、融点133
〜136℃の17α−エトキシカルボニルオキシ−11β
−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン
−17β−カルボン酸メチルチオメチルを得る。該
生成物は下記構造式で表わされる。 ジクロロメタン2mlに17α−エトキシカルボニ
ルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−
エン−3−オン−17β−カルボン酸メチルチオメ
チル(0.48g、1ミリモル)を溶解した溶液に、
m−クロロ過安息香酸(0.4g=過酸0.34gに相
当、2ミリモル)を加える。発熱反応が起こる
が、すぐに止む。反応混合物を室温下に1時間撹
拌する。生成する沈殿物を過により取出し、
液を真空下に濃縮して、17α−エトキシカルボニ
ルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−
エン−3−オン−17β−カルボン酸メチルスルホ
ニルメチルを白色泡沫として得る。この化合物は
下記構造式で表わされる。 NMR(CDCl3)δ5.07(s、2、OC 2SO2) 2.97(s、3、SO2C 3) m−クロロ過安息香酸1ミリモルを用いる以外
は上記と同様に操作して、17α−エトキシカルボ
ニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4
−エン−3−オン−17β−カルボン酸メチルスル
フイニルメチルを得る。 実施例 5A 実施例1で用いたハイドロコーチゾンの代りに
同量の下記に示す出発物質を用い、上記と同様に
して下記化合物を得る。
【表】 実施例 5B 実施例1で用いたハイドロコーチゾンの代りに
同量の下記に示す出発物質を用い、上記と同様に
して下記化合物を得る。
【表】 ン β〓カルボン酸
【表】 実施例 6A 適当な出発物質を用い実施例2と同様に操作し
て下記第13表に示す本発明の新規中間体を得る。
【表】
【表】 化合物6A−1〜6A−15は以下の通り命名され
る。 6A−1:17α−ベンジルオキシカルボニルオキシ
−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−
3−オン−17β−カルボン酸 6A−2:17α−エトキシカルボニルオキシ−9α
−フルオロ−11β−ヒドロキシアンドロスト−
4−エン−3−オン−17β−カルボン酸 6A−3:17α−エトキシカルボニルオキシ−9α
−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16β−メチル
アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
17β−カルボン酸 6A−4:17α−エトキシカルボニルオキシ−9α
−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル
アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
17β−カルボン酸 6A−5:9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α
−イソプロポキシカルボニルオキシ−16α−メ
チルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン
−17β−カルボン酸 6A−6:11β−ヒドロキシ−17α−イソブトキシ
カルボニルオキシアンドロスト−4−エン−3
−オン−17β−カルボン酸 6A−7:9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α
−イソプロポキシカルボニルオキシ−ジエン−
3−オン−17β−カルボン酸 6A−8:11β−ヒドロキシ−17α−プロポキシカ
ルボニルオキシアンドロスト−4−エン−3−
オン−17β−カルボン酸 6A−9:9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α
−メチル−17α−プロポキシカルボニルオキシ
アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
17β−カルボン酸 6A−10:17α−シクロヘキシルオキシカルボニル
オキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト−4−
エン−3−オン−17β−カルボン酸 6A−11:9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α
−メトキシカルボニルオキシ−16α−メチルア
ンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−17β
−カルボン酸 6A−12:17α−n−ペンチルオキシカルボニルオ
キシ−9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α
−メチルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−
オン−17β−カルボン酸 6A−13:17α−エトキシカルボニルオキシ−6α,
9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メ
チルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン
−17β−カルボン酸 6A−14:17α−フエノキシカルボニルオキシ−
9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチ
ルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
17β−カルボン酸 6A−15:17α−(2−クロロエトキシカルボニル
オキシ)−9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−
16α−メチルアンドロスタ−1,4−ジエン−
3−オン−17β−カルボン酸 実施例 6B 適当な出発物質を用い実施例2と同様に操作し
て下記第14表に示す本発明の新規中間体を得る。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、R1はC1-6アルキル基、モノハロ−C1-6
    アルキル基、−CH2COOR6基(R6はC1-6アルキル
    基)、−CH2−Y−(C1-6アルキル)基(Yは−S
    −、−SO−、SO2−又は−O−を示す)、又は−
    CH2【式】基(R6は上記に同じ)であり、 R2はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、
    ベンジル基又はモノハロ−C1-6アルキル基であ
    り、R3は水素原子、α−メチル基、β−メチル
    基又は【式】基(R6は上記に同じ)であ り、R4は水素原子又は弗素原子であり、R5は水
    素原子又は弗素原子であり、Zはカルボニル又は
    β−ヒドロキシメチレン基を示す。 A環における点線は、1,2−位結合が飽和又
    は不飽和結合であることを示す。〕 で表わされる化合物。 2 Zがβ−ヒドロキシメチレン基である特許請
    求の範囲第1項に記載の化合物。 3 R1がモノハロ−C1-6アルキル基である特許
    請求の範囲第2項に記載の化合物。 4 R2がC1-6アルキル基である特許請求の範囲
    第3項に記載の化合物。 5 R2がC3-8シクロアルキル基、フエニル基、
    ベンジル基又はモノハロ−C1-6アルキル基である
    特許請求の範囲第3項に記載の化合物。 6 R4及びR5が共に水素原子である特許請求の
    範囲第4項又は第5項に記載の化合物。 7 R4が弗素原子、R5が水素原子である特許請
    求の範囲第4項又は第5項に記載の化合物。 8 R3がα−メチル又はβ−メチル基である特
    許請求の範囲第7項に記載の化合物。 9 Zがカルボニル基である特許請求の範囲第1
    項に記載の化合物。 10 11β−ヒドロキシ−17α−メトキシカルボ
    ニルオキシアンドロスト−4−エン−3−オン−
    17βカルボン酸クロロメチル、17α−エトキシカ
    ルボニルオキシ−11β−ヒドロキシアンドロスト
    −4−エン−3−オン−17β−カルボン酸クロロ
    メチル、17α−ブトキシカルボニルオキシ−11β
    −ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3−オン
    −17β−カルボン酸クロロメチル、11β−ヒドロ
    キシ−17α−イソプロポキシカルボニルオキシア
    ンドロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボ
    ン酸クロロメチル、11β−ヒドロキシ−17α−イ
    ソプロポキシカルボニルオキシアンドロスト−4
    −エン−3−オン−17β−カルボン酸1−クロロ
    エチル、17α−エトキシカルボニルオキシ−11β
    −ヒドロキシアンドロスタ−1,4−ジエン−3
    −オン−17β−カルボン酸クロロメチル又は11β
    −ヒドロキシ−17α−イソプロポキシカルボニル
    オキシアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン
    −17β−カルボン酸クロロメチルである特許請求
    の範囲第2項に記載の化合物。 11 17α−エトキシカルボニルオキシ−9α−フ
    ルオロ−11β−ヒドロキシ−16β−メチルアンド
    ロスタ−1,4−ジエン−3−オン−17β−カル
    ボン酸クロロメチル、9α−フルオロ−11β−ヒド
    ロキシ−16α−メチル−17α−プロポキシカルボ
    ニルオキシアンドロスタ−1,4−ジエン−3−
    オン−17β−カルボン酸クロロメチル、9α−フル
    オロ−11β−ヒドロキシ−17α−イソプロポキシ
    カルボニルオキシ−16β−メチルアンドロスタ−
    1,4−ジエン−3−オン−17β−カルボン酸1
    −クロロエチル、17α−エトキシカルボニルオキ
    シ−9α−フルオロ−11β−ヒドロキシアンドロス
    タ−1,4−ジエン−3−オン−17β−カルボン
    酸クロロメチル、17α−エトキシカルボニルオキ
    シ−9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メ
    チルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
    17β−カルボン酸クロロメチル、9α−フルオロ−
    11β−ヒドロキシ−17α−イソプロポキシカルボ
    ニルオキシ−16α−メチルアンドロスタ−1,4
    −ジエン−3−オン−17β−カルボン酸クロロメ
    チル、9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−17α−
    イソプロポキシカルボニルオキシ−16β−メチル
    アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−17β
    −カルボン酸クロロメチル、9α−フルオロ−11β
    −ヒドロキシ−17α−メトキシカルボニルオキシ
    −16α−メチルアンドロスタ−1,4−ジエン−
    3−オン−17β−カルボン酸クロロメチル、9α−
    フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α
    −ペンチルオキシカルボニルオキシアンドロスタ
    −1,4−ジエン−3−オン−17β−カルボン酸
    クロロメチル、17α−エトキシカルボニルオキシ
    −9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチ
    ルアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン−
    17β−カルボン酸フルオロメチル又は17α−(2−
    クロロエトキシ)カルボニルオキシ−9α−フル
    オロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチルアンドロ
    スタ−1,4−ジエン−3−オン−17β−カルボ
    ン酸メチルである特許請求の範囲第2項記載の化
    合物。 12 一般式 〔式中、R1はC1-6アルキル基、モノハロ−C1-6
    アルキル基、−CH2COOR6基(R6はC1-6アルキル
    基)、−CH2−Y−(C1-6アルキル)基(Yは−S
    −、−SO−、SO2−又は−O−を示す)、又は−
    CH2【式】基(R6は上記に同じ)であり、 R2はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、
    ベンジル基又はモノハロ−C1-6アルキル基であ
    り、R3は水素原子、α−メチル基、β−メチル
    基又は【式】基(R6は上記に同じ)であ り、R4は水素原子又は弗素原子であり、R5は水
    素原子又は弗素原子であり、Zはカルボニル又は
    β−ヒドロキシメチレン基を示す。 A環における点線は、1,2−位結合が飽和又
    は不飽和結合であることを示す。〕 で表わされる化合物及びR1及びR2の少くとも一
    方がハロ−アルキル基である上記化合物の第4級
    アンモニウム塩の少くとも1種を有効成分として
    含有することを特徴とする抗炎症剤。
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