JPS6412276B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6412276B2 JPS6412276B2 JP56055154A JP5515481A JPS6412276B2 JP S6412276 B2 JPS6412276 B2 JP S6412276B2 JP 56055154 A JP56055154 A JP 56055154A JP 5515481 A JP5515481 A JP 5515481A JP S6412276 B2 JPS6412276 B2 JP S6412276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- substituted
- stabilizer
- bisimidazolidine
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3442—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having two nitrogen atoms in the ring
- C08K5/3445—Five-membered rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱可塑性重合体特にポリオレフイン
を日光、熱及び酸化に対して安定化するのに有用
な化合物である新規な置換ビスイミダゾリジンに
関する。 化学線等に紫外線領域に近い化学線は、有機重
合体の外観及び特性に有害な影響を及ぼすことが
知られている。例えば、通常無色のポリエステル
は、日光への露出時に黄色になる。ポリオレフイ
ンの空気酸化の速度は、紫外線によつて実質上促
進される。ポリスチレンは、化学線等に露出され
ると、変色したり亀裂し、そしてその望ましい特
性の損失が伴なう。 かゝる影響に対抗してそれを防止する種々の化
合物を使用することによつて重合体物質を紫外線
劣化に対して安定化することが提案された。 かゝる群の安定剤に属する公知化合物は、2,
2,6,6−t−アルキルピペリジンの誘導体で
ある。 しかしながら、安定剤が実際に成功下に使用可
能であるためには、それは活性官能基を含有する
のみならずいくらかの化学的及び物理的特性につ
いて最適な値を示さなければならないが、かゝる
特性の主なものとしては、揮発性、水抽出性、安
定化しようとする化合物との可溶性及び相溶性、
化合物中への拡散性能が主として挙げられる。 かくして、例えば、高揮発性の安定剤は有用な
用途を有することができない。と云うのは、それ
は、安定化した化合物の成形又は紡糸過程に除去
され又はその量が減少するからである。同様に、
水溶性安定剤でさえも、長時間の保護を提供せ
ず、特に安定化した化合物がその使用中に水と接
触されるときにはその保護を提供しない。 本発明の目的は、活性官能基を有する他に、工
業上興味のあるものになつている必要条件のすべ
てを有する化合物を提供することである。 ここに本発明において、上記の目的は、一般式 [式中、 Aは、低級アルキレン基又はフエニレン基であ
り、 R1、R2、R3及びR4は、同種又は異種であつて
よく、そしてそれぞれ、低級アルキル基であり、
そして nは1の整数である。] を有する置換ビスイミダゾリジンを用いることに
よつて達成されることが見い出された。 また、本発明は、安定剤として上記一般式
()を有する置換ビスイミダゾリジンを重合体
の劣化作用を防止するのに十分な量で含有し、そ
して老化及び酸化に対して安定化された熱可塑性
合成重合体基材組成物も提供する。 本発明の具体例で使用するための一般式()
を有する好ましい置換ビスイミダゾリジンは、A
が低級アルキレン又はフエニレン基であり、そし
てR1、R2、R3及びR4がそれぞれメチルであるよ
うなものである。 一般式()の化合物は、文献で知られた慣用
法に従つて合成することができる。かくして、例
えば、一般式()を有する化合物は、次の反応
経路に従つてジアルデヒドをN,N′−ジ(2,
2,6,6−テトラアルキル−4−ピペリジル)
エチレンジアミンと反応させることによつて合成
することができる。 縮合反応は、溶剤又は分散剤或いは脱水剤(こ
れは、縮合水を吸収することによつて、反応の完
結を容易にする)の存在又は不在のどちらかに2
つの反応体()及び()の混合物を加熱する
ことによつて実施される。 置換エチレンアミン()は、文献で知られる
慣用法に従つて、例えば、圧力下に且つ白金の如
き水素化触媒の存在下に次の反応経路に従つてエ
チレンジアミンとアルキル置換4−ピペリドンと
の混合物を水素化することによつて合成すること
ができる。 一般式()の置換ビスイミダゾリジンは、
熱、酸素及び化学線の作用により劣化を通常受け
やすい有機物質の安定剤として使用することがで
きる。 上記の化合物で安定化することができる物質
は、主として合成重合体有機物質であつて、その
例としては、例えば、 オレフインホモ重合体の如きポリオレフイン、
例えば高密度及び低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリイ
ソプレン等、並びにオレフインと他のエチレン式
不飽和単量体との共重合体例えばエチレン−プロ
ピレン共重合体、スチレン−ブテン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体及びアクリロニトリル−スチ
レン−ブタジエン共重合体、 塩化ビニル又は塩化ビニリデンのホモ重合体並
びにそれらの共重合体又はそれらの各々と酢酸ビ
ニル若しくは他のエチレン式不飽和単量体との共
重合体を含めたポリ塩化ビニル及びポリ塩化ビニ
リデン、 ポリオキシメチレン及びポリオキシエチレンの
如きポリアセタール、 ポリエチレンテレフタレートの如きポリエステ
ル、 ナイロン6、ナイロン6−6及びナイロン6−
10の如きポリアミド、 ポリウレタン、ポリカーボネート、ブタジエン
−スチレン共重合体、天然及び合成ゴム等、が挙
げられる。 かゝる合成重合体は、粉末、顆粒又は成形物例
えば繊維、フイルム、シート及び他の成形品或い
はラテツクス若しくはフオームの形態で用いるこ
とができる。 上記合成重合体の中では、本発明に従つて使用
するのに最とも好ましいものは、一般式R−CH
=CH2(こゝで、Rはアルキル若しくはアリール
基又は水素である)を有する単量体から誘導され
るポリオレフインである。 好ましいポリオレフインは、アイソタクチツク
高分子より主としてなりそして立体特異性触媒の
存在下におけるプロピレンの重合によつて得られ
るポリプロピレンである。 本発明に従つて安定化しようとする物質に添加
しようとする一般式()を有する置換ビスイミ
ダゾリジンの量は、厳密なものではなく、物質の
種類、特性及び特定用途の函数として広範囲で変
動してよい。一般には、前記安定剤は0.01〜5.0
重量%の範囲内の量で加えることができるが、実
際には、有効量は安定化しようとする物質の種類
の函数として変動する。かくして、例えば、ポリ
オレフインの場合には有効量は0.01〜2重量%の
範囲内であつてよく、ポリ塩化ビニル及びポリ塩
化ビニリデンの場合にはかゝる量は0.01〜1重量
%の範囲内であつてよく、これに対して、ポリウ
レタン及びポリアミドの場合にはかゝる量は0.01
〜5重量%の範囲内であつてよい。 一般式()を有する安定剤は、単独で又は他
の公知添加剤例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、
顔料、充填剤、塩基性窒素含有重縮合物、他の安
定剤等との混合状態で用いることができる。 かゝる添加剤のいくらかの例は、オキシベンゾ
トリアゾール、オキシベンゾフエノン、Ni−安
定剤、金属石けん、フエノール系酸化防止剤、ホ
スフアイト、チオエステル、ヒドロキノン誘導
体、トリアジン化合物、アシルアミノフエノー
ル、ベンジルホスホネート等である。 かゝる添加剤は、本発明に従つた一般式()
を有する置換ビスイミダゾリジンと一緒に0.5:
1〜3:1の範囲内の重量比で使用することがで
きる。 一般式()を有する化合物又は該化合物を含
有する混合物は、任意の公知操作に従つて安定化
しようとする合成重合体又は物質に重合の前に若
しくは後に又は重合体からの成形品の製造間に配
合させることができる。かくして、例えば、粉末
形態の添加剤を撹拌下に重合体に単に混合するこ
とが可能であり、又は重合体を適当な溶剤(これ
は、後で蒸発される)中における安定剤の溶液と
一緒に混合させることができ、或いは安定剤を重
合プロセスの終りに重合体に加えることができ
る。 更に、安定剤を製造品に適用することによつ
て、例えば、それを安定剤の溶液若しくは分散液
中に浸漬し次いで溶剤若しくは分散剤を蒸発させ
ることによつて、又は安定剤を適当な溶剤中に溶
解させ次いで溶液を製造品の表面に吹付けること
によつて安定化作用を得ることが可能である。 本発明のより詳細な理解のために且つ当業者が
本発明を実施できるようにするために次の実施例
を提供するが、これらは本発明を限定するもので
はない。 実施例において、部数は、特に記していなけれ
ば重量比である。 例 1 2,2′−P−フエニレンビス〔1,3−ジ
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)〕イミダゾリジン 250mlの反応器に、50.5gのN,N′−ジ(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エ
チレンジアミン及び10gのテレフタル酸ジアルデ
ヒドを導入した。窒素の導入及び排出の反復によ
つて反応器から酸素を排出させた後、混合物を融
点まで加熱した。そこで、混合物に100mlのトル
エンを加え、かくして得た溶液を次いで融点まで
加熱した。発生した蒸気を集め、そしてマークツ
ソン(Marcusson)水分離器で凝縮させた。混
合物の加熱を、蒸気がより多くの水を含有しなく
なるまで続けた。 残留溶液を反応器で冷却させることによつて沈
殿物を得、そしてこれを過しそして酢酸エチル
によつて晶出させた。これによつて、263℃の融
点を示す白色結晶質粉末が得られた。核磁気共鳴
(NMR)、窒素百分率、分子量及び質量スペクト
ル分析を基にして、得られた生成物は、次の構造
式を有していた。 例 2 34gのN,N′−ジ(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)エチレンジアミンを5
gのグルタル酸ジアルデヒドと反応させることに
よつて、例1の方法を反復した。124〜125℃の融
点を示す白色粉末が得られ、そしてこの粉末は、
NMR、窒素百分率、質量スペクトル及び分子量
の分析によると、次の構造式を有していた。 安定化試験 130℃のテトラリン中で測定して162c.c./gの極
限粘度、粗重合物をn−ヘプタンで抽出した後に
96.5%の残留分及び80ppmの灰分を有する300g
の未安定化ポリプロピレンに、例1及び2の化合
物のうちのどちらかを以下の表に記載の如き量で
溶解して含有する200c.c.のクロロホルムを加えた。 各々の混合物を回転蒸発器において室温で約6
時間撹拌し、次いで50℃、0.01mmHgで1時間乾
燥させた。 そのようにして得た添加剤配合粉末を220℃の
プラベンダー抽出機によつて抽出し、そして粒状
化した。この顆粒を、50〜60ミクロンの均一な厚
さを有するフイルムに変換した。 そのようにして製造したフイルムに対して、熱
酸化安定性及び光酸化安定性を試験した。 熱酸化安定性は、異なる温度でそして760mmHg
の酸素圧下に誘導期(これは、酸素吸収速度の急
速な増大を得るのに要する時間と見なした)を測
定することによつて測定された。 熱酸化の誘導期を測定するために、0.2gの上
記フイルムを部片に切断し、そして排気及び酸素
導入の反復により酸素雰囲気が形成された約50cm3
のセルにその部片を導入した。次いで、セルを所
望温度に維持されそしてサーモスタツトで熱安定
化した浴に浸漬し、そしてこれを吸収容量の記録
系が備えられた酸素吸収測定装置に連結させた。 光酸化安定性としては、脆化時間を測定した。
脆化時間は、次の操作条件、 ブラツクパネルの温度=45℃ 相対湿度=50% 最大紫外線強度への交互露出 でキセノン灯耐候試験1200に暴露した後に片方だ
けを180゜曲げることによつてフイルムの破断を引
き起こすのに要する時間と見なした。 誘導期(IP)及びキセノン灯耐候試験による
脆化時間の値を次の表に記載する。 【表】
を日光、熱及び酸化に対して安定化するのに有用
な化合物である新規な置換ビスイミダゾリジンに
関する。 化学線等に紫外線領域に近い化学線は、有機重
合体の外観及び特性に有害な影響を及ぼすことが
知られている。例えば、通常無色のポリエステル
は、日光への露出時に黄色になる。ポリオレフイ
ンの空気酸化の速度は、紫外線によつて実質上促
進される。ポリスチレンは、化学線等に露出され
ると、変色したり亀裂し、そしてその望ましい特
性の損失が伴なう。 かゝる影響に対抗してそれを防止する種々の化
合物を使用することによつて重合体物質を紫外線
劣化に対して安定化することが提案された。 かゝる群の安定剤に属する公知化合物は、2,
2,6,6−t−アルキルピペリジンの誘導体で
ある。 しかしながら、安定剤が実際に成功下に使用可
能であるためには、それは活性官能基を含有する
のみならずいくらかの化学的及び物理的特性につ
いて最適な値を示さなければならないが、かゝる
特性の主なものとしては、揮発性、水抽出性、安
定化しようとする化合物との可溶性及び相溶性、
化合物中への拡散性能が主として挙げられる。 かくして、例えば、高揮発性の安定剤は有用な
用途を有することができない。と云うのは、それ
は、安定化した化合物の成形又は紡糸過程に除去
され又はその量が減少するからである。同様に、
水溶性安定剤でさえも、長時間の保護を提供せ
ず、特に安定化した化合物がその使用中に水と接
触されるときにはその保護を提供しない。 本発明の目的は、活性官能基を有する他に、工
業上興味のあるものになつている必要条件のすべ
てを有する化合物を提供することである。 ここに本発明において、上記の目的は、一般式 [式中、 Aは、低級アルキレン基又はフエニレン基であ
り、 R1、R2、R3及びR4は、同種又は異種であつて
よく、そしてそれぞれ、低級アルキル基であり、
そして nは1の整数である。] を有する置換ビスイミダゾリジンを用いることに
よつて達成されることが見い出された。 また、本発明は、安定剤として上記一般式
()を有する置換ビスイミダゾリジンを重合体
の劣化作用を防止するのに十分な量で含有し、そ
して老化及び酸化に対して安定化された熱可塑性
合成重合体基材組成物も提供する。 本発明の具体例で使用するための一般式()
を有する好ましい置換ビスイミダゾリジンは、A
が低級アルキレン又はフエニレン基であり、そし
てR1、R2、R3及びR4がそれぞれメチルであるよ
うなものである。 一般式()の化合物は、文献で知られた慣用
法に従つて合成することができる。かくして、例
えば、一般式()を有する化合物は、次の反応
経路に従つてジアルデヒドをN,N′−ジ(2,
2,6,6−テトラアルキル−4−ピペリジル)
エチレンジアミンと反応させることによつて合成
することができる。 縮合反応は、溶剤又は分散剤或いは脱水剤(こ
れは、縮合水を吸収することによつて、反応の完
結を容易にする)の存在又は不在のどちらかに2
つの反応体()及び()の混合物を加熱する
ことによつて実施される。 置換エチレンアミン()は、文献で知られる
慣用法に従つて、例えば、圧力下に且つ白金の如
き水素化触媒の存在下に次の反応経路に従つてエ
チレンジアミンとアルキル置換4−ピペリドンと
の混合物を水素化することによつて合成すること
ができる。 一般式()の置換ビスイミダゾリジンは、
熱、酸素及び化学線の作用により劣化を通常受け
やすい有機物質の安定剤として使用することがで
きる。 上記の化合物で安定化することができる物質
は、主として合成重合体有機物質であつて、その
例としては、例えば、 オレフインホモ重合体の如きポリオレフイン、
例えば高密度及び低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリイ
ソプレン等、並びにオレフインと他のエチレン式
不飽和単量体との共重合体例えばエチレン−プロ
ピレン共重合体、スチレン−ブテン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体及びアクリロニトリル−スチ
レン−ブタジエン共重合体、 塩化ビニル又は塩化ビニリデンのホモ重合体並
びにそれらの共重合体又はそれらの各々と酢酸ビ
ニル若しくは他のエチレン式不飽和単量体との共
重合体を含めたポリ塩化ビニル及びポリ塩化ビニ
リデン、 ポリオキシメチレン及びポリオキシエチレンの
如きポリアセタール、 ポリエチレンテレフタレートの如きポリエステ
ル、 ナイロン6、ナイロン6−6及びナイロン6−
10の如きポリアミド、 ポリウレタン、ポリカーボネート、ブタジエン
−スチレン共重合体、天然及び合成ゴム等、が挙
げられる。 かゝる合成重合体は、粉末、顆粒又は成形物例
えば繊維、フイルム、シート及び他の成形品或い
はラテツクス若しくはフオームの形態で用いるこ
とができる。 上記合成重合体の中では、本発明に従つて使用
するのに最とも好ましいものは、一般式R−CH
=CH2(こゝで、Rはアルキル若しくはアリール
基又は水素である)を有する単量体から誘導され
るポリオレフインである。 好ましいポリオレフインは、アイソタクチツク
高分子より主としてなりそして立体特異性触媒の
存在下におけるプロピレンの重合によつて得られ
るポリプロピレンである。 本発明に従つて安定化しようとする物質に添加
しようとする一般式()を有する置換ビスイミ
ダゾリジンの量は、厳密なものではなく、物質の
種類、特性及び特定用途の函数として広範囲で変
動してよい。一般には、前記安定剤は0.01〜5.0
重量%の範囲内の量で加えることができるが、実
際には、有効量は安定化しようとする物質の種類
の函数として変動する。かくして、例えば、ポリ
オレフインの場合には有効量は0.01〜2重量%の
範囲内であつてよく、ポリ塩化ビニル及びポリ塩
化ビニリデンの場合にはかゝる量は0.01〜1重量
%の範囲内であつてよく、これに対して、ポリウ
レタン及びポリアミドの場合にはかゝる量は0.01
〜5重量%の範囲内であつてよい。 一般式()を有する安定剤は、単独で又は他
の公知添加剤例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、
顔料、充填剤、塩基性窒素含有重縮合物、他の安
定剤等との混合状態で用いることができる。 かゝる添加剤のいくらかの例は、オキシベンゾ
トリアゾール、オキシベンゾフエノン、Ni−安
定剤、金属石けん、フエノール系酸化防止剤、ホ
スフアイト、チオエステル、ヒドロキノン誘導
体、トリアジン化合物、アシルアミノフエノー
ル、ベンジルホスホネート等である。 かゝる添加剤は、本発明に従つた一般式()
を有する置換ビスイミダゾリジンと一緒に0.5:
1〜3:1の範囲内の重量比で使用することがで
きる。 一般式()を有する化合物又は該化合物を含
有する混合物は、任意の公知操作に従つて安定化
しようとする合成重合体又は物質に重合の前に若
しくは後に又は重合体からの成形品の製造間に配
合させることができる。かくして、例えば、粉末
形態の添加剤を撹拌下に重合体に単に混合するこ
とが可能であり、又は重合体を適当な溶剤(これ
は、後で蒸発される)中における安定剤の溶液と
一緒に混合させることができ、或いは安定剤を重
合プロセスの終りに重合体に加えることができ
る。 更に、安定剤を製造品に適用することによつ
て、例えば、それを安定剤の溶液若しくは分散液
中に浸漬し次いで溶剤若しくは分散剤を蒸発させ
ることによつて、又は安定剤を適当な溶剤中に溶
解させ次いで溶液を製造品の表面に吹付けること
によつて安定化作用を得ることが可能である。 本発明のより詳細な理解のために且つ当業者が
本発明を実施できるようにするために次の実施例
を提供するが、これらは本発明を限定するもので
はない。 実施例において、部数は、特に記していなけれ
ば重量比である。 例 1 2,2′−P−フエニレンビス〔1,3−ジ
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)〕イミダゾリジン 250mlの反応器に、50.5gのN,N′−ジ(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エ
チレンジアミン及び10gのテレフタル酸ジアルデ
ヒドを導入した。窒素の導入及び排出の反復によ
つて反応器から酸素を排出させた後、混合物を融
点まで加熱した。そこで、混合物に100mlのトル
エンを加え、かくして得た溶液を次いで融点まで
加熱した。発生した蒸気を集め、そしてマークツ
ソン(Marcusson)水分離器で凝縮させた。混
合物の加熱を、蒸気がより多くの水を含有しなく
なるまで続けた。 残留溶液を反応器で冷却させることによつて沈
殿物を得、そしてこれを過しそして酢酸エチル
によつて晶出させた。これによつて、263℃の融
点を示す白色結晶質粉末が得られた。核磁気共鳴
(NMR)、窒素百分率、分子量及び質量スペクト
ル分析を基にして、得られた生成物は、次の構造
式を有していた。 例 2 34gのN,N′−ジ(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)エチレンジアミンを5
gのグルタル酸ジアルデヒドと反応させることに
よつて、例1の方法を反復した。124〜125℃の融
点を示す白色粉末が得られ、そしてこの粉末は、
NMR、窒素百分率、質量スペクトル及び分子量
の分析によると、次の構造式を有していた。 安定化試験 130℃のテトラリン中で測定して162c.c./gの極
限粘度、粗重合物をn−ヘプタンで抽出した後に
96.5%の残留分及び80ppmの灰分を有する300g
の未安定化ポリプロピレンに、例1及び2の化合
物のうちのどちらかを以下の表に記載の如き量で
溶解して含有する200c.c.のクロロホルムを加えた。 各々の混合物を回転蒸発器において室温で約6
時間撹拌し、次いで50℃、0.01mmHgで1時間乾
燥させた。 そのようにして得た添加剤配合粉末を220℃の
プラベンダー抽出機によつて抽出し、そして粒状
化した。この顆粒を、50〜60ミクロンの均一な厚
さを有するフイルムに変換した。 そのようにして製造したフイルムに対して、熱
酸化安定性及び光酸化安定性を試験した。 熱酸化安定性は、異なる温度でそして760mmHg
の酸素圧下に誘導期(これは、酸素吸収速度の急
速な増大を得るのに要する時間と見なした)を測
定することによつて測定された。 熱酸化の誘導期を測定するために、0.2gの上
記フイルムを部片に切断し、そして排気及び酸素
導入の反復により酸素雰囲気が形成された約50cm3
のセルにその部片を導入した。次いで、セルを所
望温度に維持されそしてサーモスタツトで熱安定
化した浴に浸漬し、そしてこれを吸収容量の記録
系が備えられた酸素吸収測定装置に連結させた。 光酸化安定性としては、脆化時間を測定した。
脆化時間は、次の操作条件、 ブラツクパネルの温度=45℃ 相対湿度=50% 最大紫外線強度への交互露出 でキセノン灯耐候試験1200に暴露した後に片方だ
けを180゜曲げることによつてフイルムの破断を引
き起こすのに要する時間と見なした。 誘導期(IP)及びキセノン灯耐候試験による
脆化時間の値を次の表に記載する。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 の置換ビスイミダゾリジン。 上記式において、 Aは、低級アルキレン基又はフエニレン基であ
り、 R1、R2、R3及びR4は、同種又は異種であつて
よく、そしてそれぞれ、低級アルキル基であり、
そして nは1の整数である。 2 R1、R2、R3及びR4がそれぞれメチルである
特許請求の範囲第1項記載の一般式()の置換
ビスイミダゾリジン。 3 一般式 の置換ビスイミダゾリジンからなる熱可塑性合成
重合体の酸化、熱及び光に対する安定化剤。 上記式において、 Aは、低級アルキレン基又はフエニレン基であ
り、 R1、R2、R3及びR4は、同種又は異種であつて
よく、そしてそれぞれ、低級アルキル基であり、
そして nは1の整数である。 4 R1、R2、R3及びR4がそれぞれメチルである
特許請求の範囲第3項記載の安定化剤。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT21368/80A IT1140858B (it) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Bis-imidazolidine sostituite e loro impiego come stabilizzanti |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161387A JPS56161387A (en) | 1981-12-11 |
| JPS6412276B2 true JPS6412276B2 (ja) | 1989-02-28 |
Family
ID=11180759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5515481A Granted JPS56161387A (en) | 1980-04-15 | 1981-04-14 | Substituted bisimidazolidine and its use as polymer stabilizer |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0040321A1 (ja) |
| JP (1) | JPS56161387A (ja) |
| IT (1) | IT1140858B (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3645965A (en) * | 1967-10-23 | 1972-02-29 | Sankyo Co | Stabilization of synthetic polymers with imidazolidine compounds |
| DE2255290A1 (de) * | 1972-11-11 | 1974-05-22 | Bayer Ag | Cyclische aminale aromatischer aldehyde |
| IT1097753B (it) * | 1978-07-28 | 1985-08-31 | Chimosa Chimica Organica Spa | Compcsti piperidinici, processo per la loro preparazione e loro impiego come stabil izzanti per polimeri sintetici |
-
1980
- 1980-04-15 IT IT21368/80A patent/IT1140858B/it active
-
1981
- 1981-04-10 EP EP81102778A patent/EP0040321A1/en not_active Withdrawn
- 1981-04-14 JP JP5515481A patent/JPS56161387A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT8021368A0 (it) | 1980-04-15 |
| JPS56161387A (en) | 1981-12-11 |
| EP0040321A1 (en) | 1981-11-25 |
| IT1140858B (it) | 1986-10-10 |
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