JPS641402B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS641402B2 JPS641402B2 JP14884783A JP14884783A JPS641402B2 JP S641402 B2 JPS641402 B2 JP S641402B2 JP 14884783 A JP14884783 A JP 14884783A JP 14884783 A JP14884783 A JP 14884783A JP S641402 B2 JPS641402 B2 JP S641402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium percarbonate
- stabilizer
- sodium
- hydrogen peroxide
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
Description
本発明は貯蔵安定性に優れた過炭酸ナトリウム
の製法に関する。 過酸化水素と炭酸ナトリウムとを種々の方法で
反応させることによつて得られる過炭酸ナトリウ
ム(2Na2CO3・3H2O2)は低温漂白性能に優れ
た、また無公害性の酸素系漂白剤として、あるい
はその酸化性を利用した諸用途に広く使用される
物質であるが、その原料となる物質等から混入を
余儀なくされる痕跡量の金属、その他の共存によ
つて貯蔵時に於ける安定性が著るしく左右され易
いと言う本質的な欠点を有しており、高温度、高
湿度等の貯蔵条件によつては悪化傾向をさらに顕
著なものとする問題点を有している。 この実用上の問題点を改善するために従来から
数多くの安定化法が提案、実施されており、その
内容も多枝に亘るが、過炭酸ナトリウム中に持ち
込まれる有害金属類を低減させるために原料物質
を精製して用いる方法、貯蔵時の外的影響、例え
ば水分や異物から過炭酸ナトリウムをシールデン
グするためにその結晶又は粒子を不活性な物質に
より被覆する方法、あるいは種々の安定化剤を添
加し、混入共存する有害金属をマスキングするな
どの手段により無害化する方法等におおよそ概括
することが出来る。 この内で第3の方法は工業的な有利さ及びその
有効性から実質的に必須の方法となつており、こ
の目的のための安定化剤として従来、ケイ酸化合
物、マグネシウム塩、無機リン酸塩あるいはエチ
レンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ニトリロト
リ酢酸(NTA)、ジエチレントリアミンペンタ
酢酸(DTPA)、ヒドロキシカルボン酸類、ポリ
ホスホン酸類などのような有機キレート剤のいず
れかを単独又は併用して用いることが提案されて
おり、これらの安定化剤を使用することによつて
短期間の、あるいは低温、低湿度状況下での貯蔵
安定性は一応実用上の使用に耐え得るものとなつ
ている。しかしながら従来既知の方法によつた場
合には長期に亘る、あるいは高温高湿度の状況下
に貯蔵された場合では本質的に安定化効果が不充
分であるかまたは長期間に亘りその安定化効果を
維持せず結果として満足し得る効果を期待するこ
とが出来なかつた。 本発明者らは、これらの点に鑑み、高温高湿度
の状況下でも経時安定性に優れた過炭酸ナトリウ
ムを製造することを目的として鋭意研究の結果、
次の二群成分、アミノ酸類あるいはアミノ酸類か
ら構成される化合物とポリホスホン酸類からなる
安定化剤を併用し、過炭酸ナトリウム中に含有さ
せることによつて、予期し得なかつた高度の貯蔵
安定化効果が得られることを見い出し、本発明を
完成するに至つた。 すなわち、本発明は、過炭酸ナトリウムに後述
する(A)および(B)群の安定化剤を、それぞれ少なく
とも1種含有せしめることを特徴とする安定化さ
れた過炭酸ナトリウムの製法に関する。 つまり本発明によつて安定化された過炭酸ナト
リウムは(A)および(B)各群から選ばれた少くとも2
種以上の安定化剤を含有する。 本発明に於て使用される安定化剤(A)群として
は、2個以下のカルボキシル基を有する脂肪族及
び芳香族アミノ酸もしくはその塩類、または該ア
ミノ酸のオリゴペプチド、ポリペプチドあるいは
タンパク質であり、例えばグリシン、グリシルグ
リシン、アラニン、バリン、セリン、トレオニ
ン、シスチン、メチオニン、プロリン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、リジン、タウリン、アン
トラニル酸、アミノ安息香酸、アルブミン、ブロ
ブリン、グルテリン、プロラミン、カゼイン、ゼ
ラチン、ペプトンなどであり、タンパク質につい
てはそれらの所在名称から卵タンパク、乳タンパ
ク、大豆タンパク、小麦タンパクなどと総称され
るものであつて良い。 安定化剤(B)群としては、 次の構造を有するポリホスホン酸 N(CH2PO3H2)3、 CH3C(OH)(PO3H2)2、 (H2O3PCH2)2N(CH2)nN(CH2PO3H2)2(n
=2〜6)、 ならびにその塩類であり、例えば、 アミノトリ(メチレンホスホン酸)(NTP)、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸
(HEDP)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸)(EDTP)、ヘキサエチレンジアミンテ
トラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリア
ミンペンタ(メチレンホスホン酸)等である。 以上の安定化剤は各群からそれぞれ少くとも1
種以上を選択し使用されるがこれらを過炭酸ナト
リウムに含有せしめる方法としては過酸化水素と
炭酸ナトリウムとから過炭酸ナトリウムを生成さ
せる反応段階で添加する方法、あるいは二次的に
過炭酸ナトリウムの結晶または粒子に混練もしく
は被覆するような方法、これらを併用する方法な
どで実施される。 過酸化水素と炭酸ナトリウムとは発熱を伴つて
過炭酸ナトリウムを生成するが、この際過酸化水
素の一部は無効に分解して損失となるばかりでな
く、場合によつては充分な活性酸素を有する過炭
酸ナトリウムを得ることが出来ない事態を招くこ
とがある。これらを回避し過酸化水素の収率を向
上させるためには過炭酸ナトリウムを生成させる
工程で過炭酸ナトリウム及び過酸化水素は必要充
分な程に安定化されていることが望ましく、この
目的のために安定化剤の少くとも1成分以上は過
炭酸ナトリウムを生成させる過程で添加使用され
る。本発明に於てこの目的に添加される(A)および
(B)群の安定化剤は原料炭酸ナトリウムに対しそれ
ぞれ0.001〜2.0重量パーセント、および0.01〜2.0
重量パーセント、好ましくは0.05〜0.5重量パー
セント、および0.1〜1.0重量パーセントである。 これらの安定化剤は過炭酸ナトリウムを母液中
から反応晶析により生成させる方法にあつては炭
酸ナトリウム、過酸化水素とともに連続あるいは
断続的に母液中に添加し、炭酸ナトリウムと過酸
化水素とを噴霧乾燥するなどの見掛上母液を介在
させずに反応を行う方法にあつては原料と同時に
安定化剤を噴霧する方法で過炭酸ナトリウム中へ
含有せしめる。 かくして、生成した過炭酸ナトリウムは、望む
場合に於て湿潤状態のまま、もしくは乾燥の後さ
らに安定化剤を混練、被覆等の手段により含有せ
しめるが、通常これらの操作には一般的な混合
機、〓和機などを用いるか、あるいは安定化剤を
結晶又は粒子に噴霧し乾燥するなどの方法によつ
て行われ、その方法は安定化剤を均一に分散分布
させうる手段であれば特に方法の如何によつて安
定化効果が損われることはない。 過炭酸ナトリウムは、通常取扱いの容易な粒状
もしくは顆粒状として用いられるため、必要な場
合にはさらに押出し造粒、転動造粒、撹拌造粒、
破砕造粒、打錠などの公知の造粒手段によつて所
望の形状、物性を有する過炭酸ナトリウム粒を形
成させるがこの際、過炭酸ナトリウムの貯蔵安定
性に悪影響を及ぼさない一般的な結合剤、例えば
カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリビニ
ルアルコール(PVA)、でん粉、デキストリンな
どを用いることができる他炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、などを希釈剤と
し所望の活性酸素含有量を有する過炭酸ナトリウ
ムを得ることもできる。これらは安定化剤を混練
する過程で安定化剤とともに添加しておくのが有
利である。 このような工程を経て乾燥された過炭酸ナトリ
ウムには、(A)および(B)群の安定化剤についてそれ
ぞれ0.001〜2.0重量パーセント、0.01〜2.0重量パ
ーセントの割合で実質的に含有される。 本発明によれば従来、公知の安定化剤を使用し
た方法では得ることの困難であつた長期に亘り、
あるいは高温高湿度の状況下でも優れた貯蔵安定
性を維持する、過炭酸ナトリウムを得ることが出
来るのみならず製造に際して原料物質の精製を特
に必要としないなど実用上、工業上大きな意義を
有するものである。 次に本発明を実施例、比較例をもつて説明する
が、本発明はこれらに限定されることなく実施す
ることが出来る。 実施例 1 炭酸ナトリウム13.1重量%、過酸化水素2.5重
量%、L−グルタミン酸0.25重量%、HEDP(1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸)0.2重量%の組成を有する母液150を用い、
撹拌を行いながら炭酸ナトリウム27.0Kg/hr、60
重量%過酸化水素、18.8/hr、L−グルタミン
酸ソーダ1水塩0.086Kg/hr、HEDP0.56Kg/hr
の速度で連続的に反応容器へ供給し、反応温度を
20℃に維持しながら40分の滞留時間をもつて連続
的にスラリーを抜出し、遠心過によつてケーキ
を別後、液を循環使用する方法で、4時間の
連続反応を行つた。得られた過炭酸ナトリウムは
乾燥の後、貯蔵安定性を測定した結果第1表に示
すような優れた貯蔵安定性を示した。なお貯蔵安
定性は試料2gをスチロール容器に入れ、開放の
まま40℃ 80%相対湿度状態に放置し、残存する
有効酸素を測定する方法で行つた。 比較例 1 炭酸ナトリウム13.1重量%、過酸化水素2.5重
量%、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)0.2重量
%、3号ケイ酸ナトリウム0.05重量%の組成を有
する母液150を用い、これに炭酸ナトリウム
27.0Kg/hr、60重量%過酸化水素18.8/hr、
EDTA0.56Kg/hr、3号ケイ酸ナトリウム0.045
Kg/hrの速度で供給した以外は、実施例1と同様
に4時間の連続反応を行つて得られた過炭酸ナト
リウムの貯蔵安定性は第1表に示した通りであつ
た。 比較例 2 実施例1におけるHEDPをまつたく使用しない
事以外は、実施例1と同一条件下で、4時間の連
続反応を行ない得られた過炭酸ナトリウムの貯蔵
安定性は第1表に示すとおりであつた。 比較例 3 実施例におけるL−グルタミン酸ソーダをまつ
たく使用しない事以外は、実施例1と同一条件下
で4時間の連続反応を行ない得られた過炭酸ナト
リウムの貯蔵安定性は、第1表に示すとおりであ
つた。
の製法に関する。 過酸化水素と炭酸ナトリウムとを種々の方法で
反応させることによつて得られる過炭酸ナトリウ
ム(2Na2CO3・3H2O2)は低温漂白性能に優れ
た、また無公害性の酸素系漂白剤として、あるい
はその酸化性を利用した諸用途に広く使用される
物質であるが、その原料となる物質等から混入を
余儀なくされる痕跡量の金属、その他の共存によ
つて貯蔵時に於ける安定性が著るしく左右され易
いと言う本質的な欠点を有しており、高温度、高
湿度等の貯蔵条件によつては悪化傾向をさらに顕
著なものとする問題点を有している。 この実用上の問題点を改善するために従来から
数多くの安定化法が提案、実施されており、その
内容も多枝に亘るが、過炭酸ナトリウム中に持ち
込まれる有害金属類を低減させるために原料物質
を精製して用いる方法、貯蔵時の外的影響、例え
ば水分や異物から過炭酸ナトリウムをシールデン
グするためにその結晶又は粒子を不活性な物質に
より被覆する方法、あるいは種々の安定化剤を添
加し、混入共存する有害金属をマスキングするな
どの手段により無害化する方法等におおよそ概括
することが出来る。 この内で第3の方法は工業的な有利さ及びその
有効性から実質的に必須の方法となつており、こ
の目的のための安定化剤として従来、ケイ酸化合
物、マグネシウム塩、無機リン酸塩あるいはエチ
レンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ニトリロト
リ酢酸(NTA)、ジエチレントリアミンペンタ
酢酸(DTPA)、ヒドロキシカルボン酸類、ポリ
ホスホン酸類などのような有機キレート剤のいず
れかを単独又は併用して用いることが提案されて
おり、これらの安定化剤を使用することによつて
短期間の、あるいは低温、低湿度状況下での貯蔵
安定性は一応実用上の使用に耐え得るものとなつ
ている。しかしながら従来既知の方法によつた場
合には長期に亘る、あるいは高温高湿度の状況下
に貯蔵された場合では本質的に安定化効果が不充
分であるかまたは長期間に亘りその安定化効果を
維持せず結果として満足し得る効果を期待するこ
とが出来なかつた。 本発明者らは、これらの点に鑑み、高温高湿度
の状況下でも経時安定性に優れた過炭酸ナトリウ
ムを製造することを目的として鋭意研究の結果、
次の二群成分、アミノ酸類あるいはアミノ酸類か
ら構成される化合物とポリホスホン酸類からなる
安定化剤を併用し、過炭酸ナトリウム中に含有さ
せることによつて、予期し得なかつた高度の貯蔵
安定化効果が得られることを見い出し、本発明を
完成するに至つた。 すなわち、本発明は、過炭酸ナトリウムに後述
する(A)および(B)群の安定化剤を、それぞれ少なく
とも1種含有せしめることを特徴とする安定化さ
れた過炭酸ナトリウムの製法に関する。 つまり本発明によつて安定化された過炭酸ナト
リウムは(A)および(B)各群から選ばれた少くとも2
種以上の安定化剤を含有する。 本発明に於て使用される安定化剤(A)群として
は、2個以下のカルボキシル基を有する脂肪族及
び芳香族アミノ酸もしくはその塩類、または該ア
ミノ酸のオリゴペプチド、ポリペプチドあるいは
タンパク質であり、例えばグリシン、グリシルグ
リシン、アラニン、バリン、セリン、トレオニ
ン、シスチン、メチオニン、プロリン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、リジン、タウリン、アン
トラニル酸、アミノ安息香酸、アルブミン、ブロ
ブリン、グルテリン、プロラミン、カゼイン、ゼ
ラチン、ペプトンなどであり、タンパク質につい
てはそれらの所在名称から卵タンパク、乳タンパ
ク、大豆タンパク、小麦タンパクなどと総称され
るものであつて良い。 安定化剤(B)群としては、 次の構造を有するポリホスホン酸 N(CH2PO3H2)3、 CH3C(OH)(PO3H2)2、 (H2O3PCH2)2N(CH2)nN(CH2PO3H2)2(n
=2〜6)、 ならびにその塩類であり、例えば、 アミノトリ(メチレンホスホン酸)(NTP)、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸
(HEDP)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸)(EDTP)、ヘキサエチレンジアミンテ
トラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリア
ミンペンタ(メチレンホスホン酸)等である。 以上の安定化剤は各群からそれぞれ少くとも1
種以上を選択し使用されるがこれらを過炭酸ナト
リウムに含有せしめる方法としては過酸化水素と
炭酸ナトリウムとから過炭酸ナトリウムを生成さ
せる反応段階で添加する方法、あるいは二次的に
過炭酸ナトリウムの結晶または粒子に混練もしく
は被覆するような方法、これらを併用する方法な
どで実施される。 過酸化水素と炭酸ナトリウムとは発熱を伴つて
過炭酸ナトリウムを生成するが、この際過酸化水
素の一部は無効に分解して損失となるばかりでな
く、場合によつては充分な活性酸素を有する過炭
酸ナトリウムを得ることが出来ない事態を招くこ
とがある。これらを回避し過酸化水素の収率を向
上させるためには過炭酸ナトリウムを生成させる
工程で過炭酸ナトリウム及び過酸化水素は必要充
分な程に安定化されていることが望ましく、この
目的のために安定化剤の少くとも1成分以上は過
炭酸ナトリウムを生成させる過程で添加使用され
る。本発明に於てこの目的に添加される(A)および
(B)群の安定化剤は原料炭酸ナトリウムに対しそれ
ぞれ0.001〜2.0重量パーセント、および0.01〜2.0
重量パーセント、好ましくは0.05〜0.5重量パー
セント、および0.1〜1.0重量パーセントである。 これらの安定化剤は過炭酸ナトリウムを母液中
から反応晶析により生成させる方法にあつては炭
酸ナトリウム、過酸化水素とともに連続あるいは
断続的に母液中に添加し、炭酸ナトリウムと過酸
化水素とを噴霧乾燥するなどの見掛上母液を介在
させずに反応を行う方法にあつては原料と同時に
安定化剤を噴霧する方法で過炭酸ナトリウム中へ
含有せしめる。 かくして、生成した過炭酸ナトリウムは、望む
場合に於て湿潤状態のまま、もしくは乾燥の後さ
らに安定化剤を混練、被覆等の手段により含有せ
しめるが、通常これらの操作には一般的な混合
機、〓和機などを用いるか、あるいは安定化剤を
結晶又は粒子に噴霧し乾燥するなどの方法によつ
て行われ、その方法は安定化剤を均一に分散分布
させうる手段であれば特に方法の如何によつて安
定化効果が損われることはない。 過炭酸ナトリウムは、通常取扱いの容易な粒状
もしくは顆粒状として用いられるため、必要な場
合にはさらに押出し造粒、転動造粒、撹拌造粒、
破砕造粒、打錠などの公知の造粒手段によつて所
望の形状、物性を有する過炭酸ナトリウム粒を形
成させるがこの際、過炭酸ナトリウムの貯蔵安定
性に悪影響を及ぼさない一般的な結合剤、例えば
カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリビニ
ルアルコール(PVA)、でん粉、デキストリンな
どを用いることができる他炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、などを希釈剤と
し所望の活性酸素含有量を有する過炭酸ナトリウ
ムを得ることもできる。これらは安定化剤を混練
する過程で安定化剤とともに添加しておくのが有
利である。 このような工程を経て乾燥された過炭酸ナトリ
ウムには、(A)および(B)群の安定化剤についてそれ
ぞれ0.001〜2.0重量パーセント、0.01〜2.0重量パ
ーセントの割合で実質的に含有される。 本発明によれば従来、公知の安定化剤を使用し
た方法では得ることの困難であつた長期に亘り、
あるいは高温高湿度の状況下でも優れた貯蔵安定
性を維持する、過炭酸ナトリウムを得ることが出
来るのみならず製造に際して原料物質の精製を特
に必要としないなど実用上、工業上大きな意義を
有するものである。 次に本発明を実施例、比較例をもつて説明する
が、本発明はこれらに限定されることなく実施す
ることが出来る。 実施例 1 炭酸ナトリウム13.1重量%、過酸化水素2.5重
量%、L−グルタミン酸0.25重量%、HEDP(1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸)0.2重量%の組成を有する母液150を用い、
撹拌を行いながら炭酸ナトリウム27.0Kg/hr、60
重量%過酸化水素、18.8/hr、L−グルタミン
酸ソーダ1水塩0.086Kg/hr、HEDP0.56Kg/hr
の速度で連続的に反応容器へ供給し、反応温度を
20℃に維持しながら40分の滞留時間をもつて連続
的にスラリーを抜出し、遠心過によつてケーキ
を別後、液を循環使用する方法で、4時間の
連続反応を行つた。得られた過炭酸ナトリウムは
乾燥の後、貯蔵安定性を測定した結果第1表に示
すような優れた貯蔵安定性を示した。なお貯蔵安
定性は試料2gをスチロール容器に入れ、開放の
まま40℃ 80%相対湿度状態に放置し、残存する
有効酸素を測定する方法で行つた。 比較例 1 炭酸ナトリウム13.1重量%、過酸化水素2.5重
量%、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)0.2重量
%、3号ケイ酸ナトリウム0.05重量%の組成を有
する母液150を用い、これに炭酸ナトリウム
27.0Kg/hr、60重量%過酸化水素18.8/hr、
EDTA0.56Kg/hr、3号ケイ酸ナトリウム0.045
Kg/hrの速度で供給した以外は、実施例1と同様
に4時間の連続反応を行つて得られた過炭酸ナト
リウムの貯蔵安定性は第1表に示した通りであつ
た。 比較例 2 実施例1におけるHEDPをまつたく使用しない
事以外は、実施例1と同一条件下で、4時間の連
続反応を行ない得られた過炭酸ナトリウムの貯蔵
安定性は第1表に示すとおりであつた。 比較例 3 実施例におけるL−グルタミン酸ソーダをまつ
たく使用しない事以外は、実施例1と同一条件下
で4時間の連続反応を行ない得られた過炭酸ナト
リウムの貯蔵安定性は、第1表に示すとおりであ
つた。
【表】
実施例 2
炭酸ナトリウム13.1重量%、過酸化水素2.5重
量%の組成を有する母液150を用い、これに炭
酸ナトリウム27.0Kg/hr、60重量%過酸化水素
18.8/hrの速度で供給しながら連続反応を行な
い、遠心分離によつて得た水分12%を有する過炭
酸ナトリウム結晶に〓和機を用いて、さらに以下
に示す安定化剤を混和し、乾燥の後、これらを試
料として第2表および第3表の結果を得た。 なお、有効酸素残存率は、40℃、80%相対湿度
に放置し開放状態での14日後の値を示した。
量%の組成を有する母液150を用い、これに炭
酸ナトリウム27.0Kg/hr、60重量%過酸化水素
18.8/hrの速度で供給しながら連続反応を行な
い、遠心分離によつて得た水分12%を有する過炭
酸ナトリウム結晶に〓和機を用いて、さらに以下
に示す安定化剤を混和し、乾燥の後、これらを試
料として第2表および第3表の結果を得た。 なお、有効酸素残存率は、40℃、80%相対湿度
に放置し開放状態での14日後の値を示した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 過炭酸ナトリウムに、下記に示される(A)およ
び(B)群の安定化剤を、それぞれ少なくとも1種含
有せしめることを特徴とする安定化された過炭酸
ナトリウムの製法。 (A)群 2個以下のカルボキシル基を有する脂肪族
及び芳香族アミノ酸、もしくはその塩類:また
は該アミノ酸のオリゴペプチド、ポリペプチ
ド、またはタンパク質、および変性タンパク
質。 (B)群 次の構造を有するポリホスホン酸 N(CH2PO3H2)3、 CH3C(OH)(PO3H2)2、 (H2O3PCH2)2N(CH2)oN(CH2PO3H2)2
(n=2〜6)、 ならびにその塩類。 2 過炭酸ナトリウム中に含有される(A)群の安定
化剤が過炭酸ナトリウムに対し0.001〜2.0重量パ
ーセントである特許請求の範囲第1項記載の製
法。 3 過炭酸ナトリウム中に含有される(B)群の安定
化剤が過炭酸ナトリウムに対し0.01〜2.0重量パ
ーセントである特許請求の範囲第1項記載の製
法。 4 炭酸ナトリウムと過酸化水素とを水溶液中で
の反応により、過炭酸ナトリウムを生成させるに
際し、(A)および(B)群の安定化剤の少なくとも1種
を、該水溶液中に添加する特許請求の範囲第1項
記載の製法。 5 炭酸ナトリウムと過酸化水素とを水溶液が介
在しない状態で反応させ、過炭酸ナトリウムを生
成させるに際し、(A)および(B)群の安定化剤の少な
くとも1種を、反応時に添加する特許請求の範囲
第1項記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14884783A JPS6042206A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 安定化された過炭酸ナトリウムの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14884783A JPS6042206A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 安定化された過炭酸ナトリウムの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042206A JPS6042206A (ja) | 1985-03-06 |
| JPS641402B2 true JPS641402B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=15462062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14884783A Granted JPS6042206A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 安定化された過炭酸ナトリウムの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042206A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4970058A (en) * | 1988-10-06 | 1990-11-13 | Fmc Corporation | Soda ash peroxygen carrier |
| GB9021393D0 (en) * | 1990-10-02 | 1990-11-14 | Interox Chemicals Ltd | Peroxide compositions |
| US5328721A (en) * | 1992-07-30 | 1994-07-12 | Fmc Corporation | Process for manufacturing sodium carbonate perhydrate particles and coating them with sodium borosilicate |
-
1983
- 1983-08-16 JP JP14884783A patent/JPS6042206A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042206A (ja) | 1985-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0557466B1 (en) | Process for the preparation of nonphosphated dishwashing compositions with oxygen bleach systems | |
| JP3579441B2 (ja) | 被覆材料で被覆された過炭酸ナトリウム粒子及びその製法 | |
| KR960012706B1 (ko) | 소다회 과산소 담체의 제조방법 | |
| US2706178A (en) | Preparation of hydrated perborate products | |
| CA2229229A1 (en) | Process for the combined electrochemical production of sodium peroxodisulphate and sodium hydroxide solution | |
| JPS6316323B2 (ja) | ||
| CN1046932A (zh) | 团聚的粒状过氧酸漂白剂及其制备方法 | |
| JPS641402B2 (ja) | ||
| WO2004002885A1 (fr) | Procede de fabrication de percarbonate de sodium | |
| US6054066A (en) | Process for preparing a sodium percarbonate product | |
| US3132068A (en) | Solid alkali iodide compositions and process for producing the same | |
| US3183262A (en) | Process for the preparation of sodium nitrilo triacetate | |
| JP3093283B2 (ja) | キレート化剤含有の噴霧乾燥された成分 | |
| JPS5823867B2 (ja) | グアニジン塩類の製造法 | |
| JPS61108387A (ja) | 酵素の安定化法及び安定化組成物 | |
| US4190635A (en) | Processes for preparing sodium percarbonate | |
| EP0168308B1 (fr) | Procédé de traitement de sulfate ferreux heptahydraté, pour supprimer sa tendance à s'agglomérer et le rendre apte à s'écouler librement | |
| US3801706A (en) | Preparation of sodium percarbonate | |
| JPH02170899A (ja) | 漂白剤光学光沢剤含有粒状組成物およびその製法 | |
| JP2981247B2 (ja) | ピロ燐酸ナトリウムの製造方法 | |
| JP3597223B2 (ja) | アミノスルホン酸−n,n−二酢酸とそのアルカリ金属塩の製造法およびそれらを含む生分解性キレート剤 | |
| JPH0524848B2 (ja) | ||
| JP3022607B2 (ja) | 自由流動性の水和硫酸第一鉄の製造法 | |
| JPS6096511A (ja) | 安定化された粒状過炭酸ナトリウムの製法 | |
| EP0429321A2 (en) | Sodium carbonate perhydrate process |