JPS641509Y2 - - Google Patents
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- JPS641509Y2 JPS641509Y2 JP1985039887U JP3988785U JPS641509Y2 JP S641509 Y2 JPS641509 Y2 JP S641509Y2 JP 1985039887 U JP1985039887 U JP 1985039887U JP 3988785 U JP3988785 U JP 3988785U JP S641509 Y2 JPS641509 Y2 JP S641509Y2
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- JP
- Japan
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- scroll member
- movable scroll
- fluid
- balance weight
- movable
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はスクロール型圧縮機に関する。
この種の圧縮機の一例を第1図〜第6図を参照
して説明する。
して説明する。
第1図はすでに提案されているスクロール型圧
縮機の断面構造図である。
縮機の断面構造図である。
図において、この圧縮機は、フロントエンドプ
レート11とこれに設置されたカツプ状部分12
とによる圧縮機ハウジング10を有している。フ
ロントエンドプレート11は、ハウジング10の
中心軸線上に中心を有する貫通孔111を有し、
その中にボールベアリング13を介して主軸14
を支承している。このため主軸14の軸心は、ハ
ウジング10の中心軸線と一致することとなる。
またフロントエンドプレート11は主軸14の外
周を取り巻くように前方に突出したスリーブ部1
5を有し、該スリーブ部15内にはシヤフトシー
ル16を配置している。またスリーブ部15の外
周上には電磁クラツチ装置17を配設している。
この装置は、外部駆動源よりの回転運動をVベル
ト(図示せず)を介してプーリ171に伝達し、
更に電磁コイル172への通電制御によつてプー
リ171から主軸14への回転運動の伝達を制御
している。なお、フロントエンドプレート11
は、カツプ状部分12の前端開口に周方向に間隔
をおいて形成されたフランジ(図示省略)との間
でボルト等によつて固定されており、Oリング1
8によつて両者の接合面をシールしている。また
スリーブ部15もフロントエンドプレート11の
端面上にボルト等によつて固定され、接合面をO
リング19によつてシールしている。
レート11とこれに設置されたカツプ状部分12
とによる圧縮機ハウジング10を有している。フ
ロントエンドプレート11は、ハウジング10の
中心軸線上に中心を有する貫通孔111を有し、
その中にボールベアリング13を介して主軸14
を支承している。このため主軸14の軸心は、ハ
ウジング10の中心軸線と一致することとなる。
またフロントエンドプレート11は主軸14の外
周を取り巻くように前方に突出したスリーブ部1
5を有し、該スリーブ部15内にはシヤフトシー
ル16を配置している。またスリーブ部15の外
周上には電磁クラツチ装置17を配設している。
この装置は、外部駆動源よりの回転運動をVベル
ト(図示せず)を介してプーリ171に伝達し、
更に電磁コイル172への通電制御によつてプー
リ171から主軸14への回転運動の伝達を制御
している。なお、フロントエンドプレート11
は、カツプ状部分12の前端開口に周方向に間隔
をおいて形成されたフランジ(図示省略)との間
でボルト等によつて固定されており、Oリング1
8によつて両者の接合面をシールしている。また
スリーブ部15もフロントエンドプレート11の
端面上にボルト等によつて固定され、接合面をO
リング19によつてシールしている。
フロントエンドプレート11によつて開口部を
閉塞されたカツプ状部分12内には固定スクロー
ル部材20、可動スクロール部材21、可動スク
ロール部材駆動機構及び回転阻止機構22が配設
されている。
閉塞されたカツプ状部分12内には固定スクロー
ル部材20、可動スクロール部材21、可動スク
ロール部材駆動機構及び回転阻止機構22が配設
されている。
ここで固定スクロール部材20は、側板201
とうずまき体202及び該うずまき体202とは
反対側の側板201上に設けた脚部203とより
構成されている。この固定スクロール部材20
は、脚部203をカツプ状部分12の外方より該
カツプ状部分12の底部121を貫通して螺合し
たボルト23によつて底部121内壁上に固定し
ている。また固定スクロール部材20の側板20
1は、その外周面とカツプ状部分20の内壁面間
をOリング24でシールすることによつてカツプ
状部分12内の空間ご吸入室25と吐出室26と
に仕切つている。さらに、側板201の中央部に
は、スクロール部材間に形成された密閉空間と吐
出室26を連通する連通孔204を穿設してい
る。
とうずまき体202及び該うずまき体202とは
反対側の側板201上に設けた脚部203とより
構成されている。この固定スクロール部材20
は、脚部203をカツプ状部分12の外方より該
カツプ状部分12の底部121を貫通して螺合し
たボルト23によつて底部121内壁上に固定し
ている。また固定スクロール部材20の側板20
1は、その外周面とカツプ状部分20の内壁面間
をOリング24でシールすることによつてカツプ
状部分12内の空間ご吸入室25と吐出室26と
に仕切つている。さらに、側板201の中央部に
は、スクロール部材間に形成された密閉空間と吐
出室26を連通する連通孔204を穿設してい
る。
可動スクロール部材21は、側板211とうず
まき体212とで構成されている。この可動スク
ロール部材21は、うずまき体212が前記固定
スクロール部材20のうずまき体202と180゜の
角度ずれをもつようにかみ合されている。また可
動スクロール部材21は、後述する駆動機構及び
回転素子機構と連結されていて、主軸14の回転
によつて半径Rprの円軌道上を公転運動し、前述
した流体の圧縮動作を行なう。
まき体212とで構成されている。この可動スク
ロール部材21は、うずまき体212が前記固定
スクロール部材20のうずまき体202と180゜の
角度ずれをもつようにかみ合されている。また可
動スクロール部材21は、後述する駆動機構及び
回転素子機構と連結されていて、主軸14の回転
によつて半径Rprの円軌道上を公転運動し、前述
した流体の圧縮動作を行なう。
ここで、円軌道の半径Rprは、一般に
(うずまき体のピツチ)−2×(うずまき体の壁厚)
/2 で与えられる。また、可動スクロール部材21
は、そのうずまき体212のうずまき中心が固定
スクロール部材20のうずまき体202のうずま
き中心より距離Rprだけ離れるよう配置されてい
る。これによつて両うずまき体間に線接触部が形
成され、この線接触部がうずまき体表面に沿つて
中心方向へ移動し、この結果流体ポケツトが容積
を減少しながらうずまき体の中心方向へ移動す
る。
/2 で与えられる。また、可動スクロール部材21
は、そのうずまき体212のうずまき中心が固定
スクロール部材20のうずまき体202のうずま
き中心より距離Rprだけ離れるよう配置されてい
る。これによつて両うずまき体間に線接触部が形
成され、この線接触部がうずまき体表面に沿つて
中心方向へ移動し、この結果流体ポケツトが容積
を減少しながらうずまき体の中心方向へ移動す
る。
従つて、外部流体回路からハウジング10の外
周上に設けた吸入ポートを通つてハウジング10
内の吸入室25に流入した流体は、両うずまき体
の外終端部から流体ポケツト中に取り込まれ、圧
縮された流体は両うずまき体の中心部の流体ポケ
ツトから連通孔204を通つて吐出室26へ送り
出される。更に吐出室26からハウジング10上
に設けた吐出ポートを介して外部流体回路へ流出
することとなる。
周上に設けた吸入ポートを通つてハウジング10
内の吸入室25に流入した流体は、両うずまき体
の外終端部から流体ポケツト中に取り込まれ、圧
縮された流体は両うずまき体の中心部の流体ポケ
ツトから連通孔204を通つて吐出室26へ送り
出される。更に吐出室26からハウジング10上
に設けた吐出ポートを介して外部流体回路へ流出
することとなる。
次に可動スクロール部材の駆動機構をその分解
図である第2図をも参照して説明する。
図である第2図をも参照して説明する。
フロントエンドプレート11の貫通孔111を
貫通する主軸14の内端部には大径部141を形
成しており、該大径部141を貫通孔111の内
周に配設したボールベアリング13によつて支承
している。また大径部141の先端面には中心か
ら偏心した位置に駆動ピン142が軸方向へ突出
するように設けられている。
貫通する主軸14の内端部には大径部141を形
成しており、該大径部141を貫通孔111の内
周に配設したボールベアリング13によつて支承
している。また大径部141の先端面には中心か
ら偏心した位置に駆動ピン142が軸方向へ突出
するように設けられている。
一方、可動スクロール部材21の側板211
は、うずまき体212とは反対の面に環状のボス
213を有している。ボス213中には、肉厚の
厚い円板状あるいは短軸状のブツシユ27が嵌合
され、ニードルベアリング28を介して回転可能
に支持されている。ブツシユ27は、これと一体
で半径方向に伸びた円板状のバランスウエート2
71を有しているとともに、中心からずれた位置
に軸方向の孔、すなわち偏心孔272を有してい
る。この偏心孔272中には駆動ピン142が嵌
合され、ニードルベアリング29で回転可能に支
持されている。
は、うずまき体212とは反対の面に環状のボス
213を有している。ボス213中には、肉厚の
厚い円板状あるいは短軸状のブツシユ27が嵌合
され、ニードルベアリング28を介して回転可能
に支持されている。ブツシユ27は、これと一体
で半径方向に伸びた円板状のバランスウエート2
71を有しているとともに、中心からずれた位置
に軸方向の孔、すなわち偏心孔272を有してい
る。この偏心孔272中には駆動ピン142が嵌
合され、ニードルベアリング29で回転可能に支
持されている。
このような偏心孔272を有するブツシユ27
を用いる利点を第3図をも参照して以下に説明す
る。
を用いる利点を第3図をも参照して以下に説明す
る。
前述のように、可動スクロール部材21の円軌
道運動によつて流体圧縮が行なわれると、その反
作用力がうずまき体212、すなわち可動スクロ
ール部材21へその円軌道の接線方向に作用す
る。この力は結局、ブツシユ中心OCへ第3図の
FDで示すように作用するものと考えることがで
きる。ところでブツシユ27は、駆動ピン142
上で回転可能とされているから、駆動ピン142
の中心ODの周りに回転するモーメントを力FDに
よつて受ける。このモーメントは、力FDの方向
OCとODを結ぶ線との角度を第3図に示したよう
にθとしたとき、FD・ε2sinθで表わされる。この
結果、ブツシユ27上に支持された可動スクロー
ル部材21は、駆動ピン142の中心ODの周り
に回転するモーメントを受けることになり、これ
によりうずまき体212がうずまき体202へ押
し付けられることになる。この押し付け力をFP
とすると、 FP・ε2cosθ=FD・ε2sinθであるから、 FP=FD・tanθ で与えらるる。
道運動によつて流体圧縮が行なわれると、その反
作用力がうずまき体212、すなわち可動スクロ
ール部材21へその円軌道の接線方向に作用す
る。この力は結局、ブツシユ中心OCへ第3図の
FDで示すように作用するものと考えることがで
きる。ところでブツシユ27は、駆動ピン142
上で回転可能とされているから、駆動ピン142
の中心ODの周りに回転するモーメントを力FDに
よつて受ける。このモーメントは、力FDの方向
OCとODを結ぶ線との角度を第3図に示したよう
にθとしたとき、FD・ε2sinθで表わされる。この
結果、ブツシユ27上に支持された可動スクロー
ル部材21は、駆動ピン142の中心ODの周り
に回転するモーメントを受けることになり、これ
によりうずまき体212がうずまき体202へ押
し付けられることになる。この押し付け力をFP
とすると、 FP・ε2cosθ=FD・ε2sinθであるから、 FP=FD・tanθ で与えらるる。
即ち、偏心孔272を有するブツシユ27を使
用して可動スクロール部材21を駆動すると、流
体圧縮の反作用力で、両うずまき体212と20
2の線接触部での押付力が自動的に得られ、これ
により圧縮機ポケツトのヒールが確保される。
用して可動スクロール部材21を駆動すると、流
体圧縮の反作用力で、両うずまき体212と20
2の線接触部での押付力が自動的に得られ、これ
により圧縮機ポケツトのヒールが確保される。
更に、上述のように、偏心ブツシユ27の中心
OCは駆動ピン142の中心ODの周りに回転可能
であるので、例えば、うずまき体202や212
の寸法誤差によつて、うずまきのピツチやうずま
き体の肉厚が変つても、これに応じて、OC,OS
間距離が変化できる。即ち、OC点は第3図に示
すように、ODを中心にした半径ε2の円弧上を例
えばOC′やOC″の点に移動可能である。この結果、
そのような寸法誤差があつても、可動スクロール
部材21は滑かな運動を行なうことができる。
OCは駆動ピン142の中心ODの周りに回転可能
であるので、例えば、うずまき体202や212
の寸法誤差によつて、うずまきのピツチやうずま
き体の肉厚が変つても、これに応じて、OC,OS
間距離が変化できる。即ち、OC点は第3図に示
すように、ODを中心にした半径ε2の円弧上を例
えばOC′やOC″の点に移動可能である。この結果、
そのような寸法誤差があつても、可動スクロール
部材21は滑かな運動を行なうことができる。
上述のような可動スクロール部材21のうずま
き体212の押付力FPを得るとともに、中心OC
の従動性を得るためだけなら、ブツシユ27には
バランスウエート271は不要である。しかしな
がら、このバランスウエート271がないと、う
ずまき体212のうずまき体202への押付力
は、実際には上記のFPの他に可動スクロール部
材21、ベアリング28およびブツシユ27の半
径Rprなる円軌道運動による遠心力F1が加わるの
で、押付力が大となる。この結果、うずまき体2
02と212との間の摩擦力が大きくなり、両者
の摩耗が大となる。それ故、バランスウエート2
71を設け、その遠心力F2によつて、上述の遠
心力F1を打消すようにしている。この結果、う
ずまき体202および212の摩耗を少なくしな
がら適当なシール力を得て、可動スクロール部材
21の滑かな運動が可能となる。
き体212の押付力FPを得るとともに、中心OC
の従動性を得るためだけなら、ブツシユ27には
バランスウエート271は不要である。しかしな
がら、このバランスウエート271がないと、う
ずまき体212のうずまき体202への押付力
は、実際には上記のFPの他に可動スクロール部
材21、ベアリング28およびブツシユ27の半
径Rprなる円軌道運動による遠心力F1が加わるの
で、押付力が大となる。この結果、うずまき体2
02と212との間の摩擦力が大きくなり、両者
の摩耗が大となる。それ故、バランスウエート2
71を設け、その遠心力F2によつて、上述の遠
心力F1を打消すようにしている。この結果、う
ずまき体202および212の摩耗を少なくしな
がら適当なシール力を得て、可動スクロール部材
21の滑かな運動が可能となる。
圧縮機全体の力のバランスを第4図を参照して
説明する。
説明する。
力F1の作用点は、可動スクロール部材21、
ブツシユ27、ベアリング28全体の重心G1で
あり、力F2の作用点、すなわちバランスウエー
ト271の重心G2と軸方向にずれているので、
図中反時計方向のモーメントが働く。このモーメ
ントを相殺するために、主軸上の二点に図中時計
方向のモーメントを発生させるバランスウエート
143,30(第1図参照)を設ける。これらの
重心はそれぞれG3,G4で遠心力はF3,F4である。
このモーメントの釣合いは、 F1l1+F2l2=0 で表わされ、これによつて圧縮機の振動を防止で
きる。
ブツシユ27、ベアリング28全体の重心G1で
あり、力F2の作用点、すなわちバランスウエー
ト271の重心G2と軸方向にずれているので、
図中反時計方向のモーメントが働く。このモーメ
ントを相殺するために、主軸上の二点に図中時計
方向のモーメントを発生させるバランスウエート
143,30(第1図参照)を設ける。これらの
重心はそれぞれG3,G4で遠心力はF3,F4である。
このモーメントの釣合いは、 F1l1+F2l2=0 で表わされ、これによつて圧縮機の振動を防止で
きる。
さらに可動スクロール部材の回転阻止機構をそ
の分解図である第5図をも参照して説明する。
の分解図である第5図をも参照して説明する。
回転阻止機構22は、固定部、可動部、ボール
素子よりなり、可動スクロール部材21のボス2
13の外周上に配置される。固定部について説明
すると、フロントエンドプレート11の端面にリ
ング状固定レース221を有し、またこの固定レ
ース221を被うようにその端面に当接された固
定リング222を有し、これらはスプリングピン
223によりフロントエンドプレート11に固定
されている。一方、可動部については、可動スク
ロール部材21の側板211寄りのボス213の
外周に、リング状可動レース214を有し、また
可動レース214を被うようにその端面に当接さ
れた可動リング215を有し、これらはスプリン
グピン216により側板211に固定されてい
る。なお固定リング222と可動リング215と
の間には、わずかな間隙ができるようにされてい
る。
素子よりなり、可動スクロール部材21のボス2
13の外周上に配置される。固定部について説明
すると、フロントエンドプレート11の端面にリ
ング状固定レース221を有し、またこの固定レ
ース221を被うようにその端面に当接された固
定リング222を有し、これらはスプリングピン
223によりフロントエンドプレート11に固定
されている。一方、可動部については、可動スク
ロール部材21の側板211寄りのボス213の
外周に、リング状可動レース214を有し、また
可動レース214を被うようにその端面に当接さ
れた可動リング215を有し、これらはスプリン
グピン216により側板211に固定されてい
る。なお固定リング222と可動リング215と
の間には、わずかな間隙ができるようにされてい
る。
第5図に示されているように、可動リング21
5と固定リング222にはそれぞれ、直径、ピツ
チ、ピツチ円の等しい複数のポケツト215a,
222aが軸方向に穿孔されている。
5と固定リング222にはそれぞれ、直径、ピツ
チ、ピツチ円の等しい複数のポケツト215a,
222aが軸方向に穿孔されている。
さて可動リングと固定リングとの関係を可動ス
クロール部材側から見た第6図をも参照して回転
阻止作用について説明する。
クロール部材側から見た第6図をも参照して回転
阻止作用について説明する。
回転素子は、固定リング222のポケツト22
2aの縁部と可動リング215のポケツト215
aの縁部とでボール素子224を挾むことにより
行なわれる。すなわち可動スクロール部材が図中
時計方向へ駆動されると可動リング215もその
中心が半径Rprの円を描くように円軌道運動する。
この時可動スクロール部材には圧縮力の反力作用
点と駆動力作用点とのずれにより図中時計方向へ
の回転力すなわちモーメントが生ずるため、可動
スクロール部材は可動リング215の中心を中心
として時計方向へ回転しようとする。しかし図中
上方の9個のボール素子224が固定リング22
2のポケツト222aの縁部と可動リング215
のポケツト215aの縁部とで挾まれるため、可
動リング215は回転することができず、これに
よつて可動スクロール部材の回転が阻止される。
なお図示の状態では、可動リング215の中心が
図中最も右方にあつて回転阻止力分布はC1〜C5
のようになる。このように図中最上部のボール素
子が最も大きく寄与しており、これから離れるに
したがつて小さくなつて図中下半分の9個のボー
ル素子224は、回転阻止の用はなしていない。
しかし圧縮力の反力により可動スクロール部材の
軸方向に加わる圧力は、可動レース214、すべ
てのボール素子224を介して固定レース221
にスラスト支持される。
2aの縁部と可動リング215のポケツト215
aの縁部とでボール素子224を挾むことにより
行なわれる。すなわち可動スクロール部材が図中
時計方向へ駆動されると可動リング215もその
中心が半径Rprの円を描くように円軌道運動する。
この時可動スクロール部材には圧縮力の反力作用
点と駆動力作用点とのずれにより図中時計方向へ
の回転力すなわちモーメントが生ずるため、可動
スクロール部材は可動リング215の中心を中心
として時計方向へ回転しようとする。しかし図中
上方の9個のボール素子224が固定リング22
2のポケツト222aの縁部と可動リング215
のポケツト215aの縁部とで挾まれるため、可
動リング215は回転することができず、これに
よつて可動スクロール部材の回転が阻止される。
なお図示の状態では、可動リング215の中心が
図中最も右方にあつて回転阻止力分布はC1〜C5
のようになる。このように図中最上部のボール素
子が最も大きく寄与しており、これから離れるに
したがつて小さくなつて図中下半分の9個のボー
ル素子224は、回転阻止の用はなしていない。
しかし圧縮力の反力により可動スクロール部材の
軸方向に加わる圧力は、可動レース214、すべ
てのボール素子224を介して固定レース221
にスラスト支持される。
以上の説明で明らかなように、可動スクロール
部材の円軌道運動に際しては、これに起因するア
ンバランスにより圧縮機本体が振動しないように
バランスを保つ必要がある。
部材の円軌道運動に際しては、これに起因するア
ンバランスにより圧縮機本体が振動しないように
バランスを保つ必要がある。
本考案はこのようなバランス機構に改良を加え
たもので、小型軽量化したスクロール型圧縮機を
提供することを目的とする。
たもので、小型軽量化したスクロール型圧縮機を
提供することを目的とする。
以下に本考案の実施例を説明する。
本考案の特徴である駆動機構におけるバランス
機構の改良部分を第7図を参照して説明する。
機構の改良部分を第7図を参照して説明する。
駆動機構の説明において、スクロール型圧縮機
においては可動スクロール部材の重心が公転運動
することによるアンバランスを相殺するために、
バランスウエートが必要であることを示した。例
えば、可動部材の質量をm1、円軌道運動の角速
度をωとすると、m1Rprω2のアンバランスを相殺
するバランスウエートが必要になる。すなわちバ
ランスウエートの質量をm2、その重心から円軌
道中心までの距離をrとすると、m1Rprω2=
m2rω2であれば良く、距離rを大きくすれば質量
m2は小さくて済み、その分バランスウエートの
軸方向厚さを減少できる。
においては可動スクロール部材の重心が公転運動
することによるアンバランスを相殺するために、
バランスウエートが必要であることを示した。例
えば、可動部材の質量をm1、円軌道運動の角速
度をωとすると、m1Rprω2のアンバランスを相殺
するバランスウエートが必要になる。すなわちバ
ランスウエートの質量をm2、その重心から円軌
道中心までの距離をrとすると、m1Rprω2=
m2rω2であれば良く、距離rを大きくすれば質量
m2は小さくて済み、その分バランスウエートの
軸方向厚さを減少できる。
本考案はバランスウエートの板厚を増加させる
ことなく距離r、質量m2を大きくするために、
フロントエンドプレート11とバランスウエート
271′とを改良したものである。すなわち、バ
ランスウエート271′は略半円形状の板体の先
端側にスクロール部材と反対、すなわちフロント
エンドプレート11側に突出する突出部を設け、
この突出部をフロントエンドプレート11の内端
面に形成した軌道溝112に収容している。この
ような構造によれば、駆動時のアンバランスの原
因となる圧縮機本体の軸方向長さを大きくせずに
バランスウエート271′を組込むことができ、
これによつて小型軽量のスクロール型圧縮機が得
られる。
ことなく距離r、質量m2を大きくするために、
フロントエンドプレート11とバランスウエート
271′とを改良したものである。すなわち、バ
ランスウエート271′は略半円形状の板体の先
端側にスクロール部材と反対、すなわちフロント
エンドプレート11側に突出する突出部を設け、
この突出部をフロントエンドプレート11の内端
面に形成した軌道溝112に収容している。この
ような構造によれば、駆動時のアンバランスの原
因となる圧縮機本体の軸方向長さを大きくせずに
バランスウエート271′を組込むことができ、
これによつて小型軽量のスクロール型圧縮機が得
られる。
第8図は本考案の他の実施例を示し、圧縮機ハ
ウジング10を、筒状部112を有するフロント
エンドプレート11と、筒状部112に固定した
リヤエンドプレート12′とで構成した例である。
ウジング10を、筒状部112を有するフロント
エンドプレート11と、筒状部112に固定した
リヤエンドプレート12′とで構成した例である。
しかも回転阻止機構を、側板211に固定され
た可動リング215′とフロントエンドプレート
11に固定された固定リング222′とにそれぞ
れ、直径、ピツチ、ピツチ用の等しい複数の凹部
215a′,222a′を形成して構成している。
た可動リング215′とフロントエンドプレート
11に固定された固定リング222′とにそれぞ
れ、直径、ピツチ、ピツチ用の等しい複数の凹部
215a′,222a′を形成して構成している。
この実施例も前記実施例同様、フロントエンド
プレート11へバランスウエート271′用の溝
を形成して収納したことにより、圧縮機本体の小
型軽量化が図れる他、回転阻止機構を可動リング
215′と固定リング222′とで構成できるよう
にしたことにより、部品点数の減少、製造工程の
簡略化が図れる。
プレート11へバランスウエート271′用の溝
を形成して収納したことにより、圧縮機本体の小
型軽量化が図れる他、回転阻止機構を可動リング
215′と固定リング222′とで構成できるよう
にしたことにより、部品点数の減少、製造工程の
簡略化が図れる。
なお実施例では、可動スクロール部材の駆動を
円軌道半径の変化を可能とするための偏心ブツシ
ユ機構を用いて行なつているが、円軌道半径を固
定したリジツトクランクシヤフトを用いることも
できる。この場合、二つのうず巻体間に接触干渉
が無いように円軌道半径を選ぶことにより、第4
図で説明したバランスのとり方と基本的な差異は
無く、バランスウエート143とクランク部に取
付けるバランスウエート271′をまとめて一つ
のバランスウエートとしても良い。なおこの場合
は、前述の実施例の場合より一つのバランスウエ
ートのアンバランス量を大きくせねばならないの
で、これの回転に要する空間がより大きく必要と
なる。しかし、本考案によるバランスウエート収
納部によればこのような空間の確保は容易であ
り、更に効果が期待できる。このようにすると、
バランスウエート143に要していた空間は不要
となり、軸心からの距離の大きい位置に重心を有
するバランスウエートにまとめることにより、長
さ寸法を小さくでき軽量化が図れる。また、クラ
ンク部の軸方向寸法の短縮により、各ベアリング
に加わるモーメントの低減が可能であり、ベアリ
ングを小さくすることもできる。
円軌道半径の変化を可能とするための偏心ブツシ
ユ機構を用いて行なつているが、円軌道半径を固
定したリジツトクランクシヤフトを用いることも
できる。この場合、二つのうず巻体間に接触干渉
が無いように円軌道半径を選ぶことにより、第4
図で説明したバランスのとり方と基本的な差異は
無く、バランスウエート143とクランク部に取
付けるバランスウエート271′をまとめて一つ
のバランスウエートとしても良い。なおこの場合
は、前述の実施例の場合より一つのバランスウエ
ートのアンバランス量を大きくせねばならないの
で、これの回転に要する空間がより大きく必要と
なる。しかし、本考案によるバランスウエート収
納部によればこのような空間の確保は容易であ
り、更に効果が期待できる。このようにすると、
バランスウエート143に要していた空間は不要
となり、軸心からの距離の大きい位置に重心を有
するバランスウエートにまとめることにより、長
さ寸法を小さくでき軽量化が図れる。また、クラ
ンク部の軸方向寸法の短縮により、各ベアリング
に加わるモーメントの低減が可能であり、ベアリ
ングを小さくすることもできる。
第1図はすでに提案されているスクロール型圧
縮機の断面構造図、第2図はそのうちの駆動機構
の分解斜視図、第3図はそのうちの偏心ブツシユ
の作用を説明するための図、第4図は第1図の動
的バランスを説明するための図、第5図は第1図
の回転阻止機構の分解斜視図、第6図は回転阻止
の原理を説明するための図、第7図は本考案の第
1の実施例の断面構造図、第8図は他の実施例の
断面構造図。 図中、10は圧縮機ハウジング、11はフロン
トエンドプレート、12はカツプ状部分、12′
はリヤエンドプレート、14は主軸、20は固定
スクロール部材、21は可動スクロール部材、2
2は回転阻止機構、224はボール素子、30,
143,271,271′はバランスウエート。
縮機の断面構造図、第2図はそのうちの駆動機構
の分解斜視図、第3図はそのうちの偏心ブツシユ
の作用を説明するための図、第4図は第1図の動
的バランスを説明するための図、第5図は第1図
の回転阻止機構の分解斜視図、第6図は回転阻止
の原理を説明するための図、第7図は本考案の第
1の実施例の断面構造図、第8図は他の実施例の
断面構造図。 図中、10は圧縮機ハウジング、11はフロン
トエンドプレート、12はカツプ状部分、12′
はリヤエンドプレート、14は主軸、20は固定
スクロール部材、21は可動スクロール部材、2
2は回転阻止機構、224はボール素子、30,
143,271,271′はバランスウエート。
Claims (1)
- 流体吸入口と流体排出口とを有する圧縮機ハウ
ジングと、第1の板体の一面上に設けられた第1
のうずまき体を有し上記ハウジング内に固定配置
された固定スクロール部材と、第2の板体の一面
上に設けられた第2のうずまき体を有し、該第2
のうずまき体が上記第1のうずまき体と角度をず
らされて噛み合いそれらの間に閉塞された流体ポ
ケツトを形成するように上記固定スクロール部材
と重ね合わされた可動スクロール部材と、上記ハ
ウジングに回転可能に支持された主軸と該主軸内
端に偏心して設けられた駆動ピンとを含んで上記
可動スクロール部材に円軌道運動を与えるために
該可動スクロール部材と結合されたクランクシヤ
フトと、該可動スクロール部材の上記円軌道運動
の間該可動スクロール部材の回転を阻止するとと
もに、該可動スクロール部材をスラスト支持する
回転阻止機構とを有し、上記可動スクロール部材
の上記円軌道運動によつて、上記流体ポケツトが
容積を減少しながら上記両うずまき体の中心方向
へ移動し、これによつて流体の圧縮が行われるス
クロール型圧縮機において、上記クランクシヤフ
トは上記可動スクロール部材を含む可動部材の円
軌道運動による動的アンバランスを相殺するバラ
ンスウエートを有しており、該バランスウエート
は略半円形状の板体の径方向先端側に上記スクロ
ール部材とは反対方向に突出する突出部を有し、
該突出部を上記ハウジング内端面に形成した軌道
溝に収容したことを特徴とするスクロール型圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3988785U JPS60162286U (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3988785U JPS60162286U (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162286U JPS60162286U (ja) | 1985-10-28 |
| JPS641509Y2 true JPS641509Y2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=30548257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3988785U Granted JPS60162286U (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162286U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4065279A (en) * | 1976-09-13 | 1977-12-27 | Arthur D. Little, Inc. | Scroll-type apparatus with hydrodynamic thrust bearing |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP3988785U patent/JPS60162286U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162286U (ja) | 1985-10-28 |
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