JPS642422B2 - - Google Patents

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JPS642422B2
JPS642422B2 JP56067082A JP6708281A JPS642422B2 JP S642422 B2 JPS642422 B2 JP S642422B2 JP 56067082 A JP56067082 A JP 56067082A JP 6708281 A JP6708281 A JP 6708281A JP S642422 B2 JPS642422 B2 JP S642422B2
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palladium
iron
tungsten
catalyst
pores
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JP56067082A
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JPS571445A (en
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Jei Anjebin Fuiritsupu
Robaato Sutein Toomasu
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ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
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Publication date
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Publication of JPS642422B2 publication Critical patent/JPS642422B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/74Iron group metals
    • B01J23/755Nickel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/24Chromium, molybdenum or tungsten
    • B01J23/30Tungsten
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G2300/00Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
    • C10G2300/10Feedstock materials
    • C10G2300/107Atmospheric residues having a boiling point of at least about 538 °C

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不当に水素を消費することなく、コン
ラドソン残留炭素分(CCR)を選択的に減少さ
せて石油残油の品質を改良することに関するもの
である。本発明は特に、石油残油をコーキング操
作における原料として特に適したものにするため
に触媒的に水素化処理することに関するものであ
る。 コーキングは残油を、精油業者がより軽質のよ
り貴重な原料に転化する主な方法の1つである。
石油コークスは高沸点炭化水素の熱分解によつて
生じる残留物、特にアスフアルテン系原油留出油
のクラツキングまたは蒸留によつて得られる残留
物である。コーキング操作における原料として一
般に使用される炭化水素は通常初留点が約380℃
以上で、API比重が約0〜20℃で、コンラドソン
残留炭素分が約5〜40重量%である。 コーキング操作は熱クラツキングによつて得ら
れるタール及び接触クラツキングによつて得られ
るデカンテーシヨンしたスラリー油などの耐熱性
芳香族原料に適用した場合、特に有利である。コ
ーキングの際、残留分中の重質芳香族は濃縮され
てコークスを生成する。コーキング中、原料の約
15〜25重量%がコークスを生成する。残留物質は
クラツキングされてナフサ及びガスオイルを生成
し、これらの生成物はリフオーミング及び接触ク
ラツキングの原料として使用される。 常圧及び減圧原油蒸留塔によつて生成される留
分などの石油残油は通常ほとんどの精製工程で直
接使用する原料としては望ましくない。これは主
として金属、硫黄、窒素及びCCRなどの汚染物
が多量に存在するためである。 主な金属汚染物はニツケル及びバナジウム並び
に鉄であり、それに時々少量の銅が存在する。さ
らに、ほとんどの原料には微量の亜鉛及びナトリ
ウムが存在する。これらの金属の大半は原油中に
存在する場合、非常に大きな炭化水素分子と結合
しているので、原油の蒸留によつて得られる重質
留分が原油中に存在する実質的に全ての金属を含
有し、このような金属は特にアスフアルテン残留
留分に集中する。金属汚染物は通常メタロポルフ
イリン及びそれに類似したテトラピロール構造な
どの大きな有機−金属錯体となつている。 単一工程の常圧蒸留及び2工程の常圧/減圧蒸
留の残留分も実質的に転化することなくクラツキ
ング触媒上に炭素質またはコークス状物質として
析出する原油成分の大半を含有する。これらはし
ばしば石油留分中のその濃度を測定する分析法か
ら“コンラドソン炭素”と称する。 過去において、また現在の操作形態のある程度
において、硫黄、窒素及び金属を含有する高分子
量原料はしばしばコーキング装置中で処理されて
金属及び硫黄の一部が効果的に除去された(これ
らの汚染物は固体コークス中に残留する)。しか
しながら、生成したコークスは市販されるものな
ら、その中に許容し得る金属及び硫黄の量には限
界がある。従つて種々の石油留分から金属及び非
金属汚染物を除去して回収し、このような汚染さ
れた原料がより望ましい生成物に転化されるよう
にするためにかなりの努力が払われて来た。 通常、金属及び硫黄の除去は水素化処理によつ
て達成された。このような水素化処理は、Fe、
Cu及びNiなどの第A族金属またはその酸化物、
硫化物またはオキシ硫化物、並びにMo及びWな
どの第A族金属またはその酸化物、硫化物また
はオキシ硫化物をアルミナなどの多孔性耐熱性支
持体上に析出させた触媒とともに水素を使用する
ことからなる。これらの触媒のうち、アルミナ上
に支持させたコバルト−モリブデン及びニツケル
−コバルト−モリブデンなどは脱硫、脱金属及び
CCRの減少に対して良好な活性を示すので好ま
しい触媒である。これらの触媒の気孔寸法の分布
は脱金属活性及び脱硫活性を確認するのに重要な
パラメーターであることがわかつた。一般に、気
孔の大きな触媒は気孔の小さな触媒より脱金属活
性が高く、気孔の小さな触媒は一般に気孔の大き
な触媒より脱硫活性が大きい。水素化処理に関し
ては多くの特許があり、たとえば米国特許第
3876523号;第3931052号;第4016067号;第
4054508号;及び第4082695号がある。米国特許第
3684688号は炭化水素原料をコーキングすること
によつて通常液体の炭化水素の収率を高める方法
について開示している。 従来技術はコーカー原料を水素化処理して主と
して金属及び硫黄を除去することに関するもので
あり、CCRを減少させ、水素を保存することに
ついてはあまり関心が払われていなかつた。すな
わち、CoMo/Al2O3及びNiMo/Al2O3などの好
ましい触媒は活性な脱硫化剤であり、脱硫化の目
的には多量の水素の消費が必要であり、従つて
CCRの減少のためには付加的な水素の消費が必
要であつた。一般に、硫黄、窒素及び酸素などの
非金属複素原子を除去するのに必要な水素量は残
油の水素化処理に消費される水素全体量の約5〜
20%に相当する。複素原子含有率が高いタールサ
ンド、瀝青などの原料の場合、複素原子を除去す
るための水素必要量はさらに高い。 前述のように、気孔寸法分布は水素化処理触媒
の重要なパラメータであり、脱硫触媒の場合には
通常小さな気孔寸法、例えば平均気孔寸法が約
100オングストロームまたはそれ以下となるよう
に設計される。このように気孔寸法が小さいこと
によつて触媒の表面積は大きくなる。コンラドソ
ン残留炭素分(CCR)を付与する炭化水素分子
の大半は分子の大きなアスフアルテンタイプのも
のであるので、従来の気孔の小さな脱硫触媒は
CCR型物質が拡散して水素化されるのを制限す
る。その結果、炭化水素の水素化は分子の小さな
ものについて優先的に行われ、CCRの減少を達
成するのに水素が効率良く消費されない。 本発明は脱硫及び脱金属などに付加的水素を不
必要に消費することなく、残留分中のCCRを選
択的に減少させ、コーカー装置中で使用するため
の残留分を品質改良させ、コークスの生成を減少
させることに関するものである。 本発明によれば、コンラドソン残留炭素分を選
択的に減少させて石油残油の品質改良に使用する
触媒において、気孔容積の50%以上が100〜200オ
ングストロームの直径の気孔により構成され、か
つ気孔容積の少なくとも30%が約0〜50オングス
トロームの直径の気孔により構成される多孔性無
機耐熱性支持体上に析出させたモリブデン、タン
グステン、ニツケル、鉄、パラジウム、鉄−ニツ
ケル、パラジウム−タングステン、パラジウム−
モリブデン、鉄−モリブデン、ニツケル−パラジ
ウム、モリブデン−タングステン、パラジウム−
鉄及び鉄−タングステンから選択される金属また
は金属の組合わせ、あるいはこれらの酸化物、硫
化物またはオキシ硫化物を含む触媒が提供され
る。 本発明はさらにまた石油残油を前記触媒及び水
素と転化条件下で接触させることから成る、コン
ラドソン残留炭素分を選択的に減少させて石油残
油の品質を改良する方法を提供する。 本発明によれば、好ましくは残油などの炭化水
素油が接触水素化処理されて、脱硫及び脱金属な
どに必要とされる付加的水素を不必要に消費する
ことなくCCRを選択的に減少させる。このよう
に本発明によつて処理された残油はコーキング操
作の優秀な原料として働き、コークスの生成が減
少される。本発明によつてコークスの生成が減少
されることによつて精製業者はコーカーの能力を
高めることなく、より多量の原油を処理できる
か、または低品質の原油を使用することができ
る。 本発明の方法は炭化水素油、好ましくは残油を
転化条件下で水素及び触媒と接触することから成
る。触媒は気孔の容積の50%以上が100〜200オン
グストロームの直径の気孔により構成され、かつ
気孔容積の少なくとも30%が約0〜50オングスト
ロームの直径の気孔により構成される多孔性無機
耐熱性支持体上に析出された金属を含む。金属は
単金属または多金属であり、金属、金属酸化物、
金属硫化物または金属オキシ硫化物などである。
適当な金属の例としては、Ni、W、Fe、Mo、
Pd、Fe−Ni、Pd−W、Pd−Mo、Fe−Mo、Ni
−Pd、Mo−W、Pd−Fe及びFe−Wがある。 本発明の方法の原料は完全な原油でも良い。し
かしながら、好ましい原料は石油の低留分から誘
導されるもの、すなわちナフサ及び加熱炉油など
の低沸点物質を除去するための原油の常圧蒸留、
あるいはガスオイルを除去するための常圧蒸留の
残油の減圧蒸留によつて得られるものがある。 本発明が適用される代表的残油は通常480℃よ
り高い沸点を有する炭化水素残油から成り、かな
りの量のアスフアルト系物質を含有する。すなわ
ち、原料は実質的量、たとえば炭化水素成分の約
40〜50容積%が480℃より高い沸点を有する炭化
水素成分であれば、初留点または5%までが480
℃より幾分低い沸点を有するものでも良い。この
ような原料の例としては、たとえば50%が約480
℃の沸点を有し、アスフアルト系物質、4重量%
の硫黄及び51ppmのニツケル及びバナジウムを含
有するものがある。 本発明の方法は他の精製流、たとえば澄んだス
ラリー油、溶媒抽出物、シンタワー底留分及び脱
アスフアルト装置タールにも適用できる。また石
炭液化、頁岩油の処理、タールサンドの抽出、ビ
オマスの転化などの炭化水素生成物及び合成燃料
製造の生成物なども本発明の方法の原料として使
用できる。 本発明の触媒は多孔性無機耐熱性支持体上に析
出させた金属を含む。この金属は金属、金属酸化
物、または金属硫化物のいずれでも良く、また単
一金属または多種金属のいずれでも良い。単一金
属の例としてはMo、W、Fe、Ni及びPdがあり、
特にW及びNiが好ましく、中でもWが最も好ま
しい。多種金属の例としてはこれらの金属のほと
んどの組合わせが考えられ、二成分系金属は他の
多成分系金属より好ましい。好ましい二成分系金
属の例としてはFe−Ni、Pd−W、Pd−Mo、Fe
−Mo、Ni−Pd、Mo−W、Pd−Fe及びFe−W
がある。しかしながら、Ni−Mo及びNi−Wなど
の組合わせは脱硫活性が高く、それに伴なつて水
素の消費が高いので本発明で使用するのには望ま
しくない。 前記金属は多孔性無機耐熱性支持体上に析出さ
れる。本発明では有用な多孔性無機耐火性支持体
の例としてはアルミナ、シリカ−アルミナ、シリ
カ−マグネシア、チタニア、ジルコニア、チタニ
ア−ジルコニア、シリカ−ジルコニア−アルミ
ナ、チタニア−アルミナ、チタニア−シリカーア
ルミナ、シリカ−アルミナ−ボリア、ボリア、ス
トロンチア、ハフニア、マグネシア−チタニア及
び活性炭がある。中でも好ましい支持体はアルミ
ナである。 金属の濃度は主として金属の種類、金属の組合
わせ、並びに原料の特性に依存する。第A族金
属(Mo、W)については約0.5〜15.0重量%の量
で使用するのが好ましく、第A族金属(Fe、
Ni、Pd)は約0.1〜15.0重量%の量で使用するの
が好ましい。残りの重量は支持体物質で占められ
る。本発明の触媒の気孔寸法分布は重要なパラメ
ーターである。本発明の触媒は一般に大きな気孔
のCCR−選択性触媒であり、ここで「大きな気
孔」とは、支持体(好ましくはアルミナ)の気孔
の容積の大半が100〜200オングストロームの直径
の孔から構成されることを意味する。この気孔の
サイズの分布の基準はアスフアルト系分子を触媒
粒子に充分に接近させるために必要な基準であ
る。好ましくは、気孔の容積の約60%以上が約
100〜200オングストロームの範囲の直径を有する
気孔から構成される。さらに、触媒は気孔の容積
の少くとも約30%が約0〜50オングストロームの
直径を有する気孔であることが好ましい。 硫化された形態の触媒を使用する場合には、焼
成した後、または焼成及び還元の後、原料と接触
する前に、硫化剤としての硫化水素と水素との混
合物と約205〜430℃温度で大気圧または高圧下で
接触させることによつて予め硫化される。この予
備硫化は操作開始の条件と同じ条件下で行うと都
合が良い。水素及び硫化水素の正確な量比は臨界
的でなく、硫化水素の濃度が低くても高くても良
い。経済的理由から比較的濃度が低い方が好まし
い。この予備硫化操作中に利用された未使用の水
素及び硫化水素を触媒床に循環する場合、予備硫
化操作中に生成した水は触媒床に循環する前に除
去するのが好ましい。硫化水素の代わりに硫化操
作条件下で硫化水素を生成することができる二硫
化炭素、メルカプタン等の硫黄化合物または元素
状硫黄を使用しても良い。 触媒の予備コークス化は好ましい操作ではある
が、触媒は操作条件下で高硫黄含有率の原料と接
触させた場合通常非常に短時間で硫化するので必
ずしも必須操作ではない。 本発明による水素化処理の転化条件は温度が約
345〜460℃、好ましくは約390〜430℃で、圧力が
70.4〜211Kg/cm2(約6900〜20700kPa)、好まし
くは141〜176Kg/cm2(約13800〜17250kPa)で、
液体時間空間速度(LHSV)が約0.5〜4、好ま
しくは約1〜2で、水素循環速度が178〜3562
/(約1000〜20000scf/bbl)、好ましくは
890〜1781/(約5000〜10000scf/bbl)であ
る。 水素の純度は約60〜100%の範囲で変わる。水
素を循環する時(この方が通常)、循環ガスの一
部を逃がし、水素の純度を所望する範囲内に保つ
ために水素を補充することが望ましい。硫化水素
を循環ガスから除去する場合も、通常このように
ガスを逃がす操作で行われる。しかしながら、循
環する前に、所望により、循環ガスを硫化水素の
化学的吸収剤で洗浄するか、または他の公知の方
法で処理した硫化水素含有率を低下させても良
い。 本発明の方法に従つて製造した水素化処理した
残油のコーキングは代表的には約430〜600℃の温
度、1〜10.2Kg/cm2(約100〜1000kPa)の圧力
で操作するドラマまたは反応器中で行われる。コ
ーキングは一般に原料(残油)をクラツキング温
度に予備加熱することから成る。しかる後、高温
原料は分留装置に送られ、頂部ガス、ガソリン沸
点物質(ナフサ)及びコーカーガスオイルが除去
される。分留装置からの底留分は再び加熱され、
コークスドラムに送られる。コーキングに現在使
用されている基本的方法はデイレードコーキング
及び流動コーキング法である。デイレードコーキ
ング法の場合、コークスがドラム中で生成し、周
期的に(日に1回)そのコークスを機械的に除去
しなければならない。流動コーキング法の場合、
コークスは流動粒子として生成し、連続的に引出
すことができる。残油原料が金属及び硫黄含有率
が低い場合、デイレードコーキング法で生成する
コークスは焼成され、陽極及び顔料などの製造に
使用できる。 本発明の方法は従来の残油の水素化処理と非常
に違う。本発明の触媒はその主要目的が芳香族の
飽和及び540℃+物質の転化、すなわちCCRの低
下に選択的に寄与する反応における水素の消費を
制限することに向けられている。活性な脱硫化剤
である触媒たとえばCoMo/Al2O3及びNiMo/
Al2O3は本発明の触媒の場合と同程度にCCRを除
去するためには不必要に付加的水素を消費する。
硫黄の大半はコークスとともに排除されるので、
精製業者の主目的がコークス生成量ではなく、コ
ーキングの液体生成物である場合には、水素化処
理中の従来の硫黄の除去操作は不必要である。脱
窒素も付加的水素を消費するが、窒素は硫黄より
少量であるので脱窒素は脱硫の場合より問題がは
るかに小さい。従来の残油の水素化処理に伴なわ
れる脱金属も本発明の系では望ましくない反応で
ある。というのは金属の蓄積は触媒を失活させる
からである。すなわち、本発明の触媒の大半は不
当に脱金属及び脱硫することなく、CCRを選択
物に低下させ、その結果水素の消費が節約でき
る。このようにCCRを低下させた原料のコーキ
ングはコークスの生成量を少くしてより多量の液
体を生成する。しかる後、精製業者はコーカーの
能力を高めることなく低品質原油を処理すること
ができる。従つて、本発明の方法は付加的な水素
を必要とすることなく、現存の精製装置で簡便に
実施することができる。たとえば、本発明の方法
で必要とされる水素は現存の精製装置中の改質装
置によつて供給できる。 本発明は下記の実施例によつてさらに詳しく説
明される。 例 1〜3 硫黄の除去、金属の除去(バナジウムの除去)
及びCCRの除去(水素含有率に基づく)につい
て3種の触媒を評価した。それぞれの触媒は
LHSV=1400℃及び176Kg/cm2(17250kPa)でク
ウエート減圧蒸留残油についての水素化処理工程
で使用した。例1においては慣用の水素化処理触
媒、即ち、CoO−MoO3/アルミナ触媒(アルミ
ナ支持体の平均気孔直径は100オングストローム
またはそれ以下のもの)が用いられた。例2及例
3においては本発明の代表的触媒を使用した。す
なわち、例2においてW/アルミナ触媒を使用
し、例3においてはNi/アルミナ触媒を用い、
例2及び例3共に用いたアルミナ支持体はその気
孔容積の50%以上が100〜200オングストロームの
直径の気孔により構成され、気孔容積の少なくと
も30%が50オングストローム以下の直径の気孔か
ら構成されている。これらの触媒を使用した水素
化処理の結果を表1に要約する。表1はW/
Al2O3及びNi/Al2O3触媒が従来の触媒よりCCR
の除去に対して選択的であることを示している。
添付図面は3種の触媒についてのクウエート減圧
蒸留残油の水素化処理の水素消費量に対する
CCR除去率(%)を示したものである。図面上、
最も低い曲線は従来の水素化処理触媒、すなわち
CoMo/アルミナについてのCCR除去/水素の消
費の動向を示すものである。中間の曲線は脱硫が
起らない場合のCoMo/Al2O3触媒はCCRの除去
選択性が改良されることを示している。本発明の
2種の代表的触媒、すなわちW/アルミナ及び
Ni/アルミナはCCR除去/水素消費がこの中間
の曲線に近づき、従つて撰択率が高いことを示し
ている。上部の曲線はCCR除去/水素消費につ
いてのいわゆる「理論的限界」を示している。こ
の限界を達成するためには、水素の消費の全てが
液体の水素含有率を高めるのに向けられなければ
ならない。すなわち、軽質ガス留分またはヘテロ
原子の除去が行われず、CCR先駆体分子が非
CCR先駆体に転化するように水素化が優先的に
達成される。 【表】
【図面の簡単な説明】
添付図面はクウエート減圧蒸留残油を399℃
(750〓)で1LHSVで176Kg/cm2(2500psig)で水
素化処理した場合の水素消費量に対するCCR除
去率(%)を示したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンラドソン残留炭素分を選択的に減少させ
    て石油残油の品質改良に使用する触媒において、
    気孔の容積の50%以上が100〜200オングストロー
    ムの直径の気孔から構成され、気孔の容積の少な
    くとも30%が約0〜50オングストロームの直径の
    気孔から構成される多孔性無機耐熱性支持体上に
    析出させたモリブデン、タングステン、ニツケ
    ル、鉄、パラジウム、鉄−ニツケル、パラジウム
    −タングステン、パラジウム−モリブデン、鉄−
    モリブデン、ニツケル−パラジウム、モリブデン
    −タングステン、パラジウム−鉄及び鉄−タング
    ステンから選択される金属または金属の組合わ
    せ、あるいはこれらの酸化物、硫化物またはオキ
    シ硫化物を含む石油残油の品質改良用触媒。 2 支持体が、その気孔の容積の60%以上が100
    〜200オングストロームの直径の気孔から構成さ
    れるものである特許請求の範囲第1項記載の石油
    残油の品質改良用触媒。 3 支持体がアルミナである特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の石油残油の品質改良用触
    媒。 4 金属がタングステンである特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の石油残油の
    品質改良用触媒。 5 金属がニツケルである特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の石油残油の品質
    改良用触媒。 6 石油残油を、気孔の容積の50%以上が100〜
    200オングストロームの直径の気孔から構成され、
    気孔の容積の少なくとも30%が約0〜50オングス
    トロームの直径の気孔から構成される多孔性無機
    耐熱性支持体上に析出させたモリブデン、タング
    ステン、ニツケル、鉄、パラジウム、鉄−ニツケ
    ル、パラジウム−タングステン、パラジウム−モ
    リブデン、鉄−モリブデン、ニツケル−パラジウ
    ム、モリブデン−タングステン、パラジウム−鉄
    及び鉄−タングステンから選択される金属または
    金属の組合わせ、あるいはこれらの酸化物、硫化
    物またはオキシ硫化物を含む触媒及び水素と転化
    条件下で接触させることから成る、コンラドソン
    残留炭素分を選択的に減少させて石油残油の品質
    を改良する方法。 7 転化条件が温度が345〜460℃で、圧力が70.4
    〜211Kg/cm2(6900〜20700kPa)で、液体時間空
    間速度が0.5〜4で、水素循環速度が178〜3562
    /(1000〜20000scf/bbl)である特許請求
    の範囲第6項記載の方法。 8 転化条件が温度が390〜430℃で、圧力が141
    〜176Kg/cm2(13800〜17250kPa)で、液体時間
    空間速度が1〜2で、水素循環速度が890〜1780
    /(5000〜10000scf/bbl)である特許請求
    の範囲第6項記載の方法。 9 支持体がその気孔の容積の60%以上が100〜
    200オングストロームの直径の気孔から構成され
    るものである特許請求の範囲第6項記載の方法。 10 支持体がアルミナである特許請求の範囲第
    6項または第7項記載の方法。 11 金属がタングステンである特許請求の範囲
    第6項ないし第10項のいずれかに記載の方法。 12 金属がニツケルである特許請求の範囲第6
    項ないし第10項のいずれかに記載の方法。
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