JPS643086Y2 - - Google Patents

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JPS643086Y2
JPS643086Y2 JP13461187U JP13461187U JPS643086Y2 JP S643086 Y2 JPS643086 Y2 JP S643086Y2 JP 13461187 U JP13461187 U JP 13461187U JP 13461187 U JP13461187 U JP 13461187U JP S643086 Y2 JPS643086 Y2 JP S643086Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船舶、航空機、ミサイル、人工衛生
など、移動体の諸情報、又は遠隔地点における諸
情報を伝送するための電磁波の反射器と、この反
射器とは別の例えばレーダ装置などから成る情報
伝送システム用の電波反射装置に関する。
従来、電波反射器としてはコーナリフレクタ、
ルーネベルグレンズリフレクタなどがあるが、こ
れらの物標としての情報は単にレーダ波を反射し
て、その点に物があるという情報しか伝送出来な
かつた。本考案の装置は、ルーネベルクレンズに
設けた反射板に特殊の細工をして、その点に物が
あるという情報の他、他の情報、例えばその地点
の温度・気圧などの情報、又は船舶に装備して船
舶の操舵情報などを伝送可能なパツシブの電波反
射装置であつて、反射装置とレーダ装置などを用
いて互に両者間の双方向情報交換を行ない、船舶
などでは航行の安全を計ろうとするものである。
〔従来の技術〕
第1図は従来から使用されている周知の球状誘
電体電波レンズ、所謂、ルーネベルグレンズによ
る電波の反射原理を説明するための説明図であ
る。図において、100はルーネベルグレンズ
で、一方の焦点は球の表面上に、他方は無限遠点
にある。200はこのレンズの表面の一部に配さ
れた金属反射板、Pはレンズ100の焦点で、レ
ンズ球の表面上にある。いま、このレンズの矢印
A方向から電波が入射すると、この入射波は矢印
のようにレンズ100内に進入し、レンズ内で集
束されてレンズ100の焦点Pに集る。焦点Pに
は、金属反射板200が配置されているため、入
射波は矢印で示す通り、この金属反射板200で
反射され、もと来た方向へ反射される。したがつ
て、このような装置は電波の反射装置として作用
するが、この装置からの反射電波は、単に反射点
に物標があるか否かの情報を伝送するだけであつ
て、これ以上の情報、例えば反射点付近の温度や
気圧などの情報を併せて伝送することはできな
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここにおいて、本考案は、反射点における物標
があるか否かの情報の他に、他の各種の情報も併
せて伝送可能な極めて簡便な構造の電波反射装置
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかわる電波反射装置は、周知の球状
誘電体電波レンズにおいて、その焦点近傍に反射
板を配置し、この反射板を伝送する情膜に関連し
て焦点近傍で前後に変化させ、この反射板で反射
する電波を情報によつて変調するようにした点に
特徴がある。
〔作用〕
第2図は本考案に係る電波反射装置の構成概念
図である。図において、1は球状誘電体電波レン
ズ、2はこの電波レンズ1の焦点P近傍のレンズ
球表面の一部にある巾をもつて対設した反射率可
変の反射板、3はこの反射板2を変位駆動する変
調装置、4は波形整形回路、5は符号化回路、6
は信号入力回路である。信号入力回路6は、伝送
すべき情報信号、例えば速度信号、方位信号、回
転信号、圧力信号、温度信号、湿度信号が与えら
れており、これらの各種の入力信号を符号a,
b,…zで代表して示す。なお、これらの信号
は、ひとつでもよい。符号化回路5は、信号入力
回路6からの選択された入力信号を符号化し、こ
れを波形整形回路4を介して変調装置3に与え
る。反射板2は、変調装置3によつて電波レンズ
1の焦点近傍で前後に変位駆動され、その反射率
が変調装置3による変位に応じて変化し、ここで
反射する電波(電磁波)を変調することができ
る。
〔実施例〕
第3図は第2図に用いられている反射板と駆動
装置部分の具体例を示す本考案の実施例の構成図
である。
第3図に示すものは、所謂ボイスコイル方式に
よつて反射板を駆動して電波の反射率を可変にす
るようにした反射装置である。この反射装置で
は、電波レンズ1の焦点P付近に機械的に変位可
能に配置された金属反射板2と、この金属反射板
2に結合する例えば可動線輪と永久磁石とからな
る駆動装置13とを備えている。ここでN,Sは
永久磁石の極性を示す。
いま、駆動装置13に例えば交流の正弦波を加
えると、金属反射板2は、焦点Pを中心位置とし
て機械的に電波の進路方向(図面の左右方向)に
変位する。したがつて、電波レンズ1の反射板2
における反射効率は、反射板2が焦点Pの位置に
あることが最大で、ここから離れるに従つて低下
し、図示するように反射波の振巾は駆動装置13
に加えた交流正弦波によつて振巾変調されたもの
となる。よつて、駆動装置13に所望の情報を含
む信号を印加すれば、反射波を所望の情報によつ
て変調することができる。このような反射板は、
入射する電波は直線偏波ならば、偏波の向きに関
係なく反射波を変調することが可能である。
第2図に示す基本構成の反射板2として第3図
に示す構造のものを使用した場合の実施例装置の
動作を第4図の動作波形図を参照しながら、更に
詳しく説明する。なお、ここでは、説明を簡単に
するために、入力回路6に与えられる入力信号は
船舶などの速度信号aのひとつであるものとす
る。入力回路6からの速度信号aは、符号化回路
5で符号化(例えば0ノツトを100Hz、30ノツト
を300Hzなど)されて、波形整形回路4へ送られ
る。波形整形回路4では、反射板2を駆動するの
に都合の良い信号波形、例えば矩形波に波形整形
されて、共調器3へ送られ、反射板2をオン、オ
フする。反射板2は、電波レンズ1の大円周上の
ある範囲に設けられているため、入射電波は水平
面内全方向に亘り変調を受けて反射される。図に
おいて、矢印A方向からレーダのパルス波が入射
するものとすれば、a信号で変調した場合、反射
電波は、奪図示するように、a信号の符号化され
た形で符号変調される。
第4図イ〜ニは、反射板2として第3図に示す
ものを使用した電波レンズに入射する入射パルス
波が変調されて反射する模様を示した動作波形図
である。イは図示していないレーダ装置から発射
されて電波レンズ1に入射する入射パルス波であ
つて、縦軸は振巾、横軸は時間T0(パルス繰返
し)を示す。ロは反射板2に印加される変調信号
の信号波形で、ここでは正弦波を示す。電波レン
ズ1に入射する入射パルス波(第4図イ参照)
は、反射板2で反射し、その反射電波は、第4図
ロに示すように振巾変調されたものとなる。レー
ダ側の受信機では伝送されたロに示す信号をロー
パスフイルタを介することによつてハに示すよう
なイと同様の信号に再現され、各種の情報の伝送
を行うことができる。
以上説明したように、本考案はこのような反射
板を有する電波レンズを他の装置、(例えばパル
スレーダ装置、及び連続波レーダ装置等)と組合
せて使用し、遠隔地点の情報、例えば気圧、気
温、風力、機器の定数(回転数、電圧、電流な
ど)とか、船舶、又は航空機などへ応用し、互の
速度、進行方向、高度などの情報を交換して安全
航行に役立てることができる。
第5図及び第6図は、本考案に係る電波反射方
式の一適用例を示す説明図である。
第5図は、情報伝送用の電波反射装置1を海上
に浮くブイA、海上を航行する船舶B,Cにそれ
ぞれ設け、例えば地上にあるレーダシステムDに
各種の情報を伝送するようにしたものである。す
なわち、ブイAからは、ブイ名、周囲の環境情報
例えば気温、流速、風力などが伝送される。ま
た、各船舶B,Cからは例えば船速や方位信号が
伝送される。
レーダシステムDにおいて、15はレーダ送信
機、16は送受切換機、17は空中線、18は受
信装置、19は切換器、20はPPI指示器で生ビ
デオを主とする。21もPPI指示器であるが本指
示器は特に受信信号を信号処理したプロセスビデ
オ用に設けたもので、本発明にかかわる電波レン
ズを有する物標には全て矢印とか数字が表示され
るように仕組まれている。22は本考案にかかわ
る電波反射装置を有する物標のみを自動的か又は
希望によつて手動で探索可能な選択装置で、方位
ゲートと距離ゲートが任意に選べるようになつて
いる。23はレーダ受信装置からの生ビデオをこ
こで信号処理する処理装置で、ここでブイA、船
舶B,C夫々からの反射信号を処理し、PPI指示
器21、又はデータ指示器24に指示させる。デ
ータ指示器24は処理装置23で信号処理された
夫々のデータを、選択装置22の選択によつて自
動的に表示する。選択装置22を自動とすれば、
本発明にかかわる電波レンズの設置されている目
標へ電波が放射し、反射される度毎にデータ指示
器24にそのデータが表示される。いま、空中線
17から電波が船舶Bへ放射され、Bから空中線
17への反射信号を受信した場合を考る。この船
舶Bの電波レンズ1には当該船舶の速度信号と方
位信号が入力されているものとし、両者の符号化
信号、例えば速度信号は0〜25ノツトを50Hz〜
300Hzとし、方位信号は0〜360゜を350Hz〜710Hz
とする。便宜上、B船の速度を15ノツト(200Hz
変調)方位を270゜方向(620Hz変調)とする。選
択装置22はBを選択したものとする。然ると
き、Bからの反射波は200Hzと620Hzの変調を受け
て空中線17で受信され、その信号は送受切換機
16を経て受信装置18に伝送され、受信装置1
8で増幅・検波されて、選択スイツチ19を通つ
て信号処理23へ送られ。処理器23では夫々の
速度信号と方位信号を分離し、夫々基本波成分か
ら符号化されたものと速度と方位を読みとり、指
示器24に表示される。これは信号処理器23
で、各基本波成分に対応して速度と方位とを指示
するようなA/D変換を含む信号処理を行うこと
によつて容易に実現出来る。
一方、信号処理器23で信号処理されたプロセ
スビデオは、PPI指示器21へ送られ、図のよう
に点A,B,Cで示すように指示される。ここで
船舶Bを示す点には当該船舶の進行方向を示す矢
印が併せて指示される。従つて、指示器24に表
示される船舶Bの運行上必要な各種データを総合
して把握することにより安全運行を行うことが出
来る。同様にして船舶C、ブイAについても、船
舶の運行上の必要データをレーダD側に伝送する
ことが可能となり本方式は、船舶の衝突防止に大
なる効果がある。
特に選択装置22を自動にすれば、本考案にか
かわる電波反射装置を設置した目標のみをPPI指
示器21に表示させることも出来るので、定点ブ
イなどのみを探知する場合は好都合で、自船の位
置より正確に得ることが出来る特徴がある。従つ
て本方式は、ハーバーレーダとして船舶の航行安
全とか衝突防止レーダ方式とに使用すれば、船舶
の安全航行に大きく貢献できる。
第6図は、本考案の装置を航空機、又は人工衛
生などから地上の諸データを得るようにしたりリ
モートセング、又は或る場所(高所)の諸データ
を遠隔地で得るようにしたテレメータリングはど
へ応用した場合の一例である。図において、E,
F,Gは建物、高所など遠隔地点を示す。ここに
は本考案にかかわる電波反射装置が設置され、そ
の場所の気象情報、中継機のデータなどを電波レ
ンズ1へ入力している。Hはレーダ装置を示して
ここからは、連続波又はバルス波が発射される。
25はレーダ空中機、26は送受信装置、27は
信号処理装置、28は表示器を示す。このレーダ
は空にあつては航空機又は人工衛生などに搭載さ
れているものとする。29は舷空機、30は人工
衛生を示す。
いま、レーダ装置Hが山頂の気象情報、又は無
人中継所の諸情報を得るために、F点から遠隔地
点にある場合を考える。便宜上、F点の電波レン
ズ1には山頂の気象情報が入力されているものと
すると、空中線25からの電波は、F点へ照射さ
れ、F点で山頂の諸情報の変調を受けて空中線2
5に反射される。空中線25で受信された信号
は、送受信装置26で増幅・検波され、信号処理
器27で処理され、夫々の諸データは表示器28
で指示される。F点の必要情報はレーダ装置H側
へ全て伝送されるテレメータとして動作するから
本方式はパツシブテレメータリングの作用をす
る。F点のデータは、山頂の気象情報の他、中継
機器の諸データの伝送も可能であることはいうま
でもない。
次に航空機29の場合は、各地点E,F,Gの
気象情報を得ることも可能である他、各地点E,
F,Gの夫々から、当該地点を示す位置情報を得
るようにすれば、航空機29の位置が常に正確に
分り安全航行が可能と成る。
又、各地点E,F,Gの各電波レンズに地上の
リモートセンシングのための諸情報を入力してお
くと、人工衛生30へその諸情報が伝送されて、
この人工衛生30からの地上の特定局へのリモー
トセンシングデータが非常に正確に伝送出来る特
徴と有する。即ち広範に亘り本発明にかわる電波
レンズを設置し、その地点での正確な情報を衛生
へ伝送する事によつて、他の地域のデータをより
正確に得ることが可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、電波を自から発
射することなく遠隔地点の各種の情報が簡単に得
ることができ、従来からあるテレメータなどによ
る電波公害の問題がないため産業上のメリツトは
極めて大である。また、電波反射板を用いて電波
の変調を行うこととしたので、比較的広い赴向か
らの電波の到来に対しても反射特性が一様とな
り、このため電波反射板をレーダ局に対して正確
に対向させる必要がなく浮標のような動くものに
対しても適用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から使用されている周知の電波レ
ンズの反射原理説明図、第2図は本考案に係る電
波反射装置の基本構成を示す構成概念図、第3図
は第2図に用いられる反射板と駆動装置の具体例
を示す実施例の構成図、第4図は第3図に示す反
射板を使用した電波レンズの動作波形図、第5図
及び第6図は本考案に係る電波反射装置の一適用
例を示す説明図である。 1……電波レンズ、P……焦点、2……反射
板、3……変調装置(駆動装置)、4……波形整
形回路、5……符号化回路、6……信号入力回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定地点又は移動体に配置された電波レンズ
    の焦点近傍に電波反射板が配置されており、 前記固定地点又は移動体から離れた地点にあ
    るレーダ装置から放射された電波を前記電波反
    射板によつて反射する電波反射装置において、 固定地点又は移動体に関する局部的情報を符
    号化する符号化手段と、 前記電波反射板を前記電波レンズの焦点の近
    傍で前後に変位させる駆動手段と、 前記符号化手段によつて符号化された情報に
    基づいて前記駆動手段を制御することにより前
    記電波反射板を前記電波レンズの焦点の近傍で
    前後に変位させて反射波に変調をかける変調手
    段とを含むことを特徴とする電波反射装置。 2 前記固定地点に関する局部的情報が、当該固
    定地点を代表する情報及び当該地点の気象情報
    のいずれかを含む実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の電波反射装置。 3 前記移動体に関する局部的情報が、当該移動
    体の識別情報、移動に関する情報及び移動体付
    近の気象情報のいずれかを含む実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の電波反射装置。 4 駆動手段が、前記反射板と結合した可動線輪
    と永久磁石とを有する実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の電波反射装置。
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JPS6367891U JPS6367891U (ja) 1988-05-07
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