JPS64362B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64362B2 JPS64362B2 JP60281692A JP28169285A JPS64362B2 JP S64362 B2 JPS64362 B2 JP S64362B2 JP 60281692 A JP60281692 A JP 60281692A JP 28169285 A JP28169285 A JP 28169285A JP S64362 B2 JPS64362 B2 JP S64362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vitamin
- growth
- leaves
- test
- seedlings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はたとえば農業や園芸用の植物生長促進
剤に関する。 従来の技術 植物用の生長促進剤としてはオーキシン、ジベ
レリン、サイトカイニン、インドール酢酸、ニコ
チン酸アミド、ビタミンB1等の多くの物質が知
られているが、いずれも高価であるか、あるいは
その効力は不充分である。 たとえば、水稲についてはその幼苗の生育にニ
コチン酸アミドが用いられているが、生長に対す
る効果は充分でない。 発明が解決しようとする問題点 以上のように、入手容易で充分有効な植物生長
促進剤は未だ知られていない。 問題点を解決するための手段 本発明者は多年にわたり多数の実験を行い、水
稲の幼苗を用いて水(水道水を煮沸し冷却したも
の、以下常水という)栽培し、各種ビタミンの生
長促進作用を検討した。 その結果、ビタミンA、ビタミンD、葉酸、ビ
タミンC、ビタミンE等はほとんど無効であつ
た。 また、ビタミンB1、ビタミンB6またはニコチ
ン酸アミドのそれぞれ単独の水溶液を与えた場合
は有効の場合もあるが無効の場合もあつて実験結
果が非常に変動した。これらのビタミン三者のう
ち二者を混合使用した場合も必ずしも好結果が得
られなかつた。しかしながら、これらビタミン三
者の混合水溶液を用いた場合はこれらビタミン単
独や二者使用の場合に比べて常に顕著な生長促進
効果を示した。 本発明は上記の発見に基づくもので、ビタミン
B1、ビタミンB6およびニコチン酸アミドを含有
させてなる植物生長促進剤である。 ビタミンB1、ビタミンB6およびニコチン酸ア
ミドは市販品として入手可能である。 これらの薬剤は、たとえば水溶液として用いる
場合、各10〜300ppm、好ましくは50〜200ppmの
濃度で植物に施用するのがよい。10ppm未満では
効果が少く、200ppmを超える濃度で用いてもそ
れに比例する効果の増大は期待し難い。 本発明の生長促進剤は植物の芽生えや挿し芽ま
たは植物時に、根あるいは葉に撒布するのがよ
い。撒布は水溶液の形で行うのが一般に好まし
い。所望により、他の生長促進剤、肥料などの混
合剤として用いてもよい。また、水溶液のほか、
たとえば、けん濁製剤、水溶剤、水和剤、粉剤、
粒剤などの剤形に調製してもよく、必要に応じて
適当な担体、分散剤、展着剤などを加えてもよ
い。所望により、高濃度に本発明のビタミン類を
含有する製剤を需要家に供給し、用に臨んで希釈
するようにしてもよい。 作 用 本発明の生長促進剤は植物の根や葉面から植物
体内に吸収されることにより植物の生長活動を促
進し、その結果、たとえば発根が盛んになり、苗
の丈が延び、生存期間を長くする作用を有する。 実施例 以下本発明を実施例の形で説明する。 本発明者は多年にわたり、種々の農園芸植物の
生長促進作用物質について研究を重ねて来たが、
個体差の少ない均一な植物の苗を多数準備するこ
とは非常に難しい。水稲の籾はこの点で便利に使
用できるので、以下の参考例および実施例におい
ては水稲の籾を用いた。 参考例 個体差がなるべく少くなるように外観、粒の大
きさなどを揃えて選んだ同一株の籾を、紙を敷
いたシヤーレに入れ、常水(水道水を煮沸して塩
素を除去し、冷却したもの。以下同じ)を撒布
し、比較的暗い場所に約10日間放置して発芽生長
させ、多数の幼苗を用意した。 一方、容量20mlの試験管(径2cm、長さ7.5cm)
多数を用意し、試剤一種類(ビタミンの種類また
は組成毎におよび各濃毎に一種類とする)につき
試験管3本ないし5本を一組とし、対照区として
常水のみの試験管を用意した。 幼苗は種子から葉の先端までの長さが5〜8cm
の時なるべく同じ程度の長さの幼苗を選び、一葉
および二葉の長さを測定しておいた。 いずれの場合も試験管内の水量は12mlになるよ
うに調節し、種子と根のついたまゝの幼苗を各試
験管に1本ずつ入れ、60W螢光燈付恒温器に入
れ、26〜30℃間の一定の温度に保つた。恒温槽内
の幼苗の位置は光源から約20cmで照度約2000ルク
スであつた。 10〜14日後、生長した苗を取出し、一葉、二
葉、三葉の長さを測定して各葉の長さを加算した
が、葉の黄変部分は測定せず、緑色部分のみを測
つた。 対照とした常水のみの場合は葉が淡緑色化した
ものもあつたが、止むを得ずそのまゝの長さを測
つた。また、試験区の場合、時々広い葉のある場
合もあつたが葉の面積を測るのが困難なので長さ
のみを測つた。 試験当初の幼苗の一葉と二葉の長さを加算し、
3ないし5本の平均値をとり、試験後の一葉、二
葉および三葉の長さを加算し、同様に平均値をと
り、試験前後の各平均値の比から生長倍数を算出
した。 かくして、対照区(常水のみ)と試験区の生長
倍数を出し、対照区の生長倍数を100として試験
区の生長率(%)を算出した。その結果を第1表
に示す。
剤に関する。 従来の技術 植物用の生長促進剤としてはオーキシン、ジベ
レリン、サイトカイニン、インドール酢酸、ニコ
チン酸アミド、ビタミンB1等の多くの物質が知
られているが、いずれも高価であるか、あるいは
その効力は不充分である。 たとえば、水稲についてはその幼苗の生育にニ
コチン酸アミドが用いられているが、生長に対す
る効果は充分でない。 発明が解決しようとする問題点 以上のように、入手容易で充分有効な植物生長
促進剤は未だ知られていない。 問題点を解決するための手段 本発明者は多年にわたり多数の実験を行い、水
稲の幼苗を用いて水(水道水を煮沸し冷却したも
の、以下常水という)栽培し、各種ビタミンの生
長促進作用を検討した。 その結果、ビタミンA、ビタミンD、葉酸、ビ
タミンC、ビタミンE等はほとんど無効であつ
た。 また、ビタミンB1、ビタミンB6またはニコチ
ン酸アミドのそれぞれ単独の水溶液を与えた場合
は有効の場合もあるが無効の場合もあつて実験結
果が非常に変動した。これらのビタミン三者のう
ち二者を混合使用した場合も必ずしも好結果が得
られなかつた。しかしながら、これらビタミン三
者の混合水溶液を用いた場合はこれらビタミン単
独や二者使用の場合に比べて常に顕著な生長促進
効果を示した。 本発明は上記の発見に基づくもので、ビタミン
B1、ビタミンB6およびニコチン酸アミドを含有
させてなる植物生長促進剤である。 ビタミンB1、ビタミンB6およびニコチン酸ア
ミドは市販品として入手可能である。 これらの薬剤は、たとえば水溶液として用いる
場合、各10〜300ppm、好ましくは50〜200ppmの
濃度で植物に施用するのがよい。10ppm未満では
効果が少く、200ppmを超える濃度で用いてもそ
れに比例する効果の増大は期待し難い。 本発明の生長促進剤は植物の芽生えや挿し芽ま
たは植物時に、根あるいは葉に撒布するのがよ
い。撒布は水溶液の形で行うのが一般に好まし
い。所望により、他の生長促進剤、肥料などの混
合剤として用いてもよい。また、水溶液のほか、
たとえば、けん濁製剤、水溶剤、水和剤、粉剤、
粒剤などの剤形に調製してもよく、必要に応じて
適当な担体、分散剤、展着剤などを加えてもよ
い。所望により、高濃度に本発明のビタミン類を
含有する製剤を需要家に供給し、用に臨んで希釈
するようにしてもよい。 作 用 本発明の生長促進剤は植物の根や葉面から植物
体内に吸収されることにより植物の生長活動を促
進し、その結果、たとえば発根が盛んになり、苗
の丈が延び、生存期間を長くする作用を有する。 実施例 以下本発明を実施例の形で説明する。 本発明者は多年にわたり、種々の農園芸植物の
生長促進作用物質について研究を重ねて来たが、
個体差の少ない均一な植物の苗を多数準備するこ
とは非常に難しい。水稲の籾はこの点で便利に使
用できるので、以下の参考例および実施例におい
ては水稲の籾を用いた。 参考例 個体差がなるべく少くなるように外観、粒の大
きさなどを揃えて選んだ同一株の籾を、紙を敷
いたシヤーレに入れ、常水(水道水を煮沸して塩
素を除去し、冷却したもの。以下同じ)を撒布
し、比較的暗い場所に約10日間放置して発芽生長
させ、多数の幼苗を用意した。 一方、容量20mlの試験管(径2cm、長さ7.5cm)
多数を用意し、試剤一種類(ビタミンの種類また
は組成毎におよび各濃毎に一種類とする)につき
試験管3本ないし5本を一組とし、対照区として
常水のみの試験管を用意した。 幼苗は種子から葉の先端までの長さが5〜8cm
の時なるべく同じ程度の長さの幼苗を選び、一葉
および二葉の長さを測定しておいた。 いずれの場合も試験管内の水量は12mlになるよ
うに調節し、種子と根のついたまゝの幼苗を各試
験管に1本ずつ入れ、60W螢光燈付恒温器に入
れ、26〜30℃間の一定の温度に保つた。恒温槽内
の幼苗の位置は光源から約20cmで照度約2000ルク
スであつた。 10〜14日後、生長した苗を取出し、一葉、二
葉、三葉の長さを測定して各葉の長さを加算した
が、葉の黄変部分は測定せず、緑色部分のみを測
つた。 対照とした常水のみの場合は葉が淡緑色化した
ものもあつたが、止むを得ずそのまゝの長さを測
つた。また、試験区の場合、時々広い葉のある場
合もあつたが葉の面積を測るのが困難なので長さ
のみを測つた。 試験当初の幼苗の一葉と二葉の長さを加算し、
3ないし5本の平均値をとり、試験後の一葉、二
葉および三葉の長さを加算し、同様に平均値をと
り、試験前後の各平均値の比から生長倍数を算出
した。 かくして、対照区(常水のみ)と試験区の生長
倍数を出し、対照区の生長倍数を100として試験
区の生長率(%)を算出した。その結果を第1表
に示す。
【表】
【表】
実施例 1
参考例の実験と同時に、試薬としてビタミン
B1、ビタミンB6およびニコチン酸アミドを混合
して用いるほかは参考例と同様に行つて第2表に
示す結果を得た。
B1、ビタミンB6およびニコチン酸アミドを混合
して用いるほかは参考例と同様に行つて第2表に
示す結果を得た。
【表】
実施例 2
試薬としてニコチン酸アミド、ビタミンB1(塩
酸塩)およびビタミンB6にさらにエチレンジア
ミン四酢酸第二鉄ナトリウムおよびL―システイ
ン塩酸塩を加えた混合水溶液を用いるほかは参考
例と同様に試験を行つた。 ニコチン酸アミド、ビタミンB1(塩酸塩)、ビ
タミンB6およびエチレンジアミン四酢酸第二鉄
ナトリウムの濃度はそれぞれ10ppm L―システ
イン塩酸塩の濃度は2ppmであつた。 対照とした常水のみの場合の生長に対する各幼
苗の生長率は次の通りである。 145% 165% 130% 134% 138% 152% 発明の効果 本発明によれば、入手容易なビタミンB1、ビ
タミンB6およびニコチン酸アミドの微量を用い
て有効に植物の生長を促進することができ、生育
上効果が得られるのみでなく、植物の生存期間を
長くし、勢いを良くし、葉のつやを良くするなど
の効果がある。
酸塩)およびビタミンB6にさらにエチレンジア
ミン四酢酸第二鉄ナトリウムおよびL―システイ
ン塩酸塩を加えた混合水溶液を用いるほかは参考
例と同様に試験を行つた。 ニコチン酸アミド、ビタミンB1(塩酸塩)、ビ
タミンB6およびエチレンジアミン四酢酸第二鉄
ナトリウムの濃度はそれぞれ10ppm L―システ
イン塩酸塩の濃度は2ppmであつた。 対照とした常水のみの場合の生長に対する各幼
苗の生長率は次の通りである。 145% 165% 130% 134% 138% 152% 発明の効果 本発明によれば、入手容易なビタミンB1、ビ
タミンB6およびニコチン酸アミドの微量を用い
て有効に植物の生長を促進することができ、生育
上効果が得られるのみでなく、植物の生存期間を
長くし、勢いを良くし、葉のつやを良くするなど
の効果がある。
Claims (1)
- 1 ビタミンB1、ビタミンB6およびニコチン酸
アミドを含有させてなる植物生長促進剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60281692A JPS62142103A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 植物生長促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60281692A JPS62142103A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 植物生長促進剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142103A JPS62142103A (ja) | 1987-06-25 |
| JPS64362B2 true JPS64362B2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=17642650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60281692A Granted JPS62142103A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 植物生長促進剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142103A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106234412A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-21 | 河南省农业科学院粮食作物研究所 | 提高玉米作物抗旱能力的抗旱剂、调控方法及灌溉装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1209017C (zh) * | 2002-04-23 | 2005-07-06 | 四川龙蟒福生科技有限责任公司 | 一种具有抗寒作用的植物生长调节组合物 |
| CN100567218C (zh) | 2007-05-02 | 2009-12-09 | 梁贵崇 | 植物生长剂 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP60281692A patent/JPS62142103A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106234412A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-21 | 河南省农业科学院粮食作物研究所 | 提高玉米作物抗旱能力的抗旱剂、调控方法及灌溉装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62142103A (ja) | 1987-06-25 |
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