JPS645043Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645043Y2 JPS645043Y2 JP1984093566U JP9356684U JPS645043Y2 JP S645043 Y2 JPS645043 Y2 JP S645043Y2 JP 1984093566 U JP1984093566 U JP 1984093566U JP 9356684 U JP9356684 U JP 9356684U JP S645043 Y2 JPS645043 Y2 JP S645043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- crankcase
- gas
- insertion port
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
本考案は直管状の排油吸上げ用パイプをクラン
クケース側面に設けたブレザー機能を有するパイ
プ挿入口から前記クランクケース下部のオイルパ
ン内に挿入し、該オイルパン内の排油を前記排油
吸上げパイプを通じて吸上げ、外部に排出するよ
うにした装置に関するものである。
クケース側面に設けたブレザー機能を有するパイ
プ挿入口から前記クランクケース下部のオイルパ
ン内に挿入し、該オイルパン内の排油を前記排油
吸上げパイプを通じて吸上げ、外部に排出するよ
うにした装置に関するものである。
【従来技術】
クランク軸を包囲するクランクケースの下部に
オイルパンを取着してなる立形内燃機関のうちで
も、とりわけ、船舶に搭載される内燃機関におい
ては、前記オイルパンが機関据付台間に挟まれた
狭隘な場所に位置し、かつ船体の最も低い部分に
位置していることから、前記オイルパン内の潤滑
油が長時間の使用により劣化し、これを外部に排
出しようとする場合には、通常の内燃機関のよう
にオイルパン底部に設けられたドレンプラグを取
外すだけでは前記潤滑油を排出することが不可能
である。 このため従来の立形内燃機関においては、第5
図に示す如くクランクケース1下方のオイルパン
2に設けられるドレン孔3に排油管4の一端を接
続し、該排油管4の他方端を前記クランクケース
1の外方上部に設けた排油回収容器5の上部にて
開口させると共に、前記クランクケース1に連設
されるブレザーパイプ6の一部に三方切換コツク
7を介して圧搾空気送り込み用のパイプ8を接続
せしめ、前記オイルパン2内の潤滑油が劣化した
とき、前記三方切換コツク7を操作し、前記パイ
プ8およびブレザーパイプ6を通じて前記クラン
クケース1内に圧搾空気を送り込み、該クランク
ケース1の内圧を高めることにより、前記排油管
4を通じて排油回収容器5に潤滑油を回収するよ
うにした潤滑油排出装置が付設されていた。
オイルパンを取着してなる立形内燃機関のうちで
も、とりわけ、船舶に搭載される内燃機関におい
ては、前記オイルパンが機関据付台間に挟まれた
狭隘な場所に位置し、かつ船体の最も低い部分に
位置していることから、前記オイルパン内の潤滑
油が長時間の使用により劣化し、これを外部に排
出しようとする場合には、通常の内燃機関のよう
にオイルパン底部に設けられたドレンプラグを取
外すだけでは前記潤滑油を排出することが不可能
である。 このため従来の立形内燃機関においては、第5
図に示す如くクランクケース1下方のオイルパン
2に設けられるドレン孔3に排油管4の一端を接
続し、該排油管4の他方端を前記クランクケース
1の外方上部に設けた排油回収容器5の上部にて
開口させると共に、前記クランクケース1に連設
されるブレザーパイプ6の一部に三方切換コツク
7を介して圧搾空気送り込み用のパイプ8を接続
せしめ、前記オイルパン2内の潤滑油が劣化した
とき、前記三方切換コツク7を操作し、前記パイ
プ8およびブレザーパイプ6を通じて前記クラン
クケース1内に圧搾空気を送り込み、該クランク
ケース1の内圧を高めることにより、前記排油管
4を通じて排油回収容器5に潤滑油を回収するよ
うにした潤滑油排出装置が付設されていた。
【実
開昭52−13232号公報参照】
開昭52−13232号公報参照】
ところが、上記従来構成の潤滑油排出装置にお
いては、前記クランクケース1の内圧上昇を利用
して潤滑油を回収する方式であつたため、例えば
カムタペツト部等に設けられるクリアランスの存
在よりクランクケース1の気密が完全でない場合
は、そこから圧搾空気が逃げ、排油効率を上げる
ことが出来ない不都合があると共に、長い排油管
4を常時オイルパン3の底部に接続しておく必要
があるため、機関の振動により前記排油管4の接
続部に亀裂を生じ、折損する恐れがあつた。 そのために、クランクケースの側面に開口を形
成し、該開口を側蓋により閉鎖したものも提案さ
れて、排油回収の際、該開口を閉鎖している側蓋
を取外し、前記開口を通じてオイルパン内に排油
吸上げパイプを挿入し、該オイルパン内の排油を
吸い上げる方法も採られているが、一般に前記側
蓋はクランクケースの外面に対しパツキンを介し
て添設され、多数のボルトで取着されていること
から、側蓋の着脱を伴う排油回収作業が煩雑であ
り、かつブレザーパイプの別途付設を要する他、
前記パツキンが劣化し、ここから油洩れを生じる
恐れがあつた。 かくして本考案は、かかる従来の潤滑油排出装
置が有していた問題点に着目し、前記クランクケ
ースの側面に設けられる側蓋に排油吸上げパイプ
を挿入可能な挿入口を設け、かつ、該挿入口の内
方端側にブレザー板をパイプ挿入の邪魔にならな
いよう配設することにより、ブレザーパイプの付
設を廃すると共に、内燃機関の潤滑油の補給なら
びに排油回収作業の簡易化を図らんとするもので
ある。
いては、前記クランクケース1の内圧上昇を利用
して潤滑油を回収する方式であつたため、例えば
カムタペツト部等に設けられるクリアランスの存
在よりクランクケース1の気密が完全でない場合
は、そこから圧搾空気が逃げ、排油効率を上げる
ことが出来ない不都合があると共に、長い排油管
4を常時オイルパン3の底部に接続しておく必要
があるため、機関の振動により前記排油管4の接
続部に亀裂を生じ、折損する恐れがあつた。 そのために、クランクケースの側面に開口を形
成し、該開口を側蓋により閉鎖したものも提案さ
れて、排油回収の際、該開口を閉鎖している側蓋
を取外し、前記開口を通じてオイルパン内に排油
吸上げパイプを挿入し、該オイルパン内の排油を
吸い上げる方法も採られているが、一般に前記側
蓋はクランクケースの外面に対しパツキンを介し
て添設され、多数のボルトで取着されていること
から、側蓋の着脱を伴う排油回収作業が煩雑であ
り、かつブレザーパイプの別途付設を要する他、
前記パツキンが劣化し、ここから油洩れを生じる
恐れがあつた。 かくして本考案は、かかる従来の潤滑油排出装
置が有していた問題点に着目し、前記クランクケ
ースの側面に設けられる側蓋に排油吸上げパイプ
を挿入可能な挿入口を設け、かつ、該挿入口の内
方端側にブレザー板をパイプ挿入の邪魔にならな
いよう配設することにより、ブレザーパイプの付
設を廃すると共に、内燃機関の潤滑油の補給なら
びに排油回収作業の簡易化を図らんとするもので
ある。
即ち、上記の問題点を解決するための本考案の
構成は、下部にオイルパンを取着したクランクケ
ースの側面に開口を形成し、該開口を検油棒通孔
を有する側蓋により閉鎖してなる立形内燃機関に
おいて、前記側蓋に前記オイルパンの底部に指向
する排油吸上げ用パイプの挿入口を検油棒通孔と
並行に穿設して形成し、該挿入口の内方端側に、
該挿入口からのブローバイガス流出を阻止し、か
つ、該ブローバイガスからオイルミストを分離除
去した気体の流出を許容するブレザー板を、前記
クランクケースの内方に向つて変位可能に配設せ
しめて、該排油吸上げ用パイプの挿入口を、ブレ
ザー装置の気体排出口および潤滑油補給口として
兼用できるようにした点にある。
構成は、下部にオイルパンを取着したクランクケ
ースの側面に開口を形成し、該開口を検油棒通孔
を有する側蓋により閉鎖してなる立形内燃機関に
おいて、前記側蓋に前記オイルパンの底部に指向
する排油吸上げ用パイプの挿入口を検油棒通孔と
並行に穿設して形成し、該挿入口の内方端側に、
該挿入口からのブローバイガス流出を阻止し、か
つ、該ブローバイガスからオイルミストを分離除
去した気体の流出を許容するブレザー板を、前記
クランクケースの内方に向つて変位可能に配設せ
しめて、該排油吸上げ用パイプの挿入口を、ブレ
ザー装置の気体排出口および潤滑油補給口として
兼用できるようにした点にある。
以下本考案の実施例を添付図面にもとづいて詳
細に説明する。 第1図は本考案に係る潤滑油排出装置を適用し
た立形内燃機関の正断面図、第2図は第1図にお
けるA部拡大断面図である。 これら各図において、11はシリンダブロツク
12の下部に一体形成されたクランクケース、1
3は該クランクケース11で囲繞されたクランク
室14内において水平に支承されたクランク軸、
15は、前記クランクケース11の下端にボルト
16により固着されたオイルパンであつて、該オ
イルパン15内には通常、液面が最高レベルHお
よび最低レベルL間に位置する量の潤滑油が貯溜
されている。 また、前記クランクケース11は、その操縦側
面において、前記クランク軸13の中心の高さ位
置に、コネクチングロツド17の大端部17aを
前記クランク軸13のクランクピン18に対して
着脱するための横長の開口19を有しており、該
開口19がパツキン20を介してボルト止めされ
た側蓋21により閉鎖されている。 上記側蓋21は、その一部がクランクケース1
1の外方に膨出した形状をなし、かつ、該膨出部
分において、前記オイルパン15の底部15aに
指向して穿設された挿入口22を具備している。 なお、上記挿入口22は、第3図に示す如き直
管状の排油吸上げパイプ23をクランクケース1
1の外部からオイルパン15内に挿入する目的な
らびに、クランクケース11内に滞溜した多量の
潤滑油を含むブローバイガスからオイルミストを
分離した気体を機外に排出する装置、所謂ブレザ
ー装置の気体排出口として設けたもので、前記挿
入口22の外方端には延長管24が嵌着され、該
延長管24内に比較的目の荒い潤滑油コシ網25
が着脱可能に挿入されていると共に、前記延長管
24の上端には、気体通過可能な溝26を設けた
キヤツプ部材27が冠着されている。 更に、28は前記側蓋21内面に形成されたボ
ス部29に対し、上端がビス30で止着されたブ
レザー板であつて、該ブレザー板28は、それ自
体がバネ鋼によつて構成され、下端側が前記挿入
口22のクランク室14側開口を覆つて該クラン
ク室14内の油滴が前記挿入口22を逆流して外
部に流出するのを阻止し、かつブローバイガスか
ら油滴を分離除去した気体を通過させる機能を有
していると共に、外力を加えた際、クランク室1
4側に撓むようになつている。 図中、31は前記側蓋21に対し、前記挿入口
22と並行に穿設された通孔に挿通した検油棒で
ある。 本考案の潤滑油排出装置は、叙上の如き構成を
有しており、次にその作用について説明する。先
ず、第1図および第2図に示す如く、挿入口22
に対し潤滑油コシ網25を挿入し、かつ、延長管
24の上端にキヤツプ部材27を冠着した状態で
機関を運転すると、クランク室14内の多量のオ
イルミストを多量に含んだブローバイガスはクラ
ンク軸13の回転に伴つてブレザー板28に衝突
し、油分が分離され、油滴が流下してオイルパン
15内に回収されると共に、オイルミストが分離
除去された気体はブレザー板28周辺の間隙を通
り抜け、延長管24の上端に嵌着したキヤツプ部
材27の溝26から機外に排出される。 また、オイルパン15内の潤滑油量が不足して
新しい潤滑油を継ぎ足そうとする場合は、キヤツ
プ27を取外し、潤滑油コシ網25を挿入した挿
入口22から潤滑油を注げばよく、前記コシ網2
5で浮遊物や塵を取除いた潤滑油をクランクケー
ス14の内面を伝つてオイルパン15内に注入る
ことが出来る。 更に、オイルパン15内の潤滑油が長時間の使
用により劣化したため、これを機外に排出して回
収しようとする場合には、挿入口22の延長管2
4からキヤツプ部材27および潤滑油コイ網25
を取外し、前記挿入口22を通じて外部から排油
吸上げパイプ23をオイルパン15の底部15a
まで挿入し、該パイプ23にホースを介して接続
した図外の排油ポンプを駆動して、オイルパン1
5内の排油を汲み上げ、予め用意した回収容器に
肝収すればよい。 このとき、前記側蓋21の内面に設けたブレザ
ー板28は、第3図の如くクランク室14側に撓
んで排油吸上げ用パイプ23の挿入を容易ならし
めると共に、排油吸上げ用パイプ23を抜き取つ
た後は、再び第2図実線の状態に復元し、挿入口
22を覆うことになる。 第4図は、本考案潤滑油排出装置の他の実施例
を示したもので、前記側蓋21内面にビス30に
より支持板32を固定し、かつ、該支持板32に
対し、支軸33を介してブレザー板34の上端を
回動可能に蝶着すると共に、該ブレザー板34を
前記支持板32との間に介装したスプリング35
により常時矢印X方向に付勢した構成となつてい
る。 図中、前記第1図乃至第3図と同一符号を付し
た部分は夫々同一部材、同一部分を示している。 上記構成からなる装置は、排油回収時において
排油吸上パイプ23を挿入口22に挿入すると、
前記ブレザー板34は排油吸上パイプ23の先端
に押されてクランク室側に回動変位し、排油吸上
パイプ23の挿入を容易ならしめると共に、排油
回収作業が終了し、パイプ23を抜き取るだけで
スプリング35の付勢力により矢印X方向に回動
し、2点鎖線位置まで復帰して前述した実施例と
同様なブローバイガスのミスト分離作用を行う。
細に説明する。 第1図は本考案に係る潤滑油排出装置を適用し
た立形内燃機関の正断面図、第2図は第1図にお
けるA部拡大断面図である。 これら各図において、11はシリンダブロツク
12の下部に一体形成されたクランクケース、1
3は該クランクケース11で囲繞されたクランク
室14内において水平に支承されたクランク軸、
15は、前記クランクケース11の下端にボルト
16により固着されたオイルパンであつて、該オ
イルパン15内には通常、液面が最高レベルHお
よび最低レベルL間に位置する量の潤滑油が貯溜
されている。 また、前記クランクケース11は、その操縦側
面において、前記クランク軸13の中心の高さ位
置に、コネクチングロツド17の大端部17aを
前記クランク軸13のクランクピン18に対して
着脱するための横長の開口19を有しており、該
開口19がパツキン20を介してボルト止めされ
た側蓋21により閉鎖されている。 上記側蓋21は、その一部がクランクケース1
1の外方に膨出した形状をなし、かつ、該膨出部
分において、前記オイルパン15の底部15aに
指向して穿設された挿入口22を具備している。 なお、上記挿入口22は、第3図に示す如き直
管状の排油吸上げパイプ23をクランクケース1
1の外部からオイルパン15内に挿入する目的な
らびに、クランクケース11内に滞溜した多量の
潤滑油を含むブローバイガスからオイルミストを
分離した気体を機外に排出する装置、所謂ブレザ
ー装置の気体排出口として設けたもので、前記挿
入口22の外方端には延長管24が嵌着され、該
延長管24内に比較的目の荒い潤滑油コシ網25
が着脱可能に挿入されていると共に、前記延長管
24の上端には、気体通過可能な溝26を設けた
キヤツプ部材27が冠着されている。 更に、28は前記側蓋21内面に形成されたボ
ス部29に対し、上端がビス30で止着されたブ
レザー板であつて、該ブレザー板28は、それ自
体がバネ鋼によつて構成され、下端側が前記挿入
口22のクランク室14側開口を覆つて該クラン
ク室14内の油滴が前記挿入口22を逆流して外
部に流出するのを阻止し、かつブローバイガスか
ら油滴を分離除去した気体を通過させる機能を有
していると共に、外力を加えた際、クランク室1
4側に撓むようになつている。 図中、31は前記側蓋21に対し、前記挿入口
22と並行に穿設された通孔に挿通した検油棒で
ある。 本考案の潤滑油排出装置は、叙上の如き構成を
有しており、次にその作用について説明する。先
ず、第1図および第2図に示す如く、挿入口22
に対し潤滑油コシ網25を挿入し、かつ、延長管
24の上端にキヤツプ部材27を冠着した状態で
機関を運転すると、クランク室14内の多量のオ
イルミストを多量に含んだブローバイガスはクラ
ンク軸13の回転に伴つてブレザー板28に衝突
し、油分が分離され、油滴が流下してオイルパン
15内に回収されると共に、オイルミストが分離
除去された気体はブレザー板28周辺の間隙を通
り抜け、延長管24の上端に嵌着したキヤツプ部
材27の溝26から機外に排出される。 また、オイルパン15内の潤滑油量が不足して
新しい潤滑油を継ぎ足そうとする場合は、キヤツ
プ27を取外し、潤滑油コシ網25を挿入した挿
入口22から潤滑油を注げばよく、前記コシ網2
5で浮遊物や塵を取除いた潤滑油をクランクケー
ス14の内面を伝つてオイルパン15内に注入る
ことが出来る。 更に、オイルパン15内の潤滑油が長時間の使
用により劣化したため、これを機外に排出して回
収しようとする場合には、挿入口22の延長管2
4からキヤツプ部材27および潤滑油コイ網25
を取外し、前記挿入口22を通じて外部から排油
吸上げパイプ23をオイルパン15の底部15a
まで挿入し、該パイプ23にホースを介して接続
した図外の排油ポンプを駆動して、オイルパン1
5内の排油を汲み上げ、予め用意した回収容器に
肝収すればよい。 このとき、前記側蓋21の内面に設けたブレザ
ー板28は、第3図の如くクランク室14側に撓
んで排油吸上げ用パイプ23の挿入を容易ならし
めると共に、排油吸上げ用パイプ23を抜き取つ
た後は、再び第2図実線の状態に復元し、挿入口
22を覆うことになる。 第4図は、本考案潤滑油排出装置の他の実施例
を示したもので、前記側蓋21内面にビス30に
より支持板32を固定し、かつ、該支持板32に
対し、支軸33を介してブレザー板34の上端を
回動可能に蝶着すると共に、該ブレザー板34を
前記支持板32との間に介装したスプリング35
により常時矢印X方向に付勢した構成となつてい
る。 図中、前記第1図乃至第3図と同一符号を付し
た部分は夫々同一部材、同一部分を示している。 上記構成からなる装置は、排油回収時において
排油吸上パイプ23を挿入口22に挿入すると、
前記ブレザー板34は排油吸上パイプ23の先端
に押されてクランク室側に回動変位し、排油吸上
パイプ23の挿入を容易ならしめると共に、排油
回収作業が終了し、パイプ23を抜き取るだけで
スプリング35の付勢力により矢印X方向に回動
し、2点鎖線位置まで復帰して前述した実施例と
同様なブローバイガスのミスト分離作用を行う。
以上述べた如く、本考案の潤滑油排出装置は、
クランクケースの検油棒通孔を有する側蓋に、該
クランクケースの下部に取着したオイルパンの底
部に指向する挿入口を検油棒通孔と並行に穿設し
て形成し、かつ、該挿入口のクランク室側内方端
にクランクケース内方に向つて変位可能なブレザ
ー板を配設せしめて、該排油吸上げ用パイプの挿
入口を、ブレザー装置の気体排出口および潤滑油
補給口として兼用可能ならしめたことにより、前
記挿入口から直管状の排油吸上げパイプを挿入し
たとき、前記ブレザー板がパイプ挿入の邪魔にな
らないように退避させると共に、パイプを抜き去
つた後はブレザー板が前記挿入口の内方端側に位
置してブレザー機能を発揮し、クランクケース内
のブローバイガスからオイルミストを分離した気
体のみが前記挿入口から排出される構成となした
ものであるから、従来の内燃機関の如く、クラン
クケース内にブレザーパイプを連通したり、オイ
ルパンに長い排油回収パイプを接続したり、排油
回収の度にクランクケースの側蓋を取外す必要が
なく、排油回収作業を高能率に行い得るというす
ぐれた効果を発揮する。しかも、本考案装置によ
れば、前記排油吸上パイプの挿入口をブレザー装
置の気体排出口および潤滑油補給口として兼用化
することが可能で、これらを一箇所に集約して付
設することが出来るため、特に船舶搭載機関の如
く狭隘な機関室に収容される機関の場合に、機関
周囲のメンテナンス空間を有効利用することが出
来、前記排油回収パイプの挿入の容易さと相俟つ
て機関メンテナンスの作業性向上に大いに寄与す
るものである。
クランクケースの検油棒通孔を有する側蓋に、該
クランクケースの下部に取着したオイルパンの底
部に指向する挿入口を検油棒通孔と並行に穿設し
て形成し、かつ、該挿入口のクランク室側内方端
にクランクケース内方に向つて変位可能なブレザ
ー板を配設せしめて、該排油吸上げ用パイプの挿
入口を、ブレザー装置の気体排出口および潤滑油
補給口として兼用可能ならしめたことにより、前
記挿入口から直管状の排油吸上げパイプを挿入し
たとき、前記ブレザー板がパイプ挿入の邪魔にな
らないように退避させると共に、パイプを抜き去
つた後はブレザー板が前記挿入口の内方端側に位
置してブレザー機能を発揮し、クランクケース内
のブローバイガスからオイルミストを分離した気
体のみが前記挿入口から排出される構成となした
ものであるから、従来の内燃機関の如く、クラン
クケース内にブレザーパイプを連通したり、オイ
ルパンに長い排油回収パイプを接続したり、排油
回収の度にクランクケースの側蓋を取外す必要が
なく、排油回収作業を高能率に行い得るというす
ぐれた効果を発揮する。しかも、本考案装置によ
れば、前記排油吸上パイプの挿入口をブレザー装
置の気体排出口および潤滑油補給口として兼用化
することが可能で、これらを一箇所に集約して付
設することが出来るため、特に船舶搭載機関の如
く狭隘な機関室に収容される機関の場合に、機関
周囲のメンテナンス空間を有効利用することが出
来、前記排油回収パイプの挿入の容易さと相俟つ
て機関メンテナンスの作業性向上に大いに寄与す
るものである。
第1図は本考案に係る潤滑油排出装置を適用し
た立形内燃機関の正断面図、第2図は第1図にお
けるA部拡大断面図、第3図は同機関に対し排油
吸上げパイプを挿入した状態を示す説明図、第4
図は本考案潤滑油排出装置の他の実施例を示す断
面図、第5図は従来の潤滑油排出装置の一例を示
す概要図である。 11……クランクケース、15……オイルパ
ン、15a……底部、19……開口、21……側
蓋、22……挿入口、23……排油吸上げパイ
プ、28,34……ブレザー板。
た立形内燃機関の正断面図、第2図は第1図にお
けるA部拡大断面図、第3図は同機関に対し排油
吸上げパイプを挿入した状態を示す説明図、第4
図は本考案潤滑油排出装置の他の実施例を示す断
面図、第5図は従来の潤滑油排出装置の一例を示
す概要図である。 11……クランクケース、15……オイルパ
ン、15a……底部、19……開口、21……側
蓋、22……挿入口、23……排油吸上げパイ
プ、28,34……ブレザー板。
Claims (1)
- 下部にオイルパンを取着したクランクケースの
側面に開口を形成し、該開口を検油棒通孔を有す
る側蓋により閉鎖してなる立形内燃機関におい
て、前記側蓋に前記オイルパンの底部に指向する
排油吸上げ用パイプの挿入口を検油棒通孔と並行
に穿設して形成し、該挿入口の内方端側に、該挿
入口からのブローバイガス流出を阻止し、かつ、
該ブローバイガスからオイルミストを分離除去し
た気体の流出を許容するブレザー板を、前記クラ
ンクケースの内方に向かつて変位可能に配設せし
めて、該排油吸上げ用パイプの挿入口をブレザー
装置の気体排出口および潤滑油補給口として兼用
可能ならしめたことを特徴とする立形内燃機関の
潤滑油排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9356684U JPS619510U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 立形内燃機関の潤滑油排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9356684U JPS619510U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 立形内燃機関の潤滑油排出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS619510U JPS619510U (ja) | 1986-01-21 |
| JPS645043Y2 true JPS645043Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=30651359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9356684U Granted JPS619510U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 立形内燃機関の潤滑油排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS619510U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101018617B1 (ko) | 2006-02-07 | 2011-03-03 | 도요타 지도샤(주) | 윤활 장치 및 오일팬 |
| US9981549B2 (en) * | 2015-02-06 | 2018-05-29 | United Technologies Corporation | Splash resistant oil tank fill tube |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS486432U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-24 | ||
| JPS5735408U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP9356684U patent/JPS619510U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS619510U (ja) | 1986-01-21 |
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