JPS645167Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645167Y2 JPS645167Y2 JP1982119865U JP11986582U JPS645167Y2 JP S645167 Y2 JPS645167 Y2 JP S645167Y2 JP 1982119865 U JP1982119865 U JP 1982119865U JP 11986582 U JP11986582 U JP 11986582U JP S645167 Y2 JPS645167 Y2 JP S645167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- valve
- contact
- inverter
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は管路中に設けた弁を、停電等の非常時
に、その管路系統に適した速度で閉鎖するように
した弁の緊急閉鎖装置に関するものである。 緊急時の制御と正常時の制御との二通りの制御
ができる弁装置にあつては、正常時には制御特性
がよくなるように低速で弁を開閉するが、緊急時
には設備の安全を保障するために弁を急速に制御
することが必要である。 例えばポンプの吐出弁は、正常時におけるポン
プの起動および停止時には、管路内に圧力脈動が
発生しないように低速で開閉するが、停電によつ
てポンプが停止した場合は、弁を急速に閉じて逆
流を防止しなければならない。すなわちこのよう
な弁は二種の開閉速度が必要であり、また商用電
源が停電した場合にも弁の開閉ができる動力源が
必要である。 しかして緊急閉鎖ができる従来の動力制御弁
は、その動力源を油圧として蓄積し、停電時には
その油圧を用いて弁を閉鎖する形式のものが殆ん
どであつた。 本出願人は、先に前記の油圧による緊急制御を
電気的制御に変えた弁の二速度動作装置(実公昭
53−25229号)を提案したが、これは蓄電池によ
り直流モータを二速度制御可能とし、停電時には
平常時とは異なる速度で弁を閉鎖するというもの
であつた。 しかしながら、上述のような油圧あるいは直流
モータを使用する従来の弁の緊急閉鎖装置には、
次のような問題点がある。 (1) 油圧方式のものでは、消防法の規定により一
定以上の油量を常備しておくためには、その油
量に応じた防火施設を設けることが義務づけら
れているから、装置本体より防火施設に設備費
がかかつてしまうことがある。また弁の開閉頻
度が少ないと、作動油が劣化して、いわゆる油
かすが管路に付着する結果、誤動作の原因にな
ることがある。 (2) 直流方式のものでは、モータの集電子(ブラ
シ)が次第に摩滅するので、しばしば清掃を行
わなければならない。また実験によれば、低速
にした場合、直流モータの出力トルクの変動に
より、回転速度の変化が大となり、弁の閉鎖時
間が一定しないという問題点がある。 本考案は、上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、管路中に設けた弁の開閉装置の駆動
力として交流モータを使用し、その電源として平
常時には商用電源を用い、この商用電源の回路に
停電等の非常状態を検出する非常検出リレーを設
け、このリレーの開閉接点を商用電源とインバー
タ出力の切り替え制御回路中に設け、停電等の非
常時には蓄電池電源の直流出力を可変周波数、可
変電圧インバータを介して交流に変換して前記モ
ータに印加すると共に、弁開度に応じて作動する
リレーによつてインバータ出力を制御することに
より、この管路系統に適した速度で弁を閉鎖する
ようにして、上記の問題点を解決することを目的
とするものである。 以下図面について本考案の一実施例を説明す
る。第1図〜第3図は本考案に係る電気回路の一
例を示すもので、図中R,S,Tは商用電源端子
であり、図示しない例えば200Vの三相交流電源
に接続してある。MCBは電源開閉器で、その入
力側を前記電源端子R,S,Tに接続し、出力側
に充電器CH、およびリレーMC1(第2図参照)
の常開接点MC1−aをそれぞれ並列に接続し、
さらに充電器CHと並列に非常検出リレーNVR
を接続してある。 また充電器CHの出力側には、操作母線P,
N、蓄電池BT、およびインバータINVがそれぞ
れ並列に接続してあり、インバータINVの出力
端子はトランスTRおよびリレーMC2(第2図
参照)の常開接点MC2−aを介して前記リレー
接点MC1−aの出力側に接続されている。 またリレー接点MC1−aの出力側には、リレ
ーMC3(第2図参照)の常開接点MC3−a、
温度リレーTHRを介して弁開閉操作用交流モー
タIMが接続されており、前記リレー接点MC3
−aと並列にリレーMC4(第2図参照)の常開
接点MC4−aが接続されている。これらのリレ
ーMC3,MC4はモータIMを正逆転させるため
のものである。 また第1図中のVはモータIMによつて駆動さ
れる弁であり、1LS〜6LSはこの弁Vに内蔵さ
れたリミツトスイツチであり、1LSは開方向の
過トルクで開となり、2LSは閉方向の過トルク
で開となり、3LSは全開で閉となり、4LSは全
閉で閉となり、5LSは第1中間開度以上で閉と
なり、6LSは第2中間開度以上で閉となるもの
であり、これを図示すると第4図の如くなる。 なお第1図中のVは蓄電池BT、および充電器
CHの電圧を表示する直流電圧計で、Vはモータ
IMに通電中の電圧を表示する交流電圧計であり、
Aは同じく交流電流計である。 第2図は操作母線P,N間の操作回路を示すも
ので、この操作母線P,N間には、リレーMC
1,MC2,MC3,MC4,OR,CR,1R,2
Rがそれぞれ並列に接続されている。 なおリレーMC1は商用電源開閉用であり、リ
レーMC2はインバータINVの電源開閉用であ
り、リレーMC3は弁Vの開放用であり、リレー
MC4は同じく閉止用である。 またリレーORは弁Vの全開時に作動するもの
であり、リレーCRは同じく全閉時に作動するも
のであり、リレー1Rは弁Vの第1中間開度以上
で作動するものであり、リレー2Rは同じく第2
中間開度以上で作動するものである。 そしてリレーMC1にはリレーMC2の常閉接
点MC2−bと、リレーNVRの常開接点NVR−
aと、リレーTHRの常閉接点THR−bとが直列
に接続してあり、リレーMC2には、リレーMC
1の常閉接点MC1−bと、リレーNVRの常閉
接点NVR−bと、前記常閉接点THR−bとが直
列に接続してある。 またリレーMC3には、リレーMC4の常閉接
点MC4−bと、リレーORの常閉接点OR−b
と、弁開放用操作スイツチ1PBと、弁停止用操
作スイツチ3PBと、リレーMC1の常開接点MC
1−aとが直列に接続してあり、さらには前記ス
イツチ1PBと並列にリレーMC3の常開接点MC
3−aが接続されている。 またリレーMC4には、常閉接点MC3−bと、
常閉接点CR−bと、弁閉止用操作スイツチ2PB
と、前記スイツチ3PBおよび常開接点MC1−
aとが直列に接続されており、前記スイツチ2
PBと並列に常開接点MC4−aが接続されてお
り、さらに前記常閉接点MC4−aと、スイツチ
3PBと、常開接点MC1−aとの直列回路と並
列に常開接点MC2−aが接続されている。 またリレーORには、リミツトスイツチ3LSと
リミツトスイツチ1LSとが直列に接続されてお
り、リレーCRには、リミツトスイツチ4LS,2
LSが直列に接続してあり、リレー1Rには、リ
ミツトスイツチ5LSが直列接続してあり、さら
にリレー2Rには、リミツトスイツチ6LSが直
列接続してある。 第3図はインバータINVの設定入力信号の接
続端子C1,F1,F2,F3の回路図で、C1は設定入
力信号の共通接続端子であり、各接点は前記した
通りである。 そして設定入力端子F1,F2,F3におけるイン
バータINVの出力特性は、それぞれ出力周波数
が1,2,3であり、又出力電圧がE1,E2,E3で
あるとすると、その関係は次のようにする。 設定入力端子 F1 F2 F3 出力周波数 1>2>3 出力電圧 E1>E2>E3 つぎに、上述のように構成した本考案装置の作
用を説明する。商用電源が確保されている平常時
には、リレーNVRが励磁されるので、第2図の
接点NVR−aが閉じ、接点NVR−bが開いて、
リレーMC1が励磁される。このため接点MC1
−aが閉じ、この状態で弁開放操作スイツチ1
PBを閉じれば、リレーMC3が励磁されて接点
MC3−aが閉じ、その結果モータIMが回転し
て、弁Vを商用電源周波数に応じた速度で開く。 この時、停止用操作スイツチ3PBを押して接
点を開けば、リレーMC3が消磁されて、接点
MC3−aが開くため、弁Vの開放作動が停止す
る。 次に、弁閉止用操作スイツチ2PBを押して接
点を閉じれば、リレーMC4が励磁されて接点MC
4−aを閉じるから、モータIMが逆転して弁V
を閉じる。 つぎに商用電源が停電した場合の作用を説明す
る。今、弁Vが全開で送水中に商用電源が停電す
ると、リレーNVRが消磁するから接点NVR−a
が開き、接点NVR−bが閉じるからリレーMC
1が消磁し、リレーMC2が励磁する。そうする
と、接点MC1−aは開きMC2−aが閉じて、
リレーMC4が励磁することになる。即ちリレー
MC1からMC2に切り替つて、商用電源からイ
ンバータ出力電源に切り替る。それと同時にリレ
ーMC3からMC4に切り替つてモータIMは逆転
回路になる。そしてこの場合、第2図〜第4図に
示すように、リミツトスイツチ5LSが閉じて通
電状態にあるため、リレー1Rが励磁して接点1
R−aが閉じた状態になるから、インバータ
INVの信号入力端子F1へ信号が入力し、蓄電池
BTの直流出力がインバータINVを介して、例え
ば第5図および第6図に示す1の交流周波数およ
びこの時の交流電圧E1に変換された出力が、交
流モータIMに印加され、弁Vは第6図に示すよ
うに商用電源時の速度に対して、例えば2倍の速
度で急閉する。 そして弁Vが途中まで閉じると、第4図に示す
ように、リミツトスイツチ5LSが開となり、リ
レー1Rが消磁して接点1R−aが開くと共に、
接点1R−bが閉じる。そうすると、リミツトス
イツチ6LSは、第4図に示すように既に閉じて
おり、リレー2Rが励磁して、接点2R−aが閉
じているため、インバータINVの信号入力端子
F2へ信号が入力して第5図および第6図に示す
インバータINVの出力2,E2がモータIMに印加
し、弁Vは商用電源時の速度に対して、例えば同
速度で閉じる。 そして弁Vがさらに閉じると、第4図に示すよ
うに、リミツトスイツチ6LSが開となり、リレ
ー2Rが消磁すると共に、第3図に示すように、
接点2R−bが閉となるため、インバータINV
への指令は端子F2からF3へ切りかわる。したが
つてインバータINVの出力は、第5図および第
6図に示す3,E3となり、弁Vは商用電源時の速
度に対して、例えば1/2の速度で閉止する。 さらに弁Vが閉じて全閉になると、第4図に示
すように、リミツトスイツチ4LSが閉じるため、
リレーCRが励磁して、接点CR−bが開き、リレ
ーMC4が消磁するから、接点MC4−aが開と
なつてモータIMが停止する。 本考案装置は上述の通りであるから、従来装置
と比較して次のような利点がある。 (1) 弁の開閉駆動源として交流モータを使用して
おり、停電用として直流モータ等の余分な装置
を必要としないので、構造が簡単である。 (2) 油圧機器を使用する場合のように、火災に対
する特別な保安設備および保守を必要としな
い。 (3) 直流モータを使用する場合のように、集電子
(ブラシ)の保守作業が必要でない。 (4) 出力周波数の範囲を任意に設定できるので広
範な閉鎖速度の設定が可能である。 (5) インバータの出力トルクが安定しているの
で、設定閉鎖速度を安定させることができる。 (6) 弁の閉鎖速度の設定は未熟練者でも、つまみ
を操作することによつて容易、確実に行うこと
ができる。 (7) インバータの出力側にトランスTRを構成し
て出力電圧の調整をすれば、小容量の蓄電池で
まかなうことができる。即ち蓄電池は緊急時用
で短時間の駆動源であるから、大出力を短時間
に提供すれば良い訳で、これが可能となる。 尚その際トランス出力電圧をインバータの入
力側にフイードバツクさせて電圧のチエツク回
路を設ければより安定した電圧が得られて信頼
性が増大する。 (8) インバータの出力特性を制御することにより
バルブの閉鎖速度を制御して、停電等の非常時
にその管路系統に適した速度で閉鎖することが
できる。すなわち弁開度に応じて作動するリレ
ーによつてインバータの設定入力信号を変えて
出力周波数と出力電圧を制御することにより、
緊急閉鎖時に初めは高速で閉動作をし、次いで
中速度に変え、最終閉動作時には低速度で全閉
させることが可能となり、停電時の管路内の逆
流を防止してウオーターハンマーの発生をなく
すことができる。
に、その管路系統に適した速度で閉鎖するように
した弁の緊急閉鎖装置に関するものである。 緊急時の制御と正常時の制御との二通りの制御
ができる弁装置にあつては、正常時には制御特性
がよくなるように低速で弁を開閉するが、緊急時
には設備の安全を保障するために弁を急速に制御
することが必要である。 例えばポンプの吐出弁は、正常時におけるポン
プの起動および停止時には、管路内に圧力脈動が
発生しないように低速で開閉するが、停電によつ
てポンプが停止した場合は、弁を急速に閉じて逆
流を防止しなければならない。すなわちこのよう
な弁は二種の開閉速度が必要であり、また商用電
源が停電した場合にも弁の開閉ができる動力源が
必要である。 しかして緊急閉鎖ができる従来の動力制御弁
は、その動力源を油圧として蓄積し、停電時には
その油圧を用いて弁を閉鎖する形式のものが殆ん
どであつた。 本出願人は、先に前記の油圧による緊急制御を
電気的制御に変えた弁の二速度動作装置(実公昭
53−25229号)を提案したが、これは蓄電池によ
り直流モータを二速度制御可能とし、停電時には
平常時とは異なる速度で弁を閉鎖するというもの
であつた。 しかしながら、上述のような油圧あるいは直流
モータを使用する従来の弁の緊急閉鎖装置には、
次のような問題点がある。 (1) 油圧方式のものでは、消防法の規定により一
定以上の油量を常備しておくためには、その油
量に応じた防火施設を設けることが義務づけら
れているから、装置本体より防火施設に設備費
がかかつてしまうことがある。また弁の開閉頻
度が少ないと、作動油が劣化して、いわゆる油
かすが管路に付着する結果、誤動作の原因にな
ることがある。 (2) 直流方式のものでは、モータの集電子(ブラ
シ)が次第に摩滅するので、しばしば清掃を行
わなければならない。また実験によれば、低速
にした場合、直流モータの出力トルクの変動に
より、回転速度の変化が大となり、弁の閉鎖時
間が一定しないという問題点がある。 本考案は、上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、管路中に設けた弁の開閉装置の駆動
力として交流モータを使用し、その電源として平
常時には商用電源を用い、この商用電源の回路に
停電等の非常状態を検出する非常検出リレーを設
け、このリレーの開閉接点を商用電源とインバー
タ出力の切り替え制御回路中に設け、停電等の非
常時には蓄電池電源の直流出力を可変周波数、可
変電圧インバータを介して交流に変換して前記モ
ータに印加すると共に、弁開度に応じて作動する
リレーによつてインバータ出力を制御することに
より、この管路系統に適した速度で弁を閉鎖する
ようにして、上記の問題点を解決することを目的
とするものである。 以下図面について本考案の一実施例を説明す
る。第1図〜第3図は本考案に係る電気回路の一
例を示すもので、図中R,S,Tは商用電源端子
であり、図示しない例えば200Vの三相交流電源
に接続してある。MCBは電源開閉器で、その入
力側を前記電源端子R,S,Tに接続し、出力側
に充電器CH、およびリレーMC1(第2図参照)
の常開接点MC1−aをそれぞれ並列に接続し、
さらに充電器CHと並列に非常検出リレーNVR
を接続してある。 また充電器CHの出力側には、操作母線P,
N、蓄電池BT、およびインバータINVがそれぞ
れ並列に接続してあり、インバータINVの出力
端子はトランスTRおよびリレーMC2(第2図
参照)の常開接点MC2−aを介して前記リレー
接点MC1−aの出力側に接続されている。 またリレー接点MC1−aの出力側には、リレ
ーMC3(第2図参照)の常開接点MC3−a、
温度リレーTHRを介して弁開閉操作用交流モー
タIMが接続されており、前記リレー接点MC3
−aと並列にリレーMC4(第2図参照)の常開
接点MC4−aが接続されている。これらのリレ
ーMC3,MC4はモータIMを正逆転させるため
のものである。 また第1図中のVはモータIMによつて駆動さ
れる弁であり、1LS〜6LSはこの弁Vに内蔵さ
れたリミツトスイツチであり、1LSは開方向の
過トルクで開となり、2LSは閉方向の過トルク
で開となり、3LSは全開で閉となり、4LSは全
閉で閉となり、5LSは第1中間開度以上で閉と
なり、6LSは第2中間開度以上で閉となるもの
であり、これを図示すると第4図の如くなる。 なお第1図中のVは蓄電池BT、および充電器
CHの電圧を表示する直流電圧計で、Vはモータ
IMに通電中の電圧を表示する交流電圧計であり、
Aは同じく交流電流計である。 第2図は操作母線P,N間の操作回路を示すも
ので、この操作母線P,N間には、リレーMC
1,MC2,MC3,MC4,OR,CR,1R,2
Rがそれぞれ並列に接続されている。 なおリレーMC1は商用電源開閉用であり、リ
レーMC2はインバータINVの電源開閉用であ
り、リレーMC3は弁Vの開放用であり、リレー
MC4は同じく閉止用である。 またリレーORは弁Vの全開時に作動するもの
であり、リレーCRは同じく全閉時に作動するも
のであり、リレー1Rは弁Vの第1中間開度以上
で作動するものであり、リレー2Rは同じく第2
中間開度以上で作動するものである。 そしてリレーMC1にはリレーMC2の常閉接
点MC2−bと、リレーNVRの常開接点NVR−
aと、リレーTHRの常閉接点THR−bとが直列
に接続してあり、リレーMC2には、リレーMC
1の常閉接点MC1−bと、リレーNVRの常閉
接点NVR−bと、前記常閉接点THR−bとが直
列に接続してある。 またリレーMC3には、リレーMC4の常閉接
点MC4−bと、リレーORの常閉接点OR−b
と、弁開放用操作スイツチ1PBと、弁停止用操
作スイツチ3PBと、リレーMC1の常開接点MC
1−aとが直列に接続してあり、さらには前記ス
イツチ1PBと並列にリレーMC3の常開接点MC
3−aが接続されている。 またリレーMC4には、常閉接点MC3−bと、
常閉接点CR−bと、弁閉止用操作スイツチ2PB
と、前記スイツチ3PBおよび常開接点MC1−
aとが直列に接続されており、前記スイツチ2
PBと並列に常開接点MC4−aが接続されてお
り、さらに前記常閉接点MC4−aと、スイツチ
3PBと、常開接点MC1−aとの直列回路と並
列に常開接点MC2−aが接続されている。 またリレーORには、リミツトスイツチ3LSと
リミツトスイツチ1LSとが直列に接続されてお
り、リレーCRには、リミツトスイツチ4LS,2
LSが直列に接続してあり、リレー1Rには、リ
ミツトスイツチ5LSが直列接続してあり、さら
にリレー2Rには、リミツトスイツチ6LSが直
列接続してある。 第3図はインバータINVの設定入力信号の接
続端子C1,F1,F2,F3の回路図で、C1は設定入
力信号の共通接続端子であり、各接点は前記した
通りである。 そして設定入力端子F1,F2,F3におけるイン
バータINVの出力特性は、それぞれ出力周波数
が1,2,3であり、又出力電圧がE1,E2,E3で
あるとすると、その関係は次のようにする。 設定入力端子 F1 F2 F3 出力周波数 1>2>3 出力電圧 E1>E2>E3 つぎに、上述のように構成した本考案装置の作
用を説明する。商用電源が確保されている平常時
には、リレーNVRが励磁されるので、第2図の
接点NVR−aが閉じ、接点NVR−bが開いて、
リレーMC1が励磁される。このため接点MC1
−aが閉じ、この状態で弁開放操作スイツチ1
PBを閉じれば、リレーMC3が励磁されて接点
MC3−aが閉じ、その結果モータIMが回転し
て、弁Vを商用電源周波数に応じた速度で開く。 この時、停止用操作スイツチ3PBを押して接
点を開けば、リレーMC3が消磁されて、接点
MC3−aが開くため、弁Vの開放作動が停止す
る。 次に、弁閉止用操作スイツチ2PBを押して接
点を閉じれば、リレーMC4が励磁されて接点MC
4−aを閉じるから、モータIMが逆転して弁V
を閉じる。 つぎに商用電源が停電した場合の作用を説明す
る。今、弁Vが全開で送水中に商用電源が停電す
ると、リレーNVRが消磁するから接点NVR−a
が開き、接点NVR−bが閉じるからリレーMC
1が消磁し、リレーMC2が励磁する。そうする
と、接点MC1−aは開きMC2−aが閉じて、
リレーMC4が励磁することになる。即ちリレー
MC1からMC2に切り替つて、商用電源からイ
ンバータ出力電源に切り替る。それと同時にリレ
ーMC3からMC4に切り替つてモータIMは逆転
回路になる。そしてこの場合、第2図〜第4図に
示すように、リミツトスイツチ5LSが閉じて通
電状態にあるため、リレー1Rが励磁して接点1
R−aが閉じた状態になるから、インバータ
INVの信号入力端子F1へ信号が入力し、蓄電池
BTの直流出力がインバータINVを介して、例え
ば第5図および第6図に示す1の交流周波数およ
びこの時の交流電圧E1に変換された出力が、交
流モータIMに印加され、弁Vは第6図に示すよ
うに商用電源時の速度に対して、例えば2倍の速
度で急閉する。 そして弁Vが途中まで閉じると、第4図に示す
ように、リミツトスイツチ5LSが開となり、リ
レー1Rが消磁して接点1R−aが開くと共に、
接点1R−bが閉じる。そうすると、リミツトス
イツチ6LSは、第4図に示すように既に閉じて
おり、リレー2Rが励磁して、接点2R−aが閉
じているため、インバータINVの信号入力端子
F2へ信号が入力して第5図および第6図に示す
インバータINVの出力2,E2がモータIMに印加
し、弁Vは商用電源時の速度に対して、例えば同
速度で閉じる。 そして弁Vがさらに閉じると、第4図に示すよ
うに、リミツトスイツチ6LSが開となり、リレ
ー2Rが消磁すると共に、第3図に示すように、
接点2R−bが閉となるため、インバータINV
への指令は端子F2からF3へ切りかわる。したが
つてインバータINVの出力は、第5図および第
6図に示す3,E3となり、弁Vは商用電源時の速
度に対して、例えば1/2の速度で閉止する。 さらに弁Vが閉じて全閉になると、第4図に示
すように、リミツトスイツチ4LSが閉じるため、
リレーCRが励磁して、接点CR−bが開き、リレ
ーMC4が消磁するから、接点MC4−aが開と
なつてモータIMが停止する。 本考案装置は上述の通りであるから、従来装置
と比較して次のような利点がある。 (1) 弁の開閉駆動源として交流モータを使用して
おり、停電用として直流モータ等の余分な装置
を必要としないので、構造が簡単である。 (2) 油圧機器を使用する場合のように、火災に対
する特別な保安設備および保守を必要としな
い。 (3) 直流モータを使用する場合のように、集電子
(ブラシ)の保守作業が必要でない。 (4) 出力周波数の範囲を任意に設定できるので広
範な閉鎖速度の設定が可能である。 (5) インバータの出力トルクが安定しているの
で、設定閉鎖速度を安定させることができる。 (6) 弁の閉鎖速度の設定は未熟練者でも、つまみ
を操作することによつて容易、確実に行うこと
ができる。 (7) インバータの出力側にトランスTRを構成し
て出力電圧の調整をすれば、小容量の蓄電池で
まかなうことができる。即ち蓄電池は緊急時用
で短時間の駆動源であるから、大出力を短時間
に提供すれば良い訳で、これが可能となる。 尚その際トランス出力電圧をインバータの入
力側にフイードバツクさせて電圧のチエツク回
路を設ければより安定した電圧が得られて信頼
性が増大する。 (8) インバータの出力特性を制御することにより
バルブの閉鎖速度を制御して、停電等の非常時
にその管路系統に適した速度で閉鎖することが
できる。すなわち弁開度に応じて作動するリレ
ーによつてインバータの設定入力信号を変えて
出力周波数と出力電圧を制御することにより、
緊急閉鎖時に初めは高速で閉動作をし、次いで
中速度に変え、最終閉動作時には低速度で全閉
させることが可能となり、停電時の管路内の逆
流を防止してウオーターハンマーの発生をなく
すことができる。
第1図は本考案装置の電気回路図、第2図およ
び第3図はその部分詳細図、第4図は各種リミツ
トスイツチの開閉時期の説明図、第5図はインバ
ータの出力周波数と弁の閉鎖時間との関係図、第
6図は弁の好適な閉鎖パターンを示す線図であ
る。 R,S,T……商用の三相交流電源の端子、
MCB……電源開閉器、NVR……非常検出リレ
ー、CH……充電器、P,N……操作母線、BT
……蓄電池、INV……インバータ、TR……トラ
ンス、IM……交流モータ、V……弁、THR……
温度リレー、MC1……商用電源開閉用リレー、
MC2……インバータ電源開閉用リレー、MC3
……弁開放用リレー、MC4……弁閉止用リレ
ー、OR……弁全開時に作動するリレー、CR……
弁全閉時に作動するリレー、1R……弁の第1中
間開度で作動するリレー、2R……弁の第2中間
開度で作動するリレー、1PB……弁開放用操作
スイツチ、2PB……弁閉止用操作スイツチ、3
PB……弁停止用操作スイツチ、1LS……弁の開
放時の過トルク用リミツトスイツチ、、2LS……
弁の閉止時の過トルク用リミツトスイツチ、3
LS……弁の全開時作動するリミツトスイツチ、
4LS……弁の全閉時に作動するリミツトスイツ
チ、5LS……弁の第1中間開度で作動するリミ
ツトスイツチ、6LS……弁の第2中間開度で作
動するリミツトスイツチ。
び第3図はその部分詳細図、第4図は各種リミツ
トスイツチの開閉時期の説明図、第5図はインバ
ータの出力周波数と弁の閉鎖時間との関係図、第
6図は弁の好適な閉鎖パターンを示す線図であ
る。 R,S,T……商用の三相交流電源の端子、
MCB……電源開閉器、NVR……非常検出リレ
ー、CH……充電器、P,N……操作母線、BT
……蓄電池、INV……インバータ、TR……トラ
ンス、IM……交流モータ、V……弁、THR……
温度リレー、MC1……商用電源開閉用リレー、
MC2……インバータ電源開閉用リレー、MC3
……弁開放用リレー、MC4……弁閉止用リレ
ー、OR……弁全開時に作動するリレー、CR……
弁全閉時に作動するリレー、1R……弁の第1中
間開度で作動するリレー、2R……弁の第2中間
開度で作動するリレー、1PB……弁開放用操作
スイツチ、2PB……弁閉止用操作スイツチ、3
PB……弁停止用操作スイツチ、1LS……弁の開
放時の過トルク用リミツトスイツチ、、2LS……
弁の閉止時の過トルク用リミツトスイツチ、3
LS……弁の全開時作動するリミツトスイツチ、
4LS……弁の全閉時に作動するリミツトスイツ
チ、5LS……弁の第1中間開度で作動するリミ
ツトスイツチ、6LS……弁の第2中間開度で作
動するリミツトスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 管路中に設けた弁の開閉装置の駆動力として
交流モータを使用し、その電源として平常時に
は商用電源を用い、この商用電源の回路に停電
等の非常状態を検出する非常検出リレーを設
け、このリレーの開閉接点を商用電源とインバ
ータ出力の切り替え制御回路中に設け、停電等
の非常時には蓄電池電源の直流出力を可変周波
数、可変電圧インバータを介して交流に変換し
て前記モータに印加すると共に、弁開度に応じ
て作動するリレーによつてインバータ出力を制
御することにより、この管路系統に適した速度
で弁を閉鎖するようにしたことを特徴とする弁
の緊急閉鎖装置。 2 インバータの出力側にトランスを設けると共
に、その二次電圧をインバータの入力側にフイ
ードバツクする回路を有する実用新案登録請求
の範囲第1項記載の弁の緊急閉鎖装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11986582U JPS5924575U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 弁の緊急閉鎖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11986582U JPS5924575U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 弁の緊急閉鎖装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5924575U JPS5924575U (ja) | 1984-02-15 |
| JPS645167Y2 true JPS645167Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30274923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11986582U Granted JPS5924575U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 弁の緊急閉鎖装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924575U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014120096A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Ebara Corp | 吐出弁ユニット、及びポンプシステム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6012422B2 (ja) * | 1976-07-29 | 1985-04-01 | 株式会社東芝 | リ−ド線材の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP11986582U patent/JPS5924575U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5924575U (ja) | 1984-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5247205A (en) | Power supply apparatus | |
| JPH0521949Y2 (ja) | ||
| JPS645167Y2 (ja) | ||
| US4339779A (en) | Apparatus for preventing damage by voltage interruption | |
| US20130300321A1 (en) | Electric actuator | |
| JPH09318688A (ja) | 系統連系システム | |
| US7053570B2 (en) | Control circuit for a dual directional direct current motor employing a single alternating current power source | |
| JPS62269212A (ja) | 電動式混合栓 | |
| JPS62225197A (ja) | 電動機制御装置 | |
| JPH07231514A (ja) | 電気車用充電機能付制御装置 | |
| JPS59217577A (ja) | エレベ−タの停電時運転装置 | |
| JPS608248Y2 (ja) | モ−タ式ダンパ制御装置 | |
| JP3012144U (ja) | 開閉器操作用直流モータの操作回路 | |
| JPH0420000Y2 (ja) | ||
| EP0207966A1 (en) | GENERATOR SYSTEM WITH FAULT DETECTION. | |
| JPH055404Y2 (ja) | ||
| JPH04203686A (ja) | バルブ用アクチュエータ | |
| JPH01318561A (ja) | インバータ装置 | |
| JPS61224014A (ja) | 圧送給水装置 | |
| JPS58163293A (ja) | ヒステリシスモ−タ保護装置 | |
| JPH0471285B2 (ja) | ||
| JPH11295469A (ja) | 原子炉冷却材再循環ポンプ電源システム | |
| JPH1052051A (ja) | パルス幅変調コンバータ装置 | |
| JPS6318420B2 (ja) | ||
| JPH0156620B2 (ja) |