JPS645706Y2 - - Google Patents

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JPS645706Y2
JPS645706Y2 JP17550583U JP17550583U JPS645706Y2 JP S645706 Y2 JPS645706 Y2 JP S645706Y2 JP 17550583 U JP17550583 U JP 17550583U JP 17550583 U JP17550583 U JP 17550583U JP S645706 Y2 JPS645706 Y2 JP S645706Y2
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JP
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water
storage tank
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carbon dioxide
free carbon
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JP17550583U
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、蓄熱槽内の冷水または温水を空気調
和機に循環供給するようにした空調設備において
循環水中に濃縮されている遊離炭酸を冷却塔を利
用することによつて低減し、この遊離炭酸による
配管その他の金属の腐食を防止するようにした空
調設備に関する。 建物の各所に配設した空調機に冷水または温水
を供給して空気調和を行う水熱源空調システムに
おいて、解決されねばならない課題の一つとして
配管やコイルその他の金属腐食の問題がある。 この金属腐食を促進する原因の一つに熱源水中
の遊離炭酸の濃縮があることがわかつた。遊離炭
酸とは、水に溶けている二酸化炭酸:CO2と、そ
れが水和して炭酸:H2CO3を形成しているもの
とを総称して言う。一般にCO2に置き換えてその
量を表示する。CaCO3に換算して表示すること
もあるが、この場合は酸度と呼ばれる。1単位の
CO2は100/44=2.3単位のCaCO3に相当すること
になる。水中の遊離炭酸濃度は、大気と触れてい
る場合には、大気中のCO2分圧と平衡関係にあ
る。大気中には平均して0.033容量%のCO2が含
まれているので、これに接触する水中の遊離炭酸
の平衡濃度は、その温度に応じて、第1表のとお
りとなる。
【表】 しかし、我が国の水道水には遊離炭酸がCO2
して5ppmもしくかそれ以上含むものがあるし、
前述のような水熱源空調システムにおいては、熱
源水の温度変化が常に起こるから、この熱源水が
閉鎖空間の空気と接触するような箇所が存在する
と、この閉鎖空間の空気中のCO2濃度が高まる現
象が生じ、この高濃度CO2の空気と接触する水中
の遊離炭酸濃度が高まるといつた状況が出現し、
第1表の大気との平衡濃度よりも非常に高い4〜
5ppm、若しくはそれ以上の遊離炭酸濃度(CO2
換算)となることがある、ことが判明した。この
ような高い遊離炭酸濃度ではPH値が下がり、配管
やコイルの金属腐食を促進することになる。 本考案は、このような遊離炭酸の濃縮による金
属腐食を防止することを目的としたもので、この
目的において、冷却塔を熱源水中の遊離炭酸を減
少させるための曝気塔として利用するようにした
ものである。すなわち本考案は、蓄熱槽内の冷水
または温水を空気調和機に循環供給するようにし
た空調設備において、補充水または蓄熱槽水を冷
却塔で曝気させてから蓄熱槽に戻す曝気運転回路
を設け、この回路を使用した曝気運転により補充
水または蓄熱槽水中の遊離炭酸を減少させるよう
にしたことを特徴とする。 第1−a図は、補充水中の遊離炭酸を除くよう
にした本考案設備の例を示すもので、1は蓄熱
槽、2は冷却塔、3は冷凍機のエバポレータ、4
は冷凍機のコンデンサを表している。本例は、蓄
熱槽1に新に水を満たすときに上水などの補充水
5をポンプ6によつて一旦冷却塔2に送り、この
冷却塔2のフアンを稼動しながら塔内に散布し、
補充水を大気に曝気させてから蓄熱槽1に供給す
るようにしたものである。より具体的には、熱源
機器(冷凍機)、冷却塔2およびポンプ6からな
る冷却水循環装置に、弁7を介して補充水管路8
を接続し、蓄熱槽1に新に水を満たすときには、
弁9と弁10は閉じ、弁7と弁11を開いてポン
プ6と冷却塔2のフアンを稼動する曝気運転を実
施したうえで蓄熱槽1に供給し、蓄熱槽1が満水
になつたら弁9と弁10を開き、弁7と弁11を
閉じて、通常の冷却水循環運転に切換えるように
したものである。 第1−b図は、ポンプ6の位置を変えた以外は
前記の第1−a図と実質上同じ構成を示してい
る。 この曝気運転を経て蓄熱槽に給水することによ
り、水中の遊離炭酸は、第1表の大気との平衡濃
度に近づくことになるから、これより高濃度遊離
炭酸の水が供給されてもその濃度を簡単に低減す
ることができる。 第2図は、一旦貯められた蓄熱槽内水が高遊離
炭酸濃度となつている場合にこれを低減する曝気
運転回路を設けた例を示している。通常の蓄熱槽
の水面上空間は細い通気管で外部を継がつている
だけであるのが一般であるから、この空間の換気
作用は殆どない。したがつて、水槽水から放散さ
れたCO2はこの水面上空間に滞溜し、そのCO2
圧を上昇させてしまう。 例えば、水深2m、水面上空間の丈が1mの水
槽に5CO2ppmの遊離炭酸を含む水道水が満たさ
れ、それが40℃に加熱された場合を考えよう。こ
の場合、水槽水から放散されたCO2は水面上空間
に全て滞留して均一に分散するとし、これが平衡
に達したときの水中の遊離炭酸をxCO2ppmとす
る。水槽面積1m2当たりについて考えて、 放散さたCO2の量は、 2m2×(5−x)×10-6×106g/m3 =2(5−x)gr 放散されたCO2の体積は、 2(5−x)/44×22.4×10-3×273+40/273 =(5−x)×1.17×10-3m3 元々空気中に含まれていたCO2の体積は、 0.033×10-2×{1−(5−x) ×1.17×10-3}m3 空間のCO2の分圧は、 (5−x)×1.17×10-3 +{1−(5−x)×1.17×10-3} ×0.033×10- 2=0.033×10-2 +(1−0.033×10-2)(5−x) ×1.17×10-3atm. CO2分圧が0.033×10-2atm.のとき、水中の遊
離炭酸の平衡濃度が0.35CO2ppmとなるのである
から、上記分圧のときは、 x=0.35×{0.033×10-2 +(1−0.033×110-2)×(5−x) ×1.17×10-3}÷0.033×10-2 が成立ち、これを解いてxを求めると、次の結果
を得る。 x:水中の遊離炭酸=2.9CO2ppm この場合、水面上空間のCO2濃度は0.28%とな
る。 同様の計算を水温10℃について行うと、水中の
遊離炭酸は3.9CO2ppm、水面上空間のCO2濃度は
0.15%となる。 このようにして、水面上空間の換気がなされな
いと、例え蓄熱槽水が空気と接触していてもその
水中の遊離炭酸は高濃度で存在することになり、
前述のように金属腐食の原因となる。 第2−a図の例においては、この蓄熱槽水の遊
離炭酸を減少するための曝気運転回路を設けたも
のである。本例において、12は蓄熱槽水汲上げ
ポンプであり、これは通常運転中は弁13を経て
空調機群14などへ送水するためのものである。
6は第1図の例と同様に冷却水循環ポンプを示し
ている。通常運転中においては、弁15(または
弁16)および弁11は閉塞される。曝気運転を
実施する場合には弁13、弁17、弁10を閉塞
し、弁15と弁11を開放してポンプ12を運転
する。もしポンプ12だけの運転では冷却塔2ま
での揚程が足りない場合には、弁15を設けずに
弁16を設けてこの弁16を開放してポンプ6を
運転する。冷却塔2ではフアンを回転させて蓄熱
槽水を大気に曝気させ、この曝気運転を適切な時
間実施することにより蓄熱槽水中の遊離炭酸は第
1表の大気の平衡濃度になるまで放散されつくす
ことになる。第2−b図はポンプ6の位置を変え
た以外は第2−b図と実質上同じ構成を示してお
り、この場合にも曝気運転が効果的に実施でき
る。 以上のようにして、本考案設備によると、冷却
塔を曝気塔としての利用を図ることによつて補充
水または蓄熱槽水中の遊離炭酸を効果的に低減す
ることができることになり、配管およびコイルな
どの炭酸による腐食が阻止でき、設備の耐久化に
大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1−a図および第1−b図は、補充水中の遊
離炭酸を除去するための本考案設備の例を示す機
器配置系統図、第2−a図および第2−b図は、
蓄熱槽水中の遊離炭酸を除去するための本考案設
備の例を示す機器配置系統図である。 1……蓄熱槽、2……冷却塔、3……冷凍機の
エバポレータ、4……冷凍機のコンデンサ、5…
…補充水源、6……冷却水循環ポンプ、12……
蓄熱槽水汲上げポンプ、14……空調機群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓄熱槽内の冷水または温水を空気調和器に循環
    供給するようにした空調設備において、補充水ま
    たは蓄熱槽水を冷却塔で曝気させてから蓄熱槽に
    戻す曝気運転回路を設け、この回路を使用した曝
    気運転により補充水または蓄熱槽水中の遊離炭酸
    を減少させるようにした空調設備。
JP17550583U 1983-11-15 1983-11-15 熱源水中の遊離炭酸を低減させる空調設備 Granted JPS6083826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17550583U JPS6083826U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 熱源水中の遊離炭酸を低減させる空調設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17550583U JPS6083826U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 熱源水中の遊離炭酸を低減させる空調設備

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Publication Number Publication Date
JPS6083826U JPS6083826U (ja) 1985-06-10
JPS645706Y2 true JPS645706Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=30381822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17550583U Granted JPS6083826U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 熱源水中の遊離炭酸を低減させる空調設備

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JP6171448B2 (ja) * 2013-03-22 2017-08-02 三浦工業株式会社 水処理装置

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Publication number Publication date
JPS6083826U (ja) 1985-06-10

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