JPS646309B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646309B2 JPS646309B2 JP8540587A JP8540587A JPS646309B2 JP S646309 B2 JPS646309 B2 JP S646309B2 JP 8540587 A JP8540587 A JP 8540587A JP 8540587 A JP8540587 A JP 8540587A JP S646309 B2 JPS646309 B2 JP S646309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw silk
- sericin
- products
- silk fibers
- solution containing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本発明は、生糸絹繊維又はその製品のセリシン
定着法として比較的、簡易な処理方法によつて嵩
高性や耐久性を付与し、河川等の汚染防止にも役
立つような方法である。また、生糸絹繊維に適度
のセリシン量を定着させうれば資源の有効利用か
ら鑑みて染色加工上、重要性を持つ。 b 従来の技術 これまで、比較的簡易な方法として生糸絹繊維
又はその製品のセシリン定着に用いられているホ
ルムアルデヒド法、グルタルアルデヒド法(特公
昭51−24601号公報)は、セルロースの改質剤な
らびに、たんぱく質の組織固定剤に広く利用され
て来たものである。これらのアルデヒドド類はた
んぱく質と共に加温反応させることにより、セリ
シン中への浸透速度が促進され架橋が行われる。
その結果、セリシン定着した生糸繊維又は製品を
得ることができるもので、本発明についてもその
応用として見い出したものである。 c 発明の目的 河川ならびに湖沼の汚染源ともなりかねない生
糸絹繊維又はその製品中のセリシンを廃棄せずに
定着させる処理方法で、パラアルデヒド(パラア
セトアルデヒド)を含有する水溶液中へ浸漬処理
することにより、セリシンを繊維上に不溶化定着
させることを特徴とする生糸絹繊維又はその製品
のセリシン定着加工法を提供するものである。 d 発明の構成 すなわち、本発明は液状の化合物C6H12O3で表
わされるパラアルデヒド(パラアセトアルデヒ
ド)を含有する水溶液ないしは、パラアルデヒド
を含有する酢酸酸性の水溶液で浸漬処理すること
により、適量のセリシンを生糸絹繊維上又はその
製品上に不溶化定着させるセリシン定着加工法で
ある。 以下実施例により本発明の結果を具体的に示
す。 実施例 1〜4 エーテルとアルコールで洗浄した27中生糸(昭
和56年春蚕)を使用して、 (1) 試料生糸に対して浴比(1:50)とし、その
浴比に対してパラアルデヒドの濃度を60%にし
て常温で20時間浸漬処理した後、アセトンで2
回洗浄し、蒸留水で軽く洗浄したあと絞つて常
温で乾燥し、デシケータ中で再乾燥した。 (2) 同様にパラアルデヒドの濃度を5.6%にした
水溶液中で20時間常温浸漬処理した。 (3) パラアルデヒドの濃度を5.6%にした55℃の
水溶液中で時々攪拌しながら2時間浸漬処理し
た。 (4) パラアルデヒドの濃度を10%にした水溶液中
へ酢酸5%を添加(PH:3)して、60℃で時々
攪拌しながら1時間浸漬処理した。 これらの結果は第1表に示される。処理生糸は
酢酸添加以外、薄挑色に変色した。 なお、練減率は1%の重炭酸ソーダ溶液中にて
90℃で30分〜60分まで攪拌しながら試験を行つた
結果である。 本法のパラアルデヒドはアセトアルデヒドの沸
点21℃と比較して、沸点124℃と高く作業上、取
扱い易い特徴がある。 【表】
定着法として比較的、簡易な処理方法によつて嵩
高性や耐久性を付与し、河川等の汚染防止にも役
立つような方法である。また、生糸絹繊維に適度
のセリシン量を定着させうれば資源の有効利用か
ら鑑みて染色加工上、重要性を持つ。 b 従来の技術 これまで、比較的簡易な方法として生糸絹繊維
又はその製品のセシリン定着に用いられているホ
ルムアルデヒド法、グルタルアルデヒド法(特公
昭51−24601号公報)は、セルロースの改質剤な
らびに、たんぱく質の組織固定剤に広く利用され
て来たものである。これらのアルデヒドド類はた
んぱく質と共に加温反応させることにより、セリ
シン中への浸透速度が促進され架橋が行われる。
その結果、セリシン定着した生糸繊維又は製品を
得ることができるもので、本発明についてもその
応用として見い出したものである。 c 発明の目的 河川ならびに湖沼の汚染源ともなりかねない生
糸絹繊維又はその製品中のセリシンを廃棄せずに
定着させる処理方法で、パラアルデヒド(パラア
セトアルデヒド)を含有する水溶液中へ浸漬処理
することにより、セリシンを繊維上に不溶化定着
させることを特徴とする生糸絹繊維又はその製品
のセリシン定着加工法を提供するものである。 d 発明の構成 すなわち、本発明は液状の化合物C6H12O3で表
わされるパラアルデヒド(パラアセトアルデヒ
ド)を含有する水溶液ないしは、パラアルデヒド
を含有する酢酸酸性の水溶液で浸漬処理すること
により、適量のセリシンを生糸絹繊維上又はその
製品上に不溶化定着させるセリシン定着加工法で
ある。 以下実施例により本発明の結果を具体的に示
す。 実施例 1〜4 エーテルとアルコールで洗浄した27中生糸(昭
和56年春蚕)を使用して、 (1) 試料生糸に対して浴比(1:50)とし、その
浴比に対してパラアルデヒドの濃度を60%にし
て常温で20時間浸漬処理した後、アセトンで2
回洗浄し、蒸留水で軽く洗浄したあと絞つて常
温で乾燥し、デシケータ中で再乾燥した。 (2) 同様にパラアルデヒドの濃度を5.6%にした
水溶液中で20時間常温浸漬処理した。 (3) パラアルデヒドの濃度を5.6%にした55℃の
水溶液中で時々攪拌しながら2時間浸漬処理し
た。 (4) パラアルデヒドの濃度を10%にした水溶液中
へ酢酸5%を添加(PH:3)して、60℃で時々
攪拌しながら1時間浸漬処理した。 これらの結果は第1表に示される。処理生糸は
酢酸添加以外、薄挑色に変色した。 なお、練減率は1%の重炭酸ソーダ溶液中にて
90℃で30分〜60分まで攪拌しながら試験を行つた
結果である。 本法のパラアルデヒドはアセトアルデヒドの沸
点21℃と比較して、沸点124℃と高く作業上、取
扱い易い特徴がある。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生糸絹繊維又はその製品をパラアルデヒド
(パラアセトアルデヒド)を含有する溶液で処理
することにより、セリシンを繊維上に不溶化定着
させることを特徴とする生糸絹繊維のセリシン定
着加工法。 2 パラアルデヒド(パラアセトアルデヒド)を
含有する溶液が、酢酸の酸性水溶液である特許請
求の範囲第1項記載の加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8540587A JPS63256768A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 生糸絹繊維のセリシン定着加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8540587A JPS63256768A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 生糸絹繊維のセリシン定着加工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63256768A JPS63256768A (ja) | 1988-10-24 |
| JPS646309B2 true JPS646309B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=13857881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8540587A Granted JPS63256768A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 生糸絹繊維のセリシン定着加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63256768A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112239952B (zh) * | 2019-07-16 | 2021-10-01 | 上海水星家用纺织品股份有限公司 | 一种提高天然彩色蚕丝纤维抗紫外性能的方法 |
-
1987
- 1987-04-07 JP JP8540587A patent/JPS63256768A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63256768A (ja) | 1988-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |