JPH0341594B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341594B2 JPH0341594B2 JP63177733A JP17773388A JPH0341594B2 JP H0341594 B2 JPH0341594 B2 JP H0341594B2 JP 63177733 A JP63177733 A JP 63177733A JP 17773388 A JP17773388 A JP 17773388A JP H0341594 B2 JPH0341594 B2 JP H0341594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sericin
- raw silk
- fibers
- products
- crotonaldehyde
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本発明は、生糸絹繊維又はその製品にセリシン
を付着させたまま不溶性とし、セリシンを定着せ
しめる改質法に関するものである。このアルデヒ
ドを生糸絹繊維のセリシン定着へ応用することに
よる所望量のセリシンを安定に定着した生糸絹繊
維又はその製品として得ることができる。
を付着させたまま不溶性とし、セリシンを定着せ
しめる改質法に関するものである。このアルデヒ
ドを生糸絹繊維のセリシン定着へ応用することに
よる所望量のセリシンを安定に定着した生糸絹繊
維又はその製品として得ることができる。
一般に生糸絹繊維又はその製品中のセリシン含
有量は25%前後と高く、セリシンを廃棄せずに適
当量のセリシンを定着させうれば資源の有効利用
から鑑みて染色加工上、重要視されうる。
有量は25%前後と高く、セリシンを廃棄せずに適
当量のセリシンを定着させうれば資源の有効利用
から鑑みて染色加工上、重要視されうる。
b 従来の技術
セルロースの改質剤やタンパク質の組織固定剤
に広く利用されてきたホルムアルデヒド法、グル
タルアルデヒド法は比較的簡易な方法として生糸
絹繊維、又はその製品のセリシン定着に使用され
てきた。これらのアルデヒド類は生糸絹繊維など
と共に加温、反応させることにより一層架橋化が
促進される。本発明についても、その応用であ
り、飽和脂肪族アルデヒドでは僅かな効果しか得
られなかつた。
に広く利用されてきたホルムアルデヒド法、グル
タルアルデヒド法は比較的簡易な方法として生糸
絹繊維、又はその製品のセリシン定着に使用され
てきた。これらのアルデヒド類は生糸絹繊維など
と共に加温、反応させることにより一層架橋化が
促進される。本発明についても、その応用であ
り、飽和脂肪族アルデヒドでは僅かな効果しか得
られなかつた。
c 発明の目的
湖沼ならびに河川の汚染源ともなりかねない生
糸絹繊維又はその製品中のセリシンを廃棄せずに
定着させる処理方法で、2−ブテナール(クロト
ンアルデヒド)を含有する水溶液中へ浸漬処理す
ることにより、セリシンを繊維上に不溶化定着さ
せることを特徴とする生糸絹繊維又はその製品の
セリシン定着による改質を提供するものである。
糸絹繊維又はその製品中のセリシンを廃棄せずに
定着させる処理方法で、2−ブテナール(クロト
ンアルデヒド)を含有する水溶液中へ浸漬処理す
ることにより、セリシンを繊維上に不溶化定着さ
せることを特徴とする生糸絹繊維又はその製品の
セリシン定着による改質を提供するものである。
d 発明の構成
すなわち、2−ブテナール(クロトンアルデヒ
ド)は液状の化合物でCH3CH=CHCHOで表さ
れ、鉱物油の精製、樹脂の製造、ゴムの抗酸化
剤、殺虫剤などに使用されている。本発明はこの
2−ブテナール(クロトンアルデヒド)を含有す
る水溶液で生糸あるいは絹製品を浸浸処理するこ
とにより、適量のセリシンを生糸絹繊維又はその
製品に不溶化定着させるセリシン定着による改質
である。クロトンアルデヒド中の二重結合がセリ
シン定着の反応に関与しているものと考えられ
る。
ド)は液状の化合物でCH3CH=CHCHOで表さ
れ、鉱物油の精製、樹脂の製造、ゴムの抗酸化
剤、殺虫剤などに使用されている。本発明はこの
2−ブテナール(クロトンアルデヒド)を含有す
る水溶液で生糸あるいは絹製品を浸浸処理するこ
とにより、適量のセリシンを生糸絹繊維又はその
製品に不溶化定着させるセリシン定着による改質
である。クロトンアルデヒド中の二重結合がセリ
シン定着の反応に関与しているものと考えられ
る。
以下実施例により本発明の結果を具体的に示
す。
す。
実施例 1
エーテルとアルコールで洗浄した27中生糸(昭
和56年春蚕)を使用して、試料生糸に対して浴比
(1:50)とした。この浴比に対して2−ブテナ
ール(クロトンアルデヒド)の濃度を3%にして
常温で4時間浸漬処理したのち、常温のアセトン
で2回洗浄し、蒸留水で軽く洗浄したあと絞つて
常温で乾燥し、さらにデシケータ中で再乾燥を行
つた。
和56年春蚕)を使用して、試料生糸に対して浴比
(1:50)とした。この浴比に対して2−ブテナ
ール(クロトンアルデヒド)の濃度を3%にして
常温で4時間浸漬処理したのち、常温のアセトン
で2回洗浄し、蒸留水で軽く洗浄したあと絞つて
常温で乾燥し、さらにデシケータ中で再乾燥を行
つた。
通常、未処理生糸のセリシン含有量は25%前後
とかなり高い数値を示しているが、本法の2−ブ
テナール(クロトンアルデヒド)処理では練減率
は10%前後を示す。
とかなり高い数値を示しているが、本法の2−ブ
テナール(クロトンアルデヒド)処理では練減率
は10%前後を示す。
強伸度としては、未処理生糸の強度は4.0g/
dで伸度は25%であり、一方の2−ブテナール
(クロトンアルデヒド)による処理生糸の強度と
伸度は4.2g/dと23.6%である。
dで伸度は25%であり、一方の2−ブテナール
(クロトンアルデヒド)による処理生糸の強度と
伸度は4.2g/dと23.6%である。
したがつて、この処理方法により、15%前後の
セリシンを生糸上に不溶化定着させうる。これら
の処理生糸は輝黄色化しているが、漂白せずにそ
のままの処理生糸でも、染色時の黒色染めなどに
も応用できる。
セリシンを生糸上に不溶化定着させうる。これら
の処理生糸は輝黄色化しているが、漂白せずにそ
のままの処理生糸でも、染色時の黒色染めなどに
も応用できる。
Claims (1)
- 1 生糸絹繊維又はその製品を2−ブテナール
(クロトンアルデヒド)を含有する水溶液で処理
することにより、セリシンを繊維上に不溶化定着
させることを特徴とする生糸絹繊維のセリシン定
着による改質法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17773388A JPH0284549A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 生糸絹繊維のセリシン定着による改質法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17773388A JPH0284549A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 生糸絹繊維のセリシン定着による改質法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284549A JPH0284549A (ja) | 1990-03-26 |
| JPH0341594B2 true JPH0341594B2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=16036171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17773388A Granted JPH0284549A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 生糸絹繊維のセリシン定着による改質法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0284549A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448131B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2004-09-10 | 현대자동차주식회사 | 좌우 독립 프레임을 갖는 시트의 등받이 |
| DE102014220693A1 (de) | 2014-10-13 | 2016-04-14 | Haworth Gmbh | Lordosenstütze für einen Stuhl und Stuhl mit derselben |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5881681A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-17 | 工業技術院長 | 生糸絹繊維のセリシン定着増量加工法 |
| JPS59150172A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-28 | 工業技術院長 | 生糸絹繊維のセリシン定着増量加工法 |
| JPS60155772A (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-15 | 工業技術院長 | 生糸絹繊維のセリシン定着増量加工法 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP17773388A patent/JPH0284549A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0284549A (ja) | 1990-03-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |