JPS64739B2 - - Google Patents

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JPS64739B2
JPS64739B2 JP56158264A JP15826481A JPS64739B2 JP S64739 B2 JPS64739 B2 JP S64739B2 JP 56158264 A JP56158264 A JP 56158264A JP 15826481 A JP15826481 A JP 15826481A JP S64739 B2 JPS64739 B2 JP S64739B2
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JP
Japan
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arithmetic device
bit
arithmetic
bits
signal
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JP56158264A
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JPS5793474A (en
Inventor
Yosefuiusu Maria Beendoritsuku Hendorikasu
Kuriteien Maseusu Gieraumesu Penningusu Reonarudasu
Gerarudasu Rafuen Yohannesu
Hendorikasu Fuberutasu Yozefu Niiresen Antoniusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication of JPS64739B2 publication Critical patent/JPS64739B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/544Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices for evaluating functions by calculation
    • G06F7/5443Sum of products

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、演算を電子的に実行する演算装置で
あつて、演算を多くとも3つのデジタル変数で実
行することができ、これらの変数のうちの第1お
よび第2の2つの変数がそれぞれmビツトを有し
且つ入力信号(AおよびB)を表わし、第3の変
数が(n+1)ビツト(n0)を有し重み係数
として作用し、前記のデジタル変数で実行する演
算をK・A+(1−K)・Bの形態とし、この演算
の結果Z=K・A+(1−K)・Bが、演算をビツ
ト的に実行することにより形成されるデジタル出
力信号を表わし、部分出力信号Zij=Kiaj+(1−
Ki)bjをA(aj)とB(bj)とK(Ki)との各ビツト
係数当り得るようにした演算装置に関するもので
ある。
加算および乗算のような演算を電子的に実行す
ることは知られている。2つ以上の演算を組み合
わせたものを実行する場合、これらの演算を時間
的に連続して実行したり、各演算に対し特別な手
段を用いたりすることが知られている。例えば、 y(n)=Ni=0 aix(n−i)−Ni=1 biy(n−i) の種類の演算を実現すべき巡回型デジタルフイル
タの場合には、まず最初に乗算演算を行ない、次
に加算および減算演算の双方またはいずれか一方
を行なうのが一般的である。この演算には乗算器
および加算器のような素子を必要とする。このよ
うな巡回型デジタルフイルタ回路は米国の本
“Theory and application of digital signal
processing”(L.R.RabinerおよびB.Gold氏著)
の第40〜46および306頁に記載されている。
種々の演算を時間的に順次に実行する為に、必
要とする処理時間は各別の処理時間の和によつて
決まる。更に、種々の演算に対し別個の素子を用
いることは有効でなく且つ高価な方法である。プ
ログラムによるプロセツサユニツトの場合にはそ
のプログラムを制御することにより数個の演算に
対し同一のユニツトを用いることができること勿
論である。しかしこの方法の場合、一般に長い処
理時間を必要とする。ある分野では処理時間が長
くなるということは欠点となる。この場合は例え
ば35MHz程度の周波数が用いられているデジタ
ルビデオ信号処理の場合である。このような周波
数で作動する回路はこの分野の問題を解決するも
のである。
本発明の目的は特に多数の演算を同時に実行し
うる新規な演算実行手段を提供せんとするにあ
る。
本発明の他の目的は、これらの演算を少ない素
子で迅速且つ簡単に達成する演算実行手段を提供
せんとするにある。
本発明は、演算を電子的に実行する演算装置で
あつて、演算を多くとも3つのデジタル変数で実
行することができ、これらの変数のうちの第1お
よび第2の2つの変数がそれぞれmビツトを有し
且つ入力信号(AおよびB)を表わし、第3の変
数が(n+1)ビツト(n0)を有し且つ重み
係数として作用し、前記のデジタル変数で実行す
る演算をK・A+(1−K)・Bの形態とし、この
演算の結果Z=K・A+(1−K)・Bが、演算を
ビツト的に実行することにより形成されるデジタ
ル出力信号を表わし、部分出力信号Zij=Kiaj
(1−Ki)bjをA(aj)とB(bj)とK(Ki)との各
ビツト係数当り得るようにした演算装置におい
て、前記の部分出力信号を1周期内で1個の回路
Yによつて形成し、A,BおよびKの種々のビツ
トに対し部分出力信号を形成するすべての電子回
路を(n+1)×mマトリツクスのマトリツクス
要素Yijとして配置し、重み係数の零次ビツトの
係数K0のビツト値をマトリツクスの行(或いは
列)の1つの前記のすべての要素Yijに直接供給
し、Kの他のビツト次の係数のビツト値をそれぞ
れ論理ゲートを経てマトリツクスの1行(或いは
1列)のすべての要素に供給し、前記の他のビツ
ト次の係数の各々を1個の論理ゲートの第1入力
端子に供給し、Kの前記零次の係数をも各論理ゲ
ートの第2入力端子に供給して変数Kに対して K=(K1∨K0)2-1+(K2∨K0)2-2+…… +(Ko∨K0)2-n+K02-n (ここに∨は数学的な“または”を意味する) が得られるようにし、各回路Yの部分出力信号
Zijを、前記の部分出力信号のすべてを加算して
出力信号Zを得る作用をする全加算器に供給する
ようにしたことを特徴とする。
本発明によれば上述したような自在のモジユー
ルを実現しうる。乗算、反転および加算演算は2
つのクロツク位相より成る1周期内で1個の回路
Yにより実行される。種々の部分出力信号を加算
し、従つて出力信号を決定する多数の全加算器も
存在する。これらの全加算器は素子Yと同じ論理
およびクロツク位相を用いる。本発明による演算
装置はチツプとも称する1個のモジユールとして
実現するのが好ましい。更に、本発明による装置
を数個用いることにより数個の異なる目的に適用
しうる装置を形成するのが好ましく、これらの数
個の演算装置は1個またはそれ以上のチツプに組
込むのが好ましい。
また、本発明による演算装置によれば、多くと
も2つのオベランドに対する加算器を設計する上
での好適な解決策を得ることができ、この場合前
記の重み係数Kによりこの加算演算に対する2つ
の入力信号に同じ重みを付ける。このことは例え
ば重み係数Kを固定値に制限することにより簡単
に実現しうる。
また本発明による演算装置によれば、2つより
も多いオペランドに対する加算器を設計する上で
の好適な解決策を得ることができ、この場合、前
記の演算装置を数個用いて2つよりも多い入力信
号を加算し、重み係数により前記の数個の演算装
置のすべてに同じ値を割当てるようにする。数個
の演算装置の組合せは簡単である為、上述した加
算器が得られる。
また本発明による演算装置によれば、m×nビ
ツト乗算器を設計する上での好適な解決策を得る
ことができ、この場合前記の入力信号のうちの少
くとも1つを零として前記の出力信号がZ=KA
或いはZ=(1−K)Bとなるようにする。この
場合重み係数Kは乗数として作用し、A或いはB
は被乗数として作用する。
また本発明による演算装置によれば、(m−r)
×(n+lr)ビツト乗算器を設計する上での解決
策を得ることができ、この場合前記の入力信号の
うちの少くとも1つを零とし、前記の演算装置の
うちの第1の演算装置に供給されるmビツト入力
信号の一部、すなわち高次のr(r∈〓)ビツト
を不作動とし、次の高次のrビツトを前記のl個
の他の演算装置の少くとも1つに、すなわち前記
の演算装置の高次のrビツトに対する入力端子に
供給し、前記の第1の演算装置の出力信号を前記
のl個の他の演算装置の出力信号の和に加えるよ
うにする。
この場合乗数を多数のビツトを以つて構成し、
被乗数を少数のビツトを以つて構成するのが有利
である。
また本発明による演算装置によれば、マルチプ
レクサを設計する上での好適な解決策を得ること
ができ、この場合重み係数Kを交互にその2つの
極値とし、これにより入力信号(AおよびB)を
その出力信号として交互に生ぜしめるようにす
る。この効果は、入力信号が本発明による演算装
置の作動周波数よりも低い作動周波数を有する装
置から生じる場合に利用しうる。この場合本発明
による演算装置はあたかもスイツチとして作用す
る。
また本発明による演算装置によればデジタルミ
クサを設計する上での好適な解決策を得ることが
でき、この場合前記の演算装置を1個またはそれ
以上用い、前記の演算装置を数個用い、入力信号
をこれら数個の演算装置に供給し、前記の数個の
演算装置の出力信号を互いに加算するようにす
る。この解決策は1個の演算装置により得られる
値よりも高い分解能(resolution)を必要とする
場合の解決策である。
また本発明による演算装置によればリミツタを
設計する上での好適な解決策を得ることができ、
この場合重み係数Kに対して1ビツトを用い、そ
の他のビツトが存在する場合には、これらの他の
ビツトを零とし、前記の零次ビツトの値を入力信
号の上位ビツトの係数の値により決定し、前記の
入力信号の第2入力信号を第1入力信号により完
全に決定するようにする。この解決策は、演算装
置を簡単にブロツク化および非ブロツク化しうる
為に好適な解決策である。
また本発明による演算装置によれば、巡回型デ
ジタルフイルタを設計する上での好適な解決策を
得ることができ、この場合遅延出力信号の一部の
決定と加算とを1つの演算で行なうようにする。
本発明による演算装置によれば巡回関係を簡単に
実現しうる為に上述した巡回型デジタルフイルタ
が得られる。上述した種類のフイルタは例えばデ
ジタルビデオ処理における雑音抑圧装置として用
いられる。
前記の素子Y、ゲートG、全加算器FAおよび
接続体のすべてを集積回路技術によつて形成する
のが好ましい。
前記の素子Y、ゲートG、全加算器FAおよび
接続体のすべてをNMOS技術によつて形成する
のが好ましい。
以下図面につき本発明の好適例を説明するに当
つてまず数学的解析を行なう。
数学的な式は数学的な操作により変換しうる
為、関連の関数を一般的なモジユールによつて簡
単に電子的に実現しうる。例えば、式 Z=K′q-1A+(1−K′q-1)B …(1) すなわち Z=KA+(1−K)B(ここにK=K′/q)
…(2) =KA+LB(ここにL=1−K) …(2)′ はデジタルプロセツサにより形成しうる。この式
においてAおよびBは双方共mビツトの値を有す
る入力変数である。またKは重み係数である。更
に、q=2nすなわちqは2の正の累乗であり(n
∈〓:ここに〓はすべての自然数の集まり(1、
2、3、…等)である)、oK′q(ここに
K′∈〓+であり〓+は零とすべての正の整数との
集まり(0、1、2、3……等である)である。
Kの2つの極値(K=0およびK=1)のうちの
一方を用いる必要がある場合がある。この場合は
入力変数のうちの一方A或いはBが最大の重みを
受ける場合がある。例えば入力変数Aが最大の重
みを得るものとすると、Kは1にする必要があ
り、1−K=0およびZ=1・A+0・B=Aと
なる。Kが解1/qを有する場合には K=K020+K12-1+K22-2+K32-3…… +Ko-12-n+1+Ko2-n …(3) となる。この場合極値を含むすべての値を実現す
る為には(n+1)ビツトを必要とする。この場
合K=1は零次のビツトをK0=1と仮定し、他
のすべてをKi=0と仮定することにより得ること
ができる。しかし、このようにすると、最上位ビ
ツト値20はK=1の場合のみ用いられ、その他の
場合には常に零となる為、最上位ビツト値の利用
は有効でなくなる。これを有効に利用してK=1
を得る他の方法は K=(K1∨K0)2-1+(K2∨K0)2-2…… +(Ko∨K0)2-n+K02-n …(4) とすることである。これは式(3)中の最上位ビツト
値K020を省略し、K0と最下位ビツト値との積で
あるK02-nを他の項に加え、他のビツト値2-i
(Ki∨K0)を係数として乗じることにより得られ
る。値K=1を必要とする場合には、K0=1と
する。この場合には、K0値をとつてKi値は抑制
する為、 K=1=K02-1+K02-2+…… +K02-n+1+K02-n+K02-n =1×2-1+1×2-2+…… +1×2-n+1+1×2-n+1×2-n となる。K≠1の場合にはK0=0となる為、 K=K12-1+K22-2+……+Ko2-n+K02-n =K12-1+K22-2+……+Ko2-n となる。従つてK0=0である為最後の項K02-n
消去され、他のすべてのビツト値2-iにはそれぞ
れに関連した係数Kiが乗じられる。Kをこのよう
に書き表わすと、ビツト値20はもはや必要ではな
く、他のビツト値2-iをより一層有効に利用する
ことにより値K=1を得ることができる。
デジタル表示では、K+(1−K)=1或いは
=(1−K)である為にKおよび(1−K)は互
いに反転したものである。従つて1−KはKと同
様に書き表わすことができる。すなわち L=1−K=(10)2-1+(20)2-2+…
…+(o0)2-n02-n…(5) となる。
第9図は式(3)および(4)によるKの2つの表示法
に対する係数Kiおよび1−Ki=Liを示す。第9図
は、K0=0の場合に(Ki∨K0)の値はKiの値と
同じであるということを示す。K0=1の場合に
は、K0の値をとつて他のKiの値を抑制し、従つ
て(Ki∨K0)の値はKiの値にかかわらず1とな
る。これと同様な理論がL1およびi0にも当
てはまる。
従つて、関数Z=KA+(1−K)Bを部分関
数Yij=(Ki∨K0)aj+(i0)bjとしてビツト
的に書き表わすことができる。ここにKiはKのi
番目ビツトの係数であり、ajおよびbjはそれぞれ
AおよびBのj番目のビツトの係数である。従つ
てこの関数はZ= 〓i,j Yijとして書き表わせる。従
つて異なるYij値がこれらに関連する有効レベル
(桁の順位)に応じて加えられる。(Ki∨K0)お
よび(i0)は互いに逆の2進値である為、
(Ki∨K0)=“1”である場合には(i0)=
“0”であり、またはその逆であること明らかで
ある。従つてこのようなYijの結果は(Ki∨K0
ajかまたは(i0)bjのいずれかである。
関数Z=KA+LBは上述した数学的な操作に
より電子的に簡単に実現しうる。
第1a図は部分出力信号Yijを表わす部分関数
Yij=(Ki∨K0)aj+(Ki∨K0)bjを電子的に実現
した回路構成の一例を示す。本例では、この回路
をNMOS技術を用いて実現する。この回路は10
個のトランジスタT1〜T10を有し、トランジスタ
T9のみをデイプリーシヨントランジスタとし、
他のすべてのトランジスタをエンハンスメントト
ランジスタとする。更に符号Cはコンデンサを示
し、符号,,,およびは接続点を示
す。入力信号AおよびBのj番目のビツトの値が
入力端子ajおよびbjに供給される。更に、この回
路は前述した数学的解析で説明したようにK0
或いはこのK0の値に依存して係数Kiの1つを検
出する。この回路によつて検出されるKの係数の
値を第1a図にK0iで示す。この回路(以後Y回
路と称する)の出力端子、すなわち接続点には
結果Yij=K0iaj0ibjが生じる。
Y回路には2つの位相、すなわちφp(予備充
電)およびφs(サンプリング)を有するクロツク
信号が供給される。クロツク信号の変化状態を第
1b図に示す。更にY回路の入力端子には値K0i
のみが与えられ、反転値0iはY回路自体によつ
て接続点に生ぜしめられる。0iが発生すると、
所定の条件で例えばφsが発生した直後に接続点
に電圧降下を生ぜしめるおそれがある。
この電圧降下を補償する為に、ブートストラツ
プコンデンサCを用いる。このコンデンサによつ
て接続点の電位は高い値に増大する。このよう
なブートストラツプコンデンサを用いることおよ
びその機能はオランダ国特許出願第8003519号明
細書(特願昭56−92418号明細書に対応)に説明
されている。φpが高レベルにある場合、すなわ
ち予備充電位相中は接続点およびが予備充電
される。φsが高レベルにある場合、すなわちサン
プリング位相中はK0iの論理値とajおよびbjの論
理値とに依存して接続点に積(K0iaj)或いは
(K0ibj)が形成される。従つてY回路はあたかも
スイツチとみなすことができる(反転値は
NMOS技術を使用した結果得られるものであ
る)。接続点に形成された積は、φsが高レベル
にある為、反転形態で接続点に供給される。従
つて接続点には結果Y=K0iaj或いはY=K0ibj
が生じる。従つて形成される関数Yに対しては1
個の出力端子で充分である。
第2aおよび2b図はZ=KA+(1−K)B
を実現する回路を示す。Yは第1a図につき説明
した多数のY回路を示し、FAは全加算器を示し、
G1,G2,……,GoはORゲートを示し、φpおよび
φsはクロツク位相信号を示す。前述した数学的解
析で説明したように、上記の関数は Z= 〓i,j Yijoi=0 (n-1)j=0 (Ki∨K0)aj+(i0)bj ……(6) で表わされる。従つてこの関数はm×(n+1)
マトリツクスと(n+1)×mマトリツクスとの
2つの積の和とみなすことができ、 となる。従つて関数Zを得る為の回路はマトリツ
クス構造となる。従つて行中にはKの係数K0i
存在し、列中にはAおよびBの係数ajおよびbj
存在する。第2a図はこの回路を示す。この回路
(第2aおよび2b図)を以後マトリツクス回路
と称する。
式(4)のKの係数(Ki∨K0)はORゲートG1
G2,……,Goによつて電子的に実現する。K0
1の場合、値“1”がY回路の各K0i入力端子に
供給される。K0=0の場合、値“0”が第1行
のすべてのY回路のK00入力端子に供給される。
従つて式(4)中の加算元素K02-nはこの場合値0を
有する。この場合他の行の素子YはORゲートを
経てこれら素子のK0i入力端子でKiを受ける。素
子Yは更に入力信号aiおよびbj(各列当り毎回A
およびBの1ビツト)を受ける。行および列は互
いに入れ換えることができること明らかである。
各Y回路の出力端子は第2b図に示すように全加
算器の入力端子に接続する。Y回路に対して用い
たのと同じ論理技術を周知の全加算器FAに対し
て用いる。これらの全加算器は既知のようにして
相互接続する。
全加算器の加算出力端子(出力端子S)は同じ
列中の全加算器のうち次の行の全加算器の入力端
子に接続する。全加算器の桁上げ(キヤリ)出力
端子(出力端子C)は次の行の全加算器のうち入
力信号の高次のビツトと関連する次の列中の全加
算器の入力端子に接続する。遅延素子DLは種々
の全加算器の入出力信号をクロツクパルスと同期
させる作用をする。これらのクロツク信号φp
よびφsは全加算器の行当り交互に反転される為、
データの流量を2倍にすることができる。φp
よびφsは互いに反転している為、全加算器の1行
がサンプリング位相にあり、全加算器の次の行が
予備充電位相にある。換言すれば、上記の1行が
処理されている間上記の次の行が準備状態にされ
ている。上記の次の行は次の位相中処理すること
ができる。従つて信号の処理が可成り速くなる。
全加算器の各列の末端に出力信号Zがビツト状に
出力される。従つて全加算器は式(6)に示されるよ
うにKのiとAおよびBのjとのすべてのビツト
に対して加算を行なう。
上述したマトリツクス回路は多くの目的に用い
ることができる。1個またはそれ以上のマトリツ
クス回路を数例につき以下に説明するも、本発明
はこれらの限定されるものではない。
1) 極めて明白な適用例はマトリツクス回路を
m×mビツト加算器として用いる例である。入
力信号AおよびBは必ずしも同数のビツトを以
つて構成する必要はないこと明らかである。し
かし、これらの信号が異なる個数のビツトを有
する場合には、最小数のビツトを有する入力信
号に適当なビツト値の係数を付けることにより
同数のビツトより成る信号をマトリツクス回路
に供給しうる。実現すべき関数をZ=1/2A+ 1/2B或いはZ′=2Z=A+Bとし、これは単に 2進系において1次だけ高次に移動させたもの
に相当する(10進系における小数点をシフトす
るのに匹敵する)。
値K=1/2およびL=1−K=1/2は、K1(第 2a図の最後の行)を1と仮定し、他のすべて
のKiを0と仮定することにより得られる。これ
らをKに対する式(4)、すなわち K=(K1∨K0)2-1+(K2∨K0)2-2+…+
(Ko∨K0)2-n+K02-nに代入すると、 K=1・2-1+0・2-2+…+0・2-n+0・
2-n=1/2 となる。
従つてL=1−Kに対する式(5)では L=(10)2-1+(20)2-2+… +(o0)2-n02-n =0・2-1+1・2-2+……1・2-n +1・2-n=1/2 となる。
数個のマトリツクス回路を使用すれば数個の
入力信号の加算が可能となる。第3図は3個の
マトリツクス回路M1,M2,およびM3を用い
ることにより4個の入力信号A,B,Cおよび
Dを加算する一例を示す。1個のマトリツクス
回路を用いた上述した例と同様に本例の場合も KM1=KM2=KM3=1/2 とする。この場合M1の出力信号は Z1=1/2A+1/2B となる。またM2の出力信号は Z2=1/2C+1/2D となる。またM3の出力信号は Z=1/2Z1+1/2Z2 となり、従つて Z=1/4A+1/4B+1/4C+1/4D 4Z=A+B+C+D となる。この場合、2次だけ高次へ移動され
る。
2) マトリツクス回路はm×mビツト乗算器と
して用いることもできる。この乗算器は2つの
入力信号のうちの一方AまたはBが零に等しい
と仮定することにより実現される。従つて実現
すべき関数は Z=KAまたはZ=(1−K)B である。また数個のマトリツクス回路を用いる
ことにより(m−r)×(n+lr)ビツト乗算器
を得ることもできる。このことは、入力信号の
ビツト数を減少すなわちmビツトからm−rビ
ツトに減少させることにより、重み係数Kのビ
ツト数をビツト数rのl倍だけ増大せしめ、こ
れにより出力信号を減少せしめるということを
意味する。
第4a図は(m−r)×(n+r)乗算器の一
例を示す。本例の乗算器は3つのマトリツクス
回路M1,M2,M3を有する。説明を明瞭とす
る為にB出力信号は零に等しいと仮定した。マ
トリツクス回路M1においては、Aのビツトa0
〜an-r-1のみを用いる。入力信号Aのビツト係
数a0〜an-r-1はマトリツクス回路M2のビツト
入力端子ar〜an-1にも供給する。従つてビツト
a0〜an-r-1はr次だけ高次にすなわちrビツト
だけシフトされる。このセツト・アツプを簡単
な例につき以下に説明する。
マトリツクス回路M3は例えば通例の加算器
として用いることができ、この場合K13が1で
あり、他のすべてのKi3が0であるものとする。
マトリツクス回路M1の出力端子Z1には結果Z1
=K1Aが出力される。ここに Z1on n-r-1j=0 (Ki1∨K01)2-i(aj2j) である。またマトリツクス回路M2の出力端子
Z2には結果Z2=K2A′が出力される。ここに Z2on n-r-1j=0 (Ki2∨K02)2-iaj2j+r である。
次にこれらの結果Z1およびZ2がマトリツクス
回路M3の入力端子に供給される。本例ではM3
を加算器として選択した為、M3の出力端子に
おける結果はZ=1/2Z1+1/2Z2となり、従つて 2Z=Z1+Z2となる。すなわち、 2Z=on n-r-1j=0 (Ki1∨K01)2-i(aj2j) +on n-r-1j=0 (Ki2∨K02)2-iaj2j+r となる。この式は、ajと関連する2のべき指数の
一部分、すなわちrを(Ki2∨K02)と関連する2
のべき指数に移して後者のべき指数を−i+rと
することにより 2Z=on n-r-1j=0 (Ki1∨K01)2-i(aj2j) +on n-r-1j=0 (Ki2∨K02)2-i+r(aj2j) として書き表わすこともできる。また2Zに対す
る式は 2Z=on n-r-1j=0 〔(Ki1∨K01)2-i+(Ki2∨K02
2-i+r〕(aj2j) =on n-r-1j=0 〔(Ki1∨K01)+(Ki2∨K02)2r〕2-i(aj
2j) としても書き表わすことができる。この式から明
らかなように、マトリツクス回路M3の出力端子
における結果Z=K×AでKに対し(n+r)の
ビツト数およびAに対し(m−r)のビツト数を
生じる。
このことを、K=3ビツト、A=4ビツト、r
=1とした簡単な例につき以下に証明する。
K1=(K11∨K01)2-1+(K21∨K01)2-2 +K012-2 K2=(K12∨K02)2-1+(K22∨K02)2-2 +K022-2 A=a020+a121+a222+023 (M1に対する入力信号) A′=a223+a122+a021+020 (M2に対する入力信号) Z1=K1A =〔(K11∨K01)2-1+(K21∨K01)2-2+K012-2
×〔a020+a121+a22〕 =(K11∨K01)2-1a020+(K21∨K01)2-2a020
K012-2a020+(K11∨K01)2-1a121+(K21∨K01
2-2a121+K012-2a221+K(K11∨K01)2-1a222
(K21∨K01)2-2a222+K012-2a222 Z2=K2A′ =〔(K12∨K02)2-1+(K22∨K02)2-2+K022-2
×〔a223+a122+a021〕 =(K12∨K02)2-1a223+(K22∨K02)2-2a223
K022-2a223+(K12∨K02)2-1a122+(K22∨K02
2-2a122+K022-2a122+(K12∨K02)2-1a021+(K22
∨K02)22a021+K022-2a021 =(K12∨K02)20a222+(K22∨K02)2-1a222
K022-1a222+(K12∨K02)20a121+(K22∨K02
2-1a121+K022-1a121+(K12∨K02)20a020+(K22
∨K02)2-1a020+K022-1a020 Z=Z1+Z2 =(K11∨K01)2-1a020+(K21∨K01)2-2a020
K012-2a020+(K11∨K01)2-1a121+(K21∨K01
2-2a121+K012-2a121+(K11∨K01)2-1a222+(K21
∨K01)2-2a222+K012-2a222+(K12∨K02)20a222
+(K22∨K02)2-1a222+K022-1a222+(K12∨K02
20a121+(K22∨K02)2-1a121+K022-1a121+(K12
∨K02)20a020+(K22∨K02)2-1a020+K022-1a020 =〔(K11∨K01)2-1+(K12∨K02)20〕a020
〔(K21∨K01)2-2+(K22∨K02)2-1〕a020
(K012-2+K022-1)a020+〔(K11∨K01)2-1+(K12
∨K02)20〕a121+〔(K21∨K01)2-2+(K22∨K02
2-1〕a121+(K012-2+K022-1)a121+〔(K11
K01)2-1+(K12∨K02)20〕a222+〔(K21∨K01
2-2+(K22∨K02)2-1〕a222+(K012-2+K022-1
a222 =〔(K12∨K02)20+(K11∨K01)2-1〕〔a020
a121+a222〕+〔(K22∨K02)2-1+(K21∨K01
2-2〕〔a020+a121+a222〕+(K022-1+K012-2
(a020+a121+a222) =〔(K12∨K02)20+(K11∨K01)2-1+(K22
K02)2-1+(K21∨K01)2-2+K022-1+K012-2〕×
〔a020+a121+a222〕 最後の式においてK2の係数はK1の係数よりも
高次と関連する為、2進系においてプラス符号が
除去され、これらを隣接して書込むことができ
る。従つて3×4乗算器が得られる。
上述したのと同様にして数個のマトリツクス回
路を用いることによりm×(n+lr)ビツト乗算
器を実現しうる。第4b図はm×(n+r)ビツ
ト乗算器の一例を示す。この場合入力信号のうち
最下位からr個のビツトをマトリツクス回路M1
に供給しない。マトリツクス回路M1の入力端子
a0には入力信号Aの係数an-r-1が与えられ、入力
端子a1には係数an-rが与えられ、以下同様であ
り、係数an-1が通例のようにして与えられる。マ
トリツクス回路M1に対する入力信号におけるr
ビツトのシフトの為にまたAに対するM2のすべ
ての入力端子を用いる為に出力信号Zによれば
M3の出力端子にm×(m+r)ビツト信号を生ぜ
しめる。
3) マトリツクス回路はマルチプレクサとして
も用いることもできる。第5図はマトリツクス
回路をマルチプレクサとして用いる一例を示
す。この第5図の回路は例えばマトリツクス回
路Mのクロツク周波数、例えば35MHzに等し
いクロツク周波数で作動するデータ源1を有す
る。素子2および3は例えばクロツク周波数の
2分の1、本例では17.5MHzで作動するメモ
リである。メモリ2および3をマトリツクス回
路のクロツク信号の周波数の2分の1に等しい
周波数で作動させ、Kに値0(すべてのKiに0)
と1(すべてのKiに1)とを交互に与えると、
時分割多重化が可能となる。すなわち各々がm
ビツトの2つのワードで時分割多重化を可能と
する。K=1の場合 Z=KA+(1−K)B =A+0B=A となり、K=0の場合 Z=0A+(1−0)B=B となる。従つて出力端子ZにはA或いはBが交
互に得られ、これらはそれぞれメモリ2の出力
信号およびメモリ3の出力信号に相当する。
4) またマトリツクス回路はデジタルミクサと
しても用いることができる。関数Z=KA+
(1−K)Bが実現される結果、入力量Aおよ
びBの一部分が混合される。またビツト数を制
限することによりKの分解能(resolution)を
高めることもできる。数個のストリツクス回路
を用いることによりこの点についての解が得ら
れる。
第6a図はいかにして3個のマトリツクス回
路により分解能を2-n-1に高めうるかというこ
とを示す。一例として以下の仮定を行なう。
KM1nビツトKM1=(KM11∨KM10)2-1+…… +KM102-n KM22ビツトKM2=(KM21∨KM20)2-1 +(KM22∨KM20)2-2+KM202-2 KM32ビツトKM3=KM31∨KM30)2-1 +(KM32∨KM30)2-2+Ko302-2 M1,M2およびM3はマトリツクス回路であ
る。マトリツクス回路を加算器として用いた場
合のように本例の場合も KM3=1/2(KM31=1) を選択する。更にKM2に対してはKM2=1と
KM2=0と(すべてのKM2iを1にするのと、す
べてのKM2iを0にするのと)の2つの可能性が
ある。KM2=0の場合にはM2の出力端子にお
ける結果は Z2=KM2A+(1−KM2)B=B となり、M1の出力端子における結果は Z1=KM1A+(1−KM1)B となり、M3の出力端子における最終結果は Z=1/2Z1+1/2Z2 =1/2KM1A+1/2(1−KM1)B+1/2B =KM1/2A+(1−KM1/2)B となる。同様にKM2=1の場合には Z2=A Z=1/2KM1A+1/2(1−KM1)B+1/2A =1/2(KM1+1)A+1/2(1−KM1)B となる。このことをKM1=2ビツトの場合につ
き第6c図に示す。この第6c図はいかにして
マトリツクス回路M1の出力信号Z1の結果2-2
1/4によりマトリツクス回路M3の出力信号Zを 1/22+1=1/23=1/8にするかを示す。
更に多くのマトリツクス回路を用いることに
より分解能を更に高めることができる。第6b
図はいかにして第6a図につき説明したセツ
ト・アツプと類似のセツト・アツプにより分解
能を2-nから2-n-rに高めうるかを示す。本例で
は5個のマトリツクス回路M1〜M5を用いる。
マトリツクス回路M1の出力信号Z1が2-nの分解
能を有し(KM1はnビツト)、マトリツクス回
路M2およびM3の出力信号Z2およびZ3は双方共
分解能1を有しKM2およびKM3は双方共1ビツ
ト)、KM4およびKM5は双方共2ビツトであるも
のとすると、マトリツクス回路M5の出力信号
Zは Z=1/2Z3+1/2Z4 Z=1/2Z3+1/2〔1/2Z1+1/2Z2〕 Z=1/2<A B+1/2〔1/2(K′/2nA+(1
−K′/2n) B)+1/2<A B〕 (ここに0K′2nであり、<A BはAまたはBを
表わす。) Z=1/2<A B+1/4〔K′/2nA+(1−K′/2n
)B+ <A B〕 となる。従つてZの分解能は1/4・1/2n=1/2n+2 である。第6aおよび6b図に示すような種々
のマトリツクス回路Miの種々のKM値に対して
より多くのビツトを用いることにより分解能を
高めることもできその手段は上述した例に限定
されるものではない。
5) またマトリツクス回路はリミツタにも適用
しうる。マトリツクス回路を用いることにより
所定量のmビツト表現(2つの補数表現におけ
る)から上記の量の(m−p)ビツト(p∈
〓)表現への切換えを行なうことができる。こ
の可能性を第7aおよび7b図に示す。
重み係数Kに対しては1ビツトで充分であ
る。すなわちK=1またはK=0となる。Kに
対して数個のビツトが得られる場合には、例え
ばK0のみを用いて他のすべてのKiは接地すれ
ばよい。入力信号Cの下位ビツト(C0,C1
…Cn-p-2)は変更することなくマトリツクス回
路Mの入力端子Aに供給する。その理由はこれ
らの値は双方の表現において同一である為であ
る。従つて上位ビツト(Cn-p-1,……,Cn-1
に対する処理を種々の場合につき以下に説明す
る。
a) Cn-1=0、Cn-2=0,……,Cn-p-1
0の場合: 反転ORゲート21およびORゲート23
の為にK=1となる。従つてマトリツクス回
路Mの出力端子には値Z=1・A+0・Bが
出力され、この場合この出力は A=C〔C0,C1,…,Cn-p-1〕 に相当する。
b) Cn-1=0;Cn-2,…,Cn-p-1が“0”
または“1”であるがすべてが“0”でない
場合; 反転ORゲート21の出力端子には“0”
が現われ、ANDゲート22の出力端子には
“0”が現われ、ORゲート23の出力端子
には“0”が現われる。従つてK=0とな
る。
従つてマトリツクス回路Mの出力端子には
値Z=0+1・B=Bが出力される。入力値
Bはビツトbn-1,…,bn-p-1に対しこの2つ
の補数表現における符号を示すCの最上位ビ
ツトであるCn-1のビツト値をとることによ
り構成される。従つて、最上位ビツトbn-p-1
も(m−p)ビツト表現における符号を示
す。
Cn-1=0である為、bn-1…=bn-p-1=0で
ある。b0,……,bn-p-2である他のすべての
ビツトはCn-1の反転値を有するようにする。
このことをCn-1の信号を反転ゲート24の
入力端子に与えることにより実現する。この
反転ゲート24の出力端子はBの入力端子
b0,……,bn-p-2に接続する。Cn-1=0であ
る為、b0=b1=……bn-p-2=1となる。従つ
て(m−p)ビツト表現における最大値がマ
トリツクス回路Mの出力端子Zに出力され
る。このことは予期されるべきことであつ
た。その理由は値“1”が正(Cn-1=0)
入力信号Cの上位側ビツトCn-1,……,
Cn-p-1に生じる為である。
c) Cn-1=1;Cn-2,……,Cn-p-2が“0”
または“1”であるも、すべてが“1”でな
い場合; 反転ORゲート21の出力端子には“0”
が現われ、ANDゲート22の出力端子には
“0”が現われ、ORゲート23の出力端子
には“0”が現われる。従つてK=0および
Z=Bとなる。
その他の処理はb)につき説明した通りで
ある。しかし、Cn-1=1である為biビツトの
値のみ異なる。すなわち、 bn-1=……=bn-p-1=“1” bn-p-2=……=b0=“0” となる。従つてマトリツクス回路Mの出力端
子Zには(m−p)ビツト表現における最大
値が出力される。このことも予期されるべき
ことであつた。その理由は値“1”が負
(Cn-1=1)入力信号Cにおける上位側のビ
ツトCn-1,……,Cn-p-1に生じる為である。
d) Cn-1=Cn-2=……=Cn-p-1=1の場
合: 反転ORゲート21の出力端子には“0”
が現われ、ANDゲート22の出力端子には
“1”が現われ、ORゲート23の出力端子
には“1”が現われる。従つてK=1および
Z=Aとなり、このことはA=Cを意味す
る。
6) マトリツクス回路は巡回型フイルタの設計
に対する解を与える。巡回型フイルタは巡回関
係によつて実現したデイジタルフイルタであ
り、このことは、フイルタの出力端子における
信号は瞬時tにこのようなフイルタ素子の入力
端子に供給される信号とこの入力信号に対して
期間τだけ遅延された帰還信号とを重み付けし
て加算したものによつて決まるということを意
味する。
第8a図はマトリツクス回路を用いた巡回型
フイルタの一構成例を示す。マトリツクス回路
Mは出力信号Z′=KA+(1−K)Bを有する
為、このマトリツクス回路は巡回型フイルタを
設計するのに適している。マトリツクス回路M
の一方の入力端子100に入力信号A(t)を
供給し、他方の入力端子101に帰還遅延出力
信号Z(t−τ)を瞬時tに入力信号B(t)と
して供給することにより重み付けされた和信号
K(t)A(t)+(1−K(t))B(t)が出力
信号として生じる。従つて、瞬時tにはマトリ
ツクス回路Mの出力端子に Z(t)=K(t)A(t)+(1−K(t))
Z′(t) …(10) が生じる。ここにZ′(t)は遅延時間τを有す
る遅延素子102の出力信号である。従つて、 Z′(t)=Z(t−τ) ……(11) となる。(10)式を(11)式に代入すると、 Z′(t)=K(t)A(t−τ)+(1−K(t)

Z′(t−τ) …(12) が得られる。Z変換を用いると(Z変換は文献
IEEE Transaction Vol.AU−20、December
1972の第323頁(L.Rabiner等著)に記載され
ている)、 Z′(t−τ)=Z′(t)z-n A(t−τ)=A(t)z-n …(13) となる。(13)式を(12)式に代入すると、 Z′(t)=KA(t)z-n+(1−K)Z′(t)z-n Z′(t)〔1+(K−1)z-n〕=KA(t)z-n Z′(t)/A(t)=Kz-n/1+(K−1)z-n となる。これから巡回型フイルタに対する伝達
関数は H(z)=Kz-n/1+(K−1)z-n となる。マトリツクス回路と関連するK値は可
変としうる為、巡回型フイルタの帯域幅を変え
ることができる。第8b図には、H(fo)をK
の種々の値に対し正規化周波数fo=f/fクロ
ツクであるfoの関数として示す。
【図面の簡単な説明】
第1a図は部分出力信号Yijを電子的に実現す
る回路の一例を示す線図、第1b図はY回路に対
するクロツク信号の変化を示す波形図、第2aお
よび2b図は出力信号Z=KA+(1−K)Bを
電子的に実現する回路を示す線図、第3図は数個
のマトリツクス回路を用いた4入力信号用加算器
の一例を示すブロツク線図、第4a図は(m−
r)×(n+r)ビツト乗算器の一例を示すブロツ
ク線図、第4b図はm×(n+r)乗算器の一例
を示すブロツク線図、第5図はマトリツクス回路
をマルチプレクサとして用いた回路の一例を示す
ブロツク線図、第6aおよび6b図は複数個のマ
トリツクス回路より成るデジタルミクサの二例を
示すブロツク線図、第6c図はデジタルミクサの
出力信号の説明図、第7a図はマトリツクスを用
いたリミツタを示す回路線図、第7b図は制限信
号の構成を示す説明図、第8a図はマトリツクス
回路を用いた巡回型フイルタの一構成例を示すブ
ロツク線図、第8b図は可変帯域幅デジタルフイ
ルタに対する伝達関数H(fo)を正規化周波数fo
の関数として示す説明図、第9図は係数を示す説
明図である。 T1〜T10…トランジスタ、C…コンデンサ、
aj,bj…入力端子、FA…全加算器、G1〜Go…OR
ゲート、DL…遅延素子、M1〜M5,M…マトリ
ツクス回路、1…データ源、2,3…メモリ、2
1…反転ORゲート、22…ANDゲート、23…
ORゲート、24…反転ゲート、102…遅延素
子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演算を電子的に実行する演算装置であつて、
    演算を多くとも3つのデジタル変数で実行するこ
    とができ、これらの変数のうちの第1および第2
    の2つの変数がそれぞれmビツトを有し且つ入力
    信号(AおよびB)を表わし、第3の変数が(n
    +1)ビツト(n≧0)を有し且つ重み係数とし
    て作用し、前記のデジタル変数で実行する演算を
    K・A+(1−K)・Bの形態とし、この演算の結
    果Z=K・A+(1−K)・Bが、演算をビツト的
    に実行することにより形成されるデジタル出力信
    号を表わし、部分出力信号Zij=Kiaj+(1−Ki
    bjをA(aj)とB(bj)とK(Ki)との各ビツト係数
    当り得るようにした演算装置において、前記の部
    分出力信号を1周期内で1個の回路Yによつて形
    成し、A,BおよびKの種々のビツトに対し部分
    出力信号を形成するすべての電子回路を(n+
    1)×mマトリツクスのマトリツクス要素Yijとし
    て配置し、重み係数の零次ビツトの係数K0のビ
    ツト値をマトリツクスの行(或いは列)の1つの
    前記のすべての要素Yijに直接供給し、Kの他の
    ビツト次の係数のビツト値をそれぞれ論理ゲート
    を経てマトリツクスの1行(或いは1列)のすべ
    ての要素に供給し、前記の他のビツト次の係数の
    各々を1個の論理ゲートの第1入力端子に供給
    し、Kの前記の零次の係数をも各論理ゲートの第
    2入力端子に供給して変数Kに対して K=(K1∨K0)2-1+(K2∨K0)2-2+…… +(Kn∨K0)2-n+K02-n (ここに∨は数学的な“または”を意味する)が
    得られるようにし、各回路Yの部分出力信号Zij
    を、前記の部分出力信号のすべてを加算して出力
    信号Zを得る作用をする全加算器に供給するよう
    にしたことを特徴とする演算装置。 2 多くとも2つのオペランドに対する加算器と
    して作用する特許請求の範囲第1項に記載の演算
    装置において、前記の重み係数Kにより双方の入
    力信号に同じ重みを割り当てるようにしたことを
    特徴とする演算装置。 3 2つよりも多いオペランドに対する加算器と
    して作用する特許請求の範囲第1項に記載の演算
    装置において、前記の演算装置を数個用いて2つ
    よりも多い入力信号を加算し、重み係数により前
    記の数個の演算装置のすべてに同じ値を割当てる
    ようにしたことを特徴とする演算装置。 4 m×nビツト乗算器として作用する特許請求
    の範囲第1項に記載の演算装置において、前記の
    入力信号のうちの少なくとも1つを零として前記
    の出力信号がZ=KA或いはZ=(1−K)Bと
    なるようにしたことを特徴とする演算装置。 5 (m−r)×(n+lr)ビツト(l∈〓)乗算
    器として作用する特許請求の範囲第1項に記載の
    演算装置において、前記の入力信号のうちの少な
    くとも1つを零とし、前記の演算装置のうちの第
    1の演算装置に供給されるmビツト入力信号の一
    部、すなわち高次のr(r∈〓)ビツトを不作動
    とし、次の高次のrビツトを前記のl個の他の演
    算装置の少なくとも1つに、すなわち前記の演算
    装置の高次のrビツトに対する入力端子に供給
    し、前記の第1の演算装置の出力信号を前記のl
    個の他の演算装置の出力信号の和に加えるように
    したことを特徴とする演算装置。 6 マルチプレクサとして作用する特許請求の範
    囲第1項に記載の演算装置において、重み係数K
    を交互にその2つの極値とし、これにより入力信
    号(AおよびB)をその出力信号として交互に生
    ぜしめるようにしたことを特徴とする演算装置。 7 デジタルミクサとして作用する特許請求の範
    囲第1項に記載の演算装置において、前記の演算
    装置を数個用い、入力信号をこれら数個の演算装
    置に供給し、前記の数個の演算装置の出力信号を
    互いに加算するようにしたことを特徴とする演算
    装置。 8 リミツタとして作用する特許請求の範囲第1
    項に記載の演算装置において、演算装置の第1入
    力信号を2つの補数形態である制限されるべき信
    号を以つて構成し、前記の演算装置の第2入力信
    号を第1入力信号の信号ビツト係数から取出し、
    重み係数Kを、第1入力信号の上位ビツトの係数
    がすべて等しいか或いはすべてが等しいものでな
    い場合にそれぞれ1或いは0とするようにしたこ
    とを特徴とする演算装置。 9 遅延出力信号の一部を入力信号に加えるよう
    にした可変帯域幅巡回型デジタルフイルタとして
    作用する特許請求の範囲第1項に記載の演算装置
    において、遅延出力信号の一部の決定と加算とを
    1周期内で行なうようにしたことを特徴とする演
    算装置。 10 特許請求の範囲第1項に記載の演算装置に
    おいて、前記の素子Y、ゲートG、全加算器FA
    および接続体のすべてを集積回路技術によつて形
    成したことを特徴とする演算装置。 11 特許請求の範囲第1または10項に記載の
    演算装置において、前記の素子Y、ゲートG、全
    加算器FAおよび接続体のすべてをNMOS技術に
    よつて形成したことを特徴とする演算装置。
JP56158264A 1980-10-06 1981-10-06 Arithmetical device Granted JPS5793474A (en)

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