JPS648115B2 - - Google Patents

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JPS648115B2
JPS648115B2 JP9715782A JP9715782A JPS648115B2 JP S648115 B2 JPS648115 B2 JP S648115B2 JP 9715782 A JP9715782 A JP 9715782A JP 9715782 A JP9715782 A JP 9715782A JP S648115 B2 JPS648115 B2 JP S648115B2
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JP
Japan
Prior art keywords
fibers
acrylic
weight
soft polyurethane
dmf
Prior art date
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Expired
Application number
JP9715782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58214584A (ja
Inventor
Shoichi Nagai
Yukimasa Nakamura
Yoshifumi Wada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は1デニール以下の極細アクリル系繊維
を用いた繊維製品のウレタン樹脂加工方法に関す
るものである。従来より、織布、不織布などの繊
維製品に軟質ポリウレタンを含浸、又はコーテイ
ング加工する方法が数多く提案されている。 この様な加工において一般に乾式法と呼ばれる
方法においては軟質ポリウレタンの溶剤を乾燥に
よつて蒸発させ固着させる方法が通常用いられて
いる。 この時、軟質ポリウレタンの溶剤としては、ポ
リウレタンを溶解するN―N―ジメチルホルムア
ミド(以下DMFと略称する。)が最も多く用いら
れている。 しかし乍ら、DMFがアクリル系繊維を溶解さ
せるために、繊維製品中にアクリル系繊維が含ま
れている場合、軟質ポリウレタン溶液を上記繊維
製品に含浸又はコーテイング等によつて付与する
と繊維製品中のアクリル系繊維が溶解してしまう
欠点があつた。 とりわけ極細のアクリル系繊維を使つたものは
その溶解が早いので特に問題であつた。 本発明はかかる欠点を解消しアクリル系極細繊
維を含む繊維製品にも応用できる軟質ポリウレタ
ン樹脂による加工方法を提供するものであつて、
その発明の要旨とするところは、1デニール以下
の極細アクリル系繊維を30重量%以上含む繊維製
品に軟質ポリウレタン溶液を含浸又はコーテイン
グによつて付与し、次いで乾燥固着する加工方法
において、軟質ポリウレタン溶液として、該軟質
ポリウレタン溶液に含まれるDMFと相溶性を有
し、且つDMFの沸点より高い沸点を有し、しか
も極細アクリル系繊維を溶解し得ない溶剤を
DMFに対し10〜30重量%混入した軟質ポリウレ
タン溶液を使用することを特徴とするアクリル系
極細繊維製品のウレタン樹脂による加工方法にあ
る。 本発明において適用されるアクリル系極細とし
ては特に限定はなく従来から使用されているポリ
アクリロニトリル、又は70%(重量)以上のアク
リロニトリルを含む共重合体、又はこれ等2種以
上の混合物であつてもよい。又、繊維が短繊維又
は長繊維使いであつてもよいが、これ等アクリル
繊維の繊度が1デニール以下の繊維から構成され
ていると、特に本発明の効果が顕著に発揮され
る。 繊維製品としては編織物、不織布等布帛類であ
ればいずれにも適用可能である。 アクリル系極細繊維と混入される他の繊維にも
格別の限定はなく、天然繊維、再生繊維、半合成
繊維、合成繊維のいずれであつてもよくこれ等の
繊維も又短繊維、長繊維のいずれであつてもよ
い。これ等、混入される繊維については特に繊度
の限定はない。 本発明に用いられる繊維製品は30重量%以上の
前記アクリル系極細繊維を混入していることが必
要である。30重量%以下の場合には軟質ポリウレ
タン加工時にDMFによつてアクリル繊維がたと
え溶解してもそのダメージが小さく、性能上特に
溶解による欠点が現れない。 アクリル系極細繊維が30重量%以上になると
DMFによつてアクリル繊維が溶解した場合、風
合の硬化性能の低下が明確に現れる。 本発明方法に用いられる軟質ポリウレタンは従
来繊維製品の加工に用いられるポリエーテル系、
或いはポリエステル系ポリウレタン及びこれ等の
2種以上の混合物であつても良い。 ポリエーテル系ポリウレタンは、少く共1種の
ポリアルキレングリコールと少なくとも1種の有
機ジイソシアネートとの反応物をアミノ原子に結
合する2個の活性水素原子を有する化合物を用い
て鎖延長して得られたものである。又ポリエステ
ル系ポリウレタンは、少く共1種のアルキレング
リコールと少くとも1種の有機酸と反応せしめて
得られたポリエステルと、少くとも1種の有機ジ
イソシアネートとの反応生成物をアミノ原子に結
合する2個の活性水素原子を有する化合物を用い
て鎖延長して得られたものである。 本方法における軟質ポリウレタンの付与方法と
しては、バツテイング後にマングルで絞つて乾燥
する方法、又は、ナイフコーター、ロールコータ
ー等のコーテイングマシンによつて付与後、乾燥
する方法の何れの方法でもよいが、コーテイング
後、乾燥熱処理するいわゆる乾熱処理方法に限定
される。 本発明方法に用いられる、DMFと相溶性を有
し且つDMFの沸点より高く、しかもアクリル系
極細繊維を溶解し得ない有機溶剤としては例え
ば、プロピルベンゼン、テトラリン、ヘキサノー
ル、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、
1―フエニルエタノール、2―フエニルエタノー
ル、エチレングリコール、1.2―プロパンジオー
ル、1.3―プロパンジオール、グリセリン、アニ
ソール、フエネトール、ベンズアルデヒド、フル
フラール、シクロヘキサノン、アセトフエノン、
O―ジクロルベンゼン、安息香酸メチル、安息香
酸エチル、サリチル酸メチル等がある。これ等の
有機溶剤は単独で或いは2種以上を混合して用い
ることが出来る。 ここにおいて重要なことはDMFと相溶性を有
し、しかもアクリル系極細繊維を溶解し得ない有
機溶剤であることが必要条件であるが、更に
DMFの沸点より高い溶剤を用いることが最も大
切であり、DMFの沸点より低い有機溶剤を混入
した場合には、乾燥工程においてDMFによるア
クリル極細繊維の溶解を妨ぐ事は難しく、風合的
にも硬くなり性能の低下も大きくなる。 これ等、有機溶剤の添加量は軟質ポリウレタン
樹脂溶液中に含まれるDMFに対し10〜30重量%
でよい。10重量%未満では、アクリル極細繊維の
溶解を妨ぐ事は難しく、逆に30重量%を超えると
溶剤の種類によつては併用安定性が劣つたり又、
乾燥熱処理後も布帛上に残り悪影響を及ぼすこと
があり適さない。 軟質ポリウレタン樹脂を塗布された布帛は、そ
の後100〜150℃の温度で乾燥熱処理した後、場合
によつてはソーピングを実施後、柔軟、撥水加工
等を行なつて製品とする。得られる製品は、ポリ
ウレタン樹脂による適度な反撥性と防風性、更に
は形態安定性に優れた製品である。 以下、実施例によつて本発明を更に具体的に説
明する。実施例中単に%、部とあるのは重量%、
重量部の意味である。 尚、実施例中における評価方法は以下の様な方
法によるものである。 (1) 剛柔度 JIS L1079A法(45゜カンチレバー法)に準じ
て評価した。 (2) 風合判定 ハンドリングによりその柔軟性を主体に評価
し次の様な判定を行なつた。 (ソフト)〇>△>×>××(硬い) (3) チヨークマーク性 表面の毛羽の動きを指先で確認し、次の様な
判定を行なつた。 (動き良好)〇>△>× (劣る) 実施例 1 単繊維繊度が0.8dのアクリル系繊維と綿を混紡
し混紡率、アクリル繊維/綿(%)、25/75、
30/70、50/50、70/30の1/80MC糸を作成後
28Gシンカー天竺編地を編成した。この天竺編地
の片面にロールコーターを用いて下記の軟質ポリ
ウレタン樹脂溶液をウエツト重量で50g/m2コー
テイングした後、100℃で乾燥後、更に130℃で熱
処理を行なつた。その後、弗素系撥水剤及びカチ
オン系柔軟剤を含む液で浸漬処理した後乾燥し
た。
【表】 本発明方法によつて得られた製品は表面が撥水
性を有し、適度な風合及びストレツチバツク性、
更には防風性に優れたものであつた。 得られた製品の風合は次の通りであつた。
【表】 上記の結果に見られる如く従来の処法ではアク
リルの混率が30%以上になると、明らかにDMF
によつてアクリルが溶解し、風合硬化が起こつて
いることが判る。 従つて、アクリルの混率が30%以上になつた場
合は本発明による処理方法を採用する必要があ
る。 実施例 2 アクリロニトリル93重量%、酢酸ビニル7重量
%の共重合体をジメチルアセトアミドに溶解し、
湿式紡糸した。次いで沸騰水中で延伸し平均繊度
0.1デニール、総繊度4200デニールの極細繊維ト
ウを得た。 このトウを3mにカツトし該短繊維を通常の離
解機にて均一に単繊維状に離解し、円網抄紙機に
て目付25g/m2のウエブを取つた。 これとは別に沸騰水中での潜在的収縮率40%の
ポリエステルフイラメント75d/36fにて150cm/
540ループのシングルジヤージを編成した。 前記のウエブをこのポリエステル編地上に積層
し、これを90メツシユの金網上に載置した。 次いでウエブ側から孔径0.15mm、孔間距離1mm
の多数孔ノズルを用い高圧液体柱状流処理を10
Kg/cm2G、30Kg/cm2G、及び30Kg/cm2Gの圧力で
連続的に施こした。得られたシートを裏がえし、
その上に前記ウエブを2枚積層し、同様の条件で
高圧液体柱状流処理を施こした。 このシートを沸騰水中で収縮せしめ(面積収縮
率40%)次いで乾燥し、150℃でヒートセツトし
た後、染色してシート構造体を得た。得られたシ
ートの各特性値は以下の通りであつた。 引張強力 経 緯 9.0Kg/cm 5.1 〃 極細繊維/基布(重量比)=0.93 目 付 225g/m2 布 厚 0.62 mm 尚、得られたシート構造体は基布の両面が極細
繊維で覆われ、且つ片面が立毛状(A面)片面は
毛羽が伏せられた状態(B面)のシートであり、
ドレープ性と柔軟性に優れたものであつた。 シートのB面側に下記のA〜E組成の溶剤系軟
質ポリウレタン樹脂液をロールコーターを用いて
ウエツト重量で80g/m2塗布した後130℃で5分
間乾燥した。 その後50℃×20分のソーピング及び柔軟処理を
実施して製品とした。得られた製品は次の通りで
あつた。
【表】 上記結果に見られる様にポリウレタン溶液の溶
剤がDMF単独使用の場合及びDMFの沸点より低
い溶剤を混入した場合にはアクリル繊維の溶解が
発生し、風合が硬いものであつた。 一方、DMFの沸点より高い溶剤であるエチレ
ングリコールを本発明法の規制範囲内で用いたも
のは、風合の硬化がなくしかも処理上全く問題の
ないものであつた。 一方、エチレングリコールがDMFに対し30重
量%を越えて使用したものは処理液の安定性が劣
り加工不能であつた。 実施例 3 実施例2の方法において作成したシート構造体
を下記A〜C組成の溶剤系ポリウレタン樹脂溶液
を用い含浸処理后マングルで搾液(絞り率100%)
した後130℃で5分間乾燥した。次いでサンデイ
ングマシンによつて表面をサンデイングした後、
ソーピング→柔軟処理→ブラツシング処理して製
品とした。 得られた製品は次の通りである。
【表】 上記結果に見られる如く、本発明法で処理した
ものは風合のソフト性の点で優れ、しかも表面の
毛羽の微妙な動きとヌメリ性を有しており、天然
のスエードと近似した皮革様シートであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1デニール以下の極細アクリル系繊維を30重
    量%以上含む繊維製品に軟質ポリウレタン溶液を
    含浸又はコーテイングによつて付与し、次いで乾
    燥固着する加工方法において、軟質ポリウレタン
    溶液として、該軟質ポリウレタン溶液に含まれる
    N―N―ジメチルホルムアミドと相溶性を有し、
    且つN―N―ジメチルホルムアミドの沸点より高
    い沸点を有し、しかも極細アクリル系繊維を溶解
    し得ない溶剤をN―N―ジメチルホルムアミドに
    対し10〜30重量%混入した軟質ポリウレタン溶液
    を使用することを特徴とするアクリル系繊維製品
    のウレタン樹脂による加工方法。
JP9715782A 1982-06-07 1982-06-07 アクリル系繊維製品のウレタン樹脂による加工方法 Granted JPS58214584A (ja)

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JPS58214584A JPS58214584A (ja) 1983-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01156579A (ja) * 1987-12-14 1989-06-20 Kanebo Ltd コーティング織物の製造方法

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