JPS649285B2 - - Google Patents

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JPS649285B2
JPS649285B2 JP6600881A JP6600881A JPS649285B2 JP S649285 B2 JPS649285 B2 JP S649285B2 JP 6600881 A JP6600881 A JP 6600881A JP 6600881 A JP6600881 A JP 6600881A JP S649285 B2 JPS649285 B2 JP S649285B2
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JP
Japan
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physiologically active
monomer
active substance
weight
aqueous solution
Prior art date
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Expired
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JP6600881A
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English (en)
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JPS57183713A (en
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Masaru Yoshida
Isao Kaetsu
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Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生理活性物質を包括する徐放性マイク
ロスフイアカプセルの製造方法に関する。より詳
しく述べれば、本発明は生理活性物質をモノマー
中に分散させ、ついで高分子水溶液を添加したの
ち0℃以下の低温で水相を凍結させて電離性放射
線を照射することから成る生理活性物質を包括す
る徐放性マイクロスフイアカプセルを製造する方
法に関する。
マイクロスフイアカプセルを製造する技術の開
発および確立は医学、化学等の分野で益々重要に
なつてきている。即ち、例えば制癌剤を含有し且
つ徐放性を有するマイクロスフイアを製造するこ
とが出来れば癌患者に手術を施すことなくインジ
エクシヨン法などによつて癌患部に直接導入した
り或は血管に注射して間接的に癌患部に導入する
ことが可能になる。
制癌剤をはじめとして生理活性物質は一般に熱
あるいは放射線照射によつて力価低下を起しやす
いが、0℃以下の低温において処理する場合はそ
の力価低下は殆ど無視出来ることが本発明者等の
研究の結果わかつた。従つて本発明はこの事実に
基礎をおいて完成されたものである。即ち、本発
明は0℃〜120℃の低温において重合可能な疎水
性の低温ガラス化性ビニル系重合性単量体を生理
活性物質の存在の下で光もしくは電離性放射線を
照射することによつて重合されることを特徴の1
つとする。
本発明で使用する疎水性低温ガラス化性ビニル
系重合性単量体(以下モノマーと略す場合があ
る)とは0℃〜−120℃の温度においてその単量
体がガラス転移温度より高ければ結晶化せず過冷
却状態を呈し、かつガラス転移温度より50℃高い
温度付近に0℃以下の重合温度領域での最大重合
初速度を有する単量体のことで以下に例示される
単量体を包含される:ヒドロキシエチルメタアク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒド
ロキシプロピルメタアクリレート、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、ヒドロキシブチルメタアク
リレート、ヒドロキシブチルアクリレート、グリ
コールジメタアクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタアクリレート、ポリエチレングリコー
ル#200ジメタアクリレート、ポリエチレングリ
コール#400ジメタアクリレート、ポリエチレン
グリコール#600ジメタアクリレート、ジエチレ
ングリコールジアクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコール
#200ジアクリレート、ポリエチレングリコール
#400ジアクリレート、ポリエチレングリコール
#600ジアクリレート、トリメチロールプロパン
トリメタアクリレート、トリメチロールエタント
リメタアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、トリメチロールエタントリアク
リレート、クリシジルメタアクリレート。
以下、本発明の構成を説明する。
本発明に従つて1種もしくは2種以上の0℃〜
−120℃の低温領域において光または電離性放射
線によつて重合可能な疎水性低温ガラス化性ビニ
ル系重合性単量体に、10μm以下に微紛砕した比
較的該単量体に溶解しにくい1種もしくは2種以
上の生理活性物質0.1〜200重量部を添加し機械的
撹拌によつてよく撹拌して生理活性物質をモノマ
ー中によく分散させ、撹拌をおこないながら、さ
らに系中に2重量%以下で効果的量の水溶性高分
子を含む水溶液10〜500重量部を添加し生理活性
物質を含んだモノマースフイアを水中によく分散
させ、その後直ちにこの生理活性物質を含んだマ
イクロスフイアモノマーの分散した水溶液を0℃
〜−120℃の温度で凍結させ、この凍結状態で光
または電離性放射線を照射して疎水性低温ガラス
化性ビニル系重合性単量体を重合する工程から成
る生理活性物質を包括したマイクロスフイアカプ
セルが製造される。
所で、本発明者等は〔W1/0/W2〕型の複合
エマルジヨン法を用いる「水中での界面沈殿法」
によつて生理活性物質を包括したマイクロフイア
カプセルを製造する方法をすでに開発して特許出
願している。この〔W1/0/W2〕型複合エマル
ジヨン法では生理活性物質はW1相中にあらかじ
め溶解させておかねばならない。また、W2相い
は(W1/0)エマルジヨンを保護する水溶性の
保護剤を添加しておく必要がある。本発明は、上
記〔W1/0/W2〕型複合エマルジヨン法で使用
するW1相を必要とせず直接0/W2法でマイクロ
スフイアカプセルを製造する方法である。即ち、
本発明を要約するならば、本発明は微粉末化した
生理活性物質を0相、即ちモノマー中にに分散さ
せ、撹拌しつつその中にW2相を加えマイクロス
フイアモーノマーカプセル化させたのち0℃〜−
120℃の低温でW2相を凍結させて光または電離性
放射線を照射してモノマーを重合させることから
成る。本発明を実施するに当つて0℃〜−120℃、
好ましくは−20℃〜−80℃の低温領域で水相を凍
結するが、それは生理活性物質がモノマーカプセ
ルから溶出するのを抑制し、かつモノマーカプセ
ルが互に結合して巨大粒子を形成するのを防止す
るためである。
本発明を実施するに当つて、モノマー中に分散
させた生理活性物質の包括率はモノマーの種類、
生理活性物質の種類によつても調節されるが、水
相のPH調節やあるいは水相の量を減少させるかあ
るいはモノマー系に予め光または電離性放射線を
照射してプレポリマーとすることによつて包括率
を向上させることが可能である。
本発明の構成は上述した通りであるが、本発明
によつて製造されたマイクロスフイアカプセルは
スフイア1個当り極めて高濃度の生活性物質を包
括出来、また長期にわたる徐放性を有する。又、
本発明のように放射線法にする場合はカプセル内
部に放射線が均一に照射されるのでモノマーが
100%重合され従来の触媒法に比較して系中にモ
ノマー残査や触媒残査が混在しない非常に純粋な
カプセルが製造出来る。
本発明において利用し得る生理活性物質は塩酸
ブレオマイシン、マイトマイシンC、カルバジル
キノン、ロムスチン、イフオスフアミド、チオイ
ノシン、シタラビン、フルオロウラシル、1―
(2―テトラヒドロフリル)―5―フルオロウラ
シル、シトテイン、クロラムブチル、ジブロモマ
ンニトール、チオテバ、シクロフオスフアミド、
アセチルユリン、ノルアドレナリン、セロトニ
ン、カリクレン、ガストリン、セクレチン、アド
レナリン、インシユリン、グルカゴン、β―メサ
ゾン、インドメタシンACTH、成長ホルモン、
性腺刺戟ホルモン、オキシトシン、バソプレシ
ン、チロキシン、睾丸ホルモン、卵胞ホルモン、
黄体ホルモン、副腎皮質ホルモン、プロスタグラ
ンジン、抗ヒスタミン剤、血圧降下剤、血管拡張
剤、血管補強剤、健胃消化剤、整腸剤、避妊剤、
外皮用殺菌消毒剤、寄生性皮膚疾患用剤、消炎
剤、ビタミン剤、各種酵素製剤、ワクチン類、抗
原虫剤、インターフエロン誘起物質、駆虫剤、魚
病薬、農薬、オーキシンジベレリン、サイドカイ
ニン、アブシジン酸、昆虫フエロモン等が例示さ
れる。
本発明で使用される水溶性高分子はポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、ポリヒドロキシエ
チルアクリレート等の合成ポリマーおよびゼラチ
ン、アラビアゴム、テキストラン、カゼイン、蛋
白質、セルロース、多糖類、カルボキシポリメチ
レン等が例示される。この水溶液高分子は芯物質
である生理活性物質を包括する疎水性重合体の表
面部分を被覆して保護し生理活性物質のマイクロ
スフイアカプセルからの溶出を長時間持続させる
機能およびマイクロスフイアカプセルの粒度分布
を揃えるという機能をもつている。本発明ではこ
の水溶性高分子を2重量%以下の効果的量を含む
水溶液として使用するが、この量は使用するモノ
マーおよび/または生理活性物質の種類によつて
適宜変化され得る。
本発明では採用される疎水性の低温ガラス化性
ビニル系重合性単量体の重合手段は光または電離
性放射線である。放射線源としてはα,β,γ、
電子線、中性子線等限定はされないが、CO60か
らのγ線が好ましい。放射線は1×102〜1×109
レントゲン/時の線量率で総線量1×102〜1×
107レントゲン、好ましくは1×103〜1×108レ
ントゲン/時の線量率で総線量1×103〜5×106
レントゲンの範囲で照射するのが好ましい。光ま
たは電離性放射線の照射は0℃〜−120℃の範囲
で行うのが好ましい。
上述した本発明の方法によつて製造されたマイ
クロスフイア状徐放性複合体は芯物質である生理
活性物質を疎水性重合体が被覆し更にその表面部
分を水溶性高分子が被覆して保護しているので生
理活性物質のマイクロスフイアからの溶出を長時
間持続させることが可能である。又、使用した生
理活性物質の殆ど100%を包括させることが可能
である。
以下実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。尚、徐放線複合体からの生理活性物質の溶出
テストはUSPXIXに準じ、PH7.2のリン酸緩衝液
を用いて37℃で行つた。
実施例 1 マイトマイシンC100mgおよびトリメチロール
プロパントリメタクリレート0.4mlを機械的によ
く撹拌しながら、0.2%人血清アルブミンを含む
水溶液5mlを添加した。そののち、−78℃(ドラ
イアイスを含むメタノール中)の冷媒中に、上記
マイトマイシンを含む溶液の入つたアンプルを浸
漬させ、 60Coからのγ線を4×105Λad/hrの線
量率で2hr照射した。
(株)大陽物産製ミキサーS―5F型を用いて機械
的撹拌をおこなつた場合、得られたポリマースフ
イアーは80−120μmサイズのものが80%収率でう
られた。また、ポリマースフイア中に仕込マイト
マイシンの75%が包括された。このカプセル80〜
120μmサイズからのマイトマイシンCの溶出をリ
ン酸緩衝液(PH7.2)を用い37℃でおこなつたと
ころ、2,5,10,20、および50後に溶出したマ
イトマイシン量は包括されたマイトマイシン量
(仕込の75%)を100%とした時に各々8%、21
%、58%、77%および87%であつた。
実施例 2 アドリアマイシン100mg、グリシジルメタクリ
レートに温室で60Coからのγ線を4×105Λad、
照射してプレポリマー化したプレポリマー0.2ml
およびジエチレングリコールジメタクリレート
0.1mlから成る系を実施例1と同じ方法で撹拌し
つつ2%ポリビニルアルコール(重合度500)を
含む水溶液(PH7.1)3mlを添加した。そののち、
−78℃の冷媒中で上記混合液の入つたガラスアン
プルを浸漬させ、 60COからのγ線を1×
106Λad/htで1hr照射した。
得られたポリマースフイアは10−50μmサイズ
のものが75%収率でえられ、またポリマースフイ
ア中には仕込アドリアマイシンの70%が包括され
た。このカプセルからのアドリアマイシンの溶出
を実施例1と同じ方法でおこなつたところ、2,
5,10,20、および30日後に溶出したアドレアマ
イシンは包括されたアドレアマイシン量を100%
とした時(10−50μmサイズ)に各々、21%、37
%、52%、67%、および89%であつた。
実施例 3 実施例2において5―フルオロウラシルをアド
リアマイシンのかわりに用いてポリマースフイア
を製造した。
えられたポリマースフイアは1−10μmサイズ
のものが55%収率でえられ、またポリマースフイ
ア中に仕込5―フルオロウラシルの65%が包括さ
れていた。このカプセルからの5―フルオロウラ
シルの溶出は、2,4,8,15,20日後に各々28
%、41%、62%、84%、および95%であつた。
実施例 4 あらかじめ、50%グリシジルメタクリレートを
含むベンゼン溶液に60Coからのγ線を4×
105Λad照射し、この混合液0.4mlとテストステロ
ン200mgを実施例1の方法で撹拌しつつ0.5%ポリ
ビニルアルコール水溶液(PH4.5)5mlを加えた。
他の操作は実施例1と同じである。えられたポリ
マースフイアは0.1―1μmサイズのものが40%収
率でえられ、またポリマースフイア中に52%のテ
ストステロンが包括されていた。このカプセルか
らのテストステロンの溶出は実施例1の媒液を用
いておこなつたところ、5,10,15、および30日
後に各々20%、30%、43%、および66%であつ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1種もしくは2種以上の疎水性低温ガラス化
    性ビニル系重合性単量体あるいはそのプレポリマ
    ーに1種もしくは2種以上の生理活性物質を添加
    し機械的撹拌によつて生理活性物質を該単量体中
    に分散させ、撹拌しつつさらにアルブミンまたは
    ポリビニルアルコールの水溶性高分子を含む水溶
    液を添加し生理活性物質を含む該単量体又はプレ
    ポリマースフイアを水中によく分散させたのち系
    を凍結させ、凍結した状態で光または電離性放射
    線を照射することから成る生理活性物質を包括す
    る徐放性マイクロスフイアカプセルを製造する方
    法。 2 疎水性低温ガラス化性ビニル系重合性単量体
    あるいはそのプレポリマーが10重量部使用される
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 生理活性物質が0.1〜200重量部添加される特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4 水溶液が2重量%以下で効果的量の水溶性高
    分子を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 水溶液が10〜50重量部使用される特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6 光または電離性放射線を0℃〜−120℃で実
    施する特許請求の範囲第1項記載の方法。
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