JPWO1994007786A1 - 紙片取扱システム、紙片処理装置、回収用スタック、および、紙片スタッカ装置 - Google Patents
紙片取扱システム、紙片処理装置、回収用スタック、および、紙片スタッカ装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
紙片取扱システム、紙片処理装置、
回収用スタック、および、紙片スタッカ装置技術分野
本発明は、外部から受入れた紙片を整頓積層した状態で収納する紙片取扱システ
ム、紙片処理装置、回収用スタック、および紙片スタッカ装置に関する。
背景技術
従来の遊技場における遊技機高に投入された紙片(紙幣を含む)は、島内の搬送
機によって島端の紙片スタッカ装置に集められ、紙片スタッカ装置のスタック部
に集積される。集積された紙片は、高銀に各スタック部から人手で回収されてか
ら、金庫に運ばれ保管されていた。この紙片を金庫に保管する際には、人手によ
り、紙幣の枚数を数えてから一定枚数ずつ、テープで封帯する処理が行なわれて
いた。
しかしながら、このような従来の技術では、高銀に集められた紙幣は、人手によ
り枚数を数えたり、一定枚数を揃えた紙幣の束をテープで封帯するという処理を
それぞれ個別に行ない処理する必要があり、さらに、封帯された紙片の束は再び
人手により金庫に運び保管していたため、高銀に紙片スタッカ装置により集めら
れた紙片の後処理に時間がかかり、効率がよくないという問題点があった。
発明の開示
本発明の第1の目的は、本体から簡単に外して後処理に供すことができる回収用
スタックに、紙片を整頓積層して収納することができる紙片スタッカ装置を提供
すること二ある。
本発明の第2の目的は、回収用スタックに整頓積層した紙片を、人手を省いて一
定枚数ごとに封帯することができ、紙片の後処理の効率をよくすることができる
紙片処理装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、上記スタッカ装置および紙片処理装置に用いるこ
とのできる回収用スタックを提供することにある。
さらに、本発明の第4の目的は、上記紙片処理装置および紙片スタッカ装置を備
える紙片取扱システムを提供することにある。
上記第1目的を達成するため、本発明の第1の態様によれば、
受入れた紙片を搬送するスタッカ本体と、該スタッカ本体に着脱自在に取付けら
れ、スタッカ本体から送られた紙片を収納する回収用スタックとを有し、前記ス
タッカ本体は、
受入れた紙片を取り込む受入部と、
紙片を一枚ずつ分離して整列させる分離機構と、一枚ずつ整列した紙片を送り出
す搬送機構と、搬送された紙片を待機させ前記回収用スタックに収納する移替部
とを有し、
上記移替部は、
待機させた紙片を前記回収用スタックに移す移送口と、上記移送口を封止するた
めの本体用シャッタを有し、前記回収用スタックは、
上記移替部に取付けたとき、上記移替部の移送口と連通ずる装着口を有する箱体
と、
上記装着口を封止するためのスタック用シャッタとを有することを特徴とする紙
片スタッカ装置が提供される。
前記回収用スタックの箱体は、前記スタック用シャッタが装着口を開ける際に外
部に抜は出るためのスライド口を有することができる。
前記スタッカ本体は、上記スライド口から抜は出たスタック用シャッタの一部又
は全部を導きつつ収納するシャッタ収納部を有することができる。
前記回収用スタックは、前記スライド口の開閉をおこなうロック用シャッタを有
することができる。
上記スタッカ本体は、不体用シャッタに係合するスプロケットと、スタック用シ
ャッタに係合するスプロケットとを有する構造とすることができる。前記本体用
シャッタとスタック用シャッタとが同期して開閉すべく、前記各スプロケットは
、チェーンで連結される。前記本体用シャッタとスタック用シャッタとは、それ
ぞれ、上記スプロケットと係合して送られるために、つらなって設けられている
係上部を有する可撓性部材であることができる。
上記可撓性部材は、複数の羽根板を相互に屈曲可能に連結してなることができる
。
前記スタッカ本体は、前記回収用スタックが上記スタッカ本体に設置されたのを
検知すると、上記スタック用シャッタを開き、上記回収用スタックに、上記ロッ
ク用シャッタを開くよう指示し、前記分離機構と、前記搬送機構と、前記移替部
との駆動を開始する制御装置を、さらに有することができる。
前記スタッカ本体の制御装置は、前記回収用スタックに収納される紙片の枚数を
計数する手段と、上記枚数を、上記回収用スタックに通知する手段とを備えるこ
とができる。
また、上記第2の目的を達成するため、本発明の第2の態様によれば、
紙片処理装置本体と、該紙片処理装置本体に着脱可能に設置された回収用スタッ
クとを備え、
上記回収用スタックは、
外部から紙片を受入れる装着口、および、内部に収納した紙片を外部に繰り出す
紙片払出口を有する箱体と、上記装着口を封止するためのスタック用シャッタと
、該紙片払出口を封止するためのロック用シャッタと、上記ロック用シャッタを
開閉する機構とを有し、上記紙片処理装置本体は、
上記スタック用シャッタを開閉する機構と、回収用スタッグから紙片を繰り出す
送出機構と、上記紙片を収納する収納容器とを有することを特徴とする紙片処理
装置が提供される。
前記回収用スタックの箱体は、前記スタック用シャッタが装着口を開ける際に外
部に抜は出るためのスライド口を有する構成とすることができる。また、前記紙
片処理装置本体は、上記回収用スタックの装着部位に、前記スライド口から抜は
出たスタック用シャッタの一部又は全部を導きつつ収納するシャッタ収納部を有
することができる。
前記紙片処理装置本体は、スプロケットを備え、前記スタック用シャッタは、上
記スプロケットと係合して送られるために、連なって設けられている係止部を有
する可撓性部材であることができる。
前記紙片処理装置本体は、繰り出された紙片を一定枚数束ねた状態でテープで封
帯する封帯機構と、封帯された紙片の束を送り出す搬送機構とを、さらに有する
ことができる。
前記封帯機構は、前記送出機構により繰り出された紙片を積層した状態で保持す
る特機部と、該積層した紙片の束を上方で跨ぐように配され封帯用のテープを導
くテープガイド部と、該テープガイド部からテープを離脱させつつ紙幣の束を周
回させて結束するテープ案内部とを有することができる。
また、前記紙片処理装置本体は、制御装置をさらに有することができる。制御装
置は、前記回収用スタックが上記紙片処理装置本体に設置されたのを検知すると
、上記スタック用シャッタを開き、上記回収用スタックに、上記ロック用シャッ
タを開くよう指示し、上記送出機構と、上記封帯機構と、上記搬送機構との駆動
を開始させる。
前記制御装置は、前記送出機構による紙片の繰り呂しに応じて、前記回収スタッ
クに、紙片の繰り呂しを通知する手段を有することができる。
また、上記第3の目的を達成するため、本発明の第3の態様によれば、
外部からの通知を受け付ける入出力制御部と、上記枚数のデータを格納する領域
を有するメモリと、上記メモリに保持されている枚数データを表示する手段を有
する表示部とを有し、
上記入出力制御部を介して通知されたデータを上記枚数データ格納領域に格納す
る手段と、
上記入出力制御部を介する外部からの通知に応じて、メモリに保持されている枚
数を更新する手段を有する制御部を、さらに有することを特徴とする回収用スタ
ックが提供される。
前記回収用スタックは、収納された紙片束の厚さを測定するセンサを有すること
ができる。
さらに、上託第4の目的を達成するため、本発明の第4によれば、
収納容器を有し、紙片を該収納容器に収納する紙片処理装置本体と、受入れた紙
片を搬送するスタッカ本体と、該スタッカ本体から送られた紙片を収納し、該紙
片処理装置本体に紙片を供給する回収用スタックとを有し、を備え、
上記回収用スタックは、
外部から紙片を受入れる装着口、および、内部に収納した紙片を外部に繰り出す
紙片払出口を有する箱体と、上記装着口を封止するためのスタック用シャッタと
、該紙片払出口を封止するためのロック用シャッタと、上記ロック用シャッタを
開閉する機構とを有し、上記紙片処理装置本体は、
上記スタック用シャッタを開閉する機構と、回収用スタックから紙片を繰り出す
送出機構と、前記スタッカ本体は、
受入れた紙片を取り込む受入部と、
紙片を一枚ずつ分離して整列させる分離機構と、一枚ずつ整列した紙片を送り呂
す搬送機構と、搬送された紙片を待機させ前記回収用スタックに収納する移替部
とを有し、
上記移替部は、
上記回収用スタッカを取付けたとき、上記装着口と連通し、待機させた紙片を前
記回収用スタックに移す移送口と、上記移送口を封止するための本体用シャッタ
を有することを特徴とする紙片取扱システムが提供される。
上記のように構成される回収用スタックは、外部から紙片を受入れ、該紙片を整
頓積層した状態で収納するものである。例えば、紙片スタッス装置の一部を構成
するようにしてもよい。かかる回収用スタックを、そのまま紙片処理装置の装置
本体に取付ければ、スタック内から紙片を人手により抜き出し計数したり封帯し
たりすることなく、紙片を処理することができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置を示す概略正面図である。
図2は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の回収用スタック、送出機構及び
封帯機構を示す概略正面図である。
図3は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構を示す概略正面図であ
る。
図4は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構を示す作用説明図(概
略側面図)である。
図5は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構を示す作用説明図(概
略側面図)である。
図6は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構を示す作用説明図(概
略側面図)である。
図7は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構を示す作用説明図(概
略側面図)である。
図8は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の封帯機構、搬送機構及び収納容
器を示す概略正面図である。
図9は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置を示す概略正面図である。
図10は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置を示す作用説明図である。
図11は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置を示す作用説明図である。
図12は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置を構成する回収用スタック
を示す正面図である。
図13は、本発明の一実施例に係る回収用スタックの収納枚数検出手段の構成を
示すハードウェア構成図である。
図14は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の制御装置の処理の流れを示す
フローチャート図である。
図15は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の紙片送出処理の流れを示すフ
ローチャート図である。
図16は、本発明の一実施例に係る回収用スタックをしめず説明図である。
図17は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置の制御装置の、制御の関係
を示す説明図である。
図18は、本発明の一実施例に係る紙片スタッカ装置の制御装置の処理の流れを
示すフローチャート図である。
図19は、本発明の一実施例に係る紙片処理装置の制御装置の、制御の関係を示
す説明図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面に基づき本発明の各種実施例について説明する。
本実施例の紙片取扱システムは、外部から受入れた紙片Sを整理積層した状態で
収納し、装置本体30に対し着脱自在に取付けられる回収用スタック10と、該
回収用スタック10から繰り出された紙片Sを処理・回収する紙片処理装置本体
30(図1参照)と、該回収用スタック10内に、紙片Sを整頓積層した状態で
収納するできる紙片スタッカ装置本体101 (図9参照)とから構成されてい
る。
ここで、紙片Sは、本発明において処理可能なシート状物であり、例えば、紙幣
、伝票、カード等を含む。
各部の説明に先立って、全体の構成および作用の概要を説明する。
回収用スタック10は、外部から紙片Sを受入れ、該紙片Sを整理積層した状態
で収納するものである。例えば、紙片スタッス装置の一部を構成するようにして
もよい。かかる回収用スタックlOを、そのまま紙片処理装置の装置本体101
に取付ければ、スタック内から紙片を人手により抜き出し計数したり封帯したり
することなく、以下のように処理することができる。回収用スタック10を紙片
処理装置本体30に取付けたときの紙片処理装置の構成例を図1に示す。
まず、回収用スタック10を紙片処理装置本体30に取付けると、ロック用シャ
ッタ22が開き、スタック用シャッタ14のスライド口13aとスタック内に収
納した紙片を外部に排出するための紙片払出口19が開き、回収用スタック10
の装着口12を開閉するスタック用シャッタ14が開かれる。
次に、紙片処理装置本体30側に設けられた送出機構40によって、回収用スタ
ック10内の紙片は紙片払出口19から順次繰り出される。送出機構40により
繰り出された紙片は、封帯機構50によって、一定枚数束ねた状態でテープで封
帯される−
そして、束ねられた状態で封帯された紙片は、搬送機構70により収納容器80
に送り出されて、収納容器80内に収納される。以上のように回収用スタック1
0に整頓積層した紙片は、該回収用スタック10を紙片処理装置の装置本体30
に取付けるだけで一連の後処理に供すことができ、人手を省いて紙片の後処理の
効率をよくすることができる。
つぎに、回収用スタックに紙片を整頓積層する紙片スタッカ装置の作用について
説明する。回収用スタック10をとりつけた紙片スタッカ装置の構成例を1I1
9に示す。
外部からスタッカ本体l○1に受入れられた紙片は、受入部121から分離機構
125に繰り出され、分離機構125により一枚毎に分離・整列されてから、搬
送機構130により移替部140に搬送される。移替部140に待機させた紙片
は、適時スタッカ本体101側から該スタッカ本体101側に着脱自在に取付け
た回収用スタック10に移し替えられて収納される。
このように回収用スタック10がスタッカ本体101に取付けられている際、ス
タッカ本体101の移替部140の移送口141を開閉する本体用シャッタ15
0は開いている。同様に、回収用スタック10の装着口12を開閉するスタック
用シャッタ14も開いており、スタッカ本体101側の移送口141と回収用ス
タック10の装着口12とは、紙片が通過できるよう連通している。
紙片スタッカ装置100により集められた紙片を回収して処理する場合、紙片が
整頓積層した状態で収納されたている回収用スタック10をスタッカ本体101
からそのまま取外して用いればよい。このように回収用スタック10をスタッカ
本体101から取外すと、スタッカ本体101側の本体用シャッタ150が移替
部140の移送口141を塞ぐため、スタッカ本体101内部の紙片が隠蔽され
、通常は外部から紙片を見ることも取ることもできない。
一方、スタッカ本体101から取外した回収用スタック10も、その装着口12
がスタック用シャッタ14により寒がれるから、紙片が外部から見えない状態で
そのまま紙片を回収用スタック10ごと後処理に廻すことができる。
前記回収用スタック10に、その内部に収納された紙片の枚数を記憶する収納枚
数検出手段20を設け、収納された紙片の枚数がスタッカ本体から通知されるよ
うにした場合、回収用スタック10から紙片を抜き出して人手で数えることなく
紙片の枚数を知ることができ、さらに、回収用スタック10に、前記収納枚数検
出手段20により記憶されている紙片の枚数を、外部に目視可能に表示する枚数
表示部21を設ければ、簡単に外部から回収用スタックlO内の紙片の枚数を確
認することができる。
(1)回収用スタック
回収用スタック10は、図16に示すように、紙片Sを整頓積層した状態で収納
できる箱体10aから形成されており、箱体10aの底部は装着口12として開
口している。
装着口12の両端縁には、箱体10a内の紙片Sが抜は落ちるのを防止するため
のゲート部材12aが設けられている。ゲート部材12aは、紙片Sを略水平に
保持する閉じた状態と、紙片Sが箱体10a内に入る際に内側に開く状態とに揺
動可能に設けられており、通常は閉じた状態になるべくバネ等により付勢されて
いる。また、箱体10aの底部には、紙片処理装置本体30およびスタッカ本体
1゜1の、回収用スタック10設置場所に備えられている鉤を掛止するための掛
止用凹部(図示せず)が備えられている。
図10に示すように、ゲート部材12aの下側の装着口12の周縁には、装着口
12を開閉するスタック用シャッタ14の端縁が摺動可能に嵌合するガイド溝1
3が設けられており、このガイド溝13の一端側にはスタック用シャッタ14が
開(際に外部に抜は出るためのスライド口13aが形成されている。なお、装置
本体30の装着部位31の傍らには、スライド口13aから抜は出たスタック用
シャッタ14を導きつつ収納するシャッタ収納部32が設けられている。
図2に示すように、スタック用シャッタ14は、複数の羽根板14a、14a・
・・を相互に屈曲可能に連結して成り、その屈曲自在な端縁に沿って、装着部位
31に配設されたスプロケット33.33に噛合するチェーン歯部14bが設け
られている。このスタック用シャッタ14は、図示省略したモータ等により回転
駆動されるスプロケット33よって装着口12を開閉するものである。スタック
用シャッタ14は、図1に示すように回収用スタック10を装着部位31に取付
けた際に装着口12を開く一方、装着部位31から取外した際に内部の紙片Sを
隠蔽すべく装着口12を塞ぐよう電気的に制御されている。
箱体10aの内部には、積層した紙片Sを上から押え付ける押え板18と、押え
板18を下方に付勢する押えバネ17が設けられている。また、箱体10aの上
面部には、回収用スタック10を装置本体30に着脱したり、持ち運ぶ際に掴む
取手11が設けられている。
箱体10aの側壁に開設されたスライド口13aの上方には、紙片払出口19が
開設されている。この紙片払出口19は、回収用スタック10を装置本体30に
取付けた際に、紙片Sを箱体10aの外部に送り出すためのものである。スライ
ド口13aがある側の箱体10aの側壁には、スライド口13a及び紙片払出口
19を開閉するためのロック用シャッタ22が設けられている。このロック用シ
ャッタ22は、紙片払出口19のみ閉じた状態(図11に示す)と、スライド口
13a及び紙片払出口19を閉じた状態(図12に示す)と、スライド口13a
及び紙片払出口19を開いた状態(図10に示す)とに、適時箱体10aの側壁
を摺動するよう電気的に制御されている。
また、回収用スタック10には、その内部に収納された紙片Sの枚数を計数する
収納枚数検出手段20が設けられている。収納枚数検出手段20は、図13に示
すように、表示部21と、制御部21aと、入出力制御部21cと、メモリ21
dとを有する。
表示部21は、収納枚数検出手段20からの信号に基づき箱体10a内に積層し
た紙片の枚数を外部に目視可能に表示するものであり、紙片の枚数をデジタル表
示するように7セグメントLED等により構成されている。
入出力制御部21cは、外界との信号の授受を制御する。
メモリ21cjは、紙片の枚数を保持する領域を、回収する紙片の種類の数分有
する。
制御部21aは、入出力制御部21cを介して、紙片スタッカ装置本体101の
制御装置200(図17参照)から通知された、収納された紙片の枚数を、メモ
リ21d内の格納領域に保持された枚数に加算し、該格納領域に再格納する。ま
た、制御部21aは、回収された紙片Sの枚数を、表示部21に外部に目視可能
に表示する。なお、紙片Sが1種類の紙幣の場合、収納された紙幣の合計金額を
計算によりめ、該合計金額を表示部21に表示するようにしてもよい、さらに、
入出力制御部21cを介して指示を受けると、制御部21aは、合計金額を入出
力制御部21Cを介して出力する手段を有する。
また、本実施例の回収用スタック10の底部には、スイッチ21eが設けられて
おり、回収用スタック10が、紙片スタッカ装置本体101や紙片処理装置本体
30に設置されると、該スイッチが入り、信号が制御部21aに通知されるよう
になっている。該信号をうけた制御部21aは、メモリ21dの枚数格納領域お
よび表示部21の表示を初期化、すなわち0にする。
なお、収納枚数検出手段20にセンサを備え、該センサに回収用スタック10内
の紙片Sの枚数を、磁気や光方式により検出し、制御部21aに通知させ、制御
部21aは、該センサからの通知により、収納されている紙片束の高さを検知す
るようにしてもよい。
以上のような回収用スタック10は、その装着口12を図2に示す如く装置本体
30の装着部位31に外嵌することにより、着脱自在に取付けられるほか、図9
に示すような、紙片スタッカ装置100のスタッカ本体101に着脱自在にセッ
トできるように構成されている1紙片スタッカ装置100に回収用スタック10
を取付けると、回収用スタック10内に、スタッカ本体101かも送られた紙片
Sを整頓積層した状態で収納できるように、紙片スタッカ装置100は構成され
ている。この回収用スタック10は、スタッカ本体lotから取外した後、次に
述べる紙片処理装置の装置本体30と組み合わすことにより、効率的に紙片Sを
後処理できる紙片の集金・封帯・収納システムを構成するものである。
(2)紙片処理装置
図1に示すように、紙片処理装置本体30は、回収用スタック10から紙片Sを
繰り出す送出機構40と、繰り出された紙片Sを一定枚数束ねた状態でテープで
封帯する封帯機構50と、封帯された紙片Sの束を送り出す搬送機構70と、送
り出された紙片Sの束を収納する、収納容器である金庫室80とを具備してなる
。また、紙片処理装置本体30は、制#装置190を備え、該制御装置190は
、図19に示すように、紙片処理装置本体30の送出機構40、封帯機構50、
および搬送機構70の動作を制御する。
また、制御装置190は、回収用スタック10のロック用シャッタの開閉を指示
する信号を、回収用スタック10に送信する手段を有する。さらに、スタッカ本
体の、回収用スタッカ設置場所には、バネにより付勢された鈎(図示せず)が設
けられており、回収用スタッカ10を設置すると、該鈎が、回収用スタッカ10
の掛止用凹部に掛かり、回収用スタッカ10を、スタック本体101に固定する
ようになっている。
A、送出機構
図2に示すように、送出機構40は、装置本体30の装着部位31に揺動可能に
枢支されたアーム部材41を有し、このアーム部材41の先端には、払出ローラ
42が動きが自由なように支持されている。アーム部材41の先端の払出ローラ
42は、通常は図2中の位ffi (42)にあるが、回収用スタック10のス
タック用シャッタ14が開いた際、アーム部材41が揺動することにより、払出
ローラ42が回収用スタック10の装着口12から覗かれるスタック内の紙片S
に圧接しつつ駆動手段により回動し、圧接している紙片Sを紙片払出口19から
外部に繰り出すように制御されている。
送出機構40と封帯機構50との間には、分離機構が設けられている0分離機構
は、回収用スタック10の紙片払出口19を臨む位置に配されたローラ45と、
封帯機構50の下方に配されたローラ45aと、両ローラ45,45aに掛は渡
された繰出ベルト46を有している0Mk出ベルト46の張り側の始端には、繰
出ベルト46に離接可能な正逆揺動ローラ43が配されており、この正逆揺動ロ
ーラ43に適時に接触して回転力を伝える逆転ローラ44が繰出ベルト46の傍
らに配されている。
正逆揺動ローラ43と逆転ローラ44との間には微小な所定の隙間が設けられて
おり、この所定の隙間は紙片Sの1枚の厚さよりも大きく、2枚よりも小さい値
に設定されている。正逆揺動ローラ43は、ローラ45に接する方向に付勢され
ている。また、正逆揺動ローラ43の下流側には、繰出ベルト46を上下から挟
持するように配された一対の紙片送りローラ47,47が配されている。
B、封帯機構
封帯機構50は、図2に示すように分離機構から繰り出された紙片Sが、紙片送
りローラ47の回転により、挿入される位置に設けられている。封帯機構50は
、分離機構により繰り出された紙片Sを積層した状態で保持させる特機部50a
と、積層した紙片Sの束を上方で跨ぐように配され封帯用のテープを導くテープ
ガイド部50bと、テープガイド部50bからテープを離脱させつつ紙片Sの束
を周回させて結束するテープ案内部50C(図4参照)とを具備してなる。なお
、図2の視点を水平に90’移動させた点を視点として図示した概略側面図を図
4〜図7に示す。
図3は、図2と同じ方向からみた概略正面図である。
封帯機構50は、図4に示すように、繰出ベルト46上に位置する底部が開口し
た枠体51を有し、枠体51の内側には支点62aを中心として開閉し、相互に
離間して配されたゲート部材62.62が設けられている。このゲート部材62
.62は、通常は図4に示す如く略水平な閉じ位置になるようバネ等により付勢
されており、封帯機構50の下方に配設された押上機構63の紙片支持部63a
が紙片Sを載置した状態で上昇した際に、ゲート部材62゜62の間隙を通過す
るとき、一時的に押し開かれるように設定されている。このゲート部材62.6
2上が特機部50aとなっている。なお、図2は押上機構63の紙片支持部63
aがゲート部材62の上部に位置している状態を図示し、図4はゲート部材の下
部に位置している状態を図示している。
ゲート部材62.62上に保持された紙片Sの上方には、相互に略コ字形の断面
(図2の58には、この形が図示されている)を有する細長い部材を2つ対向さ
せてなる第2テープガイド58が設置されており、その中にテープがセットされ
ている。第2テープガイド58の始端側には、枠体51の外側において第2テー
プガイド58と一直線上に連なる第1テープガイド56が配されている。この第
1テープガイド56と第2テープガイド58とによりテープガイド部50bが形
成されている。
テープは、封帯テープドラム63からガイドローラ54及び一対のテープ送りロ
ーラ55,55によって、第1テープガイド56及び第2テープガイド58に供
給される。
また、第1テープガイド56の終端と第2テープガイド58の始端の間には、テ
ープを所定の長さに切るテープカッタ57.57が設けられている。なお、第2
テープガイド58の終端には、テープの存在を検知するテープ検知センサ59が
設けられている。
図4〜図7に示すように、枠体51の上部には、昇降可能なメインプレス部材5
3及びサイドガイド部材52が設けられている。メインプレス部材53は、紙片
Sの束を封帯する際に紙片Sを上から押え付けるものであり。一方、サイドガイ
ド部材52は、図6に示すように、メインプレス部材53の外側を紙片Sの束の
縁に沿うように下がり、テープを紙片Sの束の縁や上面を取り囲むように折り曲
げるものである。なお、図4にはテープTが第2テープガイド58に供給される
前の状態、図5は所定の長さにテープTが切断され、紙片Sの上に設置された状
態、図6はメインプレス部材53によって抑えつけられ、テープTが紙片Sの束
の上面および側面に倣った状態を、それぞれ示す。
また、図6及び図7に示すように、枠体51の下側にはサイドガイド部材52に
より紙片Sに沿って略コ字形に折り曲げられたテープを結束するための封帯ロー
ラ60,60aが設けられている。メインプレス部材53.サイドガイド部材5
2及び封帯ローラが60.60aによりテープ賞内部50cが形成されている。
なお、枠体51の側壁には、サイドガイド部材52及びメインプレス部材53に
より第2テープガイド58から離脱され下降するテープの一端にテープ結束用の
接着剤61aを付着させる接着剤端子61が設けられている。なお、図7には、
テープTがローラ60の移動により紙片Sの束の下部に倣い、接着剤61aによ
り結束された状態を図示している。
C0搬送機構
図8に示すように、搬送機構70は、封帯機構50の枠体51から封帯された紙
片Sの束を側方に押し出す押出部71と、封帯機構50から押し出された紙片S
の束を金庫室80の下方に送り出す搬送ベルト73とを具備してなる搬送ヘルド
73は金庫室80の下側の両側方に配された搬送ローラ72.72に掛は渡され
ている。
金庫室80は、搬送ベルト73の上方に配設されており、その底部に搬送ベルト
73を臨んで開口する紙片回収口81が形成されている。紙片回収口81の周縁
には、金庫室80内に取入れられた紙片Sを保持する開閉可能なゲート部材82
が設けられている。
このゲート部材82aは、封帯された紙片Sを金庫室80内に略水平に保持する
閉じた状態と、紙片Sが金庫室80内に押し上げられる際に内側に開く状態とに
揺動可能に設けられており、通常は閉じた状態になるべくバネ等により付勢され
ている。また、紙片回収口81の下方には、搬送ベルト73上を送られた封帯さ
れた紙片Sを紙片回収口81から金庫室80内に押し上げる押上部83が設けら
れている。
D、制御装置
紙片処理装置本体30の制御装置190の処理の流れを、図14に示す。紙片処
理装置装置本体30に設けられたスタートスイッチ(図示せず)が押下されると
、制御装置190は処理を開始する(ステップ1401)。なお、回収用スタッ
クl○が装着部位31に取付けられるとき、回収用スタックの取り付けにより押
下されるスイッチを、装着部位31に設け、これをスタートスイッチとしてもよ
く、また、使用者により押下されるスイッチをスタートスイッチとしてもよい。
まず、制御装置190は、回収用スタック10のロック用シャッタ22を所定の
位置Ll(図12参照)まで上方に駆動するよう、回収用スタックに通知する(
ステップ1402)、これにより、ロック用シャッタ22が動き、スライド口1
3a及び紙片払出口19が開かれる。このとき、回収用スタックは、ロック用シ
ャッタ22を開くとともに、制御装置190に、メモリ21dに保持している収
納枚数を通知する0通知を受けた制御部ff1190は、内部に有するメモリ
(図示せず)の、回収用スタック収納枚数格納領域に、通知された枚数を格納す
る。さらに、制御装置190は、装着部位31に配されたスプロケット33を回
転させる(ステップ1403)、これにより、スタック用シャッタ14がガイド
溝13に沿って装着口12が開くよう摺動し、スライド口13aから抜は出ると
おもに、シャッタ収納部32に収納される。
つぎに、制御装置190は、逆転ローラ44、ローラ45、および紙片送りロー
ラ47の回転を開始させた後(ステップ1404)、終了が指示されているかど
うか検量する(ステップ1418)。本実施例では、紙片処理装置本体30に設
けられている終了指示ボタン(図示せず)が押下されることにより、終了が指示
される。終了が指示されている場合、制御装置190は、後述のステップ142
0に処理を進め、運転停止のための処理を行なう。
終了が指示されていない場合、制御部ff!190は、回収用スタック内の収納
枚数(制御装置190のメモリに保持されている)がOかどうか検査しくステッ
プ1419)、Oのときは、終了が指示された場合と同様、運転停止のために、
ステップ1420に処理を進める。
ステップ1420では、制御装置190は、逆転ローラ44、ローラ45、およ
び紙片送りローラ47の回転を停止させる。次に、制御装置190は、スプロケ
ット33を逆回転させ、スタック用シャッタ14を閉める(ステップ1421)
、さらに、制御装置190は、回収用数タック10に、ロック用シャッタを閉じ
るよう指示しくステップ1422)、シャッタが閉じたのを確認すると1回収用
スタック10を固定するための鉤を回収用スタック10の掛止用凹部から外す。
なお、紙片処理装置本体30に入力装置を設け、ここで、鉤を外す際に、パスワ
ードまたはIDカードなどにより、暗証が入力された場合のみ、鉤を外すように
することもできる。また、金庫室80に収納された枚数を、押上機構63の作動
回数をもとにカウントし、収納枚数が上限に達した場合は、紙片処理装置を停止
させ、警告音を鳴らしたり、警告メツセージを表示したりするようにすれば、使
い勝手がよくなる。
ステップ1419において、スタック内の収納枚数がOではない場合、制御装置
は、送出機構40によって、回収用スタック10内の紙片Sは紙片払出口19か
ら順次繰り出す(ステップ1405)、この紙片Sを送出する処理を、図15に
示す。まず、制御装置190は、詳しく言えば、送出機構40のアーム部材41
を揺動する(ステップ151)。これにより、アーム部材41の先端の払出ロー
ラ42が図2において芯像線で示す位置(42)から回収用スタック10の装着
口12から覗かれるスタック内の紙片Sに圧接する位置に移動する。この状態で
、制御装置190は払出ローラ42を回転させる(ステップ152)。これによ
り、回収用スタック10内の一番下の紙片Sから順番に一枚ずつ紙片払出口19
を通って封帯機構50側に繰り出される。また、このとき制御部:190は、回
収用スタック10に、紙片を取り呂したことを通知する(ステップ153)。こ
の通知を受けた回収用スタック10の枚数検知手段20の制御部21aは、メモ
リ21dに保持している収納枚数を、1減らし、表示部21の表示を更新する。
さらに、制御装置は、メモリに保持している回収用スタック収納枚数を1減らす
(ステップ154)。
回収用スタック10から繰り出された紙片Sは、逆転ローラ44.正逆揺動ロー
ラ43及びローラ45に挾まれて先に送られ、さらに一対の紙片送りローラ47
,47に挟まれて繰出ベルト46上を送られ封帯機構50に到達する。
この時、回収用スタック10から2枚或はそれ以上の紙片Sが繰り出された場合
には、正逆揺動ローラ43が逆転ローラ44に接触し、逆回転を始めるので一番
下の紙片Sだけが送られるが、2枚目以降の紙片Sは上流側に押し返される。
次に、制御装置190は、図2に示すように、封帯機構50に送り込まれた一枚
の紙片Sを、押上機構63によって、枠体51の上方に押し上げる(ステップ1
406)。
すなわち、まず、制御装置190は、押上機構63を所定位置まで上昇させる。
これにより、紙片支持部63aがゲート部材62.62を押し開け、紙片を支持
したまま、ゲート部材の上に位置するようになる。その後、制御装置190は、
押上機構63を初期位置まで下降させる。ゲート部材62間の間隙よりも紙片支
持部63aの幅が狭いため、図3に示すように紙片支持部63aは、閉まったゲ
ート部材62.62の間を通って再び元の位置に下降するが、この時、紙片S(
ゲート部材62間の間隙よりも幅が広い)は閉まったゲート部材62.62の上
に移される。
つぎに、制御装置190は、回収用スタック内の収納枚数(制御装置190のメ
モリに保持されている)がOかどうか検査しくステップ1419)、Oのときは
ステップ1408に処理を進める。Oではないときは、制御装置190は、押し
上げ機構63の動作回数を数え、所定回数に達するまで、上記の紙片押し上げ動
作を繰り返させる(ステップ1407)。ステップ1407により、所定枚数の
紙片Sがゲート部材62.62の上の特機部50aに集積される。
図4に示すように、計数された紙片Sが特機部50aにおいて所定枚数になるか
、回収用スタックの収納枚数が○になると、制御装置190は、送出機構40の
作動を停止する(ステップ1408)、これにより、回収用スタック10からの
紙片Sの供給が一時停止される。つぎに、制御装置、190は、封帯機構50の
テープカッタ57を作動させ、第2テープガイド58に導かれたテープを所定の
長さでカットする(ステップ1409) 、続いて、制御部ff1190は、サ
イドガイド部材52とメインプレス部材53とを作動させる(ステップ1410
)。これにより、上方からサイドガイド部材52とメインプレス部材53とが降
りてきて、図5に示すように、第2テープガイド58の中にあるテープを押し出
して紙片Sの束に押付ける。この時、接着剤端子61にテープの端が接触して、
接着剤が付着される。
ステップ1410により、図6に示すように、サイドガイド部材52が紙片Sの
束の縁に沿って下がり、テープを紙片Sの束に沿わせて略コ字形に曲がる。つぎ
に、制御装置190は、封帯ローラ60を作動させる(ステップ1411)。こ
れにより、まず、一方の封帯ローラ60が、図7に示すように、点線の位置から
実線の位置まで矢印のように移動し、テープの接着剤が付いていない側の端を紙
片Sの底面に沿って折り曲げる。続いて、他方の封帯ローラ60aが、図7に示
すように、点線の位置から実線の位置まで矢印のように移動し、テープの接着剤
が付いている側の端が、すでに封帯ローラ60が折り曲げたテープの端に重ねて
、接着する。これにより、封帯作業が完了する。封帯の完了後、制御装置190
は、封帯ローラ60,60aをそれぞれ元の位置に戻し、サイドガイド部材52
を上昇させ、さらにサイドガイド部材52とメインプレス部材53とを一緒に上
昇させて元の位置に戻す。
次に、制御装置190は、テープ送りローラ55,55の回転を開始させる(ス
テップ1412)、これにより、テープTが第2テープガイド58の先端まで送
り込まれる。
第2テープガイド58の先端のテープ検知センサ59から、テープの検出信号が
通知されると(ステップ1413)、制御装置190は、テープ送りローラ55
,55の回転を停止させる。
上記の処理により、封帯が完了すると、制御装置190は、搬送機構70により
、封帯済の紙片の束を金庫室80に搬送し、格納する。
まず、制御装置190は、図8に示すように、ゲート部材62.62上に残され
た封帯済の紙片Sの束を、搬送機構70によって金庫室80の下方に送り出す(
ステップ1415) 、詳しく言えば、制御装置190は、ゲート部材62.6
2上に残された封帯済の紙片Sの束を、先ず、押出部71によって封帯機構50
の枠体51の側壁の開口部から側方に押し出し、次に、搬送ベルト73を作動さ
せることによって金庫室80の紙片回収口81を臨む位置に搬送する。
搬送ベルト73を所定時間作動させることにより、封帯済みの紙片Sの束を金庫
室80の真下に位置させると、制御装置190は、押上部83を作動させ、紙片
Sの束を金庫室80内に格納する(ステップ1416)。すなわち、押上部83
はゲート部材82を押し開け、その後、閉まったゲート部材82の間を通って再
び元の位置に下降するが、この時、閉まったゲート部材82の上に紙片Sの束が
保持されるため、封帯済の紙片の束が金庫室80に収納されることになる。
(3)紙片スタッカ装置
図9に示すように、本実施例の紙片スタッカ装置100は、紙幣搬送機の紙幣落
下口Aから排出さたれ紙片(紙幣を含む)等、受入部121に挿入された紙片を
搬送し、かつ搬送された紙片を揃えて、スタッカ本体101の上部に取付けられ
た回収用スタック10内に、収納するものである。
スタッカ本体101は、受入れた紙幣等の紙片を下流側に繰り出す受入部121
と、紙片を一枚ずつ分離して整列させるスタッカ内分離機$125と、一枚ずつ
整列した紙片を送り呂すスタッカ内搬送機m130と、搬送された紙片を待機さ
せ適時回収用スタック10に収納する移替部140とを有する。また、スタッカ
本体101は、制御装置200を有し、該制御装置200は、図17に図示する
ように、スタッカ本体101を構成する各部の動作を制御する。また、回収用ス
タック10に、ロック用シャッタ22の開閉を指示するための信号を送信する手
段を有する。さらに、回収用スタックの収納枚数検出手段20の制御部21aに
、移し替える紙片の枚数を通知する手段を有する。
なお、該制御装置200として、上述の紙片処理装置の制御装置190と一体の
ものを用いてもよい。また、スタッカ本体の、回収用スタッカ設置場所には、バ
ネにより付勢された鈎(図示せず)が設けられており、回収用スタッカ10を設
置すると、該鈎が、回収用スタッカ10の掛止用凹部に掛かり、回収用スタッカ
10を、スタック本体101に固定するようになっている。
A、受入部
受入部121は、紙幣落下口Aから排出された紙片を下方に導(ガイド部材12
3と、落下した紙片を次の工程に繰り出す送りベルト124とから構成されてお
り、この送りベルト124は上下に配されたプーリ122,122に掛は渡され
ている。送りベルト124の張り側の終端は搬送機構スタッカ内搬送機m130
に連結されている。
B、スタッカ内搬送機構
スタッカ内搬送機構130は、複数のプーリ122,131.131・・・と、
それぞれのプーリ122,131・・・に掛は渡された水平搬送ベルト132及
び垂直搬送ベルト134を有している。送りベルト124と水平搬送ベルト13
2とが掛は渡されたプーリ122には、同軸に送込ローラ122aが結合してお
り、送込ローラ122aはクラッチ機構などを介して電動モータ(図示せず)に
より駆動するように設けられている。また、本スタッカ本体101の各搬送用ベ
ルト(124,132,134など)は、上記送込ローラ122aの回転に伴っ
て回転する。
C,スタッカ内分離機構
水平搬送ベルト132の張り側の始端に近接してスタッカ内分離機構125が設
けられている。このスタッカ内分離機構125は、送りベルト124により送ら
れてきた紙片を1枚毎に分離し整列させて水平搬送ベルト132へ送るための機
構である。さらに詳しく言えば、スタッカ内分離機構125は、図9に示すよう
に、一枚送りガイド123に離接可能に設けられた正逆揺動ローラ126と、こ
の正逆揺動ローラ126に適時に接触して回転力を伝える逆転ローラ127とを
具備している。なお、逆転ローラ127は、上記送り込みローラ122aの回転
を反転して伝達する機構により、駆動される。
正逆揺動ローラ126と逆転ローラ127との間には微小な所定の隙間が設けら
れており、この所定の隙間は紙片1枚の厚さよりも大きく、2枚よりも小さい値
に設定されている。また、正逆揺動ローラ126は水平搬送ベルト132に接す
る方向に付勢されている。
スタッカ内搬送機構130を構成する水平搬送ベルト132及び垂直搬送ベルト
134の傍らには、各ベルト132.134に沿うように押圧ベルトユニット1
33,135が配設されている。押圧ベルトユニット133の押圧ベルトは水平
搬送ベルト132に接しており、押圧ベルトと水平搬送ベルト132との隙間が
紙片が通過するための紙片通路130aとなっている。同様に、押圧ベルトユニ
ット135の押圧ベルトは垂直搬送ベルト134に接しており、押圧ベルトと垂
直搬送ベルト134との隙間が紙片が通過するための紙片通路130aとなって
いる。
なお、紙片通路130aには、センサ201が設けられている。該センサは、紙
片の通過を検知すると、それを制御装置200に通知する。
紙片通路130aの終端側には、スタッカ内搬送機構130から紙片を分離して
移替部140に紙片を導入する離間部136が設けられている。離間部136は
、スタッカ本体101の上端に形成された移替部140の方向に屈曲して延ばさ
れたガイド板137と、図示省略したモータにより回転駆動される分離ローラ1
38とから成る。
D、移替部
図10及び図11に示すように、移替部140は、スタッカ内搬送機構130に
よって搬送されてきた紙片を待機させ、適時後述する押上機構144により紙片
を回収用スタック10に収納するためのものである。移替部140の上端は開口
しており、待機させた紙片を回収用スタック10に移す移送口141を成してい
る。
移替部140の底側には、一対のプーリ142,142に掛は渡された紙片待機
用ベルト143が配されている。
紙片待機用ベルト143は、離間部136により分離された紙片を移替部140
内の定位置に待機するためのものである。また、紙片待機用ベルト143の側方
には、押上機構144が配設されている。押上機構144は、移替fl1140
内の紙片を適時回収用スタック10に押込むための機構である。
移送口141の縁には、移送口141を開閉する本体用シャッタ150の端縁が
摺動可能に嵌合するガイド溝154が設けられており、二のガイド溝154の一
端側には本体用シャッタ150が開く際に外部に抜は出るためのスライド口15
4aが形成されている。なお、スタッカ本体101の側壁部には、スライド口1
54a(図11に図示)から抜は出た本体用シャッタ150を導きつつ収納する
シャッタ収納部155が設けられている。
本体用シャッタ150は、複数の羽根板150a、150a・・・を相互に屈曲
可能に連結して成り、その屈曲自在な端縁に沿って、移替部140に配設された
スプロケット33に噛合するチェーン首部が設けられている1本体用シャッタ1
50は、図示省略したモータ等により回転駆動されるスプロケット33よって移
送口141を開閉するものである。この本体用シャッタ150は、回収用スタッ
ク10を移替部140から取外した際に、内部の紙片を隠蔽すべく移送口141
を塞ぐよう電気的に制御されている。
E、制御装置
スタッカ本体101における、制御装置200の処理の流れを図18に示す。ス
タッカ本体101に設けられたスタートスイッチ(図示せず)が押下されると、
制御装置20oは処理を開始する(ステーツブ1801)。なお、本実施例では
、使用者により押下されるスイッチをスタートスイッチとして用いるが、回収用
スタック10がスタッカ本体101の所定の装着部位に取付けられるとき、回収
用スタックの取り付けにより押下される回収用スタック検知スイッチ(図示せず
)が、スタッカ本体101に設けられているため、これをスタートスイッチとし
てもよい。
まず、制御装置200は、送込ローラ122aおよび逆転ローラ127の回転を
開始させる(ステップ1802)。
これにより、送りベルト124、水平搬送ベルト132、垂直搬送ベルト134
、押圧ベルトユニット133.135、および紙片待機用ベルト143の回転が
開始される。
また、スタッカ内分離機構125による紙片の分離が可能になる。
図9に示すように、紙幣搬送機の紙幣落下口Aから紙片スタッカ装filooの
スタッカ本体101内に排出された紙幣は、受入部121の回転する送りベルト
124によって、スタッカ内搬送機構130の始端側にあるスタッカ内分離機構
125まで送られる。
スタッカ内分離機構125では、正逆揺動ローラ126は電動モータ(図示せず
)により回転する送込ローラ122aの回転にともなって回転する水平搬送ベル
ト132に接した状態で、常時、一定方向、すなわち図9で反時計方向に回転し
ている。
正逆揺動ローラ126の下に紙片が1枚送入された場合には、正逆揺動ローラ1
26は紙片1枚分だけ持ち上げられるが、正逆揺動ローラ126と逆転ローラ1
27との所定の隙間は紙片1枚よりも大きく設定されているから、これらの両ロ
ーラ126,127は接触せず、紙片は紙片通路130aに沿って搬送されてる
。
もし、紙片が2枚もしくは2枚以上挿入されると、正逆揺動ローラ126と逆転
ローラ127との所定の隙間は紙片2枚の厚さよりも小さいから、正逆揺動ロー
ラ126は逆転ローラ127に接触し、図9において時計方向に回転する。それ
により、正逆揺動ローラ126に接触している上部の紙片を上流に押し返し、水
平搬送ベルト132に接している紙片1枚だけを下流に搬送させる。
スタッカ内分離機構125により1枚毎に送られてた紙片は、水平搬送ベルト1
32と押圧ベルトユニット133との隙間である紙片通路130aを水平方向に
送られてから、さらに垂直搬送ベルト134と押圧ベルトユニット135との隙
間である略直角に延びる紙片通路130aを鉛直方向に送られて離間部136ま
で搬送される。
離間部136まで送られた紙片は、ガイド板137に沿って移替部140側に導
かれ、分離ローラ138により、スタッカ内搬送機構130のベルトから分離さ
れ、移替部140へと移される。
つぎに、制御装置20Oは、上述のようにして移替部140に待機させた複数枚
の紙片を、一括してスタッカ本体101側からその移替部140に着脱自在に取
付けた回収用スタック10に移し替え、収納する。
まず、制御装置200は、運転停止が指示されたかどうか検査する(ステップ1
814)。なお、本実施例では、スタートスイッチの解除により、運転の停止が
指示されるが、スタッカ本体101に、スタートスイッチとは別に、運転停止ス
イッチを設けてもよい。運転停止が指示されていれば、制御装置は後述のステッ
プ1815の処理を行ない、スタッカ本体101の運転を停止させる。
運転停止の指示がされていないときは、制御装置は、移替部140に待機してい
る紙片の枚数が、あらかじめ定められた上限に達しているかどうか検量する(ス
テップ1816)、上限に達していれば、運転停止の指示があった場合と同様に
、ステップ1815に処理を進め、スタッカ本体101の運転を停止させる。な
お、このとき、警告音を鳴らすなどの、警告のための処理をおこなうようにして
もよい。
紙片が紙片通路130aを通過すると、センサ201により検知され、通過毎に
、制御装置200に通知される。
制御装置200は、この通過回数をカウントし、保持している。本実施例の制御
装置200は、この通過回数を待機中の紙片の枚数として、判断をおこなう。な
お、紙片が紙幣の場合には、マンサ201に紙幣の種類を検出する機能を持たせ
れば、上記の通過回数に加えて、紙幣の種類ごとの通過回数をもカウントし、記
憶しておくことができる。
なお、上記センサ201に、紙片の種類を判別する機能を持たせ、1a頷ごとに
通過回数を別々にカウントすれば、紙片が紙幣の場合には、異なる額面の紙幣が
混ざって処理される場合であっても、制御装置200が、合計金額を計算するこ
とができるようにすることができる。
待機中の紙片の枚数が上限に達していない場合、制御装置200は、回収用スタ
ック検知スイッチが押下されたかどうか検査しくステップ1803)、押下され
ていなければ、ステップ1814に戻る0回収用スタック検知スイッチが押下さ
れれば、制御装置は、スタートスイッチが解除されたかどうか検査する(ステッ
プ1814)。
解除されていれば、運転の停止が指示されているため、後述の運転停止の処理を
おこなう、解除されていなければ、制御装置200は、回収用スタック10に指
示し、ロック用シャッタ22を上方に所定の位置Ll(図12参照)まで空ける
(ステップ1804)。これにより、スライド口13aが開かれる。なお、回収
用スタックのロック用シャッタ22は、制御装置200からの信号に応じて、回
収用スタック10に内蔵されたモータやソレノイド等の動力によって、開閉する
ようになっている。
ステップ1804では、ロック用シャッタ22は、図工lに示すようにスライド
口67aを開き紙片払出口68を閉じた状態となる。この時、スタッカ本体10
1の本体用シャッタ150と噛合しているスプロケット33.33と、回収用ス
タック10のスタック用シャッタ70とが噛合する(図11において回収用スタ
ック10に紙片がない状¥B)さらに、制御装置200は、スプロケット33を
図3において時計方向に回転させる(ステップ1805)、これにより、スタッ
ク用シャッタ14がガイド溝13に沿って、装着口12が開くよう移動し、スラ
イド口13aから抜は出るとともに、シャッタ収納部32に収納される。また、
スタッカ本体用シャッタ150は移動し、スライド口154aから抜は出て、本
体用シャッタ収納部155に収納される。このステップにより、スタッカ本体1
01は、図1Oに示すように、移替部140の移送口141を開閉する本体用シ
ャッタ150は開いており、同様に、回収用スタック10の装着口12を開閉す
るスタック用シャッタ70も開いており、スタッカ本体101側の移送口141
と回収用スタック10の装着口12とは、紙片が通過できるよう連通している状
態(図10において回収用スタック1゜に紙片がない状B)となる。
つぎに、制御装置200は、移替部140に待機している紙片の枚数があらかじ
め定められた枚数かどうか検査する(ステップ1806)。
制御装置200は、上記定められた枚数に達していないときは、所定枚数になる
まで待つ。所定枚数に達した場合、制御装置200は、送込ローラ122aを一
旦停止し、押上機構144を所定の位置に上昇させる(ステップ1807)。こ
れにより、押し上げ機構144は、回収用スタック10のゲート部材66を押開
き押え板65を押し上げ、押し上げ機構144の紙片支持部144aが、回収用
スタック10内部に入る。これに伴って、移替部140に待機中の紙片が、すべ
てそのまま上方に押上げられ、回収スタック10内に格納される。この時、ゲー
ト部材66の開閉中以上に押し上げると、ゲート部材66はバネ等の付勢力で元
の状態に閉る。
続いて、制御装置200は、押上機構144を初期位置に下降させる(ステップ
1808)、このとき、紙片は閉じられたゲート部材66に引っ掛かり、押えバ
ネ64の弾撥力で押え板65で挟まれ箱体61内に固定される。なお、押上機構
144は、そのま元の位置に肩る。
つぎに、制御装置200は、上記紙片の枚数を回収用スタック10に通知する(
ステップ1809)。このとき、回収用スタックから、上記通知した枚数を加算
した後の、回収用スタック内に収納された紙片の枚数の通知を受ける。
つぎに、制御装置200は、送込ローラ122aの回転を再開しくステップ18
10)、回収用スタック10に収納された紙片枚数が上限になるか(ステップ1
817)、スタック取外しボタン(スタッカ本体101に備えられている。図示
せず)が押下されない限り(ステップ1811)、ステップ1807に処理を戻
す。
回収用スタック10に収納された紙片枚数が上限になるか(ステップ1817)
、スタック取外しボタンが押下されると(ステップ1811)、制御装置200
は、スプロケット33を逆回転して本体用シャッタ150とスタック用シャッタ
14とを閉め(ステップ1812)、回収用スタック10のロック用シャッタ2
2を閉じるように、回収用スタック10に指示しくステップ1813)、回収用
スタック10を固定するための鉤を回収用スタック10の掛止用凹部から外す。
なお、スタッカ本体に入力装置を設け、ここで、鉤を外す際に、パスワードまた
はIDカードなどにより、暗証が入力された場合のみ、鉤を外すようにすること
もできる。また、回収用スタック10に収納された枚数が上限に達した場合は、
警告音を鳴らしたり、警告メツセージを表示したりするようにすれば、使い勝手
がよくなる。
さらに詳しく言えば、回収用スタック10をスタッカ本体101の移替部140
から取外す操作をすると、スプロケット33.33が反時計方向に回動し、図3
に示すように、本体用シャッタ150及びスタック用シャッタ70はそれぞれ移
送口141及び装着口12を塞ぐように閉められる。この時、ロック用シャッタ
22はスライド口67aを開いた状態となっている。続いて、ロック用シャッタ
22はスライド口67aをも閉じるように摺動じ、回収用スタック10の本体用
シャッタ150は通常手では開かなくなる。
これにより、回収用スタック10をスタッカ本体l○1からそのまま取外すこと
ができるようになる。回収用スタック10をスタッカ本体101から取外すと、
スタッカ本体101側の本体用シャッタ150が移替部140の移送口141を
塞ぐため、スタッカ本体101内部の紙片が隠蔽され、通常は外部から紙片を見
ることも取ることもできない。一方、スタッカ本体101から取外した回収用ス
タック10も、その装着口12がスタック用シャッタ70により塞がれるから、
紙片が外部から見えない状態でそのまま紙片を回収用スタック10ごと後処理に
廻すことができる。
ステップ1813の後、制御装置200は、処理をステップ1814に戻して、
運転停止指示があるまで、上記処理を繰り返す。
ステップ1814において、運転停止指示が検知されると、制御装置200は、
送込ローラ122aおよび逆転ローラ127の回転を停止する(ステップ181
5)。
なお、押上機構144を、複数設け、複数の回収用スタック10を設置できるよ
うにし、センサ201に紙片の種類を判別できる機能を持たせ、さらに、制御装
置200に、センサ201により検出された紙片の種類ごとに紙片の搬送停止場
所を変え、紙片の種類に応じて定められた回収用スタック10に収納するように
制御させれば、紙片の種類ごとに、異なる回収用スタック10に紙片を分別して
収納することができる。また、紙片が紙幣の場合は、上記の分別に際して、制御
装置200が紙幣の額面ごとの枚数をカウントするようにすれば、収納された紙
片の額面ごとの合計金額と、処理した紙片の合計金額とを計算させることもでき
る。
上記の本実施例において、例えば、押し上げ装置63、押上部83、押上機構1
44などの往復動作を行なう各部材は、ラック・ビニオンとそのモータにより往
復動作をすることができる。また、エアシリンダなど、他の装置により往復動作
を実現してもよい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.多層円板ファンを成形する樹脂用金型を、内側コアと外側コアとに分割し、 少なくともいづれか一方のコアを、互いに微小間隙を保持して積層した多数の薄 肉の羽根板と、該羽根板に設けた樹脂流入連通孔とより構成し、羽根板の間隙は 、成形すべき多層円板フアンの円板厚みに対応し、羽根板の厚みは、成形すべき 多用円板ファンの円板間隙に対応すべく構成してなる多層円板ファン成形用金型 。 2.多層円板ファンの成形時には、内側コアの外周端と外側コアの内周端とが当 接すべく構成してなる請求項1の多層円板ファン成形用金型。 3.内側コアと外側コアのいづれか一方のコアを、複数個に分割したコアユニッ トより構成すると共に、各コアユニットは、成形時に整列してコアを構成し、離 型時に離反すべく、スライド自在に構成してなる請求項1又は2の多層円板ファ ン成形用金型。 4.内外側コアのいづれか一方のコアの羽根板に樹脂流入連通孔を設け、該樹脂 流人連通孔を、多層円板ファンの円板間に介設するスペーサ形成部とすると共に 、該樹脂流入連通孔から成形用樹脂を射出することにより、羽根板の間隙とスペ ーサ形成部とに樹脂が充填されるべく構成してなる請求項3の多用円板ファン成 形用金型。 5.内外側コアのいづれかのコアに設けた積層羽根板間に、成形用樹脂を射出す るに際し、各羽根板に対して略平行に射出すべく構成してなる請求項3の多層円 板ファン成形用金型。 6.内外側コアのいづれかのコアに積層状態に設けた多数の羽根板の間隙を円板 ファン成形空間とすると共に、略全層の円板ファン成形空間に、成形用樹脂を射 出すべきゲートを設けてなる請求項3の多層円板ファン成形用金型。 7.多数の羽根板が互いに微小間隙を保持すべく羽根板基部を積層状態に固定す ると共に、該固定部に羽根板の間隙へ成形用樹脂を射出するためのゲートを設け てなる請求項3の多層円板ファン成形用金型。 8.該固定部に、内部に樹脂流入空間を有するゲートブロックを羽根板と直交す る方向に取付け、同ゲートブロックの内周面に、同樹脂流入空間を、羽根板間に 形成したそれぞれの円板ファン成形空間に連通連結するスリットゲートを設け、 成形完了後、同ゲートブロック内に形成されたランナーの取出動作に連動して、 同ランナーと円板ファン成形空間内の樹脂との連結を剪断によって切断可能とし たことを特徴とする請求項7の多層円板ファン成形用金型。 9.内側コアと外側コアのいづれか一方のコアに、羽根板を一定間隙を保持して 積層すると共に、他方のコアに、羽根板先端を保持するための保持部を設けてな る請求項3の多層円板ファン成形用金型。 10.外側コアに羽根板を一定間隙を保持して積層すると共に、内側コアに羽根 板先端を保持するための保持部を設け、更には、内側コアに保持部を介して羽根 板の間隙に連通するゲートを設けてなる請求項3の多層円板ファン成形用金型。 11.多数の羽根板をそれぞれ別体に形成し、各羽根板を基部に介設した間隙保 持体と共に積層してなる請求項3の多用円板ファン成形用金型。 12.内側コアを拡縮自在なコラプシプルコアで構成すると共に、該内側コアの 外周を、一定間隙を保持して積層した多数の羽根板により形成してなる請求項3 の多層円板ファン成形用金型。 13.互いに一定間隙を保持して積層した多数の羽根板を外側コアに形成すると 共に該外側コアを、複数個のコアユニットに分割し、各コアユニットの羽根板の 分割端面にスペーサ形成部となるべき凹部を形成し、成形時に各コアユニットが 集合する際に、隣接する羽根板の分割端面が当接して、凹部によりスペーサ形成 部を構成する請求項3の多用円板ファン成形用金型。 14.外側コアを複数個に分割したコアユニットより構成し、各コアユニットを 内側コアに対して放射状にスライド自在に構成してなる請求項3の多層円板ファ ン成形用金型。 15.内側コアと外側コアのいづれか一方のコアに積層状の羽根板を、他方のコ アに羽根板先端を保持するための保持部をそれぞれ設けると共に、保持部は別体 に形成した多数の保持板を積層して構成してなる請求項3の多層円板ファン成形 用金型。 16.互いに一定間隙を保持した多数の羽根板の先端部にそれぞれ磁性を帯有さ せ、磁性の同極による反発力を利用して各羽根板の間隙を保持しうるべく構成し てなる請求項3の多層円板ファン成形用金型。 17.内側コアの周縁に環状に形成した外側コアを配設し、同外側コアの内周面 に多数の環状の薄肉の羽根板の基部を、間隔保持体によって微小間隙を開けて積 層状態に固定して羽根板間に円板ファン成形空間を形成し、一方、内側コアの外 周面に同羽根板の先端を嵌着保持可能な多数の薄肉の保持板を間隙保持体を介し て微小間隙を開けて設け、かつ、環状の外側コアを、内側コアに対して放射状に スライドし、集合状態で外側コアを形成可能な複数の分割コアユニットから形成 し、各コアユニットの積層状態の羽根板の固定部に、各円板ファン成形空間内に 羽根板に対して略並行に成形用樹脂を射出可能なゲートを設けるとともに、さら に、同羽根板の分割端面に凹部を形成し、成形時に各コアユニットが集合する際 に、隣接する羽根板の分割端面に設けた凹部と一体となって円板ファン成形空間 同士を連通する樹脂流入連通孔を形成可能となし、ゲートから成形用樹脂を、各 円板ファン成形空間及び樹脂流入連通孔内に充填可能としたことを特徴とする多 層円板ファン成形用金型。 18.内側コアの周縁に環状に形成した外側コアを配設し、外側コアの内周面に 前後方向に間隔を開けて複数の第1水平溝と第2連結部成形用縦溝とを設けて内 側成形面を形成するとともに、内側コアを拡縮自在なコラプシプルコアから形成 するとともに、同内側コアの外周面に前後方向に間隔を開けて複数の第2水平溝 と第1連結部成形用縦溝とを設けて外側成形面を形成し、上記第1水平溝と第2 水平溝とによって円板ファン成形空間を形成するとともに、第1連結部成形用縦 溝と第2連結部成形用縦溝によって樹脂流入連通孔を形成し、多層円板ファンを 一体成形可能としたことを特徴とする多層円板ファン成形用金型。 19.次の各工程よりなる多層円板ファンの製造方法。 (1)内側コアと複数個のコアユニットからなる外側コアを集合させることによ り、外側コアに形成した互いに微小間隙を保持する多数の薄肉の羽根板先端を内 側コアの外周端に当接させる工程。 (2)外側コアの基部に設けたゲートより成形用樹脂を射出することにより、積 層した羽根板の基部側より、羽根板と平行に樹脂を流し、積層した羽根板の間隙 及び/又は各羽根板に設けた樹脂流入連通孔に樹脂を充填する工程。 (3)射出した成形用樹脂の固化後、コアユニットを放射状にスライドさせて分 散し、外側コアを内側コアから離反させることにより、成形した多層円板ファン からコアユニットの羽根板を離型させる工程。 (4)内側コアに支持されたままの成形品たる多層円板ファンを内側コアから取 り外して離型する工程。 20.第2工程を次の工程に置き変えた請求項19の多層円板ファンの製造方法 。 外側コアに設けた多数の羽根板に樹脂流入連通孔を設け、該樹脂流入連通孔から 成形用樹脂を射出することにより積層した羽根板の間隙及び樹脂流入連通孔に樹 脂を充填する工程。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-260197 | 1992-09-29 | ||
| JP4-260198 | 1992-09-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO1994007786A1 true JPWO1994007786A1 (ja) | 1994-10-06 |
Family
ID=
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