JPWO1997009727A1 - ソレノイド及びソレノイドバルブ - Google Patents
ソレノイド及びソレノイドバルブInfo
- Publication number
- JPWO1997009727A1 JPWO1997009727A1 JP9-511084A JP51108497A JPWO1997009727A1 JP WO1997009727 A1 JPWO1997009727 A1 JP WO1997009727A1 JP 51108497 A JP51108497 A JP 51108497A JP WO1997009727 A1 JPWO1997009727 A1 JP WO1997009727A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- solenoid
- magnetic
- magnetic field
- electromagnetic coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その周壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、同電磁コイル(1)の外周面及び両端面を覆うべく、周側板(21)と上側端部プレート(22),下側端部プレート(23)とより構成したヨーク(2)と、ボビン(11)の縦孔(11c)の一端に配設したポールコア(16)と、同縦孔(11c)の他端に移動自在に挿入したプランジャ(15)とよりなるソレノイドにおいて、ヨーク(2)の中央部に一体的に連設した変則磁場形成用の凸部材(24)と、同筒体(24)をボビン(11)の周壁(11d)端面より嵌入するために、同周壁(11d)に形成した凹部(11f)とを具備する。また、プランジャ(15)の移動動作により開閉して主弁孔(63)の開閉を行うようにしたソレノイドバルブのダイヤフラム(3)は、所定の給水圧力以上では一定のストロークで、所定の給水圧力以下では拾水圧力に比例したストロークで作動するように構成した。
Description
【発明の詳細な説明】
ソレノイド及びソレノイドバルブ
技術分野
この発明は、ソレノイド、及び、ソレノイドバルブに関する。
背景技術
プランジャを移動駆動させるソレノイドバルブは、ヨーク中に電磁コイルを収
納して備える。この電磁コイルの中心には、縦孔が形成されており、この縦孔の
中に、筒状のプランジャガイドが装着されている。そして、プランジャガイドの
上部にはポールコアが嵌入固設されており、このプランジャガイドには、その上
部のポールコアに対して移動するプランジャが摺動可能に挿入されている。また
、ダイヤフラムバルブの有するダイヤフラムには、給水源と連通するブリード孔
及び給水2次側と連通するパイロット孔が設けられている。
かかる構造において、ヨーク及びその下端板並びにポールコアを固定すべきポ
ールコア固定板とによってソレノイドの外殻が形成されている。そして、プラン
ジャは、電磁コイルへの通電によって発生する電磁力による吸磁作用を受けて、
ヨーク下端板の挿貫孔より移動自在に作動する。これにより、ダイヤフラムバル
ブは、プランジャの移動に伴いダイヤフラムのパイロット孔を開閉することで、
ダイヤフラムバルブの開閉を行っている。
また、近年では給水制御用のソレノイドバルブの利用分野が広がり、例えば、
自動水栓や局部洗浄装置等の一般生活における水迴り装置に採用されている。そ
こで、コストの低減、及び、さらなる小型化が市場から望まれている。
ところが、上記した構造では小型化への対応に限界があり、さらなる小型化を
図るためには種々の障害がある。
すなわち、ソレノイドバルブを小型化するにあたり、単に小型化するだけであ
れば、プランジャストロークやダイヤフラム面積を小さくすればよい。しかし、
給水制御用ソレノイドバルブは、通常、0.5〜10kg/cm2の水圧下で使
用され、最低使用水圧下においても毎分20リットル程度の流量が確保されなけ
れば使い勝手が悪くなることが分かっている。
したがって、プランジャストロークやダイヤフラム面積を小さくすることには
限界がある。その一方、その他の構成に手を加えるとなると、能力の低下や防水
性能の低下等を招くおそれがある。このため、性能を維持しながら現状以上の小
型化を図ることはきわめて困難であった。
本発明は、上記課題を解決することのできるソレノイド及びソレノイドバルブ
を提供することを目的としている。
発明の開示
かかる課題を解決するため、本発明のソレノイドおよびソレノイドバルブは、
以下の構成を有する。
即ち、第1の発明のソレノイドは、
プランジャを移動駆動させるソレノイドであって、
非磁性体からなり、前記プランジャの移動領域を区画形成する領域形成部材と
、
該移動領域を前記プランジャの移動方向に沿って貫く第1の磁束経路の磁界を
形成するよう前記領域形成部材を取り囲んで巻かれたコイル巻線部を有し、前記
第1の磁束経路の磁力を前記プランジャに及ぼす電磁コイルと、
磁性体から形成され前記移動領域を区画形成する区画面の外側で前記領域形成
部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置される部材であり、前記電磁コ
イルが形成した磁界の第2の磁束経路を前記区画面の外側に前記領域形成部材の
一端の側から形成して、該第2の磁束経路の磁力を前記区画面を隔てた前記プラ
ンジャに部材先端から及ぼす変則磁場形成部材と、
前記領域形成部材の一端の側からの長さが異なる前記変則磁場形成部材を前記
区画面の外側で前記領域形成部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置で
きるよう形成された収納箇所を有する収納部材とを備えることを特徴とする。
この第1の発明のソレノイドでは、プランジャには、その移動領域を貫く第1
の磁束経路の磁界に加え、移動領域の区画面の外側の第2の磁束経路の磁界の磁
力をも変則磁場形成部材の先端から及ぼす。このため、この両磁界の磁力によっ
てプランジャの吸着動作を行うことができるので、微小電流を電磁コイルへ通電
するのみで、或いは巻き数の少ないコイル巻線部でプランジャに大きな磁力を及
ぼして、プランジャの移動、延いてはソレノイドの開閉動作を行うことができる
。
しかも、第2の磁束経路の磁力を及ぼすための変則磁場形成部材は、領域形成
部材の一端の側からの長さが異なっても収納部材に収納されることから、変則磁
場形成部材の長さを調整できる。変則磁場形成部材の先端からプランジャに及ぼ
される第2の磁束経路の磁力の大きさは、変則磁場形成部材とプランジャとの位
置関係、即ち変則磁場形成部材の長さによって定まる。よって、変則磁場形成部
材の長さの調整を経てプランジャに及ぼす磁力の大きさを調整でき、この磁力の
大きさの調整を通して、プランジャに第2の磁束経路の磁界の磁力を最も効率よ
く及ぼすことができる。よって、このような調整を経ていない変則磁場形成部材
を配置したものよりも、この第1の発明のソレノイドによれば、コイル巻線部の
巻き数をより少なくすることができる。従って、コイル巻線部自体の小型化を図
ることができ、これを通してソレノイド自体のより一層の小型化を図ることがで
きる。
また、第2の発明のソレノイドは、
プランジャを移動駆動させるソレノイドであって、
非磁性体からなり、前記プランジャの移動領域を区画形成する領域形成部材と
、
該移動領域を前記プランジャの移動方向に沿って貫く第1の磁束経路の磁界を
形成するよう前記領域形成部材を取り囲んで巻かれたコイル巻線部を有し、前記
第1の磁束経路の磁力を前記プランジャに及ぼす電磁コイルと、
磁性体から形成され前記移動領域を区画形成する区画面の外側で前記領域形成
部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置される部材であり、前記電磁コ
イルが形成した磁界の第2の磁束経路を前記区画面の外側に前記領域形成部材の
一端の側から形成して、該第2の磁束経路の磁力を前記区画面を隔てた前記プラ
ンジャに部材先端から及ぼす変則磁場形成部材と、
該変則磁場形成部材を前記区画面の外側で前記領域形成部材の一端の側に前記
プランジャと対向して配置できるよう形成された収納箇所を有する収納部材とを
備え、
前記変則磁場形成部材は、前記プランジャに及ぼす磁力の大きさの調整を経て
前記収納箇所に配設されていることを特徴とする。
この第2の発明のソレノイドであっても、プランジャには第1,第2の磁束経
路の磁界の磁力を及ぼす。よって、第1の発明と同様に、微小電流の通電、或い
は巻き数の少ないコイル巻線部でプランジャに大きな磁力を及ぼして、プランジ
ャの移動、延いてはソレノイドの開閉動作を行うことができる。
そして、この第2の発明のソレノイドでは、第2の磁束経路の磁力を及ぼすた
めの変則磁場形成部材は、その先端からプランジャに及ぼされる第2の磁束経路
の磁力の大きさの調整を既に受けてから、配設される。このため、第2の発明の
ソレノイドであっても、やはり、プランジャに第2の磁束経路の磁界の磁力を最
も効率よく及ぼすことができ、このような調整を経ていない変則磁場形成部材を
配置したものよりも、コイル巻線部の巻き数をより少なくすることができる。従
って、コイル巻線部自体の小型化を図ることができ、これを通してソレノイド自
体のより一層の小型化を図ることができる。
また、上記の第1,第2の発明は以下の態様を採ることができる。第1の態様
のソレノイドでは、
前記領域形成部材は、前記プランジャが移動する縦孔(11c)を区画形成す
ると共に、前記変則磁場形成部材を前記プランジャと対向して配置できるよう前
記縦孔(11c)に沿って陥没形成された凹部(11f)を有する周壁(11d
)を備えたボビン(11)を有し、
前記電磁コイルは、前記ボビン(11)の周壁(11d)に直接巻かれたコイ
ル巻線(12)を有し、
前記変則磁場形成部材は、前記凹部(11f)に嵌め込んで配置されている。
この第1の態様のソレノイドは、ボビン(11)の周壁(11d)に陥没形成
された凹部(11f)に変則磁場形成部材を配置し、この周壁(11d)をコイ
ル巻線(12)のコアとする。よって、部材の共通化を通して径方向の小型化を
図ることができる。
第1,第2の発明の第2の態様のソレノイドは、
前記電磁コイルの上下に位置する上側端部プレート(22),下側端部プレー
ト(23)と、その間に位置する周側板(21)とを有し、前記電磁コイルを取
り囲むヨーク(2)と、
前記上側端部プレート(22)に当たる前記縦孔(11c)の一端に配設した
ポールコア(16)とを備え、
前記変則磁場形成部材は、前記周壁(11d)の側の下側端部プレート(23
)端部に連設されている。
この第2の態様のソレノイドは、ヨーク(2)の下側端部プレート(23)に
変則磁場形成部材を連設したので、取り扱いが容易となる。また、変則磁場形成
部材の長さ調整が凹部(11f)への配置後に必要となったような場合には、こ
の配置すみの変則磁場形成部材をヨーク(2)の下側端部プレート(23)と共
に取り外すことができ好ましい。また、縦孔(11c)ではプランジャとポール
コアとが対向することから、プランジャにその磁力を及ばせる磁界の第1,第2
の磁束経路をポールコアにも到らせるので、更に磁力効率を向上できこれを通し
てさらなるコイルの巻数を低減させ小型化を図ることができる。
また、第1,第2の発明の第3の態様のソレノイドでは、
前記ボビン(11)は、前記下側端部プレート(23)よりも外方に延びた突
出部(11h)を、前記周壁(11d)に延長して有する。
この第3の態様のソレノイドは、ボビン(11)の周壁(11d)に延長した
突出部(11h)を、下側端部プレート(23)の下面に取り付けられる他の部
材、例えばダイヤフラムバルブに対してシール作用を果たすパッキン等の装着の
ために用いることができる。このため、ダイヤフラムバルブ等に対して簡単に防
水措置を採ることができる。
更に、第3の発明のソレノイドは、
非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その周
壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁コイ
ル(1)の外周面及び両端面を覆うべく、周側板(21)と上側端部プレート(
22),下側端部プレート(23)とを有するヨーク(2)と、前記縦孔(11
c)の一端に配設したポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在
に挿入されたプランジャ(15)とを有するソレノイドにおいて、
前記ポールコア(16)の外周面に前記コイル巻線(12)を巻回しないコイ
ル巻線端部処理空間(Q)を形成し、更に前記ヨーク(2)に前記コイル巻線端
部(20)のコイル巻線を外部に引き出すための開口(26)を設け、該開口(
26)を水封手段にて閉塞したことを特徴とするソレノイド。
この第3の発明のソレノイドでは、コイル巻線端部(20)は、ポールコア(
16)の外周面のコイル巻線端部処理空間(Q)における開口(26)を経て外
部に引き出され、その引き出し箇所はコイル巻線(12)から離れた箇所となる
。そして、この開口(26)が水封に閉塞される。このため、コイル巻線の引き
出し部をコイル巻線端部(20)ごとコイル巻線(12)と共に樹脂モールドす
る必要がなくなり、コイル巻線の巻回部体積、すなわち、電磁コイル1自体の体
積をきわめて小さくすることができる。よって、これを通してソレノイドの小型
化を図ることができる。
この場合、前記開口(26)をゴムブッシュ(25)にて閉塞すれば、当該開
口の水密を確保できる。
また、第4の発明のソレノイドは、
非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その周
壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁コイ
ル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、前記縦孔(11c)の一端に配設し
たポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプランジ
ャ(15)とを有するソレノイドにおいて、
前記ポールコア(16)の外側に永久磁石(17)を配設すると共に、前記永
久磁石(17)に対応した前記ボビン(11)の外周面にコイル巻線(12)を
巻回しないコイル巻線端部処理空間(Q)を形成したことを特徴とする。
この第4の発明のソレノイドでは、永久磁石(17)の配設領域とコイル巻線
端部処理空間(Q)とをボビン(11)の外周面の側で隣接させることができ、
省スペース化を通してソレノイドの小型化を図ることができる。
また、第5の発明のソレノイドは、
非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その周
壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁コイ
ル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、前記縦孔(11c)の一端に配設し
たポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプランジ
ャ(15)とを有するソレノイドにおいて、
前記ポールコア(16)の外側に永久磁石(17)を配設すると共に、前記永
久磁石をネオジ鉄ボロン、サマリウムコバルト等からなる希土類金属を主成分と
して構成したことを特徴とする。
この第5の発明のソレノイドでは、ポールコア(16)の外側に配設した永久
磁石(17)を強磁界を形成する特定の希土類金属を主成分とする磁石としたの
で、この磁石の体積を小さくしても十分に強い磁界を得ることができる。このた
め、従来のソレノイドに比べて体積の小さな磁石を配設すればよいので、ソレノ
イドの小型化を図ることができる。
上記の第4,第5の発明のソレノイドは、以下の態様を採ることもできる。こ
の態様のソレノイドは、
前記永久磁石(17)をその側面に亘って取り囲み、前記永久磁石(17)の
形成する磁界が前記プランジャ(15)に及ぼす磁気を調整する磁気調整用の磁
性体部材を有する。
この態様のソレノイドは、磁気調整用の磁性体部材により、この磁性体部材と
永久磁石(17)との間に減磁界を発生させて閉電磁力を弱くすることができる
。このため、プランジャを永久磁石の側から容易に引き離すことができる。よっ
て、プランジャの引き離しに必要な復帰スプリング等を必要以上に大きくする必
要がなく、ソレノイドの小型化を図ることができる。
また、第6の発明のソレノイドバルブは、
非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その周
壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁コイ
ル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、該ヨーク(2)に磁界を形成する永
久磁石(17)と、前記縦孔(11c)の一端に配設したポールコア(16)と
、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプランジャ(15)と、該プラン
ジャ(15)を前記ポールコアより引き離すための復帰スプリング(19)とを
有
するソレノイド(B)を具備するソレノイドバルブにおいて、
前記プランジャをポールコアに吸着させた位置から自然落下させた後、弁座に
よりバウンドして戻る上限位置では、前記永久磁石の磁界による吸引力よりも復
帰スプリングの離反力が大きくなるように設定したことを特徴とする。
この第6の発明のソレノイドバルブでは、ポールコアに吸着したプランジャを
弁座の側に引き離した場合、このプランジャは、永久磁石の磁界による吸引力よ
りも大きな離反力を復帰スプリングから受けて弁座の側に位置することになる。
このため、プランジャを復帰スプリングにより、容易かつ確実に閉弁方向に移動
させることができる。
また、第7の発明のソレノイドバルブは、
ダイヤフラム(3)にパイロット弁孔(31)とブリード孔(32)とを設け
、前記パイロット弁孔(31)を、ソレノイド(B)のプランジャ(15)の移
動動作により開閉して主弁孔(63)の開閉を行うようにしたソレノイドバルブ
において、
前記ダイヤフラム(3)は、第1のストローク以上では一定の反力で、前記第
1のストローク以下では給水圧力に比例した反力特性をもつことを特徴とする。
この第7の発明のソレノイドバルブでは、ダイヤフラムに作用する圧力が低圧
でありそのストロークが少ない場合には、給水圧力に比例した反力を発揮する。
よって、低圧時においても止水能力、開弁能力が低下することがなく、小型であ
りながら安定した作動特性を有し、かつ、十分な吐水量を確保することができる
。このため、例えば、感知式フラッシュバルブや自動水栓等で大きな体積を占め
ていたバルブ部の小型化が図れ、製品全体の小型化が可能となると共に、コスト
ダウンを図ることができる。
この場合、第7の発明のソレノイドバルブは、以下の態様を採ることもできる
。第1の態様のソレノイドバルブでは、前記第1のストロークは使用圧力の下限
におけるストロークとした。また、第2の態様のソレノイドバルブでは、前記ダ
イヤフラム(3)の膜厚を約0.4mm以下、膜ゴム硬度を約80度以下とした。
第1の態様のソレノイドバルブでは、極めて実用的な使い方ができ、第2の態
様のソレノイドバルブでは、膜厚,硬度の調整で上記した特異な特性を容易に得
ることができる。
更に、第3の態様のソレノイドバルブは、
前記ダイヤフラム(3)の中央にパイロット弁孔(31)を設け、前記パイロ
ット弁孔(31)の周辺位置にブリード孔(32)を設けるとともに、前記パイ
ロット弁孔(31)の周りに、周面が流体の流れ方向に向けて漸次なだらかに絞
られた形状の整流コーン(7)を形成した。
この第3の態様のソレノイドバルブでは、整流コーンに沿って流体が通過する
際の管路抵抗を小さくすることができ、特に、低圧時における流量減少を可及的
に防止することができる。
また、第4の態様のソレノイドバルブは、
前記整流コーン(7)の長さは、ダイヤフラムの最大ストロークとほぼ同一、
即ち実質的に同一の長さとされている。
この第4の態様のソレノイドバルブは、整流コーンの長さの最適化を通して、
整流コーンの通過時における流体の乱流を抑制すると共に、整流コーン自体が不
用意に流体の抵抗となることを抑制できる。このため、適正流量を確保できる。
更に、第8の発明のソレノイドバルブは、
パイロット弁孔(31)とブリード孔(32)とを有するダイヤフラム(3)
と、前記ブリード孔(32)を挿通するピン(33)とを有し、前記パイロット
弁孔(31)を、ソレノイド(B)のプランジャ(15)の移動動作により開閉
して主弁孔(63)の開閉を行うようにしたソレノイドバルブにおいて、
ソレノイドバルブの給水一次側にストレーナを設けると共に、前記ブリード孔
(32)と前記ピン(33)の間隙断面積を前記ストレーナのメッシュと実質的
に同一若しくはそれ以上としたことを特徴とする。
この第8の発明のソレノイドバルブは、給水1次側に設けたストレーナのメッ
シュを通過したごみ等は、ブリード孔とクリーニングピンの間隙断面積とストレ
ーナのメッシュ面積との関係から、ブリード孔とクリーニングピンの間隙を通過
できる。このため、この間隙にごみ等が詰まることを回避してブリード孔内へ水
を円滑に流入させるので、ダイヤフラムの作動圧力を確実に確保でき信頼性を高
めることができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明に係るソレノイドバルブの内部構造を示す説明図である。
図2は、同ソレノイドバルブの作動状態説明図である。
図3は、同ソレノイドバルブの作動状態説明図である。
図4は、ダイヤフラムの特性図である。
図5は、整流コーンの説明図である。
図6は、整流コーンの周面における流路面積の変化を示すグラフである。
図7は、変則磁場形成用の凸部24の先端からプランジャ15に及ぼされる変
則磁界M2の磁力の大きさと凸部24の立ち上げ高さとの関係を示すグラフであ
る。
図8は、電池電圧とソレノイドへの通電時間の変化を示すグラフである。
図9は、本発明に係るソレノイドバルブのプランジャの説明図である。
図10は、本発明に係るソレノイドの吸引力特性を示すグラフである。
図11は、磁性体の磁気特性を示すグラフである。
図12は、磁束通過面積と磁束密度の飽和点との関係を示すグラフである。
図13は、プランジャ及びポールコアの断面図である。
図14は、ソレノイドバルブの一形態を示す説明図である。
図15は、ソレノイドバルブの他の一形態を示す説明図である。
図16は、ソレノイドバルブの更に他の一形態を示す説明図である。
図17は、ソレノイドバルブの更に他の一形態を示す説明図である。
図18は、他の実施例に係るソレノイドバルブの説明図である。
図19は、同他の実施例に係るソレノイドバルブの取付状態を示す説明図であ
る。
図20は、ソレノイドの回路説明図である。
図21は、ソレノイドの通電時における時間対電流特性を示すグラフである。
図22は、実施例のダイヤフラムバルブCを組み込んだ水栓90を説明するた
めの概略断面図。
発明を実施するための最良の形態
この発明の実施例を図面に基づき以下に説明する。
図1は、本発明に係るソレノイドBを具備したソレノイドバルブAの内部構造
を示す説明図であり、ここでは、後述するプランジャ15が突出した閉弁状態を
示している。
ソレノイドバルブAは、ソレノイドBとダイヤフラムバルブCとを有する。ま
ず、ソレノイドBについて説明する。
図1に示すように、ソレノイドBは、電磁コイル1と、これを取り囲むヨーク
2とを有する。この電磁コイル1は、コイル巻線の形成領域を外側にプランジャ
の移動領域を内側に形成するための筒状のボビン11を有し、このボビン11の
上下端は、上フランジ11a,下フランジ11bとされている。、また、ボビン
11の中央部には、プランジャ15の移動領域となる縦孔11cが形成されてお
り、その周壁11dの周り(コイル巻線の形成領域)には銅線からなるコイル巻
線12が直接巻かれている。このため、電磁コイル1に通電されると、生じた磁
界の磁束はボビン11の縦孔11cを軸方向に貫通し、その磁力は縦孔11c内
部に及び、プランジャ15はこの磁力を受けて磁化することとなる。
また、ボビン11の上フランジ11aの下方には、一定の距離をあけて仕切フ
ランジ11eが形成されている。そして、ヨーク2で囲まれた仕切フランジ11
eと上フランジ11aとの間の空間は、コイル巻線端部処理空間Qとされている
。
コイル巻線端部処理空間Qは、コイル巻線12の巻線端部20を外部に引き出
すための空間であり、図示するように、この空間には、コイル巻線12は巻かれ
てはいない。そして、ヨーク2の上端面に空けられた開口26を経て、巻線端部
20は、外部に引き出されている。また、この開口26は、巻線端部20にきつ
く嵌め込まれたゴムブッシュ25にて塞さがれている。したがって、従来のよう
に、コイル巻線12の引出し部や電磁コイル1の全周を樹脂モールドする必要が
なくなり、コイル巻線12の巻回部体積、すなわち、電磁コイル1自体の体積が
小さくなっている。
なお、密封手段としては、上記ゴムブッシュ25ではなく開口26から樹脂を
流し込み、コイル巻線端部処理空間Qのみを上記樹脂モールドするようにしても
よい。
また、ヨーク2は、電磁コイル1の外周を覆う周側板21と、その上下に設け
た鉄製で略円形の上側端部プレート22,下側端部プレート23とを有する。こ
の場合、下側端部プレート23を有するヨーク2は、その材料が磁性体であれば
よく鉄製のものに限らない。なお、この下側端部プレート23は、後述するダイ
ヤフラムバルブCの圧力室形成板60の上面に載置されている。
さらに、ヨーク2は、上記の上側端部プレート22,下側端部プレート23の
間に位置するように変則磁場形成用の筒状の凸部24を有する。この凸部24は
、下側端部プレート23の中央部に設けた開口周りから上方へ立ち上げてこの下
側端部プレート23と一体に形成されており、下側端部プレート23が鉄製であ
ることから磁性を帯びる性質を有する。つまり、凸部24は磁性体からなる。そ
して、凸部24は、縦孔11c内のプランジャ15を取り囲み、電磁コイル1に
通電されたときには変則磁場を形成してその先端から磁束をこのプランジャ15
に至らしめる。この場合、凸部24は、形成すべき変則磁場の大きさに合わせて
、その立ち上げ高さが切断等の手法により調整される。なお、この変則磁場形成
用の筒状の凸部24の機能の詳細については後述する。また、凸部24は筒状と
せずとも、一部が上方に突出していればよい。また、ボビン11にインサート成
形等で一体に形成してもよい。
かかる変則磁場形成用の筒状の凸部24は、やや厚肉状に形成した前記ボビン
11の周壁11d下部に、縦孔11cの周囲を取り囲むように設けた凹部11f
内に嵌め込まれている。図示するように、この凹部11fは、凸部24を嵌め込
むためのものであるが、上記したようにその立ち上げ高さが調整される凸部24
の嵌め込みに支障がないよう、予め深く形成されている。また、周壁11dの内
径側端部は、ヨーク2の下側端部プレート23の下方にまで延びた突出部11h
とされている。
電磁コイル1は、縦孔11cの内部に、その下端側から順に、プランジャ15
とポールコア16と永久磁石17とを配設して備える。プランジャ15は、その
下端に弁体14を有し、縦孔11c内を摺動できるようにされている。また、永
久磁石17とポールコア16は、ポールコア16の上部に永久磁石17が位置す
るよう、縦孔11cの内部にそれぞれ固定されている。
本実施例における永久磁石17は、保磁力の大きなネオジ鉄ボロン、サマリウ
ムコバルト等の希土類からなる磁石を用いて形成されている。よって、体積を小
さくしても十分強い磁界を形成することができるので、この永久磁石17は、従
来のものに比べ小型の磁石とされている。なお、永久磁石17を、希土類金属を
用いた磁石としてもよく、具体的には、ネオジ鉄ボロン、サマリウムコバルト等
を主成分としたプラスチック磁石としてもよい。
このように、永久磁石17を頂部に配置した場合、電磁コイル1による電磁界
は永久磁石17を通過し、プランジャ15はこの電磁界により磁化されることに
なる。また、この永久磁石17がプランジャ15に及ぼす力は、両者の距離に反
比例する。よって、永久磁石17から離間した位置のプランジャ15をポールコ
ア16の側、即ち開側方向に吸引するために電磁コイル1に通電(開通電)した
ときに形成される電磁界は、永久磁石17の極性と同方向になる。その一方、永
久磁石17に吸着されたラッチ位置にあるプランジャ15をこの永久磁石17か
ら引き離す側、即ち閉側方向に駆動するために電磁コイル1に通電(閉通電)し
たときに形成される電磁界は、永久磁石17の極性とは逆方向となる。そして、
永久磁石17に吸着されてラッチ位置にあるプランジャ15を閉側方向に駆動す
るには、プランジャ15を永久磁石17と逆の極性に磁化する必要がある。この
ため、電磁コイル1を閉通電する場合には、開通電するときに比べ、かなり強力
な電磁力が必要となってしまう。
そこで、永久磁石17の上部には、永久磁石の磁気を調整するための筒状の調
整部材18を配設し、この調整部材18と永久磁石17とで磁気回路を構成する
こととした。そして、この磁気回路で永久磁石の磁界を分散させ、永久磁石17
からプランジャ15、ヨーク2を通過する磁束を減らし、閉側方向にプランジャ
15を移動させるときに必要な電磁力を弱めている。なお、電磁コイル1を閉通
電してプランジャ15を永久磁石17から離脱させる場合には上記したように強
力な電磁力を必要とする。しかし、プランジャ15が永久磁石17から離れると
その距離が大きくなるにつれて永久磁石17がプランジャ15に及ぼす力は小さ
くなるため、電磁コイル1を閉通電する場合に、常時強力な電磁力を必要とする
わけではない。
本実施例における調整部材18は、筒状に形成され、ボビン11の周壁11d
の上部に環状に設けた上側凹部11g内に嵌め込まれている。しかし、その形状
は筒状に限らず、一部が永久磁石17の周側方へ突出した形状であればよい。な
お、前記上側凹部11gは上記した凹部11fと略同様に、縦孔11cの周囲を
取り囲むように形成されている。
また、本実施例におけるプランジャ15は必要起磁力に応じた小径のものとし
てソレノイドBの小型化を図っている。したがって、プランジャ15の自重が軽
くなるとともに、摩擦力も軽減し、磁力による吸引効率が向上する。
しかも、ポールコア16の凹部16aに吸着されるテーパ部15aの裾部は、
垂直に形成された垂直部15bとされている。かかる垂直部15bを形成するこ
とにより、プランジャ15の吸引効率が高まることは実験的に確かめられている
。よって、上記のようにプランジャ15を小径としたこととあいまって、プラン
ジャ15の初期吸引力が高まり磁気効率が大きく向上する。
プランジャ15とポールコア16との間には、復帰スプリング19が配置され
てる。かかる構成によって、プランジャ15は、復帰スプリング19の弾性力を
受け、電磁コイル1が非通電とされている初期状態(若しくは止水時)において
は、図1に示す閉側位置にある。そして、プランジャ15の下端に設けた弁体1
4は、ダイヤフラムバルブCのダイヤフラム3の中央部に設けたパイロット弁孔
31を閉塞することになる。
また、復帰スプリング19のスプリング力と永久磁石17の吸引力との関係は
、次のように定められている。即ち、プランジャ15をポールコア16に吸着さ
せた位置(開側位置)から自然落下させた場合、プランジャ15は、パイロット
弁孔31の周縁に形成された弁座35でバウンドする。そして、このバウンドし
た際の上限位置(最高到達位置)にプランジャ15が達したときに、復帰スプリ
ング19が永久磁石17の吸引力よりも大きな離反力をプランジャ15に及ぼす
よう設定されている。
上記ソレノイドBを後述するダイヤフラムバルブCに装着するに際しては、ヨ
ーク2の下側端部プレート23をダイヤフラムバルブCの圧力室形成板60の上
面に載置する。なお、突出部11hと圧力室形成板60との間に介装されるパッ
キン4と、ボビン11の下フランジ11bとヨーク2の周側板21との間に介装
されるOリング5とにより、ヨーク2の内部の電磁コイル1の防水が図られてて
いる。つまり、本発明に係るソレノイドBは、簡単な構造で防水されている。
更に、上述のようにヨーク2の周側板21を電磁コイル1を囲む全周域に亘っ
て設けたことにより、磁気効率の面においても、優れている。具体的には、周側
板21を上側端部プレート22,下側端部プレート23の一部のみと接合した断
面コノ字状形状のヨークを有するものに比べ、本実施例のヨーク2を有する電磁
コイル1は、磁気効率が15%程度向上することが実験上確認されている。
次に、ダイヤフラムバルブCについて説明する。
図1に示すように、ダイヤフラムバルブCは、弁箱6を有し、この弁箱6は、
一次配管と二次配管にそれぞれ連通連結される流入路61と流出路62とを有す
る。
流入路61の中途にはメッシュ状のフィルター部を有するストレーナSが配設
されている。よって、メッシュよりも大きな給水中の異物はここで除去されてダ
イヤフラムバルブCへは流入しない。
また、弁箱6内において、流入路61と流出路62との間には、主弁孔63が
形成されており、主弁孔63の上端開口周縁は主弁座64とされている。そして
、主弁座64には、主弁孔63を開閉する主弁体を兼ねたダイヤフラム3が離接
自在に配設されている。なお、主弁座64には、ダイヤフラム3のシート部3b
が離接する。
ダイヤフラム3は、膜部3aの湾曲部半径rが3mm以下と小さくされていると
もに、作動有効径を大きくしており、かつ、膜厚tを0.4mm以下の薄いものと
されている。また、膜を形成するゴムの硬度は80度以下とされており、これら
により、ダイヤフラム3は、圧力に対する高い感度を備え、ヒステリシスの影響
を可及的に小さくしている。
すなわち、図4に示すように、このダイヤフラム3は、低ストローク時にはス
トロークに応じて反力が大きくなり、一方、高ストローク時には、反力が一定と
なる特性を発揮する。これにより、低圧時(0.3kg/cm2)においても止
水能力、開弁能力が低下することがなく、低圧時(0.3kg/cm2)でも即
座に図5に示す開位置に移動し、必要流量を確保することができる。
ところで、止水状態を維持するためには、閉止時においてもダイヤフラム3に
は若干の反力が必要である。従来のダイヤフラムでは、最大ストロークまでスト
ロークに応じた反力特性を持っているため、最大ストローク時の反力が強くなる
。従って、低差圧でダイヤフラムを作動させるためには、大きな径が必要であっ
た。しかし、上記のような特性をもつダイヤフラムによれば、止水状態を維持す
るに必要な反力を与えつつ、最大ストロークにおいても、当該ストロークより小
さいストロークの場合と同様の小さな一定の反力しか必要としない。よって、ダ
イヤフラム径を小さくすることができる。
ダイヤフラム3の上方には、このダイヤフラムと圧力室形成板60とで実質的
に取り囲まれたダイヤフラム圧力室30が形成されている。そして、このダイヤ
フラム圧力室30は、ダイヤフラム3の中央に設けたパイロット弁孔31、及び
、ダイヤフラム3の周縁に設けたブリード孔32を介して流出路62と連通して
いる。
上記パイロット弁孔31の上方には、前述したように、ソレノイドBのプラン
ジャ15の先端に設けた弁体14が対向配置されており、プランジャ15の進退
移動によってパイロット弁孔31は開閉される。この際、閉弁に際してプランジ
ャ15が、前述したように、パイロット弁孔31の弁座35でバウンドして上限
位置にきても、永久磁石17の吸引力に勝る復帰スプリング19の離反力を受け
て、プランジャ15は確実に閉弁側に駆動する。よって、パイロット弁孔31を
確実に閉鎖して、ダイヤフラムバルブCを閉弁することができる。
また、ダイヤフラム3に対向する圧力室形成板60の下端部には、ブリード孔
32を貫通するクリーニングピン33が着脱自在に取付けられている。したがっ
て、クリーニングピン33が曲がったりした場合などでは、ダイヤフラム3を取
り外せば、このクリーニングピン33を容易に交換することができる。なお、ク
リーニングピン33はダイヤフラムの上下動によりブリード孔まわりに付着した
スケールを除去する。
また、このクリーニングピン33をブリード孔32に貫通させて配置したので
、
ブリード孔32を、実質的にはドーナツ状のブリード孔とした。よって、このブ
リード孔32を水が通過する際の流路抵抗を増大でき、これを通して、円形の同
一の断面積を開けたブリード孔である場合に比べ、通過流量を抑制できる。従っ
て、ダイヤフラム3の閉弁時の水勢力が低減される。
しかも、ブリード孔32とクリーニングピン33との間隙断面積を、流入路6
1の中途に設けた前記ストレーナSのメッシュ面積と実質的に同一若しくはそれ
以上としている。よって、ストレーナSを通過した微小なごみ等がブリード孔3
2に詰まることがなく、水はブリード孔32に円滑に流入する。
また、上記パイロット弁孔31の下端外周は、周面が流体の流れ方向に向けて
漸次なだらかに絞られた形状の整流コーン7とされている。この整流コーン7は
、管路抵抗が可及的に小さくなるように形成されており、以下に記すように低圧
時の流量を確保する。
図5は、低圧時(0.3kg/cm2)のバルブ開位置を示しており、このよ
うな低圧時の流量確保は、弁座付近での流れ方向の転換をスムーズにすることに
より達成できる。そのためには、図5に示すように、バルブの二次側(流出路側
)に整流コーン7を設け、この整流コーン7の形状によって、主弁孔63の開口
の有効流路面積を、図6に示すように変化させればよい。この場合、図6の縦軸
は有効流路面積を表す。また、横軸は、主弁座64がダイヤフラム3のシート部
3bに対して図5に実線で示す位置にある時における整流コーン7と主弁座64
との間の離間距離を表している。この図6に示すように、主弁座64がシート部
3bに当接する流路起点a(図5参照、以下同じ)から整流コーン7の形状形成
起点bとの間は、整流コーン7と主弁座64との間の離間距離(a’b’)、即
ち有効流路面積が漸次拡大するよう、この起点bから整流コーン7の形状形成中
途部cとの間は、有効流路面積たる離間距離(c’)が同一となるよう、さらに
、形状形成中途部cから形状形成頂点部分dとの間では、有効流路面積たる離間
距離(d’)が再び漸次拡大するように、整流コーン7の外周形状を形成する。
かかる形状としたことにより、水流のガイド機能を果たし、縮流や渦などによ
る圧損を少なくしている。
また、本実施例における整流コーン7の長さは、ダイヤフラム3の最大ストロ
ークと実質的に同一長さとされており、流量に対して実験的に判明した最適長さ
である。つまり、整流コーン7の長さが短すぎると、主弁孔63へ水が流入する
際に水同士がすぐにぶつかり合って乱流を生じ、流量が絞られて所望する流量を
得ることができなくなるからである。また、逆に長すぎても整流コーン7自体が
抵抗になって流量を減じてしまうことが実験的にわかったからである。
上記した構造により、ダイヤフラムバルブCの反応性が向上する。また、低圧
時における不安定動作を解消して閉止力、開弁力を良好に保つことができる。さ
らに、整流コーン7によって吐水能力を向上させ、バルブ性能を維持しながらダ
イヤフラムバルブCを小型化することができる。
なお、図5における主弁座64の先端形状は、以下のように決定した。ダイヤ
フラムバルブCを小型化したことにより、受圧径は従来よりも縮小される。そし
て、小さな受圧径としたままででダイヤフラム3を閉止する力の低下を補うには
、主弁座先端の曲率半径を、従来の曲率半径(約0.5mm)より小さな曲率半
径(本実施例の曲率半径は0.3mm)とすればよい。しかし、このように小さ
な曲率半径の主弁座先端とすることは、当該先端のダイヤフラム3のシート部3
bへの食い込みをもたらし、でダイヤフラム3に局所的な応力が加わる。このた
め、単に曲率半径を小さくした場合には耐久性が落ちる。従って本実施例におい
ては、単に曲率半径を小さくするだけでなく、ダイヤフラムバルブCの閉止時に
おいてシート部3bに主弁座先が食い込んでも、その食い込みによるシート部3
bの陥没部の表面積を大きくして応力の分散を図るべく、主弁座64の先端部の
裾部分を、給水2次側にあってもテーパ面とした。このように裾部分をテーパ面
とすることで、応力の分散を通してダイヤフラム3の耐久性を確保している。ま
た、前記テーパ面は前述の整流コーン7とで層流機能を向上し、吐水量が落ちる
のを防止している。
さらに、前述した小型化を図ったソレノイドBとの組合せによって、きわめて
小型のソレノイドバルブAを得ることができる。
次に、本実施例におけるソレノイドバルブAの作動について図1〜図3及び図
8を参照しながら以下に説明する。
先ず、図1に示した閉状態にあるソレノイドバルブAを開状態にする作動につ
いて説明する。
プランジャ15を開側位置に駆動するために電磁コイル1に通電すると、図1
に示すように、この電磁コイル1により、ボビン11の縦孔11c内部にまで磁
力が及ぶ主磁界M1が発生する。また、この主磁界M1に加え、変則磁界M2も
発生する。この変則磁界M2は、磁性体である凸部24を磁束経路の一部として
発生し、その磁束は、凸部24の基部の側、即ちヨーク2の下側端部プレート2
3の側から凸部24の先端側に沿って形成され、凸部24の先端からは縦孔11
c内部のプランジャ15に到る。このため、変則磁界M2は、その磁力を凸部2
4の先端からプランジャ15に及ぼす。よって、この主磁界M1と変則磁界M2
の磁力を受けるプランジャ15は、図2に示すように、ポールコア16に吸着さ
れる。このようにプランジャ15を吸着側に駆動する場合の磁気効率は、変則磁
界M2によって向上するので、電磁コイル1におけるコイル巻線12の巻数を減
らしても、プランジャ15の吸着に支障はない。このため、コイル巻線12の巻
数低減を通して、ソレノイドBの小型化を図ることができ、小型のソレノイドB
であっても、プランジャ15の進退動作に何ら悪影響を与えることがない。
しかも、凸部24は、周壁11dの凹部11f内に嵌め込むに当たり、その立
ち上げ高さが予め調整されている。よって、以下のような利点がある。即ち、図
7に示すように、変則磁場形成用の凸部24の先端からプランジャ15に及ぼさ
れる変則磁界M2の磁力の大きさは、凸部24とプランジャ15との位置関係、
即ちこの凸部24の立ち上げ高さによって変化し、立ち上げ高さがある値Lであ
るときに磁力は最大になる。このため、凸部24をその立ち上げ高さがLとなる
ように予め調整しておいて凹部11fに嵌め込めば、プランジャ15には最大磁
力で変則磁界M2の磁力を最も効率よく及ぼすことができる。よって、単に凸部
24を凹部11fに嵌め込んだだけのソレノイドに比べて、コイル巻線12の巻
き数をより少なくすることができるので、コイル巻線12自体の小型化を通して
ソレノイドBをより一層小型化することができる。
ところで、本実施例におけるソレノイドバルブAは、電池駆動としており、し
かも、図8に示すように、ソレノイドBへの通電時間を電池電圧により変化させ
るようにしている。より詳細に説明すると、復帰スプリング19に抗してプラン
ジャ15を駆動させる開通電時には、閉通電時より常時通電時間を長くし、それ
ぞれの通電時にあっては、電池電圧が低いほど通電時間を長くした。したがって
、電池からは必要以上の放電を要しないので、電池を長寿命とすることができ、
電池交換の頻度が減少する。
また、プランジャ15には図9に示すように、垂直部15bが設けられており
、更にプランジャのテーパ部15aのテーパ角θpとポールコアの凹部16aの
テーパ角θcとを、θp>θcとしている。よって、プランジャ15の吸引力を
、この垂直部を有しないものに比べて増大することができた。具体的には、必要
ストロークを2.5mmとし、θp=15°、θc=13.5°、プランジャ1
5とポールコア16との最短距離L2を0.432mmとして、垂直部15bの
長さL0を0〜1.4mmの範囲で可変として吸引力に与える影響について実験
を行った。その結果、L0=1.4mmの時で吸引力は垂直部を設けない時に比
べ約8%増加した。
なお、この最短距離L2を比較的離した場合には、このように垂直部15bの
長さL0を設けることで、図10に示すような直線的な「ストローク−吸引力」
特性となった。この特性によれば、プランジャ15がポールコア16に近づいた
ときの吸引力が低減するが、その位置ではプランジャ15は通常慣性によって、
ポールコアに吸引されるため、必ずしも大きな電磁コイルによる吸引力を必要と
しない。このため、直線的な上記特性であっても、特に問題となることはない。
逆に、従来のものでは、プランジャ15がポールコア16に吸着する際に、ラ
ッチ位置に近づくにつれて吸引力とばね力の差(実質の吸引力)が大きくなり、
金属同士の衝突による衝撃音が発生するものであるが、図10に示すような「ス
トローク−吸引力」特性を与えることでラッチ時における衝撃音の発生を可及的
に抑制している。
したがって、別途緩衝材等を設けることなく静かな作動が行える。なお、復帰
スプリング19に円錐スプリングや多重スプリングを用いて、ぱね力を無段階、
あるいは、多段階に調整して上記効果を得るようにしてもよい。
本実施例では、前述したように、プランジャ15のテーパ部15aの裾部に垂
直部15bを形成しているが、この垂直部15bにより垂直部15bを設けない
場合に比べポールコア16とのクリアランスを短くできるため、初期吸引力を増
すことができる。
上記したように、プランジャ15が吸着駆動すると、パイロット弁孔31は弁
体14が離れて開口し、ダイヤフラム圧力室30と流出路62とは連通する。こ
のため、流出路62への水の流出を受けてダイヤフラム圧力室30の水圧が減少
するので、ダイヤフラム圧力室30内の水圧と流入路61内の水圧との間に圧力
差が生じて、図3に示すように、ダイヤフラム3が上昇する。これにより、主弁
座64からダイヤフラム3が離れて、流入路61と流出路62とが主弁孔63を
通して直接連通し、1次側から2次側への通水が行われる。
この場合、電磁力はプランジャ15のストローク分だけ作用すればよく、プラ
ンジャ15の移動後は、プランジャ15は永久磁石17の磁力でポールコア16
に吸着されてラッチされる。これによってダイヤフラムバルブCは開状態を維持
することができる。したがって、プランジャ15のラッチ後には、電磁コイル1
への通電は必要なくなる。
次に、図3に示した開状態にあるソレノイドバルブAを、図1に示す閉状態に
する作動について説明する。
プランジャ15のラッチを解除する方向に電磁コイル1へ通電すると、プラン
ジャ15は永久磁石17の極性と逆の極性に磁化され、プランジャ15が永久磁
石17から受ける磁力は電磁コイル1の磁力により打ち消される。従って、プラ
ンジャ15は復帰スプリング19の作用によって円滑に下降し、ダイヤフラム3
のパイロット弁孔31を閉じる。これにより、ダイヤフラム3は下降し始める。
このときに、クリーニングピン33をテーパ形状にすると、このピンがもたら
す絞り効果により、ダイヤフラム圧力室30への水の流入量が徐々に減少する。
このため、ダイヤフラム3の下降速度は、下降するにつれて遅くなり、主弁孔6
3は、テーパ形状にしない場合に比べて、より一層緩やかに閉塞される。
このように、本実施例においては、ソレノイドバルブAを小型化しているにも
かかわらず、円滑な動作で、かつ、所望する流量を得ることができる。
ところで、本実施例においては、ソレノイドBの小型化を図るために、プラン
ジャ15を必要起磁力に応じた小型のものとしてこのプランジャ15の自重を軽
くし、摩擦力を軽減して磁力による吸引効率を向上させている。ここで、かかる
プランジャ15の設計について説明を加える。
磁性体の磁気特性を示す図11から明らかなように、線形性を有する領域で動
作している場合は、磁気エネルギの使用効率は高い。しかし、ある磁束密度Bt
を越えて線形性を失い、更に磁界が強くなると、ついには磁気が飽和してエネル
ギ効率が悪くなる。
また磁束通過面積と磁束密度の飽和点との関係を示す図12から明らかなよう
に、磁界を一定のまま磁束の通過面積Sを小さくしていくと、必然的に磁束密度
は高くなっていき、同様にBtで飽和を始める。更に、それ以上磁束の通過面積
Sを小さくしていくと、磁束総量(Bt・s)はそれについて小さくなっていき
、同時に吸引力も小さくなっていく。
従って、効率よく小型化を図るためには、磁束密度が前記Btを越えない範囲
で設計すればよいことがわかる。
本発明では、上記の点に着目して、プランジャ内部に復帰スプリングを挿入す
る縦孔を有するプランジャにおいて、効率良く小型化できる限界を求めた。そし
て、この限界におけるプランジャ最小断面積SpMINと、スプリング用縦孔半
径r2に対するプランジャ最小半径r1MINの関係を求めて、これらを両最小
値以上の大きさに定めた。
以下、さらに詳述する。図13はプランジャ及びポールコアの模式断面図であ
り、この図における符号は、以下の通りである。
X :ストローク
lg :プランジャーポールコア最短距離
d :斜面ラップ部の斜面に沿った長さ
r1 :プランジャ及びポールコアの半径
r2 :スプリング用縦孔半径
θ :プランジャ斜面のテーパ角
Sga:ラップ部の平均面積
Sp :プランジャ断面積
F :吸引力
ここで、プランジャーポールコア最短距離lg、斜面ラップ部の斜面に沿った
長さdは、それぞれ以下の式1、式2となる。
lg=xsinθ ……式1
また、プランジャ側のラップ面積をSg1、ポールコア側のラップ面積をSg
2とおくと、両ラップ面積Sg1、Sg2は、それぞれ以下の式3、式4となる
。
Sg1=πd{r1+(r1−dsinθ)}
=πd(2r1−dsinθ) ……式3
Sg2=πd{r2+(r2+dsinθ)}
=πd(2r2+dsinθ) ……式4
したがって、ラップ部の平均面積Sgaは、式3及び式4より、次の式5で表
される。
また、プランジャ断面積Spは、次の式6で表される。
Sp=π(r12−r22) ……式6
また、ラップ部のパーミアンス(磁気抵抗の逆数)をPgとすると、式1、式
2、式5、式6より、以下の式7となる。
ここで、吸引力Fを求めるが、Fはギャップ間の起磁力Ugと磁気抵抗の変化
率dpg/dxの関数として求められる。
この場合、ギャップ間の磁気抵抗をRg、磁束密度をBgとすると、起磁力U
gは、次の式8で表される。
その一方、式7より、磁気抵抗の変化率dpg/dxは、次の式9で表される
。
従って、吸引力Fは、式8、式9より、式10で表される。
なお、式10において、負の符号は吸引力であることを示している。次に、目
標吸引力をF0としたときの、磁束が飽和し始めるプランジャ最小断面積SpM
INを求める。ただし、ラップ部より先にプランジャ部で飽和させることを前提
としているために次の式11で示された条件を前提とする。
式5、式6より、式11を変形すると式12となる。
このとき、磁束はプランジャ部で飽和し始めているため、そこでの磁束密度は
Btであり、ラップ部の磁束密度は磁束総量が同じなので、磁束密度Bgは式1
3で示される。
式12を式10に代入すると、目標吸引力F0は式14で示される。
式14を整理すると、目標吸引力F0時において効率良く小型化を行ったとき
のプランジャ最小断面積SpMINが求められる。
また、SpMINのとき、r1は最小値r1MINとなるから、式6より、ス
プリング用縦孔半径R2に対するプランジャ最小半径r1MINの関係が決定さ
れる。
このようにしてプランジャ最小断面積SpMINと、スプリング用縦孔半径R
2に対するプランジャ最小半径r1MINの関係を求めることにより、本実施例
にかかるプランジャ15の大きさが決定される。
ところで、上述してきた実施例では、ソレノイドBは電池駆動のものとして説
明したが、AC電源を使用することもできる。そして、この場合は、電池寿命な
どを考慮する必要がないので、永久磁石17は不要となり、図14に示すような
構成とすることができる。図14中、11jはボビン11の仕切フランジ11e
に設けた切欠部であり、この切欠部11jからコイル巻線12の巻始め及び巻終
りとなる巻線端部20をコイル巻線端部処理空間Qへ導入している。なお、先の
電池駆動のソレノイドB(図1〜3)においても、図示していないが同様な構成
としている。
また、図14ではプランジャ15は、ボビン11に設けた縦孔11c内を摺動
するようにしたが、図15に示すような構成とすることもできる。図15では、
樹脂製のダイヤフラムバルブCに一体に設けた筒状延出部60aをボビン11の
縦孔11c内に挿貫しており、該筒状延出部60a内をプランジャ15が摺動す
るようにしている。なお、この変更例は図1〜3に示される永久磁石を配設した
ソレノイドにおいても適用可能である。
更に、図14,図15に示したソレノイドを、図16に示すように、ポールコ
ア16を省略して前述の調整部材18のみを縦孔11cの頂上に設けたソレノイ
ドとしても良い。この場合、調整部材18は磁界調整という機能ではなく、コイ
ル巻線12による電磁界の磁路を形成するという機能を果たすために設けられて
いる。
図14ないし図16のいずれのソレノイドの場合においてもプランジャ15は
樹脂内を摺動することになるので、動摩擦抵抗を小さくすることができ、プラン
ジャ15を移動させるのに必要な力を小さくすることができる。
なお、図15はゴムブッシュ250についても別の実施形態をとっている。こ
のゴムブッシュ250は、下端がボビン11の仕切フランジ11eに接しており
、中間部分を上フランジ11aに設けられた切欠き(該切欠きはヨーク上部に設
けられた開口26よりも若干大きく設けられている)と同一形状として、若干量
だけ前記上フランジ11aより突出するように設けられており、それより上方に
は、前記開口26と実質的に同一形状の突出部を設けている。この構成により、
ボビン11に巻回されたコイル巻線12の巻線端部20にゴムブッシュ250に
取付け、該ゴムブッシュをボビン11の上フランジ11a及び仕切フランジ11
eの間に固定した状態で、ヨーク2に挿入することで組み立てることができるの
で図
14に示すものよりもより組立が容易になる。
また、図17に示すようなソレノイドバルブAとすることもできる。このソレ
ノイドバルブAは、図1に示したものと、ボビン11における周壁11d下部の
凹部11fの形成の様子が異なる。即ち、この図17に示すように、凹部11f
は、変則磁場形成用の凸部24をその先端に隙間を残さないよう、凸部24の立
ち上げ高さに適合した深さで形成されている。しかし、この凸部24は、その立
ち上げ高さが図7に示したように最大の磁力で変則磁場M2の磁力がプランジャ
15に及ぶよう予め調整されている。つまり、凸部24の立ち上げ高さをこのよ
うに予め定めた後に、この定めた立ち上げ高さと略同寸法の深さで凹部11fは
形成されている。この図17のソレノイドバルブAであっても、プランジャ15
には最大磁力で変則磁界M2の磁力を最も効率よく及ぼすことができるので、コ
イル巻線12自体の小型化を通してソレノイドB、延いてはソレノイドバルブA
をより一層小型化することができる。
上記したように、この図17に示すソレノイドバルブAでは、凸部24をその
立ち上げ高さの調整を通した変則磁場M2の磁力調整により小型化を実現した。
しかし、ソレノイドBやソレノイドバルブAの小型化よりも凸部24の取り扱い
の簡便化を求めるのであれば、図17に示す構造を採って、凸部24を下側端部
プレート23の端部から立ち上げ形成しただけのものとすることもできる。つま
り、凸部24の立ち上げ高さの調整は行わず、凹部11fの深さと凸部24の立
ち上げ高さとを実質的に同一にすれば、下側端部プレート23との一体化により
凸部24の取り扱いの簡便化を図ることができる。そして、この場合であっても
、変則磁場M2による磁気効率の向上により、ある程度の小型化を図ることもで
きる。
次に、他の実施例として、図18及び図19を参照しながら、カートリッジ式
としたソレノイドバルブAについて説明する。図18においてはソレノイドバル
ブAの仮止め構造を、図19においてはソレノイドバルブAの固定構造について
示している。
図18に示す仮止め構造では、ソレノイドバルブAをバルブ本体80に取付け
るための樹脂性のメインシート部81を用いる。メインシート部81は、その上
縁の4隅に係止爪82を備え、この係止爪82によりソレノイドBを仮止めして
いる。そして、この仮止め構造によれば、ソレノイドBをメインシート部81で
仮止めして1つのユニットとし、このユニットでの取り扱いを可能とする。
したがって、出荷時等にソレノイドBとメインシート部81とが分離すること
がなく、カートリッジとしての信頼性を高めることができる。また、テープ止め
や袋詰め等を行わずにすむのでコスト低減となる。
かかるカートリッジ式のソレノイドバルブAでは、図19に示すように、バル
ブ本体80に取付けた状態における一次側圧力の受圧面積が、断面I−I、及び
、断面II−IIで同一としている。よって、断面I−I、及び、断面II−IIにかか
る圧力が相殺され、取付けのために一次圧に抗する力を必要としない。したがっ
て、ねじ止めや止め輪などによる強固な固定を必要とせず、例えば、嵌め合いや
樹脂のピン止めでの取付けが可能となり、取付作業が容易となるとともにコスト
ダウンを図ることができる。
次に、図20に示した本実施例に係るソレノイドバルブAの回路について説明
する。
これは、ソレノイドの駆動電源として電池を使用する場合に、電池が有する内
部抵抗や容量消費による内部抵抗の増大のために、ソレノイドへの電流が当初値
よりも徐々に減り、ついには十分な給電が行われなくなるので、不要な給電を可
及的に行わないようにして、電池の長寿命化を図ったものである。
即ち、図20に示すように、回路には、所定の内部抵抗を有し起電力を呈する
電池40が組み込まれており、当該電池は、ソレノイドバルブAの電源とされて
いる。電池40は、その+端子の側で定抵抗R1を介してソレノイドBと接続さ
れ、その一端子の側で定抵抗R2を介して開閉スイッチSWと接続されている。
そして、開閉スイッチSWにより、回路が開閉される。
また、ソレノイドBと開閉スイッチSWの上流側には、電池40並びにソレノ
イドB、開閉スイッチSWと並列にコンデンサ41が接続されている。このコン
デンサ41は、開閉スイッチSWが閉じられたときに、ソレノイドBへ駆動電流
を供給することができるだけの電荷を蓄積できるよう、その容量が定められてい
る。
開閉スイッチSWは、電池40に対して並列に設けたスイッチ駆動回路42に
より開閉されるものであり、スイッチ駆動回路42はカウンタ等を備えて駆動時
間を計測することができる。また、スイッチ駆動回路42は、ソレノイドバルブ
駆動操作部43からの駆動信号により一定時間持続するパルス信号を出力し、こ
のパルス信号の出力時間にわたって開閉スイッチSWを閉成するように構成され
ている。
したがって、開閉スイッチSWがスイッチ駆動回路42により閉成されると、
ソレノイドBには主にコンデンサ41からの電流が流れる。このため、電池40
の内部抵抗の大きさによらず、ソレノイドBを駆動する際の電流値を確保するこ
とができると共に、通電量も略一定とすることができる。よって、電力消費の面
から有利となる。
また、開閉スイッチSWと定抵抗R2の間には、比較器44の−側の入力端子
が接続されており、ソレノイドBに流れる電流に比例する定抵抗R2に加わる電
圧値VRが、比較器44の他側の入力端子に印加される設定電圧値V0と比較さ
れる。
この比較器44は、定抵抗R2の電圧値VRが設定電圧値V0となったとき、
あるいは、それ以上となったときにスイッチ駆動回路42に信号を出力するよう
、構成されている。
また、スイッチ駆動回路42は、ソレノイドバルブ駆動操作部43からの駆動
信号により開閉スイッチSWを閉成して通電するとともに、比較器44からの信
号により開閉スイッチSWを開成して通電を切るよう、構成されている。
ところで、設定電圧値V0は、ソレノイドBのプランジャ15の動きが停止し
たときにソレノイドBを流れる電流値に基づき、定抵抗R2に発生する電圧値と
されている。このため、プランジャ15に加わる負荷の大小によらず、常に、ソ
レノイドバルブAの駆動に必要な最小の通電時間を得ることができることになり
、無駄な電力消費を防ぐことができる。
さらに、開閉スイッチSWと比較器44との間には、マージン加算回路45と
ピーク検出回路46を夫々介して、ピーク検出ON用の比較器47の両入力端子
が接続されている。また、ボトム検出ON用の比較器50の両入力端子も、それ
ぞれボトム検出回路48とマージン減算回路49を介して接続されている。
ところで、ソレノイドBの通電時における時間対電流特性は、図21に示すよ
うになる。即ち、ソレノイドBの電磁コイル1に通電を開始すると、電磁コイル
1への電圧印加により電流が上昇し、それから所定時間後、プランジャ15の移
動に伴う逆起電力の発生により電流が一旦減少する。そして、ダイヤフラムバル
ブCの開弁あるいは閉弁によりこの逆起電力がゼロとなるため、それ以降は電流
が上昇し続けることになる。
ピーク検出回路46は、流れる電流の極大値を随時検出するよう構成されてお
り、電磁コイル1への電圧印加による電流極大値を検出する。そして、検出した
電流極大値をピーク検出ON用の比較器47に出力する。
ピーク検出ON用の比較器47は、上記電流極大値と、ソレノイドB通電時の
電流波形に所定マージンを加算したマージン加算回路45から得られる出力とを
比較し、マージン加算回路45から得られる出力が電流極大値を越えて小さくな
ると、その時点でピーク検出回路46の作動を停止すると共に、ボトム検出回路
48の作動を開始する。
ボトム検出回路48は、流れる電流の極小値を検出するよう構成されており、
ダイヤフラムバルブCの開弁時、すなわち、逆起電力がゼロの時の電流極小値を
検出することになる。そして、この電流極小値をボトム検出ON用の比較器50
へ出力する。
ボトム検出ON用の比較器50は、上記電流極小値とソレノイドB通電時の電
流波形から所定のマージンを減算したマージン減算回路49から得られる出力と
を比較し、このマージン減算回路49から得られる出力が電流極小値を越えて大
きくなると、その時点で電池40から電磁コイル1への通電を停止する。
このように、本実施例におけるソレノイドバルブAの回路では、時間若しくは
設定電圧値VO若しくはソレノイド電流極小値のいずれかを検出した時点で、ソ
レノイドBへの通電を停止する。このため、電池40の無駄な電力消費を防止し
て長寿命化を図ることができる。
以上、本実施例では、本発明に係るソレノイドB及びソレノイドバルブAを給
水制御用として説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ガス
用開閉弁など、さまざまな用途に用いることができる。例えば、このソレノイド
バルブAを有するダイヤフラムバルブCでは、その外径が約22mm、高さが約
21mm程度までの小型化が可能であるため、図22に示すように、水栓自体に
組み込むことが可能である。
つまり、図に示す水栓90は、手洗いボール91の奥側のカウンタ92上面に
固定され、約45mmの径の略円筒体形状をなしている。そして、給水管93に
連通した1次側の流入路61と2次側の流出路62とをダイヤフラムバルブCで
連通し、吐水口94から手洗いボール91に向けて吐水する。この場合、水栓9
0は約45mmの径であることから、その頂上部には、約30mm程度の内径の
凹所95を形成可能であり、当該凹所に外径が約22mmのダイヤフラムバルブ
Cが組み込まれている。このように、水栓90の頂上部には凹所95を形成可能
であるが、従来のダイヤフラムバルブは、この凹所に組み込めるようなサイズに
は収まらなかったため、カウンタ92の下面に取り付けられていた。このため、
バルブの保守点検のたびにカウンタ下面での作業が必要であったが、水栓90に
組み込み可能なダイヤフラムバルブCによれば、保守点検を簡便化することがで
きる。なお、図示する水栓90は、手洗いボール91に差し入れられた手を検出
するセンサ96を有しており、このセンサからの信号でソレノイドバルブのプラ
ンジャ15を開弁側に移動するよう構成されている。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明に係るソソレノイドバルブAレノイド及びソレノ
イドバルブは、その性能を水栓90は約45mmの径であることから、その頂上
部には、約30mm程度の内径の凹所95を形成可能であり維持したままで体積
的に数分の1程度にまでの小型化に適しており、また、給水制御用ソレノイドバ
ルブやガス用開閉バルブなどの種々のバルブやその駆動源となるソレノイドへの
利用に適している。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 豊榮 泰輔
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 松藤 能長
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 西本 吉範
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 河原 克浩
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作
成したものである。
なおこの公表に係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の
効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法第48条の13第2項)に
より生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.プランジャを移動駆動させるソレノイドであって、 非磁性体からなり、前記プランジャの移動領域を区画形成する領域形成部材と 、 該移動領域を前記プランジャの移動方向に沿って貫く第1の磁束経路の磁界を 形成するよう前記領域形成部材を取り囲んで巻かれたコイル巻線部を有し、前記 第1の磁束経路の磁力を前記プランジャに及ぼす電磁コイルと、 磁性体から形成され前記移動領域を区画形成する区画面の外側で前記領域形成 部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置される部材であり、前記電磁コ イルが形成した磁界の第2の磁束経路を前記区画面の外側に前記領域形成部材の 一端の側から形成して、該第2の磁束経路の磁力を前記区画面を隔てた前記プラ ンジャに部材先端から及ぼす変則磁場形成部材と、 前記領域形成部材の一端の側からの長さが異なる前記変則磁場形成部材を前記 区画面の外側で前記領域形成部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置で きるよう形成された収納箇所を有する収納部材と を備えることを特徴とするソレノイド。 2.プランジャを移動駆動させるソレノイドであって、 非磁性体からなり、前記プランジャの移動領域を区画形成する領域形成部材と 、 該移動領域を前記プランジャの移動方向に沿って貫く第1の磁束経路の磁界を 形成するよう前記領域形成部材を取り囲んで巻かれたコイル巻線部を有し、前記 第1の磁束経路の磁力を前記プランジャに及ぼす電磁コイルと、 磁性体から形成され前記移動領域を区画形成する区画面の外側で前記領域形成 部材の一端の側に前記プランジャと対向して配置される部材であり、前記電磁コ イルが形成した磁界の第2の磁束経路を前記区画面の外側に前記領域形成部材の 一端の側から形成して、該第2の磁束経路の磁力を前記区画面を隔てた前記プラ ンジャに部材先端から及ぼす変則磁場形成部材と、 該変則磁場形成部材を前記区画面の外側で前記領域形成部材の一端の側に前記 プランジャと対向して配置できるよう形成された収納箇所を有する収納部材とを 備え、 前記変則磁場形成部材は、前記プランジャに及ぼす磁力の大きさの調整を経て 前記収納箇所に配設されていることを特徴とするソレノイド。 3.請求項1又は請求項2記載のソレノイドであって、 前記領域形成部材は、前記プランジャが移動する縦孔(11c)を区画形成す ると共に、前記変則磁場形成部材を前記プランジャと対向して配置できるよう前 記縦孔(11c)に沿って陥没形成された凹部(11f)を有する周壁(11d )を備えたボビン(11)を有し、 前記電磁コイルは、前記ボビン(11)の周壁(11d)に直接巻かれたコイ ル巻線(12)を有し、 前記変則磁場形成部材は、前記凹部(11f)に嵌め込んで配置されているソ レノイド。 4.請求項3記載のソレノイドであって、 前記電磁コイルの上下に位置する上側端部プレート(22),下側端部プレー ト(23)と、その間に位置する周側板(21)とを有し、前記電磁コイルを取 り囲むヨーク (2)と、 前記上側端部プレート(22)に当たる前記縦孔(11c)の一端に配設した ポールコア(16)とを備え、 前記変則磁場形成部材は、前記周壁(11d)の側の下側端部プレート(23 )端部に連設されているソレノイド。 5.請求項3又は請求項4記載のソレノイドであって、 前記ボビン(11)は、前記下側端部プレート(23)よりも外方に延びた突 出部(11h)を、前記周壁(11d)に延長して有するソレノイド。 6.請求項4又は請求項5記載のソレノイドであって、 変則磁場形成用の凸部材(24)とポールコア(16)間に形成される磁路間 隙を電磁コイル(1)の略中央に配置したソレノイド。 7.非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、その 周壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁コ イル(1)の外周面及び両端面を覆うべく、周側板(21)と上側端部プレート (22),下側端部プレート(23)とを有するヨーク(2)と、前記縦孔(1 1c)の一端に配設したポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在 に挿入されたプランジャ(15)とを有するソレノイドにおいて、 前記ポールコア(16)の外周面に前記コイル巻線(12)を巻回しないコイ ル巻線端部処理空間(Q)を形成し、更に前記ヨーク(2)に前記コイル巻線端 部(20)のコイル巻線を外部に引き出すための開口(26)を設け、該開口( 26)を水封手段にて閉塞したことを特徴とするソレノイド。 8.請求項7記載のソレノイドであって、 前記開口(26)をゴムブッシュ(25)にて閉塞したソレノイド。 9.請求項4ないし請求項8いずれか記載のソレノイドであって、 前記ポールコア(16)の外側に永久磁石(17)を配設したソレノイド。 10.非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、そ の周壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁 コイル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、前記縦孔(11c)の一端に配 設したポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプラ ンジャ(15)とを有するソレノイドにおいて、 前記ポールコア(16)の外側に永久磁石(17)を配設すると共に、前記永 久磁石(17)に対応した前記ボビン(11)の外周面にコイル巻線(12)を 巻回しないコイル巻線端部処理空間(Q)を形成したことを特徴とするソレノイ ド。 11.非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、そ の周壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁 コイル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、前記縦孔(11c)の一端に配 設したポールコア(16)と、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプラ ンジャ(15)とを有するソレノイドにおいて、 前記ポールコア(16)の外側に永久磁石(17)を配設すると共に、前記永 久磁石をネオジ鉄ボロン、サマリウムコバルト等からなる希土類金属を主成分と して構成したことを特徴とするソレノイド。 12.請求項10又は請求項11記載のソレノイドであって、 前記永久磁石(17)をその側面に亘って取り囲み、前記永久磁石(17)の 形成する磁界が前記プランジャ(15)に及ぼす磁気を調整する磁気調整用の磁 性体部材を有するソレノイド。 13.非磁性体からなるボビン(11)の中央部に縦孔(11c)を形成し、そ の周壁(11d)にコイル巻線(12)を巻回した電磁コイル(1)と、該電磁 コイル(1)の外周に配置したヨーク(2)と、該ヨーク(2)に磁界を形成す る永久磁石(17)と、前記縦孔(11c)の一端に配設したポールコア(16 )と、前記縦孔(11c)に移動自在に挿入されたプランジャ(15)と、該プ ランジャ(15)を前記ポールコアより引き離すための復帰スプリング(19) とを有するソレノイド(B)を具備するソレノイドバルブにおいて、 前記プランジャをポールコアに吸着させた位置から自然落下させた後、弁座に よりバウンドして戻る上限位置では、前記永久磁石の磁界による吸引力よりも復 帰スプリングの離反力が大きくなるように設定したことを特徴とするソレノイド バルブ。 14.ダイヤフラム(3)にパイロット弁孔(31)とブリード孔(32)とを 設け、前記パイロット弁孔(31)を、ソレノイド(B)のプランジャ(15) の移動動作により開閉して主弁孔(63)の開閉を行うようにしたソレノイドバ ルブにおいて、 前記ダイヤフラム(3)は、第1のストローク以上では一定の反力で、前記第 1のストローク以下では給水圧力に比例した反力特性をもつことを特徴とするソ レノイドバルブ。 15.請求項14記載のソレノイドバルブにおいて、 前記第1のストロークは使用圧力の下限におけるストロークとしたソレノイド バルブ。 16.請求項14又は請求項15記載のソレノイドバルブであって、 前記ダイヤフラム(3)の膜厚を約0.4mm以下、膜ゴム硬度を約80度以下 としたソレノイドバルブ。 17.請求項14ないし請求項16いずれか記載のソレノイドバルブであって、 前記ダイヤフラム(3)の中央にパイロット弁孔(31)を設け、前記パイロ ット弁孔(31)の周辺位置にブリード孔(32)を設けるとともに、前記パイ ロット弁孔(31)の周りに、周面が流体の流れ方向に向けて漸次なだらかに絞 られた形状の整流コーン(7)を形成したソレノイドバルブ。 18.請求項17記載のソレノイドバルブであって、 前記整流コーン(7)の長さは、ダイヤフラムの最大ストロークとほぼ同一の 長さとされているソレノイドバルブ。 19.パイロット弁孔(31)とブリード孔(32)とを有するダイヤフラム( 3)と、前記ブリード孔(32)を挿通するピン(33)とを有し、前記パイロ ット弁孔(31)を、ソレノイド(B)のプランジャ(15)の移動動作により 開閉して主弁孔(63)の開閉を行うようにしたソレノイドバルブにおいて、 ソレノイドバルブの給水一次側にストレーナを設けると共に、前記ブリード孔 (32)と前記ピン(33)の間隙断面積を前記ストレーナのメッシュと実質的 に同一若しくはそれ以上としたことを特徴とするソレノイドバルブ。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23186095 | 1995-09-08 | ||
| JP7-231860 | 1995-09-08 | ||
| JP34658295 | 1995-11-30 | ||
| JP7-346582 | 1995-11-30 | ||
| PCT/JP1996/002567 WO1997009727A1 (fr) | 1995-09-08 | 1996-09-09 | Electroaimant et electrovanne |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004167280A Division JP2004251462A (ja) | 1995-09-08 | 2004-06-04 | ソレノイドバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO1997009727A1 true JPWO1997009727A1 (ja) | 1997-11-25 |
| JP3653734B2 JP3653734B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=26530146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51108497A Expired - Lifetime JP3653734B2 (ja) | 1995-09-08 | 1996-09-09 | ソレノイド |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6076550A (ja) |
| EP (1) | EP0791939B1 (ja) |
| JP (1) | JP3653734B2 (ja) |
| KR (1) | KR100420662B1 (ja) |
| CN (1) | CN1153229C (ja) |
| DE (1) | DE69629452T2 (ja) |
| WO (1) | WO1997009727A1 (ja) |
Families Citing this family (117)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5890662A (en) * | 1997-11-10 | 1999-04-06 | Outboard Marine Corporation | Solenoid with variable magnetic path |
| ES1039824Y (es) * | 1998-04-08 | 1999-06-01 | Bitron Ind Espana Sa | Electrovalvula proporcional reguladora de caudal por membrana de efecto directo. |
| US6703560B2 (en) * | 1998-09-15 | 2004-03-09 | International Business Machines Corporation | Stress resistant land grid array (LGA) module and method of forming the same |
| US6029703A (en) * | 1998-12-18 | 2000-02-29 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Pressure solenoid control valve with flux shunt |
| DE10026813B4 (de) * | 1999-06-24 | 2006-01-19 | Abb Patent Gmbh | Elektromagnetischer Auslöser |
| US6310533B2 (en) * | 1999-07-20 | 2001-10-30 | Cliftronics, Inc. | Water-resistant encapsulation of solenoid |
| US20070241298A1 (en) * | 2000-02-29 | 2007-10-18 | Kay Herbert | Electromagnetic apparatus and method for controlling fluid flow |
| US6609698B1 (en) * | 2000-10-25 | 2003-08-26 | Arichell Technologies, Inc. | Ferromagnetic/fluid valve actuator |
| US6948697B2 (en) * | 2000-02-29 | 2005-09-27 | Arichell Technologies, Inc. | Apparatus and method for controlling fluid flow |
| WO2001091140A1 (de) * | 2000-05-25 | 2001-11-29 | Mannesmann Rexroth Ag | Magnetspulenanordnung |
| KR100371430B1 (ko) * | 2001-02-07 | 2003-02-12 | 안수길 | 고속 솔레노이드밸브용 전자석 |
| US6498558B1 (en) | 2001-05-08 | 2002-12-24 | Kelsey-Hayes Company | Solenoid valve coil having an integrated bobbin and flux ring assembly |
| DE10216485B4 (de) * | 2001-09-07 | 2014-12-18 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Verfahren zur Einstellung eines Elektromagnetventils |
| US6457697B1 (en) * | 2001-09-18 | 2002-10-01 | Kolze, Inc. | Foreign particle resistant valve |
| US7437778B2 (en) * | 2001-12-04 | 2008-10-21 | Arichell Technologies Inc. | Automatic bathroom flushers |
| US20090121171A1 (en) * | 2001-12-04 | 2009-05-14 | Parsons Natan E | Automatic bathroom flushers |
| AU2002367255A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-24 | Arichell Technologies, Inc | Bathroom flushers with novel sensors and controllers |
| US6752371B2 (en) * | 2002-06-19 | 2004-06-22 | Arichell Technologies, Inc. | Valve actuator having small isolated plunger |
| US6903647B2 (en) | 2002-05-08 | 2005-06-07 | Kelsey-Hayes Company | Solenoid valve coil having an integrated bobbin and flux ring assembly |
| ITTO20020447A1 (it) * | 2002-05-27 | 2003-11-27 | Elbi Int Spa | Dispositivo elettrovalvolare di tipo bistabile, particolarmente per il controllo dell'alimentazione d'acqua ad una macchina lavatrice. |
| EP1558866A4 (en) * | 2002-06-24 | 2010-03-03 | Arichell Tech Inc | AUTOMATED WATER SUPPLY SYSTEMS WITH FEEDBACK CONTROL |
| US7047574B2 (en) * | 2003-02-27 | 2006-05-23 | Geberit Technik Ag | System and method for automatically varying a volume of a liquid held by a toilet receptacle |
| JP4209281B2 (ja) * | 2003-07-11 | 2009-01-14 | 日信工業株式会社 | 常閉型電磁弁 |
| CA2453481A1 (en) * | 2003-12-17 | 2005-06-17 | Alex Woo | Valve of infrared operated automatic water supplier |
| JP4262615B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2009-05-13 | 日産自動車株式会社 | 電磁制御式差動制限装置 |
| JP4285354B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2009-06-24 | 株式会社デンソー | リニアソレノイドおよび電磁弁 |
| US7481412B2 (en) * | 2004-11-30 | 2009-01-27 | Keihin Corporation | Solenoid-operated cutoff valve for use with fuel cells |
| US7428913B2 (en) * | 2005-04-26 | 2008-09-30 | Mks Instruments, Inc. | Valve assembly having articulating rigid seating surface |
| US20070069172A1 (en) * | 2005-04-26 | 2007-03-29 | Parker-Hannifin Corporation | Magnetic repulsion actuator and method |
| DE102005028141A1 (de) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Robert Bosch Gmbh | Bypassventil für Verbrennungskraftmaschinen |
| ITMI20051404A1 (it) * | 2005-07-21 | 2007-01-22 | Rpe Srl | Valvola di intercettazione del flusso di liquidi con gruppo elettromagnetico di pilotaggio di tipo bi-stabile |
| US8127791B2 (en) * | 2005-12-21 | 2012-03-06 | Saturn Electronics & Engineering, Inc. | Solenoid operated fluid control valve |
| WO2007091300A1 (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-16 | Koganei Corporation | 比例電磁弁 |
| US7808134B2 (en) * | 2006-06-16 | 2010-10-05 | Continental Automotive Canada, Inc. | Active control mount magnetic optimization for an engine |
| EP1914458A1 (en) * | 2006-10-18 | 2008-04-23 | Varian B.V. | Valve with vibration damping |
| DE102007028910B3 (de) * | 2007-04-14 | 2008-05-29 | Pierburg Gmbh | Elektromagnetventil sowie Verfahren zur Herstellung eines Elektromagnetventils |
| GB0723827D0 (en) * | 2007-12-06 | 2008-01-16 | Kohler Mira Ltd | Flow control valve |
| US20100019179A1 (en) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | Robertshaw Controls Company | Solenoid for a Pilot Operated Water Valve Having Reduced Copper and Increased Thermal Efficiency |
| US8302932B2 (en) * | 2009-03-07 | 2012-11-06 | John Sam Bakke | Sprinkler valve test and control device and method thereof |
| DE102009024623A1 (de) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | Daimler Ag | Betätigungsaktuator |
| KR101093683B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2011-12-15 | 우성전기공업 주식회사 | 전자석식 급수밸브 |
| CA2781017C (en) * | 2009-11-20 | 2017-07-11 | Elbi International S.P.A | Electromagnetic valve device |
| JP5093697B2 (ja) * | 2010-04-12 | 2012-12-12 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
| DE102010024297B4 (de) * | 2010-06-18 | 2016-06-16 | Pierburg Gmbh | Regelvorrichtung für Verbrennungskraftmaschinen |
| DE102010048808A1 (de) | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Eto Magnetic Gmbh | Elektromagnetische Stellvorrichtung |
| EP2455644B1 (en) | 2010-11-22 | 2015-04-29 | Yuan Mei Corporation | Magnetic control valve |
| EP2466176B1 (en) | 2010-12-14 | 2013-10-02 | Yuan Mei Corporation | Switch device for water conduit valve |
| KR101061725B1 (ko) * | 2010-12-21 | 2011-09-02 | 주식회사 유니크 | 보일러용 가스제어장치 |
| US10544874B2 (en) * | 2011-01-04 | 2020-01-28 | Robertshaw Controls Company | Coil capture apparatus and pilot operated water valve incorporating same |
| JP5537472B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2014-07-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 燃料噴射装置 |
| US20130248033A1 (en) | 2012-03-07 | 2013-09-26 | Moen Incorporated | Electronic plumbing fixture fitting |
| DE102013214646A1 (de) * | 2012-07-30 | 2014-05-15 | Denso Corporation | Linearsolenoid |
| JP6044378B2 (ja) * | 2013-02-13 | 2016-12-14 | オムロン株式会社 | 切替装置 |
| US9033305B2 (en) * | 2013-03-14 | 2015-05-19 | Prettl | Water valve with supported opening function |
| EP2818778B1 (en) * | 2013-06-26 | 2017-09-27 | Danfoss A/S | Solenoid valve with progressive spring inside anchor |
| EP2818779B1 (en) | 2013-06-26 | 2016-08-31 | Danfoss A/S | Solenoid valve |
| JP6265657B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2018-01-24 | 富士通コンポーネント株式会社 | 電磁継電器 |
| DE102013111724A1 (de) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | Pierburg Gmbh | Aktor für Ventile in Verbrennungskraftmaschinen |
| JP5971228B2 (ja) * | 2013-11-28 | 2016-08-17 | 株式会社デンソー | 電磁アクチュエータ |
| DE102013225530A1 (de) * | 2013-12-11 | 2015-06-25 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltsgerät mit einem Magnetventil |
| JP6228450B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2017-11-08 | 住友ゴム工業株式会社 | 弁装置 |
| WO2015115298A1 (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-06 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電磁駆動装置及び電磁駆動装置の製造方法 |
| CA2940240C (en) | 2014-03-07 | 2022-11-01 | Danco, Inc. | Smart water filter system |
| JP6084175B2 (ja) * | 2014-03-13 | 2017-02-22 | 株式会社鷺宮製作所 | 電磁式制御弁 |
| EP2952794A1 (en) * | 2014-06-04 | 2015-12-09 | Danfoss A/S | Solenoid valve |
| US9997287B2 (en) * | 2014-06-06 | 2018-06-12 | Synerject Llc | Electromagnetic solenoids having controlled reluctance |
| JP6164167B2 (ja) * | 2014-06-25 | 2017-07-19 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
| JP6336345B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2018-06-06 | 株式会社フジキン | ダイヤフラム弁、流体制御装置、半導体製造装置および半導体製造方法 |
| JP6537808B2 (ja) * | 2014-11-07 | 2019-07-03 | パーパス株式会社 | 電磁弁 |
| US11441694B2 (en) | 2015-04-10 | 2022-09-13 | Viraraghavan S. Kumar | Solenoid controlled valve assembly including a poppet and diaphragm |
| US10753504B2 (en) | 2015-04-10 | 2020-08-25 | Viraraghavan S. Kumar | Solenoid controlled valve assembly including a pressure balancing diaphragm |
| WO2016207802A1 (en) * | 2015-06-25 | 2016-12-29 | Ceme S.P.A. | Valve shutter and valve including said shutter |
| US9859047B2 (en) | 2015-08-10 | 2018-01-02 | Hamilton Sundstrand Corporation | Solenoid actuators and solenoid actuated devices |
| US9650947B1 (en) * | 2015-11-23 | 2017-05-16 | Nachi-Fujikoshi Corp. | Air bypass valve |
| ES2615159A1 (es) * | 2015-12-03 | 2017-06-05 | Bitron Industrie España, S.A. | Electroválvula para la descarga de presión de un fluido |
| ES2893471T3 (es) * | 2016-02-11 | 2022-02-09 | Danfoss As | Disposición de válvula y conjunto de diafragma para una disposición de válvula |
| CN209084112U (zh) * | 2016-03-01 | 2019-07-09 | 莫恩股份有限公司 | 用近寿命终点的电池为电路供电的系统 |
| US10871242B2 (en) | 2016-06-23 | 2020-12-22 | Rain Bird Corporation | Solenoid and method of manufacture |
| CN106015702A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-10-12 | 湖北创偲诺电气科技股份有限公司 | 基于精密器械的微型电磁阀 |
| US10993546B2 (en) | 2016-10-28 | 2021-05-04 | Sleep Number Corporation | Noise reducing plunger |
| KR102570957B1 (ko) * | 2017-01-12 | 2023-08-28 | 주식회사 에스 씨디 | 솔레노이드 밸브 및 이를 포함하는 배수 모터 |
| KR102274114B1 (ko) * | 2017-01-25 | 2021-07-06 | 현대자동차주식회사 | 독립 거동 가능한 파일럿 플런저 헤드를 포함하는 솔레노이드 밸브 |
| JP6580081B2 (ja) * | 2017-03-03 | 2019-09-25 | 株式会社鷺宮製作所 | 電磁コイル及び電磁弁 |
| CN106763996A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-05-31 | 绵阳富临精工机械股份有限公司 | 一种导向密封螺线管及其电磁阀 |
| US11112025B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-09-07 | Robertshaw Controls Company | Water valve guide tube with integrated weld ring and water valve incorporating same |
| DE102017206389A1 (de) * | 2017-04-13 | 2018-10-18 | Robert Bosch Gmbh | Proportionalventil zum Steuern eines gasförmigen Mediums |
| WO2018208851A1 (en) * | 2017-05-08 | 2018-11-15 | Kumar Viraraghaven S | Solenoid controlled valve assembly including a pressure balancing diaphragm |
| US10675433B2 (en) * | 2017-05-25 | 2020-06-09 | MGC Diagnostics Corporation | Solenoid controlled respiratory gas demand valve |
| US10980120B2 (en) | 2017-06-15 | 2021-04-13 | Rain Bird Corporation | Compact printed circuit board |
| SI25459A (sl) | 2017-06-28 | 2018-12-31 | Iskra Mehanizmi d.o.o. | Kompaktni linearni solenoid z izboljšano geometrijo magnetno aktivnih površin |
| US10883458B2 (en) * | 2017-07-03 | 2021-01-05 | Vitesco Technologies USA, LLC. | Asymmetric spring valve disk |
| JP2019056380A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-11 | 浜名湖電装株式会社 | 流体制御弁 |
| EP3480500B1 (en) * | 2017-10-03 | 2021-09-15 | Rotex Automation Limited | Solenoid valve with integral pressure relief arrangement |
| US9964220B1 (en) * | 2017-10-23 | 2018-05-08 | Useong Electro-Mechanics Co., Ltd. | Electromagnetic water supply valve |
| CN111712662B (zh) * | 2018-02-12 | 2022-12-23 | 西米股份公司 | 可磁操作的活门组件 |
| CN108374926A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-08-07 | 浙江三泉智能科技有限公司 | 脉冲电磁阀阀头和卫浴冲水装置 |
| US11503782B2 (en) | 2018-04-11 | 2022-11-22 | Rain Bird Corporation | Smart drip irrigation emitter |
| US10544876B2 (en) * | 2018-04-18 | 2020-01-28 | Chin-Yuan Chen | Solenoid valve for irrigation systems |
| JP2020004848A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 日本電産トーソク株式会社 | ソレノイド装置 |
| US11300223B2 (en) * | 2018-12-07 | 2022-04-12 | Robertshaw Controls Company | Self-cleaning water passageways on diaphragm insert |
| US12202446B2 (en) * | 2019-09-12 | 2025-01-21 | A. Raymond Et Cie | Flow control valve and system for cleaning a vehicle surface |
| US12007038B2 (en) * | 2019-09-23 | 2024-06-11 | Jiangmen Tiandi Electrical Appliance Co., Ltd | Water inlet solenoid valve capable of improving electromagnetic attraction and implementing method therefor |
| CN112539292B (zh) * | 2019-09-23 | 2022-02-11 | 江门市甜的电器有限公司 | 一种可提升电磁吸力的进水电磁阀及实现方法 |
| WO2021062509A1 (pt) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | Emicol Eletro Eletrônica S.A. | Válvula solenóide |
| CN111652342B (zh) * | 2019-12-18 | 2023-09-01 | 中国船舶重工集团有限公司第七一0研究所 | 一种用于监测气枪激发的动磁式计数装置 |
| US11721465B2 (en) | 2020-04-24 | 2023-08-08 | Rain Bird Corporation | Solenoid apparatus and methods of assembly |
| JP2021190497A (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-13 | 株式会社東芝 | ソレノイド装置およびソレノイド装置の製造方法 |
| US11835018B2 (en) * | 2020-09-07 | 2023-12-05 | Dayco Ip Holdings, Llc | Magnetically latching valve for fuel vapor management systems and systems incorporating same |
| CN112028263A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-04 | 国网山东省电力公司平阴县供电公司 | 一种机房空调加湿罐用电磁除垢装置 |
| WO2022147345A1 (en) * | 2021-01-02 | 2022-07-07 | Dayco Ip Holdings, Llc | Magnetically latching valve for fuel vapor management systems and systems incorporating same |
| EP4112984B1 (en) | 2021-06-30 | 2026-07-01 | Danfoss A/S | PILOT-OPERATED SOLENOID VALVE |
| US11832728B2 (en) | 2021-08-24 | 2023-12-05 | Sleep Number Corporation | Controlling vibration transmission within inflation assemblies |
| JP2023131585A (ja) * | 2022-03-09 | 2023-09-22 | 浜名湖電装株式会社 | 電磁アクチュエータ |
| KR102644936B1 (ko) * | 2022-04-26 | 2024-03-07 | 에스제이에프(주) | Ehb용 영구자석 솔레노이드밸브 |
| CN115031052B (zh) * | 2022-06-21 | 2025-04-15 | 北京安达维尔航空设备有限公司 | 一种电磁阀水龙头 |
| US12663094B2 (en) | 2023-09-18 | 2026-06-23 | Sleep Number Corporation | Plunger with rear facing bumper for air manifold |
| US12638094B2 (en) * | 2024-07-19 | 2026-05-26 | Shenzhen Rongcheng Innovation Technology Co., LTD | Automatic control water valve and automatic water feeder |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5558507A (en) * | 1978-10-26 | 1980-05-01 | Nachi Fujikoshi Corp | Oil-immersed solenoid |
| JPS62228684A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Keihin Seiki Mfg Co Ltd | ダイヤフラム式電磁ポンプ |
| JPS63133604A (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 有極電磁石 |
| JPH0246707A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Mic Kogyo Kk | 電磁石 |
| US5217200A (en) * | 1990-09-04 | 1993-06-08 | South Bend Controls, Inc. | Solenoid valve |
| JPH07153622A (ja) * | 1992-02-12 | 1995-06-16 | Copal Co Ltd | プランジャー型ソレノイド |
| US5259416A (en) * | 1992-10-20 | 1993-11-09 | Emerson Electric Co. | Latching valve for a fluid system |
| JP3367122B2 (ja) * | 1992-11-30 | 2003-01-14 | 東陶機器株式会社 | ソレノイド |
| JP3173194B2 (ja) * | 1992-12-08 | 2001-06-04 | 東陶機器株式会社 | ソレノイドバルブ |
| US5269333A (en) * | 1993-04-22 | 1993-12-14 | Emerson Electric Co. | Anti-clog water valve |
| KR970010231B1 (en) * | 1994-05-31 | 1997-06-23 | Daewoo Electronics Co Ltd | Applying water valve of a washing machine |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP51108497A patent/JP3653734B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-09 KR KR1019970702862A patent/KR100420662B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-09 CN CNB961910402A patent/CN1153229C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-09 US US08/836,244 patent/US6076550A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-09 WO PCT/JP1996/002567 patent/WO1997009727A1/ja not_active Ceased
- 1996-09-09 DE DE1996629452 patent/DE69629452T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-09 EP EP19960929570 patent/EP0791939B1/en not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3653734B2 (ja) | ソレノイド | |
| US5565832A (en) | Solenoid with magnetic control of armature velocity | |
| CN100396981C (zh) | 一种电磁阀组件 | |
| CN1125255C (zh) | 闭锁式电磁阀 | |
| JP3687734B2 (ja) | 手動並びに電磁式給水弁装置 | |
| KR20070067637A (ko) | 솔레노이드식 유체 제어밸브 | |
| CN1281523A (zh) | 电磁阀控制的自关闭水龙头 | |
| US6932317B2 (en) | Low power DC solenoid valve | |
| JP2012251607A (ja) | 電磁弁 | |
| JPH10122415A (ja) | 小型電磁弁 | |
| JP2004251462A (ja) | ソレノイドバルブ | |
| US6722626B2 (en) | Valve providing increase in flow for increase in power level | |
| JPH0442631Y2 (ja) | ||
| JP2008115978A (ja) | パイロット式電磁弁 | |
| JP3367122B2 (ja) | ソレノイド | |
| EP1288548A3 (en) | Solenoid operated valve with integral magnetic separator | |
| JP2000130128A (ja) | 電磁駆動式バルブ | |
| JPH09119546A (ja) | 電磁弁 | |
| JPH07190237A (ja) | ガス用の流量制御装置 | |
| US20100313960A1 (en) | High Performance Transducer | |
| JP2007016935A (ja) | バルブ機構 | |
| US20220299127A1 (en) | Solenoid valve | |
| JPH0694153A (ja) | 電磁弁 | |
| JP4167936B2 (ja) | 電磁比例弁及び圧力制御装置 | |
| JP2757327B2 (ja) | パイロット電磁弁の駆動方法 |