明 糸田
リ ラクタ ンス型電動機およびリ ラクタ ンス型高速電動機の回転子 技術分野
本発明は、 ド リルマシンの駆動源、 その他小型で高速を必要とす, る駆動源、 あるいは、 大きい出力の精密な回転制御が必要でない、 例えば、 電気自動車、 ク レーンの動力源と して利用される リ ラクタ ンス型電動機に関する。 技術背景
リ ラクタンス型電動機は、 出力 トルクが大き く 、 マグネ.ッ ト回転 子が不要であると言う利点があるが、 反面に振動が発生する等の欠 点も多いので実用化された例はほとんどない。
小型化と高速化は更に困難な技術となっているので実用化された 例はない。
固定電機子の磁極と回転子突極との間の磁気吸引力で回転 トルク が得られるが、 このと きに中心方向の磁気吸引力が大き く作用する ので機械振動が発生する欠点がある。
従来の手段による と、 電機子コイルの通電制御の為のスィ ッチン グ素子は電機子コイルの両端に挿入されているので、 高価なパヮ素 子の数が多く な り、 コス トが上昇する問題点がある。
又電源正極側のスイ ッチング素子は、 導通制御の為の入力電気信 号が別電源とな り、 高価となる欠点がある。
リ ラクタンス型電動機の場合には、 回転子の突極の数が多く 、 ィ ンダクタ ンスが大きいので、 磁極と突極に蓄積され若し く は放出さ
れる磁気エネルギの量が大きく 、 又 1 回転毎の蓄積と放出の回数が 多い。 従って、 出力 トルクは大きい長所がある反面に低速となる 問題点がある。 突極数が多い為に径の小さい小型の電動機を得る
、 ことができない問題点がある。
上述した低速とは毎分 3 0 0回転位、 又高速とは毎分 6万回転位 までを示すものである。 マグネッ ト回転子を有する直流電動機と比較すると、 電機子コィ ルのイ ンダクタ ンスが著しく 大きいので、 通電初期の電流の立上が りがおそく 、 又通電停止時の電流の降下がおく れる。 前者は出力 トルクを減少し、 後者は反 トルクを発生する問題点がある。 通電 初期の立上がりを速く する為に電源を高電圧とすると、 磁気飽和点 以降で鋭い電流の立上がりが発生する。 この為に、 振動と電気ノ ィズを発生し、 又上述した電流の立上がる区間は、 トルクの小さい 区間なので、 欠点のみが助長される問題点がある。 上述した減卜 ルク と反 トルクの発生するこ とによ り高速化は不可能となる問題点 がある。 突極数が多いので 1 回転する時の磁気エネルギの出入の 回数が多く鉄損が増大し、 従って高速とすると効率が劣化する問題 点がある。 高速とする為に印加電圧を上昇すると 6 0 0ボル 卜以上となり実 用性が失なわれる不都合がある。 高速化の為に電機子電流の立上がり と降下を速く すると鉄損を増 大する不都合を発生する。 理想的な波形はサイ ン波の半波の形状 とするこ とが理想的であるが、 この手段が困難となる問題点があ る。
さらに、 一般の手段によると、 回転子の突極数は少なく ても 4個
必要となる。 従って 1 回転中に磁極と突極の磁気エネルギの出入 回数が多く 、 効率を劣化し、 高速化が困難となる。 さらに、 磁極と突極間には、 軸方向の トルクに寄与しない大きい 磁気吸引力が発生している。 これを消去する為に軸対称の位置に ' 5 磁極が設けられているが、 磁極と突極間の空隙長の差によ り磁気吸 引力が消去されなく 、 振動を発生する欠点がある。 空隙長を等し く調整しても使用中に軸受が摩耗するので、 空隙長が変化し振動の 発生を防止する手段がない問題点がある。
さらに、 図 2 6は周知の 3相片波通電の リ ラクタンス型電動機の 10 平面図である。 記号 1 6は固定電機子で、 珪素鋼板積層体で作ら れ、 磁極 1 6 a, 1 6 b, …には電機子コイル 1 7 a , 1 7 b , … が装着される。 回転子 1 は矢印 A方向に回転する。 記号 5は回転軸 である。 電機子コ イ ル 1 7 b, 1 7 eが通電されると、 回転子 1 は 矢印 A方向に回転し、 電気角で 1 2 0度回転する と通電が停止さ 15 れ、 次に電機子 コ イ ル 1 7 c , 1 7 f が通電され、 電気角 で 1 2 0度通電すると同じ角度回転する。 上述 し た よ う に、 電機子 コ イ ル 1 7 a , 1 7 d -→ 1 7 b , 1 7 e→ 1 7 c , 1 7 f の順の通電によ り矢印 A方向に回転する。 上述した回転の トルクは、 突極が 2個づっ関与し、 他の 4個は関 20 与しない。
-* 6個の突極が同時に トルクを発生すれば トルクは 3倍となるが、 こ れが達成できない問題点がある。
ま た、 電機子 コ イ ル 1 7 a , 1 7 d が通電される と 、 磁極 1 6 a , 1 6 dは突極 1 a , 1 e に径方向に吸引されるので、 固定 25 電機子 1 6 は吸引力によ り変形歪曲する。 回転して磁極 1 6 b ,
1 6 e と磁極 1 6 c , 1 6 f と対向突極との吸引によ り固定電機子 1 6は変形する。 かかる変形によ り振動が発生する問題点がある。 又突極と磁極間の空隙を一定とすることが技術的に困難なので回転 子 1 の受ける吸引力は回転と ともに変化して回転子 1 が径方向に振 動する。 従って振動音を発生し、 又回転子 1 の回転軸の軸受の耐用 時間を少なく する問題点がある。 大型で大出力のものとなると上述 した問題点は解決が困難となる。
そこで、 本発明は径の小さい高速高効率の リ ラクタンス型電動 機、 および、 大きい出力 トルクで振動の小さく 、 必要あれば回生制 動のできる リ ラクタ ンス型電動機を提供するこ とを目的とする。 発明の開示
本発明は、 固定電機子と磁性体回転子を備えた 3相片波通電の リ ラクタンス型直流電動機において、 該磁性体回転子の外周回転面 に等しい巾と離間角で配設された 2個の突極と、 該固定電機子内 周面に等しい離間角で配設された 1 2個のスロ ッ 卜 と、
1番目 と 4番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 7番目 と 1 0番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルを直列若しく は並列に 接続した第 1の相の電機子コイルと、 3 番 目 と 6 番 目 の 該ス ロ ッ 卜 に捲回 された コ イ ルな らびに 9 番目 と 1 2 番目 の 該スロ ッ 卜 に捲回された コ イ ルを直列若し く は並列に接続した 第 2の相の電機子コィルと、
5番目 と 8番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 1 1番 目 と 2番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルを直列若しく は並列に 接続した第 3の相の電機子コイルと、
該突極の回転位置を検出する位置検知素子の出力によ り電気角で
1 2 0度の巾で互いに 2 4 0度離間した第 1 の相の位置検知信号及 びこれ等よ り電気角で 1 2 0度位相のおく れた第 2の相の位置検知 φ
信号及びこれ等よ り電気角で 1 2 0度位相のおく れた第 3の相の位 5 置検知信号が得られる位置検知装置と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の各電機子コイルの電源負極側に挿入さ れた 1個のスィ ッチング素子と、
各々の該電機子コイルの電源正極側に順方向に挿入された 1個の 第 1 のダイオー ドと、
10 該第 1 のダイオー ドと該電機子コイルと該スイ ッチング素子の直 列接続体に供電する直流電源と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の位置検知信号によ りそれぞれ対応する 該第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイ ルに接続した該スイ ッ チング 素子を位置検知信号の巾だけ導通して該電機子コイルを通電せしめ 15 て出力 トルクを得る通電制御回路と、
該スィ ッチング素子が該位置検知信号の末端で不導通に転化した ときに、 該スイ ッチング素子と該電機子コイルとの接続点よ り、 第 2のダイオー ドを介して該電機子コイルに蓄積された磁気エネルギ を小容量のコ ンデンサに流入充電して保持し、 該電機子コイ ルの通 20 電電流の降下を急速とする第 1 の電気回路と、
該磁性体回転子が設定された角度だけ回転して、 該位置検知信号 によ り導通される該スイ ッ チング素子を介して該電機子コイルの通 電が開始されたと きに、 該スイ ッチング素子の導通と同期して導通 される半導体素子を介して、 該第 1 のダイオー ドと該電機子コイル
25 の接続点よ り前記した小容量のコ ンデンサに蓄積した静電工ネルギ
を流入せしめて通電電流の立上りを急速とする第 2の電気回路と、 該電機子コイルの通電電流が所定値を越えて増大したことを検出 して検出電気信号を得る検出回路と、
該検出電気信号によ り該電機子コイルの通電を停止し、 所定時間 後に通電せしめるこ とによ り通電電流を所定値に保持するチヨ ッパ 回路と、
よ り構成されたこ とを特徴とする リ ラクタ ンス型 3相高速電動 1¾ ある。
さらに、 本発明は、 固定電機子と磁性体回転子を備えた 2相全波 通電のリ ラクタ ンス型直流電動機において、
該磁性体回転子の外周回転面に等しい巾 と離間角で配設された 2個の突極と、
該固定電機子内周面に等しい離間角で配設された 8個のスロ ッ 卜 と、
1番目 と 3番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 5番目 と 7番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルを直列若しく は並列に接 続した第 1 の相の電機子コイルと、
2番目と 4番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 6番目 と 8番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルを直列若しく は並列に接 続した第 2の相の電機子コィルと、
3番目と 5番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 7番目 と 1番目の該スロ ッ トに捲回されたコイルを直列若しく は並列に接 続した第 3の相の電機子コイルと、
4番目 と 6番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 8番目 と 2番目の該スロ 卜に捲回されたコイルを直列若しく は並列に接
続した第 4の相の電機子コイルと、
該突極の回転位置を検出する位置検知素子の出力によ り電気角で
9 ◦度の巾で順次に 3 6 0度位相のおく れた第 1 の相の位置検知信 号及びこれ等よ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 2の相の位置検 知信号及びこれ等よ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 3の相の位 置検知信号及びこれらよ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 4の相 の位置検知信号が得られる位置検知装置と、
該第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4の相の各電機子コイ ルの電源負極側に 挿入された 1 個のスイ ッチング素子と、
各々の該電機子コイルの電源正極側に順方向に挿入された 1 個の 第 1 のダイオー ドと、
該ダイオー ド と該電機子コイルと該スイ ッ チング素子の直列接続 体に供電する直流電源と、
該第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4の相の位置検知信号によ りそれぞれ対 応する該第 1 , 第 2 , 第 3, 第 4の相の電機子コイルに接続した該 スィ ツチング素子を該位置検知信号の巾だけ導通して該電機子コィ ルを通電せしめて最大出力 トルクを得る通電制御回路と、
該スィ ツチング素子が該位置検知信号の末端で不導通に転化した と きに、 該スイ ッチング素子と該電機子コイルとの接続点よ り、 第 2のダイオー ドを介して該電機子コイルに蓄積された磁気エネルギ を小容量のコ ンデンサに流入充電して保持し、 該電機子コイルの通 電電流の降下を急速とする第 1 の電気回路と、
該磁性体回転子が設定された角度だけ回転して、 該位置検知信号 によ り導通される該スィ ツチング素子を介して該電機子コイルの通 電が開始されたと きに、 該スイ ッ チング素子の導通と同期して導通
される半導体素子を介して、 第 1 のダイオー ドと該電機子コイルの 接続点よ り前記した小容量のコ ンデンサに蓄積した静電工ネルギを 流入せしめて通電電流の立上りを急速とする第 2の電気回路と、 該電機子コィルの通電電流が所定値を越えて増大したこ とを検出 して検出電気信号を得る検出回路と、 '
該検出電気信号によ り該電機子コイルの通電を停止し、 所定時間 後に通電せしめるこ とによ り通電電流を所定値に保持するチヨ ッパ 回路と、
よ り構成されたこ とを特徴とする リ ラクタ ンス型 2 '相高速電動 機である。
さらに、 本発明は、 固定電機子と磁性体回転子を備えた 2相全波 通電の リ ラクタンス型直流電動機において、
該磁性体回転子の外周回転面に等しい巾と離間角で配設された 2個の突極と、
該固定電機子内周面に等しい離間角で配設された 8個の該スロ ッ 卜 と、
1番目と 3番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 5番目 と 7番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコィルを直列若しく は並列に接 続した第 1 の相の電機子コイルと、
2番目 と 4番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 6番目 と 8番目の該スロ ッ トに捲回されたコィルを直列若しくは並列に接 続した第 2の相の電機子コイルと、
3番目と 5番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルならびに 7番目 と 1番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコィルを直列若しく は並列に接 続した第 3の相の電機子コイルと、
5
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4番目 と 6番目の該スロ ッ 卜 に捲回されたコイルならびに 8番目 と 2番目の該スロ ッ 卜に捲回されたコイルを直列若し く は並列に接 続した第 4の相の電機子コイルと、
該突極の回転位置を検出する位置検知素子の出力によ り電気角で 9 0度の巾で順次に 3 6 0度位相のおく れた第 1 の相の位置検知信 号及びこれ等よ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 2の相の位置検 知信号及びこれ等よ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 3の相の位 置検知信号及びこれ等よ り電気角で 9 0度位相のおく れた第 4の相 の位置検知信号が得られる位置検知装置と、
各々の該電機子コイルと該スィ ツチング素子の直列接続体に供電 する直流電源と、
該第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4の相の位置検知信号によ りそれぞれ対 応する第 1 , 第 2, 第 3 , 第 4の相に接続した該スイ ッチング素子 を導通して、 正 トルクの発生する区間の始端部よ り該位置検知信号 の巾だけ該電機子コイルを通電せしめて出力 トルクを得る通電制御 回路と、
該第 1 , 第 2 , 第 3, 第 4の相の各電機子コイルの電源負極側に 挿入された 1 個のスィ ッチング素子と、
該第 1 , 第 2 , 第 3, 第 4の相の各電機子コイルと該スィ ッチン グ素子の直列接続体のそれぞれに逆接続された第 1群のダイオード と、.
該第 1 , 第 3の相の電機子コイルの通電が断たれたと きに、 蓄積 磁気エネルギを該電機子コイルと該スイ ッチング素子の接続点に接 続した第 2群のダイオー ド及び該第 1群のダイオー ドを介してコ ン デンサに充電する第 1 の電気回路と、
該コ ンデンサの正極と電源正極との間に挿入されるとともにコ ン デンサの電圧と電源電圧を比較して、 前者と後者がほぼ等し く なる ように通電制御をする第 2の電気回路と、
該電機子コイルの通電電流が該電機子コイルを焼損する電流値を 越えないように保持するチヨ ッパ回路と、
よ り構成されたこ とを特徴とする リ ラクタ ンス型 2相高速電動 ^ある。
さらに、 本発明は、 珪素鋼板積層体によ り作られた円柱状磁性体 回転子と、
該磁性体回転子の中心線に固定された回転軸と、
該回転軸を回動自在に支持するように該回転軸の両端を支持する 軸受と、
該回転子の外側回転面に突出された 9 0度の巾で互いに 9 0度離 間した第 1 , 第 2の突極と、
円環状の珪素鋼板積層体によ り作られ、 その内側面のスロ ッ トに 2相若しく は 3相の電機子コィルが装着された固定電機子と、 該固定電機子の内側円周面と設定された巾の空隙を介して前記し た第 1 , 第 2の突極の外側円周面が回転すると ともに、 該固定電機 子の内側円周面と該第 1 の突極との空隙の巾が該第 2の突極の空隙 の巾よ り所定値だけ小さ く なるように該第 1 , 第 2の突極外周面と 該回転軸との距離を異ならしめる手段と、
該磁性体回転子の回転バラ ンスを保持する'ように該第 2の突極側 に固定されたバランスウェイ 卜 と、
よ り構成されたことを特徴とする リ ラクタ ンス型高速電動機の回 転子である。
本発明は、 磁性体固定電機子と磁性体回転子を有する 3相の リ ラ クタ ンス型電動機において、
該磁性体回転子の外周面に等しい巾と等しい離間角で配設された n個 ( nは 3以上の正整数) の突極と、
円筒状の固定電機子の内周部に等しい離間角で配設された 6 n個 のスロ ッ ト と、 該スロ ッ ト に装着される と と もに位相が電気角で 1 2 0度づっ順次にずらして装着された第 1 , 第 2 , 第 3の相の電 機子コイルと、
該突極の回転位置を検出して、 電気角で 1 2 0度の巾で互いに 2 4 0度離間した第 1 の相の位置検知信号ならびにこれ等よ り位相 が電気角で 1 2 0度おく れた第 2の相の位置検知信号ならびにこれ 等よ り位相が電気角で 1 2 0度おく れた第 3の相の位置検知信号が 得られる位置検知装置と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイルのそれぞれに直列に接続 された半導体スイ ッチング素子と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイルと該半導体スイ ッチング 素子の直列接続体に供電する直流電源と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の位置検知信号を介してそれぞれ該第 1 , 第 2 , 第 3 の相の電機子コイ ルに直列に接続した該半導体ス イ ッチング素子を該位置検知信号の巾だけ導通して該電機子コイル を通電する通電制御回路と、
該半導体スィ ッチング素子が該位置検知信号の末端で不導通に転 化したときに、 該半導体スイ ッ チング素子と該電機子コイルとの接 続点よ り、 ダイオー ドを介して該電機子コイルによ り蓄積された磁 気エネルギを小容量のコ ンデンサに流入充電して保持するこ とによ
り、 該電機子コイルの通電電流の降下を急速とする第 1の電気回路 と、
設定された角度だけ該磁性体回転子が回転して次に通電される該 電機子コイルが該位置検知信号によ り その巾だけ通電されるとき に、 その通電の開始されると同時に前記した小容量の該コ ンデンサ に蓄積された静電工ネルギを、 該電機子コイルに流入せしめて、 通 電電流の立上がりを急速とする第 2の電気回路と、
該第 1 , 第 2, 第 3の相の電機子コイルの通電電流を検出して検 出信号を得る電機子電流検出装置と、
該検出信号によ り、 該電機子電流が設定値を越えると前記した半 導体スイ ッチング素子を不導通に転化し、 該電機子コイルの磁気ェ ネルギの放出による電流が所定値まで降下すると再び該半導体ス ィ ツチング素子を導通して該電機子電流を設定値に保持するチヨ ッ パ回路と、 よ り構成されたことを特徴とする 3相リ ラクタンス型電 動機である。
さらに、 本発明は、 3相両波通電のリ ラクタンス型電動機におい て、
磁性体回転子の外周面の両側部に等しい巾と等しい離間角で配設 された n個 ( nは 3以上の正整数) の第 1 , 第 2の突極と、
円筒状の第 1 の固定電機子の内周部に等しい離間角で配設された 6 n個のスロ ッ 卜に位相が電気角で 1 2 ◦度づっ順次にずらして装 着された第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイルと、
該第 1 の固定電機子と全く 同じ構成で、 そのスロ ッ トに該第 1, 第 2 , ϋの相の電機子コィルが装着された第 2の固定電機子と、 該第 1 の固定電機子の該スロ ッ 卜 と該第 1の突極との対向位置と
該第 2の固定電機子の該スロ ッ ト と該第 2の突極との対向位置を電 気角で 1 8 0度ずら して配設する手段と、
該第 1 の突極の回転位置を検出して、 電気角で 1 2 0度の巾で互 いに 2 4 0度離間した第 1 の相の位置検知信号ならびにこれ等よ り 位相が電気角で 1 2 0度おく れた第 2の相の位置検知信号ならびに これ等よ り位相が電気角で 1 2 0度おく れた第 3の相の位置検知信 号ならびに該第 1 , 第 2 , 第 3の相の位置検知信号よ りそれぞれ位 相が電気角で 1 8 0度おく れた室 _丄, 2 , 星 ^の相の位置検知信 号が得られる位置検知装置と、
第 1 , 第 2 , 第 3 , ±, _2 , Hの相の電機子コイルのそれ ぞれに直列接続された半導体スィ ツチング素子と、
該電機子コイルと該半導体スィ ツチングとの直列接続体に供電す る直流電源と、
該第 1 , 第 2 , 第 3 , 1 , 第 2 , の相の位置検知信号を介 してそれぞれ該第 1 , 第 2 , 第 3 , U_ , 2 , 第 3の相の電機子 コイルに直列に接続した該半導体スィ ツチング素子を該位置検知信 号の巾だけ導通して該電機子コイルを通電する通電制御回路と、 該半導体スィ ツチング素子が該位置検知信号の末端で不導通に転 ィヒしたと きに、 該半導体スィ ッチング素子と該電機子コイルとの接 続点よ り、 ダイオー ドを介して該電機子コイルによ り蓄積された磁 気エネルギを小容量のコ ンデンサに流入充電して保持するこ とによ り該電機子コイ ルの通電電流の降下を急速とする第 1 の電気回路 と、
設定された角度だけ該磁性体回転子が回転して次に通電される該 電機子コイルが位置検知信号によ りその巾だけ通電されるときに、
その通電の開始されると同時に前記した小容量のコ ンデンサに蓄積 された静電工ネルギを、 該電機子コイルに流入せしめて、 通電電流 の立上がりを急速とする第 2の電気回路と、
該第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイルの通電電流を検出して検 出信号を得る電機子電流検出装置と、
該検出信号によ り、 電機子電流が設定値を越えると前記した半導 体スィ ッチング素子を不導通に転化し、 該電機子コィルの磁気エネ ルギの放出による電流が所定値まで降下する と、 再び該半導体ス ィ ッチング素子を導通して該電機子電流を設定値に保持する第 1の チヨ ッパ回路と、
該第 1 , 第 2, 第 3の電機子コイルの通電電流を設定値に保持す る同じ構成の第 2のチヨ ッパ回路と、 よ り構成されたことを特徵と する 3相リ ラクタンス型電動機である。
本発明によると、 電機子コイルの通電が断たれたときに、 磁気ェ ネルギが小容量のコ ンデンザに充電されるのでその放出時間がみじ かく なり反 トルクの発生が防止され、 又該コ ンデンサの高電圧が次 に通電される電機子コイルに印加されるので、 通電電流の立上りが 急速となり減 トルクの発生が抑止される。
従って高速化できる作用がある。
突極数が 2個なので、 1 回転するときの磁気エネルギの出入回数 が少なく 、 高速回転の場合に鉄損を小さ く するこ とができて効率の 劣化を防止する作用がある。 又怪の小さい電動機とすることがで きる。
チヨ ッパ回路が付設されるので、 電機子コイルの通電電流値を所 定値に保持する作用に付加して次に述べる作用がある。
電機子コイルの電流値が所定値を越えると該電機子コイルに接続 したスイ ッチング素子が不導通に転化するので、 電機子コイルの磁 気エネルギの 1 部が小容量のコ ンデンサに充電される。 従 つ て チヨ ッパ周波数に比例した静電工ネルギが充電して保持される。 位置検知信号の末端で通電が断たれたと きの磁気エネルギが更に加 算して小容量のコ ンデンザに充電される。
このコ ンデンサの静電工ネルギが次に通電される電機子コイルの 電流の立上りをよ り急速と している。
電機子コイル間を磁気エネルギが移動するときに、 磁極の鉄損と 電機子コイルの銅損によ り、 電流の立上りが中途でゆる く なる不都 合があるが、 上述した手段によ り、 立上りが充分に速く なり矩形波 に近い通電電流とするこ とのできる作用がある。 電源電圧が低い 場合に特に有効である。 電機子コイルの通電制御の為のスィ ツチ ング素子は電源負極側に 1個が挿入されているのみなので、 高価な 回路素子の数を 1 Ζ 2 とするこ とができ、 又電源負極側にスィ ッチ ング素子があるので、 その導通制御の回路が簡素化される。 ま た、 電機子コイ ルの通電電流をサイ ン波の片波に相似した形状とす るこ とができて、 しかも反 トルクの発生が防止できるので高速化が できる。
さらに、 本発明によると、 突極数が 2個なので、 1 回転するとき の磁気エネルギの出入回数が少なく 、 高速回転の場合に鉄損を小さ く するこ とができて効率の劣化を防止する作用がある。 又径の小さ い電動機とするこ とができる。
図 2 0において、 突極 1 aの外周面と固定電機子 1 6の内周面と の間の空隙長は、 磁極 1 bの外周面と固定電機子 1 6の内周面との
間の空隙長よ り設定値だけ小さく されている。 従って回転中にお いて、 突極 1 aが固定電機子に磁気的に吸引される力は、 突極 1 bによる吸引力よ り大き く なる。 この吸引力の差が矢印べク 卜 ル Bで表示されている。 べク トル Bは回転子 1 の回転と同期して 回転するので、 回転軸 5は軸受に押圧されながら回転するので回転 振動の発生が防止される作用がある。
上記した押圧力は軸受を損傷しない範囲のものとされる。
上述した手段の為に、 回転軸 5に関して回転子 1 の遠心力がァン バラ ンスとなり振動を発生する。 こ れを 防止する 為 に金属板 1 cを回転子 1 の両側に図示のように固着してバランスウェイ 卜 と する。 従って振動を防止する作用がある。
さらに、 本発明装置では、 回転子の突極のすべてが常時出力トル クを発生しているので、 大きい出力 トルクが得られる。 図 2 6に示 した周知の手段の電動機の 3倍に近い出力 トルクが得られる。 電機 子コイルの数が多いので小型の電動機とすると問題があるが、 大型 の電動機例えば電気自動用の 1 0 K w 以上の出力のものに利用する と有効な手段となる。
回転子の片側の突極と反対側の突極のそれぞれと対向する磁極間 の空隙長を異ならしめると、 回転子の怪方向の磁気吸引力の力のベ ク 卜ルは常に外側方向に向いて回転するベク トルとなり振動と軸受 の損傷が防止される。
上述した構成によ り、 固定電機子が磁極と対向する突極を介して 受ける回転中心方向の力もバランスするので、 固定電機子が変形振 動するこ と も防止される。 1個の回転子の両側に 2組の固定電機 子を載置することによ り 3相両波通電の電動機とすることができる
ので、 トルク リ プルの少ない大出力の電動機を構成するこ とができ る。
電機子コイルの通電が停止されたと きに、 その磁気エネルギを小 容量のコ ンデンサに充電して電流の降下を急速と し、 該コ ンデンサ の高電圧を次に通電される電機子コイルに印加して電流の立上りを 急速と しているので、 減 トルク と反 トルクの発生が抑止されて高速 回転 (毎分 2 0 0 0 0回転) で実用性のあるものが得られる。
本発明は、 以上説明したように、 以下の効果を奏する。
突極数が 2個なので径の小さい電動機を得るこ とがでる。 又高 速回転のときの鉄損を減少できる。
高速回転の場合に振動の発生を防止するこ とができる。
電機子コイルの通電制御の為のパヮ素子が電源負極側に 1 個です み廉価となる。
高速回転 (毎分 1 0万回転位まで) の電動機を得るこ とができ る。 高速回転時においても減 トルク, 反 トルクの発生がないので 有効な技術が得られる。
チヨ ッパ回路によ り電機子電流を設定値に保持し若し く は定速制 御を行なう こ とができると と もに、 チヨ ッパ作用を利用して電機子 コイルに蓄積された磁気エネルギによ り、 電機子コイル間を磁気ェ ネルギが移動すると きの電機子コィルの銅損と磁心の鉄損を補填し ている。 従って、 電機子コイルの通電電流の立上り と降下を著し く急速とするこ とができるので、 高速で出力 トルクの大きい電動機 が得られる。 又低電圧電源でも駆動するこ とができる。
電機子電流を図 1 8の曲線 3 1 a , 3 1 b , …のようにサイ ン波 に相似した波形とするこ とができるので鉄損を減少し効率を上昇す
るこ とができる。
さらに、 回転子の突極のすべてが回転中に出力 トルクを発生して いるので、 大きい出力 トルクが得られる。 特に径の大きい電動機の 場合に有効な技術手段となる。 上述した構成の為に、 固定電機子の 歪曲による振動と回転子の径方向の振動を除去することができる。 又必要あれば回生制動を行なう ことができる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明による 3相片波通電のリ ラクタンス型電動機の平 面図、 図 2 は、 図 1 の電動機の固定電機子と回転子の展開図、 図 3は、 位置検知装置の電気回路図、 図 4は、 従来の電機子コイルの 通電制御回路図、 図 5は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回 路図、 図 6は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図の他の 実施例、 図 7は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図の更 に他の実施例、 図 8は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回路 図の更に他の実施例、 図 9 は、 電機子電流のタイムチヤ一 卜 、 図 1 0は、 位置検知信号のタイムチヤ一卜、 図 1 1 は、 本発明による 2相全波通電の リ ラ ク タ ンス型電動機の平面図、 図 1 2 は、 図 1 1の電動機の固定電機子と回転子の展開図、 図 1 3は、 位置検知 装置の電気回路図、 図 1 4は、 本発明装置の電機子コイルの通電制 御回路図、 図 1 5は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図 の他の実施例、 図 1 6は、 本発明装置の電機子コイルの通電制御回 路図の更に他の実施例、 図 1 7は、 電機子電流のタィムチャー ト、 図 1 8は、 図 1 4, 1 5の電機子コイルの通電電流のタイムチヤ一 ト、 図 1 9は、 位置検知信号のタイムチャー ト、 図 2 0は、 本発明
による 2相全波通電の リ ラクタ ンス型電動機の平面図、 図 2 1 は、 図 2 0の電動機の固定電機子と回転子の展開図、 図 2 2 は、 位置検 知装置の電気回路図、 図 2 3は、 本発明装置の電機子コ イ ルの通電 制御回路図、 図 2 4は、 本発明装置の電機子コイ ルの通電制御回路 図の他の実施例、 図 2 5は、 電機子電流のグラフ、 図 2 6は、 従来 の リ ラ ク タ ン ス型電動機の固定電機子 と 回転子の平面図、 図 2 7は、 本発明装置の固定電機子と回転子の展開図、 図 2 8は、 図
2 7の一部の拡大図、 図 2 9は、 本発明装置の固定電機子と回転子 の平面図、 図 3 0は、 3相両波通電の リ ラクタ ンス型電動機の断面 図、 図 3 1 は、 位置検知信号を得る電気回路図、 図 3 2は、 正逆転 をする為の位置検知信号を得る電気回路図、 図 3 3は、 位置検知信 号、 通電曲線、 トルク曲線のタイムチャー ト、 図 3 4は、 励磁電流 曲線のグラ フ、 図 3 5 は、 電機子コ イ ルの通電制御回路図、 図
3 6は、 電機子コイルの通電制御回路の他の実施例、 図 3 7は、 電 機子コイルの通電制御回路の他の実施例、 図 3 8は、 位置検知信号 のタイ ムチヤ一卜である。 発明を実施するための最良の形態
図 1以降について本発明の実施例を説明する。 各図面の同一記 号のものは同一部材なので、 その重複した説明は省略する。 以降 の角度表示はすべて電気角で表示する。 次に本発明が適用される 3相片波の リ ラクタ ンス型の電動機の構成について説明する。 図 1 は、 固定電機子と回転子の平面図である。 図 1 において、 記号 1 は回転子で、 その突極 l a , l bの巾は 1 8 0度 (機械角で 9 0度) でそれぞれは 3 6 0度の位相差で等しいピッチで配設され
ている。 回転子 1 は、 珪素鋼板を積層した周知の手段によ り作ら れている。 記号 5 は 回転軸である 。 固定電機子 1 6 に は、 スロ ッ ト 1 2個が等しい離間角で設けられそれぞれ記号 1 6 a, 1 6 b , …及び 1 7 a, 1 7 b , …で示されている。 記号 9は外 筐となる円筒である。
スロ ッ ト 1 6 a, 1 6 b及びスロ ッ ト 1 7 a, 1 7 bにはそれぞ れ 1個のコイルが捲回され、 2個のコイルは直列若しく は並列に接 続されて第 1 の相の電機子コイルとなる。 本実施例では直列接続 されている。
スロ ッ ト 1 6 c, 1 6 d及びスロ ッ ト 1 7 c, 1 7 dにはそれぞ れ 1個のコイルが捲回され、 2個のコイルは直列に接続さ.れて第 2の相の電機子コイルとなる。 スロ ッ ト 1 6 e, 1 6 f 及びス ロ ッ ト 1 7 e , 1 7 f にはそれぞれ 1個のコイルが捲回され、 2個 のコイルは直列に接続され第 3の相の電機子コイルとなる。
スロ ッ ト 1 7 e , 1 7 d , 1 7 f , 1 6 cは点線丸印で略示され ている。
点線 7 a, 7 bの挟角は機械角で 9 0度と な り 、 点線 7 c, 7 dの挟角は同じ角度となっている。
矢印 Aは回転子 1 の回転方向で、 突極 1 a , 1 bの巾は機械角で 9 0度となり、 互いに同じ角度だけ雛間する。
図 2は回転子 1 と電機子コイルの展開図である。
図 2 において、 電機子コイル 9 a, 9 bは前述した第 1 の相の電 機子コ イ ルを示し、 電機子コイ ル 9 c, 9 d及び電機子コ イ ル 9 e , 9 f はそれぞれ前述した第 2, 第 3の相の電機子コイルを示 している。
第 1 , 第 2 , 第 3 の相の電機子コ イ ルの導出端子は記号 8 a, 8 b及び 8 c, 8 d及び 8 e , 8 f で示される。
固定電機子 1 6 も回転子 1 と同じ く珪素鋼板積層体によ り作られ ている。
点線 1 c , I dで示す斜線部にはプラスチッ ク材が充填されてい るが、 これは高速回転時に空気の摩擦損失を防止する為のものであ る。
上述した第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイルを以降はそれぞれ 電機子コイル 3 2 a, 電機子コイル 3 2 b, 電機子コイル 3 2 c と 呼称する。
電機子コイル 3 2 bが通電されていると、 突極 1 a, 1 bが吸引さ れて、 矢印 A方向に回転子 1 が回転する。 1 2 0度回転すると、 電機子コイル 3 2 bの通電が断たれ、 電機子コイル 3 2 cが通電さ れる。 更に 1 2 0度回転すると、 電機子コイル 3 2 cの通電が断 たれて、 電機子コイル 3 2 aが通電される。 通 電 モ 一 ド は 1 2 0度の回転毎に、 電機子コイル 3 2 a—電機子コイル 3 2 b— 電機子コイル 3 2 c—とサイ ク リ ックに交替され、 3相片波の電動 機と して駆動される。 この と き に軸対称の位置にある磁極は、 N , S極に着磁されている。 励磁される 2個の磁極が常に異極と なっている為に、 非励磁磁極を通る洩れ磁束は互いに反対方向とな り、 反 トルクの発生が防止される。
コイル 1 0 a, 1 0 b, 1 0 cは、 突極 l a , l bの位置を検出 する為の位置検知素子で、 図示の位置で電機子 1 6の側に固定さ れ、 コイル面は、 突極 1 a, 1 bの側面に空隙を介して対向してい る。 コイル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cは 1 2 0度離間している。 コ
ィルは 5 ミ リメ一 卜ル怪で 1 0 0ターン位の空心のものである。
図 3 に、 コ イ ル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cよ り、 位置検知信号を得る 為の装置が示されている。 図 3 において、 コ イ ル 1 0 a , 抵抗 1 5 a , 1 5 b , 1 5 cはブリ ッ ジ回路となり、 コイル 1 0 aか突 極 l a , l bに対向していないときには平衡するよう に調整されて ·* いる。 従って、 ダイオー ド 1 1 a, コ ンデンサ 1 2 aならびにダ ィオー ド 1 l b , コ ンデンサ 1 2 bよ りなるローパスフィルタの出 力は等しく 、 オペアンプ 1 3の出力は口一レベルとなる。 記 号 1 0は発振器で 1 メガサイ クル位の発振が行なわれている。 コィ リレ 1 0 aが突極 1 a, 1 b, … に対向する と、 鉄損 (渦流損と ヒス テリ シス損) によ りイ ンピーダンスが減少するので、 抵抗 1 5 aの 電圧降下が大き く な り 、 オペアンプ 1 3の出力はハイ レベルとな る。
ブロ ッ ク回路 1 8の入力は、 図 1 0 のタ イ ムチャー トの曲線 3 3 a, 3 3 b, …となり、 反転回路 1 3 aを介する入力は、 曲線 3 3 a, 3 3 b , …を反転したものとなる。 図 3のブロ ッ ク回路 1 4 a , 1 4 bは、 それぞれコ イ ソレ 1 0 b , 1 0 cを含む上述した ブロ ック回路と同じ構成のものを示すものである。 発振器 1 0は 共通に利用するこ とができる。 ブロ ック回路 1 4 aの出力及び反転 回路 1 3 bの出力は、 ブロ ック回路 1 8に入力され、 それらの出力 信号は、 図 1 0 におレヽて、 曲線 3 4 a, 3 4 b , ··-, 及び曲線 3 4 a, 3 4 b , …を反転したものとなる。 ブロ ッ ク回路 1 4 bの 出力及び反転回路 1 3 cの出力は、 ブロ ッ ク回路 1 8に入力され、 それらの出力信号は、 図 1 0 において、 曲線 3 5 a, 3 5 b , …及 びこれを反転したものとなる。 曲線 3 3 a, 3 3 b , …に対し
て、 曲線 3 4 a , 3 4 b , … は位相力 i 2 0 度お く れ、 曲線 3 4 a , 3 4 b , …に対して、 曲線 3 5 a, 3 5 b , …は位相が 1 2 0度おく れている。 ブロ ッ ク回路 1 8は、 3相 Y型の半導体 電動機の制御回路に慣用されている回路で、 上述した位置検知信号 5 の入力によ り端子 1 8 a , 1 8 b , 1 8 cよ り 1 2 0度の巾の矩形 波の電気信号が得られる論理回路である。 端子 1 8 a, 1 8 b , 1 8 cの出力は、 図 1 0 において、 それぞれ曲線 3 6 a, 3 6 b, …, 曲線 3 7 a, 3 7 b , …, 曲線 3 8 a, 3 8 b , …と して示さ れている。 コイル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの対向する突極 l a , 10 1 b…の代り に、 図 1 の回転子 1 と同期回転する同じ形状のアルミ ニューム板を用いても同じ効果がある。
コイル 1 O a, 1 0 b 2個のみによっても同じ位置検知信号を得 る手段がある。 次にその説明をする。
図 2 において、 外周に突出部 3 a, 3 b (この巾は 1 2 0度) を 15 有するアルミニューム円板 3は回転子 1 と同期回転するよう に構成 され、 コイル 1 0 a, 1 0 bは突出部 3 a, 3 bの面に空隙を介し て対向している。
コイル 1 0 aが突出部に対向している と きの図 3のオペアンプ 1 3の出力は図 1 0の曲線 3 6 a, 3 6 b , …となる。
20 コイル 1 O bが突出部に対向していると きの図 3のブロ ッ ク回路 う 1 4 aの出力は図 1 0の曲線 3 7 a, 3 7 b , …となる。
オペアンプ 1 3の出力とブロ ッ ク回路 1 4 aの出力をアン ド回路 r
_ によ り加算し、 該アン ド回路の出力を反転回路によ り反転する と、 曲線 3 8 a, 3 8 b , …の電気信号が得られる。 従って第 1 , 第 25 2 , 第 3の相の位置検知信号が得られて同じ目的が達成される。
電機子コイルの通電手段を図 5 にっき次に説明する。 電機子コ ィル 3 2 a, 3 2 b , 3 2 cの下端には、 それぞれ トラ ンジスタ 2 0 a , 及び 2 0 b及び 2 0 cが揷入されている。 トラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 b , 2 0 cは、 スイ ッチング素子となるもので、 同じ 5 効果のある他の半導体素子でもよい。 直流電源正負端子 2 a ,
2 bよ り供電が行なわれている。 本実施例では、 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b , 2 0 cは電機子コイルの下端即ち電源負極側にあ るので、 その導通制御の入力回路は簡素化される特徴がある。
図 4に示すものが従来周知の手段で、 電機子コイル 6 a , 6 の 0 両端に トラ ンジスタ 1 9 a, 1 9 b , …が揷入されている。 従つ て電機子コイルの 2倍の数の トランジスタとなる。 トランジスタ 1 9 a , 1 9 b , …は、 パヮ素子となるので高価となり、 電源正極 側の トラ ンジスタ 1 9 a, 1 9 cは、 端子 1 9一 1 , 1 9一 2の入 力によ り導通制御をする場合に、 別電源が必要となり、 この回路が 5 高価となる。 上述した 2つの欠点がある。 本発明装置によるとこ の欠点が除去される特徴がある。 電機子コイルの通電時に、 その 大きいィ ンダク夕 ンスの為に立上がりがおく れ、 又通電の停止時 に、 ダイオー ド 6 c, 6 dを介して蓄積磁気エネルギが電源側に還 流する力 s'、 このときの電流の降下もおくれる。 この為に回転速度 0 と効率が低下する。 電源電圧を上昇すると上述した不都合が除去さ れるが、 1 K w 出力で 1 万回転 ^ /毎分 と する と 、 印加電圧は 1 0 0 0ボルト以上とな り実用性がなく なる。 本発明によると、
― かかる欠点も除去される。
次に図 5 にっき詳細を説明する。 端 子 4 2 a , 4 2 b , δ 4 2 cよ り、 図 1 0の位置検知信号曲線 3 6 a , 3 6 b , ···, 曲線
3 7 a , 3 7 b , …, 曲線 3 8 a, 3 8 b , …が入力される。 上 述した入力信号によ り、 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b, 2 0 cがァ ン ド回路 2 4 a, 2 4 b , 2 4 cを介してベース入力が得られて導 通して、 電機子コイ ル 3 2 a , 3 2 b , 3 2 cが通電される。
端子 4 0は電機子電流を指定する為の基準電圧である。 端 子
4 0の電圧を変更するこ とによ り、 出力 トルクを変更するこ とがで きる。 電源スィ ッ チ (図示せず) を投入する と 、 オペア ンプ 4 0 aの +端子の入力は一端子のそれよ り低いので、 オペア ンプ 4 0 aの出力はローレベルとなり、 反転回路 2 8 bの入力もローレ ベルなのでその出力はハイ レベルとなり、 トラ ンジスタ 2 0 aが導 通して、 電圧が電機子コイルの通電制御回路に印加される。 抵抗 2 2 aは、 電機子コ イ ル 3 2 a , 3 2 b, 3 2 cの電機子電流を検 出する為の抵抗である。
ブロ ッ ク回路 G, Hは、 電機子コイル 3 2 b, 3 2 cの通電制御 の為の電気回路で、 電機子コイル 3 2 aの通電制御回路と同様な構 成となっている。 トラ ンジスタ 2 0 a, ダイオー ド 4 9 aに対応 す る部材 と なる ダ イ オー ド 4 9 b , 4 9 c 及び ト ラ ン ジス タ
2 0 b , 2 0 cのみがブロ ッ ク回路 G, Hに付加されている。
上述した位置検知信号曲線の 1 つが図 9のタイムチャー トの 1段 目に曲線 3 6 a と して示されている。 図 4 において、 こ の曲線
3 6 aの巾だけ電機子コイルが通電される。 矢印 2 3 aは通電角 1 2 0度を示している。 通電の初期では、 電機子コイルのイ ンダ クタ ンスの為に立上がりがおく れ、 通電が断たれると、 蓄積された 磁気エネルギが、 図 4のダイオー ド 6 c , 6 dを介して電源に還流 放電されるので、 点線 Jの右側の曲線 2 5の後半部のよう に降下す
る。 正 トルクの発生する区間は、 矢印 2 3で示す 1 8 0度の区間 なので、 反 トルクの発生があり、 出力 トルク と効率を減少する。
高速回転となるとこの現象は著しく大きく なり使用に耐えられぬも のとなる。
反 トルク発生の時間巾は、 高速となっても変化しないが、 正 トル ク発生の区間 2 3の時間巾は回転速度に比例して小さく なるからで ある。 位置検知信号曲線 3 7 a , 3 8 aによる電機子コイルの通 電についても上述した事情は同様である。 曲線 2 5の立上がり も おく れるので、 出力 トルクが減少する。 即ち減 ト ルクが発生す る。 これは、 磁極と突極によ り磁路が閉じられているので大きい イ ンダクタ ンスを有しているからである。 リ ラクタンス型の電動 機は大きい出力 トルクを発生する利点がある反面に回転速度を上昇 せしめることができない欠点があるのは、 上述した反 トルクと減ト ルクの発生の為である。 本発明装置は、 図 5の逆流防止用のダイ ォー ド 4 9 a及び小容量の コ ン デ ンサ 4 1 a及びダイ オー ド · 4 9 a , 2 1 a及び半導体素子 4 a, 4 b , 5 a等を付設して上述 した欠点を除去し、 又電機子コィルの通電制御のスイ ツチング素子 (記号 2 0 a , 2 0 b , 2 0 c ) を電源負電圧側に 1個のみ使用し たことに特徵を有するものである。
曲線 3 6 aの末端で通電が断たれると、 電機子コイル 3 2 aに蓄 積された磁気エネルギは、 逆流防止用ダイオー ド 4 9 aによ り、 直 ^ 流電源側に還流しないでダイ オー ド 2 1 aを介して、 コ ンデンサ 4 1 aを図示の極性に充電して、 これを高電圧とする。 従って、 磁気エネルギは急速に消滅して電流が急速に降下する。
図 9のタイムチャー トの 1段目の曲線 2 7, 2 7 a , 2 7 bは、
電機子 コ イ ル 3 2 a を流れる 電流曲線でその両側の点線間が 1 2 0度と なっている。 通電電流は曲線 2 7 bのよ う に急速に降 下して反 ト ルクの発生が防止され、 コ ンデンサ 4 l aは高電圧に充 電して保持される。 次に位置信号曲線 3 6 b によ り 、 ト ラ ンジス 夕 2 0 aが導通して再び電機子コイ ル 3 2 aが通電されるが、 この と きの印加電圧は、 コ ンデンサ 4 l aの充電電圧と電源電圧 (端子 2 a , 2 bの電圧) の両者となるので、 電機子コイル 3 2 aの電流 の立上 りが急速と なる。 この現象によ り 、 曲線 2 7のよ う に急速 に立上る。 立上 り の通電曲線 2 7は中途で図示のよ う に立上りが おそ く なる。 これは磁気エネルギが電機子コ イ ル間を移動する と き に、 コ イ ルの銅損と磁極の鉄損によ り熱エネルギに転化し て消滅 するからである。 かかる不都合を除去する手段については後述す る。 以上の説明のよ う に、 減 トルク と反 トルクの発生が除去され、 又矩形波に近い通電となるので、 出力 トルクが増大する。 上述し た場合の S C K (制御整流素子) 5 a と 卜 ラ ンジス夕 4 a , 4 bの 作用を次に説明する。
端子 4 2 a に位置検知信号が入力される と ト ラ ンジスタ 2 0 aが 導通する。 このと きにブロ ッ ク回路 4 にも位置検知信号が入力さ れる。 ブロ ッ ク回路 4 には微分回路と単安定回路が含まれ、 位置 検知信号の始端部の微分パルスによ り単安定回路が付勢され、 設定 された巾の電気パルスの出力で ト ラ ンジスタ 4 b, 4 aがその巾だ け導通する。 従っ て S C R 5 aのゲー ト電流が得られて導通す る。 従ってコ ンデンサ 4 1 aの +極 ~→ S C R 5 a—電機子コ イル 3 2 a — ト ラ ン ジス タ 2 0 a — ダイ オー ド 2 1 d→ コ ン デ ンサ 4 1 aの一極の順で放電される。 放 電 の 終 了 と と も に 、
S C R 5 a , ト ラ ンジスタ 4 a, 4 bは不導通に転化する。
次にチヨ ッパ回路について説明する。 電機子コイル 3 2 aの電 流が増大して、 その検出の為の抵抗 2 2 aの電圧降下が増大し、 基 準電圧端子 4 0の電圧 (オペアンプ 4 0 aの一端子の入力電圧) を 越えると、 オペアンプ 4 0 aの出力がハイ レベルに転化するので、 微分回路 4 0 bよ り微分パルスが得られ、 単安定回路 2 8 aを付勢 して所定の巾のパルス電気信号が得られる。 反転回路 2 8 bの出 力は口一レベルにその巾だけ転化するので、 アン ド回路 2 4 aの出 力も同じ巾だけ口一レベルとなり、 トランジスタ 2 0 aもその巾だ け不導通に転化する。 従って電機子コイルの電流 (電機子電流) は降下し、 ダイ オー ド 2 1 aを介してコ ンデンサ 4 1 aを充電す る。 単安定回路 2 8 a の出力信号が消滅する と 、 反転回路 2 8 b , アン ド回路 2 4 aの出力は再びハイ レベルに転化して、 ト ラ ンジスタ 2 0 aが導通して電機子電流が増大し始める。
電機子電流が設定値を越えると、 オペアンプ 4 ϋ aの出力が冉び ハイ レベルに転化して ト ラ ンジスタ 2 0 aは、 単安定回路 2 8 aの 出力パルス巾だけ不導通に転化して電機子電流は降下する。 かか るサイ クルを繰返すチョ ッパ回路となり、 電機子電流は基準電圧端 子 4 ◦の電圧に規制された電流値となる。 図 9 の曲線 2 7 a は チヨ ッパ制御の電流を示している。 基準電圧端子 4 0の電圧を回 転速度に比例した電圧によ り制御する周知の手段によ り定速制御を 行なう こ と もできる。
上述したチヨ ツバ作用があるときに、 単安定回路 2 8 aの出力パ ルスの回数だけコ ンデンサ 4 1 aは繰返して充電されて電圧が上昇 し 、 静電工ネルギが蓄積される。 位置検知信号の末端で、 卜ラ ン
ジス夕 2 0 aが不導通に転化する と、 電機子コイル 3 2 aの磁気ェ ネルギの全部がコ ンデンサ 4 1 aに充電される。
コ ンデンサ 4 1 aの静電工ネルギは、 チヨ ッパ周波数と電機子電 流の降下時間に対応した静電工ネルギが更に付加される。
かかる静電工ネルギによ り、 電機子コイル 3 2 aが次に通電され たと きに電流が立上るので、 前述した電機子コイルの銅損と磁極の 鉄損によるエネルギ損失を補填するこ とができる。 従って電機子 電流は図 9の 1 段目の点線曲線 2 7 cのよう に急速に立上り、 ほぼ 矩形波に近いものとなり出力 トルクを増大する作用効果がある。 コ ン デ ンサ 4 1 aの容量、 チ ヨ ッ パ電流の周波数、 単安定回路 2 8 aの出力パルス巾は上述した作用効果があるように調整する必 要がある。
電機子コイ ル 3 2 b, 3 2 c もア ン ド回路 2 4 b, 2 4 c , 卜ラ ンジスタ 2 0 b, 2 0 cによ り同じ く電機子電流のチョ ッパ制御が なわれる。 乂ゾ ッ ク 路 Ci , Hによ り電機子電流の立上り と 降下を急速とする通電制御が行なわれる。
電機子コイルの通電は、 突極が磁極に侵入する点よ り 3 0度の区 間のいずれの点でもよい。 回転速度, 効率, 出力 トルクを考慮し て調整し、 位置検知素子となるコイル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cの固 定電機子側に固定する位置を変更する。 以上の説明よ り理解され るよう に 3相片波通電の電動機と して効率良く 、 大きい出力と高速 回転を行なう こ とができるので本発明の目的が達成される。
図 9の 1 段目の曲線 2 6 a , 2 6 b , 2 6 cは電機子コイ ルの通 電曲線を示し、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 2 の間隔は位置検知信号の 1 2 0度の巾で、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 3の間隔は 1 8 0度で出力
3 〇
トルクのある区間である。 曲線 9 a, 9 b , 9 cは出力 トルク曲 線で、 点線 2 6 - 1 の点で通電が開始され、 同時に突極が磁極に侵 入しはじめる。 曲線 9 aは電機子コィルの電流が小さいときで、 トルクは平坦である力 s、 電流の増大と ともに トルク ピーク値は、 曲 線 9 b , 9 cに示すよう に左方に移動し、 ピーク値の巾もせま く な る。 通電の開始される点は、 上述した トルク特性と通電電流値を 考慮して突極が磁極に侵入する点よ り 3 0度おく れた区間の中間の 点となるように位置検知コイル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの固定位置 を調整するこ とがよい。 コ ンデンサ 4 1 aは小容'量の方が充電電 圧が高電圧となるので、 通電曲線の立上がり と降下を急速と し、 高 速回転の電動機を得るこ とができ、 リ ラクタンス型電動機の欠点と なつている低速度となる欠点が除去できる。 上述したコ ンデンサ の容量は充電電圧が回路の 卜ランジスタを破損しない範囲で小容量 のものを使用することがよい。
コ ンデンサ 4 1 aを除去し、 その代りに点線で すように小容 のコ ンデンサ 4 7 aを設けても本発明を実施することができる。 作用効果は同様である。
電源負極 2 b側に直列にスィ ツ チング素子 1 6を挿入し、 その ベース入力端子 1 6 a に反転回路 2 8 bの出力を入力せしめても チヨ ツ バ回路を得るこ とができる。 この場合には、 ア ン ド回路 2 4 a , 2 4 b , 2 4 c は除去され、 端子 4 2 a , 4 2 b , 4 2 cの入力信号によ り トラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b, 2 0 cのそ れぞれの導通制御が行なわれる。
次に図 6にっき本発明による 3相片波通電の場合の通電制御回路 の他の実施例を説明する。 端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cの位置検
知信号の入力は、 それぞれ図 1 0の曲線 3 6 a, 3 6 b , …, 曲線 3 7 a , 3 7 b , …, 曲線 3 8 a , 3 8 b , …である。 電機子コ ィ ル 3 2 a , 3 2 b, 3 2 cは、 1 2 0度の巾で順次に連続して通 電される。 オペア ンプ 4 0 a, 微分回路 4 0 b, 抵抗 2 2 a , 基 一 δ 準電圧端子 4 0等は、 前実施例の同一記号の部材と 同 じ部材で、 電 機子電流を設定値に保持するチ ヨ ッ パ回路となる。 端子 4 2 aの 入力によ り通電されている電機子コ イ ル 3 2 aの通電が断たれる と、 蓄積磁気エネルギは、 ダイ オー ド 2 1 a, 2 1 dを介して小容 量のコ ンデンサ 4 7 aを図示の極性に高電圧に充電する。 このと
10 き に ト ラ ンジスタ 2 0 aは不導通に保持されている。 回 転 子 が 2 4 0度回転する と 、 端子 4 2 c の入力に よ り 、 ト ラ ン ジスタ 2 0 cが導通して電機子コイ ル 3 2 cの通電が開始されるが同時に ト ラ ン ジスタ 2 0 cが導通するので、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧が 印加されて通電電流の立上がりが急速と なる。 コ ン デ ン サ
15 4 7 aの容量は小さい程電流の立上が り は急速となるが、 卨電圧に 充電されるので、 他の半導体素子の耐電圧を考慮して小容量のコ ン デンサとする必要がある。
コ ンデンサ 4 7 aの放電電流は、 電機子コイ ル 3 2 c, ト ラ ンジ ス夕 2 0 c, 抵抗 2 2 a, ダイ オー ド 2 1 gを介して行なわれる。
20 ト ラ ン ジス タ 2 0 aが不導通に転化した と き に、 電機子コ イ ル 3 2 a の蓄積磁気エ ネ ルギは 、 ダイ オー ド 2 1 a , 2 I d , S C R 2 3 aを介してコ ンデンサ 4 7 aを高電圧に充電する。
S C R 2 3 aのゲー ト には、 端子 4 2 aの位置検知信号が入力され て導通モー ド にあるので、 卜 ラ ン ジス夕 2 0 aのオンオフ による
25 チ ヨ ツ バ作用のある と き にコ ンデンサ 4 7 aには小量づっ電機子コ
ィル 3 2 aの磁気エネルギが蓄積される。
しかし後述するように、 コ ンデンサ 4 7 bが高電圧に充電された ときに、 その電荷が電機子コィル 3 2 a, ダイオー ド 2 1 aを介し て、 コ ンデンサ 4 7 aを充電して、 コ ンデンサ 4 7 bの静電工ネル ギが放出される力 このときに S C R 2 3 aは不導通に転化してい るので放出を防止するこ'とができる。
ト ラ ンジス夕 2 0 cが導通している と きには、 S C R 2 3 cの ゲー 卜には端子 4 2 cの入力信号が入力されているので導通してい る。 従ってチヨ ッパ作用のある区間で、 コ ンデンサ 4 7 cは電機 子コイル 3 2 cの磁気エネルギが小量づっ流入して静電工ネルギと して保存されている。
電機子コイル 3 2 cの通電が断たれると、 蓄積磁気エネルギはダ ィオー ド 2 1 c , 2 1 f を介してコ ンデンサ 4 7 cを充電して高電 圧に保持する。 回転子が 2 4 0度回転すると、 端子 4 2 bの入力 によ り 、 卜 ラ ンジス夕 2 ϋ bが導通して電機子コイル 3 2 bの通電 が開始される力 、 電機子コイル 3 2 bに、 コ ンデンサ 4 7 cの高電 圧が印加され通電電流の立上がりが急速となる。 このときの放電 電流はダイオー ド 2 1 i を通る。
電機子コイル 3 2 bの通電が断たれる と、 ダイオー ド 2 1 b , 2 1 eを介してコ ンデンサ 4 7 bが高電圧に充電される。 回転子 力 2 4 0度回転する と 、 端子 4 2 aの入力によ り ト ラ ンジスタ 2 0 aが導通するので、 コ ンデンサ 4 7 bの高電圧によ り電機子コ ィル 3 2 aがダイオー ド 2 1 hを介して通電される。
電機子コイル 3 2 aの通電電流の立上がりが急速となる。 各電 機子コイルの通電が断たれたと きに、 磁気エネルギが対応する小容
量の コ ンデンサに流入充電するので、 通電電流の降下が急速 と な る。 以上の説明によ り判るよ う に、 減 ト ルク と反 トルクの発生が 防止され、 高速、 高効率の電動機が得られ、 高価なパヮ素子が電機 子コイ ルの負極側に 1 個挿入されているのみなので廉価と な り本発 明の目的が達成される。 コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b, 4 7 cの高 電圧によ り それぞれ電機子コ イ ル 3 2 c, 3 2 a , 3 2 bの通電の 立上 りが急速となる。 S C R 2 3 a, 2 3 b , 2 3 cのベースに はそれぞれ端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cの入力信号 (位置検知信 号) が入力されている。 従っ て ト ラ ン ジス タ 2 0 a , 2 0 b , 2 0 cのオンオフの行なわれているチ ヨ ッパ制御の行なわれている と きに、 コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b , 4 7 c には対応する電機子コ ィ ルの磁気ェネルギが小量づっチ ヨ ッ パ周波数に対応して流入充電 される。
従って、 電機子コイル間を磁気エネルギが移動する と きに発生す る銅 と鉄指によるェネルギ損失を袖填して電機子電流の立上 りが よ り急速と なる作用効果がある。
コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b , 4 7 cを除去して点線で接続された コ ンデンサ 4 6 a , 4 6 b, 4 6 cを設けても同じ目的が達成され る。 この場合にはコ ンデンサ 4 6 a, 4 6 b , 4 6 cの負荷側に S C R 2 3 a , 2 3 b , 2 3 c と ダイ オー ド 2 1 g , 2 1 h , 2 1 i に対応する回路を挿入する必要がある。
前述 し た 他の実施例 も 同様で あ る が、 ダイ ォ ー ド 4 9 a , 4 9 b, 4 9 cは、 コ ンデンサ 4 7 a , 4 7 b , 4 7 cの高電圧に よ り電源側に通電される こ とを防止する為のものである。
S C R 2 3 b , 2 3 c及びダイ オー ド 2 1 h, 2 1 i はそれぞれ
S C R 2 3 a, ダイオー ド 2 1 gに対応する作用を行なっている。 図 7は、 図 6の回路の 1部を変更した実施例である。
位置検知信号の末端で、 トラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b , 2 0 cが不 導通に転化すると、 コンデンサ 4 1 a, 4 1 b , 4 1 cはそれぞれ δ ダイオー ド 2 1 a, 2 1 b , 2 1 cを介して高電圧に充電されて保 持される。 このときに端子 4 2 cの入力位置検知信号の始端部で 得られる所定の巾の電気パルス (ブロ ック回路 4によ り得られる) に付勢されて 卜ランジス夕 4 a , 4 b, S C R 5 aが導通すると、 コ ンデンサ 4 1 aの高電圧が電機子コイル 3 2 cに印加されて電流 10 の立上りを急速とする。 このときに トランジスタ 2 0 cは導通し ている。
ト ラ ンジスタ 4 d, 4 cのべ一ス端子 4一 2 , 4— 3は、 同様な 手段によ り得られる端子 4 2 a , 4 2 bの入力位置検知信号の始端 部の電気パルスが入力されているので、 電気パルスの巾だけ 丄 5 S じ K !3 し, 5 じは導通する。
従って、 コ ンデンサ 4 1 b, 4 1 cの高電圧によ り電機子コイル 3 2 a , 3 2 bの通電の立上りが急速となる。
チヨ ッパ回路の作用も図 6 と同様である。 従って図 6 と同じ通 電制御が行なわれて本発明の目的が達成される。
20 次に図 8の実施例について説明する。
図 8のコ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b , 4 7 c及びこれ等に代替され るコ ンデンサ 4 6 a, 4 6 b, 4 6 cの対応する電機子コイルの通 電が断たれたときの磁気エネルギによる充電手段は、 図 6 と同様で ある。
25 高電圧に充電されたコ ンデンサ 4 7 a , 4 7 b , 4 7 cを電機子
コイルに通電して放電する手段は図 7 と同様となっている。
ト ラ ンジスタ 4 bのべ一ス端子 4一 1 には、 端子 4 2 cの入力位 置検知信号の始端部の電気パルスが入力されてその巾だけ ト ラ ンジ ス夕 4 b , 4 a , S C R 5 aを導通している。 従って 卜 ラ ンジス 夕 2 0 cが導通したと きの電機子コイルの通電の立上りを急速とす る。
ブロ ッ ク回路 5 8 a, 5 8 b も上述した S C R 5 aの駆動回路と 同じ構成のもので、 ブロ ッ ク回路 5 8 aは、 端子 4 2 aの入力信号 の始端部の電気パルスに よ り その巾だけ導通 し、 ブ π ッ ク回路 5 8 bは端子 4 2 bの入力信号の始端部の電気パルスによ り その巾 だけ導通される。 従って対応する電機子コイルの通電の立上り を急 速とする。 チヨ ッパ回路も前実施例と同じ作用がある。 ブロ ッ ク回路 5 8 a , 5 8 bのいづれかを除去しても本発明を実施するこ とができる。
次に本発明が適用される 2相全波の リ ラクタ ンス型の電動機の構 成について説明する。 図 1 1 は、 固定電機子と回転子の平面図で ある。 図 1 1 において、 記号 1 は回転子で、 その突極 1 a , l bの巾は 1 8 0度 (機械角で 9 0度) でそれぞれは 3 6 0度の位 相差で等しいピッチで配設されている。 回転子 1 は、 珪素鋼板を 積層した周知の手段によ り作られている。 記号 5 は回転軸で あ る。 固定電機子 1 6 には、 スロ ッ ト 8個が等しい離間角で設けられ それぞれ記号 1 6 a, 1 6 b , …で示されている。 記号 6は外筐 となる円筒である。
スロ ッ ト 1 6 a, 1 6 c及びスロ ッ ト 1 6 e, 1 6 gにはそれぞ れ 1 個のコイルが捲回され、 2個のコイルは直列若し く は並列に接
続されて第 1 の相の電機子コイルとなる。 本実施例では直列接続 されている。
スロ ッ ト 1 6 b, 1 6 d及びスロ ッ ト 1 6 f , 1 6 hにはそれぞ れ 1 個のコ イ ルが捲回され、 2個のコイ ルは直列に接続されて第 2の相の電機子コイルとなる。 スロ ッ ト 1 6 c , 1 6 e及びス ロ ッ ト 1 6 g, 1 6 aにはそれぞれ 1個のコイルが捲回され、 2個 のコイルは直列に接続され第 3の相の電機子コイルとなる。
スロ ッ ト 1 6 d, 1 6 f 及びスロ ッ ト 1 6 h , 1 6 bにはそれぞ れ 1個のコイルが捲回されて直列に接続されて第 4の相の電機子コ ィルとなる。
一般に 2相の電動機は第 1 , 第 2の相の電機子コイルによ り構成さ れているものである力 s、 各相がバイファラ巻きされていると考える と第 】 の相は 2個 1 組とな り、 第 2の相も 2個 1 組の電機子コイル となる。 これ等を第 1 , 第 3の相及び第 2 , 第 4の相の電機子コ ィルと呼称する。 通電の順序は第 1の相—第 2の相—第 3の相— 第 4の相の電機子コイルの順となり これが繰返されて出力 トルクが 得られる。
矢印 Aは回転子 1 の回転方向で、 突極 l a, l bの巾は機械角で 9 0度となり、 互いに同じ角度だけ離間する。
図 1 2は回転子 1 と電機子コイルの展開図である。
図 1 2 において、 電機子コイル 9 a, 9 bは前述した第 1 の相の 電機子コ イ ルを示し、 電機子コ イ ル 9 c, 9 d及び電機子コイル 9 e , 9 f 及び電機子コイル 9 g, 9 hはそれぞれ前述した第 2 , 第 3, 第 4の相の電機子コイルを示している。 第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4 の相の電機子コイ ルの導出端子は記号 8 a , 8 b及び
8 c , 8 d及び 8 e, 8 f 及び 8 g, 8 hで示される。
固定電機子 1 6 も回転子 1 と同じ く 珪素鋼板積層体によ り作られ ている。
点線 1 c , 1 dで示す斜線部にはプラスチッ ク材が充填されてい るが、 これは高速回転時に空気の摩擦損失を防止する為のものであ る。
上述した第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4の相の電機子コイルを以降はそ れぞれ電機子コ イ ル 3 2 a, 電機子コ イ ル 3 2 b, 電機子コ イ ル 3 2 c , 電機子コ イ ル 3 2 d と呼称する。
電機子コ イ ル 3 2 cが通電されていると、 突極 1 a, 1 bが吸引 されて、 矢印 A方向に回転子 1 が回転する。 9 0度回転すると、 電機子コイル 3 2 cの通電が断たれ、 電機子コイル 3 2 dが通電さ れる。 更に 9 0度回転すると、 電機子コイル 3 2 dの通電が断た れて、 電機子コイル 3 2 aが通電される。 通電モー ドは 9 0度の 回転毎に、 電機子コイル 3 2 a—電機子コイル 3 2 b—電機子コィ ル 3 2 c—電機子コ イ ル 3 2 d—とサイ ク リ ッ クに交替され、 2相 全波の電動機と して駆動される。 このと きに軸対称の位置にある 磁極は、 N, S極に着磁されている。 励磁される 2個の磁極が常 に異極となっている為に、 非励磁磁極を通る洩れ磁束は互いに反対 方向とな り 、 反 トルクの発生が防止される。
コイル 1 0 a , 1 0 b-は、 突極 l a , l bの位置を検出する為の 位置検知素子で、 図示の位置で電機子 1 6の側に固定され、 コイル 面は、 突極 1 a, 1 bの側面に空隙を介して対向している。 コイル 1 0 a , 1 0 bは 9 0度離間している。 コイルは 5 ミ リ メー トル 怪で 1 0 0 ターン位の空心のものである。 図 1 3 に 、 コ イ ル
1 〇 a , 1 O b よ り、 位置検知信号を得る為の装置が示されてい る。 図 1 3 において、 コ イ ル 1 0 a, 抵抗 1 5 a, 1 5 b , 1 5 cはブリ ッ ジ回路となり、 コイル 1 0 aか突極 1 a, 1 bに対 向していないときには平衡するように調整されている。 従って、 ダ ィオー ド 1 1 a, コ ンデンサ 1 2 aならびにダイオー ド 1 1 b, コ ンデンサ 1 2 bよ り なるローパスフィルタの出力は等しく、 ォペア ンプ 1 3の出力はローレベルとなる。 記号 1 0は発振器で 1 メガ サイ クル位の発振が行なわれている。 コイル 1 0 aが突極 1 a , 1 b, …に対向すると、 鉄損 (渦流損と ヒステ リ シス損) によ りィ ン ピ一ダンスが減少するので、 抵抗 1 5 aの電圧降下が大き く な り、 オペアンプ 1 3の出力はハイ レベルとなる。
ブロ ッ ク 回路 1 8 の入力は、 図 1 9 のタイ ムチヤ一 卜の曲線 3 3 a , 3 3 b , …となり、 反転回路 1 3 aを介する入力は、 曲線 3 3 a , 3 3 b, …を反転した曲線 3 5 a, 3 5 b , …となる。 図 1 3のブロ ック回路 1 4 aはコイル 1 O bを含む上述した回路と 同じ構成のものを示すものである。 発振器 1 0は共通に利用する こ とができる。 ブロ ッ ク回路 1 4 aの出力及び反転回路 1 3 bの 出力は、 ブロ ッ ク回路 1 8 に入力され、 それらの出力信号は、 図 1 9 にお いて、 曲線 3 4 a, 3 4 b , … , 及び曲線 3 4 a, 3 4 b , …を反転した曲線 3 6 a , 3 6 b , …となる。
曲線 3 4 a , 3 4 b , …は曲線 3 3 a, 3 3 b , …よ り位相が 9 Q度おく れている。 曲線 3 3 a, 3 3 b, … と曲線 3 6 a, 3 6 b , …を 2 つの入力とするアン ド回路の出力は曲線 3 7 a, 3 7 b , … と な り 、 曲線 3 3 a, 3 3 b , … と 曲線 3 4 a, 3 4 b , …を 2つの入力とするア ン ド回路の出力は曲線 3 8 a,
3 8 b , …となる。 同じ手段によ り曲線 3 9 a , 3 9 b , …と曲線
4 0 a , 4 0 b , …が得られる。
上述した回路がブロ ッ ク回路 1 8 と して示され、 端子 1 8 a , 1 8 b , …の出力はそれぞれ曲線 3 8 a, 3 8 b , …と下段の曲線 で示す信号となっている。
コイル ; I 0 a, 1 O bの対向する図 1 1 の回転子 1 の代り に同じ 形状のアルミニューム板を使用しても同じ目的が達成される。
電機子コイルの通電手段を図 1 5 にっき次に説明する。 電機子 コ イ ル 3 2 a, 3 2 b, 3 2 c , 3 2 dの下端には、 それぞれ トラ ン ジス 夕 2 0 a, 2 0 b, 2 0 c, 2 0 dが挿入されている。 卜 ラ ンジス夕 2 0 a , 2 0 b , 2 0 c , 2 0 dは、 スイ ッチング素子 となるもので、 同じ効果のある他の半導体素子でもよい。 直流電 源正負端子 2 a , 2 bよ り供電が行なわれている。 本 実 施 例 で は、 ト ラ ン ジス タ 2 0 a, 2 0 b, 2 0 c , 2 0 dは電機子コ イ ル の 卜端即ち電源負極側にあるので、 その導通制御の入力回路は簡素 化される特徴がある。 図 4 に示すものが従来周知の手段である が、 卜.述されているためその説明を省略する。
次に図 1 5 にっき詳細を説明する。 端子 4 2 a , 4 2 b , 4 2 c , 4 2 d よ り、 図 1 9の位置検知信号曲線 3 7 a , 3 7 b , …, 曲線 3 8 a , 3 8 b , …, 曲線 3 9 a, 3 9 b , …, 曲線 4 0 a , 4 0 b , …が入力される。 上述した入力信号によ り、 ト ラ ン ジス 夕 2 0 a , 2 0 b , 2 0 c , 2 0 dがア ン ド回路 2 4 a, 2 4 b , 2 4 c, 2 4 dを介してベース入力が得られて導通して、 電機子コ イ ル 3 2 a, 3 2 b , 3 2 c , 3 2 dが通電される。
端子 4 1 は電機子電流を指定する為の基準電圧である。 端 子
4 1 の電圧を変更するこ とによ り 、 出力 トルクを変更するこ とがで き る 。 電源スィ ッ チ (図示せず) を投入する と 、 オペア ンプ 4 1 aの +端子の入力は—端子のそれよ り低いので、 オペアンプ 4 1 aの出力は口一レベルとなり、 反転回路 2 8 bの入力もローレ ベルなのでその出力はハイ レベルとなり、 トラ ンジスタ 2 0 aが導 通して、 電圧が電機子コ イ ルの通電制御回路に印加される。 抵抗 2 2は、 電機子コイル 3 2 a, 3 2 b , 3 2 c , 3 2 dの電機子電 流を検出する為の抵抗である。
ブロ ッ ク回路 Nは、 電機子コイル 3 2 b, 3 2 dの通電制御の為 の電気回路で、 電機子コイル 3 2 a, 3 2 cの通電制御回路と同様 な構成となっている。 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 c ダイ オー ド 4 9 a , 4 9 bに対応する部材となるダイオー ド 4 9 c, 4 9 d及 びトラ ンジスタ 2 0 b , 2 0 dのみがブロ ッ ク回路 Nに付加されて いる。
図 丄 9 の位置検知信号曲線の 1 つが図 1 7のタイムチヤ一 卜の 1 段目に曲線 3 3 a と して示されている。 図 4において、 この曲 線 3 3 aの巾だけ電機子コイルが通電される。 図 1 7の矢印 2 3は 通電角 1 8 0度を示している。 通電の初期では、 電機子コイルの イ ンダクタンスの為に立上がりがおくれ、 通電が断たれると、 蓄積 された磁気エネルギが、 図 4のダイオー ド 6 c , 6 dを介して電源 に還流放電されるので、 点線 Jの右側の曲線 2 5の後半部のように 降下する。 正 トルクの発生する区間は、 矢印 2 3で示す 1 8 0度の 区間なので、 矢印 2 3 aの区間で反 トルクの発生があり、 出力 トル クと効率を減少する。 高速回転となるとこの現象は著しく 大きく な り使用に耐えられぬものとなる。
高速度となる と、 曲線 3 3 aの巾が小さ く なるので曲線 2 5の立 上がり もおく れるので、 出力 トルクが減少する。 即ち減 トルクが発 生する。 これは、 磁極と突極によ り磁路が閉じられているので大 きいイ ンダクタ ンスを有しているからである。 リ ラクタ ンス型の 電動機は大きい出力 トルクを発生する利点がある反面に回転速度を 上昇せしめるこ とができない欠点があるのは、 上述した反 トルク と 減 トルクの発生の為である。 本発明装置は、 図 1 5の逆流防止用 のダイ オー ド 4 9 a , 4 9 b及び小容量のコ ンデ ンサ 4 1 c , 4 I d及びダイオー ド 2 1 a, 2 l b及び半導体素子 4 a, 4 b , 5 a等を付設して上述した欠点を除去し、 又電機子コイルの通電制 御のスイ ッチング素子 (記号 2 0 a , 2 0 b, 2 0 c , 2 0 d ) を 電源負電圧側に 1 個のみ使用したこ とに特徴を有するものである。
本実施例では端子 4 2 a , 4 2 b , …に入力される位置検知信号 は 9 0度の巾の図 】 9の曲線 3 7 a , 3 7 b , ···, 曲線 3 8 a , 3 8 b , …, 曲線: 3 9 a, 3 9 b , …, 曲線 4 0 a , 4 0 b , …が 入力される。
端子 4 2 aの入力信号曲線 3 7 aの末端で通電が断たれる と、 電 機子コ イ ル 3 2 a に蓄積された磁気エネルギは、 逆流防止用ダィ オー ド 4 9 a に よ り 、 直流電源側に還流 しないでダイ ォー ド 2 l aを介して、 コ ンデンサ 4 1 cを図示の極性に充電して、 これ を高電圧とする。 従って、 磁気エネ'ルギは急速に消滅して電流が 急速に降下する。
図 1 7 の タ イ ム チ ャ ー ト の 1 段 目 の 曲線 2 ? , 2 7 a ,
2 7 bは、 電機子コイル 3 2 aを流れる電流曲線でその両側の点線 間が 9 0度となっている。 通電電流は曲線 2 7 bのように急速に
降下して反 トルクの発生が防止され、 コ ンデンサ 4 1 cは高電圧に 充電して保持される。 次に図 1 9の位置検知信号曲線 3 9 aが端子 4 2 cに入力されると、 トラ ンジスタ 2 0 cが導通して電機子コィ ル 3 2 cが通電される。 ブロ ック回路 4は曲線 3 9 aの始端部の 微分パルスによ り付勢される単安定回路によ り構成されているの で、 端子 4 2 cの入力の'始端部の電気パルスによ り トラ ンジスタ
4 a , 4 b , S C R 5 aが導通して、 コ ンデンサ 4 1 cの高電圧が 電機子コイル 3 2 cに印加されて通電の立上りを急速とする。 曲 線 3 9 aの末端で トラ ンジスタ 2 0 cが不導通に転化すると、 電機 子コイル 3 2 cの蓄積磁気エネルギは小容量のコ ンデンサ 4 1 dに ダイオー ド 2 1 bを介して充電されて高電圧に保持する。
次に端子 4 2 aに入力される位置検知信号によ り電機子コイル 3 2 aが通電されるが、 このときにコンデンサ 4 1 dの高電圧が印 加されて通電の立上りを急速とする。 ダ イ オ ー ド 2 1 c , 2 丄 dは上 したコ ンデンサ 4 丄 じ, 4 丄 dの放 ¾ [Hi路となる。
5 C R 5 aの必要となる理由を説明する。 これが除去されると、 電機子コイル 3 2 cの通電が断たれたときに、 その磁気エネルギは ダイォ一 ド 2 1 b—電機子コイル 3 2 a→ダイオー ド 2 1 a—電機 子コイル 3 2 cの順で放出されてコ ンデンサ 4 1 dの充電が行なわ れなく な り本発明の目的が達成されないことになる。
上述した電機子コイル 3 2 aの通電時に、 コ ンデンサ 4 1 dの充 電電圧と電源電圧 (端子 2 a , 2 bの電圧) の両者が印加電圧とな るので、 電機子コイル 3 2 aの電流の立上りが急速となる。 この 現象によ り、 図 1 7の曲線 2 7のように急速に立上る。 立上りの 通電曲線 2 7は中途で図示のように立上りがおそく なる。 これは
磁気エネルギが電機子コイル間を移動すると きに、 コイルの銅損と 磁極の鉄損によ り熱エネルギに転化して消滅するからである。 か かる不都合を除去する手段については後述する。 以上の説明のよ う に、 減 トルク と反 トルクの発生が除去され、 又矩形波に近い通電 となるので、 出力 トルクが増大する。
ブロ ッ ク回路 Nは電機子コイ ル 3 2 b , 3 2 dの通電制御回路 で、 前述した電機子コイル 3 2 a , 3 2 c と同じ構成のものでその 作用効果も同様である。
電機子コイル 3 2 b, 3 2 dは、 端子 4 2 b, 4 2 dの入力位置 検知信号となる図 1 9 の曲線 3 8 a, 3 8 b , … と曲線 4 0 a, 4 0 b , …によ り通電制御が行なわれる。
次にチヨ ッパ回路について説明する。 電機子コイル 3 2 aの電 流が増大して、 その検出の為の抵抗 2 2の電圧降下が増大し、 基準 電圧端子 4 1 の電圧 (オペアンプ 4 1 aの一端子の入力電圧) を越 える と、 オペア ンプ 4 丄 aの出力がハイ レベルに転化するので、 微 分回路 4 l bよ り微分パルスが得られ、 単安定回路 2 8 aを付勢し て所定の巾のパルス電気信号が得られる。 反転回路 2 8 bの出力 はローレベルにその巾だけ転化するので、 アン ド回路 2 4 aの出力 も同じ巾だけローレベルとな り 、 ト ラ ンジスタ 2 0 a もその巾だけ 不導通に転化する。 従って電機子コイルの電流 (電機子電流) は降 下し、 ダイオー ド 2 1 aを介してコ ンデンサ 4 1 aを充電する。 単安定回路 2 8 aの出力信号が消滅すると、 反転回路 2 8 b , アン ド回路 2 4 aの出力は再びハイ レベルに転化して、 ト ラ ンジスタ 2 0 aが導通して電機子電流が増大し始める。
電機子電流が設定値を越える と、 オペアンプ 4 1 aの出力が再び
ハイ レベルに転化して ト ラ ンジスタ 2 0 aは、 単安定回路 2 8 aの 出力パルス巾だけ不導通に転化して電機子電流は降下する。 かか るサイ クルを繰返すチヨ ッパ回路となり、 電機子電流は基準電圧端 子 4 1 の電圧に規制された電流値となる。 図 1 7の曲線 2 7 aは δ チヨ ッパ制御の電流を示している。 基準電圧端子 4 1 の電圧を回 転速度に比例した電圧によ り制御する周知の手段によ り定速制御を 行なう こ ともできる。
上述したチヨ ッパ作用があるときに、 単安定回路 2 8 aの出力パ ルスの回数だけコ ンデンサ 4 1 cは繰返して充電されて電圧が上昇0 し、 静電工ネルギが蓄積される。 位置検知信号の末端で、 卜ラ ン ジスタ 2 0 aが不導通に転化すると、 電機子コイル 3 2 aの磁気ェ ネルギの全部がコ ンデンサ 4 1 cに充電される。
コ ンデンサ 4 1 Gの静電工ネルギは、 チヨ ッパ周波数と電機子電 流の降下時間に対応した静電工ネルギが更に付加される。
5 かかる静電工ネルギによ り、 電機子コイル 3 2 cが次に通電され たと きに電流が立上るので、 前述した電機子コイルの銅損と磁極の 鉄損によるエネルギ損失を補填するこ とができる。 従って電機子 電流は図 1 7の 1段目の点線曲線 2 7 cのように急速に立上り、 ほ ぼ矩形波に近いものとなり出力 トルクを増大する作用効果がある。0 コ ンデンサ 4 1 cの容量、 チヨ ツバ電流の周波数、 単安定回路 2 8 aの出力パルス巾は上述した作用効果があるように調整する必 要がある。
電機子コ イ ル 3 2 b , 3 2 c , 3 2 d も ア ン ド回路 2 4 b , 2 4 c , 2 4 d トラ ンジスタ 2 0 b , 2 0 c, 2 0 dによ り同じくδ 電機子電流のチヨ ッパ制御が行なわれる。
電機子コ イルの通電は、 突極が磁極に侵入する点よ り 4 5度まで の区間のいずれの点でもよい力 s、 回転速度, 効率, 出力 トルクを考 慮して調整し、 位置検知素子となるコイル 1 0 a, 1 0 bの固定電 機子側に固定する位置を変更する。 以上の説明よ り理解されるよ う に効率良く 、 大きい出力と高速回転を行なう こ とができるので本 発明の目的が達成される。
図 1 7の 1 段目の曲線 2 6 a, 2 6 b, 2 6 cは電機子コイルの 通電曲線を示し、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 2の間隔は位置検知信号の 9 0度の巾である。
曲線 9一 1 , 9一 2, 9一 3は出力 トルク曲線である。 曲 線 9一 1 は電機子コイルの電流が小さいと きで、 トルクは平坦である が、 電流の増大と と もに トルク ピーク値は、 曲線 9一 2, 9一 3 に 示すよ う に左方に移動し、 ピーク値の巾もせま く なる。 通電の開 始される点は、 上述した トルク特性と通電電流値を考慮して突極が 極に侵入する点よ り 3 0度位おく れた点となるように位置検知コ ィ ル 1 0 a , 1 0 bの固定位置を調整するこ どがよい。 コ ンデン サ 4 1 cは小容量の方が充電電圧が高電圧となるので、 通電曲線の 立上り と降下を急速と し、 高速回転の電動機を得るこ とができ、 リ ラクタ ンス型電動機の欠点となっている低速度となる欠点が除去で きる 上述したコ ンデンサの容量は充電電圧が回路の トラ ンジス タを破損しない範囲で小容量のものを使用するこ とがよい。
本実施例ではコ ンデンサ 4 1 c, 4 1 d 2個を使用したが 1 個の コ ンデンサと して、 ダイオー ド 2 1 , 2 1 bを介して充電するよ うにしても同じ作用効果がある。
図 1 5 の ア ン ド回路 2 4 a, 2 4 b , …を除去し、 点線記号
1 6で示すスイ ッチング素子を揷入しこのベース端子 1 6 aを反転 回路 2 8 bの出力によ り制御してもチヨ ッパ回路を構成することが できる。
次に図 1 6の実施例について説明する。
図 1 5のコ ンデンサ 4 1 c , 4 1 dは電機子コイルに並列に接続 されている力5'、 図 1 6では トラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 cに並列にコ ンデンサ 4 7 aが接続されて同じ作用を行なっている点が異なって いる。 図 1 5 と同じ記号の部材は同じ作用効果を有するので詳細 な説明は省略する。
電機子コイル 3 2 a , 3 2 cの通電が断たれると、 それ等の蓄積 磁気エネルギはダイオー ド 2 1 a, 2 1 b , 2 1 c , 2 1 dを介し てコ ンデンサ 4 7 aを充電して図示の極性で高電圧とする。 従つ て通電電流の降下が急速となる。
トラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 cのいずれかが端子 4 2 a, 4 2 cの 入力位 -匿検知信号 (図 1 9 の曲線 3 7 a , 3 7 b , … と 曲線 3 9 a , 3 9 b, ···) によ り導通すると、 コ ンデンサ 4 7 aの高電 圧が電機子コイル 3 2 a , 3 2 cのいづれかに印加されて通電の立 上りを急速とする。
ブロ ッ ク回路 Pは電機子コイル 3 2 b, 3 2 dの通電制御をする 為の回路で、 電機子コイル 3 2 a, 3 2 cの制御回路と同様な回路 である。
以上説明よ り理解されるように本発明の目的が達成されるもので ある。
次に図 1 4の実施例につきその詳細を説明する。
図: I 4において、 端子 4 2 a , 4 2 b , …にはそれぞれ図 1 9の
P 9300066
4 7
位置検知信号 と な る 曲線 3 7 a , 3 7 b , … , 曲線 3 8 a , 3 8 b , …, 曲線 3 9 a, 3 9 b , …, 曲線 4 0 a, 4 0 b , …が 入力される。
位置検知信号の入力 に よ り 対応する ト ラ ン ジス タ 2 0 a , 2 0 b, …が導通して、 電機子コィル 3 2 a, 3 2 b , …が通電さ れる。
端子 4 2 aに曲線 3 7 aが入力されると、 電機子コイル 3 2 aは 図 1 7の 2段目に示す曲線 2 5 aのよう に通電電流が増大する。 リ ラクタ ンス型の電動機は前述したよう に大きいィ ンダクタ ンスを 有し、 立上りに時間を要するので曲線 2 5 aのよ うになる。
曲線 3 7 aの末端 (点線 Kの点) で通電が断たれると蓄積磁気ェ ネルギがダイオー ド 2 1 a , 2 1 c , コ ンデンサ 4 7を介して放電 される。
コ ンデンサ 4 7はツエナダイォー ド 1 7 aを介して直流電源正負 端子 2 a , 2 bよ り電源電圧で充電されているので、 前記した磁気 エネルギの放電は、 周知の手段となっている電源側に磁気エネルギ が還流される手段と同じ現象とな り、 図 1 7の曲線 2 5 aの立上り の巾と降下部の巾はほぼ等し く なる。 この為にコ ンデンサ 4 7は 磁気エネルギの流入によ り余り電圧が上昇しないよう に大きい容量 のものを使用する必要がある。 図 1 7の曲線 2 5 aの立上りの巾 は 9 0度とな り降下部の巾も 9 0度となるので、 と もに正 トルクの みが発生する。 この為に突極 1 a , 1 bが磁極に侵入する点よ り 電機子 コ イ ルの通電が開始する よ う に位置検知素子 ( コ イ ル 1 0 a , 1 0 b ) と各電機子コイルとの相対位置を調整するこ とが 必要となる。
端子 4 2 cに入力される曲線 3 9 a, 3 9 b , …の位置検知信号 によ り導通される 卜ラ ンジス夕 2 O cによ り通電される電機子コィ ル 3 2 cについても通電電流は同じ理由でその立上り と降下部の巾 はともに 9 〇度で、 ダイオー ド 2 1 b, 2 1 d, コンデンサ 4 7の 作用も同様である。
電機子コイル 3 2 a , 3 2 cの通電が交替される毎にコ ンデンサ 4 7は充電され、 電圧が設定値だけ上昇すると、 ツエナ一ダイォー ド 1 Ί aを介して電源側に放電されてエネルギ損失と電圧の上昇が 抑止される。
電機子コイル 3 2 b, 3 2 dの通電制御もブロ ック回路 Mによ り 同じ手段によ り行なわれ、 その作用効果も同様である。 - 端子 4 2 b, 4 2 dには図 1 9の曲線 3 8 a , 3 8 b , …と曲線 4 0 a , 4 0 b , …の電気信号が入力されて トランジスタ 2 0 b , 2 0 dの制御が行なわれる。 ツエナーダイオード 1 7 bの作用も ツエナ一ダイオー ド 1 7 a と同様である。
図 1 8 の曲線 3 1 a , 3 1 b , 3 1 c , 3 1 dはそれぞれ図 1 4の電機子コイル 3 2 a, 3 2 b, 3 2 c , 3 2 dの通電曲線を 示している。 又曲線 2 8 a , 2 8 b , 2 8 c , 2 8 dは、 図 1 5 , 1 6 の実施例の電機子コ イ ル 3 2 a , 3 2 b , 3 2 c , 3 2 dの通電曲線を示している。
両者の差を次に説明する。
図 1 4の実施例では高速となると各通電曲線のピーク点が左方に 移動するのでピーク値が降下し出力 トルクが減少する。 又印加電 圧を上昇すると通電曲線の立上りの傾きが急速となり対応して出力 トルクが上昇する。 かかる特性は周知の直流電動機と相似した特
性とな り有効な技術を供与できる。
1 8 0度回転したと きに、 磁極と突極の磁気エネルギが 1 回だけ 出入するのでサイ ン波の片波の通電と同じ鉄損とな り、 後述する矩 形波の通電と比較して鉄損が小さ く 効率が上昇する作用効果があ る。
図 1 5 , 1 6 の実施例では、 高速 と な っ て も 曲線 2 8 a , 2 8 b , …のピーク値は変更されないので、 高速回転が容易で出力 トルクが自由に制御できる。
又印加電圧が設定値以上であれば上述した特性は変化しない。 出力 トルクの発生する区間はほぼ 9 0度なので、 この区間を最大 トルクの得られる区間とするこ とによ り、 出力 トルクを増大し又効 率を上昇せしめるこ とができる。 通電曲線の立上り と降下が急速 なので、 鉄損が図 1 4の実施例と比較して増大する欠点がある。
図 1 4の実施例では、 起動時若しく は過負荷で低速のときに電機 子コイ ルの通電電流が著し く上昇して焼損する。 これを防止する 手段について説明する。
図 1 4 において、 抵抗 2 2 の電圧降下が大き く なつ て +端子 4 1 の電圧を越えるとオペアンプ 4 1 aの出力がハイ レベルに耘化 し、 微分回路 4 l bの電気パルスによ り単安定回路 2 8 aよ り所定 巾の電気信号が出力され、 反転回路 2 8 bの出力がローレベルにそ の巾だけ転化するので、 ト ラ ンジスタ 2 8が不導通に転化する。 電機子コイルの通電が断たれ、 その磁気エネルギはダイオー ド 2を 介して放電されるので電流が減少する。 所定時間後に反転回路 2 8 bの出力がハイ レベルに復帰するので ト ランジスタ 2 8が導通 して電流が増大する。 かかるサイ クルを繰返えすチヨ ッパ回路と
なる。
従って端子 4 1 の電圧を電機子コィルの焼損電流よ り少ない電流 による抵抗 2 2の電圧降下とすることによ り焼損を防止するこ とが できる。
次に本発明が適用される 2相全波のリ ラクタ ンス型の電動機の構 成について説明する。 図 2 0は、 固定電機子と回転子の平面図で ある。 図 2 0 において、 記号 1 は回転子で、 その突極 1 a , l bの巾は 1 8 0度 (機械角で 9 0度) でそれぞれは 3 6 0度の位 相差で等しいピッチで配設されている。 回転子 1 は、 珪素鋼板を 積層した周知の手段によ り作られている。 記号 5 は回転軸であ る。 固定電機子 1 6には、 スロ ッ ト 8個が等しい雛間角で設けら れそれぞれ記号 1 6 a, 1 6 b , …で示されている。 記号 6は外 筐となる円筒である。
スロ ッ ト 1 6 a, 1 6 c及びスロ ッ ト 1 6 e, 1 6 gにはそれぞ れ 1個のコイルが捲回され、 2個のコィルは直列若しく は並列に接 続されて第 1 の相の電機子コィルとなる。 本実施例では直列接続 されている。
スロ ッ ト 1 6 b, 1 6 d及びスロ ッ ト 1 6 f , 1 6 hにはそれぞ れ 1 個のコイ ルが捲回され、 2個のコイルは直列に接続されて第 2の相の電機子コイルとなる。 スロ ッ ト 1 6 c, 1 6 e及びス ロ ッ ト 1 6 g, 1 6 aにはそれぞれ 1個のコイルが捲回され、 2個 のコイルは直列に接続され第 3の相の電機子コイルとなる。
スロ ッ ト 1 6 d , 1 6 f 及びスロ ッ ト 1 6 h, 1 6 bにはそれぞ れ 1 個のコイルが捲回されて直列に接続されて第 4の相の電機子コ ィルとなる。
一般に 2相の電動機は第 1 , 第 2の相の電機子コイルによ り構成さ れているものである力 s、 各相がバイ ファラ巻きされている と考える と第 1 の相は 2個 1 組とな り、 第 2の相も 2個 1組の電機子コイル となる。 これ等を第 1 , 第 3の相及び第 2 , 第 4の相の電機子コ ィルと呼称する。 通電の順序は第 1 の相■→第 2の相—第 3の相— 第 4の相の電機子コイルの順とな り これが繰返されて出力 トルクが 得られる。
矢印 Aは回転子 1 の回転方向で、 突極 1 a, 1 bの巾は機械角で 9 0度となり、 互いに同じ角度だけ離間する。
図 2 1 は回転子 1 と電機子コイルの展開図である。
図 2 1 において、 電機子コイル 9 a, 9 bは前述した第 1 の相の 電機子コ イ ルを示し、 電機子コ イ ル 9 c, 9 d及び電機子コ イ ル 9 e , 9 f 及び電機子コイル 9 g, 9 hはそれぞれ前述した第 2 , 第 3, 第 4の相の電機子コイルを示している。 第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4 の相の電機子コ イ ルの導出端子は記号 8 a, 8 b及び 8 c , 8 d及び 8 e , 8 f 及び 8 g , 8 hで示される。
固定電機子 1 6 も回転子 1 と同じ く珪素鋼板積層体によ り作られ ている。
点線 1 e , 1 dで示す斜線部にはブラスチッ ク材が充填されてい る力 これは高速回転時に空気の摩擦損失を防止する為のものであ る。
上述した第 1 , 第 2 , 第 3 , 第 4の相の電機子コイルを以降はそ れぞれ電機子コイ ル 3 2 a , 電機子コイル 3 2 b , 電機子コイ ル 3 2 c , 電機子コ イ ル 3 2 d と呼称する。
電機子コ イ ル 3 2 cが通電されていると、 突極 l a , 1 bが吸引
されて、 矢印 A方向に回転子 1が回転する。 9 0度回転すると、 電機子コ イ ル 3 2 cの通電が断たれ、 電機子コ イ ル 3 2 dが通電さ れる。 更に 9 0度回転すると、 電機子コイル 3 2 dの通電が断た れて、 電機子コイル 3 2 aが通電される。 通電モー ドは 9 0度の δ 回転毎に、 電機子コイル 3 2 a—電機子コイル 3 2 b—電機子コィ ル 3 2 c—電機子コイル 3 2 d—とサイ ク リ ッ クに交替され、 2相 全波の電動機と して駆動される。 このときに軸対称の位置にある磁 極は、 N , S極に着磁されている。 励磁される 2個の磁極が常に 異極となっている為に、 非励磁磁極を通る洩れ磁束は互いに反対方 10 向となり、 反 トルクの発生が防止される。
コイル 1 0 a, 1 0 bは、 突極 l a , l bの位置を検出する為の 位置検知素子で、 図示の位置で電機子 1 6の側に固定され、 コイル 面は、 突極 1 a, 1 bの側面に空隙を介して対向している。 コイル 1 0 a , 1 0 bは 9 0度離間している。 コイルは 5 ミ リメー トル 丄 5 径で 丄 0 0 ターン位の空心のものである。 図 2 2 に 、 コ イ ル 1 0 a , 1 0 b よ り 、 位置検知信号を得る為の装置が示されてい る。 図 2 2 にお(/、て、 コ イ ル 1 0 a , 抵抗 1 5 a , 1 5 b , 1 5 cはブリ ッ ジ回路となり、 コイル 1 0 aか突極 1 a , 1 bに対 向していないと きには平衡するように調整されている。 従って、 20 ダイオー ド 1 1 a, コ ンデンサ 1 2 aならびにダイオー ド l i b, コ ンデンサ 1 2 bよ りなるローパスフィルタの出力は等しく 、 オペ アンプ 1 3の出力は口一レベルとなる。 記号 1 0は発振器で 1 メ _ ガサイ クル位の発振が行なわれている。 コ ィ ル 1 0 a 力 s 突 極 l a , 1 b , …に対向すると、 鉄損 (渦流損と ヒステリ シス損) に 25 よ りイ ンピーダンスが減少するので、 抵抗 1 5 aの電圧降下が大き
く な り、 オペアンプ 1 3の出力はハイ レベルとなる。
ブロ ッ ク 回路 1 8 の入力は、 図 1 9 のタ イ ムチヤ一 卜 の曲線 3 3 a , 3 3 b , …とな り、 反転回路 1 3 aを介する入力は、 曲線 3 3 a , 3 3 b , …を反転した曲線 3 5 a , 3 5 b , …となる。 図 2 2のブロ ッ ク回路 1 4はコイル 1 O bを含む上述した回路と同じ 構成のものを示すものである。 発振器 1 0は共通に利用するこ とが できる。 ブロ ッ ク回路 1 4の出力及び反転回路 1 3 bの出力は、 ブ ロ ッ ク回路 1 8 に入力され、 それらの出力信号は、 図 1 9 におい て、 曲線 3 4 a , 3 4 b , ···, 及び曲線 3 4 a, 3 4 b , …を反転 した曲線 3 6 a , 3 6 b , …となる。
曲線 3 4 a, 3 4 b , …は曲線 3 3 a, 3 3 b , …よ り位相が 9 0度お く れている。 曲線 3 3 a , 3 3 b , … と 曲線 3 6 a , 3 6 b , …を 2 つの入力とするア ン ド回路の出力は曲線 3 7 a, 3 7 b , … と な り 、 曲線 3 3 a , 3 3 b , … と 曲線 3 4 a , 3 4 b , …を 2 つの人力と するア ン ド回路の出力は曲線 3 8 a,
3 8 b , …となる。 同じ手段によ り曲線 3 9 a , 3 9 b , …と曲線
4 0 a, 4 0 b, …力 s得られる。
上述した回路がブロ ッ ク回路 1 8 と して示され、 端子 1 8 a, 1 8 b , …の出力はそれぞれ曲線 3 7 a, 3 7 b , …と下段の曲線 で示す信号となっている。
コイル 1 O a , 1 O bの対向する図 2 0の回転子 1 の代り に同じ 形状のアルミニューム板を使用しても同じ目的が達成される。
電機子コイルの通電手段を図 2 3 にっき次に説明する。 電機子 コイル 3 2 a, 3 2 b , 3 2 c , 3 2 dの下端には、 それぞれ トラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 b, 2 0 c , 2 0 dが挿入されている。 ト
ラ ンジス夕 2 0 a, 2 0 b , 2 0 c, 2 0 dは、 スィ ッチング素子 となるもので、 同じ効果のある他の半導体素子でもよい。 直流電 源正負端子 2 a , 2 bよ り供電が行なわれている。 本 実施例 で は、 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b , 2 0 c , 2 0 dは電機子コイル の下端即ち電源負極側にあるので、 その導通制御の入力回路は簡素 化される特徴がある。
次に図 2 3 にっ き詳細を説明する。 端子 4 2 a , 4 2 b , 4 2 c , 4 2 dよ り、 図 1 9の位置検知信号曲線 3 7 a, 3 7 b , … , 曲線 3 8 a, 3 8 b , …, 曲線 3 9 a, 3 9 b , …, 曲線 4 0 a, 4 0 b , …が入力される。 上述した入力信号によ り、 トラ ンジス夕 2 0 a , 2 0 b , 2 0 c , 2 0 d力 s'ア ン ド回路 2 4 a ,
2 4 , 2 4 c , 2 4 dを介してベース入力が得られて導通して、 電機子コイル 3 2 a , 3 2 b , 3 2 c , 3 2 dが通電される。
端子 4 3は電機子電流を指定する為の基準電圧である。 端 子 4 3の電圧を変更するこ とによ り、 出力 トルクを変更することがで きる。 電源スィ ッ チ (図示せず) を投入する と、 オペア ンプ 4 3 aの +端子の入力は一端子のそれよ り低いので、 オペアンプ 4 3 aの出力はローレベルとなり、 反転回路 2 8 bの入力もローレ ベルなのでその出力はハイ レベルとなり、 トランジスタ 2 0 aが導 通して、 電圧が電機子コイルの通電制御回路に印加される。 抵抗 2 2 aは、 電機子コイル 3 2 a, 3 2 b , 3 2 c, 3 2 dの電機子 電流を検出する為の抵抗である。
ブロ ッ ク 回路 F, G , Hは、 電機子コイ ル 3 2 b, 3 2 c ,
3 2 dの通電制御の為の回路で、 電機子コイル 3 2 aの回路と同じ 構成のものを示している。 ダイオー ド 4 9 b, 4 9 c , 4 9 dは
ダイオー ド 4 9 aに対応する部材である。
図 1 9 の位置検知信号曲線の 1 つが図 2 5 のタイ ムチヤ一 卜の 1 段目に曲線 3 3 a と して示されている。 従来の手段によると、 曲線 3 3 aの巾だけ電機子コイルが通電される。 図 2 5 の 矢 印 2 3は通電角 1 8 0度を示している。 通電の初期では、 電機子コ ィ ルのイ ンダクタ ンスの為に立上がりがお く れ、 通電が断たれる と、 蓄積された磁気エネルギが、 電源に還流放電されるので、 点線 Jの右側の曲線 2 5の後半部 2 5 aのように降下する。 正 トルク の発生する区間は、 矢印 2 3 で示す 1 8 0度の区間なので、 矢印 2 3 aの区間で反 トルクの発生があり、 出力 トルク と効率を減少す る。 高速回転となると この現象は著し く大き く なり使用に耐えら れぬものとなる。
高速度となる と、 曲線 3 3 aの巾が小さ く なるので曲線 2 5の立 上がり もおく れて出力 トルクが減少する。 即ち減 トルクが発生す る。 これは、 磁極と突極によ り磁路が閉じられているので大きい ィ ンダクタ ンスを有しているからである。 リ ラクタ ンス型の電動 機は大きい出力 トルクを発生する利点がある反面に回転速度を上昇 せしめるこ とができない欠点があるのは、 上述した反 トルク と減 卜 ルクの発生の為である。 本発明装置は、 図 2 3の逆流防止用のダ ィオー ド 4 9 a, 4 9 b , …及び小容量のコ ンデンサ 4 1 a及びダ ィオー ド 2 1 a, 2 1 d及び半導体素子 4 a, 4 b , 5 a等を付設 して上述した欠点を除去し、 又電機子コイルの通'電制御のスィ ッチ ング素子 (記号 2 0 a, 2 0 b , 2 0 c , 2 0 d ) を電源負電圧側 に 1 個のみ使用したこ とに特徴を有するものである。 本実施例で は端子 4 2 a , 4 2 b , …に入力される位置検知信号は 9 0度の巾
の図 1 9の曲線 3 7 a, 3 7 b , ·■·, 曲線 3 8 a, 3 8 b , …, 曲 線 3 9 a , 3 9 b , …, 曲線 4 0 a , 4 0 b , …が入力される。
端子 4 2 aの入力信号曲線 3 7 aの末端で通電が断たれる と、 電 機子コ イ ル 3 2 a に蓄積された磁気エネルギは、 ダイ オー ド 2 l aを介して、 コ ンデンサ 4 l aを図示の極性に充電して、 これ を高電圧とする。 従って、 磁気エネルギは急速に消滅して電流が 急速に降下する。
図 2 5 の タ イ ム チャー ト の 1 段目 の曲線 2 6 a , 2 6 c , 2 6 bは、 電機子コイル 3 2 aを流れる電流曲線でその両側の点線 2 6 - 1 , 2 6 — 2間が 9 0度となっている。 通電電流は曲線 2 6 bのように急速に降下して反トルクの発生が防止され、 コ ンデ ンサ 4 1 aは高電圧に充電して保持される。 次に図 1 9の位置検 知信号曲線 3 7 bが端子 4 2 aに入力される と、 ト ラ ン ジスタ 2 0 aが導通して電機子コイル 3 2 aが通電される。 ブロ ック回 路 4は曲線 3 7 bの始端部の微分パルスによ り付勢される単安定回 路によ り構成されているので、 端子 4 2 aの入力の始端部の電気パ ルスによ り ト ラ ンジスタ 4 a, 4 b , S C R 5 aが導通して、 コ ン デンサ 4 1 aの高電圧が電機子コイル 3 2 aに印加されて通電の立 上りを急速とする。 この立上り曲線が図 2 5で曲線 2 6 aと して 示される。 コ ンデンサ 4 l aの上述した放電電流は、 逆流防止用ダ ィオー ド 4 9 aによ り、 直流電源側に還流することが防止される。
ダイオー ド 2 1 は、 コ ンデンサ 4 1 aの放電回路となる。
上述した電機子コイル 3 2 aの通電時に、 コ ンデンサ 4 1 aの充 電電圧と電源電圧 (端子 2 a, 2 bの電圧) の両者が印加電圧とな るので、 電機子コイル 3 2 aの電流の立上りが急速となる。 この
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現象によ り、 図 2 5の曲線 2 6 aのよう に急速に立上る。 立上り の通電曲線 2 6 aは中途で図示のように立上りがおそく なる。 こ れは磁気エネルギが電機子コィル間を移動すると きに、 コィルの銅 損と磁極の鉄損によ り熱ェネルギに転化して消滅するからである。
かかる不都合を除去する手段については後述する。 以上の説明 . のよう に、 減 トルク と反 トルクの発生が除去され、 又矩形波に近い 通電となるので、 出力 トルクが増大する。
ブロ ッ ク 回路 F , G , H は電機子 コ イ ル 3 2 b, 3 2 c ,
3 2 dの通電制御回路で、 前述した電機子コイル 3 2 a と同じ構成 のものでその作用効果も同様である。
電機子コイル 3 2 b, 3 2 c , 3 2 dは、 端子 4 2 b , 4 2 c ,
4 2 dの入力位置検知信号となる図 1 9の曲線 3 8 a, 3 8 b , … と曲線 3 9 a , 3 9 b , …と曲線 4 0 a, 4 0 b , …によ り通電制 御が行なわれる。
次にチヨ ッパ回路について説明する。 電機子コイル 3 2 aの電 流が増大して、 その検出の為の抵抗 2 2 aの電圧降下が増大し、 基 準電圧端子 4 3の電圧 (オペアンプ 4 3 aの一端子の入力電圧) を 越えると、 オペアンプ 4 3 aの出力がハイ レベルに転化するので、 微分回路 4 3 bよ り微分パルスが得られ、 単安定回路 2 8 aを付勢 して所定の巾のパルス電気信号が得られる。 反転回路 2 8 bの出 力は口一レベルにその巾だけ転化するので、 アン ド回路 2 4 aの出 力も同じ巾だけローレベルとな り、 トラ ンジスタ 2 0 aもその巾だ け不導通に転化する。 従って電機子コイルの電流 (電機子電流) は降下し、 ダイ オー ド 2 l aを介してコ ンデンサ 4 l aを充電す る。 単安定回路 2 8 a の出力信号が消滅す る と 、 反転回路
2 8 b , ア ン ド回路 2 4 aの出力は再びハイ レベルに転化して、 ト ラ ン ジスタ 2 0 aが導通して電機子電流が増大し始める。
電機子電流が設定値を越えると、 オペアンプ 4 3 aの出力が再び ハイ レベルに転化して トラ ンジスタ 2 0 aは、 単安定回路 2 8 aの 出力パルス巾だけ不導通に転化して電機子電流は降下する。 かか るサイ クルを繰返すチヨ ッパ回路となり、 電機子電流は基準電圧端 子 4 3の電圧に規制された電流値となる。 図 2 5の曲線 2 6 cは チヨ ッパ制御の電流を示している。 基準電圧端子 4 3の電圧を回 転速度に比例した電圧によ り制御する周知の手段によ り定速制御を 行なう こ ともできる。
上述したチヨ ッパ作用があるときに、 単安定回路 2 8 aの出力パ ルスの回数だけコ ンデンサ 4 1 aは繰返して充電されて電圧が上昇 し、 静電工ネルギが蓄積される。 位置検知信号の末端で、 卜ラン ジス夕 2 0 aが不導通に転化すると、 電機子コイル 3 2 aの磁気ェ ネルギの全部がコ ンデンサ 4 1 aに充電される。
コ ンデンサ 4 1 aの静電工ネルギは、 チヨ ッパ周波数と電機子電 流の降下時間に対応した静電工ネルギが更に付加される。
かかる静電工ネルギによ り、 電機子コイル 3 2 aが次に通電され たときに電流が立上るので、 前述した電機子コイルの銅損と磁極の 鉄損によるエネルギ損失を補填することができる。 従って電機子 電流は図 2 5の 1段目の点線曲線 2 7 aのように急速に立上り、 ほ ぼ矩形波に近いものとな り出力 トルクを増大する作用効果がある。
コ ンデンサ 4 l aの容量、 チヨ ッパ電流の周波数、 単安定回路 2 8 aの出力パルス巾は上述した作用効果があるように調整する必 要がある。
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電機子 コ イ ル 3 2 b , 3 2 c , 3 2 d も ア ン ド回路 2 4 b, 2 4 c , 2 4 d 卜ラ ンジス夕 2 0 b, 2 0 c , 2 0 dによ り 同じ く 電機子電流のチヨ ッパ制御が行なわれる。
電機子コイ ルの通電は、 突極が磁極に侵入する点よ り 4 5度まで の区間のいずれの点でもよいが、 回転速度, 効率, 出力 トルクを考 慮して調整し、 位置検知素子となるコイル 1 0 a, 1 0 bの固定電 機子側に固定する位置を変更する。 以上の説明よ り理解されるよう に効率良く 、 大きい出力と高速回転を行なう こ とができるので本発 明の目的が達成される。
図 2 5の 1 段目の曲線 2 7 a , 2 6 b, 2 6 cは電機子コイルの 通電曲線を示し、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 2の間隔は位置検知信号の 9 0度の巾である。
曲線 9 a, 9 b , 9 cは出力 トルク曲線である。 曲線 9 aは電機 子コイルの電流が小さいと きで、 トルクは平坦であるが、 電流の增 大と と もに トルク ピーク値は、 曲線 9 b, 9 c に示すように左方に 移動し、 ピーク値の巾もせま く なる。 通電の開始される点は、 上 述した トルク特性と通電電流値を考慮して突極が磁極に侵入する点 よ り 3 0 度位お く れた点と なる よ う に位置検知コ イ ル 1 0 a , 1 O bの固定位置を調整するこ とがよい。 コ ンデンサ 4 1 aは小 容量の方が充電電圧が高電圧となるので、 通電曲線の立上り と降下 を急速と し、 高速回転の電動機を得るこ とができ、 リ ラクタ ンス型 電動機の欠点となっている低速度となる欠点が除去できる。 上述 したコ ンデンサの容量は充電電圧が回路の トラ ンジスタを破損しな い範囲で小容量のものを使用するこ とがよい。 コ ン デ ン サ 4 1 aを除去し、 点線で示すようにコ ンデンサ 4 7 aを設けても同
じ目的が達成される。 この場合にダイオー ド 2 1 dの出力側は電 機子コイル 3 2 aの上端に接続される。
次に図 2 4にっき説明する。 電機子コイル 3 2 a, 3 2 cの両 端に ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 2 a と トラ ンジスタ 2 0 c, 2 2 cが 接続されている。
電機子コイル 3 2 a , 3 2 cの通電が断たれると、 それ等の蓄積 磁気エネルギはダイオー ド 2 1 a , 2 1 b , 2 1 c , 2 1 dを介し てコ ンデンサ 4 7 aを充電して図示の極性で高電圧とする。
従つて通電電流の降下が急速となる。
ト ラ ン ジス タ 2 〇 a , 2 2 a若し く は ト ラ ンジスタ 2 0 c ,
2 2 cのいずれかが端子 4 2 a , 4 2 cの入力位置検知信号 (図 1 9の曲線 3 7 a , 3 7 b , …と曲線 3 9 a, 3 9 b , …) によ り 導通する と、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧が電機子コイル 3 2 a ,
3 2 cのいづれかに印加されて通電の立上りを急速とする。
ブロ ッ ク回路 Kは電機子コイル 3 2 b, 3 2 dの通電制御をする 為の回路で、 電機子コイル 3 2 a, 3 2 cの制御回路と同様な回路 である。
以上説明よ り理解されるように本発明の目的が達成されるもので ある。
ア ン ド回路 2 4 a , 2 4 b , ···, 2 4 d , 抵抗 2 2 a , 記号 4 3 , 4 3 a , 4 3 b , 2 8 a , 2 8 bで示す部材は図 2 3の同一 記号の部材と同じ作用効果を有するものである。
本実施例の ト ラ ンジスタ 2 2 a, 2 2 cを除去して、 図 2 3の手 段によ り本発明を実施することもできる。
上述した実施例は 2相両波通電の電動機の場合であるが、 3相片
波通電の場合にも本発明の手段を実施するこ とができる。 この場合 には、 回転子 1 は同じ構成であるが、 電機子 1 6のスロ ッ トの数は 1 2個となる。
次に本発明の要旨となっている回転子 1 の詳細を図 2 0にっき説 明する。 回転中に、 突極 1 a , 1 bは電機子コイルの通電によ り 磁化された磁極によ り、 回転中心軸 (回転軸 5の中心線) の方向 ( 矢印 Bの向き) に突極 1 a , 1 bは吸引力を受ける。 突極 1 a, l bの吸引力は次に述べる理由によ り差を生じ、 従って回転中に振 動を発生する。 回転軸 5 と軸受の間に存在する空隙によ り振動が 発生する。 又突極 l a, l b外周面と電機子 1 6の内周面の空隙 長が回転中に変化すると同じ く振動が発生する。
本発明装置は次の構成によ り上述した振動を除去している。
突極 1 aの外周面と電機子 1 6 の内周面と の空隙長を、 突極 1 bの外周面と電機子 1 6の内周面との空隙長よ り設定値だけ小さ く構成する。 この手段と して、 電機子 1 6の内周面の中心軸を回 転軸 5 の回転中心線と合致せしめ、 又突極 1 aの外周面と回転軸 5の回転中心線との距離を突極 1 bの外周面と回転軸 5の回転中心 線との距離よ り設定値だけ大き く する。
以上の構成によ り、 回転子 1 に作用する矢印 Bの方向の磁気吸引 力が所定値だけ大き く な り、 磁気吸引力のベク トル Bは突極 1 a と 同期して回転するので振動の発生が防止される。
上述した回転子 1 の構成の為に回転中に突極 1 a と突極 1 bの側 の遠心力に差を生じて振動を発生する。 これを除去する為に金属 板 1 cを回転子 1 の突極 1 bの側の側面に固着してバラ ンスウェイ 卜 とするこ とによ り振動が除去される。 金属板 l cは回転子 1 の
両側面に同形のものが固定される。 以上の構成によ り高速回転時 でも振動の発生を防止するこ とができる作用効果がある。
図 2 7は本発明装置の固定電機子と回転子と電機子コイルの展開 図である。 以降の角度表示は電気角で行なう。
図 2 7 において、 回転子 1 は図 2 6 と同じ構成で図示しない回転 & 軸によ り外筐に設けた軸受によ り回動自在に支持されている。 回転 子 1 の直径は 1 0 cm位とされて大型の電動機となっている。
固定電機子は外筐の内側に装着固定され、 その電機子コイルのみ が記号 1 7 a, 1 7 b, 1 7 c , 1 7 a— 1 , 1 7 b — 1 , …と し て示されている。
電機子コ イ ルはスロ ッ 卜 に装着されているが、 その 1 部が図 2 8 に示されている。 図 2 8 において、 回転子 1 の突極 1 a,
1 bに対向する固定電機子 1 6の磁極 1 6 a , 1 6 b , …の部分の みが示されている。 他の突極、 磁極も全く 同じ構成となっている。
回転子 1 , 固定電機子 1 6はと もに珪素鋼板積層体によ り作られ ている。 スロ ッ ト 4 a, 4 b , …は、 6 0度の離間角で内周全面に 配設される。 スロ ッ ト 4 a , 4 dには電機子コィル 1 7 aが装着さ れ、 ス ロ ッ ト 4 c, 4 f とスロ ッ ト 4 e , 4 hにはそれぞれ電機子 コイル 1 7 b と 1 7 cが装着される。 他のスロ ッ トにも図 2 7の各 電機子コイルが装着される。 ' 上述した回転子 1 , 突極 l a , 1 b, …, 回転軸 5 , スロ ッ ト 4 a , 4 b, …, 固定電機子 1 6の平面図が図 2 9 に示されてい る。 図 2 7の電機子コイル 1 7 a, 1 7 a - 1 , …は直列に接続 されてその端子が記号 3 a , 3 a— 1 として示される。 各電機子コ ィルは並列に接続される場合もある。 上述した電機子コイルを第 1
の相の電機子コイルと呼称する。
電機子コ イ ル 1 7 b, 1 7 b - 1 , … と電機子コ イ ル 1 7 c, 1 7 c - 1 , …も直列に接続され、 それぞれを第 2 , 第 3の相の電 機子コイルと呼称する。 第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コィルは順 次に位相が 1 2 0度づっずれてスロ ッ 卜 に装着される。 図 2 9の突 極 1 aが矢印 Dの位置にあると きに、 電機子コイル 1 7 aが通電さ れると、 図 2 7の磁極 1 6 a, 1 6 b , 1 6 cはと もに N極に励磁 されて、 突極 l aは矢印 A方向に吸引されて回転する。 第 1 の相の 電機子コ イ ルの通電なので、 突極 1 a, 1 b, …のすべてが矢印 A方向の トルクを発生する。
1 2 0度回転したと きに第 1 の相の電機子コイルの通電を停止し て第 2の相の電機子コイル (記号 1 7 b, 1 7 b - 1 , .·· ) を通電 すると、 各突極は矢印 A方向の トルクが発生し、 1 2 0度回転した と きに第 2 の相の通電を停止して第 3の相の電機子コイル (J己号 1 7 c , 1 7 - 1 , …) を通電すると、 各突極は矢印 A方向の 卜 ル クを発生する。 更に 1 2 0度回転したと きに再び第 1 の相の電機子 コイルを通電すると引続いた回転が行なわれる。
上述したように、 第 1 , 第 2, 第 3 , 第 1 , …の相の電機子コィ ルに 1 2 0度の巾の通電を行なう こ と によ り矢印 A方向に回転子 1 が回転する 3相片波通電の リ ラクタ ンス型電動機が得られる。 出 力 トルクは突極 l a , l b , …のすべてよ り得られるので大きい出 力 トルクの得られる作用効果がある。
上述した構成よ り判るよ う に、 スロ ッ ト 4 a, 4 b, …の数が多 く なるので、 怪の小さい電動機の場合には、 電機子コイルの巻線空 間が小さ く な り実用化が困難となる。 本発明装置は径の大きい電動
機の場合に有効な手段となる。 磁極 1 6 a, 1 6 b , …が磁気的に 飽和するまでは電流の次乗に比例した出力 トルクが得られ、 その径 は電流に正比例した出力 卜ルクが得られるこ とはリ ラクタンス型電 動機で周知である。 従ってアンペアターンを大きく できるスロ ッ ト 空間の大きい大型の電動機に本発明の手段を適用すると、 同形の直 流電動機の 1 0倍位の出力 トルクが得られる効果がある。 図 2 7の 突極数は 3個以上のものであれば本発明を実施できる。 突極数を nとするとスロ ッ 卜の数は 6 n個, 磁極数も 6 n個となる。
従来の図 2 6に示す電動機と比較すると、 出力 トルクに寄与する 突極数が 3倍となるので出力 トルクが 3倍となる効果がある。
従来の図 2 6 に示す電動機の場合には、 突極 1 a, 1 eによ り固 定電機子 1 6は磁気吸引力を矢印 4一 1, 4— 4の方向に受けて変 形し、 1 2 0度回転する と、 突極 l b, I f によ り矢印 4一 2, 4一 5の方向の吸引力によ り変形し、 次に 1 2 0度回転すると、 矢 EIJ 4 - 3 , 4一 6の方向の吸引力によ り変形する。 従って固定電機 子 1 6は回転とともに変形の方向が変化して振動を発生する欠点が ある。 本発明装置では、 図 2 9 に示す矢印 4一 1 , 4 一 2 , 4 - 3 , …の吸引力は同時に発生するので固定電機子 1 6は同周方 向の圧縮力が発生するのみで変形がなく 、 従って振動の発生が抑止 される作用効果がある。
図 2 9 において、 突極 l a, I dはスロ ッ ト 4 a, スロ ッ ト 4 b , 4 c , 4 d , 4 a - 1 , 4 b - 1, 4 c一 1, 4 d - 1 (点 線で示す) の間の磁極によ り、 矢印 4一 1 , 4一 4と反対方向の磁 気吸引力を受ける。
他の突極 1 b , 1 e , 突極 1 c, 1 f も同様な磁気吸引力を受け
る。 各突極と磁極間の空隙は完全に同じ空隙長とするこ とは技術的 に困難なので上述した磁気吸引力は対称の位置にある突極で打消し 合う こ となく 、 従って径方向の吸引力によ り、 回転子 1 は回転中に 振動を発生し、 回転軸 5の軸受を損傷し、 又振動を発生する欠点が ある。
本発明装置では、 片側にある突極 1 b , 1 cの高さを他の突極の 高さ と異なら しめて、 空隙長 (矢印で示す記号 5 a, 5 bの空隙 長) を他の突極の空隙長よ り所定長だけ小さ く若し く は大き く 構成 する。 従って回転子 1 は、 回転軸 5が軸受に押し付けられて回転す るので上述した欠点が除去される作用効果がある。
図 2 7の矢印 Eの区間 (機械角で 1 8 0度近傍の区間) にある電 機子コイルの巻数を他の区間にある電機子コイルの巻数よ り所定回 数だけ大き く若し く は小さ く する。
上述した手段によ り、 磁極と突極間の磁気吸引力は一定方向とな り、 LHI 子 丄 が 丄 向にのみ吸引されるので、 振動の発生が防止さ れる作用効果がある。
電機子コイルによ り磁化される磁極の極性は、 図 2 7に示すよう に N, S極となっている。 次に第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コィ ルの通電手段を説明する。 第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機子コイ ル は、 図 2 7の端子 3 a, 3 a — 1 間の電機子コイル及び端子 3 b , 3 b - 1 間の電機子コイル及び端子 3 c, 3 c — 1 間の電機子コィ ルをそれぞれ示している。 これ等をそれぞれ電機子コイル 3 9 a , 3 9 b , 3 9 c と呼称する。
図 2 7のコイル 1 0 a, 1 0 b, 1 0 cは、 突極 l a, l b , - の位置を検出する為の位置検知素子で、 図示の位置で電機子 1 6の
側に固定され、 コイル面は、 突極 1 a, 1 b, …の側面に空隙を介 して対向している。 コイル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cは 1 2 0度離間 している。 コイルは 5 ミ リ メ一 卜ル径で 3 0 ターン位の空心のもの である。 図 3 1 に、 コイル 1 0 a, 1 0 b, 1 0 cよ り、 位置検知 信号を得る為の装置が示されている。 図 3 1 において、 コイ ル 1 0 a , 抵抗 1 5 a , 1 5 b , 1 5 cはブリ ッ ジ回路となり、 コィ ル 1 0 aか突極 1 a, 1 b, …に対向していないときには平衡する よ う に調整されている。 従って、 ダイ オー ド 1 1 a , コ ンデンサ 1 2 aならびにダイオー ド 1 l b , コンデンサ 1 2 bよ りなるロー パスフィル夕の出力は等し く 、 オペアンプ 1 3の出力はローレベル となる。 記号 1 0は発振器で 1 メガサイクル位の発振が行なわれて いる。 コイル 1 0 aが突極 1 a, l b , …に対向すると、 鉄損 (渦 流損と ヒステリ シス損) によ りイ ンピーダンスが減少するので、 抵 抗 1 5 aの電圧降下が大き く なり、 オペアンプ 1 3の出力はハイ レ ベルとなる。
ブロ ッ ク回路 1 8 の入力は、 図 3 8 のタイ ムチャー ト の曲線 2 5 a , 2 5 b , …となり、 反転回路 1 3 aを介する入力は、 曲線 2 5 a, 2 5 b, …を反転したものとなる。 図 3 1 のブロ ッ ク回路 1 4 a , 1 4 bは、 それぞれコイル 1 0 b, 1 0 cを含む上述した ブロ ッ ク回路と同じ構成のものを示すものである。 発振器 1 0は共 通に利用することができる。 ブロ ッ ク回路 1 4 aの出力及び反転回 路 1 3 bの出力は、 ブロ ッ ク回路 1 8に入力され、 それらの出力信 号は、 図 3 8 において、 曲線 2 7 a, 2 7 b , …, 及び曲線 2 7 a , 2 7 b , …を反転したものとなる。 ブロ ッ ク回路 1 4 bの 出力及び反転回路 1 3 cの出力は、 ブロ ッ ク回路 1 8に入力され、
それらの出力信号は、 図 3 8において、 曲線 2 9 a , 2 9 b , …及 びこれを反転したものとなる。 曲線 2 5 a, 2 5 b , …に対して、 曲線 2 7 a, 2 7 b , …は位相力 1 2 0度お く れ、 曲線 2 7 a, 2 7 b , …に対して、 曲線 2 9 a , 2 9 b , …は位相が 1 2 0度お く れている。 ブロ ッ ク回路 1 8は、 3相 Y型の半導体電動機の制御 回路に慣用されている回路で、 上述した位置検知信号の入力によ り 端子 1 8 a , 1 8 b , …, 1 8 f よ り 1 2 0度の巾の矩形波の電気 信号が得られる論理回路である。 端子 1 8 a, 1 8 b , 1 8 cの出 力は、 図 3 8 において、 それぞれ曲線 3 6 a , 3 6 b , …, 曲線 3 7 a , 3 7 b , …, 曲線 3 8 a, 3 8 b , … と して示されてい る。 端子 1 8 d, 1 8 e , 1 8 f の出力は、 それぞれ曲線 4 3 a, 4 3 b , …, 曲線 4 4 a, 4 4 b , …, 曲線 4 5 a, 4 5 b , …と して示されている。 端子 1 8 a と 1 8 dの出力信号、 端子 1 8 b と 1 8 e の出力信号, 端子 1 8 c と 1 8 f の出力信号の位相差は 1 8 ϋ度である。 乂端子 丄 8 a, 1 8 b , 1 8 cの出力信号は、 順 次に 1 2 0度おく れ、 端子 1 8 d , 1 8 e , 1 8 f の出力信号も同 じ く 順次に 1 2 0 度お く れて レヽる。 コ イ リレ 1 0 a , 1 0 b , 1 O cの対向する突極 1 a , 1 b…の代り に、 図 2 7の回転子 1 と 同期回転する同じ形状のアルミニューム板を用いても同じ効果があ る。
電機子コイルの通電手段を図 3 5にっき次に説明する。 電機子コ ィ ル 3 9 a, 3 9 b , 3 9 cの両端には、 それぞれ ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 b及び 2 0 c, 2 0 d及び 2 0 e , 2 0 f が揷入され ている。 卜ラ ンジス夕 2 0 a, 2 0 b, 2 0 c , …は、 スィ ッチン グ素子となるもので、 同じ効果のある他の半導体素子でもよい。 直
流電源正負端子 2 a, 2 bよ り供電が行なわれている。 アン ド回路 4 1 aの下側の入力がハイ レベルの と き に、 端子 4 2 aよ り ノ\ィ レ ベルの電気信号が入力されると、 トランジスタ 2 0 a, 2 0 bが導 通して、 電機子コイル 3 9 aが通電される。 同様に端子 4 2 b , 4 2 c よ りハイ レベルの電気信号が入力される と、 トラ ンジスタ
2 0 c , 2 0 d及びトラ ンジスタ 2 0 e, 2 O f が導通して、 電機 子コイル 3 9 b, 3 9 cが通電される。 端子 4 0は励振電流を指定 する為の基準電圧である。 端子 4 0の電圧を変更するこ とによ り、 出力 トルクを変更することができる。 電源スィ ッチ (図示せず) を 投入すると、 オペアンプ 4 0 bの一端子の入力は +端子のそれよ り 低いので、 オペアンプ 4 0 bの出力はハイ レベルとなり、 卜ラ ンジ ス夕 2 0 a, 2 0 bが導通して、 電圧が電機子コィル 3 9 aの通電 制御回路に印加される。 抵抗 2 2 aは、 電機子コイル 3 9 aの励磁 電流を検出する為の抵抗である。 記号 3 0 aは絶対値回路である。
端子 4 2 a の入力信号は、 図 3 8 の位置検知信号 3 6 a , 3 6 b …又端子 4 2 b , 4 2 c の入力信号は、 位置検知信号 3 7 a, 3 7 b, …及び 3 8 a , 3 8 b , …となっている。 上述し た位置検知信号曲線の 1 つが図 3 3のタイムチャー トの 1段目に曲 線 3 6 a と して示されている。 この曲線 3 6 aの巾だけ電機子コィ ル 3 9 aが通電される。 矢印 2 3 aは通電角 1 2 0度を示してい る。 通電の初期では、 電機子コイルのイ ンダクタンスの為に立上が りがお く れ、 通電が断たれる と、 蓄積された磁気エネルギが、 図
3 5のダイオー ド 4 9 aが除去されていると、 ダイオー ド 2 1 a , 2 1 bを介して電源に還流放電されるので、 点線 Kの右側の曲線 2 5の後半部のように降下する。 正トルクの発生する区間は、 矢印
2 3で示す 1 8 ◦度の区間なので、 反 トルクの発生があり、 出力 卜 ルク と効率を減少する。 高速回転となる と この現象は著し く 大き く な り使用に耐えられぬものとなる。
反 トルク発生の時間巾は、 高速となっても変化しないが、 正 トル ク発生の区間 2 3の時間巾は回転速度に比例して小さ く なるからで ある。 他の位置検知信号 3 7 a , 3 8 a に よ る電機子 コ イ ル
3 9 b , 3 9 cの通電についても上述した事情は同様である。 曲線
2 5の立上がり もおく れるので、 出力 トルクが減少する。 即ち減 ト ルクが発生する。 これは、 磁極と突極によ り磁路が閉じられている ので大きいイ ンダクタ ンスを有しているからである。 リ ラクタ ンス 型の電動機は大きい出力 トルクを発生する利点がある反面に回転速 度を上昇せしめるこ とができない欠点があるのは、 上述した反 トル ク と減 トルクの発生の為である。 かかる欠点を除去する為の周知の 手段は、 突極が磁極に侵入する以前に進相して、 電機子コイルの通 電を始めるこ とである。
進相通電をする と、 磁極のイ ンダクタ ンスが著しく小さいので、 急速に立上がるが、 出力 トルクの発生する点即ち突極が磁極に侵入 し始めると、 イ ンダクタ ンスが急速に大き く なり、 電流も急速に降 下する。 従って出力 トルクが減少する欠点がある。 正逆転の運転を する場合には、 位置検知素子の数が 2倍必要となる欠点がある。 本 発明装置は、 図 3 5の逆流防止用のダイ オー ド 4 9 a , 4 9 b , 4 9 c と コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b, 4 7 cを付設するこ と によ り、 上述した欠点を除去したこ とに特徴を有するものである。 曲線
3 6 aの末端で通電が断たれると、 電機子コイル 3 9 aに蓄積され た磁気エネルギは、 逆流防止用ダイオー ド 4 9 aによ り、 直流電源
側に還流しないでダイオー ド 2 1 b, 2 1 aを介して、 コンデンサ
4 7 aを図示の極性に充電して、 これを高電圧とする。 従って、 磁 気ェネルギは急速に消滅して電流が急速に降下する。
図 3 3 の タ イ ム チャー ト の 1 段目 の曲線 2 6 a, 2 6 b , 2 6 cは、 電機子コイル 3 9 aを流れる電流曲線でその両側の点線 2 6 — 1 , 2 6 — 2 間が 1 2 0度となっている。 通電電流は曲線 2 6 bのように急速に降下して反 トルクの発生が防止され、 コンデ ンサ 4 7 aは高電圧に充電して保持される。 次に位置信号曲線 3 6 bによ り、 トランジスタ 2 0 a, 2 0 bが導通して再び電機子 コイル 3 9 aが通電される力 、 このときの印加電圧は、 コンデンサ 4 7 aの充電電圧と電源電圧 (端子 2 a, 2 bの電圧) が加算され るので、 電機子コイル 3 よ aの電流の立上がりが急速となる。 この 現象によ り、 曲線 2 6 aのように急速に立上がる。 以上の説明のよ う に、 減 トルクと反 トルクの発生が除去され、 又矩形波に近い通電 となるので、 出力 トルクが増大する。
次にチヨ ツバ回路について説明する。 電機子コイル 3 9 aの電流 が増大して、 その検出の為の抵抗 2 2 aの電圧降下が増大し、 基準 電圧端子 4 0の電圧 (オペアンプ 4 0 bの +端子の入力電圧) を越 えると、 アン ド回路 4 1 aの下側の入力がローレベルとなるので、 トランジスタ 2 0 a , 2 0 bは不導通に転化し、 励磁電流が減少す る。 オペアンプ 4 0 bのヒステリ シス特性によ り、 所定値の減少に よ り、 オペアンプ 4 0 bの出力はハイ レベルに復帰して、 卜ラ ンジ スタ 2 0 a , 2 O bを導通して励磁電流が増大する。 かかるサイ ク ルを繰返して、 励磁電流は設定値に保持される。 図 3 3 の曲線 2 6 cで示す区間がチヨ ッパ制御の行なわれている区間である。 曲
線 2 6 cの高さは基準電圧端子 4 0の電圧によ り規制される。 図
3 5の電機子コイ ル 3 9 bは、 端子 4 2 b よ り入力される位置検知 信号曲線 3 7 a , 3 7 b , … によ り 、 その巾だけ ト ラ ン ジスタ 2 0 c , 2 O dの導通によ り通電され、 オペア ンプ 4 0 c , 抵抗 2 2 b , 絶対値回路 3 0 b, ア ン ド回路 4 1 bによ り チヨ ッパ制御 が行なわれる。 ダイオー ド 4 9 b, コ ンデンサ 4 7 bの作用効果も 電機子コイル 3 9 aの場合と同様である。 電機子コイル 3 9 cにつ いても上述した事情は全く 同様で、 端子 4 2 cに図 3 8の位置検知 信号曲線 3 8 a, 3 8 b , …が入力されて電機子コイル 3 9 cの通 電制御が行なわれる。 ト ラ ン ジスタ 2 0 e , 2 0 f , ア ン ド回路
4 1 c , オペアンプ 4 0 d , 抵抗 2 2 c, 絶対値回路 3 0 c, ダイ オー ド 4 9 c, コ ンデンサ 4 7 cの作用効果も前述した場合と全く 同様である。
各電機子コ イ ルの通電は、 突極が磁極に侵入する点若し く は 3 ϋ度の区間を経過した点のいずれでもよい。 回転速度、 効率、 出 力 トルクを考慮して調整し、 位置検知素子となるコイ ル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの固定電機子側に固定する位置を変更する。
以上の説明よ り理解されるように 3相片波通電の電動機と して効 率良く 、 大きい出力と高速回転を行なう こ とができるので本発明の 目的が達成される。 3相全波通電の場合には、 図 3 0 にっき後述す るよ う に片波づつを上述した手段によ り構成すれば同じ目的が達成 できる。
図 3 3の 1 段目の曲線 2 6 a, 2 6 b, 2 6 cは電機子コイルの 通電曲線を示し、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 2の間隔は位置検知信号の 1 2 0度の巾で、 点線 2 6 — 1 と 2 6 — 3の間隔は 1 8 0度で出力
トルクのある区間である。 曲線 9一 1 , 9 - 2 , 9一 3は出力 トル ク曲線で、 点線 2 6 — 1 の点で通電が開始され、 同時に突極が磁極 に侵入し始める。 曲線 9 ― 1 は電機子コイルの電流が小さいと き で、 トルクは平坦であるが、 電流の増大と と もに トルク ピーク値 は、 曲線 9一 2 , 9 — 3 に示すように左方に移動し、 ピーク値の巾 もせま く なる。 通電の開始される点は、 上述した トルク特性と通電 電流値を考慮して位置検知コイル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの固定位 置を調整するこ とがよい。 コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b , 4 7 cは小 容量の方が充電電圧が高電圧となるので、 通電曲線の立上がり と降 下を急速と し、 高速回転の電動機を得るこ とができ、 リ ラクタンス 型電動機の欠点となっている低速度となる欠点が除去できる。 上述 したコ ンデンサの容量は充電電圧が回路の トランジスタを破損しな い範囲で小容量のものを使用することがよい。
界磁マグネッ 卜がないので、 減速若しく は停止せしめる為の電磁 制動を行なう こ とが不可能となり、 また、 回生制動もできない欠点 がある。 従って、 サーボ電動機、 電動車用の駆動電動機として使用 するこ とができない。
本発明によ り上述した欠点が除去される。 次にその詳細を説明す る。 図 3 5において、 ダイオー ド 4 9 a, 4 9 b , 4 9 cには、 半 導体ス イ ッ チ ン グ素子 と なる ト ラ ン ジ ス タ 2 8 a , 2 8 b , 2 8 cが並列に接続されている。
端子 4 a— 1 , 4 b - 1 , 4 c一 1 よ り、 それぞれ端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cに入力される位置検知信号が入力される。
従って、 ト ラ ンジスタ 2 4 a, 2 8 aは、 曲線 3 6 a, 3 6 b , …の巾だけ導通される。
ト ラ ンジスタ 2 4 b, 2 8 b及び トラ ンジスタ 2 4 c , 2 8 cは それぞれ図 3 8 の曲線 3 7 a , 3 7 b , …及び曲線 3 8 a ,
3 8 b , …の巾の区間のみがそれぞれ導通される。
電機子コイル 3 9 a, 3 9 b, 3 9 cはそれぞれ 1 2 0度の巾だ け連続して通電されているので、 ト ラ ンジスタ 2 0 b, 2 0 d , 2 〇 f のェミ ッ タ側を接続し、 絶対値回路 3 0 b , 3 0 c及び抵抗 2 2 b , 2 2 c及びオペアンプ 4 0 c , 4 0 dを除去しても同じ作 用効果がある。 電機子コイ ルの通電角を 1 2 0度以上とする と、 上 述した手段を採用するこ とはできない。
逆転をする場合には、 端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cの入力信号を 図 3 8 の位置検知信号曲線 4 3 a, 4 3 b , …, 曲線 4 4 a ,
4 4 b , …, 曲線 4 5 a, 4 5 b , …にそれぞれ切換える。 電動機 を逆転せしめたと きには、 図 3 8の上から 3段目までの位置検知信 号曲線は、 位相が 1 8 0度左方に移動するので、 反転した曲線とな る。 従って曲線 4 3 a , 4 3 b , …を得る為には、 1 段目の曲線と 2段目の曲線を反転した曲線を 2つの入力とするアン ド回路の出力 が使用される。 曲線 4 4 a, 4 4 b , …, 曲線 4 5 a, 4 5 b , … を得る為にも同様な手段が使用される。
正転中に逆転モー ドと して制動する場合には上述した手段は必要 ない。
次に正転中に逆転モー ドに転化して回生制動を行う場合につき説 明する。 正転のと きの電機子コイル 3 9 aの通電の説明をする。
図 3 4のグラフにおいて、 曲線 3 6 aは端子 4 2 aの入力位置検 知信号である。 矢印 3 8 — 1 は 1 2 0度の巾を示している。
図 3 5の ト ラ ンジスタ 2 8 aの導通角も矢印 3 8 — 1 となってい
る。
電機子コイル 3 9 aの電流の立上がり部は、 曲線 3 2 aに示すよ う に、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧によ り急速となる。 曲線 3 2 aの 前半部では、 蓄積静電工ネルギは電機子コイル 3 9 aの磁気エネル ギに転換される。 曲線 3 2 aの後半部では、 電源よ り磁気エネルギ が補充される。
オペアンプ 4 0 bの出力が口一レベルに転化すると、 卜ラ ンジス タ 2 0 a, 2 0 bは不導通に転化するので、 曲線 3 2 bに示すよう に、 ト ラ ンジスタ 2 8 aを介して磁気エネルギが電源側に還流され 電機子コイル 3 9 aの電流が減少し、 所定まで減少すると、 ォペア ンプ 4 0 bのヒステリ シス特性によ り出力がハイ レベルとなり、 ト ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 bが導通して曲線 3 2 cのように電流が増 大する。 かかるサイ クルを繰返すチヨ ッ パ回路となる。 かかる チヨ ッパ回路は他の周知の手段でもよい。
曲線 3 6 aの末端で ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b , 2 8 aが不導 通となるので、 蓄積磁気エネルギの放出による電流は、 ダイオー ド 4 9 a に よ り 電源に還流する こ と が阻止されて、 コ ンデンサ 4 7 aを充電するので急速に降下する。 従って前述したように、 減 トルク と反 トルクの発生が防止されて高速高効率の電動機が得られ る。 励磁電流値は基準電圧端子 4 0の電圧によ り制御するこ とがで きる。 他の電機子コイル 3 9 b , 3 9 cについても上述した事情は 全く 同様である。
正転中に逆転モー ドに転換して減速する場合を図 3 4の下段の曲 線について説明する。 出力の大きい電動機の場合には、 回生制動を 行ない、 回転子及び負荷の運動 ネルギを電源に帰還する必要があ
る。
次にその手段を説明する。 正転中に減速若し く は停止の為に、 逆 転モー ドに転換するこ と によ り その目的が達成される構成となって いる。 逆転モー ドの場合の電機子コ イ ル 3 9 aについて説明する と、 起電力は矢印 3 0の方向とな り 、 電機子コイ ル 3 9 aに印加さ れる電圧は、 V + E と なる。 Vは端子 2 a , 2 bの電圧, Eは逆起 電力即ち電機子コイ ル 3 9 aに鎖交する磁束量が回転と と もに減少 するこ と による起電力である。 従って、 図 3 4のタイ ムチャー トの 2段目の曲線 3 6 aの位置検知信号によ り 、 点線 3 5 a, 3 5 c , …のよ う に急速に設定値まで増大する。
オペア ンプ 4 0 bの出力が口一 レベルと なる と 、 卜 ラ ン.ジスタ 2 0 a , 2 0 bが不導通に転化し、 電機子コイル 3 9 aの蓄積磁気 エネルギ放出による通電方向と逆起電力の方向は同方向となる。 正 転中には、 上記した通電方向は反対方向となっているが、 逆転モー ドの為に、 制動 トルクが発生しているので、 通電方向が同方向 とな る ものである。 従って、 ダイ オー ド 2 1 a, 2 l bを介して流れる 電流は、 V— Eの電圧に転化した電源電圧に蓄積磁気エネルギを 卜 ラ ンジス夕 2 8 aを介して還流するこ と になるので、 通電電流の減 少度合は、 正回転時の場合よ り小さ く 、 降下部の巾が大き く なる。 従って、 図 3 4の点線 3 5 b, 3 5 dに示すよ う になる。 所定値ま で減少する と、 オペアンプ 4 0 bの ヒステ リ シス特性によ り 、 その 出力がハイ レベルと な り 、 再び ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 bが導通 して励磁電流は急速に増大する。 かかるサイ クルを繰返すチ ヨ ッパ 回路 と なる。 各位置検知信号の始端 と 末端における ダイ オー ド 4 9 a及び ト ラ ンジスタ 2 8 a, コ ンデンサ 4 7 aの作用効果は正
転時の場合と全く 同様である。 図 3 4の点線 3 5 a, 3 5 c , …の 巾は、 点線 3 5 b , 3 5 d , …の巾よ り小さ く なつている。 点線 3 5 a , 3 5 c , …の区間では、 電力を消費する力5'、 時間巾が小さ いので電力は小量である。 点線 3 5 b , 3 5 d , …では、 回転子と 負荷のエネルギが電力に変換されて電源に還流されている。 この時 間巾は大きいので回生制動が行なわれる効果がある。 所定の減速が 完了したときに、 正転に復帰すると正常な正転の運転に復帰するこ とができる。 印加電圧を上昇せしめると、 例えば毎分 3万回転位と する こ とができる。 図 3 5 の ト ラ ンジスタ 2 8 a, ダイ オー ド 4 9 a , コ ンデンサ 4 7 aは電源正極 2 a側に設けられている力 電源負極 2 b側に設けても同じ目的が達成される。
上述した作用効果は、 電機子コイル 3 9 b , 3 9 cの場合にも全 く 同様である。 次に、 突極と磁極による 1 8 0度の区間の出力 卜 ルクを説明する。 図 3 8のタイムチャー トにおいて、 最下段の曲線 4 2 , 4 2 — 1 は矢印 3 4 a ( 1 8 0度) の出力 トルクを示してい る。 励磁電流が小さいときには、 曲線 4 2 — 1 で示すように出力 卜 ルクは対称形で、 平坦な トルク特性となる。 励振電流が大き く磁束 が飽和値に近づく と、 曲線 4 2で示すように非対称の トルク曲線と なる。 即ち突極が磁極に侵入し始めると急速に トルクが増大し、 次 に平坦となり、 次に漸減する。 更に励磁電流が増大すると平坦部が 殆ど消滅する。 前述した正逆転のモー ドのときに、 中央部の巾の電 機子コイルの通電の場合に、 卜ルク曲線が対称形 (曲線 4 2 — 1 ) のときには、 正逆転時の出力 トルク特性は変化しない。 しかし、 非 対称の場合には、 出力 トルク特性が変化する不都合がある。 しかし 逆転モー ドの減速時に減速 卜ルクが減少するのみなので実用上差支
えはない。
1 2 0度の通電の場合に、 正転モー ドのときには、 矢印 3 4 bの 巾だ電機子コイルの通電をするこ とが一般的手段であるが、 位置検 知信号の始端部よ り矢印 3 4 cの巾だけ通電する場合もある。 回生 制動をして電動機を減速して停止せしめるにはオペアンプ 4 0 b, 4 0 c , 4 0 dの +端子の入力を回転速度に比例する電気信号とす ればよい。 この為にブロ ッ ク回路 4 0 — 1 の出力が切換スィ ッ チ 4 0 a を介 して端子 4 0 の出力 と切換え られる。 ブロ ッ ク回路 4 0 — 1 は回転速度に比例した電圧を発生する周知の回路である。 次に図 3 6 にっき 3相全波通電の場合について説明する。
図 3 0において、 金属製の外筐 (円筒状) 2 5 — 1 の右側には円 形の即板 2 5 - 2の外周折曲部が嵌着され、 両側の中央部に設けた ボール軸受 2 9 a, 2 9 bには回転軸 5が回動自在に支持される。 回転軸 5 には回転子 1 が支持体 5 aを介して固定される。 回転子 1 の突極 (図示せず) は、 図 2 7の回転子 1 の突極と同じ構成と なっている。 突極に磁極が対向する固定電機子 Cは外筐 2 5 — 1 の 内側に固定され、 その構成は図 2 8, 図 2 9の固定電機子 1 6 と同 じ構成となっている。 回転子 1 の右側面には同形の外周部の突出部 を有するアルミニューム製の回転子 2 9が固着し回転子 1 と同期回 転する。 外周部にはコイル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cが対向している ので、 図 3 1 で前述したように図 3 8に示される位置検知信号を得 るこ とができる。
固定電機子 C と同じ構成で位相を回転子 1 の突極に対して相対的 に 1 8 0度ずら して (軸方向のまわり に 1 8 0度回転する) 固定電 機子 C一 1 が外筐 2 5 - 1 の内側に固定され、 その磁極は回転子
1 の外周突極と空隙を介して対向する。 固定電機子 C一 1 の磁極の 電機子 コ イ ルは 3 相 と な り 、 これ等を電機子コ イ ル 3 9 d , 3 9 e , 3 9 f と 呼称する 。 電機子コ イ ル 3 9 d, 3 9 e , 3 9 f を図 3 5 と同様な電気回路によ り 、 図 3 8の位置検知信号 4 3 a , 4 3 b , ···, 44 a , 4 4 b, ···, 4 5 a , 4 5 b , …を 介して電機子コイル 3 9 d, 3 9 e , 3 9 f の通電制御を行なう こ とによ り 3相片波通電の電動機と して運転することができる。 固定 電機子 C, c一 1 の両者によ り 3相全波通電の電動機となる。
図 3 6 にっ き前記 し た電機子コ イ ル 3 9 a , 3 9 b ,
3 9 f の通電制御の説明をする。
図 3 0の固定電機子 Cに装着された第 1 , 第 2 , 第 3の相の電機 子コイルに対応する固定電機子 C一 1 に装着された電機子コイルを 第 1 , 第 2 , 室 _ の相の電機子コイルと呼称する。 両者それぞれ片 波の通電となっているので図 3 0の電動機は 3相両波通電となって いる。
1 相の電機子コイルは第 1 , 第 1 の電機子コイルで構成され、
2 , 3相の電機子コイルは、 それぞれ第 2, 第 2の電機子コイルと 第 3 , 室一 の電機子コイ ルによ り構成される。 位置検知信号曲線
3 6 a , 3 6 b , …, 3 7 a , 3 7 b , ···, 3 8 a , 3 8 b, …を それぞれ第 1 , 第 2 , 第 3の相の位置検知信号と呼称し、 位置検知 信号曲線 4 3 a, 4 3 b , …, 曲線 4 4 a , 4 4 b , ···, 曲線
4 5 a , 4 5 b…をそれぞれ筻_上, 2 , 簠^_の相の位置検知信号 と呼称する。
図 3 6 において、 端子 4 2 a , 4 2 b, 4 2 cよ り入力される位 置検知信号はそれぞれ第 1 , 第 2 , 第 3の相の位置検知信号とな
り、 端子 4 2 d, 4 2 e , 4 2 f よ り入力される位置検知信号はそ れぞれ第 1 , 第 2 , 第 3 の位置検知信号となる。 又電機子コ イ ル 3 9 a , 3 9 dはそれぞれ第 1 の相の第 1 , ¾_丄の電機子コイ ル、 電機子コ イ ル 3 9 b, 3 9 e と電機子コイ ル 3 9 c , 3 9 f はそれ ぞれ第 2 と第 3の相の第 2 , 2_の電機子コイル、 第 3 , _3の電 機子コ イ ルと なる。 端子 4 2 aの入力信号がある と 卜 ラ ンジス夕 2 0 a , 2 0 bが導通して、 順方向に接続したダオー ド 4 9 aを介 して電機子コイル 3 9 aが通電され、 入力信号 (曲線 3 6 a ) の末 端で ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 bは不導通に転化する。 電機子コィ ル 3 2 aの蓄積磁気エネルギは、 ダイオー ド 2 1 a, 2 1 bを介し て電源 (端子 2 a, 2 b ) に還流するこ とがダイオー ド 4 9 aによ り防止されて、 コ ンデンサ 4 7 aに充電される。 従って急速に蓄積 磁気エネルギによる放電電流が消滅する。
コ ンデンサ 4 7 aの容量を調整して、 突極が 6 0度回転する時間 即ち図 3 8の曲線 3 6 aの右端と曲線 4 3 aの左端の区間内に上記 した放電電流が消滅するように小さい容量のものが使用される。 容 量が小さすぎる と充電電圧が高すぎて、 ト ラ ン ジスタ 2 0 a , 2 0 b , 2 0 c , 2 0 dの耐電圧を越えるからである。 従って反 卜 ルクの発生が防止される作用がある。 突極が 6 0度回転すると、 端 子 4 2 dに曲線 4 3 aの位置検知信号が入力されるので、 トラ ンジ ス夕 2 0 c, 2 0 dが導通して電機子コイル 3 2 dの通電が開始さ れる。 このと きの印加電圧は、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧なので電 流は急速に立上がる。 図 3 3 のタ イ ムチャー ト の 3 段目の曲線 3 1 bで示すよ う に立上がる。 その後は、 後述するチヨ ツバ回路に よ り設定された電流値で通電され、 曲線 4 3 aの末端で、 卜 ラ ンジ
スタ 2 0 c, 2 0 dが不導通に転化するので電機子コィルに蓄積さ れた磁気エネルギは、 逆流防止用のダイオー ド 4 9 aによ り電源側 に還流するこ とが阻止されて、 コ ンデンサ 4 7 aに流入充電されて 高電圧に充電する。 次に端子 4 2 aよ り曲線 3 6 bの入力信号があ るので、 電機子コイル 3 9 aの通電電流は急速に立上がる。 上述し た説明よ り判るように、 電機子コィル 3 9 a , 3 9 dの蓄積磁気ェ ネルギは、 通電の停止と ともに、 コ ンデンサ 4 7 aに充電されるの で急速に消滅して反 トルクの発生が防止される。 従って、 トルクの 減少することを防止する作用がある。 電機子コイル 3 9 dの通電が 断たれると、 その蓄積磁気エネルギは急速にコンデンサ 4 7 aに充 電されて、 その放出による電流も急速に減少して高速度の回転でも 6 0度以内に消減する。 所定時間後に電機子コイル 3 9 aの通電が 開始され、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧によ り電流は急速に増大す る。 その時間巾も 6 0度突極が回転する時間内となる。
次にチ ヨ ッ パ作用の ある場合につき説明する。 ア ン ド 回路 4 1 a , 4 I d , オペア ンプ 4 0 b , 基準電圧端子 4 0 , 抵抗 2 2 a , 絶対値回路 3 0 aによ り、 トランジスタ 2 0 a, 2 0 b, 2 0 c , 2 0 dをオンオフするチヨ ッパ作用は前実施例と同様であ る 。 かかる チ ヨ ッ ノ 作用 に よ り 、 図 3 3 の通電曲線 3 1 a , 3 1 b , 3 1 cは方形に近い曲線となる。 点線部がチヨ ッパ作用に よ り設定された電流値となった区間である。 端子 4 2 b, 4 2 eの 入力 , ダイ オー ド 4 9 b , コ ンデ ンサ 4 7 b , ア ン ド 回路 4 1 b 4 1 e , トラ ンジスタ 2 0 e, 2 0 f 〜, 抵抗 2 2 b, オペ ア ンプ 4 0 c , 絶対値回路 3 0 b によ り 、 電機子コイル 3 9 b , 3 9 eの通電が制御される作用は、 前述した電機子コイル 3 9 a,
3 9 d と全く 同様である。 又端子 4 2 c, 4 2 f の入力、 ダイォ一 ド 4 9 c, コ ンデンサ 4 7 c, ア ン ド回路 4 1 c, 4 1 f , 卜 ラ ン ジス夕 2 0 i , 2 0 j , …, オペアンプ 4 0 d, 抵抗 2 2 c, 絶対 値回路 3 0 c によ り、 電機子コイル 3 9 c, 3 9 f の通電が制御さ れる作用も上述した場合と全く 同様である。 従って、 3相全波通電 の行なわれる リ ラクタ ンス型電動機が得られ、 出力 トルクの大きい 長所を保存し、 回転速度が小さいという重欠点を除去する作用があ る。 又リ プル トルクも小さ く なる。
図 3 3 の曲線 3 1 d , 3 1 eはそれぞれ位置検知信号 3 7 a , 4 4 aによる電機子コイル 3 9 b, 3 9 eの通電曲線である。 曲線 3 1 , 3 1 h , 3 I f はそれぞれ位置検知信号 3 8 a, 4 5 a , 4 5 bによる電機子コイル 3 9 c, 3 9 f の通電曲線である。 コ ン デンサ 4 7 a , 4 7 b , 4 7 c を、 ダイ オー ド 4 9 a, 4 9 b , 4 9 c と電源に並列に並置して設けても本発明を実施するこ とがで きる。 チヨ ッパ作用の区間中に電機子コイルの通電が断たれたと きに、 磁気エネルギによ り コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b, 4 7 cの電 圧が上昇する。 従って電機子コイルが次に通電されたと きに通電の 立上がりを良好とする作用効果がある。
電動機を逆転せしめる手段について次に説明する。
端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cに入力される位置検知信号をそれぞ れ端子 4 2 d , 4 2 e , 4 2 f に入力せ し め、 端子 4 2 d, 4 2 e , 4 2 f に入力される位置検知信号をそれぞれ端子 4 2 a , 4 2 b , 4 2 c に入力すると電動機は逆転する。 上述した入力切 換え手段を図 3 2 にっき説明する。 図 3 2 において、 端子 8 a, 8 b , …, 8 f には、 それぞれ図 3 8の位置検知信号曲線 3 6 a ,
3 6 b , …, 曲線 3 7 a, 3 7 b , …, 曲線 3 8 a , 3 8 b , ·" , 曲線 4 3 a, 4 3 b , …, 曲線 4 4 a, 4 4 b , …, 曲線 4 5 a ,
4 5 b , …が入力されている。
端子 6 6の入力がハイ レベルのと きには、 ア ン ド回路 6 6 a, 6 6 c , 6 6 e , 6 6 g , 6 6 i , 6 6 kの下側の入力がハイ レべ ルとな り 、 オア回路 6 5 a, 6 5 b, ···, 6 5 f を介して、 端子 9 a , 9 b , …, 9 f よ り正転する為の位置検知信号が得られる。 端子 9 a, 9 b , .·· , 9 f の出力信号は、 図 3 6の端子 4 2 a, 4 2 b, …, 4 2 f にそれぞれ入力されているものである。 端子 6 6の入力をローレベルとすると、 反転回路 6 6 aによ りハイ レべ ルの電気信号がアン ド回路 6 6 b, 6 6 d , ···, 6 6 iの下側に入 力されるので、 オア回路 6 5 a, 6 5 b , ·'· , 6 5 f を介して、 端 子 9 a, 9 b, 一, 9 f よ り逆転する為の位置検知信号が得られ る。 従って、 端子 6 6の入力信号によ り正逆転を行なう ことができ る。 正転中に、 端子 6 6の入力をローレベルとすると逆転卜ルクが 発生し、 チヨ ッパ回路による励磁電流の上昇部の時間巾は、 降下部 の時間巾よ り小さ く なり、 回生制動が行なわれることは、 図 3 5の 実施例と全く 同様で、 その作用効果も同様である。 図 3 6の端子 2 8 - 1 , 2 8 - 2 , 2 8 — 3 はそれぞれ端子 3 1 — 1 , 3 1 - 2 , 3 1 - 3 に接続されている。 端子 4 a— 1 , 4 b - 1 , 4 c一 1 の入力信号はそれぞれ端子 4 2 a, 4 2 dと端子 4 2 b, 4 2 e と端子 4 2 c, 4 2 f の入力信号と同じ信号となっている。 曲線 4 3 a, 4 3 b , …, 曲線 4 4 a, 4 4 b , …, 曲線 4 5 a, 4 5 b , …が入力されている。
端子 6 6 の入力がハイ レベルのと きには、 ア ン ド回路 6 6 a ,
6 6 c, 6 6 e , 6 6 g , 6 6 i , 6 6 kの下側の入力がハイ レべ ルとな り 、 オア回路 6 5 a, 6 5 b , ···, 6 5 f を介して、 端子 9 a , 9 b, …, 9 f よ り正転する為の位置検知信号が得られる。 端子 9 a, 9 b, …, 9 f の出力信号は、 図 3 6の端子 4 2 a, 4 2 b , …, 4 2 f にそれぞれ入力されている ものである。 端子 6 6の入力を口一レベルとする と、 反転回路 6 6 aによ りノ\ィ レべ ルの電気信号がアン ド回路 6 6 b, 6 6 d , …, 6 6 i の下側に入 力されるので、 オア回路 6 5 a , 6 5 b, …, 6 5 f を介して、 端 子 9 a, 9 b, …, 9 f よ り逆転する為の位置検知信号が得られ る。 従って、 端子 6 6の入力信号によ り正逆転を行なう こ とができ る。 正転中に、 端子 6 6の入力をローレベルとする と逆転 トルクが 発生し、 チヨ ッパ回路による励磁電流の上昇部の時間巾は、 降下部 の時間巾よ り小さ く なり、 回生制動が行なわれるこ とは、 図 3 5の 実施例と全く 同様で、 その作用効果も同様である。 図 3 6の端子 2 8 - 1 , 2 8 - 2 , 2 8 - 3 は それぞれ端子 3 1 — 1 , 3 1 - 2 , 3 1 — 3 に接続されている。 端子 4 a — l, 4 b — 1, 4 c一 1 の入力信号はそれぞれ端子 4 2 a, 4 2 d と端子 4 2 b, 4 2 e と端子 4 2 c, 4 2 f の入力信号と同じ信号となっている。 従って前実施例と同様に、 正転中に逆転モー ドに転化するこ とに よ り回生制動を行なう こ とができる。
突極が磁極に侵入して、 3 0度の点で電機子コイルの通電が開始 され、 1 2 0度回転して通電が停止されるように、 位置検知素子と なるコイル 1 0 a , 1 0 b , 1 0 cの位置が調整されて電機子側に 固定されている。 従って、 正逆転のいずれの場合でも、 突極が磁極 に侵入して、 3 0度の点で電機子コイルが通電され、 1 2 0度回転
して通電が停止されるので、 正逆転時の出力 トルクがほぼ等しく な る効果がある。
出力 トルクを規制するのは基準電圧 (図 3 6の端子 4 0の電圧) のみなので、 印加電圧に無関係となる。 従って、 電源端子 2 a, 2 bのリ プル電圧は余り関係がないので、 交流電源の場合に、 その 整流の為のコ ンデンサは大容量の必要がなく 、 又交流電源が 3相の 場合には、 コ ンデンサは更に小容量となり、 電源を簡素化できる特 徵がある。
図 3 5, 図 3 6では電機子コィルの両端に設けた トランジスタに よ り通電制御が行なわれているが、 電機子コイルの負電圧側に トラ ンジス夕を 1個のみ使用しても本発明を実施できる。 ,
図 3 7にっきその説明をする。
図 3 7において、 電機子コィル 3 9 a, 3 9 b, 3 9 cの下端に は、 それぞれトランジスタ 2 0 a , 2 0 b及び 2 0 cが揷入されて いる。 ト ラ ンジスタ 2 0 a, 2 0 b, 2 0 cは、 スイ ッチング素子 となるもので、 同じ効果のある他の半導体素子でもよい。 直流電源 正負端子 2 a, 2 bよ り供電が行なわれている。 本実施例では、 卜 ラ ンジスタ 2 0 a , 2 0 b , 2 0 cは電機子コイルの下端即ち電源 負極側にあるので、 その導通制御の入力回路は簡素化される特徴が ある。
端子 4 2 a, 4 2 b, 4 2 c よ り、 図 3 8の位置検知信号曲線 3 6 a , 3 6 b , …, 曲線 3 7 a , 3 7 b , …, 曲線 3 8 a, 3 8 b , …が入力される。 上述した入力信号によ り、 トランジスタ 2 0 a, 2 0 b , 2 0 cがアン ド回路 4 1 a, 4 1 b, 4 1 cを介 し てべ一ス入力が得 られて導通 して、 電機子コ イ ル 3 9 a ,
3 9 b , 3 9 cが導通される。
端子 4 0は励磁電流を指定する為の基準電圧である。 端子 4 0の 電圧を変更するこ とによ り、 出力 トルクを変更するこ とができる。 電源スィ ッチ (図示せず) を投入すると、 オペアンプ 4 0 bの一端 一子の入力は +端子のそれよ り低いので、 オペアンプ 4 0 bの出力は ハイ レベルとなり、 ト ランジスタ 2 0 aが導通して、 電圧が電機子 コ イ ルの通電制御回路に印加さ れる。 抵抗 2 2 , 絶対値回路 3 0 aは、 電機子コイル 3 9 a , 3 9 b , 3 9 cの励磁電流を検出 する為の抵抗である。
本実施例では、 前述した反 トルク と減 トルクの発生を防止して高 速高 トルク とする為に次の手段が採用される。
図 3 7の小容量のコ ンデンサ 4 7 a及びダイォー ド 2 1 a及び半 導体素子 1 9 a, 1 9 b , 1 9 c等を付設して上述した欠点を除去 し、 又電機子コイルの通電制御のスイ ッチング素子 (記号 2 0 a, 2 0 b , 2 0 c ) を電源負電圧側に 1 個のみ使用したこ とに特徴を 有するものである。
位置検知信号曲線 3 6 aの末端で通電が断たれると、 電機子コィ ル 3 9 aに蓄積された磁気エネルギは、 直流電源側に還流しないで ダイオー ド 2 1 a, 3 3 aを介して、 コ ンデンサ 4 7 aを図示の極 性に充電して、 これを高電圧とする。 従って、 磁気エネルギは急速 に消滅して電流が'急速に降下する。
図 3 3 の タ イ ム チャー ト の 1 段 目 の曲線 2 6 a , 2 6 b , 2 6 cは、 電機子コイル 3 9 aを流れる電流曲線でその両側の点線 2 6 - 1 と 2 6 — 2 間が 1 2 0度となっている。 通電電流は曲線 2 6 bのように急速に降下して反 トルクの発生が防止され、 コ ンデ
ンサ 4 7 aは高電圧に充電して保持される。 電機子コイル 3 9 b, 3 9 cが端子 4 2 b , 4 2 cよ り入力される位置検知信号によ り通 電され、 次に通電が停止される と、 それぞれダイオー ド 3 3 b , 3 3 c , 2 1 b, 2 1 cを介してコ ンデンサ 4 7 b, 4 7 cが高電 圧に充電されて電流は急速に低下する。
次に位置信号曲線 3 8 bによ り、 トラ ンジスタ 2 0 cが導通して 再び電機子コィル 3 9 cが通電されるが、 このときの印加電圧は、 コ ンデンサ 4 7 aの充電電圧と電源電圧 (端子 2 a, 2 bの電圧) の両者となるので、 電機子コイル 3 9 cの電流の立上がりが急速と なる。 この現象によ り、 曲線 2 6 aのように急速に立上がる。
この理由を次に説明する。 図 3 7のブロ ッ ク回路 4によ り位置検 知信号 3 8 bの始端部の微文パルスが得られ、 これを入力とする単 安定回路によ りみじかい巾の電気パルスが得られる。 この電気パル スによ り トラ ンジスタ 3 4 b, 3 4 a , S C R 1 9 aが導通するの で、 コ ンデンサ 4 7 aの高電圧が電機子コイル 3 9 cに印加されて 立上がり の電流を急速と し、 その後は直流電源の電圧によ り曲線 2 6 c (図 3 3 ) の電流が得られる。 コ ンデンサ 4 7 aの放電の終 了と と もに、 S C R 1 9 aは不導通に転化する。
以上の説明のように、 減 トルクと反 トルクの発生が除去され、 又 矩形波に近い通電となるので、 出力 トルクが増大する。
他の電機子コイル 3 9 a , 3 9 b とコ ンデンサ 4 7 b, 4 7 c と S C R 1 9 b , 1 9 cの作用についても上述した事情は全く 同様で ある。
端子 1 9 d, 1 9 e よ り、 対応する位置検知信号の始端部で得ら れる電気パルスの巾だけの電気信号が入力されるものである。
次にチヨ ッパ回路の説明をする。 電機子コイル 3 9 aの励磁電流 が増大して、 その検出の為の抵抗 2 2、 絶縁値回路 3 0 aの電圧が 増大し、 基準電圧端子 4 0の電圧 (オペアンプ 4 0 bの +端子の入 力電圧) を越えると、 ア ン ド回路 4 1 aの下側の入力がローレベル となるので、 ト ラ ンジスタ 2 0 aは不導通に転化し、 励磁電流が減 少する。 オペアンプ 4 0 bのヒステ リ シス特性によ り、 所定値の減 少によ り、 オペアンプ 4 0 bの出力はハイ レベルに復帰して、 トラ ンジス夕 2 ◦ aを導通して励磁電流が増大する。 かかるサイ クルを 繰返して、 励磁電流は設定値に保持される。 図 3 3の曲線 2 6 cで 示す区間がチ ヨ ッ パ制御の行なわれている 区間である。 曲線
2 6 c の高さは基準電圧端子 4 0 の電圧によ り規制される。 図
3 7の電機子コイル 3 9 bは、 端子 4 2 bよ り入力される位置検知 信号曲線 3 7 a, 3 7 b , …によ り 、 その巾だけの ト ラ ンジスタ 2 0 bの導通によ り通電され、 オペアンプ 4 0 b、 抵抗 2 2、 絶対 値回路 3 0 a、 ア ン ド回路 4 1 b によ り チヨ ヅ パ制御が行なわれ る。 電機子コイル 3 9 cについても上述した事情は全く 同様で、 端 子 4 2 cに図 3 8の位置検知信号曲線 3 8 a, 3 8 b , …が入力さ れて電機子コイ ル 3 9 cの通電制御が行なわれる。 ト ラ ンジスタ 2 0 c、 アン ド回路 4 1 c、 オペアンプ 4 0 b、 抵抗 2 2、 絶対値 回路 3 0 aの作用効果も前述した場合と全く 同様である。
電機子コイ ルの通電は、 突極が磁極に侵入する点若し く は 3 0度 の区間のいずれの点でもよい。 回転速度、 効率、 出力 トルクを考慮 して調整し、 位置検知素子となるコイル 1 0 a, 1 0 b , 1 0 cの 固定電機子側に固定する位置を変更する。 以上の説明よ り理解され るよう に 3相片波通電の電動機と して効率良く 、 大きい出力と高速
回転を行なう こ とができるので本発明の目的が達成される。
コ ンデンサ 4 7 a , 4 7 b , 4 7 cは小容量の方が充電電圧が高 電圧となるので、 通電曲線の立上がり と降下を急速と し、 高速回転 の電動機を得るこ とができ、 リ ラクタンス型電動機の欠点となって いる低速度となる欠点が除去できる。 上述したコ ンデンサの容量は 充電電圧が回路の 卜ランジタを破損しない範囲で小容量のものを使 用するこ とがよい。
界磁マグネッ 卜がないので、 減速若しく停止せしめる為の電磁制 動を行なう こ とが不可能となり、 また、 回生制動もできない欠点が ある。 従って、 サーボ電動機、 電動車用の駆動電動機と して使用す るこ とができない。
本発明によ り上述した欠点が除去される。 次にその詳細を説明す る。 回生制動の為に、 図 3 7 において、 コ ンデンサ 4 7 a, 4 7 b , 4 7 c , には、 半導体スイ ッチング素子となる トランジス 夕 2 8 a, 2 8 b, 2 8 cが直列に接続され、 トランジスタ Gが挿 入される。
正転中に制動の為に逆転する為には、 端子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cの入力信号を図 3 8の位置検知信号曲線 4 3 a , 4 3 b , ···、 曲線 4 4 a , 4 4 b , "-、 曲線 4 5 a, 4 5 b , —にそれぞれ 切換える。
次に正転中に逆転モー ドと して回生制動を行なう ときの詳細を説明 する。 正転モー ドのときの電機子コイル 3 9 a, の通電の説明をす る。
図 3 4において、 曲線 3 6 aは端子 4 2 aの入力位置検知信号であ る。 矢印 3 8 — 1 は 1 2 0度の巾を示している。 図 3 7の 卜ラ ンジ
スタ 2 8 a , 2 8 aはベース端子 4 a — 1 の入力によ り導通され る。
他の ト ラ ンジスタ 2 8 b, 2 4 bのべ一ス端子 4 a — 2の入力信 号ならびに ト ラ ンジスタ 2 8 c, 2 4 cのベース端子 4 a — 3 の入 力信号もそれぞれ対応する位置検知信号となる。
上述した トラ ンジスタ 2 8 a, 2 8 b , 2 8 cの制御は回生制動 時の逆転モー ドのと きに行なわれ、 正転モー ドのと きには、 ベース 端子 4 a — 1 , 4 a - 2 , 4 a — 3はアースレベルに保持され各 卜 ラ ンジスタは不導通に保持しても若しく は正転モー ドのと きにも逆 転モー ドと同じ導通制御をしても本発明の目的を達成するこ とがで きる。 端子 4 a - 1 , 4 a - 2 , 4 a - 3の入力信号はそれぞれ端 子 4 2 a, 4 2 b , 4 2 cの入力位置検知信号となっている。
電機子コイル 3 9 aの電流の立上がり部は、 コ ンデンサ 4 7 bの 高電圧によ り急速となる。 オペアンプ 4 0 bの出力が口一レベルに 転化する と、 ト ラ ンジスタ 2 0 aは不導通に転化するので、 卜 ラ ン ジスタ 2 8 aを介して磁気エネルギが電源側に還流され電機子コィ ル 3 9 a の電流が減少し、 所定値まで減少する と 、 オペア ンプ 4 0 bのヒステ リ シス特性によ り出力がハイ レベルとなり、 ト ラン ジスタ 2 0 aが導通して電流が增大する。 かかるサイクルを繰返す チヨ ッパ回路となる。 かかるチヨ ッパ回路は他の周知の手段でもよ い。
曲線 3 6 aの末端で トラ ンジスタ 2 0 a, 2 8 aが不導通となる ので、 蓄積磁気エネルギの放出による電流は、 コ ンデンサ 4 7 aを 充電するので急速に降下する。 従って前述したように、 減 トルク と 反 トルクの発生が防止されて高速高効率の電軌機が得られる。 励磁
電流値は基準電圧端子 4 0の電圧によ り制御することができる。 他 の電機子コイル 3 9 b, 3 9 cについても上述した事情は全く 同様 である。
正転中に逆転モードに転換して減速する場合を図 3 4の下段の曲線 について説明する。 出力の大きい電動機の場合には、 回生制動を行 ない、 回転子及び負荷の運動エネルギを電源に帰還する必要があ る。
次にその手段を説明する。 正転中に減速若しく は停止の為に、 逆 転モー ドに転換することによ りその目的が達成される構成となって いる。 逆転モー ドの場合の、 電機子コイル 3 9 aについて説明する と、 起電力は矢印 3 0の方向となり、 電機子コィル 3 9 aに印加さ れる電圧は、 V + Eとなる。 Vは端子 2 a, 2 bの電圧、 Eは逆起 電力即ち電機子コィル 3 9 aに鎖交する磁束量が回転とともに減少 することによる起電力である。
従って、 図 3 4のタイムチヤ一 卜の 2段目の曲線 4 3 aの位置検 知信号によ り、 点線 3 5 a, 3 5 c , …のように急速に設定値まで 増大すると、 オペアンプ 4 0 bの出力がローレベルとなるので、 卜 ラ ンジスタ 2 0 aが不導通に転化し、 電機子コイル 3 9 aの蓄積磁 気エネルギ放出による通電方向と逆起電力の方向は同方向となる。
正転中には、 上記した通電方向は反対方向となっているが、 逆転 ' モー ドの為に、 制動 トルクが発生しているので、 通電方向が同方向 となるものである。
従って、 ダイ オー ド 2 l a , 3 3 aを介して流れる電流は、 V— Eの電圧に転化した電源電圧に蓄積磁気エネルギを 卜ラ ンジス 夕 2 8 aを介して還流する こ と になるので、 通電電流の減少度合
は、 正回転時の場合よ り小さ く 、 降下部の巾が大き く なる。 従つ て、 図 3 4の点線 3 5 b, 3 5 dに示すよう になる。 所定値まで減 少すると、 オペアンプ 4 0 bのヒステ リ シス特性によ り、 その出力 がハイ レベルとなり、 再び ト ラ ンジスタ 2 0 aが導通して励磁電流 は急速に増大する。 かかるサイ クルを繰返すチヨ ッパ回路となる。 位置検知信号の始端と末端におけるコ ンデンサ 4 7 aの作用効果は 正転時の場合と全く 同様である。 図 3 4の点線 3 5 a, 3 5 c, … の巾は、 点線 3 5 b, 3 5 d , ··'の巾よ り小さ く なつている。 点線 3 5 a , 3 5 c , …の区間では、 電力を消費する力 、 時間巾が小さ いので電力は小量である。 点線 3 5 b, 3 5 d , …では、 回転子と 負荷のエネルギが電力に変換されて電源に還流されている。 この時 間巾は大きいので回生制動が行なわれる効果がある。 所定の減速が 完了したと きに、 正転に復帰すると正常な正転の運転に復帰するこ とができる。
上述した作用効果は、 電機子コイル 3 9 b, 3 9 cの場合にも全 く 同様である。 正転モー ドのときには、 トランジスタ Gのベース 端子は導通するようにその入力が保持され、 逆転モー ドに転化する と、 図 3 4の曲線 3 5 a, 3 5 c , …の時間巾のみだけ 卜 ラ ンジス タ Gが導通するようにベース制御されるので、 電源よ り電機子コィ ル 3 9 aの供電が行なわれ、 曲線 3 5 b, 3 5 d, …の巾だけ トラ ンジスタ Gは不導通とな り、 ト ラ ンジスタ 2 8 aを介して電力が電 源側に回生するこ とができる。
他の電機子コイル 3 9 b , 3 9 cについても上述した事情は同様 である。
次に回生制動でなく電磁制動の場合について説明する。 この場合
には トランジスタ Gは除去される。
逆転モー ドの場合に、 図 3 4の曲線 3 5 a, 3 5 c , …の立上が りが急速となり、 曲線 3 5 b, 3 5 d , …の巾が大き く なり、 この 区間においては、 各電機子コイルの蓄積磁気エネルギは、 ダイォ一 ド 2 1 a , 2 1 b , 2 1 c と ト ラ ン ジスタ 2 8 a , 2 8 b , 2 8 cを介して、 各電機子コイルのジュール損失となり、 一部が電 源に回生される。
次に、 突極と磁極による 1 8 0度の区間の出力 トルクを説明す る 。 図 3 8 の タ イ ム チ ャ ー ト において、 最下段の曲線 4 2 , 4 2 — 1 は矢印 3 4 a ( 1 8 0度) の出力 トルクを示している。 励 磁電流が小さいときには、 曲線 4 2 — 1 で示すように出力 トルクは 対称形で、 平坦な トルク特性となる。 励磁電流が大き く磁束が飽和 値に近づく と、 曲線 4 2で示すように非対称の 卜ルク曲線となる。 即ち突極が磁極に侵入し始めると急速に トルクが増大し、 次に平坦 となり、 次に漸減する。 更に励磁電流が増大すると平坦部が殆ど消 減する。 前述した正逆転のモー ドのときに、 中央部の巾の励磁コィ ルの通電の場合に、 トルク曲線が対称形 (曲線 4 2 — 1 ) のと きに は、 正逆転時の出力 トルク特性は変化しない。 しかし、 非対称の場 合には、 出力 トルク特性が変化する不都合がある。 しかし逆転モー ドの減速時に減速 トルクが減少するのみなので実用上差支えはな い。
1 2 0度の通電の場合に、 正転モー ドのときには、 矢印 3 4 bの巾 だけ励磁コイルの通電をすることが一般的手段であるが、 位置検知 信号の始端部よ り矢印 3 4 cで示すように 1 2 0度の通電をする場 合もある。 後者の場合は毎分数万回転の高速度回転の場合に有効で
ある。
上述した説明よ り理解されるよ うに、 正転中に逆転モー ド とする こ とによ り回生制動が行なわれて電動機が減速するこ とができる。 減速の トルクは図 3 7の端子 4 0の電圧によ り規制するこ とができ る。 減速して停止せしめる為には次の手段が採用される。 減速モー ドにする と同時に端子 4 0の電圧を回転速度に比例する電圧とする と、 減速するに従って減速 トルクが減少し、 停止すると電機子コィ ルの電流も零とな り、 停止せしめるこ とができる。
図 3 7のブロ ッ ク回路 2 8は、 電動機の回転速度に比例して +端 子 4 0 cの入力電圧を変更する回路である。 回生制動の為に逆転 モー ドに変更したと きに、 同時に切換スィ ッチ 4 0 aを切換えて、 プロ ッ ク回路 2 8の出力電圧がオペアンプ 4 0 bに入力されるよ う にすると、 電動機の減速と と もに端子 4 0 cの電圧が降下し、 従つ て励磁電流も減少する。 かかる制動によ り電動機は停止する。
マグネッ 卜回転子を有する電動機の電機子コイルを短絡した場合 の制動停止作用 と相似した停止特性を得るこ とができる。