明細書 - 容器およびブ ロ ー成形体 技術分野
本発明は、 容器およびブロ ー成形体に関 し、 さ ら に詳 し く は、 た と えば、 半導体製造用薬液の保存 · 貯蔵容器な どの低溶出性等が要求 さ れる用途 と して好適な容器およびブロ ー成形体に関する。 背景技術
半導体製造用薬液な どの高純度薬品は、 不純物な どの混入を嫌い、 その貯蔵 * 搬送にあたっては、 一定 レ ベ ルの純度が要求 される :. こ う した高純度薬品を貯蔵 · 搬送する ための容器 と しては、 従来か ら 、 ホ リ エチ レン、 ボ リ プロ ピ レンな どの材料が用い られている
しカゝ しなが ら 、 ポ リ エチ レン、 ポ リ プ ロ ピ レン等力ゝら は低分子の有 機成分 と と も に、 該樹脂に微量に含まれてい る金属元素が溶出する こ と があ り 、 容器内に貯蔵 · 保存されている薬液中に不純物が混入する おそれがあ り 、 十分に満足でき る も のではなかつ た
一方、 ノ ルボ ルネ ン系重合体な どの環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂 は、 低溶出性、 耐薬品性な どの特性に優れる ため、 医療用や食品用 の 容器に使用する こ と が提案されている :
特開平 4 一 2 7 6 2 5 3 号公報には、 ノ ルボルネ ン系開環重合体 と ホ リ カ ーボネー を用いて 2 0 0 m 1 の 2 層ブ ロ ー容器を成形 した例 が、 ま た特開平 1 0 — 1 5 7 7 1 9 号公報には熱可塑性 ノ ルボルネ ン 系樹脂を用いて 2 0 0 m 1 程度の容器をイ ン ジエ タ シ ョ ンブ口 一成形 した例がそれぞれ開示 されている .
しか しなが ら 、 半導体処理液用 の容器等は、 数十 リ ッ ト ル単位の容 量の も のが主 と して用い られ、 搬送のためにはで き る 限 り 軽量である こ と が必要 と され る ため、 大容量、 且つ肉薄であ っ て機械的強度 も 十
分な容器を成形する のに適 した材料が求め られている。 発明の開示
本発明は、 こ う した実状に鑑みてな され、 低溶出性に優れ、 大型の 容器を成形する に際 して容器本体の肉厚を薄く して も十分な強度が得 られる容器及びブ口 一成形体を提供する こ と を 目 的 と する。
上記 目 的を達成する ために、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む 層 ( I ) と 、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂以外の樹脂を含む層 ( I I ) と を少な く と も有する積層体か ら な り 、 該環状ォ レ フ イ ン系熱可 塑性樹脂が、 脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) が 3 0 重量%以 上で、 且つ、 該脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) 中の 1 0 重量。 /。 以上が ノ ルボルナン構造以外の脂環式構造を有する も の ( A— i ) で ある こ と を特徴 とする容器が提供される。 図面の簡単な説明
図 1 は本発明に係る容器の一実施形態を示すも ので、 ( A ) は容器 の縦断面図、 ( B ) は ( A ) の交差部の拡大図、 ( C ) は ( A ) の底 板部の拡大図、 ( D ) は ( A ) の本体部の拡大図である .:
図 2 は多層ブロ ー成形の金型を示す断面図であ る .:.
図 3 は本発明に係る 容器の他の実施形態を示す縦断面図であ る, 発明 を実施する ための最良の形態
容器およびブ ロ ー成形体
本発明に係る容器は、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 ( I ) と 、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂以外の樹脂を含む層 ( I I ) と を 少な く と も有する積層体か ら形成されてお り 、 該環状ォ レ フ イ ン系熱 可塑性樹脂が、 脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) が 3 0 重量% 以上で、 且つ、 該脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) 中の 1 0 重 量%以上が ノ ルボルナ ン構造以外の脂環式構造を有する も の( A — i )
であ る :, .
環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 ( I )
( 1 ) 環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂
本発明に用い られる環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂は、 主鎖及び/ または側鎖に脂環式構造を有する ものであ り 、 機械的強度、 耐熱性な どの観点から、 主鎖に脂環式構造を含有する も のが好ま しい。
重合体の脂環式構造 と しては、 シク ロ アルカ ン構造 ( ノ ルボルナン 環構造、 シク ロへキサン構造、 シク ロペンタ ン構造な ど) 、 シク ロ ア ルケ ン構造 ( ノ ルボルネ ン環構造、 シク ロへキセ ン構造、 シク ロペン テ ン構造な ど) な どが挙げられる が、 機械的強度、 熱安定性な どの観 点か ら 、 シク ロ アルカ ン構造が好ま しい。
脂環式構造を構成する炭素原子数は、 格別な制限はないが、 通常 4 〜 3 0 個、 好ま し く は 5 〜 2 0 個、 よ り 好ま し く は 5 〜 1 5 個の範囲 である と き に、 機械的強度、 耐熱性、 及び成形性の特性が高度にバラ ン ス され好適である。
本発明に用い られる環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂中の脂環式構造 を有する繰 り 返 し単位の割合は、 使用 目 的に応 じて適宜選択 されれば よ いが、 通常、 3 0 重量%〜 1 0 0 重量。 /。、 好ま し く は 5 0 重量%〜 1 0 0 重量0 /。、 よ り 好ま し く は 7 0 重量%〜 1 0 0 重量%であ る .3 脂 環式構造含有重合体樹脂を構成する脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 の割合が過度に少ない と 耐熱性に劣 り 、 上記範囲 と する こ と で、 機械 的強度、 耐熱性な どが高度にバラ ンス される ,
また、 脂環式構造を有する繰 り 返 し単位の中でノ ルボルナン環以外 の脂環式構造を有する繰 り 返 し単位の割合は、 好ま し く は 1 0 重量。 /。 以上、 よ り 好ま し く は 3 0 重量。 /。以上、 さ ら に好ま し く は 5 0 重量。 /。 以上である。 こ う した範囲 と する こ と で、 成形時の樹脂の機械的強度 および耐薬品性がー層向上 し、 また熱劣化、 酸化劣化に よ る成形品の 着色を も効果的に防止でき る。
環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂中の脂環式構造を有する繰 り 返 し単
位以外の残部は、 格別な限定はな く 、 使用 目 的に応 じて適宜選択され る .:
かかる脂環式構造含有重合体樹脂の具体例 と しては、 例えば、 ノ ル ボルネ ン系重合体、 単環の環状ォ レ フ ィ ン系重合体、 環状共役系ジェ ン系重合体、 ビニル脂環式炭化水素重合体、 及びこれ ら の水素添加物 な どが挙げられる: これら の中で も 、 ノ ルボルネ ン系重合体及びその 水素添加物、 環状共役ジェン系重合体及びその水素添加物な どが好ま し く 、 ノ ルボルネ ン系重合体及びそ の水素添加物が よ り 好ま しい。
① ノ ルボルネ ン系重合体及びその水素添加物
ノ ルボルネ ン ¾重合体は、 重合体繰 り 返 し構造単位中に、 ノ ルボル ネ ン系単量体から誘導される繰 り 返 し構造単位を含む も のであ り 、 重 合体繰 り 返 し構造単位中に、 単量体を構成する環の数が 3 つ以上の も の、 すなわち 3 環体以上の ノ ルボルネン系単量体か ら誘導される操 り 返 し構造単位を含有 している こ と が望ま しい。 3 環体以上の ノ ルボル ネ ン系単量体から誘導される繰 り 返 し構造単位の含有割合は、 特に限 定されないが、 全重合体繰 り 返 し構造単位に対 して、 好ま し く は 3 0 重量%〜 1 0 0重量%、 よ り 好ま し く は 5 0 重量%〜 1 0 0 重量。 /。、 さ ら に好ま し く は 7 0 重量。/。〜 1 0 0 重量% の範囲であ る こ う し た 特定の繰 り 返 し構造単位を、 特定量以上含有する こ と で、 樹脂の耐熱 性が向上 し、 熱劣化の防止効果 も 向上する。
ノ ルボルネ ン系単量体の具体例 と しては、
ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン (慣用名 ノ ルボルネ ン) 、 5 — メ チルー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ 卜 一 2 — ェ ン 、 5 , 5 — ジ メ チノレー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン、 5 — ェチル一 ビ シ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト 一 2 — ェ ン、 5 — ブチルー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン、 5 — ェチ リ デン ー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] —ヘプ ト 一 2 — ェ ン、 5 —へキ シル一 ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト — 2 — ェ ン、 5 — ォ ク チルー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト 一 2 —ェ ン - 5 — ォ ク タ -' シル一 ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン 、
5 —ェチ リ デ ン ー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ 卜 一 2 — ェ ン、 5 — メ チ リ デン ー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — ビニルー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 —ェ ン、 5 — プロ べ二 /レー ビシ ク 口 [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 —ェ ン、 5 — メ ト キ シ一 力 ノレボニル一 ビ シク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — シァ ノ 一 ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン、 5 — メ チノレー 5 — メ ト キ シカ ,レボニノレー ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン ; 5 — メ ト キ シカ ルボ二 ル ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 —ェ ン、 5 — エ ト キ シカ ルボ二 ル ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — メ チル一 5 — メ ト キ シカ ノレボニル ビ ンク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — メ チ ルー 5 — エ ト キ シカ ルボ二ル ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 —ェ ン、 ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 5 — ェニノレ 一 2 — メ チルプ ロ ビ ォネイ ト 、 ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 5 — ェニノレー 2 — メ チル オ タ タ ネ イ ト 、 ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン ー 5 , 6 - ジカ ルボ ン酸無水物、 5 — ヒ ド ロ キ シメ チノレ ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 , 6 — ジ ( ヒ ド ロ キ シメ チノレ ) ビシク ロ [ 2 , 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — ヒ ド ロ キ シー i 一 プ ロ ピノレ ビシ ク ロ
[ 2 . 2 . 1 ] へ 7 ト ー 2 — ェ ン 、 5 , 6 — ジカ ルボキ シ ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン ; 5 — シァ ノ ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] へ プ ト ー 2 —ェ ン、 ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト 一 2 — ェ ン 一 5 , 6 — ジカ ルボ ン酸ィ ミ ドな ど ;
ト リ シ ク ロ [ 4 . 3 . 1 2 · 3. 0 1 · 13 ] デカ 一 3 , 7 — ジェ ン (慣 用名 ジ シ ク ロ へ ン タ ジェ ン) 、 ト リ シ ク ロ [ 4 . 3 . 1 2 ' 5. 0 1 · ϋ ] デカ ー 3 — ェ ン : ト リ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 ' 5. 0 1 ' 6 ] ゥ ンデ力 — 3 , 7 — ジェ ン若 し く は ト リ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 ' 5. 0 1 · 6 ] ゥ ンデ力 一 3 , 8 — ジェ ン ま たは こ れ ら の部分水素添加物 ( ま たは シ ク 口 ベ ン タ ジェ ン と シ ク ロ へキセ ンの付加物) で あ る ト リ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5. 0 1 · (i ] ゥ ンデカ ー 3 —ェ ン ; ト リ シ ク ロ [ 4 . 4 .
1 2 · ' . 0 1 · 6— — 3 — ゥ ンデセ ン 、 5 — シ ク ロ ベ ンチノレ 一 ビシ ク ロ
[ 2 . 2 .. 1 ] へブ ト 一 2 —ェ ン、 5 — シ ク ロ へキ シノレー ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト 一 2 — ェ ン、 5 — シ ク ロ へキセ ニノレ ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ ト ー 2 — ェ ン、 5 — フ エ 二ルー ビ シ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプ 卜 一 2 —ェンな ど :
テ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 , 1 2 ' 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 —ェ ン (単にテ ト ラ シ ク ロ ドデセ ン と も レ、 う ) 、 8 — メ チルテ ト ラ シ ク ロ
[ 4 . 4 . 1 2 · 5 . l 7 ' 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — ェチル テ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — メ チ リ デ ンテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ド デカ 一 3 — ェ ン、 8 — ェチ リ デ ンテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 ' 1 。 · 0 ] — ドデカ ー 3 — ェ ン、 8 — ビュルテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7. ' ° . 0 ] — ドデカ ー 3 — ェ ン 、 8 — プロ ぺニル一 テ ト ラ シク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — メ ト キ シカ ルボ二ルテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 ' 1 0 . 0 ] — ドデカ ー 3 — ェン、 8 — メ チノレ ー 8 — メ ト キ シカ ルボ二ルテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 '2 · 5. 1 7 ' 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — ヒ ド ロ キ シ メ チルテ 卜 ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ド デカ ー 3 — ェ ン 、 8 — カ ノレボキ シテ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 ' 2 . 1 7■ 1 0 . 0 ] ー ドデカ ー 3 — ェ ンな どのテ ト ラ シ ク ロ ドデセ ン ( 4 環 体) 構造を有する単量体 (テ ト ラ シク ロ ドデセ ン系単量体) 、 5 , 6 ー ジフ エ 二ルー ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ぺブ ト 一 2 — ェ ン、 1 , 4 一 メ タ ノ ー 1 , 4 , 4 a , 9 a — テ ト ラ ヒ ド ロ フ ノレオ レ ン 、 1 , 4 — メ タ ノ 一 1 , 4 , 4 a , 5 , 1 0 , 1 0 a —へキサ ヒ ド ロ ア ン ト ラ セ ン、 5 - (ナ フチノレ ) 一 ビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ぺプ ト 一 2 — ェ ン 、 5 —
( ビフ エ ニル) 一 ビシ ク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ぺプ ト 一 2 — ェ ンな ど :
8 — シ ク ロ ヘンチゾレ ー テ 卜 ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0. 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — シ ク ロ へキ シル一 テ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5 . 1 7 · 1 0 . 0 ] — ドデ力 一 3 — ェ ン、 8 — シ ク ロ へキセ 二ルー テ ト ラ シ ク ロ [ 4 . 4 . I 2■ 3 . 1 7 · 1 。 . 0 ] — ドデ力 一 3
— ェ ン、 8 — フ エ 二ルー シ ク ロ ベ ンチゾレ 一 テ ト ラ シ ク ロ [ 4 .· 4 . 1
2 · 5 . 1 7■ 1 0 . 0 ] — ドデカ ー 3 — ェ ン ; テ 卜 ラ シク ロ [ 7 . 4 .
1 1 0 · 1 3 . 0 1 · 9. 0 2 · 7 ] ト リ デカ 一 2 , 4 , 6 , 1 1 — テ ト ラ エ ン ( 1 , 4 一 メ タ ノ 一 1 , 4 , 4 a , 9 a — テ ト ラ ヒ ド ロ フルオ レ ン と も レ、 う ) 、 テ ト ラ シク ロ [ 8 . 4 . 1 1 1 · 1 . 0 1 · 1 0 . 0 3 · 8 ] テ ト ラデカ ー 3 , 5 , 7 , 1 2 — テ ト ラ ェ ン ( 1 , 4 — メ タ ノ ー 1 , 4 , 4 a , 5 , 1 0 , 1 0 a —へキサ ヒ ド ロ ア ン ト ラ セ ン と も レ、 う ) 、 ペ ン タ シク ロ [ 6 . 5 . 1 1 · 8 . 1 3 · 6 . 0 2 · 7. 0 9 ' 1 3 ] ペン タ デカ 一 3 , 1 0 — ジェ ン、 ペン タ シ ク ロ [ 7 . 4 . 1 3 · 6 . 1 1 0 ' 1
3 . 0 1 · 9 . 0 2 · 7 ] ベン タデ力 一 4 , 1 1 一 ジェンな ど ;
シク ロペン タ ジェ ンの 4 量体な どがそれぞれ挙げられる。
これ ら の ノ ノレボルネ ン系単量体は、 炭素数 1 〜 2 0 のア ルキル基、 フ エ ニル基、 カ ルボニル基、 ヒ ド ロ キ シル基、 ォキ シ基、 ハ ロ ゲ ンな どで置換されたものでも よい
上記 した各種ノ ルボルネ ン系単量体は、 それぞれ単独であるいは 2 種以上を組合わせて用い られる。
ノ ルボルネ ン系単量体から誘導 される繰 り 返 し構造単位以外の繰 り 返 し構造単位を誘導する単量体 と し て 、 ビニル系化合物な どが挙げ ら れる。
'共重合可能な ビュル化合物 と しては、 例えば、 エチ レ ン、 プロ ピ レ ン、 1 ー ブテ ン、 1 —ペ ンテ ン、 1 —へキセ ン、 3 — メ チル一 1 — ブ テ ン、 3 — メ チル一 1 —ベンテ ン、 3 — ェチルー 1 —ペ ンテ ン、 4 — メ チノレ 一 1 一ベンテ ン、 4 — メ チゾレー 1 — へキセ ン 、 4 , 4 — ジ メ チ ノレ — 1 一 へキセ ン、 4 , 4 — ジ メ チノレー 1 一 ペンテ ン、 4 — ェチノレ 一 1 — へキセ ン、 3 — ェチルー 1 — へキセ ン、 1 — ォ ク テ ン、 1 ー デセ ン、 1 — ドデセ ン、 1 — テ ト ラデセ ン、 1 — へキサデセ ン 、 1 一 オ タ タデセ ン、 1 —エイ コ セ ンな どの炭素数 2 〜 2 0 の α — ォ レ フ ィ ン ; シ ク ロ ブテ ン、 シ ク ロ ベンテ ン 、 シ ク ロ へキセ ン、 3 , 4 — ジメ チル シ ク ロ ベ ンテ ン、 3 — メ チルシ ク ロ へキセ ン 、 2 — ( 2 — メ チノレブチ
ノレ) 一 1 ー シ ク ロ へキセ ン、 シク ロ ォ ク テ ン、 3 a , 5 , 6, 7 a - テ ト ラ ヒ ド ロ ー 4, 7 — メ タ ノ ー 1 H — イ ンデンな どの シク ロ ォ レ フ イ ン ; 1 , 4 一へキサ ジェ ン、 4 — メ チルー 1 , 4 —へキサジェ ン、 5 — メ チルー 1 , 4 一へキサジェン、 1 , 7 —ォク タ ジェンな どの非 共役ジェン ; な どが挙げ られる。 これ ら の ビュル系化合物は、 それぞ れ単独で、 あ る いは 2 種以上を組み合わせて使用する こ と ができ る。
ノ ルボルネ ン系単量体または ノ ルボルネ ン系単量体と 共重合可能な ビニル系化合物 と の重合方法および水素添加方法は、 格別な制限はな く 公知の方法に従っ て行 う こ と ができ る ,:,
ノ ルボルネ ン系単量体の開環 (共) 重合体を得る ために使用 される 開環重合触媒 と して、 ルテニ ウ ム、 ロ ジウ ム、 パラ ジウム、 ォス ミ ゥ ム、 イ リ ジウム、 白金な どの金属のハ ロ ゲン化物、 硝酸塩またはァセ チルアセ ト ン化合物 と 、 還元剤 と から な る触媒系、 あ るいは、 チタ ン、 バナジ ウ ム 、 ジルコ ニ ウ ム 、 タ ン グス テ ン、 モ リ ブデ ンな どの金属の ハ ロ ゲ ン化物またはァセチルァセ ト ン化合物 と 、 有機アル ミ ニ ウ ム化 合物 と から な る触媒系を挙げられる。 開環重合は、 通常、 溶媒中 また は無溶媒で、 通常一 5 0 〜 1 0 0 °Cの重合温度、 0 k g / c m 2〜 5 0 k g ノ c m 2の重合圧力で行われる .:
水素添加 ノ ルボ /レ ネ ン系重合体は、 常法に従っ て、 開環 (共) 重合 体を水素添加触媒の存在下に水素によ り 水素化する方法に よ り 得る こ と がで き る : 水素添加率は、 通常 5 0 %以上、 好ま し く は 7 0 %以上、 よ り 好ま し く は 9 0 %以上である .
ノ ルボルネ ン系単量体 と ビニル系化合物 と の付加共重合体は、 例え ば、 溶媒中 ま たは無溶媒で、 チ タ ン、 ジルコ ニ ウ ム、 またはバナジ ゥ ム化合物 と 有機アル ミ ニ ゥム化合物 と から な る触媒系の存在下で、 通 常、 一 5 0 〜 1 0 0 °Cの重合温度、 0 k g / c m 2〜 5 0 k g / c m 2 の重合圧力で、 単量体成分を共重合 して得 られる,
② 単環の環状ォ レフ ィ ン系重合体
単環の澴状ォ レ フ イ ン系重合体は、 シ ク ロ ロ へキセ ン、 シク ロ へフ
テ ン、 シ ク ロ ォク テ ンな どの単環の環状ォ レ フ ィ ン—系単量体を付加重 合 して得られる ものであ る .:. 具体的には特開昭 6 4 — 6 2 1 6 号公報 に開示 されている も のが挙げられる。
③ 環状共役ジェ ン系重合体
環状共役ジェン系重合体は、 シク ロ べン タ ジェン、 シク ロ へキサジ ェ ンな どの環状共役ジェ ン系単量体を 1 , 2 — または 1 , 4 —付加重 合 し、 所望に よ り 水素化 して得 られる も のである , 具体的には特開平 6 - 1 3 6 0 5 7 号公報ゃ特開平 7 — 2 5 8 3 1 8 号公報に開示 され てレヽる も のが挙げられる。
④ ビニル脂環式炭化水素系重合体
ビニル脂環式炭化水素系重合体は、 ビュルシク ロ へキセ ン、 ビュル シク 口へキサンな どの ビュル脂環式炭化水素系単量体や、 スチ レン、 α — メ チルスチ レ ンな どの ビュル芳香族系単量体を付加重合 し、 所望 によ り 水素化 して得られる も のである .: 具体的には特開昭 5 1 一 5 9 9 8 9 号公報、 特開昭 6 3 — 4 3 9 1 0 号公報、 特開昭 6 4 — 1 7 0 6 号公報な どに開示 されている も のが挙げ られる。
本発明に用い られる ノ ルポルナン環以外の脂環式構造を有する繰 り 返 し構造を含有する環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂は、 上記ノ ルボル ネ ン系単量体の 中で、 5 , 6 — ジフ ヱ ニル一 ビ シ ク ロ [ 2 , 2 , 1 ] へブ ト 一 2 — ェ ン 、 1 、 4 — メ タ ノ 一, 4 , 4 a , 9 a , テ ト ラ ヒ ド 口 フ ルオ レ ン、 1 、 4 — メ タ ノ ー, 4 , 4 a , 5, 1 0 , 1 0 a , へ キサ ヒ ド ロ ア ン ト ラ セ ン、 5 — ( α — ナフ チル) 一 ビシ ク ロ [ 2 , 2 , 1 ] へフ ト ェ ン 、 5 — ( 0 — ナ フ チル) 一 ビ シ ク ロ [ 2 , 2 , 1 ] へ プ ト ェ ン、 5 — ( ビフ エ ニル) ー ビシ ク ロ [ 2 , 2 , 1 ] ヘプ ト ェ ン 等の中か ら選ばれた単量体をそれぞれ単独で、 あ る いは 2 種類以上を 組み合わせて、 ある いはそれ以外の ノ ルボルネ ン系単量体、 単環の環 状ォ レ フ イ ン系単量体、 環状共役ジェ ン系、 ビニル脂環式炭化水素系 単量体、 ビニル芳香族系単量体、 ビニル系単量体な どの前述の単量体 と 組み合わせて、 開環又は付加重合 し 、 所望に よ り 水素化 して得る こ
と ができ る : ―
上記環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂の分子量は、 使用 目 的に応 じて 適宜選択 されるが、 シク ロ へキサン溶液 (重合体樹脂が溶解 しない場 合は ト ノレェ ン溶液) のゲル ' ハ ー ミ エーシ ヨ ン . ク ロ マ ト グラ フ法で 測定 したボ リ ス チ レ ン換算の数平均分子量で、 5 , 0 0 0 以上、 好ま し く は 5 , 0 0 0 〜 5 0 0 , 0 0 0 、 よ り 好ま し く は 8 , 0 0 0 〜 2 0 0 , 0 0 0 、 特に好ま し く は 1 0 , 0 0 0 〜 1 0 0 , 0 0 0 の範囲 である と き に、 成形性 と機械的強度のバ ラ ン ス に優れている。
環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂の、 2 8 0 °C , 荷重 2 . 1 6 k g f におけ る J I S - K - 6 7 1 9 に よ り 測定 したメ ル ト フ ロ ー レー ト は . 使用 目 的に応 じて適宜選択すれば良いが、 通常 1 〜 1 0 0 g Z l 0 m i n . 、 好ま し く は 2 〜 5 0 g Z l 0 m i n . 、 よ り 好ま し く は 3 〜 4 0 g / 1 0 m i n . であ る。 メ ノレ ト フ ロ ー レー ト が低すぎる と成形 時に成形用材料を加温する温度が よ り 高温と な る ため加工 しに く い場 合が生 じ、 逆にメ ル ト フ ロ ー レ一 卜 が高すぎる と成形品の厚み変動な どの成形不良が発生する場合が生 じる傾向にある。
これ ら の環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂は、 それぞれ単独で、 あ る いは 2 種以上を組み合わせて用いる こ と ができ る, :
( 2 ) その他の成分
環状ォ レフ ィ ン系熟可塑性樹脂を含む層 ( I ) には、 必要に応 じて、 その他の成分 と して各種の配合剤が含有されていて も よ い.
配合剤 と しては、 老化防止剤、 安定剤、 紫外線吸収剤、 難燃剤、 可 塑剤、 結晶核剤、 塩酸吸収剤、 顔料、 染料、 帯電防止剤、 充填剤、 滑 剤、 多価アルコ ールの部分エス テルおよび部分エーテル、 ブロ ッ キン グ防止剤、 軟質重合体、 そ の他の熱可塑性樹脂、 有機オ リ ゴマー成分 な どが挙げられる . これ ら の配合剤は、 溶出 しに く い も のが好ま し く 、 例えば分子量が 5 0 0 以上、 好ま し く は 1 0 0 0 以上の も のが選択 し て用レ、 られる . さ ら に、 着色剤を配合する こ と によ り 、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 ( I ) に遮光性を持たせる よ う に して も 良
レヽ :, '
軟質重合体は、 通常 3 0 ° C以下のガ ラ ス転移温度を有する重合体 であ り 、 T g が複数存在する重合体や T g と 融点 ( T m ) の両方を有 する重合体の場合には、 最も低い T g が 3 0 °C以下であれば、 該軟質 重合体に含まれる:
こ の よ う な軟質重合体 と しては、 ( a ) エチ レ ンや、 プ ロ ピ レ ンな どの c — ォ レ フ ィ ンか ら 主 と して な る ォ レ フ ィ ン系軟質重合体、 ( b ) イ ソ プチ レ ンか ら主と してなるイ ソブチ レ ン系軟質重合体、 ( c ) ブ タ ジェン、 イ ソプ レンな どの共役ジェンカゝら主 と してな る ジェン系軟 質重合体、 ( d ) けい素一酸素結合を骨格 と する軟質重合体 (有機ボ リ シロ キサ ン) 、 ( e ) a , /3 —不飽和酸 と その誘導体か ら主 と して な る軟質重合体、 ( f ) 不飽和アルコ ールお よびア ミ ンまたはそのァ シル誘導体ま たはァセ タールから主と してなる軟質重合体、 ( g ) ェ ポキシ化合物の重合体、 ( h ) フ ッ素ゴム 、 ( i ) そ の他の軟質重合 体、 な どが挙げられる。
これ らの軟質重合体の具体例 と しては、 例えば、
( a ) と しては、 液状ポ リ エチ レン、 ァ タ ク チ ッ ク ポ リ プロ ピ レン、 1 — ブテ ン、 4 — メ チノレー 1 ー ブテ ン、 1 —へキセ ン、 1 — ォ ク テ ン および 1 —デセ ンな どの単独重合体 ; エチ レ ン . α — ォ レ フ ィ ン共 重合体、 プ ロ ピ レ ン · α — ォ レ フ ィ ン共重合体、 エチ レ ン · プ ロ ピ レ ン . ジェ ン共重合体 ( E P D M ) 、 エチ レ ン . 環状ォ レ フ ィ ン共重合 体お よびエチ レ ン · プ ロ ピ レ ン · ス チ レ ン共重合体な どの共重合体が 挙げ られる :
( b ) と して は、 ホ リ イ ソ ブチ レ ン、 イ ソ プチ レ ン . イ ソ プ レ ン ゴム 、 ィ ソ ブチ レ ン · スチ レ ン共重合体な どが挙げられる ,
( c ) と しては、 ホ リ ブタ ジエ ン、 ポ リ イ ソ プ レ ンな どの共役ジェン の単独重合体 : ブ タ ジエ ン · ス チ レ ン ラ ン ダム共重合体、 ィ ソ プ レ ン . ス チ レ ン ラ ン ダム共重合体、 ァ ク リ ロ ニ ト リ ル ' ブ タ ジエ ン共重 合体、 ア ク リ ロ ニ ト リ ル . ブタ ジエン共重合体の水素添加物、 ァ ク リ
ロ ニ ト リ ル . ブ タ ジエ ン . ス チ レ ン共重合体な どの-共役ジェ ンの ラ ン ダム共重合体 ; ブ タ ジエ ン . ス チ レ ン ' ブ ロ ッ ク 共重合体、 スチ レ ン . ブタ ジエン . スチ レ ン · ブロ ッ ク 共重合体、 イ ソ プ レン . スチ レ ン . ブ ロ ッ ク 共重合体、 ス チ レ ン · ィ ソ プ レ ン · ス チ レ ン · ブ ロ ッ ク 共重合体な どの共役ジェン と 芳香族 ビュル系炭化水素のプロ ッ ク 共重 合体、 およびこれ らの水素添加物な どが挙げられる。
( d ) と して は、 ジメ チルポ リ シ ロ キサ ン 、 ジ フ エ 二ルポ リ シ ロ キサ ン、 ジ ヒ ド ロ キ シポ リ シ ロ キサ ン、 な どの シ リ コ ー ン ゴム な どが挙げ られる
( e ) と し て は、 ホ リ ブチルァ ク リ レー ト 、 ポ リ プチルメ タ ク リ レー ト 、 ポ リ ヒ ド ロ キシェチルメ タ ク リ レー ト 、 ポ リ ア ク リ ノレア ミ ド、 ポ リ ァ ク リ ロ ニ ト リ ルな どの ァ ク リ ルモ ノ マーの単独重合体 ; ブチル ァ ク リ レ一 ト · ス チ レ ン共重合体な どのァ ク リ ノレモ ノ マ一 と そ の他の モ ノ マー と の共重合体が挙げられる。
( f ) と しては、 ポ リ ビュルアルコ ー ノレ 、 エチ レ ン ビ二 /レアノレコ ール 共重合体、 ポ リ 酢酸ビュル、 ポ リ ステア リ ン酸ビニル、 ポ リ 安息香酸 ビュル、 ポ リ マ レイ ン酸ビュルな どの (エス テル化) 不飽和アル コ ー ルの単独重合体 : 酢酸 ビニル . ス チ レ ン共重合体な どの (エ ス テル 化) 不飽和アルニ ール と その他のモ ノ マー と の共重合体な どが挙げら れる .:.
( g ) と しては、 ポ リ エチ レ ンォキ シ ド、 ボ リ プ ロ ピ レ ンォキ シ ド、 ェ ピ ク ロ ロ ヒ ド リ ン ゴム 、 な どが挙げられる :,
( h ) と して は、 フ ッ 化 ビニ リ デ ン系 ゴム 、 四 フ ッ 化工チ レ ン 一 プ ロ ピ レ ン ゴムな どが挙げられる .:
( i ) と しては、 天然ゴム 、 ボ リ ペプチ ド、 蛋白質、 および特開平 8 一 7 3 7 0 9 号 報記載のポ リ エ ス テル系熱可塑性エ ラ ス ト マ一、 塩 化 ビニル系熱可塑性エ ラ ス ト マ一、 ボ リ ア ミ ド系熱可塑性エ ラ ス ト マ 一な どが挙げられる:.
こ れ ら の軟質重合体は、 架橋構造を有 した も のであ っ て も よ く 、 ま
た、 変性によ り 官能基を導入 した も のであって も よ い ,:,
本発明においては、 上記軟質重合体の中でも ( a ) 、 ( b ) 、 ( c ) の軟質重合体が、 特に ゴム弾性に優れ、 機械的強度、 柔軟性、 分散性 に優れる ため好ま しい, なかで も 、 ( c ) の ジェン系軟質重合体が好 ま し く 、 さ ら に共役ジェ ン結合単位の炭素一炭素不飽和結合が水素添 加 されたジェ ン系軟質重合体の水素添加物が、 よ り 好ま しい。 こ の よ う な軟質重合体の具体例 と しては、 例えば、 ポ リ ブタ ジエ ンな どの単 独重合体の水素添加物、 ブ タ ジエ ン ' ス チ レ ン共重合体な どのラ ンダ ム共重合体の水素添加物 ; ブタ ジエン · ス チ レ ン · ブ ロ ッ ク 共重合 体、 ス チ レ ン ' ブ タ ジエ ン ' ス チ レ ン ' ブ ロ ッ ク 共重合、 イ ソ プ レ ン ' ス チ レ ン · ブ ロ ッ ク 共重合体、 ス チ レ ン · ィ ソ プ レ ン · ス チ レ ン · ブ 口 ッ ク 共重合体な どのプロ ッ ク 共重合体の水素添加物 ; な どが挙げ られる。
その他の熱可塑性樹脂 と しては、 ポ リ 塩化 ビュル、 ポ リ メ チルメ タ ク リ レー ト 、 ポ リ ス チ レ ン、 ポ リ メ チルメ タ タ リ レー ト ス チ レ ン共重 合体、 ポ リ ア ク リ ロ ニ ト リ ノレ 、 ポ リ ア ク リ ロ ニ ト リ ルス チ レ ン共重合 体、 ハイ イ ンパク ト ポ リ ス チ レ ン ( H I P S ) 、 ァ ク リ ロ ニ トノレブ タ ジエ ン ス チ レ ン共重合体 ( A B S 樹脂) 、 ポ リ カ ーボネー ト 、 ポ リ ア リ レー ト 、 ボ リ サルフ ォ ン 、 ボ リ エーテルサルフ ォ ン 、 ポ リ フ ユ レ ンェ一テル等の非晶性榭脂 ; ボ リ エチ レン、 ボ リ プ ロ ピ レ ン、 ポ リ メ チルペ ンテ ン等の鎖状ポ リ オ レ フ イ ン系重合体 ; ポ リ エチ レ ンテ レ フ タ レ一 ト 、 ポ リ ブチ レ ンテ レ フ タ レ一 ト 、 ボ リ エチ レ ンナ フ タ レー ト 、 芳香族ホ リ エ ス テル等のホ リ エ ス テル系重合体 : ナイ ロ ン 6 、 ナイ 口 ン 6 6 、 ナイ ロ ン 1 2 、 ボ リ ア ミ ドイ ミ ド等のポ リ ア ミ ド系重合体 ; ポ リ ビニルア ルコ ール、 ポ リ 塩化 ビニ リ デンな どの ビニル系重合体 ; ポ リ フ ッ 化 ビニ リ デン、 ボ リ テ ト ラ フルォロ エチ レ ンな どの フ ッ 素系 重合体 ; ポ リ ア ク リ ロ ニ ト リ ル、 シン ジオタ ク チ ッ ク ポ リ スチ レン、 ポ リ オキ シ メ チ レ ン、 ポ リ フ エ 二 レ ンサルフ ァ イ ド、 ボ リ エ一テルエ ーテルケ ト ン 、 液晶ボ リ マーな どの結晶性 (熱測定で結晶融点が観察
される も の) 樹脂が挙げられる。 機械的強度ゃ耐溶剤性の観点か ら結 晶性樹脂が好適である。
これら の結晶性樹脂の中でも、 ポ リ エチ レ ン (高密度ポ リ エチ レン、 低密度ポ リ エチ レン、 超低'密度ポ リ エチ レン、 超高分子量ポ リ エチ レ ン) 、 ポ リ プロ ヒ レ ンな どの鎖状ポ リ オ レ フ イ ンが比重、 機械的強度 等の面で好適である。
これら の軟質重合体及び熱可塑性樹脂は、 それぞれ単独で、 あるい は 2 種以上を組み合わせて用いる こ と ができ る。
軟質重合体及びそ の他の熱可塑性樹脂の配合量は、 環状ォ レ フ ィ ン 系熟可塑性樹脂 と の合計量に対 して通常 0 . 0 0 1 〜 5 0 重量%、 好 ま し く は 0 . 1 〜 4 0 重量%、 さ ら に好ま し く は 1 〜 3 0 重量%であ る .: 配合量が上記範囲にある と き に、 容器またはプロ 一成形体の機械 的強度が よ り 向上 して好ま しい。
これら配合剤を添加する方法は、 配合剤が樹脂中で光線透過率を低 下させない程度に十分に分散する方法であれば、 特に限定 されない。 例えば、 ミ キサーや一軸混練機、 二軸混練機な どで樹脂を溶融 した状 態で配合剤を添加 して混練する方法や、 適当 な溶剤に溶解 して配合剤 を分散 させた後、 凝固法、 キ ャ ス ト 法、 または直接乾燥法に よ り 溶剤 を除去する方法な どがあ る :
混練する場合には、 一般に、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂のガラ ス転移温度を T g と する と 、 ( T g + 2 0 ) °C〜 ( T g + l 5 0 ) °C の樹脂温度で、 十分にシェア をかける :. 榭脂温度が低すぎる と 粘度が 高 く な り 混練が困難であ り 、 高すぎる と樹脂や配合剤が劣化 し、 粘度 や融点の差によ り 両者が う ま く 混練でき ない: 二軸混練機を用いる場 合、 混練後は、 通常は溶融状態で棒状に押出 し、 ス ト ラ ン ドカ ッ ター で適当 な長 さ に切 り 、 ペ レ ツ ト 化 して用レ、 られる こ と が多い.:.
環状ォ レ フ ィ ン系熟可塑性樹脂以外の熱可塑性樹脂を含む層 ( I I ) ( 1 ) 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性榭脂以外の熱可塑性樹脂
環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂以外の熱可塑性樹脂 と し ては、 前述
の環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂に配合でき る非結性榭脂ゃ結晶性樹 脂 と 同一の も のが挙げられるが、 結晶性樹脂を用いる と 、 容器の機械 的強度ゃ耐溶剤性が よ り 向上する。 中でも、 ポ リ エチ レ ン (た と えば 低密度ポ リ エチ レ ン、 高密度ポ リ エチ レ ン、 直鎖状低密度ポ リ エチ レ ン、 超低密度ボ リ エチ レ ン) 、 ポ リ プ ロ ピ レ ンな どの鎖状ポ リ オ レ フ イ ンを用いる と 、 軽く 、 高強度の容器を低コ ス 卜 で得る こ と ができ る これら の樹脂は、 単独でまたは 2 種以上組み合わせて用いる こ と が でき 、 例えば、 その他の樹脂を 2 種類以上含む組成物から 、 そ の他の 樹脂を含む層 ( I I ) を形成 して も よ く 、 またそれぞれの樹脂層を複 数層形成する こ と もでき る :.
( 2 ) その他の成分
上記環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性榭脂以外の樹脂には、 必要に応 じて、 その他の成分 と して各種の配合剤を添加する こ と ができ る。
配合剤 と しては、 上記環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂に配合可能な 配合剤 と 同様の成分の中で、 当該環状ォ レフ ィ ン系樹脂以外の樹脂 と 異種の成分を配合する こ と ができ る。
これら配合剤を添加する方法は、 前述の、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑 性樹脂にその他の配合剤を混合する方法 と 同様であ る .,
積層体の構造
本発明に係る容器を形成する積層体は、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性 樹脂を含む層 ( I ) と 、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂以外の樹脂を 含む層 ( I I ) と を少な く と も 1 層ずつ有する 2 層以上で構成 されて 各層の積層順は特に限定 されないが容器の最内層 を層 ( I ) で 形成する と 、 低溶出性に優れた も のになる。 積層体が 3 層以上の樹脂 層で構成 されている場合には、 同種の樹脂層が接触せずに存在 して も ょ レ、 し 、 全て異なる樹脂層であっ て も よい:. 具体的には、 例えば層 ( I I ) の両面に接すろ層が同一ま たは異な る環状ォ レ フ ィ ン系熟可塑性 樹脂の層 ( I ) で形成 されていて も よ い し、 また、 層 ( I ) の片面、 た と えば、 容器の外層側に、 異な る樹脂で形成 された層 ( I I を有
して も よレ、 ―
各層の厚みに関 しては、 層 ( I ) 力;、 0 . 0 0 l m m〜 9 9 . 5 m m、 好ま し く は 0 . 0 1 m m〜 5 0 m m、 よ り 好ま し く は 0 . l m m 〜 1 0 m mの厚みを持ち、 層 ( I I ) 力;、 0 . 5 m m〜 9 9 . 9 m m、 好ま し く は 0 . 5 m m〜 7 0 m m、 よ り 好ま し く は l m m〜 2 0 m m の厚みを持つ こ と が望ま しい: 層 ( I ) の厚みを上記範囲 とする こ と で、 成形時の ク ラ ッ ク の発生を防止する こ と ができ る .: 大型の容器を 製造する観点からは、 脂環式構造含有重合体樹脂層は薄いほ ど好ま し いが、 あ ま り に薄い と 低溶出性が低下する。 また層 ( I I ) の厚みを 上記範囲 と する こ と で、 成形体の十分な強度を保持する こ と ができ る : 前記積層体は、 最内層 と して層 ( I ) を有 し、 最外層 と して層 ( I
I ) を有する こ と が好ま しい . 積層体を こ の構成にする こ と で、 成形 体の低溶出性 と 強度を高度にバ ラ ンスでき る。
層 ( I I ) の厚みを、 層 ( I ) の厚みよ り 厚く してあ る こ と が好ま しい。 こ のよ う にする こ と によ り 、 成形体の強度低下を効果的に防止 する こ と ができ る:
なお、 構成する層 ( 1 ) と層 ( I I ) と の間には接着剤層を設けて も 良い.. こ の接着剤 と しては、 公知の接着剤を広 く 用いる こ と ができ 、 た と えば、 無水マ レ イ ン酸変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 (た と えば、 三井 化学社製のア ドマー、 三菱化学社製のモディ ッ ク な ど) 、 不飽和ポ リ ォ レ フ ィ ンな どの低 (非) 結晶性軟質重合体、 エチ レ ン zア ク リ ル酸 エス テル/無水マ レイ ン酸 3 元共重合体 (た と えば、 住化シーデ イ エ フ化学製のボンダイ ンな ど) または これら を含む接着性樹脂組成物な どを用いる こ と ができ る。
積層体の厚 さ に、 特に限定されないが、 好ま し く は 0 . 0 0 1 m m 〜 1 0 0 m m、 よ り 好ま し く は 0 . 0 1 m m〜 5 0 m m、 さ ら に好ま し く は 0 . 0 5 m m〜 1 0 m mであ る : 積層体の厚 さ が上記範囲にあ る と き に、 容器( 軽量性、 低溶出性、 機械的強度が高度にバ ラ ン ス し て好適である .
容器
本発明に係る容器は、 上記積層構造を有する も のであれば、 その成 形方法は特に限定は されないが、 例えば以下の方法に よ り 成形される: 第 1 の方法 と しては、 前述の環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む 層 ( I ) 、 及びその他の樹脂を含む層 ( I I ) と を、 例えば、 押出成 形や射出成形等によ り 各々別々 に シー ト状、 パイ プ又はチュ ーブ状に 成形 した後に積層 させ、 その後に積層体を所定の形状にブロ ー成形す る 方法が挙げられる。 こ の場合において、 積層体は成形後に延伸 され てレ、て も よい
第 2 の方法と しては、 環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂 と 、 その他の 榭脂を各々 同時に溶融させて、 多層ブロ ー成形、 射出成形な どに よ り 直接、 容器を形成する方法が挙げれる
上記これら の方法の中でも 、 多層ブロ ー成形に よ り 成形 してある こ と が好ま しい。 多層ブロ ー成形を用いる こ と で、 よ り 大型で肉薄の容 器の製造が容易になる。
プロ 一成形においては、 ブロー倍率を通常 1 . 3 倍〜 5 0倍、 好ま し く は 2 倍〜 3 0倍、 よ り 好ま し く は 3 倍〜 1 0 倍の範囲にする。 ブ ロ ー倍率と は、 ハ リ ソ ン壁の厚さ を、 ブロ ー後の容器壁の厚さ で割つ た値の こ と である : 例えば、 パ リ ソ ン壁の厚 さ が 5 m mでブ口 一後の 容器壁の厚さ の平均が 1 m mであ っ た場合においては、 ブ ロ 一倍率 5 倍 と な る: ブロ ーは容器の垂直方向および/または水平方向に延伸が 行われる .: 延伸方向は特に限定 しないが垂直方向、 水平方向にほぼ同 倍率に延伸 される こ と が好ま しレ、: こ の場合の各方向の延伸倍率は、 パ リ ソ ン と ブロ ー容器の長 さ比で求め られる こ う したブロ ー倍率を 1 . 3 倍〜 5 0 倍の範囲に して、 環状ォ レフ ィ ン系熟可塑性樹脂を含 む層 ( I ) と その他の樹脂を含む層 ( 1 I ) と を少な く と も有する積 層体を用いてブロ ー成形で容器を成形する と 、 得 られた容器は、 容器 の厚みや延伸倍 が適切な範囲にある ため、 容器全体の軽量化 と機械 的強度をバラ ンスでき る .:.
上記容器は、 底面が実質的に平面状であ る こ と が好ま しいが、 容器
の内側に.向けて凸 と な る多少の曲面を設けて も 良い。
本発明に係る容器は、 積層体単体で容器を構成 して も よ く 、 また、 大型容器に適用する場合には、 外側に金属な どの補強層 を配置 して も 良い ,: また容器の容量は、 特に限定 されないが、 た と えば、 単体容器 と しては 5 0 m l 〜 3 0 0 リ ッ ト ルの範囲が好ま し く 、 3 0 リ ッ ト ル を超える場合には、 外側に捕強層を配置する のが好ま しい。
本発明の容器は、 容器の側面厚みに対する容量の比率 (容器の容量 ( m l ) ノ容器の側面の厚み ( m m ) ) が、 通常 1 0 0 〜 2 0 , 0 0 0 、 好ま し く は 1 2 0 〜 1 0 , 0 0 0 、 よ り 好ま し く は 1 5 0 〜 5 , 0 0 0 である : 容器の側面厚みに対する容量の比率が上記範囲にある と 、 容器の軽量性、 機械的強度が高度にバラ ンス される。
本発明における 「容器」 は、 た と えば、 化学薬品、 農薬、 ガ ソ リ ン、 オイ ル等の工業薬品用容器、 医薬品用容器、 食品用容器、 洗剤や化粧 品な どの ト イ レ タ リ ー用品用容器等に使用する こ と ができ るが、 低溶 出性を特に要求する工業薬品容器と して好適であ り 、 その中でも半導 体製造用薬液等の純度の要求 される化学薬品の貯蔵搬送用容器 と して 好適である:,
容器の形状は特に限定 されないが、 例えば、 バイ アル形状、 ドラ ム 形状、 タ ン ク 形状、 コ ンテナ形状、 薬液槽形状な どが挙げ られる .:. 本発明における 、 脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) が 3 0 重 量。 /。以上で、 且つ、 該脂環式構造を有する繰 り 返 し単位 ( A ) 中の 3 0 重量%以上が ノ ルボルナン構造以外の脂環式構造を有する繰 り 返 し 単位か ら な る環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹 ( A — i ) を含む層 ( I ) と 、 その他の榭脂を含む層 ( I I ) と を少な く と も有する積層体は容 器 と して優れた特性を示すこ と に加えて、 容器以外のブロ ー成形体の 用途において も利用で き る
「ブ ロ ー成形体」 と は、 た と えば、 射出ブ ロ ー、 ダイ レ ク トプ ロ 一 , シ一 ト ブロ ーな どの各種プ ロ 一成形によ り 成形 される成形体を意味 し 容器以外に、 例えば、 ハイ フ 、 ホー ス 、 チュ ーブ等が挙げられ、 特に
半導体製造用薬液の供給、 排出用のパイ プに好適であ る 発明の実施の形態
以下、 本発明を 図面に示す実施形態に基づ き説明する .:,
第 1 実施形態
図 1 に示すよ う に、 本実施形態に係る容器 2 は、 それ 自 体で単体容 器を構成 してあ り 、 筒状の本体部 4 を有 し、 こ の本体部 4 の上端開 口 部はネ ッ ク 部 6 がー体に成形 してあ り 、 そのネ ッ ク 部 6 の上端部に 口 部 8 がー体に成形 してある。 一方、 本体部 4 の下端部は底板部 1 0 が 一体に形成 してある . また底板部 1 0 は平面状になっ てお り 、 底板部 1 0 と 本体部 4 はほぼ直交 し、 これ ら の底板部 1 0 と 本体部 4 は曲率 R を有する交差部 1 2 で一体化 してある。
こ の交差部 1 2 における 曲率 R は、 図 1 ( B ) に示すよ う に、 本体 部 4 の外面 と 底板部 1 0 の外面が連続 している 曲面部分の曲率半径を 意味する :. 厚み t ( m m ) は、 交差部 1 2 の断面厚みであ り 、 断面 と は鉛直面の外周 または外周の接線を垂直に通る面の こ と であ る .:. R は、 大き く なればなる程、 割れが生 じ難 く 強度が向上する傾向にある ので、 その上限に格別な限定はないが、 形状選択の幅を考えて 5 0 c m以下、 好ま し く は 2 0 c m以下、 よ り 好ま し く は 1 5 c m以下であ る,:
本体部 4 、 底板部 1 0 及び交差部 1 2 のそれぞれの厚みは、 通常 0 . 5 m m以上、 好ま し く は 0 . 7 〜 1 0 0 m m、 よ り 好ま し く は 1 . 0 〜 5 0 m mの範囲である こ と が望ま しい:. 図 1 ( C ) に示す底板部 1 0 の厚み t 1 ( m m ) は、 図 1 ( D ) に示す本体部 4 の厚み t 2 ( m m ) に比べてほ:ま'等 しい力、、 も し く は、 よ り 厚レ、 こ と が好ま しい: し か し、 両者の厚 の差が大き く な る ほ ど、 落下時の応力集中が大き く なる の で、 好ま し く は 0 . 9 ≤ t 1 / t 2 ≤ 3 , よ り 好ま し く は 1 . 0 ≤ t 1 / t 2 ≤ 2 . 5 、 最 も好ま し く は 1 . 2 ≤ t l / t 2 ≤ 2 の 範囲である。 こ :つ場合の底板部 〗 0 の厚み と は、 底板部 1 0 で最 も薄 い部分の厚みを示す . 特に高い酸素ガ スバ リ ァ性、 炭酸ガスバ リ ア性
が要求 される場合、 厚みを厚く する こ と でガ スバ リ ア性が高ま り 、 内 容物の酸化劣化や液性の変化が少な く な る が、 容器に使用する樹脂量 が多 く な り 、 コ ス ト が高 く なつ た り 、 重 く な つ た り する。 容器の厚み が薄すぎる と 、 ガスバ リ ア性や強度が低下する な どの不具合が生ずる:. 厚みは、 底板部 と 本体部 と では均一であ る こ と が、 衝突強度の面では 好ま しいが、 特に限定 しない。
交差部 1 2 の厚み t ( m m ) は、 通常、 0 . 5 ≤ t ^ l 0 0 、 好ま し く は l ≤ t ≤ 5 0 であ る。
容器の容量は、 本実施形態では、 5 0 m 1 〜 3 0 0 リ ッ ト ル、 好ま し く は 1 0 0 m l 〜 3 0 0 リ ツ ト ル、 よ り 好ま し く は 5 0 0 m l 〜 3 0 0 リ ッ ト ルである .
なお、 上記説明では底板部 1 0 は平面状と して説明 しているが、 ブ ロ ー成形の際に生 じ る収縮や容器の応用面か ら底板部 1 0 は緩い曲面 の上げ底 とする よ う に して も 良い .:,
本実施形態では、 容器 2 は、 図 1 ( B ) に示すよ う に、 環状ォ レ フ イ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a と その他の樹脂を含む層 2 b と を含 む積層体か ら形 ^されている。 こ こ で、 そ の他の樹脂を含む層 2 b は 結晶性樹脂であ る ポ リ ォ レ フ ィ ンカゝら構成 してあ る :.
環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a の厚みは、 0 . 0 0 1 m m〜 1 0 0 m mの範囲であ り 、 2 b の厚みは、 0 . 5 m n!〜 1 0 0 m mの範囲であ ;: 、 その他の樹脂を含む層の厚みを、 環状ォ レ フ ィ ン 系熱可塑性樹脂を含む層の厚みよ り 厚 く してあ る ,:. また前記積層体は、 最内層 に環状ォ レ フ ィ ン系熟可塑性樹脂を含む層 2 a を有 し、 最外層 にその他の樹脂を含む層 2 b を有 している .:.
図 1 に示す容器 2 は、 た と えば、 図 2 に示すブロ ー成形装置 1 4 に よ り 、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a と その他の樹脂を 含む層 2 b と を有する積層体を用 いてブ ロ ー成形に よ り 成形する こ と ができ る :.
図 2 に示すブニ 一成形装置 1 4 は、 多層押出ブ ロ ー法の金型であ り .
割型を構成する第 1 金型 1 6 と 第 2 金型 1 8 と が開いて、 パ リ ソ ン 2 0 が金型内に挿入 され、 ブロ ー成形する直前の状態を示 している。 こ こ で、 パ リ ソ ン 2 0 は、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a と その他の樹脂を含む層 2 b と を有する積層体 と なっ てお り 、 こ のパ リ ソ ン 2 0 は、 環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a と その他 の榭脂を含む層 2 b と が共押出 されて成形 されてい る . 容器の 口部は 既にネ ッ ク 金型 2 4 で成形 されている: そ して、 バ リ ソ ン 2 0 を挟む よ う に第 1 金型 1 6 と 第 2 金型 1 8 と を閉 じ、 コ ア 2 2 カゝら空気を吹 き 込んで空気圧でバ リ ソ ン 2 0 を膨 ら ませ、 第 1 金型 1 6 と 第 2 金型 1 8 の賦形面 1 6 a 1 8 a 押圧 して成形する。 成形品が冷却後、 コ ア 2 2 を抜き 、 第 1 金型 1 6 と 第 2 金型 1 8 を開いて成形品を取 り 出す。
ブロ ー成形の条件は特に制限 されないが、 使用 される環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂またはその他の樹脂それぞれの樹脂に よ って温度を 変える。
図 2 では、 多層押出ブ ロ ー法によ るプロ 一成形を示 しているが、 そ の他の射出ブロ ー成形ゃシー ト ブロ ー成形で成形 して も よ く 、 本発明 のブ ロ ー成形容器は、 バ リ ソ ンを空気で膨 ら ませて成形する プロ 一成 形法全ての方法で成形 され得る .:
本発明においては、 ブ ロ ー成形のブロ ー倍率を好ま し く は 1 . 3 倍 5 0 倍、 よ り 好ま し く は 2 . 0 倍〜 3 0 倍、 さ ら に好ま し く は 3 . 0 倍〜 1 0 倍の範囲 と する,, こ の よ う なブロ ー倍率 と する こ と に よ り 、 環状ォ レ フ ィ ン系熟可塑性樹脂を含む ί 2 a と その他の樹脂を含む層 2 b と を有する積層体を用いる ブロ ー成形に よ る容器をてブロ ー成形 で容器を成形する と 、 得 られた容器は、 容器の厚みや延伸倍率を最適 化でき 、 容器全体の軽量化 と 強度をバラ ンスでき る と と も に、 低溶出 性に優れた容器 と する こ と が可能 と なる - 本発明に係ろ容器は、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 2 a と その他の樹脂を 含む層 2 b と を含む積層体力ゝ ら形成 して あ る ので、
低溶出性に優れる と と も に、 少な く と も 5 0 m 1 以上の大型容器の作 製に際 して容器本体の肉厚を薄く して も十分な強度 (剛性) が得 られ る : ま た環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層の厚みを前記範囲に する こ と によ って、 成形時の ク ラ ッ ク の発生を防止する こ と ができ る ,.- 環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 を容器の最内層 と して配置す る こ と に よ っ て不純物の溶出を防止する こ と ができ る。 またその他の 榭脂を含む層の厚みを前述の ご と き範囲 と する こ と で、 成形体の十分 な強度を保持する こ と ができ る。
その他の樹脂を含む層、 特に結晶性樹脂であ る鎖状ポ リ オ レ フ ィ ン を含む層の厚みを、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹'脂を含む層の厚みよ り 厚 く する こ と によ って、 成形体の強度低下を効果的に防止する こ と ができ る。
前記積層体は、 最内層 と して環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む 層を有 し、 最外層 と してその他の樹脂を含む層 を有する よ う に構成す る こ と によ って、 成形体の低溶出性と 強度を高度にバラ ンスでき る。
第 2 実施形態
図 3 に示すよ う に、 本実施形態に係る容器 3 2 は、 内側容器 3 3 と 、 その外側に位置 し 、 容器の補強を行 う と と も に、 光の透過を防ぐため の補強層 3 5 と から構成 されてい る : 内側容器 3 3 は、 上記 した第 1 実施形態 と 同様に、 筒状の本体部 3 4 を有 し、 こ の本体部 3 4 の上端 開 口 部にはネ ッ ク 部 3 6 がー体に成形 してあ り 、 そのネ ッ ク 部 3 6 の 上端部に 口部 3 8 がー体に成形 してある, 一方、 本体部 3 4 の下端部 は底板部 4 0 がー体に形成 して あ る 補強層 3 5 と しては、 特に限定 されないが、 た と えば、 鉄鋼、 アル ミ ニ ウ ム、 ステ ン レス な どの金属 な どを含む金属層、 着色剤を混入 した合成樹脂層な どが挙げ られる その他の構成においては、 第 1 実施形態 と 同様であ る .:.
本実施形態に係る容器 3 2 は、 補強層 3 5 を容器形状に成形 した後、 その内部に、 内側容器 3 3 をブ ロ ー成形する こ と な どに よ り 製造 され る : なお、 本実施形態での容器の容量は、 3 0 0 リ ッ ト ルと 大容量の
も の と なってレ、る :. '
本実施形態に係る容器 3 2 を構成する 内側容器 3 3 は、 第 1 実施形 態 と 同様に、 環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 と その他の榭脂 を含む層 と を有する積層体を用いて形成 してある ので、 低溶出性に優 れる と と も に、 本実施形態における 3 0 0 リ ッ ト ルと 大容量の超大型 容器の作製に際 して容器本体の肉厚を薄 く して も十分な強度 (剛性) が得 られる。
以上説明 した実施形態は、 本発明の理解を容易にする ために記載さ れた も のであって、 本発明 を限定する ために記載された も のではなレ、: したが っ て、 本発明の範囲内で種々 の設計変更や改変が可能である ,:, 実施例
以下、 本発明を、 さ ら に詳細な実施例に基づき説明するが、 本発明 は、 これら実施例に限定 されない.:. また、 以下の例において、 特に断 り のない限 り 、 部及び。/。は重量基準であ る なお、 各種の物性の測定 は、 下記の方法に従って行った。
( 1 ) 分子量は、 ト ルエ ンを溶媒に して G P C で測定 し、 標準ポ リ ス チ レ ン換算の数平均分子量 ( M n ) を求めた -,
( 2 ) 分子量分布は、 ト ルエ ンを溶媒に して G P C で測定 し、 標準ポ リ ス チ レ ン換算の重量平均分子量 ( M w ) と 数平均分子量 ( M n ) を 求め、 重量平均分子量 ( M w ) と 数平均分子量 ( M n ) の比 ( M w Z M n ) を算出 した .
( 3 ) 主鎖水素添加率および芳香環の水素添加率 (核水素添加率) は、 1 H — N M R によ り 測定 した。
( 4 ) ガラ ス転移温度は、 J I S - K 7 1 2 1 に基づ く 、 示差走査熱 量計 ( D S C ) によ り 測定 した値と する :
( 5 ) 比重は、 J I S — K 7 1 1 2 — A法に基づいて測定 した.:.
( 6 ) メ ル ト フ 口 一 レー ト は、 J I S — K 6 7 1 9 に基づいて、 2 8 0 2 C, 2 - 1 6 k g f の荷重で測定 した
( 7 ) 溶出性試験は、 容器に、 8 0 0 g の超純水 充填 し、 所定の蓋 で密栓 した後、 2 3 °C、 5 0 % R Hの雰囲気下で 3 5 0 時間放置後、 上記内容物を回収 して、 低分子有機成分を T O C分析計で、 および金 属元素の溶出物を、 I C P (誘導結合高周波プラ ズマ発光分析機器) で、 それぞれ検出 して測定 した。
( 8 ) 機械強度は、 容器に、 該容器の容量の 3 0 %相 当 の水 (容器容 量力; 1 6 0 0 m l な ら ば 4 8 0 g の水) を充填 し、 所定の蓋で密栓 し た後、 容器を垂直方向か ら 4 5 ° 傾けて、 1 2 0 c m高 さ カゝ ら コ ン ク リ ー ト床面に落下させる落下試験にて評価 した。 1 0 本落下させて、 割れる も のがあ るか否かを観察 し、 割れた場合には、 その個数を測定 する
(環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂の製造例 1 )
窒素雰囲気下、 テ ト ラ シク ロ [ 4 . 4 . 1 2 · 5. 1 7 ' 1 0. 0 ] - ドデ力 一 3—ェ ン (以下、 T C D と 略す) 5 0 重量部 と 、 ト リ シク ロ
[ 4 . 3 . 1 2 · 5. 0 1 ' 6 ] デカ ー 3 , 7—ジェ ン ( ジ シク ロ ペンタ ジェ ン。 以下、 D C P D と 略す) 5 0 重量部 と を公知のメ タセ シス開 環重合触媒系で重合 し、 次いで公知の方法で水素添加 し T C D Z D C P D 開環共重合体水素添加物を得た,, 得 られた開環共重合体水素添加 物は数平均分子量 ( M n ) は 2 8 , 0 0 0 、 水素化率は 9 9 . 8 %以 上、 T g は 1 3 5 C、 メ ノレ ト フ ロ ー レ一 卜 は 3 g / l 0 m i n であつ た。 こ のペ レ ッ ト 1 0 0 重量部に対 して 0 . 0 5 重量部のペン タエ リ ス リ チルー テ ト ラ キ ス ( 3 — ( 3 , 5 — ジー タ 一 シ ャ リ ーブチル一 4 ー ヒ ド ロ キシフ ヱニル) プ ロ ビオネ一 卜) を混合 し、 二軸混練機で混 練 し、 ペ レ ッ ト 状の成形材料を得た。 こ のペ レ ッ ト を 、 熱プ レ ス (樹 月旨温度 2 0 0 : C 、 3 0 0 k g f / c m 2 , 3 分) で 2 0 m m X l 5 m m、 厚さ 3 . O m mの板を成形 した。 こ の板は透明で、 4 0 0 〜 7 0 0 n mでの光镍透過率は最小で 9 0 . 0 %であっ た .:
(環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂の製造例 2 )
T C D 5 0 重量部および D C P D 5 0 重量部の代わ り に、 D C P D
1 0 0 重量部に代え、 D C P D開環単独重合体水素添加物を得た。 こ の開環重合体水素添加物は、 M n が 2 7 , 0 0 0 、 水素化率が 9 9 . 8 %以上、 T g 力; 9 8 °C、 メ ノレ ト フ 口 一 レー ト i A g Z l O m i n で あっ た
実施例 1 〜 2
製造例 1 〜 2 得られた樹脂 と 、 高密度ポ リ エチ レ ン (旭化成工業、 B 6 8 0 : 以下 H D P E と 略す) を用い、 2 本の押 し出 し多層ブロ 一成形機によ つ 、 最終的な容器の環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を 含む層の厚みが 0 . 7 m mに、 H D P E を含む層の厚み力 S l m mに な る よ う にそれぞれの層 を押 し出 して積層体を成形 した後、 直径 1 0 c m、 高 さ 2 0 c mの中空多層容器であっ て、 外表面の側面から底部 にかけての連続 した曲面部分の断面厚み t = l . 7 m m、 曲率半径 R = 2 . 5 m mである も のを、 多層ブロ ー成形に よ り 、 ブロ ー倍率 2 . 2 5 倍で作製 した: (容器の容量 ( m 1 ) Z容器の側面の厚み ( m m ) ) は約 9 2 0 であった。
( 1 ) 機械強度の測定 : 落下試験
こ の よ う に して成形 した容器 1 0 本を用いて、 落下試験を行った と こ ろ、 1 0 本のすべて に割れの発生は見 られなかっ た..
( 2 ) 溶出性
また、 得られた容器に超純水を所定雰囲気下で充填 した後、 一定時 間経過後の低分子有機成分および金属元素の含有量を測定 したが、 い ずれも 0 . 0 2 p p m以下であっ た:
比較例 1
実施例 1 で用いた H D P E のペ レ ツ ト のみを用い、 実施例 1 と 同様 に して、 直径 1 0 c m、 高 さ 2 O c mの中空単層容器であっ て、 外表 面の側面から底部にかけて の連続 した曲面部分の断面厚み t = 1 . 7 m m、 曲率半径 R = 2 . 5 m mである も のを、 多層ブ ロ 一成形に よ り 、 ブ ロ ー倍率 2 . 2 5 倍で作製 した.:
( 1 ) 機械強窆の測定 : 落下試験
二 の よ.う に して成形 した容器 1 0 本を用いて、 下試験を行っ た と こ ろ、 1 本の、 特に図 1 におけ る本体部 4 と 底板部 1 0 と が交差する 交差部 1 2 付近に無数のひび割れが確認された。
( 2 ) 溶出性
また、 得 られた容器に超純水を所定雰囲気下で充填 した後、 一定時 間経過後の低分子有機成分および金属元素の含有量を測定 したが、 低 分子有機成分が 4 m g Z リ ッ ト ル、 金属元素が 0 . 5 p p m検出 され た - 比較例 2
実施例 1 で用いた環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂のみを用いて、 実 施例 1 と 同様に して、 直径 1 0 c m、 高 さ 2 0 c mの中空単層容器で あって、 外表面の側面か ら底部にかけての連続 した曲面部分の断面厚 み t = l . 7 m m、 曲率半径 R = 2 . 5 m mである も のを、 多層ブロ —成形に よ り 、 プロ 一倍率 2 . 2 5 倍で作製 した。
( 1 ) 機械強度の測定 : 落下試験
こ の よ う に して成形 した容器 1 0 本を用いて、 落下試験を行っ た と こ ろ、 1 0 本中 3 本の、 特に図 1 におけ る本体部 4 と 底板部 1 0 と が 交差する交差部 1 2 付近に無数のひび割れが確認された.:.
( 2 ) 溶出性
また、 得 られた容器に超純水を所定雰囲気下で充填 した後、 一定時 間経過後の低分子有機成分および金属元素の含有量を測定 したが、 い ずれも 0 . 0 2 p p m以下であっ た.:
以上の こ と から 、 比較例 1 の中空単層容器は低溶出性お よび機械的 強度に劣 り 、 比較例 2 の中空単層容器は機械的強度に劣っ ていたが、 実施例 1 〜 3 の本発明の中空多層容器は、 いずれも低溶出性および機 械強度に優れていた,:.
実施例 3
環状ォ レフ ィ ン系熟可塑性樹脂を含む層の厚みを、 0 . 3 m mに、 H D P E を含む層の厚みが 0 . 7 m mにな る よ う にそれぞれの層 を押
し出 して.積層体を成形 した後、 直径 2 4 c m、 高 き 4 0 c mの中空多 層容器 ( (容器の容量 ( m l ) ノ容器の側面の厚み ( m m ) ) にて約
1 8 0 0 0 ) をブロ ー成形 し、 得られた容器 1 0 本を用いて、 落下試 験を行っ た と こ ろ、 1 0 本のすべてに割れの発生は見 られなかっ た。
比較例 3
実施例 1 で用いた環状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂のみを用いて、 実 施例 3 と 同様の容量及び側面厚みを有する 中空単層容器をブ口 一成形 し、 得 られた容器の落下試験を行っ た と こ ろ、 1 0 本中 6 本の、 特に 図 1 における本体部 4 と底板部 1 0 と が交差する交差部 1 2 付近に無 数のひび割れが確認された。 産業上の利用可能性
本発明に係る容器は、 環状ォ レフ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 と 環 状ォ レ フ ィ ン系熱可塑性樹脂を含む層 と を少な く と も有する積層体か ら形成 してあるので、 低溶出性に優れる と と も に、 少な く と も 5 0 m 1 以上の大型容器の作製に際 して容器本体の肉厚を薄 く して も十分な 強度が得られる : したがって、 特に、 不純物の混入を嫌 う 半導体製造 用薬液の貯蔵 · 搬送用容器な どに好適な容器を提供する こ と ができ る :