JP2000003230A - 情報処理装置及び電子機器 - Google Patents

情報処理装置及び電子機器

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JP2000003230A
JP2000003230A JP5722099A JP5722099A JP2000003230A JP 2000003230 A JP2000003230 A JP 2000003230A JP 5722099 A JP5722099 A JP 5722099A JP 5722099 A JP5722099 A JP 5722099A JP 2000003230 A JP2000003230 A JP 2000003230A
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泰嗣 水永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は携帯に適する情報処理装置の改良に
関し、スイッチングの誤動作を防止した装置の提供を課
題としている。 【解決手段】 第1の部材4と、第2の部材2と、これ
らが相対的に変位することができるようにこれらを連結
する連結部材と、第2の部材1の内部に設けられるスイ
ッチ機構とから情報処理装置を構成し、第2の部材2に
穴8Aを形成し、第1の部材4に、穴8Aに係合すべき
フック部材28を設け、スイッチ機構がフック部材28
の動きに連動して信号のオン/オフを行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯に適する情報処
理装置又は電子機器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯に適する情報処理装置として、第1
の部材(例えば表示ユニットを有するカバー)と、第2
の部材(例えばキーボードユニットを有する装置本体)
と、第1及び第2の部材を連結する連結部材とを備えた
装置が知られている。第1の部材が第2の部材に対して
閉じた状態は、その装置の持ち運びに際してのキーボー
ドユニット及び表示ユニットの保護に適しており、第1
の部材が第2の部材に対して開いた状態は、キーボード
ユニット及び/又は表示ユニットを用いたその装置の使
用に適している。
【0003】このような装置に適用可能な従来の単純な
フック機構としては、第1及び第2の部材の一方に変位
可能なフック部材を設け、他方にフック部材が係合すべ
き穴を形成したものが知られている。第1の部材を第2
の部材に対して閉じた状態でフック部材を穴に係合させ
ることによりその閉じた状態が維持されるので、その装
置の持ち運びが容易になり、また、フック部材の穴への
係合を解除することにより、第1の部材を第2の部材に
対して開くことができる。
【0004】近年においては、スタイラス(尖筆)を用
いて入力を行うことができる情報処理装置が実用化され
ている。その装置では、表示ユニットの表面に透明なタ
ッチパネルが設けられており、スタイラスの先端をタッ
チパネルに接触させることにより、入力が行われあるい
はキーボード入力が補助される。
【0005】スタイラスで入力を行う他の方式として、
電磁誘導方式のデジタイザを用いる場合もある。この場
合は、磁気を感知する電磁誘導方式のデジタイザをLC
D(液晶ディスプレイ)の下に配置しておく構成が採ら
れる。そして、LCD上又はLCDを保護する透明板の
上に、スタイラスが接触したときに、スタイラスが磁気
を発する構成を採る。前記デジタイザがスタイラスから
発生する磁気を検出することを利用して、座標入力を行
う。
【0006】スタイラスだけを用いて入力を行う場合、
表示ユニットを有する第1の部材が第2の部材に対して
開いていると、入力をし辛いことがある。そこで、第1
の部材が第1面及び第2面を有しており、表示ユニット
が第1面に設けられている場合には、第1面が第2の部
材に対向する第1の状態と第2面が第2の部材に対向す
る第2の状態とが得られると便利である。即ち、第1及
び第2の状態共に第1の部材は第2の部材に対して閉じ
ており、第2の状態では表示ユニットがその装置の外に
向いているので、タッチパネル及びスタイラスを用いた
入力が容易になる。
【0007】第1及び第2の状態を得るために、第1及
び第2の部材を連結する連結部材が改良され得る。改良
された連結部材は、各々第1の部材を回転可能に支持す
る互いに平行な2軸を含み、あるいは、各々第1の部材
を回転可能に支持する互いに直交する2軸を含む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな、第2の部材に対して第1の部材が開閉可能である
情報処理装置においては、使用者の動作の簡素化等を目
的として、第1の部材の第2の部材に対する開閉動作に
連動して信号のオン/オフが行われることがある。例え
ば、表示ユニット用のバックライトが第1の部材に設け
られている場合には、第1の部材を第2の部材に対して
開いたときに自動的にバックライトのための信号がオン
にされ、第1の部材を第2の部材に対して閉じたときに
は自動的にバックライトのための信号がオフにされる。
【0009】このような開閉動作に連動したスイッチン
グを可能にするための従来技術としては、第2の部材の
第1の部材に対向する面に形成された小穴に出没自在に
設けられたスイッチ片を有するスイッチ機構が知られて
いる。スイッチ片は第1の部材の外側に向けて付勢され
ており、第1の部材の開閉動作に連動してスイッチ片が
出没することにより、バックライト用の信号等がオン/
オフされる。
【0010】しかし、このような従来のスイッチ機構に
よる場合、使用者が誤ってスイッチ片を押し込んだ場
合、あるいは、第1の部材を第2の部材に対して開いた
状態で且つスイッチ片を下に向けて装置をテーブル等の
平坦面上に載置した場合、スイッチ機構が誤動作するこ
とがあるという問題があった。
【0011】よって、本発明の目的は、スイッチングの
誤動作を防止した携帯に適する情報処理装置又は電子機
器を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は以下の説明から明らか
になる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、第1及
び第2の部材と、第1及び第2の部材が相対的に変位す
ることができるようにこれらを連結する連結部材(連結
手段)と、第2の部材の内部に設けられたスイッチ機構
(出力手段又はスイッチング手段)とを備えた情報処理
装置が提供される。第2の部材は係合部、被係合部又は
穴を有している。第1の部材は、第1の部材が第2の部
材に対して閉じた状態を維持するためのフック機構を有
している。フック機構は第2の部材の穴に係合すべきフ
ック部材を含む。スイッチ機構は、フック部材の動きに
連動して信号のオン/オフを行う。
【0014】本発明による情報処理装置においては、第
2の部材の係合部、被係合部又は穴に適合する特定構成
のフック機構が採用されているので、スイッチ機構がフ
ック機構の動きに連動して信号のオン/オフを行うこと
により、スイッチングの誤動作が防止される。即ち、フ
ック機構のフック部材は第2の部材の係合部、被係合部
又は穴に係合するものであり、また、スイッチ機構は第
2の部材の内部に設けられているので、使用者がフック
機構によらずにスイッチ機構を動作させることは困難で
あり、従来のように使用者がスイッチ片に誤って触れる
等によるスイッチングの誤動作の恐れがなくなる。
【0015】本発明によると、表示部を有する第1の部
材と、入力部を有する第2の部材と、該第1及び第2の
部材が相対的に変位することができるように該第1及び
第2の部材を連結し、前記表示部と前記入力部が互いに
対向する態様で前記第1及び第2の部材を閉じることが
可能な連結機構と、前記第1の部材が前記第2の部材に
対して閉じた状態を維持するための係合機構と、前記係
合機構の動作に応じて信号を出力する出力手段を有する
電子機器が提供される。本発明による電子機器では、第
1の部材が第2の部材に対して閉じた状態を維持するた
めの係合機構の動作に応じて、信号が出力される。よっ
て、使用者が係合機構によらずに出力手段を動作させる
ことが困難であるので、従来のような誤動作が無くな
る。
【0016】また、本発明によると、第1面及び第2面
を有する第1の部材と、第3面及び第4面を有する第2
の部材と、前記第1面が前記第3面に対向する第1の状
態と前記第2面が前記第4面に対向する第2の状態との
間で前記第1及び第2の部材が相対的に変位することが
できるように、前記第1及び第2の部材を連結する連結
機構と、前記第1の部材が前記第2の部材に対して閉じ
た状態を維持するための係合機構と、前記係合機構の動
作に応じて信号を出力する出力手段とを有する電子機器
が提供される。本発明による電子機器では、第1の部材
が第2の部材に対して閉じた状態を維持するための係合
機構の動作に応じて、信号が出力される。よって、使用
者が係合機構によらずに出力手段を動作させることが困
難であるので、従来のような誤動作が無くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1乃至図3の各々は本発明による情報処
理装置の実施形態を示す斜視図である。この装置は、ラ
ップトップ型、ノートブック型、その他の携帯型の情報
処理装置(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
等)であり得る。この装置は、装置本体(第2の部材に
対応)2と、カバー(第1の部材に対応)4と、装置本
体2及びカバー4が相対的に変位することができるよう
にこれらを連結する連結機構を構成する連結部材6とを
備えている。
【0019】装置本体2は、装置本体2の上面2A及び
下面2Bをそれぞれ提供するための上ハウジング8及び
下ハウジング10を含む。上ハウジング8には、データ
の入力等に供されるキーボードユニット12が設けられ
ている。即ち、装置本体2はその上面2Aにキーボード
ユニット12を有している。キーボードユニット12は
この装置の入力部又は入力装置を構成する。
【0020】尚、“上”及び“下”の語は、図1に示さ
れる装置の状態に従って定義される。
【0021】カバー4は、カバー4の上面4A及び下面
4Bをそれぞれ提供するための上ハウジング14及び下
ハウジング16を含む。カバー4の下ハウジング16に
は、表示及びスタイラス入力に供される表示ユニット1
8が設けられている。即ち、カバー4は、その下面4B
に表示ユニット18を有している。表示ユニット18
は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)パネルと、L
CDパネル上に設けられる透明なタッチパネルとを有し
ている。表示ユニット18は、この装置の表示部、表示
装置又はタッチ入力装置を構成する。
【0022】更には、スタイラスで入力を行う他の方式
として、電磁誘導方式のデジタイザを用いる方法を採っ
ても良い。この場合は、磁気を感知する電磁誘導方式の
デジタイザをLCDの下に配置しておく構成が採られ
る。そして、LCD上又はLCDを保護する透明板の上
に、スタイラスが接触したときに、スタイラスが磁気を
発する構成を採る。前記デジタイザがスタイラスから発
生する磁気を検出することを利用して、座標入力を行
う。
【0023】カバー4が装置本体2に対して閉じた状態
を解除可能に維持するために、カバー4は、係合機構を
構成するフック機構20を有している。装置本体2及び
カバー4の各々は概ね四角平板状であり、フック機構2
0はカバー4の連結部材6とは反対の側の縁部に位置し
ている。フック機構20の位置をそのように設定してい
るのは、カバー4が装置本体2に対して閉じた状態を維
持するために必要とされる、フック機構20に作用する
力を最小限に抑えるためである。フック機構20の構成
及び動作の詳細については後述する。
【0024】この実施形態では、図4に良く示されるよ
うに、連結部材6は、各々カバー4を装置本体2に対し
て回転可能に支持するための互いに平行な2つの軸22
及び24を有するように、簡単に構成され得る。具体的
には、軸22により連結部材6が装置本体2に対して概
ね180°の範囲内で回転可能であり、軸24によりカ
バー4は連結部材6に対して概ね180°の範囲内で回
転可能である。その結果、カバー4は装置本体2に対し
て概ね360°の範囲で回転可能である。軸22及び2
4の各々は、カバー4及び装置本体2を回転可能に支持
している。
【0025】このような連結部材6の採用により、図1
に示されるようにカバー4の下面4Bが装置本体2に対
向してカバー4が装置本体2に対して閉じた状態である
第1の状態と、図3に示されるようにカバー4の上面4
Aが装置本体2に対向してカバー4が装置本体2に対し
て閉じた状態である第2の状態との間で、装置本体2及
びカバー4が相対的に変位することができる。
【0026】図1に示される第1の状態では、カバー4
の下面4Bが装置本体2の上面2Aに対向し、図3に示
される第2の状態では、カバー4の上面4Aが装置本体
2の下面2Bに対向する。
【0027】従って、第1の状態では、キーボードユニ
ット12及び表示ユニット18は装置本体2及びカバー
4間に閉じ込められるので、キーボードユニット12及
び表示ユニット18の保護が可能になる。
【0028】また、第2の状態では、キーボードユニッ
ト12及び表示ユニット18がこの装置の外に向くの
で、例えば装置本体2を下にしてこの装置を手に持ちあ
るいは机の上に載置することによって、表示ユニット1
8は上を向くことになり、表示ユニット18を見ながら
のスタイラスによる入力が容易である。
【0029】更に、装置本体2及びカバー4の各々と連
結部材6との間の回転運動に対して適切な摩擦を与える
ことによって、図2に示されるように、第1及び第2の
状態の間でカバー4を装置本体2に対して開いた状態で
これらを維持することができるので、表示ユニット18
を見ながらのキーボードユニット12による入力が容易
になる。図2に示される状態で、表示ユニット18を用
いてスタイラスによる入力を行っても良い。
【0030】図示はしないが、図1に示される第1の状
態からカバー4を概ね180°回転させて、キーボード
ユニット12及び表示ユニット18が上を向いた状態で
この装置を使用してもよい。
【0031】図5の(A)は図1における5A−5A線
に沿ったフック機構20の断面図、図5の(B)は図3
における5B−5B線に沿ったフック機構20の断面
図、図6はフック機構20の主要部を示す分解斜視図で
ある。
【0032】図6に良く示されるように、フック機構2
0は、スライダ26と、スライダ26に対して概ね90
°の範囲で回転可能に設けられる係合部としてのフック
部材28とを含む。スライダ26は、その上部及び底部
が開放された箱型のフレーム30と、フレーム30の長
手方向の両端から互いに反対の向きにそれぞれ突出する
比較的短いスライディングシャフト32及び比較的長い
スライディングシャフト34とを有している。フレーム
30の一方の側部にはスライドボタン36が設けられて
いる。
【0033】フック部材28は、概ね直交するように配
置される第1の係合部材としての第1の爪部38及び第
2の係合部材としての第2の爪部40を有している。爪
部38及び40は実質的に互いに鏡像の関係にある。フ
ック部材28は、更に、フック部材28の回転中心とな
るシャフト42と、シャフト42の近傍に形成される突
起46とを有している。
【0034】フック部材28は、その一方の側でシャフ
ト42を囲むようにスプリング44を装着され、シャフ
ト42の両端をフレーム30に形成された一対の穴30
A及び30Bに挿入することで、スライダ26に装着さ
れる。スプリング44は付勢部又は付勢部材を構成す
る。
【0035】フレーム30の内側には、フック部材28
の回転可能な範囲を概ね90°に制限するためのストッ
パ48が形成されている。スプリング44の一端44A
はフック部材28の突起46に当接しており、スプリン
グ44の他端44Bは、フレーム30の内側に形成され
た図示しない段差に当接している。スプリング44は、
その一端44A及び他端44Bのなす角度を大きくしよ
うとする弾性復元力によって、第1の爪部38の背中が
ストッパ48に当接する方向にフック部材28を付勢し
ている。
【0036】長い方のスライディングシャフト34には
コイルスプリング50が装着される。
【0037】図5の(A)に良く示されるように、カバ
ー4の下ハウジング16には、カバー4内に突出する2
つのスライダ受け部52及び54が形成されている。ス
ライダ26のスライディングシャフト32及び34は、
それぞれ、スライダ受け部52及び54によりスライド
可能に支持されている。従って、スライダ26は、カバ
ー4内でスライド可能である。コイルスプリング50
は、スライダ受け部54とスライダ26のフレーム30
との間に介在しており、従って、コイルスプリング50
は、スライダ受け部54からスライダ受け部52へ向か
う方向にスライダ26を付勢している。
【0038】カバー4の上ハウジング14は、フック部
材28の第2の爪部40がカバー4の上面4Aから突出
することができるように、開口14Aを有している。カ
バー4の下ハウジング16は、フック部材28の第1の
爪部38がカバー4の下面4Bから突出することができ
るように、開口16Aを有してる。下ハウジング16に
おける開口16Aの周囲の部分は下に向けて滑らかに湾
曲しており、それにより、第1の状態において装置本体
2とカバー4との間に予め定められた間隔が得られてい
る。
【0039】装置本体2の上ハウジング8は、フック部
材28の第1の爪部38が係合すべき被係合部としての
穴部又は穴8Aを有している。装置本体2の下ハウジン
グ10は、フック部材28の第2の爪部40が係合すべ
き被係合部としての穴部又は穴10Aを有している。
【0040】スライドボタン36は、例えば図1に示さ
れるように、カバー4の外側に向けられている。スライ
ドボタン36は、カバー4の図示しない開口を介してカ
バー4の内側のスライダ26に連結されている。従っ
て、スライドボタン36を動かすことによって、コイル
スプリング50の付勢力に抗してスライダ26を図5の
(A)において左から右に向けて動かすことができる。
【0041】図2に示される状態から図1に示される第
1の状態にするときのフック機構20の動作を詳細に説
明する。図2に示される状態では、スプリング44の付
勢力により、フック部材28の第1の爪部38の背中が
ストッパ48に押し付けられているので、第1の爪部3
8は、開口16Aを介してカバー4の下面4Bから突出
している。このとき、フック部材28の第2の爪部40
はカバー4内に位置している。
【0042】この状態から図1に示される第1の状態に
向けてカバー4を装置本体2に閉じていくと、第1の爪
部38の外側のテーパが開口8Aに形成されたテーパに
当接し、テーパ同士の摺動によりフック部材28に加わ
る力の向きが変換され、カバー4を装置本体2に対して
閉じようとする力によってコイルスプリング50が僅か
に縮む。その後、第1の爪部38の先端が開口8Aのテ
ーパの先端を通過すると、コイルスプリング50の縮み
が開放され、図5の(A)に示されるように、第1の爪
部38の内側の水平面が開口8Aの近くで装置本体2の
上ハウジング8の内面に係止する。このようにしてフッ
ク部材28が開口8Aに係合すると、図1に示される第
1の状態が維持される。
【0043】図1に示される第1の状態から図2に示さ
れる状態にする場合には、スライドボタン36を用いて
スライダ26をスライドされてコイルスプリング50を
縮ませる。そうすると、第1の爪部38の開口8Aへの
係合が解除され、第1の爪部38は開口8A内を通過す
ることができる。
【0044】次に、図2に示される状態から図3に示さ
れる第2の状態にするときのフック部材20の動作を説
明する。図2に示される状態では、スプリング44の付
勢力により第1の爪部38の背中がストッパ48に当接
しており、フック部材28は安定している。スプリング
44の付勢力に抗する力を指により第1の爪部38に加
えると、第2の爪部40の背中がストッパ48に当接す
るまでフック部材28を回転させることができる。即
ち、フック部材28は図5の(A)に示される状態から
時計周りに90°回転する。フック部材28の回転の結
果、第1の爪部38はカバー4内に位置し、第2の爪部
40がカバー4の上面4Aから開口14Aを介して突出
することになる。
【0045】従って、指により開口16Aを塞ぐように
してこの状態を維持しながら、図3に示される第2の状
態に向けてカバー4を装置本体2に対して閉じて行く
と、図5の(B)に示されるように、第1の状態を得る
場合と同じようにして、第2の爪部40を装置本体2の
下ハウジング10の開口10Aに係合させることができ
る。従って、フック機構20により、図3に示される第
2の状態を維持することができる。
【0046】図3に示される第2の状態から図2に示さ
れる状態にする場合には、スライドボタン36を動かす
ことによりスライダ26をスライドさせてコイルスプリ
ング50を縮ませる。そうすると、フック部材28の第
2の爪部40が開口10Aを通過することができるよう
になるので、カバー4を開けることができる。このと
き、カバー4が装置本体2から離れると、スプリング4
4の付勢力が開放されるので、フック部材28は自動的
に90°回転して図2に示される安定な状態に戻る。
【0047】この実施形態において、スプリング44を
用いてフック部材28を図2に示されるように安定させ
ているのは、通常、図2に示される状態から図1に示さ
れる第1の状態に向けてカバー4を閉じる動作の方が、
図2に示される状態から図3に示される第2の状態に向
けてカバー4を閉じる動作よりも圧倒的に多く行われ、
図2に示されるようなフック部材28の安定位置が前者
の動作に対して有利だからである。
【0048】図1に示される第1の状態を維持すること
ができ、且つ、図3に示される第2の状態を維持するこ
とができるようにするために、前述したような従来の単
純なフック機構を採用することが提案されるかも知れな
い。しかし、この場合、第1の状態を維持するために1
つのフック機構が必要であり、第2の状態を維持するた
めにもう1つのフック機構が必要になるので、構成が複
雑になる。そればかりでなく、第1の状態においては第
2の状態を維持するためのフック機構が邪魔になり、第
2の状態においては第1の状態を維持するためのフック
機構が邪魔になるので、装置の操作性が悪くなると共に
装置の見栄えが悪くなる。
【0049】これに対して、本実施形態においてカバー
4に設けられたフック機構20では、カバー4の上面4
A及び下面4Bのいずれか一方から選択的にフック部材
28が突出することができるように、フック部材28は
第1の爪部38と第2の爪部40とを有しているので、
第1及び第2の状態の各々においてフック機構20を動
作させることによって、第1及び第2の状態のいずれに
あってもフック部材28が装置の外に突出することがな
く、装置の操作性が向上すると共に装置の見栄えが良く
なる。
【0050】また、フック機構20を用いて第1及び第
2の状態の各々を維持することによって、装置の持ち運
びが便利になる。
【0051】更に、フック機構20を用いて図3に示さ
れる第2の状態を維持することにより、図3の状態で装
置を手に持ちあるいは装置を机の上に載置して表示ユニ
ット18及びスタイラスを用いて入力を行う場合に、装
置の形態の安定性が増し、操作性が向上する。
【0052】また、単一部材であるフック部材28を第
1及び第2の状態を維持するために兼用しているので、
前述したような従来の単純なフック機構を2つ用いる場
合と比較して、装置の構成が簡単になる。
【0053】また、フック機構20を用いて第1及び第
2の状態の各々を維持しているときには、フック部材2
8は装置の外側に突出しないので、安全性が確保され
る。
【0054】また、フック部材28の回転を戻すために
スプリング44を採用しているので、図2に示されるよ
うなフック部材28が待機しているべき位置にフック部
材28を自動的に戻すことができ、操作性が向上すると
共に安全性が増す。
【0055】この実施形態では、装置本体2に対するカ
バー4の開閉動作に連動して信号のオン/オフを行うた
めに、スイッチ機構SMが採用されている。スイッチ機
構SMは、スイッチングの誤動作を防止するために、装
置本体2の内部に設けられている。
【0056】このスイッチ機構SMは、係合機構の動作
に応じた信号を出力する出力手段として動作する。又、
スイッチ機構SMは、出力手段の1例である。
【0057】特にこの実施形態では、図5の(A)に示
される第1の状態とそれ以外の状態とに信号のオン/オ
フを対応させるために、スイッチ機構SMは装置本体2
の上ハウジング8の内面で穴8Aの近傍に設けられてい
る。スイッチ機構SMを穴8Aの近傍に設けているの
は、フック部材28のスライド動作による力をスイッチ
機構SMに作用させるためである。即ち、この実施形態
では、穴8Aへのフック部材28(第1の爪部38)の
挿入方向と概ね垂直な方向にフック部材28をスライド
可能に支持するためのスライダ26が用いられているの
で、スライダ26と共に移動するフック部材28のスラ
イド動作による力によって、スイッチ機構SMを動作さ
せているのである。
【0058】スイッチ機構SMによりオン/オフされる
信号は、表示部又は表示装置の制御のための信号、例え
ば、表示ユニット18のためのバックライトのオン/オ
フを行うための信号、この装置の主電源のオン/オフを
行うための信号、あるいはサスペンド・レジュームのた
めの信号であり得る。スイッチ機構SMは、電力の供給
を直接制御するためのスイッチを含んでいてもよいし、
図示しないCPU(中央演算ユニット)に関連する小信
号を制御するためのスイッチを含んでいてもよい。
【0059】図7の(A)及び(B)を参照すると、本
発明に適用可能なスイッチ機構(又は、出力手段)の第
1実施形態が示されている。図7の(A)は図5の
(A)に示される断面に対応しており、図7の(A)に
はスイッチ機構SMの具体的構成が示されている。ま
た、図7の(B)は、スライドボタン36(図1等を参
照)を用いてフック部材28を図7の(A)中で右方向
にスライドさせた状態を示している。
【0060】スイッチ機構SM(又は、出力手段)は、
オン/オフを決定するために変位可能なスイッチ片56
Aを有するスイッチ又はスイッチエレメント56と、フ
ック部材28のスライド動作による力をスイッチ片56
Aへ伝達するための可動部材58とを含んでいる。スイ
ッチエレメント56は市販されているマイクロスイッチ
により提供され得る。スイッチ片56Aは、スイッチエ
レメント56内に設けられる図示しないスプリングによ
って、それ自身が突出する方向に付勢されている。
【0061】特にこの実施形態では、図7の(A)に示
されるようにスイッチ片56Aが押し込まれているとき
にスイッチエレメント56はオフになり、図7の(B)
に示されるようにスイッチ片56Aが突出しているとき
にスイッチエレメント56はオンになる。
【0062】可動部材58は、図7の(A)及び(B)
の各々に垂直な方向に長い弾性変形可能なプレートによ
り提供され、可動部材58の奥側の端部は装置本体2に
対して固定されている。従って、可動部材58の手前側
の端部は図7の(A)及び(B)の各々において左右方
向に変位可能である。
【0063】この実施形態において可動部材58を用い
ているのは、フック部材28の第1の爪部38の鋭利な
先端をスイッチ片56Aに適合させるためである。即
ち、図7の(A)に示されるように、フック部材28の
第1の爪部38が穴8Aに係合して第1の状態が維持さ
れているときには、フック部材28のスライド動作によ
る力、例えばコイルスプリング50が伸びようとする力
は可動部材58を介してスイッチ片56Aに伝達され、
スイッチ片56Aが押し込まれることにより、スイッチ
エレメント56はオフになっている。
【0064】また、図7の(B)に示されるように、ス
ライドボタン36によりフック部材28が図中の右方向
にスライドさせられた場合、あるいは図2及び図3に示
されるように第1の状態以外の状態が得られている場合
には、可動部材58及びスイッチ片56Aに対するフッ
ク部材28の制限がなくなるので、スイッチ片56Aは
突出し、スイッチエレメント56はオンになる。
【0065】図8は、本発明による情報処理装置に適用
可能なハードウェア構成を示すブロック図である。この
ブロック図により、LCDのバックライトを制御する実
施の形態を説明する。
【0066】図中、201はCPU、202はLCDコ
ントローラ、203はRAM(ランダムアクセスメモ
リ)、204はROM(リードオンリメモリ)、205
はシステムバス、12はキーボードユニット、181は
タッチパネル、206はメインスイッチ、207はトラ
ンジスタ、56はスイッチである。キーボードユニット
12、スイッチ56、表示ユニット(LCD)18は、
図1乃至図7のそれと同一のものを指す。タッチパネル
181は、表示ユニット18の表面を覆う態様で設けら
れる透明電極から構成されるものである。図8では透明
電極のタッチパネルを採用したが、電磁誘導方式のデジ
タイザでも良いことは前述した通りである。
【0067】CPU201は、RAM203又はROM
204に格納されたプログラムを実行するものである。
メインスイッチ206は装置のメイン電源である。
【0068】LCDコントローラ202は表示ユニット
18の表示、バックライトのON/OFF(オン/オ
フ)等を制御する。バックライト信号208が、トラン
ジスタ207を通じてLCDコントローラ202に入力
される。上記信号がONの時は、LCDコントローラ2
02は、表示ユニット18のバックライトを点けてい
る。通常このバックライト信号208はONである(O
FFになる場合は後述する)。スイッチ56は、フック
部材28で押されていない時に、トランジスタ207の
ゲートをオープンするように電圧をかけるようにしてお
く。又、スイッチ56が、フック部材28で押された時
に、トランジスタ207を閉じるようにしておく。その
ようにすれば、通常ONとなっているバックライト信号
208が、フック部材28がスイッチ56を押した時
に、遮断されてOFFとなり、LCDコントローラ20
2は、LCDのバックライト信号をOFFにする。さ
て、バックライト信号208自体がOFFされる例とし
ては、サスペンド・レジュームやタイマによるOFF
(一定時間経過したら省電力の為にOFFする)の場合
がある。この場合は、図示しないが、CPU201や他
のプロセッサがバックライト信号208をOFFする。
【0069】図9は他のハードウェア構成図である。図
8と同じ番号のものは、図8と同じものである。図9で
は、スイッチ56は、システムバス205に繋がる。R
OM204には、図10のフローチャートの動作を行う
ためのソフトウェアが格納され、CPU201で実行さ
れる。
【0070】図10は、図9のこの実施形態におけるス
イッチ機構SM(又は、出力手段)による制御動作のフ
ローチャートの一例を示している。図10の動作はRO
M204に格納されたプログラムに対応する。ステップ
101において主電源(スイッチ206)がオンになる
と、ステップ102に進み、スイッチ機構SMのサブル
ーチンがスタートする。続いてステップ103では、ス
イッチ56がオンであるか否か(フックが穴に入ってい
るか否か)が判断される。
【0071】スイッチ56がオンである場合には、ステ
ップ104に進み、スイッチ56がオンである旨を表す
制御信号がCPU201に取り込まれる。そして、ステ
ップ105において、CPU201からの指示に基づき
特定の信号(例えばLCDコントローラ202にバック
ライトのオフを指示する信号)のオン/オフが実行され
た後、ステップ106にてその他の処理が実行されてス
テップ102に戻る。
【0072】ステップ103でスイッチ56がオフであ
ると判断された場合には、ステップ104及び105を
ジャンプしてステップ106に進む。
【0073】このように本実施形態によると、フック部
材28の動きに連動してスイッチ機構SMが信号のオン
/オフを行うようにしているので、例えば、図1に示さ
れる第1の状態では自動的にバックライトをオフするこ
とができ、また、図2に示される状態あるいは図3に示
される第2の状態においては自動的にバックライトをオ
ンにすることができるので、装置の操作性が向上すると
共に消費電力を抑えることができる。
【0074】本発明による電子機器では、フック部材2
8と穴8Aからなる係合機構の動作に応じて、出力手段
であるスイッチ機構SMが信号を出力する。よって、使
用者が係合機構によらずに出力手段を動作させることが
困難であるので、従来のような誤動作が無くなる。
【0075】また、故意による場合及び異物の侵入等の
不可避な異常事態である場合を除き使用者はフック部材
28を用いることなしにスイッチ機構SMを動作させる
ことはできないので、スイッチングの誤動作が防止され
る。
【0076】従来、図11に示されるように、装置本体
2の上面2Aに小穴60を形成しておき、小穴60に対
して出没自在に設けられるスイッチ片62を有するスイ
ッチング機構が採用されることがあったことは前述した
通りである。この種の従来のスイッチ機構にあっては、
使用者がスイッチ片62に直接触れることができるの
で、カバー4の装置本体2に対する開閉動作に関係なく
使用者はスイッチ機構を動作させることができ、スイッ
チングの誤動作の恐れがあった。
【0077】また、図3に示されるような第2の状態に
おいて、装置本体2の上面2Aを下に向けて装置を机等
の平坦面上に載置して表示ユニット18及びスタイラス
を用いて入力を行おうとする場合、装置の重みによりス
イッチ片62が押し込まれ、例えば、表示ユニット18
のためのバックライトが不所望にオフになってしまうこ
ともあった。
【0078】これに対して、この実施形態では、スイッ
チ機構SMは完全に装置本体2の内部に設けられてお
り、前述したようにスイッチングの誤動作が防止されて
いるので、従来のスイッチ機構による不都合がなくな
る。
【0079】以上、表示ユニット18のON/OFFを
コントロールする場合を例にあげたが、周知のサスペン
ド(レジューム)に適用してもよい。サスペンドは一時
中断、レジュームは中断した作業の再開のことである
が、パソコンでは、サスペンド(レジューム)とは、メ
モリ以外のデバイスへの電力供給をカット、あるいはご
く小さくする機構を言う。即ち、パソコンを動作状態の
まま、サスペンド(一時中断)させる。既存のノート型
(又は携帯型)パソコンでは、ディスプレイを閉じた時
に、自動的にサスペンド状態になる機構が一般的に用い
られている。既存の装置では、ディスプレイが閉じたこ
とは、図11の構成で検出され、サスペンド状態に遷移
する。本発明では、ディスプレイが閉じたことをスイッ
チ機構SMで検出し、サスペンド状態に遷移するように
することが可能である。また、閉じた状態で且つサスペ
ンドされた状態から、表示ユニット18が開かれた時
に、スイッチ機構SMで開かれたことを検出し、レジュ
ームすることが可能である。この実施の形態によれば、
図11の場合と異なり、図3に示される第2の状態にお
いて、サスペンド状態に遷移することはない。
【0080】図12の(A)及び(B)は本発明に適用
可能なスイッチ機構(又は、出力手段)の第2実施形態
を示す断面図である。ここでは、穴8Aへのフック部材
28の挿入動作に連動して信号のオン/オフを行うため
に、スイッチ56の位置及び向きが変更されている。ス
イッチ56は装置本体2の内部に設けられているプリン
ト配線板64上に固定され、スイッチ片56Aが装置本
体2の上ハウジング8の方を向くようにされている。
【0081】そして、穴8Aへのフック部材28の第1
の爪部38の挿入動作による力をスイッチ片56Aに伝
達するために、可動部材58′が装置本体2の上ハウジ
ング8の内面に固定されている。具体的には、可動部材
58′は、第1の状態におけるフック部材28とスイッ
チ片56Aとの位置関係に適合するように適切に折り曲
げられたプレート状であり、その一端か上ハウジング8
の内面に固定され他端はフック部材28に当接可能にさ
れている。
【0082】図12の(A)に示されるように、第1の
状態では、フック部材28の第1の爪部38が穴8Aを
介して可動部材58′を装置本体2の内部に向けて押し
込んでおり、このとき可動部材58′によってスイッチ
片56Aは押し込まれ、スイッチ56はオフになってい
る。
【0083】図12の(B)に示されるように、例えば
カバー4を開いて第1の状態以外の状態が得られるよう
にすると、スイッチ片56A及び可動部材58′に対す
るフック部材28の制限がなくなるので、可動部材5
8′はそれ自身の弾性復元力によって上ハウジング8に
向かう方向に変形して、スイッチ片56Aは突出し、ス
イッチ56がオンになる。
【0084】本発明による電子機器では、フック部材2
8と穴8Aからなる係合機構の動作に応じて、出力手段
であるスイッチ機構SMが信号を出力する。よって、使
用者が係合機構によらずに出力手段を動作させることが
困難であるので、従来のような誤動作が無くなる。
【0085】また、このように本実施形態によっても、
スイッチ機構は完全に装置本体2の内部に設けられてい
るので、スイッチングの誤動作が防止される。他の技術
的効果については第1実施形態と同様であるのでその説
明を省略する。
【0086】図13の(A)及び(B)は本発明に適用
可能なスイッチ機構(又は、出力手段)の第3実施形態
を示す断面図である。ここでは、スイッチ機構は、穴8
Aから装置本体2の内部に挿入されたフック部材28
(第1の爪部38)の有無を検知するために、光学セン
サ66が採用されている。具体的には、プリント配線板
64上で、挿入されたフック部材28を臨む位置に光学
センサ66が設けられている。
【0087】光学センサ66は、例えば、光を放射する
ための光源と、放射された光のうちフック部材28で反
射(例えば乱反射)した光の量を検出するための受光素
子とを備えており、反射光量の大小により、挿入された
フック部材28の有無を検知する。
【0088】検知感度を高めるために、フック部材28
の第1の爪部38の表面に、放射された光に対する反射
率が高い材質をコーティングしておいても良い。
【0089】この実施形態によると、装置本体2の内部
に設けられた光学センサ66により、挿入されたフック
部材28の有無を検知するようにしているので、スイッ
チングの誤動作を防止することができる。また、フック
部材28の有無を検知するために機械的手段が不要であ
るので、信号のオン/オフの信頼性が高まる。
【0090】ここでは、フック部材28の有無を検知す
るために光学センサ66を用いているが、光に代えてそ
の他の電磁波を用いたセンサも採用可能である。
【0091】以上説明した実施形態では、図1に示され
る第1の状態と図3に示される第2の状態の双方を維持
するための特定構成のフック機構20が採用されている
装置に本発明で特徴的なスイッチ機構(又は、出力手
段)が適用されているが、そのようなフック機構20が
採用されていない装置にも本発明を適用可能である。
【0092】図14の(A)及び(B)は本発明による
情報処理装置の他の実施形態の主要部を示す断面図であ
る。図14の(A)及び(B)はそれぞれ図7の(A)
及び(B)に対応している。
【0093】ここでは、単純なスライダ26′が用いら
れており、係合部としてのフック部材28′はスライダ
26′と一体的に設けられている。フック部材28′は
スライダ26′から下方向に突出しており、従って、フ
ック部材28′はこれまでの実施形態における第1の爪
部38に対応している。
【0094】このようなフック機構又は係合機構に適合
するために、変更された上ハウジング14′を有するカ
バー4′と変更された下ハウジング10′を有する装置
本体2′が用いられている。即ち、ハウジング10′及
び14′の各々はフック部材28′のための穴を有して
いない。
【0095】このようなフック機構又は係合機構を用い
ることによって、図1に示されるような第1の状態を解
除可能に維持することができる。
【0096】穴8Aへのフック部材28′の挿入方向と
概ね垂直な方向にフック部材28′をスライド可能に支
持するためのスライダ26′が用いられているので、フ
ック部材28′のスライド動作に連動して信号のオン/
オフを行うために、第1実施形態と同様のスイッチ56
(又は、出力手段56)及び可動部材58が用いられて
いる。
【0097】ここでは、スイッチ56は装置本体2′内
に設けられるプリント配線板64に固定されている。ス
イッチ56をプリント配線板64に固定することによっ
て、スイッチ56を上ハウジング8の内面に固定する場
合と比較してスイッチ56のための電気的な配線が容易
になる。
【0098】本発明による電子機器では、フック部材2
8’と穴8Aからなる係合機構の動作に応じて、出力手
段であるスイッチ機構SMが信号を出力する。よって、
使用者が係合機構によらずに出力手段を動作させること
が困難であるので、従来のような誤動作が無くなる。
【0099】この実施形態によっても、スイッチ機構が
完全に装置本体2′の内部に収容されているので、スイ
ッチングの誤動作が防止される。
【0100】以上説明した実施形態では、図1に示され
る第1の状態と図3に示される第2の状態とを得ること
ができる特定の装置に本発明が適用されているが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、図4に示
されるような連結部材6を用いずに、単一の軸によりカ
バーを装置本体に連結し、概ね180°の範囲内でカバ
ーを装置本体に対して回動させることができるように構
成された情報処理装置に本発明を適用してもよい。
【0101】尚、図1乃至10、図12乃至14の実施
の態様では、表示ユニット18(カバー4)側にスライ
ダ26、フック部材28等のフック機構20に関する部
材を設け、キーボードユニット12(装置本体2)側に
スイッチ機構SM等のスイッチ(又は、出力手段)に関
連する部材とフック部材28が係合すべき穴8A等の係
合部又は被係合部とを設けた。しかし、本発明はその逆
の適用も可能である。即ち、表示ユニット18(カバー
4)側にスイッチ機構SM等のスイッチ(又は、出力手
段)に関連する部材とフック部材28が係合すべき穴8
A等の係合部又は被係合部を設け、キーボードユニット
12(装置本体2)側にスライダ26、フック部材28
等のフック機構20に関する部材を設ける変更も可能で
ある。これについては図示しないが、図1乃至図10、
図12乃至図14のスイッチ機構SMとフック機構20
を、図上で入れ換えたものが相当する。
【0102】また、フック部材28が係合すべき係合部
又は被係合部として穴を例示したが、突起、凹凸、輪等
の他の形状を有する係合部又は被係合部も採用可能であ
る。
【0103】尚、本実施の形態では、情報処理装置を例
に説明したが、本発明は、いわゆるコンピュータと称さ
れるもののみならず、PDA(personal di
gital assistance,携帯情報端末)や
電子手帳等の実質的に何らかの情報を処理する装置に適
用可能である。また、それらの装置は、本発明の情報処
理装置の一部を構成することもある。更に、情報処理機
能を持つ他の装置も除外されるものではなく、本発明及
び本実施の形態での情報処理装置の一部を構成する。ま
た更に、情報処理装置に限定されるものでなく、他の電
子機器への適用も本発明及び本実施の形態は含む。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
スイッチングの誤動作を防止した情報処理装置又は電子
機器の提供が可能になるという効果が生じる。本発明の
特定の実施形態による効果については以上説明した通り
であるのでその説明を省略する。
【0105】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0106】(1)第1及び第2の部材と、該第1及び
第2の部材が相対的に変位することができるように該第
1及び第2の部材を連結する連結手段と、上記第2の部
材の内部に設けられたスイッチ手段とを備え、上記第2
の部材は穴を有しており、上記第1の部材は、上記第1
の部材が上記第2の部材に対して閉じた状態を維持する
ためのフック機構であって、上記穴に係合すべきフック
部材を含むフック機構を有しており、上記スイッチ手段
は上記フック部材の動きに連動して信号のオン/オフを
行う情報処理装置。
【0107】(2)第1項に記載の装置であって、上記
フック機構は、上記穴への上記フック部材の挿入方向と
概ね垂直な方向に上記フック部材をスライド可能に支持
するためのスライダを更に含み、上記スイッチ手段はそ
のオン/オフを決定するために変位可能なスイッチ片を
有しており、上記フック部材のスライド動作による力を
上記スイッチ片へ伝達するための可動部材を更に備えた
装置。
【0108】(3)第1項に記載の装置であって、上記
スイッチ手段はそのオン/オフを決定するために変位可
能なスイッチ片を有しており、上記フック部材の上記穴
への挿入動作による力を上記スイッチ片へ伝達するため
の可動部材を更に備えた装置。
【0109】(4)第1項に記載の装置であって、上記
スイッチ手段は上記穴から上記第2の部材の内部に挿入
された上記フック部材の有無を検知するための手段を含
む装置。
【0110】(5)第4項に記載の装置であって、上記
検知するための手段は光学手段からなる装置。
【0111】(6)第1項に記載の装置であって、上記
第1及び第2の部材は、該第1及び第2の部材を閉じた
ときに互いに対向する表示ユニット及びキーボードユニ
ットをそれぞれ有している装置。
【0112】(7)第1項に記載の装置であって、上記
第1の部材は第1面及び第2面を有し、上記第2の部材
は第3面及び第4面を有し、上記穴は上記第3面及び上
記第4面の各々に設けられており、上記連結手段は、上
記第1面が上記第3面に対向する第1の状態と上記第2
面が上記第4面に対向する第2の状態との間で上記第1
及び第2の部材が相対的に変位することができるよう
に、各々上記第1の部材を回転可能に支持する互いに平
行な2軸を含む装置。
【0113】(8)第7項に記載の装置であって、上記
第1の部材は上記第1面に表示ユニットを有し、上記第
2の部材は上記第3面にキーボードユニットを有し、そ
れにより、上記第1の状態では上記表示ユニット及び上
記キーボードユニットが上記第1及び第2の部材間に閉
じ込められ、上記第2の状態では上記表示ユニット及び
上記キーボードユニットがそれぞれ上記装置の外に向く
装置。
【0114】(9)第7項に記載の装置であって、上記
フック機構は、上記第1の部材内でスライド可能に設け
られるスライダを更に有し、上記フック部材は上記スラ
イダに対して概ね90°の範囲で回転可能に設けられ、
上記フック部材は概ね直交するように配置される第1の
爪部及び第2の爪部を有し、それにより、上記第1の状
態では上記第1の爪部が上記穴に係合すると共に上記第
2の爪部が上記第1の部材内に位置することができ、上
記第2の状態では、上記第2の爪部が上記穴に係合する
と共に上記第1の爪部が上記第1の部材内に位置するこ
とができる装置。
【0115】(10)第9項に記載の装置であって、上
記第1の部材は、上記フック部材をその回転方向に付勢
するスプリングを更に有している装置。
【0116】(11)表示ユニットを有する第1の部材
と、キーボードユニットを有する第2の部材と、該第1
及び第2の部材が相対的に変位することができるように
該第1及び第2の部材を連結し、前記表示ユニットと前
記キーボードユニットが互いに対向する態様で前記第1
及び第2の部材を閉じることが可能な連結手段と、前記
第2の部材に設けられたスイッチ手段とを備え、前記第
1の部材は、前記第1の部材が前記第2の部材に対して
閉じた状態を維持するためのフック機構であるフック部
材を有し、前記第2の部材は前記フック部材が係合すべ
き係合部を有し、前記スイッチ手段は前記フック部材の
動きに連動して信号のオン/オフを行う情報処理装置。
【0117】(12)キーボードユニットを有する第1
の部材と、表示ユニットを有する第2の部材と、該第1
及び第2の部材が相対的に変位することができるように
該第1及び第2の部材を連結し、前記表示ユニットと前
記キーボードユニットが互いに対向する態様で前記第1
及び第2の部材を閉じることが可能な連結手段と、前記
第2の部材に設けられたスイッチ手段とを備え、前記第
1の部材は、前記第1の部材が前記第2の部材に対して
閉じた状態を維持するためのフック機構であるフック部
材を有し、前記第2の部材は前記フック部材が係合すべ
き係合部を有し、前記スイッチ手段は前記フック部材の
動きに連動して信号のオン/オフを行う情報処理装置。
【0118】(13)第11項又は第12項に記載の情
報処理装置であって、前記信号により前記表示ユニット
の表示制御又は/及びサスペンド、レジューム機能の制
御を行う情報処理装置。
【0119】(14)第11項乃至第13項のいずれか
に記載の情報処理装置であって、前記係合部は穴を有
し、前記フック機構は、前記穴への前記フック部材の挿
入方向と概ね垂直な方向に前記フック部材をスライド可
能に支持するためのスライダを含み、前記スイッチ手段
はそのオン/オフを決定するために変位可能なスイッチ
片を有しており、前記フック部材のスライド動作による
力を前記スイッチ片へ伝達するための可動部材を更に備
えた情報処理装置。
【0120】(15)第11項乃至第13項のいずれか
に記載の情報処理装置であって、前記係合部は穴を有
し、前記スイッチ手段はそのオン/オフを決定するため
に変位可能なスイッチ片を有しており、前記フック部材
の前記穴への挿入動作による力を前記スイッチ片へ伝達
するための可動部材を更に備えた情報処理装置。
【0121】(16)第11項乃至第13項のいずれか
に記載の情報処理装置であって、前記係合部は穴を有
し、前記スイッチ手段は前記穴から前記第2の部材の内
部に挿入された前記フック部材の有無を検知するための
手段を含む情報処理装置。
【0122】(17)第16項に記載の情報処理装置で
あって、前記検知するための手段は光学手段からなる情
報処理装置。
【0123】(18)第1面及び第2面を有する第1の
部材と、第3面及び第4面を有する第2の部材と、前記
第1面が前記第3面に対向する第1の状態と前記第2面
が前記第4面に対向する第2の状態との間で前記第1及
び第2の部材が相対的に変位することができるように、
前記第1及び第2の部材を連結し、各々前記第1の部材
を回転可能に支持する互いに平行な2軸からなる連結手
段と、前記第2の部材に設けられたスイッチ手段と、前
記第1の部材に設けられた、前記第1の部材が前記第2
の部材に対して閉じた状態を維持するためのフック機構
であるフック部材と、前記第2の部材に設けられた、前
記フック部材が係合すべき係合部とを有しており、前記
スイッチ手段は前記フック部材の動きに連動して信号の
オン/オフを行う情報処理装置。
【0124】(19)第18項に記載の情報処理装置で
あって、前記装置は、前記第1の部材が前記第1面に表
示ユニットを有し前記第2の部材が前記第3面にキーボ
ードユニットを有する装置、又は、前記第1の部材が前
記第1面にキーボードユニットを有し前記第2の部材が
前記第3面に表示ユニットを有する装置のいずれかであ
って、それにより、前記第1の状態では前記表示ユニッ
ト及び前記キーボードユニットが前記第1及び第2の部
材間に閉じ込められ、前記第2の状態では前記表示ユニ
ット及び前記キーボードユニットがそれぞれ前記装置の
外に向く情報処理装置。
【0125】(20)第18項又は第19項に記載の情
報処理装置であって、前記信号により、前記表示ユニッ
トの制御又は/及びサスペンド、レジューム機能の制御
を行う情報処理装置。
【0126】(21)第18項に記載の情報処理装置で
あって、前記フック機構は、前記第1の部材内でスライ
ド可能に設けられるスライダを有し、前記フック部材は
前記スライダに対して概ね90°の範囲で回転可能に設
けられ、前記フック部材は概ね直交するように配置され
る第1の爪部及び第2の爪部を有し、それにより、前記
第1の状態では前記第1の爪部が前記係合部に係合する
と共に前記第2の爪部が前記第1の部材内に位置するこ
とができ、前記第2の状態では、前記第2の爪部が前記
係合部に係合すると共に前記第1の爪部が前記第1の部
材内に位置することができる情報処理装置。
【0127】(22)第21項に記載の情報処理装置で
あって、前記第1の部材は、前記フック部材をその回転
方向に付勢するスプリングを更に有している情報処理装
置。
【0128】(23) 表示部を有する第1の部材と、
入力部を有する第2の部材と、該第1及び第2の部材が
相対的に変位することができるように該第1及び第2の
部材を連結し、前記表示部と前記入力部が互いに対向す
る態様で前記第1及び第2の部材を閉じることが可能な
連結機構と、前記第1の部材が前記第2の部材に対して
閉じた状態を維持するための係合機構と、前記係合機構
の動作に応じて信号を出力するスイッチとを有する電子
機器。
【0129】(24) 前記信号により前記表示部の表
示制御又は/及びサスペンド・レジューム機能の制御を
行なう第23項に記載の電子機器。
【0130】(25) 前記係合機構は、前記第1の部
材又は前記第2の部材に位置する係合部と、前記第2の
部材又は前記第1の部材に位置する被係合部とからなる
第23項又は第24項に記載の電子機器。
【0131】(26) 前記スイッチは前記係合部の動
作に関連して前記信号を出力する第25項に記載の電子
機器。
【0132】(27) 前記スイッチは前記被係合部の
側に設けられる第26項に記載の電子機器。
【0133】(28) 前記係合部はフック部材であ
り、前記被係合部は前記フック部材が係合する被係合部
である第25項乃至第27項のいずれか1項に記載の電
子機器。
【0134】(29) 第1面及び第2面を有する第1
の部材と、第3面及び第4面を有する第2の部材と、前
記第1面が前記第3面に対向する第1の状態と前記第2
面が前記第4面に対向する第2の状態との間で前記第1
及び第2の部材が相対的に変位することができるよう
に、前記第1及び第2の部材を連結する連結機構と、前
記第1の部材が前記第2の部材に対して閉じた状態を維
持するための係合機構と、前記係合機構の動作に応じて
信号を出力するスイッチとを有する電子機器。
【0135】(30) 前記第1の部材は前記第1面に
表示部を有し、前記第1の部材は前記第3面に入力部を
有し、前記第1の状態では前記表示部と前記入力部が対
向し、前記第2の状態では前記表示部と前記入力部がそ
れぞれ前記機器の外に向く第29項に記載の電子機器。
【0136】(31) 前記信号により前記表示部の制
御又は/及びサスペンド・レジューム機能の制御を行な
う第30項に記載の電子機器。
【0137】(32) 前記係合機構は、前記第1の部
材に位置する係合部と、前記第2の部材に位置する被係
合部とからなる第29項乃至第31項のいずれか1項に
記載の電子機器。
【0138】(33) 前記スイッチは前記係合部の動
作に関連して前記信号を出力する第32項に記載の電子
機器。
【0139】(34) 前記スイッチは前記第2の部材
に設けられる第33項に記載の電子機器。
【0140】(35) 前記係合部は前記第1面及び前
記第2面のいずれか一方向に選択的に機能する係合部で
ある第32項に記載の電子機器。
【0141】(36) 前記係合部は第1の係合部材及
び第2の係合部材を有し、前記係合部は、前記第1の係
合部材が前記第1面の側に位置する第3の状態と、前記
第2の係合部材が前記第2面の側に位置する第4の状態
に変位可能な第32項に記載の電子機器。
【0142】(37) 前記係合部が前記第3の状態に
なるように前記係合部を付勢する付勢部を有する第36
項に記載の電子機器。
【0143】(38) 前記第1の係合部材及び前記第
2の係合部材は概ね互いに直交するように配置され、前
記係合部は概ね90°の範囲で回転可能な第36項に記
載の電子機器。
【0144】(39) 前記係合部をその回転方向に付
勢する付勢部材を有する第38項に記載の電子機器。
【0145】(40) 前記連結機構は、各々前記第1
の部材と前記第2の部材を回転可能に支持する2軸を有
する第29項乃至第39項のいずれ1項に記載の電子機
器。
【0146】(41) 前記第1面に表示装置を有する
第29項に記載の電子機器。
【0147】(42) 前記第3面に入力装置を有する
第29項に記載の電子機器。
【0148】(43) 前記第1面にタッチ入力装置を
有する第29項に記載の電子機器。
【0149】(44) 前記係合部はフック部材であ
り、前記第1の係合部材及び前記第2の係合部材はそれ
ぞれ第1の爪部及び第2の爪部である第36項に記載の
電子機器。
【0150】(45) 前記被係合部は、前記第2の部
材に設けられた、前記フック部材が係合する穴部である
第44項に記載の電子機器。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による情報処理装置の実施形態に
おける第1の状態を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明による情報処理装置の実施形態に
おける第1及び第2の状態の間の状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図3は本発明による情報処理装置の実施形態に
おける第2の状態を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明に適用可能な連結部材の平面図で
ある。
【図5】図5の(A)は図1の5A−5A線に沿ったフ
ック機構の断面図、図5の(B)は図3の5B−5B線
に沿ったフック機構の断面図である。
【図6】図6はフック機構の主要部を示す分解斜視図で
ある。
【図7】図7の(A)及び(B)は本発明に適用可能な
スイッチ機構の第1実施形態を示す断面図である。
【図8】図8は本発明による情報処理装置に適用可能な
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明による情報処理装置に適用可能な
他のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図10】図10はスイッチ機構による制御動作のフロ
ーチャートの例を示す図である。
【図11】図11は従来のスイッチ機構の一例を示す斜
視図である。
【図12】図12の(A)及び(B)は本発明に適用可
能なスイッチ機構の第2実施形態を示す断面図である。
【図13】図13の(A)及び(B)は本発明に適用可
能なスイッチ機構の第3実施形態を示す断面図である。
【図14】図14の(A)及び(B)は本発明による情
報処理装置の他の実施形態の主要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 装置本体 4 カバー 6 連結部材 12 キーボードユニット 18 表示ユニット 20 フック機構 26,26′ スライダ 28,28′ フック部材 SM スイッチ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 幸也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 水永 泰嗣 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岸 工 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示ユニットを有する第1の部材と、 キーボードユニットを有する第2の部材と、 該第1及び第2の部材が相対的に変位することができる
    ように該第1及び第2の部材を連結し、前記表示ユニッ
    トと前記キーボードユニットが互いに対向する態様で前
    記第1及び第2の部材を閉じることが可能な連結手段
    と、 前記第2の部材に設けられたスイッチ手段とを備え、 前記第1の部材は、前記第1の部材が前記第2の部材に
    対して閉じた状態を維持するためのフック機構であるフ
    ック部材を有し、 前記第2の部材は前記フック部材が係合すべき係合部を
    有し、 前記スイッチ手段は前記フック部材の動きに連動して信
    号のオン/オフを行う情報処理装置。
  2. 【請求項2】 キーボードユニットを有する第1の部材
    と、 表示ユニットを有する第2の部材と、 該第1及び第2の部材が相対的に変位することができる
    ように該第1及び第2の部材を連結し、前記表示ユニッ
    トと前記キーボードユニットが互いに対向する態様で前
    記第1及び第2の部材を閉じることが可能な連結手段
    と、 前記第2の部材に設けられたスイッチ手段とを備え、 前記第1の部材は、前記第1の部材が前記第2の部材に
    対して閉じた状態を維持するためのフック機構であるフ
    ック部材を有し、 前記第2の部材は前記フック部材が係合すべき係合部を
    有し、 前記スイッチ手段は前記フック部材の動きに連動して信
    号のオン/オフを行う情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報処理装置で
    あって、 前記信号により前記表示ユニットの表示制御又は/及び
    サスペンド、レジューム機能の制御を行う情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報
    処理装置であって、 前記係合部は穴を有し、 前記フック機構は、前記穴への前記フック部材の挿入方
    向と概ね垂直な方向に前記フック部材をスライド可能に
    支持するためのスライダを含み、 前記スイッチ手段はそのオン/オフを決定するために変
    位可能なスイッチ片を有しており、 前記フック部材のスライド動作による力を前記スイッチ
    片へ伝達するための可動部材を更に備えた情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報
    処理装置であって、 前記係合部は穴を有し、 前記スイッチ手段はそのオン/オフを決定するために変
    位可能なスイッチ片を有しており、 前記フック部材の前記穴への挿入動作による力を前記ス
    イッチ片へ伝達するための可動部材を更に備えた情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報
    処理装置であって、 前記係合部は穴を有し、 前記スイッチ手段は前記穴から前記第2の部材の内部に
    挿入された前記フック部材の有無を検知するための手段
    を含む情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報処理装置であっ
    て、 前記検知するための手段は光学手段からなる情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 第1面及び第2面を有する第1の部材
    と、 第3面及び第4面を有する第2の部材と、 前記第1面が前記第3面に対向する第1の状態と前記第
    2面が前記第4面に対向する第2の状態との間で前記第
    1及び第2の部材が相対的に変位することができるよう
    に、前記第1及び第2の部材を連結し、各々前記第1の
    部材を回転可能に支持する互いに平行な2軸からなる連
    結手段と、 前記第2の部材に設けられたスイッチ手段と、 前記第1の部材に設けられた、前記第1の部材が前記第
    2の部材に対して閉じた状態を維持するためのフック機
    構であるフック部材と、 前記第2の部材に設けられた、前記フック部材が係合す
    べき係合部とを有しており、 前記スイッチ手段は前記フック部材の動きに連動して信
    号のオン/オフを行う情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の情報処理装置であっ
    て、 前記装置は、前記第1の部材が前記第1面に表示ユニッ
    トを有し前記第2の部材が前記第3面にキーボードユニ
    ットを有する装置、又は、前記第1の部材が前記第1面
    にキーボードユニットを有し前記第2の部材が前記第3
    面に表示ユニットを有する装置のいずれかであって、 それにより、前記第1の状態では前記表示ユニット及び
    前記キーボードユニットが前記第1及び第2の部材間に
    閉じ込められ、前記第2の状態では前記表示ユニット及
    び前記キーボードユニットがそれぞれ前記装置の外に向
    く情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の情報処理装置
    であって、 前記信号により、前記表示ユニットの制御又は/及びサ
    スペンド、レジューム機能の制御を行う情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の情報処理装置であっ
    て、 前記フック機構は、前記第1の部材内でスライド可能に
    設けられるスライダを有し、 前記フック部材は前記スライダに対して概ね90°の範
    囲で回転可能に設けられ、前記フック部材は概ね直交す
    るように配置される第1の爪部及び第2の爪部を有し、 それにより、前記第1の状態では前記第1の爪部が前記
    係合部に係合すると共に前記第2の爪部が前記第1の部
    材内に位置することができ、前記第2の状態では、前記
    第2の爪部が前記係合部に係合すると共に前記第1の爪
    部が前記第1の部材内に位置することができる情報処理
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報処理装置であ
    って、 前記第1の部材は、前記フック部材をその回転方向に付
    勢するスプリングを更に有している情報処理装置。
  13. 【請求項13】 表示部を有する第1の部材と、 入力部を有する第2の部材と、 該第1及び第2の部材が相対的に変位することができる
    ように該第1及び第2の部材を連結し、前記表示部と前
    記入力部が互いに対向する態様で前記第1及び第2の部
    材を閉じることが可能な連結機構と、 前記第1の部材が前記第2の部材に対して閉じた状態を
    維持するための係合機構と、 前記係合機構の動作に応じて信号を出力する出力手段と
    を有する電子機器。
  14. 【請求項14】 前記信号により前記表示部の表示制御
    又は/及びサスペンド・レジューム機能の制御を行なう
    請求項13に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 前記係合機構は、前記第1の部材又は
    前記第2の部材に位置する係合部と、前記第2の部材又
    は前記第1の部材に位置する被係合部とからなることを
    特徴とする請求項13又は14に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 前記出力手段は前記係合部の動作に関
    連して前記信号を出力する請求項15に記載の電子機
    器。
  17. 【請求項17】 前記出力手段は前記被係合部の側に設
    けられることを特徴とする請求項16に記載の電子機
    器。
  18. 【請求項18】 前記係合部はフック部材であり、前記
    被係合部は前記フッ部材が係合する被係合部であること
    を特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載
    の電子機器。
  19. 【請求項19】 前記出力手段はスイッチであることを
    特徴とする請求項13,16又は17に記載の電子機
    器。
  20. 【請求項20】 第1面及び第2面を有する第1の部材
    と、 第3面及び第4面を有する第2の部材と、 前記第1面が前記第3面に対向する第1の状態と前記第
    2面が前記第4面に対向する第2の状態との間で前記第
    1及び第2の部材が相対的に変位することができるよう
    に、前記第1及び第2の部材を連結する連結機構と、 前記第1の部材が前記第2の部材に対して閉じた状態を
    維持するための係合機構と、 前記係合機構の動作に応じて信号を出力する出力手段と
    を有する電子機器。
  21. 【請求項21】 前記第1の部材は前記第1面に表示部
    を有し、前記第2の部材は前記第3面に入力部を有し、
    前記第1の状態では前記表示部と前記入力部が対向し、
    前記第2の状態では前記表示部と前記入力部がそれぞれ
    前記機器の外に向く請求項20に記載の電子機器。
  22. 【請求項22】 前記信号により前記表示部の制御又は
    /及びサスペンド・レジューム機能の制御を行なう請求
    項21に記載の電子機器。
  23. 【請求項23】 前記係合機構は、前記第1の部材に位
    置する係合部と、前記第2の部材に位置する被係合部と
    からなることを特徴とする請求項20乃至22のいずれ
    か1項に記載の電子機器。
  24. 【請求項24】 前記出力手段は前記係合部の動作に関
    連して前記信号を出力する請求項23に記載の電子機
    器。
  25. 【請求項25】 前記出力手段は前記第2の部材に設け
    られることを特徴とする請求項24に記載の電子機器。
  26. 【請求項26】 前記係合部は前記第1面及び前記第2
    面のいずれか一方向に選択的に機能する係合部であるこ
    とを特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  27. 【請求項27】 前記係合部は第1の係合部材及び第2
    の係合部材を有し、 前記係合部は、前記第1の係合部材が前記第1面の側に
    位置する第3の状態と、前記第2の係合部材が前記第2
    面の側に位置する第4の状態に変位可能な請求項23に
    記載の電子機器。
  28. 【請求項28】 前記係合部が前記第3の状態になるよ
    うに前記係合部を付勢する付勢部を有する請求項27に
    記載の電子機器。
  29. 【請求項29】 前記第1の係合部材及び前記第2の係
    合部材は概ね互いに直交するように配置され、前記係合
    部は概ね90°の範囲で回転可能な請求項27に記載の
    電子機器。
  30. 【請求項30】 前記係合部をその回転方向に付勢する
    付勢部材を有する請求項29に記載の電子機器。
  31. 【請求項31】 前記連結機構は、各々前記第1の部材
    と前記第2の部材を回転可能に支持する2軸を有するこ
    とを特徴とする請求項20乃至30のいずれか1項に記
    載の電子機器。
  32. 【請求項32】 前記第1面に表示装置を有する請求項
    20に記載の電子機器。
  33. 【請求項33】 前記第3面に入力装置を有する請求項
    20に記載の電子機器。
  34. 【請求項34】 前記第1面にタッチ入力装置を有する
    請求項20に記載の電子機器。
  35. 【請求項35】 前記係合部はフック部材であり、前記
    第1の係合部材及び前記第2の係合部材はそれぞれ第1
    の爪部及び第2の爪部である請求項27に記載の電子機
    器。
  36. 【請求項36】 前記被係合部は、前記第2の部材に設
    けられた、前記フック部材が係合する穴部であることを
    特徴とする請求項35に記載の電子機器。
  37. 【請求項37】 前記出力手段はスイッチであることを
    特徴とする請求項20,24又は25に記載の電子機
    器。
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