JP2000071663A - ファイリング部材 - Google Patents
ファイリング部材Info
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- JP2000071663A JP2000071663A JP10248970A JP24897098A JP2000071663A JP 2000071663 A JP2000071663 A JP 2000071663A JP 10248970 A JP10248970 A JP 10248970A JP 24897098 A JP24897098 A JP 24897098A JP 2000071663 A JP2000071663 A JP 2000071663A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 書類等を確実に保持することができ、且つ取
り出しが簡単なファイリング部材を提供する。 【解決手段】 書類を挟み込む一対のシート部1a、1bを
有するシート状部材1と、少なくとも一方のシート部に
固定された押え部材2とを備え、押え部材2は静電吸着
可能な材料からなる。静電吸着可能な材料として、好適
には、支持体上に静電荷帯電可能なポリマーからなる細
孔質または多孔質の層が形成されている静電吸着体を用
いる。シート部と押え部材2との間に書類20を挟み、押
え部材2と書類20とをこすり合わせることにより、押
え部材20表面が帯電し、その静電吸着力で書類を保持す
る。
り出しが簡単なファイリング部材を提供する。 【解決手段】 書類を挟み込む一対のシート部1a、1bを
有するシート状部材1と、少なくとも一方のシート部に
固定された押え部材2とを備え、押え部材2は静電吸着
可能な材料からなる。静電吸着可能な材料として、好適
には、支持体上に静電荷帯電可能なポリマーからなる細
孔質または多孔質の層が形成されている静電吸着体を用
いる。シート部と押え部材2との間に書類20を挟み、押
え部材2と書類20とをこすり合わせることにより、押
え部材20表面が帯電し、その静電吸着力で書類を保持す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類を種分けした
り、持ち運ぶために使用するファイリング部材に関し、
特にファイリング部材からの書類の脱落を防止したファ
イリング部材に関するものである。
り、持ち運ぶために使用するファイリング部材に関し、
特にファイリング部材からの書類の脱落を防止したファ
イリング部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クリアファイル、ホルダー等と称
して書類を持ち運びや種分けのために挟んで収納する紙
製或いはプラスチック製のファイリング部材が広く用い
られている。このようなファイリング部材は、2辺を接
合した2枚のプラスチックフィルムの間に書類を挟むよ
うにしたもの、1辺を接合した2枚のシートの一方にポ
ケットを設けたもの、1辺を接合した2枚のシートの一
方又は両方に書類を綴じるための金具を取り付けたもの
など種々のものがある。
して書類を持ち運びや種分けのために挟んで収納する紙
製或いはプラスチック製のファイリング部材が広く用い
られている。このようなファイリング部材は、2辺を接
合した2枚のプラスチックフィルムの間に書類を挟むよ
うにしたもの、1辺を接合した2枚のシートの一方にポ
ケットを設けたもの、1辺を接合した2枚のシートの一
方又は両方に書類を綴じるための金具を取り付けたもの
など種々のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に2辺を接
合したものやポケットを設けたものは、ファイリング部
材を持つ角度や状態によって挟んだ書類が落ちやすいと
いう難点がある。一方、書類を綴じ具に綴じるタイプの
ものは、書類を綴じる手間が必要であり、しかもファイ
リング部材から簡単に書類を取り出すことができない。
合したものやポケットを設けたものは、ファイリング部
材を持つ角度や状態によって挟んだ書類が落ちやすいと
いう難点がある。一方、書類を綴じ具に綴じるタイプの
ものは、書類を綴じる手間が必要であり、しかもファイ
リング部材から簡単に書類を取り出すことができない。
【0004】そこで、本発明は、書類を確実に保持する
ことができ、しかも取り出しが簡単であるファイリング
部材を提供することを目的とする。
ことができ、しかも取り出しが簡単であるファイリング
部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明のファイリング部材は、書類を挟み込む一対
のシート部を有するシート状部材と、少なくとも一方の
シート部に固定された押え部材とを備えたファイリング
部材であって、押え部材が静電吸着可能な材料からなる
ものである。
めの本発明のファイリング部材は、書類を挟み込む一対
のシート部を有するシート状部材と、少なくとも一方の
シート部に固定された押え部材とを備えたファイリング
部材であって、押え部材が静電吸着可能な材料からなる
ものである。
【0006】書類をシート状部材と押え部材との間に挟
み、書類を押え部材との間で2、3回こすり合わせるこ
とにより、押え部材表面が帯電し、その静電吸着力で書
類をシート状部材との間に把持する。この静電吸着によ
る把持力により、書類はファイリング部材から脱落する
ことなく、確実に保持される。しかも書類をファイリン
グ部材から取り出すときには、単に押え部材を書類から
剥がすだけで容易に取り出すことができる。
み、書類を押え部材との間で2、3回こすり合わせるこ
とにより、押え部材表面が帯電し、その静電吸着力で書
類をシート状部材との間に把持する。この静電吸着によ
る把持力により、書類はファイリング部材から脱落する
ことなく、確実に保持される。しかも書類をファイリン
グ部材から取り出すときには、単に押え部材を書類から
剥がすだけで容易に取り出すことができる。
【0007】さらに本発明のファイリング部材は、持ち
運び時に生じる振動によって書類と押え部材との間に摩
擦が生じ、吸着される。従って特に書類を押え部材との
間でこすり合わせる作業をしない場合でも吸着力が確保
される。
運び時に生じる振動によって書類と押え部材との間に摩
擦が生じ、吸着される。従って特に書類を押え部材との
間でこすり合わせる作業をしない場合でも吸着力が確保
される。
【0008】静電吸着可能な材料としては、支持体上
に、静電荷帯電可能なポリマーからなる細孔質または多
孔質の層が形成されている静電吸着体を用いることが好
ましく、摩擦帯電による強い吸着力が得られる。
に、静電荷帯電可能なポリマーからなる細孔質または多
孔質の層が形成されている静電吸着体を用いることが好
ましく、摩擦帯電による強い吸着力が得られる。
【0009】押え部材の形状やシート部への固定方法は
種々の方法を採用することができ、例えば押え部材は2
辺ないし3辺が固定されたポケット状のものであっても
短冊状のものであってもよい。また短冊状の場合、1辺
がシート状部材に固定されていてもよいし対向する2辺
が固定されていてもよい。
種々の方法を採用することができ、例えば押え部材は2
辺ないし3辺が固定されたポケット状のものであっても
短冊状のものであってもよい。また短冊状の場合、1辺
がシート状部材に固定されていてもよいし対向する2辺
が固定されていてもよい。
【0010】またシート状部材も静電吸着可能な材料か
ら構成することができる。その場合、シート状部材全体
が静電吸着可能な材料であってもよいし、一部が静電吸
着可能な材料であってもよい。
ら構成することができる。その場合、シート状部材全体
が静電吸着可能な材料であってもよいし、一部が静電吸
着可能な材料であってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のファイリング部
材の詳細を説明する。
材の詳細を説明する。
【0012】図1〜図4は本発明のファイリング部材の
基本的な構造を示す平面図及び斜視図で、このファイリ
ング部材10は、シート状部材1と押え部材2とから成
り、シート状部材1は書類20を挟み込むために2枚の
シート1a、1bから成り、これら2枚のシートの一方に押
え部材2の端部が固定されている。図中、3は固定され
ている部分(接合部)を示す。押え部材2は静電吸着可
能な材料からなり、その静電吸着力を利用してシート状
部材(シート)と押え部材2との間に書類20を保持す
る。
基本的な構造を示す平面図及び斜視図で、このファイリ
ング部材10は、シート状部材1と押え部材2とから成
り、シート状部材1は書類20を挟み込むために2枚の
シート1a、1bから成り、これら2枚のシートの一方に押
え部材2の端部が固定されている。図中、3は固定され
ている部分(接合部)を示す。押え部材2は静電吸着可
能な材料からなり、その静電吸着力を利用してシート状
部材(シート)と押え部材2との間に書類20を保持す
る。
【0013】シート状部材1は、1枚のシートをほぼ中
央部で折ったものでも、2枚のシートの一部を接合した
ものであってもよい。
央部で折ったものでも、2枚のシートの一部を接合した
ものであってもよい。
【0014】2枚のシートを一部において接合させる方
法としては、例えば、シートの1辺端部或いは2辺端部
をもう一方のシートに接合するなどがあげられ、またシ
ートの1辺の数箇所を点状にもう一方のシートに接合す
るなどの方法をとることもできる。更に、接合する部分
はシートの上端部、右端部、又は左端部などどこであっ
ても良い。接合する手段としては、粘着剤、接着剤、両
面テープなどで貼り合わせたりする方法や、熱融着、超
音波融着、溶剤などでフィルムや基材の一部を溶かして
つけるなどの方法がある。
法としては、例えば、シートの1辺端部或いは2辺端部
をもう一方のシートに接合するなどがあげられ、またシ
ートの1辺の数箇所を点状にもう一方のシートに接合す
るなどの方法をとることもできる。更に、接合する部分
はシートの上端部、右端部、又は左端部などどこであっ
ても良い。接合する手段としては、粘着剤、接着剤、両
面テープなどで貼り合わせたりする方法や、熱融着、超
音波融着、溶剤などでフィルムや基材の一部を溶かして
つけるなどの方法がある。
【0015】また折り畳み部分或いは接合部分に、背表
紙或いは「マチ」となる部分を設けてもよい。
紙或いは「マチ」となる部分を設けてもよい。
【0016】シート状部材1を構成する材料は、書類を
保持するのに適当な剛性を備えているものであれば、特
に限定されず、例えば紙、コーティング紙、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、AB
S、ナイロン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの樹
脂シートを用いることができる。書類の内容を確認可能
なように透明な材料であってもよい。また後述する押え
部材2と同様の静電吸着可能な材料を用いることも可能
である。
保持するのに適当な剛性を備えているものであれば、特
に限定されず、例えば紙、コーティング紙、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、AB
S、ナイロン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの樹
脂シートを用いることができる。書類の内容を確認可能
なように透明な材料であってもよい。また後述する押え
部材2と同様の静電吸着可能な材料を用いることも可能
である。
【0017】またシート状部材1の外表面は、筆記性を
有していてもよい。シート状部材1の表面が筆記性を有
しない場合には、公知の筆記層を設けることにより、筆
記性を付与できる。筆記層としては水性、または油性の
ペンで書き、拭き取りにより消去できるホワイトボード
筆記層や白墨で書き、拭き消しにより消去できる白墨で
筆記可能な層、鉛筆やペンなどで書くことができるトレ
ース層などがある。筆記層を塗布により形成する場合に
は、筆記層を構成する材料を適当な溶媒に溶解又は分散
した塗布液を、例えば、バーコーター、グラビアコータ
ー、カーテンコーター、ロールコーター、ブレードコー
ター等の適当な塗布装置で塗布、乾燥することにより形
成することができる。
有していてもよい。シート状部材1の表面が筆記性を有
しない場合には、公知の筆記層を設けることにより、筆
記性を付与できる。筆記層としては水性、または油性の
ペンで書き、拭き取りにより消去できるホワイトボード
筆記層や白墨で書き、拭き消しにより消去できる白墨で
筆記可能な層、鉛筆やペンなどで書くことができるトレ
ース層などがある。筆記層を塗布により形成する場合に
は、筆記層を構成する材料を適当な溶媒に溶解又は分散
した塗布液を、例えば、バーコーター、グラビアコータ
ー、カーテンコーター、ロールコーター、ブレードコー
ター等の適当な塗布装置で塗布、乾燥することにより形
成することができる。
【0018】このような筆記層を設けることにより、シ
ート状部材1の表面に文字などを筆記できるようにな
る。特に筆記層を設ける材料が透明な材料の場合には、
シート状部材に挟み込まれた書類を視認しながら、透明
な材料の上から書類を汚すことなく書類に書き込みをす
ることができる。
ート状部材1の表面に文字などを筆記できるようにな
る。特に筆記層を設ける材料が透明な材料の場合には、
シート状部材に挟み込まれた書類を視認しながら、透明
な材料の上から書類を汚すことなく書類に書き込みをす
ることができる。
【0019】またシート状部材1の内側の面には、書類
などに印字されたインクやトナーの転写が起こらないよ
うに転写防止の処理を行うことができる。
などに印字されたインクやトナーの転写が起こらないよ
うに転写防止の処理を行うことができる。
【0020】押え部材2は、摩擦帯電により静電気吸着
力を有する材料から構成され、少なくとも書類を保持す
る面が摩擦帯電により静電気吸着力を有する材料であれ
ばよい。このような静電吸着可能な材料として、それ自
体静電吸着性のある材料あるいはシート状や板状のもの
などに静電吸着性のある層を形成したものを用いること
ができる。
力を有する材料から構成され、少なくとも書類を保持す
る面が摩擦帯電により静電気吸着力を有する材料であれ
ばよい。このような静電吸着可能な材料として、それ自
体静電吸着性のある材料あるいはシート状や板状のもの
などに静電吸着性のある層を形成したものを用いること
ができる。
【0021】それ自体静電吸着可能な材料として、例え
ば、炭素数40〜60の有機ケトンを配合したポリ塩化
ビニルや有機スズ系安定剤を配合したポリ塩化ビニルフ
ィルム、ポリプロピレン系フィルムなどが挙げられる。
ば、炭素数40〜60の有機ケトンを配合したポリ塩化
ビニルや有機スズ系安定剤を配合したポリ塩化ビニルフ
ィルム、ポリプロピレン系フィルムなどが挙げられる。
【0022】また静電吸着層としては、静電荷帯電可能
なポリマーからなる細孔質または多孔質の層があり、こ
のような静電吸着層は静電吸着力が強く、書類保持力が
強いので特に好適である。静電荷帯電可能なポリマーと
しては、特に限定されないが、アクリル樹脂、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル・マレイ
ン酸樹脂、スチレン・アクリル樹脂、アクリル・塩化ビ
ニル樹脂、不飽和ポリエステル、塩化ゴム、酢酸ビニル
樹脂、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、フ
ェノール樹脂、アクリロニトリル・塩化ビニリデン樹脂
などを挙げることができる。
なポリマーからなる細孔質または多孔質の層があり、こ
のような静電吸着層は静電吸着力が強く、書類保持力が
強いので特に好適である。静電荷帯電可能なポリマーと
しては、特に限定されないが、アクリル樹脂、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル・マレイ
ン酸樹脂、スチレン・アクリル樹脂、アクリル・塩化ビ
ニル樹脂、不飽和ポリエステル、塩化ゴム、酢酸ビニル
樹脂、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、フ
ェノール樹脂、アクリロニトリル・塩化ビニリデン樹脂
などを挙げることができる。
【0023】このような静電荷帯電可能なポリマーから
なる細孔質あるいは多孔質の層を形成するには、静電荷
帯電可能なポリマーをそのポリマーの良溶媒と貧溶媒を
組み合わせた溶媒に溶解し、支持体上に塗布・乾燥させ
る方法がある。この場合、良溶媒と貧溶媒の比率を変化
させることにより、孔の径を変化させることができ、細
孔質または多孔質の層ができる。細孔質の場合、直径約
5μm〜100μm程度のブラッシング膜と呼ばれる目
の粗い開放孔とする。このブラッシング膜は、ポリマー
溶液を塗布後、60〜80%程度の湿度雰囲気中で乾燥
させることにより形成することができる。また多孔質の
場合には、直径約5μm以下の細かい開放孔とする。
なる細孔質あるいは多孔質の層を形成するには、静電荷
帯電可能なポリマーをそのポリマーの良溶媒と貧溶媒を
組み合わせた溶媒に溶解し、支持体上に塗布・乾燥させ
る方法がある。この場合、良溶媒と貧溶媒の比率を変化
させることにより、孔の径を変化させることができ、細
孔質または多孔質の層ができる。細孔質の場合、直径約
5μm〜100μm程度のブラッシング膜と呼ばれる目
の粗い開放孔とする。このブラッシング膜は、ポリマー
溶液を塗布後、60〜80%程度の湿度雰囲気中で乾燥
させることにより形成することができる。また多孔質の
場合には、直径約5μm以下の細かい開放孔とする。
【0024】このような静電吸着体は、各種紙類、パン
フレット、カタログ、小冊子等と摩擦させた場合に+
0.9kV以上あるいは−0.9kV以下の大きな摩擦
帯電量を得ることができ、書類と摩擦させるだけで例え
ばA4サイズで4、5枚程度からなる書類を長期に亘っ
て保持することができる。
フレット、カタログ、小冊子等と摩擦させた場合に+
0.9kV以上あるいは−0.9kV以下の大きな摩擦
帯電量を得ることができ、書類と摩擦させるだけで例え
ばA4サイズで4、5枚程度からなる書類を長期に亘っ
て保持することができる。
【0025】静電吸着可能な材料からなる押え部材2
は、少なくとも1端がシート状部材1に固定されていれ
ばよく、その固定方法は粘着剤、接着剤、両面テープな
どで貼り合わせたりする方法や、熱融着、超音波融着、
溶剤などでフィルムや基材の一部を溶かして接合するな
どの方法が採用できる。
は、少なくとも1端がシート状部材1に固定されていれ
ばよく、その固定方法は粘着剤、接着剤、両面テープな
どで貼り合わせたりする方法や、熱融着、超音波融着、
溶剤などでフィルムや基材の一部を溶かして接合するな
どの方法が採用できる。
【0026】押え部材2の形状やシート状部材1への固
定方法の例を図1〜図4に示す。図示するファイリング
部材10は、1辺が閉じられ、3辺が開放された2枚の
シート1a、1bからなり、図1のものは、押え部材2とし
て扇状のフィルムが用いられ、この扇状フィルムは直線
部分が一方のシート1aの2端部にそれぞれ接合され、ポ
ケット部を形成している。このファイリング部材10で
は、ポケット部に書類を挟み込んだ後、その上から手な
どで擦ることにより書類をポケット部に吸着させること
ができ、たとえポケット部の開放された部分を下にして
持っても、書類はポケット部から脱落することなく保持
される。尚、このタイプのファイリング部材の変更例と
して、ポケット部をシート状部材1の上下2個所に設け
てもよいし、或いは2枚のシートの両方にポケット部を
設けてもよい。この場合、少なくとも1のポケット部を
静電吸着可能な材料で構成すればよい。
定方法の例を図1〜図4に示す。図示するファイリング
部材10は、1辺が閉じられ、3辺が開放された2枚の
シート1a、1bからなり、図1のものは、押え部材2とし
て扇状のフィルムが用いられ、この扇状フィルムは直線
部分が一方のシート1aの2端部にそれぞれ接合され、ポ
ケット部を形成している。このファイリング部材10で
は、ポケット部に書類を挟み込んだ後、その上から手な
どで擦ることにより書類をポケット部に吸着させること
ができ、たとえポケット部の開放された部分を下にして
持っても、書類はポケット部から脱落することなく保持
される。尚、このタイプのファイリング部材の変更例と
して、ポケット部をシート状部材1の上下2個所に設け
てもよいし、或いは2枚のシートの両方にポケット部を
設けてもよい。この場合、少なくとも1のポケット部を
静電吸着可能な材料で構成すればよい。
【0027】図2および図3に示すファイリング部材1
0は、押え部材2が短冊状であって、シート状部材1の
一方のシート1aの端部に接合されている。このファイリ
ング部材10では、シート1aと押え部材2との間に書類20
を挟み込んだ後、押え部材2の上を擦るか、押え部材2
を2、3度めくり上げることにより書類20を押え部材2に
吸着させることができる。
0は、押え部材2が短冊状であって、シート状部材1の
一方のシート1aの端部に接合されている。このファイリ
ング部材10では、シート1aと押え部材2との間に書類20
を挟み込んだ後、押え部材2の上を擦るか、押え部材2
を2、3度めくり上げることにより書類20を押え部材2に
吸着させることができる。
【0028】押え部材2を接合する端部はシートの上下
左右いずれでもよく、図2には帯状の押え部材2の短寸
の端部をシート1a上端に接合した場合を、図3には、短
冊状のその長寸の端部をシート1a左端に接合した場合を
それぞれ示している。尚、図2に示すように押え部材2
を設けた場合には、押え部材2の長手方向が左右になる
ようにファイリング部材10を持つと、書類20がずり落ち
る可能性がある。このような場合には、帯状の押え部材
2枚をそれぞれ同一シートの隣接する辺の端部に接合
し、十字状にすることにより、書類の脱落を確実に防止
することができる。
左右いずれでもよく、図2には帯状の押え部材2の短寸
の端部をシート1a上端に接合した場合を、図3には、短
冊状のその長寸の端部をシート1a左端に接合した場合を
それぞれ示している。尚、図2に示すように押え部材2
を設けた場合には、押え部材2の長手方向が左右になる
ようにファイリング部材10を持つと、書類20がずり落ち
る可能性がある。このような場合には、帯状の押え部材
2枚をそれぞれ同一シートの隣接する辺の端部に接合
し、十字状にすることにより、書類の脱落を確実に防止
することができる。
【0029】図4は帯状の押え部材2の対向する2端を
シート状部材1に固定した場合を示している。この場合
にも、1端のみを固定する場合に比べ書類把持力を高め
ることができる。
シート状部材1に固定した場合を示している。この場合
にも、1端のみを固定する場合に比べ書類把持力を高め
ることができる。
【0030】図2〜図4に示すファイリング部材10は、
本発明のファイリング部材の例示であって、これらは押
え部材を複数設けたり、両側のシート1a、1bに設けるな
ど任意に変更することができ、また図1〜図4の形態のも
のを適宜組み合わせることも可能である。
本発明のファイリング部材の例示であって、これらは押
え部材を複数設けたり、両側のシート1a、1bに設けるな
ど任意に変更することができ、また図1〜図4の形態のも
のを適宜組み合わせることも可能である。
【0031】押え部材2の大きさは特に限定されず、保
持すべき書類の大きさや重さを考慮し、シート面積の5
%以上、好適には10%以上であることが好ましい。大
きいほど表面電荷(摩擦帯電量)は多くなり保持力も増
大するので、押え部材2はシートとほぼ同寸であっても
よい。
持すべき書類の大きさや重さを考慮し、シート面積の5
%以上、好適には10%以上であることが好ましい。大
きいほど表面電荷(摩擦帯電量)は多くなり保持力も増
大するので、押え部材2はシートとほぼ同寸であっても
よい。
【0032】このように構成されるファイリング部材10
に書類等を挟むときには、摩擦帯電または剥離帯電によ
って押え部材2を帯電させて押え部材2とシートとの間
に書類等を保持させる。摩擦帯電は、押え部材2に対し
書類などをあらかじめ擦りあわせることにより起こすこ
とができ、剥離帯電は書類に重ねた押え部材2を何度か
めくり上げることにより容易に起こすことができる。押
え部材2の形状や固定方法によって適宜、選択する。
に書類等を挟むときには、摩擦帯電または剥離帯電によ
って押え部材2を帯電させて押え部材2とシートとの間
に書類等を保持させる。摩擦帯電は、押え部材2に対し
書類などをあらかじめ擦りあわせることにより起こすこ
とができ、剥離帯電は書類に重ねた押え部材2を何度か
めくり上げることにより容易に起こすことができる。押
え部材2の形状や固定方法によって適宜、選択する。
【0033】
【実施例】実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。なお、「部」、「%」は特記しない限り、重量基準
とする。
る。なお、「部」、「%」は特記しない限り、重量基準
とする。
【0034】[実施例1]厚さ100μmの透明なポリ
エステルフィルムの片面に、下記の静電吸着層用塗工液
をメイヤーバーにて塗布した後、60℃で5分乾燥さ
せ、厚さ6μm、平均2μmの開放孔を有する多孔質膜
の静電吸着層を形成し、静電吸着可能なフィルムを得
た。
エステルフィルムの片面に、下記の静電吸着層用塗工液
をメイヤーバーにて塗布した後、60℃で5分乾燥さ
せ、厚さ6μm、平均2μmの開放孔を有する多孔質膜
の静電吸着層を形成し、静電吸着可能なフィルムを得
た。
【0035】 <静電吸着層用塗工液> アクリル系樹脂(アクリヘ゛ースMM428:藤倉化成社) 5部 エタノール 50部 1,1,1−トリクロロエチレン 45部 一方、厚さ125μmの紫外線吸収剤練り込みポリエス
テルシートを屈曲し、1シートの大きさがA4サイズであ
るシート状部材を用意し、このシート状部材の一方のシ
ートの内側の1辺に、幅5cm、長さ15cm静電吸着可能
なフィルムの短い方の端部を両面粘着テープを用いて貼
り合わせ、図2に示すようなファイリング部材を得た。
この際、静電吸着層が中側になるようにした。
テルシートを屈曲し、1シートの大きさがA4サイズであ
るシート状部材を用意し、このシート状部材の一方のシ
ートの内側の1辺に、幅5cm、長さ15cm静電吸着可能
なフィルムの短い方の端部を両面粘着テープを用いて貼
り合わせ、図2に示すようなファイリング部材を得た。
この際、静電吸着層が中側になるようにした。
【0036】上記のようにして得られたファイリング部
材の押え部材を2、3回めくりあげた後、押え部材とシ
ートとの間にB5程度の大きさの用紙5枚を綴じたもの
を挟み込み保持させた。このファイリング部材を押え部
材の開放された端部が下になるように持っても保持され
た用紙は落ちることがなく、この状態は3ヶ月たっても
変わらなかった。
材の押え部材を2、3回めくりあげた後、押え部材とシ
ートとの間にB5程度の大きさの用紙5枚を綴じたもの
を挟み込み保持させた。このファイリング部材を押え部
材の開放された端部が下になるように持っても保持され
た用紙は落ちることがなく、この状態は3ヶ月たっても
変わらなかった。
【0037】[実施例2]厚さ50μmの透明ポリエス
テルフィルムの片面に、以下の架橋硬化樹脂層用塗工液
をメイヤーバーで塗布、乾燥し、高圧水銀灯により紫外
線を1〜2秒照射して厚さ4μmのホワイトボード筆記
層を有する透明フィルムを、A4の大きさで2枚作製し
た。
テルフィルムの片面に、以下の架橋硬化樹脂層用塗工液
をメイヤーバーで塗布、乾燥し、高圧水銀灯により紫外
線を1〜2秒照射して厚さ4μmのホワイトボード筆記
層を有する透明フィルムを、A4の大きさで2枚作製し
た。
【0038】<架橋硬化樹脂層用塗工液> 紫外線硬化型樹脂 26部 (ユニテ゛ィック17-824-9:大日本インキ化学工業社) メチルエチルケトン 17部 トルエン 17部 エチルセロソルブ 17部 開始剤(イルカ゛キュア184:チバガイギー社) 0.63部 これら2枚の透明フィルムの一端を熱融着し、シート状
部材を得た。
部材を得た。
【0039】一方、厚さ100μmの透明なポリエステ
ルフィルムの片面に、下記の静電吸着層用塗工液をメイ
ヤーバーにて塗布した後、60℃で10分乾燥させ、厚
さ8μm、平均0.8μmの開放孔を有する多孔質膜の静
電吸着層を形成し、静電吸着可能なフィルムを得た。
ルフィルムの片面に、下記の静電吸着層用塗工液をメイ
ヤーバーにて塗布した後、60℃で10分乾燥させ、厚
さ8μm、平均0.8μmの開放孔を有する多孔質膜の静
電吸着層を形成し、静電吸着可能なフィルムを得た。
【0040】 <静電吸着層用塗工液> 塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂(日本ゼオン製) 10部 メチルエチルケトン 65部 n-ブタノール 35部 この静電吸着フィルムを押え部材として用い、図1に示
すようなファイリング部材を得た。このようにして得ら
れたファイリング部材の押え部材を2、3回めくりあげ
た後、押え部材とシートとの間にB5程度の大きさの用
紙5枚を重ねたものを挟み込み保持させた。このファイ
リング部材を押え部材の開放された端部が下になるよう
に持っても保持された用紙は落ちることがなく、この状
態は3ヶ月たっても変わらなかった。
すようなファイリング部材を得た。このようにして得ら
れたファイリング部材の押え部材を2、3回めくりあげ
た後、押え部材とシートとの間にB5程度の大きさの用
紙5枚を重ねたものを挟み込み保持させた。このファイ
リング部材を押え部材の開放された端部が下になるよう
に持っても保持された用紙は落ちることがなく、この状
態は3ヶ月たっても変わらなかった。
【0041】また筆記層を設けてあるため、ホワイトボ
ード用マーカー(ボードファックスマーカー:プラス工
業社)により、ファイリングした内容が何であるかをフ
ァイリング部材へ書き込んで表示することができた。マ
ーカーによる書き込みは消去も容易であり、繰り返し使
用が可能であることがわかった。
ード用マーカー(ボードファックスマーカー:プラス工
業社)により、ファイリングした内容が何であるかをフ
ァイリング部材へ書き込んで表示することができた。マ
ーカーによる書き込みは消去も容易であり、繰り返し使
用が可能であることがわかった。
【0042】
【発明の効果】本発明のファイリング部材は、書類を挟
む2枚のシートの間に静電吸着力によって書類を保持す
る押え部材を設けたことにより、ファイリング部材の持
ち運び時に書類が脱落することがなく、しかもファイリ
ング部材からの取り出しを容易に行うことができる。
む2枚のシートの間に静電吸着力によって書類を保持す
る押え部材を設けたことにより、ファイリング部材の持
ち運び時に書類が脱落することがなく、しかもファイリ
ング部材からの取り出しを容易に行うことができる。
【図1】 本発明のファイリング部材の一実施例を示す
平面図および斜視図。
平面図および斜視図。
【図2】 本発明のファイリング部材の他の実施例を示
す図。
す図。
【図3】 本発明のファイリング部材の他の実施例を示
す図。
す図。
【図4】 本発明のファイリング部材の他の実施例を示
す図。
す図。
1・・・シート状部材 1a、1b・・・シート 2・・・押え部材 3・・・接合部 10・・・ファイリング部材 20・・・書類
Claims (4)
- 【請求項1】書類を挟み込む一対のシート部を有するシ
ート状部材と、少なくとも一方のシート部に固定された
押え部材とを備えたファイリング部材であって、前記押
え部材は静電吸着可能な材料からなることを特徴とする
ファイリング部材。 - 【請求項2】前記押え部材は、支持体上に、静電荷帯電
可能なポリマーからなる細孔質または多孔質の層が形成
されている静電吸着体からなることを特徴とする請求項
1記載のファイリング部材。 - 【請求項3】前記押え部材は、前記シート部の隣接する
2辺に接合されていることを特徴とする請求項1記載の
ファイリング部材。 - 【請求項4】前記シート状部材は、少なくとも一方のシ
ート部が静電吸着可能な材料からなることを特徴とする
請求項1ないし3記載のファイリング部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10248970A JP2000071663A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ファイリング部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10248970A JP2000071663A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ファイリング部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000071663A true JP2000071663A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17186106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10248970A Pending JP2000071663A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ファイリング部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000071663A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017065198A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 株式会社教育同人社 | 書き込みシート |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10248970A patent/JP2000071663A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017065198A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 株式会社教育同人社 | 書き込みシート |
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