JP2000133763A - 樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 封止樹脂との密着性に優れ、耐久性、信頼性
が高い樹脂封止型半導体装置の製造を可能とする回路部
材と、この回路部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 金属層形成工程で、導電性基板の少なく
とも一方の面に、該導電性基板よりもエッチング加工性
の低い材料で金属層を形成し、エッチング工程で、上記
金属層が形成された導電性基板の両面に所定の形状でレ
ジストパターンを形成し、該レジストパターンを耐腐蝕
膜として前記金属層および導電性基板をエッチングし、
その後、レジスト除去工程で、レジストパターンを除去
することにより、外枠部材と、該外枠部材から各々接続
リードを介して相互に独立して配設された複数の端子部
と、前記外枠部材から接続リードを介して配設されたダ
イパッドとを備え、前記端子部は少なくとも一方の面に
側面部へ突出するような金属層を有し、前記ダイパッド
は少なくとも一方の面に凹部を有するとともに、少なく
とも該凹部の開口部とダイパッド側面部へ突出するよう
な金属層を有する回路部材とする。
が高い樹脂封止型半導体装置の製造を可能とする回路部
材と、この回路部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 金属層形成工程で、導電性基板の少なく
とも一方の面に、該導電性基板よりもエッチング加工性
の低い材料で金属層を形成し、エッチング工程で、上記
金属層が形成された導電性基板の両面に所定の形状でレ
ジストパターンを形成し、該レジストパターンを耐腐蝕
膜として前記金属層および導電性基板をエッチングし、
その後、レジスト除去工程で、レジストパターンを除去
することにより、外枠部材と、該外枠部材から各々接続
リードを介して相互に独立して配設された複数の端子部
と、前記外枠部材から接続リードを介して配設されたダ
イパッドとを備え、前記端子部は少なくとも一方の面に
側面部へ突出するような金属層を有し、前記ダイパッド
は少なくとも一方の面に凹部を有するとともに、少なく
とも該凹部の開口部とダイパッド側面部へ突出するよう
な金属層を有する回路部材とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子を搭載し
た樹脂封止型の半導体装置に用いる回路部材と、その製
造方法に関する。
た樹脂封止型の半導体装置に用いる回路部材と、その製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、高集積化や小型化
技術の進歩、電気機器の高性能化と小型化の傾向から、
LSIのASICに代表されるように、ますます高集積
化、高機能化が進んできている。このような半導体装置
の高集積化、高機能化において、外部端子(ピン)の総
和の増加を来すとともに、更なる多端子(ピン)化が要
請されている。
技術の進歩、電気機器の高性能化と小型化の傾向から、
LSIのASICに代表されるように、ますます高集積
化、高機能化が進んできている。このような半導体装置
の高集積化、高機能化において、外部端子(ピン)の総
和の増加を来すとともに、更なる多端子(ピン)化が要
請されている。
【0003】上記のような多端子(ピン)化の要請に応
えるものとして、高精細なリードフレーム等、および、
BGA(Ball Grid Array)、CSP
(Chip Size Package)に代表される
様々な樹脂封止型の半導体装置が普及してきた。
えるものとして、高精細なリードフレーム等、および、
BGA(Ball Grid Array)、CSP
(Chip Size Package)に代表される
様々な樹脂封止型の半導体装置が普及してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の樹脂封
止型半導体装置では、端子部やダイパッドと封止樹脂と
の密着性が問題となっていた。すなわち、端子部やダイ
パッドと封止樹脂との密着性が悪い場合、半導体装置の
製造途中あるいは使用中に剥離を生じ、この剥離が原因
で封止樹脂のクラックが発生し、これにより半導体装置
の信頼性が損なわれ、耐久性が保てないという重大な欠
陥を生じることある。
止型半導体装置では、端子部やダイパッドと封止樹脂と
の密着性が問題となっていた。すなわち、端子部やダイ
パッドと封止樹脂との密着性が悪い場合、半導体装置の
製造途中あるいは使用中に剥離を生じ、この剥離が原因
で封止樹脂のクラックが発生し、これにより半導体装置
の信頼性が損なわれ、耐久性が保てないという重大な欠
陥を生じることある。
【0005】このため、剥離を生じやすいダイパッドに
微小凹部を形成するディンプル加工やスルーホール加工
を施すこと、あるいは、ダイパッドを半導体素子に比較
して小さくする、等の対応がなされている。しかしなが
ら、上記のディンプル加工は、ダイパッドと封止樹脂と
の密着性向上の効果が不十分であり、また、スルーホー
ル加工やダイパッドの小面積化は、半導体素子の搭載に
高い技術が必要になるという問題がある。
微小凹部を形成するディンプル加工やスルーホール加工
を施すこと、あるいは、ダイパッドを半導体素子に比較
して小さくする、等の対応がなされている。しかしなが
ら、上記のディンプル加工は、ダイパッドと封止樹脂と
の密着性向上の効果が不十分であり、また、スルーホー
ル加工やダイパッドの小面積化は、半導体素子の搭載に
高い技術が必要になるという問題がある。
【0006】また、封止樹脂の面からの対応もなされ、
端子部やダイパッドを構成する金属材料への接着性を向
上させることが行われているが、金属材料への高い接着
性をもつ封止樹脂は、製造時に使用する金型にも接着す
るため、半導体装置の量産性に支障を来すという問題が
あり、また、このような封止樹脂の価格が高いという問
題もある。
端子部やダイパッドを構成する金属材料への接着性を向
上させることが行われているが、金属材料への高い接着
性をもつ封止樹脂は、製造時に使用する金型にも接着す
るため、半導体装置の量産性に支障を来すという問題が
あり、また、このような封止樹脂の価格が高いという問
題もある。
【0007】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、封止樹脂との密着性に優れ、耐久性、
信頼性が高い樹脂封止型半導体装置の製造を可能とする
回路部材と、この回路部材の製造方法を提供することを
目的とする。
れたものであり、封止樹脂との密着性に優れ、耐久性、
信頼性が高い樹脂封止型半導体装置の製造を可能とする
回路部材と、この回路部材の製造方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の樹脂封止型半導体装置用の回路部材
は、外枠部材と、該外枠部材から各々接続リードを介し
て相互に独立して配設された複数の端子部と、前記外枠
部材から接続リードを介して配設されたダイパッドとを
備え、前記端子部は少なくとも一方の面に側面部へ突出
するような金属層を有し、前記ダイパッドは少なくとも
一方の面に凹部を有するとともに、少なくとも該凹部の
開口部へ突出するような金属層を有するような構成とし
た。
るために、本発明の樹脂封止型半導体装置用の回路部材
は、外枠部材と、該外枠部材から各々接続リードを介し
て相互に独立して配設された複数の端子部と、前記外枠
部材から接続リードを介して配設されたダイパッドとを
備え、前記端子部は少なくとも一方の面に側面部へ突出
するような金属層を有し、前記ダイパッドは少なくとも
一方の面に凹部を有するとともに、少なくとも該凹部の
開口部へ突出するような金属層を有するような構成とし
た。
【0009】また、本発明の樹脂封止型半導体装置用の
回路部材は、前記金属層がNi、Sn、Ag、Pd、A
u、Pt、Rh、Ruおよびその合金のいずれかからな
る単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層である
ような構成とした。
回路部材は、前記金属層がNi、Sn、Ag、Pd、A
u、Pt、Rh、Ruおよびその合金のいずれかからな
る単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層である
ような構成とした。
【0010】また、本発明の樹脂封止型半導体装置用の
回路部材は、前記端子部の側面部と、前記ダイパッドの
凹部内表面と、前記金属層の少なくとも側端面とに、め
っき層を有するような構成とした。
回路部材は、前記端子部の側面部と、前記ダイパッドの
凹部内表面と、前記金属層の少なくとも側端面とに、め
っき層を有するような構成とした。
【0011】さらに、本発明の樹脂封止型半導体装置用
の回路部材は、前記めっき層がCu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層であるような構成とした。
の回路部材は、前記めっき層がCu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層であるような構成とした。
【0012】本発明の回路部材の製造方法は、導電性基
板の少なくとも一方の面に、該導電性基板よりもエッチ
ング加工性の低い材料で金属層を形成する金属層形成工
程と、金属層が形成された導電性基板の両面に所定の形
状でレジストパターンを形成し、該レジストパターンを
耐腐蝕膜として前記金属層および導電性基板をエッチン
グして、外枠部材と、接続リードを介して相互に独立す
るように前記外枠部材に連結された複数の端子部と、接
続リードを介して前記外枠部材に連結され少なくとも一
方の面に凹部を有するダイパッドを形成するエッチング
工程と、レジストパターンを除去するレジスト除去工程
と、を有するような構成とした。
板の少なくとも一方の面に、該導電性基板よりもエッチ
ング加工性の低い材料で金属層を形成する金属層形成工
程と、金属層が形成された導電性基板の両面に所定の形
状でレジストパターンを形成し、該レジストパターンを
耐腐蝕膜として前記金属層および導電性基板をエッチン
グして、外枠部材と、接続リードを介して相互に独立す
るように前記外枠部材に連結された複数の端子部と、接
続リードを介して前記外枠部材に連結され少なくとも一
方の面に凹部を有するダイパッドを形成するエッチング
工程と、レジストパターンを除去するレジスト除去工程
と、を有するような構成とした。
【0013】また、本発明の回路部材の製造方法は、前
記エッチング工程と前記レジスト除去工程との間に、露
出している前記端子部の側面部と、前記ダイパッドの側
面部および凹部内表面と、前記金属層の側端面とにめっ
き層を形成するめっき工程を有するような構成とした。
記エッチング工程と前記レジスト除去工程との間に、露
出している前記端子部の側面部と、前記ダイパッドの側
面部および凹部内表面と、前記金属層の側端面とにめっ
き層を形成するめっき工程を有するような構成とした。
【0014】また、本発明の回路部材の製造方法は、前
記レジスト除去工程の後に、露出している前記端子部の
側面部と、前記ダイパッドの側面部および凹部内表面
と、前記金属層とに、めっき層を形成するめっき工程を
有するような構成とした。
記レジスト除去工程の後に、露出している前記端子部の
側面部と、前記ダイパッドの側面部および凹部内表面
と、前記金属層とに、めっき層を形成するめっき工程を
有するような構成とした。
【0015】さらに、本発明の回路部材の製造方法は、
前記金属層形成工程において、金属層をNi、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層として形成するような構成とした。
前記金属層形成工程において、金属層をNi、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層として形成するような構成とした。
【0016】また、本発明の回路部材の製造方法は、前
記めっき工程において、めっき層をCu、Ni、Sn、
Ag、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金の
いずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わ
せの多層として形成するような構成とした。
記めっき工程において、めっき層をCu、Ni、Sn、
Ag、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金の
いずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わ
せの多層として形成するような構成とした。
【0017】このような本発明では、端子部やダイパッ
ドの側面部、および、ダイパッドの凹部の開口部へ突出
する金属層の突出部が、封止樹脂に端子部、ダイパッド
を確実に固定する作用をなす。
ドの側面部、および、ダイパッドの凹部の開口部へ突出
する金属層の突出部が、封止樹脂に端子部、ダイパッド
を確実に固定する作用をなす。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。回路部材の第1の実施形態 図1は本発明の回路部材の一実施形態を示す平面図、図
2は図1に示される回路部材のA−A線における縦断面
図である。図1および図2において、本発明の回路部材
1は、外枠部材2と、この外枠部材2から接続リード4
を介して相互に独立して配設された複数の端子部3と、
外枠部材2から接続リード9を介して配設されたダイパ
ッド7とを備えている。そして、回路部材1は、端子部
3の裏面3Bとダイパッド7の裏面7Bを含む裏面側に
金属層5を備えている。
て図面を参照して説明する。回路部材の第1の実施形態 図1は本発明の回路部材の一実施形態を示す平面図、図
2は図1に示される回路部材のA−A線における縦断面
図である。図1および図2において、本発明の回路部材
1は、外枠部材2と、この外枠部材2から接続リード4
を介して相互に独立して配設された複数の端子部3と、
外枠部材2から接続リード9を介して配設されたダイパ
ッド7とを備えている。そして、回路部材1は、端子部
3の裏面3Bとダイパッド7の裏面7Bを含む裏面側に
金属層5を備えている。
【0019】外枠部材2は、外形形状および内側開口形
状が矩形であり、各接続リード4は外枠部材2の内側開
口の各辺から同一平面内に突設されている。
状が矩形であり、各接続リード4は外枠部材2の内側開
口の各辺から同一平面内に突設されている。
【0020】端子部3は、接続リード4の先端に設けら
れ、先端側に半導体素子との接続部位である内部端子3
aを、接続リード4寄りに外部端子3bを有している。
外枠部材2と端子部3と接続リード4の裏面には金属層
5が設けられている。図3は、このような端子部3の部
分斜視図である。図3に示されるように、端子部3の裏
面3Bには金属層5が配設されており、この金属層5
は、端子部3の側面部へ突出する突出部5aを有してお
り、この突出部5aが、樹脂封止型半導体装置の製造に
おいて、封止樹脂に端子部3を確実に固定する作用をな
す。尚、図示例では端子部3の内部端子3aの表面には
半導体素子の端子との接続用のめっき部材6が設けられ
ている。
れ、先端側に半導体素子との接続部位である内部端子3
aを、接続リード4寄りに外部端子3bを有している。
外枠部材2と端子部3と接続リード4の裏面には金属層
5が設けられている。図3は、このような端子部3の部
分斜視図である。図3に示されるように、端子部3の裏
面3Bには金属層5が配設されており、この金属層5
は、端子部3の側面部へ突出する突出部5aを有してお
り、この突出部5aが、樹脂封止型半導体装置の製造に
おいて、封止樹脂に端子部3を確実に固定する作用をな
す。尚、図示例では端子部3の内部端子3aの表面には
半導体素子の端子との接続用のめっき部材6が設けられ
ている。
【0021】ダイパッド7は、外枠部材2の内側開口の
各隅部から延設された4本の接続リード9に支持され、
裏面7B側には複数の凹部8が形成され、さらに、ダイ
パッド7の裏面7Bと接続リード9の裏面には金属層5
が設けられている。図4は、このようなダイパッド7の
裏面7B側の斜視図である。図2および図4において、
ダイパッド7の裏面7B側に設けられた凹部8は略半球
形状の凹部(ディンプル)であり、上記の金属層5は、
ダイパッド7の側面部へ突出する突出部5aと、凹部8
の開口部8aへ突出する突出部5aを有している。この
ような突出部5aが、樹脂封止型半導体装置の製造にお
いて、封止樹脂にダイパッド7を確実に固定する作用を
なす。凹部8の形状は略半球形状に限定されるものでは
なく、例えば、溝形状のもの等いずれであってもよい。
凹部8の形状、寸法、個数等は適宜設定することができ
るが、開口部8aに突出している突出部5aの開口幅
は、封止樹脂の凹部8内への侵入の容易さを考慮して5
0〜400μmの範囲内であることが好ましい。
各隅部から延設された4本の接続リード9に支持され、
裏面7B側には複数の凹部8が形成され、さらに、ダイ
パッド7の裏面7Bと接続リード9の裏面には金属層5
が設けられている。図4は、このようなダイパッド7の
裏面7B側の斜視図である。図2および図4において、
ダイパッド7の裏面7B側に設けられた凹部8は略半球
形状の凹部(ディンプル)であり、上記の金属層5は、
ダイパッド7の側面部へ突出する突出部5aと、凹部8
の開口部8aへ突出する突出部5aを有している。この
ような突出部5aが、樹脂封止型半導体装置の製造にお
いて、封止樹脂にダイパッド7を確実に固定する作用を
なす。凹部8の形状は略半球形状に限定されるものでは
なく、例えば、溝形状のもの等いずれであってもよい。
凹部8の形状、寸法、個数等は適宜設定することができ
るが、開口部8aに突出している突出部5aの開口幅
は、封止樹脂の凹部8内への侵入の容易さを考慮して5
0〜400μmの範囲内であることが好ましい。
【0022】金属層5は、Ni、Sn、Ag、Pd、A
u、Pt、Rh、Ruおよびその合金のいずれかからな
る単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層であ
り、厚みは2〜20μm程度である。この金属層5の突
出部5aの突出量(図2のW1、W2)は、10〜10
0μm程度の範囲内にあることが好ましい。また、接続
用のめっき部材6は、金、パラジウム、銀等のいずれか
からなる単層めっきであり、厚みは2〜5μm程度であ
る。
u、Pt、Rh、Ruおよびその合金のいずれかからな
る単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層であ
り、厚みは2〜20μm程度である。この金属層5の突
出部5aの突出量(図2のW1、W2)は、10〜10
0μm程度の範囲内にあることが好ましい。また、接続
用のめっき部材6は、金、パラジウム、銀等のいずれか
からなる単層めっきであり、厚みは2〜5μm程度であ
る。
【0023】このような回路部材1の材質は、42合金
(Ni41%のFe合金)、銅、銅合金等とすることが
できる。
(Ni41%のFe合金)、銅、銅合金等とすることが
できる。
【0024】また、本発明の回路部材1は、ダイパッド
7の表面7A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁性の両
面接着テープを設けたものであってもよい。両面接着テ
ープは、電気絶縁性のベースフィルムの両面に接着剤層
を備えたもの、例えば、ユーピレックス(宇部興産
(株)製の電気絶縁性のベースフィルム)の両面にRX
F((株)巴川製紙所製の接着剤)層を備えたUX1W
((株)巴川製紙所製)のような両面接着テープを使用
することができる。回路部材の第2の実施形態 図5は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の断面図である。図5において、本発明の回路部材11
は、表面にも金属層を備えている点、および、端子部1
3の内部端子13aが薄肉部である点を除いて、上述の
回路部材1と同様である。すなわち、外枠部材12と、
この外枠部材12から接続リード14を介して相互に独
立して配設された複数の端子部13と、外枠部材12か
ら接続リード(図示せず)を介して配設されたダイパッ
ド17とを備えている。そして、回路部材11は、端子
部13の裏面13Bとダイパッド17の裏面17Bを含
む裏面側に金属層15を備え、さらに、表面側にも金属
層15を備えている。
7の表面7A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁性の両
面接着テープを設けたものであってもよい。両面接着テ
ープは、電気絶縁性のベースフィルムの両面に接着剤層
を備えたもの、例えば、ユーピレックス(宇部興産
(株)製の電気絶縁性のベースフィルム)の両面にRX
F((株)巴川製紙所製の接着剤)層を備えたUX1W
((株)巴川製紙所製)のような両面接着テープを使用
することができる。回路部材の第2の実施形態 図5は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の断面図である。図5において、本発明の回路部材11
は、表面にも金属層を備えている点、および、端子部1
3の内部端子13aが薄肉部である点を除いて、上述の
回路部材1と同様である。すなわち、外枠部材12と、
この外枠部材12から接続リード14を介して相互に独
立して配設された複数の端子部13と、外枠部材12か
ら接続リード(図示せず)を介して配設されたダイパッ
ド17とを備えている。そして、回路部材11は、端子
部13の裏面13Bとダイパッド17の裏面17Bを含
む裏面側に金属層15を備え、さらに、表面側にも金属
層15を備えている。
【0025】外枠部材12は、上記の外枠部材2と同様
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード14は外枠部材12の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード14は外枠部材12の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
【0026】端子部13は、上記の端子部3と同様に接
続リード14の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子13aを、接続
リード寄りに外部端子13bを有している。外枠部材1
2と端子部13と接続リード14の表面および裏面には
金属層15が設けられている。ただし、薄肉部である内
部端子13aの表面には金属層15は設けられていな
い。このような金属層15は、端子部13の側面部へ突
出する突出部15aを有しており、この突出部15a
が、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂に
端子部13を確実に固定する作用をなす。尚、図示例で
は端子部13の内部端子13aの薄肉部の表面には半導
体素子の端子との接続用のめっき部材16が設けられて
いる。
続リード14の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子13aを、接続
リード寄りに外部端子13bを有している。外枠部材1
2と端子部13と接続リード14の表面および裏面には
金属層15が設けられている。ただし、薄肉部である内
部端子13aの表面には金属層15は設けられていな
い。このような金属層15は、端子部13の側面部へ突
出する突出部15aを有しており、この突出部15a
が、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂に
端子部13を確実に固定する作用をなす。尚、図示例で
は端子部13の内部端子13aの薄肉部の表面には半導
体素子の端子との接続用のめっき部材16が設けられて
いる。
【0027】ダイパッド17は、上述のダイパッド7と
同様に、外枠部材12の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード(図示せず)に支持され、裏面17
B側には複数の凹部18が形成され、さらに、ダイパッ
ド17および接続リードの表面および裏面には金属層1
5が設けられている。ダイパッド17の裏面17B側に
設けられた凹部18は略半球形状の凹部(ディンプル)
であり、上記の金属層15は、ダイパッド17の側面部
へ突出する突出部15aと、凹部18の開口部18aへ
突出する突出部15aを有している。このような突出部
15aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止
樹脂にダイパッド17を確実に固定する作用をなす。
同様に、外枠部材12の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード(図示せず)に支持され、裏面17
B側には複数の凹部18が形成され、さらに、ダイパッ
ド17および接続リードの表面および裏面には金属層1
5が設けられている。ダイパッド17の裏面17B側に
設けられた凹部18は略半球形状の凹部(ディンプル)
であり、上記の金属層15は、ダイパッド17の側面部
へ突出する突出部15aと、凹部18の開口部18aへ
突出する突出部15aを有している。このような突出部
15aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止
樹脂にダイパッド17を確実に固定する作用をなす。
【0028】回路部材11の材質、金属層15の材質や
厚み、ダイパッド17に設ける凹部18の形状、寸法、
個数、この開口部18aに突出している突出部15aの
開口幅等は、上述の回路部材1の該当する部位と同様と
することができ、ここでの説明は省略する。
厚み、ダイパッド17に設ける凹部18の形状、寸法、
個数、この開口部18aに突出している突出部15aの
開口幅等は、上述の回路部材1の該当する部位と同様と
することができ、ここでの説明は省略する。
【0029】また、本発明の回路部材11は、ダイパッ
ド17の表面17A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。回路部材の第3の実施形態 図6は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の部分拡大断面図である。図6において、本発明の回路
部材21は、端子部、接続リード部、ダイパッド、接続
リードの各側面と、ダイパッドに設けられた凹部内と、
金属層の側端面とにめっき層を備えている点、および、
端子部23の内部端子23aが薄肉部である点を除い
て、上述の回路部材1と同様である。すなわち、回路部
材21は、外枠部材22(図示せず)と、この外枠部材
22から接続リード24を介して相互に独立して配設さ
れた複数の端子部23と、外枠部材22から接続リード
29(図示せず)を介して配設されたダイパッド27と
を備えている。また、端子部23の裏面23Bとダイパ
ッド27の裏面27Bを含む裏面に金属層25を備えて
いる。そして、端子部23、接続リード部24、ダイパ
ッド27、接続リード29の各側面と、ダイパッド27
に設けられた凹部28内と、金属層25の側端面とに、
めっき層30を備えている。
ド17の表面17A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。回路部材の第3の実施形態 図6は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の部分拡大断面図である。図6において、本発明の回路
部材21は、端子部、接続リード部、ダイパッド、接続
リードの各側面と、ダイパッドに設けられた凹部内と、
金属層の側端面とにめっき層を備えている点、および、
端子部23の内部端子23aが薄肉部である点を除い
て、上述の回路部材1と同様である。すなわち、回路部
材21は、外枠部材22(図示せず)と、この外枠部材
22から接続リード24を介して相互に独立して配設さ
れた複数の端子部23と、外枠部材22から接続リード
29(図示せず)を介して配設されたダイパッド27と
を備えている。また、端子部23の裏面23Bとダイパ
ッド27の裏面27Bを含む裏面に金属層25を備えて
いる。そして、端子部23、接続リード部24、ダイパ
ッド27、接続リード29の各側面と、ダイパッド27
に設けられた凹部28内と、金属層25の側端面とに、
めっき層30を備えている。
【0030】外枠部材22は、上記の外枠部材2と同様
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード24は外枠部材22の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード24は外枠部材22の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
【0031】端子部23は、上記の端子部3と同様に接
続リード24の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子23aを、接続
リード寄りに外部端子23bを有している。外枠部材2
2と端子部23と接続リード24の裏面には金属層25
が設けられている。このような金属層25は、端子部2
3の側面部へ突出する突出部25aを有しており、この
突出部25aが、樹脂封止型半導体装置の製造におい
て、封止樹脂に端子部23を確実に固定する作用をな
す。尚、図示例では端子部23の内部端子23aの薄肉
部の表面には半導体素子の端子との接続用のめっき部材
26が設けられている。
続リード24の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子23aを、接続
リード寄りに外部端子23bを有している。外枠部材2
2と端子部23と接続リード24の裏面には金属層25
が設けられている。このような金属層25は、端子部2
3の側面部へ突出する突出部25aを有しており、この
突出部25aが、樹脂封止型半導体装置の製造におい
て、封止樹脂に端子部23を確実に固定する作用をな
す。尚、図示例では端子部23の内部端子23aの薄肉
部の表面には半導体素子の端子との接続用のめっき部材
26が設けられている。
【0032】ダイパッド27は、上述のダイパッド7と
同様に、外枠部材22の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード29(図示せず)に支持され、裏面
27B側には複数の凹部28が形成され、さらに、ダイ
パッド27および接続リードの裏面には金属層25が設
けられている。ダイパッド27の裏面27B側に設けら
れた凹部28は略半球形状の凹部(ディンプル)であ
り、上記の金属層25は、ダイパッド27の側面部へ突
出する突出部25aと、凹部28の開口部28aへ突出
する突出部25aを有している。このような突出部25
aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂
にダイパッド27を確実に固定する作用をなす。
同様に、外枠部材22の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード29(図示せず)に支持され、裏面
27B側には複数の凹部28が形成され、さらに、ダイ
パッド27および接続リードの裏面には金属層25が設
けられている。ダイパッド27の裏面27B側に設けら
れた凹部28は略半球形状の凹部(ディンプル)であ
り、上記の金属層25は、ダイパッド27の側面部へ突
出する突出部25aと、凹部28の開口部28aへ突出
する突出部25aを有している。このような突出部25
aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂
にダイパッド27を確実に固定する作用をなす。
【0033】めっき層30は、上述のように、端子部2
3、接続リード24、ダイパッド27、接続リード29
の各側面と、ダイパッド27に設けられた凹部28内
と、金属層25の側端面(突出部25a)との設けられ
ており、特に金属層25の側端面(突出部25a)で
は、めっき層30の成長が進み大きな突出部がめっき層
30によって形成されている。これにより、上記の突出
部25aによる封止樹脂と端子部23やダイパッド27
との密着性向上の効果が更に大きなものとなる。
3、接続リード24、ダイパッド27、接続リード29
の各側面と、ダイパッド27に設けられた凹部28内
と、金属層25の側端面(突出部25a)との設けられ
ており、特に金属層25の側端面(突出部25a)で
は、めっき層30の成長が進み大きな突出部がめっき層
30によって形成されている。これにより、上記の突出
部25aによる封止樹脂と端子部23やダイパッド27
との密着性向上の効果が更に大きなものとなる。
【0034】めっき層30は、Cu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層であり、金属層25の側面(突出部25a)にお
けるめっき層30の厚みは1〜20μm程度とすること
が好ましい。
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層であり、金属層25の側面(突出部25a)にお
けるめっき層30の厚みは1〜20μm程度とすること
が好ましい。
【0035】尚、回路部材21の材質、金属層25の材
質や厚み、ダイパッド27に設ける凹部28の形状、寸
法、個数、この開口部28aに突出している突出部25
a(めっき層30)の開口幅等は、上述の回路部材1の
該当する部位と同様とすることができ、ここでの説明は
省略する。
質や厚み、ダイパッド27に設ける凹部28の形状、寸
法、個数、この開口部28aに突出している突出部25
a(めっき層30)の開口幅等は、上述の回路部材1の
該当する部位と同様とすることができ、ここでの説明は
省略する。
【0036】また、本発明の回路部材21は、ダイパッ
ド27の表面27A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。
ド27の表面27A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。
【0037】本実施形態においても、図5に示される実
施形態と同様に、回路部材の表面にも金属層を備えるも
のであってよい。回路部材の第4の実施形態 図7は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の部分拡大断面図である。図7において、本発明の回路
部材31は、端子部、接続リード、ダイパッド、接続リ
ードの各側面と、ダイパッドに設けられた凹部内と、金
属層上とにめっき層を備えている点を除いて、上述の回
路部材11と同様である。すなわち、回路部材31は、
外枠部材32(図示せず)と、この外枠部材32から接
続リード34を介して相互に独立して配設された複数の
端子部33と、外枠部材32から接続リード39(図示
せず)を介して配設されたダイパッド37とを備えてい
る。また、回路部材31は、端子部33の裏面33Bと
ダイパッド37の裏面37Bを含む裏面側に金属層35
を備え、かつ、表面側にも金属層35を備えている。そ
して、端子部33、接続リード34、ダイパッド37、
接続リード39の各側面と、ダイパッド37に設けられ
た凹部38内と、金属層35上とに、めっき層40を備
えている。
施形態と同様に、回路部材の表面にも金属層を備えるも
のであってよい。回路部材の第4の実施形態 図7は本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相当
の部分拡大断面図である。図7において、本発明の回路
部材31は、端子部、接続リード、ダイパッド、接続リ
ードの各側面と、ダイパッドに設けられた凹部内と、金
属層上とにめっき層を備えている点を除いて、上述の回
路部材11と同様である。すなわち、回路部材31は、
外枠部材32(図示せず)と、この外枠部材32から接
続リード34を介して相互に独立して配設された複数の
端子部33と、外枠部材32から接続リード39(図示
せず)を介して配設されたダイパッド37とを備えてい
る。また、回路部材31は、端子部33の裏面33Bと
ダイパッド37の裏面37Bを含む裏面側に金属層35
を備え、かつ、表面側にも金属層35を備えている。そ
して、端子部33、接続リード34、ダイパッド37、
接続リード39の各側面と、ダイパッド37に設けられ
た凹部38内と、金属層35上とに、めっき層40を備
えている。
【0038】外枠部材32は、上記の外枠部材2と同様
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード34は外枠部材32の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
であり、外形形状および内側開口形状が矩形であり、各
接続リード34は外枠部材32の内側開口の各辺から同
一平面内に突設されている。
【0039】端子部33は、上記の端子部3と同様に接
続リード34の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子33aを、接続
リード寄りに外部端子33bを有している。外枠部材3
2と端子部33と接続リード34の表面および裏面には
金属層35が設けられている。ただし、薄肉部である内
部端子33aの表面には金属層35は設けられていな
い。このような金属層35は、端子部33の側面部へ突
出する突出部35aを有しており、この突出部35a
が、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂に
端子部33を確実に固定する作用をなす。
続リード34の先端に設けられ、先端側に薄肉部であり
半導体素子との接続部位である内部端子33aを、接続
リード寄りに外部端子33bを有している。外枠部材3
2と端子部33と接続リード34の表面および裏面には
金属層35が設けられている。ただし、薄肉部である内
部端子33aの表面には金属層35は設けられていな
い。このような金属層35は、端子部33の側面部へ突
出する突出部35aを有しており、この突出部35a
が、樹脂封止型半導体装置の製造において、封止樹脂に
端子部33を確実に固定する作用をなす。
【0040】ダイパッド37は、上述のダイパッド7と
同様に、外枠部材32の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード39(図示せず)に支持され、裏面
37B側には複数の凹部38が形成され、さらに、ダイ
パッド37および接続リードの表面および裏面には金属
層35が設けられている。ダイパッド37の裏面37B
側に設けられた凹部38は略半球形状の凹部(ディンプ
ル)であり、上記の金属層35は、ダイパッド37の側
面部へ突出する突出部35aと、凹部38の開口部38
aへ突出する突出部35aを有している。このような突
出部35aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、
封止樹脂にダイパッド37を確実に固定する作用をな
す。
同様に、外枠部材32の内側開口の各隅部から延設され
た4本の接続リード39(図示せず)に支持され、裏面
37B側には複数の凹部38が形成され、さらに、ダイ
パッド37および接続リードの表面および裏面には金属
層35が設けられている。ダイパッド37の裏面37B
側に設けられた凹部38は略半球形状の凹部(ディンプ
ル)であり、上記の金属層35は、ダイパッド37の側
面部へ突出する突出部35aと、凹部38の開口部38
aへ突出する突出部35aを有している。このような突
出部35aが、樹脂封止型半導体装置の製造において、
封止樹脂にダイパッド37を確実に固定する作用をな
す。
【0041】めっき層40は、上述のように、端子部3
3、接続リード34、ダイパッド37、接続リード39
の各側面と、ダイパッド37に設けられた凹部38内
と、金属層35上とに設けられているが、特に金属層3
5の側端面(突出部35a)では、めっき層40の成長
が進み大きな突出部がめっき層40によって形成されて
いる。これにより、上記の突出部35aによる封止樹脂
と端子部33やダイパッド37との密着性向上の効果が
更に大きなものとなる。
3、接続リード34、ダイパッド37、接続リード39
の各側面と、ダイパッド37に設けられた凹部38内
と、金属層35上とに設けられているが、特に金属層3
5の側端面(突出部35a)では、めっき層40の成長
が進み大きな突出部がめっき層40によって形成されて
いる。これにより、上記の突出部35aによる封止樹脂
と端子部33やダイパッド37との密着性向上の効果が
更に大きなものとなる。
【0042】尚、めっき層40の材質、厚みは、上述の
回路部材21と同様とすることができる。また、回路部
材31の材質、金属層35の材質や厚み、ダイパッド3
7に設ける凹部38の形状、寸法、個数、この開口部3
8aに突出している突出部35a(めっき層40)の開
口幅等は、上述の回路部材1の該当する部位と同様とす
ることができ、ここでの説明は省略する。
回路部材21と同様とすることができる。また、回路部
材31の材質、金属層35の材質や厚み、ダイパッド3
7に設ける凹部38の形状、寸法、個数、この開口部3
8aに突出している突出部35a(めっき層40)の開
口幅等は、上述の回路部材1の該当する部位と同様とす
ることができ、ここでの説明は省略する。
【0043】また、本発明の回路部材31は、ダイパッ
ド37の表面37A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。
ド37の表面37A(半導体素子搭載面)側に電気絶縁
性の両面接着テープを設けたものであってもよい。両面
接着テープは、上述のような両面接着テープを使用する
ことができる。
【0044】尚、上述の回路部材1、11、21、31
における端子数、端子配列等は例示であり、本発明の回
路部材がこれに限定されないことは勿論である。また、
上述の回路部材では、いずれもダイパッドの裏面側に凹
部が形成されているが、表面側に半導体素子搭載領域外
の余地がある場合、この部分に凹部を設けてもよい。 回路部材の製造方法の第1の実施形態 次に、本発明の回路部材の製造方法について説明する。
における端子数、端子配列等は例示であり、本発明の回
路部材がこれに限定されないことは勿論である。また、
上述の回路部材では、いずれもダイパッドの裏面側に凹
部が形成されているが、表面側に半導体素子搭載領域外
の余地がある場合、この部分に凹部を設けてもよい。 回路部材の製造方法の第1の実施形態 次に、本発明の回路部材の製造方法について説明する。
【0045】図8は、図1乃至図4に示される本発明の
回路部材1を例とした本発明の回路部材の製造方法の一
実施形態を示す工程図である。各工程は、上記の図2に
対応する回路部材の縦断面図で示してある。
回路部材1を例とした本発明の回路部材の製造方法の一
実施形態を示す工程図である。各工程は、上記の図2に
対応する回路部材の縦断面図で示してある。
【0046】図8において、まず、金属層形成工程とし
て、導電性基板51の一方の面に金属層5を形成する
(図8(A))。導電性基板51としては、上述のよう
に42合金(Ni41%のFe合金)、銅、銅合金等の
金属基板(厚み100〜250μm)を使用することが
でき、この導電性基板51は、両面を脱脂等を行い洗浄
処理を施したものを使用することが好ましい。金属層5
は、導電性基板51よりもエッチング加工性の低い材料
を用いてめっき法、真空蒸着法、スパッタリング法等の
公知の成膜方法により形成することができる。例えば、
Cu、Ni、Sn、Ag、Pd、Au、Pt、Rh、R
uおよびその合金のなかから、導電性基板51のエッチ
ング加工性との差を考慮して適宜選択した1種の材料か
らなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層と
することができる。金属層5の厚みは導電性基板51の
エッチング加工性との差を考慮して設定することがで
き、例えば、2〜20μm程度の厚みとすることができ
る。
て、導電性基板51の一方の面に金属層5を形成する
(図8(A))。導電性基板51としては、上述のよう
に42合金(Ni41%のFe合金)、銅、銅合金等の
金属基板(厚み100〜250μm)を使用することが
でき、この導電性基板51は、両面を脱脂等を行い洗浄
処理を施したものを使用することが好ましい。金属層5
は、導電性基板51よりもエッチング加工性の低い材料
を用いてめっき法、真空蒸着法、スパッタリング法等の
公知の成膜方法により形成することができる。例えば、
Cu、Ni、Sn、Ag、Pd、Au、Pt、Rh、R
uおよびその合金のなかから、導電性基板51のエッチ
ング加工性との差を考慮して適宜選択した1種の材料か
らなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層と
することができる。金属層5の厚みは導電性基板51の
エッチング加工性との差を考慮して設定することがで
き、例えば、2〜20μm程度の厚みとすることができ
る。
【0047】次に、エッチング工程を行う。このエッチ
ング工程では、まず、金属層5を有する導電性基板51
の両面に感光性レジストを塗布、乾燥し、これを所望の
フォトマスクを介して露光した後、現像して、導電性基
板51の表面側にレジストパターン53Aを、裏面側
(金属層5上)にレジストパターン53Bを形成する
(図8(B))。感光性レジストとしては、従来公知の
ものを使用することができる。次いで、レジストパター
ン53A,53Bを耐腐蝕膜として導電性基板51およ
び金属層5に対して腐蝕液でエッチングを行う(図8
(C))。腐蝕液は、通常、塩化第二鉄水溶液を使用
し、導電性基板51の両面からスプレーエッチングにて
行う。このエッチング工程により、外枠部材2と、接続
リード4を介して相互に独立するように外枠部材2に連
結された複数の端子部3と、接続リード9(図示せず)
を介して外枠部材2に連結されたダイパッド7が形成さ
れる。また、エッチングで除去された端子部3、接続リ
ード4、ダイパッド7および接続リード9(図示せず)
の側面部は、導電性基板51がエッチング加工性の低い
金属層5よりも内側まで腐蝕除去され、その結果、金属
層5は側面部へ突出する突出部5aを有するものとな
る。また、形成されたダイパッド7は、裏面7Bに複数
の凹部8が形成されており、この凹部8は導電性基板5
1がエッチング加工性の低い金属層5よりも内側まで腐
蝕除去され形成されたものである。したがって、凹部8
の開口部8aは、この開口部8aに突出している金属層
5の突出部5aの開口幅よりも大きくなっている。
ング工程では、まず、金属層5を有する導電性基板51
の両面に感光性レジストを塗布、乾燥し、これを所望の
フォトマスクを介して露光した後、現像して、導電性基
板51の表面側にレジストパターン53Aを、裏面側
(金属層5上)にレジストパターン53Bを形成する
(図8(B))。感光性レジストとしては、従来公知の
ものを使用することができる。次いで、レジストパター
ン53A,53Bを耐腐蝕膜として導電性基板51およ
び金属層5に対して腐蝕液でエッチングを行う(図8
(C))。腐蝕液は、通常、塩化第二鉄水溶液を使用
し、導電性基板51の両面からスプレーエッチングにて
行う。このエッチング工程により、外枠部材2と、接続
リード4を介して相互に独立するように外枠部材2に連
結された複数の端子部3と、接続リード9(図示せず)
を介して外枠部材2に連結されたダイパッド7が形成さ
れる。また、エッチングで除去された端子部3、接続リ
ード4、ダイパッド7および接続リード9(図示せず)
の側面部は、導電性基板51がエッチング加工性の低い
金属層5よりも内側まで腐蝕除去され、その結果、金属
層5は側面部へ突出する突出部5aを有するものとな
る。また、形成されたダイパッド7は、裏面7Bに複数
の凹部8が形成されており、この凹部8は導電性基板5
1がエッチング加工性の低い金属層5よりも内側まで腐
蝕除去され形成されたものである。したがって、凹部8
の開口部8aは、この開口部8aに突出している金属層
5の突出部5aの開口幅よりも大きくなっている。
【0048】次いで、レジストパターン53A,53B
を剥離して除去し、内部端子3a上の所定位置に、端子
接続用のめっき部材6を形成して、図1乃至図4に示さ
れる本発明の回路部材1が得られる(図8(D)。
を剥離して除去し、内部端子3a上の所定位置に、端子
接続用のめっき部材6を形成して、図1乃至図4に示さ
れる本発明の回路部材1が得られる(図8(D)。
【0049】尚、図5に示される本発明の回路部材11
の製造は、両面に金属層5を設けた導電性基板51を使
用することにより、上記の回路部材1の製造方法と同様
の工程で行うことができる。
の製造は、両面に金属層5を設けた導電性基板51を使
用することにより、上記の回路部材1の製造方法と同様
の工程で行うことができる。
【0050】次に、本発明の回路部材1を用いた樹脂封
止型半導体装置の製造方法について、図9を参照して説
明する。
止型半導体装置の製造方法について、図9を参照して説
明する。
【0051】図9において、まず、上述の本発明の製造
方法により製造した回路部材1を用い、この回路部材1
のダイパッド7の表面7A側に半導体素子102の回路
形成面反対側を電気絶縁性の両面接着テープ105を介
して固着することにより、半導体素子102を搭載する
(図9(A))。
方法により製造した回路部材1を用い、この回路部材1
のダイパッド7の表面7A側に半導体素子102の回路
形成面反対側を電気絶縁性の両面接着テープ105を介
して固着することにより、半導体素子102を搭載する
(図9(A))。
【0052】次に、搭載した半導体素子102の端子1
02aと、回路部材の内部端子3aのめっき部材6と
を、ボンディングワイヤ104で電気的に接続する(図
9(B))。
02aと、回路部材の内部端子3aのめっき部材6と
を、ボンディングワイヤ104で電気的に接続する(図
9(B))。
【0053】次いで、端子部3、ダイパッド7、半導体
素子102およびボンディングワイヤ104を封止樹脂
106で封止する(図9(C))。次いで、回路部材1
の各接続リード4および接続リード9を切断し外枠部材
2を除去し、封止樹脂106から突出している外部端子
3bを所定の形状に加工して、樹脂封止型の半導体装置
101を得ることができる(図9(D))。回路部材の製造方法の第2の実施形態 図10および図11は、図6に示される本発明の回路部
材21を例とした本発明の回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。各工程は、図6に対応する回
路部材の縦断面図で示してある。
素子102およびボンディングワイヤ104を封止樹脂
106で封止する(図9(C))。次いで、回路部材1
の各接続リード4および接続リード9を切断し外枠部材
2を除去し、封止樹脂106から突出している外部端子
3bを所定の形状に加工して、樹脂封止型の半導体装置
101を得ることができる(図9(D))。回路部材の製造方法の第2の実施形態 図10および図11は、図6に示される本発明の回路部
材21を例とした本発明の回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。各工程は、図6に対応する回
路部材の縦断面図で示してある。
【0054】図10および図11において、まず、金属
層形成工程として、導電性基板61の一方の面に金属層
25を形成する(図10(A))。使用する導電性基板
61、および、導電性基板61に形成する金属層25
は、上述の製造方法の第1の実施形態における導電性基
板51、金属層5と同様である。
層形成工程として、導電性基板61の一方の面に金属層
25を形成する(図10(A))。使用する導電性基板
61、および、導電性基板61に形成する金属層25
は、上述の製造方法の第1の実施形態における導電性基
板51、金属層5と同様である。
【0055】次に、上述の製造方法の第1の実施形態と
同様に、エッチング工程を行う。このエッチング工程で
は、まず、金属層25を有する導電性基板61の両面に
感光性レジストを塗布、乾燥し、これを所望のフォトマ
スクを介して露光した後、現像して、導電性基板61の
表面側にレジストパターン63Aを、裏面側(金属層2
5上)にレジストパターン63Bを形成する(図10
(B))。次いで、レジストパターン63A,63Bを
耐腐蝕膜として導電性基板61および金属層25に対し
て腐蝕液でエッチングを行う(図10(C))。このエ
ッチング工程により、外枠部材22(図示せず)と、接
続リード24(図示せず)を介して相互に独立するよう
に外枠部材22に連結された複数の端子部23と、接続
リード29(図示せず)を介して外枠部材22に連結さ
れたダイパッド27が形成される。形成された端子部2
3の内部端子23aはハーフエッチングによる薄肉部と
なっている。また、エッチングで除去された端子部2
3、接続リード24、ダイパッド27および接続リード
29の側面部は、導電性基板61がエッチング加工性の
低い金属層25よりも内側まで腐蝕除去され、その結
果、金属層25は側面部へ突出する突出部25aを有す
るものとなる。また、形成されたダイパッド27は、裏
面27Bに複数の凹部28が形成されており、この凹部
28は導電性基板61がエッチング加工性の低い金属層
25よりも内側まで腐蝕除去され形成されたものであ
る。したがって、凹部28の開口部28aは、この開口
部28aに突出している金属層25の突出部25aの開
口幅よりも大きくなっている。
同様に、エッチング工程を行う。このエッチング工程で
は、まず、金属層25を有する導電性基板61の両面に
感光性レジストを塗布、乾燥し、これを所望のフォトマ
スクを介して露光した後、現像して、導電性基板61の
表面側にレジストパターン63Aを、裏面側(金属層2
5上)にレジストパターン63Bを形成する(図10
(B))。次いで、レジストパターン63A,63Bを
耐腐蝕膜として導電性基板61および金属層25に対し
て腐蝕液でエッチングを行う(図10(C))。このエ
ッチング工程により、外枠部材22(図示せず)と、接
続リード24(図示せず)を介して相互に独立するよう
に外枠部材22に連結された複数の端子部23と、接続
リード29(図示せず)を介して外枠部材22に連結さ
れたダイパッド27が形成される。形成された端子部2
3の内部端子23aはハーフエッチングによる薄肉部と
なっている。また、エッチングで除去された端子部2
3、接続リード24、ダイパッド27および接続リード
29の側面部は、導電性基板61がエッチング加工性の
低い金属層25よりも内側まで腐蝕除去され、その結
果、金属層25は側面部へ突出する突出部25aを有す
るものとなる。また、形成されたダイパッド27は、裏
面27Bに複数の凹部28が形成されており、この凹部
28は導電性基板61がエッチング加工性の低い金属層
25よりも内側まで腐蝕除去され形成されたものであ
る。したがって、凹部28の開口部28aは、この開口
部28aに突出している金属層25の突出部25aの開
口幅よりも大きくなっている。
【0056】次に、めっき工程として、エッチング加工
が終了した導電性基板61をめっき浴に浸漬し、残って
いるレジストパターン63A,63Bをマスクとして、
導電性基板61と金属層25の露出部位に電気めっきに
よりめっき層30を形成する(図11(A))。めっき
層30は、端子部23、接続リード24、ダイパッド2
7、接続リード29の各側面と、ダイパッド27に設け
られた凹部28内と、金属層25の側端面とに設けられ
ている。特に、上記の突出部25aの端面である金属層
25の側端面では、金属析出が大きくめっき層30の厚
みが大きいものとなる。
が終了した導電性基板61をめっき浴に浸漬し、残って
いるレジストパターン63A,63Bをマスクとして、
導電性基板61と金属層25の露出部位に電気めっきに
よりめっき層30を形成する(図11(A))。めっき
層30は、端子部23、接続リード24、ダイパッド2
7、接続リード29の各側面と、ダイパッド27に設け
られた凹部28内と、金属層25の側端面とに設けられ
ている。特に、上記の突出部25aの端面である金属層
25の側端面では、金属析出が大きくめっき層30の厚
みが大きいものとなる。
【0057】めっき層30は、Cu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層とすることができる。
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層とすることができる。
【0058】次いで、レジストパターン63A,63B
を剥離して除去し、内部端子23a上の所定位置に、端
子接続用のめっき部材26を形成して、図6に示される
本発明の回路部材21が得られる(図11(B))。
を剥離して除去し、内部端子23a上の所定位置に、端
子接続用のめっき部材26を形成して、図6に示される
本発明の回路部材21が得られる(図11(B))。
【0059】尚、めっき工程で形成しためっき層30に
樹脂封止部材との密着性を向上させるために、化学的結
合強化処理や粗面化処理(物理的結合強化処理)を施し
てもよい。粗面化処理は、Zn−Cr合金等のめっき層
形成(米国オーリン社のA2プロセス)、もしくはニッ
ケルめっきに対する種々のクロメート処理等が挙げら
れ、めっき層30の表面粗さRaを30nm以上程度に
設定することが好ましい。このような粗面化処理を施す
ことにより、めっき層30の封止樹脂に対する密着性が
向上する。
樹脂封止部材との密着性を向上させるために、化学的結
合強化処理や粗面化処理(物理的結合強化処理)を施し
てもよい。粗面化処理は、Zn−Cr合金等のめっき層
形成(米国オーリン社のA2プロセス)、もしくはニッ
ケルめっきに対する種々のクロメート処理等が挙げら
れ、めっき層30の表面粗さRaを30nm以上程度に
設定することが好ましい。このような粗面化処理を施す
ことにより、めっき層30の封止樹脂に対する密着性が
向上する。
【0060】このような本発明の回路部材21を用いた
樹脂封止型半導体装置の製造方法は、上述の図9に示し
たものと同様である。回路部材の製造方法の第3の実施形態 図12および図13は、図7に示される本発明の回路部
材31を例とした本発明の回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。各工程は、図7に対応する回
路部材の縦断面図で示してある。
樹脂封止型半導体装置の製造方法は、上述の図9に示し
たものと同様である。回路部材の製造方法の第3の実施形態 図12および図13は、図7に示される本発明の回路部
材31を例とした本発明の回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。各工程は、図7に対応する回
路部材の縦断面図で示してある。
【0061】図12および図13において、まず、金属
層形成工程として、導電性基板71の両面に金属層35
を形成する(図12(A))。使用する導電性基板7
1、および、導電性基板71に形成する金属層35は、
上述の製造方法の第1の実施形態における導電性基板5
1、金属層5と同様である。
層形成工程として、導電性基板71の両面に金属層35
を形成する(図12(A))。使用する導電性基板7
1、および、導電性基板71に形成する金属層35は、
上述の製造方法の第1の実施形態における導電性基板5
1、金属層5と同様である。
【0062】次に、上述の製造方法の第1の実施形態と
同様に、エッチング加工を行う。このエッチング工程で
は、まず、電性基板71の両面(金属層35上)に感光
性レジストを塗布、乾燥し、これを所望のフォトマスク
を介して露光した後、現像して、導電性基板71の表面
側にレジストパターン73Aを、裏面側にレジストパタ
ーン73Bを形成する(図12(B))。次いで、レジ
ストパターン73A,73Bを耐腐蝕膜として導電性基
板71および金属層35に対して腐蝕液でエッチングを
行う(図12(C))。このエッチング工程により、外
枠部材32(図示せず)と、接続リード34(図示せ
ず)を介して相互に独立するように外枠部材32に連結
された複数の端子部33と、接続リード39を介して外
枠部材32に連結されたダイパッド37が形成される。
形成された端子部33の内部端子33aはハーフエッチ
ングによる薄肉部となっている。また、エッチングで除
去された端子部33、接続リード34、ダイパッド37
および接続リード39の側面部は、導電性基板71がエ
ッチング加工性の低い金属層35よりも内側まで腐蝕除
去され、その結果、金属層35は側面部へ突出する突出
部35aを有するものとなる。また、形成されたダイパ
ッド37は、裏面37Bに複数の凹部38が形成されて
おり、この凹部38は導電性基板71がエッチング加工
性の低い金属層35よりも内側まで腐蝕除去され形成さ
れたものである。したがって、凹部38の開口部38a
は、この開口部38aに突出している金属層35の突出
部35aの開口幅よりも大きくなっている。
同様に、エッチング加工を行う。このエッチング工程で
は、まず、電性基板71の両面(金属層35上)に感光
性レジストを塗布、乾燥し、これを所望のフォトマスク
を介して露光した後、現像して、導電性基板71の表面
側にレジストパターン73Aを、裏面側にレジストパタ
ーン73Bを形成する(図12(B))。次いで、レジ
ストパターン73A,73Bを耐腐蝕膜として導電性基
板71および金属層35に対して腐蝕液でエッチングを
行う(図12(C))。このエッチング工程により、外
枠部材32(図示せず)と、接続リード34(図示せ
ず)を介して相互に独立するように外枠部材32に連結
された複数の端子部33と、接続リード39を介して外
枠部材32に連結されたダイパッド37が形成される。
形成された端子部33の内部端子33aはハーフエッチ
ングによる薄肉部となっている。また、エッチングで除
去された端子部33、接続リード34、ダイパッド37
および接続リード39の側面部は、導電性基板71がエ
ッチング加工性の低い金属層35よりも内側まで腐蝕除
去され、その結果、金属層35は側面部へ突出する突出
部35aを有するものとなる。また、形成されたダイパ
ッド37は、裏面37Bに複数の凹部38が形成されて
おり、この凹部38は導電性基板71がエッチング加工
性の低い金属層35よりも内側まで腐蝕除去され形成さ
れたものである。したがって、凹部38の開口部38a
は、この開口部38aに突出している金属層35の突出
部35aの開口幅よりも大きくなっている。
【0063】次いで、レジストパターン73A,73B
を剥離して除去する(図13(A)レジスト除去工
程)。
を剥離して除去する(図13(A)レジスト除去工
程)。
【0064】次に、めっき工程として、レジスト除去が
終了した導電性基板71をめっき浴に浸漬して、導電性
基板71と金属層35の露出部位に電気めっきによりめ
っき層40を形成して、図7に示される本発明の回路部
材31が得られる(図13(B))。めっき層40は、
端子部33、接続リード34、ダイパッド37、接続リ
ード39の各側面と、ダイパッド37に設けられた凹部
38内と、金属層35上とに設けられている。特に、上
記の突出部35aでは、金属析出が大きくめっき層40
の厚みが大きいものとなる。
終了した導電性基板71をめっき浴に浸漬して、導電性
基板71と金属層35の露出部位に電気めっきによりめ
っき層40を形成して、図7に示される本発明の回路部
材31が得られる(図13(B))。めっき層40は、
端子部33、接続リード34、ダイパッド37、接続リ
ード39の各側面と、ダイパッド37に設けられた凹部
38内と、金属層35上とに設けられている。特に、上
記の突出部35aでは、金属析出が大きくめっき層40
の厚みが大きいものとなる。
【0065】めっき層40は、Cu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層とすることができる。
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層とすることができる。
【0066】尚、めっき工程で形成しためっき層40に
樹脂封止部材との密着性を向上させるために、化学的結
合強化処理や粗面化処理(物理的結合強化処理)を施し
てもよい。粗面化処理は、Zn−Cr合金等のめっき層
形成(米国オーリン社のA2プロセス)、もしくはニッ
ケルめっきに対する種々のクロメート処理等が挙げら
れ、めっき層40の表面粗さRaを30nm以上程度に
設定することが好ましい。このような粗面化処理を施す
ことにより、めっき層40の封止樹脂に対する密着性が
向上する。
樹脂封止部材との密着性を向上させるために、化学的結
合強化処理や粗面化処理(物理的結合強化処理)を施し
てもよい。粗面化処理は、Zn−Cr合金等のめっき層
形成(米国オーリン社のA2プロセス)、もしくはニッ
ケルめっきに対する種々のクロメート処理等が挙げら
れ、めっき層40の表面粗さRaを30nm以上程度に
設定することが好ましい。このような粗面化処理を施す
ことにより、めっき層40の封止樹脂に対する密着性が
向上する。
【0067】このような本発明の回路部材31を用いた
樹脂封止型半導体装置の製造方法は、上述の図9に示し
たものと同様である。
樹脂封止型半導体装置の製造方法は、上述の図9に示し
たものと同様である。
【0068】
【実施例】次に、具体的な実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 (実施例1)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の片面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
詳細に説明する。 (実施例1)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の片面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
【0069】このようにNi金属層を形成したCu合金
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFP(Quad Flat Package)
タイプの回路部材作製用のフォトマスクを介してそれぞ
れ露光した後、現像してレジストパターンを形成した。
上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面(Ni金属層
形成面側)にハーフエッチング加工により半球形状の凹
部(ディンプル)が形成される設計となっている。次
に、導電性基板の両面から塩化第二鉄水溶液を使用して
スプレーエッチングを行い、洗浄後、有機アルカリ溶液
を用いてレジストパターンを剥離除去した。
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFP(Quad Flat Package)
タイプの回路部材作製用のフォトマスクを介してそれぞ
れ露光した後、現像してレジストパターンを形成した。
上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面(Ni金属層
形成面側)にハーフエッチング加工により半球形状の凹
部(ディンプル)が形成される設計となっている。次
に、導電性基板の両面から塩化第二鉄水溶液を使用して
スプレーエッチングを行い、洗浄後、有機アルカリ溶液
を用いてレジストパターンを剥離除去した。
【0070】上記のエッチング工程では、Cu合金基板
がエッチング加工性の低いNi金属層よりも内側まで腐
蝕除去された。その結果、得られた回路部材は、図1〜
図4に示されるように裏面にNi金属層を備え、このN
i金属層は端子部、接続リード部の側面部へ突出する突
出部、ダイパッドの側面部へ突出する突出部、および、
ダイパッドの凹部の開口部へ突出する突出部とを有する
ものであった。 (実施例2)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の片面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
がエッチング加工性の低いNi金属層よりも内側まで腐
蝕除去された。その結果、得られた回路部材は、図1〜
図4に示されるように裏面にNi金属層を備え、このN
i金属層は端子部、接続リード部の側面部へ突出する突
出部、ダイパッドの側面部へ突出する突出部、および、
ダイパッドの凹部の開口部へ突出する突出部とを有する
ものであった。 (実施例2)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の片面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
【0071】このようにNi金属層を形成したCu合金
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFPタイプの回路部材作製用のフォトマスクを
介してそれぞれ露光した後、現像してレジストパターン
を形成した。上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面
(Ni金属層形成面側)にハーフエッチング加工により
半球形状の凹部(ディンプル)が形成される設計となっ
ている。次に、導電性基板の両面から塩化第二鉄水溶液
を使用してスプレーエッチングを行い洗浄した。上記の
エッチング工程では、Cu合金基板がエッチング加工性
の低いNi金属層よりも内側まで腐蝕除去された。
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFPタイプの回路部材作製用のフォトマスクを
介してそれぞれ露光した後、現像してレジストパターン
を形成した。上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面
(Ni金属層形成面側)にハーフエッチング加工により
半球形状の凹部(ディンプル)が形成される設計となっ
ている。次に、導電性基板の両面から塩化第二鉄水溶液
を使用してスプレーエッチングを行い洗浄した。上記の
エッチング工程では、Cu合金基板がエッチング加工性
の低いNi金属層よりも内側まで腐蝕除去された。
【0072】次に、残存しているレジストパターンをマ
スクとして、Cu電気めっき(シアン浴)により厚み2
μmのCuめっき層を形成した。その後、有機アルカリ
溶液を用いてレジストパターンを剥離除去して回路部材
を得た。得られた回路部材は、図6に示されるように裏
面にNi金属層を備え、このNi金属層は端子部、接続
リード部の側面部へ突出する突出部、ダイパッドの側面
部へ突出する突出部、および、ダイパッドの凹部の開口
部へ突出する突出部を有するものであった。そして、端
子部のハーフエッチング部(薄肉部)や側面部、ダイパ
ッドの側面部や凹部内面、および、Ni金属層の突出部
にはCuめっき層が形成され、一方、回路部材の表面に
はCuめっき層が形成されていないことが確認された。 (実施例3)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の両面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
スクとして、Cu電気めっき(シアン浴)により厚み2
μmのCuめっき層を形成した。その後、有機アルカリ
溶液を用いてレジストパターンを剥離除去して回路部材
を得た。得られた回路部材は、図6に示されるように裏
面にNi金属層を備え、このNi金属層は端子部、接続
リード部の側面部へ突出する突出部、ダイパッドの側面
部へ突出する突出部、および、ダイパッドの凹部の開口
部へ突出する突出部を有するものであった。そして、端
子部のハーフエッチング部(薄肉部)や側面部、ダイパ
ッドの側面部や凹部内面、および、Ni金属層の突出部
にはCuめっき層が形成され、一方、回路部材の表面に
はCuめっき層が形成されていないことが確認された。 (実施例3)導電性基板として厚み0.15mmのCu
合金基板(古河電気工業(株)製EFTEC64T−1
/2H)を準備し、脱脂処理、洗浄処理を行った後、こ
の導電性基板の両面にNi電気めっき(ワット浴)によ
り厚み2μmのNi金属層を形成した。
【0073】このようにNi金属層を形成したCu合金
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFPタイプの回路部材作製用のフォトマスクを
介してそれぞれ露光した後、現像してレジストパターン
を形成した。上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面
にハーフエッチング加工により半球形状の凹部(ディン
プル)が形成される設計となっている。その後、導電性
基板の両面から塩化第二鉄水溶液を使用してスプレーエ
ッチングを行い、洗浄後、有機アルカリ溶液を用いてレ
ジストパターンを剥離除去した。上記のエッチング工程
では、Cu合金基板がエッチング加工性の低いNi金属
層よりも内側まで腐蝕除去された。その結果、レジスト
パターン除去段階で得られた回路部材は、表面および裏
面にNi金属層を備え、このNi金属層は端子部、接続
リード部の側面部へ突出する突出部、ダイパッドの側面
部へ突出する突出部、および、ダイパッドの凹部の開口
部へ突出する突出部とを有するものであった。
基板に、紫外線硬化型レジスト(東京応化工業(株)製
OFPR1305)を掛け流し法により塗布して乾燥し
た。次いで、表面側および裏面側のレジスト層を、20
8ピンQFPタイプの回路部材作製用のフォトマスクを
介してそれぞれ露光した後、現像してレジストパターン
を形成した。上記のフォトマスクは、ダイパッドの裏面
にハーフエッチング加工により半球形状の凹部(ディン
プル)が形成される設計となっている。その後、導電性
基板の両面から塩化第二鉄水溶液を使用してスプレーエ
ッチングを行い、洗浄後、有機アルカリ溶液を用いてレ
ジストパターンを剥離除去した。上記のエッチング工程
では、Cu合金基板がエッチング加工性の低いNi金属
層よりも内側まで腐蝕除去された。その結果、レジスト
パターン除去段階で得られた回路部材は、表面および裏
面にNi金属層を備え、このNi金属層は端子部、接続
リード部の側面部へ突出する突出部、ダイパッドの側面
部へ突出する突出部、および、ダイパッドの凹部の開口
部へ突出する突出部とを有するものであった。
【0074】次に、上記の回路部材にNi電気めっき
(ワット浴)により厚み1μmのNiめっき層を形成
し、この上にPd電気めっき(アンミン浴)により厚み
0.1μmのPdめっき層を形成して2層構造のNi−
Pdめっき層を設けた。これにより得られた回路部材
は、図7に示されるように表面および裏面の全体にNi
−Pdめっき層が形成されたものであった。
(ワット浴)により厚み1μmのNiめっき層を形成
し、この上にPd電気めっき(アンミン浴)により厚み
0.1μmのPdめっき層を形成して2層構造のNi−
Pdめっき層を設けた。これにより得られた回路部材
は、図7に示されるように表面および裏面の全体にNi
−Pdめっき層が形成されたものであった。
【0075】尚、比較として、Cu合金基板上にNiめ
っき層を形成しない他は、実施例1と同様にして回路部
材(比較例1)を作製した。
っき層を形成しない他は、実施例1と同様にして回路部
材(比較例1)を作製した。
【0076】さらに、比較として、Cu合金基板上にN
iめっき層を形成せず、かつ、ダイパッド裏面に凹部
(ディンプル)を形成しない他は、実施例1と同様にし
て回路部材(比較例2)を作製した。 (半導体装置の作製)まず、上記の回路部材のうち実施
例1〜2、比較例1〜2の内部端子上に銀めっき層(厚
み約5μm)を形成した。
iめっき層を形成せず、かつ、ダイパッド裏面に凹部
(ディンプル)を形成しない他は、実施例1と同様にし
て回路部材(比較例2)を作製した。 (半導体装置の作製)まず、上記の回路部材のうち実施
例1〜2、比較例1〜2の内部端子上に銀めっき層(厚
み約5μm)を形成した。
【0077】次に、上記の回路部材(実施例1〜3、比
較例1〜2)のダイパッド表面側に両面接着テープ
((株)巴川製紙所製UX1W)を介して半導体素子の
回路形成面の裏面側を圧着して加熱(180℃)するこ
とにより固着して半導体素子を搭載した。次いで、回路
部材の内部端子と搭載した半導体素子の端子とを金線に
より結線した。その後、外部端子の一部を外部に露出さ
せるようにして、端子部、ダイパッド、半導体素子およ
び金線を封止樹脂(日東電工(株)製MP−8000)
で封止した。
較例1〜2)のダイパッド表面側に両面接着テープ
((株)巴川製紙所製UX1W)を介して半導体素子の
回路形成面の裏面側を圧着して加熱(180℃)するこ
とにより固着して半導体素子を搭載した。次いで、回路
部材の内部端子と搭載した半導体素子の端子とを金線に
より結線した。その後、外部端子の一部を外部に露出さ
せるようにして、端子部、ダイパッド、半導体素子およ
び金線を封止樹脂(日東電工(株)製MP−8000)
で封止した。
【0078】次に、露出している回路部材の各接続リー
ドを切断して外枠部材を除去し、封止樹脂から外部に突
出している外部端子を所定形状に折り曲げて、樹脂封止
型半導体装置(208ピンQFP(2.2mm厚))を
作製した。
ドを切断して外枠部材を除去し、封止樹脂から外部に突
出している外部端子を所定形状に折り曲げて、樹脂封止
型半導体装置(208ピンQFP(2.2mm厚))を
作製した。
【0079】このようにして作製した樹脂封止型半導体
装置(実施例1〜3、比較例1〜2)に対して、下記の
パッケージクラック試験を実施し、実体顕微鏡(倍率1
0〜40)で外観を観察し、パッケージクラックの発生
数を測定した。この結果を下記の表1に示した。
装置(実施例1〜3、比較例1〜2)に対して、下記の
パッケージクラック試験を実施し、実体顕微鏡(倍率1
0〜40)で外観を観察し、パッケージクラックの発生
数を測定した。この結果を下記の表1に示した。
【0080】パッケージクラック試験 240℃の共晶はんだ浴に浸漬(10秒間×3回)する
操作を、樹脂封止型半導体装置の作製後、4時間、8時
間、16時間、32時間、64時間の経時で行う。尚、
1回の浸漬操作には5個の樹脂封止型半導体装置を使用
し、また、樹脂封止型半導体装置は85℃、85%RH
の環境下で保管する。
操作を、樹脂封止型半導体装置の作製後、4時間、8時
間、16時間、32時間、64時間の経時で行う。尚、
1回の浸漬操作には5個の樹脂封止型半導体装置を使用
し、また、樹脂封止型半導体装置は85℃、85%RH
の環境下で保管する。
【0081】
【表1】 表1に示されるように、本発明の回路部材を使用した樹
脂封止型半導体装置(実施例1〜3)は、いずれも64
時間経過後もパッケージクラックが発生せず、高い耐性
を有していることが確認された。
脂封止型半導体装置(実施例1〜3)は、いずれも64
時間経過後もパッケージクラックが発生せず、高い耐性
を有していることが確認された。
【0082】一方、比較の回路部材(比較例1〜2)を
用いた樹脂封止型半導体装置は、8時間経過、あるいは
16時間経過でパッケージクラックが発生した。
用いた樹脂封止型半導体装置は、8時間経過、あるいは
16時間経過でパッケージクラックが発生した。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば金
属層が、端子部の側面部へ突出し、ダイパッドの側面部
や凹部の開口部へ突出し、この金属層の突出部によっ
て、封止樹脂と端子部、ダイパッドが確実に固定される
ので、端子部やダイパッドの剥離が防止され、封止樹脂
にクラックの発生がない耐久性および信頼性に優れた樹
脂封止型の半導体装置が可能となる。
属層が、端子部の側面部へ突出し、ダイパッドの側面部
や凹部の開口部へ突出し、この金属層の突出部によっ
て、封止樹脂と端子部、ダイパッドが確実に固定される
ので、端子部やダイパッドの剥離が防止され、封止樹脂
にクラックの発生がない耐久性および信頼性に優れた樹
脂封止型の半導体装置が可能となる。
【図1】本発明の回路部材の一実施形態を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示される回路部材のA−A線における縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図1に示される回路部材の端子部の部分拡大斜
視図である。
視図である。
【図4】図1に示される回路部材のダイパッドの裏面側
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相
当の断面図である。
当の断面図である。
【図6】本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相
当の断面図である。
当の断面図である。
【図7】本発明の回路部材の他の実施形態を示す図2相
当の断面図である。
当の断面図である。
【図8】図1乃至図4に示される回路部材の製造方法の
一実施形態を示す工程図である。
一実施形態を示す工程図である。
【図9】本発明の回路部材を用いた樹脂封止型半導体装
置の製造方法の一例を示す工程図である。
置の製造方法の一例を示す工程図である。
【図10】図6に示される回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。
形態を示す工程図である。
【図11】図6に示される回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。
形態を示す工程図である。
【図12】図7に示される回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。
形態を示す工程図である。
【図13】図7に示される回路部材の製造方法の一実施
形態を示す工程図である。
形態を示す工程図である。
1,11,21,31…回路部材 2,12,22,32…外枠部材 3,13,23,33…端子部 3a,13a,23a,33a…内部端子 3b,13b,23b,33b…外部端子 4,9,14…接続リード 5,15,25,35…金属層 5a,15a,25a,35a…突出部 7,17,27,37…ダイパッド 8,18,28,38…凹部 8a,18a,28a,38a…凹部の開口部 30,40…めっき層 51,61,71…導電性基板 53A,53B,63A,63B,73A,73B…レ
ジストパターン 101…樹脂封止型半導体装置 102…半導体素子 102a…端子 104…ワイヤ 106…封止樹脂
ジストパターン 101…樹脂封止型半導体装置 102…半導体素子 102a…端子 104…ワイヤ 106…封止樹脂
Claims (9)
- 【請求項1】 外枠部材と、該外枠部材から各々接続リ
ードを介して相互に独立して配設された複数の端子部
と、前記外枠部材から接続リードを介して配設されたダ
イパッドとを備え、前記端子部は少なくとも一方の面に
側面部へ突出するような金属層を有し、前記ダイパッド
は少なくとも一方の面に凹部を有するとともに、少なく
とも該凹部の開口部へ突出するような金属層を有するこ
とを特徴とする樹脂封止型半導体装置用の回路部材。 - 【請求項2】 前記金属層はNi、Sn、Ag、Pd、
Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のいずれかから
なる単層、あるいは、2種以上の組み合わせの多層であ
ることを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止型半導体
装置用の回路部材。 - 【請求項3】 前記端子部の側面部と、前記ダイパッド
の凹部内表面と、前記金属層の少なくとも側端面とに、
めっき層を有することを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の樹脂封止型半導体装置用の回路部材。 - 【請求項4】 前記めっき層はCu、Ni、Sn、A
g、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよびその合金のい
ずれかからなる単層、あるいは、2種以上の組み合わせ
の多層であることを特徴とする請求項3に記載の樹脂封
止型半導体装置用の回路部材。 - 【請求項5】 導電性基板の少なくとも一方の面に、該
導電性基板よりもエッチング加工性の低い材料で金属層
を形成する金属層形成工程と、 金属層が形成された導電性基板の両面に所定の形状でレ
ジストパターンを形成し、該レジストパターンを耐腐蝕
膜として前記金属層および導電性基板をエッチングし
て、外枠部材と、接続リードを介して相互に独立するよ
うに前記外枠部材に連結された複数の端子部と、接続リ
ードを介して前記外枠部材に連結され少なくとも一方の
面に凹部を有するダイパッドを形成するエッチング工程
と、 レジストパターンを除去するレジスト除去工程と、を有
することを特徴とする回路部材の製造方法。 - 【請求項6】 前記エッチング工程と前記レジスト除去
工程との間に、露出している前記端子部の側面部と、前
記ダイパッドの側面部および凹部内表面と、前記金属層
の側端面とに、めっき層を形成するめっき工程を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の回路部材の製造方
法。 - 【請求項7】 前記レジスト除去工程の後に、露出して
いる前記端子部の側面部と、前記ダイパッドの側面部お
よび凹部内表面と、前記金属層とに、めっき層を形成す
るめっき工程を有することを特徴とする請求項5に記載
の回路部材の製造方法。 - 【請求項8】 前記金属層形成工程において、金属層を
Ni、Sn、Ag、Pd、Au、Pt、Rh、Ruおよ
びその合金のいずれかからなる単層、あるいは、2種以
上の組み合わせの多層として形成することを特徴とする
請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の回路部材の製
造方法。 - 【請求項9】 前記めっき工程において、めっき層をC
u、Ni、Sn、Ag、Pd、Au、Pt、Rh、Ru
およびその合金のいずれかからなる単層、あるいは、2
種以上の組み合わせの多層として形成することを特徴と
する請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の回路部材
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321313A JP2000133763A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321313A JP2000133763A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000133763A true JP2000133763A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=18131200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10321313A Pending JP2000133763A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000133763A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004063742A (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-26 | Hitachi Chem Co Ltd | 配線板、半導体パッケージ及びそれらの製造方法 |
| JP2006108279A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リードフレームとその製造方法 |
| JP2006269903A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 半導体装置用リードフレーム |
| CN1331224C (zh) * | 2002-12-06 | 2007-08-08 | 三菱电机株式会社 | 树脂封装型半导体装置 |
| JP2009302209A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Nec Electronics Corp | リードフレーム、半導体装置、リードフレームの製造方法および半導体装置の製造方法 |
| JP2011114223A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 半導体実装用導電基材の表面処理方法、ならびにこの処理方法を用いてなる導電基材および半導体パッケージ |
| JP2016046488A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | Shマテリアル株式会社 | リードフレーム及びその製造方法 |
| KR101611911B1 (ko) * | 2009-03-10 | 2016-04-12 | 해성디에스 주식회사 | 리드 프레임의 제조 방법 |
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| JP2018056165A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 株式会社ジェイデバイス | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
| CN116759321A (zh) * | 2023-08-21 | 2023-09-15 | 广州市艾佛光通科技有限公司 | 一种半导体芯片焊盘及其制作方法、芯片封装方法 |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP10321313A patent/JP2000133763A/ja active Pending
Cited By (20)
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