JPH11121673A - リードフレーム - Google Patents
リードフレームInfo
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- JPH11121673A JPH11121673A JP9276880A JP27688097A JPH11121673A JP H11121673 A JPH11121673 A JP H11121673A JP 9276880 A JP9276880 A JP 9276880A JP 27688097 A JP27688097 A JP 27688097A JP H11121673 A JPH11121673 A JP H11121673A
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- oxide film
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- H10W72/50—Bond wires
- H10W72/551—Materials of bond wires
- H10W72/552—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver
- H10W72/5522—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver comprising gold [Au]
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- H—ELECTRICITY
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- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W90/00—Package configurations
- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
- H10W90/756—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】IC組み立て時の温度が比較的高温であって
も、リードフレーム表面の酸化膜の生成に起因したデラ
ミネーションの発生を防止でき、かつ、ワイヤーボンデ
ィング性を損なわない銅合金製のリードフレームを提供
する。 【解決手段】銅合金材からなり、半導体素子が載置され
るダイパッドと、ダイパッドの周囲に設けられ、半導体
素子上の接続用パッドと結線するためのインナーリード
と、前記インナーリードから連続し、外部回路との結線
を行うアウターリードとを少なくとも備え、銅ストライ
クメッキを介し、前記インナーリードの先端部位および
ダイパッド面に部分銀メッキを施した樹脂封止型の半導
体装置用リードフレームであって、部分銀メッキ部位以
外の銅ストライクメッキ表面全体にCu2 O酸化膜が形
成してあることを特徴とするリードフレーム
も、リードフレーム表面の酸化膜の生成に起因したデラ
ミネーションの発生を防止でき、かつ、ワイヤーボンデ
ィング性を損なわない銅合金製のリードフレームを提供
する。 【解決手段】銅合金材からなり、半導体素子が載置され
るダイパッドと、ダイパッドの周囲に設けられ、半導体
素子上の接続用パッドと結線するためのインナーリード
と、前記インナーリードから連続し、外部回路との結線
を行うアウターリードとを少なくとも備え、銅ストライ
クメッキを介し、前記インナーリードの先端部位および
ダイパッド面に部分銀メッキを施した樹脂封止型の半導
体装置用リードフレームであって、部分銀メッキ部位以
外の銅ストライクメッキ表面全体にCu2 O酸化膜が形
成してあることを特徴とするリードフレーム
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置等に用いる樹脂封止型のリードフレームに係わり、特
に、銅合金を素材とし、封止用樹脂との接合強度を向上
させたリードフレームに関する。
置等に用いる樹脂封止型のリードフレームに係わり、特
に、銅合金を素材とし、封止用樹脂との接合強度を向上
させたリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体装置に組み込まれるリード
フレームは、42合金(ニッケル42重量%、残部鉄であ
る鉄合金)、銅系合金もしくは、コバール等の導電性に
優れた金属を素材とし、金型を用いたプレス法、もしく
はフォトエッチング法等により成形されている。
フレームは、42合金(ニッケル42重量%、残部鉄であ
る鉄合金)、銅系合金もしくは、コバール等の導電性に
優れた金属を素材とし、金型を用いたプレス法、もしく
はフォトエッチング法等により成形されている。
【0003】リードフレームの種類の一つに、樹脂封止
(プラスチックパケージ)型のリードフレームが知られ
ている。図7は、樹脂封止(プラスチックパケージ)型
リードフレームの一般的な形態である、QFP(Qua
d Flat Pakeage)タイプのリードフレー
ムを模式的に示す図である。QFPタイプのリードフレ
ーム120は、図7に示すように、半導体素子(ICチ
ップ)を搭載する部位であるダイパッド121と、ダイ
パッド121上に搭載する半導体素子に形成された接続
用パッドと結線される、ダイパッド121の周囲に設け
られた複数のインナーリード123と、外部回路との結
線を行う、インナーリード123から連続するアウター
リード122と、リードフレーム120を樹脂封止する
際に封止樹脂をせき止めるダムとなるダムバー124
と、リードフレーム120全体を保持するフレーム
(枠)部125等を備えている。
(プラスチックパケージ)型のリードフレームが知られ
ている。図7は、樹脂封止(プラスチックパケージ)型
リードフレームの一般的な形態である、QFP(Qua
d Flat Pakeage)タイプのリードフレー
ムを模式的に示す図である。QFPタイプのリードフレ
ーム120は、図7に示すように、半導体素子(ICチ
ップ)を搭載する部位であるダイパッド121と、ダイ
パッド121上に搭載する半導体素子に形成された接続
用パッドと結線される、ダイパッド121の周囲に設け
られた複数のインナーリード123と、外部回路との結
線を行う、インナーリード123から連続するアウター
リード122と、リードフレーム120を樹脂封止する
際に封止樹脂をせき止めるダムとなるダムバー124
と、リードフレーム120全体を保持するフレーム
(枠)部125等を備えている。
【0004】半導体装置の断面を模式的に表す図6に示
すように、ダイパッド121上に半導体素子110を搭
載した後、半導体素子110に形成された端子(接続用
パッド111)とインナーリード123の先端部とを、
金(Au)等の細線(ワイヤー130)で結線(ワイヤ
ーボンディング)を行う。次いで、樹脂140にて半導
体素子110を覆うようダムバー124より内側を樹脂
封止した後、ダムバー124部の切断、アウターリード
122部を所定の形状に成形する等の工程を経て半導体
装置100を得るものである。
すように、ダイパッド121上に半導体素子110を搭
載した後、半導体素子110に形成された端子(接続用
パッド111)とインナーリード123の先端部とを、
金(Au)等の細線(ワイヤー130)で結線(ワイヤ
ーボンディング)を行う。次いで、樹脂140にて半導
体素子110を覆うようダムバー124より内側を樹脂
封止した後、ダムバー124部の切断、アウターリード
122部を所定の形状に成形する等の工程を経て半導体
装置100を得るものである。
【0005】上述した例に示すリードフレーム120
は、ワイヤーボンディング時、および、ダイパッド12
1に半導体素子110を搭載する際に、リードフレーム
との強い結合力と導電性を得るため、図5に示すよう
に、ワイヤーボンディングを行うインナーリード123
の先端部位、および半導体素子を搭載する面側のダイパ
ッド121面に少なくとも貴金属メッキを施していもの
である。貴金属メッキとしては、銀メッキが一般的に行
われており、図5の例では、銀メッキ250部位として
示している。なお、インナーリード123の先端部位、
および半導体素子を搭載する面側のダイパッド121面
に行う銀メッキを、以下部分銀メッキと記す。
は、ワイヤーボンディング時、および、ダイパッド12
1に半導体素子110を搭載する際に、リードフレーム
との強い結合力と導電性を得るため、図5に示すよう
に、ワイヤーボンディングを行うインナーリード123
の先端部位、および半導体素子を搭載する面側のダイパ
ッド121面に少なくとも貴金属メッキを施していもの
である。貴金属メッキとしては、銀メッキが一般的に行
われており、図5の例では、銀メッキ250部位として
示している。なお、インナーリード123の先端部位、
および半導体素子を搭載する面側のダイパッド121面
に行う銀メッキを、以下部分銀メッキと記す。
【0006】従来、銅合金を素材とするリードフレーム
120に部分銀メッキ処理を行うにあたり、図3に示す
ように、リードフレーム120上に銅ストライクメッキ
240を施した後、半導体素子搭載部であるダイパッド
121とインナーリード123の先端部とに部分銀メッ
キ250を形成していたものである。その部分銀メッキ
工程の一例を以下に記す。
120に部分銀メッキ処理を行うにあたり、図3に示す
ように、リードフレーム120上に銅ストライクメッキ
240を施した後、半導体素子搭載部であるダイパッド
121とインナーリード123の先端部とに部分銀メッ
キ250を形成していたものである。その部分銀メッキ
工程の一例を以下に記す。
【0007】まず、図4の工程図に示すように、プレス
法、もしくはフォトエッチング法等の公知の手段により
外形加工されたリードフレーム120に対し、脱脂、酸
洗浄等の前処理工程を行う。
法、もしくはフォトエッチング法等の公知の手段により
外形加工されたリードフレーム120に対し、脱脂、酸
洗浄等の前処理工程を行う。
【0008】次いで、部分銀メッキの下地となる下地メ
ッキをリードフレーム120に施す。下地メッキは銅
(Cu)ストライクメッキが通常的に用いられ、 0.1〜
0.2μm厚程度の銅(Cu)ストライクメッキとするこ
とが一般的となっている。
ッキをリードフレーム120に施す。下地メッキは銅
(Cu)ストライクメッキが通常的に用いられ、 0.1〜
0.2μm厚程度の銅(Cu)ストライクメッキとするこ
とが一般的となっている。
【0009】次いで、所定の領域(例えば、インナーリ
ード123の先端部位、および半導体素子を搭載する面
側のダイパッド121面)に 1.5〜10μm厚程度の部分
銀メッキを施す。なお、部分銀メッキの手段としては、
所定の開口部を有するマスキング治具をリードフレーム
に密着させ、または、所定の開口部を有する電着レジス
トをリードフレームに形成し、しかる後、リードフレー
ムに銀メッキを行うことで、開口部より露出した部位に
選択的に銀メッキを行う方法等が知られている。
ード123の先端部位、および半導体素子を搭載する面
側のダイパッド121面)に 1.5〜10μm厚程度の部分
銀メッキを施す。なお、部分銀メッキの手段としては、
所定の開口部を有するマスキング治具をリードフレーム
に密着させ、または、所定の開口部を有する電着レジス
トをリードフレームに形成し、しかる後、リードフレー
ムに銀メッキを行うことで、開口部より露出した部位に
選択的に銀メッキを行う方法等が知られている。
【0010】次いで、部分銀メッキの後、メッキ液がモ
レる等で、銀メッキが施されてはならないリードフレー
ム部位に付着した銀を除去する電解剥離処理を行う。次
いで、酸化、水酸化による銀メッキの変色を防止するた
め変色防止処理を行う。なお、変色防止処理の手段とし
ては、例えば、銀メッキ表面に薄く銀(Ag)有機被膜
を形成することが一般的となっている。
レる等で、銀メッキが施されてはならないリードフレー
ム部位に付着した銀を除去する電解剥離処理を行う。次
いで、酸化、水酸化による銀メッキの変色を防止するた
め変色防止処理を行う。なお、変色防止処理の手段とし
ては、例えば、銀メッキ表面に薄く銀(Ag)有機被膜
を形成することが一般的となっている。
【0011】銅合金を素材とし、下地メッキ(銅ストラ
イクメッキ)を介して部分銀メッキを施したリードフレ
ームにあっては、リードフレーム製造後に行われる、半
導体素子の搭載、ワイヤーボンディング、樹脂封止等の
半導体装置の製造工程や、半導体装置の実装工程におい
て、下地メッキ(銅ストライクメッキ)が剥離すること
がなく、また、半導体装置を使用する際にも下地メッキ
(銅ストライクメッキ)が剥離しないことが要求される
ものである。
イクメッキ)を介して部分銀メッキを施したリードフレ
ームにあっては、リードフレーム製造後に行われる、半
導体素子の搭載、ワイヤーボンディング、樹脂封止等の
半導体装置の製造工程や、半導体装置の実装工程におい
て、下地メッキ(銅ストライクメッキ)が剥離すること
がなく、また、半導体装置を使用する際にも下地メッキ
(銅ストライクメッキ)が剥離しないことが要求される
ものである。
【0012】しかしながら、上述したメッキ処理を施し
た銅合金を素材とするリードフレームであっても、半導
体装置の製造工程や半導体装置の実装工程で、リードフ
レームに起因する封止樹脂のデラミネーション(剥離)
が生じているものである。
た銅合金を素材とするリードフレームであっても、半導
体装置の製造工程や半導体装置の実装工程で、リードフ
レームに起因する封止樹脂のデラミネーション(剥離)
が生じているものである。
【0013】封止樹脂がデラミネーション(剥離)を生
じた場合、リードフレームと封止樹脂の隙間より湿気が
進入し、半導体装置の耐久性、信頼性を低下させる等の
問題となるものである。
じた場合、リードフレームと封止樹脂の隙間より湿気が
進入し、半導体装置の耐久性、信頼性を低下させる等の
問題となるものである。
【0014】封止樹脂とリードフレーム(例えば、ダイ
パッド裏面)との界面に生じるデラミネーション(剥
離)の原因として、銅ストライクメッキを介して部分銀
メッキを施した後に電解剥離と変色防止処理が施された
銅合金を素材とするリードフレームにおいて、半導体装
置製造工程中のリードフレームへの加熱工程で、銅スト
ライクメッキまたは、銅合金表面に酸化膜が生じ、酸化
膜と金属(銅ストライクメッキ、または、銅合金)との
密着強度が不十分となると推測されるものである。
パッド裏面)との界面に生じるデラミネーション(剥
離)の原因として、銅ストライクメッキを介して部分銀
メッキを施した後に電解剥離と変色防止処理が施された
銅合金を素材とするリードフレームにおいて、半導体装
置製造工程中のリードフレームへの加熱工程で、銅スト
ライクメッキまたは、銅合金表面に酸化膜が生じ、酸化
膜と金属(銅ストライクメッキ、または、銅合金)との
密着強度が不十分となると推測されるものである。
【0015】このため、封止樹脂とリードフレーム(例
えば、ダイパッド裏面)との界面における密着強度を向
上し、デラミネーション(剥離)の発生を防止する方法
として、以下の提案がなされているものである。すなわ
ち、特願平5−512688号においては、クロムと亜
鉛の混合体あるいは、クロム、亜鉛それぞれの単体から
なる薄い被膜で全面を覆ったリードフレームが提案され
ている。しかし、上記提案のリードフレームは、部分銀
メッキ部位をもクロム、亜鉛等の金属被膜で覆うため、
金(Au)ワイヤーを用いたワイヤーボンディング性が
劣るという問題が生じる。
えば、ダイパッド裏面)との界面における密着強度を向
上し、デラミネーション(剥離)の発生を防止する方法
として、以下の提案がなされているものである。すなわ
ち、特願平5−512688号においては、クロムと亜
鉛の混合体あるいは、クロム、亜鉛それぞれの単体から
なる薄い被膜で全面を覆ったリードフレームが提案され
ている。しかし、上記提案のリードフレームは、部分銀
メッキ部位をもクロム、亜鉛等の金属被膜で覆うため、
金(Au)ワイヤーを用いたワイヤーボンディング性が
劣るという問題が生じる。
【0016】また、特開平9−116065号公報で
は、部分銀メッキの下地メッキとして、亜鉛フラッシュ
メッキ、銅ストライクメッキによる外装メッキを全面に
施したリードフレームが提案されている。しかし、この
提案のリードフレームにおいても、外装メッキする際
に、スズ(Sn)の針状結晶ができ、アウターリード間
の短絡を招く恐れが有り、信頼性の面で問題があるとい
える。
は、部分銀メッキの下地メッキとして、亜鉛フラッシュ
メッキ、銅ストライクメッキによる外装メッキを全面に
施したリードフレームが提案されている。しかし、この
提案のリードフレームにおいても、外装メッキする際
に、スズ(Sn)の針状結晶ができ、アウターリード間
の短絡を招く恐れが有り、信頼性の面で問題があるとい
える。
【0017】また、図4に示した、従来のリードフレー
ムへのメッキ工程のように、銀(Ag)有機被膜を形成
することで、銅の酸化、または水酸化による変色防止を
行う方法では、半導体装置の製造時にリードフレームへ
の加熱温度を高くした場合、デラミネーション防止の効
果が得られないものである。
ムへのメッキ工程のように、銀(Ag)有機被膜を形成
することで、銅の酸化、または水酸化による変色防止を
行う方法では、半導体装置の製造時にリードフレームへ
の加熱温度を高くした場合、デラミネーション防止の効
果が得られないものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みなされたもので、半導体装置製造時にリード
フレームへの加熱温度が比較的高温(例えば 300℃程
度)であっても、リードフレーム表面の酸化膜(CuO
酸化膜)の生成に起因したデラミネーションの発生を防
止でき、かつ、ワイヤーボンディング性を損なわない銅
合金製のリードフレームを提供するものである。
題点に鑑みなされたもので、半導体装置製造時にリード
フレームへの加熱温度が比較的高温(例えば 300℃程
度)であっても、リードフレーム表面の酸化膜(CuO
酸化膜)の生成に起因したデラミネーションの発生を防
止でき、かつ、ワイヤーボンディング性を損なわない銅
合金製のリードフレームを提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、銅合金材
からなり、半導体素子が載置されるダイパッドと、ダイ
パッドの周囲に設けられ、半導体素子上の接続用パッド
と結線するためのインナーリードと、前記インナーリー
ドから連続し、外部回路との結線を行うアウターリード
とを少なくとも備え、銅ストライクメッキを介し、前記
インナーリードの先端部位および半導体素子が載置され
るダイパッド面に部分銀メッキを施した樹脂封止型の半
導体装置用リードフレームであって、前記部分銀メッキ
部位を除いた銅ストライクメッキ表面にCu2 O酸化膜
を形成したことを特徴とするリードフレームとしたもの
である。
を達成するために、まず請求項1においては、銅合金材
からなり、半導体素子が載置されるダイパッドと、ダイ
パッドの周囲に設けられ、半導体素子上の接続用パッド
と結線するためのインナーリードと、前記インナーリー
ドから連続し、外部回路との結線を行うアウターリード
とを少なくとも備え、銅ストライクメッキを介し、前記
インナーリードの先端部位および半導体素子が載置され
るダイパッド面に部分銀メッキを施した樹脂封止型の半
導体装置用リードフレームであって、前記部分銀メッキ
部位を除いた銅ストライクメッキ表面にCu2 O酸化膜
を形成したことを特徴とするリードフレームとしたもの
である。
【0020】また、請求項2においては、Cu2 O酸化
膜の厚さが0.002μm以上、0.020μm以下で
あることを特徴とする請求項1に記載のリードフレーム
としたものである。
膜の厚さが0.002μm以上、0.020μm以下で
あることを特徴とする請求項1に記載のリードフレーム
としたものである。
【0021】すなわち、前述したように、半導体装置製
造時に温度を高くした際、銅ストライクメッキ表面に酸
化膜(CuO酸化膜)が生成され、この酸化膜(CuO
酸化膜)が、ダイパッド裏面を含むリードフレーム表面
と封止樹脂との結合を弱め、リードフレーム表面と封止
樹脂との界面でのデラミネーション(剥離)を生じると
推定されるものである。そこで、本発明者らは上記課題
を解決すべく鋭意検討を行った結果、図1に示すよう
に、部分銀メッキ250を施す部位を除く銅ストライク
メッキ240表面にCu2 O酸化膜230を形成してお
けば、半導体装置製造時にリードフレーム210への加
熱温度を高くしても、銅ストライクメッキ240からの
CuO酸化膜の生成および、成長が抑制され、リードフ
レーム210表面と封止樹脂との界面でのデラミネーシ
ョン(剥離)を防止でき、かつ、ボンディング性も損な
われないことを見いだしたものであり、これを提案する
ものである。
造時に温度を高くした際、銅ストライクメッキ表面に酸
化膜(CuO酸化膜)が生成され、この酸化膜(CuO
酸化膜)が、ダイパッド裏面を含むリードフレーム表面
と封止樹脂との結合を弱め、リードフレーム表面と封止
樹脂との界面でのデラミネーション(剥離)を生じると
推定されるものである。そこで、本発明者らは上記課題
を解決すべく鋭意検討を行った結果、図1に示すよう
に、部分銀メッキ250を施す部位を除く銅ストライク
メッキ240表面にCu2 O酸化膜230を形成してお
けば、半導体装置製造時にリードフレーム210への加
熱温度を高くしても、銅ストライクメッキ240からの
CuO酸化膜の生成および、成長が抑制され、リードフ
レーム210表面と封止樹脂との界面でのデラミネーシ
ョン(剥離)を防止でき、かつ、ボンディング性も損な
われないことを見いだしたものであり、これを提案する
ものである。
【0022】ここで、銅ストライクメッキ240表面に
Cu2 O酸化膜230を形成する手段として、硫酸銅水
溶液または、亜塩素酸系ナトリウム水溶液(亜塩素酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、リン酸三ナトリウムの混
合水溶液)等にリードフレームを浸漬処理する方法等が
あげられる。これにより、銅ストライクメッキ240表
面にCu2 O酸化膜230が形成され、ダイパッド裏面
を含めたリードフレーム表面と封止樹脂との全ての界面
で、酸化膜(CuO酸化膜)の生成に起因するデラミネ
ーション(剥離)を防止できる。
Cu2 O酸化膜230を形成する手段として、硫酸銅水
溶液または、亜塩素酸系ナトリウム水溶液(亜塩素酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、リン酸三ナトリウムの混
合水溶液)等にリードフレームを浸漬処理する方法等が
あげられる。これにより、銅ストライクメッキ240表
面にCu2 O酸化膜230が形成され、ダイパッド裏面
を含めたリードフレーム表面と封止樹脂との全ての界面
で、酸化膜(CuO酸化膜)の生成に起因するデラミネ
ーション(剥離)を防止できる。
【0023】なお、Cu2 O酸化膜230上に部分銀メ
ッキ250を施した場合、Cu2 O酸化膜230と部分
銀メッキ250との密着力が弱いため、部分銀メッキ2
50が剥離する恐れがある。このため本発明では、部分
銀メッキ250は銅ストライクメッキ240上に施し、
部分銀メッキ250を施す部位を除く銅ストライクメッ
キ240表面上にCu2 O酸化膜230を形成するもの
である。
ッキ250を施した場合、Cu2 O酸化膜230と部分
銀メッキ250との密着力が弱いため、部分銀メッキ2
50が剥離する恐れがある。このため本発明では、部分
銀メッキ250は銅ストライクメッキ240上に施し、
部分銀メッキ250を施す部位を除く銅ストライクメッ
キ240表面上にCu2 O酸化膜230を形成するもの
である。
【0024】次いで、本発明者らは、デラミネーション
(剥離)の防止の効果が得られるCu2 O酸化膜の適切
な厚みとして、Cu2 O酸化膜の膜厚を0.002μm
以上、0.020μm以下とすることを提案するもので
ある。
(剥離)の防止の効果が得られるCu2 O酸化膜の適切
な厚みとして、Cu2 O酸化膜の膜厚を0.002μm
以上、0.020μm以下とすることを提案するもので
ある。
【0025】すなわち、Cu2 O酸化膜230の膜厚が
0.002μmより薄い場合、半導体装置製造工程にお
けるリードフレームへの加熱時に、銅ストライクメッキ
よりCu2 O酸化膜中に拡散する銅イオン濃度が大きく
なり、CuO酸化膜の生成および成長を抑制することが
不十分となり、デラミネーション(剥離)の発生を防止
できないことになる。また、Cu2 O酸化膜の膜厚が
0.02μmより厚いと、リードフレームの外観が変色
し、かつ、強度的に弱いCu2 O酸化膜が厚くなるため
強度不足となり、かえってデラミネーション(剥離)を
生じる結果となる。このことより、Cu2 O酸化膜の膜
厚を0.002μm以上、0.020μm以下とするも
のであり、これにより、半導体装置製造工程において、
リードフレーム210を例えば 300℃程度と比較的高い
温度としても、酸化膜(CuO酸化膜)の成長に起因す
る、封止樹脂のデラミネーション(剥離)の発生を防止
できるものである。
0.002μmより薄い場合、半導体装置製造工程にお
けるリードフレームへの加熱時に、銅ストライクメッキ
よりCu2 O酸化膜中に拡散する銅イオン濃度が大きく
なり、CuO酸化膜の生成および成長を抑制することが
不十分となり、デラミネーション(剥離)の発生を防止
できないことになる。また、Cu2 O酸化膜の膜厚が
0.02μmより厚いと、リードフレームの外観が変色
し、かつ、強度的に弱いCu2 O酸化膜が厚くなるため
強度不足となり、かえってデラミネーション(剥離)を
生じる結果となる。このことより、Cu2 O酸化膜の膜
厚を0.002μm以上、0.020μm以下とするも
のであり、これにより、半導体装置製造工程において、
リードフレーム210を例えば 300℃程度と比較的高い
温度としても、酸化膜(CuO酸化膜)の成長に起因す
る、封止樹脂のデラミネーション(剥離)の発生を防止
できるものである。
【0026】また、本発明のリードフレームにおいて
は、銅ストライクメッキ240表面に、非常に薄い銅酸
化膜(Cu2 O酸化膜230)を形成しただけなので、
ワイヤーボンディング性は従来のリードフレームと同等
のものが得られる。また、Cu 2 O酸化膜230の形成
工程を除けば、本発明のリードフレームは従来のリード
フレームと同様の工程で製造が可能であり、かつ、リー
ドフレーム製造後に行われる各種の後工程も従来のリー
ドフレームと同様の処理で構わず、Cu2 O酸化膜の形
成工程を除けば、特殊な製造工程や処理を必要としな
い。
は、銅ストライクメッキ240表面に、非常に薄い銅酸
化膜(Cu2 O酸化膜230)を形成しただけなので、
ワイヤーボンディング性は従来のリードフレームと同等
のものが得られる。また、Cu 2 O酸化膜230の形成
工程を除けば、本発明のリードフレームは従来のリード
フレームと同様の工程で製造が可能であり、かつ、リー
ドフレーム製造後に行われる各種の後工程も従来のリー
ドフレームと同様の処理で構わず、Cu2 O酸化膜の形
成工程を除けば、特殊な製造工程や処理を必要としな
い。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明のリードフレームの実施例
を示す以下の図面に基づき、さらに説明を行う。
を示す以下の図面に基づき、さらに説明を行う。
【0028】<実施例1>本実施例1のリードフレーム
210は、銅合金を素材とし、プレス法または、フォト
エッチング法等を用い、図5に示す従来のリードフレー
ムと同様に、ダイパッド、インナーリード、アウターリ
ード、ダムバー、フレーム(枠)部、および、吊りバー
等で構成されているものである。また、銅ストライクメ
ッキ240がリードフレーム210全面に施され、ワイ
ヤーボンディングが行われるインナーリードの先端部位
および、半導体素子が搭載される面側のダイパッド面に
は銅ストライクメッキ240を介し部分銀メッキ250
を施している。
210は、銅合金を素材とし、プレス法または、フォト
エッチング法等を用い、図5に示す従来のリードフレー
ムと同様に、ダイパッド、インナーリード、アウターリ
ード、ダムバー、フレーム(枠)部、および、吊りバー
等で構成されているものである。また、銅ストライクメ
ッキ240がリードフレーム210全面に施され、ワイ
ヤーボンディングが行われるインナーリードの先端部位
および、半導体素子が搭載される面側のダイパッド面に
は銅ストライクメッキ240を介し部分銀メッキ250
を施している。
【0029】ここで、本発明のリードフレーム210の
特徴として、図1に示すように、部分銀メッキ250が
施される部位を除く銅ストライクメッキ240表面全体
に、Cu2 O酸化膜230を形成しているものである。
なお、図1は、本発明のリードフレーム210の一実施
例の要部を模式的に示す断面図であり、部分銀メッキ2
50が施される、ダイパッド221部および、インナー
リード223の先端部位を示している。
特徴として、図1に示すように、部分銀メッキ250が
施される部位を除く銅ストライクメッキ240表面全体
に、Cu2 O酸化膜230を形成しているものである。
なお、図1は、本発明のリードフレーム210の一実施
例の要部を模式的に示す断面図であり、部分銀メッキ2
50が施される、ダイパッド221部および、インナー
リード223の先端部位を示している。
【0030】本実施例1のリードフレーム210は、素
材として厚さ 0.125mmの銅合金材(古河電工(株)製、
商品名「EFTEC64T−1/2H材」)を用い、公
知のフォトエッチング法により図5の外形形状に加工し
た後、銅ストライクメッキ240をリードフレーム21
0表面全体に施し、しかる後、部分銀メッキ250を施
したものである。
材として厚さ 0.125mmの銅合金材(古河電工(株)製、
商品名「EFTEC64T−1/2H材」)を用い、公
知のフォトエッチング法により図5の外形形状に加工し
た後、銅ストライクメッキ240をリードフレーム21
0表面全体に施し、しかる後、部分銀メッキ250を施
したものである。
【0031】ここで、本実施例1においては、部分銀メ
ッキ250を施す部位を除いた銅ストライクメッキ24
0表面に、硫酸銅水溶液、または亜塩素酸系ナトリウム
水溶液(亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、リン
酸三ナトリウムの混合水溶液)等の薬液を用いた処理に
より、Cu2 O酸化膜230を形成し、しかる後、Cu
2 O酸化膜230より露出した銅ストライクメッキ24
0部位に部分銀メッキ250を施したものである。
ッキ250を施す部位を除いた銅ストライクメッキ24
0表面に、硫酸銅水溶液、または亜塩素酸系ナトリウム
水溶液(亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、リン
酸三ナトリウムの混合水溶液)等の薬液を用いた処理に
より、Cu2 O酸化膜230を形成し、しかる後、Cu
2 O酸化膜230より露出した銅ストライクメッキ24
0部位に部分銀メッキ250を施したものである。
【0032】部分銀メッキ250を施す部位を除いた銅
ストライクメッキ240表面に予めCu2 O酸化膜23
0を形成しておくことで、半導体装置製造時にリードフ
レーム210への加熱温度を、例えば 300℃程度に高く
しても、銅ストライクメッキ240よりCuO酸化膜が
生成されることを、Cu2 O酸化膜230が抑えるもの
である。
ストライクメッキ240表面に予めCu2 O酸化膜23
0を形成しておくことで、半導体装置製造時にリードフ
レーム210への加熱温度を、例えば 300℃程度に高く
しても、銅ストライクメッキ240よりCuO酸化膜が
生成されることを、Cu2 O酸化膜230が抑えるもの
である。
【0033】次いで、本実施例1におけるリードフレー
ム210へのメッキ工程を図2に基づき説明する。な
お、図2は、図1と同様に、部分銀メッキ250が施さ
れるダイパッド221部および、インナーリード223
の先端部位を示している。
ム210へのメッキ工程を図2に基づき説明する。な
お、図2は、図1と同様に、部分銀メッキ250が施さ
れるダイパッド221部および、インナーリード223
の先端部位を示している。
【0034】まず、公知のフォトエッチング法にて外形
加工されたリードフレーム210の表面をアルカリ水溶
液で脱脂した後、水洗洗浄を行った。次いで、リードフ
レーム210表面に形成されている酸化膜を酸性液で除
去する酸活性化処理を行い、リードフレーム210の表
面を活性化した後、再度水洗洗浄し、図2(a)を得
た。
加工されたリードフレーム210の表面をアルカリ水溶
液で脱脂した後、水洗洗浄を行った。次いで、リードフ
レーム210表面に形成されている酸化膜を酸性液で除
去する酸活性化処理を行い、リードフレーム210の表
面を活性化した後、再度水洗洗浄し、図2(a)を得
た。
【0035】次いで、リードフレーム210全面に、液
温50℃のメッキ液(シアン化銅液)にて約20秒間銅
メッキを行い、 0.2μmの厚さの銅ストライクメッキ2
40を形成し、図2(b)を得た。
温50℃のメッキ液(シアン化銅液)にて約20秒間銅
メッキを行い、 0.2μmの厚さの銅ストライクメッキ2
40を形成し、図2(b)を得た。
【0036】次いで、銅ストライクメッキ240が形成
されたリードフレーム210表面を水洗洗浄した後、部
分銀メッキを行う際にリードフレーム210の不要な部
位に銀が析出しないよう、リードフレーム210全面に
置換防止処理を行った。置換防止処理は、薄い銀(A
g)有機被膜をリードフレーム210表面に形成したも
のである。次いで、半導体素子を搭載する面側のダイパ
ッド221面、およびインナーリード223の先端領域
が露出するよう、所定の開口部を有するマスキング治具
でリードフレーム210を覆った後、リードフレームを
陰極として、メッキ液をノズルよりリードフレームに噴
射する方式のメッキ法により、厚さ 3μmの部分銀メッ
キをリードフレーム210の所定の領域に施した。
されたリードフレーム210表面を水洗洗浄した後、部
分銀メッキを行う際にリードフレーム210の不要な部
位に銀が析出しないよう、リードフレーム210全面に
置換防止処理を行った。置換防止処理は、薄い銀(A
g)有機被膜をリードフレーム210表面に形成したも
のである。次いで、半導体素子を搭載する面側のダイパ
ッド221面、およびインナーリード223の先端領域
が露出するよう、所定の開口部を有するマスキング治具
でリードフレーム210を覆った後、リードフレームを
陰極として、メッキ液をノズルよりリードフレームに噴
射する方式のメッキ法により、厚さ 3μmの部分銀メッ
キをリードフレーム210の所定の領域に施した。
【0037】次いで、リードフレーム210を水洗洗浄
した後、ダイパッド221面およびインナーリード22
3の先端部以外の、銀が付着してはいけないリードフレ
ーム部位に付着したAgメッキ(例えば、マスキング治
具よりモレたAgメッキ)を電解剥離により除去した。
次いで、液温60℃の亜塩素酸系ナトリウム水溶液(亜塩
素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、リン酸三ナトリウ
ムの混合水溶液)に約30秒間リードフレーム210を浸
漬処理した後、リードフレームを水洗洗浄し、しかる
後、温風でリードフレームを乾燥した。これにより、図
2(c)に示す、部分銀メッキ250部位を除く銅スト
ライクメッキ240表面上に、厚さ 0.002μmのCu2
O酸化膜230を有する本実施例1のリードフレーム2
10を得た。
した後、ダイパッド221面およびインナーリード22
3の先端部以外の、銀が付着してはいけないリードフレ
ーム部位に付着したAgメッキ(例えば、マスキング治
具よりモレたAgメッキ)を電解剥離により除去した。
次いで、液温60℃の亜塩素酸系ナトリウム水溶液(亜塩
素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、リン酸三ナトリウ
ムの混合水溶液)に約30秒間リードフレーム210を浸
漬処理した後、リードフレームを水洗洗浄し、しかる
後、温風でリードフレームを乾燥した。これにより、図
2(c)に示す、部分銀メッキ250部位を除く銅スト
ライクメッキ240表面上に、厚さ 0.002μmのCu2
O酸化膜230を有する本実施例1のリードフレーム2
10を得た。
【0038】次いで、本発明の他の実施例につき説明す
る。 <実施例2>本実施例2においては、Cu2 O酸化膜2
30の形成処理を変えた以外は、上記実施例1と同様の
工程にてリードフレーム210を得たものである。すな
わち、実施例1と同様に、部分銀メッキ後に、ダイパッ
ド221面および、インナーリード223の先端部位以
外の、銀が付着してはいけないリードフレーム210部
位に付着したAgメッキ(マスキング治具よりモレたA
gメッキ)を電解剥離した後、Cu2 O酸化膜230を
形成する薬液処理として、液温50℃、 3〜10重量%の硫
酸銅水溶液を用い、硫酸銅水溶液中に約1分間リードフ
レームを浸漬したものである。これにより、部分銀メッ
キ250を施す部位を除く銅ストライクメッキ240表
面上に厚さ 0.018μmのCu2 O酸化膜230を有する
リードフレーム210を得た。
る。 <実施例2>本実施例2においては、Cu2 O酸化膜2
30の形成処理を変えた以外は、上記実施例1と同様の
工程にてリードフレーム210を得たものである。すな
わち、実施例1と同様に、部分銀メッキ後に、ダイパッ
ド221面および、インナーリード223の先端部位以
外の、銀が付着してはいけないリードフレーム210部
位に付着したAgメッキ(マスキング治具よりモレたA
gメッキ)を電解剥離した後、Cu2 O酸化膜230を
形成する薬液処理として、液温50℃、 3〜10重量%の硫
酸銅水溶液を用い、硫酸銅水溶液中に約1分間リードフ
レームを浸漬したものである。これにより、部分銀メッ
キ250を施す部位を除く銅ストライクメッキ240表
面上に厚さ 0.018μmのCu2 O酸化膜230を有する
リードフレーム210を得た。
【0039】次いで、上述した実施例1および実施例2
の本発明によるリードフレーム、および、以下に記す各
比較例のリードフレームの、封止樹脂との密着強度、酸
化膜の剥がれ状態を各々以下に記す方法で評価した。な
お、本評価においては、メッキを施す素材として、封止
樹脂密着強度評価用のベタ板状の専用フレーム(古河電
工(株)製、商品名「EFTEC64T−1/2H
材」、板厚 0.125mm)を用いたものである。
の本発明によるリードフレーム、および、以下に記す各
比較例のリードフレームの、封止樹脂との密着強度、酸
化膜の剥がれ状態を各々以下に記す方法で評価した。な
お、本評価においては、メッキを施す素材として、封止
樹脂密着強度評価用のベタ板状の専用フレーム(古河電
工(株)製、商品名「EFTEC64T−1/2H
材」、板厚 0.125mm)を用いたものである。
【0040】次いで、上記専用フレームに各々、上述し
た実施例1および実施例2と同様のメッキ工程を行っ
た。すなわち、 0.2μm厚の銅ストライクメッキ24
0、 3μm厚の部分銀メッキ250、および、部分銀メ
ッキ250部位を除く銅ストライクメッキ240表面上
に厚さ 0.002μmのCu2 O酸化膜230を有する本実
施例1に相当する専用フレームと、 0.2μm厚の銅スト
ライクメッキ240、 3μm厚の部分銀メッキ250、
および、部分銀メッキ250部位を除く銅ストライクメ
ッキ240表面上に厚さ 0.018μmのCu2 O酸化膜2
30を有する本実施例2に相当する専用フレームとを得
たものである。
た実施例1および実施例2と同様のメッキ工程を行っ
た。すなわち、 0.2μm厚の銅ストライクメッキ24
0、 3μm厚の部分銀メッキ250、および、部分銀メ
ッキ250部位を除く銅ストライクメッキ240表面上
に厚さ 0.002μmのCu2 O酸化膜230を有する本実
施例1に相当する専用フレームと、 0.2μm厚の銅スト
ライクメッキ240、 3μm厚の部分銀メッキ250、
および、部分銀メッキ250部位を除く銅ストライクメ
ッキ240表面上に厚さ 0.018μmのCu2 O酸化膜2
30を有する本実施例2に相当する専用フレームとを得
たものである。
【0041】また、比較例1として、図3に示す従来の
リードフレームに行ったのと同様のメッキ処理を施し、
0.2μm厚の銅ストライクメッキ240および、 3μm
厚の部分銀メッキ250を有する専用フレームを得たも
のである。なお、比較例1におけるメッキ工程は、図4
に示す工程図に従って行ったものである。次いで、比較
例2として、変色処理を行わない以外は、比較例1と同
様のメッキ処理を施し、 0.2μm厚の銅ストライクメッ
キ240と、 3μm厚の部分銀メッキ230とを有する
専用フレームを得た。
リードフレームに行ったのと同様のメッキ処理を施し、
0.2μm厚の銅ストライクメッキ240および、 3μm
厚の部分銀メッキ250を有する専用フレームを得たも
のである。なお、比較例1におけるメッキ工程は、図4
に示す工程図に従って行ったものである。次いで、比較
例2として、変色処理を行わない以外は、比較例1と同
様のメッキ処理を施し、 0.2μm厚の銅ストライクメッ
キ240と、 3μm厚の部分銀メッキ230とを有する
専用フレームを得た。
【0042】上記比較例1および比較例2の酸化膜の膜
厚を各々測定した。その結果、比較例1のCu2 O酸化
膜の膜厚は0.0015μm、CuO酸化膜の膜厚は0.0007μ
mであり、また、比較例2のCu2 O酸化膜の膜厚は0.
0015μm、CuO酸化膜の膜厚は0.0020μmであった。
なお、酸化膜の膜厚の測定は、還元電位法により行った
(使用測定装置、ECIテクノロジー(株)社製、商品
名「QC−100 Surface−Scan」)。
厚を各々測定した。その結果、比較例1のCu2 O酸化
膜の膜厚は0.0015μm、CuO酸化膜の膜厚は0.0007μ
mであり、また、比較例2のCu2 O酸化膜の膜厚は0.
0015μm、CuO酸化膜の膜厚は0.0020μmであった。
なお、酸化膜の膜厚の測定は、還元電位法により行った
(使用測定装置、ECIテクノロジー(株)社製、商品
名「QC−100 Surface−Scan」)。
【0043】次いで、上記実施例1、実施例2、比較例
1および比較例2の各専用フレームに同一条件で表面処
理を施した後、通常のワイヤーボンディングで行われる
270℃の加熱温度より50℃高い、 320℃の温度にて5分
間各専用フレームを加熱した後、各専用フレーム表面に
一定面積の封止樹脂を成形した。しかる後、シェア法を
用い、各専用フレーム表面に成形した封止樹脂の密着強
度を測定した。なお、シェア法による密着強度の判定
は、 3.0N/mm2 以上を「良」、 2.0N/mm2 以上 3.0
N/mm2 未満を「可」、 2.0N/mm2 未満を「不可」と
判定したものである。次いで、密着強度測定後、専用フ
レームより剥がれた封止樹脂に付着した酸化膜の付着状
態を観察し、素材である専用フレームからの酸化膜剥が
れを評価した。測定した各専用フレームにおける封止樹
脂の密着強度、および酸化膜の剥がれ状態を、以下の
(表1)に合わせて記す。
1および比較例2の各専用フレームに同一条件で表面処
理を施した後、通常のワイヤーボンディングで行われる
270℃の加熱温度より50℃高い、 320℃の温度にて5分
間各専用フレームを加熱した後、各専用フレーム表面に
一定面積の封止樹脂を成形した。しかる後、シェア法を
用い、各専用フレーム表面に成形した封止樹脂の密着強
度を測定した。なお、シェア法による密着強度の判定
は、 3.0N/mm2 以上を「良」、 2.0N/mm2 以上 3.0
N/mm2 未満を「可」、 2.0N/mm2 未満を「不可」と
判定したものである。次いで、密着強度測定後、専用フ
レームより剥がれた封止樹脂に付着した酸化膜の付着状
態を観察し、素材である専用フレームからの酸化膜剥が
れを評価した。測定した各専用フレームにおける封止樹
脂の密着強度、および酸化膜の剥がれ状態を、以下の
(表1)に合わせて記す。
【0044】
【表1】
【0045】上記の(表1)に示すように、銅ストライ
クメッキ240表面上にCu2 O酸化膜230を形成し
た実施例1および実施例2は、封止樹脂密着強度および
酸化膜剥がれの点において、従来と同様の方法で銀メッ
キが施された比較例1よりも優れていることが分かる。
また、比較例2は、封止樹脂密着強度の点では比較例1
より良いものの、酸化膜剥がれの点においては、比較例
1と同様に実施例1および実施例2に劣ることが分か
る。
クメッキ240表面上にCu2 O酸化膜230を形成し
た実施例1および実施例2は、封止樹脂密着強度および
酸化膜剥がれの点において、従来と同様の方法で銀メッ
キが施された比較例1よりも優れていることが分かる。
また、比較例2は、封止樹脂密着強度の点では比較例1
より良いものの、酸化膜剥がれの点においては、比較例
1と同様に実施例1および実施例2に劣ることが分か
る。
【0046】このことより、本発明である上記実施例1
および実施例2のリードフレームを半導体装置に用いれ
ば、図3に示す従来と同様のメッキ工程で得られたリー
ドフレームを半導体装置に用いた場合に比べて、銅酸化
膜の酸化状態に起因するICパッケージのデラミネーシ
ョンの発生を効果的に抑えることができると判断され
る。
および実施例2のリードフレームを半導体装置に用いれ
ば、図3に示す従来と同様のメッキ工程で得られたリー
ドフレームを半導体装置に用いた場合に比べて、銅酸化
膜の酸化状態に起因するICパッケージのデラミネーシ
ョンの発生を効果的に抑えることができると判断され
る。
【0047】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、半導体
装置の製造条件によらず(たとえ半導体装置製造時にリ
ードフレームへの加熱温度が高くても)、リードフレー
ム表面の銅酸化膜の酸化状態に起因する封止樹脂のデラ
ミネーションの発生を防止し、かつ、ワイヤーボンディ
ング性を損なわない銅合金製のリードフレームを得るこ
とができる。
装置の製造条件によらず(たとえ半導体装置製造時にリ
ードフレームへの加熱温度が高くても)、リードフレー
ム表面の銅酸化膜の酸化状態に起因する封止樹脂のデラ
ミネーションの発生を防止し、かつ、ワイヤーボンディ
ング性を損なわない銅合金製のリードフレームを得るこ
とができる。
【0048】
【図1】本発明のリードフレームの一実施例の要部を示
す断面説明図。
す断面説明図。
【図2】(a)〜(c)は本発明のリードフレームの製
造工程の一例の要部を工程順に示す断面説明図。
造工程の一例の要部を工程順に示す断面説明図。
【図3】従来のリードフレームの一例の要部を示す断面
説明図。
説明図。
【図4】リードフレームへのメッキ工程の一例を示す工
程図。
程図。
【図5】リードフレームに施した部分銀メッキの一例を
示す平面説明図。
示す平面説明図。
【図6】半導体装置の一例の要部を示す断面説明図。
【図7】リードフレームの一例を示す平面説明図。
100 半導体装置 110 半導体素子 111 接続用パッド 120、210 リードフレーム 121、221 ダイパッド 122 アウターリード 123、223 インナーリード 124 ダムバー 125 フレーム部 130 ワイヤー 140 樹脂 230 Cu2 O酸化膜 240 銅ストライクメッキ 250 銀メッキ
Claims (2)
- 【請求項1】銅合金材からなり、半導体素子が載置され
るダイパッドと、ダイパッドの周囲に設けられ、半導体
素子上の接続用パッドと結線するためのインナーリード
と、前記インナーリードから連続し、外部回路との結線
を行うアウターリードとを少なくとも備え、銅ストライ
クメッキを介し、前記インナーリードの先端部位および
半導体素子が載置されるダイパッド面に部分銀メッキを
施した樹脂封止型の半導体装置用リードフレームであっ
て、前記部分銀メッキ部位を除いた銅ストライクメッキ
表面にCu2 O酸化膜を形成したことを特徴とするリー
ドフレーム。 - 【請求項2】Cu2 O酸化膜の厚さが0.002μm以
上、0.020μm以下であることを特徴とする請求項
1に記載のリードフレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9276880A JPH11121673A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | リードフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9276880A JPH11121673A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | リードフレーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11121673A true JPH11121673A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17575695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9276880A Pending JPH11121673A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | リードフレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11121673A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2006196920A (ja) * | 2003-04-16 | 2006-07-27 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 導体基材、半導体装置及びそれらの製造方法 |
| JP2008300492A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Rohm Co Ltd | 半導体装置 |
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| KR101025775B1 (ko) * | 2007-12-10 | 2011-04-04 | 삼성테크윈 주식회사 | 리드 프레임 및 이를 이용한 반도체 패키지의 제조 방법 |
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-
1997
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