JP2000200509A - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JP2000200509A
JP2000200509A JP11003248A JP324899A JP2000200509A JP 2000200509 A JP2000200509 A JP 2000200509A JP 11003248 A JP11003248 A JP 11003248A JP 324899 A JP324899 A JP 324899A JP 2000200509 A JP2000200509 A JP 2000200509A
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JP
Japan
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beam position
shade
movable shade
fixed
solenoid
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JP11003248A
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Haruo Okuda
晴雄 奥田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/40Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
    • F21S41/43Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/68Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens
    • F21S41/683Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens by moving screens

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切替機構の小型簡略化。切替の正確な制御。 【解決手段】 可動シェード4の横幅寸法Y1を従来の
シェード103に対応する固定シェード3の横幅寸法Y
2よりも小さくする。この結果、可動シェード4の移動
量X1が固定シェード3の移動量X2よりも小となり、
可動シェード4の重量も固定シェード3の重量よりも小
となるので、移動量×重量=運動量が小となる。運動量
が小である可動シェード4を移動させかつ固定保持する
駆動手段5は小型簡略化でき、運動量が小である可動シ
ェード4を正確に移動固定保持する制御は可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源として放電灯
(メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯、高輝
度放電灯(HID)等)が使用されており、1個の放電
灯ですれ違い時におけるロービームの配光パターンと走
行時におけるハイビームの配光パターンとに切替えて得
られる所謂2灯式の自動車用ヘッドランプに係り、特
に、上述のロービームの配光パターンとハイビームの配
光パターンとの切替機構を小型簡略化でき、かつ、上述
のロービームの配光パターンとハイビームの配光パター
ンとの切替を正確に制御できる自動車用ヘッドランプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の自動車用ヘッドランプを
図30を参照して説明する。この自動車用ヘッドランプ
は、一般に、放電灯100と、前記放電灯100からの
光L1を反射させて所定のロービームの配光パターンが
得られる第1反射面101と、前記放電灯100からの
光L1、L2を前記第1反射面101と共に反射させて
所定のハイビームの配光パターンが得られる第2反射面
102と、前記ロービームの配光パターンが得れるロー
ビーム位置(図30中実線にて示す位置)と前記ハイビ
ームの配光パターンが得られるハイビーム位置(図30
中一点鎖線にて示す位置)との間を図30中の実線矢印
方向及び一点鎖線方向に切替移動可能に配置され、前記
放電灯100からの光のうち前記第1反射面101及び
前記第2反射面102で反射される反射光L11、L2
2以外の前方に直接照射される直射光(図示せず)を遮
光し、かつ、前記ロービームの配光パターンと前記ハイ
ビームの配光パターンとに切替えるシェード103と、
前記シェード103を前記ロービーム位置と前記ハイビ
ーム位置とに移動切替える駆動手段(図示せず)と、を
備える。なお、図30中Z−Zは光軸を示す。
【0003】上述の自動車用ヘッドランプにおいて、放
電灯100を点灯すると、放電灯100からの光L1、
L2が第1反射面101、第2反射面102で反射さ
れ、その反射光L11、L22が前方に照射される。そ
して、駆動手段を作動させて、シェード103をロービ
ーム位置とハイビーム位置とに切替えることにより、所
定のロービームの配光パターンと所定のハイビームの配
光パターンとが切り替わって得られる。また、このシェ
ード103は、放電灯100からの光のうち第1反射面
101及び第2反射面102で反射される反射光L1
1、L22以外の前方に直接照射される直射光を遮光し
て、グレア光の発生をも防止している。上述の自動車用
ヘッドランプとしては、例えば、特開平9−92005
号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の自動車用ヘッドランプは、1個のシェード103で、
放電灯100からの光のうち第1反射面101及び第2
反射面102で反射される反射光L11、L22以外の
前方に直接照射される直射光を遮光し、かつ、ロービー
ムの配光パターンとハイビームの配光パターンとに切替
えるものであるから、その1個のシェード103は大型
となる。例えば、円筒形状をなすシェード103の外径
Y2は、バルブ装着孔104の内径とほぼ等しい。この
ために、上述の従来の自動車用ヘッドランプにおいて
は、大型のシェード103を切替える駆動手段が大型化
しかつ複雑化し、また、大型のシェード103の切替を
正確に制御することが難しい。すなわち、シェード10
3が大型化すると、シェード103の移動量X2が大と
なり、かつ、シェード103の重量も大となるので、移
動量×重量=運動量が大となり、それを移動させかつ固
定保持する駆動手段が大型化かつ複雑化する。また、大
重量のシェード103を正確に移動固定保持する制御が
困難である。この結果、上述の従来の自動車用ヘッドラ
ンプにおいては、ロービームの配光パターンとハイビー
ムの配光パターンとの切替機構が大型化複雑化し、か
つ、ロービームの配光パターンとハイビームの配光パタ
ーンとの切替を正確に制御することが困難である。
【0005】本発明は、上述の自動車用ヘッドランプの
改良に係り、その目的とするところは、ロービームの配
光パターンとハイビームの配光パターンとの切替機構を
小型簡略化でき、かつ、ロービームの配光パターンとハ
イビームの配光パターンとの切替を正確に制御できる自
動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、シェードを、放電灯からの光のうち第
1反射面及び第2反射面で反射される反射光以外の前方
に直接照射される直射光を遮光する固定シェードと、ロ
ービームの配光パターンとハイビームの配光パターンと
に切替える可動シェードとに分割し、その固定シェード
内において可動シェードを、ロービームの配光パターン
が得れるロービーム位置とハイビームの配光パターンが
得られるハイビーム位置との間で切替移動可能に配置し
た、ことを特徴とする。
【0007】この結果、本発明の自動車用ヘッドランプ
は、従来のシェードに対応する固定シェードよりも可動
シェードを小型化することができるものであるから、そ
の可動シェードの移動量が固定シェードの移動量よりも
小となり、かつ、その可動シェードの重量も固定シェー
ドの重量よりも小となるので、移動量×重量=運動量が
小となる。この運動量が小である可動シェードを移動さ
せかつ固定保持する駆動手段は小型簡略化することがで
き、かつ、運動量が小である可動シェードを正確に移動
固定保持する制御は可能となる。従って、本発明の自動
車用ヘッドランプは、ロービームの配光パターンとハイ
ビームの配光パターンとの切替機構を小型簡略化でき、
かつ、ロービームの配光パターンとハイビームの配光パ
ターンとの切替を正確に制御できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用ヘッドラ
ンプの実施形態のうちの3例を図1乃至図29を参照し
て説明する。この例は、左側側通行区分の自動車用ヘッ
ドランプについて説明する。なお、右側通行区分の場合
は左右逆となる。ここで、本明細書及び本図面におい
て、符号「L」は運転席側から前方を見た場合の左側の
ことを示し、また符号「R」は運転席側から前方を見た
場合の右側のことを示し、さらに符号「U」は運転席側
から前方を見た場合の上側のことを示し、さらにまた符
号「D」は運転席側から前方を見た場合の下側のことを
示す。また、符号「H−H」は水平線のことを示し、符
号「V−V」は垂直線のことを示し、符号「Z−Z」は
光軸のことを示す。
【0009】[第1実施形態の説明]図1乃至図12
は、本発明の自動車用ヘッドランプの第1実施形態を示
す。図において、1は放電灯である。この放電灯1は、
ソケット10に着脱可能に取り付けられており、このソ
ケット10は後述するリフレクタ2に着脱可能に取り付
けられている。この結果、放電灯1はリフレクタ2内の
所定位置に配置されている。
【0010】図において、2はリフレクタである。この
リフレクタ2の内面には、放電灯1からの光L1を反射
させて図7に示す所定のロービームの配光パターンLP
が得られる第1反射面21と、放電灯1からの光L1、
L2を第1反射面21と共に反射させて図8に示す所定
のハイビームの配光パターンHPが得られる第2反射面
22とがそれぞれ設けられている。この第1反射面21
及び第2反射面22は、図2乃至図6に示すように、一
点鎖線にて示す円弧の一部(上部及び左右両側部)より
も内側に第1反射面21が、外側に第2反射面22がそ
れぞれ配置されている。
【0011】ここで、所定のロービームの配光パターン
LP、所定のハイビームの配光パターンHPとは、欧州
配光規格ECEReg.、あるいはそれに準じたもの
(例えば、日本国内型式認定基準等)、北米配光規格の
FMVSS等の配光規格に適合する配光パターンを言
う。上述のロービームの配光パターンLPにおいては、
眩惑光を制限するように配光規格化されている。この結
果、上述のロービームの配光パターンLPは、図7に示
すように、対向車及び左側路肩の歩行者に対して考慮し
た明暗境界線LP1を有するものとなる。すなわち、こ
の明暗境界線LP1は、対向車に眩惑光を与えないよう
に、右端からほぼ中央までの間であって、水平線HL−
HRよりも若干下方に位置する水平線部分LP2と、左
側路肩歩行者に眩惑光を与えずにかつ左側路肩歩行者を
視認できるように、ほぼ中央の水平線部分LP2から緩
やかに、例えば15°左上方に傾斜する緩傾斜線部分L
P3ととからなる。一方、上述のハイビームの配光パタ
ーンHPにおいては、最大光度値や最大光度帯が配光規
格化されている。この結果、上述のハイビームの配光パ
ターンHPは、図8に示すように、中央部分にホットゾ
ーンHZ(最大光度点を含む最大光度帯)を有するもの
となる。
【0012】図において、3は前記リフレクタ2に固定
された固定シェード(メインシェード)である。この固
定シェード3は、図1乃至図4に示すように、前部側が
閉塞しかつ後部側が開口した筒形状の覆い部30と、そ
の覆い部30の開口下端から一体に突設された固定脚部
31とから構成されている。この固定脚部31がリフレ
クタ2にスクリュウにより固定されており、この結果、
覆い部30が放電灯1の前方に配置することとなる。こ
の固定シェード3は、放電灯1からの光のうち第1反射
面21及び第2反射面22で反射される反射光L11及
びL22以外の前方に直接照射される直射光(図示せ
ず)を遮光するものである。なお、この固定シェード3
の覆い部30の図6に示す横幅寸法Y2は、上述の従来
のシェード103の外径寸法Y2とほぼ同等である。
【0013】図において、4は可動シェード(サブシェ
ード)である。この可動シェード4は、図1乃至図5に
示すように、四角筒形状をなし、その図5に示す横幅寸
法Y1は、固定シェード3の覆い部30の横幅寸法Y2
よりも小さく、かつ、放電灯1に当らない程度である。
この可動シェード4は、後述する駆動手段5により、放
電灯1の外側でかつ固定シェード3の覆い部30の内側
において、所定のロービームの配光パターンLPが得れ
るロービーム位置(図1及び図5中の実線にて示す位
置、及び図3に示す状態の位置)と所定のハイビームの
配光パターンHPが得られるハイビーム位置(図1及び
図5中の一点鎖線にて示す位置、及び図4に示す状態の
位置)との間を、図1及び図5中の実線矢印方向及び一
点鎖線矢印方向に、切替移動可能に配置されている。こ
の可動シェード4は、所定のロービームの配光パターン
LPと所定のハイビームの配光パターンHPとに切替え
るものである。
【0014】図において、5は、可動シェード4をロー
ビーム位置とハイビーム位置とに移動切替える駆動手段
である。この駆動手段5は、図1及び図9乃至図11に
示すように、固定側のベース50と、ソレノイド51
と、固定ガイドレール52及び可動ガイドレール53
と、可動側のブラケット(若しくはステー)54と、弾
性部材としての引張りコイルスプリング55とから構成
されている。すなわち、ベース50は、リフレクタ2に
スクリュウにより固定されている。このベース50上に
は、ソレノイド51と固定側のガイドレール52とが固
定されている。このソレノイド51のプランジャ56の
先端と可動側のガイドレール53の上面とには、ブラケ
ット54の一端二股部の先端がそれぞれスクリュウによ
り固定されている。このブラケット54の他端部には、
可動シェード4が固定されている。また、ブラケット5
4の一端二股部のうちプランジャ56が固定された側の
先端とベース50とには、引張りコイルスプリング55
の両端がそれぞれ取り付けられている。この結果、可動
シェード4は、引張りコイルスプリング55により常時
ロービーム位置側に引張られていることとなる。なお、
符号500は可動側のガイドレール53をロービーム位
置に停止させるためのストッパであって、ベース50か
ら一体に突設されている(ベース50と別体のものを設
けても良い)。
【0015】そして、上述のソレノイド51は、図12
に示すように、プランジャ56を一点鎖線矢印方向(ハ
イビーム位置側)に吸引するコイル(電磁石)57と、
コイル57のプランジャ56を吸引する方向(一点矢印
方向)と逆方向側(実線矢印方向側であって、ロービー
ム位置側)に設けられたマグネット(永久磁石)58と
から構成されている。なお、符号59はプランジャ56
に一体に固定された吸引板である。
【0016】この第1実施形態における本発明の自動車
用ヘッドランプは、以上の如き構成からなり、以下、そ
のロービームの配光パターンLPとハイビームの配光パ
ターンHPとの切替操作作動について説明する。まず、
放電灯1を点灯すると、その放電灯1からの光L1、L
2が第1反射面21、第2反射面22で反射され、その
反射光L11、L22が前方に照射される。
【0017】ここで、通常時においては、引張りコイル
スプリング55の引張り力(弾性作用)とマグネット5
8の磁力により、可動シェード4がロービーム位置(図
1及び図5中の実線にて示す位置、図3中に示す状態の
位置)に位置している。このとき、放電灯1からの光L
1が第1反射面21で反射され、その反射光L11が前
方に照射されて、図7に示す所定のロービームの配光パ
ターンLPが得られる。
【0018】次に、ソレノイド51のコイル57に通電
すると、プランジャ56が引張りコイルスプリング55
の引張り力及びマグネット58の磁力に抗して図12中
の一点鎖線矢印方向側(ハイビーム位置側)に吸引され
る。このプランジャ56の吸引に伴って、可動シェード
4は、ブラケット54及びガイドレール52、53を介
してロービーム位置からハイビーム位置(図1及び図5
中の一点鎖線にて示す位置、図4中に示す状態の位置)
に移動し、そのハイビーム位置において、ソレノイド5
1のコイル57の吸引力により、固定保持される。この
可動シェード4がロービーム位置からハイビーム位置に
切り替わることにより、放電灯1からの光L1、L2が
第1反射面21及び第2反射面22で反射され、その反
射光L11、L22が前方に照射されて、図8に示す所
定のハイビームの配光パターンHPが得られる。
【0019】それから、ソレノイド51のコイル57へ
の通電を遮断すると、可動シェード4は、ブラケット5
4及びガイドレール52、53を介して引張りコイルス
プリング55の引張り力及びマグネット58の磁力によ
りハイビーム位置からロービーム位置に引張られて固定
保持される。この可動シェード4がハイビーム位置から
ロービーム位置に切り替わることにより、図8に示す所
定のハイビームの配光パターンHPから図7に示す所定
のロービームの配光パターンLPに切り替わる。このと
き、可動シェード4は固定シェード3により覆われてい
るので、上述の可動シェード4の可動状態は固定シェー
ド3により隠されて見えないので、シェード103の可
動状態が見える従来のものと比較して見栄えが向上され
る。
【0020】このように、この第1実施形態における本
発明の自動車用ヘッドランプは、シェードを、放電灯1
からの光のうち第1反射面21及び第2反射面22で反
射される反射光L11、L22以外の前方に直接照射さ
れる直射光を遮光する固定シェード3と、ロービームの
配光パターンLPとハイビームの配光パターンHPとに
切替える可動シェード4とに分割し、その固定シェード
3内において可動シェード4を、ロービームの配光パタ
ーンLPが得れるロービーム位置とハイビームの配光パ
ターンHPが得られるハイビーム位置との間で切替移動
可能に配置したものである。
【0021】この結果、この第1実施形態における本発
明の自動車用ヘッドランプは、図5及び図6に示すよう
に、従来のシェード103に対応する固定シェード3の
横幅寸法Y2よりも可動シェード4の横幅寸法Y1を小
型化(放電灯1に当らない程度に限りなく小型化)する
ことができるものであるから、その可動シェード4の移
動量X1が固定シェード3の移動量X2よりも小とな
り、かつ、その可動シェード4の重量も固定シェード3
の重量よりも小となるので、移動量×重量=運動量が小
となる。この運動量が小である可動シェード4を移動さ
せかつ固定保持する駆動手段5は小型簡略化することが
でき、かつ、運動量が小である可動シェード4を正確に
移動固定保持する制御は可能となる。
【0022】すなわち、ソレノイド51のコイル57の
吸引力は、プランジャ56を吸引する距離の2乗に反比
例するので、可動シェード4の移動量が小であれば小で
ある程、ブラケット54を介してプランジャ56の移動
量が小となり、その分、ソレノイド51の小型化が図ら
れる。その上、可動シェード4の移動量が小であれば小
である程、その分、可動シェード4の移動をガイドする
ガイドレール52、53の小型軽量化が図られる。ま
た、移動させる可動シェード4の重量が小であれば小で
ある程、可動シェード4を移動させる引張りコイルスプ
リング55の引張り力及びソレノイド51のコイル57
の吸引力が小となり、その分、ソレノイド51の小型化
が図られる。しかも、可動シェード4の重量が小であれ
ば小である程、その分、可動シェード4を固定保持する
ブラケット54が自動車の振動等に耐え得る程度に、そ
のブラケット54の小型軽量化が図られる。このよう
に、駆動手段5の小型簡略化、可動シェード4の正確な
移動制御等が可能となる。
【0023】従って、この第1実施形態における本発明
の自動車用ヘッドランプは、ロービームの配光パターン
LPとハイビームの配光パターンHPとの切替機構を小
型簡略化でき、かつ、ロービームの配光パターンLPと
ハイビームの配光パターンHPとの切替を正確に制御で
きる。
【0024】特に、この第1実施形態の自動車用ヘッド
ランプは、図12に示すように、ソレノイド51のう
ち、コイル57のプランジャ56を吸引する方向(一点
矢印方向)と逆方向側(実線矢印方向側)にマグネット
58が設けられているものであるから、引張りコイルス
プリング55の引張り力と共に、そのマグネット58の
磁力により、可動シェード4及びプランジャ56(ブラ
ケット54及び可動側のガイドレール53を含む)がロ
ービーム位置において固定保持される。このために、引
張りコイルスプリング55の引張り力は、ハイビーム位
置に位置する可動シェード4及びプランジャ56(ブラ
ケット54及び可動側のガイドレール53を含む)をロ
ービーム位置側に引張り得る程度の大きさで良く、可動
シェード4及びプランジャ56(ブラケット54及び可
動側のガイドレール53を含む)をロービーム位置に固
定保持する力よりも小さくても良い。この結果、引張り
コイルスプリング55の引張り力が小であるから、その
分ソレノイド51を小型化することができる。
【0025】また、この第1実施形態においては、可動
シェード4の移動を、ブラケット54を介して、ガイド
レール52、53により、制御するものであるから、可
動シェード4をがた無く正確に移動させることができ
る。
【0026】なお、この第1実施形態においては、ソレ
ノイド51にマグネット58を設けたものであるが、本
発明の自動車用ヘッドランプは、このマグネット58を
設けていないソレノイド51にも適用できる。
【0027】図13及び図14は、上述の第1実施形態
の変形例を示す。図中、図1乃至図12と同符号は、同
一のもの(形状が異なっているが機能が同一のもの)を
示す。この変形例のものは、固定シェード3側と可動シ
ェード4側との間に弾性嵌合手段(ピン60及びフック
61)が、設けられている。すなわち、ブラケット54
のうち可動シェード4が固定されている他端部は、正面
から見てコ字形状をなし、このブラケット54の他端部
には、ピン60が光軸Z−Zに対してほぼ直交する方向
に固定されている。一方、固定シェード3の下部内面に
は、フック61が前記ピン60と対応して固定されてい
る。このフック61は、板ばね部材からなり、断面J字
形状をなす。
【0028】この変形例のものは、以上の如き構成から
なるものであるから、可動シェード4がロービーム位置
(図13中の実線にて示す位置)に位置する時は、可動
シェード4(ブラケット54)側のピン60が固定シェ
ード3側のフック61に弾性嵌合されるので、可動シェ
ード4がブラケット54及びピン60、フック61を介
して固定シェード3にがた無く保持される。また、可動
シェード4がハイビーム位置(図13中の一点鎖線にて
示す位置)に位置する時は、可動シェード4が固定され
たブラケット54の下端が固定シェード3にフック61
を介して保持されるので、可動シェード4がブラケット
54及びフック61を介して固定シェード3にがた無く
保持される。この結果、可動シェード4の振動が防止さ
れ、正規の配光パターンLP、HPが得られる。また、
可動シェード4の振動が防止されることにより、可動シ
ェード4の安定性が向上され、この可動シェード4を支
持するブラケット54の小型軽量化が図られると共に、
ブラケット54の金属疲労等の耐久性に優れている。
【0029】なお、上述の変形例においては、ロービー
ム位置側に弾性嵌合手段を設けた例について説明した
が、ハイビーム位置側に弾性嵌合手段を設けても良い
し、また、ロービーム位置及びハイビーム位置双方に弾
性嵌合手段を設けても良い。
【0030】[第2実施形態の説明]図15乃至図21
は、本発明の自動車用ヘッドランプの第2実施形態を示
す。図中、図1乃至図14と同符号は、同一のもの(形
状が異なっているが機能が同一のもの)を示す。この実
施形態における駆動手段501は、レバー502式であ
る。すなわち、固定側のベース50にレバー502のう
ち中間部から一端部寄りの箇所が第1シャフト503に
より回動可能に取り付けられている。このレバー502
の一端部には、ベース50に搭載されたソレノイド51
のプランジャ(シャフト)56が、フック504及び第
1ピン505を介して回動可能に取り付けられている。
このレバー502の他端部は、二股形状をなし、この二
股形状のレバー502の他端部には、第2シャフト50
6を介して可動側のステー507が回動可能に取り付け
られている。このステー507には、可動シェード4が
固定されている。このステー507とベース50との間
には、ガイドレール52、53が介装されている。一
方、上述のレバー502のほぼ中間部の第2ピン510
とベース50との間には、引張りコイルスプリング55
が介装されている。なお、図中、符号508は、ロービ
ーム位置側のストッパ500と対向して設けられたハイ
ビーム位置側のストッパである。
【0031】この第2実施形態における本発明の自動車
用ヘッドランプは、以上の如き構成からなり、以下、そ
のロービームの配光パターンLPとハイビームの配光パ
ターンHPとの切替操作作動について説明する。通常時
においては、引張りコイルスプリング55の引張り力
(弾性作用)により、図15中の実線に示すように、可
動シェード4がロービーム位置しているので、放電灯1
からの光(図示せず)が第1反射面21で反射され、そ
の反射光(図示せず)が前方に照射されて、図7に示す
所定のロービームの配光パターンLPが得られる。
【0032】次に、ソレノイド51のコイルに通電する
と、プランジャ56が引張りコイルスプリング55の引
張り力に抗して図16中の矢印方向側(ハイビーム位置
側)に吸引される。このプランジャ56の吸引に伴っ
て、レバー502が第1シャフト503を中心として図
16において反時計方向に回動する。このレバー502
の回動に伴って、ステー507がガイドレール52、5
3を介して図16中の矢印方向に移動し、それと同時
に、可動シェード4がロービーム位置からハイビーム位
置(図15中の一点鎖線にて示す位置)に移動し、その
ハイビーム位置において、ソレノイド51のコイルの吸
引力により、固定保持される。この可動シェード4がロ
ービーム位置からハイビーム位置に切り替わることによ
り、放電灯1からの光が第1反射面21及び第2反射面
22で反射され、その反射光が前方に照射されて、図8
に示す所定のハイビームの配光パターンHPが得られ
る。なお、可動シェード4がハイビーム位置に位置する
ときには、図17に示すように、ステー507の立上部
509がハイビーム側のストッパ508に当接してい
る。
【0033】それから、ソレノイド51のコイルへの通
電を遮断すると、引張りコイルスプリング55の引張り
力により、レバー502が第1シャフト503を中心と
して図17において反時計方向に回動する。このレバー
502の回動に伴って、ステー507がガイドレール5
2、53を介して図17中の矢印方向に移動し、それと
同時に、可動シェード4がハイビーム位置からロービー
ム位置に移動して固定保持される。この可動シェード4
がハイビーム位置からロービーム位置に切り替わること
により、図8に示す所定のハイビームの配光パターンH
Pから図7に示す所定のロービームの配光パターンLP
に切り替わる。なお、可動シェード4がロービーム位置
に位置するときには、図16に示すように、ステー50
7の後端がロービーム側のストッパ500に当接してい
る。
【0034】この第2実施形態における本発明の自動車
用ヘッドランプは、上述の第1実施形態のものと同様の
作用効果を達成することができる。特に、この第2実施
形態のものは、レバー502式であるから、ソレノイド
51のプランジャ56の移動量が小である。すなわち、
図21に示すように、第1シャフト503、第1ピン5
05間の距離A1を例えば10mmとし、第1シャフト
503、第2シャフト506間の距離A2を例えば50
mmとし、可動シェード4の移動量を例えば10mmと
し、かつその作動力F2を例えば1kgとした場合、ソ
レノイド51のストロークは、2mmであり、かつソレ
ノイド51のコイル57の吸引力は、5kgである。こ
こで、ソレノイド51のストロークを例えば10mmと
した場合、ソレノイド51のコイル57の吸引力は、プ
ランジャ56を吸引する距離の2乗に反比例するので、
ソレノイド51のコイル57の吸引力は、0.2kgし
かなく、このために大型のソレノイドを必要とする。し
かしながら、この第2実施形態においては、ソレノイド
51のストロークは、2mmであり、かつソレノイド5
1のコイル57の吸引力は、5kgであるから、ソレノ
イド51は小型で良い。その上、可動シェード4の移動
量X1は小であるから、上述のソレノイド51のストロ
ークはさらに小となる。この結果、上述の第1実施形態
と同様に、駆動手段501の小型簡略化、可動シェード
4の正確な移動制御等が可能となる。なお、上述のレバ
ー502の第1シャフト503、第1ピン505間の距
離A1と、第1シャフト503、第2シャフト506間
の距離A2との比により、ソレノイド51のストローク
及び可動シェード4の移動量を調整できる。
【0035】また、この第2実施形態においては、可動
シェード4の移動を、ステー507を介して、ガイドレ
ール52、53により、制御するものであるから、上述
の第1実施形態のものと同様に可動シェード4をがた無
く正確に移動させることができる。
【0036】さらに、この第2実施形態においては、図
16及び図17に示すように、可動シェード4及びステ
ー507をレバー502で移動させる力が作用する第2
シャフト506の中心O1と、ステー507と可動側の
ガイドレール53と固定点(スクリュウ511)の中心
O2とは、ガイドレール52、53のガイド方向のセン
タの一直線(図16及び図17中の一点鎖線にて示す)
上に位置するので、ガイドレール52、53には回転モ
ーメントがかからす、すなわち、ガイドレール52、5
3の側面には力がかからないので、可動側のガイドレー
ル53がスムーズに移動することとなる。
【0037】図22及び図23は、上述の第2実施形態
の変形例を示す。図中、図1乃至図21と同符号は、同
一のもの(形状が異なっているが機能が同一のもの)を
示す。この変形例のものは、引張りコイルスプリング5
5が第2シャフト506とベース50との間であって、
ガイドレールのガイド方向のセンタ線の上下方向に配置
されているものである。この結果、引張りコイルスプリ
ング55の弾性作用方向がガイドレール52、53のガ
イド方向のセンタ線と一致するので、可動シェード4及
びステー507をロービーム位置に戻す力がガイドレー
ル52、53のガイド方向のセンタ線上に作用するの
で、ガイドレール52、53の側面には力がかからない
ので、可動側のガイドレール53がスムーズに移動する
こととなる。この結果、小の弾性復帰力で可動シェード
4及びステー507をロービーム位置に戻すことができ
るので、引張りコイルスプリング55の小型化が図ら
れ、しかも、小の弾性力に勝って作動するソレノイド5
1の小型化も図られる。
【0038】なお、この第2実施形態においては、上述
の第1実施形態と同様に、ソレノイド51にマグネット
58を設けても良い。また、この第2実施形態において
は、上述の第1実施形態と同様に、固定シェード3側と
可動シェード4側との間に弾性嵌合手段(ピン60及び
フック61)を設けても良い。
【0039】さらに、この第2実施形態においては、レ
バー502式により、駆動手段501のソレノイド51
を可動シェード4及び放電灯1に対して側方に、かつ、
リフレクタ2の下辺よりも上方に位置させることができ
る。この結果、例えば、リフレクタ2の周辺が光軸調整
機構を介してランプハウジング(図示せず)に光軸調整
可能に支持された、所謂リフレクタ可動タイプの自動車
用ヘッドランプの場合、駆動手段501の重心(主にソ
レノイド51の重心)からリフレクタ2の周辺を支持す
る光軸調整機構の支持点までの距離(腕)が小となり、
その光軸調整機構の支持点にかかる回転モーメントが小
であり、重量バランスが良くなる。しかも、リフレクタ
2の下方において駆動手段501を位置収納させるため
のスペースが小さくなり、自動車用ヘッドランプ全体を
コンパクト化が図られる。
【0040】図24は、上述の第1実施形態及び第2実
施形態におけガイドレールの変形例を示した縦断面図で
ある。上述のガイドレールは、固定側のガイドレール5
2の側面と可動側のガイドレール53の側面との間に鋼
球群を介装して可動側のガイドレール53の移動をスム
ーズにし、かつ、可動側のガイドレール53が固定側の
ガイドレール52から外れるのを防止したものである。
この変形例のものは、鋼球群を無くし、可動側のガイド
レール530の左右両肩に固定側のガイドレール520
を係合させたものである。鋼球群を無くすことにより、
その分、部品点数やコストの軽減化が図られる。
【0041】[第3実施形態の説明]図25至図29
は、本発明の自動車用ヘッドランプの第3実施形態を示
す。図中、図1乃至図24と同符号は、同一のもの(形
状が異なっているが機能が同一のもの)を示す。この実
施形態のにおける駆動手段512は、可動シェード4が
首振り式である。すなわち、固定側のベース50には、
ブラケット513が固定されている。このブラケット5
13の左右両端部には、回転シャフト514の左右両端
が、ブッシュ515、スペーサ516、リング517を
介して、光軸Z−Zに対してほぼ直交する方向の軸回り
に回動可能に取り付けられている。この回転シャフト5
14の中間部の平面カット部には、ステー518のうち
中間部から一端部寄りの箇所がスクリュウ519により
固定されている。一方、ベース50に搭載されたソレノ
イド51のプランジャ(シャフト)56の先端には、上
述のステー518の一端部が、スクリュウ519及びプ
レート521を介して、傾動可能に取り付けられてい
る。このステー518の他端には、可動シェード4が固
定されている。また、ソレノイド51本体とプランジャ
56との間には、圧縮コイルスプリング522が介装さ
れている。なお、図中、符号523は、リフレクタ2に
ステー518に対向して設けられたロービーム位置側の
ストッパである。
【0042】この第3実施形態における本発明の自動車
用ヘッドランプは、以上の如き構成からなり、以下、そ
のロービームの配光パターンLPとハイビームの配光パ
ターンHPとの切替操作作動について説明する。通常時
においては、圧縮コイルスプリング521の圧縮力(弾
性作用)により、図26中の実線及び図28に示すよう
に、可動シェード4がロービーム位置しているので、放
電灯1からの光(図示せず)が第1反射面21で反射さ
れ、その反射光(図示せず)が前方に照射されて、図7
に示す所定のロービームの配光パターンLPが得られ
る。
【0043】次に、ソレノイド51のコイルに通電する
と、プランジャ56が圧縮りコイルスプリング521の
圧縮力に抗して図28中の矢印方向側(ハイビーム位置
側)に吸引される。このプランジャ56の吸引に伴っ
て、ステー518が回転シャフト514と共に、その回
転シャフト514の中心を軸として図26及び図28に
おいて反時計方向に回動し、それと同時に、可動シェー
ド4がロービーム位置からハイビーム位置(図26中の
一点鎖線及び図29にて示す位置)に首振り移動し、そ
のハイビーム位置において、ソレノイド51のコイルの
吸引力により、固定保持される。この可動シェード4が
ロービーム位置からハイビーム位置に切り替わることに
より、放電灯1からの光が第1反射面21及び第2反射
面22で反射され、その反射光が前方に照射されて、図
8に示す所定のハイビームの配光パターンHPが得られ
る。
【0044】それから、ソレノイド51のコイルへの通
電を遮断すると、圧縮コイルスプリング521の圧縮力
により、ステー518が回転シャフト514と共に、そ
の回転シャフト514の中心を軸として図26及び図2
9において時計方向に回動し、それと同時に、可動シェ
ード4がハイビーム位置からロービーム位置に首振り移
動して固定保持される。この可動シェード4がハイビー
ム位置からロービーム位置に切り替わることにより、図
8に示す所定のハイビームの配光パターンHPから図7
に示す所定のロービームの配光パターンLPに切り替わ
る。なお、可動シェード4がロービーム位置に位置する
ときには、図26及び図28に示すように、ステー51
8がロービーム側のストッパ522に当接している。
【0045】この第3実施形態における本発明の自動車
用ヘッドランプは、上述の第1実施形態のもの及び第2
実施形態のものと同様の作用効果を達成することができ
る。特に、この第3実施形態のものは、可動シェード4
をステー518を介してソレノイド51に連結した首振
り式であるから、部品点数の軽減化が図られ、しかも、
ソレノイド51のストロークを小とすることができる。
【0046】なお、上述のステー518の回転シャフト
514、プランジャ56間の距離と、回転シャフト51
4、可動シェード4間の距離との比により、ソレノイド
51のストローク及び可動シェード4の移動量を調整で
きる。また、この第3実施形態においては、上述の第1
実施形態と同様に、ソレノイド51にマグネット58を
設けても良い。さらに、この第3実施形態においては、
上述の第1実施形態と同様に、固定シェード3側と可動
シェード4側との間に弾性嵌合手段(ピン60及びフッ
ク61)を設けても良い。
【0047】[本発明の自動車用ヘッドランプの適用範
囲]なお、本発明の自動車用ヘッドランプは、リフレク
タ2とランプハウジング(図示せず)とが別体のもので
あって、リフレクタ2がランプハウジングに対して光軸
調整可能に装備されている、所謂リフレクタ可動タイプ
の自動車用ヘッドランプと、リフレクタ2とランプハウ
ジングとが一体のものであって、その一体のものランプ
ユニットが車体に対して光軸調整可能に装備されてい
る、所謂ランプユニット可動タイプの自動車用ヘッドラ
ンプとの双方に適用できる。
【0048】また、本発明の自動車用ヘッドランプにお
いては、可動シェード4をロービーム位置とハイビーム
位置とに減衰停止させる減衰停止手段を装備することに
より、その減衰停止手段の作用により、可動シェード4
をロービーム位置やハイビーム位置に停止させる際に発
生する音を小さくすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の自動
車用ヘッドランプは、従来のシェードに対応する固定シ
ェードよりも可動シェードを小型化(放電灯に当らない
程度に限りなく小型化)することができるものであるか
ら、その可動シェードの移動量が固定シェードの移動量
よりも小となり、かつ、その可動シェードの重量も固定
シェードの重量よりも小となるので、移動量×重量=運
動量が小となる。この運動量が小である可動シェードを
移動させかつ固定保持する駆動手段は小型簡略化するこ
とができ、かつ、運動量が小である可動シェードを正確
に移動固定保持する制御は可能となる。従って、本発明
の自動車用ヘッドランプは、ロービームの配光パターン
とハイビームの配光パターンとの切替機構を小型簡略化
でき、かつ、ロービームの配光パターンとハイビームの
配光パターンとの切替を正確に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ヘッドランプの第1実施形態
を示した縦断面図(図2におけるI−I線断面図)であ
る。
【図2】反射面の正面図(図1におけるII線矢視図)
である。
【図3】可動シェードがロービーム位置に位置する状態
の図1及び図2におけるIII−III線断面図であ
る。
【図4】可動シェードがハイビーム位置に位置する状態
の図1及び図2におけるIII−III線断面図であ
る。
【図5】可動シェードがロービーム位置とハイビーム位
置との間において切替えられている状態を示した図1及
び図2におけるIII−III線断面図である。
【図6】従来のシェードと対応する固定シェードがロー
ビーム位置とハイビーム位置との間において切替えられ
ている状態を示した図1及び図2におけるIII−II
I線断面図である。
【図7】ロービームの配光パターンの説明図である。
【図8】ハイビームの配光パターンの説明図である。
【図9】駆動手段の平面図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【図11】図9におけるXI−XI線断面図である。
【図12】ソレノイドの縦断面図である。
【図13】本発明の自動車用ヘッドランプの第1実施形
態の変形例を示した縦断面図(図1に対応する断面図)
である。
【図14】図13におけるXIV−XIV線断面図であ
る。
【図15】本発明の自動車用ヘッドランプの第2実施形
態を示した縦断面図(図1に対応する断面図)である。
【図16】ロービーム位置の状態の駆動手段の平面図で
ある。
【図17】ハイビーム位置の状態の駆動手段の平面図で
ある。
【図18】図16におけるXVIII−XVIII線断
面図である。
【図19】図16におけるXIXU−XIXU線断面図
及びXIXD−XIXD線断面図である。
【図20】背面図である。
【図21】レバーの作動の説明図である。
【図22】本発明の自動車用ヘッドランプの第2実施形
態の変形例を示したロービーム位置の状態の駆動手段の
平面図である。
【図23】図22におけるXXIII−XXIII線断
面図である。
【図24】本発明の自動車用ヘッドランプの第1実施形
態及び第2実施形態の変形例を示したガイドレールの縦
断面図である。
【図25】本発明の自動車用ヘッドランプの第3実施形
態を示した正面図である。
【図26】ロービーム位置の状態の図25におけるXX
VI−XXVI線断面図である。
【図27】ロービーム位置の状態の図26におけるXX
VII−XXVII線断面図である。
【図28】ロービーム位置の状態の図27におけるXX
VIII−XXVIII線断面図である。
【図29】ハイビーム位置の状態の図27におけるXX
VIII−XXVIII線断面図である。
【図30】従来の自動車用ヘッドランプを示した横断面
図(図3乃至図6と対応する断面図)である。
【符号の説明】
1…放電灯、10…ソケット、2…リフレクタ、21…
第1反射面、22…第2反射面、3…固定シェード、4
…可動シェード、5、501、512…駆動手段、51
…ソレノイド、55…引張りコイルスプリング(弾性部
材)、58…マグネット、L1、L2…放電灯からの
光、L11…第1反射面での反射光、L22…第2反射
面での反射光、LP…ロービームの配光パターン、HP
…ハイビームの配光パターン、X1…可動シェードの移
動量、Y1…可動シェードの横幅寸法、60…ピン、6
1…フック、502…レバー、503…第1シャフト、
504…フック、505…第1ピン、506…第2シャ
フト、507…ステー、510…第2ピン、513…ブ
ラケット、514…回転シャフト、518…ステー、5
22…圧縮コイルスプリング。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯と、 前記放電灯からの光を反射させて所定のロービームの配
    光パターンが得られる第1反射面と、 前記放電灯からの光を前記第1反射面と共に反射させて
    所定のハイビームの配光パターンが得られる第2反射面
    と、 前記放電灯からの光のうち前記第1反射面及び前記第2
    反射面で反射される反射光以外の前方に直接照射される
    直射光を遮光する固定シェードと、 前記固定シェード内において前記ロービームの配光パタ
    ーンが得れるロービーム位置と前記ハイビームの配光パ
    ターンが得られるハイビーム位置との間を切替移動可能
    に配置され、前記ロービームの配光パターンと前記ハイ
    ビームの配光パターンとに切替える可動シェードと、 前記可動シェードを前記ロービーム位置と前記ハイビー
    ム位置とに移動切替える駆動手段と、 を備えたことを特徴とする自動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、プランジャに前記可動
    シェードが固定されたソレノイドと、前記可動シェード
    を前記ロービーム位置側に常時付勢させる弾性部材と、
    前記可動シェードを前記ロービーム位置に固定保持する
    マグネットとから構成されており、前記ソレノイドに通
    電すると、前記可動シェードは前記弾性部材の弾性力及
    び前記マグネットの磁力に抗して前記ロービーム位置か
    ら前記ハイビーム位置に吸引固定保持され、前記ソレノ
    イドへの通電を遮断すると、前記可動シェードは前記弾
    性部材の弾性作用及び前記マグネットの磁力により前記
    ハイビーム位置から前記ロービーム位置に移動して固定
    保持される、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車
    用ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、固定側のベースと、前
    記ベースに搭載されたソレノイドと、前記ソレノイドの
    プランジャに前記可動シェードを連結固定した可動側の
    ブラケットと、前記ブラケットと前記ベースとの間に介
    装され、前記可動シェードの前記ロービーム位置と前記
    ハイビーム位置との間の切替移動をガイドするガイドレ
    ールと、前記可動シェードを前記ロービーム位置側に常
    時付勢させる弾性部材とから構成されており、前記ソレ
    ノイドに通電すると、前記可動シェードは前記弾性部材
    の弾性力に抗して前記ロービーム位置から前記ハイビー
    ム位置に吸引固定保持され、前記ソレノイドへの通電を
    遮断すると、前記可動シェードは前記弾性部材の弾性作
    用により前記ハイビーム位置から前記ロービーム位置に
    移動して固定保持される、ことを特徴とする請求項1に
    記載の自動車用ヘッドランプ。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、固定側のベースと、前
    記ベースに搭載されたソレノイドと、前記ベースに回動
    可能に取り付けられ、かつ、一端が前記ソレノイドのプ
    ランジャに取り付けられたレバーと、前記レバーの他端
    に取り付けられ、かつ、前記可動シェードを固定した可
    動側のステーと、前記ステーと前記ベースとの間に介装
    され、前記可動シェードの前記ロービーム位置と前記ハ
    イビーム位置との間の切替移動をガイドするガイドレー
    ルと、前記可動シェードを前記ロービーム位置側に常時
    付勢させる弾性部材とから構成されており、前記ソレノ
    イドに通電すると、前記可動シェードは前記弾性部材の
    弾性力に抗して前記ロービーム位置から前記ハイビーム
    位置に吸引固定保持され、前記ソレノイドへの通電を遮
    断すると、前記可動シェードは前記弾性部材の弾性作用
    により前記ハイビーム位置から前記ロービーム位置に移
    動して固定保持される、ことを特徴とする請求項1に記
    載の自動車用ヘッドランプ。
  5. 【請求項5】 前記レバーの他端と前記ステーとの取付
    箇所は、前記ガイドレールのガイド方向のセンタに位置
    する、ことを特徴とする請求項4に記載の自動車用ヘッ
    ドランプ。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材の弾性作用方向は、前記ガ
    イドレールのガイド方向のセンタ線の上下方向に位置す
    る、ことを特徴とする請求項3又は4又は5に記載の自
    動車用ヘッドランプ。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は、固定側のベースと、前
    記ベースに搭載されたソレノイドと、前記ベースに光軸
    に対して交差する方向の軸回りに回動可能に取り付けら
    れた回転シャフトと、前記回転シャフトに固定され、か
    つ、一端が前記ソレノイドのプランジャに取り付けられ
    ると共に、他端に前記可動シェードが固定された可動側
    のステーと、前記可動シェードを前記ロービーム位置側
    に常時付勢されている弾性部材とから構成されており、
    前記ソレノイドに通電すると、前記可動シェードは前記
    弾性部材の弾性力に抗して回動して前記ロービーム位置
    から前記ハイビーム位置に吸引固定保持され、前記ソレ
    ノイドへの通電を遮断すると、前記可動シェードは前記
    弾性部材の弾性作用により回動して前記ハイビーム位置
    から前記ロービーム位置に移動して固定保持される、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用ヘッドラン
    プ。
  8. 【請求項8】 前記固定シェード側と前記可動シェード
    側とには、前記可動シェードを前記ロービーム位置及び
    又は前記ハイビーム位置に保持する弾性嵌合手段が、設
    けられている、ことを特徴とする請求項1又は2又は3
    又は4又は5又は6又は7に記載の自動車用ヘッドラン
    プ。
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