JP2000200904A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法および半導体装置Info
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- JP2000200904A JP2000200904A JP11001237A JP123799A JP2000200904A JP 2000200904 A JP2000200904 A JP 2000200904A JP 11001237 A JP11001237 A JP 11001237A JP 123799 A JP123799 A JP 123799A JP 2000200904 A JP2000200904 A JP 2000200904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 寄生トランジスタのトリガを十分に抑制しつ
つ、チャネル領域の不純物濃度を小さくすることができ
るMOS FETの提供。 【解決手段】 高濃度p型領域15内の表面の一部分に
n型の不純物を注入することによって当該部分に低濃度
p型領域19を形成し、低濃度p型領域19に隣接する
ように、高濃度p型領域15内にn型ソース領域を形成
している。これにより、チャネルとなる低濃度p型領域
の不純物濃度を低くすることができるとともに、エピタ
キシャル層13、高濃度p型領域15およびn型ソース
領域19で形成される寄生トランジスタのブレークダウ
ン電圧を高くすることができる。つまり、MOS FE
T1のしきい値電圧を低くすることができるとともに、
L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させることができる。
つ、チャネル領域の不純物濃度を小さくすることができ
るMOS FETの提供。 【解決手段】 高濃度p型領域15内の表面の一部分に
n型の不純物を注入することによって当該部分に低濃度
p型領域19を形成し、低濃度p型領域19に隣接する
ように、高濃度p型領域15内にn型ソース領域を形成
している。これにより、チャネルとなる低濃度p型領域
の不純物濃度を低くすることができるとともに、エピタ
キシャル層13、高濃度p型領域15およびn型ソース
領域19で形成される寄生トランジスタのブレークダウ
ン電圧を高くすることができる。つまり、MOS FE
T1のしきい値電圧を低くすることができるとともに、
L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関する
ものであり、特にチャネル領域のみの不純物濃度を下げ
ることによって、L負荷耐量および破壊耐圧を向上する
半導体装置に関する。
ものであり、特にチャネル領域のみの不純物濃度を下げ
ることによって、L負荷耐量および破壊耐圧を向上する
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置であるMOS FET
の要部断面図を図6に示す。MOSFET100は、基
板101、エピタキシャル層103、p型領域105、
n型領域107、酸化膜109、ゲート電極111、保
護膜113、アルミ電極層115を有している。なお、
MOS FET100はn型である。
の要部断面図を図6に示す。MOSFET100は、基
板101、エピタキシャル層103、p型領域105、
n型領域107、酸化膜109、ゲート電極111、保
護膜113、アルミ電極層115を有している。なお、
MOS FET100はn型である。
【0003】MOS FET100には、n型領域10
7、p型領域105B、エピタキシャル層103によっ
てnpn型の寄生トランジスタが形成される。n型領域
107はエミッタに、p型領域105Bはベースに、エ
ピタキシャル層103はコレクタにそれぞれ相当する。
7、p型領域105B、エピタキシャル層103によっ
てnpn型の寄生トランジスタが形成される。n型領域
107はエミッタに、p型領域105Bはベースに、エ
ピタキシャル層103はコレクタにそれぞれ相当する。
【0004】この寄生トランジスタは、MOS FET
1のL負荷耐量および破壊電圧を低下させる。したがっ
て、MOS FET1を正しく動作させるためには、寄
生トランジスタをトリガさせないようにする必要があ
る。
1のL負荷耐量および破壊電圧を低下させる。したがっ
て、MOS FET1を正しく動作させるためには、寄
生トランジスタをトリガさせないようにする必要があ
る。
【0005】寄生トランジスタをトリガさせないための
一般的な方法は、寄生トランジスタのエミッタとベース
とを短絡することである。このようにエミッタとベース
とを短絡することによって、エミッタ−コレクタ間のブ
レークダウン電圧が寄生トランジスタのブレークダウン
電圧となる。
一般的な方法は、寄生トランジスタのエミッタとベース
とを短絡することである。このようにエミッタとベース
とを短絡することによって、エミッタ−コレクタ間のブ
レークダウン電圧が寄生トランジスタのブレークダウン
電圧となる。
【0006】しかし、エミッタの濃度とベースの濃度と
に差が大きな差がある場合、つまりn型領域107の濃
度とp型領域105Bの濃度とに大きな差がある場合、
前述のようなエミッタ−ベース間の短絡では、寄生トラ
ンジスタのトリガを抑制できなくなる。したがって、p
型領域105Bの濃度が大きくなるように、MOSFE
T100を形成する必要がある。
に差が大きな差がある場合、つまりn型領域107の濃
度とp型領域105Bの濃度とに大きな差がある場合、
前述のようなエミッタ−ベース間の短絡では、寄生トラ
ンジスタのトリガを抑制できなくなる。したがって、p
型領域105Bの濃度が大きくなるように、MOSFE
T100を形成する必要がある。
【0007】一方、チャネル領域の濃度が大きくなる
と、しきい値電圧の値が大きくなってしまう。したがっ
て、チャネル領域の濃度が大きくならないようにしなけ
ればならない。
と、しきい値電圧の値が大きくなってしまう。したがっ
て、チャネル領域の濃度が大きくならないようにしなけ
ればならない。
【0008】p型領域105Bの濃度は大きく、かつチ
ャネル領域の濃度は小さくという条件を満足させるため
に、次の示すような方法でMOS FET100を形成
している。
ャネル領域の濃度は小さくという条件を満足させるため
に、次の示すような方法でMOS FET100を形成
している。
【0009】MOS FETの製造方法を図7、図8を
用いて説明する。基板101上に、エピタキシャル層1
03を成長させる。このエピタキシャル層103上に数
千オングストロームの酸化層161を形成する。その
後、酸化層161をパターニングした後、エッチングを
施し、所定の部分に開口部を設ける。
用いて説明する。基板101上に、エピタキシャル層1
03を成長させる。このエピタキシャル層103上に数
千オングストロームの酸化層161を形成する。その
後、酸化層161をパターニングした後、エッチングを
施し、所定の部分に開口部を設ける。
【0010】高濃度のp型不純物(アクセプタ)をイオ
ン注入し、熱拡散を行なう。これにより高濃度p型領域
125を形成する(図7Α参照)。そして、残存する酸
化膜161を除去する。
ン注入し、熱拡散を行なう。これにより高濃度p型領域
125を形成する(図7Α参照)。そして、残存する酸
化膜161を除去する。
【0011】次に、数百〜数千オングストロームの酸化
膜109を新たに形成する。酸化層109の上に、さら
にポリシコン層を形成する。このポリシリコンをパター
ニングした後、エッチングを行なう。これにより、ゲー
ト電極111を形成する(図7B参照)。
膜109を新たに形成する。酸化層109の上に、さら
にポリシコン層を形成する。このポリシリコンをパター
ニングした後、エッチングを行なう。これにより、ゲー
ト電極111を形成する(図7B参照)。
【0012】そして、形成したゲート電極111をマス
クとして低濃度のp型不純物(アクセプタ)をイオン注
入し、熱拡散する。これにより低濃度p型領域135を
形成する(図7B参照)。先に形成した高濃度p型領域
125と今回形成した低濃度p型領域135とが一体と
なって、p型領域105が形成される。
クとして低濃度のp型不純物(アクセプタ)をイオン注
入し、熱拡散する。これにより低濃度p型領域135を
形成する(図7B参照)。先に形成した高濃度p型領域
125と今回形成した低濃度p型領域135とが一体と
なって、p型領域105が形成される。
【0013】次に、レジスト153を塗布した後、フォ
トリソグラフィ等によりパターニングし、n型領域10
7を形成するための開口部を形成する(図7C参照)。
そして、高濃度のn型不純物(ドナー)をイオン注入
し、その後熱拡散して、所定の場所にn型領域107を
形成する。そして、レジスト153を剥離する(図8Α
参照)。
トリソグラフィ等によりパターニングし、n型領域10
7を形成するための開口部を形成する(図7C参照)。
そして、高濃度のn型不純物(ドナー)をイオン注入
し、その後熱拡散して、所定の場所にn型領域107を
形成する。そして、レジスト153を剥離する(図8Α
参照)。
【0014】次に、保護層113を形成する。最後に、
アルミニウムを堆積させ、アルミ電極層115を形成す
る(図8B参照)。
アルミニウムを堆積させ、アルミ電極層115を形成す
る(図8B参照)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のMOS FET
100には次のような問題点がある。p型領域105B
の濃度は大きく、かつチャネル領域の濃度は小さくとい
う条件を満足させるために、まず不純物濃度の大きい高
濃度p型領域125を形成し(図7Α参照)、その後不
純物濃度の小さい低濃度p型領域135を形成している
(図7B参照)。
100には次のような問題点がある。p型領域105B
の濃度は大きく、かつチャネル領域の濃度は小さくとい
う条件を満足させるために、まず不純物濃度の大きい高
濃度p型領域125を形成し(図7Α参照)、その後不
純物濃度の小さい低濃度p型領域135を形成している
(図7B参照)。
【0016】低濃度p型領域を形成する際には、p型不
純物(アクセプタ)のイオン注入の後、熱拡散工程が行
なわれる。この際、先に形成していた高濃度p型領域1
25が熱拡散の影響を受けてしまい、高濃度p型領域1
25がさらに拡散する。拡散の結果、高濃度p型領域1
25がチャネル領域まで達してしまうと、チャネル領域
の不純物濃度が大きくなってしまう。
純物(アクセプタ)のイオン注入の後、熱拡散工程が行
なわれる。この際、先に形成していた高濃度p型領域1
25が熱拡散の影響を受けてしまい、高濃度p型領域1
25がさらに拡散する。拡散の結果、高濃度p型領域1
25がチャネル領域まで達してしまうと、チャネル領域
の不純物濃度が大きくなってしまう。
【0017】つまり、高濃度p型領域の拡散がn型領域
107の真下までとなるように、各領域の不純物濃度や
拡散時間等の条件を制御する必要がある。しかし、この
制御を行なうことは非常に難しい。
107の真下までとなるように、各領域の不純物濃度や
拡散時間等の条件を制御する必要がある。しかし、この
制御を行なうことは非常に難しい。
【0018】そこで、本発明は、寄生トランジスタのト
リガを十分に抑制しつつ、チャネル領域の不純物濃度を
小さくすることができるMOS FETの提供を目的と
する。
リガを十分に抑制しつつ、チャネル領域の不純物濃度を
小さくすることができるMOS FETの提供を目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型の不純
物含有層に第2導電型の高濃度不純物含有領域を形成
し、第2導電型の高濃度不純物含有領域内の表面の一部
分に第1導電型の不純物を注入することによって当該部
分に第2導電型の低濃度不純物含有領域を形成し、第2
導電型の低濃度不純物含有領域に隣接するように、前記
第2導電型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型の不
純物含有領域を形成する。これにより、第2導電型の高
濃度不純物含有領域内に、第1導電型の不純物含有領域
に隣接して存在する第2導電型の低濃度不純物含有領域
を形成することができる。
1にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型の不純
物含有層に第2導電型の高濃度不純物含有領域を形成
し、第2導電型の高濃度不純物含有領域内の表面の一部
分に第1導電型の不純物を注入することによって当該部
分に第2導電型の低濃度不純物含有領域を形成し、第2
導電型の低濃度不純物含有領域に隣接するように、前記
第2導電型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型の不
純物含有領域を形成する。これにより、第2導電型の高
濃度不純物含有領域内に、第1導電型の不純物含有領域
に隣接して存在する第2導電型の低濃度不純物含有領域
を形成することができる。
【0020】したがって、第2導電型の低濃度不純物含
有領域の不純物濃度を低くすることができるとともに、
第1導電型の不純物含有層、第2導電型の高濃度不純物
含有領域および第1導電型の不純物含有領域で形成され
る寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高くするこ
とができる。つまり、本請求項にかかる半導体装置のし
きい値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐
量、破壊耐圧等を向上させることができる。
有領域の不純物濃度を低くすることができるとともに、
第1導電型の不純物含有層、第2導電型の高濃度不純物
含有領域および第1導電型の不純物含有領域で形成され
る寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高くするこ
とができる。つまり、本請求項にかかる半導体装置のし
きい値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐
量、破壊耐圧等を向上させることができる。
【0021】ここで、請求項1にかかる各構成要素と本
実施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応
関係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャ
ル層13に、第2導電型の高濃度不純物含有領域は高濃
度p型領域に、第2導電型の低濃度不純物含有領域は低
濃度p型領域19に、第1導電型の不純物含有領域はn
型ソース領域17に、それぞれ相当する。なお、本実施
例にかかるMOS FET1としてn型を示したが、p
型であってもよい。
実施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応
関係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャ
ル層13に、第2導電型の高濃度不純物含有領域は高濃
度p型領域に、第2導電型の低濃度不純物含有領域は低
濃度p型領域19に、第1導電型の不純物含有領域はn
型ソース領域17に、それぞれ相当する。なお、本実施
例にかかるMOS FET1としてn型を示したが、p
型であってもよい。
【0022】請求項2にかかる半導体装置の製造方法
は、第1導電型の不純物含有層に第2導電型の高濃度不
純物含有領域を形成し、第2導電型の高濃度不純物含有
領域内に第1導電型の不純物含有領域を形成し、第1導
電型の不純物含有領域に隣接するように、前記第2導電
型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型の不純物を注
入することによって第2導電型の低濃度不純物含有領域
を形成する。これにより、第2導電型の高濃度不純物含
有領域内に、第1導電型の不純物含有領域に隣接して存
在する第2導電型の低濃度不純物含有領域を形成するこ
とができる。
は、第1導電型の不純物含有層に第2導電型の高濃度不
純物含有領域を形成し、第2導電型の高濃度不純物含有
領域内に第1導電型の不純物含有領域を形成し、第1導
電型の不純物含有領域に隣接するように、前記第2導電
型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型の不純物を注
入することによって第2導電型の低濃度不純物含有領域
を形成する。これにより、第2導電型の高濃度不純物含
有領域内に、第1導電型の不純物含有領域に隣接して存
在する第2導電型の低濃度不純物含有領域を形成するこ
とができる。
【0023】したがって、第2導電型の低濃度不純物含
有領域の不純物濃度を低くすることができるとともに、
第1導電型の不純物含有層、第2導電型の高濃度不純物
含有領域および第1導電型の不純物含有領域で形成され
る寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高くするこ
とができる。つまり、本請求項にかかる半導体装置のし
きい値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐
量、破壊耐圧等を向上させることができる。
有領域の不純物濃度を低くすることができるとともに、
第1導電型の不純物含有層、第2導電型の高濃度不純物
含有領域および第1導電型の不純物含有領域で形成され
る寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高くするこ
とができる。つまり、本請求項にかかる半導体装置のし
きい値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐
量、破壊耐圧等を向上させることができる。
【0024】入することによって第2導電型の低濃度不
純物含有領域を形成する。
純物含有領域を形成する。
【0025】ここで、請求項2にかかる各構成要素と本
実施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応
関係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャ
ル層13に、第2導電型の高濃度不純物含有領域は高濃
度p型領域に、第2導電型の低濃度不純物含有領域は低
濃度p型領域19に、第1導電型の不純物含有領域はn
型ソース領域17に、それぞれ相当する。なお、本実施
例にかかるMOS FET1としてn型を示したが、p
型であってもよい。
実施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応
関係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャ
ル層13に、第2導電型の高濃度不純物含有領域は高濃
度p型領域に、第2導電型の低濃度不純物含有領域は低
濃度p型領域19に、第1導電型の不純物含有領域はn
型ソース領域17に、それぞれ相当する。なお、本実施
例にかかるMOS FET1としてn型を示したが、p
型であってもよい。
【0026】請求項3にかかる半導体装置および請求項
4にかかるMOS FETでは、チャネル領域およびチ
ャネル領域の近傍の不純物濃度が、当該チャネル領域お
よびチャネル領域の近傍以外の第2導電型の不純物含有
領域の不純物濃度よりも低い。これにより、チャネル領
域およびその近傍のみの不純物濃度を、第2導電型の不
純物含有領域の不純物濃度より低くすることができる。
4にかかるMOS FETでは、チャネル領域およびチ
ャネル領域の近傍の不純物濃度が、当該チャネル領域お
よびチャネル領域の近傍以外の第2導電型の不純物含有
領域の不純物濃度よりも低い。これにより、チャネル領
域およびその近傍のみの不純物濃度を、第2導電型の不
純物含有領域の不純物濃度より低くすることができる。
【0027】したがって、チャネル領域の不純物濃度を
低くすることができるとともに、第1導電型の不純物含
有層、第2導電型の不純物含有領域および第1導電型の
不純物含有領域で形成される寄生トランジスタのブレー
クダウン電圧を高くすることができる。つまり、請求項
1にかかる半導体装置および請求項2にかかるMOSF
ETのしきい値電圧を低くすることができるとともに、
L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させることができる。
低くすることができるとともに、第1導電型の不純物含
有層、第2導電型の不純物含有領域および第1導電型の
不純物含有領域で形成される寄生トランジスタのブレー
クダウン電圧を高くすることができる。つまり、請求項
1にかかる半導体装置および請求項2にかかるMOSF
ETのしきい値電圧を低くすることができるとともに、
L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させることができる。
【0028】ここで、請求項3にかかる構成要素と本実
施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応関
係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャル
層13に、第2導電型の不純物含有領域は高濃度p型領
域15に、第1導電型の不純物含有領域はn型ソース領
域17に、チャネル領域は低濃度p型領域19に、それ
ぞれ相当する。なお、本実施例にかかるMOS FET
1としてn型を示したが、p型であってもよい。
施例にかかるMOS FET1の各構成要素との対応関
係を示す。第1導電型の不純物含有層はエピタキシャル
層13に、第2導電型の不純物含有領域は高濃度p型領
域15に、第1導電型の不純物含有領域はn型ソース領
域17に、チャネル領域は低濃度p型領域19に、それ
ぞれ相当する。なお、本実施例にかかるMOS FET
1としてn型を示したが、p型であってもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明にかかる半導体装置をn型
MOS FETを例に以下において説明する。図1はn
型MOS FET1の要部断面図である。n型MOS
FET1は、基板11、エピタキシャル層13、高濃度
p型領域15、n型ソース領域17、低濃度p型領域1
9、高濃度n型領域21、ゲート酸化膜23、ゲート電
極25、保護膜27、ソース電極29を有している。
MOS FETを例に以下において説明する。図1はn
型MOS FET1の要部断面図である。n型MOS
FET1は、基板11、エピタキシャル層13、高濃度
p型領域15、n型ソース領域17、低濃度p型領域1
9、高濃度n型領域21、ゲート酸化膜23、ゲート電
極25、保護膜27、ソース電極29を有している。
【0030】MOS FET1では、高濃度p型領域1
5は、エピタキシャル層13に形成されている。n型ソ
ース領域17は、高濃度p型領域15に形成されてい
る。
5は、エピタキシャル層13に形成されている。n型ソ
ース領域17は、高濃度p型領域15に形成されてい
る。
【0031】低濃度p型領域19は、高濃度p型領域内
に形成され、かつ、ゲート電極25に電圧を与えるか否
かによって、エピタキシャル層13とn型ソース領域1
7との間に流れる電流が通過する領域に形成されてい
る。低濃度p型領域19および低濃度p型領域19の近
傍の不純物濃度が、当該低濃度p型領域19および低濃
度p型領域19の近傍以外の高濃度p型領域15の不純
物濃度よりも低い。
に形成され、かつ、ゲート電極25に電圧を与えるか否
かによって、エピタキシャル層13とn型ソース領域1
7との間に流れる電流が通過する領域に形成されてい
る。低濃度p型領域19および低濃度p型領域19の近
傍の不純物濃度が、当該低濃度p型領域19および低濃
度p型領域19の近傍以外の高濃度p型領域15の不純
物濃度よりも低い。
【0032】これにより、MOS FET1は、低濃度
p型領域19の不純物濃度を低くすることができるとと
もに、エピタキシャル槽13、高濃度p型領域15およ
びn型ソース領域17で形成される寄生トランジスタの
ブレークダウン電圧を高くすることができる。つまり、
MOS FET1のしきい値電圧を低くすることができ
るとともに、L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させること
ができる。
p型領域19の不純物濃度を低くすることができるとと
もに、エピタキシャル槽13、高濃度p型領域15およ
びn型ソース領域17で形成される寄生トランジスタの
ブレークダウン電圧を高くすることができる。つまり、
MOS FET1のしきい値電圧を低くすることができ
るとともに、L負荷耐量、破壊耐圧等を向上させること
ができる。
【0033】次に、MOS FET1の製造方法を図2
〜図5を用いて説明する。まず、基板11上にエピタキ
シャル層13を形成する。エピタキシャル層13上に酸
化膜51を形成した後、酸化膜51をパターニングす
る。そして、p型不純物をイオン注入する。酸化膜51
を除去した後、拡散を行なう。これにより、中央部p型
領域151を形成する(図2Α参照)。
〜図5を用いて説明する。まず、基板11上にエピタキ
シャル層13を形成する。エピタキシャル層13上に酸
化膜51を形成した後、酸化膜51をパターニングす
る。そして、p型不純物をイオン注入する。酸化膜51
を除去した後、拡散を行なう。これにより、中央部p型
領域151を形成する(図2Α参照)。
【0034】新たにレジスト膜53を形成し、所定のパ
ターニングを施す。レジスト膜55をマスクとして、p
型不純物のイオン注入を行なう。レジスト膜53を剥離
した後、拡散を行なう。これにより、チャネル領域を含
むチャネルp型領域152を形成する。
ターニングを施す。レジスト膜55をマスクとして、p
型不純物のイオン注入を行なう。レジスト膜53を剥離
した後、拡散を行なう。これにより、チャネル領域を含
むチャネルp型領域152を形成する。
【0035】この時に、チャネルp型領域152の不純
物濃度を、従来のMOS FETで用いられてきた濃度
よりも大きくしておく。なお、中央部p型領域151お
よびチャネルp型領域152によって、高濃度p型領域
15が形成される。
物濃度を、従来のMOS FETで用いられてきた濃度
よりも大きくしておく。なお、中央部p型領域151お
よびチャネルp型領域152によって、高濃度p型領域
15が形成される。
【0036】次に、高濃度p型領域15のチャネル領域
の不純物濃度を低下させるために、チャネル領域にのみ
イオン注入できるようなレジスト膜55を形成する(図
3Α参照)。レジスト膜55をマスクとして、n型不純
物をイオン注入する。レジスト膜55を剥離した後、拡
散を行なう。
の不純物濃度を低下させるために、チャネル領域にのみ
イオン注入できるようなレジスト膜55を形成する(図
3Α参照)。レジスト膜55をマスクとして、n型不純
物をイオン注入する。レジスト膜55を剥離した後、拡
散を行なう。
【0037】これにより、高濃度p型領域15内に低濃
度p型領域19が形成される。また、エピタキシャル層
13に高濃度n型領域21が形成される。このように、
p型不純物領域を形成した後に、n型不純物を注入する
ことによって、チャネル領域を所望の抵抗値となるよう
にする。
度p型領域19が形成される。また、エピタキシャル層
13に高濃度n型領域21が形成される。このように、
p型不純物領域を形成した後に、n型不純物を注入する
ことによって、チャネル領域を所望の抵抗値となるよう
にする。
【0038】次に、n型ソース領域17を形成するため
に、レジスト膜57を形成する(図3C参照)。そし
て、n型不純物をイオン注入し、アニール処理を施す。
これによって、n型ソース領域17を形成する(図4Α
参照)。
に、レジスト膜57を形成する(図3C参照)。そし
て、n型不純物をイオン注入し、アニール処理を施す。
これによって、n型ソース領域17を形成する(図4Α
参照)。
【0039】酸化膜59を形成した後、その上に多結晶
シリコン膜61を形成する。さらに、多結晶シリコン膜
61上にレジスト膜63を形成する。レジスト膜63を
フォトリソグラフィ等を用いて所定の形状にパターニン
グする(図4B参照)。
シリコン膜61を形成する。さらに、多結晶シリコン膜
61上にレジスト膜63を形成する。レジスト膜63を
フォトリソグラフィ等を用いて所定の形状にパターニン
グする(図4B参照)。
【0040】パターニングしたレジスト膜63マスクと
して、エッチングを施す。これにより、ゲート電極25
を形成する。
して、エッチングを施す。これにより、ゲート電極25
を形成する。
【0041】この後、CVD等によって、保護層65を
形成する(図5Α参照)。そして、n型ソース領域17
に対するコンタクトをエッチング等によって形成する。
これにより、酸化膜59がエッチングされ、ゲート酸化
膜23および保護膜27が形成される。最後に、アルミ
ニウムを堆積させ、ソース電極29を形成する。
形成する(図5Α参照)。そして、n型ソース領域17
に対するコンタクトをエッチング等によって形成する。
これにより、酸化膜59がエッチングされ、ゲート酸化
膜23および保護膜27が形成される。最後に、アルミ
ニウムを堆積させ、ソース電極29を形成する。
【0042】このように本実施形態においては、高濃度
p型領域15内の表面の一部分にn型の不純物を注入す
ることによって当該部分に低濃度p型領域19を形成
し、低濃度p型領域19に隣接するように、高濃度p型
領域15内にn型ソース領域を形成している。これによ
り、高濃度p型領域15内に、n型ソース領域19に隣
接して存在する低濃度p型領域17を形成することがで
きる。
p型領域15内の表面の一部分にn型の不純物を注入す
ることによって当該部分に低濃度p型領域19を形成
し、低濃度p型領域19に隣接するように、高濃度p型
領域15内にn型ソース領域を形成している。これによ
り、高濃度p型領域15内に、n型ソース領域19に隣
接して存在する低濃度p型領域17を形成することがで
きる。
【0043】したがって、低濃度p型領域の不純物濃度
を低くすることができるとともに、エピタキシャル層1
3、高濃度p型領域15およびn型ソース領域19で形
成される寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高く
することができる。つまり、MOS FET1のしきい
値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐量、
破壊耐圧等を向上させることができる。
を低くすることができるとともに、エピタキシャル層1
3、高濃度p型領域15およびn型ソース領域19で形
成される寄生トランジスタのブレークダウン電圧を高く
することができる。つまり、MOS FET1のしきい
値電圧を低くすることができるとともに、L負荷耐量、
破壊耐圧等を向上させることができる。
【0044】[その他の実施形態]前述の実施形態にお
ていは、第1導電型をn型、第2導電型をp型とした
が、第1導電型をp型、第2導電型をn型としてもよ
い。
ていは、第1導電型をn型、第2導電型をp型とした
が、第1導電型をp型、第2導電型をn型としてもよ
い。
【0045】また、前述の実施形態において、中央部p
型領域151を形成した後、チャネルp型領域152を
形成することによって、高濃度p型領域15を形成する
としたが、1回のイオン注入で高濃度p型領域を形成す
るようにしてもよい。
型領域151を形成した後、チャネルp型領域152を
形成することによって、高濃度p型領域15を形成する
としたが、1回のイオン注入で高濃度p型領域を形成す
るようにしてもよい。
【0046】さらに、前述の実施形態において、アルミ
ニウムによってソース電極29を形成するとしたが、電
極材料として使用できるものであればこれに限定されな
い。例えば、銅等であってもよい。
ニウムによってソース電極29を形成するとしたが、電
極材料として使用できるものであればこれに限定されな
い。例えば、銅等であってもよい。
【0047】さらに、前述の実施形態においては、n型
不純物をイオン注入して高濃度p型領域15内に低濃度
p型領域19を形成した後に、n型ソース領域17を形
成している。しかし、まず、n型不純物イオンを注入等
して所定の場所にn型ソース領域17を形成した後に、
チャネルとなる部分にn型不純物を注入等することによ
って、低濃度p型領域を形成するようにしてもよい。
不純物をイオン注入して高濃度p型領域15内に低濃度
p型領域19を形成した後に、n型ソース領域17を形
成している。しかし、まず、n型不純物イオンを注入等
して所定の場所にn型ソース領域17を形成した後に、
チャネルとなる部分にn型不純物を注入等することによ
って、低濃度p型領域を形成するようにしてもよい。
【図1】本発明にかかる半導体装置の一実施例であるM
OS FET1の要部断面図である。
OS FET1の要部断面図である。
【図2】図1におけるMOS FET1の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図3】図1におけるMOS FET1の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図4】図1におけるMOS FET1の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】図1におけるMOS FET1の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図6】従来のMOS FET100の要部断面図であ
る。
る。
【図7】図6におけるMOS FET100の製造方法
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図8】図6におけるMOS FET100の製造方法
を説明するための図である。
を説明するための図である。
1・・・・・MOS FET 13・・・・・エピタキシャル層 15・・・・・高濃度p型領域 17・・・・・n型ソース領域 19・・・・・低濃度p型領域 25・・・・・ゲート電極
Claims (4)
- 【請求項1】第1導電型の不純物含有層に第2導電型の
高濃度不純物含有領域を形成し、 前記第2導電型の高濃度不純物含有領域内の表面の一部
分に第1導電型の不純物を注入することによって当該部
分に第2導電型の低濃度不純物含有領域を形成し、 前記第2導電型の低濃度不純物含有領域に隣接するよう
に、前記第2導電型の高濃度不純物含有領域内に第1導
電型の不純物含有領域を形成する、 ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】第1導電型の不純物含有層に第2導電型の
高濃度不純物含有領域を形成し、 前記第2導電型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型
の不純物含有領域を形成し、 前記第1導電型の不純物含有領域に隣接するように、前
記第2導電型の高濃度不純物含有領域内に第1導電型の
不純物を注入することによって第2導電型の低濃度不純
物含有領域を形成する、 ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】第1導電型の不純物含有層、 前記第1導電型の不純物含有層に形成される第2導電型
の不純物含有領域、 前記第2導電型の不純物含有領域に形成される第1導電
型の不純物含有領域、 前記第2導電型の不純物含有領域上に形成されるゲート
電極、 前記第2導電型の不純物含有領域内に形成され、かつ、
前記ゲート電極に電圧を与えるか否かによって、前記第
1導電型の不純物含有領域と第1導電型の不純物含有層
との間に流れる電流が通過する領域に形成されるチャネ
ル領域、 を有する半導体装置において、 前記チャネル領域および前記チャネル領域の近傍の不純
物濃度が、当該チャネル領域およびチャネル領域の近傍
以外の前記第2導電型の不純物含有領域の不純物濃度よ
りも低い、 ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項3にかかる半導体装置において、 前記半導体装置はMOS FETである、 ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11001237A JP2000200904A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11001237A JP2000200904A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200904A true JP2000200904A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=11495868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11001237A Pending JP2000200904A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000200904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419100B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-02-19 | 동부전자 주식회사 | 반도체 장치 |
| JP2006059916A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
-
1999
- 1999-01-06 JP JP11001237A patent/JP2000200904A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419100B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-02-19 | 동부전자 주식회사 | 반도체 장치 |
| JP2006059916A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
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