JPH104187A - 電力半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

電力半導体装置及びその製造方法

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JPH104187A
JPH104187A JP9063639A JP6363997A JPH104187A JP H104187 A JPH104187 A JP H104187A JP 9063639 A JP9063639 A JP 9063639A JP 6363997 A JP6363997 A JP 6363997A JP H104187 A JPH104187 A JP H104187A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 p+ 型ウェル領域を使用しないでラッチアッ
プを改善でき、製造工程が簡単になるとともに、チップ
サイズを縮小できる電力半導体装置及びその製造方法を
提供すること。 【解決手段】 n+ 型ソース接合領域25間のp- 型ウ
ェル領域19表面部にp+ 型カソードオーミック接触領
域27を形成するとともに、このp+ 型カソードオーミ
ック接触領域27よりは不純物濃度が低く、p- 型ウェ
ル領域19よりは不純物濃度が高いp型不純物領域24
を前記n+ 型ソース接合領域25の底部を覆ってp-
ウェル領域19内に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力半導体装置及び
その製造方法に係り、より詳しくはラッチアップを制御
する不純物注入構造を有する電力半導体装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、電力半導体装置のうちゲー
テッドトランジスタ(gated transistor)、特にnチャ
ンネルのゲーテッドトランジスタにおいては、ラッチア
ップ現象が、動作可能な電流の大きさを制限する主な原
因として作用する。
【0003】つまり、サイリスタ構造を有するゲーテッ
ドトランジスタにおいて、p- 型ウェル領域の上部に設
けられたn+ 型ソース接合領域の下方に流れるホール電
流が大きくなると、前記p- 型ウェル領域の抵抗値によ
って前記ウェル領域とソース接合領域との電圧差が発生
するようになる。その電圧差が一定値以上になると寄生
npnpサイリスタが動作するようになる。このサイリ
スタが動作すると、pnpトランジスタに電流が供給さ
れる結果、ゲート電圧を遮断してもそのpnpトランジ
スタがターン・オフされなく、むしろそのpnpトラン
ジスタを通して電流がさらに増加するようになる。この
ような動作により前記ゲーテッドトランジスタの温度が
上がって、延いてはゲーテッドトランジスタが破壊され
ることになる。かかる一連の過程がラッチアップ現象で
ある。
【0004】上述のラッチアップ現象を防ぐためには、
動作可能電流を増すことが必要である。すなわち、n+
型ソース接合領域の下にあるp- 型ウェル領域の抵抗を
できるだけ小さくして、それら間の電圧差を減らすよう
にするのである。このように抵抗を減らすための種々の
試みが行われており、とりわけ一番広く使われている構
造がp- 型ウェル領域内にp+ 型ウェル領域をイオン注
入で形成することである。このような構造を有する従来
の半導体装置が図11に示されている。
【0005】図11を参考すれば、図示しない電極が裏
面に設けられた高濃度のp+ 型半導体基板12上に高濃
度のn+ 型バッファ層13が形成され、このn+ 型バッ
ファ層13上には低濃度のn- 型半導体層14がエピタ
キシャル成長によって形成されている。このn- 型半導
体層14上にはゲート酸化膜15を介してゲートポリシ
リコン膜16が形成されている。また、ゲートポリシリ
コン膜16間で前記n- 型半導体層14の表面部内に
は、不純物イオン注入及び熱拡散によってp- 型ウェル
領域19が形成され、さらにラッチアップが発生しない
ようにするために形成される高濃度のp+ 型ウェル領域
30が不純物イオン注入及び熱拡散によりp- 型ウェル
領域19の中央部を貫通しつつ前記n- 型半導体層14
の一部分まで延びて設けられている。また、ソース形成
用マクスを使用して前記p- 型ウェル領域19と前記p
+ 型ウェル領域30の表面部内にn+ 型ソース接合領域
25が形成され、このn+ 型ソース接合領域25の一部
と前記p+ 型ウェル領域30の表面上には陰極として金
属電極29が形成されている。この金属電極29と前記
ゲートポリシリコン膜16との間には、電気的絶縁のた
めにPSG膜28が形成されている。また、前記ウェル
領域19はゲートポリシリコン膜16下に広がってお
り、したがって、ゲート酸化膜15とゲートポリシリコ
ン膜16は一部ウェル領域19上にも位置する。
【0006】上述のゲーテッドトランジスタは、p-
ウェル領域19を貫通して設けられたp+ 型ウェル領域
30によりソース接合領域25の下方に流れる電流の大
きさを制限することができ、即ちp+ 型ウェル領域30
によって抵抗が小さくなるので、前記ソース接合領域2
5と前記ウェル領域19,30間の電圧差を減らすこと
ができ、ラッチアップを改善できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のゲーテ
ッドトランジスタでは、製造時、p+ 型ウェル領域30
を設けるために各セル毎にほぼ2〜3μm以上の窓をn
- 型半導体層14上に設けなければならないので、マス
クの製作が必要になり、これによって、さらに、チップ
サイズが大きくなる問題点もあった。なお、マスク製作
による追加の工程が実行されなければいけないので、上
述のゲーテッドトランジスタでは製造工程が複雑になる
問題点もあった。
【0008】本発明は、上述の諸問題点を解決するため
に提案されたもので、その目的は、ラッチアップを改善
しつつ製造工程が簡単で、しかもチップサイズを縮小で
きる電力半導体装置及びその製造方法を提供することに
ある。
【0009】本発明の別の目的は、p+ 型ウェル領域を
使用しないでラッチアップを改善することができる電力
半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの特徴によると、電力半導体装置は、高
濃度の不純物がドープされた第1導電型の半導体基板
と、この第1導電型の半導体基板上に設けられた高濃度
の不純物がドープされた第2導電型のバッファ層と、こ
のバッファ層上にエピタキシャル成長によって設けられ
た低濃度の第2導電型の半導体層と、この半導体層上に
ゲート酸化膜を介して設けられたゲートポリシリコン膜
と、このゲートポリシリコン膜間の前記半導体層表面部
内に設けられた低濃度の不純物がドープされた第1導電
型のウェル領域と、このウェル領域の表面部内に、前記
ゲートポリシリコン膜の下方部を部分的に含んで設けら
れた高濃度の不純物ドープの第2導電型のソース接合領
域と、前記ウェル領域の表面部内に、前記ソース接合領
域間で形成された高濃度の不純物ドープの第1導電型の
カソードオーミック接触領域と、前記ウェル領域内に、
前記ソース接合領域の真下で前記ソース接合領域の底部
を覆って形成され、前記カソードオーミック接触領域の
不純物濃度より低いが、前記ウェル領域の不純物濃度よ
りは濃度が高い不純物がドープされた第1導電型の不純
物拡散領域とを含む。
【0011】本発明の他の特徴によると、高濃度の不純
物がドープされた第1導電型の半導体基板上に高濃度の
不純物がドープされた第2導電型のバッファ層を設ける
工程と、前記バッファ層上にエピタキシャル成長によっ
て低濃度の第2導電型の半導体層を設ける工程と、前記
半導体層上に酸化膜を介してポリシリコン膜を設ける工
程と、前記ポリシリコン膜上に感光膜パターンを形成し
てウェル形成領域を区切る工程と、前記感光膜パターン
をマスクとして使用して前記ポリシリコン膜と前記酸化
膜を選択的に除去してゲート酸化膜およびゲートポリシ
リコン膜を形成する工程と、前記ゲートポリシリコン膜
をマスクとして使用して不純物イオンを前記半導体層に
注入し、そして拡散により前記半導体層内に第1導電型
のウェル領域を設ける工程と、前記ウェル領域の表面上
に窒化膜パターンを形成してラッチアップ制御用不純物
注入領域とソース接合領域形成領域を画定する工程と、
前記ゲートポリシリコン膜と前記窒化膜パターンをマス
クとして、前記ウェル領域の不純物濃度より高い濃度の
第1導電型の不純物を前記ウェル領域内に注入して第1
不純物注入層を形成する工程と、前記ゲートポリシリコ
ン膜と前記窒化膜パターンをマスクとして高濃度の第2
導電型の不純物を前記ウェル領域内に注入して第2不純
物注入層を形成する工程と、前記第1、第2不純物注入
層を拡散させて前記ウェル領域の不純物濃度より高い不
純物濃度を有する第1導電型の不純物拡散領域と第2導
電型のソース接合領域を前記ウェル領域内に設け、前記
不純物拡散領域が前記ソース接合領域の底部を覆うよう
にする工程と、前記窒化膜パターンを除去した後、第1
導電型の不純物イオン注入により前記不純物拡散領域の
不純物濃度より高い不純物濃度を有する第1導電型のカ
ソードオーミック接触領域を前記ウェル領域内に設ける
工程と、前記ゲートポリシリコン膜との電気的接触を防
止する絶縁膜を介して前記カソードオーミック接触領域
上に金属電極を設ける工程とを含む。
【0012】本発明のさらに別の特徴によると、半導体
基板上に設けられた低濃度不純物ドープの第1導電型ウ
ェル領域と、このウェル領域内に設けられた高濃度不純
物ドープの第2導電型ソース接合領域と、前記ウェル領
域上にゲート酸化膜を介して設けられたゲートポリシリ
コン膜とを有する電力半導体装置は、前記ウェル領域内
に、前記ソース接合領域間で形成され、高濃度の不純物
がドープされた第1導電型のカソードオーミック接触領
域と、前記ウェル領域内に、前記ソース接合領域の底部
を覆って形成され、前記カソードオーミック接触領域の
不純物濃度より低いが、前記ウェル領域の不純物濃度よ
りは濃度が高い不純物がドープされた第1導電型の不純
物拡散領域とをさらに含む構造を有する。
【0013】本発明の別の特徴によると、半導体基板上
に設けられた低濃度不純物ドープの第1導電型ウェル領
域と、このウェル領域内に設けられた高濃度不純物ドー
プの第2導電型ソース接合領域と、前記ウェル領域上に
ゲート酸化膜を介して設けられたゲートポリシリコン膜
とを有する電力半導体装置の製造方法は、前記ウェル領
域内に、前記ソース接合領域間で、高濃度不純物ドープ
の第1導電型カソードオーミック接触領域を設ける工程
と、前記カソードオーミック接触領域の不純物濃度より
は低く、前記ウェル領域の不純物濃度よりは高い不純物
濃度の第1導電型不純物拡散領域を前記ウェル領域内に
前記ソース接合領域の底部を覆って形成する工程とを含
む。
【0014】本発明のさらに別の特徴によると、高濃度
の不純物がドープされた第1導電型の半導体基板上に高
濃度の不純物がドープされた第2導電型のバッファ層を
形成する工程と、前記バッファ層上にエピタキシャル成
長によって低濃度の第2導電型の半導体層を形成する工
程と、前記半導体層上に酸化膜を介してポリシリコン膜
を形成する工程と、前記ポリシリコン膜上に感光膜パタ
ーンを形成してウェル形成領域を画定する工程と、前記
感光膜パターンをマスクとして前記ポリシリコン膜を選
択的に除去してゲートポリシリコン膜を形成する工程
と、前記感光膜パターンの除去後、前記ゲートポリシリ
コン膜をマスクとして不純物イオンを注入して前記半導
体層内に第1導電型のウェル領域を形成する工程と、前
記ウェル領域表面上の前記酸化膜を選択的に除去して、
ウェル領域表面上に酸化膜パターンを形成する工程と、
前記ゲートポリシリコン膜と前記酸化膜パターンをマス
クとして高濃度の不純物イオンを注入して前記ウェル領
域内に第2導電型の第1不純物注入層を形成する工程
と、前記ゲートポリシリコン膜をマスクとして不純物の
イオン注入を行って、前記酸化膜の除去部を通じて形成
される第1導電型の第2不純物注入層と前記酸化膜パタ
ーンを通じて形成される第1導電型の第3不純物注入層
を前記ウェル領域内に同時に形成し、しかも前記第2不
純物注入層は前記第1不純物注入層より下に形成し、前
記第3不純物注入層は前記第1不純物注入層よりは下、
前記第2不純物注入層よりは上に形成する工程と、続い
て熱処理をして前記第1、第2、第3不純物注入層の不
純物を拡散させて、前記ウェル領域内にソース接合領
域、ラッチアップ制御用不純物拡散領域およびカソード
オーミック接触領域を形成し、ラッチアップ制御用不純
物拡散領域はソース接合領域の底部を覆って形成する工
程と、前記ゲートポリシリコン膜との電気的接触を防止
する絶縁膜を介して前記カソードオーミック接触領域上
に金属電極を形成する工程とを含む。
【0015】上述の電力半導体装置によると、ウェル領
域内にソース接合領域の底部を覆って設けられた不純物
拡散領域によって前記ソース接合領域の下方に流れるホ
ール電流の増加を防ぐことができるのでラッチアップの
発生を防止できる。
【0016】また、上述の本発明の方法によると、p+
型ウェル領域の形成がなく、このp+ 型ウェル領域を設
ける場合に必要なイオン注入が不要となって、それぞれ
のセル毎にほぼ2〜3μmの幅を有するイオン注入窓を
開口させる必要がなくなるので、製造工程が簡素化され
ることは勿論のこと、チップサイズを縮小させることも
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の電力半
導体装置の実施の形態を示す断面図である。この図にお
いて、p+ 型半導体基板12、n+ 型バッファ層13、
- 型半導体層14、ゲート酸化膜15、ゲートポリシ
リコン膜16、PSG膜28、金属電極29、p- 型ウ
ェル領域19は図11の従来と同一であり、詳細な説明
は省略する。この新規な電力半導体装置では、p- 型ウ
ェル領域19の表面部内に、ゲートポリシリコン膜16
の下方部を部分的に含んでn+ 型ソース接合領域25が
形成され、このn+ 型ソース接合領域25間でp- 型ウ
エル領域19の表面部内に高濃度の不純物がドープされ
たp+ 型カソードオーミック接触領域27が形成され
る。したがって、金属電極29は、p+ 型カソードオー
ミック接触領域27とn+ 型ソース接合領域25に接続
されている。また、新規な構造として、ラッチアップを
制御するp型不純物拡散領域24が前記ウェル領域19
内で前記ソース接合領域25の真下に該ソース接合領域
25の底部を覆って形成されており、この不純物拡散領
域24は前記カソードオーミック接触領域27より低
く、そして前記ウェル領域19より高い不純物濃度を有
する。
【0018】このような本発明の電力半導体装置による
と、前記p- 型ウェル領域19が低濃度の不純物を含有
している領域になっているし、このウェル領域19内に
相対的に高い不純物濃度を有する不純物拡散領域24が
形成されていて、この不純物拡散領域24がソース接合
領域25の底部を覆っているので、高濃度の不純物がト
ープされたp+ 型ウェル領域を形成するためのイオン注
入方法を使用しなくてもラッチアップを改善することが
できる。
【0019】図2ないし図4は本発明の電力半導体装置
の製造方法の第1の実施の形態を示す断面図であり、図
1の電力半導体装置を製造する方法を示す図である。
【0020】この方法では、まず図2(a)に示すよう
に、高濃度のp+ 型半導体基板12上に燐(P)をドー
プ剤として高濃度ながら厚さが薄いn+ 型バッファ層1
3をエピタキシャル成長によって設ける。次に、前記n
+ 型バッファ層13上に燐(P)をドープ剤とする低濃
度のn- 型半導体層14をエピタキシャル成長によって
設ける。
【0021】つづいて、前記n- 型半導体層14上に酸
化膜とポリシリコン膜及び感光膜を順次に形成し、ゲー
ト形成用マスクを使用する広く知られた写真工程によっ
て前記感光膜をパターニングしてウェル形成領域を区切
る。次に、前記感光膜のパターニングによって得られた
感光膜パターン17をゲート形成用マスクとして使用す
るエッチング工程によって、図2(b)に示すように前
記ポリシリコン膜と酸化膜を順次に選択的に除去して前
記半導体層14上にゲート酸化膜15とゲートポリシリ
コン膜16を設ける。
【0022】このゲートポリシリコン膜16はゲート電
極として機能するためには導電性を有しなければならな
いが、この技術分野でよく知られた不純物注入技術によ
って導電性を与えることができる。不純物注入は、ポリ
シリコン膜を基板上の全面に形成した段階で行うことが
できる。
【0023】次に、感光膜パターン17の除去後、前記
ゲートポリシリコン膜16をウェル領域形成用マスクと
して使用して低濃度のp- 型不純物イオンを半導体層1
4に注入する。その結果、図2(c)に示されるよう
に、前記半導体層14内にp-型不純物注入層18が設
けられる。つづいて熱拡散工程を実施することにより、
前記p- 型不純物注入層18が拡散されてp- 型ウェル
領域19が図3(a)に示されるように半導体層14内
に設けられる。
【0024】なお、図2(b),(c)に示す食刻工程
およびイオン注入工程において、ポリシリコン膜だけを
除去してパターン化されたゲートポリシリコン膜16を
形成した後、すなわちそのポリシリコン膜の下部膜であ
る酸化膜は除かない状態で、イオン注入工程を実行して
前記不純物注入層18を形成することもできる。その場
合、前記半導体層14の表面が前記イオン注入工程によ
って損傷されることがない。その後、酸化膜の露出部を
除いてゲート酸化膜15とする。
【0025】次に、窒化膜を全表面上に形成した後、そ
の窒化膜をパターニングして、図3(b)に示すように
ウェル領域19上に窒化膜パターン21を形成する。そ
して、この窒化膜パターン21と前記ゲートポリシリコ
ン膜16をマスクとしてラッチアップ制御用不純物領域
を形成するためのp型不純物注入工程を前記ウェル領域
19の不純物濃度より高い濃度で実行することにより、
前記ウェル領域19内の所定の深さにp型不純物注入層
(第1不純物注入層)20を設ける。
【0026】引き続き、前記マスクをソース接合領域形
成用マスクを使用して高濃度のn+型不純物イオンを適
切なエネルギでウェル領域19に注入することにより、
図3(c)に示すように、n+ 型不純物注入層(第2不
純物注入層)22をウェル領域19内に前記p型不純物
注入層20より浅く設ける。
【0027】なお、この例では、前記p型不純物注入層
20の形成後、前記n+ 型不純物注入層22を形成して
いるが、n+ 型不純物注入層22をまず形成した後、前
記p型不純物注入層20を形成することもできる。
【0028】その後、前記窒化膜パターン21を除去し
た後、熱拡散にって前記n+ 型不純物注入層22と前記
p型不純物注入層20のある不純物イオンを拡散され
る。これにより、図4(a)に示すように、n+ 型ソー
ス接合領域25とラッチアップ制御用不純物拡散領域2
4がウェル領域19内に設けられる。その際、p型不純
物拡散領域24は、熱拡散時間と温度を適切に調節する
ことによって、前記p-型ウェル領域19内に前記n+
型ソース接合領域25の底部を覆うように、そしてゲー
ト酸化膜15の下部にあるチャンネルまでは延長されな
いように形成される。
【0029】そして、前記p型不純物拡散領域24は、
なお前記p- 型ウェル領域19より高い不純物濃度を有
しているので、ラッチアップ現象を防止できる。即ち、
前記n+ 型ソース接合領域25の下にはラッチアップ制
御用不純物拡散領域24が形成されているので、前記ソ
ース接合領域25の下の抵抗値が小さくなって、前記p
型不純物拡散領域24と、n+ 型ソース接合領域25と
の電圧差が小さくなって寄生npnpサイリスタが作動
されることを防止することができる。
【0030】次に、前記ゲートポリシリコン膜16をマ
スクとして使用して高濃度のp+ 型不純物イオンを注入
して前記ウェル領域19の表面部のソース接合領域25
間にp+ 型不純物注入層26を図4(b)に示すように
形成する。その後、熱処理工程によって前記不純物注入
層26の不純物イオンを拡散させることにより、図4
(c)に示すようにウェル領域19の表面部のソース接
合領域25間にカソードオーミック接触領域27を設け
る。なお、このカソードオーミック接触領域27は上述
の通り他の熱処理工程によって形成されるが、後のPS
G膜の形布工程でPSG膜の形成と同時に形成すること
もできる。また、前記ゲートポリシリコン膜16をマス
クとして使用して前記領域27を前記n+ 型ソース接合
領域25間に形成できるのは、前記n+ 型ソース接合領
域25の不純物濃度が前記p+ 型カソードオーミック接
触領域27の不純物濃度より相対的に高く形成されてい
るからである。
【0031】その後、前記ゲートポリシリコン膜16上
を含んで全表面にPSG膜28を形成し図4(c)のよ
うにパターニングして、前記カソードオーミック接触領
域27は勿論のこと、前記ソース接合領域25の一部表
面が露出されるコンタクトホールを形成し、続いてコン
タクトホールで前記両領域27,25に接続される金属
電極29を前記PSG膜28上に形成する。なお、PS
G膜28は、前記ゲートポリシリコン膜16と前記金属
電極29との電気的な接触を防ぐために形成されるもの
である。また、前記PGS膜28の形成後、リフロー工
程を実行することによって、前記p- 型不純物注入層1
8を形成する時に半導体層14の表面に発生した損傷を
補償することができる。すなわち、前記リフロー工程を
高温で約20〜30分間実行すると、イオン注入時に損
傷された前記半導体層14の表面が再び均等になる。
【0032】図5(a)は上述の方法によって製造され
た電力半導体装置の一部の断面図であり、図5(b)は
図5(a)の矢印で示すように電気電力半導体状態のn
- 型半導体層14の表面で水平方向に見た不純物濃度分
布図である。上記電力半導体装置によれば、チャンネル
層の表面のp型不純物濃度が増加していないことが図5
(b)から分かる。即ち、ラッチアップ制御用p型不純
物拡散領域24がソース接合領域25の側面に沿ってチ
ャンネル層まで形成されていないというのを示してい
る。
【0033】図6(a)は前記電力半導体装置の一部の
断面図であり、図6(b)は図6(a)の矢印で示すよ
うに前記電力半導体装置のソース接合領域25の表面か
ら垂直方向に見た不純物濃度分布図である。図6(b)
は、前記ソース接合領域25の真下にp型ドープ剤が拡
散されている領域24があることを示している。すなわ
ち、ソース接合領域25の下にp- 型ウェル領域19よ
り高い濃度を有するp型トープ剤が拡散されていて、こ
の領域を通して流れるホール電流を減らすことができる
ことを表わしている。
【0034】図7(a)は前記電力半導体装置の一部の
断面図であり、図7(b)は図7(a)の矢印で示すよ
うに前記電力半導体装置のp+ 型カソードオーミック接
触領域27の表面から垂直方向に見た不純物濃度分布図
である。図7(b)は、カソードコンタクト表面に金属
電極29との接触特性を良くするための高濃度のp+
ドープ剤が拡散されていることを表わしている。
【0035】上述の方法によって製造された電力半導体
装置において、p+ 型カソードオーミック接触領域27
はラッチアップ制御用p型不純物拡散領域24より高濃
度にドープされているので、金属電極29のコンタクト
特性が良くなる。また、p型不純物拡散領域24はソー
ス接合領域25の真下に形成されていながらウェル領域
19より不純物濃度が高いもののカソードオーミック接
触領域27より低い不純物濃度を有しているので、ソー
ス接合領域25の下方に流れるホール電流の増加を防ぐ
ことができる。
【0036】そのうえ、上述の本発明の方法によると、
- 型ウェル領域19を通して半導体層14までラッチ
アップ制御用のp+ 型ウェル領域を形成する必要がな
く、p+ 型ウェル領域を省略してラッチアップの発生を
防止することができる。
【0037】さらに、本発明の方法では、p+ 型ウェル
領域を設ける場合に必要なイオン注入が不要となって、
それぞれのセル毎にほぼ2〜3μmの幅を有するイオン
注入窓を開口する必要がなくなるので、そのイオン注入
窓形成用マスクを製作するこが不要となる。その結果、
製造工程が簡素化されることは勿論のこと、チップサイ
ズを縮小させることもできる。
【0038】図8ないし図10は本発明の電力半導体装
置の製造方法の第2の実施の形態を示す断面図である。
この方法では、酸化膜パターンを用いて、ラッチアップ
制御用のp型不純物注入層とカソードオーミック接触用
のp+ 型不純物注入層を1回のイオン注入工程によって
同時に形成することができ、高価な装備を使用するイオ
ン注入工程の回数を減らすことができる。以下、製造方
法を詳述する。
【0039】まず図8(a)に示すように、高濃度のp
+ 型半導体基板12上に燐(P)をドーパントとして高
濃度ながら厚さが薄いn+ 型バッファ層13をエピタキ
シャル成長によって形成する。次に、前記n+ 型バッフ
ァ層13上に燐(P)をドーパントとする低濃度のn-
型半導体層14をエピタキシャル成長によって形成す
る。
【0040】つづいて、前記n- 型半導体層14上に酸
化膜15′とポリシリコン膜及び感光膜を順次に形成
し、ゲート形成用マスクを使用するよく知られている写
真工程によって前記感光膜をパターニングしてウェル形
成領域を区切る。次に、前記感光膜のパターニングによ
って形成された感光膜パターン17をゲート形成用マス
クとして使用する食刻工程によって、図8(b)に示す
ように前記ポリシリコン膜を選択的に除去して前記酸化
膜15′上にゲートポリシリコン膜16を形成する。
【0041】ここで、ゲートポリシリコン膜16はゲー
ト電極として機能するためには導電性を持たなければな
らないが、この技術分野でよく知られている不純物注入
技術によって導電性を与えることができる。不純物注入
は、ポリシリコン膜を基板上の全面に形成した段階で行
うことができる。
【0042】次に、感光膜パターン17の除去後、前記
ゲートポリシリコン膜16をウェル領域形成用マスクと
して使用して低濃度のp- 型不純物イオンを半導体層1
4に注入する。その結果、図8(c)に示されるよう
に、前記半導体層14内にp-型不純物注入層18が形
成される。つづいて熱拡散工程を実行することにより、
前記p- 型不純物注入層18が拡散されてp- 型ウェル
領域19が図9(a)に示されるように半導体層14内
に形成される。
【0043】次に、ソース接合領域及びラッチアップ制
御用不純物領域を形成するためのマスクを使用する選択
的なエッチング工程によって前記酸化膜15′を選択的
に除去することにより、この酸化膜15′を図9(b)
に示すようにゲート酸化膜15と酸化膜パターン15a
とする。酸化膜パターン15aは、p- 型ウェル領域1
9の表面上に形成される。
【0044】次に、酸化膜パターン15aをマスクとし
て高濃度n+ 型不純物の注入工程を実行することによ
り、図9(c)に示すように、ソース接合領域形成用の
+ 型不純物注入層(第1不純物注入層)22をウェル
領域19内の所定の深さに形成する。
【0045】つづいて、ゲートポリシリコン膜16をマ
スクとして、p- 型ウェル領域19の不純物濃度より高
い高濃度のp型不純物のイオン注入を実施することによ
り、図10(a)に示すように、ウェル領域19内にラ
ッチアップ制御用のp型不純物注入層(第2不純物注入
層)20とカソードオーミック接触用のp+ 型不純物注
入層(第3不純物注入層)26を同時に形成する。この
とき、不純物注入工程は、図9(c)に示された不純物
注入工程より高いエネルギを持って実行され、酸化膜の
除去部を通して形成される、ラッチアップ制御用のp型
不純物注入層20は、前記ソース接合領域形成用n+
不純物注入層22より深く形成される。また、酸化膜パ
ターン15aを通して形成されるカソードオーミック接
触用のp+ 型不純物注入層26は、前記ソース接合領域
形成用n+ 型不純物注入層22より深く、そして前記ラ
ッチアップ制御用p型不純物注入層20よりは浅く形成
される。
【0046】なお、この例ではソース接合領域形成用n
+ 型不純物注入層22の形成後、ラッチアップ制御用p
型不純物注入層20とカソードオーミック接触用p+
不純物注入層26を形成したが、前記不純物注入層2
0,26をまず形成した後、前記不純物注入層22を形
成するようにしてもよい。
【0047】その後、熱拡散工程を実行する。すると、
不純物注入層22,20,26の不純物イオンが同時に
拡散されて、図10(b)に示すようにウェル領域19
内にn+ 型ソース接合領域25とラッチ制御用のp型不
純物拡散領域24とカソードオーミック接触領域27が
形成される。このとき、前記不純物拡散領域24は、熱
拡散時間と温度を適切に設定することにより、前記p-
型ウェル領域19内で前記n+ 型ソース接合領域25の
底部を覆い、しかし前記ゲート酸化膜15の下部にある
チャンネルまでは延長されないように形成される。
【0048】そして、このp型不純物拡散領域24は前
記p- 型ウェル領域19より高い不純物濃度を持ってい
るので、ラッチアップ現象を防止することができる。す
なわち、前記n+ 型ソース接合領域25の下にラッチア
ップ制御用の不純物拡散領域24が形成されていると、
前記ソース接合領域25の下の抵抗値が少なくなり、前
記p型不純物拡散領域24と前記n+ 型ソース接合領域
25との電圧差が小さくなって、寄生npnpダイリス
タが作動することを防止することができる。なお、上記
の熱拡散工程は後続のPSG膜の形成工程と同時に実行
することもできる。
【0049】つづいて、前記酸化膜パターン15aを除
去した後、前記ゲートポリシリコン膜16上を含んで全
表面にPSG膜28を形成し図10(b)のようにパタ
ーニングして、前記カソードオーミック接触領域27は
勿論のこと、前記ソース接合領域25の一部表面が露出
されるコンタクトホールを形成し、つづいてコンタクト
ホールで前記両領域27,25に接続される金属電極2
9を前記PSG膜28上に形成する。なお、PSG膜2
8は、前記ゲートポリシリコン膜16と前記金属電極2
9との電気的な接触を防止するために形成されるもので
ある。また前記PSG膜28の形成後、リフロー工程を
実行することによって、前記不純物注入層22,20形
成時に半導体層14の表面に発生した損傷を補償するこ
とができる。すなわち、前記リフロー工程を高温で約2
0〜30分間実行すると、イオン注入時に損傷された前
記半導体層14の表面が再び均等になる。
【0050】そして、上記のような第2の実施の形態に
よると、ラッチアップ制御用p型不純物注入層20とカ
ソードオーミック接触用n+ 型不純物注入層26を1回
のイオン注入工程によって同時に形成できるので、第1
の実施の形態の製造方法に比較してイオン注入工程の回
数を減すことができる効果を持っている。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
力半導体装置及びその製造方法によれば、p+ ウェル領
域を使用しないでラッチアップを改善でき、製造工程が
簡単になるとともに、チップサイズを縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力半導体装置の実施の形態を示
す断面図。
【図2】本発明による電力半導体装置の製造方法の第1
の実施の形態を示す断面図。
【図3】本発明による電力半導体装置の製造方法の第1
の実施の形態を示し、図2に続く工程を示す断面図。
【図4】本発明による電力半導体装置の製造方法の第1
の実施の形態を示し、図3に続く工程を示す断面図。
【図5】本発明の製造方法の第1の実施の形態により製
造された電力半導体装置の一部の断面図および不純物濃
度分布図。
【図6】本発明の製造方法の第1の実施の形態により製
造された電力半導体装置の一部の断面図および不純物濃
度分布図。
【図7】本発明の製造方法の第1の実施の形態により製
造された電力半導体装置の一部の断面図および不純物濃
度分布図。
【図8】本発明による電力半導体装置の製造方法の第2
の実施の形態を示す断面図。
【図9】本発明による電力半導体装置の製造方法の第2
の実施の形態を示し、図8に続く工程を示す断面図。
【図10】本発明による電力半導体装置の製造方法の第
2の実施の形態を示し、図9に続く工程を示す断面図。
【図11】従来の電力半導体装置を示す断面図。
【符号の説明】
12 p+ 型半導体基板 13 n+ 型バッファ層 14 n- 型半導体層 15 ゲート酸化膜 16 ゲートポリシリコン膜 19 p- 型ウェル領域 24 p型不純物拡散領域 25 n+ 型ソース接合領域 27 p+ 型カソードオーミック接触領域 28 PSG膜 29 金属電極 18 p- 型不純物注入層 20 p型不純物注入層 21 窒化膜パターン 22 n+ 型不純物注入層 26 p+ 型不純物注入層 15′ 酸化膜 15a 酸化膜パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高濃度の不純物がドープされた第1導電
    型の半導体基板と、 前記第1導電型の半導体基板上に設けられた高濃度の不
    純物がドープされた第2導電型のバッファ層と、 前記バッファ層上にエピタキシャル成長によって設けら
    れた低濃度の第2導電型の半導体層と、 前記半導体層上にゲート酸化膜を介して設けられたゲー
    トポリシリコン膜と、 前記ゲートポリシリコン膜間の前記半導体層表面部内に
    設けられた低濃度の不純物がドープされた第1導電型の
    ウェル領域と、 前記ウェル領域の表面部内に、前記ゲートポリシリコン
    膜の下方部を部分的に含んで設けられた高濃度の不純物
    ドープの第2導電型のソース接合領域と、 前記ウェル領域の表面部内に、前記ソース接合領域間で
    形成された高濃度の不純物ドープの第1導電型のカソー
    ドオーミック接触領域と、 前記ウェル領域内に、前記ソース接合領域の真下で前記
    ソース接合領域の底部を覆って形成され、前記カソード
    オーミック接触領域の不純物濃度より低いが、前記ウェ
    ル領域の不純物濃度よりは濃度が高い不純物がドープさ
    れた第1導電型の不純物拡散領域とを含む電力半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 高濃度の不純物がドープされた第1導電
    型の半導体基板上に高濃度の不純物がドープされた第2
    導電型のバッファ層を設ける工程と、 前記バッファ層上にエピタキシャル成長によって低濃度
    の第2導電型の半導体層を設ける工程と、 前記半導体層上に酸化膜を介してポリシリコン膜を設け
    る工程と、 前記ポリシリコン膜上に感光膜パターンを形成してウェ
    ル形成領域を区切る工程と、 前記感光膜パターンをマスクとして使用して前記ポリシ
    リコン膜と前記酸化膜を選択的に除去してゲート酸化膜
    およびゲートポリシリコン膜を形成する工程と、 前記ゲートポリシリコン膜をマスクとして使用して不純
    物イオンを前記半導体層に注入し、そして拡散により前
    記半導体層内に第1導電型のウェル領域を設ける工程
    と、 前記ウェル領域の表面上に窒化膜パターンを形成してラ
    ッチアップ制御用不純物注入領域とソース接合領域形成
    領域を画定する工程と、 前記ゲートポリシリコン膜と前記窒化膜パターンをマス
    クとして、前記ウェル領域の不純物濃度より高い濃度の
    第1導電型の不純物を前記ウェル領域内に注入して第1
    不純物注入層を形成する工程と、 前記ゲートポリシリコン膜と前記窒化膜パターンをマス
    クとして高濃度の第2導電型の不純物を前記ウェル領域
    内に注入して第2不純物注入層を形成する工程と、 前記第1、第2不純物注入層を拡散させて前記ウェル領
    域の不純物濃度より高い不純物濃度を有する第1導電型
    の不純物拡散領域と第2導電型のソース接合領域を前記
    ウェル領域内に設け、前記不純物拡散領域が前記ソース
    接合領域の底部を覆うようにする工程と、 前記窒化膜パターンを除去した後、第1導電型の不純物
    イオン注入により前記不純物拡散領域の不純物濃度より
    高い不純物濃度を有する第1導電型のカソードオーミッ
    ク接触領域を前記ウェル領域内に設ける工程と、 前記ゲートポリシリコン膜との電気的接触を防止する絶
    縁膜を介して前記カソードオーミック接触領域上に金属
    電極を設ける工程とを含む電力半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電力半導体装置の製造方
    法において、前記第1導電型はp型であり、第2導電型
    はn型であることを特徴とする電力半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に設けられた低濃度不純物
    ドープの第1導電型ウェル領域と、このウェル領域内に
    設けられた高濃度不純物ドープの第2導電型ソース接合
    領域と、前記ウェル領域上にゲート酸化膜を介して設け
    られたゲートポリシリコン膜とを有する電力半導体装置
    において、 前記ウェル領域内に、前記ソース接合領域間で形成さ
    れ、高濃度の不純物がドープされた第1導電型のカソー
    ドオーミック接触領域と、 前記ウェル領域内に、前記ソース接合領域の底部を覆っ
    て形成され、前記カソードオーミック接触領域の不純物
    濃度より低いが、前記ウェル領域の不純物濃度よりは濃
    度が高い不純物がドープされた第1導電型の不純物拡散
    領域とを含むことを特徴とする電力半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に設けられた低濃度不純物
    ドープの第1導電型ウェル領域と、このウェル領域内に
    設けられた高濃度不純物ドープの第2導電型ソース接合
    領域と、前記ウェル領域上にゲート酸化膜を介して設け
    られたゲートポリシリコン膜とを有する電力半導体装置
    の製造方法において、 前記ウェル領域内に、前記ソース接合領域間で、高濃度
    不純物ドープの第1導電型カソードオーミック接触領域
    を設ける工程と、 前記カソードオーミック接触領域の不純物濃度よりは低
    く、前記ウェル領域の不純物濃度よりは高い不純物濃度
    の第1導電型不純物拡散領域を前記ウェル領域内に前記
    ソース接合領域の底部を覆って形成する工程とを含むこ
    とを特徴とする電力半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 高濃度の不純物がドープされた第1導電
    型の半導体基板上に高濃度の不純物がドープされた第2
    導電型のバッファ層を形成する工程と、 前記バッファ層上にエピタキシャル成長によって低濃度
    の第2導電型の半導体層を形成する工程と、 前記半導体層上に酸化膜を介してポリシリコン膜を形成
    する工程と、 前記ポリシリコン膜上に感光膜パターンを形成してウェ
    ル形成領域を画定する工程と、 前記感光膜パターンをマスクとして前記ポリシリコン膜
    を選択的に除去してゲートポリシリコン膜を形成する工
    程と、 前記感光膜パターンの除去後、前記ゲートポリシリコン
    膜をマスクとして不純物イオンを注入して前記半導体層
    内に第1導電型のウェル領域を形成する工程と、 前記ウェル領域表面上の前記酸化膜を選択的に除去し
    て、ウェル領域表面上に酸化膜パターンを形成する工程
    と、 前記ゲートポリシリコン膜と前記酸化膜パターンをマス
    クとして高濃度の不純物イオンを注入して前記ウェル領
    域内に第2導電型の第1不純物注入層を形成する工程
    と、 前記ゲートポリシリコン膜をマスクとして不純物のイオ
    ン注入を行って、前記酸化膜の除去部を通して形成され
    る第1導電型の第2不純物注入層と前記酸化膜パターン
    を通して形成される第1導電型の第3不純物注入層を前
    記ウェル領域内に同時に形成し、しかも前記第2不純物
    注入層は前記第1不純物注入層により下に形成し、前記
    第3不純物注入層は前記第1不純物注入層よりは下、前
    記第2不純物注入層よりは上に形成する工程と、 続いて熱処理をして前記第1、第2、第3不純物注入層
    の不純物を拡散させて、前記ウェル領域内にソース接合
    領域、ラッチアップ制御用不純物拡散領域およびカソー
    ドオーミック接触領域を形成し、ラッチアップ制御用不
    純物拡散領域はソース接合領域の底部を覆って形成する
    工程と、 前記ゲートポリシリコン膜との電気的接触を防止する絶
    縁膜を介して前記カソードオーミック接触領域上に金属
    電極を形成する工程とを含む電力半導体装置の製造方
    法。
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