JP2000201007A - 複合基板型の非可逆回路素子及びその製造方法 - Google Patents

複合基板型の非可逆回路素子及びその製造方法

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JP2000201007A JP346499A JP346499A JP2000201007A JP 2000201007 A JP2000201007 A JP 2000201007A JP 346499 A JP346499 A JP 346499A JP 346499 A JP346499 A JP 346499A JP 2000201007 A JP2000201007 A JP 2000201007A
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芳嗣 岡田
Kazuhiro Inata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼成によりフェライト/セラミック複合基板
を作成する時に材料や焼成条件等のバラツキに起因する
基板の収縮率のバラツキによるフェライト円板と回路パ
ターンの位置ずれを抑制し、また回路パターンの膜厚の
不均一や膜はがれ等を防止して性能の向上を図る。 【解決手段】 フェライト円板18がセラミック板16
の第1の貫通穴17に埋め込まれてなる複合基板102
と、フェライト円板18と隣接する部分を備えた回路パ
ターン103を挟んで複合基板102の一方の面に積層
された第1のセラミック層11と、複合基板102の他
方の面に積層され、複合基板102と反対側の表面にグ
ランド導体層20が形成されている第2のセラミック層
19とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複合基板型の非
可逆回路素子及びその製造方法に係り、特には、マイク
ロ波帯、ミリ波帯の高周波部品として用いて好適なサー
キュレータやアイソレータ等の複合基板型の非可逆回路
素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の非可逆回路素子としては、従来
から、特開昭61−288486号公報等に記載の複合
基板型サーキュレータが知られている。このサーキュレ
ータは、信号の伝送方向にはほとんど減衰がなく、逆方
向には減衰が大きくなるような特性を有しており、移動
通信機器や携帯電話等の送信回路部に採用されている。
同公報に記載のサーキュレータは、図17(d)に示す
ように、アルミナセラミック基板1にフェライト円板3
が埋め込まれ、その表面に回路パターン4の中心部4a
がフェライト円板3の中心にくるように回路パターン4
が形成されている。この複合基板型サーキュレータにお
いてはアルミナセラミックの誘電損失がフェライトのそ
れより小さいため、基板をフェライト材料のみで形成し
たものに比べて低損失であり、また、ミキサやアイソレ
ータ等を一体的に形成して集積化することができる、と
いう利点を有する。
【0003】このような複合基板型サーキュレータを作
成するため、まず、図17(a)に示すように、セラミ
ックのグリーンシート1aに貫通穴2をあけ、図17
(b)に示すように、この穴径よりわずかに小さい直径
を有する焼結済みのフェライト円板3を挿入した後、図
17(c)に示すように、グリーンシート1aを焼成し
て、フェライト/セラミック複合基板101を作成す
る。次いで、図17(d)に示すように、温度等の焼成
条件に基づいてグリーンシート1aの材料組成の公称の
収縮率から予め決めた寸法で設計し、作成した図示しな
い印刷マスクを使用し、金或いは銀系の導電ペーストを
用いて、この複合基板101の片面にフェライト円板3
の形に合わせて形成された回路パターン4の中央円形部
4aの中心とフェライト円板3の中心とが一致するよう
に回路パターン4を印刷し、焼き付けする。さらに、複
合基板101の他方の面にグランド導体層5を印刷し、
焼き付けする。この場合、部品の低価格化のために、一
つの大型グリーンシート上に多数の貫通穴を等間隔にあ
けて、各貫通穴にフェライト円板を挿入し、同一のグリ
ーンシートで多数のサーキュレータを作成するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合基板型サーキュレータの製造方法では、焼成により
フェライト/セラミック複合基板101を作成した後、
回路パターン4を印刷し、焼き付けている。この場合、
前記の印刷マスクを使用して印刷すると、グリーンシー
トの製造ロット間や焼成ロット間の製造条件のばらつき
に起因する収縮率のばらつきに対応して、図18に示す
ように、回路パターンの中央円形部4aの中心がフェラ
イト円板3の中心位置から外れる場合がある。特に、大
型セラミックに多数個のサーキュレータを作ろうとする
ほど、このズレが大きくなり、フェライト円板から回路
パターンがはみ出して形成されるようになる。なお、非
可逆回路素子の一つとして、複合基板型アイソレータも
存在するが、複合基板型アイソレータは、複合基板型サ
ーキュレータと略同じ構造なので、複合基板型アイソレ
ータについても同様の問題が存在する。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、焼成によりフェライト/セラミック複合基板を
作成する時に基板の収縮率のバラツキによるフェライト
円板と回路パターンの位置ずれを抑制し、素子特性や信
頼度の向上を図ることができる複合基板型の非可逆回路
素子及びその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複合基板型の非可逆回路素
子に係り、フェライト円板がセラミック板の第1の貫通
穴に埋め込まれてなる複合基板と、前記フェライト円板
と隣接する部分を持つ回路パターンを挟んで前記複合基
板の一方の面に積層された第1のセラミック層と、前記
複合基板の他方の面側に形成されたグランド導体層とを
有することを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の複
合基板型の非可逆回路素子に係り、前記複合基板型の非
可逆回路素子は、さらに前記複合基板と前記グランド導
体層との間に第2のセラミック層が介在していることを
特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の複合基板型の非可逆回路素子に係り、前記第2のセ
ラミック層には前記フェライト円板の直径よりも小さい
直径を有し、前記フェライト円板に隣接する第2の貫通
穴が形成され、該第2の貫通穴に前記グランド導体層と
接触する埋込導体層が埋め込まれていることを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の複合基板型の非可逆回路素子に係り、前
記回路パターンが前記フェライト円板と隣接する部分か
ら前記複合基板の端部の方に延びてその終端部に入出力
端子が形成され、該入出力端子の位置に対応する部分の
前記第1のセラミック層に入出力端子用穴が形成されて
おり、該入出力端子用穴内に前記入出力端子が露出して
いることを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の複合基板型の非可逆回路素子に係り、前記
回路パターンがインピーダンス調整用パターンを有し、
かつ該インピーダンス調整用パターンの位置に対応する
部分の前記第1のセラミック層にインピーダンス調整用
穴が形成されており、前記インピーダンス調整用穴内に
前記インピーダンス調整用パターンが露出していること
を特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4又は5記載の複合基板型の非可逆回路素子に係
り、前記回路パターンが終端抵抗の接続箇所を有し、か
つ、該接続箇所の位置に対応する部分の前記第1のセラ
ミック層に終端抵抗接続用穴が形成されており、該穴内
に前記終端抵抗の接続箇所が露出していることを特徴と
している。
【0012】請求項7記載の発明は、複合基板型の非可
逆回路素子に係り、フェライト円板がセラミック板の第
1の貫通穴に埋め込まれてなる複合基板と、前記複合基
板の一方の面に積層された第1のセラミック層と、前記
第1のセラミック層の複合基板と反対側の表面に少なく
ともその一部が前記フェライト円板の上方にくるように
形成された回路パターンと、前記複合基板の他方の面側
に形成されたグランド導体層とを有することを特徴とし
ている。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の複
合基板型の非可逆回路素子に係り、前記複合基板型の非
可逆回路素子は、さらに前記複合基板と前記グランド導
体層との間に第2のセラミック層が介在していることを
特徴としている。
【0014】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の複合基板型の非可逆回路素子に係り、前記第2のセ
ラミック層には前記フェライト円板の直径よりも小さい
直径を有し、前記フェライト円板に隣接する第2の貫通
穴が形成され、該第2の貫通穴に前記グランド導体層と
接触する埋込導体層が埋め込まれていることを特徴とし
ている。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項7,8又
は9記載の複合基板型の非可逆回路素子に係り、前記第
1のセラミック層には前記フェライト円板の直径よりも
小さい直径を有し、前記フェライト円板に隣接する第3
の貫通穴が形成され、該第3の貫通穴に前記回路パター
ンと接触する埋込導体層が埋め込まれていることを特徴
としている。
【0016】請求項11記載の発明は、複合基板型の非
可逆回路素子の製造方法に係り、一方の表面に回路パタ
ーンが形成された板状の第1のグリーンシートを前記回
路パターンが上側又は下側に向くようにして置く工程
と、第1の貫通穴を備えた板状の第2のグリーンシート
を、少なくとも前記回路パターンの一部と前記第1の貫
通穴とが直接又は前記第1のグリーンシートを介して隣
接するように前記第1のグリーンシートの上に積層する
工程と、前記積層された第1のグリーンシートと第2の
グリーンシートとをプレスする工程と、前記第1のグリ
ーンシート上に積層された前記第2のグリーンシートの
第1の貫通穴に焼結したフェライト円板をはめ込む工程
と、グランド導体層が一方の表面に形成され、前記フェ
ライト円板よりも小さい直径の第2の貫通穴に前記グラ
ンド導体層と接触する埋込導体層が埋め込まれた板状の
第3のグリーンシートを、前記グランド導体層の形成面
と反対側の面が前記第2のグリーンシートに対面し、か
つ前記埋込導体層が前記フェライト円板上にくるように
前記第2のグリーンシート上に積層する工程と、前記積
層された第1のグリーンシートと第2のグリーンシート
と第3のグリーンシートとをプレスする工程と、前記積
層された第1のグリーンシートと第2のグリーンシート
と第3のグリーンシートとを焼成する工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0017】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の複合基板型の非可逆回路素子の製造方法に係
り、前記積層された第1のグリーンシートと第2のグリ
ーンシートとをプレスする工程、及び/又は、前記積層
された第1のグリーンシートと第2のグリーンシートと
第3のグリーンシートとをプレスする工程が、静水圧で
プレスする工程であることを特徴としている。
【0018】
【作用】この発明の構成によれば、従来例の場合と異な
り、グリーンシートの状態で印刷用マスクを用いて回路
パターンを印刷しているため、グリーンシートの収縮率
を考慮することなく、回路パターンの印刷用マスクの寸
法設計を行うことができる。また、フェライト円板を埋
め込むべきグリーンシートと回路パターンを形成すべき
グリーンシートを別々にし、グリーンシートの状態で積
層してフェライト円板と回路パターンの位置あわせを行
い、この後、一体焼成することにしているため、フェラ
イト円板と回路パターンの位置ずれを防止することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。 ◇第1の実施の形態 図1及び図2は、この発明の第1の実施の形態である複
合基板型サーキュレータ(以下、単に、サーキュレータ
ともいう)の概略構成を示す図であり、図1は、図2の
A−A線に沿う断面図、また、図2は、図1のB方向か
ら見た平面図である。この形態のサーキュレータは、図
1及び図2に示すように、中心周波数30GHzでの動
作に適した構成とされ、大きさ3mm□、厚さ約0.2
5mmのアルミナからなるセラミック板16に穿孔され
た第1の貫通穴に直径略1.7mmのフェライト円板1
8がはめ込まれることで構成されたフェライト/セラミ
ック複合基板102を有してなる。ここでは、フェライ
ト円板18の材料として飽和磁束密度5000ガウスを
有するNi−Zn系フェライトを用いている。フェライ
ト/セラミック複合基板102の一方の面には、回路パ
ターン103を挟んで厚さ0.03mmの第1のセラミ
ック層11が積層されている。
【0020】回路パターン103は、フェライト円板1
8の形に合わせて、金膜や銀膜によって成形され、フェ
ライト円板18と隣接する部分、すなわち、直径略1.
3mmの円形部13を有している。図2に示すように、
この円形部13から三方に、かつ放射状に幅略0.25
mmのマイクロストリップライン13a,13b,13
cが延びて基板の周辺部で終端している。この終端部
は、入出力端子14a,14b,14cとして使用され
る。各入出力端子14a,14b,14cの近辺には、
各入出力端子14a,14b,14cと分離して、オー
プンスタブ/調整ランド15a,15b,15cが設け
られている。
【0021】さらに、図2に示すように、入出力端子1
4a,14b,14cの位置に対応する部分の第1のセ
ラミック層11に入出力端子用穴12a,12b,12
cが形成されており、この入出力端子用穴12a,12
b,12c内に入出力端子14a,14b,14cが露
出している。この入出力端子用穴12a,12b,12
cを通して、金或いは銀リボン等によりこの回路パター
ン103と他の回路パターンとが接続可能になされてい
る。図3(a),(b)に入出力端子等14a,14
b,14cの配置例を示す。
【0022】また、図1に示すように、フェライト/セ
ラミック複合基板102の他方の面には、第2のセラミ
ック層19が積層され、複合基板102と反対側の第2
のセラミック層19の表面には、金膜や銀膜からなるグ
ランド導体層20が形成されている。このように、この
サーキュレータの形態によれば、フェライト/セラミッ
ク複合基板102と第1のセラミック層11の間に回路
パターン103、104が挟まれているので、回路パタ
ーン103、104の膜はがれを防止して性能や信頼性
の向上を図ることができる。
【0023】次に、図4乃至図7を参照して、上記複合
基板型サーキュレータの製造方法について説明する。図
4は、多数の複合基板を作成可能な大型グリーンシート
の平面図、図5及び図6は、複合基板型サーキュレータ
の製造方法を示す工程断面図であり、図7(a)は、回
路パターンが形成された第1のグリーンシートの構成を
示す平面図、また、図7(b)はフェライト/セラミッ
ク複合基板となる第2のグリーンシートの構成を示す平
面図である。ところで、フェライト/セラミック基板を
作成するときに、グリーンシートの貫通穴にフェライト
円板をはめ込むために、グリーンシートの貫通穴の直径
をフェライト直径より大きくする必要があるが、その場
合、グリーンシートの貫通穴にフェライトを挿入したと
きに貫通穴とフェライト円板の間にはわずかな隙間が生
じる。このようなグリーンシートの表面に導体ペースト
を用いて回路パターンを印刷し、積層して圧力を加える
と、回路パターンを構成する導体材料がその隙間に入り
込む。場合によっては、欠落した導体が他方のグリーン
シートの表面に形成された導体近傍まで侵入する虞があ
る。このような状態では、電気的インピーダンスが設計
値から外れて入力電流の反射が起こり、サーキュレータ
の機能を果たさなくなってしまう。従って、そのような
虞のない製造方法を採用する必要がある。
【0024】この形態の複合基板型サーキュレータ/ア
イソレータの製造方法においては、まず、図4に示すよ
うに、大型グリーンシート105を用意して多数の複合
基板を作成するのであるが、説明の都合上、サーキュレ
ータ1個分の小さなグリーンシートを対象にして説明す
る。まず、図5(a)に示すように、焼成後の厚さが
0.03mmとなり、大きさが3mm□となるような板
状の第1のグリーンシート12aを用意する。この場
合、図7(a)に示すように、入出力端子の位置に対応
する部分に入出力端子用穴12a,12b,12cを形
成しておく。
【0025】次いで、図5(a)に示すように、図示し
ない印刷マスクを使用し、金或いは銀系の導電ペースト
を用いて、第1のグリーンシート12aの一方の表面に
導体膜を印刷することにより、回路パターン103のう
ち、図7(a)に示す第1のグリーンシート12aの中
央部にフェライト円板と隣接する部分、すなわち、直径
略1.3mmの円形部13と、その円形部13から三方
に、かつ放射状に基板の周辺部に延びる幅略0.25m
mのマイクロストリップライン13a,13b,13c
とを形成する。マイクロストリップライン13a,13
b,13cのそれぞれの終端部が、対応する入出力端子
用穴12a,12b,12cに達することができるよう
にする。
【0026】この場合、焼成前のグリーンシート11a
又は11b表面に直接回路パターン13,13a,13
b,13c又は13を形成しているので、印刷マスク
は、グリーンシート11a又は11bの収縮率をほとん
ど考慮しなくても良い。次に、図5(a)に示すよう
に、回路パターンの一部が形成された第1のグリーンシ
ート11aを回路パターンが上側に向くようにして、図
示しない積層治具にセットする。
【0027】次いで、図5(b)に示すように、第1の
貫通穴17と入出力端子14a,14b,14cとを備
えた板状の第2のグリーンシート16aを用意する。第
2のグリーンシート16aの大きさは、第1のグリーン
シート11aと略同じ大きさを有し、第1のグリーンシ
ート11a上に第2のグリーンシート16aを積層する
と、第1の貫通穴17と第1のグリーンシート11aの
回路パターンの円形部13とが重なるように、第1の貫
通穴17が穿設されている。また、第1のグリーンシー
ト11a上に第2のグリーンシート16aを積層したと
き、第1のグリーンシート11aのマイクロストリップ
ライン13a,13b,13cの各終端部と一部が重な
って接続するように、第2のグリーンシート16aに
は、入出力端子14a,14b,14cが形成されてい
る。次に、図5(c)に示すように、第2のグリーンシ
ート16aを第1のグリーンシート11aの上に積層す
る。このとき、マイクロストリップライン13a,13
b,13cの各終端部と入出力端子14a,14b,1
4cの先端部とが重なる。
【0028】次いで、積層された第1のグリーンシート
11aと第2のグリーンシート16aとを静水圧を加え
て押圧する。このとき、マイクロストリップライン13
a,13b,13cの各終端部と入出力端子14a,1
4b,14cの先端部が相互につぶれて一体化し、低抵
抗接続が実現される。次に、図5(d)に示すように、
焼結したフェライト円板18を用意する。次いで、第1
のグリーンシート11a上に積層された第2のグリーン
シート16aの第1の貫通穴17にこの第1の貫通穴1
7よりも少し小さい直径を有する焼結したフェライト円
板18を埋め込む。
【0029】次に、図6(a)に示すように、板状の第
3のグリーンシート19aを用意し、第3のグリーンシ
ート19aの一方の表面全面に例えば金或いは銀系の導
電ペーストを塗布し、グランド導体層20を形成する。
この後、図6(b)に示すように、この第3のグリーン
シート19aを、グランド導体層20の形成面と反対側
の面が第2のグリーンシート19aに対面するように第
2のグリーンシート19a上に積層する。次いで、積層
された第1のグリーンシート11aと第2のグリーンシ
ート16aと第3のグリーンシート19aとを静水圧を
加えて押圧する。次に、積層された第1のグリーンシー
ト11aと第2のグリーンシート16aと第3のグリー
ンシート19aとを所定の温度で焼成すると、複合基板
型サーキュレータが完成する。完成した複合基板型サー
キュレータを図2に示す。
【0030】このように、このサーキュレータの製造方
法では、焼成前の第1のグリーンシート11a又は11
b表面に印刷用マスクを用いて回路パターン13,13
a,13b,13c又は13を印刷し、第2のグリーン
シート16aにフェライト円板18をはめ込んだのち、
第1のグリーンシート11aと第2のグリーンシート1
6aとを積層することによりフェライト円板18と回路
パターンの円形部13の位置あわせを行っている。つま
り、この実施の形態によれば、従来例の場合と異なり、
グリーンシートの状態で印刷用マスクを用いて回路パタ
ーンを印刷しているため、グリーンシートの収縮率を考
慮することなく回路パターンの印刷用マスクの寸法設計
を行うことができる。
【0031】また、フェライト円板18と回路パターン
13,13a,13b,13cとを別々のグリーンシー
ト11a,16aに形成し、グリーンシート11a,1
6aの状態で積層してフェライト円板18と回路パター
ンの円形部13の位置あわせを行い、その後焼成してい
る。したがって、焼成時に、積層されたグリーンシート
11a,16aをともに同じ焼成温度とすることは容易
なため、同じ材料組成のグリーンシートを用いれば、焼
成時に、積層されたグリーンシート11a,16aがと
もに同じ焼成温度となり、材料組成に基づいて同じよう
に収縮する。このため、図8に示すように、フェライト
円板18と回路パターン13,13a,13b,13c
の位置ずれを防止できる。それゆえ、平面加工研磨を省
略でき、サーキュレータを安価に実現できる。
【0032】また、できるだけ同じ組成のものを用いる
ようにすれば、焼成時のグリーンシートの収縮率のばら
つきが起こらないため、グリーンシートの組成範囲は限
定されない。これに対して、従来例の場合は、収縮率の
範囲が限られるため、組成範囲を限定する必要がある。
また、フェライト円板18の凹凸表面が露出するフェラ
イト/セラミック複合基板102の表面ではなくて、こ
のままで平坦な表面を形成しやすいセラミックのグリー
ンシート11a,16a,19a上に回路パターン等1
3,13a,13b,13cを印刷しているので、回路
パターン等13,13a,13b,13cの膜厚のばら
つきや膜はがれを防止できる。
【0033】◇第2の実施の形態 図9は、この発明の第2の実施の形態である複合基板型
アイソレータ(以下、単に、アイソレータともいう)の
概略構成を示す平面図である。この形態のアイソレータ
が、上述の第1の実施の形態のサーキュレータと大きく
異なるところは、同サーキュレータでは、図2に示すよ
うに、マイクロストリップライン13a,13b,13
cの終端部は入出力端子14a,14b,14cとして
使用される構成となっているが、このアイソレータで
は、図9に示すように、マイクロストリップライン13
a,13b,13cの終端部のうち何れか2つが入出力
端子14a,14bとして使用され、残りの一つが終端
抵抗24の接続端子14cとして使用される構成となっ
ている点、及び、終端抵抗24の接続端子14cより端
部の方にさらにマイクロストリップライン13dが延
び、入力端子14dとして終端する構成となっている点
である。
【0034】これに伴い、このアイソレータでは、入出
力端子14cの代わりに入出力端子14dの位置に対応
する部分の第1のセラミック層11に入出力端子用穴1
2dが形成されており、この入出力端子用穴12d内に
入出力端子14d及び調整ランド15dが露出してい
る。また、マイクロストリップライン13cの終端部1
4cの位置に対応する箇所の第1のセラミック層11に
は、終端抵抗接続用穴23が設けられている。
【0035】また、アイソレータの回路パターン104
は、同図に示すように、インピーダンス調整用パターン
22a,22b,22cを有しており、インピーダンス
調整用パターン22a,22b,22cの位置に対応す
る箇所の第1のセラミック層11にインピーダンス調整
用穴21a,21b,21cが設けられている。これに
より、インピーダンス調整用穴21a,21b,21c
を通してインピーダンス調整用パターン22a,22
b,22cを外観し、インピーダンス調整用穴21a,
21b,21cを通して回路のインピーダンスを調整す
ることが可能となっている。なお、サーキュレータの回
路パターン103においても、同じ位置にインピーダン
ス調整用パターン22a,22b,22cを設けるよう
にしても良い。
【0036】上記以外の点では、このアイソレータの構
成は、図2に示すサーキュレータのそれと略同様である
ので、図9において、図2の構成部分と同一の各部には
同一の符号を付して、その説明を省略する。上記構成の
アイソレータを製造する際には、第1のグリーンシート
11bには、予め、図10(a)に示すように、回路パ
ターンのうち、フェライト円板と隣接する円形部13の
部分だけを形成しておき、さらに、入出力端子の位置に
対応する部分に入出力端子用穴12a,12b,12d
を形成する他、終端抵抗接続用穴23及びインピーダン
ス調整用穴21a,21b,21cを形成しておく。第
2のグリーンシート16bには、同図(b)に示すよう
に、第1の貫通穴17と、マイクロストリップライン1
3a,13b,13cと、その各終端部の先まで延びる
入出力端子14a,14b,14cを予め形成してお
く。この場合において、マイクロストリップライン13
a,13b,13cは、第2のグリーンシート16bを
第1のグリーンシート11bの上に積層したときに、第
1のグリーンシート11bの円形部13と第2のグリー
ンシート16bのマイクロストリップライン13a,1
3b,13cの先端部がそれぞれ重なるように配置して
おく。
【0037】このようにしておけば、第1のグリーンシ
ート11bと、第2のグリーンシート16bとを押圧積
層する際、円形部13と、マイクロストリップライン1
3a,13b,13cの各先端部とが、相互につぶれて
一体化するので、低抵抗接続を実現できる。上記以外の
製造手順は、上述の第1の実施の形態で述べたサーキュ
レータの製造手順と略同様である。このように、この形
態によれば、上述した第1の実施の形態と略同様の効果
を得ることができる。
【0038】◇第3の実施の形態 図11は、この発明の第3の実施の形態である複合基板
型サーキュレータについて示す平面図、また、図12
は、同サーキュレータの製造方法を説明するための説明
用断面図である。この形態のサーキュレータが、上記第
1の実施の形態と大きく異なるところは、図11に示す
ように、第2のセラミック層25に第2の貫通穴26を
設け、グランド導体層20と接触させて埋込導体層27
を埋め込み、積層したときに埋込導体層27とフェライ
ト円板18とが直接隣接するようにしている点である。
こうすると、挿入損失が抑えられので、フェライト円板
18の特性を充分に活かすことができる。次に、図12
を参照して、この形態のサーキュレータの製造方法につ
いて説明する。まず、図5(a)乃至(e)と同様の工
程を経て、第1のグリーンシート11a上に積層された
第2のグリーンシート16aの第1の貫通穴17に焼結
したフェライト円板18をはめ込む。次に、図12
(a)に示すように、板状の第3のグリーンシート25
aを用意し、フェライト円板18よりも小さい直径の第
2の貫通穴26を形成する。次いで、図12(b)に示
すように、第3のグリーンシート25aの一方の表面に
導体ペースト28を塗布し、第2の貫通穴26に導体ペ
ースト28を埋め込む。
【0039】続いて、導体ペースト28の塗布面と反対
側の面が第1のグリーンシート11a上に積層された第
2のグリーンシート16aに対面し、かつ第2の貫通穴
26がフェライト円板18上にくるように第3のグリー
ンシート25aを第2のグリーンシート16a上に積層
する。次いで、積層された第1のグリーンシート11a
と、第2のグリーンシート16aと、第3のグリーンシ
ート25aとを静水圧により押圧する。次に、図12
(c)に示すように、積層された第1のグリーンシート
11aと、第2のグリーンシート16aと、第3のグリ
ーンシート25aとを焼成する。第2の貫通穴26内の
導体ペースト28が埋込導体層27となり、セラミック
層25上の導体ペースト28が埋込導体層27と接触す
るグランド導体層20となる。以上により、複合基板型
サーキュレータが完成する。
【0040】このように、この形態のサーキュレータの
製造方法によれば、上記した第1の実施の形態で述べた
と略同様の効果を得ることができる。なお、図9に示す
回路パターン104を用いることにより、この形態のサ
ーキュレータと基本構造が略同一のアイソレータを作成
できる。
【0041】◇第4の実施の形態 図13及び図15は、この発明の第4の実施の形態だあ
る複合基板型アイソレータ(以下、単に、アイソレータ
ともいう)の概略構成を示す図で、具体的には、図13
は、図15のC−C線に沿う断面図、図15は、図13
のD方向から見た平面図、また、図16(a)は、同ア
イソレータの製造に用いられる第1のセラミック基板の
構成を示す平面図、また、同(b)は、同じく第2のセ
ラミック基板の構成を示す平面図である。この形態のア
イソレータが、第2の実施の形態のアイソレータと大き
く異なるところは、図13及び図15に示すように、複
合基板16と反対側の第1のセラミック層29の表面に
回路パターン104を形成するようにした点である。こ
の場合、第1のセラミック層29を介して、フェライト
円板18上に回路パターンの円形部13がくるようにす
る。
【0042】この形態のアイソレータの製造方法では、
図16(a)に示すように、全ての回路パターン104
を第1のグリーンシート29aに形成する点、図16
(b)に示すように、第2のグリーンシート16aに第
1の貫通穴17のみを形成する点、及び回路パターン1
04が複合基板となる第2のグリーンシート16aと反
対側に向くように第2のグリーンシート16aと第1の
グリーンシート29aを積層する点を除いて、第1の実
施の形態と略同様な工程を経る。すなわち、回路パター
ン104を印刷した第1のグリーンシート29a→複合
基板となる第2のグリーンシート16a→静水圧プレス
→第2のグリーンシート16aへのフェライト円板18
のはめ込み→グランド導体層20を印刷した第3のグリ
ーンシート→静水圧プレスという積層手順に従ってアイ
ソレータを作成する。なお、サーキュレータは、全ての
回路パターン103を第1のグリーンシート29aに形
成する以外、上記と略同様にして作成することができ
る。
【0043】このように、この形態のアイソレータによ
れば、フェライト/セラミック複合基板16と反対側の
第1のセラミック層29の表面に回路パターン104又
は103が形成されているので、材料そのものの性質上
表面が凹凸しているフェライト円板18表面上に回路パ
ターン104又は103を形成しなくても良いので、表
面の凹凸に起因する回路パターン104又は103の膜
厚のばらつき等を防止して性能の向上を図ることができ
る。
【0044】◇第5の実施の形態 図14は、この発明の第5の実施の形態であるアイソレ
ータの概略構成を示す断面図である。この形態のアイソ
レータでは、同図に示すように、複合基板16と反対側
の第2のセラミック層19の表面にグランド導体層20
が形成されている点、及び第2のセラミック層19に第
2の貫通穴26が形成されてグランド導体層20と接触
する埋込導体27が埋め込まれている点は第2の実施の
形態と略同様であるが、複合基板16と反対側の第1の
セラミック層30の表面に回路パターン104が形成さ
れている点、及び第1のセラミック層30に第3の貫通
穴31が形成されて回路パターン104と接触する埋込
導体32が埋め込まれている点が第2の実施の形態と大
きく異なっている。この場合、積層したときに各埋込導
体32,27がフェライト円板18と隣接させて、挿入
損失を極力抑えるようにする。
【0045】また、この形態のアイソレータの製造方法
では、全ての回路パターン104が形成されている図1
6(a)に示す第1のグリーンシート30aを回路パタ
ーン104を複合基板となる第2のグリーンシート16
aと反対側に向けて積層する点、図16(b)に示すよ
うに第2のグリーンシート16aに第1の貫通穴17の
みを形成する点、及び第1のグリーンシート30aの回
路パターン104の円形部13の位置に第3の貫通穴3
1を形成する点を除いて、第2の実施の形態と同様の工
程を経て作成される。すなわち、回路パターン104を
印刷した第1のグリーンシート30a→複合基板となる
第2のグリーンシート16a→静水圧プレス→第2のグ
リーンシート16aへのフェライト円板18のはめ込み
→グランド導体層20を印刷した第3のグリーンシート
→静水圧プレスという積層手順に従って複合基板型アイ
ソレータを作成する。このように、この形態のアイソレ
ータによれば、上述の第4の実施の形態で述べたと略同
様の効果を得ることができる。
【0046】◇比較実験 次に、上記した第2乃至第5の実施の形態に従って、そ
れぞれ、図9、図11、図13及び図14に示す構成の
アイソレータを作成し、アイソレータ特性を測定した。
ただし、図11において、回路パターンとして、図9に
示すアイソレータの回路パターン104を用いた。N
o.1乃至No.6の6種類の試料を作成し、これらの
各々の試料を500個用意した。No.1乃至No.6
の試料のうち、No.1乃至No.4の試料はそれぞれ
図9、図11、図13及び図14に示す構成を有し、第
2乃至第5の実施の形態の積層手順により作成したもの
である。すなわち、回路パターンを印刷した第1のグリ
ーンシート→複合基板となる第2のグリーンシート→静
水圧プレス→第2のグリーンシートへのフェライト円板
のはめ込み→グランド導体層を印刷した第3のグリーン
シート→静水圧プレスという積層手順に従って作成し
た。なお、No.1乃至No.6の試料のうち、No.
5及びNo.6は比較試料である。No.5及びNo.
6は、各々図9及び図11の構成を有する。ただし、図
11において、回路パターンとして図9に示すアイソレ
ータの回路パターン104を用いた。そして、上記実施
の形態とは逆の積層手順で積層したものである。すなわ
ち、グランド導体層を印刷した第3のグリーンシート→
複合基板となる第2のグリーンシート→静水圧プレス→
第2のグリーンシートへのフェライト円板のはめ込み→
回路パターンを印刷した第1のグリーンシート→静水圧
プレスという積層手順に従って作成した。
【0047】測定は、直径1.8mm、高さ4mmの最
大BH積28MGOeの永久磁石(図示しない)を回路
パターンの円形部上方に100μm程度のギャップを設
けて配置し、図9に示すように、マイクロストリップラ
インの終端抵抗接続部を50Ωのチップ抵抗(終端抵
抗)24で終端して行った。動作周波数及び挿入損失の
平均値を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上
記実施の形態では、セラミック板及びセラミック層の材
料としてアルミナを用いているが、他の種類のセラミッ
クを用いても良い。また、回路パターンやグランド導体
層の材料として、金系又は銀系の導電膜を用いている
が、他の種類の導電膜を用いても良い。さらに、回路パ
ターンやグランド導体層の形成方法として導電ペースト
を印刷する方法を用いているが、蒸着等他の方法を用い
ても良い。また、インピーダンス調整用開口部や終端抵
抗接続用穴を第1のセラミック層に形成しているが、第
2のセラミック層及び複合基板に形成しても良い。さら
に、グリーンシートを押圧する際に、静水圧を加えてい
るが、グリーンシートの上下から圧力を加えても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の形態に
よれば、グリーンシートの状態で印刷用マスクを用いて
回路パターンを印刷しているため、グリーンシートの収
縮率を考慮することなく、回路パターンの印刷用マスク
の寸法設計を行うことができる。また、フェライト円板
と回路パターンとを別々のグリーンシートに形成し、グ
リーンシートの状態で積層してフェライト円板と回路パ
ターンの位置あわせを行い、その後焼成しているので、
焼成時に、積層されたグリーンシートがともに同じ焼成
温度となり、材料組成に基づいて同じように収縮し、こ
れにより、フェライト円板と回路パターンの位置ずれを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態であるサーキュレ
ータの概略構成を示す断面図である。
【図2】図1のB方向からみた同サーキュレータの構成
を示す平面図である。
【図3】同サーキュレータの入出力端子の配置を示す平
面図である。
【図4】同サーキュレータの製造方法を説明するための
図、大型グリーンシートの構成を示す平面図である。
【図5】同サーキュレータの製造方法を説明するための
説明用断面図である。
【図6】同サーキュレータの製造方法を説明するための
説明用断面図である。
【図7】(a)は、同サーキュレータの製造に用いられ
る第1のセラミック基板の構成を示す平面図、(b)は
同じく第2のセラミック基板の構成を示す平面図であ
る。
【図8】同製造方法により作成された、パターンの位置
ずれがほとんど起きていないサーキュレータの平面図で
ある。
【図9】この発明の第2の実施の形態であるアイソレー
タの概略構成を示す平面図である。
【図10】(a)は、同アイソレータの製造方法に用い
られる第1のセラミック基板の構成を示す平面図、ま
た、(b)は同じく第2のセラミック基板の構成を示す
平面図である。
【図11】この発明の第3の実施の形態であるサーキュ
レータの概略構成を示す断面図である。
【図12】同サーキュレータの製造方法を説明するため
の説明用断面図である。
【図13】この発明の第4の実施の形態であるアイソレ
ータの概略構成を示す断面図である。
【図14】この発明の第5の実施の形態であるアイソレ
ータの概略構成を示す断面図である。
【図15】図13のD方向から見た平面図である。
【図16】(a)は、この発明の第4の実施の形態であ
るアイソレータの製造に用いられる第1のセラミック基
板の構成を示す平面図、(b)は同じく第2のセラミッ
ク基板の構成を示す平面図である。
【図17】従来例における複合基板型サーキュレータ/
アイソレータの製造方法を説明するための説明用断面図
である。
【図18】同サーキュレータの製造方法により作成され
た複合基板型サーキュレータで発生したパターンの位置
ずれの様子を示す平面図である。
【符号の説明】
11,29,30 第1のセラミック層 11a,29a,30a 第1のグリーンシート 12a,12b,12c,12d 入出力端子用穴 13 円形部(フェライト円板と隣接する部分 回
路パターン) 13a,13b,13c,13d マイクロストリ
ップライン(回路パターン) 14a,14b,14c,14d 入出力端子(回
路パターン) 16 セラミック板 16a 第2のグリーンシート 17 第1の貫通穴 18 フェライト円板 19,25 第2のセラミック層 19a 第3のグリーンシート 20 グランド導体層 21a,21b,21c インピーダンス調整用穴 22a,22b,22c インピーダンス調整用パ
ターン 23 終端抵抗接続用穴 24 終端抵抗 26 第2の貫通穴 27,32 埋込導体層 31 第3の貫通穴 102 複合基板 103,104 回路パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 芳嗣 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 生稲 一洋 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5E336 AA07 BB05 BB11 BB18 CC32 CC51 GG11 5J013 EA02 FA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト円板がセラミック板の第1の
    貫通穴に埋め込まれてなる複合基板と、 前記フェライト円板と隣接する部分を持つ回路パターン
    を挟んで前記複合基板の一方の面に積層された第1のセ
    ラミック層と、 前記複合基板の他方の面側に形成されたグランド導体層
    とを有することを特徴とする複合基板型の非可逆回路素
    子。
  2. 【請求項2】 前記複合基板型の非可逆回路素子は、さ
    らに前記複合基板と前記グランド導体層との間に第2の
    セラミック層が介在していることを特徴とする請求項1
    記載の複合基板型の非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 前記第2のセラミック層には前記フェラ
    イト円板の直径よりも小さい直径を有し、前記フェライ
    ト円板に隣接する第2の貫通穴が形成され、かつ、該第
    2の貫通穴に前記グランド導体層と接触する埋込導体層
    が埋め込まれていることを特徴とする請求項2記載の複
    合基板型の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 前記回路パターンが前記フェライト円板
    と隣接する部分から前記複合基板の端部の方に延びてそ
    の終端部に入出力端子が形成され、該入出力端子の位置
    に対応する部分の前記第1のセラミック層に入出力端子
    用穴が形成されており、該入出力端子用穴内に前記入出
    力端子が露出していることを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の複合基板型の非可逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記回路パターンがインピーダンス調整
    用パターンを有し、かつ、該インピーダンス調整用パタ
    ーンの位置に対応する部分の前記第1のセラミック層に
    インピーダンス調整用穴が形成されており、前記インピ
    ーダンス調整用穴内に前記インピーダンス調整用パター
    ンが露出していることを特徴とする請求項1,2,3又
    は4記載の複合基板型の非可逆回路素子。
  6. 【請求項6】 前記回路パターンが終端抵抗の接続箇所
    を有し、かつ、該接続箇所の位置に対応する部分の前記
    第1のセラミック層に終端抵抗接続用穴が形成されてお
    り、該穴内に前記終端抵抗の接続箇所が露出しているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の複合
    基板型の非可逆回路素子。
  7. 【請求項7】 フェライト円板がセラミック板の第1の
    貫通穴に埋め込まれてなる複合基板と、 前記複合基板の一方の面に積層された第1のセラミック
    層と、 前記第1のセラミック層の複合基板と反対側の表面に少
    なくともその一部が前記フェライト円板の上方にくるよ
    うに形成された回路パターンと、 前記複合基板の他方の面側に形成されたグランド導体層
    とを有することを特徴とする複合基板型の非可逆回路素
    子。
  8. 【請求項8】 前記複合基板型の非可逆回路素子は、さ
    らに前記複合基板と前記グランド導体層との間に第2の
    セラミック層が介在していることを特徴とする請求項7
    記載の複合基板型の非可逆回路素子。
  9. 【請求項9】 前記第2のセラミック層には前記フェラ
    イト円板の直径よりも小さい直径を有し、前記フェライ
    ト円板に隣接する第2の貫通穴が形成され、かつ、該第
    2の貫通穴に前記グランド導体層と接触する埋込導体層
    が埋め込まれていることを特徴とする請求項8記載の複
    合基板型の非可逆回路素子。
  10. 【請求項10】 前記第1のセラミック層には前記フェ
    ライト円板の直径よりも小さい直径を有し、前記フェラ
    イト円板に隣接する第3の貫通穴が形成され、かつ、該
    第3の貫通穴に前記回路パターンの一部と接触する埋込
    導体層が埋め込まれていることを特徴とする請求項7,
    8又は9記載の複合基板型の非可逆回路素子。
  11. 【請求項11】 一方の表面に回路パターンが形成され
    た板状の第1のグリーンシートを前記回路パターンが上
    側又は下側に向くようにして置く工程と、 第1の貫通穴を備えた板状の第2のグリーンシートを、
    少なくとも前記回路パターンの一部と前記第1の貫通穴
    とが直接又は前記第1のグリーンシートを介して隣接す
    るように前記第1のグリーンシートの上に積層する工程
    と、 前記積層された第1のグリーンシートと第2のグリーン
    シートとをプレスする工程と、 前記第1のグリーンシート上に積層された前記第2のグ
    リーンシートの第1の貫通穴に焼結したフェライト円板
    を埋め込む工程と、 グランド導体層が一方の表面に形成され、前記フェライ
    ト円板よりも小さい直径の第2の貫通穴に前記グランド
    導体層と接触する埋込導体層が埋め込まれた板状の第3
    のグリーンシートを、前記グランド導体層の形成面と反
    対側の面が前記第2のグリーンシートに対面し、かつ前
    記埋込導体層が前記フェライト円板上にくるように前記
    第2のグリーンシート上に積層する工程と、 前記積層された第1のグリーンシートと第2のグリーン
    シートと第3のグリーンシートとをプレスする工程と、 前記積層された第1のグリーンシートと第2のグリーン
    シートと第3のグリーンシートとを焼成する工程とを有
    することを特徴とする複合基板型の非可逆回路素子の製
    造方法。
  12. 【請求項12】 前記積層された第1のグリーンシート
    と第2のグリーンシートとをプレスする工程、及び/又
    は、前記積層された第1のグリーンシートと第2のグリ
    ーンシートと第3のグリーンシートとをプレスする工程
    は、静水圧でプレスする工程であることを特徴とする請
    求項11記載の複合基板型の非可逆回路素子の製造方
    法。
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