JP2000202291A - 新規触媒、過酸化水素の製造方法、及び酸化工程での過酸化水素の使用 - Google Patents

新規触媒、過酸化水素の製造方法、及び酸化工程での過酸化水素の使用

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の問題を克服し、同時に従来法では困難
であった工業的な規模での利用するのに十分に高い生産
性を持つ、過酸化水素の製造法を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、スルホン基により官能化され
た酸性の活性炭に担持された第VIII族の金属からなる
触媒、該触媒を用いる水素と酸素からの過酸化水素の合
成方法、及びチタン−シリカライトにより触媒される酸
化工程での過酸化水素溶液の使用に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スルホン基により
官能化された酸性の活性炭に担持された第VIII族の金
属からなる触媒、該触媒を用いる、水素と酸素から過酸
化水素を直接合成する方法、並びに、チタン−シリカラ
イトにより触媒される酸化工程での過酸化水素溶液の使
用、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】過酸化水素は、織物産業や製紙工業にお
いて漂白剤として、環境の分野で殺生物剤として、また
化学工業において広く用いられている、産業上重要な生
成物である。
【0003】特に、例えばオレフィンのエポキシ化(ヨ
ーロッパ特許第100,119号)、カルボニル化合物
のアンモオキシム化(米国特許第4,794,198
号)、アンモニアのヒドロキシルアミンへの酸化(米国
特許第5,320,819号)、及び芳香族炭化水素のヒ
ドロキシル化(米国特許第4,369,783号)のよう
な、チタンシリカライトにより触媒される一連の酸化反
応に過酸化水素を用いることが、当該技術分野で知られ
ている。
【0004】一般的には、アルキルアントラキノンを交
互に酸化・還元させることを基本とする合成法で得られ
る過酸化水素の水溶液が用いられる。しかしながら、こ
れらの方法には、多量の試薬を用いて作業する必要があ
ること、数多くの工程が必要とされること、中間体の価
格が比較的高いこと、及び不活性な副生物が生成される
ことから生じる、本質的な欠点がある。その為、過酸化
水素を合成する為のその他の方法が当該技術分野で提案
されている。それらの中には、水素と酸素から過酸化水
素を直接合成する為に、キャリアに担持された貴金属、
好ましくはパラジウムからなる触媒系を用いる方法があ
る。
【0005】例えば、米国特許第4,772,458号明
細書には、木炭に担持されたパラジウムをベースとする
触媒を用いる過酸化水素の合成法が記載されている。こ
の方法では、反応を、モル比が少なくとも2:1である
水素イオンと臭化物イオンの存在下、水中で行う。これ
らのH+イオンとBr-イオンは、硫酸、燐酸、塩酸、も
しくは硝酸のような強酸と、臭素塩とを組み合わせて供
給する。高濃度の過酸化水素を得る為には、通常、2.
5〜10g/リットルの量の酸が必要とされる。
【0006】多量の酸を使用すると、例えばオートクレ
ーブの腐食といった技術的な性質の問題の他に、触媒の
活性相(金属)が反応媒体に溶解し、その結果、触媒そ
のものの活性や寿命が低下するといった重大な問題も生
じる。更に、反応媒体に溶解した金属は、現在利用でき
る再循環法を用いて回収するのが難しい。それに加え
て、この方法は臨界条件下で機能する。反応混合物の5
%を超える(通常18%)濃度の水素を用いるからであ
るが、その為、この方法は、水素/酸素混合物の爆発限
界の範囲に入る。
【0007】米国特許第4,889,705号は、H+
オンとBr-イオンをHBrとして直接供給する、過酸
化水素の改良された合成法に関するものである。この方
法に従って作業する場合、過酸化水素を得る為には、1
-4モル/リットルを超えるBr-イオンが必要とされ
る。多量のハロゲン化物を用いると、触媒の金属と生成
される過酸化水素溶液の両方が不安定になる、という問
題が生じる。
【0008】これらの欠点を克服する為に、反応媒体中
に酸及び/又は臭素イオンがなくても実施できる別の方
法が提案された。例えば、ヨーロッパ特許出願第49
2,064号明細書には、ハロゲン化樹脂、特に臭素化
スチレン/ジビニルベンゼン樹脂に担持されたパラジウ
ムをベースとする触媒を用いる、水素と酸素から過酸化
水素を合成する方法が記載されている。この反応は、硫
酸、燐酸、もしくは硝酸から選ばれる酸の存在下、水中
で行う。しかしながら、この方法で作業すると、得られ
る過酸化水素の濃度は約0.58%である。
【0009】ヨーロッパ特許第504,741号明細書
には、酸化モリブデン、酸化ジルコン、及び酸化タング
ステンから選ばれる酸キャリア、もしくは超酸キャリア
に担持されたパラジウム、もしくはプラチナをベースと
する触媒を用いる、水素と酸素から過酸化水素を合成す
る方法が記載されている。この反応は、反応混合物1リ
ットル当たり0.1ミリモルを超える量の、臭素塩から
選ばれる促進剤の存在下、水中で行う。この方法に従っ
て作業すると、過酸化水素が1%以下の濃度で得られ
る。
【0010】米国特許第5,320,921号明細書に
は、水に溶けないようにしたヘテロポリ酸に担持させた
パラジウム、もしくはプラチナをベースとする触媒を用
いる、水素と酸素から過酸化水素を合成する方法が記載
されている。この反応は、臭素イオン(臭化ナトリウム
0.5ミリモル/リットル)の存在下、水中で行う。約
1.1%の量の過酸化水素が得られる。
【0011】従って、当該技術分野で公知のこれらの方
法は、生成される過酸化水素の量についていえば、関心
のもたれる工業的なスケールで利用するのに十分に高い
生産性をもつものではない。その為、過酸化水素の製造
の分野では、更なる改良が必要なことは明らかである。
【0012】スルホン基により官能化された酸性の活性
炭に担持された第VIII族の金属からなる触媒の使用を
基本とする簡単で便利な方法により、当該技術分野での
これらの要求を満たすことができるということが、今回
分かった。
【0013】表面に直接結合していて、反応媒体中に放
出されることのない酸性の官能基を含む官能化された活
性炭を用いるのは、特に以下の点で極めて有利である。 (i)極めて少量(<10-4モル/リットル)のハロゲ
ン化物の使用可能性。 (ii)遊離酸なしでの、もしくは微量の遊離酸(H+
10-4モル/リットル)の存在下での作業の可能性。 (iii)安定な触媒の製造。溶液中の貴金属の量は、3
ppb未満である。 (iv)安定な過酸化水素溶液の製造。 (v)高濃度の過酸化水素溶液の製造。 これは、例えば溶剤除去のような中間処理作業を必要と
しないので、酸化工程で引き続き過酸化水素を用いるの
に有利である。特に、本発明の方法により得られる過酸
化水素の濃度は、チタン−シリカライトにより触媒され
る酸化反応に、濃縮工程なしに直接用いるのに非常に適
している。
【0014】微量のハロゲン化物や僅かな酸性度の存在
は、上記の反応に直接使用するのに不利になることはな
い。後の工程で可能性のある、塩もしくは酸性度の導入
が最低限に押さえられるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】従って、本発明の第一の態様は、
スルホン基により官能化された酸性の活性炭に担持され
た第VIII族の金属からなる触媒に関するものである。
本発明の更なる目的は、スルホン基により官能化された
活性炭の製造方法に関するものである。本発明はまた、
スルホン基により官能化された活性炭、及び金属をベー
スとする触媒用のキャリアとしてのその活性炭の使用に
関するものである。
【0016】本発明の更に別の目的は、促進剤、及びキ
ャリアに担持された第VIII族の金属からなる触媒系の
存在下、溶剤中で、水素と酸素から過酸化水素を製造す
る為の方法であって、該キャリアがスルホン基により官
能化された活性炭であることを特徴とする方法に関する
ものである。更に本発明は、上記のようにして得られた
過酸化水素溶液の、チタン−シリカライトにより触媒さ
れる酸化工程での使用に関するものである。本発明のそ
の他の目的は、以下の説明、及び特許請求の範囲から明
らかである。
【0017】本発明の目的に用いることのできる活性炭
の例は、表面積が少なくとも100m2/gの市販の活
性炭である。表面積が300m2/gを超える活性炭を
用いるのが好ましい。使用する活性炭は、粉末、粒子、
ペレット等の形態のものであって良い。活性炭は、その
ままで用いることができる。或いは、通常1〜10重量
%の塩酸水溶液である希釈された溶液を用いて、50〜
80℃で、活性炭を予め処理する。
【0018】官能化は、硫酸、SO3、もしくはオレウ
ムから選ぶのが好ましいスルホン化剤を用いて行う。活
性炭の官能化は、通常、スルホン化剤:活性炭の重量比
を1:20から20:1、好ましくは1:5から5:1
として行う。官能化反応は、50〜350℃、好ましく
は70〜200℃の温度で、温度とスルホン化剤を考慮
して選択した長さの時間、行う。
【0019】このように処理した活性炭を、その後、洗
浄水が中性になる迄、水で洗浄する。官能化した活性炭
を、酸化剤を用いて引き続き処理する。過酸化水素の希
釈水溶液(1〜4重量%)を、スルホン化活性炭:過酸
化水素溶液の重量比が1:10から1:100、好まし
くは1:20から1:50となるように用いるのが好ま
しい。得られる懸濁液を、攪拌しながら1〜4時間、3
0〜100℃、好ましくは50〜70℃の温度に保つ。
その後、濾過し、洗浄水中に酸化剤がなくなるまで洗浄
した後、100〜120℃の温度で乾燥させる。
【0020】官能化した活性炭を光電子分光法(XP
S)で特性確認すると、C−SO3H基に固有のピーク
が存在していることが分かる。この方法により、固体サ
ンプルの表面に存在している化学種(約5nm以内)、
或る元素の酸化の状態、及び特定の原子のリガンドにつ
いての情報がもたらされる。実際は、シグナルの位置
を、周囲との電子交換により求める。
【0021】硫黄についての感度限界は、分析した体積
の約50ppmであると推定することができる(125
7ミクロン2×5nm)。分析は超高真空(UHV)
(10-10Torr)中で行う。その為、表面に物理的
に吸着している種が除去され、実質的に化学的に結合し
ている種が分析される。サンプルが良好な導電体である
為、分析は表面の静電荷の問題に影響されることはな
い。その為、「結合エネルギー」軸上に記録されるピー
クの位置は、誤差による影響を受けない。それらが、適
切な内部基準により検量されているからである。半定量
分析(原子%)により、測定することのできない水素以
外の、感度限界を超えて存在している全ての元素の原子
濃度がもたらされる。硫黄のシグナル(S)の高分解能
分析により、相対的な化学的環境についての指標が与え
られる。
【0022】図1と図2は、硫黄単独のピークを拡大し
て示すものである。スルホン化した活性炭のサンプルの
硫黄は、約3eV(結合エネルギー)の広がりをもっ
て、左右対称であることが分かる。これは、単一ではあ
るが、エネルギー的に異なる種が表面上に存在している
ことを示すものである。参考用のハンドブック(Handboo
k of XPS、 J. Chastain編、PE Corporation、ミズーリ
ー州、米国、1992年、60〜61頁)に記載されているデー
タと比較すると分かるように、エネルギーの極大ピーク
の位置(168.4±0.2eV)は、167〜169e
Vにあることが期待されるスルホンタイプの硫黄種(−
SO2OH)の存在を明確に示している。この種は、ス
ルフィドタイプの硫黄(161〜163eV)、もしく
はスルフェートタイプ(169〜171eV)の硫黄と
混同されることはない。
【0023】以下の実験例に記載されているように作業
すると、キャリアに対する硫黄含有率が0.3〜0.5重
量%の、官能化された活性炭が得られる。しかしなが
ら、出発キャリア、及び作業条件によっては、これらの
値よりも小さいか、もしくは大きい量が導入されること
がある。0.1〜1.0重量%の硫黄量は、本発明の目的
には十分である。
【0024】本発明の触媒は、上記のように官能化した
活性炭に、第VIII族の金属を担持させることによって
作る。第VIII族の金属の非限定的な例は、パラジウ
ム、プラチナ、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、及
びこれらの組み合わせである。パラジウム、もしくはプ
ラチナを用いるのが好ましい。パラジウムが特に好まし
い。官能化した活性炭に担持させる金属の量は、0.0
5〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%である。
【0025】本発明の触媒の調製は、金属の溶解性の塩
を含浸させるか、もしくは吸着させ、必要に応じて、そ
の後、従来の方法に従って、水素もしくは化学的還元剤
を用いて金属を還元することにより行うことができる。
酢酸塩、ハロゲン化物、及び蓚酸塩から選ばれる金属塩
を用いるのが好ましい。本発明の触媒は、ハロゲン化化
合物から選ばれる促進剤の存在下、溶剤中で水素と酸素
から過酸化水素を直接製造する方法において特に有利で
ある。触媒は、通常、触媒に含まれる金属が反応媒体1
リットルにつき10-6〜10 -2モルとなるような量で用
いる。触媒を、触媒に含まれる金属が反応媒体1リット
ルにつき10-4〜10-3モルとなるような量で用いる
と、有利な結果が得られる。
【0026】反応溶剤は、水、アルコール、もしくはこ
れらの混合物から選ばれるものである。アルコールの例
は、メチルアルコール、エチルアルコール、及びイソプ
ロピルアルコールである。メチルアルコールが好まし
い。重量比が99/1から1/99、好ましくは90/
10から5/95の水:アルコール混合物を用いるのが
好ましい。
【0027】促進剤の例は、臭化水素酸、臭化ナトリウ
ム、臭化カリウム、臭素酸ナトリウム、もしくは臭化ア
ンモニウムのような臭素の化合物、及び塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化アンモニウムのような塩素の化
合物である。臭素の化合物が、本発明の目的には好まし
い。特に好ましいのは、臭化水素酸、臭化ナトリウム、
及び臭化カリウムである。促進剤は通常、ハロゲン化物
イオンの濃度が反応媒体1リットルにつき10-7モルを
超えるような、好ましくは反応媒体1リットルにつき1
-6〜10-4モルとなるような量で用いる。
【0028】過酸化水素の製造は、触媒と促進剤の存在
下、不活性ガス(例えば窒素)を用いて、もしくは用い
ずに、一般的には大気圧よりも高い全圧で、好ましくは
50〜300気圧で、酸素と水素を反応媒体中で反応さ
せることにより実施する。H2/O2のモル比は1/1〜
1/100であって、好ましくは1/5〜1/50であ
り、また液状の反応媒体と接触している気相中の水素の
濃度を、H2/O2混合物の爆発限界外である、反応混合
物の4.5モル%未満の値に保つのが都合が良い。
【0029】本発明の一つの態様によれば、反応は、純
粋な酸素の代わりに空気を用いて行うことができる。反
応は典型的には、0〜90℃、好ましくは15〜50℃
の温度で行う。反応終了後、過酸化水素を含む溶液を回
収し、触媒を濾過により分離して回収し、次の反応に再
循環させる。
【0030】本発明の方法は、従来の技術に従ってバッ
チで行うこともできるし、連続的に行うこともできる。
得られる過酸化水素の溶液は、そのままで用いることが
できる。しかしながら、必要ならば、蒸留により溶剤を
除去する為に、濃縮処理に付すことができる。
【0031】本発明の方法は、高転化率、且つ高選択率
で試薬を過酸化水素に変化させて、酸性度のない、もし
くは僅かな酸性度や微量の塩しか含んでいない過酸化水
素の溶液をもたらすことができる。このようにして得ら
れた過酸化水素の溶液は、過酸化水素の使用を含む酸化
工程に、酸や溶剤の処理といった複雑な中間処理作業を
行うことなく、直接用いることができる。
【0032】特に、本発明の方法で得られる過酸化水素
溶液は、前記の特許明細書に記載されているようなチタ
ンシリカライトにより触媒される酸化工程に、直接用い
ることができる。本発明の方法で得られる過酸化水素溶
液が、それらの工程を実施する為の最適反応条件と、以
下の点で非常に良く合致するからである。 − 溶液中の過酸化水素の濃度、 − 酸性度がないこと、又は僅かな酸性度、もしくは微
量の塩しか存在しないこと、 − 様々な比率で水、アルコール、もしくはそれらの混
合物からなっている溶剤媒体の組成。
【0033】酸化工程での過酸化水素溶液の使用には、
以下の工程(a)〜(e)が含まれる。 (a)スルホン基により官能化された酸性の活性炭に担
持された第VIII族の金属からなる触媒の存在下、促進
剤を含む溶剤中で、水素と酸素を反応させることにより
過酸化水素を調製する工程、(b)過酸化水素を含む反
応混合物を回収する工程、(c)過酸化水素を含む反応
混合物を、チタン−シリカライトをベースとする触媒の
存在下で、オレフィン、芳香族炭化水素、アンモニア、
及びカルボニル化合物から選ばれる基質と接触させて所
望の酸化生成物を得る工程、(d)工程(c)の反応混
合物から酸化生成物を回収する工程、及び(e)工程
(c)で存在することのある未反応の基質と、工程
(a)及び工程(c)での反応溶剤を再循環させる工
程。
【0034】本発明の目的に用いることのできるチタン
−シリカライトの例は、米国特許第4,410,501号
明細書に記載されているMFI構造を持つチタン−シリ
カライト、及び、例えばアルミニウム、鉄、ホウ素、も
しくはガリウムのような三価の金属により変性された上
記のチタン−シリカライトである。後者は、ヨーロッパ
特許第226,257号、第226,258号、及び第2
66,825号の各明細書に記載されている。
【0035】ベルギー特許第1,001,038号明細書
に記載されているMEL構造、もしくはMFIとMEL
の中間の構造をもつチタン−シリカライトも用いること
ができる。
【0036】本発明による好ましい触媒は、以下の式を
もつチタン−シリカライトである。 xTiO2 *(1−x)SiO2 式中、xは0.0001〜0.04の数を表す。上記のチ
タンシリカライトは、米国特許第4,410,501号明
細書に記載されている方法に従って調製することができ
る。この明細書には、それらチタンシリカライトの構造
特性も明記されている。
【0037】使用する触媒の量、及び反応条件は、酸化
させようとする基質を考慮して選択する。特に、オレフ
ィンのエポキシ化は、ヨーロッパ特許第100,119
号明細書に記載されているようにして行うことができ
る。本発明の方法により得られた過酸化水素のヒドロア
ルコール溶液を用いると、オレフィンのエポキシ化にお
いて選択性が向上し、また同時に、酸性度、及び/又
は、濃度が高いとエポキシ化反応を阻害する塩が実質的
に存在しない為に、処理作業が単純化される。実際、過
酸化水素の溶液は、僅かな酸性度(pH約4〜6、市販
の過酸化水素のpHより高い)しかないものが、安定化
剤なしに得られる。
【0038】アンモオキシム化法の場合(シクロヘキサ
ノン、過酸化水素、及びアンモニアからのシクロヘキサ
ノンオキシムの生成)、ターブタノール(TBA)の代
わりに過酸化水素のメタノール溶液を用いると、シクロ
ヘキサノンオキシムの分離工程、及び溶剤(メタノー
ル)の再循環が単純化される。TBAとは違い、過酸化
水素のメタノール溶液は、水と共沸混合物を生成するこ
とがないからである。
【0039】
【実施例】本発明をより詳しく説明する為の以下の例
は、本発明そのものの範囲をどのようにも限定するもの
ではないと、解釈されるべきものである。
【0040】例1 活性炭の官能化 海辺に生える松の木の粉末状の活性炭(CECA)20
gを、5重量%のHCl水溶液が600ml入っている
1リットルのガラス製のフラスコに仕込む。この懸濁液
を攪拌しながら80℃にし、この温度に2.5時間保
つ。この懸濁液を室温(20〜25℃)に冷却し、濾過
して回収した活性炭を、塩化物が除去される迄、蒸留水
で洗浄し、120℃のオーブン中で2時間乾燥させる。
【0041】この活性炭を250mlのガラス製のフラ
スコに仕込み、96%の硫酸を40ml、ゆっくり(約
2〜3分かけて)添加する。この活性炭−酸混合物を均
質にし、その後、油浴中で120℃に8時間加熱する。
反応終了後、室温に冷却し、このように処理した活性炭
を、蒸留水が500ml入っている1リットルのガラス
製のフラスコにゆっくり注ぎ入れる。その後、活性炭を
濾過して回収し、洗浄水が中性になる迄、蒸留水で洗浄
する。
【0042】このように処理した活性炭を、過酸化水素
の水溶液(3.5重量%)150ml中に懸濁させ、得
られる懸濁液を攪拌しながら、70℃に2時間保つ。そ
の後、それを濾過し、洗浄水中に過酸化水素がなくなる
迄、洗浄する。スルホン化した活性炭を回収して、12
0℃のオーブン中で2時間乾燥させる。光電子分光法
(XPS)で生じるX線により特性確認を行うと、C−
SO3Hのシグナルに相当するピークの存在が認められ
る(図1)。
【0043】XPS分析により得られた結果(単位:原
子%)を、表1に示す。
【0044】 表1 サンプル C O S Cl Si Na 1 88.7% 10.7% 0.12% 0.3% 0.1% 0.06%
【0045】スルホン化した活性炭のサンプル(No.
1)について元素分析を行った。その結果(単位:mg
/kg)を表3に示す。硫黄含有量は、0.39重量%
である。
【0046】例2 活性炭の官能化 例1と同じ手順を用いるが、スルホン化反応を140℃
の温度で4時間行う。光電子分光法(XPS)で生じる
X線により特性確認を行うと、C−SO3Hのシグナル
に相当するピークの存在が認められる(図2)。
【0047】XPS分析により得られた結果(単位:原
子%)を、表2に示す。
【0048】 表2 サンプル C O S Cl Si Na 2 90.3% 9.1% 0.14% 0.3% 0.1% 0.08%
【0049】スルホン化した活性炭のサンプル(No.
2)について元素分析を行った。その結果(単位:mg
/kg)を表3に示す。硫黄含有量は、0.48重量%
である。
【0050】例3 触媒の調製 メタノール50mlと、例1に記載したように調製した
活性炭4gを、250mlのガラス製のフラスコに仕込
む。この懸濁液を攪拌しながら、酢酸パラジウムのアセ
トン溶液(アルドリッヒ社製の98%の酢酸パラジウム
を86mg、アセトン20mlに溶かしたもの)を、2
〜3分かけて滴下する。この溶液を、40〜50℃の湯
浴に入れたロータリーエバポレーターで10〜20分間
濃縮して、溶剤の約30〜50%を除去する。それを、
ポンプを用いて濾過し、水で洗浄し、空気中で乾燥させ
た後、110℃のオーブン中で2時間乾燥させる。官能
化した活性炭に担持させたパラジウムを1%含む触媒が
得られる。
【0051】例4 触媒の調製 例3と同じ手順を用いるが、例2に記載したように調製
した活性炭を4g用いる。官能化した活性炭に担持させ
たパラジウムを1%含む触媒が得られる。
【0052】例5(比較例) 例3に記載したようにして触媒を調製する。但し、海辺
に生える松の木のスルホン化していない粉末状の活性炭
(CECA)を用いる。
【0053】例6 過酸化水素の調製 例4に記載したように調製した触媒を23mg(Pd2
×10-6モル)、及びHBrを6ppm含んでいる水:
メタノール(重量比1:8)溶液(反応混合物1リット
ル中のBr-は6×10-5モル)を9g、ガラス製の円
筒形の容器、テフロン製の磁気攪拌器、マノメーター、
及び熱交換器を取り付けたAISI316ステンレスス
チール製の100mlのオートクレーブに仕込む。
【0054】このオートクレーブを30℃にサーモスタ
ット制御して閉じ、その後、水素4体積%、酸素4体積
%、及び窒素92体積%からなる、全圧が65atmの
予め調製した気体の混合物を仕込む。1分間に900回
の回転数で1時間攪拌し、気相を15分毎に、上記の組
成をもつ気体の混合物で置換する。
【0055】その後、オートクレーブの圧を解除し、内
容物を濾過して触媒を除去し、溶液のアリコートを、過
マンガン酸カリウムで滴定分析して過酸化水素の濃度を
測定すると、反応混合物の2.9重量%であることが分
かる。溶液の重量、及び過酸化水素の濃度の増加量か
ら、転化水素についての選択率は50%である。
【0056】例7 過酸化水素の調製 例6に示したのと同じ作業条件下で、反応を行う。但
し、例4に記載したように調製した触媒を23mg用い
る。過酸化水素を3.1重量%含む溶液が得られる。溶
液の重量の増加量から、転化水素についての選択率は5
8%である。
【0057】例8(比較例) 例6に示したのと同じ作業条件下で、反応を行う。但
し、例5に記載したように調製した触媒を23mg用い
る。過酸化水素の含有率が0.25重量%の溶液が得ら
れる。転化水素についての選択率は7%である。
【0058】例9 過酸化水素の連続的な調製 テスト中、1分間の回転数を0〜2000に保持するこ
とのできる磁気攪拌器、圧力調節器、恒温ジャケット、
及びガス流量調節器を取り付けた、ハステロイCスチー
ル製の300mlのオートクレーブ中で実験を行う。例
4に記載したように調製した触媒を0.45g(Pd4.
2×10-5モル)、及びHBrを4ppm含んでいる水
(反応混合物1リットル中のBr-は5×10-5モル)
を150g、このオートクレーブに仕込む。
【0059】オートクレーブを、攪拌せずに、水素3.
6体積%、酸素46.4体積%、及び窒素50体積%か
らなる気体の混合物を用いて100atmに加圧する。
その後、1分間に1400回の回転数で攪拌を行い、連
続的なガス流量を300リットル/時として圧を100
atmに保つ。15分毎に反応器から採った気相のアリ
コートをガスクロマトグラフィーで分析することによ
り、反応を追跡する。テスト中、水素の転化率を一定に
保つ(45%)。
【0060】18℃で4時間反応させると、過酸化水素
の濃度は12.5重量%となる。転化水素についての選
択率は60%である。溶液のSO4 --イオン含有率は、
3ppmである。
【0061】例10 例9と同じ手順を用いる。但し、反応媒体として、HB
rを3ppm含んでいる(反応混合物1リットル中のB
-は3×10-5モル)、重量比が10:90の水:メ
タノール混合物を150g用いる。15℃で、過酸化水
素の調製を行う。テスト中、水素の転化率は80%で一
定である。反応2時間後に、過酸化水素の濃度は13.
1重量%となった。転化水素についての選択率は75%
である。溶液のSO4 --イオン含有率は、2.5ppmで
ある。
【0062】例11 磁気攪拌器、圧力調節器、恒温ジャケット、及びガス流
量調節器を取り付けた、ハステロイCスチール製の38
0mlのオートクレーブを用いる。例3に記載したよう
に調製した触媒を0.60g(Pd5.6×10-5
ル)、及びHBrを5ppm含んでいる水(反応混合物
1リットル中のBr-は6.2×10-5モル)を200
g、このオートクレーブに仕込む。
【0063】オートクレーブを、攪拌せずに、水素3.
6体積%、酸素36.4体積%、及び窒素60体積%か
らなる気体の混合物を用いて95atmに加圧する。そ
の後、1分間に1400回の回転数で攪拌を行い、同混
合気体を連続的に流して、この圧に保つ。テスト中、H
Brを5ppm含む水溶液を、1時間当たり120g連
続的に供給し、オートクレーブの液面を一定に保つのに
必要な体積の液体を排出させる。反応は、25℃で8時
間行う。反応器から15分毎に採った気相のアリコート
と、1時間毎に液相から採ったアリコートをガスクロマ
トグラフィーにより分析して、反応を追跡する。テスト
中、水素の転化率を85%に一定に保つ。
【0064】反応4時間後に、過酸化水素の濃度は6.
5重量%となる。転化水素についての選択率は60%で
ある。溶液のSO4 --イオン含有率は、2ppmであ
る。反応8時間後の過酸化水素の濃度、及び転化水素に
ついての選択率は、それぞれ6.5%、及び60%で一
定であり、また溶液のSO4 --イオン含有率は、1pp
m未満である。
【0065】例12 例11と同じ手順を用いる。但し、重量比が4:96の
水:メタノール混合物を反応媒体として用い、反応温度
を20℃とし、また水:メタノール混合物を1時間当た
り200g、連続的に供給する。テスト中、水素の転化
率を85%に一定に保つ。反応4時間後にサンプリング
を行うと、溶液の過酸化水素濃度は5.8重量%であ
る。20時間のテスト期間中、この値はずっと一定であ
る。水素に対する選択率は84%である。20時間後の
溶液のSO4 --イオン濃度は1ppm未満である。
【0066】例13 例12と同じ手順を用いる。但し、例4で調製した触媒
を用い、反応時間を60時間に長くする。反応60時間
後の水素の転化率は88%で一定であり、過酸化水素の
濃度は6.2重量%で一定であり、また水素に対する転
化率は86%である。30時間後の反応溶出液のSO4
--イオン濃度は0である。
【0067】例14 プロピレンの酸化 チタンシリカライトTS−1(エニケム製、チタン含有
率2.05重量%)を5g、メタノール500gに入れ
たものを、気体効果のある機械的攪拌機と、サーモスタ
ット系(反応溶液中に沈めた内部コイル、及び外部循環
ジャケット)を取り付けた1リットルの反応器中で懸濁
させる。この系を40℃にサーモスタット制御し、プロ
ピレンで1.2atmに加圧し(反応中、ずっとこの圧
に保つ)、例13に記載したようにして得た6.22%
の過酸化水素溶液を266g、酸化剤の添加が15分で
終わるように、連続的に添加する。
【0068】この後、反応溶液のサンプルを採る。残存
している過酸化水素をヨードメトリーにより測定し、一
方、反応生成物をガスクロマトグラフィーにより定量す
る。結果は、以下の通りである。過酸化水素の転化率=
96%プロピレンオキシドに対する選択率=97%
【0069】例15 シクロヘキサノンのアンモオキシム化 チタンシリカライトTS−1(エニケム製、チタン含有
率2.05重量%)を10g、 −メタノール 41重量%、 −水 31重量%、 −シクロヘキサノン 20重量%、及び −アンモニア 8重量% からなる混合物500gに入れたものを、気体効果のあ
る機械的攪拌機と、サーモスタット系(反応溶液中に沈
めた内部コイル、及び外部循環ジャケット)を取り付け
た1リットルの反応器中で懸濁させる。この系を80℃
にサーモスタット制御し、ヘリウムで1.5atmに加
圧し、例13で得た過酸化水素溶液(6.22%)を6
7.5g、連続的に5時間添加する。
【0070】この後、反応溶液のサンプルを採る。残存
している過酸化水素をヨードメトリーにより測定し、一
方、反応生成物をガスクロマトグラフィーにより定量す
る。結果は、以下の通りである。 シクロヘキサノンの転化率=92.5% シクロヘキサノンに対する選択率=96% 過酸化水素の転化率は、定量的である。
【0071】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う活性炭(例1)の、光電子分光法
(XPS)により測定した結果を示すグラフであって、
C−SO3Hのシグナルに相当するピークを示すグラフ
である。特に、硫黄単独のピークを拡大して示したもの
である。
【図2】本発明に従う活性炭(例2)の、光電子分光法
(XPS)により測定した結果を示すグラフであって、
C−SO3Hのシグナルに相当するピークを示すグラフ
である。特に、硫黄単独のピークを拡大して示したもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョルダーノ、デ、アルベルティ イタリー国バレーゼ、ベスナーテ、ラフ ブ、ブリアンツォーニ、4 (72)発明者 ピエロ、フルラン イタリー国トレビソ、ビア、ギラーダ、3 /ディ (72)発明者 ビットリオ、アルカ イタリー国ベネツィア、キオギア、ビア、 ベントゥリーニ、154 (72)発明者 ロベルト、ブッツォーニ イタリー国トリノ、サン、マウロ、トリネ ーゼ、ビア、ベンティシンクエ、アプリ レ、72/ア (72)発明者 ラウラ、メダ イタリー国ノバーラ、ガリアーテ、ビア、 バラリーノ、81 ビ

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水素と酸素から過酸化水素を直接合成する
    のに用いることのできる、キャリアに担持された第VII
    I族に属する金属からなる触媒であって、該キャリアが
    スルホン基により官能化された酸性の活性炭である触
    媒。
  2. 【請求項2】第VIII族に属する金属が、パラジウム、
    プラチナ、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、もしく
    はこれらの組み合わせから選ばれるものである、請求項
    1に記載の触媒。
  3. 【請求項3】金属がパラジウムである、請求項2に記載
    の触媒。
  4. 【請求項4】第VIII族に属する金属の量がキャリアの
    0.05〜5重量%である、請求項1に記載の触媒。
  5. 【請求項5】第VIII族に属する金属の量がキャリアの
    0.1〜1重量%である、請求項4に記載の触媒。
  6. 【請求項6】官能化された活性炭が硫黄を0.1〜1重
    量%含んでいる、請求項1に記載の触媒。
  7. 【請求項7】下記(a)〜(e)からなる工程により得
    られる、請求項1に記載の触媒。 a)活性炭をスルホン化剤と、スルホン化剤:活性炭の
    重量比を1:20から20:1として、50〜350℃
    の温度で、接触させる工程、 b)官能化した活性炭を、洗浄水が中性になる迄、水で
    洗浄する工程、 c)工程b)で得たスルホン化活性炭を、30〜100
    ℃の温度で酸化剤を用いて処理する工程、 d)工程c)で得た官能化した活性炭を、洗浄水中に酸
    化剤がなくなる迄洗浄し、100〜120℃の温度で乾
    燥させる工程、及び最後に e)第VIII族の金属を、スルホン基で官能化した活性
    炭に担持させる工程。
  8. 【請求項8】活性炭を50〜80℃の温度で、塩酸の1
    〜5重量%水溶液を用いて洗浄する工程a’)が、工程
    a)の前にある、請求項7に記載の触媒。
  9. 【請求項9】工程a)において、スルホン化剤:活性炭
    の重量比が1:5から5:1であり、温度が70〜20
    0℃である、請求項7に記載の触媒。
  10. 【請求項10】スルホン化剤が硫酸、SO3、及びオレ
    ウムから選ばれるものである、請求項7に記載の触媒。
  11. 【請求項11】工程c)において、1〜4重量%の濃度
    の過酸化水素の水溶液を、スルホン化活性炭と過酸化水
    素の水溶液の重量比を1:10から1:100として用
    いる、請求項7に記載の触媒。
  12. 【請求項12】スルホン化活性炭と過酸化水素の水溶液
    の重量比が1:20から1:50である、請求項11に
    記載の触媒。
  13. 【請求項13】工程c)における温度が50〜70℃で
    ある、請求項7に記載の触媒。
  14. 【請求項14】金属触媒のキャリアとして用いることの
    できる、スルホン基により官能化された酸性の活性炭。
  15. 【請求項15】キャリアに担持された第VIII族の金属
    からなる触媒の存在下、促進剤を含む溶剤中で水素と酸
    素を反応させて過酸化水素を直接合成する方法であっ
    て、該キャリアがスルホン基により官能化された酸性の
    活性炭である方法。
  16. 【請求項16】第VIII族の金属が、パラジウム、プラ
    チナ、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、もしくはこ
    れらの組み合わせから選ばれるものである、請求項15
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】金属がパラジウムである、請求項16に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】促進剤がハロゲンを含有する化合物であ
    る、請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】ハロゲンを含有する化合物が、臭化水素
    酸、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭素酸ナトリウ
    ム、臭化アンモニウム、及び塩化ナトリウム、塩化カリ
    ウム、塩化アンモニウムのような塩素の化合物からなる
    群から選ばれるものである、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】化合物が臭化水素酸、臭化ナトリウム、
    もしくは臭化カリウムである、請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】促進剤を、ハロゲン化物イオンの濃度が
    反応媒体1リットルにつき10-7モルを超えるような量
    で用いる、請求項15に記載の方法。
  22. 【請求項22】促進剤を、ハロゲン化物イオンの濃度が
    反応媒体1リットルにつき10-6〜10-4モルとなるよ
    うな量で用いる、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】反応媒体が、水、アルコール、もしくは
    これらの混合物から選ばれるものである、請求項15に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】アルコールがメタノール、エタノール、
    イソプロパノールから選ばれるものである、請求項23
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】アルコールがメタノールである、請求項
    24に記載の方法。
  26. 【請求項26】反応媒体が重量比99:1から1:99
    の水:アルコール混合物である、請求項15に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】水:アルコールの重量比が90:10か
    ら5:95である、請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】反応を0〜70℃の温度で行う、請求項
    15に記載の方法。
  29. 【請求項29】温度が15〜50℃である、請求項28
    に記載の方法。
  30. 【請求項30】反応を大気圧より高い全圧で、且つ水
    素:酸素のモル比を1:1から1:100として行う、
    請求項15に記載の方法。
  31. 【請求項31】全圧が50〜300気圧であり、且つ水
    素:酸素のモル比が1:5から1:50である、請求項
    30に記載の方法。
  32. 【請求項32】酸素源として空気を用いて反応を行う、
    請求項15に記載の方法。
  33. 【請求項33】触媒を、触媒に含まれる金属が反応媒体
    1リットルにつき10-6〜10-2モルとなるような量で
    用いる、請求項15に記載の方法。
  34. 【請求項34】触媒を、触媒に含まれる金属が反応媒体
    1リットルにつき10-4〜10-3モルとなるような量で
    用いる、請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】下記工程(a)〜(e)からなる、基質
    の接触酸化方法。 (a)スルホン基により官能化された酸性の活性炭に担
    持された第VIII族の金属からなる触媒の存在下、促進
    剤を含む溶剤中で水素と酸素を反応させて過酸化水素を
    調製する工程、 (b)過酸化水素を含む反応混合物を回収する工程、 (c)チタン−シリカライトをベースとする触媒の存在
    下で、過酸化水素を含む反応混合物を、オレフィン、芳
    香族炭化水素、アンモニア、及びカルボニル化合物から
    選ばれる基質と接触させて所望の酸化生成物を得る工
    程、 (d)工程(c)の反応混合物から酸化生成物を回収す
    る工程、及び (e)工程(c)で存在することのある未反応の基質
    と、工程(a)及び工程(c)での反応溶剤を再循環さ
    せる工程。
  36. 【請求項36】工程(c)において、触媒が、MFI構
    造をもつチタン−シリカライト、及びMEL構造もしく
    はMFIとMELの中間の構造をもつチタン−シリカラ
    イトから選ばれるものである、請求項35に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】MFI構造をもつチタン−シリカライト
    が、アルミニウム、鉄、ホウ素、もしくはガリウムから
    選ばれる三価の金属で変性されている、請求項36に記
    載の方法。
  38. 【請求項38】触媒が、下記式をもつチタン−シリカラ
    イトである、請求項35に記載の方法。 xTiO2 *(1−x)SiO2 (式中、xは0.0001〜0.04の数を表す)。
  39. 【請求項39】該方法が連続的に行われる、請求項35
    に記載の方法。
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