JP2000202960A - ラミネ―トクロスおよびその製造方法 - Google Patents

ラミネ―トクロスおよびその製造方法

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JP2000202960A
JP2000202960A JP11010328A JP1032899A JP2000202960A JP 2000202960 A JP2000202960 A JP 2000202960A JP 11010328 A JP11010328 A JP 11010328A JP 1032899 A JP1032899 A JP 1032899A JP 2000202960 A JP2000202960 A JP 2000202960A
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propylene
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cloth
laminate
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Yuichi Kaihara
祐一 貝原
Tatsuaki Kinami
達昭 木南
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Hagihara Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基布とラミネート層が高い剥離強力を有し、
柔軟性、耐摩耗性にすぐれ、適度のスリップ性を備えて
いるとともに、ピンホールのないラミネートクロスを提
供する。 【解決手段】 ポリプロピレン製マルチフィラメントを
経緯糸に用いて織編成した基布2の両面に、JISK6
758により測定した曲げ弾性率が800MPa以下で
ある軟質プロピレン系重合体を主成分とする中間層3
と、プロピレン−エチレンランダム共重合体からなる表
層4を積層する。また、中間層3を積層し冷却後、その
表面にプロピレン−エチレンランダム共重合体から本質
的になる表層4を積層する際に、中間層3を冷却ロール
表面温度が50℃以上で冷却して積層するラミネートク
ロスの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート類、カバー
類に好適に用いられるラミネートクロスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート類、カバー類等に用いられ
るクロスシートとして繊維クロスの片面または両面に樹
脂層を設けた積層シートは多数知られている。これらの
用途向けのシートとしては、シート類展張時の引張力や
使用時のはためきなどに耐える高強力や、カバー類とし
て取り扱い性がよく対象物にフィットする柔軟性や、縁
加工やシート同士の接合などの二次加工時に熱溶着によ
る良好な接着性などが要求されている。このような用途
向けのシートとしてナイロンやポリエステル繊維からな
るクロスにポリ塩化ビニルなどのフィルムを積層したク
ロスシートなどが多用されている。これらのクロスシー
トは、ナイロンやポリエステル繊維などのマルチフィラ
メントにより高強力で柔軟性を保持し、かつ柔軟性にす
ぐれたポリ塩化ビニルを積層することによって積層シー
トを形成しているものであるが、ポリ塩化ビニルは可塑
剤のブリードの問題や焼却時に有毒ガスが発生するとい
う欠点や、比重が大きいために重くて作業性が悪いなど
のために満足できるものではなかった。
【0003】このような問題を解決するために、近年、
フィラメント成形性にすぐれ、有毒ガスの発生の恐れの
ないポリプロピレンマルチフィラメントからなる織編布
にポリプロピレン層をラミネートした防炎性ラミネート
クロスが試みられている。しかしながら、織編布の経緯
糸としてポリプロピレンマルチフィラメントからなる基
布にポリプロピレン層をラミネートしたものはポリプロ
ピレンの曲げ弾性率が高いために柔軟性に劣りシート類
やカバー類として取扱い性がよくないという不都合があ
り、曲げ弾性率の低いポリプロピレン系重合体を用いる
と、シート表面の耐摩耗性や滑性が低下して好ましくな
いなどの問題もあった。
【0004】また、ポリプロピレンマルチフィラメント
からなる基布とポリプロピレン系重合体層との接着性が
劣るために高剥離強力が得られないという問題があっ
た。そこで、基布とポリプロピレン系重合体層との接着
性を向上させて高剥離強力を得るために、ラミネート時
にポリプロピレン系重合体層を徐冷して基布にポリプロ
ピレン系重合体層を食い込ませようとすると、基布の目
開き部分のポリプロピレン系重合体層は冷却が遅れてピ
ンホールが発生してしまうという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、基布とラミネート層が高い剥離
強力を有し、柔軟性、耐摩耗性にすぐれ、適度のスリッ
プ性を備えているとともに、ピンホールのないラミネー
トクロスおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を技術的に解決
するために、本発明は、ポリプロピレン製マルチフィラ
メントを経緯糸に用いた織編布の両面に、JISK67
58により測定した曲げ弾性率が800MPa以下であ
る軟質プロピレン系重合体を主成分とする中間層と、プ
ロピレン−エチレンランダム共重合体からなる表層を積
層してなるラミネートクロスを第1の要旨とする。
【0007】また、本発明のラミネートクロスを得る方
法であって、ポリプロピレン製マルチフィラメントを経
緯糸に用いた織編布の両面に、押出ラミネート法により
JISK6758により測定した曲げ弾性率が800M
Pa以下である軟質プロピレン系重合体を主成分とする
中間層を積層し冷却後、その表面にプロピレン−エチレ
ンランダム共重合体からなる表層を積層してなるラミネ
ートクロスの製造方法を第2の要旨とする。
【0008】さらに、本発明のラミネートクロスを得る
方法であって、ポリプロピレン製マルチフィラメントを
経緯糸に用いた織編布の両面に、JISK6758によ
り測定した曲げ弾性率が800MPa以下である軟質プ
ロピレン系重合体を主成分とする中間層を積層し冷却
後、その表面にプロピレン−エチレンランダム共重合体
からなる表層を積層する押出ラミネート法であって、上
記中間層を積層する冷却ロールの表面温度が50℃以上
に設定されたことを特徴とするラミネートクロスの製造
方法を第3の要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のポリプロピレン製のマル
チフィラメントに使用するポリプロピレンとしては高結
晶性で延伸効果の高いポリプロピレンであることが好ま
しく、具体的には、プロピレン単独重合体、プロピレン
−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体などが挙げられる。これらのうちでも、
成形性にすぐれ、高強力のポリプロピレン単独重合体が
好ましく、特にアイソタクチックペンタッド分率が0.
95以上である高結晶性ポリプロピレンが好適である。
これらのポリプロピレンは1種単独で用いても、2種以
上を組合わせて用いても差し支えない。
【0010】上記ポリプロピレン製のマルチフィラメン
トの製造方法としては、特に限定されるものではなく公
知のマルチフィラメントの製造方法が適宜採用される。
マルチフィラメントの繊度は100〜3000デニール
(以下、dと称す)が好ましく、300〜1500dが
より好ましい。
【0011】ついで、上記ポリプロピレン製のマルチフ
ィラメントを経緯糸として用いて織編成して織編布を形
成する。織編組織はとくに限定されるものではなく、織
布としては平織、もじり織、からみ織等の種々の織布が
挙げられ、編布としては、横編み、縦編みいずれでもよ
く、具体的にはトリコット編、ミラニーズ編、ラッセル
編等が挙げられる。
【0012】上記織編布の両面に積層する中間層は、J
ISK6758により測定した曲げ弾性率が800MP
a以下、好ましくは500MPa以下の軟質プロピレン
系重合体を主成分とするものであり、その含有割合は少
なくとも60重量%が好ましい。この軟質プロピレン系
重合体としては、特にa)80より大きいアイソタクチ
ック指数を有する結晶性プロピレン系重合体10〜50
重量部、b)室温のキシレンに不溶性のエチレン含有共
重合体成分5〜20重量部およびc)エチレンとα−オ
レフィンと場合によって小割合のジエンとの共重合体成
分(該成分はエチレン40重量%未満を含有し、室温の
キシレンに可溶性である)40〜80重量部を含み、
(b)成分と(c)成分との和の重量%が50%〜90
%であり且つ(b)/(c)の重量比は0.4未満であ
るプロピレン系重合体組成物が好ましい。
【0013】a)成分の結晶性プロピレン系重合体とし
てはプロピレンの単独重合体又はプロピレンとエチレン
又はプロピレン以外のα−オレフィン(特に炭素数4〜
10のものが好ましい)との共重合体でプロピレン含有
量がモノマー換算で85重量%以上のものが挙げられ
る。c)成分の共重合体を構成するα−オレフィンとし
ても上記と同様の炭素数4〜10のものが好ましい。
【0014】これらのプロピレン系重合体組成物は、特
開平6−25367号公報、特開平6−25439号公
報などに記載されている方法により、エチレン、プロピ
レンおよび必要に応じてジエンを多段重合により共重合
させて得ることができる。
【0015】また、上記軟質プロピレン系重合体として
は、プロピレンと炭素数2〜8のα−オレフィンをラン
ダム共重合させたものであって、特にプロピレン20〜
35モル%およびエチレン65〜80モル%のコポリマ
ー、あるいは同コポリマーにジエン0.1〜20モル%
を含有するエチレン−プロピレン−ジエン共重合体であ
るエチレン−プロピレン共重合体ゴムが好適に用いられ
る。エチレン−プロピレン共重合体ゴムは、密度0.8
5〜0.90g/cmで低結晶性ないし非結晶性重合
体である。
【0016】上記軟質プロピレン系重合体のMFRは1
〜30g/10min.、好ましくは5〜20g/10
min.の範囲から選択するのがよい。MFRが1g/
10min.未満では流動性が悪くなり、30g/10
min.を越えると引張強度などの低下が起こり望まし
くない。
【0017】上記軟質プロピレン系重合体は、JISK
6758により測定した曲げ弾性率が800MPa以下
であること、特に500MPa以下であることが好まし
い。曲げ弾性率が800MPa以上では得られるラミネ
ートクロスの柔軟性が不十分で、十分な改良効果が得ら
れない。
【0018】前記軟質プロピレン系重合体には高密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエ
チレン、超低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸アルキル共重合体など
のポリエチレン系樹脂、あるいはポリプロピレン、プロ
ピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチ
レンランダム共重合体、シンジオタクチックポリプロピ
レンなどのポリプロピレン系樹脂を1種単独または2種
以上配合しても差し支えない。配合量は好ましくは40
重量%未満、より好ましくは30重量%未満である。配
合量が40重量%を超えると柔軟性が低下し好ましくな
い。
【0019】本発明のラミネートクロスの表層に用いら
れるプロピレン−エチレンランダム共重合体は、公知の
方法で製造されるプロピレンとエチレンとのランダム共
重合体であり、エチレン含有量は1〜10重量%が好ま
しく、4〜7重量%がより好ましい。また、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲においてプロピレン−エチレン共重
合体以外の他のポリオレフィン系樹脂を混合することも
可能である。上記プロピレン−エチレン共重合体のMF
Rは、好ましくは1〜30g/10min.、より好ま
しくは5〜20g/10min.の範囲で選択される。
【0020】上記プロピレン−エチレンランダム共重合
体からなる表層を設けることにより、ヒートシール性、
耐摩耗性、スリップ性にすぐれたラミネートクロスを得
ることができる。
【0021】本発明においては、前記ポリプロピレン製
のマルチフィラメントを経緯糸に用いた織編布の両面に
前記中間層および表層を積層してラミネートクロスが形
成される。
【0022】織編布の両面に上記中間層および表層を積
層する方法としては、公知の押出ラミネート法により、
中間層および表層を同時に積層する多層押出ラミネート
法を用いてもよいが、中間層を積層し冷却した後、表層
を積層する2段ラミネート法を用いるのが好ましい。
【0023】上記押出ラミネート法において、中間層に
用いられる軟質プロピレン系重合体または軟質プロピレ
ン系重合体と他のポリオレフィン系樹脂からなる樹脂組
成物の押出温度は250℃未満が好ましく、230℃未
満がより好ましい。押出温度が250℃を超えると冷却
ロールからのロールリリースが悪化するので好ましくな
い。
【0024】上記押出ラミネート法において、中間層を
積層する冷却ロール表面温度は50℃以上に設定される
ことが好ましい。表面温度が50℃未満では、冷却速度
が上昇し、溶融樹脂が基布の隙間に進入して投錨効果を
発生する時間がなく、基布とラミネート層との間の十分
な剥離強力が得られないので好ましくない。冷却ロール
表面を50℃以上に設定する方法としては、冷却ロール
に通水する水温で調節してもよいし、冷却ロールにシリ
コンゴム等の被覆層を設けて調節してもよい。
【0025】上記押出ラミネート法により設けられる中
間層の厚みは、片面60〜100μmが好ましい。中間
層厚みが60μm未満では基布とラミネート層との間の
十分な剥離強力が得られず、100μmを超えると柔軟
性が失われるので好ましくない。上記押出ラミネート法
により設けられる表層の厚みは、片面10〜30μmが
好ましい。表層厚みが10μm未満では表層に耐摩耗
性、滑性が得られず、かつ中間層に発生したピンホール
を塞ぐ効果が十分達成できないので好ましくなく、30
μmを超えても耐摩耗性、滑性はそれ以上向上せず経済
的ではない。
【0026】本発明の防炎性ラミネートクロスの目付け
量は、100〜500g/mが好ましく、150〜3
50g/mがより好ましい。
【0027】本発明に用いられるポリオレフィン系樹脂
には、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、分散剤、滑剤、帯電防
止剤、顔料、無機充填剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通
常用いられる添加剤を配合してもよい。
【0028】
【実施例】実施例1:ポリプロピレン(MFR=20g
/10min.、密度=0.90g/cm、Tm=15
8.0℃)に対して光安定剤としてビス(2,2,6,6-
テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート1重量%配合
した組成物を用いて、総繊度680d/120fのマル
チフィラメントを形成した。こうして得られたポリプロ
ピレンマルチフィラメントを経緯糸に用いて、打込密度
20×24本/インチの平織の基布2を得た。基布2の
目付け量は約140g/mであった。
【0029】また、中間層用の軟質プロピレン系重合体
を以下のように用意した。すなわち、プロピレンとエチ
レンとの二段重合法により製造した。生成重合体組成物
の第一段生成物はエチレン含有量3.0重量%、キシレ
ン可溶分(S)9.4重量%、であり、第二段生成物
は二元共重合体(b+c)(全体の70重量%)であ
り、キシレン可溶分(S)63.4重量%、成分b)
9.45重量%、成分c)60.55重量%であった。上
記軟質プロピレン系重合体はMFR=25g/10mi
n.、密度=0.89g/cm、JISK6758に
より測定した曲げ弾性率が130MPaであった。
【0030】また、プロピレン−エチレンランダム共重
合体(MFR=18.0g/10min.、エチレン含有
量=6.0重量%、JISK6758により測定した曲
げ弾性率が850MPa)98重量%、白色顔料2重量
%を配合して表層用の樹脂組成物を用意した。
【0031】ついで、先に形成した基布2の両面に、上
記中間層用の軟質プロピレン系重合体を用いて押出ラミ
ネート法により厚さ80μmで中間層3を積層し冷却
後、上記表層用の樹脂組成物を押出ラミネート法により
厚さ15μmで表層4を積層し、目付け量310g/m
のラミネートクロス1を形成した。中間層3を積層す
る冷却ロールの表面温度は60℃であった。
【0032】得られたラミネートクロス1は、JISL
1096(カンチレバー法)による剛軟度測定値は80
mmで、折畳み可能な柔軟性を有しており取扱い性は良
好であった。また、基布2と中間層3との間の剥離強力
は3000g/15mmであった。さらに、引張最大点
荷重は、縦方向128kgf/3cm、横方向122k
gf/3cm、最大伸度は、縦方向18.0%、横方向
20.0%であった。
【0033】実施例2:中間層用の軟質プロピレン系重
合体を以下のように用意した他は実施例1と同様に行っ
た。すなわち、プロピレン−エチレンランダム共重合体
(MFR=18.0g/10min.、エチレン含有量=
6.0重量%、Tm=128.4℃)20重量部と、エチ
レン−プロピレン共重合体ゴム(ムーニー粘度(ML
1+4、100℃)=90、プロピレン含有量=27重
量%)80重量部との混合物(JISK6758により
測定した曲げ弾性率が340MPa)を用いた。
【0034】得られたラミネートクロスは、剛軟度測定
値は88mmで、折畳み可能な柔軟性を有しており取扱
い性は良好であった。また、基布2と中間層3との間の
剥離強力は2600g/15mmであった。さらに、引
張最大点荷重は、縦方向124kgf/3cm、横方向
116kgf/3cm、最大伸度は、縦方向18.6
%、横方向20.4%であった。
【0035】比較例1:中間層用の樹脂として、プロピ
レン−エチレンランダム共重合体(MFR=18.0g
/10min.、エチレン含有量=6.0重量%、JIS
K6758により測定した曲げ弾性率が850MPa)
を用いた以外は実施例1と同様にしてラミネートクロス
を得た。得られたラミネートクロスシートは剛軟度測定
値が140mmで柔軟性に欠けるものだった。
【0036】比較例2:中間層3を積層する冷却ロール
の表面温度を20℃とした他は、実施例1と同様にして
ラミネートクロス1を得た。得られたラミネートクロス
1の基布2と中間層3との間の剥離強力は550g/1
5mmで、容易に剥離を生じて好ましくなかった。
【0037】比較例3:中間層3と表層4を多層押出ラ
ミネート法で行った他は、実施例1と同様にしてラミネ
ートクロス1を得た。得られたラミネートクロス1は、
ピンホールが多数発生し好ましくなかった。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポリプ
ロピレン製マルチフィラメントを経緯糸に用いた織編布
の両面に、特定の軟質プロピレン系重合体を主成分とす
る中間層と、プロピレン−エチレンランダム共重合体か
らなる表層を積層してなるラミネートクロスであって、
軽量、高強力であり、かつ柔軟性、耐摩耗性にすぐれて
いるとともに、適度のスリップ性を備えている。また、
押出ラミネート法によりラミネート層を積層する際に、
中間層を徐冷しつつ基布の隙間に進入させて投錨効果を
生じさせて基布とラミネート層との間の剥離強力を向上
させるとともに、2度ラミを行なうことによりピンホー
ルのないラミネートクロスを得ることができた。本発明
のラミネートクロスは、従来から用いられる塩化ビニル
樹脂被覆タイプに比較して耐寒性や防汚性も良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネートクロスの模式断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ラミネートクロス 2 基布 3 中間層 4 表層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK07A AK07B AK07C AK64D AK64E AL03D AL03E BA05 BA06 BA10D BA10E BA13 CA13 DG04A DG07A DG12A DG13A EH232 EJ502 GB90 JJ04 JK06 JK07B JK07C JK08 JK09 JK13 JK13B JK13C JK17 JL03 JL05 JL06 YY00B YY00C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン製マルチフィラメントを
    経緯糸に用いた織編布の両面に、JISK6758によ
    り測定した曲げ弾性率が800MPa以下である軟質プ
    ロピレン系重合体を主成分とする中間層と、プロピレン
    −エチレンランダム共重合体からなる表層を積層してな
    るラミネートクロス。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン製マルチフィラメントを
    経緯糸に用いた織編布の両面に、押出ラミネート法によ
    りJISK6758により測定した曲げ弾性率が800
    MPa以下である軟質プロピレン系重合体を主成分とす
    る中間層を積層し冷却後、その表面にプロピレン−エチ
    レンランダム共重合体からなる表層を積層してなるラミ
    ネートクロスの製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリプロピレン製マルチフィラメントを
    経緯糸に用いた織編布の両面に、JISK6758によ
    り測定した曲げ弾性率が800MPa以下である軟質プ
    ロピレン系重合体を主成分とする中間層を積層し冷却
    後、その表面にプロピレン−エチレンランダム共重合体
    からなる表層を積層する押出ラミネート法であって、上
    記中間層を積層する冷却ロールの表面温度が50℃以上
    に設定されたことを特徴とするラミネートクロスの製造
    方法。
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