JP2000203141A - 孔版印刷機の給紙機構 - Google Patents

孔版印刷機の給紙機構

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JP2000203141A
JP2000203141A JP11002839A JP283999A JP2000203141A JP 2000203141 A JP2000203141 A JP 2000203141A JP 11002839 A JP11002839 A JP 11002839A JP 283999 A JP283999 A JP 283999A JP 2000203141 A JP2000203141 A JP 2000203141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を擦ることなく1枚ずつ分離して搬送す
ることができる孔版印刷機の給紙機構を提供する。 【解決手段】 穴明き搬送ベルト24が循環するととも
に、その下側循環部分を通って空気を吸い上げる吸着搬
送装置20を、給紙台12の上方に設ける。給紙台12
に載置された用紙90のうち一番上の用紙だけを搬送ベ
ルト24に吸着して版胴50側へ搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷機の給紙
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷機の版胴には、たとえば感熱性
孔版原紙が取り付けられる。感熱性孔版原紙はサーマル
ヘッドを用いて製版するが、より高精度の印刷を実現す
るには孔版原紙を薄くすることが考えられる。
【0003】ところが、従来の孔版印刷機は、給紙台に
積み重ねられた用紙を1枚ずつ分離して送り出すため、
たとえば図1の要部断面に示したように、回転する給紙
リング4に接触した用紙2が摩擦力によって給紙リング
4とさばき板6との間に引き込まれ、用紙が重なってい
るときには給紙リング4に接触した用紙だけが給紙リン
グ4とさばき板6との間を通過することによって、用紙
が1枚ずつ送り出されるようになっている給紙機構が用
いられている。この給紙機構から送り出された用紙は、
版胴とプレスローラとに挟持されて印刷されるが、用紙
の後端側が給紙リング4とさばき板6の間をまだ通過し
ていない状態で用紙の先端側が版胴とプレスローラに挟
持されると、版胴に取り付けられた孔版原紙には用紙か
ら引張力が作用することがある。孔版原紙を薄くした場
合には、この引張力の影響によって孔版原紙は破れやす
くなり、孔版原紙の耐久性が低下する。
【0004】また、このような給紙機構では、両面印刷
する場合、片面印刷済み用紙にさらに印刷するとき、印
刷済み面がさばき板6に擦れて汚れることがある。ま
た、多色刷りの場合、印刷した面に別の色をさらに印刷
するとき、印刷面が給紙リング4に擦れて汚れることが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、用紙を擦ることなく1
枚ずつ分離して搬送することができる孔版印刷機の給紙
機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の孔
版印刷機の給紙機構を提供する。
【0007】孔版印刷機の給紙機構は、給紙台に積み重
ねられた用紙を1枚ずつ分離して搬送するタイプのもの
である。孔版印刷機の給紙機構は、給紙台の上方に配置
され、給紙台に対向する部分が用紙搬送方向に移動した
後その上方を通って戻る無端循環部材と、給紙台側から
上記無端循環部材の給紙台に対向する部分を通って空気
を吸引し、給紙台上の用紙が上記無端循環部材に吸着さ
れ搬送されるようにする吸引手段とを備える。
【0008】上記構成において、吸引手段により、給紙
台側から無端循環部材の給紙台に対向する部分(下側部
分)を通って空気が吸引される。たとえば、無端循環部
材に適宜貫通穴を設けて、無端循環部材から空気を吸引
しても、無端循環部材の周囲に隙間を設け、無端循環部
材の周囲から空気を吸引しても、あるいは、両方を組み
合わせてもよい。無端循環部材への空気の吸引によっ
て、給紙台に積み重ねられた用紙のうち一番上の用紙が
吸い上げられ、無端循環部材の下側部分に吸着される。
無端循環部材の下側部分が用紙搬送方向に移動すると、
吸着された用紙は、積み重ねられた用紙から分離され、
搬送される。
【0009】上記構成によれば、無端循環部材の下側部
分は用紙に強く圧接することがななく、また、用紙を擦
ることなく、給紙台上の用紙を1枚ずつ分離して搬送す
ることができる。したがって、積み重ねられた用紙に損
傷を与えずに1枚ずつ分離して搬送することができる。
【0010】具体的には、以下のように種々の構成とす
ることが可能である。
【0011】第1の具体的構成としては、上記無端循環
部材は、その厚さ方向に貫通孔が形成された無端ベルト
部材であり、上記吸引手段は、該無端ベルト部材の循環
経路の内側から空気を吸引する。
【0012】上記構成において、無端ベルト部材には、
たとえば、多数の貫通孔を散点状に形成しても、循環方
向に線状に延在する貫通孔を形成してもよい。後者の貫
通孔を循環経路全周に連続して形成すれば、複数の無端
ベルト部材を隙間を設けて並列して配置し、その隙間か
ら吸引する構成となる。
【0013】上記構成によれば、無端ベルト部材の給紙
台に対向する部分の貫通孔から空気を吸引することによ
って、無端ベルト部材の給紙台に対向する部分に給紙台
の一番上の用紙だけが吸い上げられ吸着されるようにす
ることができる。吸着された用紙は、無端ベルト部材の
循環によって搬送される。無端ベルト部材の給紙台に対
向する部分を直線状にして、用紙を真っ直ぐ安定して搬
送することができる。
【0014】第2の具体的構成としては、上記無端循環
部材は、その筒壁に貫通孔が形成された略円筒状のロー
ラ部材であり、上記ローラ部材の内部には、給紙台に対
向する第1空間とそれ以外の第2空間とに仕切る仕切り
部材が配置され、上記吸引手段は、該第1空間から空気
を吸引する。
【0015】上記構成によれば、ローラ部材の給紙台に
対向する側に給紙台の一番上の用紙だけが吸い上げられ
吸着されるようにすることができる。吸着された用紙
は、ローラ部材の回転によって搬送される。
【0016】第3の具体的構成としては、上記無端循環
部材は、略円筒状のローラ部材である。上記ローラ部材
の周囲を略全体的に覆うカバー部材を備える。該カバー
部材内から上記吸引手段は空気を吸引する。該カバー部
材は給紙台に対向する部分に切り欠き部を有する。該切
り欠き部から隙間を設けて上記ローラ部材が突出する。
【0017】上記構成によれば、カバー部材の切り欠き
部から突出したローラ部材は、給紙台の用紙に対向す
る。吸引手段がカバー部材内から空気を吸引すると、カ
バー部材の切り欠き部とローラ部材との間から空気が吸
い込まれる。これによって、給紙台の一番上の用紙だけ
が吸い上げられる。吸い上げられた用紙は、ローラ部材
の回転によって搬送される。
【0018】好ましくは、上記給紙台の用紙搬送側に隣
接して配置され、上記無端循環部材の給紙台に対向する
部分の下側に、略用紙搬送方向とは反対方向に空気を吹
き込む空気吹き込み手段と、給紙台の用紙搬送側に隣接
して配置され、用紙搬送経路に下方から延在して接近す
るさばき部材とをさらに備える。
【0019】上記構成によれば、空気吹き込み手段から
の空気が、給紙台に積み重ねられた用紙の上部に吹き付
けられ、用紙間に空気が入り、用紙は互いに分離した状
態となる。分離し浮き上がった用紙のうち、一番上の用
紙が無端循環部材に吸着されて搬送される。このとき、
用紙搬送経路に接近して配置されたさばき部材は、吸着
された一番上の用紙の通過は許容するが、それより下側
の用紙とは干渉し、一番上の用紙の搬送に伴ってそれよ
り下側の用紙が一緒に移動しないようにする。
【0020】したがって、効率良く、かつ用紙に損傷を
与えずに、用紙を分離することができる。
【0021】好ましくは、上記無端循環部材の給紙台に
対向する部分の間から下方に所定距離突出した押さえ部
材をさらに備える。
【0022】上記構成によれば、空気吹き込み手段から
空気が吹き付けられて互いに分離した状態となった用紙
は、その一部が押さえ部材に押さえられ、浮き上がらな
いので、用紙は押さえられた部分の周囲で湾曲し、これ
によって用紙の分離が促進される。
【0023】したがって、より効率良く用紙を分離する
ことができる。
【0024】好ましくは、上記押さえ部材が上記無端循
環部材の給紙台に対向する部分の間から下方に突出する
距離を調整する押さえ部材調整手段をさらに備える。
【0025】上記構成によれば、印刷条件(たとえば、
用紙の厚さ、大きさ、硬さ、表面性状や用紙搬送速度な
ど)に応じて、無端循環部材の給紙台に対向する部分、
すなわち用紙吸着面からの押さえ部材突出量を適宜調整
し、用紙がより効率良く分離されるようにすることがで
きる。
【0026】好ましくは、上記吸引手段が上記無端循環
部材の給紙台に対向する部分を通って吸引する空気の吸
引圧力を調整する吸引圧力調整手段をさらに備える。
【0027】上記構成によれば、印刷条件に応じて、用
紙を無端循環部材に吸引する際の吸引力を適宜調整し、
用紙がより効率良く分離されるようにすることができ
る。
【0028】好ましくは、上記さばき部材が用紙搬送経
路に接近する位置を調整するさばき部材調整手段をさら
に備える。
【0029】上記構成によれば、印刷条件に応じて、さ
ばき部材と無端循環部材との間の隙間を適宜調整し、用
紙がより効率良く分離されるようにすることができる。
【0030】より好ましくは、印刷条件に応じて、上記
押さえ部材調整手段、上記吸引圧力調整手段、又は上記
さばき部材調整手段を適宜動作させる自動調整手段をさ
らに備える。
【0031】上記構成によれば、印刷条件(たとえば、
操作パネルからの用紙の種類の選択、搬送中の用紙の厚
さの検出結果などにより設定する。)に応じて、自動調
整手段は、押さえ部材の突出量、用紙の吸引圧力、さば
き部材と無端循環部材との間の隙間の大きさのうち少な
くとも1つを自動調整する。したがって、オペレータに
よる調整作業が不要となり、操作性が向上する。
【0032】さらに好ましくは、用紙を重ねて搬送した
ことを検知する重送検知手段と、該重送検知手段が用紙
を重ねて搬送したことを検知したときに、上記無端循環
部材を逆方向に所定距離循環させてその用紙を戻した
後、正方向に循環させて用紙の搬送をやり直す重送リト
ライ手段とをさらに備える。
【0033】上記構成によれば、用紙を重ねて搬送した
ことを検知したとき、その用紙を戻して搬送をやり直す
ことによって、用紙の分離効率を向上させることができ
る。搬送のやり直しが所定回数に達したときに、搬送を
中止してエラーとして処理するようにしても、あるいは
重なったままの搬送を許容してもよいが、用紙が重なっ
ている限り搬送を許容しなければ、必ず1枚ずつ印刷す
ることになり、印刷済み用紙の中に印刷されていない用
紙が混入しないようにすることができる。
【0034】好ましくは、上記重送リトライ手段の搬送
やり直し動作の頻度を監視する重送リトライ監視手段
と、該重送リトライ検知手段により上記重送リトライ手
段の搬送やり直し動作の頻度が所定値より大きいことを
検出したときに、上記自動調整手段を動作させる自動補
正手段とを備える。
【0035】上記構成によれば、重送が発生すれば、押
さえ部材の突出量、用紙の吸引圧力、さばき部材と無端
循環部材との間の隙間の大きさの各調整量について所定
の優先順位で、あるいは適宜に組み合わせて、搬送のや
り直しが少なくなるように自動的に補正することによっ
て、用紙の分離効率を向上させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
孔版印刷機の給紙機構について詳細に説明する。
【0037】まず、第1実施形態の孔版印刷機10につ
いて、図2〜図13を参照しながら詳細に説明する。図
2は全体構成図、図3は要部斜視図、図4は要部正面
図、図5は要部側面図、図6は要部底面図、図7〜図9
は要部構成図、図10はブロック図、図11〜図13は
動作のフローチャートである。
【0038】孔版印刷機10は、図2に示すように、給
紙台12に載置された用紙90を上から1枚ずつ分離
し、フィードローラ対30で、版胴50とプレスローラ
52との間に供給する。版胴50には製版部54が製版
した孔版原紙(図示せず)が装着され、装着された孔版
原紙は回収部56によって版胴50から剥がされるよう
になっている。版胴50は、その内部にインクが供給さ
れ、用紙の送り速度と同期して回転するようになってい
る。プレスローラ52は、版胴50の下方に接離可能に
配置されていて、用紙が版胴50とプレスローラ52と
の間を通過するときに上昇し、用紙を版胴50側に押し
付け、印刷するようになっている。印刷された用紙は版
胴50から剥がされ、印刷されていない下面がベルト搬
送装置58で支持され、紙受台59へ排出される。版胴
50から用紙が剥がれやすいように、エアー装置57で
空気を吹き付けるようになっている。
【0039】孔版印刷機10は、給紙台12に載置され
た用紙90を上から1枚ずつ分離してフィードローラ対
30に送り出す給紙機構の構成が従来の装置とは異なる
が、他の構成は従来装置と同様であるので、以下、従来
の装置との相違点を中心にさらに説明する。
【0040】給紙台12は、給紙台モータ13(図10
参照)により駆動される不図示の昇降装置によって上下
に移動する。その位置を上限リミッタスイッチ72およ
び下限リミッタスイッチ74で検知し、給紙台12の移
動範囲を制限するようになっている。給紙台12の用紙
搬送側(図2において右側)には、側壁14が立設さ
れ、給紙台12に載置した用紙90の一辺が接近又は当
接するようになっている。
【0041】側壁14の上縁14aは、詳しくは後述す
る吸着搬送装置20の搬送ベルト下面24s(図5参
照)との間に、所定の間隔を形成するようになってい
る。側壁14の用紙搬送下流側(給紙台12とは反対
側)には、ウレタンゴム製のさばき板16が上向きに固
定され、搬送ベルト下面24sに下方から接近又は当接
し、搬送ベルト下面24sとさばき板16との間を1枚
の用紙だけが通過できるようになっている。
【0042】詳しくは、図7に示すように、さばき板1
6は上下方向に移動自在に支持され、その一側端には、
サバキ開度調整モータ40の出力軸に固定された歯車4
6が噛合するラック16aが形成されている。また、さ
ばき板16には水平方向に突起部16bが形成され、さ
ばき板16の上限および下限位置をリミッタスイッチ対
42,44で検知して規制できるようになっている。
【0043】側壁14の用紙搬送下流側には、ブロー装
置60(図3参照)のブローボックス62が配置されて
いる。ブローボックス62には、図3および図4に示し
たように、側壁14およびさばき板16に干渉されず
に、直接、給紙台12の上方に対向する部分に、吹出口
62aが設けられている。ブローボックス62には吐出
ファン64が接続されていて、吐出ファン64から送り
込まれた空気が、吹出口62aから、大略搬送ベルト下
面24sに沿って給紙台12の上方に向けて吹き出るよ
うになっている。
【0044】吸着搬送装置20は、図3に示したよう
に、大略、一対の駆動ローラ22a,22bと、複数の
搬送ベルト24と、吸引ボックス26と、吸引ファン2
8とからなる。
【0045】一対の駆動ローラ22a,22bは、用紙
幅方向(用紙に沿って用紙搬送方向とは直角方向)に互
いに平行に、一方22aが給紙台12の上方に、他方2
2bが給紙台12より用紙搬送方向下流側に、それぞれ
配置されている。
【0046】複数の搬送ベルト24は、一対の駆動ロー
ラ22a,22bに、軸方向(用紙幅方向)に適宜間隔
を設けて掛けられ、循環するようになっている。すなわ
ち、搬送ベルトモータ23(図10参照)により駆動ロ
ーラ22a,22bが回転すると、搬送ベルト24の下
側部分が用紙搬送方向下流側に向けて移動する一方、搬
送ベルト24の上側部分は用紙搬送方向上流側に移動す
る。各搬送ベルト24には、図3に示すように、その厚
さ方向に貫通する多数の貫通穴24aが適宜間隔で形成
されている。なお、貫通穴24aの図示は、図4では全
部を、図6では一部を省略している。
【0047】吸引ボックス26は、一対の駆動ローラ2
2a,22bと搬送ベルト24で囲まれた内側部分には
配置されている。吸引ボックス26の下壁には、図6に
示すように、各搬送ベルト24の下側部分に沿ってそれ
ぞれ2本のスリット26aが、また、搬送ベルト24間
の隙間にはそれぞれ1本のスリット26bが、形成され
ている。
【0048】吸引ファン28は、図3に示すように、吸
引ボックス26に接続され、吸引ボックス26のスリッ
ト26a,26bから空気を吸い込むようになってい
る。吸引ファン28の吸い込み口には、開閉可能なシャ
ッタ27が設けられていて、その開度を変えることによ
って吸引圧を調整できるようになっている。シャッタ2
7は、吸気ソレノイド29(図10参照)によって開閉
し、その最大開度が変えられるようになっている。
【0049】詳しくは図8に示すように、シャッタ27
は回転軸100を中心に回動自在に支持され、その端部
がストッパー102,104に当接したときに閉じるよ
うになっている。すなわち、図8(b)に示すように、
回転軸100に形成された孔101に「の」字状に通し
たワイヤー114の一端をスプリング116により引っ
張り、他端を吸気ソレノイド29のプランジャー112
に接続している。矢印190,192で示すように、プ
ランジャー112が後退するとシャッタ27が回って開
き、突出すると閉じるようになっている。なお、プラン
ジャー112の突出位置はストッパー106,108で
規制されるようになっている。
【0050】吸気ソレノイド29は、支持プレート12
0に固定されている。この支持プレートの位置は、プラ
ンジャー112の軸方向に調節できるようになっている
ので、シャッタ27の最大開度を変え、これによって、
吸着搬送装置20が用紙を吸引するときの吸引圧力を調
整できるようになっている。詳しくは、支持プレート1
20は、矢印194で示すようにプランジャー112の
軸方向に移動自在に支持され、その上部にはラック12
1が形成されている。このラック121に噛合する歯車
122をソレノイド位置調整モータ130(図10参
照)により回転することによって、支持プレート120
の位置(したがって、吸着搬送装置20の吸引圧力)を
調整できるようになっている。支持プレート120の移
動限界は、リミッタスイッチ対132,134で検出し
て規制されるようになっている。
【0051】図4に示すように、用紙幅方向に並べた搬
送ベルト24の用紙幅方向中央には、用紙搬送方向に延
在する押さえ板18が設けられている。押さえ板18
は、表面がフッ素加工された金属製の部品であり、図5
に示すように、その下部が搬送ベルト下面24sより下
方に突出するようになっている。この下方突出量は、押
さえ板調整モータ200で調整できるようになってい
る。
【0052】詳しくは、押さえ板18は、フレーム20
fに固定された支持軸19に回動自在に支持されてい
る。押さえ板18には、調整軸220のねじが螺合する
突片18aが突設されている。調整軸220の上端には
歯車212が固定され、押さえ板調整モータ200の出
力軸に固定された歯車210と噛合するようになってい
る。さらに詳しくは、図9に示すように、調整軸220
は、フレーム20fに形成された長穴20sを貫通し、
突片18aに螺合している。調整軸220には段部22
1が形成され、この段部221がフレーム20fに外側
から係合するようになっている。調整軸220に嵌めら
れたスプリング222によって押さえ板18は下方に付
勢され、調整軸220の回転により押さえ板18の突出
量が変わるようになっている。調整軸220と押さえ板
調整モータ200とは、不図示のユニットベースに支持
され、押さえ板18が移動すると、押さえ板18ととも
に一体的に移動するようになっている。
【0053】フィードローラ対30は、搬送ロ−ラモー
タ38(図10参照)で駆動される。搬送ローラモータ
38はステッピングモータであり、版胴50の回転に同
期して用紙を精度良く搬送することができるようになっ
ている。
【0054】さらに、図10のブロック図を参照しなが
ら、構成を説明する。
【0055】CPU11には、ROM92、RAM9
4、給紙台モータ13、搬送ベルトモータ23、搬送ロ
ーラモータ38、ソレノイド位置調整モータ130、サ
バキ開度調整モータ40、押さえ板調整モータ200、
吸気ソレノイド29、吸引ファン28、吐出ファン6
4、上限リミッタスイッチ72、下限リミッタスイッチ
74、用紙レベルセンサ78、透過センサおよび
(76,80)、ソレノイド位置リミッタスイッチ対1
32,134、サバキ開度リミッタスイッチ対42,4
4、押さえ板リミッタスイッチ対202,204、およ
び操作パネル96が接続されている。
【0056】CPU11は、孔版印刷機10の動作を制
御する。ROM92は、制御プログラム等のデータを記
憶する。RAM94は、データを一時的に記憶する。給
紙台モータ13は、給紙台12を昇降する。搬送ベルト
モータ23は、搬送ベルト24を駆動する。搬送ローラ
モータ38は、フィードローラ対30を駆動する。搬送
ベルトモータ23および搬送ローラモータ38には不図
示のエンコーダが設けられ、用紙の搬送位置を検出でき
るようになっている。
【0057】ソレノイド位置調整モータ130は、吸着
搬送装置20の吸引圧力を調整する。サバキ開度調整モ
ータ40は、さばき板16と搬送ベルト下面24sとの
間の隙間の大きさを調整する。押さえ板調整モータ20
0は、押さえ板18の突出量を調整する。吸気ソレノイ
ド29は、吸引ファン28の吸い込み口に設けたシャッ
タ27を開閉する。吸引ファン28は、吸引ボックス2
6のスリット26a,26bから空気を吸い込む。吐出
ファン64は、ブローボックス62の吹出口62aから
空気を吹き出す。上限リミッタスイッチ72および下限
リミッタスイッチ74は、給紙台12の上限位置および
下限位置を検出する。用紙レベルセンサ78は、搬送ベ
ルト下面24sに接近して用紙があるか否かを検出す
る。透過センサ(76)は、給紙台12上の用紙の有
無を検出する。透過センサ(80)は、用紙の通過
(すなわち、用紙の先端および後端)と、用紙の重送
(すなわち、用紙の厚さ)を検出する。操作パネル96
は、操作スイッチや表示装置等を備える。
【0058】次に、孔版印刷機10の動作について説明
する。
【0059】操作パネル96のスタート釦(図示せず)
を押すと、操作パネル96から予め設定した印刷条件に
応じて、押さえ板18の搬送ベルト下面24sからの突
出量、支持プレート120の位置(すなわち、搬送ベル
ト下面24sへの用紙吸引圧力)、さばき板16と搬送
ベルト下面24sとの間の隙間の大きさが自動的に設定
される。そして、吸引ファン28と吐出ファン64が回
転を開始する。このとき、吸引ファン28の吸い込み口
は、シャッタ27によって閉じた状態である。次に、給
紙台12が上昇する。給紙台12に載置された用紙90
の上部を用紙レベルセンサ78が検知すると、給紙台1
2は上昇を停止し、給紙台12上の用紙90が搬送ベル
ト下面24sに接近した状態となる。用紙レベルセンサ
78が用紙を検知しなくなると、用紙を検知するまで給
紙台12が上昇するようになっている。
【0060】次に、図4および図5に示したように、給
紙台12に載置された用紙90の上部に、ブローボック
ス62の吹出口62aから空気が吹き込まれ、用紙90
の間に隙間ができる。この空気の吹き付けによって用紙
がさばかれる領域を、図5において符号Sで示してい
る。次に、吸気ソレノイド29が動作してシャッタ27
を開く。これによって、搬送ベルト下面24sと給紙台
12上の一番上の用紙90aとの間の空間では、吸引ボ
ックス26のスリット26a,26bへ空気が吸い込ま
れ、これに伴って、給紙台12の一番上の用紙90aが
吸い上げられて搬送ベルト下面24sに吸着される。こ
のとき、押さえ板18は、搬送ベルト下面24sから下
方に所定量(たとえば、約3mm)突出し、用紙90の
中央を押さえるので、一番上の用紙90aは、その両側
だけが吸い上げられ、押さえられた部分の付近には、た
わみが生じる。この用紙90aより下の他の用紙90
b,90cには、前述のようにブローボックス62の吹
出口62aから空気が吹き込まれ、搬送ベルト下面24
sへは直接吸い上げられず、押さえ板18でその中央が
下方に押さえられ、搬送ベルト下面24sに吸着された
一番上の用紙90aとは十分に分離される。
【0061】次に、搬送ベルト24が回転し、搬送ベル
ト24に吸着された用紙90aは、搬送ベルト下面24
sとさばき板16との間の隙間を通って、停止中のフィ
ードローラ対30へと搬送される。このとき、さばき板
16は、吸着された用紙90aより下の他の用紙90
b,90cと干渉して、用紙の重送を防止する。
【0062】搬送ベルト24で送り出された用紙90a
の先端が、停止しているフィードローラ対30に突き当
たり、用紙にたわみが生じるまで、搬送ベルト24は用
紙90aを搬送する。
【0063】用紙90aの先端がフィードローラ対30
の接触線に沿って一直線に揃い、押さえ板18によって
できた用紙幅方向のたわみが解消し、搬送方向に直角に
なると、フィードローラ対30が回転を開始する。この
とき同時に、吸気ソレノイド29が動作してシャッタ2
7を閉じ、搬送ベルト24への用紙吸着を停止する。こ
れによって、用紙90aは、搬送ベルト24からフィー
ドローラ対30側へ、円滑に受け渡される。
【0064】プレスローラ52は、従来装置と同様、搬
送された用紙が版胴50とプレスローラ52との間に達
する所定タイミングで上昇し、これによって用紙は印刷
され、その後、紙受台59上に排出される。
【0065】次に、用紙が重なって搬送された重送時の
搬送制御について、図11〜図13のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0066】図11に示すように、ステップ#12にお
いて給紙開始を待ち、給紙を開始すると、ステップ#1
4においてリトライフラグをリセットし、ステップ#1
6において透過センサ80が用紙の先端を検出するの
を待つ。透過センサ80が用紙の先端を検出したら、
ステップ#18において重送であるか否かを判定する。
【0067】重送でなければ、ステップ#30において
透過センサ80が用紙後端を検出するのを待ち、検出
したらカウンタDをリセットして終了する。
【0068】重送であれば、ステップ#20においてカ
ウンタDをカウントアップし、ステップ#22におい
て、カウンタDが5以上であるか否かを判定する。カウ
ンタDが5未満であれば、ステップ#34においてエラ
ー処理を実行する。すなわち、重なった用紙をそのまま
搬送して印刷し紙受台19に排出した後、停止して、操
作パネル96にエラー表示を行う。カウンタDが5以上
であれば、ステップ#24においてリトライ、すなわち
用紙搬送のやり直しが可能か否かを判定する。リトライ
が可能であれば、ステップ#26において、詳しくは後
述するリトライ処理を実行する。リトライが可能でなけ
れば、ステップ#34において前述のエラー処理を実行
する。リトライは、用紙先端が版胴50およびプレスロ
ーラ52の間にまだ到達しておらず、かつ、用紙の後端
がまださばき板16を通過していなければ、可能と判定
する。
【0069】上記ステップ#26のリトライ処理は、詳
しくは図12に示す手順で実行する。すなわち、ステッ
プ#52において搬送ローラモータ38を停止し、ステ
ップ#54において搬送ベルトモータ23を停止し、用
紙の搬送を停止する。次に、ステップ#56において搬
送ローラモータ38を逆回転し、ステップ#58におい
て搬送ベルトモータ23を逆回転し、用紙を逆方向に搬
送し、ステップ#60において、用紙の先端がさばき板
16を越えるのを待つ。用紙の先端がさばき板16を越
えると、ステップ#62において搬送ローラモータ38
を停止し、ステップ#64において搬送ベルトモータ2
3を停止し、用紙の搬送を停止する。そして、ステップ
#66において、詳しくは後述する自動補正処理を実行
し、ステップ#68において、リトライフラグをセット
する。リトライフラグがセットされると、通常の給紙が
再開され、図11のメインルーチンのステップ#14以
降が実行される。
【0070】次に、上記ステップ#66の自動補正処理
について説明する。図13に示すように、ステップ#7
0において、フラグDが5であるか否かを判定する。
【0071】フラグDが5であれば、すなわち、重送が
5回連続して発生すれば、ステップ#86において、押
さえ板18を搬送ベルト下面24sからさらに突出させ
て調整する余裕が残っているか否かを判定する。調整す
る余裕がなければ、すなわち調整できる限界に達してい
れば、操作パネル96にその旨の警告を表示し、調整す
る余裕があれば、押さえ板調整モータ200の駆動によ
って押さえ板18を所定量だけさらに突出させる。
【0072】フラグDが5でなければ、ステップ#74
において、フラグDが6であるか否かを判定する。
【0073】フラグDが6であれば、ステップ#80に
おいて、シャッタ27の最大開度をさらに調整する余裕
があるか否かを判定する。調整する余裕があれば、ステ
ップ#84において、ソレノイド位置調整モータ40の
駆動によってシャッタ27の最大開度を所定量調整す
る。たとえば、所定量小さくする。一方、調整する余裕
がなければ、ステップ#82において操作パネル96に
その旨の警告を表示する。
【0074】フラグDが6でなければ、ステップ#74
において、フラグDが7であるか否かを判定する。
【0075】フラグDが7であれば、ステップ#92に
おいて、さばき板16と搬送ベルト下面24sとの間の
隙間を調整する余裕があるか否かを判定する。調整する
余裕があれば、ステップ#94において、サバキ開度調
整モータ40の駆動により、さばき板16を所定量だけ
上昇させ、さばき板16と搬送ベルト下面24sとの間
の隙間を小さくする。一方、調整する余裕がなければ、
ステップ#96において操作パネルにその旨の警告を表
示する。
【0076】フラグDが7でなければ、ステップ#76
において、カウンタDをリセットし、ステップ#78で
自動調整不能のエラー処理を実行する。
【0077】以上説明したように、孔版印刷機10は、
給紙台12上から用紙90を1枚だけ分離するときに、
一番上の用紙90aを搬送ベルト24へ吸い上げ、吸着
した状態で搬送し、フィードローラ対30へ受け渡す。
このとき、搬送ベルト24は、分離して搬送する用紙9
0aに、強く圧接したり擦ったりしない。
【0078】したがって、積み重ねられた用紙に損傷
(リングの圧痕、サバキによる傷、印刷面の汚れなど)
を与えずに1枚ずつ分離して搬送することができる。
【0079】また、搬送される用紙には、従来装置のよ
うにバックテンションが作用することはないので、円滑
な給紙が可能となる。また、給紙リングやさばき板のよ
うに摩擦による消耗の激しい部品が無くなるため、メン
テナンスが容易となる。
【0080】次に、吸着搬送装置の構成が異なる第2実
施形態について、図14(a)の要部全体斜視図および
(b)の拡大切断斜視図を参照しながら説明する。
【0081】第2実施形態の吸着搬送装300は、給紙
台の搬送側端部の上方に配置される。吸着搬送装300
は、その筒壁を貫通する多数の吸引孔312(図では一
部のみ図示)が形成された略中空円筒状の給紙ローラ3
10を有する。給紙ローラ310の一端350には、駆
動軸302が結合されている。給紙ローラ310は、ベ
アリング304,306によって回転自在に支持され、
駆動軸302によって回転駆動されるようになってい
る。
【0082】給紙ローラ310の内部には、略三角柱状
の仕切り部材308が回転不自在に固定されている。仕
切り部材308は、一対の斜壁と両端の端壁とを有し、
その底部には開口部309が形成されていて、開口部3
09が給紙台に対向するようになっている。なお、一方
の端壁には、駆動軸302を支持するベアリング305
が固定されている。仕切り部材308は、給紙ローラ3
10の内部空間を、給紙台に対向する第1空間とそれ以
外の第2空間とに仕切る。第1空間には、吸気パイプ3
20が差し込まれている。吸気パイプ320は、給紙ロ
ーラ310の他端352を貫通し、吸気チューブ322
に接続され、不図示の吸引ポンプによって第1空間から
空気を吸引するようになっている。
【0083】したがって、吸引ポンプの吸引によって、
給紙ローラ310の給紙台に対向する部分の吸引孔31
2から空気が吸い込まれ、給紙台上の用紙が給紙ロ−ラ
310に吸着される。吸着された用紙は、給紙ローラ3
10の回転によって版胴側へ搬送される。なお、図示し
ていないが、第1実施例と同様に、給紙台に隣接してさ
ばき板が突設され、用紙の重送を防止するようになって
いる。
【0084】次に、第3実施形態について、図15の要
部斜視図を参照しながら説明する。
【0085】第3実施形態の吸着搬送装400は、給紙
台の搬送側端部の上方に配置される。吸着搬送装400
は、大略、箱形状のカバー408の下部から円筒状の給
紙ローラ410が露出するようになっている。給紙ロー
ラ410は、ベアリング404,406によって回転自
在に支持され、その一端に結合された駆動軸402によ
って回転駆動されるようになっている。カバー408の
底壁には切り欠き部409が形成され、給紙ローラ41
0の下部が露出して、給紙台上の用紙に接近して対向す
るようになっている。カバー408の上部には吸引ファ
ン420が設けられ、カバー408内の空気を外部に吸
い出すようになっている。カバー408の切り欠き部4
09と給紙ローラ410との間には隙間が形成され、こ
の隙間からカバー408内へ空気が吸い込まれるように
なっている。
【0086】したがって、給紙台上の一番上の用紙は吸
い上げられ、給紙ローラ410に接触する。吸い上げら
れた用紙は、給紙ローラ410の回転によって版胴側へ
搬送されるようになっている。なお、図示していない
が、第1実施例と同様に、給紙台に隣接してさばき板が
突設され、用紙の重送を防止するようになっている。
【0087】以上説明した各給紙機構は、用紙を擦るこ
となく1枚ずつ分離して搬送することができる。
【0088】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れず、種々の態様で実施可能である。
【0089】たとえば、用紙の重送時に、押さえ板18
の突出量、用紙の吸引力、搬送ベルト下面24sとさば
き板16との間の隙間の順に自動調整する代わりに、別
の優先順位で、あるいは適宜に組み合わせて自動調整す
るようにしてもよい。また、自動調整を行う代わりに、
手動で調整できるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の装置の要部拡大図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の孔版印刷機の全体構
成図である。
【図3】 図2の孔版印刷機の要部斜視図である。
【図4】 図2の孔版印刷機の要部正面図である。
【図5】 図2の孔版印刷機の要部側面図である。
【図6】 図2の孔版印刷機の要部底面図である。
【図7】 図2の孔版印刷機の要部正面図である。
【図8】 図2の孔版印刷機の要部側面図である。
【図9】 図2の孔版印刷機の要部断面図である。
【図10】 図2の孔版印刷機のブロック図である。
【図11】 図2の孔版印刷機の給版リトライ制御のフ
ローチャートである。
【図12】 図11のステップ#26の詳細フローチャ
ートである。
【図13】 図12のステップ#66の詳細フローチャ
ートである。
【図14】 本発明の第2実施形態の孔版印刷機の要部
構成図である。
【図15】 本発明の第3実施形態の孔版印刷機の要部
構成図である。
【符号の説明】
10 孔版印刷機 11 CPU(自動調整手段、重送リトライ手段、重送
リトライ監視手段、自動補正手段) 12 給紙台 13 給紙台モータ 14 側壁 14a 上縁 16 さばき板(さばき部材) 16a ラック 16b 突起部 18 押さえ板(押さえ部材) 18a 突片(押さえ部材調整手段) 19 支持軸 20 吸着搬送装置 20f フレーム 20s 長穴 22a,22b 駆動ローラ 23 搬送ベルトモータ 24 搬送ベルト(無端循環部材) 24a 貫通穴 24s 搬送ベルト下面 26 吸引ボックス(吸引手段) 26a,26b スリット 27 シャッタ 28 吸引ファン 29 吸気ソレノイド 30 フィードローラ対 38 搬送ローラモータ 40 サバキ開度調整モータ(さばき部材調整手段) 42,44 リミッタスイッチ 46 歯車(さばき部材調整手段) 50 版胴 52 プレスローラ 54 製版部 56 回収部 57 エアー装置 58 ベルト搬送装置 59 紙受台 60 ブロー装置 62 ブローボックス(空気吹き込み手段) 62a 吹出口 64 吐出ファン 72 上限リミッタスイッチ 74 下限リミッタスイッチ 76 透過センサ 78 用紙レベルセンサ 80 透過センサ(重送検知手段) 90,90a,90b,90c 用紙 92 ROM 94 RAM 96 操作パネル 100 回転軸 101 孔 102,104,106,108 ストッパ 112 プランジャー 114 ワイヤー 116 スプリング 120 支持プレート(吸引圧力調整手段) 121 ラック 122 歯車(吸引圧力調整手段) 130 ソレノイド位置調整モータ(吸引圧力調整手
段) 132,134 リミッタスイッチ 190,192,194 矢印 200 押さえ板位置調整モータ(押さえ部材調整手
段) 202,204 リミッタスイッチ 210,212 歯車(押さえ部材調整手段) 220 調整軸(押さえ部材調整手段) 221 段部 222 スプリング(押さえ部材調整手段) 300 吸着搬送装置 302 駆動軸 304,305,306 ベアリング 308 仕切り部材 309 開口部 310 給紙ローラ(無端循環部材、ローラ部材) 312 吸引孔(貫通孔) 320 吸気パイプ 322 吸気チューブ 350 一端 352 他端 400 吸着搬送装置 402 駆動軸 404、406 ベアリング 408 カバー(カバー部材) 409 切り欠き部 410 給紙ローラ(無端循環部材、ローラ部材) 420 吸引ファン(吸引手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙台(12)に積み重ねられた用紙
    (90)を1枚ずつ分離して搬送する孔版印刷機(1
    0)の給紙機構において、 給紙台(12)の上方に配置され、給紙台(12)に対
    向する部分が用紙搬送方向に移動した後その上方を通っ
    て戻る無端循環部材(24,310,410)と、 給紙台(12)側から上記無端循環部材(24,31
    0,410)の給紙台(12)に対向する部分を通って
    空気を吸引し、給紙台(12)上の用紙(90)が上記
    無端循環部材(24,310,410)に吸着され搬送
    されるようにする吸引手段(26,420)とを備えた
    ことを特徴とする、孔版印刷機の給紙機構。
  2. 【請求項2】 上記給紙台(12)の用紙搬送側に隣接
    して配置され、上記無端循環部材(24)の給紙台(1
    2)に対向する部分の下側に、略用紙搬送方向とは反対
    方向に空気を吹き込む空気吹き込み手段(62)と、 給紙台(12)の用紙搬送側に隣接して配置され、用紙
    搬送経路に下方から延在して接近するさばき部材(1
    6)とをさらに備えたことを特徴とする、請求項1記載
    の孔版印刷機の給紙機構。
  3. 【請求項3】 上記無端循環部材(24)の給紙台(1
    2)に対向する部分の間から下方に所定距離突出した押
    さえ部材(18)をさらに備えたことを特徴とする、請
    求項2記載の孔版印刷機の給紙機構。
  4. 【請求項4】 上記押さえ部材(18)が上記無端循環
    部材(24)の給紙台(12)に対向する部分の間から
    下方に突出する距離を調整する押さえ部材調整手段(1
    8a,200,210,212,220,222)をさ
    らに備えたことを特徴とする、請求項3記載の孔版印刷
    機の給紙機構。
  5. 【請求項5】 上記吸引手段(26)が上記無端循環部
    材(24)の給紙台(12)に対向する部分を通って吸
    引する空気の吸引圧力を調整する吸引圧力調整手段(1
    20,122,130)をさらに備えたことを特徴とす
    る、請求項1記載の孔版印刷機の給紙機構。
  6. 【請求項6】 上記さばき部材(16)が用紙搬送経路
    に接近する位置を調整するさばき部材調整手段(40,
    46)をさらに備えたことを特徴とする、請求項2記載
    の孔版印刷機の給紙機構。
  7. 【請求項7】 印刷条件に応じて、上記押さえ部材調整
    手段、上記吸引圧力調整手段、又は上記さばき部材調整
    手段を適宜動作させる自動調整手段(11)をさらに備
    えたことを特徴とする、請求項4、5又は6記載の孔版
    印刷機の給紙機構。
  8. 【請求項8】 用紙(90)を重ねて搬送したことを検
    知する重送検知手段(80)と、 該重送検知手段が用紙(80)を重ねて搬送したことを
    検知したときに、上記無端循環部材(24)を逆方向に
    所定距離循環させてその用紙を戻した後、正方向に循環
    させて用紙の搬送をやり直す重送リトライ手段(11)
    とをさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜7のい
    ずれかひとつに記載の孔版印刷機の給紙機構。
  9. 【請求項9】 上記重送リトライ手段(11)の搬送や
    り直し動作の頻度を監視する重送リトライ監視手段(1
    1)と、 該重送リトライ検知手段(11)により上記重送リトラ
    イ手段(11)の搬送やり直し動作の頻度が所定値より
    大きいことを検出したときに、上記自動調整手段(1
    1)を動作させる自動補正手段(11)とを備えたこと
    を特徴とする、請求項8記載の孔版印刷機の給紙機構。
  10. 【請求項10】 上記無端循環部材(24)は、その厚
    さ方向に貫通孔(24a)が形成された無端ベルト部材
    (24)であり、 上記吸引手段(26)は、該無端ベルト部材(24)の
    循環経路の内側から空気を吸引することを特徴とする、
    請求項1記載の孔版印刷機の給紙機構。
  11. 【請求項11】 上記無端循環部材(310)は、その
    筒壁に貫通孔(312)が形成された略円筒状のローラ
    部材(310)であり、 上記ローラ部材(310)の内部には、給紙台(12)
    に対向する第1空間とそれ以外の第2空間とに仕切る仕
    切り部材(308)が配置され、 上記吸引手段は、該第1空間から空気を吸引することを
    特徴とする、請求項1記載の孔版印刷機の給紙機構。
  12. 【請求項12】 上記無端循環部材(410)は、略円
    筒状のローラ部材(410)であり、 上記ローラ部材(410)の周囲を略全体的に覆うカバ
    ー部材(408)を備え、該カバー部材(408)内か
    ら上記吸引手段(420)は空気を吸引し、該カバー部
    材(408)は給紙台に対向する部分に切り欠き部(4
    09)を有し、該切り欠き部(409)から隙間を設け
    て上記ローラ部材(410)が突出することを特徴とす
    る、請求項1記載の孔版印刷機の給紙機構。
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