JP2000203527A - 封緘装置 - Google Patents

封緘装置

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JP2000203527A
JP2000203527A JP11004112A JP411299A JP2000203527A JP 2000203527 A JP2000203527 A JP 2000203527A JP 11004112 A JP11004112 A JP 11004112A JP 411299 A JP411299 A JP 411299A JP 2000203527 A JP2000203527 A JP 2000203527A
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JP
Japan
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carton
roller
adhesive tape
pressing roller
attaching
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JP11004112A
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English (en)
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Tadaaki Tsukata
忠明 津堅
Norio Mori
則雄 森
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートンの貼付け面の中央が窪んでいるよう
な場合でも、粘着テープを浮き上がりなく確実良好に貼
付けることができる封緘装置を提供する。 【解決手段】 カートンWの搬送経路Aに対して貼付け
ローラ25および押圧ローラ26をそれぞれ出退可能に
配備するとともに、貼付けローラ25がカートンWとの
当接によって搬送経路Aから退避移動されることに連動
して、突出付勢された押圧ローラ26を付勢力に抗して
搬送経路Aから退避させるように、両ローラ25,26
を連係リンク28で連動連結してある封緘装置におい
て、貼付けローラ25と押圧ローラ26とのリンク連係
系に所定範囲の融通を与える長孔32を形成し、両ロー
ラ25,26が搬送経路Aから退避移動された状態にお
いて、貼付けローラ25を長孔32の範囲内で搬送経路
A側に自由移動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種物品を梱包
搬送するカートンを粘着テープで封止する際に利用する
封緘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カートンを封緘する従来装置の一つとし
て、特開平9−207243号公報に開示されたものが
知られている。その粘着テープ貼付け機構の構成、およ
び、テープ貼付け行程が図16および図17に示されて
いる。
【0003】すなわち、粘着テープ貼付け機構は、粘着
テープTを巻回した粘着テープロールRTと貼付けユニ
ット60とを備えている。ユニットフレーム61の前端
部、後端部、および中間部にはそれぞれ支点P1 ,P2
,P3 を中心に上下揺動可能に揺動アーム62,6
3,64が装着されている。前後の揺動アーム62およ
び63の遊端部には、貼付けローラ65および押圧ロー
ラ66がそれぞれ遊転自在に装備されるとともに、中間
の揺動アーム64の遊端部には、刃先を下方に向けたテ
ープカッタ67が装着されている。
【0004】前後の揺動アーム62,63が連係リンク
68で連動連結されて、互いに逆向き揺動によって同調
して上下動する。押圧ローラ66の揺動アーム63とユ
ニットフレーム61とに亘って張設したバネ69によっ
て両揺動アーム62,63のそれぞれが、貼付け対象ワ
ークとしてのカートンWの搬送経路Aに突入するように
下向きに揺動付勢されている。また、揺動アーム64も
ユニットフレーム61とに亘って張設したバネ70によ
って下方に揺動付勢されている。
【0005】このように構成された粘着テープ貼付け機
構による粘着テープ貼付けは、以下のように行われる。
【0006】(1) 図17に示すように、カートンW
が到達しない待機状態では、貼付けローラ65、押圧ロ
ーラ66、および、テープカッタ67はそれぞれカート
ンWの搬送経路Aに突入した位置にある。このとき粘着
テープロールTRから繰り出された粘着テープTは貼付
けローラ65の前面にその先端部taが保持されてい
る。
【0007】(2) カートンWが貼付けローラ65に
当接すると、粘着テープTの先端部taがカートンWの
前面に貼付けられながら貼付けローラ65がバネ69に
抗して上方に後退する。また、これに伴って貼付けロー
ラ65にリンク連係されている押圧ローラ66も上昇後
退する。
【0008】(3) カートンWがさらに前進すると、
図17(a)に示すように、貼付けローラ65がカート
ンW上に乗り上がって粘着テープTを左右のフラップの
突き合わせ端辺に沿って貼付けてゆく。この際、上昇後
退した押圧ローラ66もカートンWの移動経路上にあ
る。また、カートンWとの当接によって揺動アーム64
がバネに抗して押し上げられてテープカッタ67が粘着
テープTの上方に退避される。
【0009】(4) カートンWがさらに前進して貼付
けローラ65がカートンWの後端から外れても、押圧ロ
ーラ66が未だカートンW上に位置している間は貼付け
ローラ65は上昇位置に保持され、カートンWの後端か
らはみだした粘着テープTは緊張状態にある。ここで、
揺動アーム64の遊端部に備えた当接部材71がカート
ンWの後端から外れると、バネ70によってテープカッ
タ67が下降して、上記のように緊張されている粘着テ
ープTを切断する。
【0010】(5) カートンWがさらに前進すること
で、図17(b)に示すように、下降付勢されている押
圧ローラ66がカートンWの上面から後面に亘って押圧
接触しながら相対移動して、粘着テープTの後端部tb
をカートンWの後面に周り込んで貼付けてゆき、テープ
封緘が完了したカートンWが搬送経路Aの終端から搬出
されてゆく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
においては、前部の貼付けローラと後部の押圧ローラと
がリンク連係されて、それぞれの搬送経路に対する出退
作動が完全に同調しているために次のような不具合が発
生するおそれがある。つまり、図16(a)に示すよう
に、貼付けローラ65がカートンWの上面に粘着テープ
Tを貼付けている時、図中の仮想線uで示すように、カ
ートンWの上面の中央部が窪んでいると、押圧ローラ6
6が窪んでいない箇所、または、窪みの少ない箇所に位
置して下方移動できない状態となっているために、貼付
けローラ65も下方移動することができなくなって、窪
みから浮き上がった状態となり、かつ貼付ローラ65お
よび押圧ローラ66が個々独立したバネ力で付勢されて
いないので粘着テープTが窪んだ部分にうまく貼付けら
れなくなることがあった。特に、薄い素材でカートンW
が形成されて、貼付け面の中央部が凹入しやすい場合に
は、上記不具合が一層顕著になる。
【0012】本発明は、このような実情に着目してなさ
たものであって、カートンの貼付け面の中央が窪んでい
るような場合でも、粘着テープを確実良好に貼付けるこ
とができる封緘装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために次のような構成をとる。
【0014】請求項1に係る発明の封緘装置は、粘着テ
ープを案内する貼付けローラをカートンの搬送経路に対
して出退可能に配備するとともに、この貼付けローラの
搬送経路下手がわ箇所に、搬送経路に対して出退可能か
つ突出付勢された押圧ローラを配備し、前記貼付けロー
ラが搬送されるカートンとの当接によって搬送経路から
後退移動されることに連動して、前記押圧ローラを付勢
力に抗して後退移動させるように、両ローラを連係リン
クで連動連結し、貼付けローラに案内されてカートンの
貼付け面に貼付けられた粘着テープを押圧ローラによっ
て貼付け面に押圧するよう構成した封緘装置であって、
前記貼付けローラと押圧ローラとのリンク連係系に所定
範囲の融通を形成し、両ローラがカートンとの当接によ
って後退移動された状態において、前記貼付けローラが
前記融通の範囲内で搬送経路側に自由移動可能に構成し
てあることを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明の封緘装置は、請求項
1に係る発明において、前記連係リンクの少なくとも一
端部におけるピン連結用の孔を長孔にして前記融通を構
成してある。
【0016】請求項3に係る発明の封緘装置は、請求項
1または2に係る発明において、前記押圧ローラの突出
限界を制限するとともに、押圧ローラがこの突出限界に
ある時、押圧ローラを突出付勢するバネが自由状態、あ
るいは、これに近い状態にあるよう設定してある。
【0017】
【作用】本発明によると、以下のように作用する。
【0018】請求項1の構成によると、カートンが貼付
けローラに当接してこれを後退移動させながら前進する
ことによって、貼付けローラにリンク連係された後部の
押圧ローラは付勢力に抗して後退移動され、粘着テープ
の貼付けが行われる。両ローラがカートンの貼付け面に
乗り上がった状態では、押圧ローラが貼付け面によって
その位置が規制されるのに対して、貼付けローラはリン
ク連係系の融通によって、独立して搬送経路側、つま
り、カートンの貼付け面側に自由移動可能となってい
る。したがって、もし、貼付けローラが作用する貼付け
面が、押圧ローラが作用している貼付け面より窪んでい
ても、貼付けローラは貼付けローラの位置にかかわらず
貼付け面に沿うよう移動し、粘着テープを窪んだ貼付け
面に貼付けてゆくことができる。
【0019】請求項2の構成によおると、連係リンクの
ピン連係用の孔を長孔にすることで、貼付けローラが独
立して貼付け面の窪み部分に追従移動する機能をもたら
す融通を得ることができるとともに、その長孔の長さ寸
法を設定することで、任意の大きさの融通とすることが
できる。
【0020】請求項3の構成によると、カートンが貼付
けローラに当接してこれを後退移動させながら前進する
ことによって、貼付けローラにリンク連係された後部の
押圧ローラはバネによって与えられた付勢力に抗して後
退移動されるのであるが、押圧ローラが後退移動を開始
する時には、バネ力が小さく、あるいは、ほとんど無い
ために、貼付けローラからカートンの前面に与えられる
反力も十分小さいものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカートンの封緘装
置に適用した実施形態の一例を図面に基づいて説明す
る。
【0022】図1の全体側面図、および、図2の要部の
斜視図に示すように、この封緘装置は、貼付け対象ワー
クとしてのカートンWを水平に搬送しながら、その上面
と底面を同時に封緘するよう構成されたものであり、基
本的には、手押し移動可能な機台1の上に左右一対の搬
送機構2を配備するとともに、カートン搬送経路Aを挟
んで上下に粘着テープ貼付け機構3,4を装備して構成
されている。
【0023】機台1は平面視では中抜きに構成されてお
り、その上部には左右に対をないして多数の搬送ローラ
5が水平に配列装備され、これらローラ群の上方に、カ
ートンWを載置して前後方向に水平搬送する搬送経路A
が形成されている。また、この搬送経路Aの前後には、
搬入用ローラコンベア6と搬出用のローラコンベア7が
接続される。
【0024】左右の各搬送機構2は、縦軸周りに回動す
る搬送ベルト8を前後に掛け回し、各搬送ベルト8の対
向面がそれぞれ後方に移動するように、モータMによっ
て互いに逆向きに回転駆動し、搬送ローラ4上のカート
ンWを両搬送ベルト8で左右から挟持して後方に強制搬
送するよう構成されている。また、両搬送機構2は、カ
ートンWの横幅に合わせて互いの間隔を調整きるよう
に、それぞれ左右に位置調節可能に構成されている。
【0025】上下の各粘着テープ貼付け機構3,4は、
粘着テープTを巻回した粘着テープロールRTと貼付け
ユニット10とを備えている。下側の粘着テープ貼付け
機構4は作用位置が固定されるのに対して、上側の粘着
テープ貼付け機構3は支柱11を介して上下調節可能に
支持されており、カートンWの高さに合わせて上側の粘
着テープ貼付け機構3の作用位置を調節することができ
るようになっている。なお、上側の粘着テープ貼付け機
構3の下部には、搬送されてくるカートンWの上面を案
内して、左右のフラップを押さえつける左右一対のガイ
ド12が備えられている。
【0026】図4に示すように、上下の各粘着テープ貼
付け機構3,4において、貼付けユニット10の支持枠
13に、粘着テープロールRTを遊転自在に支持する支
点部14が、上下案内溝15に沿って上下移動可能に支
持されている。そして、上側の粘着テープ貼付け機構3
における粘着テープロールRTは自重によって下方付勢
されるように、支点部14が自由移動可能に上下案内溝
15に支持されている。一方、下側の粘着テープ貼付け
機構4における粘着テープロールRTは上方に向けて引
き上げ付勢されるように、支点部14が図示しないバネ
によって上方に付勢されて上下案内溝15に支持されて
いる。
【0027】また、下側の粘着テープ貼付け機構4は、
貼付けユニット10の後端上部に設けた支点xを中心に
して上方に回動可能に機台1に支持されており、図3に
示すように、上側の粘着テープ貼付け機構3を上方に後
退移動させて機台1の上方空間を大きく空けた状態で、
左右の遊転ローラ5群の間を通って下側の粘着テープ貼
付け機構4の全体を約90°上方に回動することで、下
側の粘着テープ貼付け機構4における粘着テープロール
RTの脱着交換を、搬送経路A上の広い空間から容易に
行えるよう構成されている。なお、前記支点xにおいて
は、図4に示すように、貼付けユニット10の角部に備
えた支点ピン16が機台1側に設けた鉤形の支点溝17
に係入されており、粘着テープ貼付け機構4の全体を支
点x周りに上下揺動できるとともに、支点ピン16を係
止溝17から離脱することで、貼付けユニット10の全
体を機台1から脱着できるよう構成されており、上側の
粘着テープ貼付け機構3のみを用いた封緘処理を行うこ
とも可能である。また、下方に回動復帰させた粘着テー
プ貼付け機構4は、貼付けユニット10に設けた係止ピ
ン18を機台1側に形成形成した係止溝19に係入し
て、所定の貼付け作用位置に保持されるようになってい
る。
【0028】貼付けユニット10は、上下の粘着テープ
貼付け機構3,4において作用姿勢が上下反転している
だけで同一構成のものが使用されており、ここでは上側
の貼付けユニット10についてその構成および機能を説
明する。
【0029】図4に示すように、ユニットフレーム21
の前端部、後端部、および中間部にはそれぞれ支点P1
,P2 ,P3 を中心に上下揺動可能に揺動アーム2
2,23,24が装着されでいる。前後の揺動アーム2
2および23の遊端部には、貼付けローラ25および押
圧ローラ26がそれぞれ遊転自在に装備されている。中
間の揺動アーム24の遊端部には、刃先を下方に向けた
テープカッタ27が交換可能に装着されている。
【0030】前後の揺動アーム22,23が連係リンク
28で連動連結されて、互いに逆向き揺動によって同調
して上下動する。押圧ローラ26の揺動アーム23とユ
ニットフレーム21とに亘って張設したバネ29によっ
て両揺動アーム22,23のそれぞれが、カートンWの
搬送経路Aに突入するように下向きに揺動付勢されてい
る。なお、揺動アーム23の下方揺動限界は支点P2 周
りに位置調節可能に配備されたストッパ30によって当
接規制されている。
【0031】揺動アーム22には粘着テープロールRT
から繰り出されてきた粘着テープTを貼付けローラ25
に巻回案内するガイドローラ31が装備され、粘着テー
プTの先端部taを、その粘着面が搬送経路Aの上手
(図4では右方)に向かう姿勢で貼付けローラ25の前
面に案内保持している。
【0032】また、連係リンク28の後端と揺動アーム
23とは、連係リンク28の後端に設けられた長孔32
を利用した融通をもってピン連結されている。また、揺
動アーム23がストッパ30に受け止め支持されて突出
が制限された状態では、バネ29が自由長さ、あるい
は、これに近い状態となっている。
【0033】また、揺動アーム24もユニットフレーム
21とに亘って張設したバネ33によって下方に揺動付
勢されている。この揺動アーム24の遊端部に出退調節
可能に取り付けられた当接部材34が、カートンWの移
動軌跡に干渉するよう構成されている。なお、揺動アー
ム24の下方揺動限界はストッパ35によって当接規制
されている。
【0034】更に、後部の押圧ローラ26とテープカッ
タ27との中間部位には、粘着テープ貼付け高さ位置
に、図外の真空吸引手段に連通された先広がり形状の吸
引ノズル36が臨設されている。
【0035】次に、粘着テープ貼付け作動について説明
する。
【0036】(1) 図4に示すように、カートンWが
到達しない初期状態では粘着テープTを支持した貼付け
ローラ25、押圧ローラ26、および、テープカッタ2
7はカートンWの搬送経路Aに突入した位置にそれぞれ
待機している。また、自重によって下方に移動付勢され
た粘着テープロールRTは、その外周をユニットフレー
ム21に備えられたストッパ37に受け止め保持され
て、貼付けローラ25からは離れた状態にある。
【0037】(2) カートンWが貼付けローラ25に
当接すると、粘着テープTの先端部taがカートンWの
前面に貼付けられながら貼付けローラ25が上方に後退
される。また、貼付けローラ25の上昇揺動に伴って連
係リンク28が後方に押されて、後部の押圧ローラ26
も上昇後退する。
【0038】この場合、待機状態では前記バネ29が自
由長さ、あるいは、これに近い状態となっているので、
カートン前面への貼付け初期状態では、押圧ローラ26
の揺動アーム23にはバネ29から大きいバネ力が作用
することはなく、貼付けローラ25がカートンWの前面
を押圧する反力は余り大きくはない。従って、カートン
Wが薄くて剛性が小さい場合でも、貼付けローラ25が
カートンWの前面を不当に大きい力で押圧して湾曲変形
させるようなことはない。
【0039】(3) カートンWがさらに前進すると、
図5に示すように、貼付けローラ25がカートンWの上
に乗り上がって粘着テープTを左右の外フラップの突き
合わせ端辺に沿って貼付けてゆく。また、カートンWの
上に乗り上がった押圧ローラ26は、バネ29によって
下方に向けて付勢され、貼付けローラ25によて貼付け
られた粘着テープTを上方から更にカートン上面に押圧
して十分な押しつけによる貼付けが行われる。
【0040】また、揺動アーム24の先端の当接部材3
4がカートンWに当接することによって揺動アーム24
がバネ33に抗して押し上げられて、テープカッタ27
が粘着テープTの上方に強制退避される。そして、この
カートンWの上面へのテープ貼付け行程においては、図
5に示すように、長孔32の融通によって、貼付けロー
ラ25の揺動アーム22だけは、バネ29のバネ力を受
けることなく上下に揺動自由となっている。したがっ
て、図5中の仮想線uで示すように、カートンWの上面
が撓んで多少凹入していても、貼付けローラ25は、凹
入面に沿って自由に追従して粘着テープTを浮き上がり
なく貼付けてゆくことができる。
【0041】この粘着テープ貼付け行程では、上昇した
貼付けローラ25は粘着テープロールRTの下向き外周
面に当接し、粘着テープロールRTはストッパ37から
浮上した状態にまで持ち上げられる。これによって、繰
り出される粘着テープTは、粘着テープロールRTと貼
付けローラ25との接触点で剥離され、そのまま貼付け
ローラ25に巻き掛け案内されて貼付け位置にまで導か
れてゆく。また、カートンWの前進移動に伴って図5中
時計方向に回転される貼付けローラ25の回転が、粘着
テープロールRTの外周面に直接に接触伝達され、粘着
テープロールRTは貼付けローラ25の周速度と同一の
周速度で回転駆動されながら粘着テープTを繰り出して
ゆく。
【0042】(4) 図6に示すように、カートンWが
さらに前進して貼付けローラ25がカートンWから外れ
ても、当接部材34がカートンWに掛かっている間は、
粘着テープTの張力によって貼付けローラ25は上昇保
持されている。当接部材34がカートンWの後端から外
れると、バネ33によってテープカッタ27が下降して
粘着テープTを切断するとともに、貼付けローラ25が
元の待機位置にまで下降する。なお、揺動アーム24の
当接部材34の突出長さを調節することでテープ切断位
置を調節することができる。
【0043】(5) テープ切断が行われると、揺動ア
ーム24の下降が図示しないセンサで検出されて、吸引
ノズル35での吸引作動が開始され、図7に示すよう
に、粘着テープTの後端部tbが吸引ノズル35に吸着
保持された状態で押圧ローラ26がカートンWの後端に
さしかかる。この場合、吸引ノズル35は切断端縁より
少し後方箇所に作用するので、図8に示すように、吸引
ノズル35内に引き込まれた粘着テープTの後端部tb
は先端側が粘着面を内側にして折り込み状態となる。
【0044】(6) このような状態で、更にカートン
Wがさらに前進することで、下降付勢されている貼付け
ローラ26は、図7中の仮想線で示すように、カートン
Wの後端角部から後面に亘って押圧接触しながら下降移
動して、粘着テープTの後端部tbをカートンWの後面
に周り込んで貼付けてゆき、テープ封緘が完了したカー
トンW(図10参照)を搬送経路Aの終端から搬出して
ゆく。この場合、図9に示すように、粘着テープTにお
ける後端部tbの先端部に形成された折り重ね部tcは
カートンWに貼付けられることがないので、カートンW
を開封する際にテープ剥がしの指掛かりになる。
【0045】(7) 以上で、1回の粘着テープ貼付け
作動が完了して初期状態に戻り、次のカートン供給に備
える。なお、下側のテープ貼付け機構4は上側のテープ
貼付け機構3より若干搬送経路Aの上手に位置している
ので、上記と同様な処理が上側のテープ貼付け機構3よ
り若干早いタイミングで行われる。
【0046】上記した貼付け作動を行わせるに際して、
搬送経路Aに搬入されてくるカートンWは、その組み上
げ時の折り癖などによって平面的に少し歪になっている
ことがあるが、この歪みを自動的に修正する歪み修正機
構40が前記搬送機構2の前端部に装備されており、そ
の構成が図11ないし図14に示されている。
【0047】すなわち、左右の各搬送機構2において、
搬送ベルト8を外側および上側から覆うよう配備された
カバーケース41の前端部には、薄い樹脂シートからな
る接触牽制部材42が、縦軸支点yを中心に揺動可能に
装着されている。図13に示すように、カートンWの搬
送方向前方に歪み出た側(図13では上側)の接触牽制
部材42を搬送経路A側に振り出して、この側の搬送ベ
ルト8の始端部を接触牽制部材42で覆い隠しておくと
ともに、他方の接触牽制部材42は搬送経路Aから外れ
た状態に折り返しておく。
【0048】このようにすることで、左右の搬送機構2
における始端部での搬送機能に予め差異が与えられるこ
とになり、図13の場合、搬送方向前方に歪み出た右側
面saが接触牽制部材42によって搬送ベルト8の搬送
力を受けない状態にあるのに対して、左側面sbは直ち
に搬送ベルト8の搬送力を受けることとなり、カートン
Wは左側面sbからのみ搬送力を受けながら送られ、接
触牽制された右側ではカートンWの右側面saが接触牽
制部材42の表面を滑りながら移動してゆく。その結
果、強制搬送力を受ける左側面sbは搬送牽制された右
側面saに対して先行し、初期の歪みが次第に修正され
てゆく。
【0049】初期の歪みが修正されてカートン前面が搬
送方向と直角になった状態では、搬送方向と直交する方
向でのカートン前端の横幅が最大となって、両搬送ベル
ト8からの搬送力を最も大きく受ける。そして、この状
態よりも先行したカートン側面は搬送ベルト8から離れ
気味になって搬送力が弱くなる。したがって、カートン
前面が搬送方向と直角になった以降では、強制搬送力を
受けていた左側面sbが先行して逆方向に歪むようなこ
とはなく、図14に示すように、歪みが無くなった状態
で左右から均等な搬送力を受けてカートンWは正常な姿
勢で粘着テープ貼付け処理箇所に搬送されてゆく。
【0050】この場合、カートンWの歪み方向は、箱の
組み上げ仕様などによって決まってしまうので、同一種
類のカートンWを連続して供給するならば、左右の接触
牽制部材42は、カートン側面が歪み出し先行する側の
もの一方だけを機能姿勢にしておけばよい。
【0051】本発明は、上記実施形態の他に、以下のよ
うな形態で実施することも可能である。
【0052】(1) 前記連係リンク28の両端のピン連結
点の孔を共に長孔にして、前記融通を分散して形成する
もよい。
【0053】(2) ピン/長孔連結点の構成を逆にして、
長孔融通を揺動アーム23(あるいは23および22)
側に形成することももできる。
【0054】(3) 長孔融通は連係リンク28のピン連結
点に限られるものではなく、例えば、連係リンクをスラ
イド伸縮可能に構成して、そのスライド伸縮量を一定範
囲に制限するように構成しても、上記実施形態と同様な
機能を発揮させることができる。
【0055】(4) 長孔32の端部に調節ボルトを設け
て、融通の大きさを調節できるようにすれば、融通を小
さくしたり、あるいは、融通を無くした状態で使用する
ことも可能となる。
【0056】(5) ピン連結用の孔として長孔と丸孔を予
め形成しておき、これらを選択してピン連結すること
で、融通のある使用状態と、融通のない使用状態を選択
できるようにすることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、以下のような効果が期待できる。
【0058】すなわち、請求項1の発明の封緘装置によ
れば、貼付けローラおよび押圧ローラが共にカートンの
貼付け面上に乗り上がった状態では、カートンとの当接
によって位置が決まっている押圧ローラに対して、貼付
けローラを融通を介して搬送経路側に突出移動可能とし
たので、カートン上面の中央部が窪んでいるような場合
でも、押圧ローラに制限されることなく貼付けローラを
窪みに沿って移動させることができ、粘着テープを浮き
上がりなく確実に窪みに貼付けることができるようにな
った。
【0059】請求項2の発明の封緘装置によれば、貼付
けローラと押圧ローラを連動連結するリンク連係手段に
必要な構成を利用して、所望の融通を簡単かつ安価に形
成でき、請求項1の発明を容易に実行することができ
る。
【0060】請求項3の発明の封緘装置によれば、貼付
け開始時においてカートン前面で貼付けローラを押し動
かす際にカートン前面に与えられるローラ当接力を小さ
くでき、薄くて変形しやすいカートンを処理する時で
も、その前面を変形させることなく適切な貼付けを行う
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカートン封緘装置の側面
図である。
【図2】その要部の概略斜視図である。
【図3】粘着テープロール交換状態の側面図である。
【図4】待機状態の粘着テープ貼付け機構を示す側面図
である。
【図5】貼付け行程の粘着テープ貼付け機構を示す側面
図である。
【図6】貼付け行程の粘着テープ貼付け機構を示す側面
図である。
【図7】貼付け終了直前状態の粘着テープ貼付け機構を
示す側面図である。
【図8】吸引ノズルの作動状態を示す縦断側面図であ
る。
【図9】貼付けられた粘着テープの後端側部分を拡大し
た側面図である。
【図10】封緘が終了したカートンの全体斜視図であ
る。
【図11】カートンの歪み修正機構の斜視図である。
【図12】歪み修正機構の分解斜視図である。
【図13】歪み修正機構の作動状態を示す平面図であ
る。
【図14】歪み修正されたカートンの搬送状態を示す平
面図である。
【図15】従来例の粘着テープ貼付け機構の待機状態を
示す側面図である。
【図16】従来例の粘着テープ貼付け機構の貼付け行程
を示す側面図である。
【符号の説明】
25 貼付けローラ 26 押圧ローラ 28 連係リンク 32 長孔(融通) A 搬送経路 T 粘着テープ RT 粘着テープロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープを案内する貼付けローラをカ
    ートンの搬送経路に対して出退可能に配備するととも
    に、この貼付けローラの搬送経路下手がわ箇所に、搬送
    経路に対して出退可能かつ突出付勢された押圧ローラを
    配備し、前記貼付けローラが搬送されるカートンとの当
    接によって搬送経路から後退移動されることに連動し
    て、前記押圧ローラを付勢力に抗して後退移動させるよ
    うに、両ローラを連係リンクで連動連結し、貼付けロー
    ラに案内されてカートンの貼付け面に貼付けられた粘着
    テープを押圧ローラによって貼付け面に押圧するよう構
    成した封緘装置であって、 前記貼付けローラと押圧ローラとのリンク連係系に所定
    範囲の融通を形成し、両ローラがカートンとの当接によ
    って後退移動された状態において、前記貼付けローラが
    前記融通の範囲内で搬送経路側に自由移動可能に構成し
    てあることを特徴とする封緘装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の封緘装置であって、 前記連係リンクの少なくとも一端部におけるピン連結用
    の孔を長孔にして前記融通を構成してある封緘装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の封緘装置であっ
    て、 前記押圧ローラの突出限界を制限するとともに、押圧ロ
    ーラがこの突出限界にある時、押圧ローラを突出付勢す
    るバネが自由状態、あるいは、これに近い状態にあるよ
    う設定してある封緘装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079483A (ja) 2000-09-06 2002-03-19 Koganei Corp 吸着搬送装置
JP2011068408A (ja) * 2009-08-27 2011-04-07 Lock Co Ltd 箱体の封緘装置
CN107458667A (zh) * 2017-09-18 2017-12-12 郑州启硕电子科技有限公司 一种新型手动推动装置
CN111874369A (zh) * 2020-07-06 2020-11-03 界首市南都华宇电源有限公司 一种铅蓄电池包装用封箱设备
CN118790570A (zh) * 2024-09-12 2024-10-18 江苏全程电新能源有限公司 汽车电池组装打包装置

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