JP2000204765A - 空間ユニットの吊上げ用治具装置 - Google Patents
空間ユニットの吊上げ用治具装置Info
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Abstract
空間ユニットの剛性を確保し、吊上げ時の水平を保つべ
く、ワイヤの支持位置を調整でき、しかも容易に転用す
ることを可能とする空間ユニットの吊上げ用治具装置を
提供する。 【解決手段】 空間ユニット10を構成する壁パネル1
の上部に設けたトップレール11の上縁に沿って、これ
の形状に枠組される鋼材からなる縦横のリフトパイプ2
1,22と、上端をリフトパイプ21,22の外周に着
脱可能に嵌合し、下端を壁パネル1の補強フレーム1b
に着脱可能に固定される複数のクランプ具23と、リフ
トパイプ21の適宜位置に着脱可能に固定されるワイヤ
玉掛用の複数のリフトブロック24と、対向する各リフ
トブロック24間を着脱可能に連結するジョイントパイ
プ25とを備えた。また、クランプ金具34とジョイン
ト金具35とを回動自在に一体化した。
Description
トイレや給湯室等の空間を画成する空間ユニットの吊上
げ用治具装置に関する。
に示すようなトイレユニット10が知られている。この
トイレユニット10は、予め工場において一部出入口用
開口10aを設けた壁パネル1を設計形状に従って平面
視で略長方形状に組立て、この内部に間仕切り用のブー
スパネル2を建付け、便器3(大便器及び小便器)、洗
面シンク4、洗い用シンク5などを予備配管とともに壁
パネル1の内側に作り付け、また図示しない天井パネル
を壁パネル1上に一体に組付け、この部分に排気ダクト
を配管するとともに、電気配線などを予備配線して一体
型構造をなしている。
場生産されたトイレユニット10を、トラックにより建
築現場に搬入し、次いでクレーンで該当する階に揚重
し、建物の躯体壁6で仕切られる所定位置に据付けた後
は、躯体側に対する各部の配管接続、配線接続を行うだ
けで、トイレを完成出来るため、現場施工に比べて工期
短縮を図ることができ、施工の手数も省略できる利点が
ある。
0の床面にフレームを配置した構造とすることで、建物
躯体に据付けた後に、シンクや便器に設けた予備配管を
躯体側に配管された上水道及び下水道配管に接続し、ま
た各部電気的配線接続を行った後、防水タイルなどの床
仕上げ材で仕上げるようにしており、そのため工場出荷
時の荷姿は、床面のみが抜けた五面体となっている。
ユニット10は、単にパネルを組立てたままの状態で
は、クレーンによる吊上げ時の剛性が不足し、また、設
備機器の配置による重心の偏在により水平を保ちながら
吊上げることが困難である。
パネル1の上縁外周を囲うようにして鉄骨などの構造材
からなる外殻フレーム7を装着固定することにより、剛
性不足を解消するとともに、この外殻フレーム7のユニ
ット重心位置となる位置にワイヤを玉掛して揚重するこ
とにより、形状及び水平を保持したまま搬入を行えるよ
うにしている。
く、外殻フレーム7による突出分のスペースも計算して
トイレユニットの大きさを設計する必要があり、現場施
工に比べてトイレ室内の実質的なスペースが狭くならざ
るを得なかった。
トイレユニット10の剛性や重心を保持するためだけに
専ら機能するだけであり、据付け後では、パネル組立体
のみでも十分に形状保持性があるため、機能としては過
剰であるほか、加工費用の増加や、重量増加の原因とな
っており、改善が望まれていた。
り、その目的は、トイレや給湯室等を画成する空間ユニ
ットの搬入時における剛性を確保し、吊上げ時の水平を
保つべく、ワイヤの支持位置を調整でき、しかも容易に
転用することを可能とする空間ユニットの吊上げ用治具
装置を提供するものである。
め、請求項1に係る発明の空間ユニットの吊上げ用治具
装置は、組立状態でトイレや給湯室等の空間を画成する
空間ユニットの吊り下げ用治具装置であって、該空間ユ
ニットを構成する壁パネルの上部に設けたトップレール
の上縁に沿って、これの形状に枠組される鋼材からなる
縦横のリフトパイプと、上端を該リフトパイプの外周に
着脱可能に嵌合し、下端を前記壁パネルの外側面に適宜
間隔で一体化された補強フレームに着脱可能に固定され
る複数のクランプ具と、前記リフトパイプの適宜位置に
着脱可能に固定されるワイヤ玉掛用の複数のリフトブロ
ックと、対向する各リフトブロック間を着脱可能に連結
するジョイントパイプとを備えた構成とする。
トパイプは、従来の外殻フレームと同等に空間ユニット
の剛性を保つことが出来、据付け後は、複数のクランプ
具を空間ユニットから取外すことによって何度でも使用
できる。
おける各クランプ具が、前記リフトパイプの断面形状に
沿って2分割され、かつ連結用ボルトを介してリフトパ
イプに嵌合されるクランプ金具と、上端を該クランプ金
具の下部にボルトを介して連結し、前記クランプ金具を
嵌合状態に保持するとともに、下端を前記壁パネル側の
補強フレームの上端に、これらを貫通する軸状の連結具
を介して着脱可能に連結される側面視略C形のジョイン
ト金具とからなる構成とする。
ニットの上縁に一致させて位置させることが出来、平面
方向に対する余分な突出を回避できる。
おいて各クランプ具は、前記リフトパイプの断面形状に
沿って2分割された2つのクランプ金具と、該2つのク
ランプ金具の下端に枢着軸を介して相互に回動自在に一
体的に結合されたジョイント金具とからなり、該2つの
クランプ金具は相互に開閉自在で上端が連結用ボルトで
締結されて嵌合状態に保持され、該ジョイント金具は前
記トップレールを避けてその下方に位置する前記補強フ
レームの上端に至る側面視略C形に形成されているとと
もに、該2つのクランプ金具が開放されたときに該各ク
ランプ金具に各々当接してその回動量を規制するストッ
パ片が一体形成されており、該ジョイント金具の下端は
前記補強フレームに対してこれらを貫通する軸状の連結
具により着脱自在に連結される構成とする。
金具とジョイント金具との3部品を枢着軸を介して一体
的に結合したので、それらが分離して煩雑にならず、ま
た使用する毎にクランプ具を組み立てることもないため
作業時間を短縮できる。さらに、相互に開閉自在枢着し
た2つのクランプ金具を開放したときに、その回動を規
制するストッパ片を形成したので、連結用ボルトを外て
もクランプ金具を一定の角度で上方に開放した状態に維
持できるため、クランプ具の着脱が極めて容易である。
おいて、前記ジョイント金具は、該補強フレームとの連
結部における該トップレールに対向する上縁部が該補強
フレームとの連結端側に向けて下方に傾斜形成されてい
る構成とする。
連結している連結具を外してリフトパイプを吊り上げる
と、クランプ金具に対し枢着軸を介して相互に回動自在
に設けられているジョイント金具が上方に持ち上げら
れ、ジョイント金具の傾斜形成された上縁部がその上方
に位置するトップレールに当接しつつその上縁部にガイ
ドされて枢着軸廻りにジョイント金具が回動し、クラン
プ具はトップレールに邪魔されることなくリフトパイプ
と共に空間ユニットから容易に取り外すことができる。
たは4において、前記ジョイント金具と前記補強フレー
ムとの連結部における該補強フレーム部分には、前記壁
パネルと平行に側方に突出するフランジ部を該壁パネル
と該ジョイント金具との間に一体形成し、該ジョイント
金具には吊り上げ時に該フランジ部に当接する垂直辺部
を形成した構成とする。
結部の垂直辺部を当接させると共に、当該連結部の回動
を規制し吊り上げた状態での空間ユニットの振れが防止
でき、作業性を向上させると共に作業の安全性をも向上
させることができる。
具が、前記ジョイント金具と前記補強フレームとに形成
された透孔に挿脱自在に係合されるロック機構を有した
インサートピンである構成とするので、クランプ具の着
脱を極めて容易に行うことができる。
軸状の連結具を透孔に挿入されて着脱自在に締結固定す
るボルト及びナットとすれば、クランプ具をより強固に
かつ確実に空間ユニットに連結することができる。
プの両側面には一定間隔でリフトブロック固定用の孔が
一列に開けられている一方、該リフトブロックは、前記
リフトパイプに跨って移動可能なコ字形断面であって、
その側面の両側部には前記孔に一致する間隔の孔が開け
られ、該孔同士を一致させた状態で連結ピンを挿通する
ことで、前記リフトブロックをリフトパイプの任意位置
に固定できるようにしたことにより、空間ユニットの重
心位置に応じて最適玉掛位置を任意に選択できる。
リフトパイプ同士の一方の連結端外側部に沿って移動可
能に連結され、かつその先端に他方のリフトパイプの端
部を支持するパイプ受けを設けたことにより、空間ユニ
ットの外形寸法にあわせた組立調整を簡単に行うことが
できる。
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
の吊上げ用治具装置をトイレユニット10に適用した場
合を示す三面図である。なお、前述する図1と同一箇所
には同一符号を付し、新たに説明を付加する部分につい
てのみ新たな符号を用いて説明する。
造については、図1に示すものと同等か、あるいは要求
される容積、設備規模や、男女別などの設計計画に応じ
て可変であるため、その説明は省略する。
部は、トップレール11及びボトムレール12の間に壁
パネル1が組立てられ、また壁パネル1の外側部には、
壁パネル1を構成するパネルユニットの端部に配された
複数の縦フレーム1aが一体に突出し、縦フレーム1a
の外側にはチャンネル材等の鋼材からなる補強フレーム
1bが縦フレーム1aを覆った状態に固定された構造と
なっている。
パネル13が組付けられ、この天井パネル13の上面に
は間仕切り間隔などに応じて図4に破線で図示された縦
横複数の天井フレーム13a、ダクト配管13bなどが
水平に配置されている。なお、図4において、これらの
部材を破線で示したのは、トイレユニット10側と吊上
げ用治具装置20側とが平面視で錯綜するのを避け、両
者の差異を明確にするためであって、これら部材が天井
パネル13の下面に隠れているのではない。
めに組付けられる治具装置20は、トップレール11の
上部にこれの上縁に一致して縦横に組付けられた二組の
長辺側リフトパイプ21及びこれと直交する短辺側リフ
トパイプ22と、上部をリフトパイプ21,22にそれ
ぞれ連結し、下部を壁パネル1側の補強フレーム1bの
上端に連結した複数のクランプ具23と、各長辺側リフ
トパイプ21に固定されたそれぞれ一対のリフトブロッ
ク24と、両リフトブロック24間を連結したジョイン
トパイプ25とから概略構成され、各リフトブロック2
4にワイヤWを玉掛し、クレーンにより吊り上げるよう
にしている。
ぞれ各リフトパイプ21,22にそれぞれ複数個づつ結
合し、トイレユニット10に対する吊り荷重の分散化を
図ることによって、トイレユニット10の吊り剛性を確
保しているが、これらの個数は任意である。
示している。図において、長辺側リフトパイプ21の両
側部にはそれぞれ一定間隔で取付孔21aが一列に開口
されている。
イプ22とは、一対の連結プレート26を介して着脱可
能に連結される。連結プレート26は外側の先端にリフ
トパイプ22の端部を嵌合固定するパイプ受け部26a
を形成した断面ほぼL字形のプレート材であり、側面に
は水平方向に沿って長孔26bが開口され、この長孔2
6bを長辺側リフトパイプ21の端部に位置する取付孔
21aに一致させ、ボルトナット27で固定することに
より、長辺側リフトパイプ21の端部に対して短辺側リ
フトパイプ22を直交して取り付けるようにしている。
ート26をスライドさせることで、トイレユニット10
の大きさに応じて長辺側リフトパイプ21に対する短辺
側リフトパイプ22の取付位置調整が出来るようになっ
ており、トイレユニット10の大きさに合わせた組立が
可能となっている。
21の外側に跨って水平方向にスライド可能な断面略コ
字形のスライドブロック28と、スライドブロック28
上に一体化され、前記ジョイントパイプ25の端部を着
脱可能に挿通固定する凸形のホルダブロック29と、ホ
ルダブロック29の上部中心に一体化され鉛直軸を中心
として旋回可能なリンクボルト30とからなっており、
このリンクボルト30にシャックルなどを介して前記吊
りワイヤWの端部を連結するように構成されている。
トパイプ21の取付孔21aの配列ピッチと一致する一
対の取付孔28aが形成され、両取付孔21a,28a
を一致させた状態で、これに連結ピン31をスライドブ
ロック28の内側まで挿通することで、リフトブロック
24をリフトパイプ21の適宜位置に連結固定できるよ
うにしている。また、各連結ピン31は、紛失防止用ワ
イヤ32を介してスライドブロック28に連結されてい
る。
の重心は、その内部に配置される設備機器や、ブースパ
ネルなどの配置によって定まるものであるから、ワイヤ
Wの吊り中心位置[O]がトイレユニット10の重心に
一致すべく各リフトブロック24のリフトパイプ21に
対する位置を定めることで、水平状態を保ちつつトイレ
ユニット10を揚重することができる。
22の断面形状に沿って2つに半分割されたコ字形をな
し、かつ連結用ボルトナット33を介してリフトパイプ
21,22に嵌合されるクランプ金具34と、上端をク
ランプ金具34の下部に前記ボルトナット33を介して
連結し、クランプ金具34を嵌合状態に保持した側面視
略C形のジョイント金具35とから構成されている。
上端両側部に形成されたねじ孔に連結具をなすボルト3
7を介して着脱可能に連結される。従って、組立状態で
は、図6に示すように、ジョイント金具35のオーバハ
ングにより、リフトパイプ21,22をトイレユニット
10側におけるトップレール11の直上に位置させる。
具23の取付位置において、縦フレーム1aの外周補強
のために永久固定されるもので、図7に示すように、各
縦フレーム1aの外面に設けた複数のねじ孔にビスBを
ねじ込むことで固定され、この部分の補強を行い、吊上
げ時のトイレユニット10の変形を防止する。
に対する組付け作業は、トイレユニット10の工場出荷
直前に行ってもよいし、工事現場で組付けてもよい。
トイレユニット10の吊上げ状態を示している。図にお
ける作業形態は、治具装置20に取付けたワイヤWの吊
り中心[O]をクレーン40aに吊下げられたフックブ
ロック40bに玉掛けし、クレーン40aでトイレユニ
ット10を吊上げつつ、搬入位置に位置する作業員によ
り誘導しながら躯体内部に吊り下ろしている状態を示し
ている。
金具35のボルト37を補強フレーム1bから外し、空
荷状態の治具装置20のみをクレーン40aにより地表
側に吊り下ろせば、治具装置20を他のトイレユニット
10の揚重作業に転用することができる。
下げ用治具装置の第2の実施形態について説明するが、
この実施形態あって、その基本構成が前述の第1実施形
態と同一であるものについては、その同一部材には同一
の符号を付して、その詳しい説明は省略し、相違する点
について詳述する。
し、図9はクランプ具をトイレユニットに取り付けた状
態を示す側面図、図10はクランプ具をトイレユニット
に取り付けた状態を示す平面図、図11はクランプ金具
を開放した状態を示す側面図ある。
り下げ用治具装置にかかるクランプ具23は、リフトパ
イプ21,22の外周に嵌合する2つのクランプ金具3
4の下端と、ジョイント金具35の上端とが枢着軸40
を介して相互に回動自在に一体的に結合されている。
行な2面をなす同一形状の2つの側板34aとそれらを
繋ぐ連結板34bとを有する断面コ字状をなす同一の部
材でなり、互いにその開放側が略対向されて配され、両
者の間にはそれらの側板34aに対し垂直に断面矩形状
の中空筒体でなるリフトパイプ21,22が嵌合され
る。
おける側板34aの開放側端縁にて、リフトパイプ2
1,22の外周側部が挟まれ、そのリフトパイプ21,
22の上下には、その外周面に沿いつつ上記側板34a
が延出形成された突部34c、34dが当設する。
部34d同士が重ねられ平面視略四角形状をなし、当該
下側突部34dの中央に、前記枢着軸40が貫通して設
けられて開閉自在に形成されている。また、両クランプ
金具34の上側の突部34c間には、リフトパイプ2
1、22を嵌合した状態で隙間が設けられている。
21,22との嵌合位置より上方のクランプ金具34の
連結板34bには、これらクランプ金具34の開閉端を
連結する連結用ボルト33の挿通孔が設けられ、この挿
通孔に連結用ボルト33が貫通されてナット締めされ、
リフトパイプ21,22の嵌合状態を保持している。
4の下部外側には、横断面略コ字状のジョイント金具3
5が、クランプ金具34の下側突部34dを挟んで囲む
ように設けられている。このジョイント金具35は、そ
の上端側に前記クランプ金具34との結合部35aを、
下端に補強フレーム1bとの連結部35bをそれぞれ有
し、それら結合部35aと連結部35bとが、これらの
間に位置するトップレール11を避けるように中継部3
5cで一体的に繋がれて側面視C字状に形成されてい
る。
クランプ金具34の下側突部34dに設けられた枢着軸
40の挿通孔42が設けられ、この枢着軸40によりジ
ョイント金具35がクランプ金具34に対して回動自在
に一体的に結合される。この結合部35aは、その内側
に内方されるクランプ金具34より大きく形成され、当
該結合部35aの開放端縁には、一方のクランプ金具3
4のストッパ片44がクランプ金具の34の連結板34
bの背面に向けて一体的に突出形成され、ジョイント金
具35の閉塞端側の背板35f上端部は、他方のクラン
プ金具34のストッパ片46をなす。
は、その枢着軸40の中心の直上部を境にして開放端側
がリフトパイプ21,22の下面に当接する一方、その
上縁の閉塞端側にはクランプ金具34がリフトパイプ2
1,22と嵌合した状態で、当該ジョイント金具35の
連結部35bが補強フレーム1bから離間する方向に回
動可能にするための切り欠き部50が形成されている。
その内面が壁パネル1に設けられた断面略コ字状をなす
補強フレーム1bの外面に接し、これら連結部35bと
補強フレーム1bとにはこれらを貫通する透孔が形成さ
れ、この透孔に連結具をなすロック機構を有したインサ
ート・ピン48が着脱自在に挿入さて連結される。さら
に、その連結部35bの開放端縁部は垂直辺部35dと
して形成され、ジョイント金具35を補強フレーム1b
に結合させた状態では、この垂直辺部35dは補強フレ
ーム1bの開放端に直角に曲げ形成されたフランジ部1
cに当接される。また、連結部35bのトップレール1
1に対向する上縁部は、補強フレーム1bとの連結端側
に向けて下方に傾斜する傾斜辺35eとして形成されて
いる。
仕込み側の外周部に突出する表面が球形をなすロック部
48aが入出自在に設けられ、また、その反対側の端部
に設けられたプッシュボタン48bを押すことによって
ロック部48aがピン48cの内方に収納され、プッシ
ュボタン48bを離すことにより、ロック状態に戻るよ
うなロック機構を有したものであり、例えばバルダー社
製HWN2235等のインサート・ピンを用いる。
は、トイレユニット10の補強レール1b上端にジョイ
ント金具35の連結部35bを、その垂直辺部35dが
補強レール1bのフランジ部1cに当接するようにイン
サート・ピン48でクランプ具23を固定する。
ンプ金具34を上方に向けて開放させ、両クランプ金具
34をジョイント金具35に設けられたストッパ片4
4,46に当接させてその開放状態を維持させる。
つのクランプ金具34の下側突部34dに当接させると
共に、クランプ金具34を回動して嵌合させ、その上端
に連結用ボルト33を貫通させて締結する。
イント金具35と補強フレーム1bとを連結しているイ
ンサート・ピン4のみを外し、クランプ具23を取り付
けたままの状態でリフトパイプ21,22を上方に吊り
上げる。
となってクランプ具23が吊り上げられ、その連結部3
5b上端に形成された傾斜辺35eがトップレール11
に当接しつつその傾斜辺35eをガイドとしてジョイン
ト金具35が回動し、連結部35bがトップレール11
との干渉を避けて外方に退避しながらリフトパイプ2
1,22の上方に外される。
上げ用治具装に係るクランプ具にあっては、2つのクラ
ンプ金具34とジョイント金具35との3部品を枢着軸
40を介して一体的に結合したので、それらが分離して
煩雑にならず作業性が良い。さらに、相互に開閉自在枢
着した2つのクランプ金具34を開放させたときに、そ
の回動を規制するストッパ片44,46をジョイント金
具35に一体形成したので、連結用ボルト33を外した
状態でクランプ金具34を一定の角度で上方に開放した
状態に維持でき、もってリフトパイプ21,22の嵌合
作業が極めて容易である。
1bとを連結しているインサート・ピン48を外してリ
フトパイプ21,22を吊り上げると、クランプ金具3
4と枢着軸40を介して相互に回動自在に設けられてい
るジョイント金具35の上縁部に傾斜形成された傾斜辺
35eがその上方に位置するトップレール11に当接し
つつその傾斜辺35eにガイドされて枢着軸40廻りに
当該ジョイント金具35が回動し、トップレール11に
邪魔されることなくリフトパイプ21,22と共に、ク
ランプ具23をトイレユニット10から容易に取り外す
ことができる。
せて補強フレーム1bに一体形成したフランジ部1cに
当接する垂直辺部35dをジョイント金具35の連結部
35bに設け、ジョイント金具35を補強フレーム1b
に連結した状態で、ジョイント金具35の回動を当該垂
直片部35dで規制するようにしたので、トイレユニッ
ト10を吊り上げた状態において、その振れを防止する
ことができ、作業性を向上させると共に作業の安全性を
も向上させることができる。
1bとを連結する連結具を両者に設けられた透孔に挿脱
自在に係合されるロック機構を有したインサート・ピン
48としたので、クランプ具23の着脱を極めて容易に
行うことができる。
ト・ピン48としたが、これに限らず例えば両者の透孔
に挿入されて着脱自在に締結固定するボルト及びナット
とすると、クランプ具23をより強固かつ確実に連結す
ることができる。
ットの吊り下げ治具装置をトイレユニットに適用した形
態を示したが、適用される空間ユニットはこれに限るも
のではなく、給湯室等の他の空間ユニットについても適
用できるものである。
示す空間ユニットの吊り下げ治具装置にあっては、揚重
時においてリフトパイプは、従来の外殻フレームと同等
に空間ユニットの剛性を保つと共に、空間ユニットの据
付け後は、複数のクランプ具を空間ユニットから取外し
て付け替えることによって何度でも使用できる。
下げ治具装置にあっては、クランプ金具と補強フレーム
とを側面視略C字状ジョイント金具で繋いだので、リフ
トパイプを空間ユニットの上縁に一致させて位置させる
ことができ、平面方向に対する余分な突出を回避でき
る。
下げ治具装置にあっては、2つのクランプ金具とジョイ
ント金具とを枢着軸を介して相互に回動自在に一体的に
結合したので、それらが分離して煩雑にならず作業性が
良い。さらに、相互に開閉自在枢着した2つのクランプ
金具を開放させたときにその回動を規制するストッパ片
をジョイント金具に一体形成したので、連結用ボルトを
外した状態でクランプ金具を一定の角度で上方に開放し
た状態に維持でき、クランプ具の着脱が極めて容易であ
る。
下げ治具装置にあっては、ジョイント金具と補強フレー
ムとを連結しているインサート・ピンを外してリフトパ
イプを吊り上げると、クランプ金具と枢着軸を介して相
互に回動自在に設けられているジョイント金具が上方に
持ち上げられ、ジョイント金具の傾斜形成された上縁部
がその上方に位置するトップレールに当接しつつその上
縁部にガイドされて枢着軸廻りにジョイント金具が回動
し、クランプ具はトップレールに邪魔されることなくリ
フトパイプと共に空間ユニットから容易に取り外すこと
ができる。
り下げ治具装置にあっては、前記壁パネルと平行に側方
に突出させて補強フレームに一体形成したフランジ部に
当接する垂直辺部をジョイント金具の連結部に設け、ジ
ョイント金具を補強フレームに連結した状態で、ジョイ
ント金具の回動を規制するようにしたので、空間ユニッ
トを吊り上げた状態において、その振れを防止すること
ができ、作業性を向上させると共に作業の安全性をも向
上させることができる。
下げ治具装置にあっては、ジョイント金具と補強フレー
ムとを連結する連結具を両者に設けられた透孔に挿脱自
在に係合されるロック機構を有したインサートピンとし
たので、クランプ具の着脱を極めて容易に行うことがで
きる。
下げ治具装置にあっては、前記連結具を両者の透孔に挿
入されて着脱自在に締結固定するボルト及びナットとし
たので、クランプ具をより強固かつ確実に連結すること
ができる。
具装置にあっては、前記リフトパイプの両側面には一定
間隔でリフトブロック固定用の孔が一列に開けられてい
る一方、該リフトブロックは、前記リフトパイプに跨っ
て移動可能なコ字形断面であって、その側面の両側部に
は前記孔に一致する間隔の孔が開けられ、該孔同士を一
致させた状態で連結ピンを挿通することで、前記リフト
ブロックをリフトパイプの任意位置に固定できるように
したことにより、空間ユニットの重心位置に応じて最適
玉掛位置を任意に選択できる。
具装置にあっては、前記連結されるリフトパイプ同士の
一方の連結端外側部に沿って移動可能に連結され、かつ
その先端に他方のリフトパイプの端部を支持するパイプ
受けを設けたことにより、空間ユニットの外形寸法にあ
わせた組立調整を簡単に行うことが出来る。
ユニットの平面図である。
側面図である。
る。
態を示す説明図である。
上げ治具装置にかかるクランプ具をトイレユニットに取
り付けた状態を示す側面図である。
放した状態を示す側面図ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 組立状態でトイレや給湯室等の空間を画
成する空間ユニットの吊り下げ用治具装置であって、 該空間ユニットを構成する壁パネルの上部に設けたトッ
プレールの上縁に沿って、これの形状に枠組される鋼材
からなる縦横のリフトパイプと、上端を該リフトパイプ
の外周に着脱可能に嵌合し、下端を前記壁パネルの外側
面に適宜間隔で一体化された補強フレームに着脱可能に
固定される複数のクランプ具と、前記リフトパイプの適
宜位置に着脱可能に固定されるワイヤ玉掛用の複数のリ
フトブロックと、対向する各リフトブロック間を着脱可
能に連結するジョイントパイプとを備えたことを特徴と
する空間ユニットの吊上げ用治具装置。 - 【請求項2】 前記各クランプ具は、前記リフトパイプ
の断面形状に沿って2分割され、かつ連結用ボルトを介
してリフトパイプに嵌合されるクランプ金具と、上端を
該クランプ金具の下部にボルトを介して連結し、前記ク
ランプ金具を嵌合状態に保持するとともに、下端を前記
壁パネル側の補強フレームの上端に、これらを貫通する
軸状の連結具を介して着脱可能に連結される側面視略C
形のジョイント金具とからなることを特徴とする請求項
1に記載の空間ユニットの吊上げ用治具装置。 - 【請求項3】 前記各クランプ具は、前記リフトパイプ
の断面形状に沿って2分割された2つのクランプ金具
と、該2つのクランプ金具の下端に枢着軸を介して相互
に回動自在に一体的に結合されたジョイント金具とから
なり、該2つのクランプ金具は相互に開閉自在で上端が
連結用ボルトで締結されて嵌合状態に保持され、該ジョ
イント金具は前記トップレールを避けてその下方に位置
する前記補強フレームの上端に至る側面視略C形に形成
されているとともに、該2つのクランプ金具が開放され
たときに該各クランプ金具に各々当接してその回動量を
規制するストッパ片が一体形成されており、該ジョイン
ト金具の下端は前記補強フレームに対してこれらを貫通
する軸状の連結具により着脱自在に連結されることを特
徴とする請求項1記載の空間ユニットの吊上げ用治具装
置。 - 【請求項4】 前記ジョイント金具は、該補強フレーム
との連結部における該トップレールに対向する上縁部が
該補強フレームとの連結端側に向けて下方に傾斜形成さ
れていることを特徴とする請求項3記載の空間ユニット
の吊上げ用治具装置。 - 【請求項5】 前記ジョイント金具と前記補強フレーム
との連結部における該補強フレーム部分には、前記壁パ
ネルと平行に側方に突出するフランジ部を該壁パネルと
該ジョイント金具との間に一体形成し、該ジョイント金
具には吊り上げ時に該フランジ部に当接する垂直辺部を
形成したことを特徴とする請求項3または4のいずれか
に記載の空間ユニットの吊上げ用治具装置。 - 【請求項6】 前記軸状の連結具が、前記ジョイント金
具と前記補強フレームとに形成された透孔に挿脱自在に
係合されるロック機構を有したインサートピンであるこ
とを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の空間ユ
ニットの吊上げ用治具装置。 - 【請求項7】 前記軸状の連結具が、前記ジョイント金
具と前記補強フレームとに形成された透孔に挿入されて
着脱自在に締結固定するボルト及びナットであることを
特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の空間ユニッ
トの吊上げ用治具装置。 - 【請求項8】 前記リフトパイプの両側面には一定間隔
でリフトブロック固定用の孔が一列に開けられている一
方、該リフトブロックは、前記リフトパイプに跨って移
動可能なコ字形断面であって、その側面の両側部には前
記孔に一致する間隔の孔が開けられ、該孔同士を一致さ
せた状態で連結ピンを挿通することで、前記リフトブロ
ックを前記リフトパイプの任意位置に固定できるように
したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
空間ユニットの吊上げ用治具装置。 - 【請求項9】 前記連結されるリフトパイプ同士の一方
の連結端外側部に沿って移動可能に連結され、かつその
先端に他方のリフトパイプの端部を支持するパイプ受け
を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項
に記載の空間ユニットの吊上げ用治具装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14657299A JP3786542B2 (ja) | 1998-11-09 | 1999-05-26 | 空間ユニットの吊上げ用治具装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31796298 | 1998-11-09 | ||
| JP10-317962 | 1998-11-09 | ||
| JP14657299A JP3786542B2 (ja) | 1998-11-09 | 1999-05-26 | 空間ユニットの吊上げ用治具装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204765A true JP2000204765A (ja) | 2000-07-25 |
| JP3786542B2 JP3786542B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=26477374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14657299A Expired - Fee Related JP3786542B2 (ja) | 1998-11-09 | 1999-05-26 | 空間ユニットの吊上げ用治具装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3786542B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087728A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | ユニット式エレベータの組立方法 |
| CN102298463A (zh) * | 2011-08-17 | 2011-12-28 | 江苏红叶视听器材股份有限公司 | 电子白板的外框架 |
| CN112647719A (zh) * | 2020-12-12 | 2021-04-13 | 中冶天工集团有限公司 | 一种钢结构厂房内嵌式墙架结构模块化吊装方法 |
| CN112758814A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-05-07 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种集装箱吊装转接装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101285495B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2013-07-12 | 주식회사 삼안 | 인양용 조금구 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4891821A (ja) * | 1972-01-26 | 1973-11-29 | ||
| JPH0519446U (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-12 | 東陶機器株式会社 | プレフアブ式建築物の吊り構造 |
| JPH0988350A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-03-31 | Sekisui Chem Co Ltd | 壁吊り具 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14657299A patent/JP3786542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3786542B2 (ja) | 2006-06-14 |
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