JP2000206665A - フィルムリ―ダ及びフィルムリ―ダと写真フィルムとの接合構造 - Google Patents
フィルムリ―ダ及びフィルムリ―ダと写真フィルムとの接合構造Info
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- JP2000206665A JP2000206665A JP11011245A JP1124599A JP2000206665A JP 2000206665 A JP2000206665 A JP 2000206665A JP 11011245 A JP11011245 A JP 11011245A JP 1124599 A JP1124599 A JP 1124599A JP 2000206665 A JP2000206665 A JP 2000206665A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真処理装置内でフィルムリーダから写真フ
ィルムが外れることを防止できるとともに、接合作業に
要する労力を大幅に軽減することが可能なフィルムリー
ダ及びフィルムリーダと写真フィルムとの接合構造を提
供すること。 【解決手段】 フィルムリーダ1の送り方向の一端近傍
部を切り込んで、送り方向他端側に向かう先端部6aが
起伏自在となるように基部6bでフィルムリーダ1と連
結された係止片6を形成する。写真フィルム4の先端近
傍部に係止片6を嵌挿可能な寸法の係合孔10を穿設す
る。係止片6を係合孔10に嵌挿した状態で、係止片6
とこれに係止される写真フィルム4先端部とを、これら
に隣接する位置のフィルムリーダ1表面に粘着テープ5
を介して貼着する。
ィルムが外れることを防止できるとともに、接合作業に
要する労力を大幅に軽減することが可能なフィルムリー
ダ及びフィルムリーダと写真フィルムとの接合構造を提
供すること。 【解決手段】 フィルムリーダ1の送り方向の一端近傍
部を切り込んで、送り方向他端側に向かう先端部6aが
起伏自在となるように基部6bでフィルムリーダ1と連
結された係止片6を形成する。写真フィルム4の先端近
傍部に係止片6を嵌挿可能な寸法の係合孔10を穿設す
る。係止片6を係合孔10に嵌挿した状態で、係止片6
とこれに係止される写真フィルム4先端部とを、これら
に隣接する位置のフィルムリーダ1表面に粘着テープ5
を介して貼着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影済みの写真フ
ィルムを写真処理装置の各処理槽内に案内するためのフ
ィルムリーダ,及びフィルムリーダと写真フィルムとの
接合構造に関するものである。
ィルムを写真処理装置の各処理槽内に案内するためのフ
ィルムリーダ,及びフィルムリーダと写真フィルムとの
接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的小規模な現像所で使用される所謂
ミニラボタイプの写真処理装置にあっては、パトローネ
から引き出した撮影済み写真フィルムの先端をフィルム
リーダに接合し、このフィルムリーダを用いて写真処理
装置の各処理槽内に写真フィルムを案内し、現像処理を
するようになっている(特開昭60−191257号公
報,特開平4−142539号公報等参照)。
ミニラボタイプの写真処理装置にあっては、パトローネ
から引き出した撮影済み写真フィルムの先端をフィルム
リーダに接合し、このフィルムリーダを用いて写真処理
装置の各処理槽内に写真フィルムを案内し、現像処理を
するようになっている(特開昭60−191257号公
報,特開平4−142539号公報等参照)。
【0003】図7は、前記のような場合に従来一般的に
使用されているフィルムリーダ1aを示すとともに、こ
のフィルムリーダ1aと写真フィルム4aとの接合構造
を示している。フィルムリーダ1aは、周知のように可
撓性を有する合成樹脂製シートから略矩形状に形成され
るとともに、その送り方向(長手方向)の中心線に沿っ
て複数の送り孔2が所定間隔で穿設されている。このフ
ィルムリーダ1aに、2個のパトローネ3からそれぞれ
先端部分が引き出された35ミリサイズの写真フィルム
4aが接合されている。
使用されているフィルムリーダ1aを示すとともに、こ
のフィルムリーダ1aと写真フィルム4aとの接合構造
を示している。フィルムリーダ1aは、周知のように可
撓性を有する合成樹脂製シートから略矩形状に形成され
るとともに、その送り方向(長手方向)の中心線に沿っ
て複数の送り孔2が所定間隔で穿設されている。このフ
ィルムリーダ1aに、2個のパトローネ3からそれぞれ
先端部分が引き出された35ミリサイズの写真フィルム
4aが接合されている。
【0004】写真フィルム4aは、フィルム最先端に設
けられていた幅狭部(所謂ベロ)が切除された後、その
先端縁とフィルムリーダ1aの送り方向一端側の端縁と
を突き合わせた状態で、フィルムリーダ1aと写真フィ
ルム4aとにわたって貼着した粘着テープ(スプライシ
ングテープ)5を介して接合されている。この状態で写
真処理装置(不図示)のフィルム装填部にセットされる
と、写真フィルム4aはフィルムリーダ1aに先導され
ながら、写真処理装置の現像,漂白,定着,洗浄等の各
処理槽を順次通過してゆく。
けられていた幅狭部(所謂ベロ)が切除された後、その
先端縁とフィルムリーダ1aの送り方向一端側の端縁と
を突き合わせた状態で、フィルムリーダ1aと写真フィ
ルム4aとにわたって貼着した粘着テープ(スプライシ
ングテープ)5を介して接合されている。この状態で写
真処理装置(不図示)のフィルム装填部にセットされる
と、写真フィルム4aはフィルムリーダ1aに先導され
ながら、写真処理装置の現像,漂白,定着,洗浄等の各
処理槽を順次通過してゆく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では粘着テープ5の粘着力のみでフィルムリーダ1a
と写真フィルム4aとを接合しているので、粘着テープ
5の貼り方が良くない場合には、各処理槽を通過する際
にかかるフィルムテンションによってフィルムリーダ1
aから写真フィルム4aが外れ、外れた写真フィルム4
aはクシャクシャになって写真処理装置の内部に詰まっ
てしまい、その取り出し及び装置の復旧に手間がかかる
とともに、写真フィルム4aが損傷してプリント不可能
になるという深刻な事態を招くこととなる。したがっ
て、処理の途中でフィルムリーダ1aから写真フィルム
4aが外れないようにするため、粘着テープ5を貼った
後に、その上からヘラでこすって、粘着テープ5とフィ
ルムリーダ1a及び写真フィルム4aとの間に入った気
泡を外に追い出し、両者を完全に密着させるようにして
いた。
術では粘着テープ5の粘着力のみでフィルムリーダ1a
と写真フィルム4aとを接合しているので、粘着テープ
5の貼り方が良くない場合には、各処理槽を通過する際
にかかるフィルムテンションによってフィルムリーダ1
aから写真フィルム4aが外れ、外れた写真フィルム4
aはクシャクシャになって写真処理装置の内部に詰まっ
てしまい、その取り出し及び装置の復旧に手間がかかる
とともに、写真フィルム4aが損傷してプリント不可能
になるという深刻な事態を招くこととなる。したがっ
て、処理の途中でフィルムリーダ1aから写真フィルム
4aが外れないようにするため、粘着テープ5を貼った
後に、その上からヘラでこすって、粘着テープ5とフィ
ルムリーダ1a及び写真フィルム4aとの間に入った気
泡を外に追い出し、両者を完全に密着させるようにして
いた。
【0006】しかしながら、前記のように気泡を追い出
すためには、充分に強い力でヘラを押さえ付けながら粘
着テープ表面を丹念にこする必要があるために、従来は
その作業に極めて多大な労力を要しており、1日に15
00〜2000本もの写真フィルムを処理する現像所で
は作業者が腱鞘炎を患うことさえあった。また、前記の
ように強い力を要するために、老人や身体障害者等の力
の弱い者が作業に従事することは不可能であった。
すためには、充分に強い力でヘラを押さえ付けながら粘
着テープ表面を丹念にこする必要があるために、従来は
その作業に極めて多大な労力を要しており、1日に15
00〜2000本もの写真フィルムを処理する現像所で
は作業者が腱鞘炎を患うことさえあった。また、前記の
ように強い力を要するために、老人や身体障害者等の力
の弱い者が作業に従事することは不可能であった。
【0007】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、写真処理装置内でフィルムリーダか
ら写真フィルムが外れることを防止できるとともに、接
合作業に要する労力を大幅に軽減することが可能なフィ
ルムリーダ,及びフィルムリーダと写真フィルムとの接
合構造の提供を目的とするものである。
れたものであって、写真処理装置内でフィルムリーダか
ら写真フィルムが外れることを防止できるとともに、接
合作業に要する労力を大幅に軽減することが可能なフィ
ルムリーダ,及びフィルムリーダと写真フィルムとの接
合構造の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るフィルムリーダは、写真フィルムを写
真処理装置の各処理槽内に案内するための可撓性シート
からなるフィルムリーダであって、フィルムリーダの送
り方向の一端近傍部を切り込んで形成された係止片を有
しており、前記係止片は、フィルムリーダの送り方向他
端側に向かう先端部が起伏自在となるように基部でフィ
ルムリーダと連結され、写真フィルムに穿設された係合
孔に嵌挿可能に構成されているものである。
め、本発明に係るフィルムリーダは、写真フィルムを写
真処理装置の各処理槽内に案内するための可撓性シート
からなるフィルムリーダであって、フィルムリーダの送
り方向の一端近傍部を切り込んで形成された係止片を有
しており、前記係止片は、フィルムリーダの送り方向他
端側に向かう先端部が起伏自在となるように基部でフィ
ルムリーダと連結され、写真フィルムに穿設された係合
孔に嵌挿可能に構成されているものである。
【0009】また、本発明に係るフィルムリーダと写真
フィルムとの接合構造は、フィルムリーダの送り方向の
一端近傍部を切り込んで、フィルムリーダの送り方向他
端側に向かう先端部が起伏自在となるように基部でフィ
ルムリーダと連結された係止片を形成するとともに、写
真フィルムの先端近傍部に前記係止片を嵌挿可能な寸法
の係合孔を穿設し、係止片を写真フィルムの係合孔に嵌
挿した状態で、係止片とこれに係止される写真フィルム
先端部とを、これらに隣接する位置のフィルムリーダ表
面に粘着テープを介して貼着するようにしたものであ
る。
フィルムとの接合構造は、フィルムリーダの送り方向の
一端近傍部を切り込んで、フィルムリーダの送り方向他
端側に向かう先端部が起伏自在となるように基部でフィ
ルムリーダと連結された係止片を形成するとともに、写
真フィルムの先端近傍部に前記係止片を嵌挿可能な寸法
の係合孔を穿設し、係止片を写真フィルムの係合孔に嵌
挿した状態で、係止片とこれに係止される写真フィルム
先端部とを、これらに隣接する位置のフィルムリーダ表
面に粘着テープを介して貼着するようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図5に基づいて説明する。この実施形態に係るフィル
ムリーダ1は、前記従来のフィルムリーダ1aと同様に
可撓性を有する合成樹脂製シートから四隅にアールをつ
けた略矩形状に形成されるとともに、写真処理装置(不
図示)にセットされた場合の送り方向f(ここではフィ
ルムリーダ1の長手方向と平行な方向)の中心線に沿っ
て、複数の送り孔2が所定間隔で穿設されている。送り
孔2は、写真処理装置の搬送用スプロケット・ベルト等
(不図示)と係合して、フィルムリーダ1を所定の搬送
路に沿って送るために設けられている。
〜図5に基づいて説明する。この実施形態に係るフィル
ムリーダ1は、前記従来のフィルムリーダ1aと同様に
可撓性を有する合成樹脂製シートから四隅にアールをつ
けた略矩形状に形成されるとともに、写真処理装置(不
図示)にセットされた場合の送り方向f(ここではフィ
ルムリーダ1の長手方向と平行な方向)の中心線に沿っ
て、複数の送り孔2が所定間隔で穿設されている。送り
孔2は、写真処理装置の搬送用スプロケット・ベルト等
(不図示)と係合して、フィルムリーダ1を所定の搬送
路に沿って送るために設けられている。
【0011】フィルムリーダ1には、後述するように写
真フィルムを係止するための一対の係止片6が、送り孔
2の列をはさんで左右対称となる位置に形成されてい
る。図2に示すように、各係止片6はフィルムリーダ1
の送り方向fの一端近傍部に逆V字状の切り込み7を入
れることにより三角形状に形成されている。これらの係
止片6は、フィルムリーダ1の一端側と連結されている
基部6bを除き、切り込み7によって周囲のフィルムリ
ーダ1本体から切り離されている。そして、これにより
フィルムリーダ1の送り方向f他端側に向かう係止片6
の先端部6aが、フィルムリーダ1から斜めに起き上が
った起立位置(不図示)とフィルムリーダ1の表面に沿
った倒伏位置との間で起伏自在となっている。
真フィルムを係止するための一対の係止片6が、送り孔
2の列をはさんで左右対称となる位置に形成されてい
る。図2に示すように、各係止片6はフィルムリーダ1
の送り方向fの一端近傍部に逆V字状の切り込み7を入
れることにより三角形状に形成されている。これらの係
止片6は、フィルムリーダ1の一端側と連結されている
基部6bを除き、切り込み7によって周囲のフィルムリ
ーダ1本体から切り離されている。そして、これにより
フィルムリーダ1の送り方向f他端側に向かう係止片6
の先端部6aが、フィルムリーダ1から斜めに起き上が
った起立位置(不図示)とフィルムリーダ1の表面に沿
った倒伏位置との間で起伏自在となっている。
【0012】一方、撮影済みの35ミリサイズの写真フ
ィルム4は、パトローネ3から先端部分が引き出された
後、フィルムリーダ1と接合される前に図3に示すよう
な端部処理が施される。すなわち、フィルムの最先端に
設けられていた幅狭部(ベロ)8を含む部分が所定の長
さDにわたって切除されるとともに、その切除後の先端
縁9から所定の距離Eを隔てた先端近傍部に、前記係止
片6を嵌挿可能な寸法の係合孔10が穿設される。係合
孔10は、写真フィルム4長手方向の長さFが短く、そ
れと直交方向の幅Gが長い、偏平な略蒲鉾形を有してい
る。なお、係合孔10の幅Gは、係止片6の基部6bに
おける幅C(図2参照)よりも僅かに大きな寸法に設定
され、また、フィルム4の先端縁9から係合孔10まで
の距離Eは、係止片6の長さB(図2参照)の半分以下
の寸法に設定されている。
ィルム4は、パトローネ3から先端部分が引き出された
後、フィルムリーダ1と接合される前に図3に示すよう
な端部処理が施される。すなわち、フィルムの最先端に
設けられていた幅狭部(ベロ)8を含む部分が所定の長
さDにわたって切除されるとともに、その切除後の先端
縁9から所定の距離Eを隔てた先端近傍部に、前記係止
片6を嵌挿可能な寸法の係合孔10が穿設される。係合
孔10は、写真フィルム4長手方向の長さFが短く、そ
れと直交方向の幅Gが長い、偏平な略蒲鉾形を有してい
る。なお、係合孔10の幅Gは、係止片6の基部6bに
おける幅C(図2参照)よりも僅かに大きな寸法に設定
され、また、フィルム4の先端縁9から係合孔10まで
の距離Eは、係止片6の長さB(図2参照)の半分以下
の寸法に設定されている。
【0013】因みに、以上のような写真フィルム4の端
部処理は、例えば、写真フィルム4の端部を所定位置に
保持できるガイド溝が形成された台板と、それにより保
持された写真フィルム4からの幅狭部8を含む部分の切
断及び係合孔10の打ち抜きを同時にできる型刃とを備
えた裁断機を用意することにより、極めて正確且つ効率
的に行なうことが可能である。
部処理は、例えば、写真フィルム4の端部を所定位置に
保持できるガイド溝が形成された台板と、それにより保
持された写真フィルム4からの幅狭部8を含む部分の切
断及び係合孔10の打ち抜きを同時にできる型刃とを備
えた裁断機を用意することにより、極めて正確且つ効率
的に行なうことが可能である。
【0014】さて、以上のようなフィルムリーダ1と写
真フィルム4とは、以下のようにして接合される。すな
わち、フィルムリーダ1の裏側(どちらの面を裏側にし
ても構わない)から係止片6を押すことにより、その先
端部6aをフィルムリーダ1の表側に斜めに起立させ
る。そして、この状態で係止片6を写真フィルム4の裏
側から係合孔10に嵌挿したのち、写真フィルム4をそ
の先端側と反対の後端向きに止まるまで引っ張って、係
止片6の基部6bで係合孔10の前端縁部が係止された
状態とする。そうして、写真フィルム4の幅よりも10
ミリ程度長く切断した粘着テープ(スプライシングテー
プ)5を、図4に示すように、係止片6と、この係止片
6に係止される写真フィルム4の先端部(係合孔10よ
りも先端寄りの部分)と、これらに隣接する位置のフィ
ルムリーダ1表面とを覆う状態に貼り着ける。これによ
り、前記係止片6及び写真フィルム4先端部が粘着テー
プ5を介してフィルムリーダ1表面に貼着される(図1
の状態)。
真フィルム4とは、以下のようにして接合される。すな
わち、フィルムリーダ1の裏側(どちらの面を裏側にし
ても構わない)から係止片6を押すことにより、その先
端部6aをフィルムリーダ1の表側に斜めに起立させ
る。そして、この状態で係止片6を写真フィルム4の裏
側から係合孔10に嵌挿したのち、写真フィルム4をそ
の先端側と反対の後端向きに止まるまで引っ張って、係
止片6の基部6bで係合孔10の前端縁部が係止された
状態とする。そうして、写真フィルム4の幅よりも10
ミリ程度長く切断した粘着テープ(スプライシングテー
プ)5を、図4に示すように、係止片6と、この係止片
6に係止される写真フィルム4の先端部(係合孔10よ
りも先端寄りの部分)と、これらに隣接する位置のフィ
ルムリーダ1表面とを覆う状態に貼り着ける。これによ
り、前記係止片6及び写真フィルム4先端部が粘着テー
プ5を介してフィルムリーダ1表面に貼着される(図1
の状態)。
【0015】この状態で、写真フィルム4が接合されて
いないフィルムリーダ1の他端側を前にして写真処理装
置(不図示)のフィルム装填部にセットされると、フィ
ルムリーダ1は送り方向fに沿って送られ、写真フィル
ム4はフィルムリーダ1に先導されながらパトローネ3
から順次引き出されて、写真処理装置の現像,漂白,定
着,洗浄等の各処理槽を順次通過してゆく。なお、写真
フィルム4の後端は、パトローネ3から一杯に引き出さ
れた段階で写真処理装置に設けられた切断装置により自
動的に切断され、これにより写真フィルム4とパトロー
ネ3とが切り離される。
いないフィルムリーダ1の他端側を前にして写真処理装
置(不図示)のフィルム装填部にセットされると、フィ
ルムリーダ1は送り方向fに沿って送られ、写真フィル
ム4はフィルムリーダ1に先導されながらパトローネ3
から順次引き出されて、写真処理装置の現像,漂白,定
着,洗浄等の各処理槽を順次通過してゆく。なお、写真
フィルム4の後端は、パトローネ3から一杯に引き出さ
れた段階で写真処理装置に設けられた切断装置により自
動的に切断され、これにより写真フィルム4とパトロー
ネ3とが切り離される。
【0016】以上説明したように、この実施形態にあっ
ては、係止片6を係合孔10に嵌挿して写真フィルム4
を係止した状態で、粘着テープ5により係止片6及び写
真フィルム4先端部をフィルムリーダ1表面に貼着して
いるので、写真処理装置内を通過する際にかかるフィル
ムテンションは、主として係止片6を介してフィルムリ
ーダ1に伝達され、粘着テープ5は主として係止片6が
起き上がるのを防止する役割を果たすことになる。した
がって、粘着テープ5の粘着力のみで写真フィルムを接
合していた従来とは異なり、粘着テープ5の密着性が多
少悪くても、写真処理装置内でフィルムリーダ1から写
真フィルム4が外れることはない。よって、写真フィル
ム4の外れに起因する種々のトラブルを防止できる。
ては、係止片6を係合孔10に嵌挿して写真フィルム4
を係止した状態で、粘着テープ5により係止片6及び写
真フィルム4先端部をフィルムリーダ1表面に貼着して
いるので、写真処理装置内を通過する際にかかるフィル
ムテンションは、主として係止片6を介してフィルムリ
ーダ1に伝達され、粘着テープ5は主として係止片6が
起き上がるのを防止する役割を果たすことになる。した
がって、粘着テープ5の粘着力のみで写真フィルムを接
合していた従来とは異なり、粘着テープ5の密着性が多
少悪くても、写真処理装置内でフィルムリーダ1から写
真フィルム4が外れることはない。よって、写真フィル
ム4の外れに起因する種々のトラブルを防止できる。
【0017】また、前記のように粘着テープ5は係止片
6の起き上がりを防止できればよいので、粘着テープ5
とフィルムリーダ1や写真フィルム4等との間に多少の
気泡が入る程度のことは差し支えない。したがって、従
来のようにヘラで粘着テープ5表面を強く押さえ付けな
がら丹念にこすって気泡を追い出すという労力を要する
作業が必要なくなり、接合作業に要する労力は大幅に軽
減される。しかも、力を要する作業がなくなるために、
力の弱い者も作業に従事できることになり、老人や身体
障害者等の雇用拡大にも貢献できる。
6の起き上がりを防止できればよいので、粘着テープ5
とフィルムリーダ1や写真フィルム4等との間に多少の
気泡が入る程度のことは差し支えない。したがって、従
来のようにヘラで粘着テープ5表面を強く押さえ付けな
がら丹念にこすって気泡を追い出すという労力を要する
作業が必要なくなり、接合作業に要する労力は大幅に軽
減される。しかも、力を要する作業がなくなるために、
力の弱い者も作業に従事できることになり、老人や身体
障害者等の雇用拡大にも貢献できる。
【0018】また、仮に係止片6を係合孔10に嵌挿す
るのみで、その上に粘着テープ5を貼着しない構成であ
ると、写真処理装置内を搬送される途中でフィルムリー
ダ1が湾曲させられたり、ある程度強いフィルムテンシ
ョンがかかったりしたような場合には、係止片6がフィ
ルムリーダ1表面から起き上がり、その先端部6aが写
真処理装置内の搬送経路近傍の部品(例えばフィルムガ
イド,押さえローラ等)に引っ掛かり、さらに後向きに
曲げられて、係止片6が折損したり、係止片6と係合孔
10との係合が外れたりするおそれもある。これに対
し、この実施形態では粘着テープ5により係止片6の起
立が防止されているので、前記のようなトラブルが生じ
ることはない。
るのみで、その上に粘着テープ5を貼着しない構成であ
ると、写真処理装置内を搬送される途中でフィルムリー
ダ1が湾曲させられたり、ある程度強いフィルムテンシ
ョンがかかったりしたような場合には、係止片6がフィ
ルムリーダ1表面から起き上がり、その先端部6aが写
真処理装置内の搬送経路近傍の部品(例えばフィルムガ
イド,押さえローラ等)に引っ掛かり、さらに後向きに
曲げられて、係止片6が折損したり、係止片6と係合孔
10との係合が外れたりするおそれもある。これに対
し、この実施形態では粘着テープ5により係止片6の起
立が防止されているので、前記のようなトラブルが生じ
ることはない。
【0019】さらに、特に35ミリサイズの写真フィル
ム4はベース素材の物理的強度が弱いので、粘着テープ
5を貼着しない場合は、フィルムテンションがかかった
際に係止片6に係止されている係合孔10の前側の両端
部分で写真フィルム4が切れやすく、フィルムリーダ1
から外れるおそれもあるが、この実施形態では粘着テー
プ5により写真フィルム4の前記切れやすい部分が補強
され、強度が向上しているので、搬送途中で写真フィル
ム4が切れるおそれはない。
ム4はベース素材の物理的強度が弱いので、粘着テープ
5を貼着しない場合は、フィルムテンションがかかった
際に係止片6に係止されている係合孔10の前側の両端
部分で写真フィルム4が切れやすく、フィルムリーダ1
から外れるおそれもあるが、この実施形態では粘着テー
プ5により写真フィルム4の前記切れやすい部分が補強
され、強度が向上しているので、搬送途中で写真フィル
ム4が切れるおそれはない。
【0020】さらにまた、この実施形態では従来のフィ
ルムリーダや写真フィルムに切り込みや穿孔等の加工を
施すだけでよく、従来使用していなかった特別な接合部
材等は一切必要ないので、従来の粘着テープのみによる
接合構造とほぼ同様の低コストで実施できるという利点
もある。
ルムリーダや写真フィルムに切り込みや穿孔等の加工を
施すだけでよく、従来使用していなかった特別な接合部
材等は一切必要ないので、従来の粘着テープのみによる
接合構造とほぼ同様の低コストで実施できるという利点
もある。
【0021】なお、本発明の実施形態が以上の説明に限
定されないことは言うまでもなく、例えば係止片の形状
は任意であって、図6(a) に示したような切り込み17
により形成された略台形状の係止片16や、図6(b) に
示したような切り込み27により形成された逆U字状の
係止片26も考えられる。また、写真フィルム4に穿設
する係合孔の形状も前記したものに限られず任意であ
る。さらに、前記では1枚のフィルムリーダ1に2本の
写真フィルム4を接合したが、1枚のフィルムリーダに
1本の写真フィルムを接合する場合や、1枚のフィルム
リーダに3本以上の写真フィルムを接合する場合にも、
本発明は適用可能である。
定されないことは言うまでもなく、例えば係止片の形状
は任意であって、図6(a) に示したような切り込み17
により形成された略台形状の係止片16や、図6(b) に
示したような切り込み27により形成された逆U字状の
係止片26も考えられる。また、写真フィルム4に穿設
する係合孔の形状も前記したものに限られず任意であ
る。さらに、前記では1枚のフィルムリーダ1に2本の
写真フィルム4を接合したが、1枚のフィルムリーダに
1本の写真フィルムを接合する場合や、1枚のフィルム
リーダに3本以上の写真フィルムを接合する場合にも、
本発明は適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムリーダの係止片を写真フィルムの係合孔に嵌挿
した状態で、粘着テープを介して係止片及び写真フィル
ム先端部をフィルムリーダ表面に貼着することにより、
フィルムリーダと写真フィルムとを接合するので、写真
処理装置内を通過する際にかかるフィルムテンションは
主として係止片を介してフィルムリーダに伝達される。
したがって、粘着テープの粘着力のみで写真フィルムを
接合していた従来と異なり写真処理装置内でフィルムリ
ーダから写真フィルムが外れることはなく、写真フィル
ムの外れに起因する種々のトラブルを防止できる。ま
た、粘着テープは主として係止片の起立を防止する役割
を果しているので、特に強力な粘着力が要求されること
はなく、従来のようにヘラで粘着テープ表面を強く押さ
え付けながら丹念にこすって気泡を追い出すという労力
を要する作業が必要なくなる。したがって、接合作業に
要する労力を大幅に軽減できるとともに、老人や身体障
害者等の雇用拡大にも貢献できる。
フィルムリーダの係止片を写真フィルムの係合孔に嵌挿
した状態で、粘着テープを介して係止片及び写真フィル
ム先端部をフィルムリーダ表面に貼着することにより、
フィルムリーダと写真フィルムとを接合するので、写真
処理装置内を通過する際にかかるフィルムテンションは
主として係止片を介してフィルムリーダに伝達される。
したがって、粘着テープの粘着力のみで写真フィルムを
接合していた従来と異なり写真処理装置内でフィルムリ
ーダから写真フィルムが外れることはなく、写真フィル
ムの外れに起因する種々のトラブルを防止できる。ま
た、粘着テープは主として係止片の起立を防止する役割
を果しているので、特に強力な粘着力が要求されること
はなく、従来のようにヘラで粘着テープ表面を強く押さ
え付けながら丹念にこすって気泡を追い出すという労力
を要する作業が必要なくなる。したがって、接合作業に
要する労力を大幅に軽減できるとともに、老人や身体障
害者等の雇用拡大にも貢献できる。
【図1】本発明の一実施形態に係るフィルムリーダと写
真フィルムとの接合構造を示す平面図である。
真フィルムとの接合構造を示す平面図である。
【図2】フィルムリーダの要部拡大平面図である。
【図3】写真フィルムの端部処理を説明する要部平面図
である。
である。
【図4】フィルムリーダと写真フィルムとの接合構造を
示す要部拡大平面図である。
示す要部拡大平面図である。
【図5】図4のA−A線における切断部の拡大端面図で
ある。
ある。
【図6】係止片の別の形態を説明する平面説明図であ
る。
る。
【図7】従来のフィルムリーダと写真フィルムとの接合
構造を示す平面図である。
構造を示す平面図である。
1 フィルムリーダ 4 写真フィルム 5 粘着テープ 6,16,26 係止片 6a 先端部 6b 基部 7,17,27 切り込み 10 係合孔
Claims (2)
- 【請求項1】 写真フィルムを写真処理装置の各処理槽
内に案内するための可撓性シートからなるフィルムリー
ダであって、 フィルムリーダの送り方向の一端近傍部を切り込んで形
成された係止片を有しており、前記係止片は、フィルム
リーダの送り方向他端側に向かう先端部が起伏自在とな
るように基部でフィルムリーダと連結され、写真フィル
ムに穿設された係合孔に嵌挿可能に構成されていること
を特徴とするフィルムリーダ。 - 【請求項2】 写真フィルムを写真処理装置の各処理槽
内に案内するための可撓性シートからなるフィルムリー
ダと、撮影済みの写真フィルムとを接合する構造におい
て、 フィルムリーダの送り方向の一端近傍部を切り込んで、
フィルムリーダの送り方向他端側に向かう先端部が起伏
自在となるように基部でフィルムリーダと連結された係
止片を形成するとともに、写真フィルムの先端近傍部に
前記係止片を嵌挿可能な寸法の係合孔を穿設し、係止片
を写真フィルムの係合孔に嵌挿した状態で、係止片とこ
れに係止される写真フィルム先端部とを、これらに隣接
する位置のフィルムリーダ表面に粘着テープを介して貼
着することを特徴とするフィルムリーダと写真フィルム
との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011245A JP2000206665A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | フィルムリ―ダ及びフィルムリ―ダと写真フィルムとの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011245A JP2000206665A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | フィルムリ―ダ及びフィルムリ―ダと写真フィルムとの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000206665A true JP2000206665A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11772569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11011245A Pending JP2000206665A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | フィルムリ―ダ及びフィルムリ―ダと写真フィルムとの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000206665A (ja) |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP11011245A patent/JP2000206665A/ja active Pending
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