JP2000208359A - 乾式金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

乾式金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法

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JP2000208359A JP11010256A JP1025699A JP2000208359A JP 2000208359 A JP2000208359 A JP 2000208359A JP 11010256 A JP11010256 A JP 11010256A JP 1025699 A JP1025699 A JP 1025699A JP 2000208359 A JP2000208359 A JP 2000208359A
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Toru Nakaji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属化フィルムを使用し、かつ金属製容器、
絶縁油を使用しない、安全で小型、軽量の乾式金属化フ
ィルムコンデンサを提供する。 【解決手段】 一対の金属化フィルム2を重ねて巻回
し、巻回端面に金属を溶射して電極引出部3を形成して
なるコンデンサ素子1を複数個、直列、並列または直並
列に電極引出部3を介して結線板5で結線した素体6に
外部引出端子8を接続してなる乾式金属化フィルムコン
デンサにおいて、上記コンデンサ素子1の側面外周部は
粘着テープ4で巻止めされ、素体6の上端部と、結線板
5の肩部5aとの間に保護絶縁板7が挿入され、上記肩
部5aに当接する外部引出端子8は位置決め穴9aを設
けた絶縁板9に挿通され、上記素体に絶縁樹脂材10を
介して絶縁性の凹状ケース11が被冠され、該凹状ケー
スの周囲に取付金具20が装着されたことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属化フィルムを
使用し、かつ絶縁油、金属製容器を使用しない乾式金属
化フィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両、圧延機、直流送電等の産業
機器や力率改善等に用いられている金属化フィルムコン
デンサは、ポリプロピレンフィルムにアルミニウムなど
を蒸着した金属化フィルムを使用し、絶縁油を含浸した
タイプの金属化フィルムコンデンサが採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の金属化フィルム
コンデンサは、電極引出部を設けたコンデンサ素子を集
合し、包囲絶縁材で包囲し素体を形成し、金属製容器に
絶縁材を介して収納し、可燃性の絶縁油を含浸している
ので、大型になり、燃えやすい。よって、最近では防災
上の目的などで可燃性の絶縁油を使用しない小型、軽量
の乾式コンデンサが要求されることが多くなってきた。
【0004】本発明は、上記の大型になり、燃えやすい
という問題を解決するため、絶縁油、絶縁性ガス、金属
製容器を使用することなく、粘着テープで側面外周部を
巻止めしてなる複数個のコンデンサ素子を電極引出部を
介して結線板で結線した素体に絶縁樹脂材を介して絶縁
性の凹状ケースで被冠し、結線板の肩部と当接した外部
引出端子を絶縁板を介して外方に引き出し、上記凹状ケ
ースの周囲に取付金具を取付けた小型、軽量の乾式金属
化フィルムコンデンサを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、一対の金属化
フィルム2を重ねて巻回し、巻回端面に金属を溶射して
電極引出部3を形成してなるコンデンサ素子1を複数
個、直列、並列または直並列に電極引出部3を介して結
線板5で結線した素体6に外部引出端子8を結線してな
る乾式金属化フィルムコンデンサにおいて、上記コンデ
ンサ素子1の側面外周部は粘着テープ4で巻止めされ、
素体6の上端部と、結線板5の肩部5aとの間に保護絶
縁板7が挿入され、上記肩部5aに当接する外部引出端
子8は位置決め穴9aを設けた絶縁板9に挿通され、上
記素体に絶縁樹脂材10を介して絶縁性の凹状ケース1
1が被冠され、該凹状ケースの周囲に取付金具20が装
着されたことを特徴としている。
【0006】また、上記素体6の側面外周部が難燃性耐
熱フィルム14で被覆されたことを特徴としている。
【0007】さらに、上記凹状ケースの内壁に絶縁板9
が当接されたことを特徴としている。
【0008】そして、上記外部引出端子8間に絶縁シー
ト15が介挿され、上記外部引出端子同志が密着したこ
とを特徴としている。
【0009】また、上記の乾式金属化フィルムコンデン
サにおいて、素体6に被冠された凹状ケース11を絶縁
樹脂材10の硬化後に取外したことを特徴としている。
【0010】さらに、上記取付金具20をパンチング構
造20bにしたことを特徴としている。
【0011】そして、上記凹状ケース11と取付金具2
0との間に緩衝材16が介挿されたことを特徴としてい
る。
【0012】また、上記乾式金属化フィルムコンデンサ
において、ナット22をインサート成形した凹状ケース
17に取付金具21を取付けたことを特徴としている。
【0013】さらに、上記乾式金属化フィルムコンデン
サにおいて、取付足18cを設けた取付足付凹状ケース
18を用いたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】粘着テープで側面外周部を巻止め
してなる複数個のコンデンサ素子を電極引出部を介して
結線板で結線した素体の上端部と、結線板の肩部との間
に保護絶縁板を挿入し、上記肩部に当接された外部引出
端子を絶縁板を介して外方に引き出し、上記素体に絶縁
樹脂材を介して絶縁性の凹状ケースを被冠し、該凹状ケ
ースの周囲に緩衝部を有する取付金具を装着する。絶縁
油、絶縁性ガスおよび金属製容器を使用しないので、小
型、軽量の乾式金属化フィルムコンデンサを作製するこ
とができ、また充填、密封する工程を必要とせず、工数
を削減することができる。
【0015】
【実施例】[実施例1]図1は本発明の乾式金属化フィ
ルムコンデンサの一実施例を示す図面で、(a)は平面
図、(b)はB−B’断面図、(c)はA−A’断面
図、(d)は底面図で、図4は図1を構成する集合体1
3の図面で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、
(c)はA−A’断面図で、図5は図4を構成する素体
6の図面で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は側面図で、図6は凹状ケース11の一実施例の図面
で、(a)は平面図、(b)は縦断面図で、図12は取
付金具20の一実施例の図面で、(a)は平面図、
(b)は一部正断面図、(c)は側面図である。また、
図14は側面外周部が粘着テープで巻止めされ、巻回端
面に電極引出部を形成したコンデンサ素子1の斜視図
で、図16は金属化フィルムを展開した状態の正面図
で、(a)は保安機構のない通常の金属化フィルムの正
面図、(b)は保安機構を有する金属化フィルムの正面
図(特願平9−187455に記載した構造)、(c)
は保安機構を有する他の金属化フィルムの正面図(特開
平6ー163318に開示されている構造)であるが、
その保安機構を有する構造はこれらに限定されるもので
はない。
【0016】以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1に示す乾式金属化フィルム
コンデンサは、図12に示す緩衝部20eを有する取付
金具20をゴム、バネ鋼、スプリングなどからなる緩衝
材16を介して図4に示す集合体13に装着した図面
で、図4の集合体13は素体6、保護絶縁板7、外部引
出端子8、位置決め絶縁板9、絶縁樹脂材10、凹状ケ
ース11、支持板12、難燃性耐熱フィルム14からな
る。図5の素体6は複数個のコンデンサ素子1の電極引
出部3を錫鍍金などを施した銅、真鍮などからなる丸穴
5bを設けた結線板5で並列接続し形成している。図1
4に示すコンデンサ素子は、図16に示す一対の金属化
ポリプロピレンフィルム、金属化ポリエステルフィル
ム、または保安機構を有する金属化ポリプロピレンフィ
ルム、金属化ポリエステルフィルムなどからなる金属化
フィルム2を巻回し、後巻フィルムとしてポリプロピレ
ンフィルム、ポリエステルフィルムなどで巻回し、さら
にその側面外周部をポリエステルフィルム、ポリプロピ
レンフィルム、ポリイミドフィルムなどの熱可塑性粘着
テープまたはポリエステルフィルム、ガラスクロスフィ
ルムなどの熱硬化性粘着テープからなる粘着テープ4を
複数回、巻止めし巻回端面に金属を溶射して電極引出部
3を設けている。
【0017】そして、図4に示すように結線板5で結線
した素体6の電極引出部3の面を除く側面外周部をポリ
イミドフィルム、ノーメックスフィルム、フレキシブル
マイカフィルムなどからなる難燃性耐熱フィルム14に
て複数回被覆し、上記素体6の上端部と肩部5aとの間
にエポキシ樹脂などからなる保護絶縁板7を挿入し、上
記肩部と錫鍍金などを施した銅、真鍮などからなる外部
接続用穴8aを設けた外部引出端子8とを当接し、外部
引出端子8を図9に示すエポキシ樹脂などからなる絶縁
板9の位置決め穴9aに挿通し外部引出端子8を外方に
引き出す。さらに、結線板5で結線した素体6と側面外
周部の難燃性耐熱フィルム14の端面部と保護絶縁板7
と絶縁板9と支持板12とに図6に示す絶縁性の凹状ケ
ース11を被冠し、該凹状ケース11の内壁に絶縁板9
と支持板12とをそれぞれ当接させて、絶縁樹脂材10
で固定し集合体13を形成する。
【0018】上記凹状ケース11は結線板で結線した素
体6などが覆われる大きさとし、その凹状ケース11間
の距離は絶縁板9の寸法により決まり、精度良く仕上げ
るために絶縁板9と同一寸法の図11に示すエポキシ樹
脂などからなる通風の良い丸穴などを設けたパンチング
構造12aを有する支持板12を凹状ケース11の内壁
に当接するか、または、狭幅の板状の支持板を当接す
る。また、凹状ケース11にテフロン加工あるいはシリ
コン樹脂の離形材を塗布し、素体6に被冠した凹状ケー
ス11を絶縁樹脂材10の硬化後、取外して集合体13
を形成してもよい。絶縁樹脂材10はエポキシ樹脂、ポ
リウレタン樹脂などの絶縁性を有する熱硬化性樹脂から
なり、図6に示す凹状ケース11はポリブチレンテレフ
タレート、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレ
ートなどによる樹脂成形、またはポリ塩化ビニール、ポ
リカーボネイトなどの真空成形により形成したものであ
る。
【0019】次に、集合体13に取付金具20を装着す
る方法について説明する。図12に示すように取付金具
20は鋼板または丸穴などを設けたパンチング構造20
dの鋼板をプレス成形などで形成し、りん青銅などのバ
ネ鋼を少なくとも片側に取付けた緩衝部20eを有し、
ユニクロメッキなどが施されており、20aは凹状ケー
ス11間を跨ぐように設けられた爪部で、20cは外部
引出端子8を引き出す開口部で、その大きさは外部引出
端子8に対して充分な絶縁距離を有しており、20bは
外部固定用の取付穴で、この取付穴は丸穴、長円穴、切
込み穴などの形状で、乾式金属化フィルムコンデンサの
固定に便利な形状であればよい。
【0020】図1に示すように、集合体13の外部引出
端子8側にゴム、スプリングなどからなる緩衝材16を
両面テープなどで仮接着し外部引出端子8側の方向より
取付金具20を被せるように挿入し緩衝部20eの弾力
性を利用して取付金具20を集合体13に装着する。こ
の装着方法により、乾式金属化フィルムコンデンサの取
付けに際し、緩衝材16は集合体13と取付金具20と
の上下方向の隙間を調整し、緩衝部20eと爪部20a
により前後左右の移動を防止し耐震性に優れた固定を行
うことができ、その取付方向には制限がなく、どの方向
にも取付けることができる。また、凹状ケースの寸法及
び凹状ケース間の寸法と取付金具の寸法とを調整するこ
とにより緩衝材16を使用しなくてもよく、緩衝部20
eを有しない取付金具20であっても装着することがで
きる。
【0021】上記構成によれば、個々のコンデンサ素子
の側面外周部を粘着テープで絶縁し、素体を絶縁樹脂材
を介して絶縁性の凹状ケースで被冠し、結線板の肩部と
当接した外部引出端子を絶縁板で遮蔽しているので、絶
縁耐力の低下はなく、金属製容器は不要で小型、軽量化
できる。さらに、コンデンサ素子の電極引出部を介して
結線板で結線した素体の側面外周部を難燃性耐熱フィル
ムで被覆することにより絶縁耐力の向上が図れる。ま
た、緩衝材を介して緩衝部と爪部を有する取付金具を凹
状ケースの周囲に装着するので、耐震性を有し、コンデ
ンサの外部取付け時、安定した取付けを行うことがで
き、かつ、絶縁油、絶縁性ガスを使用しないので如何な
る方向にも取付けることができる。さらに、支持板と取
付金具とを丸穴などを有したパンチング構造としている
ので、通風性が良く、コンデンサの発生する熱を外部に
放散して温度上昇を低減することができる。また、絶縁
油や絶縁性ガスを使用していないので真空乾燥、含浸及
び洗浄工程が不要で工期が大幅に短縮でき、さらに絶縁
油の油漏れや絶縁性ガスの漏れによる特性劣化がなく品
質の安定化を図ることができる。
【0022】また、コンデンサ素子を構成するに際し、
一対の金属化フィルムのうちの少なくとも1枚の金属化
フィルムを図16(b)、(c)に示す保安機構を有す
る金属化フィルムにすれば、内部故障が発生しても出火
などがなく、安全性が向上し信頼性が高くなる。
【0023】[実施例2]図2は本願発明の他の実施例
を示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断面図、
(c)はA−A’断面図であり、図において、図1と同
一番号を付したものは同一部品であり、その説明は省略
する。前述の実施例と相違する点は、凹状ケース、取付
金具、絶縁板、コンデンサ素子の構造および外部引出端
子の構成である。
【0024】上記の凹状ケース11に対し図7に示す凹
状ケース17はポリブチレンテレフタレート、ポリカー
ボネイト、ポリエチレンテレフタレートなどによる樹脂
成形で形成し、結線板5で結線した素体6の電極引出部
3と凹状ケース17の外側面との距離が一定になるよう
に凸部17bを形成するとともに、この凸部17bにナ
ット22をインサート成形し、絶縁板19および支持板
12が安定し精度良く挿入できるように突起部17aを
形成したものである。図13に示す取付金具21は鋼板
をプレス成形などで形成し、ユニクロメッキなどを施し
たもので、21aは外部固定用の取付穴で、この取付穴
は丸穴、長円穴、切込み穴などの形状で、21bは集合
体13と取付金具21とを固定する固定用穴で、この固
定用穴は丸穴、長円穴などの形状で、凹状ケース17に
設けられたナット22の位置と合致した箇所に設けら
れ、ボルト23、ワッシャ24、スプリングワッシャ2
5により固着する。また、粘着性または非粘着性のポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリイミドシートまたはフ
ィルムなどからなる絶縁シート15を介挿して外部引出
端子8同志を密着させ、図10に示すエポキシ樹脂など
からなる絶縁板19の位置決め穴19aに外部引出端子
8を挿通させ外方に引き出す。コンデンサ素子の形状
は、図15に示す偏平形状であって、一対の金属化フィ
ルムを巻回し、後巻フィルムとしてポリプロピレンフィ
ルム、ポリエステルフィルムなどで巻回し、さらにその
側面外周部を複数回、粘着テープ4で巻止めし、熱プレ
スを行って偏平形状にて巻回端面に金属を溶射して電極
引出部3を設けている。
【0025】上記の構成によれば、実施例1と同様に絶
縁耐力は低下することはなく、凹状ケースの内壁と突起
部との間に絶縁板7と支持板12とをそれぞれ挿入する
ので組立作業が容易で、ピッチ寸法と外形寸法とが精度
よく作製できる。また、凹状ケースにインサート成形さ
れたナットを用いて取付金具を固着するので、精度良く
取付金具を取付けすることができる。さらに、外部引出
端子間に絶縁シートを介挿し、外部引出端子同志を密着
させているので低インダクタンス化を図ることができ
る。
【0026】[実施例3]図3は本願発明の他の実施例
を示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断面図であ
り、図において、図1と同一番号を付したものは同一部
品であり、その説明は省略する。前述の実施例と相違す
る点は、上記の凹状ケースに対して図8に示すように取
付足付凹状ケース18はポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレートなどに
よる樹脂成形で、取付足18cを一体成形したことにあ
る。この構造によれば取付金具が不要で、部品の合理化
を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように本発明
の乾式金属化フィルムコンデンサは、絶縁油や絶縁性ガ
スを使用していないので真空乾燥、含浸及び洗浄工程が
不要で工期が大幅に短縮でき、さらに絶縁油の油漏れや
絶縁性ガスの漏れによる特性劣化がなく品質の安定化を
図ることができる。また、個々のコンデンサ素子の側面
外周部を粘着テープで絶縁し、素体を絶縁樹脂材を介し
て絶縁性の凹状ケースで被冠し、結線板の肩部と当接し
た外部引出端子を絶縁板で遮蔽しているので、絶縁耐力
の低下はなく、金属製容器は不要で小型、軽量化でき
る。さらに、コンデンサ素子の電極引出部を介して結線
板で結線した素体の側面外周部を難燃性耐熱フィルムで
被覆することにより絶縁耐力の向上が図れる。そして、
凹状ケースの内壁に絶縁板と支持板とを当接し、絶縁板
の位置決め穴より外部引出端子を引き出しているので、
組立作業が容易で、ピッチ寸法と外形寸法とが精度よく
作製できる。また、外部引出端子間に絶縁シートを介挿
し、外部引出端子同志を密着させているので低インダク
タンス化を図ることができる。さらに、緩衝材を介して
緩衝部と爪部を有する取付金具を凹状ケースの周囲に装
着するので、耐震性を有し、コンデンサの外部取付け
時、安定した取付けを行うことができ、絶縁油、絶縁性
ガスを使用しないので如何なる方向にも取付けることが
できる。そして、その取付金具をパンチング構造として
いるので、通風性が良く、コンデンサの発生する熱を外
部に放散して温度上昇を低減することができる。また、
ナットをインサート成形した凹状ケースを使用すれば取
付金具の取付けが容易であり、取付足を一体成形した取
付足付凹状ケースを使用すれば取付金具が不要で、部品
の合理化を図ることができる。そして、保安機構を有す
るコンデンサ素子で構成すればさらに安全性が向上し信
頼性が高くなるなどの利点があり、工業的、実用的にそ
の価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の乾式金属化フィルムコンデンサ
の一実施例を示す図面で、(a)は平面図、(b)はB
−B’断面図、(c)はA−A’断面図、(d)は底面
図である。
【図2】図2は本発明の乾式金属化フィルムコンデンサ
の他の実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は
縦断面図、(c)はA−A’断面図である。
【図3】図3は本発明の乾式金属化フィルムコンデンサ
の他の実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は
縦断面図である。
【図4】図4は図1を構成する集合体の図面で、(a)
は平面図、(b)は縦断面図、(c)はA−A’断面図
である。
【図5】図5は図4を構成する素体の図面で、(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】図6は本発明の凹状ケースの一実施例の図面
で、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
【図7】図7は本発明の凹状ケースの他の一実施例の図
面で、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
【図8】図8は本発明の凹状ケースの他の一実施例の図
面で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は側
面図である。
【図9】図9は本発明の位置決め絶縁板の一実施例の平
面図である。
【図10】図10は本発明の位置決め絶縁板の他の一実
施例の平面図である。
【図11】図11は本発明の支持板の一実施例の平面図
である。
【図12】図12は本発明の取付金具の一実施例の図面
で、(a)は平面図、(b)は一部正断面図、(c)は
側面図である。
【図13】図13は本発明の取付金具の他の一実施例の
図面で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側
面図である。
【図14】図14は本発明のコンデンサ素子の一実施例
の斜視図である。
【図15】図15は本発明のコンデンサ素子の他の一実
施例の斜視図である。
【図16】図16は本発明の実施例における金属化フィ
ルムを展開した状態の正面図で、(a)は保安機構のな
い通常の金属化フィルムの正面図、(b)は保安機構を
有する金属化フィルムの正面図(特願平9−18745
5に記載した構造)、(c)は保安機構を有する他の金
属化フィルムの正面図(特開平6−163318に開示
されている構造)である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 金属化フィルム 3 電極引出部 4 粘着テープ 5 結線板 5a 肩部 5b 丸穴 6 素体 7 保護絶縁板 8 外部引出端子 8a 外部接続用穴 9 絶縁板 9a 位置決め穴 10 絶縁樹脂材 11 凹状ケース 12 支持板 12a パンチング構造 13 集合体 14 難燃性耐熱フィルム 15 絶縁シート 16 緩衝材 17 凹状ケース 17a 突起部 17b 凸部 18 取付足付凹状ケース 18a 突起部 18b 凸部 18c 取付足 18d 取付穴 19 絶縁板 19a 位置決め穴 20 取付金具 20a 爪部 20b 取付穴 20c 開口部 20d パンチング構造 20e 緩衝部 21 取付金具 21a 取付穴 21b 固定用穴 22 ナット 23 ボルト 24 ワッシャ 25 スプリングワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 慎一 京都府京都市中京区御池通烏丸東入一筋目 仲保利町191番地の4 上原ビル3階 ニ チコン株式会社内 (72)発明者 中路 亨 京都府京都市中京区御池通烏丸東入一筋目 仲保利町191番地の4 上原ビル3階 ニ チコン株式会社内 Fターム(参考) 5E082 AB04 AB05 BB03 BC21 BC39 CC06 CC13 EE07 FG06 FG35 FG36 GG08 HH02 HH22 HH28 HH47 HH48 JJ04 JJ22 KK07 MM28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金属化フィルムを重ねて巻回し、
    巻回端面に金属を溶射して電極引出部を形成してなるコ
    ンデンサ素子を複数個、直列、並列または直並列に電極
    引出部を介して結線板で結線した素体に外部引出端子を
    接続してなる乾式金属化フィルムコンデンサにおいて、 上記コンデンサ素子の側面外周部は粘着テープで巻止め
    され、素体の上端部と、結線板の肩部との間に保護絶縁
    板が挿入され、上記肩部に当接する外部引出端子は位置
    決め穴を設けた絶縁板に挿通され、上記素体に絶縁樹脂
    材を介して絶縁性の凹状ケースが被冠され、該凹状ケー
    スの周囲に取付金具が装着されたことを特徴とする乾式
    金属化フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記素体の側面外周部が難燃性耐熱フィ
    ルムで被覆されたことを特徴とする請求項1記載の乾式
    金属化フィルムコンデンサ。
  3. 【請求項3】 上記凹状ケースの内壁に絶縁板が当接さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の乾式金属化フィル
    ムコンデンサ。
  4. 【請求項4】 上記外部引出端子間に絶縁シートが介挿
    され、上記外部引出端子同志が密着したことを特徴とす
    る請求項1記載の乾式金属化フィルムコンデンサ。
  5. 【請求項5】 請求項1の乾式金属化フィルムコンデン
    サにおいて、素体に被冠された凹状ケースを絶縁樹脂材
    の硬化後に取外したことを特徴とする乾式金属化フィル
    ムコンデンサの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記取付金具をパンチング構造にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の乾式金属化フィルムコン
    デンサ。
  7. 【請求項7】 上記凹状ケースと取付金具との間に緩衝
    材が介挿されたことを特徴とする請求項1記載の乾式金
    属化フィルムコンデンサ。
  8. 【請求項8】 上記乾式金属化フィルムコンデンサにお
    いて、ナットをインサート成形した凹状ケースに取付金
    具を取付けたことを特徴とする請求項1記載の乾式金属
    化フィルムコンデンサ。
  9. 【請求項9】 上記乾式金属化フィルムコンデンサにお
    いて、取付足を設けた取付足付凹状ケースを用いたこと
    を特徴とする請求項1記載の乾式金属化フィルムコンデ
    ンサ。
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