JP2000208792A - 化合物半導体薄膜およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池 - Google Patents
化合物半導体薄膜およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池Info
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- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組成式がAB3C5(ただしAはIb族元素、
BはIIIb族元素、CはVIb族元素)で表わされる化合
物半導体薄膜にII族元素を含有させることによって、キ
ャリア密度の高いn型の化合物半導体薄膜およびその製
造方法ならびにこれを用いた太陽電池を提供する。 【解決手段】 基板21上に形成された裏面電極22、
p型化合物半導体薄膜23、n型化合物半導体薄膜2
4、バッファ層25、窓層26および透明導電膜27を
含む。p型化合物半導体薄膜23は組成式DEF2(た
だし、DはIb族元素、EはIIIb族元素、FはVIb族
元素)で表わされ、n型化合物半導体薄膜24は組成式
AB3C5(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族元
素、CはVIb族元素)で表わされる化合物半導体薄膜に
II族元素を含有させてなる。
BはIIIb族元素、CはVIb族元素)で表わされる化合
物半導体薄膜にII族元素を含有させることによって、キ
ャリア密度の高いn型の化合物半導体薄膜およびその製
造方法ならびにこれを用いた太陽電池を提供する。 【解決手段】 基板21上に形成された裏面電極22、
p型化合物半導体薄膜23、n型化合物半導体薄膜2
4、バッファ層25、窓層26および透明導電膜27を
含む。p型化合物半導体薄膜23は組成式DEF2(た
だし、DはIb族元素、EはIIIb族元素、FはVIb族
元素)で表わされ、n型化合物半導体薄膜24は組成式
AB3C5(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族元
素、CはVIb族元素)で表わされる化合物半導体薄膜に
II族元素を含有させてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物半導体薄膜
およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池に関
し、特にたとえば、Ib族元素とIIIb族元素とVIb族
元素とを含む化合物半導体薄膜に関する。
およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池に関
し、特にたとえば、Ib族元素とIIIb族元素とVIb族
元素とを含む化合物半導体薄膜に関する。
【0002】
【従来の技術】Ib族元素、IIIb族元素およびVIb族
元素からなる化合物半導体薄膜(カルコパイライト構造
化合物半導体薄膜)であるCuInSe2(CIS)あ
るいはGaを固溶したCu(In,Ga)Se2(CIG
S)を光吸収層に用いた薄膜太陽電池が高いエネルギー
変換効率を示し、光照射等による効率の劣化がないとい
う利点を有していることが報告されている。
元素からなる化合物半導体薄膜(カルコパイライト構造
化合物半導体薄膜)であるCuInSe2(CIS)あ
るいはGaを固溶したCu(In,Ga)Se2(CIG
S)を光吸収層に用いた薄膜太陽電池が高いエネルギー
変換効率を示し、光照射等による効率の劣化がないとい
う利点を有していることが報告されている。
【0003】従来のCISまたはCIGS太陽電池で
は、一般的に、蒸着法やセレン化法等で形成したCIS
またはCIGS膜上に化学析出法などでバッファ層を形
成する。
は、一般的に、蒸着法やセレン化法等で形成したCIS
またはCIGS膜上に化学析出法などでバッファ層を形
成する。
【0004】従来のCIS太陽電池について一例を図7
に示す。図7に示すように、従来の太陽電池1は、基板
2と基板2上に積層された裏面電極3、CIS膜からな
るp型化合物半導体層4、バッファ層5、ZnO膜6お
よび透明導電膜7を含む。バッファ層5は、Zn(O,
OH,S)からなる。
に示す。図7に示すように、従来の太陽電池1は、基板
2と基板2上に積層された裏面電極3、CIS膜からな
るp型化合物半導体層4、バッファ層5、ZnO膜6お
よび透明導電膜7を含む。バッファ層5は、Zn(O,
OH,S)からなる。
【0005】従来の太陽電池1では、CISまたはCI
GS膜からなるp型化合物半導体層4とバッファ層5と
の間でpn接合が形成されている。したがって、CIS
またはCIGS膜とバッファ層との接合がエネルギー変
換効率に大きな影響を与える。このため、従来から、C
ISまたはCIGS膜とバッファ層との間に良好な接合
が形成できるようバッファ層の形成方法が種々試みられ
てきた。
GS膜からなるp型化合物半導体層4とバッファ層5と
の間でpn接合が形成されている。したがって、CIS
またはCIGS膜とバッファ層との接合がエネルギー変
換効率に大きな影響を与える。このため、従来から、C
ISまたはCIGS膜とバッファ層との間に良好な接合
が形成できるようバッファ層の形成方法が種々試みられ
てきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の太陽電池1では、p型化合物半導体層4の組成とバ
ッファ層5の組成とがまったく異なるため、接合付近に
多数の欠陥が生成するという問題があった。
来の太陽電池1では、p型化合物半導体層4の組成とバ
ッファ層5の組成とがまったく異なるため、接合付近に
多数の欠陥が生成するという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するた
め、CISまたはCIGS膜と良好な接合を形成するこ
とができるn型の化合物半導体薄膜およびその製造方
法、ならびにこれらの化合物半導体薄膜を用いた太陽電
池を提供することを目的とする。
め、CISまたはCIGS膜と良好な接合を形成するこ
とができるn型の化合物半導体薄膜およびその製造方
法、ならびにこれらの化合物半導体薄膜を用いた太陽電
池を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の化合物半導体薄膜は、組成式AXBY
CZ(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族元素、Cは
VIb族元素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦
Y≦0.4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化
合物半導体薄膜にII族元素を含有させることによってn
型のキャリア密度を増加させたことを特徴とする。上記
第1の化合物半導体薄膜では、電子密度の高いn型の化
合物半導体薄膜が得られる。
め、本発明の第1の化合物半導体薄膜は、組成式AXBY
CZ(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族元素、Cは
VIb族元素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦
Y≦0.4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化
合物半導体薄膜にII族元素を含有させることによってn
型のキャリア密度を増加させたことを特徴とする。上記
第1の化合物半導体薄膜では、電子密度の高いn型の化
合物半導体薄膜が得られる。
【0009】本発明の第2の化合物半導体薄膜は、組成
式DUEVFW(ただし、DはIb族元素、EはIIIb族元
素、FはVIb族元素であり、0.15≦U≦0.35、
0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦0.6)で表わ
されるp型化合物半導体薄膜と、前記p型化合物半導体
薄膜上に積層されたn型の化合物半導体薄膜とを含み、
前記n型の化合物半導体薄膜が組成式AXBYCZ(ただ
し、AはIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元
素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.
4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導
体薄膜にII族元素を含有させることによってn型のキャ
リア密度を増加させたことを特徴とする。上記第2の化
合物半導体薄膜では、p型の化合物半導体薄膜上に形成
されたn型の化合物半導体薄膜が得られ、特性が良好な
pn接合が得られる。
式DUEVFW(ただし、DはIb族元素、EはIIIb族元
素、FはVIb族元素であり、0.15≦U≦0.35、
0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦0.6)で表わ
されるp型化合物半導体薄膜と、前記p型化合物半導体
薄膜上に積層されたn型の化合物半導体薄膜とを含み、
前記n型の化合物半導体薄膜が組成式AXBYCZ(ただ
し、AはIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元
素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.
4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導
体薄膜にII族元素を含有させることによってn型のキャ
リア密度を増加させたことを特徴とする。上記第2の化
合物半導体薄膜では、p型の化合物半導体薄膜上に形成
されたn型の化合物半導体薄膜が得られ、特性が良好な
pn接合が得られる。
【0010】上記第1および第2の化合物半導体薄膜で
は、Ib族元素がCuであり、IIIb族元素がInおよ
びGaから選ばれる少なくとも一つの元素であり、VIb
族元素がSeおよびSから選ばれる少なくとも一つの元
素であることが好ましい。各元素に上記元素を用いるこ
とによって、太陽電池に好適な化合物半導体薄膜が得ら
れる。
は、Ib族元素がCuであり、IIIb族元素がInおよ
びGaから選ばれる少なくとも一つの元素であり、VIb
族元素がSeおよびSから選ばれる少なくとも一つの元
素であることが好ましい。各元素に上記元素を用いるこ
とによって、太陽電池に好適な化合物半導体薄膜が得ら
れる。
【0011】また、上記第1および第2の化合物半導体
薄膜では、II族元素が、Mg、ZnおよびCdから選ば
れる少なくとも一つの元素であることが好ましい。II族
元素に上記元素を用いることによって、特性が良好なn
型の化合物半導体薄膜が得られる。
薄膜では、II族元素が、Mg、ZnおよびCdから選ば
れる少なくとも一つの元素であることが好ましい。II族
元素に上記元素を用いることによって、特性が良好なn
型の化合物半導体薄膜が得られる。
【0012】本発明の第1の化合物半導体薄膜の製造方
法は、組成式AXBYCZ(ただし、AはIb族元素、B
はIIIb族元素、CはVIb族元素であり、0.05≦X
≦0.2、0.25≦Y≦0.4、0.45≦Z≦0.
65)で表わされる化合物半導体薄膜を形成する第1の
工程と、前記化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる
第2の工程とを含むことを特徴とする。上記第1の製造
方法によれば、電子密度が高いn型の化合物半導体薄膜
が得られる。
法は、組成式AXBYCZ(ただし、AはIb族元素、B
はIIIb族元素、CはVIb族元素であり、0.05≦X
≦0.2、0.25≦Y≦0.4、0.45≦Z≦0.
65)で表わされる化合物半導体薄膜を形成する第1の
工程と、前記化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる
第2の工程とを含むことを特徴とする。上記第1の製造
方法によれば、電子密度が高いn型の化合物半導体薄膜
が得られる。
【0013】本発明の第2の化合物半導体薄膜の製造方
法は、組成式DUEVFW(ただし、DはIb族元素、E
はIIIb族元素、FはVIb族元素であり、0.15≦U
≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦
0.6)で表わされるp型化合物半導体薄膜と、前記p
型化合物半導体薄膜上に組成式AXBYCZ(ただし、A
はIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元素であ
り、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、
0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導体薄
膜とを形成する第1の工程と、組成式AXBYCZで表わ
される前記化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる第
2の工程とを含むことを特徴とする。上記第2の製造方
法によれば、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導
体薄膜に集中的にII族元素を含有させることができるた
め、接合界面に欠陥が少ないpn接合が形成された化合
物半導体薄膜が得られる。
法は、組成式DUEVFW(ただし、DはIb族元素、E
はIIIb族元素、FはVIb族元素であり、0.15≦U
≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦
0.6)で表わされるp型化合物半導体薄膜と、前記p
型化合物半導体薄膜上に組成式AXBYCZ(ただし、A
はIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元素であ
り、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、
0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導体薄
膜とを形成する第1の工程と、組成式AXBYCZで表わ
される前記化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる第
2の工程とを含むことを特徴とする。上記第2の製造方
法によれば、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導
体薄膜に集中的にII族元素を含有させることができるた
め、接合界面に欠陥が少ないpn接合が形成された化合
物半導体薄膜が得られる。
【0014】上記第1および第2の製造方法では、Ib
族元素がCuであり、IIIb族元素がInおよびGaか
ら選ばれる少なくとも一つの元素であり、VIb族元素が
SeおよびSから選ばれる少なくとも一つの元素である
ことが好ましい。各元素に上記元素を用いることによっ
て、太陽電池に好適な化合物半導体薄膜を製造できる。
族元素がCuであり、IIIb族元素がInおよびGaか
ら選ばれる少なくとも一つの元素であり、VIb族元素が
SeおよびSから選ばれる少なくとも一つの元素である
ことが好ましい。各元素に上記元素を用いることによっ
て、太陽電池に好適な化合物半導体薄膜を製造できる。
【0015】上記第1および第2の製造方法では、II族
元素が、Mg、ZnおよびCdから選ばれる少なくとも
一つの元素であることが好ましい。II族元素に上記元素
を用いることによって、特性が良好なn型の化合物半導
体薄膜が得られる。
元素が、Mg、ZnおよびCdから選ばれる少なくとも
一つの元素であることが好ましい。II族元素に上記元素
を用いることによって、特性が良好なn型の化合物半導
体薄膜が得られる。
【0016】上記第1および第2の製造方法では、第2
の工程が、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導体
薄膜を、II族元素のイオンを含む溶液に接触させること
によって行われることが好ましい。上記方法を用いて第
2の工程を行うことによって、化合物半導体薄膜にII族
元素を容易に含有させることができる。
の工程が、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導体
薄膜を、II族元素のイオンを含む溶液に接触させること
によって行われることが好ましい。上記方法を用いて第
2の工程を行うことによって、化合物半導体薄膜にII族
元素を容易に含有させることができる。
【0017】上記第1および第2の製造方法では、溶液
が、II族元素のハロゲン化物、酢酸塩、硝酸塩および硫
酸塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を溶質として
含むことが好ましい。溶液が上記溶質を含むことによっ
て、溶液中にII族元素のイオンが生成し、化合物半導体
薄膜にII族元素を容易に含有させることができる。
が、II族元素のハロゲン化物、酢酸塩、硝酸塩および硫
酸塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を溶質として
含むことが好ましい。溶液が上記溶質を含むことによっ
て、溶液中にII族元素のイオンが生成し、化合物半導体
薄膜にII族元素を容易に含有させることができる。
【0018】上記第1および第2の製造方法では、溶液
の温度が、10℃以上100℃以下であることが好まし
い。溶液の温度を10℃以上とすることによって、化合
物半導体薄膜にII族元素を効率よく含有させることがで
きる。溶液の温度を100℃以下とすることによって、
化合物半導体薄膜にダメージを与えることを防止でき
る。
の温度が、10℃以上100℃以下であることが好まし
い。溶液の温度を10℃以上とすることによって、化合
物半導体薄膜にII族元素を効率よく含有させることがで
きる。溶液の温度を100℃以下とすることによって、
化合物半導体薄膜にダメージを与えることを防止でき
る。
【0019】上記第1および第2の製造方法では、溶液
のpHが、10以上12以下であることが好ましい。溶
液のpHを10以上12以下とすることによって、化合
物半導体薄膜にII族元素を効率よく含有させることがで
きる。
のpHが、10以上12以下であることが好ましい。溶
液のpHを10以上12以下とすることによって、化合
物半導体薄膜にII族元素を効率よく含有させることがで
きる。
【0020】上記第1および第2の製造方法では、第2
の工程において、化合物半導体薄膜と溶液との接触が、
化合物半導体薄膜を溶液に浸漬することによって行われ
ることが好ましい。
の工程において、化合物半導体薄膜と溶液との接触が、
化合物半導体薄膜を溶液に浸漬することによって行われ
ることが好ましい。
【0021】上記第1および第2の製造方法では、第2
の工程の後、化合物半導体薄膜を熱処理する第3の工程
をさらに含むことが好ましい。第2の工程の後、熱処理
することによって、化合物半導体薄膜の結晶性を向上さ
せることができる。
の工程の後、化合物半導体薄膜を熱処理する第3の工程
をさらに含むことが好ましい。第2の工程の後、熱処理
することによって、化合物半導体薄膜の結晶性を向上さ
せることができる。
【0022】上記第1および第2の製造方法では、第3
の工程において、熱処理が、窒素、硫化水素およびAr
から選ばれる少なくとも一つのガスからなるガス雰囲気
中、または真空中で行われることが好ましい。上記雰囲
気中で熱処理することによって、酸化を防いでアニール
することができる。
の工程において、熱処理が、窒素、硫化水素およびAr
から選ばれる少なくとも一つのガスからなるガス雰囲気
中、または真空中で行われることが好ましい。上記雰囲
気中で熱処理することによって、酸化を防いでアニール
することができる。
【0023】上記第1および第2の製造方法では、第3
の工程において、熱処理の温度が100℃以上600℃
以下であることが好ましい。熱処理の温度を100℃以
上とすることによって、化合物半導体薄膜の結晶性を効
果的に向上させることができる。また、熱処理の温度を
600℃以下とすることによって、基板の変形等を防止
することができる。
の工程において、熱処理の温度が100℃以上600℃
以下であることが好ましい。熱処理の温度を100℃以
上とすることによって、化合物半導体薄膜の結晶性を効
果的に向上させることができる。また、熱処理の温度を
600℃以下とすることによって、基板の変形等を防止
することができる。
【0024】上記第1および第2の製造方法では、第2
の工程が、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導体
薄膜上にII族元素を含む薄膜を形成した後、II族元素を
熱拡散させることによって行われることが好ましい。熱
拡散を用いることによって、化合物半導体薄膜にII族元
素を容易に含有させることができる。
の工程が、組成式AXBYCZで表わされる化合物半導体
薄膜上にII族元素を含む薄膜を形成した後、II族元素を
熱拡散させることによって行われることが好ましい。熱
拡散を用いることによって、化合物半導体薄膜にII族元
素を容易に含有させることができる。
【0025】上記第1および第2の製造方法では、薄膜
が、蒸着法、スパッタリング法および化学析出法(Ch
emical Bath Deposition Me
thod)のいずれかによって形成されることが好まし
い。これらの方法を用いることによって、薄膜を容易に
形成できる。
が、蒸着法、スパッタリング法および化学析出法(Ch
emical Bath Deposition Me
thod)のいずれかによって形成されることが好まし
い。これらの方法を用いることによって、薄膜を容易に
形成できる。
【0026】本発明の第3の化合物半導体薄膜の製造方
法は、Ib族元素、IIIb族元素、VIb族元素およびII
族元素を同時に堆積させることによって、Ib族元素、
IIIb族元素、VIb族元素およびII族元素を含みn型で
ある化合物半導体薄膜を成膜することを特徴とする。上
記第3の製造方法によれば、II族元素を含むn型の化合
物半導体薄膜を容易に製造できる。
法は、Ib族元素、IIIb族元素、VIb族元素およびII
族元素を同時に堆積させることによって、Ib族元素、
IIIb族元素、VIb族元素およびII族元素を含みn型で
ある化合物半導体薄膜を成膜することを特徴とする。上
記第3の製造方法によれば、II族元素を含むn型の化合
物半導体薄膜を容易に製造できる。
【0027】上記第3の製造方法では、II族元素を含有
させる方法が、蒸着法またはスパッタリング法のいずれ
かであることが好ましい。蒸着法またはスパッタリング
法を用いることによって、安価で再現性よくn型の化合
物半導体薄膜を製造できる。
させる方法が、蒸着法またはスパッタリング法のいずれ
かであることが好ましい。蒸着法またはスパッタリング
法を用いることによって、安価で再現性よくn型の化合
物半導体薄膜を製造できる。
【0028】上記第3の製造方法では、Ib族元素がC
uであり、IIIb族元素がInおよびGaから選ばれる
少なくとも一つの元素であり、VIb族元素がSeおよび
Sから選ばれる少なくとも一つの元素であることが好ま
しい。各元素に上記元素を用いることによって、太陽電
池に好適な化合物半導体薄膜が得られる。
uであり、IIIb族元素がInおよびGaから選ばれる
少なくとも一つの元素であり、VIb族元素がSeおよび
Sから選ばれる少なくとも一つの元素であることが好ま
しい。各元素に上記元素を用いることによって、太陽電
池に好適な化合物半導体薄膜が得られる。
【0029】上記第3の製造方法では、II族元素が、M
g、ZnおよびCdから選ばれる少なくとも一つの元素
であることが好ましい。II族元素に上記元素を用いるこ
とによって、特性のよいn型化合物半導体薄膜が得られ
る。
g、ZnおよびCdから選ばれる少なくとも一つの元素
であることが好ましい。II族元素に上記元素を用いるこ
とによって、特性のよいn型化合物半導体薄膜が得られ
る。
【0030】本発明の太陽電池は、前記請求項1ないし
4のいずれかに記載の化合物半導体薄膜を含む。本発明
の太陽電池によれば、請求項1ないし4のいずれかに記
載の化合物半導体薄膜を含むことによって接合界面に欠
陥が少ないpn接合を形成することができるため、特性
が高い太陽電池が得られる。
4のいずれかに記載の化合物半導体薄膜を含む。本発明
の太陽電池によれば、請求項1ないし4のいずれかに記
載の化合物半導体薄膜を含むことによって接合界面に欠
陥が少ないpn接合を形成することができるため、特性
が高い太陽電池が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0032】(実施形態1)この実施形態1では、組成
式がAB3C5(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族
元素、CはVIb族元素)で表わされる化合物半導体薄膜
にII族元素を含有させることによってn型のキャリア密
度を増加させた化合物半導体薄膜の一例について説明す
る。なお、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄
膜は、製造方法等によって組成比がAXBYCZ(ただ
し、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、
0.45≦Z≦0.65)の範囲で変化しても、組成式
がAB3C5の化合物半導体薄膜と同様の効果が得られる
(以下の実施形態において同様である)。
式がAB3C5(ただし、AはIb族元素、BはIIIb族
元素、CはVIb族元素)で表わされる化合物半導体薄膜
にII族元素を含有させることによってn型のキャリア密
度を増加させた化合物半導体薄膜の一例について説明す
る。なお、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄
膜は、製造方法等によって組成比がAXBYCZ(ただ
し、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、
0.45≦Z≦0.65)の範囲で変化しても、組成式
がAB3C5の化合物半導体薄膜と同様の効果が得られる
(以下の実施形態において同様である)。
【0033】図1(a)を参照して、実施形態1の化合
物半導体薄膜10は、たとえば基板11上に形成され
る。
物半導体薄膜10は、たとえば基板11上に形成され
る。
【0034】なお、図1(b)に示すように、化合物半
導体薄膜10は、組成式がDEF2で表わされるp型化
合物半導体薄膜12上に形成してもよい。ここで、組成
式DEF2で表わされる化合物半導体薄膜は、製造方法
等によって組成比がDUEVFW(ただし、0.15≦U
≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦
0.6)の範囲で変化しても、組成式がDEF2の化合
物半導体薄膜と同様の効果が得られる(以下の実施形態
において同様である)。
導体薄膜10は、組成式がDEF2で表わされるp型化
合物半導体薄膜12上に形成してもよい。ここで、組成
式DEF2で表わされる化合物半導体薄膜は、製造方法
等によって組成比がDUEVFW(ただし、0.15≦U
≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4≦W≦
0.6)の範囲で変化しても、組成式がDEF2の化合
物半導体薄膜と同様の効果が得られる(以下の実施形態
において同様である)。
【0035】化合物半導体薄膜10は、組成式AB3C5
で表わされる化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる
ことによってn型のキャリア密度を増加させた化合物半
導体薄膜である。組成式AB3C5で表わされる化合物半
導体薄膜は一般に高抵抗のn型であるが、これにさらに
II族元素を含ませることによって、n型のキャリア密度
を増加させることができる。これは、II族元素の一部が
ドーパントとして機能するためであると考えられる。
で表わされる化合物半導体薄膜にII族元素を含有させる
ことによってn型のキャリア密度を増加させた化合物半
導体薄膜である。組成式AB3C5で表わされる化合物半
導体薄膜は一般に高抵抗のn型であるが、これにさらに
II族元素を含ませることによって、n型のキャリア密度
を増加させることができる。これは、II族元素の一部が
ドーパントとして機能するためであると考えられる。
【0036】化合物半導体薄膜10およびp型化合物半
導体薄膜12において、Ib族元素であるAおよびDに
は、たとえば、Cuを用いることができる。IIIb族元
素であるBおよびEには、たとえば、InおよびGaか
ら選ばれる少なくとも一つの金属を用いることができ
る。なお、BおよびEは、少なくともInを含むことが
好ましい。VIb族元素であるCおよびFには、Seおよ
びSから選ばれる少なくとも一つの元素を用いることが
できる。
導体薄膜12において、Ib族元素であるAおよびDに
は、たとえば、Cuを用いることができる。IIIb族元
素であるBおよびEには、たとえば、InおよびGaか
ら選ばれる少なくとも一つの金属を用いることができ
る。なお、BおよびEは、少なくともInを含むことが
好ましい。VIb族元素であるCおよびFには、Seおよ
びSから選ばれる少なくとも一つの元素を用いることが
できる。
【0037】化合物半導体薄膜10において、II族元素
には、たとえば、Mg、ZnおよびCdから選ばれる少
なくとも一つの元素を用いることができる。
には、たとえば、Mg、ZnおよびCdから選ばれる少
なくとも一つの元素を用いることができる。
【0038】実施形態1で説明した化合物半導体薄膜1
0は、組成式がAB3C5で表わされる化合物半導体薄膜
II族元素を含有させることによってn型とした化合物半
導体薄膜であるため、太陽電池等に好適な化合物半導体
薄膜が得られる。特に、実施形態1で説明した化合物半
導体薄膜10を、組成式DEF2で表わされる化合物半
導体薄膜12上に形成した場合には、接合界面に欠陥が
少ないpn接合が得られる。
0は、組成式がAB3C5で表わされる化合物半導体薄膜
II族元素を含有させることによってn型とした化合物半
導体薄膜であるため、太陽電池等に好適な化合物半導体
薄膜が得られる。特に、実施形態1で説明した化合物半
導体薄膜10を、組成式DEF2で表わされる化合物半
導体薄膜12上に形成した場合には、接合界面に欠陥が
少ないpn接合が得られる。
【0039】(実施形態2)実施形態2では、実施形態
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の一
例について説明する。
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の一
例について説明する。
【0040】図1(a)の化合物半導体薄膜10は、た
とえばスパッタリング法、蒸着法どによって、組成式A
B3C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成した後、II
族元素を含有させることによって製造できる。また、図
1(b)の化合物半導体薄膜10は、組成式DEF2で
表わされる化合物半導体薄膜と組成式AB3C5で表わさ
れる化合物半導体薄膜とを、たとえばスパッタリング
法、蒸着法などによって積層して形成した後、組成式A
B3C5で表わされる化合物半導体薄膜に集中的にII族元
素を含有させることによって製造できる。
とえばスパッタリング法、蒸着法どによって、組成式A
B3C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成した後、II
族元素を含有させることによって製造できる。また、図
1(b)の化合物半導体薄膜10は、組成式DEF2で
表わされる化合物半導体薄膜と組成式AB3C5で表わさ
れる化合物半導体薄膜とを、たとえばスパッタリング
法、蒸着法などによって積層して形成した後、組成式A
B3C5で表わされる化合物半導体薄膜に集中的にII族元
素を含有させることによって製造できる。
【0041】II族元素を含有させるには、たとえば、組
成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜をII族元素
のイオンを含む溶液に接触させればよい。なお、II族元
素は、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜に
はII族元素が含有されやすいが、組成式DEF2で表わ
される化合物半導体薄膜12にはII族元素が含有されに
くい。したがって、組成式AB3C5で表わされる化合物
半導体薄膜に集中的にII族元素を含有させることが可能
であり、図1(b)に示した化合物半導体薄膜10を容
易に製造できる。
成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜をII族元素
のイオンを含む溶液に接触させればよい。なお、II族元
素は、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜に
はII族元素が含有されやすいが、組成式DEF2で表わ
される化合物半導体薄膜12にはII族元素が含有されに
くい。したがって、組成式AB3C5で表わされる化合物
半導体薄膜に集中的にII族元素を含有させることが可能
であり、図1(b)に示した化合物半導体薄膜10を容
易に製造できる。
【0042】II族元素のイオンを含む溶液としては、た
とえば、II族元素のハロゲン化物、酢酸塩、硝酸塩およ
び硫酸塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を溶質と
して含む溶液を用いることができる。
とえば、II族元素のハロゲン化物、酢酸塩、硝酸塩およ
び硫酸塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を溶質と
して含む溶液を用いることができる。
【0043】組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜を溶液に接触させるには、たとえば、組成式AB3
C5で表わされる化合物半導体薄膜を上記溶液に浸漬す
ればよい。
薄膜を溶液に接触させるには、たとえば、組成式AB3
C5で表わされる化合物半導体薄膜を上記溶液に浸漬す
ればよい。
【0044】接触させる溶液の温度としては、10℃以
上100℃以下であることが好ましい。また、接触させ
る溶液のpHは、10以上12以下であることが好まし
い。
上100℃以下であることが好ましい。また、接触させ
る溶液のpHは、10以上12以下であることが好まし
い。
【0045】なお、上記製造方法では、組成式AB3C5
で表わされる化合物半導体薄膜を溶液に接触させた後、
化合物半導体薄膜10をさらに熱処理してもよい。
で表わされる化合物半導体薄膜を溶液に接触させた後、
化合物半導体薄膜10をさらに熱処理してもよい。
【0046】熱処理は、窒素、硫化水素およびArから
選ばれる少なくとも一つのガスからなるガス雰囲気中、
または真空中で行うことが好ましい。また、熱処理の温
度は、100℃以上600℃以下であることが好まし
い。
選ばれる少なくとも一つのガスからなるガス雰囲気中、
または真空中で行うことが好ましい。また、熱処理の温
度は、100℃以上600℃以下であることが好まし
い。
【0047】上記実施形態2の製造方法によれば、組成
式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜にII族元素を
含有させることによってn型とした化合物半導体薄膜1
0が容易に得られる。
式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜にII族元素を
含有させることによってn型とした化合物半導体薄膜1
0が容易に得られる。
【0048】また、上記実施形態2の製造方法では、組
成式DEF2で表わされるp型化合物半導体薄膜12上
に形成された化合物半導体薄膜10が容易に得られる。
したがって、実施形態2の製造方法によれば、接合界面
に欠陥が少ない接合が得られるため、太陽電池などの半
導体素子を製造する方法として好ましい。
成式DEF2で表わされるp型化合物半導体薄膜12上
に形成された化合物半導体薄膜10が容易に得られる。
したがって、実施形態2の製造方法によれば、接合界面
に欠陥が少ない接合が得られるため、太陽電池などの半
導体素子を製造する方法として好ましい。
【0049】(実施形態3)実施形態3では、実施形態
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の他
の一例について説明する。
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の他
の一例について説明する。
【0050】実施形態3では、化合物半導体薄膜にII族
元素を含有させる方法のみが異なるため、重複する説明
は省略する。
元素を含有させる方法のみが異なるため、重複する説明
は省略する。
【0051】実施形態3の製造方法では、組成式AB3
C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成する際に、同
時にII族元素を含有させる。
C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成する際に、同
時にII族元素を含有させる。
【0052】組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析
出法などによって形成できる。
薄膜は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析
出法などによって形成できる。
【0053】II族元素を含有させる方法としては、たと
えば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜を
蒸着法またはスパッタリング法で形成する際に、II族元
素も同時に蒸着またはスパッタリングすればよい。
えば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜を
蒸着法またはスパッタリング法で形成する際に、II族元
素も同時に蒸着またはスパッタリングすればよい。
【0054】上記実施形態3の製造方法によれば、実施
形態2と同様の効果が得られる。
形態2と同様の効果が得られる。
【0055】(実施形態4)実施形態4では、実施形態
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の他
の一例について説明する。
1で説明した化合物半導体薄膜10を製造する方法の他
の一例について説明する。
【0056】実施形態4では、II族元素を含有させる方
法のみが異なるため、重複する説明は省略する。
法のみが異なるため、重複する説明は省略する。
【0057】実施形態4の製造方法では、組成式AB3
C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成した後、熱拡
散によってII族元素を化合物半導体薄膜に含有させる。
C5で表わされる化合物半導体薄膜を形成した後、熱拡
散によってII族元素を化合物半導体薄膜に含有させる。
【0058】組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析
出法などによって形成できる。その後、組成式AB3C5
で表わされる化合物半導体薄膜上に、II族元素を含む薄
膜を形成し、さらに熱処理することによってII族元素を
化合物半導体薄膜に含有させる。II族元素を含む薄膜
は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析出法
などで形成できる。このようにして、実施形態1で説明
した化合物半導体薄膜10を製造できる。
薄膜は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析
出法などによって形成できる。その後、組成式AB3C5
で表わされる化合物半導体薄膜上に、II族元素を含む薄
膜を形成し、さらに熱処理することによってII族元素を
化合物半導体薄膜に含有させる。II族元素を含む薄膜
は、たとえば、蒸着法、スパッタリング法、化学析出法
などで形成できる。このようにして、実施形態1で説明
した化合物半導体薄膜10を製造できる。
【0059】なお、図1(b)で説明した化合物半導体
薄膜10を製造する場合には、組成式DEF2で表わさ
れる化合物半導体薄膜と、組成式AB3C5で表わされる
化合物半導体薄膜とを積層した後、上記熱拡散を行えば
よい。この場合にも、実施形態2の製造方法と同様に、
II族元素を、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜に集中的に含有させることができる。
薄膜10を製造する場合には、組成式DEF2で表わさ
れる化合物半導体薄膜と、組成式AB3C5で表わされる
化合物半導体薄膜とを積層した後、上記熱拡散を行えば
よい。この場合にも、実施形態2の製造方法と同様に、
II族元素を、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜に集中的に含有させることができる。
【0060】上記実施形態4の製造方法によれば、実施
形態2と同様の効果が得られる。
形態2と同様の効果が得られる。
【0061】(実施形態5)実施形態5では、上記実施
形態1〜3で説明した化合物半導体薄膜を用いた太陽電
池の一例について説明する。
形態1〜3で説明した化合物半導体薄膜を用いた太陽電
池の一例について説明する。
【0062】図2を参照して、実施形態5の太陽電池2
0は、基板21と、基板21上に順次積層された裏面電
極22、p型化合物半導体薄膜23、n型化合物半導体
薄膜24、バッファ層25、窓層26および透明導電膜
27と、p側電極28と、n側電極29とを含む。
0は、基板21と、基板21上に順次積層された裏面電
極22、p型化合物半導体薄膜23、n型化合物半導体
薄膜24、バッファ層25、窓層26および透明導電膜
27と、p側電極28と、n側電極29とを含む。
【0063】基板21には、たとえばガラス基板を用い
ることができる。裏面電極22には、たとえばMo膜を
用いることができる。p型化合物半導体薄膜23には、
実施形態1で説明した化合物半導体薄膜12を用いるこ
とができる。n型化合物半導体薄膜24は、実施形態1
で説明した化合物半導体薄膜10である。バッファ層2
5には、たとえばZn(O,OH,S)膜を用いること
ができる。窓層26には、たとえばZnO膜を用いるこ
とができる。透明導電膜27には、たとえばITO(I
ndium Tin Oxide)を用いることができ
る。p側電極28およびn側電極29には、たとえばN
iCr膜とAu膜とを積層した金属膜を用いることがで
きる。
ることができる。裏面電極22には、たとえばMo膜を
用いることができる。p型化合物半導体薄膜23には、
実施形態1で説明した化合物半導体薄膜12を用いるこ
とができる。n型化合物半導体薄膜24は、実施形態1
で説明した化合物半導体薄膜10である。バッファ層2
5には、たとえばZn(O,OH,S)膜を用いること
ができる。窓層26には、たとえばZnO膜を用いるこ
とができる。透明導電膜27には、たとえばITO(I
ndium Tin Oxide)を用いることができ
る。p側電極28およびn側電極29には、たとえばN
iCr膜とAu膜とを積層した金属膜を用いることがで
きる。
【0064】裏面電極22、バッファ層25、窓層2
6、透明導電膜27、p側電極28およびn側電極29
は、常法に従い、スパッタリング法や蒸着法などで形成
できる。p型化合物半導体薄膜23およびn型化合物半
導体薄膜24は、実施形態2〜4で説明した方法で形成
できる。
6、透明導電膜27、p側電極28およびn側電極29
は、常法に従い、スパッタリング法や蒸着法などで形成
できる。p型化合物半導体薄膜23およびn型化合物半
導体薄膜24は、実施形態2〜4で説明した方法で形成
できる。
【0065】実施形態5の太陽電池では、p型化合物半
導体薄膜23とn型化合物半導体薄膜24によってpn
接合が形成されているため、接合界面付近に欠陥が少な
い。したがって、実施形態5の太陽電池によれば、変換
効率が高い太陽電池が得られる。
導体薄膜23とn型化合物半導体薄膜24によってpn
接合が形成されているため、接合界面付近に欠陥が少な
い。したがって、実施形態5の太陽電池によれば、変換
効率が高い太陽電池が得られる。
【0066】なお、実施形態5で説明した太陽電池は一
例であり、本発明の化合物半導体薄膜10を含む太陽電
池であれば、他の構造はいかなる構造であってもよい。
例であり、本発明の化合物半導体薄膜10を含む太陽電
池であれば、他の構造はいかなる構造であってもよい。
【0067】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をより具体的に
説明する。ただし、本発明は以下の実施例にのみ限定さ
れるものではない。
説明する。ただし、本発明は以下の実施例にのみ限定さ
れるものではない。
【0068】(実施例1)実施例1では、Ib族元素と
IIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Cdを含む化合物を含有する
溶液とを接触させることにより、前記化合物半導体薄膜
にCdを含有させる一例について説明する。
IIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Cdを含む化合物を含有する
溶液とを接触させることにより、前記化合物半導体薄膜
にCdを含有させる一例について説明する。
【0069】まず、蒸着法によって、ガラス基板上にM
o膜を形成し、その上にCuIn3Se5を形成した。
o膜を形成し、その上にCuIn3Se5を形成した。
【0070】次に、カドミウムを含む化合物(塩)であ
る硫酸カドミウム(CdSO4)とアンモニアを含有す
る溶液を用意した。溶液中の硫酸カドミウムの濃度は
0.001M、アンモニアの濃度は1Mとした。この溶
液を入れた容器を85℃に保った温水槽に静置した。こ
の溶液にCuIn3Se5を形成した基板を、約6分間浸
漬した。その後、溶液から基板を引き上げて純水で洗浄
した。
る硫酸カドミウム(CdSO4)とアンモニアを含有す
る溶液を用意した。溶液中の硫酸カドミウムの濃度は
0.001M、アンモニアの濃度は1Mとした。この溶
液を入れた容器を85℃に保った温水槽に静置した。こ
の溶液にCuIn3Se5を形成した基板を、約6分間浸
漬した。その後、溶液から基板を引き上げて純水で洗浄
した。
【0071】前記の様に処理したCuIn3Se5膜の膜
深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によって測定
した。測定結果を図3に示す。図3の横軸は表面からの
深さを示している。図3に示すように、表面から35n
mの深さまでCdの信号が観測された。このことから、
溶液に浸漬したCuIn3Se5膜がCdを含有している
ことが確認できた。
深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によって測定
した。測定結果を図3に示す。図3の横軸は表面からの
深さを示している。図3に示すように、表面から35n
mの深さまでCdの信号が観測された。このことから、
溶液に浸漬したCuIn3Se5膜がCdを含有している
ことが確認できた。
【0072】また、上記処理を行ったCuIn3Se5膜
の伝導型を調べたところ、電子密度が5×1015cm-3
のn型であった。
の伝導型を調べたところ、電子密度が5×1015cm-3
のn型であった。
【0073】このようにして、CuIn3Se5膜にCd
を容易に含有させることができ、n型のCuIn3Se5
膜が得られる。なお、ここでは、Cdの塩として硫酸塩
を用いたが、塩化物、ヨウ化物、臭化物、硝酸塩、酢酸
塩等を用いても同様の結果が得られる。
を容易に含有させることができ、n型のCuIn3Se5
膜が得られる。なお、ここでは、Cdの塩として硫酸塩
を用いたが、塩化物、ヨウ化物、臭化物、硝酸塩、酢酸
塩等を用いても同様の結果が得られる。
【0074】なお、比較例として、Ib族元素とIIIb
族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有する化
合物半導体薄膜に対しても同様の処理をして、Ib族元
素とIIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で
含有する化合物半導体薄膜との違いを検討した。
族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有する化
合物半導体薄膜に対しても同様の処理をして、Ib族元
素とIIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で
含有する化合物半導体薄膜との違いを検討した。
【0075】蒸着法によって、ガラス基板上にMo膜を
形成し、その上にCuInSe2膜を形成した。次に、
前記と同様の条件でCuInSe2膜とCdを含む化合
物を含有する溶液とを接触させた。
形成し、その上にCuInSe2膜を形成した。次に、
前記と同様の条件でCuInSe2膜とCdを含む化合
物を含有する溶液とを接触させた。
【0076】Cd含有溶液に接触させたCuInSe2
膜の膜深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によっ
て測定した。測定結果を図4に示す。図4の横軸は表面
からの深さを示している。図4に示すように、表面から
20nmの深さまでCdの信号が観測された。
膜の膜深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によっ
て測定した。測定結果を図4に示す。図4の横軸は表面
からの深さを示している。図4に示すように、表面から
20nmの深さまでCdの信号が観測された。
【0077】化合物半導体薄膜に含有されたCdの量
は、CuIn3Se5膜では約10%であったのに対し、
CuInSe2膜では約5%であった。またCdが検出
された深さはCuIn3Se5膜では35nmであったの
に対し、CuInSe2膜では20nmであった。この
結果から、CuIn3Se5膜とCuInSe2膜の場合
を比較すると、CdはCuIn3Se5膜の方が含有され
やすいことがわかる。
は、CuIn3Se5膜では約10%であったのに対し、
CuInSe2膜では約5%であった。またCdが検出
された深さはCuIn3Se5膜では35nmであったの
に対し、CuInSe2膜では20nmであった。この
結果から、CuIn3Se5膜とCuInSe2膜の場合
を比較すると、CdはCuIn3Se5膜の方が含有され
やすいことがわかる。
【0078】この実施例ではCuIn3Se5について説
明したが、CuIn3Se5においてInの一部をGaで
置換したCu(In,Ga)3Se5でも同様の結果が得
られた。
明したが、CuIn3Se5においてInの一部をGaで
置換したCu(In,Ga)3Se5でも同様の結果が得
られた。
【0079】(実施例2)実施例2では、Ib族元素と
IIIb族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Ib族元素とIIIb族元素とV
Ib族元素とを1:3:5の割合で含有する化合物半導
体薄膜とを積層した後、Cdを含有させる一例について
述べる。
IIIb族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Ib族元素とIIIb族元素とV
Ib族元素とを1:3:5の割合で含有する化合物半導
体薄膜とを積層した後、Cdを含有させる一例について
述べる。
【0080】ガラス基板上に、蒸着法によって、約2μ
mの厚さのCuInSe2層を形成し、さらにその上に
約10nmの厚さのCuIn3Se5層を形成した。
mの厚さのCuInSe2層を形成し、さらにその上に
約10nmの厚さのCuIn3Se5層を形成した。
【0081】次に、Cdを含む化合物(塩)である酢酸
カドミウム(Cd(CH3COO)2)とアンモニアとを
含有する溶液を用意した。溶液中の酢酸カドミウムの濃
度は0.001M、アンモニアの濃度は1Mとした。こ
の溶液を入れた容器を85℃に保った温水槽に静置し
た。この溶液に前記の基板を約6分間浸漬した。その
後、溶液から基板を引き上げて純水で洗浄した。
カドミウム(Cd(CH3COO)2)とアンモニアとを
含有する溶液を用意した。溶液中の酢酸カドミウムの濃
度は0.001M、アンモニアの濃度は1Mとした。こ
の溶液を入れた容器を85℃に保った温水槽に静置し
た。この溶液に前記の基板を約6分間浸漬した。その
後、溶液から基板を引き上げて純水で洗浄した。
【0082】前記の様に処理した膜の膜深さ方向の組成
をオージェ電子分光分析法によって測定した。測定結果
を図5に示す。図5の横軸は表面からの深さを示してい
る。図5に示すように、表面のCuIn3Se5の部分に
Cdの信号が観測された。一方、CuInSe2層には
Cdの信号はほとんど観察されなかった。これは、実施
例1で示したとおり、CuIn3Se5にはCdが含有さ
れやすいのに対し、CuInSe2にはCdが含有され
にくいためである。
をオージェ電子分光分析法によって測定した。測定結果
を図5に示す。図5の横軸は表面からの深さを示してい
る。図5に示すように、表面のCuIn3Se5の部分に
Cdの信号が観測された。一方、CuInSe2層には
Cdの信号はほとんど観察されなかった。これは、実施
例1で示したとおり、CuIn3Se5にはCdが含有さ
れやすいのに対し、CuInSe2にはCdが含有され
にくいためである。
【0083】以上のように、CuInSe2層の上にC
uIn3Se5層を形成した構造の化合物半導体薄膜にお
いては、Cdの含有されやすさの違いを用いてCuIn
3Se5膜にのみ選択的にCdを含有させることができ
る。
uIn3Se5層を形成した構造の化合物半導体薄膜にお
いては、Cdの含有されやすさの違いを用いてCuIn
3Se5膜にのみ選択的にCdを含有させることができ
る。
【0084】この実施例ではCuIn3Se5およびCu
InSe2について説明したが、CuIn3Se5および
CuInSe2においてInの一部をGaで置換したC
u(In,Ga)3Se5およびCu(In,Ga)Se
2でも同様の結果が得られた。
InSe2について説明したが、CuIn3Se5および
CuInSe2においてInの一部をGaで置換したC
u(In,Ga)3Se5およびCu(In,Ga)Se
2でも同様の結果が得られた。
【0085】(実施例3)実施例3では、Ib族元素と
IIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で含有
しさらにZnを含む化合物半導体薄膜の製造方法の一例
について説明する。
IIIb族元素とVIb族元素とを1:3:5の割合で含有
しさらにZnを含む化合物半導体薄膜の製造方法の一例
について説明する。
【0086】まず、蒸着法によって、ガラス基板上にM
o膜を形成し、その上にCuIn3Se5を形成した。
o膜を形成し、その上にCuIn3Se5を形成した。
【0087】次に、亜鉛を含む化合物(塩)である硫酸
亜鉛(ZnSO4)とアンモニアとを含有する溶液を用
意した。溶液中の硫酸亜鉛の濃度は0.01M、アンモ
ニアの濃度は1Mとした。この溶液を入れた容器を85
℃に保った温水槽に静置した。この溶液に、CuIn3
Se5基板を約20分間浸漬した。その後、溶液から基
板を引き上げて純水で洗浄した。さらに、上記の処理を
した基板を窒素雰囲気中、250℃で30分間、熱処理
した。
亜鉛(ZnSO4)とアンモニアとを含有する溶液を用
意した。溶液中の硫酸亜鉛の濃度は0.01M、アンモ
ニアの濃度は1Mとした。この溶液を入れた容器を85
℃に保った温水槽に静置した。この溶液に、CuIn3
Se5基板を約20分間浸漬した。その後、溶液から基
板を引き上げて純水で洗浄した。さらに、上記の処理を
した基板を窒素雰囲気中、250℃で30分間、熱処理
した。
【0088】上記の様に処理したCuIn3Se5膜の膜
深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によって測定
した。測定結果を図6に示す。図6の横軸は、表面から
の深さを示している。図6に示すように、CuIn3S
e5膜の表面から30nmの深さまで、Znの信号が観
察された。このことから、溶液に浸漬したCuIn3S
e5膜にはZnが含有されていることが確認できた。
深さ方向の組成をオージェ電子分光分析法によって測定
した。測定結果を図6に示す。図6の横軸は、表面から
の深さを示している。図6に示すように、CuIn3S
e5膜の表面から30nmの深さまで、Znの信号が観
察された。このことから、溶液に浸漬したCuIn3S
e5膜にはZnが含有されていることが確認できた。
【0089】このように、CuIn3Se5にZnを容易
に含有させることができる。なお、ここでは、Znの塩
として硫酸塩を用いたが、塩化物、ヨウ化物、臭化物、
硝酸塩、酢酸塩等を用いても同様の結果が得られる。
に含有させることができる。なお、ここでは、Znの塩
として硫酸塩を用いたが、塩化物、ヨウ化物、臭化物、
硝酸塩、酢酸塩等を用いても同様の結果が得られる。
【0090】この実施例ではCuIn3Se5について説
明したが、CuIn3Se5においいてInの一部をGa
で置換したCu(In,Ga)3Se5でも同様の結果が
得られた。
明したが、CuIn3Se5においいてInの一部をGa
で置換したCu(In,Ga)3Se5でも同様の結果が
得られた。
【0091】(実施例4)実施例4では、Ib族元素と
IIIb族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Ib族元素とIIIb族元素とV
Ib族元素とを1:3:5の割合で含有しさらにCdを
含む化合物半導体薄膜とを積層した半導体薄膜を含む太
陽電池を製造した一例について説明する。
IIIb族元素とVIb族元素とを1:1:2の割合で含有
する化合物半導体薄膜と、Ib族元素とIIIb族元素とV
Ib族元素とを1:3:5の割合で含有しさらにCdを
含む化合物半導体薄膜とを積層した半導体薄膜を含む太
陽電池を製造した一例について説明する。
【0092】図2を参照して、実施例4の太陽電池につ
いて説明する。
いて説明する。
【0093】実施例4では、基板21であるガラス基板
上に、裏面電極22であるMo膜(膜厚1μm)を形成
し、その上にp型化合物半導体薄膜23であるCu(I
n,Ga)Se2膜(膜厚2μm)とCu(In,G
a)3Se5膜(膜厚10nm)とを蒸着法によって形成
した。その後、化合物半導体薄膜を形成した基板21
を、実施例2で述べたように、Cdを含有する塩を溶質
として含む溶液に接触させる処理を行った。
上に、裏面電極22であるMo膜(膜厚1μm)を形成
し、その上にp型化合物半導体薄膜23であるCu(I
n,Ga)Se2膜(膜厚2μm)とCu(In,G
a)3Se5膜(膜厚10nm)とを蒸着法によって形成
した。その後、化合物半導体薄膜を形成した基板21
を、実施例2で述べたように、Cdを含有する塩を溶質
として含む溶液に接触させる処理を行った。
【0094】前記処理を行った後、化合物半導体薄膜を
窒素気流中、250℃で30分間、熱処理した。
窒素気流中、250℃で30分間、熱処理した。
【0095】熱処理後に、化学析出法によってZnを含
むバッファ層25(膜厚30nm)を形成した。バッフ
ァ層25の形成のために、酢酸亜鉛(Zn(CH3CO
O)2)とチオ尿素(NH2CSNH2)とアンモニア水
を混合した溶液を用意した。この溶液を入れた容器を8
5℃に保った温水漕に静置した。この溶液中に前記の熱
処理済みの基板を約20分間浸漬した後に引き上げて純
水で洗浄した。このようにして、バッファ層25を形成
した。
むバッファ層25(膜厚30nm)を形成した。バッフ
ァ層25の形成のために、酢酸亜鉛(Zn(CH3CO
O)2)とチオ尿素(NH2CSNH2)とアンモニア水
を混合した溶液を用意した。この溶液を入れた容器を8
5℃に保った温水漕に静置した。この溶液中に前記の熱
処理済みの基板を約20分間浸漬した後に引き上げて純
水で洗浄した。このようにして、バッファ層25を形成
した。
【0096】さらに、バッファ層25上に、窓層26
(膜厚100nm)および透明導電膜27(膜厚100
nm)となるZnO膜とITO膜とをスパッタリング法
によって形成した。スパッタリングは、Arガス8mT
orrの雰囲気中で高周波パワー500Wをターゲット
に印加して行った。その後、p側電極28(膜厚350
nm)およびn側電極29(膜厚350nm)を形成し
た。p側電極28およびn側電極29は、NiCr膜と
Au膜とを電子ビーム蒸着法によって積層することによ
って形成した。
(膜厚100nm)および透明導電膜27(膜厚100
nm)となるZnO膜とITO膜とをスパッタリング法
によって形成した。スパッタリングは、Arガス8mT
orrの雰囲気中で高周波パワー500Wをターゲット
に印加して行った。その後、p側電極28(膜厚350
nm)およびn側電極29(膜厚350nm)を形成し
た。p側電極28およびn側電極29は、NiCr膜と
Au膜とを電子ビーム蒸着法によって積層することによ
って形成した。
【0097】このようにして作製した太陽電池に、AM
1.5、100mW/cm2の疑似太陽光を照射して太
陽電池特性を測定した。
1.5、100mW/cm2の疑似太陽光を照射して太
陽電池特性を測定した。
【0098】前記方法により作製した太陽電池の特性を
測定した結果、Cu(In,Ga) 3Se5膜にCdを含
有させたものは、Cdを含有させないものに比べて太陽
電池特性を示す開放電圧および短絡電流が1.1倍、曲
線因子が1.4倍になり、その結果、変換効率が1.7
倍になった。
測定した結果、Cu(In,Ga) 3Se5膜にCdを含
有させたものは、Cdを含有させないものに比べて太陽
電池特性を示す開放電圧および短絡電流が1.1倍、曲
線因子が1.4倍になり、その結果、変換効率が1.7
倍になった。
【0099】一方、比較例として、Cu(In,Ga)
3Se5膜の上に、窓層26であるZnO膜と透明導電膜
27であるITO膜を形成した太陽電池(図2におい
て、バッファ層25がない太陽電池)を作製した。この
比較例の太陽電池において、Cd含有溶液に接触させる
ことにより、Cdを含有させたCu(In,Ga)3S
e5膜とCdを含有させていないCu(In,Ga)3S
e5膜を用いた場合とを比較した。比較の結果、Cdを
含有させていないCu(In,Ga)3Se5膜を用いた
場合では太陽電池特性はほとんどでなかったが、Cdを
含有させたCu(In,Ga)3Se5膜を用いた場合、
開放電圧0.26V、短絡電流28mA/cm2、曲線
因子0.45、太陽電池変換効率3.3%の特性を示し
た。これはCu(In,Ga)3Se5にCdを含有させ
ることによりCu(In,Ga)3Se5がn型化し、そ
の下のp型半導体であるCu(In,Ga)Se2との
間にpn接合が形成されたためである。
3Se5膜の上に、窓層26であるZnO膜と透明導電膜
27であるITO膜を形成した太陽電池(図2におい
て、バッファ層25がない太陽電池)を作製した。この
比較例の太陽電池において、Cd含有溶液に接触させる
ことにより、Cdを含有させたCu(In,Ga)3S
e5膜とCdを含有させていないCu(In,Ga)3S
e5膜を用いた場合とを比較した。比較の結果、Cdを
含有させていないCu(In,Ga)3Se5膜を用いた
場合では太陽電池特性はほとんどでなかったが、Cdを
含有させたCu(In,Ga)3Se5膜を用いた場合、
開放電圧0.26V、短絡電流28mA/cm2、曲線
因子0.45、太陽電池変換効率3.3%の特性を示し
た。これはCu(In,Ga)3Se5にCdを含有させ
ることによりCu(In,Ga)3Se5がn型化し、そ
の下のp型半導体であるCu(In,Ga)Se2との
間にpn接合が形成されたためである。
【0100】実施例4の太陽電池では、p型のCu(I
n,Ga)Se2膜と、n型のCu(In,Ga)3Se
5膜によってpn接合が形成されるため、接合界面に欠
陥が少なく、変換効率が高い太陽電池が得られる。
n,Ga)Se2膜と、n型のCu(In,Ga)3Se
5膜によってpn接合が形成されるため、接合界面に欠
陥が少なく、変換効率が高い太陽電池が得られる。
【0101】(実施例5)本実施例5では、実施形態4
で説明した方法でCu(In,Ga)3Se5にMgを含
有させ、太陽電池を作製した一例について説明する。
で説明した方法でCu(In,Ga)3Se5にMgを含
有させ、太陽電池を作製した一例について説明する。
【0102】ガラス基板上にMo膜を被覆し、その上に
蒸着法によってCu(In,Ga)Se2膜とCu(I
n,Ga)3Se5膜とを積層して形成した。さらにその
上に、Mgを蒸着法により蒸着した。前述の膜をアルゴ
ン雰囲気中、250℃で1時間熱処理することによっ
て、Mgを熱拡散させた。
蒸着法によってCu(In,Ga)Se2膜とCu(I
n,Ga)3Se5膜とを積層して形成した。さらにその
上に、Mgを蒸着法により蒸着した。前述の膜をアルゴ
ン雰囲気中、250℃で1時間熱処理することによっ
て、Mgを熱拡散させた。
【0103】前述のように作製した膜の表面をオージェ
電子分光分析法により組成を分析した結果、Cu(I
n,Ga)3Se5膜がMgを均質に含有していることが
わかった。
電子分光分析法により組成を分析した結果、Cu(I
n,Ga)3Se5膜がMgを均質に含有していることが
わかった。
【0104】実施例4と同様の方法で太陽電池を作製
し、特性を評価したところ実施例4と同程度の太陽電池
特性であった。
し、特性を評価したところ実施例4と同程度の太陽電池
特性であった。
【0105】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づく他の実施形態に適用する
ことができる。
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づく他の実施形態に適用する
ことができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の化
合物半導体薄膜は、組成式AB3C5で表わされる化合物
半導体薄膜にII族元素を含ませることによって、n型の
キャリア密度を増加させている。したがって、本発明の
第1の化合物半導体薄膜によれば、p型のカルコパイラ
イト構造化合物半導体薄膜と良好な接合を形成できる化
合物半導体薄膜が得られる。
合物半導体薄膜は、組成式AB3C5で表わされる化合物
半導体薄膜にII族元素を含ませることによって、n型の
キャリア密度を増加させている。したがって、本発明の
第1の化合物半導体薄膜によれば、p型のカルコパイラ
イト構造化合物半導体薄膜と良好な接合を形成できる化
合物半導体薄膜が得られる。
【0107】本発明の第2の化合物半導体薄膜によれ
ば、接合界面に欠陥が少ないpn接合を含む化合物半導
体薄膜が得られる。
ば、接合界面に欠陥が少ないpn接合を含む化合物半導
体薄膜が得られる。
【0108】本発明の化合物半導体薄膜の第1の製造方
法によれば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜にII族元素を含有させることによって、キャリア密
度の高いn型の化合物半導体薄膜を容易に製造できる。
法によれば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜にII族元素を含有させることによって、キャリア密
度の高いn型の化合物半導体薄膜を容易に製造できる。
【0109】本発明の化合物半導体薄膜の第2の製造方
法によれば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜にII族元素を含ませることによって、キャリア密度
の高いn型の化合物半導体薄膜を容易に製造できる。さ
らに、本発明の第2の製造方法によれば、組成式DEF
2で表わされる化合物半導体薄膜と組成式AB3C5で表
わされる化合物半導体薄膜との積層膜において、組成式
AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜に選択的にII族
元素を含有させることができ、接合界面に欠陥が少ない
pn接合を容易に形成することができる。
法によれば、組成式AB3C5で表わされる化合物半導体
薄膜にII族元素を含ませることによって、キャリア密度
の高いn型の化合物半導体薄膜を容易に製造できる。さ
らに、本発明の第2の製造方法によれば、組成式DEF
2で表わされる化合物半導体薄膜と組成式AB3C5で表
わされる化合物半導体薄膜との積層膜において、組成式
AB3C5で表わされる化合物半導体薄膜に選択的にII族
元素を含有させることができ、接合界面に欠陥が少ない
pn接合を容易に形成することができる。
【図1】 (a)および(b)は、本発明の化合物半導
体薄膜について、一例を示す断面図である。
体薄膜について、一例を示す断面図である。
【図2】 本発明の化合物半導体薄膜を用いた太陽電池
について、一例を示す断面図である。
について、一例を示す断面図である。
【図3】 本発明の化合物半導体薄膜について、オージ
ェ電子分光分析法の測定結果の一例を示すグラフであ
る。
ェ電子分光分析法の測定結果の一例を示すグラフであ
る。
【図4】 比較例の化合物半導体薄膜について、オージ
ェ電子分光分析法の測定結果を示すグラフである。
ェ電子分光分析法の測定結果を示すグラフである。
【図5】 本発明の化合物半導体薄膜について、オージ
ェ電子分光分析法の測定結果の他の一例を示すグラフで
ある。
ェ電子分光分析法の測定結果の他の一例を示すグラフで
ある。
【図6】 本発明の化合物半導体薄膜について、オージ
ェ電子分光分析法の測定結果のその他の一例を示すグラ
フである。
ェ電子分光分析法の測定結果のその他の一例を示すグラ
フである。
【図7】 従来の太陽電池について、一例を示す断面図
である。
である。
10 化合物半導体薄膜 11、21 基板 12、23 p型化合物半導体薄膜 20 太陽電池 22 裏面電極 24 n型化合物半導体薄膜 25 バッファ層 26 窓層 27 透明導電膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 茂生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 琢也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F051 AA10 AA16 CB11 CB14 CB15 CB29 DA03 HA19
Claims (23)
- 【請求項1】 組成式AXBYCZ(ただし、AはIb族
元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元素であり、0.
05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、0.45≦
Z≦0.65)で表わされる化合物半導体薄膜にII族元
素を含有させることによってn型のキャリア密度を増加
させたことを特徴とする化合物半導体薄膜。 - 【請求項2】 組成式DUEVFW(ただし、DはIb族
元素、EはIIIb族元素、FはVIb族元素であり、0.
15≦U≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4
≦W≦0.6)で表わされるp型化合物半導体薄膜と、
前記p型化合物半導体薄膜上に積層されたn型の化合物
半導体薄膜とを含み、 前記n型の化合物半導体薄膜が組成式AXBYCZ(ただ
し、AはIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元
素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.
4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導
体薄膜にII族元素を含有させることによってn型のキャ
リア密度を増加させたことを特徴とする化合物半導体薄
膜。 - 【請求項3】 前記Ib族元素がCuであり、前記III
b族元素がInおよびGaから選ばれる少なくとも一つ
の元素であり、前記VIb族元素がSeおよびSから選ば
れる少なくとも一つの元素である請求項1または2に記
載の化合物半導体薄膜。 - 【請求項4】 前記II族元素が、Mg、ZnおよびCd
から選ばれる少なくとも一つの元素である請求項1ない
し3のいずれかに記載の化合物半導体薄膜。 - 【請求項5】 組成式AXBYCZ(ただし、AはIb族
元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元素であり、0.
05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.4、0.45≦
Z≦0.65)で表わされる化合物半導体薄膜を形成す
る第1の工程と、前記化合物半導体薄膜にII族元素を含
有させる第2の工程とを含むことを特徴とする化合物半
導体薄膜の製造方法。 - 【請求項6】 組成式DUEVFW(ただし、DはIb族
元素、EはIIIb族元素、FはVIb族元素であり、0.
15≦U≦0.35、0.15≦V≦0.35、0.4
≦W≦0.6)で表わされるp型化合物半導体薄膜と、
前記p型化合物半導体薄膜上に組成式AXBYCZ(ただ
し、AはIb族元素、BはIIIb族元素、CはVIb族元
素であり、0.05≦X≦0.2、0.25≦Y≦0.
4、0.45≦Z≦0.65)で表わされる化合物半導
体薄膜とを形成する第1の工程と、 組成式AXBYCZで表わされる前記化合物半導体薄膜にI
I族元素を含有させる第2の工程とを含むことを特徴と
する化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項7】 前記Ib族元素がCuであり、前記III
b族元素がInおよびGaから選ばれる少なくとも一つ
の元素であり、前記VIb族元素がSeおよびSから選ば
れる少なくとも一つの元素である請求項5または6に記
載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項8】 前記II族元素が、Mg、ZnおよびCd
から選ばれる少なくとも一つの元素である請求項5ない
し7のいずれかに記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項9】 前記第2の工程が、組成式AXBYCZで
表わされる前記化合物半導体薄膜を、前記II族元素のイ
オンを含む溶液に接触させることによって行われる請求
項5ないし8のいずれかに記載の化合物半導体薄膜の製
造方法。 - 【請求項10】 前記溶液が、前記II族元素のハロゲン
化物、酢酸塩、硝酸塩および硫酸塩から選ばれる少なく
とも一つの化合物を溶質として含む請求項9に記載の化
合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項11】 前記溶液の温度が、10℃以上100
℃以下である請求項9に記載の化合物半導体薄膜の製造
方法。 - 【請求項12】 前記溶液のpHが、10以上12以下
である請求項9に記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項13】 前記第2の工程において、前記化合物
半導体薄膜と前記溶液との接触が、前記化合物半導体薄
膜を前記溶液に浸漬することによって行われる請求項9
に記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項14】 前記第2の工程の後、前記化合物半導
体薄膜を熱処理する第3の工程をさらに含む請求項9に
記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項15】 前記第3の工程において、前記熱処理
が、窒素、硫化水素およびArから選ばれる少なくとも
一つのガスからなるガス雰囲気中、または真空中で行わ
れる請求項14に記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項16】 前記第3の工程において、前記熱処理
の温度が100℃以上600℃以下である請求項14に
記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項17】 前記第2の工程が、組成式AXBYCZ
で表わされる前記化合物半導体薄膜上に前記II族元素を
含む薄膜を形成した後、前記II族元素を熱拡散させるこ
とによって行われる請求項5ないし8のいずれかに記載
の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項18】 前記薄膜が、蒸着法、スパッタリング
法および化学析出法(Chemical Bath D
eposition Method)から選ばれる一つ
の方法によって形成される請求項17に記載の化合物半
導体薄膜の製造方法。 - 【請求項19】 Ib族元素、IIIb族元素、VIb族元
素およびII族元素を同時に堆積させることによって、I
b族元素、IIIb族元素、VIb族元素およびII族元素を
含みn型である化合物半導体薄膜を成膜することを特徴
とする化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項20】 前記II族元素の堆積が、蒸着法または
スパッタリング法のいずれかによって行われる請求項1
9に記載の化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項21】 前記Ib族元素がCuであり、前記II
Ib族元素がInおよびGaから選ばれる少なくとも一
つの元素であり、前記VIb族元素がSeおよびSから選
ばれる少なくとも一つの元素である請求項19に記載の
化合物半導体薄膜の製造方法。 - 【請求項22】 前記II族元素が、Mg、ZnおよびC
dから選ばれる少なくとも一つの元素である請求項19
ないし21のいずれかに記載の化合物半導体薄膜の製造
方法。 - 【請求項23】 前記請求項1ないし4のいずれかに記
載の化合物半導体薄膜を含むことを特徴とする太陽電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11007884A JP2000208792A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 化合物半導体薄膜およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11007884A JP2000208792A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 化合物半導体薄膜およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208792A true JP2000208792A (ja) | 2000-07-28 |
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ID=11678037
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11007884A Pending JP2000208792A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 化合物半導体薄膜およびその製造方法ならびにこれを用いた太陽電池 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208792A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015032774A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 太陽電池の製造方法 |
-
1999
- 1999-01-14 JP JP11007884A patent/JP2000208792A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015032774A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 太陽電池の製造方法 |
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